JP2021014372A - 水素生成装置 - Google Patents

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吉田 豊
Yutaka Yoshida
豊 吉田
繁 飯山
Shigeru Iiyama
繁 飯山
憲有 武田
Kenyu Takeda
憲有 武田
尾関 正高
Masataka Ozeki
正高 尾関
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Abstract

【課題】改質触媒を支持する棚板を、改質触媒を囲む中筒と中筒底板との接合部よりも上方に配置した水素生成装置の高さを低くする。【解決手段】水素生成装置1は、内筒54と中筒55との間の改質触媒収納空間52に充填される改質触媒51と、改質触媒51を下から支持する棚段58と、内筒底板56と対向する面に水素含有ガス流路が形成されるように中筒55の下端面55Bに接合される中筒底板57と、を有し、中筒底板57は、棚段58の周縁の下部と当接して棚段58の周縁の下部が中筒55の下端面55Bよりも下がるのを防止する位置決め面57Bを有し、位置決め面57Bと、中筒底板57における中筒55の下端面55Bと接合される接合面57Cとが、同一平面上に連続している。【選択図】図1

Description

本発明は、略鉛直方向のガス流路に改質触媒を配置した、多重筒構造の水素生成装置に関するものである。
近年、小型装置でも高効率な発電を可能とする燃料電池発電システムは、分散型エネルギー供給源の発電システムとして、開発が進められている。しかしながら、発電時の燃料となる水素含有ガスは、未だ一般的なインフラとして整備されていない。
そこで、例えば、都市ガス、プロパンガス等の既存の化石原料インフラから供給される炭化水素系の原料を利用し、それらの原料と水蒸気(水)との改質反応により水素含有ガスを生成させる水素生成装置が、燃料電池発電システムに併設される。
一般的に、水素生成装置は、原料と水とを改質反応させて、水素含有ガスを生成させる改質器を備えている。改質器により生成される水素含有ガスには、一酸化炭素が含まれるため、水素生成装置は、改質器の後段に、水素含有ガスに含まれる一酸化炭素の濃度を低減させるCO低減器、および一酸化炭素を酸化させて除去するCO除去器を設ける構成が採られることが多い。
それらの反応器には、各反応に適した触媒、例えば、改質器にはRuやNiを含んだ改質触媒、CO低減器にはCu−Znを含んだ変成触媒、CO除去器にはRuを含んだ選択酸化触媒等が、それぞれ用いられている。
この各触媒には、それぞれの反応に適した設計温度があり、改質触媒は650℃程度、変成触媒は250℃程度、選択酸化触媒は150℃程度で、使用されることが多い。この各触媒を所定の温度まで昇温させるために、燃料を燃焼させて、その燃焼熱で水素生成装置の各触媒を加熱するバーナなどが、水素生成装置に用いられる。
従来、この種の水素生成装置において、それぞれ径が異なる多重円筒状構造体の筒間に触媒を充填し、内部からバーナにより触媒を加熱する構成の水素生成装置が多く提案されている。改質触媒の下部には改質触媒を保持する棚段が、改質触媒が充填される外側の筒に溶接で固定されている構成が提案されている(特許文献1)。
図5は、特許文献1に開示された従来の水素生成装置の構成を示す縦断面図である。
図5に示す従来の水素生成装置では、内筒30と、内筒30に囲まれるように配置され内筒30の内周面を加熱する加熱器19と、内筒30の下端の開口部を塞ぐ内筒底板33と、内筒30の外周面の間にガス流路が形成されるように内筒30の外側に配置される中筒31と、ガス流路に形成される改質触媒収納空間12に充填される改質触媒11と、改質触媒11が改質触媒収納空間12から落下しないように改質触媒11を下から支持する通気構造の環状の棚段45と、内筒底板33と対向する面に改質触媒11で生成された水素含有ガスを通過させるための貫通穴が設けられ内筒底板33の下面の間に水素含有ガスが貫通穴に向かって流れる水素含有ガス流路が形成されるように中筒31に接合される鏡板形状の中筒底板34とを有し、棚段45は中筒31の内側に溶接で取り付けられ、中筒底板34は中筒31の下端部に溶接で取り付けられている。
また、特許文献1では、この水素生成装置の製造手順について、少なくとも内筒30と
中筒31が取り付けられた状態で鉛直方向逆向きにして台に固定し、内筒30と中筒31との間の部分に、改質触媒11の上部(鉛直方向逆向き時には下部の位置)に予め上部棚段(図5では省略)を設けるなどして改質触媒11を充填し、所定容量分の改質触媒11の充填が終了すると、改質触媒11の下部(鉛直方向逆向き時には上部)に棚段45をのせ、棚段45の周辺の下部と中筒31の内側面とを、溶接し、棚段45を取り付けることが開示されている。
中筒底板34は、中筒31に棚段45が取り付けられた後に、中筒31の下端部に溶接で取り付けられる。また、中筒底板34の耐圧強度を上げるために、中筒底板34を鏡板形状にすることの他に、中筒31に比べて中筒底板34の板厚を厚くすることが一般的である。
特開2013−212968号公報
しかしながら、従来の水素生成装置では、中筒31の下端部付近の内周面に棚段45を溶接で固定してから、中筒31の下端面に中筒底板34を溶接で接合する必要があり、溶接不良を回避するためには、棚段45の高さ位置を中筒31の下端よりも十分に上方に離す必要があるために、水素生成装置の高さを低くするのが難しいという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、改質触媒を支持する棚板を、改質触媒を囲む中筒と中筒底板との接合部よりも上方に配置した水素生成装置の高さを低くすることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の水素生成装置は、軸方向が略鉛直方向になるように配置される内筒と、内筒に囲まれるように配置され内筒の内周面を加熱する加熱器と、内筒の下端の開口部を塞ぐ内筒底板と、内筒の外周面との間にガス流路が形成されるように内筒の外側に配置される中筒と、ガス流路に形成される改質触媒収納空間と、改質触媒収納空間に充填される改質触媒と、ガス流路を上側と下側とに仕切って改質触媒が改質触媒収納空間から落下しないように改質触媒を下から支持する通気構造の環状の棚段と、内筒底板と対向する面に改質触媒で生成された水素含有ガスを通過させるための貫通穴が設けられ内筒底板の下面との間に水素含有ガスが貫通穴に向かって流れる水素含有ガス流路が形成されるように中筒の下端面に接合される中筒底板と、を有する水素生成装置であって、棚段は、内径が内筒の外径よりも大きく、外径が中筒の内径よりも小さく、中筒底板は、棚段の周縁の下部と当接して棚段の周縁の下部が中筒の下端面よりも下がるのを防止する位置決め面を有し、位置決め面と、中筒底板における中筒の下端面と接合される接合面とが、同一平面上に連続していることを特徴とするものである。
これによって、棚段を固定しなくても、中筒底板を中筒の下端面に接合すれば、重力によって、棚段は、棚段の周縁の下部が内筒底板の位置決め面に当接する位置に保持されるので、棚段の周縁の下部と中筒の下端との間に所定の間隔をあける必要がある従来の水素生成装置よりも水素生成装置の高さを低くすることができる。
本発明の水素生成装置は、中筒底板を中筒の下端面に接合すれば、棚段の位置は、棚段の周縁の下部が内筒底板の位置決め面に当接する位置になるので、棚段の周縁の下部と中
筒の下端との間に所定の間隔をあける必要がある従来の水素生成装置よりも水素生成装置の高さを低くすることができる。
また、中筒底板を中筒の下端面に接合する作業をすれば、その作業とは別に、棚段を溶接などで中筒の所定位置に固定する作業が不要なので、製造工程を簡略化でき、従来よりも安価に水素生成装置を製造できる。
本発明の実施の形態1における水素生成装置の概略構成を示す縦断面図 本発明の実施の形態1における水素生成装置の途中の組立工程を示す模式図 本発明の実施の形態2における水素生成装置の概略構成を示す縦断面図 本発明の実施の形態2における水素生成装置の途中の組立工程を示す模式図 従来の水素生成装置の概略構成図
第1の発明は、軸方向が略鉛直方向になるように配置される内筒と、内筒に囲まれるように配置され内筒の内周面を加熱する加熱器と、内筒の下端の開口部を塞ぐ内筒底板と、内筒の外周面との間にガス流路が形成されるように内筒の外側に配置される中筒と、ガス流路に形成される改質触媒収納空間と、改質触媒収納空間に充填される改質触媒と、ガス流路を上側と下側とに仕切って改質触媒が改質触媒収納空間から落下しないように改質触媒を下から支持する通気構造の環状の棚段と、内筒底板と対向する面に改質触媒で生成された水素含有ガスを通過させるための貫通穴が設けられ内筒底板の下面との間に水素含有ガスが貫通穴に向かって流れる水素含有ガス流路が形成されるように中筒の下端面に接合される中筒底板と、を有する水素生成装置であって、棚段は、内径が内筒の外径よりも大きく、外径が中筒の内径よりも小さく、中筒底板は、棚段の周縁の下部と当接して棚段の周縁の下部が中筒の下端面よりも下がるのを防止する位置決め面を有し、位置決め面と、中筒底板における中筒の下端面と接合される接合面とが、同一平面上に連続していることを特徴とする。
これによって、棚段を固定しなくても、中筒底板を中筒の下端面に接合すれば、重力によって、棚段は、棚段の周縁の下部が内筒底板の位置決め面に当接する位置に保持されるので、棚段の周縁の下部と中筒の下端との間に所定の間隔をあける必要がある従来の水素生成装置よりも水素生成装置の高さを低くすることができる。
また、中筒底板を中筒の下端面に接合する作業をすれば、その作業とは別に、棚段を溶接などで中筒の所定位置に固定する作業が不要なので、製造工程を簡略化でき、従来よりも安価に水素生成装置を製造できる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、中筒底板と中筒の下端面との接合によって棚段が固定されていることを特徴とする。
これによって、中筒底板と中筒の下端面との接合によって棚段が固定されているので、水素生成装置に輸送時の振動が加わっても、棚段の周縁部が中筒底板の位置決め面から離れて傾くことで生じる隙間によって、改質触媒が棚段から落下するのを抑止することができる。
以下、本発明の水素生成装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の水素生成装置の概略構成を示す縦断面図である。
図1に示すように本実施の形態の水素生成装置1は、軸方向が略鉛直方向になるように配置される略円筒形の内筒54、内筒54に囲まれるように内筒54の中心軸上に配置され内筒54の内周面を加熱する加熱器53、下に凸(上に凹)で縁が略円筒の丸盆(平鏡板)の形を有し内筒54の下端の開口部を塞ぐ内筒底板56、内筒54の外周面との間にガス流路が形成されるように内筒54の外側に配置される中筒55、内筒54と中筒55との間のガス流路における上部に水を供給するように構成された水供給部28、内筒54と中筒55との間のガス流路における上部に炭化水素系の原料(都市ガス)を供給するように構成された原料供給部29、内筒54と中筒55との間のガス流路に構成され水供給部28から供給された水を内筒54からの熱により蒸発させる蒸発器5、蒸発器5の下方で内筒54と中筒55との間のガス流路に形成される改質触媒収納空間52、改質触媒収納空間52に充填され原料と水蒸気との混合ガスを水蒸気改質反応によって水素リッチな水素含有ガスに変える改質触媒51、内筒54と中筒55との間のガス流路を上側と下側とに仕切って改質触媒51が改質触媒収納空間52から落下しないように改質触媒51を下から支持する通気構造の環状の棚段58、内筒54と中筒55との間のガス流路を上側と下側とに仕切って改質触媒51の層の高さが周方向で不均一にならないように改質触媒51を上から抑える通気構造の環状の上部棚段59、下に凸(上に凹)で縁が略円筒の丸盆(平鏡板)の形を有し内筒底板56と対向する面に改質触媒51で生成された水素含有ガスを通過させるための貫通穴38が設けられ内筒底板56の下面との間に水素含有ガスが貫通穴38に向かって流れる水素含有ガス流路が形成されるように中筒55の下端面55Bに接合される中筒底板57、中筒55の外周面との間にガス流路が形成されるように中筒55の外側に配置される略円筒形の外筒32、下に凸(上に凹)で縁が略円筒の丸盆(平鏡板)の形を有し中筒底板57の下面との間に貫通穴38から流出した水素含有ガスが中筒55と外筒32との間のガス流路に向かって流れる水素含有ガス流路が形成されるように外筒32の下端面に接合される外筒底板39、中筒55と外筒32との間のガス流路に構成されるCO低減器13、CO低減器13に充填されシフト反応により貫通穴38から流出した水素含有ガスに含まれるCOの濃度を低減する変成触媒14、CO低減器13の上方で中筒55と外筒32との間のガス流路に構成されるCO除去器15、CO除去器15に充填され選択酸化反応によりCO低減器13から流出した水素含有ガスからCOを除去する選択酸化触媒16、CO除去器15から流出した水素含有ガスを中筒55と外筒32との間のガス流路におけるCO除去器15よりも上部から排出するための出口配管17で構成されている。
中筒55は、改質触媒収納空間52に対応する部分の径が、蒸発器5に対応する部分の径よりも大きくなるように形成されている。また、中筒55は、蒸発器5とCO低減器13とを熱交換させるとともに、蒸発器5とCO除去器15とを熱交換させるように構成されている。
棚段58は、内筒54と棚段58との隙間から粒状の改質触媒51が落下しない程度に棚段58の内径が改質触媒収納空間52に対応する部分の内筒54の外径よりも大きく、中筒55と棚段58との隙間に粒状の改質触媒51が入り込まない程度に棚段58の外径が改質触媒収納空間52に対応する部分の中筒55の内径よりも小さくなるように形成されている。
上部棚段59は、内筒54と上部棚段59との隙間を粒状の改質触媒51が通過できない程度に上部棚段59の内径が改質触媒収納空間52に対応する部分の内筒54の外径よりも大きく、中筒55と上部棚段59との隙間を粒状の改質触媒51が通過できない程度に上部棚段59の外径が改質触媒収納空間52に対応する部分の中筒55の内径よりも小さく、上部棚段59の外径がCO低減器13に対応する部分の中筒55の内径よりも大き
くなるように形成されている。
中筒底板57の縁の外径は、改質触媒収納空間52に対応する部分の中筒55の外径と略同じであり、中筒底板57の略円筒の縁の内径は、棚段58の外径よりも小さい。
また、中筒底板57の縁の上面に、棚段58の周縁の下部と当接して棚段58の周縁の下部が中筒55の下端面よりも下がるのを防止する位置決め面57Bと、中筒55の下端面と接合される接合面57Cとを有し、位置決め面57Bと接合面57Cとは、同一平面上に連続している。
外筒底板39における中筒底板57の貫通穴38と対向する部分には、改質温度検出部が取り付けられ、外筒32におけるCO低減器13に対応する部分には、変成温度検出部が取り付けられ、外筒32におけるCO低減器13に対応する部分とCO除去器15に対応する部分との間には、CO除去器15に流入する水素含有ガスに空気を供給する空気供給配管が取り付けられる。
出口配管17と水供給部28は、外筒32におけるCO除去器15に対応する部分よりも上側の部分から突出している。
加熱器53は、都市ガス等の可燃ガスと燃焼用空気との混合ガスを燃焼するバーナである。
以上のように構成された本実施の形態の水素生成装置1について、以下、その動作と作用を説明する。
原料の供給流量と水の供給流量の比率が所定の比率になり、かつ、要求される生成量の水素含有ガスが水素生成装置1で生成されるように、原料供給部29から原料が供給されるとともに、水供給部28から水が供給される。
水供給部28から供給された水は、加熱器53によって加熱された蒸発器5で蒸発して水蒸気となり、原料ガスと水蒸気の混合ガスが生成される。
原料ガスと水蒸気の混合ガスは、改質触媒51によって水蒸気改質反応が行われて水素含有ガスとなる。改質触媒51で改質された水素含有ガスは、内筒底板56と中筒底板57との間のガス通路を流れて貫通穴38を通過し、中筒底板57と外筒底板39との間のガス流路に流入する。
そして、水素含有ガスは、CO低減器13に充填されている変成触媒14によりCO濃度が低減され、さらにCO除去器15に充填されている選択酸化触媒16によりCOが除去されてCO濃度が数ppm程度にまで低減されて、外筒32の上部に設けられた出口配管17から水素生成装置1の外部に出る。
図2は、本発明の実施の形態1における水素生成装置1の途中の組立工程を示す模式図であり、水素生成装置1の、改質触媒51の充填、棚段58の設置、中筒底板57を中筒55に接合する部分の組立手順について示している。
まず、水素生成装置1は、少なくとも内筒54と中筒55が取り付けられた状態で鉛直方向逆向きにして固定台8に固定され、予め改質触媒51の上部(鉛直方向逆向き時には下部の位置)に上部棚段59を内筒54に取り付けておき、内筒54と中筒55との間の部分に改質触媒51を充填する(製造工程1)。
改質触媒51の充填が終了すると、改質触媒51の下部(鉛直方向逆向き時には上部)に棚段58を載せる(製造工程2)。その後、中筒底板57を、中筒55の下端面55Bに載せて(製造工程3)、中筒55の下端面55Bと中筒底板57とを溶接して(製造工程4)、鉛直方向正向きに戻す。
中筒底板57は耐圧強度を上げるために鏡板形状にし、さらに中筒55に比べて板厚を厚くしている。本実施の形態では、中筒55の板厚を2mm、中筒底板57の板厚を3mmとしている。
中筒底板57の、中筒55の板厚に比べて板厚が厚い部分は中筒55の内周部よりも内側に突き出している。中筒55の内周部よりも突き出した部分は、棚段58の周縁の下部が当接する位置決め面57Bとなるので、棚段58を中筒55に溶接で固定していなくても、中筒55の下端面55Bと中筒底板57とを溶接して(製造工程4)、鉛直方向正向きに戻した後は、棚段58の周縁の下部が位置決め面57Bより下がることは無い。
中筒55に棚段58を溶接しないので、中筒55には棚段58を溶接する場合に受ける熱ダメージはなく、中筒底板57と中筒55の下端面55Bとを溶接で接合するときに、二度焼きは発生しない。
これにより、中筒底板57と中筒55の下端面55Bとを溶接する接合面57Cの位置は、棚段58の周縁の下部から一定以上離す必要は無く、中筒底板57と中筒55の下端面55Bとを溶接する接合面57Cと、位置決め面57Bとが同一平面上に連続していても問題は起こらず、水素生成装置1の小型化が可能となる。
以上のように、本実施の形態においては、中筒底板57は、棚段58の周縁の下部と当接して棚段58の周縁の下部が中筒55の下端面55Bよりも下がるのを防止する位置決め面57Bを有し、位置決め面57Bと、中筒底板57における中筒55の下端面55Bと接合される接合面57Cとが、同一平面上に連続するようにしているので、棚段58の周縁の下部は中筒底板57の位置決め面57Bよりも下がることはなく、棚段58の周縁の下部と中筒55との溶接を廃止することができる。
このとき、中筒55の下端面55Bと中筒底板57との溶接時に、中筒55と棚段58との溶接時の、熱の影響を受ける二度焼きが発生せず、いかなる溶接方法であっても、中筒55の下端面55Bと中筒底板57との溶接位置は、中筒55の下端面55Bつまり棚段58の周縁の下部と同じ高さに設定できる。
この結果、棚段58の周縁の下部と、中筒55及び中筒底板57の取り付け部との距離を一定以上設ける必要がなくなり、水素生成装置1の小型化が可能となる。
本実施の形態の水素生成装置1は、軸方向が略鉛直方向になるように配置される内筒54と、内筒54に囲まれるように配置され内筒54の内周面を加熱する加熱器53と、内筒54の下端の開口部を塞ぐ内筒底板56と、内筒54の外周面との間にガス流路が形成されるように内筒54の外側に配置される中筒55と、ガス流路に形成される改質触媒収納空間52と、改質触媒収納空間52に充填される改質触媒51と、ガス流路を上側と下側とに仕切って改質触媒51が改質触媒収納空間52から落下しないように改質触媒51を下から支持する通気構造の環状の棚段58と、内筒底板56と対向する面に改質触媒51で生成された水素含有ガスを通過させるための貫通穴38が設けられ内筒底板56の下面との間に水素含有ガスが貫通穴38に向かって流れる水素含有ガス流路が形成されるように中筒55の下端面55Bに接合される中筒底板57と、を有している。
そして、棚段58の内径は内筒54の外径よりも大きく、棚段58の外径は中筒55の内径よりも小さく、中筒底板57は、棚段58の周縁の下部と当接して棚段58の周縁の下部が中筒55の下端面55Bよりも下がるのを防止する位置決め面57Bを有し、位置決め面57Bと、中筒底板57における中筒55の下端面55Bと接合される接合面57Cとが、同一平面上に連続している。
これによって、水素生成装置1の製造工程で、内筒底板56が接合された上下逆さま状態の内筒54と上下逆さま状態の中筒55との間の改質触媒収納空間52に棚段58を挿入して、中筒55に中筒底板57を接合(本実施の形態では、溶接で固定)してから、内筒54と中筒55とを上下正常状態にすれば、中筒55に固定されていない棚段58は、重力によって、棚段58の周縁の下部が中筒底板57の位置決め面57Bに当接する位置に保持されるので、棚段58の周縁の下部と中筒55の下端との間に所定の間隔をあける必要がある従来の水素生成装置よりも水素生成装置1の高さを低くすることができる。
また、中筒底板57を中筒55の下端面55Bに接合する作業をすれば、その作業とは別に、棚段58を溶接で中筒55の所定位置に固定する作業が不要になるので、製造工程を簡略化でき、従来よりも安価に水素生成装置1を製造できる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2の水素生成装置の概略構成を示す縦断面図である。
図3に示すように本実施の形態の水素生成装置2は、軸方向が略鉛直方向になるように配置される略円筒形の内筒64、内筒64に囲まれるように内筒64の中心軸上に配置され内筒64の内周面を加熱する加熱器63、下に凸(上に凹)で縁が略円筒の丸盆(平鏡板)の形を有し内筒64の下端の開口部を塞ぐ内筒底板66、内筒64の外周面との間にガス流路が形成されるように内筒64の外側に配置される中筒65、内筒64と中筒65との間のガス流路における上部に水を供給するように構成された水供給部28、内筒64と中筒65との間のガス流路における上部に炭化水素系の原料(都市ガス)を供給するように構成された原料供給部29、内筒64と中筒65との間のガス流路に構成され水供給部28から供給された水を内筒64からの熱により蒸発させる蒸発器5、蒸発器5の下方で内筒64と中筒65との間のガス流路に形成される改質触媒収納空間62、改質触媒収納空間62に充填され原料と水蒸気との混合ガスを水蒸気改質反応によって水素リッチな水素含有ガスに変える改質触媒61、内筒64と中筒65との間のガス流路を上側と下側とに仕切って改質触媒61が改質触媒収納空間62から落下しないように改質触媒61を下から支持する通気構造の環状の棚段68、内筒64と中筒65との間のガス流路を上側と下側とに仕切って改質触媒61の層の高さが周方向で不均一にならないように改質触媒61を上から抑える通気構造の環状の上部棚段69、下に凸(上に凹)で縁が略円筒の丸盆(平鏡板)の形を有し内筒底板66と対向する面に改質触媒61で生成された水素含有ガスを通過させるための貫通穴38が設けられ内筒底板66の下面との間に水素含有ガスが貫通穴38に向かって流れる水素含有ガス流路が形成されるように中筒65の下端面65Bに接合される中筒底板67、中筒65の外周面との間にガス流路が形成されるように中筒65の外側に配置される略円筒形の外筒32、下に凸(上に凹)で縁が略円筒の丸盆(平鏡板)の形を有し中筒底板67の下面との間に貫通穴38から流出した水素含有ガスが中筒65と外筒32との間のガス流路に向かって流れる水素含有ガス流路が形成されるように外筒32の下端面に接合される外筒底板39、中筒65と外筒32との間のガス流路に構成されるCO低減器13、CO低減器13に充填されシフト反応により貫通穴38から流出した水素含有ガスに含まれるCOの濃度を低減する変成触媒14、CO低減器13の上方で中筒65と外筒32との間のガス流路に構成されるCO除去器15、CO除去器15に充填され選択酸化反応によりCO低減器13から流出した水素含有ガスからCO
を除去する選択酸化触媒16、CO除去器15から流出した水素含有ガスを中筒65と外筒32との間のガス流路におけるCO除去器15よりも上部から排出するための出口配管17で構成されている。
中筒65は、改質触媒収納空間62に対応する部分の径が、蒸発器5に対応する部分の径よりも大きくなるように形成されている。また、中筒65は、蒸発器5とCO低減器13とを熱交換させるとともに、蒸発器5とCO除去器15とを熱交換させるように構成されている。
棚段68は、内筒64と棚段68との隙間から粒状の改質触媒61が落下しない程度に棚段68の内径が改質触媒収納空間62に対応する部分の内筒64の外径よりも大きく、中筒65と棚段68との隙間に粒状の改質触媒61が入り込まない程度に棚段68の外径が改質触媒収納空間62に対応する部分の中筒65の内径よりも小さくなるように形成されている。
上部棚段69は、内筒64と上部棚段69との隙間を粒状の改質触媒61が通過できない程度に上部棚段69の内径が改質触媒収納空間62に対応する部分の内筒64の外径よりも大きく、中筒65と上部棚段69との隙間を粒状の改質触媒61が通過できない程度に上部棚段69の外径が改質触媒収納空間62に対応する部分の中筒65の内径よりも小さく、上部棚段69の外径がCO低減器13に対応する部分の中筒65の内径よりも大きくなるように形成されている。
中筒底板67の縁の外径は、改質触媒収納空間62に対応する部分の中筒65の外径と略同じであり、中筒底板67の略円筒の縁の内径は、棚段68の外径よりも小さい。
また、中筒底板67の縁の上面に、棚段68の周縁の下部と当接して棚段68の周縁の下部が中筒65の下端面よりも下がるのを防止する位置決め面67Bと、中筒65の下端面と接合される接合面67Cとを有し、位置決め面67Bと接合面67Cとは、同一平面上に連続している。
外筒底板39における中筒底板67の貫通穴38と対向する部分には、改質温度検出部が取り付けられ、外筒32におけるCO低減器13に対応する部分には、変成温度検出部が取り付けられ、外筒32におけるCO低減器13に対応する部分とCO除去器15に対応する部分との間には、CO除去器15に流入する水素含有ガスに空気を供給する空気供給配管が取り付けられる。
出口配管17と水供給部28は、外筒32におけるCO除去器15に対応する部分よりも上側の部分から突出している。
加熱器63は、都市ガス等の可燃ガスと燃焼用空気との混合ガスを燃焼するバーナである。
以上のように構成された本実施の形態の水素生成装置2について、以下、その動作と作用を説明する。
原料の供給流量と水の供給流量の比率が所定の比率になり、かつ、要求される生成量の水素含有ガスが水素生成装置2で生成されるように、原料供給部29から原料が供給されるとともに、水供給部28から水が供給される。
水供給部28から供給された水は、加熱器63によって加熱された蒸発器5で蒸発して
水蒸気となり、原料ガスと水蒸気の混合ガスが生成される。
原料ガスと水蒸気の混合ガスは、改質触媒61によって水蒸気改質反応が行われて水素含有ガスとなる。改質触媒61で改質された水素含有ガスは、内筒底板66と中筒底板67との間のガス通路を流れて貫通穴38を通過し、中筒底板67と外筒底板39との間のガス流路に流入する。
そして、水素含有ガスは、CO低減器13に充填されている変成触媒14によりCO濃度が低減され、さらにCO除去器15に充填されている選択酸化触媒16によりCOが除去されてCO濃度が数ppm程度にまで低減されて、外筒32の上部に設けられた出口配管17から水素生成装置2の外部に出る。
図4は、本発明の実施の形態2における水素生成装置2の途中の組立工程を示す模式図であり、水素生成装置2の、改質触媒61の充填、棚段68の設置、中筒底板67を中筒65に接合する部分の組立手順について示している。
まず、水素生成装置2は、少なくとも内筒64と中筒65が取り付けられた状態で鉛直方向逆向きにして固定台8に固定され、予め改質触媒61の上部(鉛直方向逆向き時には下部の位置)に上部棚段69を内筒64に取り付けておき、内筒64と中筒65との間の部分に改質触媒61を充填する(製造工程21)。
改質触媒61の充填が終了すると、改質触媒61の下部(鉛直方向逆向き時には上部)に棚段68を載せる(製造工程22)。その後、中筒底板67を、中筒65の下端面65Bに載せる(製造工程23)。
次に、水素生成装置2を、鉛直方向正向きに戻して、中筒65の下端面65Bと中筒底板67と、棚段68とを同時に溶接する(製造工程24)。
中筒底板67は耐圧強度を上げるために鏡板形状にし、さらに中筒65に比べて板厚を厚くしている。本実施の形態では、中筒65の板厚を2mm、中筒底板67の板厚を3mmとしている。
中筒底板67の、中筒65の板厚に比べて板厚が厚い部分は中筒65の内周部よりも内側に突き出している。中筒65の内周部よりも突き出した部分は、棚段68の周縁の下部が当接する位置決め面67Bとなるので、製造工程24で、水素生成装置2を鉛直方向正向きに戻しても、棚段68の周縁の下部が位置決め面67Bより下がることは無い。
また、位置決め面67Bと中筒65の下端面65Bおよび中筒底板67との接合面67Cとは同一平面状となるため、中筒65の下端面65Bと中筒底板67と、棚段68とを同時に溶接できる。
中筒65の下端面65Bと中筒底板67と、棚段68とは同時に溶接されるため、中筒65には二度焼きによる熱ダメージはなく、中筒底板67と中筒65の下端面65Bとを溶接で接合するときに、中筒底板67と中筒65の下端面65Bとの溶接位置は、棚段68の周縁の下部から一定以上離す必要は無い。
この結果、中筒底板67と中筒65の下端面65Bを溶接する接合面67Cと、位置決め面67Bとを同一平面上に連続させても問題は起こらず、水素生成装置2の小型化が可能となる。
さらに、水素生成装置2に輸送時の振動が加わっても、棚段68の周縁部は中筒底板67の位置決め面67Bに固定されているので、棚段68の周縁部が中筒底板67の位置決め面67Bから離れて傾くことはなく、棚段68と内筒64の外側および中筒65の内側との隙間が拡大することによる、改質触媒61の棚段68より下への落下を抑止することができる。
以上のように、本実施の形態においては、中筒底板67は、棚段68の周縁の下部と当接して棚段68の周縁の下部が中筒65の下端面65Bよりも下がるのを防止する位置決め面67Bを有し、位置決め面67Bと、中筒底板67における中筒65の下端面65Bと接合される接合面67Cとが、同一平面上に連続するようにし、かつ中筒底板67と中筒65の下端面65Bとの接合時に棚段68の周縁部も同時に接合されるようにしているので、中筒65の下端面65Bと中筒底板67との溶接前に、棚段68の周縁部を中筒65に固定する溶接を廃止できる。
このとき、中筒65の下端面65Bと中筒底板67との溶接時に、中筒65と棚段68との溶接時の、熱の影響を受ける二度焼きが発生せず、いかなる溶接方法であっても、棚段68の周縁部の下部と中筒65の下端面65Bとは、中筒65の下端面65Bおよび中筒底板67の溶接位置と、同じ高さに溶接で固定できる。
この結果、水素生成装置2の小型化を可能としつつ、水素生成装置2に輸送時の振動が加わっても、棚段68の周縁部が中筒底板67の位置決め面67Bから離れて傾くことで生じる、改質触媒61の棚段68より下への落下を抑止することができる。
本実施の形態の水素生成装置2は、軸方向が略鉛直方向になるように配置される内筒64と、内筒64に囲まれるように配置され内筒64の内周面を加熱する加熱器63と、内筒64の下端の開口部を塞ぐ内筒底板66と、内筒64の外周面との間にガス流路が形成されるように内筒64の外側に配置される中筒65と、ガス流路に形成される改質触媒収納空間62と、改質触媒収納空間62に充填される改質触媒61と、ガス流路を上側と下側とに仕切って改質触媒61が改質触媒収納空間62から落下しないように改質触媒61を下から支持する通気構造の環状の棚段68と、内筒底板66と対向する面に改質触媒61で生成された水素含有ガスを通過させるための貫通穴38が設けられ内筒底板66の下面との間に水素含有ガスが貫通穴38に向かって流れる水素含有ガス流路が形成されるように中筒65の下端面65Bに接合される中筒底板67と、を有している。
そして、棚段68の内径は内筒64の外径よりも大きく、棚段68の外径は中筒65の内径よりも小さく、中筒底板67は、棚段68の周縁の下部と当接して棚段68の周縁の下部が中筒65の下端面65Bよりも下がるのを防止する位置決め面67Bを有し、位置決め面67Bと、中筒底板67における中筒65の下端面65Bと接合される接合面67Cとが、同一平面上に連続している。
これによって、水素生成装置2の製造工程で、内筒底板66が接合された上下逆さま状態の内筒64と上下逆さま状態の中筒65との間の改質触媒収納空間62に棚段68を挿入して、中筒65に中筒底板67を接合してから、内筒64と中筒65とを上下正常状態にすれば、中筒65に固定されていない棚段68は、重力によって、棚段68の周縁の下部が中筒底板67の位置決め面67Bに当接する位置に保持されるので、棚段68の周縁の下部と中筒65の下端との間に所定の間隔をあける必要がある従来の水素生成装置よりも水素生成装置2の高さを低くすることができる。
また、内筒64と中筒65とを上下正常状態にしてから中筒底板67を中筒65の下端面65Bに溶接する作業において、棚段68の周縁の下部が中筒底板67の位置決め面6
7Bに当接している棚段68を、中筒65または中筒底板67の一方または両方に溶接で固定するので、製造工程を簡略化でき、従来よりも安価に水素生成装置2を製造できる。
また、棚段68が溶接で固定されているので、水素生成装置2に輸送時の振動が加わっても、棚段68の周縁部が中筒底板67の位置決め面67Bから離れて傾くことで生じる隙間によって、改質触媒61が棚段68から落下するのを抑止することができる。
以上のように、本発明にかかる水素生成装置は、従来よりも水素生成装置の高さを低くでき、製造工程を簡略化でき、安価に製造できるので、略鉛直方向のガス流路に改質触媒を配置した、多重筒構造の水素生成装置で、小型低コストが求められる家庭用燃料電池発電システム等の用途に好適である。
1 水素生成装置
2 水素生成装置
5 蒸発器
8 固定台
13 CO低減器
14 変成触媒
15 CO除去器
16 選択酸化触媒
17 出口配管
28 水供給部
29 原料供給部
32 外筒
38 貫通穴
39 外筒底板
51 改質触媒
52 改質触媒収納空間
53 加熱器
54 内筒
55 中筒
55B 下端面
56 内筒底板
57 中筒底板
57B 位置決め面
57C 接合面
58 棚段
59 上部棚段
61 改質触媒
62 改質触媒収納空間
63 加熱器
64 内筒
65 中筒
65B 下端面
66 内筒底板
67 中筒底板
67B 位置決め面
67C 接合面
68 棚段
69 上部棚段

Claims (2)

  1. 軸方向が略鉛直方向になるように配置される内筒と、前記内筒に囲まれるように配置され前記内筒の内周面を加熱する加熱器と、前記内筒の下端の開口部を塞ぐ内筒底板と、
    前記内筒の外周面との間にガス流路が形成されるように前記内筒の外側に配置される中筒と、前記ガス流路に形成される改質触媒収納空間と、前記改質触媒収納空間に充填される改質触媒と、前記ガス流路を上側と下側とに仕切って前記改質触媒が前記改質触媒収納空間から落下しないように前記改質触媒を下から支持する通気構造の環状の棚段と、前記内筒底板と対向する面に前記改質触媒で生成された水素含有ガスを通過させるための貫通穴が設けられ前記内筒底板の下面との間に前記水素含有ガスが前記貫通穴に向かって流れる水素含有ガス流路が形成されるように前記中筒の下端面に接合される中筒底板と、を有する水素生成装置であって、
    前記棚段は、内径が前記内筒の外径よりも大きく、外径が前記中筒の内径よりも小さく形成され、
    前記中筒底板は、前記棚段の周縁の下部と当接して前記棚段の周縁の下部が前記中筒の前記下端面よりも下がるのを防止する位置決め面を有し、
    前記位置決め面と、前記中筒底板における前記中筒の前記下端面と接合される接合面とが、同一平面上に連続している、水素生成装置。
  2. 前記中筒底板と前記中筒の前記下端面との接合によって前記棚段が固定されている、請求項1に記載の水素生成装置。
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