JP2021022015A - 情報処理システム、サーバ装置および産業機器 - Google Patents

情報処理システム、サーバ装置および産業機器 Download PDF

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Abstract

【課題】産業機器の保守・管理をより効率的に行う。【解決手段】本発明に係る情報処理システム1は、表示部を有する複数のユーザ端末20と、複数のユーザ端末20とネットワークを介して通信可能なサーバ装置10とを備え、サーバ装置10は、産業機器2に設けられ、サーバ装置10は、産業機器2の状態および設定に関する情報、および、ユーザ端末20から送信されてきた、ユーザ端末20上での手書き入力による手書き情報を記憶する記憶部11と、記憶部11に記憶されている産業機器2の状態および設定に関する情報に応じた画面を、複数のユーザ端末20それぞれの表示部に表示させるとともに、ユーザ端末20からの表示要求に応じて、該表示要求により要求されたユーザ端末20からの手書き情報に応じた画面を、表示要求の送信元のユーザ端末20の表示部に表示させる制御部12と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、サーバ装置および産業機器に関する。
近年、IoT(Internet of Things)を利用した設備保全の省電力化が進展している。しかしながら、インバータなどの産業機器が設置された現場において、想定されていないトラブルが発生した場合、設備の管理者、メーカーの技術者および営業担当者など複数の担当者が連携して対処する必要が生じることがある。このような場合、複数の担当者が現場に集まり、協議などしてトラブルに対処することが好ましいが、人的リソースの確保、スケジュールの調整などの観点から、複数の担当者が集まってトラブルに対処するのが困難なことが多い。
特許文献1には、遠隔地に配置された複数の電子ホワイトボードが通信回線で接続されたシステムが記載されている。このシステムでは、一の電子ホワイトボードは、ユーザにより直接入力された描画データを電子データ化し、他の電子ホワイトボードに送信する。他の電子ホワイトボードは、一の電子ホワイトボードから送信されてきた電子データに示される描画データを表示する。
特開2000−188655号公報
産業機器のトラブルへの対処といった、産業機器の保守・管理を行うためには、産業機器に関する情報、および、その情報の中で問題となるデータなどを、複数の担当者が共有することが望ましい。しかしながら、上述したように、複数の担当者が現場に集まることは困難なことが多いため、情報の共有が十分にできず、産業機器の保守・管理を効率的に行うことができない場合がある。
特許文献1に記載されているシステムでは、ユーザが一の電子ホワイトボードに手書き入力した描画データを複数の電子ホワイトボードで共有することは可能である。しかしながら、このシステムを用いても、産業機器に関する情報、および、その情報の中で問題となるデータなどを、複数の担当者が共有することは困難であり、産業機器の保守・管理を効率的に行うことはできない。
上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、産業機器の保守・管理をより効率的に行うことができる情報処理システム、サーバ装置および産業機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理システムは、表示部を有する複数のユーザ端末と、前記複数のユーザ端末とネットワークを介して通信可能なサーバ装置とを備える情報処理システムであって、前記サーバ装置は、産業機器に設けられ、前記サーバ装置は、前記産業機器の状態および設定に関する情報、および、前記ユーザ端末から送信されてきた、前記ユーザ端末上での手書き入力による手書き情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記産業機器の状態および設定に関する情報に応じた画面を、前記複数のユーザ端末それぞれの表示部に表示させるとともに、前記ユーザ端末からの表示要求に応じて、該表示要求により要求されたユーザ端末からの手書き情報に応じた画面を、前記表示要求の送信元のユーザ端末の表示部に表示させる制御部と、を備える。
また、本発明に係る情報処理システムにおいて、前記制御部は、前記複数のユーザ端末のうち、操作権限を有する一のユーザ端末への操作入力に応じて、前記産業機器の状態および設定に関する情報に応じた画面を、前記複数のユーザ端末それぞれの表示部に表示させる。
また、本発明に係る情報処理システムにおいて、前記制御部は、前記操作権限を有する一のユーザ端末への操作入力に応じて、前記複数のユーザ端末上での手書き入力を許可する。
上記課題を解決するため、本発明に係るサーバ装置は、表示部を有する複数のユーザ端末とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、前記サーバ装置は産業機器に設けられ、前記産業機器の状態および設定に関する情報、および、前記ユーザ端末から送信されてきた、前記ユーザ端末上での手書き入力による手書き情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記産業機器の状態および設定に関する情報に応じた画面を、前記複数のユーザ端末それぞれの表示部に表示させるとともに、前記ユーザ端末からの表示要求に応じて、該表示要求により要求されたユーザ端末からの手書き情報に応じた画面を、前記表示要求の送信元のユーザ端末の表示部に表示させる制御部と、を備える。
上記課題を解決するため、本発明に係る産業機器は、上述したサーバ装置を備える。
本発明に係る情報処理システム、サーバ装置および産業機器によれば、産業機器の保守・管理をより効率的に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図1に示すサーバ装置の構成例を示す図である。 手書き情報について説明するための図である。 図2に示すユーザ端末の表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。本実施形態に係る情報処理システム1は、サーバ装置10と、複数のユーザ端末20(図1では、ユーザ端末20A,20B、20Cの3台)とを備え、サーバ装置10とユーザ端末20A,20B,20Cとがネットワークを介して通信可能なシステムである。本実施形態に係る情報処理システム1は、サーバ装置10により複数のユーザ端末20上で画面を共有する、いわゆるウェブ会議システムを構成する。
サーバ装置10は、産業機器2に設けられている。産業機器2は、各種産業の現場(プラント、鉄道車両など)に設置される種々の機器であり、例えば、インバータなどである。サーバ装置10は、産業機器2に関する情報を記憶し、記憶している産業機器2に関する情報に応じた画面などを、複数のユーザ端末20に表示させる。こうすることで、サーバ装置10は、産業機器2に関する情報に応じた画面を複数のユーザ端末20上で共有させることができる。
ユーザ端末20は、ユーザ(例えば、現場の担当者、メーカーの技術者および営業担当者など)が用いる端末である。ユーザ端末20は、ネットワークを介してサーバ装置10と通信を行う通信機能、種々の画面を表示部に表示する表示機能、および、タッチペンなどによるユーザの手書き入力を受け付ける機能を有する端末である。これらの機能は、例えば、ネットワークを介してサーバ装置10と通信を行うための通信モジュール、および、表示部とタッチセンサとが一体的に構成されたタッチパネルをユーザ端末20に搭載することで実現可能である。ユーザ端末20の具体例としては、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末などがある。
次に、本実施形態に係るサーバ装置10の構成について、図2を参照して説明する。なお、ユーザ端末20の構成は当業者によく知られており、本発明とは直接関係しないので説明を省略する。以下では、サーバ装置10は、産業機器2に関する情報に応じた画面をWebページとして、2台のユーザ端末20(ユーザ端末20A,20B)の表示部で表示させる例を用いて説明する。
図2に示すように、サーバ装置10は、記憶部11と、制御部12とを備える。
記憶部11は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部11は、サーバ装置10が搭載された産業機器2および情報処理システム1に関連する情報である製品情報111を記憶する。製品情報111には、例えば、故障履歴情報1111、運転履歴情報1112、設定情報1113、システム情報1114および操作者画面情報1115が含まれる。
故障履歴情報1111は、サーバ装置10が搭載された産業機器2に故障などの異常が発生した際の電圧および電流などに関する情報である。
運転履歴情報1112は、サーバ装置10が搭載された産業機器2の起動、運転、故障の発生などに関する情報である。
設定情報1113は、サーバ装置10が搭載された産業機器2の各種の設定に関する情報である。
このように、記憶部11は、産業機器2の状態に関する情報(故障履歴情報1111および運転履歴情報1112)および産業機器2の設定に関する情報(設定情報1113)を記憶する。
システム情報1114は、情報処理システム1の各ユーザ端末20において共有される情報である。システム情報1114には、操作者情報および操作者画面のファイルパスなどが含まれる。操作者情報は、各ユーザ端末20に表示される画面を操作する操作権限を有するユーザ端末20を示す情報である。操作者画面のファイルパスは、操作権限を有するユーザ端末20のユーザ(操作者)が参照する画面を指定するパスである。
操作者画面情報1115は、操作者が参照する画面(各ユーザ端末20に表示される画面)の画像データである。各ユーザ端末20は、操作者画面情報1115を取得し、取得した操作者画面情報1115に示される画像を表示部に表示する。
また、記憶部11は、ユーザA_手書き情報112AおよびユーザB_手書き情報112Bを記憶する。手書き情報とは、図3に示すように、ユーザ端末20のユーザがユーザ端末20の入力面(例えば、タッチパネル)に対して、タッチペンなどで描画したコメント、記号などの画像の情報である。なお、図3においては、表示部の表示面を入力面とし、表示部に産業機器2の電圧および電流などのグラフを示す画面が表示された状態で、ユーザが入力面に手書き入力した例を示している。このような手書き入力は、例えば、産業機器2の電圧および電流などのグラフにおける異常なデータを指し示す場合などに用いられる。
図2を再び参照すると、ユーザA_手書き情報112Aは、ユーザ端末20Aに対して手書き入力された手書き情報であり、故障履歴_手書き情報1121Aと、運転履歴_手書き情報1122Aと、設定_手書き情報1123Aとを含む。
故障履歴_手書き情報1121Aは、故障履歴情報1111に応じた画面が表示部に表示された状態で、ユーザ端末20Aに対して手書き入力された手書き情報である。
運転履歴_手書き情報1122Aは、運転履歴情報1112に応じた画面が表示部に表示された状態で、ユーザ端末20Aに対して手書き入力された手書き情報である。
設定_手書き情報1123Aは、設定情報1113に応じた画面が表示部に表示された状態で、ユーザ端末20Bに対して手書き入力された手書き情報である。
ユーザB_手書き情報112Bは、ユーザ端末20Bに対して手書き入力された手書き情報であり、故障履歴_手書き情報1121Bと、運転履歴_手書き情報1122Bと、設定_手書き情報1123Bとを含む。
故障履歴_手書き情報1121Bは、故障履歴情報1111に応じた画面が表示部に表示された状態で、ユーザ端末20Bに対して手書き入力された手書き情報である。
運転履歴_手書き情報1122Bは、運転履歴情報1112に応じた画面が表示部に表示された状態で、ユーザ端末20Bに対して手書き入力された手書き情報である。
設定_手書き情報1123Bは、設定情報1113に応じた画面が表示部に表示された状態で、ユーザ端末20Bに対して手書き入力された手書き情報である。
制御部12は、記憶部11に記憶されている産業機器2の状態および設定に関する情報に応じた画面を、複数のユーザ端末20それぞれの表示部に表示させる。すなわち、制御部12は、故障履歴情報1111、運転履歴情報1112あるいは設定情報1113に応じた画面を、ユーザ端末20A,20Bそれぞれの表示部に表示させる。
また、制御部12は、ユーザ端末20からの表示要求に応じて、その表示要求により要求されたユーザ端末20からの手書き情報(ユーザA_手書き情報112A、ユーザB_手書き情報112B)に応じた画面を、表示要求の送信元のユーザ端末20の表示部に表示させる。
図4は、サーバ装置10がユーザ端末20に表示させる表示画面30の一例を示す図である。各ユーザ端末20に表示される表示画面30は共通の構成を有する。サーバ装置10は、図4に示す表示画面30がユーザ端末20で表示されるように、記憶部11に記憶されている情報から、例えば、HTML(HyperText Markup Language)形式でデータを作成して、ユーザ端末20に送信する。ユーザ端末20は、サーバ装置10から送信されてきたデータに応じた画面(Webページ)をWebブラウザ上で表示する。
図4に示すように、表示画面30には、システム操作画面31と、製品情報画面32とが含まれる。
システム操作画面31は、本実施形態に係る情報処理システム1により構築されるウェブ会議システムを操作するための画面である。システム操作画面31には、画面操作権限領域311と、書き込みモード選択領域312と、手書き情報選択領域313とを含む。
画面操作権限領域311は、各ユーザ端末20に表示される画面(産業機器2の状態または設定に応じた画面)を操作する操作権限を有するユーザ端末20を選択するための画面である。操作権限を有するユーザ端末20は、情報処理システム1を構成する複数のユーザ端末20のうち、一のユーザ端末20である。すなわち、複数のユーザ端末20それぞれのユーザのうち、操作者となれるのは1人のユーザであり、他のユーザは、操作権限を有さない閲覧者となる。操作者が操作権限を放棄した場合、他のユーザが操作者になることが可能である。
書き込みモード選択領域312は、ユーザ端末20への書き込み(手書き入力)を許可するか否かを選択するための領域である。書き込みを許可するか否かは、複数のユーザ端末20のうち、画面操作権限領域311において選択された、操作権限を有する一のユーザ端末20への操作入力により設定可能である。制御部12は、操作権限を有する一のユーザ端末20への操作入力(書き込みを許可する操作入力)に応じて、各ユーザ端末20への手書き入力を許可し、各ユーザ端末20からの手書き情報を受け付ける。
手書き情報選択領域313は、手書き情報に応じた画面を表示するユーザ端末20を選択するための領域である。ユーザ端末20は、手書き情報選択領域313で特定のユーザ端末20が選択されると、選択されたユーザ端末20からの手書き情報に応じた画面の表示を要求する表示要求をサーバ装置10に送信する。サーバ装置10の制御部12は、表示要求を受信すると、その表示要求により要求されたユーザ端末20からの手書き情報に応じた画面を、表示要求の送信元のユーザ端末20の表示部に表示させる。
製品情報画面32は、サーバ装置10に記憶されている産業機器2の状態および設定に関する情報に応じた画面(Webページ)を表示する画面である。製品情報画面32には、操作者選択画面321と、操作者表示画面322と、ユーザA_手書き画面323と、ユーザB_手書き画面324と、手書きキャンパス325とが含まれる。操作者選択画面321、操作者表示画面322、ユーザA_手書き画面323、ユーザB_手書き画面324および手書きキャンパス325は、階層的に配置される(レイヤ構造を有する)。操作者選択画面321、操作者表示画面322、ユーザA_手書き画面323、ユーザB_手書き画面324および手書きキャンパス325それぞれに何も表示されない場合には、その画面は透明になる。そのため、ユーザは、透明な画面の下のレイヤの画面を、透明な画面を介して視認することができる。ただし、下のレイヤの画面に対する操作入力(例えば、アイコンのクリックなど)を行うためには、ユーザは、その画面よりも上のレイヤの画面を移動させるなどして、操作対象が上のレイヤの画面と重複しないようにする必要がある。
操作者選択画面321には、操作権限を有するユーザ端末20のユーザ(操作者)が選択した、複数のユーザ端末20で共有する、産業機器2の状態または設定に関する情報に応じた画面が表示される。
操作者表示画面322には、操作者選択画面321に表示された画面が表示される。操作者表示画面322が表示されるのは、閲覧者のユーザ端末20のみであり、操作者のユーザ端末20上では、操作者表示画面322は表示されない。
ユーザ_A手書き画面323には、ユーザ端末20Aからの手書き情報(故障履歴_手書き情報1121A、運転履歴_手書き情報1122Aまたは設定_手書き情報1123A)に応じた画面が表示される。
ユーザ_B手書き画面324には、ユーザ端末20Bからの手書き情報(故障履歴_手書き情報1121B、運転履歴_手書き情報1122Bまたは設定_手書き情報1123B)に応じた画面が表示される。
手書きキャンパス325は、ユーザによる手書き入力を受け付けるための領域である。手書きキャンパス325へのタッチペンなどによる手書き入力により、ユーザにより描画された文字、記号などを示す手書き情報が、ユーザ端末20からサーバ装置10に送信される。なお、手書きキャンパス325は、透明な領域であり、ユーザから視認されることはない。
ユーザ端末20は、例えば、操作者表示画面322に表示する画面の画像データをサーバ装置10に要求する場合、「製品情報111」の「操作者画面情報1115」を指定するアクセスパスを生成し、サーバ装置10に送信する。また、ユーザ端末20は、ユーザ端末20Aからの手書き情報に応じた画面の表示を要求する場合、「ユーザA_手書き情報112A」の、「故障履歴_手書き情報1121A」、「運転履歴_手書き情報1122A」または「設定_手書き情報1123A」を指定するアクセスパスを生成し、サーバ装置10に送信する。また、ユーザ端末20は、ユーザ端末20Bからの手書き情報に応じた画面の表示を要求する場合、「ユーザB_手書き情報112B」の、「故障履歴_手書き情報1121B」、「運転履歴_手書き情報1122B」または「設定_手書き情報1123B」を指定するアクセスパスを生成し、サーバ装置10に送信する。
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の動作について説明する。まず、ユーザ端末20AのユーザがWeb画面(産業機器2の状態および設定に関する情報に応じた画面)を操作し、ユーザ端末20Bとその画面を共有するための動作について説明する。なお、上述したように、サーバ装置10は、ユーザ端末20上で所定の画面がWebページとして表示されるように、記憶部11に記憶されている情報などから所定の形式(例えば、HTML形式)のデータを作成してユーザ端末20に送信する。ただし、以下では、説明の簡略化のため、所定の画面をWebページとして表示するためのデータの作成に関する説明は省略する。
ユーザ端末20Aは、サーバ装置10に対して、Webページのリクエストを行う。
サーバ装置10の制御部12は、ユーザ端末20Aからのリクエストに応じて、ユーザ端末20Aに対して製品情報111を送信する。
ユーザ端末20Aは、サーバ装置10から送信されてきた製品情報111に基づき、システム操作画面31および製品情報画面32を表示部に表示する。ここで、初期状態では、画面操作権限領域311は無選択であり、書き込みモード選択領域312はオフが選択され、手書き情報選択領域313は無選択である。
製品情報画面32では、操作者選択画面321は常時表示される。また、操作者表示画面322は、画面操作権限領域311が無選択であるため、非表示となる。また、ユーザA_手書き画面323AおよびユーザB_手書き画面323Bは、手書き情報選択領域313が無選択であるため、非表示となる。また、手書きキャンパス325は、書き込みモード選択領域312でオフが選択されているため、非表示となる。したがって、ユーザ端末20Aでは、操作者選択画面321が表示され、操作者選択画面321に表示されたWebページの操作が可能となる。
操作者選択画面321に表示されたWebページへのユーザによる操作により、任意の画面(Webページ)、例えば、故障履歴情報1111に応じた画面、運転履歴情報112に応じた画面または設定情報113に応じた画面が選択される。以下では、故障履歴情報1111に応じた画面が選択され、操作者選択画面321に表示されたとする。また、画面操作権限領域311において、ユーザ端末20Aのユーザ(ユーザA)が選択されたとする。これにより、ユーザ端末20Aが操作権限を有するユーザ端末20となる。
ユーザ端末20Aは、操作者選択画面321に表示された画面(故障履歴情報1111に応じた画面)の画像データをサーバ装置10に送信する。また、ユーザ端末20Aは、選択された画面(故障履歴情報1111に応じた画面)へのファイルパスを生成し、サーバ装置10に送信する。サーバ装置10の制御部12は、ユーザ端末20Aから送信されてきた画像データを、操作者画面情報1115として記憶部11に記憶させる。また、サーバ装置10は、ユーザ端末20Aから送信されてきたファイルパスをシステム情報1114として記憶部11に記憶させる。
次に、ユーザ端末20A上で手書き入力を行う際の動作について説明する。
ユーザ端末20A上で手書き入力を行う場合、ユーザ端末20AのユーザAは、書き込みモード選択領域312をオンに設定する。書き込みモード選択領域312がオンに設定されると、ユーザ端末20Aは、製品情報画面32に手書きキャンパス325を表示させる。
手書きキャンパス325への手書き入力が行われると、ユーザ端末20Aは、手書き情報を生成する。また、ユーザ端末20Aは、自端末のユーザ名と下位パスとからなるファイルパスを生成する。下位パスは、例えば、手書き入力が行われた際に表示されていた画面に対応するパスである。したがって、操作者選択画面321に故障履歴情報1111に応じた画面が表示されている場合、ユーザ端末20Aは、ユーザ端末20Aのユーザ名と、故障履歴情報1111に対応するパスとからなるファイルパスを生成する。ユーザ端末20Aは、生成したファイルパスを手書き情報とともにサーバ装置10に送信する。
制御部12は、ユーザ端末20から送信されてきたファイルパスに従い記憶部11に手書き情報を記憶させる。上述した例では、制御部12は、ユーザ端末20Aから送信されてきた手書き情報を、ユーザA_手書き情報112Aの故障履歴_手書き情報1121Aとして記憶部11に記憶させる。
次に、ユーザ端末20B上で画面を共有する際の動作について説明する。
ユーザ端末20Bは、サーバ装置10に対して、Webページのリクエストを行う。
サーバ装置10の制御部12は、ユーザ端末20Bからのリクエストに応じて、ユーザ端末20Bに対して製品情報111を送信する。
ユーザ端末20Bは、サーバ装置10から送信されてきた製品情報111に基づき、システム操作画面31および製品情報画面32を表示部に表示する。ここで、上述したユーザ端末20A上での操作により、ユーザ端末20Aが操作権限を有するユーザ端末20となっている。したがって、画面操作権限領域311はユーザ端末20A(ユーザA)が選択され、書き込みモード選択領域312はオフが選択され、手書き情報選択領域313は無選択である。
また、製品情報画面32では、操作者選択画面321は常時表示される。また、操作者表示画面322は、画面操作権限領域311でユーザ端末20Aが選択されているため表示される。また、ユーザA_手書き画面323AおよびユーザB_手書き画面323Bは、手書き情報選択領域313が無選択であるため、非表示となる。また、手書きキャンパス325は、書き込みモード選択領域312でオフが選択されているため、非表示となる。したがって、ユーザ端末20Bでは、操作者表示画面322が表示される。ユーザ端末20Bは、サーバ装置10の記憶部11に記憶されている操作者画面情報1115を取得し、取得した操作者画面情報1115に示される画面を操作者表示画面322に表示する。これにより、操作権限を有するユーザ端末20Aにおいて選択された画面が、ユーザ端末20B上で共有される。
次に、ユーザ端末20Aの手書き情報をユーザ端末20B上で表示する際の動作について説明する。
ユーザ端末20BのユーザBにより、手書き情報選択領域313でユーザAが選択されると、ユーザ端末20Bは、ユーザ端末20Aと下位パスとからなるアクセスパスを生成する。下位パスは、例えば、操作者表示画面322に表示されている画面に対応するパスである。したがって、操作者表示画面322に故障履歴情報1111に応じた画面が表示されている場合、ユーザ端末20Bは、ユーザ端末20Bのユーザ名と、故障履歴情報1111に対応するパスとからなるアクセスパスを生成する。ユーザ端末20Bは、生成したアクセスパスをサーバ装置10に送信する。
サーバ装置10の制御部12は、ユーザ端末20Bから送信されてきたアクセスパスを受信すると、そのアクセスパスで指定されるアドレスの手書き情報を記憶部11から取得し、ユーザ端末20Bに送信する。制御部12は、例えば、ユーザ端末20Aと、故障履歴情報1111に対応するパスとからなるアクセスパスを受信した場合、ユーザA_手書き情報112Aの故障履歴_手書き情報1121Aをユーザ端末20Bに送信する。これにより、ユーザ端末20Aにおける手書き情報に応じた画面を、ユーザ端末20B上で共有することができる。
このように本実施形態においては、サーバ装置10は、産業機器2に設けられる。そして、サーバ装置10は、産業機器2の状態および設定に関する情報、および、ユーザ端末20から送信されてきた、ユーザ端末20上での手書き入力による手書き情報を記憶する記憶部11と、記憶部11に記憶されている産業機器2の状態および設定に関する情報に応じた画面を、複数のユーザ端末20それぞれの表示部に表示させるとともに、ユーザ端末20からの表示要求に応じて、表示要求により要求されたユーザ端末20からの手書き情報に応じた画面を、表示要求の送信元のユーザ端末20の表示部に表示させる制御部12と、を備える。
このように、産業機器2の状態および設定に関する情報に応じた画面を、複数のユーザ端末20それぞれの表示部に表示させるとともに、表示要求により要求されたユーザ端末20からの手書き情報に応じた画面を、表示要求の送信元のユーザ端末20の表示部に表示させることで、産業機器2に関する情報、および、手書きにより入力された、その情報の中で問題となるデータなどを、複数の担当者が共有することが可能となるので、産業機器2の保守・管理をより効率的に行うことができる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨および範囲内で、多くの変更および置換が可能であることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形および変更が可能である。
1 情報処理システム
2 産業機器
10 サーバ装置
11 記憶部
12 制御部
111 製品情報
1111 故障履歴情報
1112 運転履歴情報
1113 設定情報
1114 システム情報
1115 操作者画面情報
112A ユーザA_手書き情報
112B ユーザB_手書き情報
1121A,1121B 故障履歴_手書き情報
1122A,1122B 運転履歴_手書き情報
1123A,1123B 設定_手書き情報
20A,20B,20C ユーザ端末
30 表示画面
31 システム操作画面
32 製品情報画面
311 画面操作権限領域
312 書き込みモード選択領域
313 手書き情報選択領域
321 操作者選択画面
322 操作者表示画面
323 ユーザA_手書き画面
324 ユーザB_手書き画面
325 手書きキャンパス

Claims (5)

  1. 表示部を有する複数のユーザ端末と、前記複数のユーザ端末とネットワークを介して通信可能なサーバ装置とを備える情報処理システムであって、
    前記サーバ装置は、産業機器に設けられ、
    前記サーバ装置は、
    前記産業機器の状態および設定に関する情報、および、前記ユーザ端末から送信されてきた、前記ユーザ端末上での手書き入力による手書き情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記産業機器の状態および設定に関する情報に応じた画面を、前記複数のユーザ端末それぞれの表示部に表示させるとともに、前記ユーザ端末からの表示要求に応じて、該表示要求により要求されたユーザ端末からの手書き情報に応じた画面を、前記表示要求の送信元のユーザ端末の表示部に表示させる制御部と、を備える情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記制御部は、前記複数のユーザ端末のうち、操作権限を有する一のユーザ端末への操作入力に応じて、前記産業機器の状態および設定に関する情報に応じた画面を、前記複数のユーザ端末それぞれの表示部に表示させる、情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記制御部は、前記操作権限を有する一のユーザ端末への操作入力に応じて、前記複数のユーザ端末上での手書き入力を許可する、情報処理システム。
  4. 表示部を有する複数のユーザ端末とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、
    前記サーバ装置は産業機器に設けられ、
    前記産業機器の状態および設定に関する情報、および、前記ユーザ端末から送信されてきた、前記ユーザ端末上での手書き入力による手書き情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記産業機器の状態および設定に関する情報に応じた画面を、前記複数のユーザ端末それぞれの表示部に表示させるとともに、前記ユーザ端末からの表示要求に応じて、該表示要求により要求されたユーザ端末からの手書き情報に応じた画面を、前記表示要求の送信元のユーザ端末の表示部に表示させる制御部と、を備えるサーバ装置。
  5. 請求項4に記載のサーバ装置を備える産業機器。
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