JP2021020711A - 安全キャップおよびキャップ付き容器ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】液体が吐出される口部に装着されて意図した方向に液体を吐出可能な構造のキャップを提供する。【解決手段】安全キャップは、肩部に係合部が設けられた容器の口部と螺合するネジ部を備えた安全キャップであって、天面板と、前記天面板から垂下する外周壁と、開栓時に押圧されて可動する少なくとも2つの可動パネルと、前記可動パネルと接続されて当該可動パネルへの押圧に連動して移動可能な被係合部と、を含み、閉栓時には前記被係合部と前記係合部とが径方向に関して同一周上に位置することで開栓不能にされると共に、開栓時には互い違いの軸方向高さとなるように前記可動パネルを押圧することに連動して、前記被係合部が前記係合部に対して前記同一周上から離脱し開栓可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、いわゆるチャイルドレジスタンス機能を備えたキャップ構造に関し、より具体的には少ない部品点数で効率的に開栓と閉栓が可能な安全キャップ及び容器との組み合わせに関する。
従来より液体を収容して封止可能なキャップを備えた容器ユニットが広く用いられている。かような容器に収容される液体としては、例えば水やお茶などの他、薬品なども例示できる。このうち容器に収容される薬品は、取扱いに注意を要するため、幼児など判断が未熟な使用者が誤って開栓しないような工夫(いわゆるチャイルドレジスタンス機能)が必要となる。
かような工夫が施されたキャップ構造としては、例えば特許文献1〜3に示すような安全キャップが知られている。
例えば特許文献1では、内側キャップ部材と外側キャップ部材とを備え、開栓時には外側キャップ部材を下に押しながら回すプッシュアンドターン方式のチャイルドレジスタンド閉鎖具が開示されている。また、特許文献2では、ボトル口部に螺嵌するキャップの下部において閉栓時にボトル顎部のアンダーカットに係止するアンダーカットを下部内側に有する係止弾性体を連結し、一方で開栓時には係止弾性体の女王部を内方に押圧することにより連結部を支点として廻動させて上記アンダーカットの係止を離脱させる構造の安全キャップが提案されている。
一方で特許文献3では、一対の係止タブ120、120´を備えた蓋110と、拡大部164に対応する一対の定置係止ラグ164、164´を備えた容器150とで構成され、蓋を容器からの取り外すとき一対の可動パネル116の下部を押圧することで上記係止タブと定置係止ラグとの係合が外れる構造の蓋と容器の組合体が示されている。
特開昭50−060387号公報 実開昭50−018648号公報 特表平10−512527号公報
上述のとおりチャイルドレジスタンス機能を備えた安全キャップは、幼児等に対しては容易に開封できないようにすると同時に、よりシンプルな構造で低コストで製造することも求められる。しかしながらこれらの特性は二律背反の関係にあり、開封する仕組みを複雑化するとその分だけコストに跳ね返ることになってしまう。
以上のごとき背景を鑑みた場合、まず上記した特許文献1に例示される2ピース構造の安全キャップでは、そもそも部品点数が多くなる点においてコストの上昇が避けられない。
一方で特許文献2や特許文献3に示される安全キャップにおいては、部品点数の観点ではコスト抑制が可能であるものの、比較的単純な構造であるため幼児などが把持して意図せず開栓がなされてしまう可能性も否めない。
このように、上記した特許文献を含む従来技術においては、チャイルドレジスタンス機能を有する安全キャップにおいて上記した二律背反の関係を打破可能な構造は未だ提案されていない。
従って本発明の目的の1つは、チャイルドレジスタンス機能を発揮する程度の難開栓性を維持しつつ、それでいて構造的にも低コストで製造が可能な安全キャップおよびキャップ付き容器ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一形態における安全キャップは、(1)肩部に係合部が設けられた容器の口部と螺合するネジ部を備えた安全キャップであって、天面板と、前記天面板から垂下する外周壁と、開栓時に押圧されて可動する少なくとも2つの可動パネルと、前記可動パネルと接続されて当該可動パネルへの押圧に連動して移動可能な被係合部と、を含み、閉栓時には前記被係合部と前記係合部とが径方向に関して同一周上に位置することで開栓不能にされると共に、開栓時には互い違いの軸方向高さとなるように前記可動パネルを押圧することに連動して、前記被係合部が前記係合部に対して前記同一周上から離脱し開栓可能となる。
なお上記(1)に記載の安全キャップにおいては、(2)前記少なくとも2つの可動パネルが押圧されて傾倒した状態が、軸周りに関して2回対称でないことが好ましい。
また、上記(1)又は(2)に記載の安全キャップにおいては、(3)前記可動パネルは、上方の内周側に第1厚肉部を有する下押型の第1可動パネルと、下方の内周側に第2厚肉部を有する上押型の第2可動パネルと、を含んで構成され、前記第1可動パネルと前記第2可動パネルの双方を並行して押圧した場合に前記第1可動パネルの被係合部が内方に移動し、前記第2可動パネルの被係合部が外方に移動することで前記係合部との係合が外れて開栓されることが好ましい。
また、上記(3)に記載の安全キャップにおいては、(4)前記第1可動パネルと前記第2パネルが前記天面板の中心を挟んで互いに対向するように設けられてなることが好ましい。
また、上記(3)又は(4)に記載の安全キャップにおいては、(5)前記第1可動パネルを構成する係合壁のうち閉栓方向における先端部には、当該係合壁を前記係合部の内周側へ通過させるための第1逃げテーパー部が形成され、前記第2可動パネルを構成する係合壁のうち閉栓方向における先端部には、当該係合壁を前記係合部の外周側へ通過させるための第2逃げテーパー部が形成されてなることが好ましい。
また、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の安全キャップにおいては、(6)前記外周壁の内側で前記天面板から垂下する内周壁をさらに備え、前記内周壁に前記ネジ部が配設されると共に、前記外周壁の一部が欠かれて前記可動パネルが配設されてなることが好ましい。
また、上記(1)〜(6)のいずれかに記載の安全キャップにおいては、(7)前記可動パネルは、軸方向における中央に配置された連結部を介して前記外周壁に連結されていることが好ましい。
また、上記(1)〜(7)のいずれかに記載の安全キャップにおいては、(8)前記被係合部は、前記可動パネルの中央領域から内周側に延在する鍔部と、前記鍔部から垂下して前記可動パネルと対向する係合壁と、を含むことが好ましい。
さらに上記課題を解決するため、本発明の一形態におけるキャップ付き容器ユニットは、(9)上記した(1)〜(8)のいずれかに記載の安全キャップと、前記安全キャップの被係合部と係合する係合部が肩部に形成された容器と、を含む。
なお上記(9)に記載のキャップ付き容器ユニットにおいては、(10)前記係合部のうち閉栓方向における末端部には、前記被係合部を内方と外方のいずれの側にもシフト可能な第3逃げテーパー部が形成されてなることが好ましい。
本発明によれば、開栓時に予め特定された互い違いの押圧高さで可動パネルを押圧するように構成することで、意図せず開栓がされない程度の複雑性を維持しつつ、部品点数を少なくしてコストを抑制することも両立させることが可能となる。
実施形態におけるキャップ付き容器ユニットの外観を示す斜視図である。 図1のキャップ付き容器ユニットのうちA−A断面を示す断面図である。 キャップ付き容器ユニットを構成する安全キャップの外観を示す斜視図である。 図1のV方向からの矢視図とV方向からの矢視図を比較しながら押圧高さの違いを説明した模式図である。 安全キャップを底面側の斜方から見た外観の斜視図である。 安全キャップを底面側から見た外観図である。 キャップ付き容器ユニットを構成する容器を模式的に示す側面図である。 容器の外観を模式的に示す斜視図である。 容器の外観を上方から俯瞰した外観図である。 閉栓時における、安全キャップの被係合部と、容器の係合部と、の係合状態の移り変わりを模式的に示した状態遷移図である。
以下、本発明を好適に実施するための実施形態について説明する。
なお本実施形態においては、説明の便宜上、図を用いた説明においてX、Y及びZ方向を適宜設定したが、説明の便宜上であって本発明を何ら過度に限定するものではない。
また、以下の実施形態では、一例として、口部200aと肩部200bとを少なくとも備えた容器200に安全キャップ100を装着する例を用いて説明する。
しかしながらこの容器200のうち図示以外の構造については種々の構造が適用でき、例えば容器の口部200aを一部に含むボトルや瓶などの一般的な容器の他、本体は別途装着される飲み口などの構造に対しても適用してもよい。換言すれば、本発明で適用が可能な容器200としては、口部200aと肩部200bを有していれば、ボトルや瓶の他にスパウトも含まれる。
[安全キャップ100]
以下、一例として上記した容器200に装着される安全キャップ100について、図1〜6を適宜参照しながら詳述する。
図2などに示すとおり、本実施形態における安全キャップ100は、肩部200bに係合部210が設けられた容器200の口部200aと螺合する機能を有する。
かような安全キャップ100は、図2〜5からも理解できるとおり、天面板10と、天面板10から垂下する外周壁20と、開栓時に押圧されて可動する少なくとも2つの可動パネル30と、可動パネル30と接続されて当該可動パネル30への押圧に連動して移動可能な被係合部40と、外周壁20よりも内側で天面板10から垂下する内周壁50と、を含んで構成されている。
なお、この安全キャップ100の材質に特に制限はないが、例えば大量生産が可能な射出成形を選択できる公知の合成樹脂(例えばオレフィン系樹脂であるポリエチレンやポリプロピレンなど)で構成されていてもよい。
また、本実施形態では、外周壁20よりも内周側に内周壁50を有する二重壁構造のキャップを例示しているが、安全キャップ100は必ずしも二重壁構造でなくともよい。例えば内周壁50を省略して外周壁20のみとする場合には、この外周壁20の外面側に後述する可動パネル30が付加される一方で、内面側に後述するネジ部100Sが配設されることとなる。
図2及び3に示すとおり、本実施形態では天面板10の外周縁からスカート壁としての外周壁20が垂下しており、この外周壁20の一部が切り欠かれて可動パネル30が配設されている。より具体的な配設態様として、本実施形態における可動パネル30は、軸方向(Z方向)における中央に配置された連結部31を介して外周壁20に連結されていてもよい。
なお図2に示すとおり、本実施形態における外周壁20は軸方向の下端から上端にかけて縮径されるような側面視が台形状であるが、特にこの態様に限定されず軸方向で同じ径を有する円筒状となっていてもよい。
また、これらの図から理解されるとおり、この内周壁50は、天面板10の背面側で外周壁20よりも内周側において垂下するように形成されている。
さらに図2からも明らかなとおり、内周壁50の軸方向高さ(天面板10からの軸方向における高さ)は、外周壁20の軸方向高さよりも小さくなるように設定されている。これにより、容器200の口部200aの形状と対応させて、後述する被係合部40と係合部210との作用を阻害しないようになっている。
そして図2や図5にも示されるとおり、内周壁50の内面にはネジ部100Sが配設されている。このネジ部100Sの具体例としては、特に制限はなく、後述する容器200のネジ部200Sと螺合が可能な限り種々の形状が適用できる。一例として本実施形態ではネジ部100Sとして二条ねじが採用されている。
<可動パネル30>
以下、図2〜5を適宜参照しつつ、本実施形態における可動パネル30について詳述する。
これらの図から明らかなとおり、本実施形態の安全キャップ100は、開栓時に使用者によって押圧されて可動する少なくとも2つの第1可動パネル30Aおよび第2可動パネル30Bを含んで構成されている。なお本実施形態では2つの可動パネル30が例示されているが、設置スペースが許容できる限りにおいて3つ以上の任意の数だけ可動パネル30を設けてもよい。
また、可動パネル30同士の間隔は、周方向(軸周り)に関して等分となるように設定されていてもよい。例えば図1に示す本実施形態においては2つの可動パネル30が180°間隔でそれぞれ配設されているが、3つの可動パネル30の場合には120°間隔の配設であってもよいし、4つの可動パネル30の場合には90°間隔の配設でもよい。
第1可動パネル30Aは、軸方向(Z方向)に関して上方の内周側に第1厚肉部32を有して構成されている。第1可動パネル30Aは、本実施形態では外周壁20に連結部31を介して連結されている。
また、図4(a)に示すとおり、第1可動パネル30Aの連結部31は、外周壁20のうち軸方向(Z方向)に関してほぼ中央に設けられている。これにより、この外周壁20の中央の連結部31を基点にしてシーソーのごとく傾倒することが可能となっている。
また、第1可動パネル30Aのうち連結部31よりも軸方向に関して下方には滑り止め加工34が施されていてもよい。かような滑り止め加工34の一例としては、例えばローレット加工やサンドブラストなどの粗面加工に例示されるような公知の加工方法を採用してもよい。
この第1可動パネル30Aは、上述のとおり軸方向に関して下方に押圧箇所(滑り止め加工34が施された領域)を有しているため、下押型の可動パネルとも言える。なお滑り止め加工34は必須ではなく適宜省略してもよい。
第2可動パネル30Bは、図3などから理解されるとおり、本実施形態では天面板10の中心(軸芯)を挟んで第1可動パネル30Aと対向するように、外周壁20に設けられている。なお上記は一例であって、第1可動パネル30Aと第2可動パネル30Bは上記軸芯(天面板の中心)を挟んで必ずしも互いに対向する必要はない。
この第2可動パネル30Bは、図5に示すように、軸方向(Z方向)に関して下方の内周側に第2厚肉部33を有して構成されている。この第2可動パネル30Bも、上記第1可動パネル30Aと同様に、本実施形態では外周壁20に連結部31を介して連結されている。
すなわち図4(b)に示すとおり、第2可動パネル30Bの連結部31も、外周壁20のうち軸方向(Z方向)に関してほぼ中央に設けられている。
これにより、これら第1可動パネル30Aと第2可動パネル30Bの双方を並行して押圧した場合に、後述するとおり、第1可動パネル30Aの被係合部40が内方に移動し、第2可動パネル30Bの被係合部40が外方にそれぞれ移動することが可能となっている。
ここで図4に示すとおり、本実施形態における第1可動パネル30Aと第2可動パネル30Bは、開栓時には互い違いの軸方向高さとなるようにそれぞれ押圧される。より具体的には図4に示すとおり、第1可動パネル30Aについては連結部31より下に位置する下方領域DAが押圧されるとともに、第2可動パネル30Bについては連結部31より上に位置する上方領域UAが押圧されることになる。
すなわち本実施形態における「互い違いの軸方向高さ」とは、開栓時にそれぞれ押圧する位置又は領域が、軸方向(Z方向)に関して互いに異なる高さであると定義する。
なお同図に示すとおり、第1可動パネル30A及び第2可動パネル30Bは、外周壁20の中央で連結部31を介して連結されているが、この態様には限られない。例えば上記した連結部31を、それぞれ外周壁20の上端(天面板10の周縁とも言える)に配設してもよいし、外周壁20の下端に配設してもよい。換言すれば、可動パネル30の傾倒基点となる連結部31は、外周壁20の中央に位置していてもよいし、基点が外周壁20の上端や下端となっていてもよい。ただし後述するとおり、本実施形態では可動パネル30の傾倒に追従して被係合部40が内外周方向へそれぞれシフトするため、このシフト量を担保する意味では上記連結部31は、可動パネル30の軸方向における中央に位置し且つ外周壁20の軸方向における中央に位置していることが望ましい。
また、図3に示すとおり、本実施形態においては、第1可動パネル30Aおよび第2可動パネル30Bは、それぞれ外周壁20の外周面と面一となるように、当該外周壁20の一部が切り欠かれて収容されていてもよい。しかしながら本実施形態はこの態様に限られず、例えば可動パネル30が外周壁20に対して径方向に関して外側へせり出していてもよいし、反対に内側へ凹むように引っ込んでいる態様であってもよい。
また図4(b)のとおり、第2可動パネル30Bのうち連結部31よりも軸方向に関して上方には上記した滑り止め加工34が施されていてもよい。従って、この第2可動パネル30Bは、上押型の可動パネルとも言える。なお第1可動パネル30Aと同様に、第2可動パネル30Bに施された滑り止め加工34も適宜省略してもよい。
また、上記した第1厚肉部32及び第2厚肉部33は、図示では可動パネル30の裏面(内周壁50と対向する側)において周方向で断続的に形成されたリブ状の構造を例示していたが、これに限られず厚肉部が周方向に連続した形状(この場合には、可動パネルのうち厚肉部が形成された領域は、その径方向の厚みが他領域よりも厚い形態となる)であってもよい。
<被係合部40>
次に図2、5及び6を適宜参照しつつ、本実施形態における被係合部40について詳述する。すなわち本実施形態の安全キャップ100は、上記した可動パネル30と接続(連結)されて当該可動パネル30への押圧に連動して移動可能な被係合部40を含んで構成されている。
より具体的には図5及び6に示すとおり、本実施形態における被係合部40は、可動パネル30の中央領域から内周側に延在する鍔部41と、この鍔部41から垂下して可動パネル30と対向する係合壁42と、を含んで構成されている。
さらに図5及び6から理解されるとおり、本実施形態の係合壁42はラチェット形状となっており、この係合壁42における開栓方向ODの先端部には係合面42pが設けられている。そして、さらに本実施形態では、第1可動パネル30Aを構成する係合壁42のうち閉栓方向CDにおける先端部には、当該係合壁42を係合部210の内方210in(図7参照)へ通過させるための第1逃げテーパー部42tが形成されていてもよい。また同様に、第2可動パネル30Bを構成する係合壁42のうち閉栓方向CDにおける先端部には、当該係合壁42を係合部210の外方210outへ通過させるための第2逃げテーパー部42tが形成されていてもよい。
これにより、本実施形態においてはまず開栓方向ODに安全キャップ100を回した際には、上記した係合面42pと容器200側の係合部210とが径方向に関して同一周状に位置していることから、この係合面42pを介してお互いが係合するため安易に開栓することが不能になる。なお安全キャップ100の回して開栓したい場合には、使用者が可動パネル30を押圧することで、一方の被係合部40(係合壁42)が係合部210の内方に移動すると共に他方の被係合部40(係合壁42)が係合部210の外方に移動することで同一周上から離脱し、よりスムーズな開栓が可能となる。
その一方で、閉栓する際に安全キャップ100を閉栓方向CDに回した際には、安全キャップ100の係合壁42には上記逃げテーパー部42tが設けられてあることにより、容器200側の係合部210が係合壁42の移動を阻害せずスムーズな閉栓動作が可能になっている。なお、第1逃げテーパー部42tと第2逃げテーパー部42tは必須ではなく、係合部210の意図した側に被係合部40が移動可能であれば適宜省略してもよい。
なお鍔部41は、図2に示すとおり、可動パネル30の裏側から径方向内側へ立設されるように延在しているが、必ずしもこれに限られず軸方向に関して斜めに延在するように形成されていてもよい。また、図示された係合壁42の周方向における長さや径方向における厚みは一例であって、後述する容器200の係合部210に対して意図せず撓まない限りにおいて適宜設定することができる。
[容器200]
次に図7〜9を参照しつつ、本実施形態の容器200について説明する。
これらの図に示すとおり、容器200は、上記した安全キャップ100と組み合わされて本実施形態のキャップ付き容器ユニットを構成する。なお以下では容器200の肩部2000bより下の部位が省略された図示を用いて説明するが、上述のとおり肩部200bより下の構造は公知の任意の形状(ボトルや瓶、あるいはスパウトなど)が採用してもよい。
容器200は、内容物を注出可能な注出口220が形成された筒状の口部200aと、この口部200aの基端でフランジ状に広がる肩部200bと、を少なくとも含んで構成されている。
口部200aの外面には、上記した安全キャップ100のネジ部100Sと螺合可能なネジ部200Sが形成されている。
図7などに示されるとおり、肩部200bには、上記安全キャップ100の被係合部40と対応した係合部210が設けられている。図示から明らかなとおり、この係合部210は、肩部200bから軸方向に沿って立設されており、軸芯から半径方向の位置は上記被係合部40と同じで同一軌道上に位置している。
なお図7及び9から理解されるとおり、係合部210と口部200aとは、上記被係合部40の係合壁42が通過可能な所定の間隙が形成されている。本実施形態では、この係合部210と口部200aとの間の領域を、係合部210の内方210inと定義する。また、係合部210の外側領域(すなわち内方210inとは反対側の領域)を、係合部210の外方210outと定義する。
また図9に示すとおり、本実施形態では、容器200の係合部210のうち閉栓方向CDにおける末端部(被係合部40の第1逃げテーパー部42tや第2逃げテーパー部42tと閉栓時に接触する側)には、この被係合部40を内方と外方のいずれの側にもシフト可能な第3逃げテーパー部210tが形成されていることが好ましい。
これにより、係合部210に対し、下押型の第1可動パネル30Aと上押型の第2可動パネル30Bのいずれのタイプにおける被係合部40が接触した場合でも、例えば上記した逃げテーパー部と協働して係合壁42を意図した方向(内方または外方)へ移動させることが可能となっている。
<被係合部40と係合部210の状態遷移>
次いで図10も参照しつつ、閉栓時における安全キャップ100の被係合部40と容器200の係合部210との状態遷移について説明する。
本実施形態のキャップ付き容器ユニットCUを使用して閉栓する場合、まず使用者は容器200の口部200aに安全キャップ100を装着して閉栓方向CDに沿って回す動作を行う。なお図示では閉栓方向CDは時計回りで示されているが、反時計回りを閉栓方向としてもよい。
すると、図10(α)に示すとおり、安全キャップ100のネジ部100Sと容器200のネジ部200Sとが螺合し、閉栓が完了する手前で容器200の係合部210と安全キャップ100の被係合部40とが周方向に関して同一軌道で直面(対向)し合う。なお図示では安全キャップ100の被係合部40は容器200の肩部200bに接触しているように見えるが、実際は肩部200bの少し上方を閉栓方向へ移動している。
図10(α)から更に安全キャップ100を閉栓方向CDに回すと、図10(β)に示す状態に遷移する。すなわち同図から明らかなとおり、安全キャップ100における複数の被係合部40が容器200の係合部210の内方と外方へそれぞれシフトするとともに、このシフトに追従して可動パネル30もそれぞれ内方また外方にシフトする。
より具体的に第1可動パネル30Aと連結された被係合部40の係合壁42は、容器200における係合部210の内方210inへ移動する。この被係合部40(係合壁42)の内方210inへの移動に追従して、第1可動パネル30Aも径方向に関して内周側へ移動することになる。
このとき、第1可動パネル30Aと連結する係合壁42の閉栓方向CDに関する先端側には第1逃げテーパー部42tが形成され、さらに容器200の係合部210には第3逃げテーパー部210tがそれぞれ形成されていることから、上記シフト動作がよりスムーズに実行されることになる。なお、第1逃げテーパー部42t及び第3逃げテーパー部210tは必ずしも必須ではなく、いずれか一方を省略してもよいし、双方を省略してもよい。
このように本実施形態においては、例えば図6に示すように、第1逃げテーパー部42tは閉栓方向CDに関して周方向内側(中心側)へ向けて傾斜して先が徐々に幅狭となるテーパー状となっており、一方で第2逃げテーパー部42tは閉栓方向CDに関して周方向外側(中心とは反対側)へ向けて先が徐々に幅狭となるテーパー状となっている。これにより、第1逃げテーパー部42tと第2逃げテーパー部42tが閉栓時にそれぞれ係合部210と当接した際に、第1逃げテーパー部42tは径方向内方(中心側)へシフトするとともに第2逃げテーパー部42tは径方向外方(中心とは反対側)へシフトすることができる。
一方で第2可動パネル30Bと連結された被係合部40の係合壁42は、図10(β)に示すとおり、容器200における係合部210の外方210outへ移動する。この被係合部40(係合壁42)の外方210outへの移動に追従して、第2可動パネル30Bも径方向に関して外周側へ移動することになる。
このとき、第2可動パネル30Bと連結する係合壁42の閉栓方向CDに関する先端側には第2逃げテーパー部42tが形成され、さらに容器200の係合部210には第3逃げテーパー部210tがそれぞれ形成されていることから、上記シフト動作がよりスムーズに実行されることになる。なお、第2逃げテーパー部42t及び第3逃げテーパー部210tは必ずしも必須ではなく、いずれか一方を省略してもよいし、双方を省略してもよい。
そして図10(β)から更に安全キャップ100を閉栓方向CDに回すと、図10(γ)に示す状態に遷移する。すなわち同図から明らかなとおり、安全キャップ100における複数の被係合部40と容器200の係合部210とが、径方向に関して同一周上に位置することで閉栓が完了する。
この図10(γ)の状態が図1に示した閉栓状態を示している。例えばこの状態で第1可動パネル30Aのうち連結部31よりも上方側を押圧したとしても、第1厚肉部32が内周壁50と干渉することで押圧不能となる。したがって第1可動パネル30Aと連結する被係合部40(係合壁42)は、容器200の係合部210と同一軌道上から離脱することができず閉栓状態が維持されることになる。
同様に、第2可動パネル30Bのうち連結部31よりも下方側を押圧したとしても、第2厚肉部33が容器200の係合部210と干渉することで押圧不能となる。したがって第2可動パネル30Bと連結する被係合部40(係合壁42)は、やはり容器200の係合部210と同一軌道上から離脱することができず閉栓状態が維持されることになる。
このように閉栓時には、安全キャップ100の被係合部40と容器200の係合部210とが径方向に関して同一周上に位置することで、単純に安全キャップ100を開栓方向に回してもこれらが干渉することで開栓不能にされている。
翻って容器200から安全キャップ100を開栓する開栓時の場合には、上述した状態遷移に対して反対の動作を積極的に行えばよい。
すなわち、開栓に際して使用者は、まず複数の可動パネル30に対して正しい押圧組み合わせで押圧しながら開栓方向へ安全キャップ100を回す。より具体的には、本実施形態では第1可動パネル30Aでは連結部31より下方側を、第2可動パネル30Bでは連結部31より上方側をそれぞれ押圧しながら開栓方向に安全キャップ100を回す。
このように、互い違いの軸方向高さとなるように第1可動パネル30Aと第2可動パネルBの双方を並行して押圧した場合には、第1可動パネル30Aの被係合部40(一方の被係合部)が係合部210の内方210inに移動し、第2可動パネル30Bの被係合部40(他方の被係合部)が係合部210の外方210outに移動する。これにより、それぞれの可動パネルの押圧に連動して被係合部40が係合部210に対して同一周上から離脱し、被係合部40と係合部210との係合が外れて開栓可能な状態となる。
このとき、図10(β)からも明らかなとおり、少なくとも2つの可動パネル30が押圧されて傾倒した状態が、軸周り(θz方向)に関して対称ではない構成となっている(実施形態では2回対称でない(軸周りに180°回転させて非対称である)となっている)。すなわち、左記において、第1可動パネル30Aは、上方領域UA(図4参照)の方が下方領域DAよりも内周壁50に対して離間するように、連結部31を支点として軸方向に対して傾倒した状態となる。一方で第2可動パネル30Bは、上方領域UA(図4参照)の方が下方領域DAよりも内周壁50に対して近接するように、連結部31を支点として軸方向に対して傾倒した状態となる。したがって、仮にこの傾倒した状態の第1可動パネル30Aを軸周りに第2可動パネル30Bの位置まで移動した場合には、両者の傾倒状態は一致せず連結部31を中心にクロスした状態となる。
以上説明した本実施形態の安全キャップ100と容器200(キャップ付き容器ユニットCU)においては、以下に述べる作用効果を奏することができる。
すなわち閉栓時においては上記した正しい押圧高さの組み合わせ以外の態様で可動パネル30を押圧しても開栓は不能であり、幼児などが誤って容器を開栓してしまうことが大幅に抑制される。一方で正しい組み合わせで可動パネル30を押圧すれば、過度に複雑化させることなく開栓動作を実行することが可能となっている。これに加え、本実施形態の安全キャップ100が2ピース構造ではないため、部品点数の上昇によるコスト増も抑制することが可能となっている。
なお上記した実施形態は一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば上記した実施形態においては、安全キャップにおける被係合部40の数と、容器200における係合部210の数とを一致させているが(上記例ではそれぞれ2つずつ)、それぞれが少なくとも2つ以上あれば、互いの数が一致しないように構成してもよい。
また、一対の可動パネル30の連結位置は、共に外周壁20の中央としたが、上述のとおり上端や下端に連結部を設ける他、例えば一方の連結部が上縁部で他方の連結部が下端部としたり、一方の連結部が中央で他方の連結部が上端部又は下端部とするなど適宜組み合わせてもよい。
本発明は、低コストで安全機能も向上させたチャイルドレジスタンス機能を有する安全キャップを提供するのに適している。
100 安全キャップ
10 天面板
20 外周壁
30 可動パネル
30A 第1可動パネル
30B 第2可動パネル
31 連結部
32 第1厚肉部
33 第2厚肉部
34 滑り止め加工(ローレット加工)
40 被係合部
41 鍔部
42 係合壁
50 内周壁
200 容器
200a 口部
200b 肩部
200S ネジ部
210 係合部
210a 内周側面
210b 外周側面
210in 内側通路
210out 外側通路
220 注出口
CU キャップ付き容器ユニット

Claims (10)

  1. 肩部に係合部が設けられた容器の口部と螺合するネジ部を備えた安全キャップであって、
    天面板と、
    前記天面板から垂下する外周壁と、
    開栓時に押圧されて可動する少なくとも2つの可動パネルと、
    前記可動パネルと接続されて当該可動パネルへの押圧に連動して移動可能な被係合部と、を含み、
    閉栓時には前記被係合部と前記係合部とが径方向に関して同一周上に位置することで開栓不能にされると共に、
    開栓時には互い違いの軸方向高さとなるように前記可動パネルを押圧することに連動して、前記被係合部が前記係合部に対して前記同一周上から離脱し開栓可能となる、
    安全キャップ。
  2. 前記少なくとも2つの可動パネルが押圧されて傾倒した状態が、軸周りに関して2回対称でない、請求項1に記載の安全キャップ。
  3. 前記可動パネルは、
    上方の内周側に第1厚肉部を有する下押型の第1可動パネルと、
    下方の内周側に第2厚肉部を有する上押型の第2可動パネルと、
    を含んで構成され、
    前記第1可動パネルと前記第2可動パネルの双方を並行して押圧した場合に前記第1可動パネルの被係合部が内方に移動し、前記第2可動パネルの被係合部が外方に移動することで前記係合部との係合が外れて開栓される、請求項1又は2に記載の安全キャップ。
  4. 前記第1可動パネルと前記第2パネルが前記天面板の中心を挟んで互いに対向するように設けられてなる、請求項3に記載の安全キャップ。
  5. 前記第1可動パネルを構成する係合壁のうち閉栓方向における先端部には、当該係合壁を前記係合部の内周側へ通過させるための第1逃げテーパー部が形成され、
    前記第2可動パネルを構成する係合壁のうち閉栓方向における先端部には、当該係合壁を前記係合部の外周側へ通過させるための第2逃げテーパー部が形成されてなる、請求項3又は4に記載の安全キャップ。
  6. 前記外周壁の内側で前記天面板から垂下する内周壁をさらに備え、
    前記内周壁に前記ネジ部が配設されると共に、前記外周壁の一部が欠かれて前記可動パネルが配設されてなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の安全キャップ。
  7. 前記可動パネルは、
    軸方向における中央に配置された連結部を介して前記外周壁に連結されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の安全キャップ。
  8. 前記被係合部は、
    前記可動パネルの中央領域から内周側に延在する鍔部と、
    前記鍔部から垂下して前記可動パネルと対向する係合壁と、
    を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の安全キャップ。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の安全キャップと、
    前記安全キャップの被係合部と係合する係合部が肩部に形成された容器と、
    を有するキャップ付き容器ユニット。
  10. 前記係合部のうち閉栓方向における末端部には、前記被係合部を内周側と外周側のいずれの側にもシフト可能な第3逃げテーパー部が形成されてなる、請求項9に記載のキャップ付き容器ユニット。
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