JP2021019273A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの目を保護しながら、画像形成装置の状況を使用者に報知するための状況表示部の視認性を向上させる。【解決手段】タッチパネルディスプレイ50を含む操作ユニット18が前部に設けられた画像形成装置100であって、操作ユニット18周辺に配置されるとともに、画像形成装置100の状況を報知する状況表示部60を備える。状況表示部60は、中心軸CLが水平より下方に向くように配置された光源63と、光源63からの光を外部に出射する出射部68を含む。【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に、画像形成装置の状況を使用者に報知するための状況表示部を備えた画像形成装置に関する。
特許文献1に開示された画像形成装置には、画像形成装置の動作状態を報知する発光部が設けられている。発光部の光源は、上方に向けて配置されている。光源からの光は、導光体によって外部に放散され、ユーザに視認される。
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、光源は、使用中のユーザの顔方向に向くように上方に向けられており、点滅する光源の光がユーザの目に入りやすくなっていた。
このため、光源をより大きくしたり、ブルーライトを採用して発光部の視認性を向上させることは、ユーザの目の保護の観点からは困難であった。
本発明の目的は、ユーザの目を保護しながら、画像形成装置の状況を使用者に報知するための状況表示部の視認性を向上させることにある。
第1の発明は、タッチパネルディスプレイを含む操作ユニットが前部に設けられた画像形成装置であって、
前記操作ユニット周辺に配置されるとともに、前記画像形成装置の状況を報知する状況表示部を備え、
前記状況表示部は、
中心軸が水平より下方に向くように配置された光源と、
前記光源からの光を外部に出射する出射部を含む。
前記操作ユニット周辺に配置されるとともに、前記画像形成装置の状況を報知する状況表示部を備え、
前記状況表示部は、
中心軸が水平より下方に向くように配置された光源と、
前記光源からの光を外部に出射する出射部を含む。
第2の発明は、第1の発明において、
前記出射部は、
透光性を有し、かつ、前記光源の光色よりも暗い色調に着色された射出着色部を有する。
前記出射部は、
透光性を有し、かつ、前記光源の光色よりも暗い色調に着色された射出着色部を有する。
第3の発明は、第2の発明において、
前記射出着色部は、
消灯時の前記タッチパネルディスプレイと同系色である。
前記射出着色部は、
消灯時の前記タッチパネルディスプレイと同系色である。
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、
前記出射部は、
前記光源からの光を水平より上方へ出射する第1面を含む。
前記出射部は、
前記光源からの光を水平より上方へ出射する第1面を含む。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明において、
画像読取部をさらに備え、
前記出射部は、
前記操作ユニットの後方側であって、前記画像読取部の上部に配置されている。
画像読取部をさらに備え、
前記出射部は、
前記操作ユニットの後方側であって、前記画像読取部の上部に配置されている。
第6の発明は、第5の発明において、
前記出射部は、
上部の位置が、前記画像読取部の上面と一致するように配置されている。
前記出射部は、
上部の位置が、前記画像読取部の上面と一致するように配置されている。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明において、
前記状況表示部は、
左右方向の寸法が、前記タッチパネルディスプレイの左右方向の寸法よりも大きい。
前記状況表示部は、
左右方向の寸法が、前記タッチパネルディスプレイの左右方向の寸法よりも大きい。
第8の発明は、第1から第7のいずれかの発明において、
前記操作ユニットは、
1または複数のハードウェアキーを有し、
前記各ハードウェアキーの前後方向または左右方向の寸法のうち、最大の寸法をハードウェアキー寸法とし、
前記光源は、1または複数設けられており、
同時期に点灯する1または複数の前記光源により発光する部分を発光部として、
前記発光部の前後方向または左右方向の寸法は、前記ハードウェアキー寸法よりも大きい。
前記操作ユニットは、
1または複数のハードウェアキーを有し、
前記各ハードウェアキーの前後方向または左右方向の寸法のうち、最大の寸法をハードウェアキー寸法とし、
前記光源は、1または複数設けられており、
同時期に点灯する1または複数の前記光源により発光する部分を発光部として、
前記発光部の前後方向または左右方向の寸法は、前記ハードウェアキー寸法よりも大きい。
第9の発明は、第1から第8のいずれかの発明において、
前記状況表示部は、
前記画像形成装置のエラー状況を報知するエラー状況表示部を含み、
前記エラー状況表示部は、
前記タッチパネルディスプレイに対して、左右方向において離隔している。
前記状況表示部は、
前記画像形成装置のエラー状況を報知するエラー状況表示部を含み、
前記エラー状況表示部は、
前記タッチパネルディスプレイに対して、左右方向において離隔している。
第10の発明は、第1から第9のいずれかの発明において、
前記状況表示部は、
前記画像形成装置の起動状況を報知する起動状況表示部と、
前記画像形成装置の処理に成功した旨を報知する処理成功表示部と、
前記画像形成装置の処理にエラーした旨を報知する処理エラー表示部と、
を有し、
前記処理成功表示部および前記処理エラー表示部は、前記起動状況表示部を挟んで離隔した位置に配置される。
前記状況表示部は、
前記画像形成装置の起動状況を報知する起動状況表示部と、
前記画像形成装置の処理に成功した旨を報知する処理成功表示部と、
前記画像形成装置の処理にエラーした旨を報知する処理エラー表示部と、
を有し、
前記処理成功表示部および前記処理エラー表示部は、前記起動状況表示部を挟んで離隔した位置に配置される。
第11の発明は、第1から第10のいずれかの発明において、
前記操作ユニットは、
取付角度を変更可能であるとともに、前記タッチパネルディスプレイの周辺部が銀系色または白系色の色彩を有している。
前記操作ユニットは、
取付角度を変更可能であるとともに、前記タッチパネルディスプレイの周辺部が銀系色または白系色の色彩を有している。
第12の発明は、第1から第11のいずれかの発明において、
前記出射部の周辺部は、
前記出射部の色彩よりも明度の高い色彩を有している。
前記出射部の周辺部は、
前記出射部の色彩よりも明度の高い色彩を有している。
第13の発明は、第1から第12のいずれかの発明において、
周辺機器を接続する装着部をさらに備え、
前記装着部は、
前記出射部が配置された取付面に設けられている。
周辺機器を接続する装着部をさらに備え、
前記装着部は、
前記出射部が配置された取付面に設けられている。
本発明の画像形成装置によれば、光源からの光が直接ユーザの目に入ることを抑制できるため、ユーザの目を保護しながら、状況表示部の視認性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1は実施形態1に係る画像形成装置100を示す斜視図である。以下の図では、矢印Uは画像形成装置100の上方向、矢印Dは下方向を示す。矢印Rは画像形成装置100の右方向、矢印Lは左方向を示す。矢印Fは画像形成装置100の前方向、矢印Bは後方向を示す。
[実施形態1]
図1は実施形態1に係る画像形成装置100を示す斜視図である。以下の図では、矢印Uは画像形成装置100の上方向、矢印Dは下方向を示す。矢印Rは画像形成装置100の右方向、矢印Lは左方向を示す。矢印Fは画像形成装置100の前方向、矢印Bは後方向を示す。
図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成装置本体12、画像読取部14、原稿搬送部15、および排紙部16を備える。画像形成装置100は、画像形成装置本体12および画像読取部14の間に排紙部16が形成される胴内排紙型の画像形成装置である。画像読取部14の前部には、操作ユニット18が設けられている。
画像形成装置100は、画像読取部14で読み取った画像データ等に基づいて、所定の用紙(記録媒体)に対して多色または単色の画像を形成し、画像形成された用紙を排紙部16に排出する。実施形態1では、画像形成装置100は、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能等を有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)である。
本発明では、ユーザが画像形成装置100を使用する場合におけるユーザの立ち位置に対向する面、つまり操作ユニット18が設けられる側の面を前面(正面)として、画像形成装置100およびその構成部材の前後方向(奥行方向)を規定している。また、画像形成装置100およびその構成部材の左右方向(横方向)は、ユーザから画像形成装置100を見た状態を基準として規定している。
画像形成装置本体12には、露光ユニット、現像器、感光体ドラム、帯電器、中間転写ベルト、転写ローラおよび定着ユニット等が内蔵されている。画像形成装置本体12の下部に配置される給紙カセット20等から搬送される用紙に対して、電子写真方式によって画像が形成される。
すなわち、帯電器および露光ユニット等によって画像データに応じた静電潜像を感光体ドラム上に形成し、現像器によって、感光体ドラム上の静電潜像をトナーにより顕像化する。感光体ドラム上に形成されたトナー像は、中間転写ベルトおよび転写ローラ等によって用紙に転写され、用紙に転写されたトナー像は定着ユニットによって熱定着される。画像形成済みの用紙は排紙部16に排出される。なお、用紙上に画像を形成するための画像データは、画像読取部14で読み取った画像データまたは外部コンピュータから送信された画像データ等である。
詳細な説明は省略するが、画像形成装置100は、カラーのプリンタ機能を備えている。画像形成装置本体12は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色について、4つの感光体ドラムと、4つの帯電器と、4つの現像器と、4つの中間転写ベルトと、4つの転写ローラと、4つのクリーニング装置等を備えている。
画像読取部14は、透明材によって形成される原稿載置台を上面に有する筐体24を備えている。筐体24の内部には、光源、複数のミラー、結像レンズおよびラインセンサ等が設けられている。画像読取部14は、原稿表面を光源によって露光し、原稿表面から反射した反射光を複数のミラーによって結像レンズに導く。そして、結像レンズによって反射光をラインセンサの受光素子に結像させる。ラインセンサでは、受光素子に結像した反射光の輝度や色度が検出され、原稿表面の画像に基づく画像データが生成される。
原稿搬送部15は、画像読取部14の上方に設けられている。原稿搬送部15は、画像読取部14の上面に対して開閉自在に取り付けられている。原稿搬送部15には、原稿載置トレイ32に載置された原稿を画像読取部14の画像読取位置に対して1枚ずつ自動的に給紙するADF(自動原稿送り装置)34が設けられている。
排紙部16には、排紙口から排出される画像形成済みの用紙を受ける排紙トレイ26が設けられている。排紙部16の前面側および左側面側は、開口している。
なお、図示は省略するが、画像形成装置100の内部には、各部位の動作を制御する制御部が設けられている。制御部は、CPUおよびメモリ等を備えている。制御部は、ユーザによる操作ユニット18への入力操作等に応じて、画像形成装置100の各部位に制御信号を送信し、画像形成装置100に種々の動作を実行させる。
図2は操作ユニット18および状況表示部60の周辺部分を正面斜め上方から見た状態を示す斜視図である。図2に示すように、画像読取部14の筐体24は、上面241、下段面242、および前面243を有している(図3参照)。筐体24には、操作ユニット18および状況表示部60が設けられる。
操作ユニット18は、筐体24の前面243の前方に配置されている。操作ユニット18は、左右方向に長い略矩形板状に形成されている。操作ユニット18の横幅(左右方向の長さ)は、例えば画像読取部14の筐体24の横幅の約半分程度の大きさに設定されている(図1参照)。操作ユニット18には、タッチパネルディスプレイ50およびホームキー52が設けられている。
タッチパネルディスプレイ50は、液晶表示パネルにアナログ抵抗膜等が積層されて構成されるタッチパネル一体型液晶表示装置である。タッチパネルディスプレイ50は、画像形成装置100の各種設定や印刷指示等をユーザから受け付けるためのソフトウェアキーおよびメッセージ等を表示する。例えば、タッチパネルディスプレイ50は、画像形成装置100が実行可能な各種の動作モードから所望の動作モードを選択するためのホーム画面を表示する。
なお、タッチパネルディスプレイ50のタッチ位置の検出方式として、例えば静電容量方式が用いられるが、赤外線遮断検出方式、表面弾性波方式および抵抗膜方式等の他の公知方式も適宜利用可能である。
ホームキー52は、ユーザの操作を検出する静電容量式のハードウェアキーである。ホームキー52は、タッチパネルディスプレイ50の右側の領域に設けられている。ホームキー52は、ホーム画面への移行指示を行うためのキーである。ホームキー52がユーザによって押下されると、タッチパネルディスプレイ50にはホーム画面が表示される。
なお、ハードウェアキーとは、物理的な装置として設けられたキー(ボタン)のことを言う。ソフトウェアキーとは、タッチパネルディスプレイ50の画面上にソフトウェア的に再現されたキーのことを言う。
操作ユニット18は、画像読取部14に対する取付角度を変更可能である。操作ユニット18は、前部が後部よりも下方になるようにわずかに前下がりに傾斜した状態(例えば水平方向に対して10度の傾斜)を基本位置とする(図3参照)。傾斜角度は、さらに大きくすることができる。例えば、車椅子を利用するユーザ等、目線が低い位置になるユーザが画像形成装置100を使用する場合には、操作ユニット18の傾斜角度を適宜変更してユーザの目線に合うようにする。
筐体24の上面241には、電源キー54が設けられている。電源キー54は、画像形成装置100の電源のオン・オフを行うための操作キーである。電源キー54は、機械的な接点状態の切替えに基づいてユーザの操作を検出する機械式のハードウェアキーである。
状況表示部60は、操作ユニット18周辺に配置されて、画像形成装置100の状況をユーザに報知する。本実施形態では、状況表示部60は、タッチパネルディスプレイ50の後部側であって、筐体24の上部に設けられている。状況表示部60は、フィルタ68を有している。フィルタ68は、状況表示部60に内蔵された光源(LED63)の光により、画像形成装置100の状況に応じて発光する(図3参照)。フィルタ68は、左右方向に延びるように横長に形成されている。フィルタ68は、操作ユニット18(タッチパネルディスプレイ50)に対向するように設けられている。フィルタ68は、本発明の出射部に相当する。
ここで、操作ユニット18は、タッチパネルディスプレイ50の周辺部が銀系色または白系色の色彩を有している。本実施形態では、操作ユニット18の上面部181に白色系の色彩を施している。これは、状況表示部60からの光を反射しやすくするためである。
また、後述するように、フィルタ68は、黒色または灰色等、LED63の光色よりも暗い色調に着色されており、フィルタ68の周辺部は、フィルタ68の色彩よりも明度の高い色彩を有している。これは、フィルタ68とその周辺部とを区別しやすくするためである。
筐体24の前面243には、装着部58が設けられている。装着部58は、各種の周辺機器を接続する部分である。装着部58は、状況表示部60に隣接した位置に設けられている。各種の周辺機器は、例えば各種の記録媒体であり、光ディスク(例えばCD−R、DVD−RおよびBD−R)およびフラッシュメモリ(例えばUSBメモリ、SDメモリカードおよびメモリースティック)である。装着部58は、例えばドライブおよびメモリスロットである。光ディスクは、ドライブに装着され、フラッシュメモリは、メモリスロットに装着される。
図3は操作ユニット18および状況表示部60の周辺部分を側面から見た場合の概略断面図である。図3に示すように、画像読取部14の筐体24は、上面241、下段面242、および前面243を有している。上面241は、筐体24の上部の面であり、原稿載置台と平行な面である。下段面242は、上面241より下方の面である。上面241と下段面242の間には段差が形成されている。前面243は、上面241および下段面242の間の面である。前面243は、下方に向かうに従って後方に入り込む傾斜面になっている。
操作ユニット18は、画像読取部14の筐体24の前部に配置されている。操作ユニット18は、左右方向に延びる軸部44により、筐体24に対して取付角度を変更可能に設けられている。操作ユニット18は、ユーザの手動操作により、筐体24に対する取付角度を変更することが可能である。
状況表示部60は、基板62、導光路形成部材64、光拡散部材66、およびフィルタ68を有している。状況表示部60は、筐体24の上部に配置されている。
基板62は、左右方向に長く延びた略矩形状の板部材である。基板62の前面側の表面には、状況表示部60の光源である複数のLED63(631、632、633)が設けられている(図4参照)。基板62は、筐体24の内部の支持部245に固定されている。
基板62は、LED63の中心軸が水平より下方を向くように固定されている。具体的には、LED63の形態上の中心軸を仮想線CLとし、水平方向を仮想線HLとすると、LED63の中心軸(仮想線CL)は、側面視で仮想線HLよりも下方に向けられている。
導光路形成部材64は、LED63からの光を画像形成装置100の外部に導くための導光路Pを形成する部材である。導光路Pは、LED63と、光拡散部材66との間に形成される。導光路Pは、左右方向に長く延びた略筒状の空間である。
光拡散部材66は、板状の部材であり、導光路Pの前面側の開口を覆うように設けられる。光拡散部材66は、例えば光拡散シートである。光拡散部材66は、LED63からの光が入射されると、光が入射された部分およびその周辺が発光する。このため、光拡散部材66は、LED63からの光が入射される場合には、面状の発光体として機能する。光拡散シートは、例えば0.5mmの厚みの樹脂シートであり、シート表面に凹凸処理をしたもの、または、シート内部に光拡散性微粒子を含有させたもの等を用いることができる。
フィルタ68は、光拡散部材66からの光、すなわちLED63からの光を透過させて状況表示部60の外部に出射する。フィルタ68は、光を透過させることができる光透過性材料で形成されている。フィルタ68は、操作ユニット18の後方側であって、筐体24の上部に配置されている。フィルタ68の左右方向の寸法は、タッチパネルディスプレイ50の左右方向の寸法よりも大きく設定されている(図4参照)。
フィルタ68は、第1面681および第2面682を有している。第1面681は、LED63からの光を水平より上方へ出射する。具体的には、第1面681は、上方に向けられており、第1面681の上部の位置が、筐体24の上面241と一致するように配置されている。
第2面682は、LED63からの光を第1面681とは異なる方向に出射するように、第1面681とは異なる角度に形成されている。具体的には、第2面682は、前方に向けられており、第2面682の前部が、筐体24の前面243と一致するように配置されている。第1面681および第2面682により、LED63からの光を上下方向において異なる視認可能方向へ出射することができる。
フィルタ68は、黒色または灰色等、LED63の光色よりも暗い色調に着色されている。フィルタ68の色は、消灯時のタッチパネルディスプレイ50(例えば、黒色)と同系色であることが好ましい。フィルタ68の着色は、フィルタ68の素材(光透過性材料)自体が着色されていてもよく、フィルタ68の内側や外側の表面を着色したり、有色のシート等を貼着するようにしてもよい。フィルタ68の着色部分は、本発明の射出着色部に相当する。
図4は、操作ユニット18および状況表示部の60周辺部分を正面上方から見た斜視図である。LED63は、LED631、632、633を有している。LED631、632、633は、所定の間隔を隔てて左右方向に並んで配置されている。LED631は、基板62の左端付近に配置されている。LED632は、基板62の右端付近に配置されている。LED633は、LED631およびLED632の間に配置されている。LED631、632、633は、それぞれ複数設けられている。
導光路形成部材64は、境界壁641、642を有している。境界壁641、642は、導光路Pを左右に仕切るように配置されている。境界壁641は、LED631とLED633との間に設けられている。境界壁642は、LED632とLED633との間に設けられている。
導光路Pは、境界壁641、642によって、第1導光路P1、第2導光路P2、および第3導光路P3に仕切られている。第1導光路P1、第2導光路P2および第3導光路P3のそれぞれは、前面側から見た場合に、横長の略筒状の空間となる。第1導光路P1は、2つのLED631からの光を光拡散部材66に導くための空間であり、第2導光路P2は、2つのLED632からの光を光拡散部材66に導くための空間であり、第3導光路P3は、5つのLED633からの光を光拡散部材66に導くための空間である。
状況表示部60は、フィルタ68の左右方向の寸法LAがタッチパネルディスプレイ50の左右方向の寸法LDよりも大きくなるように設定されている。
なお、LED631、633、632は、それぞれ点灯させる目的が異なるため、それぞれ発光色が異なることが好ましい。例えば、LED631の発光色を緑色とし、LED632の発光色を赤色とし、LED633の発光色を青色とする。
次に、実施形態1の状況表示部60の動作例について説明する。
LED631、633、632の点灯/消灯は、制御部から送信される制御信号に応じて切り替えられる。制御部は、画像形成装置100の動作状況に応じて、LED631、633、632の点灯/消灯を制御する。
例えば、LED631が点灯される場合には、LED631の正面の部分、すなわち第1導光路P1の正面の部分およびその周辺が発光する。つまり、LED631が点灯される場合、光拡散部材66を介してフィルタ68の左端部が発光する。したがって、LED631が点灯される場合、画像形成装置100の外部からは、状況表示部60の左端部が緑色に発光しているように見える。LED631によって発光する状況表示部60の左端部を第1発光部81とし、第1発光部81の左右方向の寸法をL1とする。
LED632が点灯される場合には、LED632の正面の部分、すなわち第2導光路P2の正面の部分およびその周辺が発光する。つまり、LED632が点灯される場合、光拡散部材66を介してフィルタ68の右端部が発光する。したがって、LED632が点灯される場合、画像形成装置100の外部からは、状況表示部60の右端部が赤色に発光しているように見える。LED632によって発光する状況表示部60の右端部を第2発光部82とし、第2発光部82の左右方向の寸法をL2とする。
LED633が点灯される場合には、LED633の正面の部分、すなわち第3導光路P3の正面の部分およびその周辺が発光する。つまり、LED633が点灯される場合、光拡散部材66を介してフィルタ68の中央部が発光する。したがって、LED633が点灯される場合、画像形成装置100の外部からは、状況表示部60の中央部が青色に発光しているように見える。LED633によって発光する状況表示部60の中央部を第3発光部83とし、第3発光部83の左右方向の寸法をL3とする。
LED631、632、633がそれぞれ点灯される場合、例えば、2つのLED631が同時に点灯されても良いし、2つのLED631のうちの一部が点灯されてもよい。LED632、633も同様であり、複数のLED632、633がそれぞれ同時に点灯されても良いし、2つ(5つ)のLED632、633のうちのそれぞれ一部が点灯されてもよい。また、例えば複数のLED633のうちの一部が点灯される場合には、単に一部のLED633を点灯させるだけでなく、複数のLED633が、左または右から順に順次点灯されても良いし、両端部から中央に向かって順次点灯されても良いし、中央から両端部に向かって順次点灯されても良い。LED631、632、633はそれぞれ複数設けられているので、種々の発光表現を実現することができる。
ここで、操作ユニット18に設けられたホームキー52の寸法(直径)をハードウェアキー寸法D1とすると、第1発光部81の左右方向の寸法L1、第2発光部82の左右方向の寸法L2、および、第3発光部83の左右方向の寸法L3は、いずれもハードウェアキー寸法D1よりも大きくなるように設定されている。
LED631は、例えば、画像形成装置100が所定の処理に成功した旨を報知する場合に緑色に点灯または点滅する。所定の処理に成功した場合とは、例えば、画像形成装置100がFAXの送信に成功した場合、FAXのデータを受信した場合、外部コンピュータから送信された画像データを受信した場合等である。LED631が点灯または点滅することにより、第1発光部81が点灯または点滅する。この場合の第1発光部81は、本発明の処理成功表示部に相当する。
LED632は、例えば、画像形成装置100に所定のエラーが発生した旨を報知するために赤色に点灯または点滅する。所定のエラーが発生した場合とは、例えば、画像形成装置100がFAXの送信に失敗した場合、給紙カセット20の用紙が無くなった場合、用紙の滞留(紙詰まり、ジャム)が発生した場合等である。LED632が点灯または点滅することにより、第2発光部82が点灯または点滅する。この場合の第2発光部82は、本発明の処理エラー表示部、およびエラー状況表示部に相当する。エラー状況表示部としての第2発光部82は、タッチパネルディスプレイ50に対して、右方向に離隔した位置に配置されている。
LED633は、画像形成装置100の状況に応じて、または画像形成装置100に対するユーザ操作に応じて、青色に点灯または点滅する。LED633は、上述したLED631またはLED632が点灯または点滅される理由以外の理由で点灯または点滅する。なお、画像形成装置100に対するユーザ操作とは、例えば、タッチパネルディスプレイ50に表示されるソフトウェアキーに対するタッチ操作、ホームキー52および電源キー54等のハードウェアキーを押下する操作等が含まれる。LED633が点灯または点滅することにより、第3発光部83が点灯または点滅する。この場合の第3発光部83は、本発明の起動状況表示部に相当する。
本実施形態では、状況表示部60は、第1発光部81(処理成功表示部)、第2発光部82(処理エラー表示部)、および第3発光部83(起動状況表示部)を有する。第1発光部81(処理成功表示部)および第2発光部82(処理エラー表示部)は、第3発光部83(起動状況表示部)を挟んで離隔した位置に配置されている。
なお、画像形成装置100に対するユーザ操作に応じてLED633が点灯される場合とは、画像形成装置100の電源がオン/オフされる場合、装着部58に記録媒体が装着される場合等、操作ユニット18への所定のユーザ操作があった場合であり、画像形成装置100の状況に応じてLED633が点灯される場合とは、画質調整処理が実行される場合、およびトナー補給が実行される場合等である。
また、画像形成装置100の電源がオン/オフされる場合とは、ユーザによって電源キー54が操作される場合である。装着部58に記録媒体が装着される場合とは、例えばUSBメモリがメモリスロットに装着される場合である。所定のユーザ操作があった場合とは、ホーム画面に表示されるコピー、FAX、スキャナ等の機能を選択するためのキー(例えばコピーキー)が操作される場合である。画質調整処理とは、画像形成装置本体12の感光体ドラムや中間転写ベルトにトナー画像を転写させて、そのトナー画像の濃度に応じて現像バイアスを調整する処理のことである。トナー補給が実行されるとは、トナーが無くなり、サービスマンや管理者が新しいトナーカートリッジを交換したときにトナーカートリッジから現像器にトナーが補給されることである。
以上説明した実施形態1に係る画像形成装置100によれば、状況表示部60は、中心軸CLが水平より下方に向くように配置されたLED63(631、632、633)と、LED63からの光を外部に出射するフィルタ68を含んでいる。これにより、LED63からの光が直接ユーザの目に入ることを抑制できるため、ユーザの目を保護しながら、状況表示部60の視認性を向上させることができる。
フィルタ68は、透光性を有し、かつ、LED63の光色よりも暗い色調に着色された射出着色部を有している。このため、ユーザの目に入る光の輝度を低下させることができるため、ユーザの目を保護しながら、状況表示部60の視認性を向上させることができる。
フィルタ68は、消灯時のタッチパネルディスプレイと同系色である。このため、状況表示部60がタッチパネルディスプレイ50に対して明るくなりすぎることを抑制することができ、ユーザの目を保護しながら、状況表示部60の視認性を向上させることができる。
フィルタ68は、LED63からの光を水平より上方へ出射する第1面681を有している。LED63を下方に向けることにより、LED63からの光が直接ユーザの目に入ることを抑制しているため、ユーザの目を保護しながら、状況表示部60を視認性しやすい位置に設けることができる。
フィルタ68は、操作ユニット18の後方側であって、画像読取部14の上部に配置されている。LED63からの光が直接ユーザの目に入ることを抑制しているため、ユーザの目を保護しながら、状況表示部60を視認性しやすい位置に設けることができる。
フィルタ68は、上部の第1面681が、画像読取部14の筐体24の上面241と一致するように配置されている。LED63からの光が直接ユーザの目に入ることを抑制しているため、ユーザの目を保護しながら、状況表示部60を視認性しやすい位置に設けることができる。
状況表示部60は、左右方向の寸法LAが、タッチパネルディスプレイ50の左右方向の寸法LDよりも大きく設定されている。LED63からの光が直接ユーザの目に入ることを抑制しているため、ユーザの目を保護しながら、状況表示部60を視認性しやすい大きさにすることができる。
第1発光部81の左右方向の寸法L1、第2発光部82の左右方向の寸法L2、および、第3発光部83の左右方向の寸法L3は、いずれもハードウェアキー寸法D1よりも大きくなるように設定されている。LED63からの光が直接ユーザの目に入ることを抑制しているため、ユーザの目を保護しながら、状況表示部60を視認性しやすい大きさにすることができる。
エラー状況表示部としての第2発光部82は、タッチパネルディスプレイ50に対して、右方向に離隔した位置に配置されている。このため、状況表示部60をタッチパネルディスプレイ50に対して目立たせることができ、状況表示部60を視認しやすくすることができる。
第1発光部81(処理成功表示部)および第2発光部82(処理エラー表示部)は、第3発光部83(起動状況表示部)を挟んで離隔した位置に配置されている。このため、第1発光部81(処理成功表示部)および第2発光部82(処理エラー表示部)を区別しやすくなり、状況表示部60を視認しやすくすることができる。
操作ユニット18は、取付角度を変更可能であるとともに、タッチパネルディスプレイ50の周辺部が銀系色または白系色の色彩を有している。操作ユニット18の取付角度を変更した状態で、状況表示部60の光を反射しやすいため、操作ユニット18の取付角度を変更した状態でも、状況表示部60を視認しやすくすることができる。
フィルタ68の周辺部は、フィルタ68の色彩よりも明度の高い色彩を有している。このため、フィルタ68とその周辺部とを区別しやすくなり、状況表示部60を視認しやすくすることができる。
各種の周辺機器を接続する装着部58は、フィルタ68が配置された筐体24の前面243に設けられている。このため、周辺機器の接続状態が状況表示部60によって視認しやすくなる。
本発明は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他の種々な形で実施することができる。そのため、上述の実施形態は例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
50 タッチパネルディスプレイ
18 操作ユニット
60 状況表示部
63 LED(光源)
68 フィルタ(出射部)
CL 中心軸
50 タッチパネルディスプレイ
18 操作ユニット
60 状況表示部
63 LED(光源)
68 フィルタ(出射部)
CL 中心軸
Claims (13)
- タッチパネルディスプレイを含む操作ユニットが前部に設けられた画像形成装置であって、
前記操作ユニット周辺に配置されるとともに、前記画像形成装置の状況を報知する状況表示部を備え、
前記状況表示部は、
中心軸が水平より下方に向くように配置された光源と、
前記光源からの光を外部に出射する出射部を含む、
画像形成装置。 - 前記出射部は、
透光性を有し、かつ、前記光源の光色よりも暗い色調に着色された射出着色部を有する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記射出着色部は、
消灯時の前記タッチパネルディスプレイと同系色である、
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記出射部は、
前記光源からの光を水平より上方へ出射する第1面を含む、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 画像読取部をさらに備え、
前記出射部は、
前記操作ユニットの後方側であって、前記画像読取部の上部に配置されている、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記出射部は、
上部の位置が、前記画像読取部の上面と一致するように配置されている、
請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記状況表示部は、
左右方向の寸法が、前記タッチパネルディスプレイの左右方向の寸法よりも大きい、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記操作ユニットは、
1または複数のハードウェアキーを有し、
前記各ハードウェアキーの前後方向または左右方向の寸法のうち、最大の寸法をハードウェアキー寸法とし、
前記光源は、1または複数設けられており、
同時期に点灯する1または複数の前記光源により発光する部分を発光部として、
前記発光部の前後方向または左右方向の寸法は、前記ハードウェアキー寸法よりも大きい、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記状況表示部は、
前記画像形成装置のエラー状況を報知するエラー状況表示部を含み、
前記エラー状況表示部は、
前記タッチパネルディスプレイに対して、左右方向において離隔している、
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記状況表示部は、
前記画像形成装置の起動状況を報知する起動状況表示部と、
前記画像形成装置の処理に成功した旨を報知する処理成功表示部と、
前記画像形成装置の処理にエラーした旨を報知する処理エラー表示部と、
を有し、
前記処理成功表示部および前記処理エラー表示部は、前記起動状況表示部を挟んで離隔した位置に配置される、
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記操作ユニットは、
取付角度を変更可能であるとともに、前記タッチパネルディスプレイの周辺部が銀系色または白系色の色彩を有している、
請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記出射部の周辺部は、
前記出射部の色彩よりも明度の高い色彩を有している、
請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 周辺機器を接続する装着部をさらに備え、
前記装着部は、
前記出射部が配置された取付面に設けられている、
請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019133647A JP2021019273A (ja) | 2019-07-19 | 2019-07-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019133647A JP2021019273A (ja) | 2019-07-19 | 2019-07-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021019273A true JP2021019273A (ja) | 2021-02-15 |
Family
ID=74564366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019133647A Pending JP2021019273A (ja) | 2019-07-19 | 2019-07-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021019273A (ja) |
-
2019
- 2019-07-19 JP JP2019133647A patent/JP2021019273A/ja active Pending
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