JP2021016710A - 吸収性物品 - Google Patents

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俊昇 石川
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英智 片岡
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祐也 吉川
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Abstract

【課題】尿の如き液状の排泄物である吸収対象を確実に吸収することをシンプルな構造で実現することが可能となる、吸収性物品を提供すること。【解決手段】装着者の肌と当接するトップシート42と、当該トップシート42裏側に設けられる中間シート45であって、前記トップシート42に固定されている前記中間シート45とを有する複数構造状の表面側シート材と、表面側シート材のトップシート42と中間シート45との間に設けられる上層吸収体44と、を備え、表面側シート材における装着者の肌とは反対側に設けられるバックシート48と、表面側シート材とバックシート48との間に設けられる下層吸収体46であって、キャリアシート47に固定されている下層吸収体46と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来から、装着者(例えば乳幼児、障害者、高齢者等)から排泄される排泄物(例えば尿や便等)を捕捉するために、おむつと組み合わせて着用する吸収性物品が用いられている。この吸収性物品としては、例えば、パルプや高吸収性ポリマーにて構成される吸収部を不織布等(シートとする)で挟み込み、接着剤等で接合された構造となっている。
そして、この吸収部は単層や2層のものが一般的であり、従来、吸収部は一度尿を吸収するとその接合が剥がれ、吸収部とシートが分離してシートのみが装着者の肌に付着して追従することになり、装着者が再度尿を排泄した場合に、尿漏れが発生しやすいことが問題となっていた。
そこで、このような再度の尿を排泄した場合の尿漏れを防止するための技術として、特許文献1の技術が提案されていた。
特開平11−347065号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、2層の吸収体が分離して上層吸収体が股間部にフィットするように特殊な構成を有しているので、構造が煩雑となる可能性があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、尿の如き液状の排泄物である吸収対象を確実に吸収することをシンプルな構造で実現することが可能となる、吸収性物品を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の吸収性物品は、装着者の肌と当接する表面層と、当該表面層の裏側に設けられる裏面層であって、前記表面層に固定されている前記裏面層とを有する複数構造状の表面側シート材と、前記表面側シート材の前記表面層と前記裏面層との間に設けられる第1吸収体と、を備える。
また、請求項2に記載の吸収性物品は、請求項1に記載の吸収性物品において、前記表面側シート材における前記装着者の肌とは反対側に設けられる裏面シートと、前記表面側シート材と前記裏面シートとの間に設けられる第2吸収体であって、前記裏面シートに固定されている前記第2吸収体と、を備え、前記第1吸収体で少なくとも一部が吸収される吸収対象が前記装着者側から前記表面側シート材側に供給される前に、前記表面側シート材は前記第2吸収体に固定されており、前記吸収対象が前記装着者側から前記表面側シート材側に供給された場合に、前記表面側シート材は前記第2吸収体から離れる。
また、請求項3に記載の吸収性物品は、請求項1又は2に記載の吸収性物品において、前記第1吸収体は、前記表面層側から前記裏面層側に通じるスリットであって、前記表面層側と前記裏面層側とを相互に固定するための接着剤が塗布される前記スリット、を有する。
また、請求項4に記載の吸収性物品は、請求項1から3いずれか一項に記載の吸収性物品において、前記第1吸収体は、少なくとも前記表面層に対してオメガパターンで塗布される接着剤にて固定される。
請求項1に記載の吸収性物品によれば、表面側シート材の表面層と当該表面層に固定されている裏面層との間に設けられる第1吸収体を備えることにより、例えば、表面層が装着者の肌に追従した場合であっても、第1吸収体が当該表面層と共に装着者の肌に追従することになるので、吸収対象を確実に吸収することが可能となる。また、第1吸収体を表面側シート材の表面層と裏面層との間に固定するという単純な構造とすることができるので、吸収対象を確実に吸収することをシンプルな構造で実現することが可能となる。
また、請求項2に記載の吸収性物品によれば、第1吸収体で少なくとも一部が吸収される吸収対象が装着者側から表面側シート材側に供給される前に、表面側シート材は第2吸収体に固定されていることにより、例えば、装着者が吸収対象を1回目に排泄する前に、吸収性物品のごわつき感を抑えることができ、吸収性物品の利用性を向上させることが可能となる。
また、請求項3に記載の吸収性物品によれば、第1吸収体が表面層側と裏面層側とを相互に固定するための接着剤が塗布されるスリットを有することにより、例えば、表面層側と裏面層側とを強固に固定することが可能となる。
また、請求項4に記載の吸収性物品によれば、第1吸収体は少なくとも表面層に対してオメガパターンで塗布される接着剤にて固定されることにより、例えば、比較的少量の接着剤を略均一に塗布することができるので、吸収性物品の低コスト化を図ることが可能となる。
実施の形態に係るおむつの構成を示す平面図である。 図1のおむつが組立てられた状態の斜視図である。 吸収性物品の構成を示す平面図である。 図3のA−A矢視断面図である。 図3のB−B矢視断面図である。 液状の排泄物を吸収していない状態の吸収性物品の断面図である。 液状の排泄物を吸収した状態の吸収性物品の断面図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る吸収性物品の実施の形態を詳細に説明する。最初に、吸収性物品の全体構成を説明し、次に、吸収性物品の装着方法を説明し、次に、吸収性物品の製造方法について説明し、次に、吸収性物品による排泄物である尿(吸収対象)の吸収について説明し、最後に実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(構成)
実施の形態に係る吸収性物品の適用対象は任意である。例えば、吸収性物品の適用対象としては、幼児用おむつ、大人用おむつ、ペット用おむつ等が挙げられる。以下では、吸収性物品を装着する装着者を大人として、排泄物である尿を捕捉して吸収するために着用される大人用のおむつに吸収性物品を適用した場合を例として説明を行う。
最初に、吸収性物品が適用されるおむつについて説明する。図1は、実施の形態に係るおむつの構成を示す平面図である。図2は、図1のおむつが組立てられた状態の斜視図である。なお、以下の説明では、図1のX方向を短手方向、Y方向を長手方向、図1に示す形状を平面形状とする。なお、図2においては、吸収性物品4の外形については、説明の便宜上、矩形形状にて図示されている。図1、図2に示すように、おむつ1は、おむつ本体2に対して吸収性物品4を固定して構成されている。なお、おむつ本体2における、装着者の肌面に対向する側の面を内側面と称し、装着者の肌面に対向する側とは反対側の面を外側面と称する(吸収性物品4も同様とする)。
(構成−おむつ本体)
おむつ本体2は、おむつ1の基本構造体である。このおむつ本体2は、外装シート3を備えて構成されている。また、このおむつ本体2は、装着者の腹側を覆う前側胴周り部2aと、装着者の背側を覆う後側胴周り部2bと、前側胴周り部2aと後側胴周り部2bとの相互間に設けられており装着者の股下側を覆う股下部2cとに区分されている。また、おむつ本体2は、ファスナー部2dを備えている。このファスナー部2dは、図2に示すように、おむつ1を組み立てた場合に、前側胴周り部2aと後側胴周り部2bとを相互に固定する固定手段である。具体的には、ファスナー部2dは、公知の面ファスナー等を用いて構成することができる。
(構成−おむつ本体−外装シート)
外装シート3は、吸収性物品4を保持するための保持手段である。具体的には、図1に示すように、外装シート3は、外側シート3aと、内側シート3bとを備えて構成されている。
外側シート3aは、おむつ本体2の外部を覆うシートである。具体的には、図1に示すように、外側シート3aは、平面形状を略砂時計形状とするシート状体であり、撥水性の化学繊維の不織布で形成されている。また、この外側シート3aは、前側胴周り部2a、後側胴周り部2b、及び股下部2cにわたって設けられている。
内側シート3bは、おむつ1を装着した時に、少なくとも一部が装着者の肌側に当たるシートである。具体的には、図1に示すように、内側シート3bは、平面形状を外側シート3aと相似形状(略砂時計形状)とするシート状体であり、撥水性の化学繊維の不織布で形成されている。また、この内側シート3bは、前側胴周り部2a、後側胴周り部2b、及び股下部2cにわたって設けられており、外側シート3aに対して少なくともその一部を接着剤又は溶着等によって固定されている。また、この内側シート3bについては、実際には、不図示の立体ギャザーが設けられており当該立体ギャザーの間に吸収性物品4を挟み込むことが可能となっているが、この吸収性物品4を挟み込む構造及びおむつ本体2の立体ギャザーの構造については公知の構造を用いることとし、図1及び図2では、説明の便宜上、不図示となっている。
(構成−吸収性物品)
次に、吸収性物品4について説明する。図3は、吸収性物品の構成を示す平面図であり、また、図4は、図3のA−A矢視断面図であり、また、図5は、図3のB−B矢視断面図である。なお、図4においては、本発明の特徴を説明するために、各接着剤の厚み(図面上下方向の厚み)ついては、実際の厚みよりも厚く図示されている(図5の各構成要素間の距離も同様とする)。また、図5においては、説明の便宜上、立体ギャザー41及び接着剤の図示は省略されている。また、図5の一部の構成要素については、実際には、端部が僅かに湾曲して構成要素相互間で接着剤で接着されているが、実際の湾曲量はごくわずかであるので、図5では説明の便宜上、各構成要素が直線形状で図示されている。
また、この吸収性物品4は、立体ギャザー41と、トップシート42と、カバーシート43と、上層吸収体44と、中間シート45と、下層吸収体46と、キャリアシート47と、バックシート48とを備えて構成されている。なお、トップシート42、カバーシート43、及び中間シート45が、「表面側シート材」に相当する。
(構成−吸収性物品−立体ギャザー)
立体ギャザー41は、吸収対象である尿等の排泄物(以下、単に「排泄物」とも称する)が吸収性物品4外に漏洩することを防止する漏洩防止手段である。具体的には、図3、4に示すように、立体ギャザー41は、公知の立体ギャザーを用いて構成されており、また、外側面側(装着者の肌面に対向する側とは反対側)の端部がバックシート48に対して接着剤又は溶着等により固定されており、また、立体ギャザー41の一部に対してトップシート42の端部が接着剤又は溶着等により固定されている。なお、この立体ギャザー41については、図4では、バックシート48が固定されている部分とトップシート42の端部が固定されている部分との間の一部については、直線状に図示されているが、実際には湾曲又は折り曲げられでおり、後述する「吸収性物品による液状の排泄物の吸収」で説明するように、立体ギャザー41が固定された状態のトップシート42とバックシート48との間の距離が変更可能となるように構成されていることとする。
(構成−吸収性物品−トップシート)
トップシート42は、装着者の肌と当接する表面層であり、表面側シート材の複数構造の一部を構成するものである。具体的には、図3〜図5に示すように、トップシート42は、平面形状を略矩形形状とするシート状体であり、図5に示すように、長手方向における長さがバックシート48と略同一となっており、他の構成要素よりも長くなっている。また、トップシート42は、液状の排泄物を透過する材質、例えば、親水性を有する不織布にて形成されている。このような不織布を構成する繊維としては任意であるが、例えば、セルロース、レーヨン又はコットンなどの親水性繊維のほか、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル又はポリアミドなどの疎水性繊維の表面を界面活性剤で親水処理したものを用いてもよい(後述する他の構成要素の不織布も同様とする)。
(構成−吸収性物品−カバーシート)
カバーシート43は、表面側シート材の複数構造の一部を構成するものである。具体的には、図3〜図5に示すように、カバーシート43は、平面形状を略矩形形状とするシート状体であり、長手方向及び短手方向の長さ両方が、トップシート42の長手方向及び短手方向の長さよりも短くなっている。また、カバーシート43は、液状の排泄物を透過する材質、例えば、親水性を有する不織布にて形成されている。また、カバーシート43の密度は任意であるが、例えば、0.02g/立方センチメートル〜0.15g/立方センチメートルとしてもよい。また、カバーシート43は、図4に示すように、第1接着剤51によりトップシート42に固定されている。なお、第1接着剤51については後述する。
(構成−吸収性物品−上層吸収体)
上層吸収体44は、表面側シート材の表面層と裏面層との間に設けられる第1吸収体であり、液状の排泄物を吸収するものである。具体的には、図3〜図5に示すように、上層吸収体44は、平面形状を略矩形形状とするシート状体であり、長手方向の長さがカバーシート43よりも短くなっており、また、短手方向の長さがカバーシート43と略同一となっている。また、上層吸収体44は、液状の排泄物を吸収する材質、例えば、パルプ繊維等の親水性繊維、又は、高分子材料を原料とする親水性化学繊維、又は、前記親水性繊維と粒状の高吸収性ポリマー(SAP(Super Absorbent Polymer))等の高吸収性材料とを組み合わせたもので形成されている。また、上層吸収体44の坪量は任意であるが、例えば、パルプ及び高吸収性ポリマーの合算で50g/平方メートル〜900g/平方メートルとしてもよい。また、上層吸収体44は、第2接着剤52によりカバーシート43に固定されている。なお、第2接着剤52については後述する。また、上層吸収体44は、2個のスリット441を備える。
(構成−吸収性物品−上層吸収体−スリット)
スリット441は、貫通している開口部であり、また、液状の排泄物を拡散させて吸収を促進するためのものであり、また、カバーシート43と中間シート45との間の直接的な固定を実現するためのものである。スリット441は、また、図3に示すように、長手方向に延在する長孔形状であり、また、図4に示すように、カバーシート43側から中間シート45側に通じており、また、第2接着剤52及び第3接着剤53が内部に塗布されている。なお、第3接着剤53については後述する。また、このスリット441の大きさは任意であるが、カバーシート43と中間シート45とを、スリット441内の第2接着剤52及び第3接着剤53で強固に固定する観点から、例えば、平面形状における上層吸収体44の面積に対するスリット441の面積の比率が「4.0(%)」〜「30.0(%)」程度となるように設定してもよい。
(構成−吸収性物品−中間シート)
中間シート45は、トップシート42の裏側(装着者の肌面に対向する側とは反対側)に設けられる裏面層であり、表面側シート材の複数構造の一部を構成するものである。具体的には、図3〜図5に示すように、中間シート45は、平面形状及びサイズをカバーシート43と略同一とするシート状体である。また、中間シート45は、液状の排泄物を透過する材質、例えば、親水性を有する不織布にて形成されている。また、中間シート45の密度は任意であるが、例えば、0.02g/立方センチメートル〜0.15g/立方センチメートルとしてもよい。また、中間シート45は、図4に示すように、第3接着剤53により上層吸収体44に固定されている。また、前述した上層吸収体44のスリット441に第2接着剤52及び第3接着剤53が塗布されているので、中間シート45は、当該各接着剤により、カバーシート43にも直接的に固定されている。また、図5に示すように、上層吸収体44における長手方向の長さが、中間シート45及びカバーシート43における長手方向の長さよりも短くなっているので、中間シート45及びカバーシート43の長手方向における端部同士(図5の図面左側の端部同士及び右側の端部同士)は、図4の第2接着剤52及び第3接着剤53によって直接的に固定されることになる。
(構成−吸収性物品−下層吸収体)
下層吸収体46は、表面側シート材(つまり、トップシート42、カバーシート43、及び中間シート45)と、バックシート48との間に設けられる第2吸収体であって、キャリアシート47に固定されている(つまり、キャリアシート47を介して間接的にバックシート48に固定されている)ものであり、液状の排泄物を吸収するものである。具体的には、図3〜図5に示すように、下層吸収体46は、平面形状を略砂時計形状とするシート状体であり、長手方向の長さがカバーシート43と略同一となっており、また、短手方向の長さの両方がカバーシート43よりも長くなっている。また、下層吸収体46は、上層吸収体44と同様な材料又は材質で構成されている。また、下層吸収体46の坪量は任意であるが、例えば、パルプ及び高吸収性ポリマーの合算で50g/平方メートル〜900g/平方メートルとしてもよい。また、下層吸収体46は、図4に示すように、第4接着剤54により中間シート45に固定されている。
(構成−吸収性物品−キャリアシート)
キャリアシート47は、下層吸収体46とバックシート48との間に設けられるシートである。このキャリアシート47は任意であるが、例えば、図3〜図5に示すように、キャリアシート47は、平面形状を略矩形形状とするシート状体であり、長手方向の長さが、カバーシート43と略同一となっており、また、図3のA−A矢視線での短手方向の長さが下層吸収体46よりも長くなっており、また、下層吸収体46の幅広の部分に対応する位置では短手方向の長さが当該下層吸収体46よりも短くなっている。つまり、短手方向においては、平面形状において下層吸収体46の一部がキャリアシート47からはみ出した状態になる。また、キャリアシートは47の材料又は材質は任意であるが、例えば、カバーシート43と同様な材料又は材質にて構成することができる。また、キャリアシート47は、接着剤又は溶着等により、下層吸収体46及びバックシート48に対して固定されている。
(構成−吸収性物品−バックシート)
バックシート48は、表面側シート材(つまり、トップシート42、カバーシート43、及び中間シート45)における装着者の肌とは反対側に設けられる裏面シートであり、液状の排泄物を透過しないものである。具体的には、図3〜図5に示すように、キャリアシート47は、平面形状を下層吸収体46と相似形状(略砂時計形状)とするシート状体であり、長手方向の長さがトップシート42と略同一となっており、また、短手方向の長さがキャリアシート47よりも長くなっている。また、バックシート48は、フィルム体であり、液状の排泄物を透過しない材質、例えば、ポリエチレン等の合成樹脂材等で形成されている。また、バックシート48には、前述したように、接着剤又は溶着等により、キャリアシート47が固定されており、また、立体ギャザー41の端部が固定されている。また、図5に示すように、カバーシート43、上層吸収体44、中間シート45、下層吸収体46における長手方向の長さが、トップシート42及びバックシート48における長手方向の長さよりも短くなっているので、トップシート42及びバックシート48の長手方向における端部同士(図5の図面左側の端部同士及び右側の端部同士)は、図4の第1接着剤51によって直接的に固定されることになる。
(構成−吸収性物品−接着剤)
次に、第1接着剤51、第2接着剤52、第3接着剤53、及び第4接着剤54について説明する。なお、これらの接着剤を相互に区別する必要がない場合、単に「各接着剤」とも称する。
第1接着剤51は、トップシート42及びカバーシート43を相互に固定し、また、トップシート42及びバックシート48の長手方向における端部同士も相互に固定するための接着剤であり、また、この固定される構成要素の相互間に塗布されるものである。第2接着剤52は、カバーシート43及び上層吸収体44を相互に固定し、また、スリット441を介してカバーシート43及び中間シート45を相互に固定するための接着剤であり、また、この固定される構成要素の相互間に塗布されるものであり、特に、スリット441にも塗布されるものである。第3接着剤53は、上層吸収体44及び中間シート45を相互に固定し、また、スリット441を介してカバーシート43及び中間シート45を相互に固定するための接着剤であり、また、この固定される構成要素の相互間に塗布されるものであり、特に、スリット441にも塗布されるものである。第4接着剤54は、中間シート45及び下層吸収体46を相互に固定するための接着剤であり、また、この固定される構成要素の相互間に塗布されるものである。
これらの「各接着剤」の塗布パターンは任意であり、例えば、オメガパターン、スパイラルパターン、又はビードパターンの内の1個のパターン、あるいは、2個以上のパターンで塗布してもよいが、本実施の形態では、オメガパターンで塗布されていることとする。なお、図4では、説明の便宜上、「各接着剤」について各位置の全面に塗布されているように図示されているが、実際には、各接着剤が図示されている構成要素間において一部に塗布されており比較的大きな隙間が多数形成されているので、吸収性物品4に対して内側面側(装着者の肌面に対向する側であり、図4の図面上側)から供給された液状の排泄物は、トップシート42及びカバーシート43を通って上層吸収体44に到達し、当該上層吸収体44で少なくとも一部が吸収される。また、上層吸収体44で吸収されなかった残りの液状の排泄物は、中間シート45を通って下層吸収体46に到達し、当該下層吸収体46で吸収されることになる。
これらの「各接着剤」の種類や塗布量も任意であるが、例えば、装着者が吸収性物品4を装着した状態で、液状の排泄物を排泄した場合、当該排泄物が内側面側(装着者の肌面に対向する側であり、図4の図面上側)から、吸収性物品4に供給されることになり、前述のように、当該液状の排泄物が上層吸収体44及び下層吸収体46に吸収されることになる。この場合において装着者が体勢を変更する等した場合、装着者の肌にトップシート42が付着して追従することがあるが、この場合、図4において、トップシート42が内側面側(図4の図面上側)に向かって引っ張られることが想定される。このような想定(つまり、上層吸収体44及び下層吸収体46が液状の排泄物を吸収した後に、トップシート42が内側面側(図4の図面上側)に向かって引っ張られた場合)において、少なくとも、上層吸収体44がトップシート42に固定された状態が維持され、当該上層吸収体44がトップシート42に追従するという条件を満たすように、「各接着剤」の種類や塗布量を定めることとする。
そして、上述の条件を満たす「各接着剤」の種類や塗布量を定めるための実験やシミュレーション等を行うことにより、「各接着剤」の種類としてはホットメルト系の接着剤を用いることとする。また、「各接着剤」の塗布量については、第1接着剤51、第2接着剤52、第3接着剤53、及び第4接着剤54を各々、前述の実験やシミュレーションの結果に対応する塗布量とする。特に、スリット441内の接着剤の塗布量としては、例えば、「1.0(g/平方メートル)」(以下、塗布量の単位である「g/平方メートル」は省略する)以上〜「15.0」以下の範囲内、好ましくは「2.0」以上〜「10.0」以下の範囲内、より好ましくは「4.0」以上〜「8.0」以下の範囲内を採用してもよい。
そして、上述のように各接着材を塗布した場合において、所定の引っ張り試験を行うことにより、第2接着剤52及び第3接着剤53で固定されているカバーシート43と中間シート45との間のウエット強度が3.0kN/25mm以上であることが確認された。
(吸収性物品の装着方法)
次に、上述した吸収性物品4の装着方法について説明する。この吸収性物品4の装着方法としては、最初に、図1において、おむつ本体2の不図示の立体ギャザーの間に吸収性物品4を挟み込むことにより、当該吸収性物品4を当該おむつ本体2に取り付ける。次に、おむつ本体2の前側胴周り部2a、後側胴周り部2b、及び股下部2cにて、装着者の腹側、背側、及び股下側を覆った上で、図2に示すように、ファスナー部2dを用いて前側胴周り部2aと後側胴周り部2bとを相互に固定することにより、吸収性物品4を装着者に装着する。
(吸収性物品の製造方法)
次に、上述した吸収性物品4の製造方法について説明する。この吸収性物品4の製造方法については、図4に示すように、各構成要素を各接着剤を用いて積層して固定することにより、吸収性物品4を製造する。なお、ここでの接着する順序については、最終的に図4に示す吸収性物品4が製造される限りにおいて任意であり、図面下側から順次接着してもよいし、あるいは、グループ毎に接着してもよい。例えば、最初に、バックシート48に対して、下層吸収体46及びキャリアシート47を相互に接着して固定し、また、カバーシート43、上層吸収体44、及び中間シート45を相互に接着する。次に、例えば、この相互に固定されたカバーシート43、上層吸収体44、及び中間シート45を、下層吸収体46に接着して固定した上で、トップシート42を接着して固定する。そして、最後に、例えば、立体ギャザー41を接着して固定する。これにて、図3〜図5に示す吸収性物品4が製造される。
(吸収性物品による液状の排泄物の吸収)
次に、上述した吸収性物品4による液状の排泄物の吸収について説明する。図6は、液状の排泄物を吸収していない状態の吸収性物品の断面図であり、また、図7は、液状の排泄物を吸収した状態の吸収性物品の断面図である。なお、図6及び図7は、図4の断面図に対応する断面図であり、説明の便宜上、立体ギャザー41の図示が省略されている。
装着者がおむつ本体2を用いて吸収性物品4を装着した状態で、液状の排泄物を排泄する前においては、図6に示すように、各構成要素が接着剤等にて相互に固定されているので、装着者が体勢を変更する等しても、吸収性物品4の各構成要素相互間の相対位置が固定された状態が維持され、吸収性物品4のごわつき等が発生せずに装着者の快適性が維持される。
この後、装着者が液状の排泄物を排泄した場合、前述したように、当該排泄物が内側面側(装着者の肌面に対向する側であり、図6の図面上側)から、吸収性物品4に供給されることになり、当該液状の排泄物が上層吸収体44及び下層吸収体46に吸収されることになる。この場合、下層吸収体46が液状の排泄物を吸収し、当該下層吸収体46の表面(第4接着剤54が塗布されている面)が脆くなり、当該表面が剥離し易くなる。そして、この後に装着者が体勢を変更する等した場合、装着者の肌にトップシート42が付着して追従することがあるが、この場合、図5において、トップシート42が内側面側(図6の図面上側であり、白抜き矢印が示す方向)に向かって引っ張られることになる。この場合、カバーシート43、上層吸収体44、及び中間シート45(以下、カバーシート43、上層吸収体44、及び中間シート45を単に「上層吸収体44等」とも称する)は、第1接着剤51、第2接着剤52、及び第3接着剤53によってトップシート42に対して強固に固定されているので、「上層吸収体44等」はトップシート42に固定された状態で当該トップシート42に追従して(つまり、装着者の肌に追従して)内側面側に移動することになる。なお、「上層吸収体44等」がトップシート42に追従して移動する場合、前述の剥離し易くなっている下層吸収体46の表面が剥離し、図7に示すように、「上層吸収体44等」は、下層吸収体46及びバックシート48と分離して移動することになる。なお、実際には、トップシート42とバックシート48とは、前述したように、長手方向における端部同士が固定されているので、「上層吸収体44等」が下層吸収体46及びバックシート48と分離して移動する場合、これらの各構成要素にうちの少なくとも一部の形状が僅かにたわむことも想定されるが、ここでは、当該僅かなたわみについては、説明の便宜上、図示を省略している。
そして、このように、「上層吸収体44等」がトップシート42に追従して(つまり、装着者の肌に追従して)内側面側に移動するので、装着者が液状の排泄物を再度排泄した場合、少なくとも、上層吸収体44にて当該液状の排泄物が吸収されることになるので、液状の排泄物が図2のおむつ1から漏れることを防止することが可能となる。
(実施の形態の効果)
このように実施の形態によれば、表面側シート材の表面層であるトップシート42と当該トップシート42に固定されている裏面層である中間シート45との間に設けられる上層吸収体44を備えることにより、例えば、トップシート42が装着者の肌に追従した場合であっても、上層吸収体44が当該トップシート42と共に装着者の肌に追従することになるので、吸収対象を確実に吸収することが可能となる。また、上層吸収体44を表面側シート材のトップシート42と中間シート45との間に固定するという単純な構造とすることができるので、吸収対象を確実に吸収することをシンプルな構造で実現することが可能となる。
また、上層吸収体44で少なくとも一部が吸収される吸収対象が装着者側から表面側シート材側に供給される前に、表面側シート材は下層吸収体46に固定されていることにより、例えば、装着者が吸収対象を1回目に排泄する前に、吸収性物品4のごわつき感を抑えることができ、吸収性物品4の利用性を向上させることが可能となる。
また、上層吸収体44がトップシート42側と中間シート45側とを相互に固定するための第2接着剤52及び第3接着剤53が塗布されるスリット441を有することにより、例えば、トップシート42側と中間シート45側とを強固に固定することが可能となる。
また、上層吸収体44は少なくともトップシート42に対してオメガパターンで塗布される第1接着剤51、第2接着剤52、及び第3接着剤53にて固定されることにより、例えば、比較的少量の第1接着剤51、第2接着剤52、及び第3接着剤53を略均一に塗布することができるので、吸収性物品4の低コスト化を図ることが可能となる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(トップシート42、カバーシート43、上層吸収体44、中間シート45、下層吸収体46、キャリアシート47、及びバックシート48について)
上記実施の形態のトップシート42、カバーシート43、上層吸収体44、中間シート45、下層吸収体46、キャリアシート47、及びバックシート48の平面形状を任意に変更してもよく、例えば、実施の形態で説明した略砂時計形状の構成要素を矩形形状としてもよいし、あるいは、逆に矩形形状の構成要素を略砂時計形状としてもよい。
また、上記実施形態では、図4のトップシート42、カバーシート43、上層吸収体44、及び中間シート45を相互に接着剤で固定する場合について説明したが、これに限らない。例えば、トップシート42と中間シート45とを相互に溶着等することにより予め一体的に構成した上で、当該一体的に構成したトップシート42及び中間シート45相互館に上層吸収体44を設けるように構成してもよい。
また、上記実施形態の図4の吸収性物品4において、カバーシート43を省略してもよい。また、例えば、上層吸収体44のスリット441を省略してもよい。
(組み合わせについて)
また、上記実施の形態の特徴と変形例の特徴を相互に組み合わせてもよい。
(付記)
付記1の吸収性物品は、装着者の肌と当接する表面層と、当該表面層の裏側に設けられる裏面層であって、前記表面層に固定されている前記裏面層とを有する複数構造状の表面側シート材と、前記表面側シート材の前記表面層と前記裏面層との間に設けられる第1吸収体と、を備える。
付記2の吸収性物品は、付記1に記載の吸収性物品において、前記表面側シート材における前記装着者の肌とは反対側に設けられる裏面シートと、前記表面側シート材と前記裏面シートとの間に設けられる第2吸収体であって、前記裏面シートに固定されている前記第2吸収体と、を備え、前記第1吸収体で少なくとも一部が吸収される吸収対象が前記装着者側から前記表面側シート材側に供給される前に、前記表面側シート材は前記第2吸収体に固定されており、前記吸収対象が前記装着者側から前記表面側シート材側に供給された場合に、前記表面側シート材は前記第2吸収体から離れる。
付記3の吸収性物品は、付記1又は2に記載の吸収性物品において、前記第1吸収体は、前記表面層側から前記裏面層側に通じるスリットであって、前記表面層側と前記裏面層側とを相互に固定するための接着剤が塗布される前記スリット、を有する。
付記4の吸収性物品は、付記1から3いずれか一項に記載の吸収性物品において、前記第1吸収体は、少なくとも前記表面層に対してオメガパターンで塗布される接着剤にて固定される。
(付記の効果)
付記1に記載の吸収性物品によれば、表面側シート材の表面層と当該表面層に固定されている裏面層との間に設けられる第1吸収体を備えることにより、例えば、表面層が装着者の肌に追従した場合であっても、第1吸収体が当該表面層と共に装着者の肌に追従することになるので、吸収対象を確実に吸収することが可能となる。また、第1吸収体を表面側シート材の表面層と裏面層との間に固定するという単純な構造とすることができるので、吸収対象を確実に吸収することをシンプルな構造で実現することが可能となる。
付記2に記載の吸収性物品によれば、第1吸収体で少なくとも一部が吸収される吸収対象が装着者側から表面側シート材側に供給される前に、表面側シート材は第2吸収体に固定されていることにより、例えば、装着者が吸収対象を1回目に排泄する前に、吸収性物品のごわつき感を抑えることができ、吸収性物品の利用性を向上させることが可能となる。
付記3に記載の吸収性物品によれば、第1吸収体が表面層側と裏面層側とを相互に固定するための接着剤が塗布されるスリットを有することにより、例えば、表面層側と裏面層側とを強固に固定することが可能となる。
付記4に記載の吸収性物品によれば、第1吸収体は少なくとも表面層に対してオメガパターンで塗布される接着剤にて固定されることにより、例えば、比較的少量の接着剤を略均一に塗布することができるので、吸収性物品の低コスト化を図ることが可能となる。
1 おむつ
2 おむつ本体
3 外装シート
4 吸収性物品
3a 外側シート
3b 内側シート
2a 前側胴周り部
2b 後側胴周り部
2c 股下部
2d ファスナー部
41 立体ギャザー
42 トップシート
43 カバーシート
44 上層吸収体
45 中間シート
46 下層吸収体
47 キャリアシート
48 バックシート
51 第1接着剤
52 第2接着剤
53 第3接着剤
54 第4接着剤
441 スリット

Claims (4)

  1. 装着者の肌と当接する表面層と、当該表面層の裏側に設けられる裏面層であって、前記表面層に固定されている前記裏面層とを有する複数構造状の表面側シート材と、
    前記表面側シート材の前記表面層と前記裏面層との間に設けられる第1吸収体と、
    を備える吸収性物品。
  2. 前記表面側シート材における前記装着者の肌とは反対側に設けられる裏面シートと、
    前記表面側シート材と前記裏面シートとの間に設けられる第2吸収体であって、前記裏面シートに固定されている前記第2吸収体と、を備え、
    前記第1吸収体で少なくとも一部が吸収される吸収対象が前記装着者側から前記表面側シート材側に供給される前に、前記表面側シート材は前記第2吸収体に固定されており、前記吸収対象が前記装着者側から前記表面側シート材側に供給された場合に、前記表面側シート材は前記第2吸収体から離れる、
    請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記第1吸収体は、前記表面層側から前記裏面層側に通じるスリットであって、前記表面層側と前記裏面層側とを相互に固定するための接着剤が塗布される前記スリット、を有する、
    請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記第1吸収体は、少なくとも前記表面層に対してオメガパターンで塗布される接着剤にて固定される、
    請求項1から3いずれか一項に記載の吸収性物品。
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