JP2021027516A - 撮像装置および撮像装置の制御方法 - Google Patents

撮像装置および撮像装置の制御方法 Download PDF

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慧 岡本
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Abstract

【課題】照度が著しく低い環境下で、合成画像の色再現性を向上させることができるようにする。【解決手段】撮像装置は、光学像の可視光成分を基に可視光画像を生成する第1の撮像部(106,111)と、前記光学像の赤外光成分を基に赤外光画像を生成する第2の撮像部(109,112)と、前記可視光画像と前記赤外光画像を合成する合成部(114)とを有し、前記第1の撮像部は、各々が光を電荷に変換する複数の光電変換部を有し、前記第1の撮像部は、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置および撮像装置の制御方法に関する。
可視光での撮像と赤外光での撮像を行うために、1つの光学系に対して可視光を受光する可視光センサと、赤外光を受光する赤外光センサとを設ける撮像装置が知られている(特許文献1参照)。この撮像装置は、赤外光照明を備え、可視光センサが出力する画像データと、赤外光センサが出力する画像データを合成することで、照度が低い環境下でもカラーでかつ低ノイズの画像を取得することができる。
特開2017−156464号公報
しかしながら、その撮像装置は、照度が著しく低い環境下では、合成画像の色再現性が確保できない課題がある。
本発明の目的は、照度が著しく低い環境下で、合成画像の色再現性を向上させることができるようにすることである。
本発明の一観点によれば、撮像装置は、光学像の可視光成分を基に可視光画像を生成する第1の撮像部と、前記光学像の赤外光成分を基に赤外光画像を生成する第2の撮像部と、前記可視光画像と前記赤外光画像を合成する合成部とを有し、前記第1の撮像部は、各々が光を電荷に変換する複数の光電変換部を有し、前記第1の撮像部は、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成する。
本発明によれば、照度が著しく低い環境下で、合成画像の色再現性を向上させることができる。
撮像システムの機能構成例を示すブロック図である。 撮像システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。 撮像素子の構成例を示す図である。 画素部の構成例を示す回路図である。 撮像素子の制御方法を示すタイミングチャートである。 撮像装置の制御方法を説明するための図である。 撮像装置の制御方法を示すフローチャートである。 撮像装置のモード毎の出力を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態による撮像システム100の機能構成例を示すブロック図である。撮像システム100は、撮像装置101と、ネットワーク102と、クライアント装置103とを有する。
ネットワーク102は、撮像装置101とクライアント装置103とを接続する。ネットワーク102は、複数のルータ、スイッチ、およびケーブル等を有する。ネットワーク102は、撮像装置101およびクライアント装置103間の通信を行うことができるものであれば、その通信規格、規模、および構成は限定されない。ネットワーク102は、例えば、インターネット、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等である。
クライアント装置103は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、サーバ装置、またはタブレット装置等の情報処理装置である。クライアント装置103は、撮像装置101の制御に関するコマンドを撮像装置101に出力する。撮像装置101は、それらのコマンドに対するレスポンスや画像をクライアント装置103に出力する。
撮像装置101は、例えば、ネットワークカメラ等の撮像装置である。撮像装置101は、可視光画像と赤外光画像を撮像可能であり、ネットワーク102を介して、クライアント装置103と通信可能である。撮像装置101は、レンズ部104、波長分離部105、撮像素子106、撮像素子109、画像処理部111、画像処理部112、画像サイズ変更部113、合成部114、ネットワーク処理部115、および赤外光照射部116を有する。
赤外光照射部116は、赤外光を照射することができる。なお、赤外光照射部116は、省略可能である。レンズ部104は、被写体から入射する光を結像する光学レンズである。波長分離部105は、レンズ部104により結像された光学像を可視光成分と赤外光成分に分離する。例えば、波長分離部105は、レンズ部104により結像された光学像に含まれる波長400nm以上〜700nm未満の可視光成分と波長700nm以上の赤外光成分を分離する。
撮像素子106は、各々の画素毎に設けられた光電変換部107と、画素加算部108を有する。光電変換部107は、波長分離部105を通過した可視光成分を電気信号へ変換する。画素加算部108は、光電変換部107により変換された電気信号を加算または平均化する。画素加算部108は、アナログの電気信号を加算または平均化するのが好ましい。
式(1)は、画素加算部108が加算しない場合の1画素の電気信号のS/Nを示す。式(2)は、画素加算部108が4画素の電気信号を加算した電気信号のS/Nを示す。ここで、Iは撮像素子106が出力する電気信号の平均値である。σSNは、撮像素子106の光ショットノイズである。σDRNは、撮像素子106のダークランダムノイズである。式(2)のS/Nは、式(1)のS/Nに対して、向上している。
Figure 2021027516
撮像素子109は、各々の画素毎に設けられた光電変換部110を有する。光電変換部110は、波長分離部105を通過した赤外光成分を電気信号へ変換する。撮像素子106は、被写体の光学像の可視光成分に基づく画像信号を生成する。撮像素子109は、被写体の光学像の赤外光成分に基づく画像信号を生成する。撮像素子106および撮像素子109は、例えば、CMOS(ComplementaryMetal−Oxide Semiconductor)センサ、またはCCD(Charged Coupled Device)センサ等である。
画像処理部111は、撮像素子106により生成された画像信号に対して現像処理を施し、可視光画像を生成する。撮像素子106と画像処理部111は、撮像部であり、被写体の光学像の可視光成分を基に可視光画像を生成する。
画像処理部112は、撮像素子109により生成された画像信号に対して現像処理を施し、赤外光画像を生成する。撮像素子109と画像処理部112は、撮像部であり、被写体の光学像の赤外光成分を基に赤外光画像を生成する。
画像サイズ変更部113は、画像処理部111により生成された可視光画像の画像サイズを、画像処理部112により生成された赤外光画像と同じサイズに変更する。合成部114は、画像サイズ変更部113により画像サイズが変更された可視光画像と、画像処理部112により生成された赤外光画像とを、例えば、式(3)に基づき合成し、合成画像を生成する。
s=αYv+βYi
Cbs=αCbv ・・・(3)
Crs=αCrv
ここで、Ys、CbsおよびCrsは、それぞれ、合成画像の輝度信号、青の色差信号、および赤の色差信号である。Yv、CbvおよびCrvは、それぞれ、可視光画像の輝度信号、青の色差信号、および赤の色差信号である。Yiは、赤外光画像の輝度信号である。αおよびβは、係数を示す。
合成画像の色差信号CbsおよびCrsは、可視光画像の色差信号CbvおよびCrvで決定されるため、可視光画像のS/Nが高いほど色再現性が高い。画素加算部108は、加算又は平均化により、可視光画像のS/Nを向上させ、色再現性を向上させることができる。
ここで、画素加算部108は、加算または平均化により、出力する可視光画像の解像度が低下する。画素加算部108が出力する可視光画像は、画像処理部112が出力する赤外光画像に対して、画像の先鋭度が小さくなる場合がある。ただし、人間の目は、輝度信号に比べ、色彩信号に対して鈍感であるため、色成分を含む可視光画像の解像度を一度落としても、その影響が小さい。
ネットワーク処理部115は、ネットワーク102を介して、クライアント装置103からのコマンドに対するレスポンスや合成画像などをクライアント装置103へ出力する。なお、撮像装置101は、赤外光照射部116を設けることにより、合成画像の出力値が高くなり、赤外光照射部116を設けない場合に比べて、合成画像のS/Nの向上の効果がある。
図2は、撮像システム100のハードウェア構成例を示すブロック図である。撮像システム100は、撮像装置101と、ネットワーク102と、クライアント装置103とを有する。
撮像装置101は、CPU201、ROM202、RAM203、撮像部204、およびネットワーク処理部205を有する。CPU201は、ROM202に記憶されているプログラムを読み出し、そのプログラムを実行することにより、図1の撮像装置101の機能を実現する。RAM203は、CPU201の主メモリ、およびワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。ROM202は、ブートプログラム等を記憶する。撮像部204は、図1のレンズ部104と、波長分離部105と、撮像素子106と、撮像素子109と、赤外光照射部116に対応する。ネットワーク処理部205は、図1のネットワーク処理部115に対応する。
クライアント装置103は、CPU210、ROM211、RAM212、ネットワーク処理部213、入力部214、表示部215、および記憶部216を有する。CPU210は、ROM211に記憶されているプログラムを読み出し、そのプログラムを実行することにより処理を行う。ROM211は、ブートプログラム等を記憶する。RAM212は、CPU210の主メモリ、およびワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。ネットワーク処理部213は、ネットワーク102を介して、撮像装置101の制御に関するコマンドを撮像装置101に出力し、撮像装置101から出力された合成画像を入力する。入力部214は、キーボード等であり、情報の入力を行う。表示部215は、ディスプレイ等の表示媒体であり、撮像装置101によって生成された合成画像を表示する。なお、入力部214および表示部215は、クライアント装置103とは、独立した装置であってもよいし、クライアント装置103に含まれていてもよい。記憶部216は、例えば、ハードディスクやメモリカード等の記憶媒体であり、撮像装置101から出力された合成画像を記憶する。
図3は、図1の撮像素子106の構成例を示すブロック図である。撮像素子106は、画素部301、水平走査回路302、垂直走査回路303、相関二重サンプリング部(CDS部)304、アナログデジタル変換部(ADC部)305、および出力部306を有する。
画素部301は、2次元行列状に配列された複数の画素を有し、各画素の画素信号を生成する。各画素は、図1の光電変換部107を有する。また、画素部301は、図1の画素加算部108を有する。画素部301は、画素上にカラーフィルタが配置されている。カラーフィルタの配列は、例えばベイヤ配列であるが、それに限定されない。垂直走査回路303は、画素部301の複数の画素の行を順に選択する。画素加算部108は、同時に選択された画素の画素信号を加算または平均化する。画素部301は、加算または平均化された画素信号をCDS部304に出力する。
CDS部304は、列順次で、画素部301から入力した画素信号に対して、相関二重サンプリングを行い、画素信号のノイズを低減する。ADC部305は、CDS部304の出力信号をアナログからデジタルに変換し、デジタルの画素信号を保持する。水平走査回路302は、ADC部305に保持されている各列のデジタルの画素信号を順に出力部306に出力する。出力部306は、各画素の画素信号を、画像信号として画像処理部111に出力する。
なお、画素加算部108は、ADC部305と出力部306の間に設けてもよい。画素加算部108は、画素部301に設ける場合には、アナログ信号の加算を行い、ADC部305と出力部306の間に設ける場合には、デジタル信号の加算を行う。また、撮像素子106は、ADC部305を省略し、アナログの画像信号を出力してもよい。
図1の撮像素子109は、図3の撮像素子106と同様の構成を有する。ただし、撮像素子109は、画素加算部108とカラーフィルタを設けてもよいし、設けなくてもよい。
図4は、図3の画素部301の一部の構成例を示す回路図である。画素部301は、2次元状に配列された複数の図4の回路を有する。
光電変換部401〜408は、例えばフォトダイオードであり、カラーフィルタを透過した光を電荷に変換する。光電変換部401および405は、赤色のカラーフィルタを透過した光を電荷に変換する。光電変換部403および407は、それぞれ、光電変換部401および405の右隣に配置され、緑色のカラーフィルタを透過した光を電荷に変換する。
光電変換部404および408は、青色のカラーフィルタを透過した光を電荷に変換する。光電変換部402および406は、それぞれ、光電変換部404および408の左隣に配置され、緑色のカラーフィルタを透過した光を電荷に変換する。
転送スイッチ411は、転送信号φTX_R1に応じて、光電変換部401により変換された電荷をフローティングディフュージョン部(FD部)421に転送する。転送スイッチ412は、転送信号φTX_Gb1に応じて、光電変換部402により変換された電荷をFD部421に転送する。
転送スイッチ413は、転送信号φTX_Gr1に応じて、光電変換部403により変換された電荷をFD部421に転送する。転送スイッチ414は、転送信号φTX_B1に応じて、光電変換部404により変換された電荷をFD部421に転送する。
転送スイッチ415は、転送信号φTX_R2に応じて、光電変換部405により変換された電荷をFD部421に転送する。転送スイッチ416は、転送信号φTX_Gb2に応じて、光電変換部406により変換された電荷をFD部421に転送する。
転送スイッチ417は、転送信号φTX_Gr2に応じて、光電変換部407により変換された電荷をFD部421に転送する。転送スイッチ418は、転送信号φTX_B2に応じて、光電変換部408により変換された電荷をFD部421に転送する。
転送スイッチ411〜418は、図1の画素加算部108に対応する。転送スイッチ411〜418は、それぞれ、同色のカラーフィルタの光電変換部401〜408の電荷を同時にFD部421に転送する。すると、FD部421では、同色のカラーフィルタの光電変換部の電荷が混合(加算)される。
例えば、転送スイッチ411および415は、それぞれ、赤色のカラーフィルタの光電変換部401および405の電荷を同時にFD部421に転送する。FD部421では、赤色のカラーフィルタの光電変換部401および405の電荷が混合(加算)される。なお、転送スイッチ411〜418は、加算を行わない場合には、時系列で順に転送する。
リセットスイッチ420は、リセット信号φRSTに応じて、光電変換部401〜408に蓄積された電荷と、FD部421に蓄積された電荷をリセットする。増幅部422は、FD部421に蓄積されている電荷量の電圧を増幅する。選択スイッチ423は、選択信号φSELに応じて、増幅部422により増幅された電圧を、画素信号として、信号線424を介して図3のCDS部304に出力する。
なお、画素部301は、1個のFD部421に対して、8個の光電変換部401〜408を設ける例を示したが、これに限定されない。画素部301は、1個のFD部421に対して、9個以上の光電変換部を設けてもよい。
画素部301は、色毎(赤色、緑色(Gr)、青色、緑色(Gb)毎)に、同色のカラーフィルタの同じ数の光電変換部の電荷に基づく信号を加算する。画素部301は、赤色のカラーフィルタの光電変換部401および405の電荷に基づく信号を加算する。また、画素部301は、緑色のカラーフィルタの光電変換部403および407の電荷に基づく信号を加算する。また、画素部301は、青色のカラーフィルタの光電変換部404および408の電荷に基づく信号を加算する。また、画素部301は、緑色のカラーフィルタの光電変換部402および406の電荷に基づく信号を加算する。この場合、光電変換部の縦の数と、光電変換部の横の数は、偶数であることの好ましい。
また、画素加算部108がADC部305と出力部306の間に設けられる場合、画素部301は、1個の光電変換部に対して、1個のFD部を設けてもよい。
図5(a)は、撮像素子109の制御方法を示すタイミングチャートである。撮像素子109は、光電変換部401および405の電荷を個別に転送する。
時刻t501の前では、垂直走査回路303は、転送信号φTX_R1をハイレベルにし、転送信号φTX_R2をローレベルにし、リセット信号φRSTをハイレベルにし、選択信号φSELをハイレベルにする。すると、転送スイッチ411とリセットスイッチ420と選択スイッチ423がオンになる。リセットスイッチ420は、光電変換部401に蓄積されている電荷と、FD部421に蓄積されている電荷をリセットする。
次に、垂直走査回路303は、転送信号φTX_R1をローレベルにし、転送信号φTX_R2をハイレベルにし、リセット信号φRSTをハイレベルにし、選択信号φSELをハイレベルにする。すると、転送スイッチ415とリセットスイッチ420と選択スイッチ423がオンになる。リセットスイッチ420は、光電変換部405に蓄積されている電荷と、FD部421に蓄積されている電荷をリセットする。転送スイッチ411がオフになり、光電変換部401は、リセットが解除され、光電変換による電荷の蓄積を開始する。
時刻t501では、垂直走査回路303は、転送信号φTX_R2をローレベルにし、選択信号φSELをハイレベルにする。すると、転送スイッチ415と選択スイッチ423がオフになる。光電変換部405は、リセットが解除され、光電変換による電荷の蓄積を開始する。
時刻t502では、垂直走査回路303は、選択信号φSELをハイレベルにする。すると、選択スイッチ423がオンになる。増幅部422は、FD部421のリセットに基づくN信号をCDS部304に出力する。
時刻t503では、垂直走査回路303は、転送信号φTX_R1をハイレベルにし、リセット信号φRSTをローレベルにする。すると、転送スイッチ411がオンになり、リセットスイッチ420がオフになる。転送スイッチ411は、光電変換部401に蓄積されている電荷をFD部421に転送する。増幅部422は、FD部421に蓄積されている電荷量に基づくS1信号をCDS部304に出力する。CDS部304は、S1信号とN信号との差分を画素信号としてADC部305に出力する。
時刻t504では、垂直走査回路303は、リセット信号φRSTをハイレベルにする。すると、リセットスイッチ420は、オンになり、光電変換部401に蓄積されている電荷をリセットする。
時刻t505では、垂直走査回路303は、転送信号φTX_R1をローレベルにし、転送信号φTX_R2をハイレベルにし、リセット信号φRSTをローレベルにする。すると、転送スイッチ411とリセットスイッチ420がオフになり、転送スイッチ415がオンになる。転送スイッチ411がオフになると、光電変換部401は、光電変換された電荷の蓄積を開始する。リセットスイッチ420は、光電変換部401およびFD部421のリセットを解除する。転送スイッチ415は、光電変換部405に蓄積されている電荷をFD部421に転送する。増幅部422は、FD部421に蓄積されている電荷量に基づくS2信号をCDS部304に出力する。CDS部304は、S2信号とN信号との差分を画素信号としてADC部305に出力する。
時刻t506では、垂直走査回路303は、リセット信号φRSTをハイレベルにする。すると、リセットスイッチ420は、オンになり、光電変換部405およびFD部421に蓄積されている電荷をリセットする。
時刻t507では、垂直走査回路303は、転送信号φTX_R2をローレベルにし、選択信号φSELをローレベルにする。すると、転送スイッチ415と選択スイッチ423がオフになる。光電変換部405は、リセットが解除され、光電変換された電荷の蓄積を開始する。時刻t507以降は、時刻t502〜t507の処理を繰り返す。
以上、赤色のカラーフィルタの光電変換部401および405の例を説明したが、他の色の光電変換部の処理も同様である。撮像素子109は、すべての光電変換部の電荷を個別に転送し、全画素の赤外光画像を生成する。
図5(b)は、撮像素子106の制御方法を示すタイミングチャートである。撮像素子106は、光電変換部401および405の電荷を加算する。
時刻t511の前では、垂直走査回路303は、転送信号φTX_R1をハイレベルにし、転送信号φTX_R2をハイレベルにし、リセット信号φRSTをハイレベルにし、選択信号φSELをハイレベルにする。すると、転送スイッチ411と転送スイッチ415とリセットスイッチ420と選択スイッチ423がオンになる。リセットスイッチ420は、光電変換部401と光電変換部405とFD部421に蓄積されている電荷をリセットする。
時刻t511では、垂直走査回路303は、転送信号φTX_R1と転送信号φTX_R2と選択信号φSELをローレベルにする。すると、転送スイッチ411と転送スイッチ415と選択スイッチ423がオフになる。光電変換部401および405は、それぞれ、リセットが解除され、光電変換された電荷の蓄積を開始する。
時刻t512では、垂直走査回路303は、選択信号φSELをハイレベルにする。すると、選択スイッチ423がオンになる。増幅部422は、FD部421のリセットに基づくN信号をCDS部304に出力する。
時刻t513では、垂直走査回路303は、転送信号φTX_R1をハイレベルにし、転送信号φTX_R2をハイレベルにし、リセット信号φRSTをローレベルにする。すると、転送スイッチ411および415がオンになり、リセットスイッチ420がオフになる。転送スイッチ411は、光電変換部401に蓄積されている電荷をFD部421に転送する。転送スイッチ415は、光電変換部405に蓄積されている電荷をFD部421に転送する。FD部421は、光電変換部401により変換された電荷と、光電変換部405により変換された電荷を混合(加算)する。増幅部422は、FD部421に蓄積されている電荷量に基づくS信号をCDS部304に出力する。CDS部304は、S信号とN信号との差分を画素信号としてADC部305に出力する。
時刻t514では、垂直走査回路303は、リセット信号φRSTをハイレベルにする。すると、リセットスイッチ420は、オンになり、光電変換部401および405に蓄積されている電荷をリセットする。
時刻t515では、垂直走査回路303は、転送信号φTX_R1をローレベルにし、転送信号φTX_R2をローレベルにし、選択信号φSELをローレベルにする。すると、転送スイッチ411と転送スイッチ415と選択スイッチ423がオフになる。光電変換部401および405は、それぞれ、リセットが解除され、光電変換された電荷の蓄積を開始する。時刻t515以降は、時刻t511〜t515の処理を繰り返す。
以上、赤色のカラーフィルタの光電変換部401および405の例を説明したが、他の色の光電変換部の処理も同様である。撮像素子106は、光電変換部の電荷を加算し、画素数が少ない可視光画像を生成する。
画素加算部108は、ADC部305と出力部306の間に設けることができる。その場合、画素加算部108は、式(4)により、光電変換部401の電荷に基づくデジタル画素信号R1と、光電変換部404の電荷に基づくデジタル画素信号R2を加算し、加算後のデジタル画素信号R1’を出力する。
R1’=R1+R2 ・・・(4)
図6は、撮像装置101の制御方法を説明するための図である。撮像素子106および画像処理部111は、低解像度の可視光画像601を生成する。撮像素子109および画像処理部112は、高解像度の赤外光画像602を生成する。可視光画像601の画像サイズは、赤外光画像602の画像サイズより小さい。赤外光画像602は、色成分を持たないが、赤外光成分を感度とする画像であるため、可視光画像601に比べて、S/Nが大きい。
画像サイズ変更部113は、可視光画像601の画像サイズを変更し、赤外光画像602と同じ画像サイズの可視光画像603を生成する。合成部114は、可視光画像603と赤外光画像602を合成し、合成画像604を生成する。合成画像604は、色成分を有し、かつ、S/Nの大きい画像である。また、画素加算部108の加算または平均化により、可視光画像601のS/Nが向上し、合成画像604のS/Nも向上する。
図7は、撮像装置101の制御方法を示すフローチャートである。撮像素子106は、通常モードと加算モードとを有する。加算モードでは、撮像素子106は、上記のように、画素加算部108が加算または平均化を行う。通常モードでは、撮像素子106は、画素加算部108が加算または平均化を行わない。図7は、撮像素子106が加算モードである場合の処理を示す。
まず、ステップS701では、撮像素子106および画像処理部111は、可視光画像を生成する。
次に、ステップS702では、画像処理部111は、可視光画像の任意の領域内の画素信号の平均値(可視光画像の平均値)が、閾値T1以上であるか否かを判定する。画像処理部111は、画素信号の平均値が閾値T1以上である場合には、ステップS703に進み、画素信号の平均値が閾値T1以上でない場合には、ステップS704に進む。
ステップS704では、画像処理部111は、可視光画像の任意の領域内の画素信号の平均値が、閾値T2以下であるか否かを判定する。閾値T2は、閾値T1より小さい。画像処理部111は、画素信号の平均値が閾値T2以下である場合には、ステップS705に進み、画素信号の平均値が閾値T2以下でない場合には、図7のフローチャートの処理を終了する。
ステップS703では、画素加算部108は、電荷を加算する光電変換部の数を、現状の数に対して減らし、図7のフローチャートの処理を終了する。なお、減らす数は、限定されない。
ステップS705では、画素加算部108は、電荷を加算する光電変換部の数を、現状の数に対して増やし、図7のフローチャートの処理を終了する。なお、増やす数は、限定されない。
以上のように、撮像素子106と画像処理部111は、可視光画像の平均値に応じて、上記の加算または平均化する信号の数を変更する。例えば、撮像素子106と画像処理部111は、可視光画像の平均値が閾値T2以下である場合には、上記の加算または平均化する信号の数を増やす。また、撮像素子106と画像処理部111は、可視光画像の平均値が閾値T1以上である場合には、上記の加算または平均化する信号の数を減らす。
なお、ステップ702およびS704では、画像処理部111は、画素信号の平均値を基に判定したが、これに限定されない。画像処理部111は、可視光画像のS/N、または、赤外光画像の画素信号の平均値に対する可視光画像の画素信号の平均値の比を基に、判定してもよい。
例えば、ステップS702では、画像処理部111は、可視光画像のS/Nが閾値T1a以上である場合には、ステップS703に進み、可視光画像のS/Nが閾値T1a以上でない場合には、ステップS704に進む。ステップS704では、画像処理部111は、可視光画像のS/Nが閾値T2a以下である場合には、ステップS705に進み、可視光画像のS/Nが閾値T2a以下でない場合には、図7のフローチャートの処理を終了する。閾値T2aは、閾値T1aより小さい。
また、ステップS702では、画像処理部111は、赤外光画像の画素信号の平均値に対する可視光画像の画素信号の平均値の比が閾値T1b以上である場合には、ステップS703に進む。また、画像処理部111は、赤外光画像の画素信号の平均値に対する可視光画像の画素信号の平均値の比が閾値T1b以上でない場合には、ステップS704に進む。ステップS704では、画像処理部111は、赤外光画像の画素信号の平均値に対する可視光画像の画素信号の平均値の比が閾値T2b以下である場合には、ステップS705に進む。また、画像処理部111は、赤外光画像の画素信号の平均値に対する可視光画像の画素信号の平均値の比が閾値T2b以下でない場合には、図7のフローチャートの処理を終了する。閾値T2bは、閾値T1bより小さい。
図8は、撮像装置101の通常モードおよび加算モードの制御方法を説明するためのグラフである。横軸は時刻を示し、縦軸は可視光画像の任意の領域内の画素信号の平均値(可視光画像の平均値)を示す。
状態801〜803は、撮像装置101が通常モードである場合の可視光画像の平均値を示す。通常モードは、画素加算部108が加算しないモードである。状態801および804〜807は、撮像装置101が加算モードである場合の可視光画像の平均値を示す。加算モードは、画素加算部108が加算するモードである。
図8は、環境照度が時刻の経過と共に低下している場合を示す。また、画素加算部108が電荷を加算する光電変換部の数の上限は、4個である。また、画素加算部108が電荷を加算する光電変換部の数の初期値は、0個である。閾値T1は、閾値T2より大きい。
まず、通常モードについて説明する。時刻t811〜t812では、状態801に示すように、撮像素子106および画像処理部111は、画素加算部108の加算を行わず、可視光画像を生成する。この可視光画像は、赤外光画像に対して、サイズが同じである。次に、時刻t812以降でも、状態802および803に示すように、撮像素子106および画像処理部111は、画素加算部108の加算を行わず、可視光画像を生成する。状態801〜803では、環境照度が時間の経過と共に低下しているため、可視光画像の平均値も時間の経過と共に低下している。
次に、加算モードについて説明する。画素加算部108が電荷を加算する光電変換部の数の初期値は、0個である。時刻t811〜t812では、状態801に示すように、撮像素子106および画像処理部111は、可視光画像の平均値が閾値T2より大きいので、画素加算部108の加算を行わず、可視光画像を生成する。可視光画像の平均値が閾値T2より大きい場合には、画素加算部108が加算を行わなくても、画像処理部111は十分な色成分を取得できる。
次に、時刻t812では、状態804に示すように、画素加算部108は、可視光画像の平均値が閾値T2以下になるので、電荷を加算する光電変換部の数を0個から2個に増加する。画素加算部108は、2個の光電変換部の電荷を加算するので、可視光画像の平均値が増加する。その後、状態805に示すように、環境照度が低下するので、可視光画像の平均値も低下する。
次に、時刻t813では、状態806に示すように、画素加算部108は、可視光画像の平均値が閾値T2以下になるので、電荷を加算する光電変換部の数を2個から4個に増加する。画素加算部108は、4個の光電変換部の電荷を加算するので、可視光画像の平均値が増加する。その後、状態807に示すように、環境照度が低下するので、可視光画像の平均値も低下する。
時刻t814では、可視光画像の平均値が閾値T2以下になる。しかし、画素加算部108が電荷を加算する光電変換部の数が上限に達しているので、画素加算部108は、電荷を加算する光電変換部の数をこれ以上増加できない。画素加算部108は、4個の光電変換部の電荷の加算を継続する。
なお、画素加算部108が加算の代わりに平均化を行うことができる。その場合、画素加算部108は、複数の光電変換部の電荷を平均化し、その平均化した電荷に基づく信号を増幅する。増幅は、アナログ信号の増幅でも、デジタル信号の増幅でもよい。
以上のように、撮像素子106と画像処理部111は、可視光画像の平均値が閾値T2以下である場合には、複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または電荷に基づく信号を加算または平均化することにより可視光画像を生成する。また、撮像素子106と画像処理部111は、可視光画像の平均値が閾値T2以下でない場合には、複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または電荷に基づく信号を加算も平均化もせずに可視光画像を生成する。
撮像装置101は、照度が著しく低い環境下で、加算または平均化により、合成画像の色再現性を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
106 撮像素子、108 画素加算部、109 撮像素子、111,112 画像処理部、113 画像サイズ変更部、114 合成部

Claims (23)

  1. 光学像の可視光成分を基に可視光画像を生成する第1の撮像部と、
    前記光学像の赤外光成分を基に赤外光画像を生成する第2の撮像部と、
    前記可視光画像と前記赤外光画像を合成する合成部とを有し、
    前記第1の撮像部は、各々が光を電荷に変換する複数の光電変換部を有し、
    前記第1の撮像部は、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像に応じて、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成、または、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算も平均化もせずに前記可視光画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像の第1の領域内の画素信号の平均値に応じて、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成、または、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算も平均化もせずに前記可視光画像を生成することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像の第1の領域内の画素信号の平均値が第1の閾値以下である場合には、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成し、前記可視光画像の第1の領域内の画素信号の平均値が前記第1の閾値以下でない場合には、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算も平均化もせずに前記可視光画像を生成することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像のS/Nに応じて、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成、または、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算も平均化もせずに前記可視光画像を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像のS/Nが第1の閾値以下である場合には、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成し、前記可視光画像のS/Nが前記第1の閾値以下でない場合には、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算も平均化もせずに前記可視光画像を生成することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の撮像部は、前記赤外光画像の画素信号の平均値に対する前記可視光画像の画素信号の平均値の比に応じて、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成、または、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算も平均化もせずに前記可視光画像を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  8. 前記第1の撮像部は、前記赤外光画像の画素信号の平均値に対する前記可視光画像の画素信号の平均値の比が第1の閾値以下である場合には、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成し、前記赤外光画像の画素信号の平均値に対する前記可視光画像の画素信号の平均値の比が前記第1の閾値以下でない場合には、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算も平均化もせずに前記可視光画像を生成することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像に応じて、前記加算または平均化する信号の数を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像の第1の領域内の画素信号の平均値に応じて、前記加算または平均化する信号の数を変更することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像の第1の領域内の画素信号の平均値が第1の閾値以下である場合には、前記加算または平均化する信号の数を増やすことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像の第1の領域内の画素信号の平均値が第2の閾値以上である場合には、前記加算または平均化する信号の数を減らすことを特徴とする請求項10または11に記載の撮像装置。
  13. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像のS/Nに応じて、前記加算または平均化する信号の数を変更することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  14. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像のS/Nが第1の閾値以下である場合には、前記加算または平均化する信号の数を増やすことを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記第1の撮像部は、前記可視光画像のS/Nが第2の閾値以上である場合には、前記加算または平均化する信号の数を減らすことを特徴とする請求項13または14に記載の撮像装置。
  16. 前記第1の撮像部は、前記赤外光画像の画素信号の平均値に対する前記可視光画像の画素信号の平均値の比に応じて、前記加算または平均化する信号の数を変更することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  17. 前記第1の撮像部は、前記赤外光画像の画素信号の平均値に対する前記可視光画像の画素信号の平均値の比が第1の閾値以下である場合には、前記加算または平均化する信号の数を増やすことを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記第1の撮像部は、前記赤外光画像の画素信号の平均値に対する前記可視光画像の画素信号の平均値の比が第2の閾値以上である場合には、前記加算または平均化する信号の数を減らすことを特徴とする請求項16または17に記載の撮像装置。
  19. 前記第1の撮像部により生成された可視光画像のサイズを変更する変更部をさらに有し、
    前記合成部は、前記変更部により変更された可視光画像と前記赤外光画像を合成することを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の撮像装置。
  20. 前記第1の撮像部は、前記2個以上の光電変換部の電荷を加算または平均化することを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の撮像装置。
  21. 前記第1の撮像部は、前記2個以上の光電変換部の電荷に基づくデジタル信号を加算または平均化することを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の撮像装置。
  22. 赤外光を照射する照射部をさらに有することを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項に記載の撮像装置。
  23. 第1の撮像部により、光学像の可視光成分を基に可視光画像を生成するステップと、
    第2の撮像部により、前記光学像の赤外光成分を基に赤外光画像を生成するステップと、
    合成部により、前記可視光画像と前記赤外光画像を合成するステップとを有し、
    前記第1の撮像部は、各々が光を電荷に変換する複数の光電変換部を有し、
    前記第1の撮像部は、前記複数の光電変換部のうちの2個以上の光電変換部の電荷または前記電荷に基づく信号を加算または平均化することにより前記可視光画像を生成することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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