JP2021023012A - 回転電機の固定子 - Google Patents

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史晃 伊藤
Fumiaki Ito
史晃 伊藤
真琴 松下
Makoto Matsushita
真琴 松下
圭史 尾崎
Keiji Ozaki
圭史 尾崎
拓也 小番
Takuya Koban
拓也 小番
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Abstract

【課題】各相のコイルのインダクタンスを均一にすることができる回転電機の固定子を提供する。【解決手段】実施形態の回転電機1の固定子10は、固定子鉄心11と、固定子鉄心に巻き付けられたコイル15と、を備えている。M:コイルの相数(2以上の任意の整数)、P:回転子の磁極数、N:締結部位の設置数(1以上の任意の整数)、L:0以上の任意の整数、とした場合、中心軸線と直交する固定子鉄心の横断面において、中心軸線を中心とする同一円上に、N箇所の締結部位13(13Aから13D)および(M−1)×N箇所の風穴(空隙部位)14(14Aから14H)が設けられ、締結部位または空隙部位は、同一円上の基準位置から角度360°/P×L、360°/P×(L+1/M)、360°/P×(L+2/M)から360°/P×(L+(M−1)/M)だけ離れたいずれかの位置に設けられている。【選択図】図1

Description

この発明の実施形態は、回転電機の固定子に関する。
一般的に、回転電機の固定子鉄心は、電磁鋼板などをプレス等により所望の形状に打ち抜き、打ち抜かれた鉄心片(抜板)を積層して構成される。そして、鉄心片どうしを結束して一体化する。固定子鉄心を構成する鉄心片の結束方法としては、かしめ、溶接、クランプ等がある。または、固定子鉄心の積層方向の両端面に当接するように押さえ板を設け、それらをボルトで締結し、積層方向に固定する方法もある。
固定子鉄心を構成する鉄心片の表面には、絶縁コーティングが施されていることから、鉄心片間の電気的導通は遮断されている。しかし、鉄心片を結束する際のかしめ等の締結部位の近傍では、鉄心片間に電気的導通部が生じる。この結果、電気回路が形成される。この電気回路に鎖交する磁束が時間的に変化すると、電磁誘導による誘導電圧が発生し、固定子鉄心の内部にうず電流が流れ、ジュール損失が発生する。上記のように、固定子鉄心で発生するうず電流損失を低減する対策として、締結部位を所定の配置で構成する方法がある。
ここで、かしめ等の締結部位は、一般に固定子鉄心を鎖交する磁束の流れを妨げる。固定子に設けられた各締結部位に近接するスロットに巻かれた巻線の相が、特定の相に偏る場合、その相の巻線に電流が通電することで発生する磁束に対する磁気抵抗が、他の相とは異なる。この結果、各相コイルのインダクタンスが不均一になる。このような場合、回転電機を一定の電圧振幅の交流電源で駆動すると、各相のコイルに通電する電流振幅が不均一になる。
特許第4220324号公報 特開2007−236067号公報
本発明の実施形態の課題は、各相のコイルのインダクタンスを均一にすることができる回転電機の固定子を提供することにある。
実施形態の回転電機の固定子は、回転電機の固定子は、固定子鉄心と、コイルと、を備えている。
固定子鉄心は、表面に絶縁処理が施された複数枚の鉄心片を中心軸線の方向に積層して形成され、積層方向の一端に位置する第1端面と、積層方向の他端に位置する第2端面と、それぞれ第1端面から第2端面まで中心軸線とほぼ平行に延在し複数枚の鉄心片を互いに締結している複数の締結部位と、それぞれ第1端面から第2端面まで中心軸線とほぼ平行に延びる非導電性且つ非磁性の複数の空隙部位と、を有している。
コイルは、固定子鉄心に巻き付けられている。
固定子は、M:コイルの相数(2以上の任意の整数)、P:回転子の磁極数、N:締結部位の設置数(1以上の任意の整数)、L:0以上の任意の整数、とした場合、中心軸線と直交する固定子鉄心の横断面において、中心軸線を中心とする同一円上に、N箇所の締結部位および(M−1)×N箇所の空隙部位が設けられている。
固定子において、締結部位または空隙部位は、同一円上の基準位置から角度360°/P×L、360°/P×(L+1/M)、360°/P×(L+2/M)から360°/P×(L+(M−1)/M)だけ離れたいずれかの位置に設けられている。
図1は、第1実施形態に係る回転電機を示す正面図。 図2は、第1実施形態に係る回転電機を示す斜視図。 図3は、第1実施形態に係る回転電機の閉回路と磁束鎖交面を示す斜視図。 図4は、第1実施形態に係る回転電機のギャップ磁束密度と機械角の関係を示すグラフ。 図5は、第1実施形態に係る回転電機の渦電流損失の特性を比較例と比較して示すグラフ。 図6は、第1変形例に係る回転電機を示す正面図。 図7は、第2実施形態に係る回転電機を示す正面図。 図8は、第2実施形態の回転電機を示す斜視図。 図9は、第3実施形態に係る回転電機を示す正面図。 図10は、第4実施形態に係る回転電機を示す正面図。 図11は、第4実施形態の回転電機を示す側面図。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。
(第1実施形態)
図1および図2を参照して、第1実施形態に係る回転電機1の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る回転電機1を示す平面図、図2は、第1実施形態に係る回転電機1を示す斜視図である。
回転電機1は、固定子の内側に回転子が配置されたインナーロータ式、および固定子の外側に回転子が配置されたアウターロータ式を含む。回転電機1は、永久磁石型、巻線界磁型、および誘導型を含む。回転電機1は、駆動電源として2相以上の交流電力を用いる。回転電機1は、2相以上の交流電力を用いる2相以上のコイル15のインダクタンスを均一にする。
第1実施形態では、回転電機1は、例えば、3相電源で駆動するインナーロータ式の永久磁石型の回転電機を構成している。回転電機1は、円筒状の固定子10と、固定子10の内側において中心軸線Zの回りで回転自在に支持された回転子20とを含んでいる。
固定子10は、固定子鉄心11と、固定子鉄心11に巻き付けられた3相のコイル15と、を備えている。固定子鉄心11は、複数のスロット12と、複数の締結部位13(図中では、13A、13B、13Cおよび13D)と、複数の風穴14(図中では、14A、14B、14C、14D、14E、14F、14Gおよび14H)と、を有している。
固定子鉄心11は、所定の形状に打ち抜かれた薄板状の鉄心片(抜板)11aを、複数枚、円芯状に積層した積層体として構成されている。鉄心片11aの積層方向は、中心軸線Zとほぼ平行している。鉄心片11aには、例えば、導電性の電磁鋼板を用いている。鉄心片11aの表面には、積層後に隣接する鉄心片11aが電気的に導通することを防止するために、絶縁塗装が施されている。
スロット12は、固定子鉄心11の内周面において、を中心軸線Zの方向に開口して構成されている。スロット12は、例えば、固定子鉄心11の内周面において、固定子鉄心11の周方向に等間隔で24個設けられている。隣合うスロット12とスロット12との間の部分は、ティースを構成している。
締結部位13は、積層された複数の鉄心片11aを互いに締結している部位であり、固定子鉄心11の積層方向の第1端面11mから第2端面11nまで、中心軸線Zとほぼ平行に延在している。各々の締結部位13は、固定子鉄心11において、各々のスロット12の径方向外方に位置している。締結部位13は、例えば、固定子鉄心11の第1端面11mの一部を第2端面11nに向かってかしめることにより形成されたかしめ部である。かしめ部によって、隣合う鉄心片11aどうしを締結している。ここで、かしめ部により鉄心片11aの絶縁被覆が破壊され、かしめ部の部分で隣合う鉄心片11aが電気的に導通した状態となる場合がある。この場合、各々の締結部位13は、固定子鉄心11の第1端面11mから第2端面11nの間において、少なくとも部分的に導通する。
風穴14(空隙部位)は、積層された複数の鉄心片11aにおいて、非導電性且つ非磁性の部位である。風穴14は、固定子鉄心11の積層方向の第1端面11mから第2端面11nまで、中心軸線Zとほぼ平行に貫通した貫通穴により構成され、中心軸線Zを中心とする同一円に間隔を置いて締結部位13の両側に設けられている。風穴14は、固定子鉄心11において、各々のスロット12の径方向外方に位置している。
コイル15は、絶縁被覆された電線であり、複数のスロット12に挿通された状態で、各ティースに巻き付けられている。コイル15は、例えば、3相(U相、V相およびW相)のコイルを含んでいる。コイル15に3相の交流電流が供給されると、固定子10に所定の鎖交磁束が形成される。
回転子20は、シャフト21と、回転子鉄心22と、複数の永久磁石23と、を有している。シャフト21は、円柱形状に形成され、その回転中心が中心軸線Z上に配置されている。回転子鉄心22は、円筒形状に形成され、シャフト21を挿入して支持している。回転子鉄心22は、所定の形状に打ち抜かれた複数枚の薄板状の電磁鋼板(鉄心片)を、中心軸線Z方向に積層した積層体として構成されている。複数の永久磁石23は、回転子鉄心22の内部に配置され、中心軸線Zとほぼ平行に設けられている。永久磁石23は、固定子10の内周に対向するように、中心軸線Zを中心とする同一円上に設けられている。第1実施形態では、例えば、固定子10に対向する径方向外方にS極を配置した4個の第1永久磁石23Sと、固定子10に対向する径方向外方にN極を配置した4個の第2永久磁石23Nが、交互に、回転子20の中心軸線Zの周りに等間隔で配置されている。
次に、図1を参照して、締結部位13と風穴14の位置関係について説明する。
以下の説明において、コイル15の相数をM、締結部位13の設置数をN、風穴14の数を(M−1)×N、回転電機(回転子)の磁極数をP、としている。Mは2以上の任意の整数、Nは1以上の任意の整数である。
例えば、コイル15はM=3相とし、締結部位は固定子鉄心11にN=4箇所設けられ、風穴14は固定子鉄心11に(M−1)×N=8箇所設けられている。すなわち、固定子鉄心11は、4箇所の締結部位13(13A、13B、13Cおよび13D)と、8箇所の風穴14A、14B、14C、14D、14E、14F、14Gおよび14Hと、を有している。
締結部位13(13A、13B、13Cおよび13D)は、中心軸線Zと直交する固定子鉄心11の横断面において、中心軸線Zを中心とする同一円上の反時計周り方向に位置し、風穴14Aから、角度360°/P×L、360°/P×(L+1/M)、360°/P×(L+2/M)から360°/P×(L+(M−1)/M)だけ離れた位置にそれぞれ設けられている。Lは、0以上の任意の整数である。
例えば、締結部位13(13A、13B、13Cおよび13D)は、角度360°/P×(L+1/M)のLを0、2、4および6として設けられている。すなわち、締結部位13(13A、13B、13Cおよび13D)は、風穴14Aの位置を基準として、中心軸線Zを中心とする同一円上の反時計周り方向に、360°/8極×(0+1/3相)=15°、360°/8極×(2+1/3相)=105°、360°/8極×(4+1/3相)=195°、360°/8極×(6+1/3相)=285°の4か所の位置に設けられている。
風穴14(14A、14B、14C、14D、14E、14F、14Gおよび14H)は、中心軸線Zと直交する固定子鉄心11の横断面において、中心軸線Zを中心とする同一円上の反時計周り方向に位置し、風穴14Aから、角度360°/P×L、360°/P×(L+1/M)、360°/P×(L+2/M)から360°/P×(L+(M−1)/M)だけ離れた位置にそれぞれ設けられている。
例えば、風穴14(14A、14B、14C、14D、14E、14F、14Gおよび14H)は、角度360°/P×Lおよび360°/P×(L+2/M)のLを0、2、4および6として設けられている。すなわち、風穴14(14A、14B、14C、14D、14E、14F、14Gおよび14H)は、風穴14Aの位置を基準として、中心軸線Zを中心とする同一円上の反時計周り方向に、360°/8極×0=0°、360°/8極×2=90°、360°/8極×4=180°、360°/8極×6=270°、360°/8極×(0+(3−1)/3相)=30°、360°/8極×(2+(3−1)/3相)=120°、360°/8極×(4+(3−1)/3相)=210°、360°/8極×(6+(3−1)/3相)=300°の8か所の位置に設けられている。
次に、回転電機1の3相のコイル15のインダクタンスについて、図4を用いて説明する。図4は、第1実施形態に係る回転電機1のギャップ磁束密度と機械角の関係を示すグラフである。
回転電機1は、固定子鉄心11に対して締結部位13と風穴14を上述した配置で設けることにより、3相のコイルのインダクタンスを等しくしている。
図4には、回転電機1におけるA−B間の角度方向におけるギャップ磁束密度の波形が示されている。一般に、M相、P極の回転電機1について、固定子10の回転角方向を360°/(M×P)の間隔で区切り、各角度範囲に位置するスロット12に挿通するコイル15に相を割り当てている。回転電機1は3相、8極であることから、360°/(3相×8極)=15°の間隔で3相×8極=24箇所に区切り、各角度範囲に位置するスロット12に対して+U、−V、+W、−U、+V、−Wの順番となるようにコイル15を挿通している。回転電機1の場合は、スロット12が、固定子鉄心11に対して360°/(3相×8極)=15°の間隔で設けられている。
ここで、締結部位13または風穴14は、磁束の流れを妨げる。このため、これらに近接するスロット12に挿通されたコイル15の相が、特定の相に偏る場合には、3相のコイル15のインダクタンスが異なってしまう。換言すると、締結部位13または風穴14に近接するスロット12に挿通されたコイル15の相が、特定の相に偏らなければ、3相のコイル15のインダクタンスを一致させることができる。図4に示すように、締結部位13または風穴14に近接するスロット12に挿通されたコイル15の相は、UVW相ともに4つずつである。回転電機1の場合は、締結部位13または風穴14に近接するスロット12に挿通されたコイル15の相が、特定の相に偏らないため、3相のコイル15のインダクタンスが一致する。なお、第1実施形態では、例えば、3相電源で駆動する回転電機1を示したが、それ以外の相数の場合でも、締結部位13または風穴14に近接するスロットに挿通されたコイル15の相が、特定の相に偏らないようにすれば、各相のコイル15のインダクタンスが一致する。
締結部位13または風穴14に近接するスロット12に挿通されたコイル15の相が、特定の相に偏らないようにするために、締結部位13および風穴14の合計数を相数の整数倍にする。このため、回転電機1では、締結部位13がN箇所の場合に、風穴を(M−1)×N箇所設けることで、合計数がM×N箇所になるようにしている。回転電機1は、締結部位13および風穴14の合計箇所数を12(3×4)箇所にしている。
次に、図3を参照して、締結部位13を第1実施形態のように配置することで、締結部位13と固定子鉄心11で構成される閉回路1aに渦電流が流れないこと、すなわち、閉回路1aの鎖交磁束量Ψc(t)がゼロになることを説明する。
図3は、第1実施形態に係る回転電機1の閉回路1aと磁束鎖交面1bを示す斜視図である。
鎖交磁束量Ψc(t)は、磁束鎖交面1bを鎖交する磁束の量を意味する。なお、磁束鎖交面1bを、円弧状曲面と定義している。
コイル15に3相交流電流が通電することで、回転磁界が生じる。回転電機1の締結部位13が、その締結部位13の中心から回転子20の中心までの距離がDとなる位置に設けられ、鉄心長がLであり、隣りあう締結部位13の断面中心間のなす中心角がθnであるとする。
コイル15に3相交流電流が通電し、回転磁界が生じた場合に、磁束鎖交面1bを鎖交する鎖交磁束量Ψc(t)は、以下の(1)式で表すことができる。
Figure 2021023012
ここで、B(θ、t)は、時刻tにおいて、角度θ方向の磁束鎖交面1bにおける磁束密度を表す。B(θ、t)は、簡易的に以下の(2)式で表すことができる。
Figure 2021023012
(2)式において、ωは回転磁界の回転角速度を表す。pは、回転電機の極対数を表す。(2)式を(1)式に代入して整理すると(3)式が得られる。
Figure 2021023012
(3)式を用いて、Ψc(t)=0となるθnの条件を求めると、θnが360°/pの倍数である場合にΨc(t)=0となることが求まる。この条件を満たす場合に、鎖交磁束量Ψc(t)が常にゼロになることを意味する。一方で、この条件を満たさない場合には、ファラデーの電磁誘導の法則によりdΨc(t)/dtに相当する誘導電圧が閉回路1aに生じ、渦電流損失が発生する。
回転電機1においては、締結部位13が回転角方向に360°/4極対=90°の間隔で設けられているため、Ψc(t)=0となる条件を満たしている。
次に、表1を参照して、回転電機1の3相のコイル15に通電する電流振幅の特性について説明する。表1は、第1実施形態の固定子10を含む回転電機1と、比較例の固定子を含む回転電機を、3相交流電源で駆動した場合に3相のコイルに通電する電流振幅の評価試験の結果を示している。
Figure 2021023012
第1実施形態の回転電機1と、比較例の回転電機は、それぞれ3相電源で駆動するインナーロータ式の永久磁石型の回転電機である。第1実施形態の回転電機1と比較例の回転電機は、それぞれ同一の環境および条件で動作させた。第1実施形態の回転電機1と比較例の回転電機は、常温の環境下において、回転電機を毎分200回転させた。そして、第1実施形態の回転電機1と比較例の回転電機に発生した3相のコイルの電流振幅を測定した。
表1に示すように、比較例の回転電機の場合は、3相(U相、V相およびW相)の電流振幅が一致していない。一方、第1実施形態に係る回転電機1の場合は、3相の電流振幅(U相、V相およびW相)が一致している。
次に、図5を参照して、回転電機1の渦電流損失の特性について説明する。図5は、第1実施形態に係る回転電機1の渦電流損失の特性を比較例と比較して示すグラフである。
図5に、単位時間[sec]あたりの渦電流損失[W]に関して、第1実施形態の固定子10を含む回転電機1の評価試験の結果と、比較例の固定子を含む回転電機の評価試験の結果を重ねて示している。第1実施形態の回転電機1と、比較例の回転電機は、それぞれ3相電源で駆動するインナーロータ式の永久磁石型の回転電機である。第1実施形態の回転電機1と比較例の回転電機は、それぞれ同一の環境および条件で動作させた。第1実施形態の回転電機1と比較例の回転電機は、常温の環境下において、回転電機を毎分200回転させた。そして、第1実施形態の回転電機1と比較例の回転電機に発生したジュール熱を測定して、その測定結果から締結部位における渦電流損を算出した。
図5に示すように、比較例の回転電機の締結部位で生じる渦電流損[W]は、駆動時間が略中央の領域における値が、駆動時間が相対的に短い領域と長い領域における両端付近の値と比較して増加している。一方、第1実施形態の回転電機1の締結部位13で生じる渦電流損[W]は、駆動時間によらず比較例の結果と比較して十分に小さい。
以上、第1実施形態によれば、固定子鉄心11に対して、図1および図2に示すように所定の配置で締結部位13と風穴14が設けられている。これにより、回転電機1の固定子10は、表1に示すように3相の電流振幅(U相、V相およびW相)を一致させることができ、かつ、図5に示すように固定子鉄心11で発生する渦電流損失を大幅に低減させることができる。特に、締結部位13を固定子10の回転角方向に720°/8極=90°の間隔で設けることにより、締結部位13で構成される閉回路1aにおける渦電流の発生を抑制することができる。この結果、回転電機1の固定子10は、3相のコイル15のインダクタンスを均一にすることができる。
(第1変形例)
図6を参照して、第1変形例に係る回転電機2の構成について説明する。図6は、第1変形例に係る回転電機2を示す正面図である。
図示のように、回転電機2は、第1実施形態の回転電機1と異なり、締結部位13および風穴14が固定子10の回転角方向に不均等な間隔で設けられている。回転電機2は、上記の構成以外、第1実施形態の回転電機1と同一である。回転電機2について、第1実施形態の回転電機1と異なる構成を説明する。
締結部位13は、固定子10の回転角方向に規則的に設ける必要はなく、固定子10の回転角方向に720°/Pの自然数倍となるように設ければよい。回転電機2は、回転子20の永久磁石23の磁極数Pが12極の場合、締結部位13間の間隔が720°/12極=60°の自然数倍となるように、締結部位13を設ければよい。締結部位13(13A、13B、13Cおよび13D)は、例えば、固定子10の回転角方向に60°または120°の間隔となるように、角度360°/12極×(0+1/3相)=10°、360°/12極×(2+1/3相)=70°、360°/12極×(6+1/3相)=190°、360°/12極×(8+1/3相)=250°だけ離れた位置の合計4箇所に設けられている。この場合、締結部位13(13A、13B、13Cおよび13D)の全てが、角度720°/12極=60°の自然数倍の間隔となるように、中心軸線Zを中心とする同一円上に設けられている。
風穴14は、固定子10の回転角方向に規則的に設ける必要はない。風穴14(14A、14B、14C、14D、14E、14F、14Gおよび14H)は、例えば、風穴14Aの位置を基準として、中心軸線Zを中心とする同一円上の反時計周り方向に角度360°/12極×(0+0/3相)=0°、360°/12極×(0+2/3相)=20°、360°/12極×(6+0/3相)=180°、360°/12極×(6+2/3相)=200°、360°/12極×(7+2/3相)=230°、360°/12極×(9+0/3相)=270°、360°/12極×(10+0/3相)=300°、360°/12極×(10+2/3相)=320°だけ離れた位置の合計8箇所に設けられている。
以上、第1変形例の回転電機2の固定子10は、図6に示すように規則性を有していない所定の配置で締結部位13と風穴14が設けられているが、第1実施形態と同様に、3相のコイル15のインダクタンスを均一にすることができる。
(第2実施形態)
図7および図8を参照して、第2実施形態に係る回転電機3の構成について説明する。図7は、第2実施形態に係る回転電機3を示す正面図、図8は、第2実施形態に係る回転電機3を示す斜視図である。
図示のように、回転電機3は、第1実施形態の回転電機1と異なり、締結部位13および風穴14を固定子鉄心11の外周面に露出させて設けられている。回転電機3は、上記の構成以外、第1実施形態の回転電機1と同一である。回転電機3について、第1実施形態の回転電機1と異なる構成を説明する。
4箇所の締結部位13(13A、13B、13Cおよび13D)は、固定子鉄心11の外周面に露出した状態において、風穴14Aの位置を基準として、第1実施形態と同様に15°、105°、195°、285°の位置に設けられている。
一方、8箇所の風穴14(14A、14B、14C、14D、14E、14F、14Gおよび14H)は、固定子鉄心11の外周面に露出した状態において、風穴14Aの位置を基準として、第1実施形態と同様に0°、30°、90°、120°、180°、210°、270°、300°の位置に設けられている。
以上、第2実施形態の回転電機3の固定子10は、図7および図8に示すように固定子鉄心11の外周面に露出させて締結部位13と風穴14が設けられているが、第1実施形態と同様に、3相のコイル15のインダクタンスを均一にすることができる。
(第3実施形態)
図9を参照して、第3実施形態に係る回転電機4の構成について説明する。図9は、第3実施形態に係る回転電機4を示す正面図である。
図示のように、回転電機4は、第1実施形態の回転電機1と異なり、締結部位13を非導電性として構成している。回転電機4は、上記の構成以外、第1実施形態の回転電機1と同一である。回転電機4について、第1実施形態の回転電機1と異なる構成を説明する。
締結部位13(スタット部)は、例えば、非導電性のプラスチックから構成されている。このような非導電性の締結部位13でも、第1実施形態と同様に、積層された複数の鉄心片11aを一体に締結することができる。回転電機4の場合、非導電性の締結部位13に渦電流が流れることはないため、磁束鎖交面1bを通るΨc(t)を0とする必要がない。このため、非導電性の締結部位13は、図9に示すような自由度の高い配置にすることができる。更に、このような非導電性の締結部位13は、第2実施形態のように、固定子鉄心11の外周面に露出させて設ける構成にも適用できる。
以上、第3実施形態の回転電機4の固定子10は、図9に示すように非導電性の締結部位13が設けられているが、第1および第2実施形態と同様に、3相のコイル15のインダクタンスを均一にすることができる。
(第4実施形態)
図10および図11を参照して、第4実施形態に係る回転電機5の構成について説明する。図10は、第1実施形態に係る回転電機5を示す平面図、図11は、第4実施形態に係る回転電機5を示す側面図である。
図示のように、回転電機5は、第1実施形態の回転電機1と異なり、複数の鉄心片11aを積層して構成される固定子鉄心11を、中心軸線Zの両側から挟み込んで固定している。回転電機5は、上記の構成以外、第1実施形態の回転電機1と同一である。回転電機5について、第1実施形態の回転電機1と異なる構成を説明する。
固定子鉄心11には、中心軸線Zを中心とする同一円に、締結部位を構成する4つの貫通穴16(図中では、16A、16B、16Cおよび16D)が設けられている。4つの貫通穴16(16A、16B、16Cおよび16D)は、中心軸線Zを中心とする同一円上に、固定子鉄心11の第1端面11mから第2端面11nまで中心軸線Zにほぼ平行に形成されている。4つの貫通穴16(16A、16B、16Cおよび16D)の位置は、第1実施形態における締結部位13(13A、13B、13Cおよび13D)の位置と同一である。固定子鉄心11の第1端面11mには、固定子鉄心11を第1端面11mの側から締結する第1端面側押さえ具31A(一の第1端面側押さえ具)および第1端面側押さえ具31B(他の第1端面側押さえ具)が設けられている。第1端面側押さえ具31Aおよび31Bは、円弧が180°未満のリング状に形成されている。固定子鉄心11の第2端面11nには、固定子鉄心11を第2端面11nの側から締結する第2端面側押さえ具32が設けられている。第2端面側押さえ具32は、円弧が360度のリング状に形成されている。
第1端面側押さえ具31Aと第2端面側押さえ具32、および第1端面側押さえ具31Bと第2端面側押さえ具32は、複数の締結部材33(図中では、33A、33B、33Cおよび33D)を介して連結されている。連結は、ワッシャを介したボルト締め、圧着および溶接等による。第1端面側押さえ具31A、31B、第2端面側押さえ具32、および締結部材33は、十分な剛性を有する導電性の金属から形成されている。各々の締結部材33(33A、33B、33Cおよび33D)は、固定子鉄心11の貫通穴16(16A、16B、16Cおよび16D)に挿入されている。各々の締結部材33は、固定子鉄心11の貫通穴16の内周面から十分に離間している。
第1端面側押さえ具31Aと第1端面側押さえ具31Bは、互いに離間して、電気的に絶縁されている。このため、回転電機5の磁極数がP極の場合、第1端面側押さえ具31Aを締結する第1締結部材33Aおよび33Bが挿通する第1の貫通穴16Aおよび16B、および第1端面側押さえ具31Bを締結する第2締結部材33Cおよび33Dが挿通する第2の貫通穴16Cおよび16Dの間隔が、固定子鉄心11の中心軸線Zを中心とする同一円上において720°/Pであれば、回転電機5の駆動時に発生する渦電流損失を低減することができる。第1の締結部材33Aおよび33Bが挿通される第1の貫通穴16Aおよび16Bは、第2の締結部材33Cおよび33Dが挿通される第2の貫通穴16Cおよび16Dの位置から角度360°/Pの自然数倍だけ離れたいずれかの位置に設けられている。例えば、第1の貫通穴16Aおよび16Bは、第2の貫通穴16Cの位置から角度360°/8=45°の4倍および6倍だけ離れた180°および270°の位置に設けられている。また、第2の貫通穴16Dは、第2の貫通穴16Cの位置から固定子鉄心11の中心軸線Zを中心とする同一円上において、角度720°/8=90°の1倍だけ離れた90°の位置に設けられている。
風穴14は、3相のコイル15のインダクタンスが一致するように配置されている。風穴14(14A、14B、14C,14D、14E、14F、14G、14H)は、第2の貫通穴16Dの位置から角度360°/8極×(1+2/3相)=75°、360°/8極×(2+1/3相)=105°、360°/8極×(3+2/3相)=165°、360°/8極×(4+1/3相)=195°、360°/8極×(5+2/3相)=255°、360°/8極×(6+1/3相)=285°、360°/8極×(7+2/3相)=345°、360°/8極×(8+1/3相)=375°だけ離れた位置のそれぞれに、合計8箇所設けられている。
以上、第4実施形態の回転電機5の固定子10は、第1から第3実施形態と同様に、3相のコイル15のインダクタンスを均一にすることができる。
更に、第4実施形態の回転電機5の固定子10は、締結部材33が挿通される貫通穴16の配置の自由度を高めることができる。
なお、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態や変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、回転子の寸法、材質、形状等は、設計に応じて種々変更可能である。実施形態に係る回転子および回転電機は、インナーロータ式に限らず、アウターロータ式にも適用可能である。実施形態に係る回転子および回転電機は、永久磁石界磁電動機に限らず、巻線界磁型回転電機、および誘導型回転電機にも適用可能である。
1,2,3,4,5…回転電機、1a…閉回路、1b…磁束鎖交面、10…固定子、
11…固定子鉄心、11a…鉄心片、11m…第1端面、11n…第2端面、
12…スロット、13,13A,13B,13C,13D…締結部位(導電性または非導電性(プラスチック)の部位)、
14,14A,14B,14C,14D,14E,14F,14G,14H…風穴(空隙部位)、15…コイル、16…貫通穴、16A,16B…貫通穴(第1の貫通穴)、16C,16D…貫通穴(第2の貫通穴)、20…回転子、21…シャフト、22…回転子鉄心、
23…永久磁石、31A…第1端面側押さえ具(一の第1端面側押さえ具)、
31B…第1端面側押さえ具(他の第1端面側押さえ具)、32…第2端面側押さえ具、
33…締結部材、33A,33B…締結部材(第1締結部材)、
33C,33D…締結部材(第2締結部材)

Claims (4)

  1. 表面に絶縁処理が施された複数枚の鉄心片を中心軸線の方向に積層して形成され、積層方向の一端に位置する第1端面と、前記積層方向の他端に位置する第2端面と、それぞれ前記第1端面から前記第2端面まで前記中心軸線とほぼ平行に延在し複数枚の前記鉄心片を互いに締結している複数の締結部位と、それぞれ前記第1端面から前記第2端面まで前記中心軸線とほぼ平行に延びる非導電性且つ非磁性の複数の空隙部位と、を有する固定子鉄心と、
    前記固定子鉄心に巻き付けられたコイルと、
    を備え、
    M:前記コイルの相数(2以上の任意の整数)、P:回転子の磁極数、N:前記締結部位の設置数(1以上の任意の整数)、L:0以上の任意の整数、とした場合、
    前記中心軸線と直交する前記固定子鉄心の横断面において、前記中心軸線を中心とする同一円上に、N箇所の前記締結部位および(M−1)×N箇所の前記空隙部位が設けられ、
    前記締結部位または前記空隙部位は、同一円上の基準位置から角度360°/P×L、360°/P×(L+1/M)、360°/P×(L+2/M)から360°/P×(L+(M−1)/M)だけ離れたいずれかの位置に設けられている、
    回転電機の固定子。
  2. 前記締結部位は、導電性を有し、前記中心軸線を中心とする同一円上に、角度720°/Pの自然数倍の間隔で前記固定子鉄心に設けられている、
    請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 前記締結部位は、前記中心軸線を中心とする同一円上に、ほぼ等しい間隔で前記固定子鉄心に設けられている、
    請求項1に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記固定子鉄心には、前記中心軸線を中心とする同一円上に、前記第1端面から前記第2端面まで前記中心軸線の方向とほぼ平行に延在し前記締結部位を構成するN箇所の貫通穴が形成され、
    前記第1端面に当接する一の第1端面側押さえ具および前記一の第1端面側押さえ具から離間した他の第1端面側押さえ具と、
    前記第2端面に当接する第2端面側押さえ具と、
    第1の前記貫通穴の内面から離間した状態で第1の前記貫通穴に挿通され、前記一の第1端面側押さえ具と前記第2端面側押さえ具とを締結する導電性の第1締結部材と、
    第2の前記貫通穴の内面から離間した状態で第2の前記貫通穴に挿通され、前記他の第1端面側押さえ具と前記第2端面側押さえ具とを締結する導電性の第2締結部材と、
    をさらに備え、
    第1の前記貫通穴および第2の前記貫通穴は、角度720°/Pの自然数倍の間隔で前記固定子鉄心の前記中心軸線を中心とする同一円上に設けられ、
    第2の前記貫通穴は、第1の前記貫通穴の位置から角度360°/Pの自然数倍だけ離れたいずれかの位置に設けられ、
    前記空隙部位は、第1の前記貫通穴または第2の前記貫通穴の位置から角度360°/P×L、360°/P×(L+1/M)、360°/P×(L+2/M)から360°/P×(L+(M−1)/M)だけ離れたいずれかの位置に設けられている、
    請求項1に記載の回転電機の固定子。
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