JP2021015704A - リーク検出構造 - Google Patents

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Kohei Horiike
恒平 堀池
道太郎 糸賀
Michitaro Itoga
道太郎 糸賀
仁 奥野
Hitoshi Okuno
仁 奥野
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Abstract

【課題】気液分離器と水素ポンプとの間隔が狭くてもオフガスに含まれる水素ガスの漏洩を安定して検出できるリーク検出構造を提供する。【解決手段】リーク検出構造1は、ストロー型のプローブ41を備えた水素リークディテクタ4と組み合わせて水素ガスの漏洩を検出する。リーク検出構造1は、気液分離器2と、水素ポンプ3と、囲繞部材5と、を備えている。気液分離器2と水素ポンプ3とは、隙間をあけて配置されている。囲繞部材5は、気液分離器2と水素ポンプ3との隙間の少なくとも一部に詰められている。気液分離器2に設けられた排気口22は、水素ポンプ3に設けられた吸気口31に接続されている。プローブ41の先端は、排気口22と吸気口31との嵌合部10に対向するように挿入される。囲繞部材5は、挿入された状態のプローブ41の先端に対向する開口部51を除いて嵌合部10を囲むように配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、水素ガスの漏洩を検出するリーク検出構造に関する。
燃料電池自動車は、燃料電池スタックから排出されたオフガスから水分を取り除く気液分離器や、燃料電池スタックから排出されたオフガスを再び燃料電池スタックへ循環させる水素ポンプ等を備えている。気液分離器の排気口と水素ポンプの吸気口との嵌合部は、Oリング等のガスケットによって気密性が付与されている。万が一、組立て工程等においてガスケットに塵埃等が付着すると、水素ガスを含んだオフガスが気液分離器と水素ポンプとの嵌合部から漏洩するおそれがある。
水素ガスの漏洩を未然に防ぐため、燃料電池自動車の組立て工程やディーラ検査等では、水素リークディテクタを用いてガスケットから水素ガスの漏洩がないか確認している。水素リークディテクタによって水素ガスの漏洩を検出するリーク検出構造の一例として、水素リークディテクタに中空のチューブが接続され、チューブの先端にカップ状のアダプタが付設され、アダプタが気液分離器と水素ポンプとの嵌合部を覆うリーク検出構造が知られている。しかるに、燃料電池システムのサイズをコンパクトにしようとすると、システムを構成する各々の装置の間隔が狭くなる。特許文献1には、気液分離器と水素ポンプとを近接して配置して両者をボルトで互いに締結した燃料電池モジュールが開示されている。
特開2019−16495号公報
特許文献1に開示されたように、気液分離器と水素ポンプとの間隔が狭くなると、それらの間においてアダプタを嵌合部に装着する作業が困難になる。そのような場合、アダプタに代えて、狭い隙間に挿入できるストロー型のプローブを用いて水素ガスの漏洩を検出することが考えられる。しかしながら、ストロー型のプローブを用いると、プローブの先端と漏洩位置とが離れているとき、漏洩した水素ガスを検出できないおそれがある。
そこで、本発明は、気液分離器と水素ポンプとの間隔が狭くてもオフガスに含まれる水素ガスの漏洩を安定して検出できるリーク検出構造を提供する。
本発明の一態様に係るリーク検出構造は、ストロー型のプローブを備えた水素リークディテクタと組み合わせて水素ガスの漏洩を検出する。リーク検出構造は、気液分離器と、水素ポンプと、囲繞部材と、を備えている。気液分離器は、燃料電池スタックから排出されたオフガスに含まれる水分を分離する。水素ポンプは、オフガスを燃料電池スタックへ循環させる。気液分離器と水素ポンプとは、隙間をあけて配置されている。囲繞部材は、気液分離器と水素ポンプとの隙間の少なくとも一部に詰められている。気液分離器に設けられた排気口は、水素ポンプに設けられた吸気口に接続されている。プローブの先端は、排気口と吸気口との嵌合部に対向するように挿入される。囲繞部材は、挿入された状態のプローブの先端に対向する部位を除いて嵌合部を囲むように配置されている。
この態様によれば、万が一、嵌合部からオフガスに含まれる水素ガスが漏洩していても、嵌合部の周りは囲繞部材に囲まれているため、漏洩した水素ガスは囲繞部材と嵌合部との間に区画されたリング状の微小空間に充満する。漏洩した位置がプローブの先端から離れていても、オフガスに含まれる水素ガスが拡散することがなく検出可能な濃度のままでプローブの先端へと導かれるため、水素ガスの漏洩を安定して検出できる。
本発明によれば、気液分離器と水素ポンプとの間隔が狭くてもオフガスに含まれる水素ガスの漏洩を安定して検出できるリーク検出構造を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態のリーク検出構造を示す斜視図である。 図2は、水素ポンプを取り外した状態の気液分離器の排気口を拡大して示す平面図である。 図3は、本発明のリーク検出構造を用いた場合のシミュレーション結果を示す図である。 図4は、図2に示された囲繞部材がない場合のシミュレーション結果を示す図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。本発明のリーク検出構造1は、気液分離器2と水素ポンプ3との嵌合部10を囲むように囲繞部材5が配置されていることが特徴の一つである(図1及び図2参照)。これにより、プローブ41の先端とは反対側の位置Xから水素ガスが漏洩した場合であっても、検出可能な濃度のままでプローブ41の先端へと導くことができる(図3及び図4参照)。以下、図1から図4を参照して各構成について詳しく説明する。
本発明のリーク検出構造1は、例えば、燃料電池自動車等の車両に搭載される燃料電池システムに用いることができる。燃料電池システムは、主な構成として、水素ガス等の燃料ガスと空気中の酸素ガスとを化学反応させて発電する燃料電池スタックと、燃料電池スタックに燃料ガス等を供給する補機と、燃料電池スタックにより発電された電気を充電又は放電する二次電池と、二次電池からの電力で駆動するモータと、それらを制御する制御部と、を備えている。
燃料電池スタックから排出されるオフガスには、発電に使われなかった水素ガスや、発電で生成した水分等が含まれている。前述した補機には、水素ガスを含んだオフガスを再び燃料電池スタックへ循環させる水素ポンプ3や、オフガスに含まれる水分を取り除く気液分離器2等が含まれる。
図1は、本発明の一実施形態のリーク検出構造1を示す斜視図であり、気液分離器2と水素ポンプ3との嵌合部10を説明するため、水素ポンプ3を透過して示している。図示した例では、オフガスの流れ方向において、気液分離器2が上流側になり、水素ポンプ3が下流側になるように構成されている。気液分離器2と水素ポンプ3とは近接して配置され、水素ポンプ3の吸気口31が気液分離器2の排気口22にOリング等のガスケット11(図2に示す)を介して接続されている。排気口22は、気液分離器2側の第1通気口の一例であり、吸気口31は、水素ポンプ側の第2通気口の一例である。なお、水素ポンプ3が上流側になり、気液分離器2が下流側になるように構成してもよい。図示した例では、気液分離器2及び水素ポンプ3が、ボルトによって互いに締結されている。
図1に示すように、気液分離器2は、吸気口21から吸気されたオフガスから水分を分離して排液口23から排出する。水分が除去されたオフガスは、排気口22から排出される。気液分離器2は、冷媒流路24,25の一方から流入し他方から流出する冷媒によって、オフガスに含まれる水蒸気を凝縮させる。気液分離器2は、水素ポンプ3に面した上面2A(図2に示す)を有している。図示しないが同様に、水素ポンプ3は、気液分離器2に面した下面を有している。上面2A及び下面は、概ね平坦に形成され、僅かな隙間をあけて上下に対向している。
本発明のリーク検出構造1は、ストロー型の水素リークディテクタ4と組み合わせて水素ガスの漏洩を検出する。リーク検出構造1は、前述した気液分離器2及び水素ポンプ3に加えて、気液分離器2の上面2Aと水素ポンプ3の下面との隙間に詰められた囲繞部材5をさらに備えている。囲繞部材5は、上面2A及び下面の少なくとも一部を覆っている。水素リークディテクタ4は、ストロー型すなわち細長い円筒状のプローブ41を備えている。組立て工程やディーラ検査の水素ガスの漏洩検査において、プローブ41の先端は、気液分離器2の上面2Aと水素ポンプ3の下面との隙間に挿入され、嵌合部10の近傍に配置される。
図2は、水素ポンプ3を取り外した状態の気液分離器2の排気口22を拡大して示す平面図である。図示した例では、気液分離器2の平坦な上面2Aに、凹円柱面の溝26が設けられている。溝26は、プローブ41を収容可能に構成されている。溝26は、プローブ41よりも僅かに太く形成され、嵌合部10の近傍まで延在している。より詳しくは、溝26は、囲繞部材5の開口部51まで延在している。開口部51については、後で詳しく説明する。
気液分離器2の排気口22は、水素ポンプ3に向かって突出した円筒状に形成されている。排気口22には、Oリング等のガスケット11が装着されている。囲繞部材5は、例えばC字状に形成され、嵌合部10を囲んでいる。なお、囲繞部材5の形状はC字状に限定されない。例えば、気液分離器2の上面2Aの全面を覆うように囲繞部材5を形成してもよい。
囲繞部材5は、例えばゴム発泡体等から形成され、気液分離器2の上面2Aと水素ポンプ3の下面との双方に密着している。囲繞部材5の反発力が大きいと、排気口22と吸気口31とを離間させようとする負荷が作用するため、本実施形態には、柔軟な材料から形成された囲繞部材5が好ましい。囲繞部材5がゴムスポンジの場合、ゴムは、例えばEPDMゴム等であってもよいし、他種のゴムであってもよい。低密度で柔軟な発泡体が形成できれば、囲繞部材5の材料は、他種の樹脂材料であってもよい。
図2に示すように、囲繞部材5は、プローブ41の先端に対向する部位(開口部)51を除いて嵌合部10を囲んでいる。図示した例では、囲繞部材5が、開口部51を除いて嵌合部10を囲むC字状に形成されている。ガスケット11と囲繞部材5との隙間には、リング状の微小空間(リークガス流路)50が区画されている。仮に、嵌合部10から水素ガスを含んだオフガスが漏洩した場合、水素ガスは拡散することなく微小空間50に充満し、やがてプローブ41まで到達する。
以上のように構成された本実施形態のリーク検出構造1によれば、プローブ41の先端とは反対側の位置Xから水素ガスが漏洩した場合であっても、検出可能な濃度のままでプローブ41の先端へと導くことができる。図3は、本発明のリーク検出構造を用いた場合のシミュレーション結果を示す図であり、図4は、本発明との比較のために示す比較例のシミュレーション結果を示す図である。図4に示された比較例は、図2に示された囲繞部材5がない点が図3に示された本実施形態と異なる。
図4に示すように、嵌合部10の周方向においてプローブ41の先端とは反対側から水素ガスが漏洩した場合、囲繞部材5がないと、水素ガスが拡散してしまってプローブ41の先端において水素ガスが検出可能な濃度未満になってしまうおそれがある。これに対し、本発明のリーク検出構造1によれば、囲繞部材5内の微小空間50にオフガスが充満し、検出可能な濃度のまま水素ガスがプローブ41の先端に到達することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
1…リーク検出構造、2…気液分離器、2A…上面、3…水素ポンプ、4…水素リークディテクタ、5…囲繞部材、10…嵌合部、11…ガスケット、21…吸気口、22…排気口(第1通気口の一例)、23…排液口、24,25…冷媒流路、26…溝、31…吸気口(第2通気口の一例)、41…プローブ、50…微小空間、51…開口部。

Claims (1)

  1. ストロー型のプローブを備えた水素リークディテクタと組み合わせて水素ガスの漏洩を検出するリーク検出構造であって、
    燃料電池スタックから排出されたオフガスに含まれる水分を分離する気液分離器と、
    前記気液分離器と隙間をあけて配置され、オフガスを前記燃料電池スタックへ循環させる水素ポンプと、
    前記隙間の少なくとも一部に詰められた囲繞部材と、を備え、
    前記気液分離器に設けられた第1通気口は、前記水素ポンプに設けられた第2通気口に接続されており、
    前記プローブの先端は、前記第1通気口と前記第2通気口との嵌合部に対向するように挿入され、
    前記囲繞部材は、挿入された状態の前記プローブの先端に対向する部位を除いて前記嵌合部を囲むように配置されている、
    リーク検出構造。
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