JP2021009068A - 判定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】分岐ブレーカーから最も遠い電気機器を検出すること。【解決手段】判定システムは、分岐ブレーカー300に接続されている接続線11〜13と接続する判定装置100と、複数の電気機器に接続されている接続線14〜16と接続する開閉装置400,400a,400bとを含む。開閉装置400,400a,400bは、接続線14〜16のうちの自装置が接続している接続線に含まれる2つの電線の末端を開放状態又は短絡状態にする装置である。判定装置100は、接続線11〜16に電圧を印加し、開閉装置400,400a,400bのそれぞれが異なる時刻に末端を短絡状態に移行させるための制御を開閉装置400,400a,400bに行い、短絡状態のときにおける判定装置100と開閉装置400,400a,400bのそれぞれとの間の複数の抵抗値を計測し、複数の抵抗値を用いて、分岐ブレーカー300から最も遠い電気機器を判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、判定システムに関する。
複数の空気調和機がビルなどに設置されている。複数の空気調和機と分岐ブレーカーは、接続線を介して接続している。ここで、接続線の診断に関する技術が提案されている(特許文献1を参照)。
特開2016−95271号公報
ところで、分岐ブレーカーから最も遠い空気調和機などの電気機器と分岐ブレーカーとの間の接続線を診断したい場合がある。しかし、どの電気機器が最も遠い電気機器であるかが分からないという問題がある。例えば、工事図面から最も遠い電気機器を特定する方法が考えられる。しかし、工事図面は、施工時から適切に更新されていない場合がある。そのため、工事図面は、信用できない。よって、どの電気機器が最も遠い電気機器であるかが分からないという問題がある。
本発明の目的は、分岐ブレーカーから最も遠い電気機器を検出することである。
本発明の一態様に係る判定システムが提供される。判定システムは、分岐ブレーカーと、前記分岐ブレーカーに接続された第1の接続線上の複数の箇所のそれぞれに接続されている複数の第2の接続線のそれぞれに接続されている複数の電気機器とを含むシステムにおいて、前記複数の電気機器の中から、前記分岐ブレーカーから最も遠い電気機器を判定する。判定システムは、前記分岐ブレーカーに接続されている前記第1の接続線と接続する判定装置と、前記複数の電気機器に接続されている前記複数の第2の接続線と接続する複数の開閉装置とを含む。前記複数の開閉装置のそれぞれは、前記複数の第2の接続線のうちの自装置が接続している第2の接続線に含まれる2つの電線の末端を開放状態又は短絡状態にする装置である。前記判定装置は、前記第1の接続線と前記複数の第2の接続線に電圧を印加し、前記複数の開閉装置のそれぞれが異なる時刻に前記末端を前記開放状態から前記短絡状態に移行させるための制御を前記複数の開閉装置に行い、前記短絡状態に移行させたときにおける前記判定装置と前記複数の開閉装置のそれぞれとの間の複数の抵抗値を計測し、前記複数の抵抗値を用いて、前記複数の電気機器の中から、前記分岐ブレーカーから最も遠い電気機器を判定する。
本発明によれば、分岐ブレーカーから最も遠い電気機器を検出できる。
実施の形態1の空気調和制御システムを示す図である。 実施の形態1の判定システムを示す図である。 実施の形態1の判定装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1の通信制御部の構成を示す機能ブロック図(その1)である。 実施の形態1の通信制御部の構成を示す機能ブロック図(その2)である。 実施の形態1の開閉装置の構成を示す機能ブロック図(その1)である。 実施の形態1の開閉装置の構成を示す機能ブロック図(その2)である。 (A)〜(C)は、設定内容の具体例を示す図である。 実施の形態1の開閉装置に送信される情報のフォーマットの具体例を示す図である。 実施の形態1の関係テーブルの例を示す図である。 実施の形態2の判定装置の構成を示す機能ブロック図である。 (A)〜(C)は、波形の具体例を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の空気調和制御システムを示す図である。空気調和制御システムは、空気調和機200,200a,200b及び分岐ブレーカー300を含む。空気調和機200,200a,200bは、室内機である。また、空気調和機は、電気機器とも言う。
空気調和機200,200a,200b及び分岐ブレーカー300は、接続線11〜16を介して接続している。ここで、接続線11〜13は、第1の接続線とも言う。接続線14〜16は、第2の接続線とも言う。接続関係を詳細に説明する。接続線14〜16は、接続線11〜13上の複数の箇所のそれぞれに接続されている。図1では、複数の箇所は、接点1〜3で表している。空気調和機200,200a,200bは、接続線14〜16のそれぞれに接続されている。なお、接続線は、2つの電線を含む。接続線は、ケーブルとも言う。
空気調和機200,200a,200bには、分岐ブレーカー300から出力される電気が接続線11〜16を介して供給される。
ここで、分岐ブレーカー300から最も遠い空気調和機200bと分岐ブレーカー300との間の接続線を診断したい場合がある。理由は、空気調和機200bと分岐ブレーカー300との間の接続線11〜14を診断すれば、4つ接続線を一斉に診断できるからである。しかし、空気調和機200,200a,200bの中のどの空気調和機が分岐ブレーカー300から最も遠い空気調和機であるか分からない場合がある。そこで、空気調和機200bを検出する方法を説明する。
図2は、実施の形態1の判定システムを示す図である。判定システムは、判定装置100と開閉装置400,400a,400bとを含む。
判定装置100は、分岐ブレーカー300に接続されている接続線11と接続する。開閉装置400は、空気調和機200に接続されている接続線15と接続する。開閉装置400aは、空気調和機200aに接続されている接続線16と接続する。開閉装置400bは、空気調和機200bに接続されている接続線14と接続する。
開閉装置400は、自装置が接続している接続線15に含まれる2つの電線の末端を開放状態又は短絡状態にする。開閉装置400aは、自装置が接続している接続線16に含まれる2つの電線の末端を開放状態又は短絡状態にする。開閉装置400bは、自装置が接続している接続線14に含まれる2つの電線の末端を開放状態又は短絡状態にする。
ここで、判定装置100が実行する処理の概要を説明する。判定装置100は、接続線11〜16に電圧を印加する。判定装置100は、開閉装置400,400a,400bのそれぞれが異なる時刻に末端を開放状態から短絡状態に移行させるための制御を開閉装置400,400a,400bに行う。判定装置100は、短絡状態に移行させたときにおける判定装置100と開閉装置400,400a,400bのそれぞれとの間の複数の抵抗値を計測する。判定装置100は、複数の抵抗値を用いて、空気調和機200,200a,200bの中から、分岐ブレーカー300から最も遠い空気調和機200bを判定する。
次に、判定装置100の機能を詳細に説明する。
図3は、実施の形態1の判定装置の構成を示す機能ブロック図である。判定装置100は、入力部110、通信制御部120、抵抗計測部130、算出部140、判定部150、出力部160、及び記憶部170を有する。
入力部110、通信制御部120、抵抗計測部130、算出部140、判定部150、及び出力部160の一部又は全部は、判定装置100が有するプロセッサによって実現してもよい。入力部110、通信制御部120、抵抗計測部130、算出部140、判定部150、及び出力部160の一部又は全部は、判定装置100が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
記憶部170は、判定装置100が有する揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現してもよい。
入力部110には、ユーザの操作により、開閉装置400,400a,400bの識別子が入力される。識別子は、アドレスとも言う。アドレスについては、後で説明する。
次に、通信制御部120を説明する。
図4は、実施の形態1の通信制御部の構成を示す機能ブロック図(その1)である。通信制御部120は、制御部121、抵抗122などを有する。通信制御部120は、次のような構成でもよい。
図5は、実施の形態1の通信制御部の構成を示す機能ブロック図(その2)である。通信制御部120は、同様に、制御部121、抵抗122などを有する。
通信制御部120は、開閉装置400,400a,400bと通信する。通信制御部120の詳細な機能は、後で説明する。
図3に戻って、抵抗計測部130を説明する。
抵抗計測部130は、接続線に電圧を印加し、絶縁抵抗値と導通抵抗値を計測する。なお、絶縁抵抗値は、開閉装置400,400a,400bが接続線に含まれる2つの電線の末端を開放状態にしているときの抵抗値である。例えば、開閉装置400bに対応する絶縁抵抗値は、接続線14に含まれる2つの電線の末端が開放状態であるときにおける判定装置100と開閉装置400bとの間の抵抗値である。なお、末端は、第1の末端とも言う。導通抵抗値は、開閉装置400,400a,400bが接続線に含まれる2つの電線の末端を短絡状態にしているときの抵抗値である。例えば、開閉装置400bに対応する導通抵抗値は、接続線14に含まれる2つの電線の末端が短絡状態であるときにおける判定装置100と開閉装置400bとの間の抵抗値である。
算出部140は、導通抵抗値を用いて、距離を算出する。算出方法は、後で説明する。
判定部150は、空気調和機200,200a,200bの中から、分岐ブレーカー300から最も遠い空気調和機200bを判定する。また、判定部150は、接続線11〜14を継続して使用できるか否かを判定する。
出力部160は、判定部150による判定の結果を出力する。例えば、出力部160は、判定装置100が有するディスプレイ又は他の装置が有するディスプレイに判定の結果を出力する。なお、当該他の装置は、判定装置100に接続されている装置である。当該他の装置の図示は、省略している。
記憶部170が記憶する情報は、後で説明する。
次に、開閉装置400,400a,400bを説明する。ここで、開閉装置400が有する機能は、開閉装置400a,400bが有する機能と同じである。そのため、開閉装置400が有する機能を説明する。そして、開閉装置400a,400bが有する機能の説明は、省略する。
図6は、実施の形態1の開閉装置の構成を示す機能ブロック図(その1)である。ここで、通信制御部120が図4の構成である場合、開閉装置400の構成は、図6に示す構成となる。
開閉装置400は、電池410、アドレススイッチ420、リレー430、リレー駆動回路440、タイマー回路450、及び通信部460を有する。
電池410は、電源スイッチ411により、開閉装置400に電力を供給する。アドレススイッチ420は、DIPスイッチなどで実現できる。アドレススイッチ420は、開閉装置400のアドレスを設定する。
リレー430は、接続線15の2つの電線の末端を開放状態又は短絡状態にする。ここで、通常、リレー430は、電線の末端を開放状態にしている。すなわち、リレー430は、ノーマルオープンである。なお、リレー430の初期状態は、短絡状態である。初期状態が開放状態である場合、判定装置100が送信した電気信号を開閉装置400が受信できなくなるからである。
リレー駆動回路440は、リレー430を駆動させるための電気回路である。
タイマー回路450は、リレー430で接続線15の2つの電線の末端を開放状態又は短絡状態にする時間を設定する電気回路である。
通信部460は、判定装置100が送信した情報を受信する。
ここで、開閉装置400は、次のような構成でもよい。
図7は、実施の形態1の開閉装置の構成を示す機能ブロック図(その2)である。通信制御部120が図5の構成である場合、開閉装置400の構成は、図7に示す構成となる。
次に、空気調和機200bが検出されるまでの流れを説明する。
アドレススイッチ420は、開閉装置400のアドレスを設定する。同様に、開閉装置400a,400bのアドレススイッチは、開閉装置400a,400bのアドレスを設定する。開閉装置400,400a,400bのそれぞれに設定されたアドレスは、重複しないものとする。
ユーザは、入力部110を操作して、開閉装置400,400a,400bのアドレスを入力する。これにより、判定装置100は、開閉装置400,400a,400bのアドレスを記憶することができる。
通信制御部120は、開閉装置400,400a,400bのそれぞれに、開放状態の時刻、短絡状態の時刻、第1の待ち時間、及び第2の待ち時間を設定する。第1の待ち時間とは、開放状態及び短絡状態の動作を開始するまで待機する時間である。第2の待ち時間とは、開放状態及び短絡状態の動作を終了した後に待機する時間である。ここで、開放状態及び短絡状態の時間のそれぞれは、予め設定されている。例えば、開放状態及び短絡状態の時間のそれぞれは、1秒である。
ここで、設定内容の具体例を説明する。
図8(A)〜(C)は、設定内容の具体例を示す図である。図8の“開”は、開放状態を示している。図8の“閉”は、短絡状態を示している。図8(A)は、開閉装置400に設定する内容を示している。例えば、開閉装置400に設定される第1の待ち時間は、0秒である。
図8(B)は、開閉装置400aに設定する内容を示している。例えば、開閉装置400aに設定される第1の待ち時間は、2秒である。
図8(C)は、開閉装置400bに設定する内容を示している。例えば、開閉装置400bに設定される第2の待ち時間は、0秒である。
ここで、第1の待ち時間及び第2の待ち時間は、開放状態の時間でもある。
なお、第1の待ち時間と第2の待ち時間の合計値は、式(1)により、算出される。
合計値=開放状態及び短絡状態の時間×(開閉装置の数−1)・・・(1)
第1の待ち時間は、式(2)により、算出される。
第1の待ち時間=開放状態及び短絡状態の時間×(順番−1)・・・(2)
第2の待ち時間は、式(3)により、算出される。
第2の待ち時間=合計値−第1の待ち時間・・・(3)
通信制御部120は、設定内容を含む情報を開閉装置400,400a,400bに送信する。ここで、当該情報の具体例を説明する。
図9は、実施の形態1の開閉装置に送信される情報のフォーマットの具体例を示す図である。例えば、図9は、開閉装置400に送信される情報を示している。当該情報は、アドレスとコマンドを含む。アドレスは、START BITとSTOP BITとを含む。図9のアドレスは、開閉装置400のアドレスを示している。コマンドは、開閉装置400に設定する内容を示す。すなわち、コマンドには、開閉装置400に設定される開放状態の時刻、短絡状態の時刻、第1の待ち時間、及び第2の待ち時間が登録されている。なお、アドレスは、ヘッダと考えてもよい。コマンドは、ペイロードと考えてもよい。
このように、通信制御部120は、設定内容を含む情報を開閉装置400,400a,400bに送信する。開閉装置400,400a,400bの通信部は、設定内容を含む情報を受信する。開閉装置400,400a,400bは、設定内容に従って動作する。例えば、タイマー回路450は、設定内容に従って、リレー430で接続線15の2つの電線の末端を開放状態又は短絡状態にする時間を設定する。リレー駆動回路440は、タイマー回路450が設定した時間に従って、開放状態又は短絡状態を実行させるための制御をリレー430に行う。これにより、開閉装置400,400a,400bは、図8に示す動作を行う。
抵抗計測部130は、判定装置100と開閉装置400,400a,400bのそれぞれとの間の複数の絶縁抵抗値を算出する。すなわち、算出部140は、判定装置100と開閉装置400との間の絶縁抵抗値、判定装置100と開閉装置400aとの間の絶縁抵抗値、判定装置100と開閉装置400bとの間の絶縁抵抗値を算出する。
抵抗計測部130は、判定装置100と開閉装置400,400a,400bのそれぞれとの間の複数の導通抵抗値を算出する。すなわち、算出部140は、判定装置100と開閉装置400との間の導通抵抗値、判定装置100と開閉装置400aとの間の導通抵抗値、判定装置100と開閉装置400bとの間の導通抵抗値を算出する。
抵抗計測部130は、計測した絶縁抵抗値と導通抵抗値を関係テーブルに登録する。ここで、関係テーブルを説明する。
図10は、実施の形態1の関係テーブルの例を示す図である。関係テーブル171は、記憶部170に格納される。関係テーブル171は、開閉装置の名称、開閉装置のアドレス、導通抵抗、絶縁抵抗、及び距離の項目を有する。
開閉装置の名称の項目には、開閉装置400,400a,400bの名称が登録される。開閉装置のアドレスの項目には、開閉装置400,400a,400bのアドレスが登録される。導通抵抗の項目には、抵抗計測部130が計測した導通抵抗値が登録される。絶縁抵抗の項目には、抵抗計測部130が計測した絶縁抵抗値が登録される。距離の項目には、算出部140が算出した距離が登録される。
次に、距離の算出を説明する。
算出部140は、式(4)を用いて距離を算出する。なお、Zは、導通抵抗値である。Rcは、単位長さ当たりの抵抗値である。
Figure 2021009068
算出部140は、式(4)を用いて、判定装置100と開閉装置400,400a,400bのそれぞれとの間の複数の距離を算出する。すなわち、算出部140は、判定装置100と開閉装置400との間の距離、判定装置100と開閉装置400aとの間の距離、判定装置100と開閉装置400bとの間の距離を算出する。算出部140は、算出した複数の距離を関係テーブル171に登録する。
また、算出部140は、式(5)を用いて距離を算出してもよい。なお、例えば、その他の抵抗値は、開閉装置の端子による抵抗値である。
Figure 2021009068
判定部150は、関係テーブル171に登録されている複数の距離の中で、判定装置100と開閉装置400bとの間の距離が最も長いことを検出する。判定部150は、開閉装置400bに接続されている接続線14が接続されていた空気調和機200bが、分岐ブレーカー300から最も遠い空気調和機であると判定する。ここで、開閉装置400bは、第1の開閉装置とも言う。
また、判定部150は、次のような方法で、空気調和機200bを検出してもよい。判定部150は、関係テーブル171に登録されている複数の導通抵抗値の中で最も大きい導通抵抗値を検出する。例えば、最も大きい導通抵抗値は、開閉装置400bと分岐ブレーカー300との間の抵抗値である。判定部150は、検出した導通抵抗値に対応する開閉装置400bを検出する。判定部150は、開閉装置400bに接続されている接続線14が接続されていた空気調和機200bが、分岐ブレーカー300から最も遠い空気調和機であると判定する。
これにより、判定装置100は、空気調和機200bを検出できる。
通信制御部120は、開閉装置400,400a,400bのそれぞれで短絡状態を終了した後、開閉装置400,400a,400bで開放状態を実行させるためのコマンドを開閉装置400,400a,400bに送信する。これにより、開閉装置400,400a,400bは、接続線の末端を開放状態にする。
判定部150は、第1の閾値と第2の閾値を用いて、接続線11〜14が継続して使用できるか否かを判定する。詳細には、判定部150は、開閉装置400bに対応する絶縁抵抗値が第1の閾値以上であり、かつ開閉装置400bに対応する導通抵抗値が第2の閾値以下である場合、接続線11〜14を継続して使用できると判定する。なお、例えば、第1の閾値は、0.2MΩである。第2の閾値は、開閉装置400bに対応する距離と単位長さ当たりの抵抗値とに基づく抵抗値である。
判定部150は、判定の結果を記憶部170に格納する。出力部160は、判定の結果を出力する。
次に、抵抗計測部130が抵抗値を計測しているときに接続線に不具合が検出される場合がある。不具合が検出されたときにおける判定装置100の処理を説明する。
抵抗計測部130が短絡に近い抵抗値を計測した場合、出力部160は、短絡する接続線が存在することを出力する。また、通信制御部120は、開閉装置400,400a,400bで開放状態を実行させるためのコマンドを開閉装置400,400a,400bに送信する。そして、抵抗計測部130は、計測処理を終了する。
また、接続線が断線している場合、抵抗計測部130は、設定した時刻に短絡状態が起きていないことを検出する。例えば、開閉装置400で短絡状態になる時刻に抵抗値が変化しない場合、抵抗計測部130は、開閉装置400で短絡状態が起きていないことを検出する。出力部160は、接続線11,15の間で断線が発生していることを出力する。そして、抵抗計測部130は、計測処理を終了する。
次に、開閉装置400,400a,400bの回収タイミングについて説明する。開閉装置400,400a,400bでは、接続線の末端が開放状態になっている。そのため、空気調和機200,200a,200bと分岐ブレーカー300との間で通常運用が行われている場合、開閉装置400,400a,400bは、通常運用に悪影響を与えない。よって、開閉装置400,400a,400bは、設備更新工事まで放置してもよい。そして、開閉装置400,400a,400bは、設備更新工事のときに回収される。このように、判定装置100は、抵抗計測部130の計測処理が終了した後、開閉装置400,400a,400bで開放状態を実行させることで、開閉装置400,400a,400bを直ぐに回収しなくて済む。
また、分岐ブレーカー300からの距離が最も遠い開閉装置以外の開閉装置は、直ぐに回収してもよい。すなわち、開閉装置400,400aは、回収されてもよい。
開閉装置400,400a,400bは、定期的な診断を行うために放置してもよい。
実施の形態1によれば、判定装置100は、導通抵抗値を用いることで、空気調和機200,200a,200bの中から、分岐ブレーカー300から最も遠い空気調和機を検出できる。
上記では、空気調和機200bと分岐ブレーカー300との間の接続線を診断する場合を説明した。しかし、判定装置100は、空気調和機200と分岐ブレーカー300との間の接続線及び空気調和機200aと分岐ブレーカー300との間の接続線を診断してもよい。以下、詳細に診断方法を説明する。
判定部150は、第1の閾値と第2の閾値を用いて、接続線11,15が継続して使用できるか否かを判定する。詳細には、判定部150は、開閉装置400に対応する絶縁抵抗が第1の閾値以上であり、かつ開閉装置400に対応する導通抵抗値が第2の閾値以下である場合、接続線11,15を継続して使用できると判定する。なお、例えば、第1の閾値は、0.2MΩである。第2の閾値は、開閉装置400に対応する距離と単位長さ当たりの抵抗値とに基づく抵抗値である。
判定部150は、第1の閾値と第2の閾値を用いて、接続線11,12,16が継続して使用できるか否かを判定する。詳細には、判定部150は、開閉装置400aに対応する絶縁抵抗が第1の閾値以上であり、かつ開閉装置400aに対応する導通抵抗値が第2の閾値以下である場合、接続線11,12,16を継続して使用できると判定する。なお、例えば、第1の閾値は、0.2MΩである。第2の閾値は、開閉装置400aに対応する距離と単位長さ当たりの抵抗値とに基づく抵抗値である。
このように、判定装置100は、接続線11〜16が継続して使用できるか否かを判定できる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態2は、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態2は、図1〜10を参照する。
実施の形態1では、導通抵抗値を用いて距離を算出する場合を説明した。ここで、接続不良が起きる場合がある。例えば、接続線15が接点1に不完全な状態で接続されている場合である。なお、接続不良は、差し込み部分の接触不良と表現してもよい。接続不良が起きている場合、インピーダンスが高くなるので、導通抵抗値が大きくなる。導通抵抗値が大きくなることは、距離も長くなる。このように、導通抵抗値を用いた距離の算出では、正確な距離を計測できない可能性がある。そこで、実施の形態2では、TDR(Time Domain Reflectometry)法を用いる場合を説明する。
ここで、TDR法とは、立ち上りの速い電圧パルスが試料に印加され、試料に加わる電圧の時間変化から、試料の内部構造を把握する手法である。実施の形態2では、試料は、接続線である。立ち上りの速い電圧パルスは、後述するTDR計測部が生成する。
図11は、実施の形態2の判定装置の構成を示す機能ブロック図である。図3に示される構成と同じ図11の構成は、図3に示される符号と同じ符号を付している。
判定装置100aは、算出部140aと計測切替部180とTDR計測部190を有する。算出部140aと計測切替部180とTDR計測部190の一部又は全部は、判定装置100aが有するプロセッサによって実現してもよい。算出部140aと計測切替部180とTDR計測部190の一部又は全部は、判定装置100aが有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
算出部140aの機能については、後で説明する。
計測切替部180は、抵抗計測部130が実行する場合、抵抗計測部130が電気信号を取得するための制御を実行する。また、計測切替部180は、TDR計測部190が実行する場合、TDR計測部190が電気信号を取得するための制御を実行する。
抵抗計測部130は、TDR計測部190が実行していないときに計測処理を実行する。TDR計測部190は、抵抗計測部130が実行していないときに計測処理を実行する。TDR計測部190は、開閉装置400,400a,400bのそれぞれが異なる時刻に末端を開放状態から短絡状態に移行させるための制御を開閉装置400,400a,400bに行う。これにより、例えば、開閉装置400,400a,400bは、図8のように動作する。TDR計測部190は、開閉装置400,400a,400bで開放状態又は短絡状態が行われているときに電圧パルスを接続線11〜16に印加する。TDR計測部190は、反射波を計測する。
次に、TDR法で計測される波形について説明する。
まず、インピーダンスに差がある箇所では、電気信号の反射が生じる。詳細には、特性インピーダンスが低下する箇所では、負の反射が生じる。特性インピーダンスが上昇する箇所では、正の反射が生じる。
図12(A)〜(C)は、波形の具体例を示す図である。図12(A)〜(C)は、グラフを示している。グラフの縦軸は、電圧を示す。グラフの横軸は、時間を示す。図12では、接続線15が接点1に不完全な状態で接続されているものとする。
図12(A)は、開閉装置400で開放状態が行われているときにTDR計測部190が計測した反射波の波形を示している。TDR計測部190が電圧パルスの反射波の検出を開始した時刻は、時刻T1である。電圧パルスが接続線15の末端に到達した時刻は、時刻T2である。例えば、時刻T1と時刻T2との間の電圧値は、第1の電圧値とも言う。なお、当該電圧パルスは、第1の電圧パルスとも言う。
また、図12(A)は、電圧パルスが接続不良の箇所に到達したときの時刻と電圧の関係を楕円21で示している。電圧パルスが接続不良の箇所に到達したときの時刻は、時刻T1の後である。開閉装置400が接続線15の末端を開放状態にしているため、時刻T2以降、正の反射が生じている。
図12(B)は、開閉装置400で短絡状態が行われているときにTDR計測部190が計測した反射波の波形を示している。TDR計測部190が電圧パルスの反射波の検出を開始した時刻は、時刻T3である。電圧パルスが接続線15の末端に到達した時刻は、時刻T4である。例えば、時刻T3と時刻T4との間の電圧値は、第2の電圧値とも言う。なお、当該電圧パルスは、第2の電圧パルスとも言う。
また、図12(B)は、電圧パルスが接続不良の箇所に到達したときの時刻と電圧の関係を楕円22で示している。電圧パルスが接続不良の箇所に到達したときの時刻は、時刻T3の後である。開閉装置400が接続線15の末端を短絡状態にしているため、時刻T4以降、負の反射が生じている。
図12(C)は、図12(A)の波形と図12(B)の波形との差分に基づく波形を示す。楕円23は、接続不良の箇所の影響が除去されていることを示している。
判定装置100aは、第1の電圧値と第2の電圧値とに差分ない場合、以下の処理を行う。算出部140aは、式(6)を用いて、分岐ブレーカー300から開閉装置400までの距離を算出する。なお、誘電率は、接続線11〜16を含む接続線の誘電率である。誘電率は、接続線の種類によって変わる。また、式(6)のT2は、T4に変えてもよい。式(6)のT1は、T3に変えてもよい。
Figure 2021009068
同様に、TDR計測部190は、開閉装置400a,400bで開放状態が行われているときの反射波の波形を計測する。TDR計測部190は、開閉装置400a,400bで短絡状態が行われているときの反射波の波形を計測する。そして、TDR計測部190は、開閉装置400a,400bが開放状態を行っているときの反射波の波形と開閉装置400a,400bが短絡状態を行っているときの反射波の波形との差分を算出する。電圧パルスの反射波の検出を開始した時刻と電圧パルスが接続線の末端に到達した時刻との間で電圧値の差分がない場合、算出部140aは、電圧パルスの反射波の検出を開始した時刻と電圧パルスが接続線の末端に到達した時刻と式(6)とを用いて、距離を算出する。
このように、判定装置100aは、開閉装置毎に、距離を算出する。
算出部140aは、算出した距離を関係テーブル171に登録する。
判定部150は、関係テーブル171を参照し、最も長い距離に対応する開閉装置400bを検出する。開閉装置400bに接続されている接続線14が接続されていた空気調和機200bが、分岐ブレーカー300から最も遠い空気調和機である。
これにより、判定装置100aは、空気調和機200bを特定できる。
実施の形態2によれば、判定装置100aは、TDR法を用いて、距離を算出する。これにより、判定装置100aは、分岐ブレーカー300から最も遠い空気調和機を判定できる。
以上に説明した各実施の形態における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
11,12,13,14,15,16 接続線、 21,22,23 楕円、 100,100a 判定装置、 110 入力部、 120 通信制御部、 121 制御部、 122 抵抗、 130 抵抗計測部、 140,140a 算出部、 150 判定部、 160 出力部、 170 記憶部、 171 関係テーブル、 180 計測切替部、 190 TDR計測部、 200,200a,200b 空気調和機、 300 分岐ブレーカー、 400,400a,400b 開閉装置、 410 電池、 411 電源スイッチ、 420 アドレススイッチ、 430 リレー、 440 リレー駆動回路、 450 タイマー回路、 460 通信部。

Claims (7)

  1. 分岐ブレーカーと、前記分岐ブレーカーに接続された第1の接続線上の複数の箇所のそれぞれに接続されている複数の第2の接続線のそれぞれに接続されている複数の電気機器とを含むシステムにおいて、前記複数の電気機器の中から、前記分岐ブレーカーから最も遠い電気機器を判定する判定システムであって、
    前記分岐ブレーカーに接続されている前記第1の接続線と接続する判定装置と、
    前記複数の電気機器に接続されている前記複数の第2の接続線と接続する複数の開閉装置と、
    を含み、
    前記複数の開閉装置のそれぞれは、前記複数の第2の接続線のうちの自装置が接続している第2の接続線に含まれる2つの電線の末端を開放状態又は短絡状態にする装置であり、
    前記判定装置は、前記第1の接続線と前記複数の第2の接続線に電圧を印加し、前記複数の開閉装置のそれぞれが異なる時刻に前記末端を前記開放状態から前記短絡状態に移行させるための制御を前記複数の開閉装置に行い、前記短絡状態に移行させたときにおける前記判定装置と前記複数の開閉装置のそれぞれとの間の複数の抵抗値を計測し、前記複数の抵抗値を用いて、前記複数の電気機器の中から、前記分岐ブレーカーから最も遠い電気機器を判定する、
    判定システム。
  2. 前記判定装置は、前記複数の開閉装置のうちの第1の開閉装置と前記分岐ブレーカーとの間の抵抗値が前記複数の抵抗値の中で最も大きいことを検出し、前記第1の開閉装置に接続されている第2の接続線が接続されていた電気機器が前記分岐ブレーカーから最も遠い電気機器と判定する、
    請求項1に記載の判定システム。
  3. 前記判定装置は、単位長さ当たりの抵抗値と前記複数の抵抗値のそれぞれを用いて、前記判定装置と前記複数の開閉装置のそれぞれとの間の複数の距離を算出し、前記複数の開閉装置のうちの第1の開閉装置と前記分岐ブレーカーとの間の距離が前記複数の距離の中で最も長いことを検出し、前記第1の開閉装置に接続されている第2の接続線が接続されていた電気機器が前記分岐ブレーカーから最も遠い電気機器と判定する、
    請求項1に記載の判定システム。
  4. 前記判定装置は、前記第1の開閉装置に接続されている第2の接続線に含まれる2つの電線の前記末端である第1の末端が前記開放状態であるときにおける前記判定装置と前記第1の開閉装置との間の抵抗値が第1の閾値以上であり、かつ前記第1の末端が前記短絡状態であるときにおける前記判定装置と前記第1の開閉装置との間の抵抗値が第2の閾値以下である場合、前記判定装置と前記第1の開閉装置との間の接続線は継続して使用できると判定する、
    請求項2又は3に記載の判定システム。
  5. 分岐ブレーカーと、前記分岐ブレーカーに接続された第1の接続線上の複数の箇所のそれぞれに接続されている複数の第2の接続線のそれぞれに接続されている複数の電気機器とを含むシステムにおいて、前記複数の電気機器の中から、前記分岐ブレーカーから最も遠い電気機器を判定する判定システムであって、
    前記分岐ブレーカーに接続されている前記第1の接続線と接続する判定装置と、
    前記複数の電気機器に接続されている前記複数の第2の接続線と接続する複数の開閉装置と、
    を含み、
    前記複数の開閉装置のそれぞれは、前記複数の第2の接続線のうちの自装置が接続している第2の接続線に含まれる2つの電線の末端を開放状態又は短絡状態にする装置であり、
    前記判定装置は、
    前記複数の開閉装置のそれぞれが異なる時刻に前記末端を前記開放状態から前記短絡状態に移行させるための制御を前記複数の開閉装置に行い、開閉装置毎に、前記開放状態であるときに前記第1の接続線と前記複数の第2の接続線に第1の電圧パルスを印加して前記第1の電圧パルスの反射波の検出を開始した時刻と、前記第1の電圧パルスが前記末端に到達した時刻との間の第1の電圧値を計測し、前記短絡状態であるときに前記第1の接続線と前記複数の第2の接続線に第2の電圧パルスを印加して前記第2の電圧パルスの反射波の検出を開始した時刻と、前記第2の電圧パルスが前記末端に到達した時刻との間の第2の電圧値を計測し、前記第1の電圧値と前記第2の電圧値とに差分がない場合、前記開放状態又は前記短絡状態であるときにおける、前記第1の電圧パルス又は前記第2の電圧パルスの反射波の検出を開始した時刻、前記第1の電圧パルス又は前記第2の電圧パルスが前記末端に到達した時刻、光速度、及び前記第1の接続線と前記複数の第2の接続線とを含む接続線の誘電率を用いて距離を算出し、
    算出された距離を用いて、前記複数の電気機器の中から、前記分岐ブレーカーから最も遠い電気機器を判定する、
    判定システム。
  6. 前記判定装置は、判定の結果を出力する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の判定システム。
  7. 前記複数の電気機器は、複数の空気調和機である、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の判定システム。
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