JP2021022926A - ランダムアクセス・プリアンブル・グループをアップリンクチャネル設定にマッピングするための方法及び装置 - Google Patents
ランダムアクセス・プリアンブル・グループをアップリンクチャネル設定にマッピングするための方法及び装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 プリアンブル及びチャネル設定を含むRA手順を実施すること。【解決手段】 ワイヤレス通信ネットワークにおけるランダムアクセスのための方法は、PUSCHのための第1又は第2の設定を選択するステップと、第1の設定に対応する第1のプリアンブル・グループ又は第2の設定に対応する第2のプリアンブル・グループからプリアンブルを選択するステップと、選択したプリアンブルをUEからPRACHを介して送信するステップと、選択した設定を使用して、ペイロードをUEからPUSCHを介して送信するステップとを含み、選択される設定及びプリアンブルは、UEによって決定される。第1及び第2のプリアンブル・グループの1つ又は複数のプリアンブルは、それぞれ第1及び第2の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数のセットにマップされ得、UEは、選択したプリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースのセットを使用してペイロードを送信し得る。【選択図】 図5
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関連出願への相互参照
本願は、2019年7月24日に出願された”System And Method For
Providing Mapping Of Preamble Groups To Different Physical Uplink Shared
Channel (PUSCH) Occasions”という表題の米国仮特許出願第62/878,102号の優先権及びその利益を主張するものであり、この文献は、参照により組み込まれる。
本願は、2019年7月24日に出願された”System And Method For
Providing Mapping Of Preamble Groups To Different Physical Uplink Shared
Channel (PUSCH) Occasions”という表題の米国仮特許出願第62/878,102号の優先権及びその利益を主張するものであり、この文献は、参照により組み込まれる。
本開示は、概してワイヤレス・ネットワークに関し、具体的には、プリアンブル及びチャネル設定(configurations)を含むランダムアクセス手順を実施するための方法及び装置に関する。
ワイヤレス・ネットワークは、セルラーハンドセット等のユーザ機器(UE)が基地局との接続を確立できるようにするランダムアクセス手順を実施することができる。例えば、ランダムアクセス手順は、UEと基地局との間のアップリンクの同期を可能にし得る。
ワイヤレス通信ネットワークにおけるランダムアクセスのための方法は、第1のチャネルのための第1の設定又は第2の設定を選択するステップと、第1の設定に対応する第1のプリアンブル・グループ又は第2の設定に対応する第2のプリアンブル・グループからプリアンブルを選択するステップと、選択したプリアンブルをユーザ機器(UE)から第2のチャネルを介して送信するステップと、選択した設定を使用して、ペイロードをUEから第1のチャネルを介して送信するステップとを含み得、選択した設定及び選択したプリアンブルは、UEによって決定され得る。第1のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含み得、第2のチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を含み得る。第1のプリアンブル・グループの1つ又は複数のプリアンブルが、第1の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数のセットにマッピングでき、第2のプリアンブル・グループの1つ又は複数のプリアンブルが、第2の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数のセットにマッピングでき、及びUEは、選択したプリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースのセットを使用してペイロードを送信することができる。UEは、1つ又は複数のチャネル状態に基づいて設定を選択することができる。UEは、ペイロードの潜在的な長さに基づいて設定を選択することができる。ペイロードは、競合解決情報を含むことができる。プリアンブルは、PUSCHリソースのセットに1対1ベースでマッピングできる。プリアンブルは、PUSCHリソースのセットに多対1ベースでマッピングできる。第1のプリアンブル・グループは、第2のプリアンブル・グループと重複しない場合がある。方法は、基地局でPRACHを介して選択したプリアンブルを受信するステップと、基地局で選択したプリアンブルに基づいて、PUSCHのための選択した設定を決定するステップと、及び選択した設定を使用して、基地局でPUSCHを介してペイロードを受信するステップをさらに含み得る。方法は、基地局でPRACHを介して選択したプリアンブルを受信するステップと、基地局で選択したプリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースのセットを決定するステップと、選択したプリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースのセットを使用して、基地局でPUSCHを介してペイロードを受信するステップとをさらに含み得る。
ワイヤレス通信ネットワークのためのユーザ機器(UE)は、コントローラを含み、このコントローラは、第1のチャネルのための第1の設定又は第2の設定を選択し、第1の設定に対応する第1のプリアンブル・グループ又は第2の設定に対応する第2のプリアンブル・グループからランダムアクセス・プリアンブルを選択し、選択したプリアンブルをUEから第2のチャネルを介して送信し、及び選択した設定を使用して、ペイロードをUEから第1のチャネルを介して送信するように構成され、選択した設定及び選択したプリアンブルは、コントローラによって決定され得る。第1のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含み得、第2のチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を含み得る。第1のプリアンブル・グループの1つ又は複数のプリアンブルは、第1の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数のセットにマッピングでき、第2のプリアンブル・グループの1つ又は複数のプリアンブルは、第2の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数のセットにマッピングでき、コントローラは、選択したプリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースのセットを使用してペイロードを送信するように構成され得る。コントローラは、チャネル状態又はペイロードの潜在的な長さのうちの少なくとも1つに基づいて設定を選択するように構成され得る。プリアンブルは、PUSCHリソースのセットに1対1ベースでマッピングできる。プリアンブルは、PUSCHリソースのセットに多対1ベースでマッピングできる。UEは、コントローラに結合されたトランシーバをさらに含み得る。
ワイヤレス通信ネットワークのための基地局は、コントローラを含み得、このコントローラは、ユーザ機器(UE)から第1のチャネル(PRACH)を介してランダムアクセス・プリアンブルを受信し、ランダムアクセス・プリアンブルが属するプリアンブル・グループに基づいて、UEによって選択された第2のチャネルの設定を決定し、決定した設定を使用して、第2のチャネルを介してランダムアクセス・ペイロードを受信するように構成される。第1のチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を含み得、第2のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含み得る。コントローラは、ランダムアクセス・プリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースのセットを決定し、PUSCHリソースの決定したセットを使用して、基地局でPUSCHを介してランダムアクセス・ペイロードを受信するように構成され得る。コントローラは、ランダムアクセス・プリアンブル及びランダムアクセス・ペイロードに応答して、ランダムアクセス応答をUEに送信するように構成され得る。基地局は、コントローラに結合されたトランシーバをさらに含み得る。
ワイヤレス通信ネットワークにおけるランダムアクセスのための方法は、選択したプリアンブルをユーザ機器(UE)から物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を介して送信するステップと、PUSCHリソースの選択したセットを使用して、ペイロードをUEから物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を介して送信するステップとを含み得、PUSCHリソースの選択したセットは、UEがPUSCHの2つ以上の設定のうちの1つから選択でき、選択したプリアンブルは、UEがプリアンブルの2つ以上のグループのうちの1つから選択でき、プリアンブルのグループのうちの第1のグループは設定のうちの第1の設定に対応し、プリアンブルのグループのうちの第2のグループは設定のうちの第2の設定に対応し、プリアンブルのグループのうちの第1のグループの1つ又は複数のプリアンブルは、設定のうちの第1の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数の対応するセットにマッピングでき、プリアンブルのグループのうちの第2のグループの1つ又は複数のプリアンブルは、設定のうちの第2の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数の対応するセットにマッピングできる。
ワイヤレス通信ネットワークにおけるランダムアクセスのための方法は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のための2つ以上の設定のうちの1つの設定を選択するステップと、2つ以上の設定のうちの対応する設定にマッピングされた2つ以上のプリアンブル・グループのうちの1つからプリアンブルを選択するステップと、選択したプリアンブルをユーザ機器(UE)から物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を介して送信するステップと、選択した設定を使用して、ペイロードをUEからPUSCHを介して送信するステップとを含み得、選択した設定及び選択したプリアンブルは、UEによって決定され得る。各設定はPUSCHリソースの1つ又は複数のセットを含むことができ、各プリアンブルは、対応する設定のPUSCHリソースのセットにマッピングでき、UEは、選択したプリアンブルに対応するPUSCHリソースのセットを使用してペイロードを送信できる。
ワイヤレス通信ネットワークにおけるランダムアクセスのための方法は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の設定を選択するステップと、設定に対応するプリアンブル・グループからプリアンブルを選択するステップと、選択したプリアンブルをユーザ機器(UE)から物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を介して送信するステップと、設定を使用して、ペイロードをUEからPUSCHを介して送信するステップとを含み得、UEは2つ以上の設定のうちの1つからPUSCHの設定を選択し得、UEは2つ以上の設定に対応する2つ以上のプリアンブル・グループのうちの1つからプリアンブルを選択し得る。
図面は必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではなく、同様の構造又は機能の要素は、図面全体に亘って例示の目的で一般に同様の参照符号によって表されている。図は、本明細書に記載される様々な実施形態の説明を容易にすることのみを意図している。図は、本明細書に開示される教示の全ての態様を説明するものではなく、特許請求の範囲を限定するものではない。図面が不明瞭にならないようにするために、全ての構成要素、接続等が示されているわけではなく、全ての構成要素が参照符号を有しているわけではない。しかしながら、コンポーネント設定のパターンは、図面から容易に明らかであり得る。添付図面は、明細書と共に、本開示の例示的な実施形態を示し、明細書と共に、本開示の原理を説明するのに役立つ。
本開示によるワイヤレス・ネットワークのための4ステップ・ランダムアクセス手順の例示的な実施形態を示す図である。
本開示によるワイヤレス・ネットワークのための2ステップ・ランダムアクセス手順の例示的な実施形態を示す図である。
本開示によるいくつかのPUSCH設定及びリソースセットの例示的な実施形態を示す図である。
本開示による2つのグループに分割されたプリアンブル・プールの例示的な実施形態を示す図である。
本開示による2ステップ・ランダムアクセス手順におけるPUSCH送信のためのプリアンブル及びPUSCHリソースのセットを選択するための方法の例示的な実施形態を示す図である。
本開示によるUEの例示的な実施形態を示す図である。
本開示による基地局の例示的な実施形態を示す図である。
本開示によるいくつかの実施形態では、4ステップ・ランダムアクセス手順が、4つのメッセージ送信を含み得る。この手順は、ユーザ機器(UE)がプリアンブルを含む第1のメッセージを基地局に送信するときに開始され得る。基地局は、アップリンクリソースの許可(grant)を含む第2のメッセージをUEに送信することによって第1のメッセージに応答することができる。次に、UEは、アップリンクリソースを使用して、データペイロードを含む第3のメッセージを基地局に送信することができる。データペイロードは、例えば、競合解決シーケンスを含み得る。次に、基地局は、例えば、競合解決応答を含む第4のメッセージをUEに送信することによって応答することができる。4ステップのランダムアクセス手順で4つのメッセージ(つまり、UEと基地局との間の2回の往復サイクル)を使用すると、待ち時間(latency:レイテンシ)及び/又は制御シグナリングのオーバーヘッドが比較的大きくなる可能性がある。
本開示によるいくつかの実施形態では、2ステップ・ランダムアクセス手順を使用することにより、性能を改善することができる。2ステップ・ランダムアクセス手順は、例えば、UEがプリアンブルとデータペイロードとの両方を含み得る第1のメッセージを基地局に送信するときに開始され得る。データペイロードは、例えば、競合解決シーケンスを含み得る。次に、基地局は、例えば、競合解決応答を含む第2のメッセージをUEに送信することによって応答することができる。しかしながら、基地局は、アップリンクリソースをUEに許可していない可能性があるため、基地局は、第1のメッセージ内のデータペイロードを受信及び/又は復号することができない可能性がある。
開示される2ステップ・ランダムアクセス手順のいくつかの実施形態では、UEからのメッセージの1つ又は複数のコンポーネントは、(基地局が、リソース許可をUEに送信せずに、ランダムアクセス手順中にUEからの第1のメッセージ内のデータペイロードを受信及び/又は複合することを可能にし得る)1つ又は複数のチャネル設定及び/又はリソースにマッピングされ得る。
例えば、いくつかの実施形態では、プリアンブルはグループに分割され得、各グループは、第1のメッセージのデータペイロード部分に使用され得る所定のアップリンクチャネル設定にマッピングされ得る。こうして、プリアンブルがどのグループにあるかを決定することにより、基地局は、UEからの第1のメッセージ内のデータペイロードを受信及び/又は復号するためにどのチャネル設定を使用するのかを決定でき得る。
さらに、又はあるいは、特定のプリアンブル(及び/又は、プリアンブルのサブグループ)は、第1のメッセージのペイロード部分を送信するために使用され得るアップリンクチャネルリソースの所定のセットにマッピングされ得る。こうして、基地局は、特定のプリアンブルを検出することにより、データペイロードを受信及び/又は復号するためにどのチャネルリソースのセットを使用するのかを決定することができる。
いくつかの実施形態では、チャネルリソースのセットのいくつか又は全ては、特定のチャネル設定に関連付けられ得る。例えば、プリアンブル・グループ内のプリアンブルにマッピングされたチャネルリソースの各セットを、プリアンブル・グループにマッピングされたチャネル設定に関連付けてもよい。こうして、いくつかの実施形態では、例えば、プリアンブル・グループとチャネル設定との間に第1のレベルのマッピングがあり、例えば、特定のプリアンブル(及び/又は、プリアンブルのサブグループ)とチャネルリソースのセットとの間に第2のレベルのマッピングがあり得る。
本開示によるいくつかの可能な実施態様の詳細を示すシステム、プロセス、方法等のいくつかの例示的な実施形態を以下で説明する。これらの例は、本開示の原理を説明する目的で提供されているが、原理は、これらの実施形態、実施態様の詳細等に限定されるものではない。例えば、いくつかの実施形態は、5G又は新しい無線(NR)ワイヤレス・ネットワークの文脈で説明され得るが、原理は、3G、4G又はワイヤレス・ネットワークの将来の世代、又はランダムアクセス手順を含む他のネットワークの文脈にも適用できる。
図1は、本開示によるワイヤレス・ネットワークのための4ステップ・ランダムアクセス(RA)手順の例示的な実施形態を示す。RA手順の開始前に、この実施形態では次世代ノードB(gNB)として実装され得る基地局100は、マスター情報ブロック(MIB)及び1つ又は複数のシステム情報ブロック(SIBs)を範囲内のUE102等の任意のUEにブロードキャストし得る。MIB/SIB送信は、RA手順の設定に関する情報を含む基本的なシステム情報を含むことができ、UEがこの基本的なシステム情報を使用してワイヤレス・ネットワークを介して通信することができる。
ランダムアクセスメッセージ交換は、システム情報によってMIB/SIB内に設定され得る物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を介して、ランダムアクセス・プリアンブルを含む第1のメッセージ(Msg1)をgNB100に送信するときに、UE102によって開始され得る。これには、ランダムアクセス・プリアンブルを送信するためにUEが使用する時間周波数リソースを識別するためのランダムアクセス無線(radio)ネットワーク一時的識別子(RA−RNTI)の使用が含まれ得る。UE102は、プリアンブルの2つのグループ、グループA及びグループBからプリアンブルを選択でき、これは、異なるサイズの第3のメッセージ(Msg3)を示すためにネットワークによって予め設定され得る。第3のメッセージ(Msg3)は、以下で説明するようにUEが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を介して後で送信することができる。例えば、UE102は、Msg3がある所定のサイズを下回る場合、グループAからプリアンブルを選択して送信することができるが、そうでなければグループBからプリアンブルを選択して送信することができる。
Msg1を受信した後に、gNB100は、ランダムアクセス・プリアンブルを使用して、UE102がMsg3をPUSCHを介してgNB100に送信するために使用するリソースを割り当てることができる。プリアンブルをグループに分割することにより、gNB100は、UE102がMsg3でどの位の情報量を送信できるかを知ることができる。gNB100はまた、ランダムアクセス・プリアンブルを使用して、そのアップリンクタイミングを調整するためにUE102が使用し得るタイミングアドバンス(TA:timing advance)を計算することもできる。
次に、gNB100は、第2のメッセージ(Msg2)をUE102に送り返すことができる。Msg2は、計算されたTA、UE102がMsg3を送信するために使用できるPUSCH時間/周波数リソース等のアップリンク(UL)リソースの許可、及び/又はRA手順の残りのためにUE102が使用できるテンポラリC無線ネットワーク一時的識別子(TC−RNTI)を含み得るランダムアクセス応答(RAR)とすることができる。
Msg2を受信した後に、UE102は、計算されたTAを使用して、そのアップリンクタイミングを調整することができる。次に、UE102は、Msg2で受信したアップリンク許可によって割り当てられたPUSCHリソースを使用して、Msg3をgNB100に送信することができる。こうして、いくつかの実施形態では、Msg3のPUSCH送信は、アップリンクリソースの許可に基づいて、gNB100によって動的にスケジュールされ得る。Msg3のデータペイロードには、例えば、競合解決シーケンスを含めることができる。
Msg3を受信した後に、gNB100は、次に、第4のメッセージ(Msg4)をUE102に送信することによって応答することができる。Msg4は、例えば、UE102によって送信されたのと同じ競合解決シーケンスを含み得る。Msg4を受信した後に、UE102は、gNB100によって送信された競合解決シーケンスが、Msg3で送信されたものと同じシーケンスであることを確認することができる。シーケンスが一致する場合に、UE102はそれ自体が接続されていると見なし、一時的識別子TC−RNTIを専用UE識別子C−RNTIにプロモートすることができる。
図2は、本開示によるワイヤレス・ネットワークのための2ステップRA手順の例示的な実施形態を示す。RA手順の開始前に、この実施形態では次世代ノードB(gNB)として実装され得る基地局104は、MIB及び1つ又は複数のSIBを、範囲内のUE106等の任意のUEにブロードキャストし得る。MIB/SIB送信は、RA手順の設定に関する情報を含む基本的なシステム情報を含むことができ、この基本的なシステム情報は、UE106がワイヤレス・ネットワークを介して通信するために使用することができる。いくつかの実施形態では、UE106に提供されるシステム情報は、例えば、2ステップRA手順に使用され得る異なる所定の設定、リソースのセット等に対応するために、図1のUE102に提供されるものとは異なり得る。
いくつかの実施形態では、2ステップRA手順は、UE106が、プリアンブル、PUSCH設定、及び/又は以下で詳細に説明するように第1のメッセージ(MsgA)のペイロード部分を送信するために使用するPUSCHリソースのセットを選択するための1つ又は複数の決定を行うことで開始することができる。
いくつかの実施形態では、ランダムアクセスメッセージ交換は、2つ以上の部分を含み得るMsgAを送信するときに、UE106によって開始され得る。MsgAの第1の部分では、UE106は、選択されたランダムアクセス・プリアンブルを、例えばシステム情報によってMIB/SIB内に設定され得るPRACHを介してgNB104に送信することができる。これは、MsgA PRACH送信と呼ばれ得る。MsgAの第2の部分では、UE106は、以下でより詳細に説明するように、PUSCHリソースの選択したセットを使用してデータペイロードを送信することができる。これは、MsgA PUSCH送信と呼ばれ得る。こうして、MsgA送信は、2つ以上の別個の送信、例えば、MsgA PRACHについて1つの送信、MsgA PUSCHについて1つの送信で実施してもよい。
gNB104がMsgA PUSCH送信を復号可能にするために、gNB104は、以下でより詳細に説明するように、例えば、プリアンブルとPUSCHリソースの選択したセットとの間のマッピングに基づいて、UE106によって選択及び使用されるPUSCHリソースのセットを決定し得る。復号されたMsgA PUSCH送信におけるデータペイロードは、例えば、競合解決情報を含み得る。MsgAを受信して復号した後に、gNB104は、次に、RARと同様の情報を含み得る第2のメッセージ(MsgB)をUE106に送り返すことができる。例えば、MsgBは、UEがネットワークに接続されていることをUEが確認できるようにするために、UE106によって送信されたのと同じ競合解決情報を含み得る。
いくつかの実施形態では、MsgA PRACH送信をMsgA PUSCH送信と関連付けるために、各ランダムアクセスチャネル(RACH)機会は、複数のPUSCHリソースセットに関連付けられ得る。しかしながら、複数のプリアンブル(例えば、いくつかの実施態様では最大64のプリアンブル)は、RACH機会で送信され得る。こうして、RACH機会におけるプリアンブルとPUSCHリソースセットにおけるそれらのそれぞれの送信とを区別するために、マッピングが、以下に説明するように、プリアンブルとPUSCHリソースセットとの間で実施され得る。
図2に示される実施形態では、コンポーネント及び/又は動作は例示に過ぎない。いくつかの実施形態は、図示されていない様々な追加のコンポーネント及び/又は動作、例えば、再試行動作を含み得る。いくつかの実施形態は、いくつかのコンポーネント及び/又は動作を省略し得る。さらに、いくつかの実施形態では、コンポーネントの配置及び/又は動作の時間的順序を変更してもよい。
本開示によるいくつかの実施形態は、UEが2ステップ・ランダムアクセス手順中にgNBへのPUSCH送信のために使用するリソースを選択し、その選択をgNBに通信してgNBがPUSCH送信を受信及び/又は復号するためにどのリソースを使用するのかを知ることができるようにする様々な技術を実装し得る。
例えば、いくつかの実施形態では、特定のPUSCH設定のための予め規定されたPUSCHリソースセットのコレクションが、gNB及び1つ又は複数のUEに提供され得る。次に、UEは、2ステップ・ランダムアクセス手順中にMsgA PUSCH送信に使用するためにPUSCHリソースセットのうちの1つを選択することができる。いくつかの実施形態では、複数のPUSCH設定を使用することができ、各設定は、PUSCHリソースセットの関連するコレクションを有することができる。複数のPUSCH設定は、例えば、異なるネットワーク条件下でUEがMsgA PUSCH送信の準備を行えるようにする場合に役立ち得る。複数のPUSCH設定の実施態様では、UEはまずどの設定を使用するのかを決定し、次に、選択した設定に関連付けられたコレクションから特定のPUSCHリソースセットを選択することができる。いくつかの実施形態では、特定のPUSCHリソースセットは、選択した設定に関連付けられたコレクション内のセットからランダムに選択され得る。
各プリアンブル・グループ内のランダムアクセス・プリアンブルは、例えば、1対1及び/又は多対1マッピングを使用して、各設定内の特定のPUSCHリソースセットにマッピングされ得る。
gNBが、UEによってPUSCHリソースのどのセットが選択されたかを判定(決定)することを可能にするために、ランダムアクセス・プリアンブルの一部又は全ては、プリアンブル・グループに分割され得る。いくつかの実施形態では、1つ又は複数のプリアンブル・グループは、1つ又は複数のPUSCH設定にマッピングされ得る。例えば、プリアンブルの各グループは、UE及びgNBで利用可能な設定のうちの対応する1つにマッピングされ得る。こうして、UEがMsgA PUSCH送信に使用する特定のPUSCH設定を選択すると、UEは、結果として、選択したPUSCH設定に対応するプリアンブル・グループからMsgA PRACH送信のためのプリアンブルを選択することができる。
いくつかの実施形態では、プリアンブル・グループは、MsgA PUSCH送信の予想される又は潜在的なデータペイロードのサイズに基づいて、少なくとも部分的に分割され得る。例えば、第1のグループのプリアンブルは、特定の閾値より大きいペイロードサイズを有するPUSCH送信に使用され得、第2のグループのプリアンブルは、そうでない場合に使用され得る。いくつかの実施形態では、プリアンブル・グループは、例えば、UEとgNBとの間の経路損失等のチャネル状態に基づいて、少なくとも部分的に分割され得る。他の実施形態では、プリアンブル・グループは、これら及び/又は任意の他の要因の組合せに基づいて分割され得る。
次に、gNBは、MsgA PRACH送信においてプリアンブルを検出し、プリアンブルがどのグループから選択されたかを決定することにより、UEによってどのPUSCH設定が選択されたかを判定(決定)することができる。いくつかの実施形態では、プリアンブルは、gNBがMsgA PRACHプリアンブルに基づいてPUSCH設定を一意に決定できるように、重複しないグループに分割され得る。
プリアンブル・グループに基づいてPUSCH設定を決定(判定)した後に、gNBは、例えば、各プリアンブル・グループ内のプリアンブルと各設定内の特定のPUSCHリソースセットとの間で使用される1対1及び/又は多対1のマッピングに基づいて、PUSCHリソースの特定のセットを決定し得る。
図3は、本開示によるいくつかのPUSCH設定及びリソースセットの例示的な実施形態を示す。図3に示される実施形態では、UEは、G個の異なるPUSCH設定で設定され得る。Gは、1、2、3等を含む任意の数である。第1の設定には、N1個の異なるPUSCHリソースセットを含めることができ、第2の設定には、N2個の異なるPUSCHリソースセットを含めることができ、同様にNG個の異なるPUSCHリソースセットを含み得る最後の設定数Gまで行うことができる。MsgA PUSCH送信に使用されるPUSCHリソースセットは、例えば、以下の任意数の要素:時間及び/又は周波数リソース、DMRSポート及び/又はシーケンス等の復調参照信号(DMRS)リソース、DMRS設定、変調符号化方式(MCS)選択、トランスポートブロックサイズ(TBS)選択、PUSCHマッピングタイプ等を含み得る。図3に示される例は単なる例示であり、他の実施形態は、リストされたリソースのいずれも含まなくてもよく、又はここにリストされていない1つ又は複数のリソースを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、PUSCHリソースセットは、例えば、ランダムアクセスパラメータ及び/又は手順の初期化及び/又は設定の一部として、無線リソース制御層(RRC)によって規定及び/又は構築され得る。
プリアンブルのグループ化の例示的な実施形態は、以下のように実施され得る。プリアンブルのプールには、総数Ntotのプリアンブルが含まれる。プール内の異なるプリアンブルは、プリアンブルID
(ここで、i∈{1,…,Ntot})でラベル付けすることで識別できる。G個の異なるPUSCH設定を用いた実施態様では、プリアンブルのG個の非重複グループのコレクションがプールから選択され得る。PUSCH設定の場合に、プリアンブルのグループ番号gに、以下に示されるように、Rg個の異なるプリアンブルを含めることができる。
R1+R2+…+RG<=Ntot (式1)
R1+R2+…+RG<=Ntot (式1)
プリアンブルのグループgの場合に、グループ内のRg個のプリアンブルIDのセットは、
(ここで、i∈{1,…,Rg})及びマッピング関数fg(i)∈{1,…,Ntot}によって決定できる。いくつかの実施形態では、各グループは別個のプリアンブルを含み得、且つプリアンブルのグループは重複しないことがあり得るので、以下のようになり得る。
いくつかの実施形態では、前の説明を満たす関数fg(i)の任意のセットは、有効なプリアンブルのグループ化を提供することができる。
図4は、本開示による2つのグループに分割されたプリアンブル・プールの例示的な実施形態を示す。図4に示される例では、プリアンブル・プール110は、第1のグループ(プリアンブル・グループ1)112及び第2のグループ(プリアンブル・グループ2)114に分割され得、ここで、G=2、Ntot=64、及びR1=R2=32である。こうして、図4に示すように、プリアンブル
の有効なマッピングの例は、
及び
によって与えられ得る。
図4に示される特定の詳細は、単なる例示である。他の実施形態は、任意数のプリアンブル・グループ、及び各グループ内の任意数のプリアンブルを含むことができ、これらプリアンブルはグループ間で等しい必要はない。
図4に示される特定の詳細は、単なる例示である。他の実施形態は、任意数のプリアンブル・グループ、及び各グループ内の任意数のプリアンブルを含むことができ、これらプリアンブルはグループ間で等しい必要はない。
図5は、本開示による2ステップ・ランダムアクセス手順におけるPUSCH送信のためのプリアンブル及びPUSCHリソースのセットを選択するための方法の例示的な実施形態を示す。この方法は、UEがMsgAをgNBに送信することによってランダムアクセス手順を開始することを決定することができるタスク122で開始することができる。タスク124で、UEは、例えば、ネットワーク設定、チャネル情報及び/又は状態、MsgA PUSCHペイロードの潜在的なサイズ等に基づいて、どのPUSCH設定を使用するのかを決定することができる。PUSCH設定を選択した後に、UEは、タスク126で、選択したPUSCH設定に対応するプリアンブル・グループを決定することができる。タスク128で、UEは、gNBへのMsgA PRACH送信に使用されるように選択されたプリアンブル・グループから、ランダムアクセス(PRACH)プリアンブルを選択することができる。また、タスク128で、UEは、gNBへのMsgA PUSCH送信に使用されるように選択されたPUSCH設定から、PUSCHリソースセットを選択することができる。
図3〜図5に示される実施形態では、示されるコンポーネント及び/又は動作は、単なる例示である。いくつかの実施形態は、示されていない様々な追加のコンポーネント及び/又は動作を含み得、いくつかの実施形態は、いくつかのコンポーネント及び/又は動作を省略し得る。さらに、いくつかの実施形態では、コンポーネントの配置及び/又は動作の時間的順序を変更してもよい。
図6は、本開示によるUEの例示的な実施形態を示す。図6に示される実施形態130は、無線トランシーバ132及びコントローラ134を含むことができ、コントローラ134は、トランシーバ132及び/又はUE130内の他の任意のコンポーネントの動作を制御することができる。UE130は、例えば、UEランダムアクセス機能等の、本開示で説明されるUE機能のいずれかを実施するために使用され得る。
トランシーバ132は、基地局との間で1つ又は複数の信号を送信/受信することができ、そのような送信/受信のためのインターフェイスユニットを含むことができる。例えば、トランシーバ132は、基地局からMIB/SIB情報、ランダムアクセス関連設定情報、及び/又は1つ又は複数の同期信号を受信することができる。そのトランシーバ132は、1つ又は複数のランダムアクセス・プリアンブル、MsgA PRACH送信、MsgA PUSCH送信を基地局に送信することができる。そのトランシーバ132は、例えば、その送信に対するMsgB送信、RAR等の応答を基地局から受信することができる。
コントローラ134は、例えば、1つ又は複数のプロセッサ136及びメモリ138を含むことができ、メモリ138は、本開示で説明するUE機能のいずれかを実施するために1つ又は複数のプロセッサ136が実行する命令を格納することができる。例えば、コントローラ134を使用して、プリアンブル、PUSCH設定、及び/又はPUSCHリソースのセットを選択するための1つ又は複数の決定を実施し、及び/又はUEが2ステップのランダムアクセス手順中にgNBへのPUSCH送信のために使用するリソースを選択できるようにする様々な技術を実施することができ、及び選択をgNBに通信し、それによってgNBがPUSCH送信を受信及び/又は復号するためにどのリソースを使用するのかを知りことができる。いくつかの実施形態では、コントローラ134を使用して、媒体アクセス制御(MAC)層を実装することができ、MAC層を実施することができ、MAC層を含むことができ、及び/又はその一部として含めることができる。
図7は、本開示による基地局の例示的な実施形態を示す。図7に示される実施形態140は、無線トランシーバ142及びコントローラ144を含むことができ、コントローラ144は、トランシーバ142及び/又は基地局140内の他の任意のコンポーネントの動作を制御することができる。基地局140は、例えば、基地局ランダムアクセス機能等の、本開示で説明する基地局機能のいずれかを実施するために使用することができる。
トランシーバ142は、基地局との間で1つ又は複数の信号を送信/受信することができ、そのような送信/受信のためのインターフェイスユニットを含むことができる。例えば、トランシーバ142は、MIB/SIB情報、ランダムアクセス関連設定情報、及び/又は1つ又は複数の同期信号をUEに送信することができる。そのトランシーバ142は、UEから1つ又は複数のランダムアクセス・プリアンブル、MsgA PRACH送信、MsgA PUSCH送信等を受信することができる。そのトランシーバ142は、例えば、その受信に対するMsgB送信、RAR等の応答をUEに送信することができる。
コントローラ144は、例えば、1つ又は複数のプロセッサ146及びメモリ148を含むことができ、メモリ148は、本開示で説明する基地局機能のいずれかを実施するために1つ又は複数のプロセッサ146が実行するための命令を格納することができる。例えば、コントローラ144を使用して、PUSCH設定、及び/又は2ステップ・ランダムアクセス手順中にUEによって選択されたPUSCHリソースのセットを決定し、及びUEからMsgA PRACH送信、MsgA PUSCH送信等を受信及び/又は復号するための1つ又は複数の技術を実施することができる。いくつかの実施形態では、コントローラ144を使用して、媒体アクセス制御(MAC)層を実装することができ、MAC層を実施することができ、MAC層を含むことができ、及び/又はその一部として含めることができる。
いくつかの実施形態について、5G又は新しい無線(NR)無線ネットワークの文脈で説明してきたが、原理は、ランダムアクセス手順を有する他の任意のタイプのシステムに適用することができる。こうして、いくつかの実施形態では、PUSCHは、任意の物理アップリンク共有チャネルを指し得、PRACHは、任意の物理ランダムアクセスチャネルを指し得、gNBは、任意のタイプの基地局等を指し得る。
本明細書で開示される実施形態は、様々な実施態様の詳細の文脈で説明され得るが、本開示の原理は、これら又は他の特定の詳細に限定されるものではない。いくつかの機能は、特定のコンポーネントによって実施されるものとして説明したが、他の実施形態では、機能は、異なる場所で様々なユーザインターフェイスを有する異なるシステム及びコンポーネントの間で分散され得る。特定の実施形態について、特定のプロセス、ステップ、それらの組合せ等を有するものとして説明したが、これらの用語は、特定のプロセス、ステップ、それらの組合せ等が複数のプロセス、ステップ、それらの組合せ等で実施され得る実施形態、又は複数のプロセス、ステップ、それらの組合せ等が単一のプロセス、ステップ、それらの組合せ等に統合され得る実施形態も包含し得る。コンポーネント又は要素への参照は、コンポーネント又は要素の一部のみを参照し得る。本開示及び請求項における「第1」及び「第2」等の用語の使用は、それらが修正するものを区別する目的のためのみであり、文脈から明白でない限り、空間的又は時間的順序を示さない場合がある。第1のものへの言及は、第2のものの存在を暗示しない場合がある。さらに、上述した様々な詳細及び実施形態を組み合わせて、この特許開示の発明の原理による追加の実施形態を生み出すことができる。
この特許開示の発明の原理は、発明の概念から逸脱することなく配置及び詳細を修正することができるので、そのような変更及び修正は、以下の特許請求の範囲内にあると見なされる。
Claims (23)
- ワイヤレス通信ネットワークにおけるランダムアクセスのための方法であって、当該方法は、
第1のチャネルのための第1の設定又は第2の設定を選択するステップと、
前記第1の設定に対応する第1のプリアンブル・グループ又は前記第2の設定に対応する第2のプリアンブル・グループからプリアンブルを選択するステップと、
前記選択したプリアンブルをユーザ機器(UE)から第2のチャネルを介して送信するステップと、
前記選択した設定を使用して、ペイロードを前記UEから前記第1のチャネルを介して送信するステップと、を含み、
前記選択した設定及び前記選択したプリアンブルは、前記UEによって決定される、
方法。 - 前記第1のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含み、
前記第2のチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を含む、請求項1に記載の方法。 - 前記第1のプリアンブル・グループの1つ又は複数のプリアンブルが、前記第1の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数のセットにマッピングされ、
前記第2のプリアンブル・グループの1つ又は複数のプリアンブルが、前記第2の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数のセットにマッピングされ、
前記UEは、前記選択したプリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースの前記セットを使用して前記ペイロードを送信する、請求項2に記載の方法。 - 前記UEは、1つ又は複数のチャネル状態に基づいて前記設定を選択する、請求項1に記載の方法。
- 前記UEは、前記ペイロードの潜在的な長さに基づいて前記設定を選択する、請求項1に記載の方法。
- 前記ペイロードは、競合解決情報を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記プリアンブルは、PUSCHリソースの前記セットに1対1ベースでマッピングされる、請求項3に記載の方法。
- 前記プリアンブルは、PUSCHリソースの前記セットに多対1ベースでマッピングされる、請求項3に記載の方法。
- 前記第1のプリアンブル・グループは、前記第2のプリアンブル・グループと重複しない、請求項1に記載の方法。
- 基地局で前記PRACHを介して前記選択したプリアンブルを受信するステップと、
前記基地局で前記選択したプリアンブルに基づいて、前記PUSCHの前記選択した設定を決定するステップと、
前記選択した設定を使用して、前記基地局で前記PUSCHを介して前記ペイロードを受信するステップと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。 - 基地局で前記PRACHを介して前記選択したプリアンブルを受信するステップと、
前記基地局で前記選択したプリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースの前記セットを決定するステップと、
前記選択したプリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースの前記セットを使用して、前記基地局で前記PUSCHを介して前記ペイロードを受信するステップと、をさらに含む、請求項3に記載の方法。 - ワイヤレス通信ネットワークのためのユーザ機器(UE)であって、当該UEは、
コントローラを含み、該コントローラは、
第1のチャネルのための第1の設定又は第2の設定を選択し、
前記第1の設定に対応する第1のプリアンブル・グループ又は前記第2の設定に対応する第2のプリアンブル・グループからランダムアクセス・プリアンブルを選択し、
該選択したプリアンブルを前記UEから第2のチャネルを介して送信し、及び
選択した設定を使用して、ペイロードを前記UEから前記第1のチャネルを介して送信するように構成され、
前記選択した設定及び前記選択したプリアンブルは、前記コントローラによって決定される
ユーザ機器。 - 前記第1のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含み、
前記第2のチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を含む、請求項12に記載のユーザ機器。 - 前記第1のプリアンブル・グループの1つ又は複数のプリアンブルが、前記第1の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数のセットにマッピングされ、
前記第2のプリアンブル・グループの1つ又は複数のプリアンブルが、前記第2の設定のPUSCHリソースの1つ又は複数のセットにマッピングされ、
前記コントローラは、前記選択したプリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースの前記セットを使用して前記ペイロードを送信するように構成される、請求項13に記載のユーザ機器。 - 前記コントローラは、チャネル状態又は前記ペイロードの潜在的な長さのうちの少なくとも1つに基づいて前記設定を選択するように構成される、請求項12に記載のユーザ機器。
- 前記プリアンブルは、PUSCHリソースの前記セットに1対1ベースでマッピングされる、請求項14に記載のユーザ機器。
- 前記プリアンブルは、PUSCHリソースの前記セットに多対1ベースでマッピングされる、請求項14に記載のユーザ機器。
- 前記コントローラに結合されたトランシーバをさらに含む、請求項12に記載のユーザ機器。
- ワイヤレス通信ネットワークのための基地局であって、当該基地局は、
コントローラを含み、該コントローラは、
ユーザ機器(UE)から第1のチャネルを介してランダムアクセス・プリアンブルを受信し、
前記ランダムアクセス・プリアンブルが属するプリアンブル・グループに基づいて、前記UEによって選択された第2のチャネルの設定を決定し、及び
該決定した設定を使用して、前記第2のチャネルを介してランダムアクセス・ペイロードを受信するように構成される、
基地局。 - 前記第1のチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を含み、
前記第2のチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含む、請求項19に記載の基地局。 - 前記コントローラは、
前記ランダムアクセス・プリアンブルにマッピングされたPUSCHリソースのセットを決定し、
該PUSCHリソースの決定したセットを使用して、当該基地局で前記PUSCHを介して前記ランダムアクセス・ペイロードを受信するように構成される、請求項20に記載の基地局。 - 前記コントローラは、前記ランダムアクセス・プリアンブル及び前記ランダムアクセス・ペイロードに応答して、ランダムアクセス応答を前記UEに送信するように構成される、請求項19に記載の基地局。
- 前記コントローラに結合されたトランシーバをさらに含む、請求項19に記載の基地局。
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