JP2021018394A - フレキシブル照明装置 - Google Patents

フレキシブル照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021018394A
JP2021018394A JP2019135785A JP2019135785A JP2021018394A JP 2021018394 A JP2021018394 A JP 2021018394A JP 2019135785 A JP2019135785 A JP 2019135785A JP 2019135785 A JP2019135785 A JP 2019135785A JP 2021018394 A JP2021018394 A JP 2021018394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
electro
lighting device
flexible lighting
optical panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019135785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7265440B2 (ja
Inventor
讓一 斎藤
Joichi Saito
讓一 斎藤
岡田 誠司
Seiji Okada
誠司 岡田
佐藤 治
Osamu Sato
治 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Display Co Ltd
Original Assignee
LG Display Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Display Co Ltd filed Critical LG Display Co Ltd
Priority to JP2019135785A priority Critical patent/JP7265440B2/ja
Priority to KR1020200042727A priority patent/KR102249193B1/ko
Publication of JP2021018394A publication Critical patent/JP2021018394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7265440B2 publication Critical patent/JP7265440B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21KNON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21K9/00Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V17/00Fastening of component parts of lighting devices, e.g. shades, globes, refractors, reflectors, filters, screens, grids or protective cages
    • F21V17/10Fastening of component parts of lighting devices, e.g. shades, globes, refractors, reflectors, filters, screens, grids or protective cages characterised by specific fastening means or way of fastening
    • F21V17/101Fastening of component parts of lighting devices, e.g. shades, globes, refractors, reflectors, filters, screens, grids or protective cages characterised by specific fastening means or way of fastening permanently, e.g. welding, gluing or riveting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V29/00Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
    • F21V29/50Cooling arrangements
    • F21V29/70Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/12Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】装置全体が可撓性を有し、自由に曲げることが可能なフレキシブル照明装置を提供する。【解決手段】可撓性を有する電気光学パネルと、電気光学パネルの上部に備えられ、電気光学パネルと電気的に接続された接続基板4と、接続基板と電気光学パネルの上部に備えられ、接続基板と電気光学パネルを固定する固定テープ5と、固定テープの上部に備えられ、その中心部が固定テープに固定された金属板9と、金属板の上部に備えられ、金属板と固定されるとともに、接続基板と電気的に接続された、可撓性を有する電源基板11と、固定テープ及び金属板の上部に備えられ、固定テープと固定されるとともに、金属板の動きをガイドするスライディング用金属13と、を備え、固定テープ、金属板、及び、スライディング用金属が、電気光学パネルの曲げに電源基板を追従させるパネル追従機構を構成すること、を特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブル照明装置に関する。
従来から、様々なタイプのフレキシブル照明装置が発明されている。例えば、照明パネルとして有機EL素子を用いた照明装置は、フレキシブル基板を用いた場合には、有機EL素子を曲げることが可能であり、フレキシブル照明装置としての期待が高まっている(例えば特許文献1)。
特開2016−159585号公報
しかしながら、自由に曲げることが必要な用途に照明装置を使用するためには、照明パネルだけでなく、電源装置等を含めた装置全体が可撓性を有することが求められる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置全体が可撓性を有し、自由に曲げることが可能なフレキシブル照明装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明におけるフレキシブル照明装置は、可撓性を有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルの上部に備えられ、前記電気光学パネルと電気的に接続された接続基板と、前記接続基板と前記電気光学パネルの上部に備えられ、前記接続基板と前記電気光学パネルを固定する固定テープと、前記固定テープの上部に備えられ、その中心部が前記固定テープと固定された金属板と、前記金属板の上部に備えられ、前記金属板に固定されるとともに、前記接続基板と電気的に接続された、可撓性を有する電源基板と、前記固定テープ及び前記金属板の上部に備えられ、前記固定テープと固定されるとともに、前記金属板の動きをガイドするスライディング用金属と、を備え、前記固定テープ、前記金属板、及び、前記スライディング用金属が、前記電気光学パネルの曲げに前記電源基板を追従させるパネル追従機構を構成すること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記固定テープと前記スライディング用金属の固定は、両面粘着テープによる接着により行われ、前記両面粘着テープはパネル追従機構を構成すること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記固定テープと前記金属板の間に隙間用クッションをさらに備え、前記隙間用クッションは、前記金属板とのみ接着していること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルが長方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの長手側方向に沿って配置されること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルと前記接続基板は、前記電気光学パネルの短手側の両端で電気的に接続されること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルが正方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの対角線上に沿って配置されること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルが正方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの対向する二辺の中心を結ぶ線上に沿って配置されること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルと前記接続基板は、前記電気光学パネルの四辺の中心部分で電気的に接続されること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記金属板は、前記電源基板が発生する熱を放熱すること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルと前記接続基板の間に放熱シートをさらに備えたこと、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルは、OLED表示パネル、コレステリック液晶表示パネル、PDLC表示パネル、または、電気泳動表示パネルであること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、可撓性を有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルの上部に備えられ、前記電気光学パネルと電気的に接続された接続基板と、前記接続基板と前記電気光学パネルの上部に備えられ、前記接続基板と前記電気光学パネルを固定する固定テープと、前記固定テープの上部に備えられ、その中心部が前記固定テープと固定されるとともに、前記接続基板と電気的に接続された、可撓性を有する電源基板と、前記電源基板と前記固定テープの間で、かつ、前記電源基板の両端部に備えられたスライディング用クッションと、前記電源基板と前記スライディング用クッションとを接着する第1の両面粘着テープと、前記スライディング用クッションと前記固定テープとを接着する第2の両面粘着テープと、を備え、前記スライディング用クッション、前記第1の両面粘着テープ、及び、前記第2の両面粘着テープが、前記電気光学パネルの曲げに前記電源基板を追従させるパネル追従機構を構成すること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記固定テープと前記電源基板の間に隙間用クッションをさらに備え、前記隙間用クッションは、前記電源基板とのみ接着していること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルが長方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの長手側方向に沿って配置されること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルと前記接続基板は、前記電気光学パネルの短手側の両端で電気的に接続されること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルが正方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの対角線上に沿って配置されること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルが正方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの対向する二辺の中心を結ぶ線上に沿って配置されること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルと前記接続基板は、前記電気光学パネルの四辺の中心部分で電気的に接続されること、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルと前記接続基板の間に放熱シートをさらに備えたこと、を特徴とする。
また、本発明の一実施態様では、前記電気光学パネルは、OLED表示パネル、コレステリック液晶表示パネル、PDLC表示パネル、または、電気泳動表示パネルであること、を特徴とする。
本発明によれば、電気光学パネルにパネル追従機構を配置することにより、フレキシブル照明装置全体が可撓性を有し、自由に曲げることができるという効果を奏する。
第1の実施の形態に係るフレキシブル照明装置の分解斜視図である。 フレキシブル照明装置の平面図である。 図2におけるフレキシブル照明装置1をA−A矢視からみた断面構造を模式的に示す図である。 フレキシブル照明装置を右側面からみた構造を模式的に示す図である OLEDパネルを側面方向からみた場合を概略的に示す断面図である。 フレキシブル照明装置をB−B線を中心に長手方向に曲げた状態を示す概略図である。 図6(a)の場合のパネル追従機構の状態を説明する図である。 図6(b)の場合のパネル追従機構の状態を説明する図である。 第2の実施の形態に係るフレキシブル照明装置の分解斜視図である。 フレキシブル照明装置の平面図である。 フレキシブル照明装置をF−F対角線を中心として曲げた状態を示す概略図である。 第3の実施の形態に係るフレキシブル照明装置の分解斜視図である。 フレキシブル照明装置の平面図である。 フレキシブル照明装置をG−G線を中心として曲げた状態を示す概略図である。 変形例に係るフレキシブル照明装置の分解斜視図である。 フレキシブル照明装置の平面図である。 フレキシブル照明装置を右側面からみた構造を模式的に示す図である。 パネル追従機構の状態を説明する図である。 パネル追従機構の状態を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明によるフレキシブル照明装置を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。
本願発明の目的、長所および新規な特徴は、添付の図面と関連する以下の詳細な説明からより明白になる。異なる図面において、同一または機能的に類似の要素を示すために、同一の参照符号が使用される。図面は概略を示しており、図面の縮尺は正確でないことを理解されたい。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態に係るフレキシブル照明装置1の分解斜視図であり、図2は、フレキシブル照明装置1の平面図である。図3は、図2におけるフレキシブル照明装置1をA−A矢視からみた断面構造を模式的に示す図であり、図4は、フレキシブル照明装置1を右側面からみた構造を模式的に示す図である。なお、フレキシブル照明装置1は、各構成要素が他の構成要素と貼り付いて固定されているため、実際の形状は多少異なっている場合があるが、説明を容易にするため、模式的に示している。
フレキシブル照明装置1は、照明パネルとして可撓性を有するOLEDパネル2を使用している。フレキシブル照明装置1は、OLEDパネル2で発生した光をトップ側(図の下方)に向けて放出する。図の矢印は、光の放出方向を示す。OLEDパネル2は、本例では、400mm×50mmの長方形であるが、このサイズに限定されない。フレキシブル照明装置1(OLEDパネル2)は、その長手方向に可撓性を有し、自由に曲げることが可能である。
フレキシブル照明装置1は、OLEDパネル2、放熱シート3、接続基板4、固定テープ5、両面粘着テープ6、固定用クッション7、隙間用クッション8、金属板9、熱伝導シート10、電源基板11、両面粘着テープ12、及び、スライディング用金属13を備えている。
OLEDパネル2は、前述した様に、可撓性を有する照明パネルである。なお、点灯時の明るさを均一にするため、OLEDパネル2のアノード及びカソードに電気を供給する2つの電極14は、本例では、OLEDパネル2の短手側の両端に設けられる。電極14は、プラス端子とマイナス端子を有する。
図5は、OLEDパネル2を側面方向からみた場合を概略的に示す断面図である。図5に示すように、OLEDパネル2は、トップ側からボトム側(図の下方から上方)に向かって、OCF(Out Coupling Film)15、バリアフィルム16、ポリイミドフィルム17、アノード18、有機発光層19、カソード20、カプセル封止体21、金属箔22、及び、絶縁フィルム23で構成される。
電極14のプラス端子は、アノード18と電気的に接続し、電極14のマイナス端子は、カソード20と電気的に接続する。そして、アノード18からカソード20に電流(制御信号)が流れることにより有機発光層19で発生した光が、トップ側(図の下方)に向けて放出される。
放熱シート3は、OLEDパネル2から放出される熱を分散(均一化)させる。放熱シート3は、OLEDパネル2のボトム側に配置される。なお、フレキシブル照明装置1(OLEDパネル2)が長手方向に曲げやすくなるように、中心部分が分離した2枚構成となっている。2枚構成となっている放熱シート3の大きさは、OLEDパネル2より小さい。放熱シート3は、例えば、ALやCuの金属箔、または、グラファイトシートが用いられる。
接続基板4は、電源基板11からの出力(制御信号)をOLEDパネル2へ入力する。接続基板4は、放熱シート3の上に配置される。接続基板4は、2つの電極14に対応する部分に2つの端子24が形成されている。端子24は、プラス端子とマイナス端子を有する。そして、端子24のプラス端子と電極14のプラス端子が電気的に接続され、端子24のマイナス端子と電極14のマイナス端子が電気的に接続される。なお、これらの接続は、半田付けやACF(異方性導電膜)を用いることにより行われる。接続基板4は、さらに、コネクタ部25を有し、電源基板11と電気的に接続される。接続基板4は、本例では、片面FPCである。
固定テープ5は、接続基板4及び放熱シート3をOLEDパネル2へ固定する。固定テープ5の大きさは、2枚構成となっている放熱シート3より大きく、OLEDパネル2より小さい。固定テープ5は、例えば、ポリプロピレンテープ等が用いられる。なお、固定テープ5は、後述するパネル追従機構26の一部を構成する。
両面粘着テープ6は、固定テープ5と固定用クッション7を接着する。両面粘着テープ6は、例えば、不織布等が用いられる。なお、固定テープ5と固定用クッション7との接着は、両面粘着テープでの接着に限られず、他の接着方法を用いることが可能である。
固定用クッション7は、金属板9を固定テープ5へ固定する。前述した様に、固定用クッション7と固定テープ5との接着は、両面粘着テープ6により行われる。また、固定用クッション7と金属板9との接着は、例えば、両面粘着テープ(図示せず)により行われる。固定用クッション7は、例えば、ウレタン等が用いられる。
隙間用クッション8は、電源基板11が発生する熱がOLEDパネル2に与える影響を減少させる。隙間用クッション8は、1mm程度の厚さを有するため、固定テープ5と金属板9の間に1mm程度の隙間を確保することができる。その結果、空気層が断熱層の役割を果たす。隙間用クッション8は、固定テープ5と金属板9の間に設けられる。隙間用クッション8と金属板9は、例えば、両面粘着テープ(図示せず)により接着される。一方、隙間用クッション8と固定テープ5は接着されていない。これは、フレキシブル照明装置1が曲がった時に、隙間用クッション8と固定テープ5が互いに対してずれることができるので、金属板9及び電源基板11をOLEDパネル2の曲がりに追従し易くするためである。隙間用クッション8は、例えば、ウレタン等が用いられる。
金属板9は、電源基板11が発生する熱を放熱するとともに(ヒートシンクとしての作用)、スライディング用金属13と協働してフレキシブル照明装置1を曲げることを可能とする。金属板9は、その厚さが0.1mm程度と薄い。なお、金属板9は、後述するパネル追従機構26の一部を構成する。金属板9は、例えば、AL板、Cu板、リン青銅板等が用いられる。
熱伝導シート10は、電源基板11が発生する熱を金属板9へ伝導する。熱伝導シート10は、金属板9と電源基板11の間に設けられる。熱伝導シート10と金属板9、及び、熱伝導シート10と電源基板11は、例えば、両面粘着テープ(図示せず)により接着される。熱伝導シート10は、例えば、アクリル系シート、シリコン系シート、スチレン系シート等が用いられる。
電源基板11は、図示しない電源からの出力を基に制御信号を生成し、OLEDパネル2の点灯を制御する。電源基板11は、FPCの表面に電子部品が実装されており、可撓性を有する。電源基板11は、本例では、両面FPCであるが、回路設計により、片面FPC、多層FPCとなる場合もある。
両面粘着テープ12は、スライディング用金属13を固定テープ5に接着する。両面粘着テープ12は、その厚さが金属板9と同じ程度(0.1mm)である。両面粘着テープ12は、後述するパネル追従機構26の一部を構成する。両面粘着テープ12は、例えば、不織布等が用いられる。
スライディング用金属13は、フレキシブル照明装置1が曲がった時に、金属板9がフレキシブル照明装置1の長手方向に移動する時のガイドとしての機能を有する。スライディング用金属13は、その厚さが0.1mm程度と薄い。スライディング用金属13は、後述するパネル追従機構26の一部を構成する。スライディング用金属13は、例えば、AL板、Cu板、リン青銅板等が用いられる。
(パネル追従機構の仕組み)
次に、パネル追従機構26の仕組みについて説明する。パネル追従機構26は、金属板9及び金属板9に接続された電源基板11を、OLEDパネル2の曲がりに追従させる。これにより、フレキシブル照明装置1(OLEDパネル2)を長手方向に自由に曲げることが可能となる。パネル追従機構26は、フレキシブル照明装置1(OLEDパネル2)の長手側方向に沿って配置されている。
図6は、フレキシブル照明装置1をB−B線を中心に長手方向に曲げた状態を示す概略図であり、図6(a)は、フレキシブル照明装置1(OLEDパネル2)の発光面側中心を下向きに反らせて曲げた場合、図6(b)は、フレキシブル照明装置1(OLEDパネル2)の発光面側中心を上向きに反らせて曲げた場合を表す。
図7は、図6(a)の場合のパネル追従機構26の状態を説明する図であり、図8は、図6(b)の場合のパネル追従機構26の状態を説明する図である。前述した様に、パネル追従機構26は、固定テープ5、金属板9、両面粘着テープ12、及び、スライディング用金属13から構成される。図7及び図8に示した様に、パネル追従機構26は、フレキシブル照明装置1の上側に配置されている。
フレキシブル照明装置1が図7の様に曲った場合、金属板9は、固定テープ5、両面粘着テープ12、及び、スライディング用金属13により形成された空間を矢印方向Cにスライドする。この結果、金属板9及び電源基板11はOLEDパネル2の曲げに合わせて追従することができる。
一方、フレキシブル照明装置1が図8の様に曲った場合、金属板9は、固定テープ5、両面粘着テープ12、及び、スライディング用金属13により形成された空間を矢印方向Dにスライドする。この結果、金属板9及び電源基板11はOLEDパネル2の曲げに合わせて追従することができる。
本例では、パネル追従機構26は、フレキシブル照明装置1(OLEDパネル2)の長手側方向の中心部に配置されているが、これに限られない。例えば、パネル追従機構26がフレキシブル照明装置1(OLEDパネル2)の短手側のいずれかの端部側に近く配置されていても、フレキシブル照明装置1(OLEDパネル2)は、長手方向に可撓性を有し、自由に曲げることが可能である。
このように、第1の実施の形態に係るフレキシブル照明装置によれば、OLEDパネルが長方形の場合に、OLEDパネルの長手側方向に沿ってパネル追従機構を配置することにより、フレキシブル照明装置(OLEDパネル)が長手方向に可撓性を有するので、その方向に自由に曲げることが可能である。
(第2の実施の形態)
次に、本発明に係るフレキシブル照明装置の第2の実施の形態について以下に説明する。なお、第2の実施の形態においては、第1の実施の形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。第2の実施の形態では、OLEDパネルが正方形の場合に、OLEDパネルの対角線上にパネル追従機構を配置することにより、フレキシブル照明装置(OLEDパネル)は、その対角線上で対向する二隅方向に可撓性を有し、その方向に自由に曲げることを可能とする。
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図9は、第2の実施の形態に係るフレキシブル照明装置31の分解斜視図であり、図10は、フレキシブル照明装置31の平面図である。
フレキシブル照明装置31は、照明パネルとして可撓性を有するOLEDパネル32を使用している。フレキシブル照明装置31は、OLEDパネル32で発生した光をボトム側(すなわち図の下方)に向けて放出する。図の矢印は、光の放出方向を示す。OLEDパネル32は、本例では、300mm×300mmの正方形であるが、このサイズに限定されない。フレキシブル照明装置31は、図9及び図10におけるフレキシブル照明装置31(OLEDパネル32)のE−E対角線上で対向する二隅方向(F−F対角線を中心とする上下方向)に可撓性を有し、自由に曲げることが可能である。
フレキシブル照明装置31は、OLEDパネル32、放熱シート33、接続基板34、固定テープ35、両面粘着テープ6、固定用クッション7、隙間用クッション8、金属板9、熱伝導シート10、電源基板11、両面粘着テープ12、及び、スライディング用金属13を備えている。
OLEDパネル32は、前述した様に、可撓性を有する照明パネルである。なお、点灯時の明るさを均一にするため、OLEDパネル32のアノード及びカソードに電気を供給する4つの電極14は、本例では、OLEDパネルの四辺の中心部分に設けられる。なお、OLEDパネル32の断面構造は、第一の実施の形態で説明したOLEDパネル2と同じであるので説明を省略する。
放熱シート33は、OLEDパネル32から放出される熱を分散(均一化)させる。放熱シート33は、OLEDパネル32のボトム側に配置される。なお、フレキシブル照明装置1(OLEDパネル2)がF−F対角線を中心とする上下方向に曲げやすくなるように、中心部分が分離した2枚構成となっている。2枚構成となっている放熱シート33の大きさは、OLEDパネル32より小さい。放熱シート33は、例えば、ALやCuの金属箔、または、グラファイトシートが用いられる。
接続基板34は、電源基板11からの出力(制御信号)をOLEDパネル32へ入力する。接続基板34は、放熱シート33の上に配置される。接続基板34は、2つの電極14に対応する部分に4つの端子24が形成されている。そして、端子24のプラス端子と電極14のプラス端子が電気的に接続され、端子24のマイナス端子と電極14のマイナス端子が電気的に接続される。接続基板34は、さらに、コネクタ部25を有し、電源基板11と電気的に接続される。接続基板34は、本例では、片面FPCである。
固定テープ35は、接続基板34及び放熱シート33をOLEDパネル32へ固定する。固定テープ35の大きさは、2枚構成となっている放熱シート33より大きく、OLEDパネル32より小さい。固定テープ35は、例えば、ポリプロピレンテープ等が用いられる。なお、固定テープ35は、パネル追従機構26の一部を構成する。
両面粘着テープ6は、固定テープ35と固定用クッション7を接着する。なお、固定テープ35と固定用クッション7との接着は、両面粘着テープでの接着に限られず、他の接着方法を用いることが可能である。
固定用クッション7は、金属板9を固定テープ35へ固定する。前述した様に、固定用クッション7と固定テープ35との接着は、両面粘着テープ6により行われる。
隙間用クッション8は、電源基板11が発生する熱がOLEDパネル32に与える影響を減少させる。隙間用クッション8は、1mm程度の厚さを有するため、固定テープ35と金属板9の間に1mm程度の隙間を確保することができる。その結果、空気層が断熱層の役割を果たす。隙間用クッション8は、固定テープ35と金属板9の間に設けられる。隙間用クッション8と金属板9は、例えば、両面粘着テープ(図示せず)により接着される。一方、隙間用クッション8と固定テープ35は接着されていない。これは、フレキシブル照明装置31が曲がった時に、隙間用クッション8と固定テープ35が互いに対してずれることができるので、金属板9及び電源基板11をOLEDパネル32の曲がりに追従し易くするためである。
金属板9は、電源基板11が発生する熱を放熱するとともに(ヒートシンクとしての作用)、スライディング用金属13と協働してフレキシブル照明装置31を曲げることを可能とする。なお、金属板9は、パネル追従機構26の一部を構成する。
熱伝導シート10は、電源基板11が発生する熱を金属板9へ伝導する。
電源基板11は、図示しない電源からの出力を基に制御信号を生成し、OLEDパネル32の点灯を制御する。
両面粘着テープ12は、スライディング用金属13を固定テープ35に接着する。両面粘着テープ12は、パネル追従機構26の一部を構成する。
スライディング用金属13は、フレキシブル照明装置31が曲げられた時に、金属板9が移動する時のガイドとしての機能を有する。スライディング用金属13は、パネル追従機構26の一部を構成する。
(パネル追従機構の仕組み)
第1の実施の形態で説明した様に、パネル追従機構26は、固定テープ5、金属板9、両面粘着テープ12、及び、スライディング用金属13から構成され、金属板9及び金属板9に接続された電源基板11を、OLEDパネル32の曲がりに追従させる。本実施の形態では、パネル追従機構26は、OLEDパネル32のE−E対角線上に沿って配置されている。これにより、フレキシブル照明装置31(OLEDパネル32)をE−E対角線上で対向する二隅方向(F−F対角線を中心とする上下方向)に自由に曲げることが可能となる。
図11は、フレキシブル照明装置31をF−F対角線を中心として曲げた状態を示す概略図であり、図11(a)は、フレキシブル照明装置31(OLEDパネル32)をF−F対角線を中心とする上下方向に発光面側中心を下向きに反らせて曲げた場合、図11(b)は、フレキシブル照明装置31(OLEDパネル32)をF−F対角線を中心とする上下方向に発光面側中心を上向きに反らせて曲げた場合を表す。いずれの場合も、金属板9が、固定テープ5、両面粘着テープ12、及び、スライディング用金属13により形成された空間をスライドすることができ、金属板9及び電源基板11はOLEDパネル32の曲げに合わせて追従することができる。
本例では、パネル追従機構26は、フレキシブル照明装置31(OLEDパネル32)のE−E対角線上の中心部に配置されているが、これに限られない。例えば、パネル追従機構26がフレキシブル照明装置31(OLEDパネル32)のE−E対角線上の中心からいずれかの隅方向にずれて配置されていても、フレキシブル照明装置31(OLEDパネル32)は、E−E対角線上で対向する二隅方向(F−F対角線を中心とする上下方向)に可撓性を有し、自由に曲げることが可能である。
このように、第2の実施の形態に係るフレキシブル照明装置によれば、OLEDパネルが正方形の場合に、OLEDパネルの対角線上にパネル追従機構を配置することにより、フレキシブル照明装置(OLEDパネル)が対向する二隅方向に可撓性を有するので、その方向に自由に曲げることが可能である。
(第3の実施の形態)
次に、本発明に係るフレキシブル照明装置の第3の実施の形態について以下に説明する。なお、第3の実施の形態においては、第1の実施の形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。第3の実施の形態では、OLEDパネルが正方形の場合に、OLEDパネルの対向する二辺の中心を結ぶ線上にパネル追従機構を配置することにより、フレキシブル照明装置(OLEDパネル)は、対向する二辺方向に可撓性を有し、その方向に自由に曲げることを可能とする。
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図12は、第3の実施の形態に係るフレキシブル照明装置41の分解斜視図であり、図13は、フレキシブル照明装置41の平面図である。
フレキシブル照明装置41は、照明パネルとして可撓性を有するOLEDパネル42を使用している。フレキシブル照明装置41は、OLEDパネル42で発生した光をボトム側(すなわち図の下方)に向けて放出する。図の矢印は、光の放出方向を示す。OLEDパネル42は、本例では、300mm×300mmの正方形である。フレキシブル照明装置41は、図12及び図13におけるフレキシブル照明装置41(OLEDパネル42)の対向する二辺方向(G−G線を中心とする上下方向)に可撓性を有し、自由に曲げることが可能である。
フレキシブル照明装置41は、OLEDパネル42、放熱シート43、接続基板44、固定テープ45、両面粘着テープ6、固定用クッション7、隙間用クッション8、金属板9、熱伝導シート10、電源基板11、両面粘着テープ12、及び、スライディング用金属13を備えている。
OLEDパネル42は、前述した様に、可撓性を有する照明パネルである。なお、点灯時の明るさを均一にするため、OLEDパネル42のアノード及びカソードに電気を供給する4つの電極14は、本例では、OLEDパネルの四辺の中心部分に設けられる。なお、OLEDパネル42の断面構造は、第一の実施の形態で説明したOLEDパネル2と同じであるので説明を省略する。
放熱シート43は、OLEDパネル42から放出される熱を分散(均一化)させる。放熱シート43は、OLEDパネル42のボトム側に配置される。なお、フレキシブル照明装置41(OLEDパネル42)がG−G線を中心とする上下方向に曲げやすくなるように、中心部分が分離した2枚構成となっている。2枚構成となっている放熱シート43の大きさは、OLEDパネル42より小さい。放熱シート43は、例えば、ALやCuの金属箔、または、グラファイトシートが用いられる。
接続基板44は、電源基板11からの出力(制御信号)をOLEDパネル42へ入力する。接続基板44は、放熱シート43の上に配置される。接続基板44は、2つの電極14に対応する部分に4つの端子24が形成されている。そして、端子24のプラス端子と電極14のプラス端子が電気的に接続され、端子24のマイナス端子と電極14のマイナス端子が電気的に接続される。接続基板44は、さらに、コネクタ部25を有し、電源基板11と電気的に接続される。接続基板44は、本例では、片面FPCである。
固定テープ45は、接続基板44及び放熱シート43をOLEDパネル42へ固定する。固定テープ45の大きさは、2枚構成となっている放熱シート43より大きく、OLEDパネル42より小さい。固定テープ45は、例えば、ポリプロピレンテープ等が用いられる。なお、固定テープ45は、パネル追従機構26の一部を構成する。
両面粘着テープ6は、固定テープ45と固定用クッション7を接着する。なお、固定テープ45と固定用クッション7との接着は、両面粘着テープでの接着に限られず、他の接着方法を用いることが可能である。
固定用クッション7は、金属板9を固定テープ45へ固定する。前述した様に、固定用クッション7と固定テープ45との接着は、両面粘着テープ6により行われる。
隙間用クッション8は、電源基板11が発生する熱がOLEDパネル42に与える影響を減少させる。隙間用クッション8は、1mm程度の厚さを有するため、固定テープ45と金属板9の間に1mm程度の隙間を確保することができる。その結果、空気層が断熱層の役割を果たす。隙間用クッション8は、固定テープ45と金属板9の間に設けられる。隙間用クッション8と金属板9は、例えば、両面粘着テープ(図示せず)により接着される。一方、隙間用クッション8と固定テープ45は接着されていない。これは、フレキシブル照明装置41が曲がった時に、隙間用クッション8と固定テープ45が互いに対してずれることができるので、金属板9及び電源基板11をOLEDパネル42の曲がりに追従し易くするためである。
金属板9は、電源基板11が発生する熱を放熱するとともに(ヒートシンクとしての作用)、スライディング用金属13と協働してフレキシブル照明装置41を曲げることを可能とする。なお、金属板9は、パネル追従機構26の一部を構成する。
熱伝導シート10は、電源基板11が発生する熱を金属板9へ伝導する。
電源基板11は、図示しない電源からの出力を基に制御信号を生成し、OLEDパネル42の点灯を制御する。
両面粘着テープ12は、スライディング用金属13を固定テープ45に接着する。両面粘着テープ12は、パネル追従機構26の一部を構成する。
スライディング用金属13は、フレキシブル照明装置41が曲げられた時に、金属板9が移動する時のガイドとしての機能を有する。スライディング用金属13は、パネル追従機構26の一部を構成する。
(パネル追従機構の仕組み)
第1の実施の形態で説明した様に、パネル追従機構26は、固定テープ5、金属板9、両面粘着テープ12、及び、スライディング用金属13から構成され、金属板9及び金属板9に接続された電源基板11を、OLEDパネル42の曲がりに追従させる。本実施の形態では、パネル追従機構26は、OLEDパネル42のH−H線上に沿って配置されている。これにより、フレキシブル照明装置41(OLEDパネル42)をG−G線を中心とする上下方向に自由に曲げることが可能となる。
図14は、フレキシブル照明装置41をG−G線を中心として曲げた状態を示す概略図であり、図14(a)は、フレキシブル照明装置41(OLEDパネル42)をG−G線を中心とする上下方向に発光面側中心を上向きに反らせて曲げた場合、図14(b)は、フレキシブル照明装置41(OLEDパネル42)の発光面側中心を下向きに反らせて曲げた場合を表す。いずれの場合も、金属板9が、固定テープ5、両面粘着テープ12、及び、スライディング用金属13により形成された空間をスライドすることができ、金属板9及び電源基板11はOLEDパネル42の曲げに合わせて追従することができる。
本例では、パネル追従機構26は、フレキシブル照明装置41(OLEDパネル42)のH−H線上の中心部に配置されているが、これに限られない。例えば、パネル追従機構26がフレキシブル照明装置41(OLEDパネル42)のH−H線上の中心からいずれかの辺方向にずれて配置されていても、フレキシブル照明装置41(OLEDパネル42)は、G−G線を中心とする上下方向に可撓性を有し、自由に曲げることが可能である。
このように、第3の実施の形態に係るフレキシブル照明装置によれば、OLEDパネルが正方形の場合に、OLEDパネルの対向する二辺の中心を結ぶ線上にパネル追従機構を配置することにより、フレキシブル照明装置(OLEDパネル)が対向する二辺方向に可撓性を有するので、その方向に自由に曲げることが可能である。
(変形例)
次に、本発明に係るフレキシブル照明装置の変形例について以下に説明する。なお、変形例においては、第1の実施の形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。第1〜第3の実施の形態では、パネル追従機構は、固定テープ、金属板、両面粘着テープ、及び、スライディング用金属から構成されている。しかしながら、フレキシブル照明装置から金属板を無くした構成において、電源基板と固定テープとをクッションを介して接続することにより同様の目的を達成することができる。
変形例について、添付図面を参照して説明する。図15は、変形例に係るフレキシブル照明装置51の分解斜視図であり、図16は、フレキシブル照明装置51の平面図である。図17は、フレキシブル照明装置51を右側面からみた構造を模式的に示す図である。
フレキシブル照明装置51は、OLEDパネル2、放熱シート3、接続基板4、固定テープ5、両面粘着テープ52、固定用クッション53、隙間用クッション54、スライディング用クッション55、両面粘着テープ56、及び、電源基板11を備えている。
OLEDパネル2は、可撓性を有する照明パネルである。放熱シート3は、OLEDパネル2から放出される熱を分散(均一化)させる。放熱シート3は、OLEDパネル2のボトム側に配置される。接続基板4は、電源基板11からの出力(制御信号)をOLEDパネル2へ入力する。接続基板4は、放熱シート3の上に配置される。固定テープ5は、接続基板4及び放熱シート3をOLEDパネル2へ固定する。
両面粘着テープ52は、固定テープ5と固定用クッション53を接着する。両面粘着テープ52は、例えば、不織布等が用いられる。なお、固定テープ5と固定用クッション53との接着は、両面粘着テープでの接着に限られず、他の接着方法を用いることが可能である。
固定用クッション53は、電源基板11を固定テープ5へ固定する。前述した様に、固定用クッション53と固定テープ5との接着は、両面粘着テープ52により行われる。また、固定用クッション53と電源基板11との接着は、例えば、両面粘着テープ(図示せず)により行われる。固定用クッション53は、例えば、ウレタン等が用いられる。
隙間用クッション54は、電源基板11が発生する熱がOLEDパネル2に与える影響を減少させる。隙間用クッション54は、1mm程度の厚さを有するため、固定テープ5と電源基板11の間に1mm程度の隙間を確保することができる。その結果、空気層が断熱層の役割を果たす。隙間用クッション54は、固定テープ5と電源基板11の間に設けられる。隙間用クッション54と電源基板11は、例えば、両面粘着テープ(図示せず)により接着される。一方、隙間用クッション54と固定テープ5は接着されていない。これは、フレキシブル照明装置51が曲がった時に、隙間用クッション54と固定テープ5が互いに対してずれることができるので、電源基板11をOLEDパネル2の曲がりに追従し易くするためである。隙間用クッション54は、例えば、ウレタン等が用いられる。
スライディング用クッション55は、電源基板11と固定テープ5の間で、かつ、電源基板11の両端部に設けられる。スライディング用クッション55は、例えば、ウレタン等が用いられる。
両面粘着テープ56は、固定テープ5とスライディング用クッション55の間、及び、スライディング用クッション55と電源基板11の間に設けられ、固定テープ5とスライディング用クッション55、及び、スライディング用クッション55と電源基板11を接着する。両面粘着テープ56は、例えば、不織布等が用いられる。
スライディング用クッション55と両面粘着テープ56は、協働して、フレキシブル照明装置51が曲げられた時にパネル追従機構57を構成する。
電源基板11は、図示しない電源からの出力を基に制御信号を生成し、OLEDパネル2の点灯を制御する。
(パネル追従機構の仕組み)
次に、パネル追従機構57の仕組みについて説明する。パネル追従機構57は、電源基板11を、OLEDパネル2の曲がりに追従させる。これにより、フレキシブル照明装置51(OLEDパネル2)を長手方向に曲げることが可能となる。パネル追従機構57は、フレキシブル照明装置51(OLEDパネル2)の長手側方向に沿って配置されている。
パネル追従機構57は、スライディング用クッション55、及び、両面粘着テープ56から構成され、電源基板11を、OLEDパネル2の曲がりに追従させる。図18及び図19は、パネル追従機構の状態を説明する図である。
図18は、図6(a)の場合、すなわち、フレキシブル照明装置51(OLEDパネル2)の発光面側中心を下向きに反らせて曲げた場合を表す。フレキシブル照明装置51が図18の様に曲った場合、スライディング用クッション55及び両面粘着テープ56が矢印方向Cにずれることにより、電源基板11が矢印Cにスライドする。この結果、電源基板11はOLEDパネル2の曲げに合わせて追従することができる。
一方、図19は、図6(b)の場合、すなわち、フレキシブル照明装置51(OLEDパネル2)の発光面側中心を上向きに反らせて曲げた場合を表す。フレキシブル照明装置51が図19の様に曲った場合、スライディング用クッション55及び両面粘着テープ56が矢印方向Dにずれることにより、電源基板11が矢印Dにスライドする。この結果、電源基板11はOLEDパネル2の曲げに合わせて追従することができる。
本変形例では、フレキシブル照明装置が長方形の場合について説明しているが、第2の実施の形態、または、第3の実施の形態の様に、フレキシブル照明装置が正方形の場合にも、変形例のパネル追従機構を適用することが可能である。
なお、第1〜第3の実施の形態、及び、変形例では、フレキシブル照明装置に使用する照明パネルとして、OLED表示パネルを例として説明したが、コレステリック液晶表示パネル、PDLC表示パネル、または、電気泳動表示パネルのような、他の可撓性を有する電気光学パネルにも本発明を適用することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記の説明は本発明を限定するものではなく、本発明の技術的範囲において、構成要素の削除、追加、置換を含む様々な変形例が考えられる。
1、31、41、51 フレキシブル照明装置
2、32、42 OLEDパネル
3、33、43 放熱シート
4、34、44 接続基板
5、35、45 固定テープ
6、52 両面粘着テープ
7、53 固定用クッション
8、54 隙間用クッション
9 金属板
10 熱伝導シート
11 電源基板
12 両面粘着テープ
13 スライディング用金属
14 電極
15 OCF(Out Coupling Film)
16 バリアフィルム
17 ポリイミドフィルム
18 アノード
19 有機発光層
20 カソード
21 カプセル封止体
22 金属箔
23 絶縁フィルム
24 端子
25 コネクタ部
26、57 パネル追従機構
55 スライディング用クッション
56 両面粘着テープ

Claims (20)

  1. 可撓性を有する電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルの上部に備えられ、前記電気光学パネルと電気的に接続された接続基板と、
    前記接続基板と前記電気光学パネルの上部に備えられ、前記接続基板と前記電気光学パネルを固定する固定テープと、
    前記固定テープの上部に備えられ、その中心部が前記固定テープと固定された金属板と、
    前記金属板の上部に備えられ、前記金属板に固定されるとともに、前記接続基板と電気的に接続された、可撓性を有する電源基板と、
    前記固定テープ及び前記金属板の上部に備えられ、前記固定テープと固定されるとともに、前記金属板の動きをガイドするスライディング用金属と、を備え、
    前記固定テープ、前記金属板、及び、前記スライディング用金属が、前記電気光学パネルの曲げに前記電源基板を追従させるパネル追従機構を構成すること、
    を特徴とするフレキシブル照明装置。
  2. 前記固定テープと前記スライディング用金属の固定は、両面粘着テープによる接着により行われ、前記両面粘着テープはパネル追従機構を構成すること、を特徴とする請求項1に記載のフレキシブル照明装置。
  3. 前記固定テープと前記金属板の間に隙間用クッションをさらに備え、前記隙間用クッションは、前記金属板とのみ接着していること、を特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブル照明装置。
  4. 前記電気光学パネルが長方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの長手側方向に沿って配置されること、を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のフレキシブル照明装置。
  5. 前記電気光学パネルと前記接続基板は、前記電気光学パネルの短手側の両端で電気的に接続されること、を特徴とする請求項4に記載のフレキシブル照明装置。
  6. 前記電気光学パネルが正方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの対角線上に沿って配置されること、を特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブル照明装置。
  7. 前記電気光学パネルが正方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの対向する二辺の中心を結ぶ線上に沿って配置されること、を特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブル照明装置。
  8. 前記電気光学パネルと前記接続基板は、前記電気光学パネルの四辺の中心部分で電気的に接続されること、を特徴とする請求項6または7に記載のフレキシブル照明装置。
  9. 前記金属板は、前記電源基板が発生する熱を放熱すること、を特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のフレキシブル照明装置。
  10. 前記電気光学パネルと前記接続基板の間に放熱シートをさらに備えたこと、を特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のフレキシブル照明装置。
  11. 前記電気光学パネルは、OLED表示パネル、コレステリック液晶表示パネル、PDLC表示パネル、または、電気泳動表示パネルであること、を特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載のフレキシブル照明装置。
  12. 可撓性を有する電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルの上部に備えられ、前記電気光学パネルと電気的に接続された接続基板と、
    前記接続基板と前記電気光学パネルの上部に備えられ、前記接続基板と前記電気光学パネルを固定する固定テープと、
    前記固定テープの上部に備えられ、その中心部が前記固定テープと固定されるとともに、前記接続基板と電気的に接続された、可撓性を有する電源基板と、
    前記電源基板と前記固定テープの間で、かつ、前記電源基板の両端部に備えられたスライディング用クッションと、
    前記電源基板と前記スライディング用クッションを接着する第1の両面粘着テープと、
    前記スライディング用クッションと前記固定テープを接着する第2の両面粘着テープと、を備え、
    前記スライディング用クッション、前記第1の両面粘着テープ、及び、前記第2の両面粘着テープが、前記電気光学パネルの曲げに前記電源基板を追従させるパネル追従機構を構成すること、
    を特徴とするフレキシブル照明装置。
  13. 前記固定テープと前記電源基板の間に隙間用クッションをさらに備え、前記隙間用クッションは、前記電源基板とのみ接着していること、を特徴とする請求項12に記載のフレキシブル照明装置。
  14. 前記電気光学パネルが長方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの長手側方向に沿って配置されること、を特徴とする請求項12または13に記載のフレキシブル照明装置。
  15. 前記電気光学パネルと前記接続基板は、前記電気光学パネルの短手側の両端で電気的に接続されること、を特徴とする請求項14に記載のフレキシブル照明装置。
  16. 前記電気光学パネルが正方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの対角線上に沿って配置されること、を特徴とする請求項12または13に記載のフレキシブル照明装置。
  17. 前記電気光学パネルが正方形であり、前記パネル追従機構が前記電気光学パネルの対向する二辺の中心を結ぶ線上に沿って配置されること、を特徴とする請求項12または13に記載のフレキシブル照明装置。
  18. 前記電気光学パネルと前記接続基板は、前記電気光学パネルの四辺の中心部分で電気的に接続されること、を特徴とする請求項16または17に記載のフレキシブル照明装置。
  19. 前記電気光学パネルと前記接続基板の間に放熱シートをさらに備えたこと、を特徴とする請求項12から18のいずれか一項に記載のフレキシブル照明装置。
  20. 前記電気光学パネルは、OLED表示パネル、コレステリック液晶表示パネル、PDLC表示パネル、または、電気泳動表示パネルであること、を特徴とする請求項12から19のいずれか一項に記載のフレキシブル照明装置。
JP2019135785A 2019-07-24 2019-07-24 フレキシブル照明装置 Active JP7265440B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019135785A JP7265440B2 (ja) 2019-07-24 2019-07-24 フレキシブル照明装置
KR1020200042727A KR102249193B1 (ko) 2019-07-24 2020-04-08 플렉서블 조명 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019135785A JP7265440B2 (ja) 2019-07-24 2019-07-24 フレキシブル照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021018394A true JP2021018394A (ja) 2021-02-15
JP7265440B2 JP7265440B2 (ja) 2023-04-26

Family

ID=74566002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019135785A Active JP7265440B2 (ja) 2019-07-24 2019-07-24 フレキシブル照明装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7265440B2 (ja)
KR (1) KR102249193B1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150092362A1 (en) * 2013-09-30 2015-04-02 Samsung Display Co., Ltd. Flexible display device
KR20150112715A (ko) * 2014-03-28 2015-10-07 엘지디스플레이 주식회사 플렉서블 표시 장치 및 플렉서블 표시 장치의 제조 방법
US20170263891A1 (en) * 2016-03-11 2017-09-14 Samsung Display Co., Ltd. Flexible display device
JP2018092799A (ja) * 2016-12-02 2018-06-14 株式会社カネカ 曲面発光建材部材、及びこれを含む建材

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102258714B1 (ko) * 2014-12-22 2021-06-02 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
JP2016159585A (ja) 2015-03-04 2016-09-05 三菱化学株式会社 フレキシブル基板、それを用いた有機el素子及び有機el照明装置
JP2017111310A (ja) 2015-12-16 2017-06-22 シチズンファインデバイス株式会社 液晶表示装置の製造方法
KR102520709B1 (ko) * 2016-04-19 2023-04-12 삼성디스플레이 주식회사 인쇄회로기판용 보호테이프 및 이를 구비하는 디스플레이 장치
KR102670441B1 (ko) * 2016-11-22 2024-05-30 삼성디스플레이 주식회사 표시장치

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150092362A1 (en) * 2013-09-30 2015-04-02 Samsung Display Co., Ltd. Flexible display device
KR20150112715A (ko) * 2014-03-28 2015-10-07 엘지디스플레이 주식회사 플렉서블 표시 장치 및 플렉서블 표시 장치의 제조 방법
US20170263891A1 (en) * 2016-03-11 2017-09-14 Samsung Display Co., Ltd. Flexible display device
JP2018092799A (ja) * 2016-12-02 2018-06-14 株式会社カネカ 曲面発光建材部材、及びこれを含む建材

Also Published As

Publication number Publication date
JP7265440B2 (ja) 2023-04-26
KR20210012884A (ko) 2021-02-03
KR102249193B1 (ko) 2021-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10816713B2 (en) Surface light source device, display device, and electronic device
KR102304102B1 (ko) 표시 장치
KR100786479B1 (ko) 평판표시장치 및 이를 이용한 휴대용 표시기기
US9318454B2 (en) Drive chip and display apparatus
JP4238921B2 (ja) 照明装置、電気光学装置及び電子機器
JP2009037212A (ja) 液晶表示装置
JP5779127B2 (ja) 表示装置、及びテレビ受信装置
US20160351155A1 (en) Chip on film package and display device including the same
JP2008112070A (ja) 基板間接続構造、基板間接続方法、表示装置
JP2013149511A (ja) 面状照明装置
WO2019061625A1 (zh) 背光模块与显示装置
KR102249193B1 (ko) 플렉서블 조명 장치
WO2012077745A1 (ja) 光源装置及び表示装置
KR101283068B1 (ko) 블랑켓 일체형 방열회로기판, 이을 포함하는 백라이트 유닛
JP2006066236A (ja) 面状照明装置
CN113412025A (zh) 电子装置
JP2009076318A (ja) バックライトユニット及び液晶表示装置
KR20140116693A (ko) 연성 인쇄회로기판
JP4144387B2 (ja) 電気光学装置および電子機器
JP2012009235A (ja) 面状照明パネルとそれを用いた表示モジュール
US20180252859A1 (en) Lighting device and display device
KR102070639B1 (ko) 방열회로기판, 이를 포함하는 백라이트 유닛
US11949048B2 (en) Illumination device and display device
CN108541131B (zh) 电路板连接结构及应用其的显示装置
KR20100001678U (ko) 회로기판

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7265440

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150