JP2021009696A - Esg経営を支援するためのシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

Esg経営を支援するためのシステム、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ESG経営を支援するためのシステム、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】経営支援システム10は、インターネット等の通信ネットワークNWを介して接続されている情報処理端末30を介して、対象企業によるESG経営を支援するためのESG経営支援サービスを提供する。当該システム10は、特定の企業におけるESG情報を定量的にデータとして収集し、当該データに基づく情報(例えば、各指標のESG目標の達成度、各指標のESGデータ及び財務データの各々並びにこれらの相関性分析の結果、将来予測)を出力する。【効果】ESGデータの定量的な分析及びその結果の可視化が実現され、当該企業におけるESG経営が支援される。【選択図】図1

Description

本発明は、ESG経営を支援するためのシステム、方法、及びプログラムに関するも
のである。
従来、経営を支援するための様々なシステムが提供されている(例えば、下記特許文
献1を参照)。また、昨今、「Environmental(環境)」、「Socia
l(社会)」、及び「Governance(企業統治)」の3つの頭文字をとったE
SGという概念/観点が注目されている。ESGは将来の企業価値向上の源泉であって
、企業ビジョン・戦略・事業計画と密接に結びつくべきものであるから、上述したよう
な経営支援システムにおいても適用されるべきであるとも考えられる。
特開2019−8691号公報
しかしながら、従来、ESGに関する情報を定量的にデータとして収集し、経営管理
に有用な形式で可視化するための技術が存在しておらず、この結果、経営や事業と切り
離されたESG情報が、単に定性的に管理・開示されるに留まっていた。そこで、ES
G情報を経営に活用するESG経営を積極的に支援するための仕組みの実現が望まれて
いる。
本発明は、ESG経営を支援するためのプラットフォームを提供することを目的の1
つとする。本発明の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の実施形態に係るシステムは、ESG経営を支援するための経営支援システムであって、情報を記憶するように構成された記憶部と、特定の企業におけるESGデータを収集して前記記憶部に格納するように構成されたデータ収集部と、前記記憶部に格納されているESGデータに少なくとも基づく情報を出力するように構成された情報出力部と、を備える。
この構成によれば、特定の企業におけるESG情報を定量的にデータとして収集し、
当該データに基づく情報を出力するから、例えば、ESGデータの定量的な分析及びそ
の結果の可視化が実現され、この結果、当該企業におけるESG経営が支援される。
また、上記システムにおいて、前記データ収集部は、ESGデータに加えて、財務データを収集して前記記憶部に格納するように構成されており、前記情報出力部は、前記記憶部に格納されているESGデータに加えて、前記記憶部に格納されている財務データに少なくとも基づく情報を出力するように構成されている、ようにしても良い。こうすれば、ESG情報と、財務情報(売上高及び営業利益等)との組合せの分析(例えば、相関性分析)の結果の可視化が実現され、この結果、例えば、ESG目標及び業績目標の両立の支援(例えば、両立の状況を評価できる指標の提供等)が可能となる。
本発明の実施形態に係る方法は、1又は複数のコンピュータによって実行され、ESG経営を支援するための経営支援方法であって、特定の企業におけるESGデータを収集して記憶部に格納する工程と、前記記憶部に格納されているESGデータに少なくとも基づく情報を出力する工程と、を備える。
この構成によれば、特定の企業におけるESG情報を定量的にデータとして収集し、
当該データに基づく情報を出力するから、例えば、ESGデータの定量的な分析及びそ
の結果の可視化が実現され、この結果、当該企業におけるESG経営が支援される。
本発明の実施形態に係るプログラムは、ESG経営を支援するための経営支援プログラムであって、1又は複数のコンピュータに、特定の企業におけるESGデータを収集して記憶部に格納する処理と、前記記憶部に格納されているESGデータに少なくとも基づく情報を出力する処理と、を実行させる。
この構成によれば、特定の企業におけるESG情報を定量的にデータとして収集し、
当該データに基づく情報を出力するから、例えば、ESGデータの定量的な分析及びそ
の結果の可視化が実現され、この結果、当該企業におけるESG経営が支援される。
本発明の様々な実施形態は、ESG経営を支援するためのプラットフォームを提供す
る。
本発明の一実施形態に係る経営支援システム10を含むネットワークの 構成を概略的に示す構成図である。 基本メニュー画面50を例示する図である。 可視化・分析機能メニュー画面60を例示する図である。 CO2排出量データ画面611を例示する図である。 財務データ相関性分析結果(CO2排出量)画面612を例示する図で ある。 労働災害件数データ画面621を例示する図である。 財務データ相関性分析結果(労働災害件数)画面622を例示する図で ある。 緊急事態件数データ画面631を例示する図である。 財務データ相関性分析結果(緊急事態件数)画面632を例示する図で ある。 実証分析の結果を示す分析画面70の一部を例示する図である。 マテリアリティの評価画面80の一部を例示する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る経営支援システム10を含むネットワークの構成
を概略的に示す構成図である。システム10は、図示するように、インターネット等の
通信ネットワークNWを介して、対象企業における情報処理端末30及び基幹システム
40と通信可能に接続されている。システム10は、情報処理端末30を介して、対象
企業によるESG経営を支援するためのESG経営支援サービスを提供する。図1にお
いては、1つの対象企業における情報処理端末30及び基幹システム40のみが図示さ
れているが、システム10は、複数の対象企業の各々における情報処理端末30及び基
幹システム40と通信可能に接続されている。ESG経営支援サービスは、サービス提
供者のクラウド上に構築されたプラットフォームであるとも言える。システム10は、
本発明の経営支援システムの全部又は一部を実装する装置の一例である。
経営支援システム10は、一般的なコンピュータとしての構成を有する。具体的には
、システム10は、図示するように、CPU又はGPUとして構成されるコンピュータ
プロセッサ11と、DRAM等によって構成されデータやプログラムを一時的に記憶す
るメインメモリ12と、ユーザ等との間で情報のやり取りを行う入出力インタフェース
13と、有線又は無線の通信を制御する通信インタフェース14と、磁気ディスク又は
フラッシュメモリ等によって構成されデータやプログラムを記憶するストレージ15と
を備える。コンピュータプロセッサ11は、ストレージ15等に記憶されているプログ
ラムをメインメモリ12に読み込んで、当該プログラムに含まれる命令を実行する。
入出力インタフェース13は、例えば、キーボード、マウス、及びタッチパネル等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置、ディスプレイ等の画像出力装置、及びスピーカ等の音声出力装置を含む。通信I/F14は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装される。
本実施形態において、経営支援システム10のストレージ15は、図示するように、
ESGデータを管理するESGデータベース151と、財務データを管理する財務デー
タベース152とを有する。これらのESGデータ及び財務データは、対応する対象企
業に関連付けられる。つまり、ESGデータベース151及び財務データベース152
は、複数の対象企業の各々に関連付けて、ESGデータ及び財務データを格納するよう
に構成されている。
また、本実施形態において、経営支援システム10は、ストレージ15等に記憶され
ているプログラムに含まれる命令をコンピュータプロセッサ11が実行することによっ
て、図示するように、データ収集部111及び情報出力部112として機能するように
構成されている。
データ収集部111は、ESGデータ及び財務データの収集に関する様々な処理を実
行するように構成されている。例えば、データ収集部111は、対象企業の基幹システ
ム40から、当該企業のESGデータ及び財務データを収集し、収集したESGデータ
及び財務データをそれぞれESGデータベース151及び財務データベース152に格
納するように構成されている。ESGデータ及び財務データの一部は、企業グループに
おける会社別、拠点別、及びエリア別のデータが含まれる。こうしたデータ収集及びデ
ータベースへの格納は、例えば、予め定められたタイミング(例えば、夜間)で実行さ
れるバッチ処理によって実現され、又は、対象企業の担当者等による指示に応じて行わ
れる。
本実施形態において、ESGデータは、ESGに関する様々な情報が含まれ得る。例
えば、ESGデータは、環境(E)に関する環境データとして、気候変動、及び、汚染
・資源等に関する情報を含み、例えばCO2排出量に関するデータ、資源利用に関する
データなどによって構成されている。資源利用に関するデータは、対象企業における資
源の循環利用の実現度合いを示すものであり、例えば循環材使用量や循環材使用率、廃
棄物量、再資源化量や再資源化率、最終処分量や最終処分率などによって構成されてい
る。環境データは、その他様々なデータを含み、具体的には、CO2排出量、水使用量
、廃棄物処理量、環境事故・苦情件数、エネルギー利用量、及び、汚染物質排出量等の
データを含む。例えば、プラント・機器・生産拠点毎のCO2排出量は、基幹システム
40等に含まれるERPパッケージの環境コンプライアンスモジュールから収集される
また、例えば、ESGデータは、社会(S)に関する社会データとして、安全・健康
、及び、労働基準・人権等に関する情報を含み、例えば従業員の属性の多様性(ダイバ
ーシティ)に関するデータ、従業員の働き方(ワークスタイル)に関するデータなどに
よって構成されている。ダイバーシティに関するデータは、ダイバーシティの推進度合
いを示すものであり、例えば男女、国籍、年齢別の従業員割合の3つの指標から算出さ
れる。それぞれが等分に分かれているほど値が大きくなり、100が最大値となるよう
に設定されている。ワークスタイルに関するデータは、多様で柔軟な働き方の実現度合
いを示すものであり、例えば有給休暇取得率、育児休暇取得率、リモートワーク制度申
請率、フレックスタイム制度申請率などによって構成されている。社会データは、その
他様々なデータを含み、具体的には、総労働時間、労働災害発生件数、疾病長欠件数、
労災損失コスト、時間外就業時間、女性管理職比率、及び、ハラスメント発生件数等の
データを含む。例えば、1人当たりの総労働時間は、基幹システム40等に含まれるE
RPパッケージの人事モジュールから収集され、又は、入出館管理データから取得され
る。
また、例えば、ESGデータは、企業統治(G)に関する企業統治データとして、コ
ンプライアンス・リスク管理、及び、腐敗防止等に関する情報を含み、例えば原材料の
調達の多様性(サステナブル調達)に関するデータ、研究開発効率に関するデータなど
によって構成されている。サステナブル調達に関するデータは、サプライヤーによるE
SGの取り組みを点数化して3つのランク(A,B,C;評価の高い順)に分類したE
SG評価や、サステナブル調達指数などを含む。サステナブル調達指数は、各原材料に
対して持続可能な調達の度合いを取引会社数およびESG評価の高い(すなわちAラン
ク)のサプライヤーとの取引金額割合より算出される。取引会社数が多く、ESG評価
の高いサプライヤーと取引が多いほど100に近づくように設定されている。研究開発
効率に関するデータは、インプット項目データやアウトプット項目データなどを含む。
インプット項目データは、例えば研究開発費や研究者数、アライアンス数や有資格者数
などによって構成され、アウトプット項目データは、例えば売上高、粗利、営業利益、
総売上高あたり新製品売上高、不具合件数、苦情件数、特許申請件数、論文数、受賞数
などによって構成されている。企業統治データは、その他様々なデータを含み、具体的
には、コンプライアンス関連研修受講率、意識調査スコア、緊急事態発生件数、通報件
数、社外取締役数、役員報酬/従業員給与比率、及び、内部監査実施件数等のデータを
含む。
情報出力部112は、ESGデータ及び財務データに基づく情報の出力に関する様々
な処理を実行するように構成されており、図示するように、スコアリング部1121と
、可視化・分析部1122と、将来予測部1123とを有する。
スコアリング部1121は、ESG経営支援サービスにおけるスコアリング機能に関
する様々な処理を実行するように構成されている。例えば、スコアリング部1121は
、ESGデータベース151に格納されている対象企業のESGデータに基づいて、指
標別のESG目標の達成度を算出して出力する(情報処理端末30に対して送信する)
ように構成されている。対象企業の指標別のESG目標は、ESGデータと同様に、E
SGデータベース151において格納される。また、例えば、スコアリング部1121
は、ESG目標の達成度に基づく業界内での企業ランキングを設定して出力するように
構成されている。なお、指標は、ESGデータに含まれる様々な項目が適用され得る。
可視化・分析部1122は、ESG経営支援サービスにおける可視化・分析機能に関
する様々な処理を実行するように構成されている。例えば、可視化・分析部1122は
、ESGデータ及び/又は財務データを特定の表現形式(グラフ表現等)となるように
加工して出力するように構成されている。また、例えば、可視化・分析部1122は、
ESGデータ及び財務データの相関性分析を実行し、当該相関性分析の結果を出力する
ように構成されている。さらに、可視化・分析部1122は、ESGと財務が企業価値
に与える影響を分析し、分析結果を可視する機能(以下、企業価値評価・分析機能)を
備えている。
将来予測部1123は、ESG経営支援サービスにおける将来予測機能に関する様々
な処理を実行するように構成されている。例えば、将来予測部1123は、ESGデー
タ及び財務データ、並びに、これらの相関性分析の結果の経年データに基づいて、ES
Gデータ及び財務データの将来の変動幅を算出して出力するように構成されている。ま
た、例えば、将来予測部1123は、算出した将来の変動幅に基づいて、提案されるK
PI指数を設定するように構成されている。
情報処理端末30は、一般的なコンピュータとしての構成を有する。具体的には、情
報処理端末30は、図1に示すように、CPU又はGPUとして構成されるコンピュー
タプロセッサ31と、DRAM等によって構成されデータやプログラムを一時的に記憶
するメインメモリ32と、ユーザ等との間で情報のやり取りを行う入出力インタフェー
ス33と、有線又は無線の通信を制御する通信インタフェース34と、磁気ディスク又
はフラッシュメモリ等によって構成されデータやプログラムを記憶するストレージ35
とを備える。コンピュータプロセッサ31は、ストレージ35等に記憶されているプロ
グラムをメインメモリ32に読み込んで、当該プログラムに含まれる命令を実行する。
入出力インタフェース33は、例えば、キーボード、マウス、及びタッチパネル等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置、ディスプレイ等の画像出力装置、及びスピーカ等の音声出力装置を含む。通信I/F34は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装される。
情報処理端末30は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、又はタブ
レット端末等として構成される。情報処理端末30は、ストレージ35等にインストー
ルされているウェブブラウザ又はその他のアプリケーションを介したシステム10との
間の通信を伴って各種の画面を表示する。情報処理端末30は、対象企業の担当者等に
よって操作される。
図2は、情報処理端末30において表示される、ESG経営支援サービスの基本メニ
ュー画面50を例示する。当該画面50は、ESG経営支援サービスを利用する際に起
点となる画面であり、図示するように、「ESG Scoring」と表示された第1
メニューボタン51と、「ESG Visualize and Analytics
」と表示された第2メニューボタン52と、「ESG Future predict
ion」と表示された第3メニューボタン53とを有する。
第1メニューボタン51は、本実施形態のESG経営支援サービスにおけるスコアリ
ング機能に対応し、当該ボタン51が選択されると、情報処理端末30において当該ス
コアリング機能を利用するための画面が表示され、対象企業の担当者は、当該画面を介
してスコアリング機能を利用することができる。当該スコアリング機能は、指標別のE
SG目標の達成度を表示する機能が含まれる。
第2メニューボタン52は、本実施形態のESG経営支援サービスにおける可視化・
分析機能に対応し、当該ボタン52が選択されると、情報処理端末30において当該可
視化・分析機能を利用するための画面が表示される。
第3メニューボタン53は、本実施形態のESG経営支援サービスにおける将来予測
機能に対応し、当該ボタン53が選択されると、情報処理端末30において当該将来予
測機能を利用するための画面が表示され、対象企業の担当者は、当該画面を介して将来
予測機能を利用することができる。当該将来予測機能は、ESGデータ及び財務データ
の将来の変動幅を表示する機能が含まれる。
ここで、第2メニューボタン52に対応する可視化・分析機能について説明する。図
3は、第2メニューボタン52の選択に応じて情報処理端末30において表示される可
視化・分析機能メニュー画面60を例示する図である。当該画面60は、図示するよう
に、環境(E)に関する指標の可視化・分析を行うための第1メニューボタン61と、
社会(S)に関する指標の可視化・分析を行うための第2メニューボタン62と、企業
統治(G)に関する指標の可視化・分析を行うための第3メニューボタン63とを有す
る。
第1〜第3メニューボタン61〜63の何れかが選択されると、対応する分類(環境
(E)、社会(S)、及び企業統治(G)の何れか)に含まれる複数の指標(予め分類
毎に設定されている。)の中から所望の指標を選択するための画面が表示され、対象企
業の担当者は、当該画面を介して可視化・分析を行う指標を選択することができる。
図4は、環境(E)に関する指標として「CO2排出量」が選択されている場合に情
報処理端末30において表示されるCO2排出量データ画面611を例示する図である
、当該画面611は、CO2排出量の可視化の結果を表示する画面であり、図示するよ
うに、特定の期間(例えば、特定の年)における国(エリア)別のCO2排出量を表す
グラフ(例えば、円グラフ等)を表示する第1表示領域6111と、特定の期間(例え
ば、10年)における各年のCO2排出量及び排出原単位を時系列で表すグラフ(例え
ば、棒グラフ及び折れ線グラフの複合グラフ等)を表示する第2表示領域6112と、
特定の期間(例えば、特定の年)における国(エリア)別のCO2排出量を地図上で表
すバブルチャートを表示する第3表示領域6113と、「次へ」と表示された続行ボタ
ン6114とを有する。
続行ボタン6114が選択されると、CO2排出量データと財務データとの相関性分
析が実行され、情報処理端末30において、図5に例示する財務データ相関性分析結果
(CO2排出量)画面612が表示される。当該画面612は、CO2排出量データと
財務データ(売上高及び営業利益率)との相関性分析の結果を表示する画面であり、図
示するように、CO2排出量と売上高との相関性分析の結果を表示する第1表示領域6
121と、CO2排出原単位と営業利益率との相関性分析の結果を表示する第2表示領
域6122とを有する。第1表示領域6121は、特定の期間(例えば、10年)にお
ける各年のCO2排出量及び売上高を時系列で表すグラフ(例えば、棒グラフ及び折れ
線グラフの複合グラフ等)を表示すると共に、これらの相関性分析の結果としての散布
図を表示する。散布図には、自動的に回帰直線が付加される。また、第2表示領域61
22は、特定の期間(例えば、10年)における各年のCO2排出原単位及び営業利益
率を時系列で表すグラフ(例えば、棒グラフ及び折れ線グラフの複合グラフ等)を表示
すると共に、これらの相関性分析の結果としての散布図を表示する。散布図には、自動
的に回帰直線が付加される。
図5の例において、相関性分析は、CO2排出量及び売上高の組合せ、並びに、CO
2排出原単位及び営業利益率の組合せに対して行われているが、本実施形態において、
相関性分析において使用する財務データの項目は、売上高及び営業利益率に限定されず
、相関性分析に使用する項目としてその他の項目を選択しても良い。相関性分析に使用
する項目の選択は、対象企業の担当者によって手動で行われるようにしても良いし、シ
ステム10によって自動的に行われる(例えば、ESGデータの項目(図5の例では、
CO2排出量)に応じて自動的に選択される。)ようにしても良い。また、相関性分析
の実行を、夜間のバッチ処理等において予め行うようにしても良い。
なお、環境(E)に関する指標として「資源利用」が選択された場合には、資源利用
に関する様々な情報が情報処理端末30に表示される。一例として、循環材使用量のデ
ータと、基幹システム40において収集される業績管理データ(売上高/粗利/営業利
益/販売数量/生産高)とが、同一グラフ上に組み合わせて情報処理端末30に表示さ
れる。
図6は、社会(S)に関する指標として「労働災害件数」が選択されている場合に情
報処理端末30において表示される労働災害件数データ画面621を例示する図である
。当該画面621は、労働災害件数の可視化の結果を表示する画面であり、図示するよ
うに、特定の期間(例えば、特定の年)における国(エリア)別の労働災害件数を表す
グラフ(例えば、円グラフ等)を表示する第1表示領域6211と、特定の期間(例え
ば、10年)における各年の労働災害件数及び労働災害年千人率を時系列で表すグラフ
(例えば、棒グラフ及び折れ線グラフの複合グラフ等)を表示する第2表示領域621
2と、特定の期間(例えば、特定の年)における国(エリア)別の労働災害件数を地図
上で表すバブルチャートを表示する第3表示領域6213と、「次へ」と表示された続
行ボタン6214とを有する。
続行ボタン6214が選択されると、労働災害件数データと財務データとの相関性分
析が実行され、情報処理端末30において、図7に例示する財務データ相関性分析結果
(労働災害件数)画面622が表示される。当該画面622は、労働災害件数データと
財務データとの相関性分析の結果を表示する画面であり、図示するように、労働災害件
数と売上高との相関性分析の結果を表示する第1表示領域6221と、労働災害年千人
率と営業利益率との相関性分析の結果を表示する第2表示領域6222とを有する。第
1表示領域6221は、特定の期間(例えば、10年)における各年の労働災害件数及
び売上高を時系列で表すグラフ(例えば、棒グラフ及び折れ線グラフの複合グラフ等)
を表示すると共に、これらの相関性分析の結果としての散布図を表示する。散布図には
、自動的に回帰直線が付加される。また、第2表示領域6222は、特定の期間(例え
ば、10年)における各年の労働災害年千人率及び営業利益率を時系列で表すグラフ(
例えば、棒グラフ及び折れ線グラフの複合グラフ等)を表示すると共に、これらの相関
性分析の結果としての散布図を表示する。散布図には、自動的に回帰直線が付加される
図7の例において、相関性分析は、労働災害件数及び売上高の組合せ、並びに、労働
災害年千人率及び営業利益率の組合せに対して行われているが、上述したように、本実
施形態において、相関性分析において使用する財務データの項目は、売上高及び営業利
益率に限定されず、相関性分析に使用する項目としてその他の項目を選択しても良い。
相関性分析に使用する項目の選択は、対象企業の担当者によって手動で行われるように
しても良いし、システム10によって自動的に行われる(例えば、ESGデータの項目
(図7の例では、労働災害件数)に応じて自動的に選択される)ようにしても良い。
なお、社会(S)に関する指標として「ダイバーシティ」が選択された場合には、ダ
イバーシティに関する様々な情報が情報処理端末30に表示される。一例として、基準
年度におけるダイバーシティに関するデータと従業員一人当たりの売上高の全社の値を
100としたときの相対評価をあらわす指標が、情報処理端末30に表示される。また
、社会(S)に関する指標として「ワークスタイル」が選択された場合には、ワークス
タイルに関する様々な情報が情報処理端末30に表示される。一例として、ワークスタ
イルに関するデータ(有給休暇取得率、育児休暇取得率、リモートワーク制度申請率、
フレックスタイム制度申請率など)と、基幹システム40において収集される収益デー
タ(営業利益率/売上高/営業利益)とが、同一グラフ上に組み合わせて情報処理端末
30に表示される。
図8は、企業統治(G)に関する指標として「緊急事態件数」が選択されている場合
に情報処理端末30において表示される緊急事態件数データ画面631を例示する図で
ある。当該画面631は、緊急事態件数の可視化の結果を表示する画面であり、図示す
るように、特定の期間(例えば、特定の年)における分類(例えば、「テロ」、「スト
ライキ」、「強盗・盗難」、「自然災害」等)別の緊急事態件数を表すグラフ(例えば
、円グラフ等)を表示する第1表示領域6311と、特定の期間(例えば、10年)に
おける各年の緊急事態件数及び緊急事態事前認識率を時系列で表すグラフ(例えば、棒
グラフ及び折れ線グラフの複合グラフ等)を表示する第2表示領域6312と、「次へ
」と表示された続行ボタン6314とを有する。
続行ボタン6314が選択されると、緊急事態件数データと財務データとの相関性分
析が実行され、情報処理端末30において、図9に例示する財務データ相関性分析結果
(緊急事態件数)画面632が表示される。当該画面632は、緊急事態件数データと
財務データとの相関性分析の結果を表示する画面であり、図示するように、緊急事態事
前認識率と営業利益率との相関性分析の結果を表示する表示領域6321を有する。当
該表示領域6321は、特定の期間(例えば、10年)における各年の緊急事態事前認
識率及び営業利益率を時系列で表すグラフ(例えば、棒グラフ及び折れ線グラフの複合
グラフ等)を表示すると共に、これらの相関性分析の結果としての散布図を表示する。
散布図には、自動的に回帰直線が付加される。
図9の例において、相関性分析は、緊急事態事前認識率及び営業利益率の組合せに対
して行われているが、上述したように、本実施形態において、相関性分析において使用
する財務データの項目は、営業利益率に限定されず、相関性分析に使用する項目として
その他の項目を選択しても良い。相関性分析に使用する項目の選択は、対象企業の担当
者によって手動で行われるようにしても良いし、システム10によって自動的に行われ
る(例えば、ESGデータの項目(図9の例では、緊急事態件数)に応じて自動的に選
択される)ようにしても良い。
なお、企業統治(G)に関する指標として「サステナブル調達」が選択された場合に
は、サステナブル調達に関する様々な情報が情報処理端末30に表示される。一例とし
て、サプライヤーのESG評価が縦軸に設定され、任意のQCD評価(良品率・コスト
ダウン・納期遵守率)が横軸に設定されたサプライヤーの分布図が、情報処理端末30
に表示される。また、企業統治(G)に関する指標として「研究開発効率」が選択され
た場合には、基幹システム40において収集される、インプット項目データやアウトプ
ット項目データの一部(例えば、研究開発費/売上高/粗利/営業利益)と、他のデー
タとが、同一グラフ上に組み合わせて情報処理端末30に表示される。
このように、対象企業の担当者は、図4〜図9に例示される各画面を介して、可視化
されたESGデータ、及び、同じく可視化されたESGデータ及び財務データの相関性
分析の結果を容易に認識することができる。次に、可視化・分析部1122によって実
現される企業価値評価・分析機能について詳細に説明する。
<企業価値評価・分析機能>
企業価値評価・分析機能は、企業価値を示す指標として「株価純資産倍率(PBR)
」を採用し、PBRを「自己資本利益率(ROE)」と「非財務資本(ESG)」で説
明する回帰モデルにより実証分析する機能である。本実施形態では、対象企業における
重要業績評価指標(ESGのKPI)が何年後のPBRに影響を及ぼすか(いわゆる遅
延浸透効果)を計測するため、PBRを被説明変数とし、ROEとESGのKPIを説
明変数として、PBR(被説明変数)とESGのKPI(説明変数)の年度をずらすこ
とを考慮した回帰モデルとする。使用する回帰モデルを下記式(1)及び(2)に示す
。可視化・分析部1122は、下記式(1)及び(2)に示す回帰モデルに対し、複数
のESGのKPIを一つずつあてはめながら、かつ年度をずらしながら一度に大量の回
帰分析を可能とする検証ツールを備えている。なお、PBR、ROE、ESGの指標は
、経営支援システム10のストレージ15や対象企業の基幹システム40などから取得
する。
<回帰モデル>
PBRi=α+β1・ROEi+β2・(ESG KPIi−t)+εi−t ・
・・(1)
ln(PBRi)=α+β1・ln(ROEi)+β2・ln(ESG KPIi
−t)+γi−t ・・・(2)
可視化・分析部1122は、上記実証分析を実行すると、いずれのESGのKPIが
何年後のPBRと相関関係を有するのか(別言すれば、どの程度の時間差でPBRと関
係するのか)を把握したうえで、その相関関係の有意性の高さや正負を色(色の種類や
色の濃淡など)によって判別可能なように、表形式で表示する。
図10は、情報処理端末30において表示される実証分析の結果を示す分析画面70
の一部を例示する図である。なお、図10は、上記(2)に示す対数変換モデルの結果
(回帰係数)を示し、自由度調整済み計数0.5以上、p値0.1以下の値のみ色付け
している。
図10に示すように、例えば、ESGのKPI「人件費(百万円)」であれば、7
年後のPBRと有意に正の相関関係があり、ESGのKPI「再生エネルギー使用量
(TJ)」であれば、4年後のPBRと有意に正の相関関係があることがわかる。
対象企業の経営陣らは、分析画面70を確認することで、対象企業における各ESG
の取り組みが、それぞれどの程度の時間差でPBRと相関関係を有し、かつ、相関関係
を有する際には有意性の高さや正負なども速やかに把握することが可能となる。なお、
上記例では、相関関係の有意性の高さ及び正負を色によって判別可能としたが、色の代
わりに(あるいは加えて)記号や数字などを利用してもよい。また、有意性の高さまた
は正負のいずれか一方を色によって判別可能としてもよい。
また、以上説明した分析結果を、対象企業の重要課題(マテリアリティ)にあわせて
プロットすることで、経営判断に活用してもよい。可視化・分析部1122は、入出力
I/F13を介して入力される指示に従い、ESGの分析結果を、マテリアリティ・マ
トリックスにプロットする。なお、マテリアリティ評価に必要な情報は、経営支援シス
テム10のストレージ15などから取得する。
図11は、情報処理端末30において表示されるマテリアリティの評価画面80の
一部を例示する図である。図11では、ESGのKPIの実測値を用いて回帰分析を
行った結果の中で、有意な結果に絞って表示している。なお、有意な結果の抽出条件
は以下の通りである。
<有意な結果の抽出条件>
・データ観測数が10以上、かつ、自由度調整済み決定計数が0.5以上、かつ、p値
が0.1以下のESGのKPIを対象とする。
図11では、有意な結果が得られたESGのKPIとPBR(ここでは「連結」を対
象)との相関関係を、「相関関係」の列に色(色の種類や色の濃淡など)で表現してい
る。具体的には、PBRに対して正の相関がある場合には、「相関関係」の列を赤色で
塗布し、PBRに対して負の相関がある場合には、「相関関係」の列を青色で塗布して
いる。有意性の強弱は色の濃淡で表現し、有意性が強いものほど色は濃く、有意性が弱
いものほど色は薄くなっている。
また、図11では、有意な結果が得られたESGのKPIが何年後のPBRに影響す
るかを、「年数」の列に記載している。なお、PBRに対してポジティブに働くESG
のKPIは、赤文字で表記し、PBRに対してネガティブに働くESGのKPIは、青
文字で表記している。
一例を挙げて説明すると、「ダイバーシティの推進」というマテリアリティに対し、
「女性管理職比率(%)」というESGのKPIは、2年後のPBRと相関関係を有し
、有意性は弱いもののPBRと正の相関があることがわかる。
対象企業の経営陣らは、図11に示すマテリアリティの評価画面を確認することで
、対象企業の各マテリアリティに対し、いずれのESGのKPIがPBRと相関関係
を有しているのか、また何年後のPBRと相関関係を有するのかを速やかに把握する
ことが可能となる。また、対象企業の経営陣らは、これまで重要視していたESGの
KPI(すなわちESG活動)がPBRと相関性があるか、あるいは想定とは異なり
、PBRとの間に相関性がないといったことを速やかに確認することができる。
以上説明した本発明の実施形態に係る経営支援システム10は、特定の企業における
ESG情報を定量的にデータとして収集し、当該データに基づく情報(例えば、各指標
のESG目標の達成度、各指標のESGデータ及び財務データの各々、並びに、これら
の相関性分析の結果、及び、将来予測など)を出力するから、例えば、ESGデータの
定量的な分析及びその結果の可視化が実現され、この結果、当該企業におけるESG経
営が支援される。
なお、本発明の他の実施形態において、データ収集部111は、対象企業のESGデ
ータに加えて、外部からのESGデータを収集してESGデータベース151に格納す
るように構成される。外部からのESGデータは、例えば、対象企業の供給元(ベンダ
ー)企業(例えば、原材料生産/仲買業者、加工業者、製造業者、流通業者、及び販売
業者等が含まれる。)及び/又は顧客企業におけるESGデータが含まれる。また、外
部からのESGデータは、例えば、様々な統計データ等が含まれる。こうすれば、様々
な企業等におけるESGデータを繋ぐことによるESGデータのリッチ化が実現される
10…経営支援システム、11…コンピュータプロセッサ、111…データ収集部、
112…情報出力部、1121…スコアリング部、1122…可視化・分析部、112
3…将来予測部、15…ストレージ、151…ESGデータベース、152…財務デー
タベース、30…情報処理端末、40…基幹システム、50…基本メニュー画面、60
…可視化・分析機能メニュー画面、70…分析画面、80…評価画面、611…CO2
排出量データ画面、612…財務データ相関性分析結果(CO2排出量)画面、621
…労働災害件数データ画面、622…財務データ相関性分析結果(労働災害件数)画面
、631…緊急事態件数データ画面、632…財務データ相関性分析結果(緊急事態件
数)画面。



Claims (10)

  1. ESG経営を支援するための経営支援システムであって、
    情報を記憶するように構成された記憶部と、
    特定の企業におけるESGデータを収集して前記記憶部に格納するように構成されたデータ収集部と、
    前記記憶部に格納されているESGデータに少なくとも基づく情報を出力するように構成された情報出力部と、を備える、
    経営支援システム。
  2. 前記データ収集部は、ESGデータに加えて、財務データを収集して前記記憶部に格納するように構成されており、
    前記情報出力部は、前記記憶部に格納されているESGデータに加えて、前記記憶部に格納されている財務データに少なくとも基づく情報を出力するように構成されている、
    請求項1の経営支援システム。
  3. 前記情報出力部は、前記記憶部に格納されているESGデータ及び財務データの相関性分析を実行し、前記相関性分析の結果を出力するように構成されている、
    請求項2の経営支援システム。
  4. 前記ESGデータは、二酸化炭素排出量に関するデータ、資源利用に関するデータ、従業員の属性の多様性に関するデータ、前記従業員の働き方に関するデータ、原材料の調達の持続可能性に関するデータ、研究開発効率に関するデータの少なくともいずれかを含む、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の経営支援システム。
  5. 前記情報出力部は、
    前記特定の企業の株価純資産倍率(PBR)を、自己資本利益率(ROE)と、非財務資本(ESG)の指標(KPI)で説明する回帰モデルを利用して分析し、
    前記分析の結果として、いずれのESGのKPIが何年後のPBRと相関関係を有するのかを判別可能な態様で出力するように構成されている、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の経営支援システム。
  6. 前記回帰モデルは、ESGのPBRに対する遅延浸透効果を計測するため、PBRを被説明変数とし、ROEとESGのKPIを説明変数として、PBRとESGのKPIの年度をずらすことを考慮した回帰モデルである、
    請求項5に記載の経営支援システム。
  7. 前記情報出力部は、
    さらに、前記相関関係の有意性の高さ、及び/または正負を色によって判別可能な態様で出力する、請求項5に記載の経営支援システム。
  8. 前記記憶部には、前記特定の企業のマテリアリティが格納され、
    前記情報出力部は、
    前記記憶部に格納されている前記特定の企業のマテリアリティに対し、いずれのESGのKPIが何年後のPBRと相関関係を有するのかを判別可能な態様で出力する、請求項5に記載の経営支援システム。
  9. 1又は複数のコンピュータによって実行され、ESG経営を支援するための経営支援方法であって、
    特定の企業におけるESGデータを収集して記憶部に格納する工程と、
    前記記憶部に格納されているESGデータに少なくとも基づく情報を出力する工程と、を備える、
    経営支援方法。
  10. ESG経営を支援するための経営支援プログラムであって、1又は複数のコンピュータに、
    特定の企業におけるESGデータを収集して記憶部に格納する処理と、
    前記記憶部に格納されているESGデータに少なくとも基づく情報を出力する処理と、を実行させる、
    経営支援プログラム。
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