JP2021019954A - 情報処理装置、生体信号表示装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】注目点の網羅性と、注目点の分布の探索性を向上させる。【解決手段】時間、周波数、3次元空間の座標、信号強度のうち、少なくとも前記3次元空間の座標を含む5以上の多次元時系列データを有するデータから得られた特徴量を3次元表示する散布図上に表示する散布図表示手段を備える。【選択図】図9
Description
本発明は、情報処理装置、生体信号表示装置およびプログラムに関する。
脳磁計(Magneto−encephalography:MEG)は、脳から発生する微弱な磁場を測定することで、脳活動を無侵襲で観測・可視化することができる。例えば、3次元MRI、MRI三面図、時間周波数マップを用いて脳活動を表示する技術が既に知られている。
しかし、従来の脳活動の表示方法では、注目点(ピーク、ダイポール)の情報(時間、周波数、位置など)だけを一目で俯瞰して見ることができない。そのため、注目点情報の一覧性が悪く、医師はどこの時間、周波数、脳領域に重要な脳活動があるのか、その都度、表示画面を切り替えながら探すしかない、という問題があった。
特許文献1には、多次元時系列データを3次元上に並べて表示する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、多次元時系列データを3次元上に並べて表示しているだけであるため、重要な情報を探そうとしても一覧性が悪いという問題がある。特に、生体磁気データはデータ数が多く、領域数8000点、周波数2000点ほどあるため、次元数は約1600万にもなる。
また、特許文献1に開示の技術では、多次元データを主成分分析にかけベクトル情報を取得し、機械的に正常/異常の判定を行っているだけで、ベクトル情報をユーザに視覚的に表示させる機能はない。そのため、注目点の分布から相関を見つけたり、どの範囲に分布しているのか探索したりするのが難しいという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、注目点の網羅性と、注目点の分布の探索性を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、時間、周波数、3次元空間の座標、信号強度のうち、少なくとも前記3次元空間の座標を含む5以上の多次元時系列データを有するデータから得られた特徴量を3次元表示する散布図上に表示する散布図表示手段を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、注目点の網羅性と、注目点の分布の探索性を向上させることができるという効果を奏する。
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、生体信号表示装置およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施の形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(生体信号計測システムの概略)
図1は、実施形態に係る生体信号計測システムの構成を示す概略図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る生体信号計測システム1の概略について説明する。
図1は、実施形態に係る生体信号計測システムの構成を示す概略図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る生体信号計測システム1の概略について説明する。
生体信号計測システム1は、特定の発信源(生体部位)からの被検者の複数種類の生体信号(例えば、脳磁(MEG:Magneto−encephalography)信号、および脳波(EEG:Electro−encephalography)信号を計測し、表示するシステムである。なお、本発明において、測定対象となる生体信号は、脳磁信号および脳波信号に限られるものではなく、例えば、心臓の活動に応じて発生する電気信号(心電図として表現可能な電気信号)などであってもよい。
図1に示すように、生体信号計測システム1は、被検者の1以上の生体信号を測定する測定装置3と、測定装置3で測定された1種類以上の生体信号を記録するサーバ40と、サーバ40に記録された1種類以上の生体信号を解析する生体信号表示装置である情報処理装置50と、を含む。測定装置3は、例えば脳磁場や刺激を与えたタイミング等の計測値を収集する脳磁計である。なお、図1では、サーバ40と情報処理装置50とが別々に記載されているが、例えば、サーバ40が有する機能の少なくとも一部が情報処理装置50に組み込まれる形態であってもよい。
図1の例では、被検者(被測定者)は、頭に脳波測定用の電極(またはセンサ)を付けた状態で測定テーブル4に仰向けで横たわり、測定装置3のデュワ31の窪み32に頭部を入れる。デュワ31は、液体ヘリウムを用いた極低温環境の保持容器であり、デュワ31の窪み32の内側には脳磁測定用の多数の磁気センサが配置されている。測定装置3は、電極からの脳波信号と、磁気センサからの脳磁信号とを収集し、収集した脳波信号および脳磁信号を含むデータ(以下、「測定データ」と称する場合がある)をサーバ40へ出力する。サーバ40へ出力された測定データ431(図2参照)は、情報処理装置50に読み出されて表示され、解析される。一般的に、磁気センサを内蔵するデュワ31および測定テーブル4は、磁気シールドルーム内に配置されているが、図1では便宜上、磁気シールドルームの図示を省略している。
情報処理装置50は、複数の磁気センサからの脳磁信号の波形と、複数の電極からの脳波信号の波形を、同じ時間軸上に同期させて表示する装置である。脳波信号とは、神経細胞の電気的な活動(シナプス伝達の際のニューロンの樹状突起で起きるイオン電荷の流れ)を電極間の電圧値として表される信号である。脳磁信号とは、脳の電気活動により生じた微小な電場変動を表す信号である。脳磁場は、高感度の超伝導量子干渉計(SQUID:Superconducting Quantum Interference Device)センサで検知される。これらの脳波信号および脳磁信号は、「生体信号」の一例である。
ここで、図2はサーバ40の機能構成を概略的に示すブロック図である。図2に示すように、サーバ40は、データ取得部41と、データ計算部42と、データ記憶部43とを有する。
データ取得部41は、測定装置3から測定データ431(図3で図示)を定期的に取得する。
データ計算部42は、測定装置3から取得した測定データ431に対して信号源の推定や、脳領域内の信号強度や信号源推定の結果から特徴量の算出を行う。特徴量とは、多次元データの極値(ピーク値)や、主成分分析等によって得られた値を指す。推定された信号源や算出された特徴量は、算出データ432(図3で図示)である。
データ記憶部43は、測定装置3から取得した測定データ431やデータ計算部42で算出した算出データ432(特徴量など)を記憶する。
ここで、図3はサーバ40のデータ記憶部43に記憶されているデータの一例を示す図である。測定装置3から取得した測定データ431は、測定装置3における測定によって得られた生のデータを指す。生のデータは、アカウントデータ、信号データ、センサーデータなどである。
算出データ432は、測定データ431を用いて、計算処理を行った結果を指す。ピークとは、特徴量に該当し、脳領域での信号の強度が極大値、または極小値となるグリッドを指す。ピークの信号強度データとは、そのグリッドの信号の強度の値を指す。クラスターとは、ピークを含む、任意の信号強度値よりも大きい/小さい値をもつグリッドの集合体を指す。ピークのクラスターサイズデータとは、そのクラスターのグリッドの数を指す。ピークの座標データは、ピークのグリッド座標を指す。ピークのボクセルナンバーデータは、ピークのボクセルナンバーを指す。ピークの脳領域位置データは、ピークがどの脳領域にあるのかを指す。ピークの左右判定とは、ピークが脳領域の左右どちらにあるのかを指す。
(情報処理装置のハードウェア構成)
図4は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、情報処理装置50のハードウェア構成について説明する。
図4は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、情報処理装置50のハードウェア構成について説明する。
図4に示すように、情報処理装置50は、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)102と、ROM(Read Only Memory)103と、補助記憶装置104と、ネットワークI/F105と、入力装置106と、表示装置107と、を有し、これらがバス108で相互に接続されている。
CPU101は、情報処理装置50の全体の動作を制御し、各種の情報処理を行う演算装置である。CPU101は、ROM103または補助記憶装置104に記憶された情報表示プログラムを実行して、測定収集画面および解析画面(散布図301(図9参照)等)の表示動作を制御する。
RAM102は、CPU101のワークエリアとして用いられ、主要な制御パラメータおよび情報を記憶する揮発性の記憶装置である。ROM103は、基本入出力プログラム等を記憶する不揮発性の記憶装置である。例えば、上述の情報表示プログラムがROM103に記憶されているものとしてもよい。
補助記憶装置104は、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。補助記憶装置104は、例えば、情報処理装置50の動作を制御する制御プログラム、ならびに、情報処理装置50の動作に必要な各種のデータおよびファイル等を記憶する。
ネットワークI/F105は、サーバ40等のネットワーク上の機器と通信を行うための通信インターフェースである。ネットワークI/F105は、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)に準拠したNIC(Network Interface Card)等によって実現される。
入力装置106は、タッチパネルの入力機能、キーボード、マウスおよび操作ボタン等のユーザインターフェース等である。表示装置107は、各種の情報を表示するディスプレイ装置である。表示装置107は、例えば、タッチパネルの表示機能、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro−Luminescence)等によって実現される。表示装置107は、測定収集画面および解析画面を表示し、入力装置106を介した入出力操作に応じて画面が更新される。
なお、図4に示す情報処理装置50のハードウェア構成は一例であり、これ以外の装置が備えられるものとしてもよい。また、図4に示す情報処理装置50は、例えば、PC(Personal Computer)を想定したハードウェア構成であるが、これに限定されるものではなく、タブレット等のモバイル端末であってもよい。この場合、ネットワークI/F105は、無線通信機能を有する通信インターフェースであればよい。
(情報処理装置の機能ブロック構成)
図5は、情報処理装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、情報処理装置50の機能ブロック構成について説明する。
図5は、情報処理装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、情報処理装置50の機能ブロック構成について説明する。
図5に示すように、情報処理装置50は、散布図表示処理部501と、位置情報処理部502と、数値情報処理部503と、通信部504と、記憶部505と、を備える。
散布図表示処理部501は、散布図表示手段として機能するものであって、横軸を第1の種類のデータ値を示す軸Xとし、この軸Xに直交する縦軸を第2の種類のデータ値を示す軸Yとし、第1軸と第2軸とに直交する第3軸を時間に関するデータ値を示す軸Zとする。散布図表示処理部501は、XYZの3軸で示される空間上に注目点をプロットし、プロットしたデータを散布図301(図9参照)として表示装置107上に表示する
位置情報処理部502は、表示範囲指定手段として機能するものであって、散布図301が表示される表示画面D中の位置表示部302(図9参照)の表示範囲を、位置情報として散布図表示処理部501に表示させる。
数値情報処理部503は、データ範囲指定手段として機能するものであって、散布図301が表示される表示画面D中の閾値設定部303(図9参照)の数値情報を、数値情報として散布図表示処理部501に表示させる。
通信部504は、サーバ40とデータ通信を行う機能部である。通信部504は、図4に示すネットワークI/F105によって実現される。
記憶部505は、サーバ40から受け取ったデータ(測定データ431、算出データ432)等を記憶する機能部である。記憶部505は、図4に示すRAM102または補助記憶装置104によって実現される。
ここで、図6はサーバ40から受け取るデータを例示的に示す図である。図6に示すように、サーバ40から受け取るデータとしては、アカウントナンバー、生体信号に対する時間データ、生体信号に対する周波数データ、ピークの信号強度データ、ピークのボクセルナンバーデータ(X座標、Y座標、Z座標)、ピークの脳領域位置データ、ピークの左右判定データ、ピークのクラスターサイズデータなどである。
ピークの信号強度データは、脳領域での信号の強度が極大値、または極小値となるグリッドの信号の強度の値を指すデータである。
ピークのボクセルナンバーデータは、ピークのボクセルナンバー(X座標、Y座標、Z座標)を指すデータである。
ピークの脳領域位置データは、ピークがどの脳領域(例えば、前頭葉など)にあるのかを指すデータである。
ピークの左右判定とは、ピークが脳領域の左右どちらにあるのかを指すデータである。
ピークのクラスターサイズデータとは、ピークを含む、任意の信号強度値よりも大きい/小さい値をもつグリッドの集合体であるクラスターのグリッドの数を指すデータである。
上述の散布図表示処理部501と、位置情報処理部502と、数値情報処理部503とは、CPU101がROM103等に記憶されたプログラムをRAM102に展開して実行することにより実現される。なお、散布図表示処理部501と、位置情報処理部502と、数値情報処理部503との一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field−Programmable Gate Array)等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
次に、情報処理装置50が実行する散布図表示処理について詳述する。
図7は、表示処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、散布図表示処理部501は、測定装置3(脳磁計)で測定された測定データ431や算出データ432をサーバ40から取得し、そのデータをもとに信号源推定を行う(ステップS1)。
次いで、散布図表示処理部501は、ステップS1における信号源推定結果をもとに、ピークとなる特徴量(脳領域での信号の強度が極大値、または極小値となるグリッド)がどこにあるのか算出する(ステップS2)。
次に、散布図表示処理部501は、散布図301上に表示する注目点を対象のデータから選択する(ステップS3)。より詳細には、グラフ化の対象となる数値データであって、関連する時系列データを含む3種類以上の数値データを選択する。ここでは、図6に示すような、時間データと、周波数データと、ピークの信号強度データと、ピークの脳領域位置と、ピークの左右判定と、ピークのクラスターサイズと、の5種類の数値データを選択するとして説明を進める。
ここで、図8は3次元MRI201、MRI三面図202、時間周波数マップ203の表示例を示す図である。図8の表示例は、従来からある表示例であって、3次元MRI201、MRI三面図202、時間周波数マップ203を備えている。MRI三面図202に重畳されている白丸は、時間周波数マップ203の図中の黒枠で囲まれた、時間、周波数領域における脳領域に存在するピーク(信号強度の極値)を示す。また、図8に示す黒点は、ダイポール(信号源)を示す。
上述のように測定装置3(脳磁計)によって得られる脳活動の情報は、時間、周波数、脳領域の位置、ダイポールの位置、ピークの位置等、大量にある。また注目点(ピークやダイポール)に関する情報だけに注目しても、時間、周波数、位置、クラスターのサイズ、ボクセルのナンバー、信号強度などがある。注目点を表示する場合、それらの情報をできる限りわかりやすく、多く表示することで、医師はどこに重要な脳活動が隠れているのかを即座に発見することができる。
そこで、本実施形態においては、時間軸を含む3次元で散布図301を表示する。これにより、脳活動の変化を俯瞰的に見ることができる。
次に、散布図表示処理部501は、散布図301上に対象のデータを表示する(図7:ステップS4)。より詳細には、散布図表示処理部501は、ユーザから、注目点に関するデータと、そのデータの範囲(時間、周波数、位置など)に関する要求が出されると、その指定されたデータについて、指定された範囲のデータをサーバ40のデータ記憶部43から取得し、この取得したデータをグラフ化して表示装置107上に表示する。
ここで、図9はピークの脳領域位置の散布図301の表示例を示す図である。図9に示す例では、周波数のデータ値を示す軸を軸Xとし、この軸Xに直交する縦軸を注目点の信号強度を示す軸Yとし、X軸とY軸とに直交するZ軸を時間に関するデータ値とする。図9に示すように、XYZの3軸で示される空間上に注目点をプロットし、このプロットしたデータ(黒丸で示す点)を散布図301として表示装置107上に表示する。
図9に示す散布図301は、医師などがどこに重要な脳活動が隠れているのかについてあたりをつける判断材料とすることができる。
なお、図9に示す散布図301にプロットしたデータ(黒丸で示す点)をクリックすると数値が表示されるようにしてもよい。
また、図9に示す散布図301にプロットしたデータ(黒丸で示す点)をクリックすると図8の画面上に表示されるようにしてもよい。
なお、図9に示す散布図301は、初期表示時に表示されてもよいし、図8に示す画面に設けられたボタンを介した指示に従って表示されてもよい。
また、散布図表示処理部501は、図9に示す散布図301が表示される表示画面D中に、位置表示部302と、閾値設定部303と、を表示する。
位置表示部302には、プロットしたい特徴量の表示範囲を指定する表示窓302aと、3次元MRI201を表示する表示部302bと、が設けられている。3次元MRI201を表示する表示部302bは、プロットしたデータ(黒丸で示す点)に対応する箇所を光らせて表示してもよい。
閾値設定部303には、各種の取得したデータの範囲を設定し、表示する表示窓303aが設けられている。表示窓303aにおいては、時間、周波数、信号強度、クラスターサイズ、左右判定が設定可能である。
次に、位置情報処理部502は、散布図301上の表示方法の操作を受け付ける(図7:ステップS5)。
[散布図の移動]
ここで、図10は図9に示した散布図301を時間方向に平行移動させた場合の表示例を示す図である。図9に示す散布図301において、各注目点がどのように配置されているのかを確認したい場合、ユーザは、図10に示すように、入力装置106を操作して3次元空間の座標である位置表示部302の表示範囲を変更する。位置情報処理部502は、位置表示部302の表示範囲を位置情報として散布図表示処理部501に表示させることにより、散布図301を時間方向に平行移動させて所望の位置に変更することができる。なお、移動させる方法は、入力装置106による数値入力でもよい。なお、散布図301の移動は、時間方向の移動に限るものではなく、信号強度や周波数であってもよい。
ここで、図10は図9に示した散布図301を時間方向に平行移動させた場合の表示例を示す図である。図9に示す散布図301において、各注目点がどのように配置されているのかを確認したい場合、ユーザは、図10に示すように、入力装置106を操作して3次元空間の座標である位置表示部302の表示範囲を変更する。位置情報処理部502は、位置表示部302の表示範囲を位置情報として散布図表示処理部501に表示させることにより、散布図301を時間方向に平行移動させて所望の位置に変更することができる。なお、移動させる方法は、入力装置106による数値入力でもよい。なお、散布図301の移動は、時間方向の移動に限るものではなく、信号強度や周波数であってもよい。
これにより、ユーザは、散布図301において、所望の注目点を確実に確認することができる。
[散布図の回転]
ここで、図11は図9に示した散布図301を回転させた場合の表示例を示す図である。図9に示す散布図301において、各注目点がどのように配置されているのかを確認したい場合、ユーザは、図11に示すように、入力装置106を操作して3次元空間の座標である位置表示部302の表示範囲を変更する。位置情報処理部502は、位置表示部302の表示範囲を位置情報として散布図表示処理部501に表示させることにより、散布図301を所望の角度に変更することができる。回転させる方法は、入力装置106による数値入力でもよい。
ここで、図11は図9に示した散布図301を回転させた場合の表示例を示す図である。図9に示す散布図301において、各注目点がどのように配置されているのかを確認したい場合、ユーザは、図11に示すように、入力装置106を操作して3次元空間の座標である位置表示部302の表示範囲を変更する。位置情報処理部502は、位置表示部302の表示範囲を位置情報として散布図表示処理部501に表示させることにより、散布図301を所望の角度に変更することができる。回転させる方法は、入力装置106による数値入力でもよい。
これにより、ユーザは、散布図301において、所望の注目点を確実に確認することができる。
[散布図の縮尺の変更]
ここで、図12は図9に示した散布図301を拡大させた場合の表示例を示す図、図13は図9に示した散布図301を縮小させた場合の表示例を示す図である。図9に示す散布図301において、各注目点がどのように配置されているのか確認したい場合、ユーザは、図12または図13に示すように、入力装置106を操作して3次元空間の座標である位置表示部302の表示範囲を変更する。位置情報処理部502は、位置表示部302の表示範囲を位置情報として散布図表示処理部501に表示させることにより、散布図301を所望の縮尺に変更することができる。縮尺させる方法は、入力装置106による数値入力でもよい。
ここで、図12は図9に示した散布図301を拡大させた場合の表示例を示す図、図13は図9に示した散布図301を縮小させた場合の表示例を示す図である。図9に示す散布図301において、各注目点がどのように配置されているのか確認したい場合、ユーザは、図12または図13に示すように、入力装置106を操作して3次元空間の座標である位置表示部302の表示範囲を変更する。位置情報処理部502は、位置表示部302の表示範囲を位置情報として散布図表示処理部501に表示させることにより、散布図301を所望の縮尺に変更することができる。縮尺させる方法は、入力装置106による数値入力でもよい。
これにより、ユーザは、散布図301において、所望の注目点を確実に確認することができる。
[散布図のハイライト表示]
ここで、図14は図9に示した散布図301の所定の平面に対して注目点の存在する位置をハイライト表示した場合の表示例を示す図である。図9に示す散布図301において、各注目点がどの座標に存在しているのか確認したい場合、ユーザは、図14に示すように、散布図301上にハイライト表示を行うことができる。ハイライト表示させる平面は、XY軸領域、XZ軸領域、YZ軸領域のいずれでもよい。このような領域は、ユーザが指定することが可能であってよい。図14に示す例では、注目点の存在する時間周波数領域に対して、時間周波数平面にハイライト表示をしている。なお、ハイライト表示は、複数平面であってもよい。また、複数平面のハイライト表示を切り替えるようにしてもよい。
ここで、図14は図9に示した散布図301の所定の平面に対して注目点の存在する位置をハイライト表示した場合の表示例を示す図である。図9に示す散布図301において、各注目点がどの座標に存在しているのか確認したい場合、ユーザは、図14に示すように、散布図301上にハイライト表示を行うことができる。ハイライト表示させる平面は、XY軸領域、XZ軸領域、YZ軸領域のいずれでもよい。このような領域は、ユーザが指定することが可能であってよい。図14に示す例では、注目点の存在する時間周波数領域に対して、時間周波数平面にハイライト表示をしている。なお、ハイライト表示は、複数平面であってもよい。また、複数平面のハイライト表示を切り替えるようにしてもよい。
これにより、ユーザは、散布図301において、所望の注目点がどの領域にあるのか確実に確認することができる。
[プロットサイズを用いた表現]
ここで、図15は図9に示した散布図301上のプロットのサイズに対して3軸とは異なるデータを付与した場合の表示例を示す図である。図15に示す散布図301では、プロットされている点のサイズの大きさによって、他の情報を表現することができる。図15に示す例では、図9に示す散布図301の注目点に対して、クラスターサイズデータを加え、クラスターサイズが大きいほど、点のサイズを大きくした場合の表示例を示す。
ここで、図15は図9に示した散布図301上のプロットのサイズに対して3軸とは異なるデータを付与した場合の表示例を示す図である。図15に示す散布図301では、プロットされている点のサイズの大きさによって、他の情報を表現することができる。図15に示す例では、図9に示す散布図301の注目点に対して、クラスターサイズデータを加え、クラスターサイズが大きいほど、点のサイズを大きくした場合の表示例を示す。
これにより、ユーザは、散布図301において、3軸以外のデータの情報も視覚的に確認することができる。
[プロットカラーを用いた表現]
ここで、図16は図9に示した散布図301上のプロットの色(但し、色の違いは異なる符号として表現)に対して3軸とは異なるデータを付与した場合の表示例を示す図である。図16に示す散布図301では、プロットされている点の色によって、他の情報を表現することができる。図16に示す例では、図9に示す散布図301の注目点に対して、脳領域の領域ごとに色を変えた場合の表示例を示す。マゼンタ(図16では丸に斜め1本線で示す)は前頭葉、シアン(図16では丸に点で示す)は運動野、ブルー(図16では丸に2本のクロス線で示す)は感覚野、緑(図16では丸に斜め2本線で示す)はブローカ野を示している。
ここで、図16は図9に示した散布図301上のプロットの色(但し、色の違いは異なる符号として表現)に対して3軸とは異なるデータを付与した場合の表示例を示す図である。図16に示す散布図301では、プロットされている点の色によって、他の情報を表現することができる。図16に示す例では、図9に示す散布図301の注目点に対して、脳領域の領域ごとに色を変えた場合の表示例を示す。マゼンタ(図16では丸に斜め1本線で示す)は前頭葉、シアン(図16では丸に点で示す)は運動野、ブルー(図16では丸に2本のクロス線で示す)は感覚野、緑(図16では丸に斜め2本線で示す)はブローカ野を示している。
これにより、ユーザは、散布図301において、3軸以外のデータの情報も視覚的に確認することができる。
[プロット点の形を用いた表現]
ここで、図17は図9に示した散布図301上のプロットの形に3軸とは異なるデータを付与した場合の表示例を示す図である。図17に示す散布図301では、プロットされている点の形によって、他の情報を表現することができる。図17に示す例では、図9に示す散布図301の注目点に対して、注目点の左右判定ごとに形を変えた場合の表示例を示す。*マークは注目点が脳領域の左側にあることを示し、〇マークは、注目点が脳領域の右側にあることを示す。
ここで、図17は図9に示した散布図301上のプロットの形に3軸とは異なるデータを付与した場合の表示例を示す図である。図17に示す散布図301では、プロットされている点の形によって、他の情報を表現することができる。図17に示す例では、図9に示す散布図301の注目点に対して、注目点の左右判定ごとに形を変えた場合の表示例を示す。*マークは注目点が脳領域の左側にあることを示し、〇マークは、注目点が脳領域の右側にあることを示す。
これにより、ユーザは、散布図301において、3軸以外のデータの情報も視覚的に確認することができる。
数値情報処理部503は、散布図301上の注目点の選定を受け付ける(図7:ステップS6)。
ここで、図18は散布図301上の注目点に対して、ユーザが任意の注目点を選択して表示する場合の表示例を説明するための図である。図18に示すように、周波数のデータ値を示す軸をX軸とし、このX軸に直交する縦軸を注目点の信号強度を示すY軸とし、X軸とY軸とに直交するZ軸を時間に関するデータ値とし、XYZの3軸で示される空間上に注目点をプロットし、散布図301として表示装置107上に表示する。
また、図18に示す例では、プロットされている点のサイズにクラスターのサイズの大きさの情報を付与しており、クラスターサイズが大きければ大きいほど、注目点のサイズも大きくなっている。
また、図18に示す例では、プロットされている点の色に脳領域情報を付与しており、赤(図18では太線の四角または丸で示す)は前頭葉、黒(図18では細線の四角で示す)は運動野、青(図18では細線の丸で示す)は感覚野、緑(図18では破線の丸で示す)はブローカ野を示している。
また、図18に示す例では、プロットされている点の形に左右判定情報を付与しており、四角で表されるマークは注目点が脳領域の左側にあることを示し、丸で表されるマークは、注目点が脳領域の右側にあることを示す。
また、図18に示す例では、注目点の存在する時間周波数領域には、時間周波数平面にハイライト表示をしている。
ユーザは、図18に示す散布図301において、任意の注目点を確認したい場合、閾値設定部303、または、位置表示部302に必要な情報を入力する。
位置表示部302には、3次元MRI201を表示する表示部302bと、プロットしたい表示範囲を指定する表示窓302aと、が設けられている。ここでは、表示範囲を前頭葉、運動野、感覚野、ブローカ野としている。
閾値設定部303には、各種、取得したデータの範囲を設定し、表示する表示窓303aが設けられている。
ここでは、時間、周波数、信号強度、クラスターサイズ、左右判定に関する情報のデータ範囲を選択する。時間は0〜30(s)に相当するデータ、周波数は0〜8(Hz)に相当するデータ、信号強度は−4〜4に相当するデータ、クラスターサイズは0以上のデータ、左右判定は左、右に相当するデータを選択する。
測定装置3(脳磁計)によって得られる脳活動の時間、周波数、脳領域の位置などの情報はとても重要である。ピークは、時間、周波数、脳領域の位置、クラスターサイズ、信号強度、左右判定などに密接に関係している。そのため、ピークの数が多くなれば多くなるほど、各データの相関関係をみつけるのは難しくなる。そこで散布図301上の注目点の選定を行い、必要な情報だけを見ることで、相関関係の見つけやすさは向上する。
ここで、図19はX軸に対してユーザが所望の範囲を表示する例を説明する図である。例えば、脳活動は、患者への刺激の種類、与え方によって低周波側に信号が強く出たり、高周波側に信号が強く出たりする。低周波領域での脳活動に対して注目したい場合、閾値設定部303の周波数の項目に、該当する数値を入力することで、注目したい領域のみを見ることができる。
そこで、図19に示す例では、閾値設定部303の周波数の項目に、「0〜4(Hz)」を入力する。図19に示すように、数値が入力されると、数値情報処理部503は、閾値設定部303の数値情報に該当するデータの注目点のみを、散布図表示処理部501によって散布図301に表示させる。もちろん、この数値入力は、何度でも行うことができ、初期状態に戻すこともできる。
ここで、図20はY軸に対してユーザが所望の範囲を表示する例を説明する図である。例えば、脳活動は、刺激などの事象に前後して増加したり、減少したりする。そのため、脳活動を調べるとき信号強度の大きさは重要な要因となる。脳活動が小さくなるときにだけ注目したい場合、閾値設定部303の信号強度の項目に、該当する数値を入力することで、注目したい領域のみを見ることができる。
そこで、図20に示す例では、閾値設定部303の信号強度の項目に、「−4〜0」を入力する。図20に示すように、数値が入力されると、数値情報処理部503は、閾値設定部303の数値情報に該当するデータの注目点のみを、散布図表示処理部501によって散布図301に表示させる。もちろん、この数値入力は、何度でも行うことができ、初期状態に戻すこともできる。
ここで、図21はZ軸に対してユーザが所望の範囲を表示する例を説明する図である。例えば、脳活動は、患者への刺激の種類、与え方によって、反応時間が異なる。正中神経電気刺激では、刺激を与えて、20msに反応が出るといわれている。反応が出そうな付近にだけ注目したい場合、閾値設定部303の時間の項目に、該当する数値を入力することで、注目したい領域のみを見ることができる。
そこで、図21に示す例では、閾値設定部303の時間の項目に、「15〜20」を入力する。図21に示すように、数値が入力されると、数値情報処理部503は、閾値設定部303の数値情報に該当するデータの注目点のみを、散布図表示処理部501によって散布図301に表示させる。もちろん、この数値入力は、何度でも行うことができ、初期状態に戻すこともできる。
ここで、図22はプロットサイズに対して、ユーザが所望の範囲を表示する例を説明する図である。例えば、脳活動は、個人や、刺激の種類、与え方によって、脳活動の伝搬の広がりは異なる。そこで、与えた刺激に対する脳活動の範囲の大きさに注目したい場合、閾値設定部303のクラスターサイズの項目に、該当する数値を入力することで、注目したい大きさのみを見ることができる。
そこで、図22に示す例では、閾値設定部303のクラスターサイズの閾値を「100」と入力する。図22に示すように、数値が入力されると、数値情報処理部503は、クラスターのサイズが100以上の注目点のみを、散布図表示処理部501によって散布図301に表示させる。もちろん、この数値入力は、何度でも行うことができ、初期状態に戻すこともできる。
ここで、図23はプロット点の形に対してユーザが所望の範囲を表示する例を説明する図である。例えば、脳活動は、個人や、刺激の種類、与え方によって、脳活動に左右優位差がある。言語関連の研究では、被験者の言語野の左右どちらが優位なのか判断するために様々な研究を行っている。そこで、脳活動が脳領域の左側か右側なのかに注目したい場合、閾値設定部303の左右判定に、該当する情報を入力することで、注目したい情報のみを見ることができる。
そこで、図23に示す例では、閾値設定部303の左右判定に左と入力する。図23に示すように、情報が入力されると、数値情報処理部503は、脳領域の左側に該当する四角で表されるマークの注目点のみを、散布図表示処理部501によって散布図301に表示させる。もちろん、この入力は、何度でも行うことができ、初期状態に戻すこともできる。
ここで、図24はプロット点の色(但し、色の違いは異なる符号として表現)に対してユーザが所望の範囲を表示する例を説明する図である。例えば、脳活動は、刺激の種類、与え方によって、活発におこる領域が異なる。聴覚刺激実験では、ウエルニッケ野(側頭)とブローカ野(前頭)で脳活動が活発に起きる。そこで、脳活動が脳領域のどこでおきているのか注目したい場合、位置表示部302に、該当する情報を入力することで、注目したい情報のみを見ることができる。
そこで、図24に示す例では、位置表示部302に前頭葉と入力する。図24に示すように、情報が入力されると、数値情報処理部503は、前頭葉に該当する赤色(図18では太線の四角または丸で示す)の注目点のみを、散布図表示処理部501によって散布図301に表示させる。もちろん、この入力は、何度でも行うことができ、初期状態に戻すこともできる。
このように本実施形態によれば、時間、周波数、座標(x,y,z)、信号強度等の複数の次元を有する生体磁気データから得られた特徴量だけを注目点情報として3次元空間に散布図301として表示する。これにより、膨大な生体磁気データの中から、重要な情報だけを取り出してユーザに見せることができるので、どの時間範囲、または、どのデータ値の範囲で注目点が多く(少なく)存在しているのかの探索がしやすくなる。すなわち、本実施形態によれば、注目点の網羅性と、注目点の分布の探索性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、注目点を複数表示させることができるので、分布や相関を見つけることが可能である。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
図25は、散布図301のY軸をボクセルNo.にするとともに注目点の大きさを信号強度にした散布図301の表示例を示す図である。図25に示す例によれば、本実施形態とは違い、脳活動が時間変化とともに、どのように移動しているのか見ることができる。
また、上述の実施形態において、生体信号計測システム1の各機能部の少なくともいずれかがプログラムの実行によって実現される場合、そのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上述の実施形態に係る生体信号計測システム1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態の生体信号計測システム1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態の生体信号計測システム1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、上述の実施形態の生体信号計測システム1で実行されるプログラムは、上述した各機能部のうち少なくともいずれかを含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUがROM等からプログラムを読み出して実行することにより、上述の各機能部が主記憶装置上にロードされて生成されるようになっている。
50 情報処理装置、生体信号表示装置
301 散布図
501 散布図表示手段
502 表示範囲指定手段
503 データ範囲指定手段
301 散布図
501 散布図表示手段
502 表示範囲指定手段
503 データ範囲指定手段
Claims (11)
- 時間、周波数、3次元空間の座標、信号強度のうち、少なくとも前記3次元空間の座標を含む5以上の多次元時系列データを有するデータから得られた特徴量を3次元表示する散布図上に注目点として表示する散布図表示手段を備える、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記散布図に対してプロットしたい注目点の表示範囲を指定する表示範囲指定手段を更に備え、
前記散布図表示手段は、前記表示範囲指定手段により指定された表示範囲に応じて前記散布図を移動させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記散布図に対してプロットしたい注目点の表示範囲を指定する表示範囲指定手段を更に備え、
前記散布図表示手段は、前記表示範囲指定手段により指定された表示範囲に応じて前記散布図を回転させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記散布図に対してプロットしたい注目点の表示範囲を指定する表示範囲指定手段を更に備え、
前記散布図表示手段は、前記表示範囲指定手段により指定された表示範囲に応じて前記散布図の縮尺を変える、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記散布図表示手段は、前記散布図上の注目点に対応させたハイライト表示を行う、
ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載の情報処理装置。 - 前記散布図表示手段は、前記散布図上の注目点のサイズにデータ情報を付与する、
ことを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載の情報処理装置。 - 前記散布図表示手段は、前記散布図上の注目点の色にデータ情報を付与する、
ことを特徴とする請求項1ないし6の何れか一項に記載の情報処理装置。 - 前記散布図表示手段は、前記散布図上の注目点の形にデータ情報を付与する、
ことを特徴とする請求項1ないし7の何れか一項に記載の情報処理装置。 - 前記散布図に対してプロットしたい注目点にかかる特徴量のデータ範囲を指定するデータ範囲指定手段を更に備え、
前記散布図表示手段は、前記データ範囲指定手段により指定された任意の注目点を前記散布図上に選択表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 特定の生体部位からの生体信号についての時間、周波数、3次元空間の座標、信号強度のうち、少なくとも前記3次元空間の座標を含む5以上の多次元時系列データを有するデータから得られた特徴量を3次元表示する散布図上に表示する散布図表示手段を備える、
ことを特徴とする生体信号表示装置。 - コンピュータを、
時間、周波数、3次元空間の座標、信号強度のうち、少なくとも前記3次元空間の座標を含む5以上の多次元時系列データを有するデータから得られた特徴量を3次元表示する散布図上に表示する散布図表示手段、
として機能させるためのプログラム。
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