JP2021012281A - 真贋判定用積層体とその製造方法 - Google Patents

真贋判定用積層体とその製造方法 Download PDF

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【課題】カード類、証明書類等のセキュリティ媒体として、高い偽造防止性を有し、専門的知識や特殊な測定機器を必要とせず真贋判定ができるとともに、複雑な製造工程を要しない真贋判定用積層体とその製造方法を提供する。【解決手段】コアシートと、コアシートの第1の面に、レーザー吸収層と、レーザー発色層と、最外層と、を備える積層体であって、平面視でレーザー吸収層と重なる部分の最外層の表面が、断面視で隆起している、ことを特徴とする真贋判定用積層体とし、少なくともコアシートの第1の面のレーザー吸収層と、レーザー発色層と、にレーザーを照射し、平面視でレーザー吸収層と重なる部分の最外層の表面に、断面視で隆起部を形成することを特徴とする真贋判定用積層体の製造方法とする。【選択図】図2

Description

本発明は、カード類、証明書類等の高い偽造防止性が求められるセキュリティ媒体として用いる真贋判定用積層体とその製造方法に関する
クレジットカード、ICカード、IDカードなどのカード類、及びパスポート、免許証などの証明書類等、樹脂を主成分とする層を用いる、個人情報が記載されたセキュリティ媒体に、可視光域、赤外光域又は紫外光域のレーザー光を照射することにより、文字や絵柄を発現させて印字するレーザーマーキング技術が知られている。
レーザーマーキングの方法としては、例えば1)レーザー照射により樹脂表面を蝕刻し表面状態の変化を利用する方法(例えば特許文献1)、2)樹脂の難燃性を利用しレーザー照射部に炭化等の熱的な変化を起こさせてマーキングする方法(例えば特許文献2)、3)樹脂にレーザー光を吸収する添加材を加えて添加材自体を発色させる方法(例えば特許文献3)などが知られている。
一方、クレジットカード、ICカード、IDカードなどのカード類、及びパスポート、免許証などの証明書類、並びに商品券及び小切手などの有価証券類には、偽造ないし変造などが困難であることが望まれる。そのため、このような分野では、偽造防止効果に優れた光学構造体などを設ける方法がある。
この様な光学構造体の多くは、回折格子、ホログラムや散乱構造またはレンズアレイなどの微細構造を含んでいる。これらの微細構造は、例えば観察角度の変化に応じて、色や視覚画像の変化を生じる効果を有している。
前記のような偽造防止手段を用いる偽造防止媒体として、例えば、基材上に剥離性を持つ剥離層、回折格子が形成された回折構造形成層、金属光沢を持つ反射層、接着層を順次積層して回折構造物を転写箔化したものがある(例えば特許文献4)。
また、透明な回折格子として、反射層に透明金属蒸着薄膜や無機化合物の薄膜を形成することにより、反射層より下層に位置するものも、回折格子を通して目視にて観察できるようにしたものもある(例えば特許文献5)。
さらに、特許文献6では、ホログラムに対して、部分的に金属反射層が設けられた成形品及びその製造方法が提案されている。
しかし、このような回折格子構造やホログラムなどからなる偽造防止媒体では、本物がどのようなものであるかを熟知している専門家にとっては、真贋の判別が容易であるとしても、一般のユーザーにとっては、類似の物が形成されている場合に、それが偽物であるかどうかを判定することは困難であるといえる。
特開平4−246456号公報 特開平5−96386号公報 特開平2−226470号公報 特開昭61−190369号公報 実開平1−59671号公報 特開昭62−79489号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、カード類、証明書類等のセキュリティ媒体として、高い偽造防止性を有し、専門的知識や特殊な測定機器を必要とせずに真贋判定ができるとともに、複雑な製造工程を必要としない真贋判定用積層体とその製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コアシートと、前記コアシートの第1の面に、レーザー吸収層と、レーザー発色層と、最外層と、を備える積層体であって、
平面視で前記レーザー吸収層と重なる領域の前記最外層の表面の一部が、断面視で隆起している、ことを特徴とする真贋判定用積層体としたものである。
請求項2に記載の発明は、前記レーザー発色層は、前記レーザー吸収層を被覆する部分を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の真贋判定用積層体としたものである。
請求項3に記載の発明は、前記コアシートの、前記第1の面と反対側の第2の面に、第2のレーザー発色層と、第2の最外層と、を備えることを特徴とする請求項1、または2に記載の真贋判定用積層体としたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の真贋判定用積層体の製造方法であって、
少なくとも前記コアシートの第1の面の、前記レーザー吸収層と、前記レーザー発色層と、にレーザーを照射し、
前記レーザー発色層に発色部を形成するとともに、
平面視で前記レーザー吸収層と重なる領域の前記最外層の表面の一部に、断面視で隆起部を形成する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の真贋判定用積層体の製造方法としたものである。
本発明によれば、カード類、証明書類等のセキュリティ媒体として、高い偽造防止性を有し、専門的知識や特殊な測定機器を必要とせずに真贋判定ができるとともに、複雑な製造工程を必要としない真贋判定用積層体とその製造方法が提供される。
本発明の真贋判定用積層体の(a)第1例、(b)第2例、(c)第3例に係る、レーザー印字前の層構成を示す模式断面図である。 本発明の真贋判定用積層体の(a)第1例、(b)第2例、(c)第3例の形態を示す模式断面図である。 本発明の真贋判定用積層体の第1例の製造方法に係る、製造工程の一部を工程順に例示する模式断面図である。 本発明の真贋判定用積層体の第1例の製造方法に係る、図3に続く製造工程を工程順に例示する模式断面図である。 実施例で製造した、本発明の真贋判定用積層体に係る、(a)レーザー印字前の層構成を示す模式断面図、(b)レーザー印字前の斜め上面写真、(c)レーザー印字後の斜め上面写真、(d)レーザー印字後の斜め側面写真である。
以下、本発明の実施形態に係る真贋判定用積層体とその製造方法について図面を用いて説明する。同一の構成要素については便宜上の理由がない限り同一の符号を付ける。各図面において、見易さのため構成要素の厚さや比率は誇張されていることがあり、構成要素の数も減らして図示していることがある。また、本発明は以下の実施形態そのままに限定されるものではなく、主旨を逸脱しない限りにおいて、適宜の組み合わせ、変形によって具体化できる。
本発明の真贋判定用積層体は、コアシートと、該コアシートの第1の面に、レーザー吸収層と、レーザー発色層と、最外層と、を備える積層体に、レーザー照射(以下、レーザー印字とも呼ぶ)を施すことにより作製する。図1は、本発明の真贋判定用積層体の(a)第1例、(b)第2例、(c)第3例に係る、レーザー印字前の層構成を示す模式断面図である。
図1(a)の第1例では、コアシート1の第1の面に、レーザー吸収層2aとレーザー発色層2bとレーザー非吸収層3が同じ高さでパターン形成され、それらの上に最外層4が形成された積層体10となっている。
図1(b)の第2例では、コアシート1の第1の面に、レーザー吸収層2a’とレーザー発色層2b’が同じ高さでパターン形成され、それらを被覆するように別のレーザー発色層2cが形成され、さらにレーザー発色層2cの上に最外層4が形成された積層体20となっている。このように、本発明の真贋判定用積層体では、非吸収層3は必須ではない。
図1(c)の第3例では、図1(a)の第1例の構成に加えて、コアシート1の第2の面に、レーザー発色層5a、5bとレーザー非吸収層3が同じ高さでパターン形成され、それらの上に最外層6が形成された積層体30となっている。
上記の第1例、第2例、第3例の構成とは別の例としては、レーザー発色層は第1、第2の少なくとも一方の面で、レーザー印字後の色が異なる2種類以上で、それらは高さが異なっていてもよい。さらに、図1(c)の第3例の変形例として、コアシート1の第2の面にもレーザー吸収層を有していてもよい。第1例〜第3例、及びこれらの変形例は、セキュリティ製品の用途、仕様に応じ、適宜選択することができる。
図2(a)、(b)、(c)は、それぞれ図1(a)、(b)、(c)の形態にレーザー印字を施し、本発明の真贋判定用積層体とした形態の模式断面図である。図1と比較すると、レーザー印字を施した結果、レーザー吸収層2a、2a’の一部または全部はレーザー吸収部12a、12a’となり、レーザー発色層2b、2b’、5a、5bの一部または全部はレーザー発色部12b、12b’、15a、15bとなっている。
さらに本発明の真贋判定用積層体の特徴として、平面視でレーザー吸収層2a、2a’(より正確にはレーザー吸収部12a、12a’)と重なる領域の最外層4の表面の一部に、断面視で隆起部7が形成されている。本発明の真贋判定用積層体では、隆起部7の有無、特にはレーザー吸収部を形成した位置と平面視で重なる位置の最外層4の表面に隆起部7が存在する、かどうかによりセキュリティ媒体の真贋を判定する。
尚、図1(c)の第3例の変形例として、コアシート1の第2の面にもレーザー吸収層を有し、第2の面にも同様にレーザー印字を施した結果、最外層6の表面の一部に隆起部が形成されていてもよい。
隆起部7は目視で容易に視認できるほど大きいものではなく、また、専門的知識や電子顕微鏡等の特殊な測定機器がなければ判別できないものでもなく、光学顕微鏡や3Dスキャナなどがあれば確認できるほどの大きさのものである。
図2(a)、(b)、(c)の本発明の真贋判定用積層体の例では、それぞれレーザー発色部12b、12b’、15a、15bにより、絵柄、文字、記号等が印字される。レーザー発色部の大きさは、後述のレーザーの走査領域の広さに依るが、通常広い領域は絵柄となり、幅の狭い部分は文字や記号、あるいは絵柄の一部となる。
図3は、本発明の真贋判定用積層体の製造方法に係る、製造工程の一部を工程順に例示する模式断面図であり、本例では図1(a)の第1例の製造工程の一部とする。
まず、コアシート1の面上に、レーザー吸収層2aを形成する(図3(a))。形成方法は、レーザー光を吸収して発熱するレーザー吸収材を含む樹脂からなるインキ組成物を用いたグラビア印刷、オフセット印刷等の印刷法によることが好ましい。次に、同様に、レーザー光を吸収して発色する樹脂、あるいは発色材を含む樹脂からなるインキ組成物を用いた印刷法によりレーザー発色層2bを形成する(図3(b))。さらに同様に印刷法によりレーザー非吸収層3を形成する(図3(c))。これらの形成順序はいずれが先行してもよい。
次に、レーザー吸収層2a、レーザー発色層2b、レーザー非吸収層3の上面にプラスチックシートである最外層7を形成して本発明の真贋判定用積層体の第1例(レーザー印字前)10の形態とする(図3(d))。形成方法としては、上記のようにレーザー吸収層2a、レーザー発色層2b、レーザー非吸収層3を形成したコアシート1と、最外層7を公知の熱ラミネート加工によって一体化することが好ましい。
図4は、図3に続く製造工程を工程順に例示する模式断面図である。上記のように作製した本発明の真贋判定用積層体の第1例(レーザー印字前)10に、レーザー光8を照射する(図4(a))。図4(a)のH部の双方向の矢印はレーザー光8の照射位置の平面的な動きを表している。このように平面視で縦横(X−Y方向)に所定の動作をさせることで、レーザー発色部12bが形成され、所定の絵柄、文字、記号がレーザー印字される。それとともに、レーザー吸収部12aが形成され、平面視でレーザー吸収部12aに重なる最外層4の表面に隆起部7が形成される(図4(b))。
隆起部7が形成される理由は、レーザー吸収層2aがレーザー光8を吸収して吸収部12aとなるときに発生する熱によって、コアシート1中の未重合モノマーや分解生成物が気泡となって発生し、該気泡がコアシート1と最外層4との間に閉じ込められることによる。尚、このとき、レーザー吸収層2aによるレーザー光8の吸収が小さい場合は、発泡に至らず、コアシート1の表面に変色のみが起きる。
以下、本発明の真贋判定用積層体の構成要素となる材料を説明する。
コアシートの素材は、セキュリティ媒体としてカード類を想定した場合には、まずポリカーボネート(PC)が挙げられる。ポリカーボネートの他には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PET類の中で非晶質、すなわち非結晶性の熱可塑性を有するポリエステル(PETG)、ポリ塩化ビニル(PVC)、及び、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂などが好適である。
発色層の材料としては、レーザー光によって発色が可能な材料であればよく、無機系、金属系、有機色素系、高分子材料などの制限は特に無い。要は、レーザーエングレービングに用いられる材料系や追記型光記録媒体に用いられるような公知の材料系は、すべて発色層の材料として使用可能である。
例えば、ポリカーボネート樹脂を主体とした材料、又は、ポリエステル樹脂を主体とした材料などは、レーザーエングレービング材料として、レーザーエネルギーの吸収により特定の温度以上にて炭化などが起こり、グレーに発色するものが多い。そのため、このような材料のフィルム形状物を発色層として用いること、及び、これら材料を溶媒に溶解した組成物を塗工して得られる塗膜を発色層として用いることも可能である。
また、発色層の材料として、透明性樹脂と光吸収材(以下、単に吸収材)とを含有した混合物を使用することができる。あるいは、発色層の材料として、透明性樹脂と感熱着色材とを含有した混合物を使用することができる。あるいは、発色層の材料として、透明性樹脂と吸収材と感熱着色材とを含有した混合物を使用することができる。また、発色層には、有色の着色剤として有機顔料・染料を含んでいてもよい。
透明性樹脂としては、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、水分硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、または、電子線硬化性樹脂を使用することができる。例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、又は、ポリアミドイミド樹脂を使用することができる。
吸収材としては、光を吸収して発熱する物質を使用することができる。そのような吸収材として、例えば、赤外線吸収材、紫外線吸収材、または、これらの混合物を使用することができる。
赤外線吸収材としては、例えば、カーボンブラックなどの炭素材料、フタロシアニン系、アゾ系、及び、チオアミド系などの有機金属錯体、ジイミニウム系、アントラキノン系、ポリメチン系、アズレニウム系、スクワリリウム系、及び、チオピリリウム系などの有機系赤外線吸収材、または、これらの混合物を使用することができる。
透明性樹脂のみによる層は、レーザー非吸収層となることができる。
一方、レーザー印字後に最外層の表面に隆起部を形成する原因となる、吸収層の材料としては、上記の透明性樹脂と吸収材とを含有した発色層の材料で、吸収材の混合比を高くした材料、あるいは感熱着色材の吸収材の混合比を高くした材料を用いることができる。
最外層としては、上記のコアシートと同様の材料を用いることが出来、最外層はコアシートよりも薄い分透明性は高くなるが、特に透明性が高く(つまりレーザー光の吸収が低く)、用途に応じた剛性を有することが望ましい。例えば、カード類の最外層としては、PETGが好適である。
図5(a)に示すように、コアシート1の第1の面は、図1(b)の第2例でレーザー発色層2b’がなくレーザー吸収層2aとレーザー発色層2cと最外層4のみがあり、第2の面は、図1(c)の第3例でレーザー非吸収層3がなくレーザー発色層2cと最外層6のみがある構成の積層体を用いて、真贋判定用積層体を作製した。
コアシート1としては縦53.98mm、横85.60mm、450μm厚で白色のPETGを用い、レーザー発色層2b’としては60μm厚で透明なPCを用い、最外層4、6には100μm厚で透明性のPETGを用いた。
レーザー印字に使用するレーザーとしては、10W Air Cooled Yb:ファイバー・レーザ(波長約1,000nm)の赤外線レーザーを用いた。
図5(b)は、前記積層体のレーザー印字前の斜め上面写真である。図中黒く見える部分はレーザー吸収層2aである。
図5(c)は、前記積層体の第1面にレーザー印字を施した後の斜め側面写真である。レーザー印字を施すことにより、レーザー発色層2b’であるPCに炭化が起こり、グレーに発色して絵柄が形成されている。
図5(d)は、前記レーザー印字後の斜め側面写真である。このようにレーザー印字により、レーザー吸収層2aに周囲より大きな熱が発生し、コアシートに気泡が発生して、該気泡がコアシートと最外層との間に閉じ込められることによって、平面視でレーザー吸収層2aと重なる部分の最外層の表面に隆起部が形成されていることが分かる。
以上、説明したように、本発明の真贋判定用積層体とその製造方法では、面内の一部にレーザー吸収層を形成し、レーザー印字時のレーザー吸収層の加熱によりコアシートに発生する気泡を利用して、最外層の表面に微細な隆起部を形成するので、高い偽造防止性を有し、専門的知識や特殊な測定機器を必要とせずに真贋判定ができるとともに、複雑な製造工程を必要としない真贋判定用積層体とその製造方法が得られる。
1・・・・・・・・・コアシート
2a、2a’・・・・・レーザー吸収層
12a、12a’・・・レーザー吸収層の吸収部
2b、2b’、2c・・・レーザー発色層
12b、12b’・・・レーザー発色層の発色部
3・・・・・・・・・・レーザー非吸収層
4・・・・・・・・・・最外層
5a、5b・・・・・・第2のレーザー発色層
15a、15b・・・・第2のレーザー発色層の発色部
6・・・・・・・・・・第2の最外層
7・・・・・・・・・・隆起部
8・・・・・・・・・・レーザー光
10・・・・・・・・・本発明の真贋判定用積層体の第1例(レーザー印字前)
20・・・・・・・・・本発明の真贋判定用積層体の第2例(レーザー印字前)
30・・・・・・・・・本発明の真贋判定用積層体の第3例(レーザー印字前)
100・・・・・・・・本発明の真贋判定用積層体の第1例(レーザー印字後)
200・・・・・・・・本発明の真贋判定用積層体の第2例(レーザー印字後)
300・・・・・・・・本発明の真贋判定用積層体の第3例(レーザー印字後)

Claims (4)

  1. コアシートと、前記コアシートの第1の面に、レーザー吸収層と、レーザー発色層と、最外層と、を備える積層体であって、
    平面視で前記レーザー吸収層と重なる領域の前記最外層の表面の一部が、断面視で隆起している、
    ことを特徴とする真贋判定用積層体。
  2. 前記レーザー発色層は、前記レーザー吸収層を被覆する部分を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の真贋判定用積層体。
  3. 前記コアシートの、前記第1の面と反対側の第2の面に、第2のレーザー発色層と、第2の最外層と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1、または2に記載の真贋判定用積層体。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の真贋判定用積層体の製造方法であって、
    少なくとも前記コアシートの第1の面の、前記レーザー吸収層と、前記レーザー発色層と、にレーザーを照射し、
    前記レーザー発色層に発色部を形成するとともに、
    平面視で前記レーザー吸収層と重なる領域の前記最外層の表面の一部に、断面視で隆起部を形成する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の真贋判定用積層体の製造方法。
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