JP2021011852A - フィルタケースの結合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】アッパ部材とロア部材との間に発生するケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向のがたつきを抑制する。【解決手段】フィルタケース120の結合構造は、下面開口部を有するサブタンク本体46と、サブタンク本体46の下面開口部を覆うロアカバー48と、サブタンク本体46とロアカバー48との間に挟持される袋状のフィルタ部材68と、を備える。サブタンク本体46とロアカバー48とはケース用スナップフィットにより結合される。サブタンク本体46とロアカバー48との間には、ケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向のがたつきを抑制するがたつき抑制機構230を備える。【選択図】図8

Description

本明細書に開示の技術は、フィルタケースの結合構造に関する。
従来、例えば特許文献1に記載されたフィルタケースの結合構造がある。そのフィルタケースの結合構造は、下面開口部を有するアッパ部材と、アッパ部材の下面開口部を覆うロア部材と、を備える。アッパ部材とロア部材との間には袋状のフィルタ部材が挟持される。アッパ部材とロア部材とはケース用スナップフィットにより結合される。ケース用スナップフィットは、アッパ部材に設けられた係合孔を有する弾性片と、ロア部材に設けられた係合爪を有する係合片と、からなる。フィルタケースは、主として自動車等の車両に搭載される燃料タンク内の燃料を内燃機関いわゆるエンジンに供給する燃料供給装置の一部品であり、燃料タンク内に配置されている。
特開2018−53857号公報
ケース用スナップフィットの係合の容易性を考慮して、係合孔と係合爪との間には、弾性片と係合片との係合方向(上下方向)、及び、係合方向に交差する方向に所定の隙間いわゆるがたが設定されている。また、フィルタケースの使用開始時においては、アッパ部材とロア部材との間に挟持されたフィルタ部材の弾性力によって、係合孔と係合爪との間のがたつきの発生が抑制される。なお、弾性片と係合片との係合方向を「ケース用スナップフィットの係合方向」という。
しかしながら、フィルタケースの使用経過にともない、車両の振動等によりアッパ部材とロア部材との間にケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向のがたつきが発生するという問題があった。そのがたつきは、フィルタ部材の挟持部分に摺動を生じさせ、フィルタ部材に摩耗をきたすおそれがある。
本明細書が開示する技術の課題は、アッパ部材とロア部材との間に発生するケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向のがたつきを抑制することにある。
本明細書が開示する技術は次の手段をとる。
第1の手段は、下面開口部を有するアッパ部材と、前記アッパ部材の前記下面開口部を覆うロア部材と、を備えており、前記アッパ部材と前記ロア部材との間には袋状のフィルタ部材が挟持されており、前記アッパ部材と前記ロア部材とはケース用スナップフィットにより結合されている、フィルタケースの結合構造であって、前記アッパ部材と前記ロア部材との間には、前記ケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向のがたつきを抑制するがたつき抑制機構を備えている、フィルタケースの結合構造である。
第1の手段によると、アッパ部材とロア部材との間に設けられたがたつき抑制機構により、アッパ部材とロア部材との間に発生するケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向のがたつきを抑制することができる。ひいては、フィルタケースの使用経過に関係なく、フィルタ部材の挟持部分に対するアッパ部材及び/又はロア部材の摺動を抑制し、その摺動によるフィルタ部材の摩耗を抑制することができる。
第2の手段は、第1の手段のフィルタケースの結合構造であって、前記がたつき抑制機構は、前記アッパ部材及び前記ロア部材のいずれか一方の部材に設けられた係合凸部と、他方の部材に設けられかつ前記係合凸部と係合する係合凹部とからなる、フィルタケースの結合構造である。
第2の手段によると、係合凸部と係合凹部との係合により、アッパ部材とロア部材との間に発生するケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向のがたつきを抑制することができる。
第3の手段は、第2の手段のフィルタケースの結合構造であって、前記アッパ部材と前記ロア部材とは突き合わせ状に対向する外壁をそれぞれ有しており、前記係合凸部は前記一方の部材の外壁の内側部に形成されており、前記係合凹部は前記他方の部材の外壁の内側部に形成されている、フィルタケースの結合構造である。
第3の手段によると、アッパ部材とロア部材との突き合わせ状に対向する外壁の内側部において係合凸部と係合凹部とが係合されることにより、係合凸部が外部に露出しない。このため、燃料タンク内へのフィルタケースの挿入時に、係合凸部が燃料タンクに接触することを抑制することができる。
第4の手段は、第1〜3のいずれか1つの手段のフィルタケースの結合構造であって、前記フィルタケースは、平面視で円形状に形成されており、前記がたつき抑制機構は、前記フィルタケースの周方向に等間隔で複数配置されている、フィルタケースの結合構造である。
第4の手段によると、がたつき抑制機構が1つの場合と比べて、アッパ部材とロア部材との間に発生するケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向すなわち周方向のがたつきを安定的に抑制することができる。
本明細書に開示の技術によると、アッパ部材とロア部材との間に発生するケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向のがたつきを抑制することができる。
一実施形態にかかる燃料供給装置を示す背面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 ポンプユニットを示す断面図である。 蓋部材とポンプユニットとを分解して示す斜視図である。 懸吊用スナップフィットの周辺部を一部破断して示す斜視図である。 フィルタケースを示す下面図である。 ケース用スナップフィットを示す断面図である。 がたつき抑制機構を示す断面図である。 がたつき抑制機構をフィルタケースの内方から見た側面図である。 フィルタケースを分解して示す斜視図である。 サブタンク本体を示す下面図である。 ロアカバーを示す上面図である。
以下、本明細書に開示の技術を実施するための一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態にかかるフィルタケースの結合構造は、燃料供給装置に用いられている。燃料供給装置は、内燃機関であるエンジンを搭載する自動車等の車両に搭載された燃料タンクに設置され、その燃料タンク内の燃料をエンジンへ供給するものである。図1は燃料供給装置を示す背面図、図2は図1のII−II線矢視断面図、図3はポンプユニットを示す断面図、図4は蓋部材とポンプユニットとを分解して示す斜視図である。燃料供給装置に係る方位を各図に矢印で示すとおりに定める。上下方向は、車両の燃料タンクに搭載された状態での重力方向いわゆる天地方向に対応する。また、前後左右方向は特定するものではない。
(燃料タンク)
図1に示すように、燃料タンク10は、上壁部11及び底壁部12を有する中空容器状に形成されている。燃料タンク10は、樹脂製であり、タンク内圧の変化によって変形、すなわち主として上下方向に膨張及び収縮する。上壁部11には、円形孔状の開口部13が形成されている。燃料タンク10内には、例えば液体燃料としてのガソリンが貯留されている。
(燃料供給装置の概要)
図1に示すように、燃料供給装置20は、蓋部材22とポンプユニット24とを備えている(図4参照)。
(蓋部材22)
図2に示すように、蓋部材22の主体である蓋板部26は円板状に形成されている。蓋板部26の下面には、短円筒状の嵌合筒部27が同心状に形成されている。蓋板部26の外周部には、嵌合筒部27よりも径方向外方へ張り出す円環板状のフランジ部28が形成されている。蓋部材22は、例えばポリアセタール樹脂(POM)からなる樹脂製である。
図4に示すように、蓋板部26には、燃料吐出ポート30及び電気コネクタ部32が設けられている。燃料吐出ポート30は、蓋板部26を上下方向に貫通する管状に形成されている。燃料吐出ポート30の上端部は後方に向けて屈曲されている。燃料吐出ポート30は、燃料タンク10内外の燃料配管の接続に用いられる。また、電気コネクタ部32は、燃料タンク10内外の電気配線の接続に用いられる。
蓋板部26の後部の下面には、スタンドオフ部34が形成されている。スタンドオフ部34は、垂下筒部35と左右の両湾曲壁部36とを有する。垂下筒部35は、蓋板部26から下方へ延びる筒状に形成されている(図2参照)。後面視において、両湾曲壁部36は、嵌合筒部27から下方に向かって収束する略三角形状に形成されている(図1参照)。両湾曲壁部36は、垂下筒部35の両側部に左右対称状に形成されている。
(ポンプユニット24)
図3に示すように、ポンプユニット24は、サブタンク38、燃料ポンプ40、及び、プレッシャレギュレータ42を備えている。
サブタンク38は、サブタンク本体46、ロアカバー48及び燃料フィルタ50を備えている。サブタンク本体46は、タンク形成部54、ポンプケース部55、燃料通路部56及び分岐通路部57を有する。サブタンク本体46は、例えばポリアセタール樹脂(POM)からなる樹脂製である。
タンク形成部54は有天円筒状に形成されている。ポンプケース部55は、タンク形成部54の上面部に有天円筒状に形成されている。ポンプケース部55の上下方向の中間部がタンク形成部54の上面部に接続されている。
燃料通路部56は、ポンプケース部55の上面部に水平状に延在する直管状に形成されている。燃料通路部56は、一端部に入口56aを有し、他端部に出口56bを有する。入口56aは下方に向けて開口されている。燃料通路部56の出口56bと燃料吐出ポート30の下端部とは、フレキシブルチューブ、ゴムホース等の可撓性を有する管部材62を介して接続されている(図1参照)。
分岐通路部57は燃料通路部56から下方へ延在する管状に形成されている。分岐通路部57の上下方向の中間部がタンク形成部54の上面部に接続されている。分岐通路部57において、タンク形成部54の上面部より下方部分には下方に開口するレギュレータケース部58が形成されている。
ロアカバー48は、格子板状の底板部66を有する円形浅皿状に形成されている。ロアカバー48は、タンク形成部54に対してその下面開口部を覆うようにケース用スナップフィット220により取り付けられている(図4参照)。ロアカバー48は樹脂製である。ケース用スナップフィット220については後で説明する。
燃料フィルタ50は、フィルタ部材68と接続部材72とを有する。燃料フィルタ50の主体であるフィルタ部材68は、樹脂製の不織布からなる濾材により中空袋状に形成されてなる。フィルタ部材68の外形は略円盤状に形成されている。フィルタ部材68内には、フィルタ部材68の内部容積を確保する内骨部材が配置されている。接続部材72は、フィルタ部材68の上面部に配置されている。接続部材72は、フィルタ部材68内外を連通するように内骨部材と結合されている。接続部材72及び内骨部材は樹脂製である。
フィルタ部材68は、タンク形成部54に対するロアカバー48の取り付けに先立って、タンク形成部54の下面を閉鎖するように略水平状に配置されている。接続部材72は、ポンプケース部55の下端部にスナップフィットにより取り付けられている。サブタンク本体46に対するロアカバー48の取り付けによって、フィルタ部材68の周縁部がサブタンク本体46とロアカバー48との間にシール状態で挟持されている。サブタンク本体46とロアカバー48とによりフィルタケース120が構成されている。フィルタケース120については後で説明する。
サブタンク本体46と燃料フィルタ50との間には、両部材46,50によって取り囲まれた燃料貯留空間74が形成されている。燃料貯留空間74に燃料が貯留される。燃料貯留空間74に貯留される燃料には、サブタンク本体46の開口部から流入される燃料タンク10内の燃料、プレッシャレギュレータ42から吐出された燃料が含まれる。
燃料ポンプ40は、略円柱状の電動式燃料ポンプからなる。燃料ポンプ40は、ポンプケース部55に対する燃料フィルタ50の接続部材72の取り付けに先立って、ポンプケース部55内に下方から挿入されている。これにともない、燃料ポンプ40の燃料吐出口40aが燃料通路部56の入口56aに接続されている。また、ポンプケース部55に対する接続部材72の取り付けによって、ポンプケース部55内に燃料ポンプ40が縦置き状に収容されて保持されている。これにより、燃料ポンプ40は、サブタンク本体46の内部に配置されている。また、燃料ポンプ40の燃料吸入口には、接続部材72を介してフィルタ部材68の内部空間が連通されている。
燃料ポンプ40は、燃料をフィルタ部材68を介して吸入しかつ加圧した後、燃料吐出口40aから燃料通路部56内に吐出する。フィルタ部材68は、燃料ポンプ40に吸入される燃料を濾過する。燃料ポンプ40の電気コネクタと蓋部材22の電気コネクタ部32とは、電気配線を介して電気的に接続されている。
プレッシャレギュレータ42は、レギュレータケース部58内に収容されている。レギュレータケース部58には、プレッシャレギュレータ42を抜け止めする樹脂製のキャップ43がスナップフィットにより取り付けられている。プレッシャレギュレータ42は、燃料通路部56内の圧力を所定の圧力に調整し、余剰燃料を余剰燃料排出口42aから吐出する。余剰燃料排出口42aから吐出された加圧燃料は、キャップ43に設けられた開口孔43aを通じて燃料貯留空間74へ排出される。
図4に示すように、サブタンク本体46のタンク形成部54の上端部の後側部には、支柱取付部59が形成されている。支柱取付部59には連結支柱52が垂立状に取り付けられている。連結支柱52は、中空筒状に形成された筒柱部87を有する。筒柱部87は、所定の高さを有する有底四角筒状に形成されている。筒柱部87の下端部には、外形を大きくする台座部83が形成されている。台座部83がサブタンク本体46の支柱取付部59に取り付けられることにより、筒柱部87が垂立状に支持されている。連結支柱52は、例えばガラス繊維が混合されたポリアミド樹脂(PA66+GF33)からなる樹脂製である。
図2に示すように、筒柱部87は、蓋部材22の垂下筒部35内に軸方向すなわち上下方向に移動可能に挿入されている。筒柱部87は、垂下筒部35に対して懸吊用スナップフィット110により軸方向に移動可能にかつ懸吊可能に連結されている。これにより、ポンプユニット24が蓋部材22に対して上下方向に移動可能にかつ懸吊可能に連結されている。
蓋部材22の垂下筒部35と連結支柱52の筒柱部87とにより連結機構53が構成されている。垂下筒部35と筒柱部87とにより形成される内部空間には、金属製のコイルスプリング85が配置されている。コイルスプリング85は、蓋部材22とサブタンク本体46とを相反方向すなわち離間方向へ付勢している。
図5は懸吊用スナップフィットの周辺部を一部破断して示す斜視図である。図5に示すように、蓋部材22の垂下筒部35の後側壁には、上下方向に延在する長孔状の開口孔112が形成されている。開口孔112の下端部の左右方向の中央部には、上方へ延びる突片状の弾性係合片114が形成されている。弾性係合片114は、前後方向へ弾性変形可能に形成されている(図2中、二点鎖線114参照)。弾性係合片114の前側には係合爪部114aが突出されている。また、連結支柱52の筒柱部87の後側壁の後面の上端部には係合突起116が突出されている。
筒柱部87が垂下筒部35内にその下方から挿入された際、係合突起116が弾性係合片114の係合爪部114aに干渉することにより、弾性係合片114の弾性変形(撓み変形)を利用して係合爪部114aを乗り越える。これにより、係合突起116が弾性係合片114の係合爪部114aに上下方向に移動可能に係合されている。この状態で、垂下筒部35に対して筒柱部87が懸吊されたときには、弾性係合片114の係合爪部114aに係合突起116が当接することにより、筒柱部87が抜け止めされる。弾性係合片114と係合突起116とにより懸吊用スナップフィット110が構成されている。
(燃料供給装置20の設置)
燃料供給装置20は、燃料タンク10への設置に際し、伸長状態すなわち蓋部材22に対してポンプユニット24が懸吊された状態とされる。この状態では、蓋部材22とポンプユニット24とが最離間状態とされる。続いて、ポンプユニット24が燃料タンク10の開口部13から挿入され、燃料タンク10の底壁部12上に載置される。
続いて、蓋部材22がコイルスプリング85の付勢力に抗して押し下げられ、フランジ部28が燃料タンク10の上壁部11に固定金具、ボルト等の固定手段を介して固定される。このとき、蓋部材22の嵌合筒部27が開口部13内に嵌合されている。上記のようにして、燃料タンク10の開口部13が蓋部材22により閉鎖されることにより、燃料供給装置20の設置が完了する(図1及び図2参照)。
燃料供給装置20の設置状態において、ロアカバー48は、コイルスプリング85の付勢力によって燃料タンク10の底壁部12に押し付けられた状態に保持される。また、蓋部材22の燃料吐出ポート30には、エンジンにつながる燃料供給配管が接続される。また、電気コネクタ部32には、電源、ECU等につながる外部コネクタが接続される。
(燃料供給装置20の作動)
外部からの駆動電力により燃料ポンプ40が駆動される。すると、燃料タンク10内の燃料及び/又はサブタンク38の燃料貯留空間74内の燃料が、燃料フィルタ50を介して燃料ポンプ40に吸入されて加圧される。燃料ポンプ40からサブタンク本体46の燃料通路部56内に吐出された加圧燃料は、燃料通路部56内を流れた後、管部材62を経て蓋部材22の燃料吐出ポート30からエンジンへ供給される。また、燃料通路部56を流れる加圧燃料は、分岐通路部57を介してプレッシャレギュレータ42に流れることにより調圧される。
また、燃料タンク10は、気温の変化や燃料量の変化等による内圧の変化によって変形すなわち膨張及び収縮する。これにより、燃料タンク10の上壁部11と底壁部12との間の間隔が変化(増減)する。これにともない、蓋部材22とポンプユニット24とは、相対的に上下方向に移動することにより燃料タンク10の高さの変化に追従する。
また、燃料タンク10が過剰に収縮しようとするときは、蓋部材22のスタンドオフ部34が、ポンプユニット24の連結支柱52の台座部83と当接することにより突っ張り棒として作用する。これにより、蓋部材22とポンプユニット24との間の間隔が最小間隔に抑制される。
(フィルタケース120)
図6はフィルタケースを示す下面図、図7はケース用スナップフィットを示す断面図、図8はがたつき抑制機構を示す断面図、図9はがたつき抑制機構をフィルタケースの内方から見た側面図、図10はフィルタケースを分解して示す斜視図、図11はサブタンク本体を示す下面図、図12はロアカバーを示す上面図である。図7に示すように、サブタンク本体46とロアカバー48との間に挟持された状態で収容されるフィルタ部材68は、上面側濾材102と下面側濾材103とを有する。両濾材102,103の外周部は溶着部104により接合されている。両濾材102,103の相互間の内部空間には、フィルタ部材68の内部容積を確保する内骨部材が配置されている。
図10に示すように、サブタンク本体46のタンク形成部54は略円筒状の側壁部106を有する。側壁部106は、その主体をなす主壁部107と、主壁部107の下端部から径方向外方へ突出する円環板状の段付部108と、段付部108の外周部から下方へ延びる短円筒状の脚壁部109と、を有する(図8参照)。
図8に示すように、段付部108の基端部には、下方へ突出する短円筒状の上側挟持壁部122が形成されている。上側挟持壁部122は、フィルタ部材68の溶着部104よりも内周側に配置されている。
図10に示すように、ロアカバー48は、格子円板状の底板部66と、底板部66の外周部から上方へ向かって拡開状に延びるテーパ状の斜壁部124と、を有する(図8参照)。
図8に示すように、底板部66の外周部には、上方へ突出する短円筒状の下側挟持壁部125と、が形成されている。下側挟持壁部125の上面は、上側挟持壁部122の下面と対向状に配置されている。
図4に示すように、サブタンク本体46とロアカバー48とはケース用スナップフィット220により同心状に結合されている。ケース用スナップフィット220は、周方向に等間隔で複数(例えば4個)配置されている(図6参照)。4個のケース用スナップフィット220は同一構成である。サブタンク本体46は本明細書でいう「アッパ部材」に相当する。また、ロアカバー48は本明細書でいう「ロア部材」に相当する。
図7に示すように、ケース用スナップフィット220は、係合片222と弾性片226とにより構成されている。係合片222は、ロアカバー48の斜壁部124の上端部(外周部)から上方へ立ち上がる帯片状に形成されている(図10及び図12参照)。係合片222は、ロアカバー48の軸線を中心とする断面円弧状に形成されている。係合片222の上部の外側面には係合爪223が形成されている。
弾性片226は、サブタンク本体46の側壁部106の主壁部107の外側面の下部に逆L字片状に形成されている(図10参照)。弾性片226の下端部の周辺部には、側壁部106の脚壁部109及び段付部108に跨るように切欠き凹部225が形成されている(図10及び図11参照)。弾性片226の下端部が切欠き凹部225内に配置されている。
図7に示すように、弾性片226の垂下片は、ロアカバー48の係合片222の外側に積層状に配置可能に形成されている。弾性片226は、側壁部106の径方向外方へ撓み変形可能な弾性を有する(図7中、二点鎖線226参照)。弾性片226には、係合爪223と係合可能な略四角形状の係合孔227が形成されている(図10参照)。係合孔227は、弾性片226の折り曲げ部を跨ぐように形成されている。また、ケース用スナップフィット220の係合の容易性を考慮して、係合孔227と係合爪223との間には、弾性片226と係合片222との係合方向(上下方向)、及び、係合方向に交差する方向に所定の隙間が設定されている。本実施形態では、係合方向に交差する方向は、フィルタケース120のサブタンク本体46及びロアカバー48の周方向に相当する。
図8に示すように、サブタンク本体46とロアカバー48との間には、両部材46,48の周方向のがたつきを抑制するがたつき抑制機構230が設けられている。がたつき抑制機構230は、サブタンク本体46の脚壁部109とロアカバー48の斜壁部124との対向端部の間に配置されている。また、脚壁部109と斜壁部124とは突き合わせ状に当接又は近接されている。脚壁部109と斜壁部124とは本明細書でいう「外壁」に相当する。
図6に示すように、がたつき抑制機構230は、フィルタケース120の周方向に等間隔で複数(例えば4個)配置されている。がたつき抑制機構230は、周方向に隣り合うケース用スナップフィット220の相互間の中央部にそれぞれ配置されている。4個のがたつき抑制機構230は同一構成である。
図8に示すように、がたつき抑制機構230は、係合凹部232と係合凸部235とにより構成されている。係合凹部232は、ロアカバー48の斜壁部124の上端部の内側部に、上面を開口する四角形溝状に形成されている(図10及び図12参照)。係合凹部232の両側部の上端部には、上方へ向かって次第に拡開するテーパ状のガイド部233が形成されている(図9参照)。
係合凸部235は、サブタンク本体46の側壁部106の脚壁部109の下端面の内側部から下方へ向けて突出する帯片状に形成されている(図10及び図11参照)。図9に示すように、係合凸部235の下端部(先端部)は、ロアカバー48の係合凹部232に対してロアカバー48の周方向(図9において左右方向)に隙間無く係合可能に形成されている。本明細書でいう「隙間無く」には「ほとんど隙間無く」が含まれる。
(フィルタケース120の組み付け)
サブタンク本体46の側壁部106の脚壁部109内にフィルタ部材68を全面的に収容するように配置する(図7及び図8参照)。次に、サブタンク本体46にその下面開口部を閉鎖するようにロアカバー48を同心状に組み付ける。このとき、サブタンク本体46の各弾性片226の内側にロアカバー48の各係合片222を重ね合わせるように挿入させる。弾性片226の下端部に係合片222の係合爪223が当接しかつ摺動するにともない、弾性片226が撓み変形させられ、弾性片226の係合孔227に係合爪223が対応すると同時に弾性片226が弾性復元する。これにより、係合孔227と係合爪223とが抜け止め状態と係合する。これにより、サブタンク本体46にロアカバー48がケース用スナップフィット220により結合される(図7参照)。
また、サブタンク本体46の上側挟持壁部122とロアカバー48の下側挟持壁部125との間には、フィルタ部材68の溶着部104よりも内周側において両濾材102,103が弾性変形を利用して圧縮状態で挟持されている(図7及び図8参照)。これにより、フィルタ部材68の両濾材102,103の外周部がシールされている。また、両濾材102,103の弾性力により係合片222の係合爪223の下面と弾性片226の係合孔227の下面とが面接触状に当接した状態に保持される(図7参照)。
また、サブタンク本体46の脚壁部109とロアカバー48の斜壁部124との対向端部が突き合わせ状に当接又は近接されている。これにともない、サブタンク本体46の脚壁部109の係合凸部235とロアカバー48の斜壁部124の係合凹部232とが係合されている(図8及び図9参照)。また、係合凸部235と係合凹部232とが係合される際、係合凹部232のガイド部233により係合凸部235の先端部がガイドされることで、係合凸部235と係合凹部232との係合が容易となる。
(本実施形態の利点)
前記したフィルタケース120の結合構造によると、サブタンク本体46とロアカバー48との間に設けられたがたつき抑制機構230により、サブタンク本体46とロアカバー48との間に発生するケース用スナップフィット220の係合方向に交差する方向のがたつきを抑制することができる。ひいては、フィルタケース120の使用経過に関係なく、フィルタ部材68の挟持部分に対するサブタンク本体46及び/又はロアカバー48の摺動を抑制し、その摺動によるフィルタ部材68の摩耗を抑制することができる。
詳しくは、ケース用スナップフィット220の係合の容易性を考慮して、係合孔227と係合爪223との間には、係合方向(上下方向)、及び、係合方向に交差する方向に所定の隙間が設定されている。また、フィルタケース120の使用開始時には、フィルタ部材68の弾性力によって、係合孔227と係合爪223との間のがたつきの発生が抑制される。ところで、仮にフィルタケース120の使用経過にともない、車両の振動等によりケース用スナップフィット220の係合方向に交差する方向にがたつきが発生したとしても、がたつき抑制機構230の係合凹部232と係合凸部235との係合によって、フィルタケース120の周方向のがたつきを抑制することができる。このため、サブタンク本体46及び/又はロアカバー48に対するフィルタ部材68の挟持部分に発生する摺動による摩耗を抑制することができる。
また、がたつき抑制機構230の係合凸部235がサブタンク本体46の脚壁部109の内側部に形成されており、係合凹部232がロアカバー48の斜壁部124の内側部に形成されている。したがって、サブタンク本体46とロアカバー48との突き合わせ状に対向する脚壁部109と斜壁部124との内側部において係合凸部235と係合凹部232とが係合されることにより、係合凸部235が外部に露出しない。このため、燃料タンク内へのフィルタケース120の挿入時に、係合凸部235が燃料タンク10に接触することを抑制することができる。燃料タンク10に対する係合凸部235の接触としては、例えば、燃料タンク10の開口部13の口縁部や外形上の段差部等に係合凸部235が引っ掛かることや衝突すること等が相当する。
また、フィルタケース120は、平面視で円形状に形成されており、がたつき抑制機構230は、フィルタケース120の周方向に等間隔で複数配置されている。したがって、がたつき抑制機構230が1つの場合と比べて、サブタンク本体46とロアカバー48との間に発生するケース用スナップフィット220の係合方向に交差する方向すなわち周方向のがたつきを安定的に抑制することができる。
[他の実施形態]
以上、本明細書に開示の技術の実施形態について説明したが、その他各種の形態で実施可能である。例えば、本明細書に開示の技術のフィルタケース120の結合構造は、自動車等の車両の燃料供給装置20に限らず、その他の燃料供給装置のフィルタケースの結合構造に適用してもよい。フィルタケース120は、平面視で円形状に限らず、四角形状、楕円形状等でもよい。
また、ケース用スナップフィット220の数は適宜増減してもよい。また、実施形態では、サブタンク本体46に弾性片226を設け、ロアカバー48に係合片222を設けたが、サブタンク本体46に係合片222を設け、ロアカバー48に弾性片226を設けてもよい。
また、がたつき抑制機構230の数は適宜増減してもよい。また、実施形態では、サブタンク本体46に係合凸部235を設け、ロアカバー48に係合凹部232を設けたが、サブタンク本体46に係合凹部232を設け、ロアカバー48に係合凸部235を設けてもよい。また、がたつき抑制機構230は、ケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向のがたつきを抑制する機構であればよい。
46 サブタンク本体(アッパ部材)
48 ロアカバー(ロア部材)
68 フィルタ部材
109 脚壁部(外壁)
120 フィルタケース
124 斜壁部(外壁)
220 ケース用スナップフィット
230 がたつき抑制機構
232 係合凹部
235 係合凸部

Claims (4)

  1. 下面開口部を有するアッパ部材と、
    前記アッパ部材の前記下面開口部を覆うロア部材と、
    を備えており、
    前記アッパ部材と前記ロア部材との間には袋状のフィルタ部材が挟持されており、
    前記アッパ部材と前記ロア部材とはケース用スナップフィットにより結合されている、フィルタケースの結合構造であって、
    前記アッパ部材と前記ロア部材との間には、前記ケース用スナップフィットの係合方向に交差する方向のがたつきを抑制するがたつき抑制機構を備えている、フィルタケースの結合構造。
  2. 請求項1に記載のフィルタケースの結合構造であって、
    前記がたつき抑制機構は、前記アッパ部材及び前記ロア部材のいずれか一方の部材に設けられた係合凸部と、他方の部材に設けられかつ前記係合凸部と係合する係合凹部とからなる、フィルタケースの結合構造。
  3. 請求項2に記載のフィルタケースの結合構造であって、
    前記アッパ部材と前記ロア部材とは突き合わせ状に対向する外壁をそれぞれ有しており、
    前記係合凸部は前記一方の部材の外壁の内側部に形成されており、
    前記係合凹部は前記他方の部材の外壁の内側部に形成されている、フィルタケースの結合構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のフィルタケースの結合構造であって、
    前記フィルタケースは、平面視で円形状に形成されており、
    前記がたつき抑制機構は、前記フィルタケースの周方向に等間隔で複数配置されている、フィルタケースの結合構造。
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