JP2014518041A - Lte−aシステムにおける搬送波集約を用いたランダムアクセス手順のための方法及び装置 - Google Patents

Lte−aシステムにおける搬送波集約を用いたランダムアクセス手順のための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

LTE−アドバンストシステムでランダムアクセス手順のための方法を行うように基地局が構成される。その方法は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)がランダムアクセスネットワーク一時識別子(RA−RNTI)と関連付けられた時、第1セルでユーザ端末からPRACHでランダムアクセスプリアンブルメッセージを受信する段階を含む。その方法は、第2セルでユーザ端末にランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信する段階を含む。RARメッセージ及びRA−RNTIのうち少なくとも1つは、ユーザ端末が前記RARメッセージと関連付けられたターゲットタイミングアドバンスグループ(TAG)又はセルを識別するように構成された情報を含む。

Description

本発明は、一般に無線通信システムに関し、特に、LTE−A(Long Term Evolution−Advanced)システムにおける交差搬送波(cross−carrier)スケジューリングでランダムアクセスする方法に関する。
3GPP LTE標準におけるリリース11の目的の1つは、LTEアップリンク搬送波集約(carrier aggregation)のための多重タイミングアドバンスの使用をサポートすることを規定することにある。これは「LTE Carrier Aggregation Enhancements」というタイトルのLTE Document No.RP−101421において論議されている。アップリンク伝送のためのタイミングアドバンスは、ユーザ端末(UE:User Equipment)がネットワークとのアップリンクタイミング同期化を達成するために行われる。LTEアップリンク搬送波集約のために多重タイミングアドバンスをサポートすることは、2つの集約されたセルがUEからそれぞれ異なるチャネル伝搬遅延を受け得るセル配置シナリオに必要である。
本発明の実施形態は、LTE−アドバンストシステムにおけるランダムアクセス手順を行うための方法及び装置を提供することにある。
本発明の実施形態によれば、基地局におけるランダムアクセス手順のための方法を提供する。その方法は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)がランダムアクセスネットワーク一時識別子(RA−RNTI)と関連付けられる時、第1セルでユーザ端末から前記PRACHでランダムアクセスプリアンブルメッセージを受信する段階を含む。また、その方法は、第2セルで前記ユーザ端末にランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信する段階を含む。前記RARメッセージ及びRA−RNTIのうち少なくとも1つは前記ユーザ端末が前記RARメッセージと関連付けられたターゲットタイミングアドバンスグループ(TAG)又はセルを識別するように構成された情報を含む。
本発明の実施形態によれば、ランダムアクセス手順のための基地局が提供される。基地局は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)がランダムアクセスネットワーク一時識別子(RA−RNTI)と関連付けられる時、第1セルでユーザ端末から前記PRACHでランダムアクセスプリアンブルメッセージを受信するように構成される制御部を含む。前記制御部は、第2セルで前記ユーザ端末にランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信するように構成される。前記RARメッセージ及びRA−RNTIのうち少なくとも1つは、前記ユーザ端末が前記RARメッセージと関連付けられたターゲットタイミングアドバンスグループ(TAG)又はセルを識別するように構成された情報を含む。
本発明の実施形態によれば、ランダムアクセス手順のためのユーザ端末が提供される。前記ユーザ端末は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)がランダムアクセスネットワーク一時識別子(RA−RNTI)と関連付けられる時、第1セルで基地局へ前記PRACHでランダムアクセスプリアンブルメッセージを送信するように構成されたプロセッサを含む。また、前記プロセッサは、第2セルで前記基地局からランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信するように構成される。前記RARメッセージ及びRA−RNTIのうち少なくとも1つは、前記ユーザ端末が前記RARメッセージと関連付けられたターゲットタイミングアドバンスグループ(TAG)又はセルを識別するように構成された情報を含む、
下記の詳細な説明の作成に先立ち、本特許文献全般にわたって用いられる単語及び句について定義することが有利であろう。用語「含む」、「具備する」及びそれらの派生語らは制限なく含むことを意味する。用語「又は」は包括的な(inclusive)意味であって、「及び/又は」を意味する。「…と関連付けられた」、「…その中で関連付けられた」、及びそれらの派生語らは「含む」、「…の内で含む」、「互いに接続する」、「含有する」 、「…の内で含有する」、「…に、あるいは…と接続される」、「…に、あるいは…と結合される」、「…と通信可能である」、「…と協力する」、「挟む」、「並置する」、「隣接する」、「…に、あるいは…と縛られる」、「持つ」、「…の特性を持つ」などを意味し得る。そして、用語「制御部」は、少なくとも1つの動作を制御する任意の機器、システム、またはその一部を意味し、そのような装置は、ハードウェア、ファームウェアまたはソフトウェア、またはそれらの少なくとも2つの組み合わせに具現され得る。任意の特定の制御部と関連づけられた機能は、集中しているか、または、局所的にもしくは遠くに分散化され得る。特定の単語及び句に対する定義は、本明細書全般にわたって提供され、当業者であれば、ほとんどの場合ではないが、多くの場合、そのような定義が将来だけでなく、従来も同じように定義されていた単語及び句を用いるために適用されるということを理解すべきである。
本発明の実施形態によれば、LTE−Aシステムで交差搬送波スケジューリングでランダムアクセス手順を具現できる。また、ユーザ端末が受信されたランダムアクセス手順メッセージのターゲットセル(又はターゲットTAG)を識別することができ、ユーザ端末のために意図されたランダムアクセス手順メッセージを正確に識別できる。さらに、本発明の実施形態によれば競合ベースのRACHの場合、競合を解消できる効果を得ることができる。
本発明及びその長所に対するより完全な理解のために、添付された図面を参照して次の詳細な説明が行われる。図面における同じ符号は同じ構成要素を示す。
本発明の一実施形態による無線ネットワークを示す図である。 本発明の一実施形態による基地局(eNodeB)をさらに詳しく示す図である。 本発明の一実施形態によるユーザ端末をさらに詳しく示す図である。 本発明の一実施形態による1次及び2次セルのネットワークを示す図である。 LTEシステムにおける競合ベース及び非競合ベースのランダムアクセス手順を示す図である。 LTEシステムにおける競合ベース及び非競合ベースのランダムアクセス手順を示す図である。 本発明の実施形態による競合ベース及び非競合ベースのランダムアクセス手順を示す図である。 本発明の実施形態による競合ベース及び非競合ベースのランダムアクセス手順を示す図である。 本発明の実施形態による競合ベース及び非競合ベースのランダムアクセス手順を示す図である。 本発明の実施形態による競合ベース及び非競合ベースのランダムアクセス手順を示す図である。 交差搬送波スケジューリングが構成された場合、タイミングアドバンスグループ(TAG)又は物理ダウンリンク制御チャネル命令のためのセルを区別する問題及び基地局によって送信されたランダムアクセス応答に対するターゲットユーザ端末の潜在的曖昧性(ambiguity)問題を示す図である。 交差搬送波スケジューリングが構成された場合、タイミングアドバンスグループ(TAG)又は物理ダウンリンク制御チャネル命令のためのセルを区別する問題及び基地局によって送信されたランダムアクセス応答に対するターゲットユーザ端末の潜在的曖昧性(ambiguity)問題を示す図である。 共通検索空間が2次セルに定義されていないシナリオを示す図である。 共通検索空間が2次セルに定義されていないシナリオを示す図である。 本発明の実施形態による、TAG指示子フィールド(TIF)又は搬送波指示子フィールド(CIF)を含む新しいPDCCH命令を示す図である。 本発明の実施形態による、TAG指示子フィールド(TIF)又は搬送波指示子フィールド(CIF)を含む新しいPDCCH命令を示す図である。 本発明の実施形態によるユーザ端末及びTAG/セルの別の組み合わせに割り当てられた別のランダムアクセスチャネル(RACH)リソースを示す図である。 本発明の実施形態による、TAG/セル毎に別のユーザ端末に割り当てられた別のRACHリソースを示す図である。 本発明の一実施形態による新しい情報エレメントであるCrossCarrierSchedulingConfigを示す図である。 本発明の一実施形態によるTAG/搬送波指示子フィールド(TIF/CIF)を有するMACランダムアクセス応答(RAR)の例を示す図である。 本発明の一実施形態による新しいユーザ端末及びレガシーユーザ端末を介して見えるTIF/CIFを有する2つのMAC RARと当該サブヘッダをそれぞれ示す図である。 本発明の一実施形態による新しいユーザ端末及びレガシーユーザ端末を介して見えるTIF/CIFを有する2つのMAC RARと当該サブヘッダをそれぞれ示す図である。 本発明の一実施形態によるバックオフ指示子を有するLTE 10のMACサブヘッダを示す図である。 本発明の一実施形態によるバックオフ指示子及びTIF/CIFを有するMACサブヘッダを示す図である。 本発明の一実施形態による位置によって暗黙的に示された、TIF/CIFを有するMAC RARを示す図である。 本発明の一実施形態によるランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)及びTIF/CIFを有するMACサブヘッダに対する設計例を示す図である。 本発明の一実施形態によるTIF/CIFがMACヘッダに含まれたことを示すMACサブヘッダを示す図である。 本発明の一実施形態によるTIF/CIFサブヘッダ設計を示す図である。 本発明の一実施形態によるユーザ端末及びTAG/セルに割り当てられたRACHリソースを示す図である。 本発明の一実施形態によるTAG/セルでユーザ端末によって選択されたRACHリソースを示す図である。 本発明の一実施形態による競合シナリオを示す図である。 本発明の一実施形態による2つのTAG/セルの間で直交するRACHリソースを示す図である。 2つのTAG/セルの間でRACHリソースの直交性をなすための方法を示す図である。
下記図1乃至24及び本特許文書で本発明の原理を説明するために用いられた様々な実施形態は、単に説明のためのものであって、本発明の範囲を制限するために任意の方式で解釈されてはならない。当業者は本発明の原理が適切に配列された無線通信システムで具現され得るということを理解するはずである。
ここで提示された次の資料及び標準説明は本発明に統合される:(i)LTE Document No.RP−101421,“LTE Carrier Aggregation Enhancements”(以下“REF1”);(ii)Document No.R2−111840,“Initial Consideration on Multiple TA,CATT”(以下“REF2”);(iii)3GPP Technical Specification No.36.300,version 10.3.0,March 2011(以下“REF3”);(iv)3GPP Technical Report No.36.814,version 9.0.0,March 2010(以下“REF4”);(v)3GPP Technical Specification No.36.321,version 10.2.0,June 2011(以下“REF5”);(vi)3GPP Technical Specification No.36.331,version 10.2.0,June 2011(以下“REF6”);(vii)3GPP Technical Specification No.36.212,version 10.2.0,June 2011(以下“REF7”);(viii)3GPP Technical Specification No.36.213,version 10.2.0,June 2011(以下“REF8”)
図1は、本発明の一実施形態による例示的な無線ネットワーク100を示した図である。図1に示す無線ネットワーク100の実施形態は単に説明のためのものである。無線ネットワーク100の他の実施形態が本発明の範囲から逸脱することがなく使用され得る。
図示の実施形態で、無線ネットワーク100は、eNodeB(eNB)101、eNB102、及びeNB103を含む。eNB101は、eNB102及びeNB103と通信する。eNB101は、インターネット、個人(proprietary)IPネットワーク、又は他のデータネットワークのようなインターネットプロトコル(IP)ネットワーク130と通信する。
ネットワークタイプによって、“eNodeB”の代わりに“基地局(base station)”、又は“アクセスポイント”のような他のよく知られた用語が用いられ得る。便宜上、ここでは用語“eNodeB”が遠隔端末に対する無線接続を提供するネットワークインフラ構成要素(components)を指すために用いられる。
eNB102は、eNB102のカバレッジ領域内にある複数の第1ユーザ端末(UE)にネットワーク130への無線広帯域アクセスを提供する。複数の第1ユーザ端末は、小企業に位置し得るUE111、大企業に位置し得るUE112、WiFiホットスポットに位置し得るUE113、第1住居地に位置し得るUE114、第2住居地に位置し得るUE115、及び携帯電話、無線ラップトップ、無線PDAなどのような移動機器であり得るUE116を含む。UE111乃至116は、携帯電話、移動PDA、及び他の移動局(MS)のような任意の無線通信機器であり得るが、それに限定されない。
便宜上、用語“ユーザ端末”又は“UE”は、eNBに無線接続する任意の遠隔無線端末で、UEが携帯機器(例えば、携帯電話)であるか又は一般に考慮される固定された機器(例えば、デスクトップPC、自動販売機等)であるかを指定するために用いられる。他のシステムでは、“移動局(MS)”、“加入者局(SS)”、“遠隔端末(RT)”、“無線端末(WT)”など他のよく知られた用語が“ユーザ端末”の代わりに用いられ得る。
eNB103は、eNB103のカバレッジ領域125内の複数の第2UEに無線広帯域接続を提供する。複数の第2UEは、UE115及びUE116を含む。一実施形態で、eNB101乃至103は、LTE又はLTE−A技術を介して互いに通信し、UE111乃至116とも通信できる。
点線は、概略的なカバレッジ領域120及び125の範囲を示したもので、説明のために略円形で示された。基地局と関連付けられたカバレッジ領域、例えば、カバレッジ領域120及び125は、基地局の構成及び自然や人工妨害物と関連付けられた無線環境における変動事項によって不規則な形状を含む他の形状であり得ることが明確に理解されるべきである。
図1は、無線ネットワーク100の一例を示したもので、図1は、様々に変更され得る。例えば、有線ネットワークのように他のタイプのデータネットワークが無線ネットワーク100を代替することができる。有線ネットワークで、ネットワーク端末はeNB101乃至103及びUE111乃至116を代替することができる。有線接続は図1に示す無線接続を代替することができる。
図2は、本発明の一実施形態によるeNBの詳細な構成を示している。一実施形態で、eNB200は、図1に示すeNB101乃至103のうち何れか1つを示すことができる。図2に示すeNB200の実施形態は単に説明のためのものである。eNB200の他の実施形態が本発明の範囲から逸脱することなく使用され得る。
eNB200は、制御部225、チャネル制御部235、送受信インタフェース(IF)245、RF送受信部(Radio Frequency Transceiver)250、及びアンテナアレイ255を含む。チャネル制御部235は、例示的なチャネルエレメント240を含む複数のチャネルエレメントを含む。eNB200は、ハンドオフ制御部260及びメモリ270を含む。
制御部225は、eNB200の全体動作を制御する動作プログラムを実行できる処理回路及びメモリを含む。一般的な条件で、制御部225は、チャネル制御部235の動作を指示し、チャネル制御部235は、順方向チャネル及び逆方向チャネルで両方向通信を行うチャネルエレメント240を含む複数のチャネルエレメントを含む。
単一の機器としてRF送受信部250の実施形態は単に説明のためのものである。RF送受信部250は、本発明の範囲から逸脱することなく別の送信機及び受信機を含むことができる。RF送受信部250は、パワー増幅器(PA)252を含み送受信になった信号を処理するエレメントを含む。
アンテナアレイ255は、RF送受信部250から受信された順方向チャネル信号をeNB200のカバレッジ領域にある移動局に送信する。アンテナアレイ255は、eNB200のカバレッジ領域内にあるUEから受信された逆方向チャネル信号を送受信部250に送信する。本発明の一部実施形態で、アンテナアレイ255は、各アンテナセクタがカバレッジ領域の120゜のアークでの送受信を担当する3セクタアンテナのようなマルチセクタアンテナである。また、RF送受信部250は、アンテナ選択部を含み送受信動作の間アンテナアレイ255のそれぞれ異なるアンテナの中から選択する。
図3は、本発明の一実施形態によるUEの詳細図である。一部実施形態で、UE300は、図1に示すUE111乃至116のうち何れか1つを示す。図3に示すUE300の実施形態は単に説明のためのものである。UE300の他の実施形態が本発明の範囲から逸脱することなく使用され得る。
UE300は、アンテナ305、無線周波数(RF)送受信部310、送信(TX)処理回路315、マイクロホン320、及び受信(RX)処理回路325を含む。UE300は、スピーカ330、メインプロセッサ340、入出力(I/O)インタフェース(IF)345、キーパッド350、ディスプレイ355、メモリ360、パワー管理器370及びバッテリ380を含む。
RF送受信部310は、アンテナ305から無線ネットワーク100のeNBによって送信された着信(incoming)RF信号を受信する。RF送受信部310は、着信RF信号をダウンコンバートして中間周波数(IF)又は基底帯域信号を生成する。中間周波数又は基底帯域信号は、RX処理回路325に送信され、基底帯域又は中間周波数信号をフィルタリング、復号化、及び/又はデジタル化して処理された基底帯域信号を生成する。RX処理回路325は、処理された基底帯域信号をスピーカ330(すなわち、音声データ)に又は追加的な処理(例えば、ウェブブラウジング)をためにメインプロセッサ340に送信する。
TX処理回路315は、マイクロホン320のアナログ又はデジタル音声データを受信するか、又はメインプロセッサ340からの他の発信基底データ(例えば、ウェブデータ、電子メール、対話形ビデオゲームデータ)を受信する。TX処理回路315は、発信基底データを符号化、多重化及び/又はデジタル化して処理された基底帯域又は中間周波数信号を生成する。RF送受信部310は、発信用処理が施された基底帯域又は中間周波数信号をTX処理回路315から受信する。RF送受信部310は、基底帯域又は中間周波数信号をアンテナ305を介して送信されるRF信号にアップコンバートする。
本発明の一部実施形態で、メインプロセッサ340は、マイクロプロセッサ又はマイクロコントローラである。メモリ360は、メインプロセッサ340と結合される。メモリ360は、任意のコンピュータで読出可能な媒体である。例えば、メモリ360は、マイクロプロセッサ又は他のコンピュータ関連のシステム又は方法によって使用されるコンピュータプログラム、ソフトウェア、ファームウェア、又はデータを含み、保存、通信、伝播又は送信できる任意の電子、磁気、電磁気、光学、電気光学、電気−機械及び/又は他の物理的な機器であり得る。そのような実施形態によれば、メモリ360の一部はランダムアクセスメモリ(RAM)を含み、メモリ360の他の一部は、読出専用メモリ(ROM)として動作するフラッシュメモリを含む。
メインプロセッサ340は、UE300の全体動作を制御するようにメモリ360に保存された基本オペレーティングシステム(OS)プログラム361を実行する。そのような動作のうち1つでメインプロセッサ340はよく知られた原理に基づいてRF送受信部310、RX処理回路325及びTX処理回路315による順方向チャネル信号の受信及び逆方向チャネル信号の送信を制御する。
メインプロセッサ340は、メモリ360に常駐する他のプロセス及びプログラムを実行できる。メインプロセッサ340は、実行プロセスによって要求されるようにメモリ360へ/からデータを移動させることができる。メインプロセッサ340及び/又はパワー管理器370は、パワー使用を制御及び減少させることができ、バッテリ380の充電間隔を増やすことができるソフトウェア、ハードウェア及び/又はファームウェアを含むことができる。一部の実施形態で、パワー管理器370は、メインプロセッサ340と分離され得る。他の実施形態で、パワー管理器370は、メインプロセッサ340と統合される、又はその一部であり得る。
メインプロセッサ340は、キーパッド350及びディスプレイ部355と結合される。UE300の運営者は、キーパッド350を使用してUE300にデータを入力する。ディスプレイ部355は、ウェブサイトからのテキスト及び/又はグラフィックをレンダリングできる液晶又は発光ダイオード(LED)ディスプレイであり得る。他の実施形態は、他のタイプのディスプレイを使用することができる。
アップリンク伝送のタイミングアドバンス(timing advance)はUEによって行われてネットワークとのアップリンクタイミング同期をとることができる。LTEアップリンク搬送波集約のための多重タイミングアドバンスのサポートは、2つの集積セルが同じ所に位置しないセル配置シナリオに必要であり得る。例えば、図4に示すように、1つのセル(例えば、1次セル(primary cell)又はPCell)は、基地局又はeNBによって管理されるマクロカバレッジを提供するために使用されることができ、他のセル(例えば、2次セル(secondary cell)又はSCell)は、マクロカバレッジ内のローカルカバレッジを提供するために使用されることができ、遠隔無線装備(RRH)又は周波数選択中継機に取り付けられ得る。配置シナリオは、以下でさらに詳細に説明される。REF2で列挙された全ての配置シナリオは、多重タイミングアドバンスのサポートから排除されないことがRAN2#73bis会議で合意された。
多重タイミングアドバンスを可能にする方法のうち1つは、PCellと同じタイミングアドバンスを共有しないSCellでランダムアクセス手順をサポートすることである。現在のLTE用ランダムアクセス手順が図5A及び5Bに示された。図5Aは、競合ベースのランダムアクセス手順を示したもので、図5Bは、非競合ベースのランダムアクセス手順を示した図である。ランダムアクセス手順の段階は、REF3のSection 10.1.5に説明された。例えば、図5Aに示すように、LTEリリース10の競合ベースのランダムアクセス手順で、ステップ1、ステップ2及びステップ3は、PCell上で起きる一方、競合解消(ステップ4)はPCellによって交差スケジューリング(cross−scheduled)される。(例えば、実際のDL割り当てはSCellに対するものである)。図5Bに示すように、非競合ベースのランダムアクセス手順で、ステップ0、ステップ1、ステップ2は、PCellで発生する。ランダムアクセス手順の完全な説明は、REF5のSection 5.1で見つけることができる。SCellのための非競合ベースのランダムアクセス手順及び競合ベースのランダムアクセス手順をサポートする方法は、図5C及び5Dに示すようにランダムアクセス手順制御シグナリングがSCellから送信され得るようにする。
SCellのダウンリンク物理制御チャネル(PDCCH)が過度な干渉を受け、UEでの信号受信のためのチャネルを信頼できなくなった時、SCellに対するランダムアクセス手順をサポートする方法を提供することが有益であろう。これは搬送波集約ベースの異種ネットワークが配置される場合に発生し得る(REF4のSection9A.2.1.参照)。このような状況で、ネットワークは図5Dに示すように、ランダムアクセス手順を行うために交差−搬送波スケジューリング特徴を必要とすることができる。また、PDCCH共通検索空間がSCellに対して定義されていない場合(LTEリリース10のように)、図5Fに示すように、PCell上でSCellに対するランダムアクセス応答の送信をサポートする方法が必要である。
交差搬送波スケジューリングが構成されたか、又はSCellで共通検索空間が存在しない場合、次の問題が解決されなければならない。非競合ベースのランダムアクセス手順において、UEは正確に識別されUEに対して意図されたランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージ(例えば、メッセージ0,2)をランダムアクセス手順の正確なターゲットセル、又はターゲットタイミングアドバンスグループ(TAG)(同じタイミングアドバンスを共有するセルのグループと定義)と共に正確に識別して受信するように要求される必要があり得る。競合ベースのランダムアクセス手順の場合、同時にランダムアクセスを行う他のUEがあり得る。交差−搬送波ランダムアクセス手順に対する競合解消サポートが必要であり得る。
本発明の実施形態は、この問題を解決する。すなわち、本発明の実施形態は、UEが受信されたランダムアクセス手順メッセージのターゲットセル(又はターゲットTAG)を識別できるようにし、UEのために意図されたランダムアクセス手順メッセージを正確に識別できるようにする。競合ベースRACHの場合、本発明の実施形態は競合が解消されるようにすることができる。
また、図5A及び5Bを再度参照すると、次のメッセージ交換が図5A及び5Bに示すランダムアクセス手順に使用され得る。これはLTEリリース10に記述された可能なメッセージ交換を要約したものである。
メッセージ0:ランダムアクセス手順を開始するためにeNBによってUEに送信されるPDCCH命令。このPDCCH命令は、非競合ベースのランダムアクセス手順に対する専用ランダムアクセス(RA)プリアンブルを選択的に示すことができる。このPDCCH命令は、共通及びUE特定の検索空間でセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI:Cell Radio Network Temporary Identifier)によってスクランブルされた巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Code)を有するDCIフォーマット1Aを用いて送信される(REF8のSection8.0参照)。LTEリリース10で交差−搬送波スケジューリングが構成されると、DCIフォーマットが搬送波指示子フィールド(CIF:Carrier Indicator Field)を搬送するためのイネーブラ(enabler)が提供される(REF7 Sec 5.3.3.1.3参照)。PDCCH命令のための交差搬送波スケジューリングは、CIFがDCIフォーマットに含まれたままLTE11でサポートされることができ、これは以下でさらに詳しく説明される。
メッセージ1:物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)でUEによるランダムアクセスプリアンブルの送信。これはPDCCH命令でCIFによって示すように、アップリンク搬送波でUEによって行われる。
メッセージ2:eNBによってUEに送信されるランダムアクセス応答(RAR:Random Access Response)。RARは11ビットのタイミングアドバンス命令を含む(REF5の6.2.3参照)。RARは共通検索空間でランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA−RNTI)によってスクランブルされたCRCを有するDCIフォーマット1C又は1Aを使用して送信される(REF8 Section7.1参照)。
メッセージ3又はアップリンク送信:UEによってスケジューリングされた送信。これはRARによって指示されたように、UL搬送波でUEによって行われる(メッセージ2)。
メッセージ4:(競合ベースのランダムアクセスのみのための)競合解消。競合解消を目的とするPDCCHに対する交差搬送波スケジューリングは、LTEリリース10で既にサポートされている。C−RNTIでスクランブルされたCRCを有するPDCCHに含まれたCIFは競合解消がどのターゲットセルのためであるかを示すために使用され得る。競合解消のための交差−搬送波スケジューリングは、以下で詳細に説明されるように、DCIフォーマットにCIFを含むことによってLTEリリース11でサポートされ得る。
図6A及び6Bは、交差−搬送波スケジューリングが構成された場合、PDCCH命令に対するターゲットTAG又はセル、RAR、又は競合解消を区別する問題を説明する。これらは本発明の実施形態によって解決可能な問題である。例えば、メッセージ0(PDCCH命令)でPDCCH命令のターゲットTAG又はセルを識別する方法が要求される。メッセージ2(RAR)で、RARのターゲットTAG又はセルを識別する方法が要求される。また、非競合ベースのRACHに対してRARのターゲットUEの曖昧性を解決する方法が要求される。メッセージ4(競合解消)で、競合解消のための方法に要求される。図6Aに示すように、矢印は、例えば、以下でさらに詳しく説明されるschedulingcellinfoルーチンによって構成される連結(linkage)を示す。以下で説明される本発明の実施形態は主に図6Aに示すセル配列を参照する。
次の実施形態で、図6A及び6Bに示すシナリオに対して交差−搬送波スケジューリングが構成されたと仮定することができる。本シナリオによって、送信されたRAプリアンブルと関連付けられたランダムアクセス応答(例えば、媒体アクセス制御(MAC)RARを有するPDCCH又はPDSCH)が交差搬送波スケジューリング構成(例えば、図6Aに示すDLCC0によるスケジューリングセル上で送信される。しかし、競合解消に対して説明された手順は、交差搬送波スケジューリングが構成されない実施形態(すなわち、CIFがDCIフォーマットに存在しない時)にも適用され得る。
また、次の実施形態は、SCell上の共通検索空間が定義されていない状況を処理する。例えば、図7A及び7Bは、共通検索空間がSCell上で定義されていないシナリオを示した図である。SCellに対するランダムアクセス応答がPCell上に送信されるため、PCell上でeNBによって送信されたランダムアクセス応答に対するターゲットUEの潜在的曖昧性が存在する。したがって、図7に示すように、メッセージ2の受信のために“交差搬送波動作”が要求され得る。このシナリオで、図7A及び7Bに示すように、送信されたRAプリアンブルと関連付けられたランダムアクセス応答(MAC RARを有するPDCCH、PDSCH)はPCell上で伝送される。
本発明の実施形態によれば、RACHリソースは、ランダムアクセスプリアンブルで識別され、PRACHリソースインデックスは、ランダムアクセスプリアンブルを伝送するために使用される。
PDCCH命令におけるターゲットTAG/セルの指示方法
UE特定の検索空間で送信されたPDCCH命令によって開始されるランダムアクセス手順のために利用されるDCIフォーマット(すなわち、LTEリリース8、9、10でDCIフォーマット1A)の場合、搬送波指示子フィールド(CIF)はDCIフォーマットに構成されてランダムアクセス手順が開始されるターゲットTAG/セルを示す。例えば、CIF=‘000’はTAG0/CC0を示し、CIF=‘001’はTAG1/CC1を示す。
実施形態PO−1:
実施形態PO−1として表示された一実施形態で、CIFが存在しない共通検索空間で送信されたDCIフォーマットの場合、デフォルトTAG/セルが仮定される。例えば、デフォルトはTAG0(pTAG)/CC0(PCell)であるか、またはPDCCH命令が送信されるセルであり得る。
実施形態PO−2:
実施形態PO−2として表示された他の実施形態で、共通検索空間で送信されたPDCCH命令によって開始されたランダムアクセス手順に使用されるDCIフォーマットの場合、ターゲットTAG識別子フィールド(TIF)又は搬送波指示子フィールド(CIF)が導入される。TIF/CIFはランダムアクセス手順が開始されるターゲットTAG/セルを示すように提供されるxビットフィールドである。一方法において、x値は固定された値で、例えば、x=1、x=2又はx=3である。他の方において、x値は上位階層シグナリング(例えば、RRCシグナリング)によって構成される。
実施形態PO−2の一例で、x=3の場合、TIF/CIF=‘000’はTAG0/CC0を示し、TIF/CIF=‘001’はTAG1/CC1を示す。他の例で、x=2の場合、TIF/CIF=‘00’はTAG0/CC0を示し、TIF/CIF=‘01’はTAG1/CC1を示す。
図8A及び8Bは、本発明の実施形態による、レガシーDCIフォーマットから拡張されたTIF/CIFを含む新しいPDCCH命令を示した図である。図8Aは、共通検索空間で新しいDCIフォーマット1Aを示した図である。図8Bは、UE特定の検索空間で新しいDCIフォーマット1Aを示した図である。
図8Aに示すように、レガシーDCIフォーマット1Aは、新しいTIF/CIFを含むように変形される。DCIフォーマット1Aが共通検索空間でPDCCH命令によって開始されたランダムアクセス手順のために送信されると、既存のゼロパディング(zero−padding)ビットのうちxビットはTIFに変換される。ランダムアクセス手順に対するターゲットTAG/セルを示すためにDCIフォーマット1Aのパディングビットを再使用するこの方法は、交差搬送波PDCCH命令の能力を増加させ、交差搬送波PDCCH命令スケジューリングの柔軟性を改善する。
これに対し、図8Bに示すように、UE特定の検索空間でxビットがレガシーDCIフォーマット1Aに加えられる。このビットは、ゼロパディングビットから持ってこない。
共通検索空間でDCIフォーマット1Aに対する設計例は、次のとおりである:
●フォーマット0/フォーマット1Aの差別化のためのフラグ:1ビットで、0はフォーマット0、1はフォーマット1Aを示す。フォーマット1Aはフォーマット1A CRCがC−RNTIでスクランブルされる全ての残りのフィールドが次のように設定される場合にのみPDCCH命令によって開始されるランダムアクセス手順に使用される。
●局部型/分散型VRB割り当てフラグ:1ビットが‘0’に設定される。
●リソースブロック割り当て:
Figure 2014518041
ビット、ここで、全てのビットは1に設定される。
●プリアンブルインデックス:6ビット
●ターゲットTAG/セル指示子(TIF/CIF):xビット。このフィールドはフォーマット1Aが共通検索空間にあり、PDCCH命令の交差搬送波スケジューリングが構成される場合にのみ存在する。
●1つのPDSCHコードワードの圧縮(compact)スケジューリング割り当てのためのフォーマット1Aで全ての残りのビットは0に設定される。
SCellに対する非競合ベースのランダムアクセス手順のための方法
実施形態NCR−1:
実施形態NCR−1として表示された一実施形態で、RACHリソースは、図9に示すように、各UE及び各TAG/セル(UE特定及びTAG/セル特定の両方とも)に割り当てられる。図9は、本発明の実施形態による明確なRACHリソースを示した図である。RACHリソースは、A、B、C及びDと示される。各RACHリソースはUE及びTAG/セルに固有に割り当てられる。例えば、RACHリソースAはUE1及びTAG/セル0に割り当てられる。専用RACHリソースは全てのUE及びTAG/セルのうち専用ランダムアクセスプリアンブル、専用PRACHリソースインデックス、又はその両方を有する。
SCellのための非競合ベースのランダムアクセス手順は、次のとおりである。
ステップ0:eNodeBからUEにPDCCH命令(メッセージ0)を送信してランダムアクセス手順を開始する:
PDCCH命令は、ターゲットTAG/セルを示す。実施形態PO−1又はPO−2に特定された設計が使用され得る。
一実施形態で、CIFがサポート及び構成されると、PDCCH命令に使用されるDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット1A)はCIFを含む。例えば、CIF=‘000’はTAG0/CC0を示し、CIF=‘001’はTAG1/CC1を示す。CIFを有するPDCCH命令は、スケジューリングセルのUE特定検索空間、又は(実施形態PO−2によって)スケジューリングセルの共通検索空間に送信されることができ、ここで、スケジューリングセルは、当該RA−プリアンブル送信(例えば、PCell)に使用されるセルとは異なるセルであり得る。換言すれば、CIFが構成されなかった場合、UEはPDCCH命令送信に使用されたセルからRAプリアンブル送信に使用されたセルを知っている。例えば、PDCCH命令送信がセル1で受信された場合、RAプリアンブルもセル1で送信される。同様に、PDCCH命令送信がセル2で受信された場合、RAプリアンブルもセル2で送信される。
他の実施形態で、SCellに対するPDCCH命令はCIFを含み、固定され予め定義されたセル(例えば、PCEll)で送信される。この実施形態で、CIFを有するPDCCH命令はPCellのUE特定検索空間で送信されるか、(実施形態PO−2によれば)PCellの共通検索空間で送信される。CIFは以前の実施形態のように、RAプリアンブル送信のためのターゲットセルを示す。
PDCCH命令は、ランダムアクセスプリアンブルの送信のための専用RACHリソースを示す(示されたランダムアクセスプリアンブルとPRACHリソースは、UE及びTAG/セルのうち専用RACHリソースを構成する)。ランダムアクセスプリアンブルは(レガシーUEを含み、全てのUEによって認識された)予約された専用ランダムアクセスプリアンブルの集合からeNodeBによって割り当てられる。
ステップ1:UEによってPRACH上にランダムアクセスプリアンブルの送信(メッセージ1):UEはステップ0で説明されたように、PDCCH命令によって示されたようにターゲットUL搬送波でランダムアクセスプリアンブルを送信する。
ステップ2:eNodeBによってUEに送信されたランダムアクセス応答(メッセージ2):UEはRA−RNTIを使用してランダムアクセス応答(ら)をモニタリングする。UEは送信されたランダムアクセスプリアンブルとマッチングされるランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答の受信に成功した後、ランダムアクセス応答(ら)に対するモニタリングを中断できる。ステップ0で割り当てられたRACHリソースの固有性のため、UEは曖昧性なくRARのターゲットセルを決定できる。また、UEとレガシーUEを含む他のUEの間に競合問題も ない。
ステップ3:UEによるスケジューリングされたUL送信:UEはRARから受けたULによってターゲットUL搬送波で送信する。
実施形態NCR−2:
NCR−2として表示された他の実施形態で、RACHリソースは、TAG/セルで各UEに割り当てられるが、同じ専用RACHリソースは、図10に示すように、各TAG/セルで再使用され得る。図10は、本発明の実施形態による明確なRACHリソースを示した図である。RACHリソースは、A及びBと表示されている。各RACHリソースは、UE及びTAG/セルに割り当てられる。しかし、RACHリソースは、各TAG/セルで再使用される。したがってRACHリソース(A、B)は、TAG/セル0及びTAG/セル1で使用される。図10は、2つの可能な割り当て配列を示した図である。実施形態NCR−1に比べ、要求される専用RACHリソースの量はTAG/セルの個数によって線形的に増加しない。したがって、専用RACHリソースの節約が達成され得る。
SCellに対する非競争ベースのランダムアクセス手順は、次のとおりである。
ステップ0:PDCCH命令(メッセージ0):このステップは、PDCCH命令が各UEの送信のためのランダムアクセスプリアンブルに対する専用RACHリソースを示すこと(示されたランダムアクセスプリアンブルとPRACHリソースは、UEのうち専用RACHリソースを構成する)を除くと、上述した実施形態NCR−1のステップ0と同じである。ランダムアクセスプリアンブルは(レガシーUEを含む全てのUEによって認識された)予約された専用ランダムアクセスプリアンブルの集合からeNodeBによって割り当てられる。
ステップ1:ランダムアクセスプリアンブル(メッセージ1):このステップは、上述した実施形態NCR−1のステップ1と同じである。
ステップ2:eNodeBによってUEに送信されたランダムアクセス応答(メッセージ2):
UEは、ランダムアクセスプリアンブルが送信されたPRACHと関連付けられたRA−RNTIを使用してランダムアクセス応答(ら)をモニタリングする。PRACHの時間及び周波数リソースの他、RA−RNTIの計算は多重TAG/セルを考慮する。3種類の方法が以下で説明される。
方法1:RA−RNTIはTAG/セルIDだけでなくPRACH時間及び周波数IDの関数で計算される。すなわち、RA−RNTI=fn(t_id,tag_id)又はRA−RNTI=fn(t_id,f_id,cell_id)で、ここで、t_idは、特定のPRACHの第1サブフレームのインデックスで(0≦t_id≦t_id_max)で、f_idは周波数領域で昇順でそのサブフレーム内で特定のPRACHのインデックスで(0≦f_id≦f_id_max)である。t_id_max及びf_id_max値は、REF5でそれぞれ10と6に特定されている。tag_id(又はcell_id)値は、TAG(cell)のインデックス値である。PCellを含むTAGに対するtag_idは0に仮定される。cell_idは、REF6に定義されたようにServCellIndexと同じであり得る。
このRA−RNTI計算方法は、UEがRA−RNTI値によって検出されたランダムアクセス応答に対するターゲットTAG/セルを識別できるようにする。この方法は、RARのターゲット受信者の潜在的曖昧性を解決できる。この方法を使用したRA−RNTI計算の一部の例は、次のとおりである:
例1a:RA−RNTI=1+t_id+t_id_max*f_id+t_id_max*f_id_max*tag_id(cell_id)、ただし、tag_id(cell_id)={1,2,…,N}、NはPCellを含まないTAG(セル)の個数である。t_id_max=10でf_id_max=6であれば、RA−RNTI=1+t_id+10*f_id+60*tag_id(cell_id)である。
例1b:RA−RNTI=1+t_id+t_id_max*f_id+m*tag_id(cell_id)、ただし、tag_id(cell_id)={1,2,…,N}、NはPCellを含まないTAG(セル)の個数で、mはFDD/TDDシステムであるかによる設定値である。
t_id_max=10であれば、RA−RNTI=1+t_id+10*f_id+m*tag_id(cell_id)である。LTEリリース10で、FDDの場合はf_id=0であるから、FDD=10であればm=10である一方、TDDの場合はf_id_max=6であるからm=60である。
ここで、RA−RNTI値の分割(fragmentation)を回避できることが長所である。最適化したRA−RNTI範囲は、FDD/TDDであるかによる。この方法は、m値がRARが送信されるセルの実際のPRACHリソース構成に従属されるように一般化できる。
例1c:例1a及び1bで、tag_id(cell_id)は、tag_id_offset(cell_id_offset)で代替でき、ここで、tag_id−offset=tag_id_target−tag_id_refで、cell_id−offset=cell_id_target−cell_id_refである。
tag_id_target(cell_id_target)は、RARのtarget TAG(cell)のTAG ID(cell ID)で、tag_id_ref(cell_id_ref)はRARが送信されたセルのTAG ID(cell ID)を参照する。tag_id_target(cell_id_target)≧tag_id_ref(cell_id_ref)であることを仮定する。
この方法の1つ長所は、RARが送信されたセルに対するRA−RNTI値がセルがSCellである場合、非交差(non−cross)搬送波スケジューリングと交差搬送波スケジューリングに対して同じ範囲を持つことにある。この方法の他の長所は、セルがPCellで構成されることによって同じRA−RNTI値がレガシーUEを含むより多くのUEによって共有されることにある。その結果、より多くのRARがMAC RAR PDUに含まれ得る。
方法2:RA−RNTIは、PRACH時間及び周波数IDの関数で計算される。すなわち、多重搬送波がスパニング(spanning)される時、RA−RNTI=1+t_id+10*f_id,f_idである。
この方法を使用したRA−RNTI計算の一部の例は、次のとおりである:
例2a:f_idは、周波数領域で最低周波数搬送波から最高周波数搬送波まで昇順でサブフレーム内で特定のPRACHのインデックスに定義できる。例えば、PRACHを有する各セルが6個の周波数リソースで構成されると、0≦f_id<6*N+6で、ここで、NはPCellを含まないTAG(セル)の個数である。
例2b:(0≦f_id<f_id_max)がRARが送信されるセルで予約されたことを除くと、例2aに類似し、残りのf_idは残りの搬送波に対して周波数領域で昇順でサブフレーム内で特定のPRACHのインデックスに定義される。
この方法の長所は、RARが送信されるセルに対するRA−RNTIの値が非交差搬送波スケジューリングと交差搬送波スケジューリングに対して同じ範囲を持つことにある。
方法3:RA−RNTIはセルオフセットだけでなく、PRACH時間及び周波数IDの関数で計算される。すなわち、RA−RNTI=fn(t_id,f_id,cell−offset)で、ここで、t_id及びf_idは、LTEリリース10で定義され得る。t_idは特定のPRACHの第1サブフレームインデックスで(0≦t_id<t_id_max)で、f_idは周波数領域の昇順でそのサブフレーム内の特定のPRACHのインデックスである(0≦f_id<f_id_max)。t_id_max及びf_id_maxは、REF5でそれぞれ10及び6に特定される。セルオフセットはネットワーク構成整数オフセット(例えば、RRC構成)で、例えば、cell−offset={0,1,2,…}である。cell−offsetは、他のセルから交差搬送波スケジューリングされるように構成されること及び/又はSCellがUEがPRACHを送信するために使用され得ると、SCellに適用できる。
1つの代案(代案3−1)において、cell−offsetは、全てのUEに対して周波数を特定できる。すなわち、同じ搬送波周波数を有する2つのUEのSCellは同じcell−offsetを有する。
他の代案(代案3−2)において、UEから見て、cell−offsetは同じスケジューリングセル(PDCCH命令が受信されたセル)からスケジューリングされ得るセルのうち周波数を特定できる。cell−offsetは他のスケジューリングセルからスケジューリングされ得る他のセルグループに再使用され得る。全てのUEが搬送波で構成され、その搬送波が同じスケジューリングセルに接続されることが普遍的になるようにネットワークは搬送波のcell−offsetを構成できる。代案3−1に比べ、代案3−2の長所はRA−RNTI空間が節約され得ることにある。
RA−RNTI計算の方法3は、UEがRA−RNTIの値によって検出されたランダムアクセス応答に対するターゲットTAG/cellを識別するものである。また、同じ応答セル(Msg2を送信したセル)で他のSCellにPRACHを送信したが、同じt_id,f_id、及びRAプリアンブルインデックスを招いたRAリソース割り当てを使用する2つのUEの間にRARの意図された受信者の曖昧性は異なるSCellに異なるcell−offsetを割り当てて回避できる(しかし、2つのUEに共通の値であり得る)。
方法3を使用したRA−RNTI計算の一部の例は、次のとおりである:
例3a:RA−RNTI=1+t_id+t_id_max*f_id+t_id_max*f_id_max*cell−offset.t_id_max=10でf_id_max=6であれば、RA−RNTI=1+t_id+10*f_id+60*cell−offsetである。スケジューリングセル又は応答セルに対するcell−offset(すなわち、Msg2を送信したセル、例えば、PCell)はない、または0に固定される。
例3b:RA−RNTI=1+t_id+t_id_max*f_id+m*cell−offset、ここで、mはFDD/TDDシステムであるかによる設定値である。t_id_max=10であれば、RA−RNTI=1+t_id+10*f_id+m*cell−offsetである。LTEリリース10で、FDDの場合はf_id=0であるから、m=10である一方、TDDの場合はf_id_max=6であるからm=60である。スケジューリングセル又は応答セルに対するcell−offset(すなわち、Msg2を送信したセル、例えば、PCell)はない、または0に固定される。
例3bの長所は、FDD/TDDによる最適化したRA−RNTI範囲である。この例はm値がRARが送信されるセルの実際のPRACHリソース構成に従属されるように一般化できることが知られている。
cell−offsetシグナリングの一例で、cell−offsetは、RRCによって情報エレメント(IE)CrossCarrierSchedulingConfig(REF6参照)でシグナリングされることができ、このcell−offsetはra−rnti−offsetと呼ばれる。図11は、本発明の一実施形態によるIECrossCarrierSchedulingConfigを示した図である。関連のSCellがPRACH送信に使用され得ると新しいIE ra−rnti−offset(矢印で表示)が構成される。この条件は、SCellに対するRACH関連パラメータが構成されるか否かに基づく(例えば、これはSCellに対するRACH−ConfigCommonと同じである(REF6参照))。
cell−offsetシグナリングの他の例で、交差搬送波スケジューリングされ得る各SCellに対するcell−offsetは、スケジューリングセル又は応答セル(すなわち、Msg2を送信するセル、例えばPCell)からシグナリングされ得る。このセルオフセットリストはスケジューリングセル又は応答セルから専用に(例えば、RRCを介して)シグナリングされ得る。スケジューリングセル/応答セルがPCellであれば、このセルオフセットリストはシステム情報ブロックでシグナリングされ得る。
UEは送信されたランダムアクセスプリアンブルとマッチングされるランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答の受信に成功した後、ランダムアクセス応答(ら)に対するモニタリングを中断できる。
RA−RNTIが效果的に多重TAG又はセルを考慮すると、UEは曖昧性なくRARのターゲットセル/TAGを決定できる。またRAR受信に対する意図されたUEの曖昧性もない。セルあたり(per cell)UE特定RACH応答の割り当てによって、図10に示すように、関連のUEと各セルに対するレガシーUEを含み他のUEの間の競合問題もない。
ステップ3:UEによるスケジューリングされたアップリンク送信:UEはRARからのULグラント(grant)によってターゲットUL搬送波で送信する。
実施形態NCR−3:
NCR−3として表示される他の実施形態で、RACHリソースはTAG/セル(TAG/セルでUE特定)で各UEに割り当てられるが、図10に示すように、同じ専用RACHリソースは各TAG/セルで再使用され得る。実施形態NCR−1に比べ、要求される専用RACHリソースの量はTAG/セルの個数によって線形に増加しない。したがって、専用RACHリソースを節約され得る。
SCellに対する非競合ベースのランダムアクセス手順は、次のとおりである。
ステップ0:PDCCH命令(メッセージ0):このステップは上述した実施形態NCR−2のステップ0と同じである。
ステップ1:PRACH上でUEによるランダムアクセスプリアンブルの送信(メッセージ1):このステップは上述した実施形態NCR−2のステップ1と同じである。
ステップ2:eNodeBによってUEに送信されたランダムアクセス応答(メッセージ2):
UEはランダムアクセスプリアンブルが送信されたPRACHと関連付けられたRA−RNTIを使用してランダムアクセス応答(ら)をモニタリングする。RARに対するターゲットTAG/セルを示すxビットのTAG ID又はセルIDはMAC RAR PDUに含まれる。ここで、xは固定または設定され得る。4つの方法(方法A乃至D)は、次のとおりである。
方法A:RARに対するターゲットTAG/セルを示すTAG ID又はセルIDはMAC RARペイロードに含まれる。設計例が図12に示されており、TAG/搬送波指示子フィールド(すなわち、TIF又はCIF)が追加され、TAG/セルの指示で動作する。TIF/CIFを有するMAC RARはレガシーMAC RARに比べて異なる大きさを有するが、固定されたペイロードサイズを有する。TIF/CIFを有するMAC RARは、図13Aに示すように、RARに対するMAC PDUの最後に付加され得る。
図13Aを参照すると、MACサブヘッダnに対する拡張フィールドは0に設定され、レガシーMAC RARペイロードの開始を示す。LTEリリース11のUEはMAC RARペイロードの後、TIF/CIFを有するRARに対するMACヘッダを検索する。MACサブヘッダの拡張フィールドは0に設定され、LTEリリース11のUEに対する新しいMAC RARペイロードの開始を示す。
バックオフ(backoff)指示子に対するサブヘッダは、選択的にTIF/CIFを有するRARに対するMACヘッダに存在し得る。存在する場合、バックオフ指示子に対するサブヘッダはMACヘッダの前に位置する。バックオフ指示子に対する多重サブヘッダが存在し得る;それぞれはTAG/セルに対するバックオフ指示子である。LTEリリース10のバックオフ指示子サブヘッダは、図15に示すように、TIF/CIFとして使用され得る。2ビットを使用して4個のTAG/セルまで示すことができる。
方法B:TIF/CIFはMAC PDUでMACヘッダ及びMAC RARペイロードブロックの位置によって暗示的に示される、または予め定義される。一例が図16に示されている。LTEリリース10のMAC CE設計は各ブロックごとに再使用され得る。
方法C:TIF/CIFはMACサブヘッダに位置する。ランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)及びTIF/CIFを有するMACサブヘッダに対する設計例が図17に示されている。TIF/CIFはバックオフ指示子に対するMACサブヘッダに含まれ得る(複数が繋がっている)。
バックオフ指示子に対するサブヘッダは、選択的にTIF/CIFを有するRARに対するMACヘッダに存在し得る。存在する場合、バックオフ指示子に対するサブヘッダはMACヘッダの前に位置する。バックオフ指示子に対する多重サブヘッダが存在し得る:それぞれはTAG/セルに対するバックオフ指示子である。LTEリリース10のバックオフ指示子サブヘッダは、図15に示すように、TIF/CIFとして使用され得る。
方法D:TIF/CIFを示すフィールドを有する新しいサブヘッダが多重タイミングアドバンスをサポートするUEによって復号化されたMACヘッダに含まれる。TIF/CIFサブヘッダはMACヘッダで一番最初に位置する。多重TIF/CIFサブヘッダが存在することができ、TAG/セルに対する情報ビットの当該ブロック(MACサブヘッダ及びMAC RARペイロード)の前に1つのTIF/CIFサブヘッダがある。TIF/CIFサブヘッダは、TIF/CIFサブヘッダがMAC PDUで最後のサブヘッダ(すなわち、当該MAC RARペイロードの後はそれ以上MACヘッダがなくパディングが開始される)であるかを示すフラグを含むことができる。これは図18に示されている。TIF/CIFサブヘッダに対する一例が図19に示されている。レガシーMACヘッダ及びペイロードがMAC PDUに存在しない場合をサポートするために、LTEリリース11のUEはサブヘッダがバックオフ指示子、RAPIDサブヘッダ、又は、TIF/CIFサブヘッダであるかを識別できる。したがって、図19に示すように、タイプフィールドは1ビット以上、例えば、2ビットに拡張され、‘01’はTIF/CIFサブヘッダを示す。(‘00’はバックオフ指示子、‘1X’はRAPIDサブヘッダを示し、ここで、XはRAPIDの最初のビットである)。E2はTIF/CIFサブヘッダがMAC PDUの最終サブヘッダであるかを示すフラグである。
方法A乃至Dにおいて、予め定義されたビットパターンを有するビットストリングは、次のバイトでパディングが開始されることを示すために使用される。例えば、ビットストリングはバックオフ指示子を有するか、またはRAPIDを有するサブヘッダとして誤認されることができないため、ビットストリング‘00110000’は方法A、B、及びCに対して予め定義されたパターンであり得る。これはUEが現在MAC PDUでMAC RARの検索を中止するようにすることができる。
上述した全ての方法に対して、レガシーMACペイロードの後、MACサブヘッダ及びTIF/CIFを有するMAC RARを付加することによってレガシーUEとの逆方向互換性が保証される。これは方法Aに対して図13Aに示すように、レガシーUEが付加されたMACサブヘッダとTIF/CIFを有するMAC RARをパディングビットの一部として処理するからである(UEを特別な値を持たないものと仮定する)。
UEは送信されたランダムアクセスプリアンブルとマッチングされるランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答の受信に成功した後、ランダムアクセス応答(ら)に対するモニタリングを中断できる。
RARがターゲットTAG/セルを示すため、UEは曖昧性なくRARのターゲットTAG/セルを決定できる。また、セルあたりのRAR受信に対する意図されたUEの曖昧性もない。UE特定のRACHリソースの割り当てによって、図10に示すように、関連のUEとレガシーUEを含み、各セルで他のUEとの競合問題はない。
ステップ3:UEによるスケジューリングされたUL送信:UEはRARからのULグラントによってターゲットUL搬送波で伝送する。
実施形態NCR−4:
実施形態NCR−4として表示された他の実施形態で、RACHリソースはTAG/セルで各UEに割り当てられるが(TAG/セルでUEに特定)、図10に示すように、同じ専用RACHリソースは各TAG/セルで再使用され得る。実施形態NCR−1に比べ、要求される専用RACHリソースの量はTAG/セルの個数によって線形的に増加しない。したがって、専用RACHリソースを節約され得る。
SCellに対する非競合ベースのランダムアクセス手順は、次のとおりである。
ステップ0:PDCCH命令(メッセージ0):このステップは上述した実施形態NCR−2のステップ0と同じである。
ステップ1:PRACHでUEによるランダムアクセスプリアンブルの送信(メッセージ1);このステップは上述した実施形態NCR−2のステップ1と同じである。
ステップ2:eNodeBによってUEに送信されたランダムアクセス応答(メッセージ2):
UEはランダムアクセスプリアンブルが送信されたPRACHと関連付けられたRA−RNTIを使用するランダムアクセス応答(ら)を監視する。RARに対するDCIフォーマットはUEのC−RNTIによって決定されたUE特定検索空間で送信される。CIFはPDCCHに含まれ(例えば、DCIフォーマット1A)RARに対するターゲットTAG/セルを示す。UEは送信されたランダムアクセスプリアンブルとマッチングされるランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答の受信に成功した後、ランダムアクセス応答(ら)に対する監視を中断する。
UEはDCIフォーマットのCIFからRARのターゲットTAG/セルを決定する。UE特定のRACHリソースの割り当てによって、図10に示すように、関連のUEはレガシーUEを含む他のUEとの間に競合問題がない。
実施形態NCR−5:
実施形態NCR−5として表示された他の実施形態で、RACHリソースはTAG/セルで各UE(TAG/セルでUEに特定)に割り当てられるが、同じ専用RACHリソースは各TAG/セルで再使用され得る。また、UE特定のRACHリソースは図20に示すようにTAG/セルにかかわらずUEに対して同じである。NCR−1に比べ、要求される専用RACHリソースの量はTAG/セルの個数によって線形的に増加しない。したがって、専用RACHリソースが節約され得る。実施形態NCR−2又はNCR−3に説明されたシナリオに比べると、本実施形態のシナリオはいくつかの相違点を含む。
SCellに対する非競合ベースのランダムアクセス手順は、次のとおりである。
ステップ0:PDCCH命令(メッセージ0):このステップは任意の一時点で進行中の、ただ1つのランダムアクセス手順があるということを除くと、上述した実施形態NCR−2のステップ0と同じである。前のランダムアクセス手順が完了する前に、他のPDCCH命令が受信されると、UEは進行中のランダムアクセス手順を中断し(新しい手順が異なるセルに対するものであっても)新しい手順を再開始する。
ステップ1:PRACH上でUEによるランダムアクセスプリアンブルの送信(メッセージ1):
このステップは上述した実施形態NCR−2のステップ1と同じである。
ステップ2:eNodeBによってUEに送信されたランダムアクセス応答(メッセージ2):
UEはランダムアクセスプリアンブルが送信されたPRACHと関連付けられたRA−RNTIを使用するランダムアクセス応答(ら)を監視する。UEは送信されたランダムアクセスプリアンブルとマッチングされるランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答の受信に成功した後、ランダムアクセス応答(ら)に対する監視を中断する。
進行中のただ1つのランダムアクセス手順があるため、UEは曖昧性なくRARのターゲットTAG/セルを決定できる。セルあたりUE特定のRACHリソースの割り当てによって、図20に示すように、関連のUEとレガシーUEを含み、各セルに対する他のUEの間に競合問題がない。
ステップ3:RARからのULグラントによってUEはターゲットUL搬送波で送信する。
実施形態NCR−6:
LTEリリース10で、SCellのPDCCH領域で共通検索空間は定義されなかった。SCell上の共通検索空間で、PDCCHはLTEリリース11で定義されなかった。(実施形態NCR−6として知られた)一実施形態で、ランダムアクセス応答PDCCH及びPDSCHは、PCellから受信され得る。非競合ベースのランダムアクセスがSCellをサポートすると、SCellに対するランダムアクセス手順は、次のとおりである:
ステップ0:eNodeBによってUEに送信されたPDCCH命令(メッセージ0)はランダムアクセス手順を開始させる:
PDCCH命令はターゲットTAG/セルを示し、CIFがサポート及び構成されると、PDCCH命令に使用されるDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット1A)はCIFフィールドを含む。例えばCIF=‘000’はTAG0/CC0を示し、CIF=‘001’はTAG1/CC1を示す。CIFを有するPDCCH命令はスケジューリングセルのUE特定検索空間で又は(実施形態PO−2によれば)スケジューリングセルの共通検索空間で送信されることができ、ここで、スケジューリングセルは当該RA−プリアンブル送信に使用されるセル(例えばPCell)とは異なるセルであり得る。CIFが構成されなかった場合、PDCCH命令はRAプリアンブル送信に使用されるセルと同じセルで送信される。換言すれば、CIFが構成されなかった場合、UEはPDCCH命令送信に使用されるセルからRAプリアンブル送信に使用されるセルを知っている。例えば、PDCCH命令送信がセル1で受信される場合、RAプリアンブルはセル1で送信される。同様に、PDCCH命令送信がセル2で受信された場合、RAプリアンブルもセル2で送信される。
他の実施形態で、SCellに対するPDCCH命令はCIFを含み、固定され予め定義されたセル(例えば、PCell)で送信される。この実施形態で、CIFを有するPDCCH命令は、PCellのUE特定検索空間で又は(実施形態PO−2によれば)スケジューリングセルの共通検索空間で送信される。CIFは以前の実施形態のようにRAプリアンブル送信に対するターゲットセルを示す。
PDCCH命令は、各(UE)に対するランダムアクセスプリアンブルの送信のための専用RACHリソースを示す(示されたランダムアクセスプリアンブル及びPRACHリソースはUEのうち専用RACHリソースを構成する)。ランダムアクセスプリアンブルは(レガシーUEを含み全てのUEによって認識された)予約された専用ランダムアクセスプリアンブル集合からeNodeBによって割り当てられる。特に、SCell上のランダムアクセスの場合、PDCCH命令は‘000000’と異なる値を有するra−PreambleIndexとra−PRACH−MaskIndexを示す。
ステップ1:PRACH上でUEによるランダムアクセスプリアンブルの送信(メッセージ1):UEはステップ0で説明されたようにPDCCH命令によって示されたRAプリアンブルと時間−周波数リソースを使用してPDCCH命令によって示されたターゲットUL搬送波でランダムアクセスプリアンブルを送信する。
ステップ2:PCellでeNodeBによってUEに送信されたランダムアクセス応答(メッセージ2):UEはRA応答ウィンドウで、以下で定義されたRA−RNTIによって識別されたランダムアクセス応答(ら)に対してPCellのPDCCHをモニタリングする。RA応答ウィンドウはプリアンブル送信の最後+3個のサブフレームを含むサブフレームから開始され、ra−ResponseWindowSizeサブフレームの長さを有する。
ランダムアクセスプリアンブルが送信されたPRACHと関連付けられたRA−RNTIは:RA−RNTI=1+t_id+10*f_id+60*offset_indicatorで、ここで、t_idは特定のPRACHの第1サブフレームインデックス(0≦t_id≦10)で、f_idは周波数領域で昇順でそのサブフレーム内で特定のPRACHのインデックスである(0≦f_id≦6)。一実施形態で、プリアンブルがPCell上で送信された時、offset_indicatorは0に設定される。
SCellで送信されたプリアンブルに対してoffset_indicator値はScellに対して(RA−RNTI−Offset−Indicatorと呼ばれる)上位階層シグナリングによって供給される(例えば、RRCシグナリング)。RA−RNTI−Offset−Indicator値の範囲は{0,1}、{0,1,2}、{0,1,2,3}、{0,1,2,3,4}、又は{0,1/6,1/3,2/3,1}である。RA−RNTI−Offset−Indicator値が0であれば、上位階層シグナリングの不在を暗示することが知られている。RAプリアンブル送信に使用された2つのSCellは同じであるか、または異なるRA−RNTI−Offset−Indicator値に構成されることができる。RA−RNTI−Offset−IndicatorはUEに専用で、すなわち、UEに特定してシグナリングされ得る。RA−RNTI−Offset−Indicatorは、例えば、PCell上でシステム情報ブロック(SIB)でブロードキャストされ得る。
他の実施形態で、オフセット指示子値はSCellの値に固定される(例えば、RA−RNTI−Offset−Indicator=1)。
ランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答が送信されたランダムアクセスプリアンブルとマッチングされるか、(i)ランダムアクセスプリアンブルがPCellで送信されたか(ii)ランダムアクセスプリアンブルがSCellに送信され、ランダムアクセス応答メッセージで受信された一時的なC−RNTI値がUEのC−RNTIと同じであれば、UEはランダムアクセス応答受信が成功したものとみなし、ランダムアクセス応答(ら)に対するモニタリングを中断できる。
ランダムアクセス応答から得られたアップリンクグラントが以前にRAプリアンブル送信に使用された当該セルに適用される。ランダムアクセス応答からのタイミングアドバンス命令は、RAプリアンブル送信に使用されたセルが属するTAGに適用される。
異なるセルに対して異なるoffset_indicator値を使用することは、ネットワークがセル間のプリアンブル及び時間−周波数PRACHリソースを調整(coordinate)しないようにする。UEが自らのC−RNTIをランダムアクセス応答で送信されたC−RNTIとマッチングさせるように要求することはネットワークがSCellの間でプリアンブルと時間−周波数PRACHリソースを回避するようにする。
ステップ3:UEによってスケジューリングされたUL送信:Uはステップ2から受信されたULグラントによってターゲットUL搬送波上で送信する。
SCellに対する競合ベースのランダムアクセス手順のための方法
実施形態CR−1:
実施形態CR−1として表示された一実施形態で、図21に示すように、同じRACHリソースがTAG/セル(TAG/セルでUEに特定)で2つのUEによって選択されることができる。SCellに対する競合ベースのランダムアクセス手順は、次のとおりである。
ステップ0:ランダムアクセス手順を開始するために、eNodeBによってUEに送信されたPDCCH命令(メッセージ0)(選択的):
PDCCH命令はターゲットTAG/セルを示す。実施形態PO−1又はPO−2で特定された設計が使用され得る。
一実施形態で、CIFがサポート及び構成された場合、PDCCH命令に使用されたDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット1A)はCIFフィールドを含む。例えば、CIF=‘000’はTAG0/CC0を示し、CIF=‘001’はTAG1/CC1を示す。CIFを有するPDCCH命令はスケジューリングセルのUE特定検索空間又は(実施形態PO−2によれば)スケジューリングセルの共通検索空間で送信され得る。ここで、スケジューリングセルは当該RAプリアンブル送信に使用されるセル(例えば、PCell)とは異なるセルであり得る。CIFが構成されなかった場合、PDCCH命令はRAプリアンブル送信に使用されたセルと同じセルで送信される。換言すれば、CIFが構成されなかった場合、UEはPDCCH命令送信に使用されたセルからRAプリアンブル送信に使用されたセルを知っている。例えば、PDCCH命令送信がセル1で受信された場合、RAプリアンブルはセル1で送信される。同様に、PDCCH命令送信がセル2で受信された場合、RAプリアンブルはセル2で送信される。
他の実施形態で、SCellに対するPDCCH命令はCIFを含み、固定され予め定義されたセル(例えば、PCell)で送信される。この実施形態で、CIFを有するPDCCH命令はPCellのUE特定検索空間で又は(実施形態PO−2によれば)スケジューリングセルの共通検索空間で送信される。CIFは第1実施形態と同じようにRAプリアンブル送信のためのターゲットセルを示す。
ステップ1:PRACH上でUEによるランダムアクセスプリアンブルの送信(メッセージ1):UEはランダムアクセスプリアンブル及びPRACHリソースインデックスを選択する。UEは選択されたランダムアクセスプリアンブルをターゲットUL搬送波上の選択されたPRACHリソースインデックスに送信する。
ステップ2:eNodeBによってUEに送信されたランダムアクセス応答(メッセージ2):UEはランダムアクセスプリアンブルが送信されたPRACHと関連付けられたRA−RNTIを使用してランダムアクセス応答(ら)をモニタリングする。PRACHの時間及び周波数リソースの他、RA−RNTIの計算は、多重TAG/セルを考慮する。3つの方法が以下で説明される。
方法1:RA−RNTIがTAG/セルIDだけでなくPRACH時間及び周波数IDの関数で計算される、すなわち、RA−RNTI=fn(t_id,f_id,tag_id)又はRA−RNTI=fn(t_id,f_id,cell_id)で、ここで、t_idは特定のPRACHの第1サブフレームのインデックス(0≦t_id≦t_id_max)で、f_idは周波数領域で昇順でそのサブフレーム内で特定のPRACHのインデックスである(0≦f_id≦f_id_max)。t_id_maxとf_id_maxの値はREF5でそれぞれ10と6に特定される。tag_id(又はcell_id)値はTAG(セル)のインデックスである。PCellを含むTAGに対するtag_idは0に仮定される。cell_idはREF6でServCellIndexと同じであり得る。
このRA−RNTI計算方法は、UEがRA−RNTIの値によって検出されたランダムアクセス応答に対するターゲットTAG/セルを識別できるようにする。この方法を使用したRA−RNTI計算の一部の例は、次のとおりである:
例1a:RA−RNTI=1+t_id+t_id_max*f_id+t_id_max*f_id_max*tag_id(cell_id)、ここで、tag_id(cell_id)={1,2,…,N}、NはPCellに含まれないTAG(セル)の個数である。t_id_max=10でf_id_max=6であれば、RA−RNTI=1+t_id+10*f_id+60*tag_id(cell_id)である。
例1b:RA−RNTI=1+t_id+t_id_max*f_id+m*tag_id(cell_id)、ここで、tag_id(cell_id)={1,2,…,N}、NはPCellに含まれないTAG(セル)の個数で、mはFDD/TDDシステムであるかによって設定され得る値である。
t_id_max=10であれば、RA−RNTI=1+t_id+10*f_id+m*tag_id(cell_id)である。LTEリリース10で、FDDの場合はf_id=0であるからm=10である;一方、TDDの場合はf_id_max=6であるから、m=60である。
ここで、長所はRA−RNTI値の分割が回避できることにある。最適化したRA−RNTI範囲はFDD/TDDに従属される。この方法は、m値がRARが送信されたセルの実際のPRACHリソース構成に従属されるように一般化できることが知られている。
例1c:例1a及び1bでtag_id(cell_id)はtag_id_offset(cell_id_offset)で代替することができ、ここで、tag_id_offset=tag_id_target−tag_id_ref、及びcell_id_offset=cell_id_target−cell_id_refである。tag_id_target(cell_id_target)はRARのターゲットTAG(セル)のTAG ID(セルID)で、tag_id_ref(cell_id_ref)はRARが送信されたセルのTAG ID(cell ID)を指す。tag_id_target(cell_id_target)≧tag_id_ref(cell_id_ref)が仮定される。
この方法の1つの長所は、RARが送信されるセルに対するRA−RNTI値が、セルがSCellである場合、非交差搬送波スケジューリング及び交差搬送波スケジューリングに対して同じ範囲を持つことにある。この方法の他の長所は、同じRA−RNTI値がレガシーUEを含むより多くのUEによって共有されてセルがそれらのPCellとして構成されることにある。その結果、より多くのRARがMAC RAR PDUに含まれることができる。
方法2:RA_RNTIはf_idが多重搬送波をスパニングする時、PRACH時間及び周波数IDの関数である、RA−RNTI=1+t_id+10*f_idで計算される。この方法を使用したRA−RNTI計算の一部の例は、次のとおりである:
例2a:f_idが周波数領域で昇順で、搬送波の最低周波数から最高周波数までサブフレーム内で特定のPRACHのインデックスに定義され得る。例えば、PRACHを有する各セルが6個の周波数リソースで構成されると仮定すれば、0≦f_id<6*N+6で、ここで、NはPCellに含まれないTAG(セル)の個数である。
例2b:RARが送信されるセルに対して(0≦f_id<f_id_max)が予約されたことを除くと、例2aに類似し、残りのf_idは残りの搬送波に対して周波数領域で昇順でサブフレーム内で特定のPRACHのインデックスに定義される。
この方法の長所は、RARが送信されるセルに対するRA−RNTI値が非交差搬送波スケジューリング及び交差搬送波スケジューリングに対して同じ範囲を持つことにある。
方法3:RA−RNTIがセルオフセットだけでなくPRACH時間及び周波数IDの関数、すなわち、RA−RNTI=fn(t_id,f_id,cell−offset)(ここで、t_id及びf_idは、LTEリリース10と同じように定義され得る)で計算される。t_idは特定のPRACHの第1サブフレームのインデックス(0≦t_id≦t_id_max)であり、f_idは周波数領域で昇順でそのサブフレーム内で特定のPRACHのインデックスである(0≦f_id≦f_id_max)。t_id_maxとf_id_maxの値はREF5でそれぞれ10と6に特定される。cell_offsetはネットワーク設定整数オフセット(例えば、RRC構成)で、例えば、cell−offset={0,1,2,…}である。SCellが他のセルから交差搬送波スケジューリングされるように構成されるか、またはUEによってPRACHを送信するように使用される場合、cell−offsetはSCellに適用され得る。
1つの代案で(代案3−1)、cell−offsetは全てのUEに対して周波数に特定され得る。すなわち、同じ搬送波周波数を有する2つのUEのSCellが同じcell−offsetを有する。
他の代案で(代案3−2)で、UEの観点から、cell−offsetは同じスケジューリングセル(PDCCH命令が受信されたセル)からスケジューリングされ得るセル間で周波数に特定される。cell−offsetは他のスケジューリングセルからスケジューリングされ得る他のセルグループに対して再使用され得る。ネットワークは搬送波に構成された全てのUEに対して共通し、その搬送波が同じスケジューリングセルに連結されるように搬送波のcell−offsetを構成できる。代案3−1に比べ、代案3−2の長所は、RA−RNTI空間が節約され得るということにある。
RA−RNTI計算方法3は、UEがRA−RNTI値によって検出されたランダムアクセス応答に対するターゲットTAG/セルを識別するようにすることができる。また、同じ応答セル(Msg2を送信したセル)で異なるSCellにPRACHを送信したが、同じt_id,f_id及びRAプリアンブルインデックスを招いたRAリソース割り当てを使用する2つのUE間のRAR衝突は、異なるSCellに対して異なる(しかし、2つのUEに対して共通である値であり得る)cell−offsetを割り当てて回避できる。
ネットワークで、方法3は、ネットワークが同じRA−RNTIを使用するようにして、同じ応答セル(Msg2を送信するセル)でUEが競合するようにする。またネットワークが各潜在応答セルに対して使用するただ1つのRA−RNTI値があり得る。
方法3を使用してRA−RNTIを計算する一部の例は、次のとおりである:
例3a:RA−RNTI=1+t_id+t_id_max*f_id+t_id_max*f_id_max*cell−offset。t_id_max=10、f_id_max=6であれば、RA−RNTI=1+t_id+10*f_id+60*cell−offsetである。スケジューリングセル又は応答セル(すなわち、Msg2を送信するセル)に対するcell−offsetはない、または0に固定される。
例3b:RA−RNTI=1+t_id+t_id_max*f_id+m*cell−offset、ここで、mはFDD/TDDシステムであるかによって設定可能な値である。t_id_max=10であれば、RA−RNTI=1+t_id+10*f_id+m*cell−offsetである。LTEリリース10で、FDDの場合はf_id=0であるから、m=10である;一方、TDDの場合はf_id_max=6であるからm=60である。スケジューリングセル又は応答セル(Msg2を送信するセル)のcell−offsetはない、または0に固定される。
例3bの長所は、FDD/TDDであるかによって最適化したRA−RNTI範囲である。この例は、m値がRARが送信されるセルの実際のPRACHリソース構成に従属されるように一般化できる。
cell−offsetシグナリングの一例で、cell−offsetはセルオフセットが、図11に示すように、ra−rnti−offsetと呼ばれるIECrossCarrierSchedulingConfig(REF6参照)でRRCによってシグナリングされ得る。関連のSCellがPRACH送信に使用され得ると、新しいIE ra−rnti−offsetが構成される。この条件はSCellに対するRACH関連パラメータが構成されるか(例えば、これがSCellに対するRACH−ConfigCommondhkと同じである(REF6参照))に基づくことができる。
cell−offsetシグナリングに対する他の例で、交差搬送波スケジューリングされ得る各SCellに対するcell−offsetは、スケジューリングセル又は応答セル(すなわち、Msg2を送信するセル)からシグナリングされ得る。このセルオフセットリストはスケジューリングセル又は応答セルから(例えば、RRCを通し)専用にシグナリングされ得る。スケジューリングセル/応答セルがPCellであれば、このセルオフセットリストはSIBでシグナリングされ得る。
UEは送信されたランダムアクセスプリアンブルとマッチングされるランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答の受信に成功した後、ランダムアクセス応答(ら)に対するモニタリングを中断できる。RA−RNTIが效果的に多重TAG又はセルを考慮するため、UEは曖昧性なくRARのターゲットセル/TAGを決定できる。
ステップ3:UEによるスケジューリングされた送信(メッセージ3):UEはターゲットUL搬送波でメッセージ3を送信する。
ステップ4:競合解消:
CRCがC−RNTIによってスクランブルされたターゲットTAG/セルに対する新しい送信のためにアップリンクグラントが受信されると、UEはそのターゲットTAG/セルに対する競合解消が成功し、ランダムアクセス手順が完了したものと見なす。
CIFがULグラントに対して(例えば、UE特定検索空間でDCIフォーマット0/4に対して)DCIフォーマットで存在すると、CIFはどのセル(又はTAグループ)に対して競合解消が適用され得るかを示す。例えば、ULグラントがCC0に送信されると、DCIフォーマットに含まれたCIFはCC0(TAG0)又はCC1(TAG1)を示すことができる。CIFがULグラントのためにDCIフォーマットで存在しない場合、ULグラント(及び競合解消)はPDCCHが送信されるセルに適用され得る。
競合解消のためにULグラントに限定する長所は、SCellに対するダウンリンクデータ送信がSCellに対するRACH手順によって妨害を受けたり影響を受けたりしないということにある。すなわち、RACH手順がSCellに対して行われる間、ダウンリンク割り当て及び送信がSCellに対して正常に続けられ得る。
実施形態CR−2:
実施形態CR−2として表示された他の実施形態で、同じRACHリソースが、図21に示すように、TAG/セルで2つのUE(TAG/セルでUEに特定)によって選択され得る。SCellに対する競合ベースのランダムアクセス手順は、次のとおりである。
ステップ0:PDCCH命令(メッセージ0):選択的なこのステップは上述した実施形態CR−1のステップ0と同じである。
ステップ1:PRACH上でUEによるランダムアクセスプリアンブルの送信(メッセージ1):このステップは上述した実施形態CR−1のステップ1と同じである。
ステップ2:eNodeBによってUEに送信されるランダムアクセス応答(メッセージ2)。このステップは実質的に上述した非競合ベースの実施形態NCR−3のステップ2と同じである。便宜上その説明は以下で繰り返される。
UEはランダムアクセスプリアンブルが送信されたPRACHと関連付けられたRA−RNTIを使用するランダムアクセス応答(ら)を監視する。RARに対するターゲットTAG/セルを示すxビットのTAG ID又はセルIDは、MAC RAR PDUに含まれる。ここで、xは固定または設定されることができる。4つの方法(方法A乃至D)が以下で説明される。
方法A:RARに対するターゲットTAG/セルを示すTAG ID又はセルIDはMAC RARペイロードに含まれる。TAG/搬送波指示子フィールド(すなわち、TIF又はCIF)が追加されTAG/セルの指示に動作する設計例が図12に示された。TIF/CIFを有するMAC RARはレガシーMAC RARに比べて異なる大きさを持つが、固定されたペイロード大きさを有する。TIF/CIFを有するMAC RARは、図13Aに示すように、RARに対するMAC PDUの最後に付加され得る。
図13Aを参照すると、MACサブヘッダnに対する拡張フィールドは0に設定されてレガシーMAC RARペイロードの開始を示す。MACサブヘッダmに対する拡張フィールドは0に設定されてLTEリリースUEに対する新しいMAC RARペイロードの開始を示す。
バックオフ指示子に対するサブヘッダはTIF/CIFを有するRARに対するMACヘッダに選択的に存在し得る。存在する場合、バックオフ指示子に対するサブヘッダはMACヘッダの前に位置する。バックオフ指示子に対する多重サブヘッダが存在し得る;それぞれはTAG/セルに対するバックオフ指示子である。LTEリリース10のバックオフ指示子サブヘッダは図14に示されている。LTEリリース10のバックオフ指示子サブヘッダで予約された2ビットは、図15に示すように、TIF/CIFとして使用され得る。2ビットを使用して4個のTAG/セルまで示すことができる。
方法B:TIF/CIFはMAC PDUでMACヘッダとMAC RARペイロードのブロック位置に暗示的に示されるか、または予め定義される。一例が図16に示されている。LTEリリース10のMAC CE設計は各ブロックごとに再使用され得る。
方法C:TIF/CIFはMACサブヘッダに位置する。RAPID及びTIF/CIFを有するMACサブヘッダに対する設計例は図17に示されている。TIF/CIFはバックオフ指示子に対するMACサブヘッダに含まれることができる(複数が繋がり得る)。
バックオフ指示子のサブヘッダはTIF/CIFを有するRARに対するMACヘッダに選択的に存在し得る。存在する場合、バックオフ指示子に対するサブヘッダはMACヘッダの前に位置する。バックオフ指示子に対する多重サブヘッダが存在し得る;それぞれはTAG/セルに対するバックオフ指示子である。LTEリリース10のバックオフ指示子サブヘッダは、図14に示されている。LTEリリース10のバックオフ指示子サブヘッダで予約された2ビットは、図15に示すように、TIF/CIFとして使用され得る。
方法D:TIF/CIFを示すフィールドを有する新しいサブヘッダが多重タイミングアドバンスをサポートするUEによって復号化されたMACヘッダに含まれる。TIF/CIFサブヘッダはMACヘッダで最初に位置する。多重TIF/CIFサブヘッダが存在することができ、TAG/セルに対する情報ビットの当該ブロック(MACサブヘッダ及びMAC RARペイロード)前に1つのTIF/CIFサブヘッダがある。TIF/CIFサブヘッダはTIF/CIFサブヘッダがMAC PDUで最後であるか(すなわち、当該MAC RARペイロードの後、それ以上MACサブヘッダがなくパディングが開始される)を示すフラグを含むことができる。バックオフ指示子サブヘッダは、存在する場合、TIF/CIFサブヘッダの後に存在し、TIF/CIFによって示されたTAG/セルに該当する。
方法A乃至Cに比べ、TAG/セルに対する各MACサブヘッダとRARペイロードブロックには1バイトのみが必要であり得るため、方法Dは低いオーバーヘッドを有する。これは図18に示されている。TIF/CIFサブヘッダに対する一例が図19に示されている。レガシーMACサブヘッダとペイロードがMAC PDUに存在しないという状況をサポートするために、LTEリリース11のUEはサブヘッダがバックオフ指示子、RAPIDサブヘッダ又はTIF/CIFサブヘッダであるかを識別できる。したがって、図19に示すように、タイプフィールドは1ビット以上、例えば、2ビットに拡張され、値‘01’はTIF/CIFサブヘッダを示す。(‘00’はバックオフ指示子及び‘1X’はRAPIDサブヘッダを示し、ここで、XはRAPIDの最初のビットであることが知られている)。E2はTIF/CIFサブヘッダがMAC PDUで最終サブヘッダであるかを示すフラグである。
方法A乃至Dにおいて、予め定義されたパターンビットを有するビットストリングはパディングが次のバイトで開始されることを示すために使用され得る。例えば、ビットストリングはバックオフ指示子又はRAPIDを有するサブヘッダとして誤認されることができないため、ビットストリング‘00110000’は方法A、B、及びCに対して予め定義されたパターンであり得る。これはUEが現在のMAC PDUでMAC RARの検索を中止するようにすることができる。
上述した全ての方法で、レガシーUEの逆方向互換性はレガシーMACペイロードの後、TIF/CIFを有するMACサブヘッダ及びMAC RARを追加することによって保証される。これはレガシーUEが方法Aに対して、図13Bに示すように、レガシーUEはTIF/CIFを有する付加されたMACサブヘッダ及びMAC RARを(UEが特別な値を仮定されない)パディングビットの一部として処理するからである。
UEは送信されたランダムアクセスプリアンブルとマッチングされるランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答の受信に成功した後、ランダムアクセス応答(ら)に対するモニタリングを中断できる。
RARがターゲットTAG/セルを示すため、UEは曖昧性なくRARのターゲットTAG/セルを決定できる。
ステップ3:UEによってスケジューリングされた送信(メッセージ3):UEはターゲットUL搬送波でメッセージ3を送信する。
ステップ4:競合解消:このステップは上述した実施形態CR−1のステップ4と同じである。
実施形態CR−3:
実施形態CR−3として表示された他の実施形態で、同じRACHリソースは、図21に示すように、TAG/セルで2つのUE(TAG/セルでUEに特定)によって選択されることができる。また、この実施形態で、図22に示すシナリオに“競合”解消が要求され得る。SCellに対する競合ベースのランダムアクセス手順は、次のとおりである。
ステップ0:PDCCH命令(メッセージ0):選択的なこのステップは、ある時間ポイントでただ1つの進行中のランダムアクセス手順があるということを除くと、上述した実施形態CR−1のステップ0と同じである。前のランダムアクセス手順が完了する前、他のPDCCH命令が受信されると、UEは進行中の手順を中断して(新しい手順が異なるセルに対するものであっても)新しい手順を再度開始する。
ステップ1:PRACHでUEによるランダムアクセスプリアンブルの送信(メッセージ1):UEはランダムアクセスプリアンブル及びPRACHリソースインデックスを選択する。UEはターゲットUL搬送波で選択されたPRACHリソースに選択されたランダムアクセスプリアンブルを送信する。
ステップ2:eNodeBによってUEに送信されたランダムアクセス応答(メッセージ2):
UEはランダムアクセスプリアンブルが送信されたPRACHと関連付けられたRA−RNTIを使用してランダムアクセス応答(ら)をモニタリングする。UEは送信されたランダムアクセスプリアンブルとマッチングされるランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答の受信に成功した後、ランダムアクセス応答(ら)に対するモニタリングを中断できる。ただ1つのランダムアクセス手順が進行中であるため、UEはRARのターゲットTAG/セルを決定できる。
ステップ3:UEによるスケジューリングされた送信(メッセージ3):UEはターゲットUL搬送波でメッセージ3を送信する。
ステップ4:このステップは上述した実施形態CR−1のステップ4と同じである。
実施形態CR−4:
実施形態CR−4として表示された他の実施形態で、競合ベースのランダムアクセス手順に使用可能なRACHリソースは、図23に示すように、2つのTAG/セルの間で直交する。
2つのTAG/セルの間でのRACHリソースの直交性は、TAG1/セル1に対する競合ベースのランダムアクセス手順に使用される共通RACHリソースであって、TAG0/セル0に対して構成される専用のRACHリソース集合内でRACHリソースの集合を(例えばRRCによって)構成することによって達成できる。TAG1/セル1に対する共通RACHリソースの集合の大きさは、TAG0/セル0に対する専用RACHリソースの大きさより小さい又は同じである。これは図24に示されている。
一方法で、直交するRACHリソースが集合は、直交ランダムアクセスプリアンブルを構成することによって構成される。TAG0/セル0に対する専用ランダムアクセスプリアンブルの大きさはLTEリリース8/9/10では64−numberOfRA−Preamblesに決定される(REF6参照)。64はセルで使用可能なランダムアクセスプリアンブルの全体個数で、numberOfRA−Preamblesはセルで共通ランダムアクセスプリアンブルの個数を示す、SIB2又はRRCにシグナリングされるIEである。TAG/セルに対する直交ランダムアクセスプリアンブル集合は、RACH−ConfigCommonSCellで新しいIE numberOfRA−PreamblesSCellによって特定されることができ、特定のSCell(TAG1/セル1)に対する共通ランダムアクセスプリアンブルは{64−numberOfRA−Preambles−numberOfRA−PreamblesSCell−1…64−numberOfRA−Preambles−1}であり得る。
SCellに対する競合ベースのランダムアクセス手順は、次のとおりである。
ステップ0:PDCCH0命令(メッセージ0):選択的なこのステップは上述した実施形態CR−1のステップ0と同じである。
ステップ1:PRACH上でUEによるランダムアクセスプリアンブルの送信(メッセージ1):UEは上位階層シグナリング(すなわち、RACH−ConfigCommon、RACH−ConfigCommonSCell、PRACH−Config)によってターゲットTAG/セルに対して構成された共通リソースセットからランダムアクセスプリアンブル及びPRACHリソースインデックスを選択する。UEはターゲットUL搬送波で選択されたPRACHリソースに選択されたランダムアクセスプリアンブルを送信する。
ステップ2:eNodeBによってUEに送信されたランダムアクセス応答(メッセージ2):UEはランダムアクセスプリアンブルが送信されたPRACHと関連付けられたRA−RNTIを使用してランダムアクセス応答(ら)をモニタリングする。UEは送信されたランダムアクセスプリアンブルとマッチングされるランダムアクセスプリアンブル識別子を含むランダムアクセス応答の受信に成功した後、ランダムアクセス応答(ら)に対するモニタリングを中断できる。
ステップ3:UEによるスケジューリングされた送信(メッセージ3):UEがターゲットUL搬送波でメッセージ3を送信する。
ステップ4:競合解消:このステップは上述した実施形態CR−1のステップ4と同じである。
本発明は、例示的な実施形態で説明されたが、様々な変更及び変形が当業者に提示され得る。本発明はそのような変更及び変形が添付された請求範囲内に含まれることを意図する。
100 無線ネットワーク
120 カバレッジ領域
125 カバレッジ領域
130 ネットワーク
225 制御部
235 チャネル制御部
240 チャネルエレメント
250 送受信部
255 アンテナアレイ
260 ハンドオフ制御部
270 メモリ
305 アンテナ
310 送受信部
315 処理回路
320 マイクロホン
325 処理回路
330 スピーカ
340 メインプロセッサ
350 キーパッド
355 ディスプレイ部
360 メモリ
361 プログラム
370 パワー管理器
380 バッテリ

Claims (15)

  1. 基地局における使用のための、ランダムアクセス手順のための方法において、
    物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)がランダムアクセスネットワーク一時識別子(RA−RNTI)と関連付けられた時、第1セルでユーザ端末から前記PRACHでランダムアクセスプリアンブルメッセージを受信する段階;及び
    第2セルで前記ユーザ端末にランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信する段階を含み、
    前記RARメッセージ及びRA−RNTIのうち少なくとも1つは、前記ユーザ端末が前記RARメッセージと関連付けられたターゲットタイミングアドバンスグループ(TAG)又はセルを識別するように構成された情報を含む方法。
  2. 交差搬送波スケジューリングが構成されなかった場合、前記第2セルは2次セルで前記第1セルは前記第2セルと同じである請求項1に記載の方法。
  3. 前記交差搬送波スケジューリングが構成された場合、前記第1セルは前記第2セルと異なるセルである請求項1に記載の方法。
  4. 前記RA−RNTIはオフセット指示子に基づいて決定され、前記オフセット指示子は、前記ターゲットTAG又はセルを識別するように構成される請求項1に記載の方法。
  5. 前記RA−RNTIは下記式:
    RA−RNTI=1+t_id+10*f_id+60*cell−offset、
    式中、t_idは特定の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)の第1サブフレームのインデックスで、f_idは前記第1サブフレーム内の前記特定のPRACHのインデックスで、前記cell−offsetはオフセット指示子によって決定される請求項4に記載の方法。
  6. 前記RARメッセージは、前記ターゲットTAG又はセルを識別するように構成されたTAG指示子フィールド(TIF)又は搬送波指示子フィールド(CIF)を含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記TIF又はCIFは、前記RARの媒体アクセス制御(MAC)ヘッダ又はペイロードの一部である請求項6に記載の方法。
  8. 前記ランダムアクセス手順が競合ベースのランダムアクセス手順の場合、
    物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)命令を前記ユーザ端末に送信する段階をさらに含み、
    前記PDCCH命令は、搬送波指示子フィールド(CIF)を含み、前記CIFは前記競合を解消するために前記ターゲットセルを示す請求項1に記載の方法。
  9. 物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)命令を前記ユーザ端末に送信する段階をさらに含み、
    前記PDCCH命令は、TAG指示子フィールド(TIF)又は搬送波指示子フィールド(CIF)を含み、前記TIF又はCIFは前記ターゲットTAG又はセルを識別するように構成される請求項1に記載の方法。
  10. ランダムアクセス手順のために構成される基地局において、
    制御部を含み、前記制御部は、
    物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)がランダムアクセスネットワーク一時識別子(RA−RNTI)と関連付けられた時、第1セルでユーザ端末から前記PRACHでランダムアクセスプリアンブルメッセージを受信し、第2セルで前記ユーザ端末にランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信し、前記RARメッセージ及びRA−RNTIのうち少なくとも1つは、前記ユーザ端末が前記RARメッセージと関連付けられたターゲットタイミングアドバンスグループ(TAG)又はセルを識別するように構成された情報を含むように構成される基地局。
  11. 前記基地局は、請求項2乃至9のうち何れか1項に記載の方法を具現するように配置される請求項10に記載の基地局。
  12. ランダムアクセス手順のために構成されたユーザ端末において、
    プロセッサを含み、前記プロセッサは、
    物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)がランダムアクセスネットワーク一時識別子(RA−RNTI)と関連付けられた時、第1セルから基地局へ前記PRACHでランダムアクセスプリアンブルメッセージを送信し、第2セルで前記基地局からランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信し、前記RARメッセージ及びRA−RNTIのうち少なくとも1つは、前記ユーザ端末が前記RARメッセージと関連付けられたターゲットタイミングアドバンスグループ(TAG)又はセルを識別するように構成された情報を含むように構成されるユーザ端末。
  13. 前記ユーザ端末は、請求項2乃至7のうち何れか1項に記載の方法を具現するように配置される請求項12に記載のユーザ端末。
  14. ユーザ端末におけるランダムアクセス手順のための方法において、
    物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)がランダムアクセスネットワーク一時識別子(RA−RNTI)と関連付けられた時、第1セルから基地局へ前記PRACHでランダムアクセスプリアンブルメッセージを送信する段階;及び第2セルで前記基地局からランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信する段階を含み、
    前記RARメッセージ及びRA−RNTIのうち少なくとも1つは、前記ユーザ端末が前記RARメッセージと関連付けられたターゲットタイミングアドバンスグループ(TAG)又はセルを識別するように構成された情報を含む方法。
  15. 前記ユーザ端末は、請求項2乃至7のうち何れか1項に記載の方法を具現するように配置される請求項14に記載の方法。
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