JP2021017091A - Fall arrester - Google Patents
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- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/22—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of main drive shafting, e.g. cardan shaft
Abstract
Description
本発明は、車両のプロペラシャフト等の落下を防止する落下防止装置に関する。 The present invention relates to a fall prevention device that prevents a vehicle propeller shaft or the like from falling.
この種の技術として、例えば以下の特許文献1記載の落下防止装置が知られている。この特許文献1記載の落下防止装置は、一端を車体の下部に固定し、他端をプロペラシャフトの下部を跨いで隣接する排気管に固定することで、プロペラシャフトの落下を防止している。 As a technique of this kind, for example, the fall prevention device described in Patent Document 1 below is known. The fall prevention device described in Patent Document 1 prevents the propeller shaft from falling by fixing one end to the lower part of the vehicle body and fixing the other end to an adjacent exhaust pipe straddling the lower part of the propeller shaft.
しかしながら、落下防止装置の両端を固定した状態で車体の下部に取り付けると、例えば車両が障害物等に衝突してプロペラシャフトが車体に対して相対的に後方に移動した場合、落下防止装置の取付け部等が不要に損傷するおそれがある。 However, if both ends of the fall prevention device are fixed and attached to the lower part of the vehicle body, for example, if the vehicle collides with an obstacle or the like and the propeller shaft moves rearward relative to the vehicle body, the fall prevention device is attached. There is a risk of unnecessary damage to parts, etc.
本発明の一態様である落下防止装置は、車体の前後方向に延び、前端が駆動源の出力軸に連結され、後端が差動機構の入力軸に連結されるプロペラシャフトの落下を防止する装置である。落下防止装置は、プロペラシャフトの下方を跨ぎ、下方に変位したプロペラシャフトを支持可能な落下支持部と、落下支持部の一端に設けられる第1取付部と、落下支持部の他端に設けられる第2取付部とを備える。第1取付部は、車体の下部に固定して取り付けられ、第2取付部は、車体の下部に設けられる被差込部に差し込まれた状態で取り付けられる。 The fall prevention device according to one aspect of the present invention prevents the propeller shaft extending in the front-rear direction of the vehicle body from falling, with the front end connected to the output shaft of the drive source and the rear end connected to the input shaft of the differential mechanism. It is a device. The fall prevention device is provided at a drop support portion that straddles the lower part of the propeller shaft and can support the propeller shaft displaced downward, a first attachment portion provided at one end of the drop support portion, and the other end of the drop support portion. It is provided with a second mounting portion. The first mounting portion is fixedly mounted on the lower part of the vehicle body, and the second mounting portion is mounted in a state of being inserted into the insertion portion provided in the lower part of the vehicle body.
本発明によれば、プロペラシャフトが車体に対して相対的に後方に移動した場合においても、落下防止装置が取り付けられる車体の下部等が不要に損傷することを防止することができる。 According to the present invention, even when the propeller shaft moves rearward relative to the vehicle body, it is possible to prevent unnecessary damage to the lower portion of the vehicle body to which the fall prevention device is attached.
以下、図1〜図7Bを参照して本発明の一実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る落下防止装置は、例えば、車両に搭載される駆動源の駆動力を、差動機構を介して駆動輪に伝達する動力伝達装置に適用される。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 7B. The fall prevention device according to the embodiment of the present invention is applied to, for example, a power transmission device that transmits the driving force of a drive source mounted on a vehicle to drive wheels via a differential mechanism.
図1は、本発明の実施形態に係る落下防止装置13を用いた車両の動力伝達装置10の概略構成を示す側面図であり、図2は、本実施形態に係る落下防止装置13の概略構成を示す斜視図である。図3は、図2に示す落下防止装置13の側面図であり、図4は、図2に示す落下防止装置13を車体101の下部に取り付けた状態を示す側面図である。なお、以下では、便宜上、図示のように前後方向、左右方向および上下方向を定義し、この定義に沿って各部の構成を説明する。
FIG. 1 is a side view showing a schematic configuration of a vehicle
図1に示すように、動力伝達装置10は、車体101の下方で前後方向に延びるプロペラシャフト11と、プロペラシャフト11を車体101に対して回転自在に支持する回転支持部12と、下方に変位したプロペラシャフト11が車体101から落下しないように支持する落下防止装置13とを備える。
As shown in FIG. 1, the
プロペラシャフト11の前端は、フック式ジョイント111を介して、車体101に支持される駆動源102に連結されている。駆動源102は、エンジン103及び変速機104を有しており、プロペラシャフト11の前端は、変速機104の出力軸105に連結されている。プロペラシャフト11の後端は、フック式ジョイント112を介して、車体101に支持される差動機構106の入力軸107に連結されている。
The front end of the
本実施形態では、プロペラシャフト11は、車両100(図示せず)の前側に配置される前側プロペラシャフト11aと、後側に配置される後側プロペラシャフト11bとを備える。前側プロペラシャフト11aと後側プロペラシャフト11bとは、等速ジョイント113により連結されている。すなわち前側プロペラシャフト11aは、前端部に設けられる上述のフック式ジョイント111と、後端部に設けられる等速ジョイント113のカップ部とを有し、後側プロペラシャフト11bは、前端部に設けられ、等速ジョイント113のカップ部に収容されるスパイダ部と、後端部に設けられる上述のフック式ジョイント112とを有する。
In the present embodiment, the
回転支持部12は、プロペラシャフト11の前後方向における略中央部、例えば後側プロペラシャフト11bの前端部に設けられる。回転支持部12は、後側プロペラシャフト11bの前端部を回転可能に支持するセンタベアリングサポート121と、センタベアリングサポート121を車体101の下部に固定するブラケット122と、センタベアリングサポート121とブラケット122と間に介在する弾性部123とを有する。プロペラシャフト11は、ブラケット122を介して、センタベアリングサポート121を車体101の下部に固定することで、車体101に対して回転自在に支持された状態になる。
The
弾性部123は、ゴム等の弾性体によって環状に形成されており、略円筒状に形成されたセンタベアリングサポート121の外周面を被覆可能に形成される。弾性部123は、プロペラシャフト11が後方に移動しようとすると、破断して、センタベアリングサポート121およびブラケット122に不要な荷重が生じないように構成される。
The
落下防止装置13は、前側プロペラシャフト11aの前後方向における略中央部と、後側プロペラシャフト11bの前後方向における略中央部とに設けられる。前側プロペラシャフト11aに設けられる落下防止装置13と、後側プロペラシャフト11bに設けられる落下防止装置13とは同様の構成であるため、以下においては、後側プロペラシャフト11bに設けられる落下防止装置13を用いて説明する。
The
図2に示すように、落下防止装置13は、後側プロペラシャフト11bの下方を左右方向に跨ぐように形成される落下支持部131と、落下支持部131の一端に設けられる第1取付部132と、落下支持部131の他端に設けられる第2取付部133とを備える。落下防止装置13は、例えば、金属製の帯状部材を折り曲げ加工して形成される。
As shown in FIG. 2, the
落下支持部131は、正面視して、上方が開放した略コの字状に形成される。具体的には、落下支持部131は、上下方向に延びる一対の側板部131a,131aと、一対の側板部131a,131aの下端を連結する底板部131bとを有する。一対の側板部131a,131aの上下方向の長さおよび底板部131bの左右方向の長さは、いずれも後側プロペラシャフト11bの直径以上の長さを有しており、落下支持部131の内方に後側プロペラシャフト11bが所定のクリアランスを持って配置可能に形成される。
The
なお、本実施形態では、上方が開口した正面視略コの字形状の落下支持部131を用いたが、落下支持部は、その内方に後側プロペラシャフト11bが配置可能な形状であればよく、例えば、上方が開口した正面視略U字形状に形成したものであってもよい。例えば落下支持部を略U字形状にすることで、下方に変位する後側プロペラシャフト11bとの接触面積が増え、下方に変位する後側プロペラシャフト11bの変形を抑制することができる。
In the present embodiment, the
第1取付部132は、落下支持部131の一方側の上端に設けられており、図3に示すように、落下支持部131の上端から後方に向けて延出している。第1取付部132は、例えば落下支持部131の一方側の上端を後方に折り曲げ加工することで形成される。
The
図4に示すように、第1取付部132は、車体101の下部と略平行となるように形成されている。第1取付部132には、前後方向における略中央部に、車体101の下部に固定するための固定ボルト14を挿通可能な挿通孔132hが形成されている。車体101の下部にも、固定ボルト14を挿通可能な挿通孔101hが形成されており、挿通孔132h,101hを挿通させた固定ボルト14をナット15で固定することで、第1取付部132が車体101の下部に固定される。
As shown in FIG. 4, the
第2取付部133は、落下支持部131の他方側の上端に設けられており、図3に示すように、落下支持部131の上端から前方に向けて延出している。第2取付部133は、前後方向に長い略矩形状であり、例えば落下支持部131の他方側の上端を前方に折り曲げ加工することで形成される。
The
図4に示すように、第2取付部133は、車体101の下部と略平行になるように形成されている。車体101の下部には、第2取付部133を前後方向に差し込み可能に形成された被差込部108が形成されており、第2取付部133を被差込部108に差し込むことで、第2取付部133が車体101の下部に取り付けられた状態となる。
As shown in FIG. 4, the
被差込部108は、車体101の下部から下方に延びる前壁部108aと、前壁部108aの下端から後方に延びる底壁部108bとを有する。底壁部108bは、車体101の下部と略平行に延びている。前壁部108aの上下方向の長さは第2取付部133の厚みよりも長く、底壁部108bの前後方向の長さは第2取付部133の前後方向の長さよりも長く形成されており、車体101の下部と底壁部108bとの間に第2取付部133を差し込み可能に形成されている。第2取付部133は、上下方向に所定の隙間を介して、車体101の下部と底壁部108bとの間に差し込まれた状態になる。
The
また底壁部108bの左右方向の長さは、第2取付部133の左右方向の長さよりも長く、第2取付部133が被差込部108の左右方向からは抜け難くなっている。なお、被差込部108は、底壁部108bの左右方向の両端から上方に立設する一対の側壁部を有する構成であってもよい。被差込部108が一対の側壁部を有することで、被差込部108の剛性が高くなる。
Further, the length of the bottom wall portion 108b in the left-right direction is longer than the length of the second mounting
次に、上述のように構成された動力伝達装置10のプロペラシャフト11が車体101に対して相対的に後方に移動した場合における落下防止装置13の作用について、図5を参照しながら説明する。図5は、動力伝達装置10のプロペラシャフト11が車体101に対して相対的に後方に移動した状態を模式的に示す側面図である。
Next, the operation of the
例えば、車両100が障害物や他の車両と前面衝突し、エンジン103および変速機104等の駆動源102が車体101に対して後方に相対移動すると、駆動源102に連結されたプロペラシャフト11も後方に相対移動する。
For example, when the
プロペラシャフト11が後方に相対移動すると、例えば比較的重量物からなる差動機構106の前部を支持する支持部材(図示せず)にプロペラシャフト11からの荷重が作用し、この支持部材が破損する。支持部材が破損すると、図5に示すように、差動機構106の前部が車体101の下部から落下し、後側プロペラシャフト11bの後端部と差動機構106の入力軸107との連結部がフック式ジョイント112を折れ曲がり点として折れ曲がる。
When the
なお、プロペラシャフト11の略中央部を支持する回転支持部12は、プロペラシャフト11の相対移動によってゴム等の弾性体によって形成された弾性部123が破断するが、ブラケット122がプロペラシャフト11を支持した状態で車体101の下部に残存する。
In the
後側プロペラシャフト11bの後端部と差動機構106の入力軸107との連結部が折れ曲がるとき、後側プロペラシャフト11bは、下方に変位しながら後方に移動する。後側プロペラシャフト11bが下方に変位すると、後側プロペラシャフト11bが落下防止装置13の落下支持部131に接触し、落下防止装置13に支持される。落下防止装置13に支持された状態で、後側プロペラシャフト11bがさらに後方に移動すると、落下防止装置13に後方への荷重が作用する。
When the connecting portion between the rear end portion of the
落下防止装置13に後方への荷重が作用すると、車体101の被差込部108に差し込まれた状態で取り付けられた第2取付部133が後方にスライド移動し、被差込部108から抜け落ちる。一方、第1取付部132は、車体101の下部に固定ボルト14にて固定されていることから車体101の下部から外れない。
When a rearward load acts on the
第2取付部133が被差込部108から抜け落ちることで、例えば被差込部108に不要な応力が作用して被差込部108が損傷すること等が防止される。また例えば、第2取付部133が自由端となることで、第1取付部132に作用する後方への力も減少し、第1取付部132も損傷しにくい。さらに例えば、第1取付部132が車体101の下部に固定された状態を維持することで、落下支持部131によって後側プロペラシャフト11bが落下することが抑制され、後側プロペラシャフト11bの損傷も低減される。
When the
同様に、プロペラシャフト11が後方に相対移動すると、図5に示すように、変速機104の出力軸105と前側プロペラシャフト11aの前端部との連結部がフック式ジョイント111を折れ曲がり点として折れ曲がる。
Similarly, when the
変速機104の出力軸105と前側プロペラシャフト11aの前端部との連結部が折れ曲がるとき、前側プロペラシャフト11aは、下方に変位しながら後方に移動する。前側プロペラシャフト11aが下方に変位すると、前側プロペラシャフト11aが落下防止装置13の落下支持部131に接触し、落下防止装置13に支持される。落下防止装置13に支持された状態で、前側プロペラシャフト11aがさらに後方に移動すると、落下防止装置13に後方への荷重が作用する。
When the connecting portion between the
落下防止装置13に後方への荷重が作用すると、上述と同様に、車体101の被差込部108に差し込まれた状態で取り付けられた第2取付部133が後方にスライド移動し、被差込部108から抜け落ちる。一方、第1取付部132は、車体101の下部に固定ボルト14にて固定されていることから車体101の下部から外れない。
When a rearward load acts on the
第2取付部133が被差込部108から抜け落ちることで、前側プロペラシャフト11a側においても、例えば被差込部108に不要な応力が作用して被差込部108が損傷すること等が防止される。また例えば、第2取付部133が自由端となることで、第1取付部132に作用する後方への力も減少し、第1取付部132も損傷しにくい。さらに例えば、第1取付部132が車体101の下部に固定された状態を維持することで、落下支持部131によって前側プロペラシャフト11aが落下することが抑制され、前側プロペラシャフト11aの損傷も低減される。
By pulling out the second mounting
次に、上述した落下防止装置13の他の形態について、図6から図7Bを参照しながら説明する。図6は、本実施形態に係る落下防止装置の他の形態の概略構成を示す斜視図である。図7Aは、図6に示す他の形態の落下防止装置13Aを車体101の下部に取り付けた状態を示す正面図であり、図7Bは、図7Aの落下防止装置13Aの第2取付部133Aを示す部分拡大図である。
Next, another form of the
図6に示すように、落下防止装置13Aは、第1取付部および第2取付部の構成が落下防止装置13と相違する。そのためここでは、落下防止装置13と相違する点、すなわち、落下防止装置13Aの第1取付部132Aおよび第2取付部133Aを中心に説明し、落下防止装置13と同様の構成については、落下防止装置13と同じ符号を付してその説明を省略する。また他の部材についても、同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
As shown in FIG. 6, the
図6に示すように、落下防止装置13Aは、後側プロペラシャフト11bの下方を左右方向に跨ぐように形成される落下支持部131と、落下支持部131の一端に設けられる第1取付部132Aと、落下支持部131の他端に設けられる第2取付部133Aとを備える。落下防止装置13Aは、例えば、金属製の帯状部材を折り曲げ加工して形成される。
As shown in FIG. 6, the
第1取付部132Aは、落下支持部131の一方側の上端に設けられており、図6に示すように、落下支持部131の上端から左方に向けて延出している。第1取付部132Aは、例えば落下支持部131の一方側の上端を左側に折り曲げ加工することで形成される。
The first mounting
図7Aに示すように、第1取付部132Aは、車体101の下部と略平行となるように形成されている。第1取付部132Aには、左右方向における略中央部に、車体101の下部に固定するためのピン部材16を挿通可能な挿通孔132hが形成されている。車体101の下部にも、ピン部材16を挿通可能な挿通孔101hが形成されており、挿通孔132h,101hを挿通させたピン部材16によって、第1取付部132が車体101の下部に固定される。
As shown in FIG. 7A, the first mounting
なお、ピン部材16には、軸方向と交差する方向に所定以上の衝撃荷重が作用すると、破断するものが用いられる。このようなピン部材16を用いることで、落下防止装置13Aに所定以上の衝撃荷重が作用すると、ピン部材16が破断するので、車体101の第1取付部132Aが取り付けられる部分が損傷しにくくなる。
A
また例えば、落下防止装置13Aに所定以下の衝撃荷重が作用すると第2取付部133Aが被差込部108から抜け、所定以上の衝撃荷重が作用すると第1取付部132Aを固定するピン部材16が破断するように構成してもよい。このように構成することで、第1取付部132Aおよび第2取付部133Aが段階的に外れるようになり、例えばプロペラシャフト11、車体101の下部および落下防止装置13Aの損傷を効率的に防止することができる。
Further, for example, when an impact load of a predetermined value or less is applied to the
ピン部材16にて第1取付部132Aを固定する場合、第1取付部132Aを固定する車体101の下部には、ピン部材16が破断した場合に、第1取付部132Aを後方に案内する案内部を設けてもよい。車体101の下部に案内部を設けることで、例えば、ピン部材16が破断した場合に、第1取付部132Aが後方に案内されるので、例えばプロペラシャフト11の損傷を抑制することができる。
When the first mounting
第2取付部133Aは、落下支持部131の他方側の上端に設けられており、図6に示すように、落下支持部131の上端から右方に向けて延出している。第2取付部133Aは、左右方向に長い略矩形状であり、例えば落下支持部131の他方側の上端を右側に折り曲げ加工することで形成される。
The
図7Aに示すように、第2取付部133Aは、車体101の下部と略平行になるように形成されている。車体101の下部には、第2取付部133Aを前後方向に差し込み可能に形成された被差込部108Aが形成されており、第2取付部133Aを被差込部108Aに差し込むことで、第2取付部133Aが車体の下部に取り付けられた状態となる。
As shown in FIG. 7A, the second mounting
図7Bに示すように、第2取付部133Aの下面には、被差込部108Aに形成される後述の案内凹部(案内部)108eに係合可能な案内凸部(案内部)134が形成されている。案内凸部134は、第2取付部133Aの下面において、前後方向に延びて形成されている。
As shown in FIG. 7B, a guide convex portion (guide portion) 134 that can be engaged with the guide concave portion (guide portion) 108e described later formed in the
被差込部108Aは、車体101の下部から下方に延びる側壁部108cと、側壁部108cの下端から左方に延びる底壁部108dとを有する。底壁部108dは、車体101の下部と略平行に延びている。側壁部108cの上下方向の長さは第2取付部133Aの厚みよりも長く、底壁部108dの左右方向の長さは第2取付部133Aの左右方向の長さよりも長く形成されており、車体101の下部と底壁部108dとの間に第2取付部133Aを差し込み可能に形成されている。第2取付部133Aは、上下方向に所定の隙間を介して、車体101の下部と底壁部108dとの間に差し込まれた状態になる。
The
また底壁部108dの前後方向の長さは、第2取付部133Aの前後方向の長さよりも長く、第2取付部133Aが後方に移動した場合に被差込部108Aから抜けるようになっている。
Further, the length of the
底壁部108dの上面には、上述の案内凹部108eが形成されている。案内凹部108eは、底壁部108dの上面において、前後方向に延びて形成されており、第2取付部133Aを後方に案内可能になっている。第2取付部133Aに案内凸部134を設け、底壁部108dに案内凹部108eを設けることで、第2取付部133Aが後方に移動しやすくなる。
The above-mentioned
落下防止装置13Aを上述のように構成することで、例えば、車両が障害物や他の車両と前面衝突し、駆動源102とともにプロペラシャフト11が車体101に対して相対的に後方に移動した場合、第2取付部133Aが後方に移動しやすくなる。つまり、第2取付部133Aが被差込部108Aから外れやすくなる。また、落下防止装置13Aに所定以上の衝撃荷重が作用した場合、第1取付部132Aも車体101の下部から外れる。そのため、例えば落下防止装置13が取り付けられる車体101の下部が不要に損傷することを防止することができる。
By configuring the
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)車体101の前後方向に延び、前端が変速機104の出力軸105に連結され、後端が差動機構106の入力軸107に連結されるプロペラシャフト11の落下を防止する落下防止装置13である。落下防止装置13は、プロペラシャフト11の下方を跨ぎ、下方に変位したプロペラシャフト11を支持可能な落下支持部131と、落下支持部131の一端に設けられる第1取付部132と、落下支持部131の他端に設けられる第2取付部133とを備える。第1取付部132は、車体101の下部に固定して取り付けられる。第2取付部133は、車体101の下部に設けられる被差込部108に差し込まれた状態で取り付けられる。
According to this embodiment, the following effects can be obtained.
(1) A fall prevention device that prevents the
この構成により、例えば、車両が障害物や他の車両と前面衝突し、駆動源102とともにプロペラシャフト11が車体101に対して相対的に後方に移動した場合においても、落下防止装置13が取り付けられる車体101の下部およびプロペラシャフト11が不要に損傷することを防止することができる。
With this configuration, for example, even when the vehicle collides with an obstacle or another vehicle in front and the
(2)第2取付部133および被差込部108は、第2取付部133を被差込部108に対して前後方向に差し込み可能に形成される。これにより、例えば車両が障害物や他の車両と前面衝突した場合に、第2取付部133が被差込部108から抜け易い。そのため、落下防止装置13が取り付けられる車体101の下部やプロペラシャフト11が不要に損傷することが防止される。
(2) The
(3)第1取付部132は、前後方向おける一方側に延出し、第2取付部133は、前後方向における他方側に延出して形成される。このように、第1取付部132と第2取付部133とは、互いに異なる方向に延出している。これにより、例えば車両が障害物や他の車両と前面衝突した場合に、第1取付部132を外れにくく、第2取付部133を外れやすくすることができる。
(3) The first mounting
(4)第2取付部133および被差込部108は、被差込部108に対して第2取付部133を前後方向に案内する案内凹部108eおよび案内凸部134を有する。これにより、例えば車両が障害物や他の車両と前面衝突した場合に、第2取付部133を被差込部108から抜け易くすることができる。
(5)第1取付部132Aは、後方への所定以上の衝撃荷重により破断するピン部材16により車体101の下部に固定して取り付けられる。これにより、例えば車両が障害物や他の車両と前面衝突した場合に、落下防止装置13Aが車体101の下部から外れることが可能になり、車体101の下部およびプロペラシャフト11が不要に損傷することを防止することができる。
(4) The
(5) The first mounting
上記実施形態では、後方に延出する第1取付部132と、前方に延出する第2取付部133とを有する落下防止装置13を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。落下防止装置は、例えば前方に延出する第1取付部と、後方に延出する第2取付部とを有する構成であってもよい。また例えば、前方に延出する第1取付部および第2取付部、もしくは後方に延出する第1取付部および第2取付部を有する構成であってもよい。
In the above embodiment, the
上記実施形態では、第2取付部133に案内凸部134を設け、被差込部108に案内凹部108eを設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば第2取付部133または被差込部108に後方に向けて案内する案内部を設ける構成であってもよい。
In the above embodiment, the guide
上記実施形態では、前側プロペラシャフト11aおよび後側プロペラシャフト11bを有する分割構成されたプロペラシャフト11を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、分割構成されていない一体構成されたプロペラシャフトであってもよい。
In the above embodiment, the
上記実施形態では、前側プロペラシャフト11aおよび後側プロペラシャフト11bに対して、同様の構成の落下防止装置13を同様の取り付け方にて取り付けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、前側プロペラシャフト11aに対しては、第2取付部133が後方に伸びるように落下防止装置13を取り付け、後側プロペラシャフト11bに対しては第2取付部133が後方に伸びるように落下防止装置13を取り付けてもよい。
In the above embodiment, the
前側プロペラシャフト11aに対して第2取付部133が後方に伸びるように落下防止装置13を車体101の下部に取り付けることで、例えば、変速機104の出力軸105と前側プロペラシャフト11aの前端部との連結部がフック式ジョイント111を折れ曲がり点として折れ曲がった場合に、第2取付部133が抜け易い。
By attaching the
同様に、後側プロペラシャフト11bに対して第2取付部133が前方に伸びるように落下防止装置13を車体101の下部に取り付けることで、例えば、後側プロペラシャフト11bの後端部と差動機構106の入力軸107との連結部がフック式ジョイント112を折れ曲がり点として折れ曲がった場合に、第2取付部133が抜け易い。
Similarly, by mounting the
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態により本発明が限定されるものではない。 The above description is merely an example, and the present invention is not limited to the above-described embodiments as long as the features of the present invention are not impaired.
10 動力伝達装置、11 プロペラシャフト、13 落下防止装置、101 車体、102 駆動源、103 エンジン、104 変速機、106 差動機構、108 被差込部、131 落下支持部、132 第1取付部、133 第2取付部 10 Power transmission device, 11 Propeller shaft, 13 Fall prevention device, 101 Body, 102 Drive source, 103 Engine, 104 Transmission, 106 Differential mechanism, 108 Insertion part, 131 Drop support part, 132 First mounting part, 133 Second mounting part
Claims (5)
前記プロペラシャフトの下方を跨ぎ、下方に変位した前記プロペラシャフトを支持可能な落下支持部と、該落下支持部の一端に設けられる第1取付部と、前記落下支持部の他端に設けられる第2取付部とを備え、
前記第1取付部は、前記車体の下部に固定して取り付けられ、前記第2取付部は、前記車体の下部に設けられる被差込部に差し込まれた状態で取り付けられる、ことを特徴とする落下防止装置。 A fall prevention device that prevents the propeller shaft from falling, extending in the front-rear direction of the vehicle body, the front end being connected to the output shaft of the drive source, and the rear end being connected to the input shaft of the differential mechanism.
A drop support portion that straddles the lower part of the propeller shaft and can support the downwardly displaced propeller shaft, a first attachment portion provided at one end of the drop support portion, and a first attachment portion provided at the other end of the drop support portion. Equipped with 2 mounting parts
The first mounting portion is fixedly mounted on the lower portion of the vehicle body, and the second mounting portion is mounted in a state of being inserted into an insertion portion provided in the lower portion of the vehicle body. Fall prevention device.
前記第2取付部および前記被差込部は、前記第2取付部を前記被差込部に対して前後方向に差し込み可能に形成される、ことを特徴とする落下防止装置。 In the fall prevention device according to claim 1,
The fall prevention device is characterized in that the second mounting portion and the plugged portion are formed so that the second mounting portion can be inserted into the plugged portion in the front-rear direction.
前記第1取付部は、前後方向おける一方側に延出し、前記第2取付部は、前後方向における他方側に延出して形成される、ことを特徴とする落下防止装置。 In the fall prevention device according to claim 1 or 2.
A fall prevention device characterized in that the first mounting portion extends to one side in the front-rear direction, and the second mounting portion extends to the other side in the front-rear direction.
前記第2取付部および前記被差込部の一方または両方は、前記被差込部に対して前記第2取付部を前後方向に案内する案内部を有する、ことを特徴とする落下防止装置。 In the fall prevention device according to any one of claims 1 to 3,
A fall prevention device, characterized in that one or both of the second mounting portion and the plugged portion has a guide portion for guiding the second mounting portion in the front-rear direction with respect to the plugged portion.
前記第1取付部は、後方への所定以上の衝撃荷重により破断するピン部材により前記車体の下部に固定して取り付けられる、ことを特徴とする落下防止装置。 In the fall prevention device according to any one of claims 1 to 4.
The first mounting portion is a fall prevention device characterized in that the first mounting portion is fixedly mounted on the lower portion of the vehicle body by a pin member that breaks due to an impact load of a predetermined value or more to the rear.
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