JP2021020549A - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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浩司 澤村
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浩司 澤村
誠俊 坂本
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Abstract

【課題】より簡素な構成で、雄ねじ軸部材と雌ねじ部材との螺合部分のガタつきを抑えることができるステアリングコラム装置を提供する。【解決手段】アウタコラム5に回転自在に支持されるねじ軸13と、インナコラム7に設けられ、ねじ軸13が螺合する駆動部材とを備える。ねじ軸13の回転により、駆動部材がねじ軸13に対して前後に移動し、インナコラム7がアウタコラム5に対して前後に移動する。駆動部材は、二つのナット部15a,15bを互いに接近する方向に弾性変形させた状態で、タップによりねじ切り加工する。ねじ切り加工後のナット部15a,15bにねじ軸13をねじ込むことで、ナット部15a,15bは、ねじ切り加工時と同様に弾性変形し、ねじ軸13との間のねじ螺合部のガタが抑制される。【選択図】図2

Description

本発明は、ステアリングシャフトの位置調整が可能なステアリングコラム装置に関する。
ステアリングシャフトをジャケット部が回転自在に支持し、ジャケット部を上下方向に揺動させるチルト機構を備えるステアリングコラム装置が知られている(特許文献1)。チルト機構は、電動モータにより雄ねじ軸部材を回転させて、雄ねじ軸部材に螺合する雌ねじ部材が、可動側ケーシングと共に軸方向に移動する。これにより、ジャケット部が上下方向に揺動する。
特開2012−25321号公報
雄ねじ軸部材と雌ねじ部材との螺合部分に摺動のための隙間(バックラッシュ)が必要であり、この隙間がステアリングシャフトのガタつきの要因となる。このため上記した従来のステアリングコラム装置は、ガタを抑えるために、雄ねじ軸部材に螺合する二つのナット、二つのナットを雄ねじ軸部材の軸方向に押圧するクサビ部材、クサビ部材が可動側ケーシングから抜けないようにするためのねじ部材及びダブルナットを設けている。このため従来のステアリングコラム装置は、部品点数が多く、構造が複雑化し、製造コストが高くなる傾向にある。
そこで、本発明は、より簡素な構成で、雄ねじ軸部材と雌ねじ部材との螺合部分のガタつきを抑えることを目的としている。
支持部と可動部とのいずれか一方に回転自在に設けられ、軸方向に沿って雄ねじが形成される雄ねじ軸部材と、前記支持部と前記可動部とのいずれか他方に設けられ、前記雄ねじ軸部材が螺合する雌ねじ部材と、を備え、前記雄ねじ軸部材の回転によって、前記雌ねじ部材と前記雄ねじ軸部材とが相対的に移動し、前記可動部が前記支持部に対して相対的に移動するステアリングコラム装置であって、前記雌ねじ部材は、前記雄ねじ軸部材の軸方向に沿って設けられる二つのナット部と、前記二つのナット部の一側部同士を連結し、前記支持部と前記可動部とのいずれか他方に取り付けられる連結部と、を備え、前記二つのナット部のうち少なくとも一つは、前記雄ねじ軸部材がねじ込まれた状態で、前記雄ねじ軸部材の軸方向に弾性変形している。
本発明によれば、二つのナット部のうち少なくとも一つは、弾性力によってねじ山が雄ねじ軸部材のねじ山に対して軸方向に押し付けるため、ナット部と雄ねじ軸部材との螺合部分のガタつきを抑えることができる。ガタつきを抑える際には、連結部により互いに連結された二つのナット部のうち少なくとも一つが、雄ねじ軸部材がねじ込まれた状態で、雄ねじ軸部材の軸方向に弾性変形する構造のため、部品点数の増加を抑えた簡素な構成で済む。
本発明の一実施形態に係わるステアリングコラム装置を示す斜視図である。 図1のステアリングコラム装置の右側面図である。 図1のステアリングコラム装置に適用される駆動部材とねじ軸の分解斜視図である。 図2に対して駆動部材及びねじ軸を省略した右側面図である。 第1の実施形態の駆動部材が、タップによりねじ切り加工されている状態を示す断面図である。 図5の駆動部材からタップを外した状態を示す断面図である。 図6の駆動部材にねじ軸をねじ込んだ状態を示す断面図である。 図7のねじ螺合部を拡大した断面図である。 第2の実施形態の駆動部材が、タップによりねじ切り加工されている状態を示す断面図である。 図9の駆動部材からタップを外した状態を示す断面図である。 第3の実施形態として、図7の駆動部材の二つのナット部を接続板により接続固定した断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1、図2は、本発明の一実施形態に係わるステアリングコラム装置1を示す。なお、ステアリングコラム装置1は、車体に取り付けた状態で図1、図2中の矢印FRで示す方向が車体前方となる。以下、「前方」は車体前方を示し、「後方」は車体後方を示すものとし、「左右方向」は、車体後方から前方を見た状態で左右方向を示すものとする。
ステアリングコラム装置1は、図示しない車体に取り付けられる車体取付ブラケット3と、車体取付ブラケット3に対し上下方向に揺動自在に支持されるアウタコラム5と、アウタコラム5に対し車体前後方向に移動可能なインナコラム7とを備える。車体取付ブラケット3は、複数箇所に取付部3aを備えており、取付部3aを介して車体に取り付けられる。図2に示すように、アウタコラム5の後端5aは、車体取付ブラケット3の後端3bよりもやや後方に位置している。アウタコラム5の後端5aからインナコラム7が後方へ突出している。
アウタコラム5は、車体取付ブラケット3に対し、図示しないチルト駆動用モータや該モータによって動作する、ボールねじ機構及びリンク機構等を介して上下方向に揺動する。これらモータやリンク機構等は、ステアリングコラム装置1の左側部に設けられている。アウタコラム5が上下方向に揺動する際には、インナコラム7及びインナコラム7内に回転自在に挿入されるステアリングシャフト9も一体となって揺動する。ステアリングシャフト9の後方側の端部には、図示しないステアリングホイールが取り付けられる。
したがって、ステアリングコラム装置1は、ステアリングホイールが上下方向に揺動自在となる電動チルト機構を備えている。ステアリングコラム装置1は、さらにステアリングホイールが前後方向に移動自在となる電動テレスコピック機構を備えている。以下、電動テレスコピック機構について説明する。
電動テレスコピック機構は、アウタコラム5の右側部に取り付けられる電動アクチュエータとしてのテレスコ駆動用モータ(以下、単に「モータ」とする。)11を備えている。モータ11は、減速機構部12と共にアウタコラム5に取り付けられている。モータ11によって回転駆動するねじ軸13は、円筒形状のインナコラム7の軸方向に沿って延長されている。
図3にも示すように、雄ねじ軸部材としてのねじ軸13は、雌ねじ部材としての駆動部材15が螺合する雄ねじ部13aと、雄ねじ部13aに対して前方に位置する軸部13bと、雄ねじ部13aと軸部13bとの間に位置するフランジ部13cとを備えている。ねじ軸13は、軸部13bが支持体17を介してアウタコラム5に支持されている。
軸部13bは、支持体17に対して軸方向への移動が規制された状態で、支持体17に対して回転自在である。減速機構部12からねじ軸13への動力伝達は、フレキシブルシャフト19によってなされる。なお、モータ11や減速機構部12の取付位置あるいは形状によっては、フレキシブルシャフト19を用いずに、軸部13bを減速機構部12に直接連結することもできる。
駆動部材15は、例えば樹脂で構成されている。駆動部材15は、ねじ軸13の軸方向に沿って間隔をおいて設けられる二つのナット部15a,15bと、二つのナット部15a,15bのねじ軸13と直交する方向の一方の端部相互を連結する連結部15cと、を備えている。すなわち、連結部15cは、二つのナット部15a,15bの一側部同士を連結している。二つのナット部15a,15b相互間は、切欠部15dとなっている。連結部15cは、図1に示すようにアウタコラム5側に位置しており、図3に示す前後方向に沿って設けられる二つの突起15e,15fによってアウタコラム5に取り付けられる。
二つの突起15e,15fのうち前方の突起15eは、図4に示すように、インナコラム7に形成してある円形の係合孔7aに係合する。後方の突起15fは、係合孔7aの後方に隣接してインナコラム7に形成してある長孔7bの拡大部7b1に係合する。拡大部7b1の係合孔7aと反対側には、摺動抵抗部7b2が連続して形成されている。係合孔7a及び、拡大部7b1周辺の長孔7bに対応する位置のアウタコラム5には、開口部5bが形成されている。駆動部材15は、開口部5bを介してインナコラム7に取り付けられる。したがって、モータ11を駆動し、ねじ軸13を回転させることで、駆動部材15がねじ軸13に沿って前後に移動し、これ伴い可動部としてのインナコラム7が、ステアリングシャフト9とともに、支持部としてのアウタコラム5に対して前後に移動する。
上記した突起15e,15fと長孔7bとの係合構造は、車両が前後方向に衝突したときの二次衝突による衝撃を吸収するためものである。すなわち、車両が前後方向に衝突し、インナコラム7が前方に向けて衝撃荷重を受けたときに、係合孔7a及び長孔7bを備えるインナコラム7が、突起15e,15fを備える駆動部材15に対して前方へ移動して衝撃を吸収する。
次に、第1の実施形態に係わる駆動部材15について説明する。
駆動部材15は、図5に示すように、二つのナット部15a,15bをねじ軸13の軸方向に沿って互いに接近する方向に弾性変形させた状態で、タップ21によってねじ切り加工されている。ナット部15a,15bを弾性変形させる作業は、例えば、連結部15cを図5中の紙面両側から、または、左右両側から挟持固定する固定具により固定した状態で、図5中で左右両側からナット部15a,15bが互いに接近する方向に、押付治具等によって押し付ける。
図6は、ねじ切り加工後に、タップ21を外し、かつ二つのナット部15a,15bに対する押し付け作業を解除した状態の駆動部材15を示す。すなわち、図6に示す駆動部材15は、図5の弾性変形した状態から元の弾性変形していない状態に戻っている。
図6の駆動部材15は、ナット部15a,15bのそれぞれのねじ孔15ah,15bhの中心線をas,bsとすると、中心線asと中心線bsとが非平行である。すなわち、中心線asと中心線bsとは、互いに平行ではなく、同一直線状に位置していない。具体的には、各中心線as,bsは、切欠部15d側が、ナット部15a,15bを間にして切欠部15dと反対側よりも、連結部15cから離れる側(図6中で上側)に位置するように、図6中で左右方向の水平線に対して傾斜している。
なお、図5及び後述する図7のナット部15a,15bの弾性変形量、図6の中心線as,bsの水平線に対する傾斜角度は、理解しやすくするために、誇張して多少大きくしてあり、実際には目視で判別できないほど僅かである。後で説明する第2、第3の実施形態においても同様に、弾性変形量及び傾斜角度を誇張して大きくしてある。また、図5、図7に示す二つのナット部15a,15bの弾性変形量は同等としてあるが、多少異なっていてもよい。したがって、図6の中心線as,bsの水平線に対する傾斜角度も異なっていてもよい。
図3に示す駆動部材15は、図6に示す駆動部材15に対応している。図3に示す駆動部材15のねじ孔15ah,15bhに、ねじ軸13の雄ねじ部13aをねじ込むと、二つのナット部15a,15bは、図7で示すように互いに接近する方向に弾性変形する。図7のように弾性変形した駆動部材15は、二つのナット部15a,15bが互いに離反する方向に戻ろうとする。すなわち、図7中で右側のナット部15aは、ねじ軸13に対し右側に向けて押し付ける力が作用し、図7中で左側のナット部15bは、ねじ軸13に対し左側に向けて押し付ける力が作用する。
これにより、図7のねじ螺合部を拡大した図8に示すように、右側のナット部15aは、ねじ孔15ahのねじ山が、雄ねじ部13aのねじ山に対し接触部Pにて接触し、かつ接触部Pにおいて矢印F1で示す右方向に押し付ける。逆に、左側のナット部15bは、ねじ孔15bhのねじ山が、雄ねじ部13aのねじ山に対し接触部Qにて接触し、かつ接触部Qにおいて、矢印F2で示す左方向に押し付ける。その結果、ねじ軸13と駆動部材15のナット部15a,15bとは、軸方向の相対的な移動が規制され、相互間のねじ螺合部のガタが抑制されてステアリングシャフト9のガタつきを抑制できる。
このように、第1の実施形態では、二つのナット部15a,15bのそれぞれのねじ山がねじ軸13のねじ山に対し、互いに離反する逆方向に押し付けるため、ナット部15a,15bとねじ軸13との螺合部分のガタつきを抑えることができる。ガタつきを抑える際には、連結部15cにより互いに連結された二つのナット部15a,15bが、ねじ軸13がねじ込まれた状態で、ねじ軸13の軸方向に弾性変形する構造のため、部品点数の増加を抑えた簡素な構成で済む。
第1の実施形態の二つのナット部15a,15bは、互いに接近する方向に弾性変形した状態で、ねじ切り加工されている。この場合、ねじ切り加工は、図5に示すように、二つのナット部15a,15bに対し、タップ21を用いて一度の加工で容易に行える。
図9、図10は、第2の実施形態に係わる駆動部材15Aを示す。
第2の実施形態の駆動部材15Aは、図9に示すように、二つのナット部15a,15bの弾性変形させる方向が、第1の実施形態の駆動部材15と逆である。すなわち、図9の二つのナット部15a,15bは、互いに離反する方向に弾性変形させた状態で、ねじ切り加工している。
駆動部材15Aは、ナット部15a,15bのそれぞれのねじ孔15ah,15bhの中心線をas,bsとすると、駆動部材15と同様に、中心線asと中心線bsとが非平行である。すなわち、中心線asと中心線bsとは、互いに平行ではなく、同一直線状に位置していない。具体的には、各中心線as,bsは、切欠部15d側が、ナット部15a,15bを間にして切欠部15dと反対側よりも、連結部15cに接近する方向(図10中で下方)に位置するように、図10中で左右方向の水平線に対して傾斜している。
第2の実施形態において、図10に示す駆動部材15Aに対し、ねじ軸13をねじ込むと、二つのナット部15a,15bは図9と同様に弾性変形する。この場合、二つのナット部15a,15bのねじ山は、それぞれ図8とは逆方向に向けて雄ねじ部13aのねじ山に押し付けるようにして接触する。すなわち、右側のナット部15aのねじ山は、雄ねじ部13aのねじ山に対し左方向に押し付ける。逆に、左側のナット部15bのねじ山は、雄ねじ部13aのねじ山に対し右方向に押し付ける。その結果、ねじ軸13と駆動部材15Aのナット部15a,15bとは、軸方向の相対的な移動が規制され、相互間のねじ螺合部のガタが抑制されてステアリングシャフト9のガタつきを抑制できる。
第2の実施形態の二つのナット部15a,15bは、互いに離反する方向に弾性変形した状態で、ねじ切り加工されている。この場合、ねじ切り加工は、図9に示すように、二つのナット部15a,15bに対し、タップ21を用いて一度の加工で容易に行える。
図11は、第3の実施形態を示す。第3の実施形態は、図7のように駆動部材15にねじ軸13をねじ込んだ状態で、二つのナット部15a,15bの連結部15cと反対側の端部に、接続部材としての接続板23を、締結具としてのボルト27,29により個別に締結固定している。二つのナット部15a,15bは、接続板23を固定した状態では、弾性変形したままである。
二つのナット部15a,15bを連結部15cとは異なる位置で接続固定することで、駆動部材15全体の剛性が高まり、分割されている二つのナット部15a,15bの変形を抑えることができ、ステアリングシャフト9のガタつきをより確実に抑制できる。その際、二つのナット部15a,15bに対し、接続板23を用いてボルト27,29によって個別に締結固定することで、ナット部15a,15bの変形をより確実に抑えることができる。
二つのナット部15a,15bを接続板23により接続固定する構造は、図5〜図8に示した第1の実施形態及び、図9、図10に示した第2の実施形態に適用できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含む。
例えば、インナコラム7にねじ軸13を設け、アウタコラム5に駆動部材15,15Aを設けてもよい。すなわち、ねじ軸13は、アウタコラム5とインナコラム7とのいずれか一方に回転自在に設けられ、駆動部材15,15Aは、アウタコラム5とインナコラム7とのいずれか他方に設けられる。
図6に示すようなねじ孔15ah,15bhを形成する作業として、図5のように、二つのナット部15a,15bを弾性変形させずに、図6の状態のまま、タップを中心線ah,bhに沿って進行させてねじ切りしてもよい。この場合、タップによるねじ切り作業は、ナット部15a,15bに対し、切欠部15dと反対側からそれぞれ別々に行う。図9のねじ切り作業についても、ナット部15a,15bを弾性変形させずに行ってもよい。
上記した実施形態では、二つのナット部15a,15bに関し、互いに接近する方向または離反する方向に弾性変形させているが、同一方向に弾性変形させてもよい。同一方向に弾性変形させる場合には、弾性変形量が同じでも異なっていてもよい。二つのナット部15a,15bのうち少なくとも一つのナット部のみを弾性変形させてもよい。
5 アウタコラム(支持部)
7 インナコラム(可動部)
13 ねじ軸(雄ねじ軸部材)
15,15A 駆動部材(雌ねじ部材)
15a,15b 駆動部材のナット部
15c 駆動部材の連結部
as,bs ねじ孔の中心線
23 接続板(接続部材)
27,29 ボルト(締結具)

Claims (7)

  1. 支持部と可動部とのいずれか一方に回転自在に設けられ、軸方向に沿って雄ねじが形成される雄ねじ軸部材と、
    前記支持部と前記可動部とのいずれか他方に設けられ、前記雄ねじ軸部材が螺合する雌ねじ部材と、を備え、
    前記雄ねじ軸部材の回転によって、前記雌ねじ部材と前記雄ねじ軸部材とが相対的に移動し、前記可動部が前記支持部に対して相対的に移動するステアリングコラム装置であって、
    前記雌ねじ部材は、前記雄ねじ軸部材の軸方向に沿って設けられる二つのナット部と、前記二つのナット部の一側部同士を連結し、前記支持部と前記可動部とのいずれか他方に取り付けられる連結部と、を備え、
    前記二つのナット部のうち少なくとも一つは、前記雄ねじ軸部材がねじ込まれた状態で、前記雄ねじ軸部材の軸方向に弾性変形していることを特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 前記二つのナット部は、前記雄ねじ軸部材がねじ込まれた状態で、互いに接近する方向に弾性変形していることを特徴とする請求項1に記載のステアリングコラム装置。
  3. 前記二つのナット部は、互いに接近する方向に弾性変形した状態で、ねじ切り加工されていることを特徴とする請求項2に記載のステアリングコラム装置。
  4. 前記二つのナット部は、前記雄ねじ軸部材がねじ込まれた状態で、互いに離反する方向に弾性変形していることを特徴とする請求項1に記載のステアリングコラム装置。
  5. 前記二つのナット部は、互いに離反する方向に弾性変形した状態で、ねじ切り加工されていることを特徴とする請求項4に記載のステアリングコラム装置。
  6. 前記二つのナット部は、前記連結部とは異なる位置で、弾性変形した状態で互いに接続固定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のステアリングコラム装置。
  7. 前記二つのナット部は、前記連結部と反対側の端部に接続部材が設けられ、前記接続部材は、締結具によって前記二つのナット部に個別に締結固定されていることを特徴とする請求項6に記載のステアリングコラム装置。
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