JP2021010972A - ナット着脱治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ナットの着脱作業を容易にするナット着脱治具を提供すること。【解決手段】ナット着脱治具1は、ナット収容部11と、持ち手部20と、を備える。ナット収容部11は、ナットを支持する支持面11−1と支持面11−1の外縁から立設する側面部11−2とを備える。持ち手部20は、ナット収容部11の下方に一体に形成される。ナット収容部11及び持ち手部20には、ボルトを挿入する貫通孔2が形成される。ナット着脱治具1は、持ち手部20の回転に伴いナットが回転し、ナットを締め付けるまたは緩めるものである。【選択図】図2

Description

本発明は、ナット着脱治具に関する。
着脱するナットの位置及び性質等により、様々なナット着脱治具が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開平09−183070号公報 特開2008−188708号公報
しかしながら、依然として、小さい部品を、ナットをワッシャー及びスプリングとともに締結して装着したり、ナットを弛緩して取り外したりする場合、小さい部品を手で押さえながらナットの着脱作業をする必要があり、作業性が悪いという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ナットの着脱作業を容易にするナット着脱治具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るナット着脱治具は、ナット着脱治具であって、ナットを支持する支持面と、該支持面の外縁から立設する側面部と、を備える収容部と、該収容部の下方に一体に形成される持ち手部と、を備え、該収容部及び該持ち手部にはボルトを挿入する貫通孔が形成され、該持ち手部を回転にともないナットが回転し、ナットを締めつけるまたは緩めることを特徴とする。
該収容部に形成される該貫通孔の一部は、ワッシャーを収容可能な径であってもよい。
該収容部に形成される該貫通孔の一部は、スプリングを収容可能な径であってもよい。
本発明に係るナット着脱治具は、ナットの着脱作業を容易にすることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るナット着脱治具の一例を示す概略斜視図である。 図2は、図1のナット着脱治具を示す概略断面図である。 図3は、図1のナット着脱治具の動作を示す概略斜視図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態〕
図1は、実施形態に係るナット着脱治具1の一例を示す概略斜視図である。図2は、図1のナット着脱治具1を示す概略断面図である。ナット着脱治具1は、図1及び図2に示すように、互いに一体に形成された収容部10と、持ち手部20と、を備える。収容部10と持ち手部20とは、共に同軸の円筒状に形成され、本実施形態では、径方向の大きさは、収容部10の方が持ち手部20より大きく、軸方向の大きさは持ち手部20の方が収容部10よりも大きく形成されている。
収容部10は、図1及び図2に示すように、持ち手部20が接続された側から順に、ナット41(図3参照)を収容するナット収容部11と、スプリング42(図3参照)を収容するスプリング収容部12と、ワッシャー43(図3参照)を収容するワッシャー収容部13と、を備える。すなわち、実施形態に係る収容部10に形成される貫通孔2の一部は、ナット41を収容可能な径を有するナット収容部11となっており、実施形態に係る収容部10に形成される貫通孔2の別の一部は、スプリング42を収容可能な径を有するスプリング収容部12となっており、実施形態に係る収容部10に形成される貫通孔2の別の一部は、ワッシャー43を収容可能な径を有するワッシャー収容部13となっている。なお、収容部10は、本発明ではこの形態に限定されず、少なくともナット収容部11を備えていればよい。また、収容部10は、スプリング42及びワッシャー43に限定されず、ナット41と共にボルト30(図3参照)に締結したいいかなる被締結部材の収容部を組み合わせてもよい。また、収容部10は、スプリング42及びワッシャー43が同径で設けられていてもよい。また、収容部10は、ナット収容部11が持ち手部20と同軸に形成されていればよく、スプリング42及びワッシャー43と軸心がずれていてもよい。
実施形態に係る収容部10では、ナット収容部11、スプリング収容部12及びワッシャー収容部13は、いずれも、所定の被締結部材を支持する支持面と、ナット着脱治具の軸方向に沿って形成された貫通孔2の外周を形成する側面部と、を有して形成されており、貫通孔2の径方向の大きさが、持ち手部20が接続された側から次第に大きくなるように形成されている。すなわち、支持部は、貫通孔2の径方向の大きさの差分に基づいて、形成されている。このため、実施形態に係る収容部10では、持ち手部20が接続された側とは反対側から、各収容部へ各被締結部材を供給することができる。このように、ナット収容部11、スプリング収容部12及びワッシャー収容部13は、互いに連通した収容部10内の空間であって、持ち手部20側から順に配置されている。
実施形態に係る収容部10に形成される貫通孔2の一部であるナット収容部11は、より具体的には、ボルト30へ締結される被締結部材であるナット41を支持する支持面11−1と、支持面11−1の外縁から立設し、貫通孔2の外周を形成する側面部11−2と、を備える。支持面11−1は、本実施形態では、側面部11−2から軸芯に向かって軸に直交する面状に形成されているが、本発明ではこれに限定されず、持ち手部20側に向かってテーパが形成されていても良い。
ここで、側面部11−2は、本実施形態では、図1及び図2に示すように、内周にねじ溝が形成された六角筒状のナット41の外周に係合して、ナット41にナット着脱冶具1と共に回転動作を付与することが可能な六角筒状に形成されている。側面部11−2は、本実施形態では、さらに、側面部11−2を構成する各内壁がナット41の外周の各面と接触するように形成されていることが好ましく、この場合、より好適にナット41の外周に係合して回転動作を付与することができる。また、側面部11−2は、本実施形態では、ナット41の外周と所定の隙間以内で嵌め合わせされる形状に形成されていることが好ましく、この場合、より好適にナット41の外周に係合して回転動作を付与することができる。
なお、側面部11−2の形状は、本発明では、この六角筒状に限定されず、ナット収容部11で支持及び収容してナット着脱治具1で着脱動作を実施したいナット41の外周面に対してなめることなく、当該ナット41の外周面に対して係合して回転動作を付与することが可能な内面形状であればどのような形状であってもよい。また、様々なナット41の外周面の形状に応じて適宜設計された内面形状の側面部11−2を有するナット着脱治具1が複数用意されることが好ましい。
また、実施形態に係る収容部10に形成される貫通孔2の別の一部であるスプリング収容部12は、ナット収容部11の上部に形成され、ボルト30へナット41とともに締結される被締結部材であるスプリング42を支持する支持面12−1と、支持面12−1の外縁から立設し、貫通孔2の外周を形成する円筒状の側面部12−2と、を備える。支持面12−1は、本実施形態では、側面部12−2から軸芯に向かって軸に直交する面状に形成されているが、本発明ではこれに限定されず、ナット収容部11側に向かってテーパが形成されていても良い。
ここで、側面部12−2は、本実施形態では、図1及び図2に示すように、スプリング42の外周に係合せず、回転動作を付与しない円筒状に形成されている。なお、側面部12−2の形状は、本発明では、この円筒状に限定されず、スプリング収容部12で支持及び収容するスプリング42の外周に係合せず、回転動作を付与しない内面形状であればどのような形状であってもよい。
また、実施形態に係る収容部10に形成される貫通孔2の別の一部であるワッシャー収容部13は、スプリング収容部12の上部に形成され、ボルト30へナット41とともに締結される被締結部材であるワッシャー43を支持する支持面13−1と、支持面13−1の外縁から立設し、貫通孔2の外周を形成する円筒状の側面部13−2と、を備える。支持面13−1は、本実施形態では、側面部13−2から軸芯に向かって軸に直交する面状に形成されているが、本発明ではこれに限定されず、スプリング収容部12側に向かってテーパが形成されていても良い。
ここで、側面部13−2は、本実施形態では、図1及び図2に示すように、ワッシャー43の外周に係合せず、回転動作を付与しない円筒状に形成されている。なお、側面部13−2の形状は、本発明では、この円筒状に限定されず、ワッシャー収容部13で支持及び収容するワッシャー43の外周に係合せず、回転動作を付与しない内面形状であればどのような形状であってもよい。
収容部10は、本実施形態では、それぞれ貫通孔2の径方向の大きさが異なるナット収容部11、スプリング収容部12、及び、ワッシャー収容部13が設けられており、このため、ナット収容部11の支持面11−1及び側面部11−2と、スプリング収容部12の支持面12−1及び側面部12−2と、ワッシャー収容部13の支持面13−1及び側面部13−2とが、階段状に形成される。
側面部11−2の軸方向の長さ、すなわち高さは、ナット41の軸方向の長さ(高さ)以上であることが好ましく、この場合、ナット収容部11にナット41を好適に収容できるとともに、スプリング収容部12及びワッシャー収容部13においてスプリング42及びワッシャー43の収容を妨げない。側面部12−2の軸方向の長さ(高さ)は、スプリング42の軸方向の長さ(高さ)以上であることが好ましく、この場合、スプリング収容部12にスプリング42を好適に収容できるとともに、ワッシャー収容部13においてワッシャー43の収容を妨げない。側面部13−2の軸方向の長さ(高さ)は、ワッシャー43の軸方向の長さ(高さ)以上であることが好ましく、この場合、ワッシャー収容部13にワッシャー43を好適に収容できる。
また、側面部11−2と側面部12−2と側面部13−2との軸方向の長さ(高さ)の合計は、ナット41、スプリング42及びワッシャー43の軸方向の長さ(高さ)の合計未満であることが好ましく、この場合、ナット41を好適にボルト30に締結することができる。
貫通孔2は、収容部10に形成されたナット収容部11、スプリング収容部12、及び、ワッシャー収容部13から持ち手部20にまで軸方向に連通しており、ナット着脱治具1で着脱されるナット41と螺合するボルト30が挿入される。
貫通孔2は、本実施形態では、図1及び図2に示すように、内周がボルト30の外周に係合せず、回転動作を付与しない大きさに形成されている。なお、貫通孔2の外周の形状は、本実施形態では概ね円筒状であるが、本発明ではこれに限定されず、ボルト30の外周に係合せず、回転動作を付与しない内面形状であればどのような形状であってもよい。
以上のような構成を有する実施形態に係るナット着脱治具1の動作について、以下に説明する。図3は、図1のナット着脱治具1の動作を示す概略斜視図である。
外周にねじ溝が形成されたボルト30に、ボルト30と螺合するねじ溝が内周に形成されたナット41とともにスプリング42とワッシャー43とを締結する場合、作業者50は、まず、貫通孔2の内径がボルト30の外形よりも十分に大きく、なおかつ、ナット41の外径よりも小さく、さらに、ナット収容部11の側面部11−2がナット41の外周に係合して回転動作を付与することができる形状及び大きさを有するナット着脱治具1を選択する。作業者50は、さらに、スプリング収容部12の径方向の大きさがナット41の外形よりも十分に大きく、なおかつ、スプリング42の外径よりも小さく、さらに、ワッシャー収容部13の径方向の大きさがスプリング42の外形よりも十分に大きく、なおかつ、ワッシャー43の外径よりも小さいナット着脱治具1を選択することが好ましい。
作業者50は、次に、持ち手部20が接続された側とは反対側から、順次、収容部10のナット収容部11にナット41を供給して支持面11−1に載置し、収容部10のスプリング収容部12にスプリング42を供給して支持面12−1に載置し、収容部10のワッシャー収容部13にワッシャー43を供給して支持面13−1に載置する。ここで、ナット41は、外径がスプリング収容部12及びワッシャー収容部13よりも小さいので、スプリング収容部12及びワッシャー収容部13を通過してナット収容部11に供給することができる。また、スプリング42は、外径がスプリング収容部12より大きくワッシャー収容部13より小さいので、ワッシャー収容部13を通過してスプリング収容部12に供給することができる。ワッシャー43は、ワッシャー収容部13より大きいので、ワッシャー収容部13にのみ供給することができる。
作業者50は、その次に、収容部10にナット41、スプリング42及びワッシャー43を収容した状態で、収容部10を上方に向けて持ち手部20の外周を把持して、貫通孔2にボルト30を挿入させる。これにより、ボルト30は、スプリング42及びワッシャー43を通過して、ナット41にぶつかる。
作業者50は、ボルト30がナット41にぶつかった後、軸方向を中心に持ち手部20の立体角を変更、調整することで、支持面11−1を介してナット41の立体角を変更、調整して、ナット41の内周のねじ溝の先端をボルト30の外周のねじ溝の先端に係合させる。作業者50は、ナット41の内周のねじ溝の先端をボルト30の外周のねじ溝の先端に係合させた状態で、持ち手部20を軸心周りに回転させることで、支持面11−1を介してナット41を軸心周りに回転させて、ナット41をボルト30に螺合させて、ボルト30上の締結方向に移動させる。
ここで、ナット着脱治具1は、軸方向に連通する貫通孔2が形成されているため、ボルト30の長さ、及びナット41を締結する際のボルト30の移動長さに依らず、ボルト30にナット41を十分に締結するまで、使用し続けることができる。
ナット41は、ボルト30に螺合してボルト30上の締結方向に移動することに伴い、収容部10において上昇する。このため、ナット41は、この上昇に伴い、下面が支持面11−1と接触している状態から、下面が支持面11−1から離間する状態に移行する。また、ナット41は、この上昇に伴い、外周の全面が側面部11−2と接触している状態から、外周の下方側のみが側面部11−2と接触している状態に移行する。本実施形態では、ナット41、スプリング42及びワッシャー43の軸方向の長さ(高さ)の合計は、側面部11−2と側面部12−2と側面部13−2との軸方向の長さ(高さ)の合計よりも大きいことが好ましく、この場合、ナット41がボルト30に完全に締結されるまでに、側面部11−2との接触が解消する高さまで上昇することを抑制することができる。
このように、作業者50は、ナット着脱治具1を用いて、ボルト30にナット41とともにスプリング42とワッシャー43とを締結する締結動作を実施することができる。また、締結動作と逆の動作を実施することで、同様に、ボルト30から、ナット41とともにスプリング42とワッシャー43とを弛緩して取り外す取外動作を実施することができる。ナット着脱治具1は、本実施形態では、スプリング収容部12及びワッシャー収容部13を備えるので、スプリング42及びワッシャー43をそれぞれ収容しながら取外動作を実施できるため、取外動作後のナット41、スプリング42及びワッシャー43を落下及び紛失することなく、好適に回収することができる。
実施形態に係るナット着脱治具1は、以上のように、ナット41を支持する支持面11−1と支持面11−1の外縁から立設する側面部11−2とを備えるナット収容部11と、ナット収容部11の下方に一体に形成される持ち手部20と、を備え、ナット収容部11及び持ち手部20にはボルト30を挿入する貫通孔2が形成され、持ち手部20の回転に伴いナット41が回転し、ナット41を締め付けるまたは緩めるものである。このため、実施形態に係るナット着脱治具1は、ナット41の着脱作業を片手で容易にすることができるという作用効果を奏する。このため、実施形態に係るナット着脱治具1は、ナット41で小さい部品を装着したり取り外したりする場合でも、当該小さい部品を一方の手で押さえながら、他方の手で容易にナット41の着脱作業を実施できるので、作業性が向上するという作用効果を奏する。
また、実施形態に係るナット着脱治具1は、ナット41の外周面積が小さかったり作業者50が装着している手袋に起因して作業性が落ちていたりするためにナット41の外周が持ちにくくなることに起因してナット41の着脱作業が困難となる場合でも、外周面積が大きく把持しやすい持ち手部20の回転動作でナット41の着脱作業を実施することを可能にするため、ナット41の着脱作業を容易にすることができるという作用効果を奏する。
また、実施形態に係るナット着脱治具1は、軸方向を中心に持ち手部20の立体角を変更、調整することで、支持面11−1を介してナット41の立体角を変更、調整して、ナット41の内周のねじ溝の先端をボルト30の外周のねじ溝の先端に係合させる。このため、実施形態に係るナット着脱治具1は、ナット41に対して細かい変更や調整が加えにくい場合でも、外周面積が大きく把持しやすい持ち手部20の立体角の変更及び調整動作で、ナット41とボルト30との螺合作業を容易に実施することを可能にするため、ナット41の着脱作業を容易にすることができるという作用効果を奏する。
また、実施形態に係るナット着脱治具1は、収容部10に形成される貫通孔2の一部であるワッシャー収容部13が、ワッシャー43を収容可能な径である、すなわち、支持面13−1と側面部13−2とを備える。このため、実施形態に係るナット着脱治具1は、ワッシャー収容部13でワッシャー43を支持して収容するので、持ち手部20の外周を把持して回転させることで、ナット41と共にワッシャー43も着脱することができる。これにより、実施形態に係るナット着脱治具1は、作業者50がナット41の着脱作業の際にナット41に加えてワッシャー43を支持する必要性をなくし、ナット41及びワッシャー43の落下及び紛失の可能性を大幅に抑制することができるので、ナット41の着脱作業をさらに容易にすることができるという作用効果を奏する。
また、実施形態に係るナット着脱治具1は、収容部10に形成される貫通孔2の一部であるスプリング収容部12が、スプリング42を収容可能な径である、すなわち、支持面12−1と側面部12−2とを備える。このため、実施形態に係るナット着脱治具1は、スプリング収容部12でスプリング42を支持して収容するので、持ち手部20の外周を把持して回転させることで、ナット41と共にスプリング42も着脱することができる。これにより、実施形態に係るナット着脱治具1は、作業者50がナット41の着脱作業の際にナット41に加えてスプリング42を支持する必要性をなくし、ナット41及びスプリング42の落下及び紛失の可能性を大幅に抑制することができるので、ナット41の着脱作業をさらに容易にすることができるという作用効果を奏する。
なお、本発明は、上記実施形態等の記載に制限されず種々変更して実施可能である。その他、上記実施形態に係る構造等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 ナット着脱治具
2 貫通孔
10 収容部
11 ナット収容部
11−1,12−1,13−1 支持面
11−2,12−2,13−2 側面部
12 スプリング収容部
13 ワッシャー収容部
20 持ち手部
30 ボルト
41 ナット
42 スプリング
43 ワッシャー
50 作業者

Claims (3)

  1. ナット着脱治具であって、
    ナットを支持する支持面と、該支持面の外縁から立設する側面部と、を備える収容部と、
    該収容部の下方に一体に形成される持ち手部と、を備え、
    該収容部及び該持ち手部にはボルトを挿入する貫通孔が形成され、
    該持ち手部を回転にともないナットが回転し、ナットを締めつけるまたは緩めることを特徴とするナット着脱治具。
  2. 該収容部に形成される該貫通孔の一部は、ワッシャーを収容可能な径であることを特徴とする、請求項1に記載のナット着脱治具。
  3. 該収容部に形成される該貫通孔の一部は、スプリングを収容可能な径であることを特徴とする、請求項2に記載のナット着脱治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54136698U (ja) * 1978-03-16 1979-09-21
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