JP2021005838A - 撮像装置、及び撮像装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 検出信号を出力可能な撮像素子からの信号読出し時間を増大させることなく、横縞ノイズを軽減する撮像装置を提供すること。【解決手段】 行列状に配置された複数の画素により被写体からの光を光電変換する撮像部と、被写体からの光が入射する光学部材と、を有する撮像装置であって、撮像部の読出し方法を制御するための第1の制御手段と、光学部材を駆動するための第2の制御手段とを備え、撮像部は複数の画素ごとにマイクロレンズと複数の光電変換部を含み、第1の制御手段は撮像部から1フレームの信号を読み出す場合において、行単位で第1の読出し時間で信号を読み出す第1の読出し方法と、第1の読み出し時間より長い読み出し時間である第2の読み出し時間で信号を読み出す第2の読出し方法とが選択可能であり、第2の制御手段は第1の読み出し時間と第2の読み出し時間に基づく単一の駆動周波数で光学部材を制御することを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、撮像装置に関するものである。
近年、撮像装置に用いられるCMOSイメージセンサにおいては、画像信号の生成だけでなく、焦点調節に用いる検出信号の生成も行われる。
特許文献1では、各画素に1つのマイクロレンズと2つのフォトダイオードを有する撮像素子を備えるCMOSイメージセンサが開示されている。それぞれのフォトダイオードは撮像光学系の異なる瞳を通過した光を受光する。この2つのフォトダイオードからの出力信号を比較することで焦点検出が可能となると共に、2つのフォトダイオードからの出力信号を加算することで画像信号を生成することが可能となる。
また、撮像装置が備えるアクチュエータ等が、CMOSイメージセンサから信号を読出す間で動作すると、画像信号に周期的な横縞状のノイズが重畳される問題がある。
このような問題に対して特許文献2では、各画素からリセット信号を読出すタイミングと画像信号を読出すタイミングとの時間差を、ノイズ源の周波数と所定の関係となるように制御することで横縞ノイズを軽減する動作が開示されている。
しかしながら、上述の特許文献2では、ノイズ源の周波数との関係により、CMOSイメージセンサから信号を読出す時間が増大してしまう場合がある。また、画像信号に加えて検出信号を読出す場合には、ノイズ源の周波数との関係が異なってしまい、画像信号に現れる横縞ノイズの周期や強度が異なる場合もある。
そこで、本発明の目的は、検出信号を出力可能な撮像素子からの信号読出し時間を増大させることなく、横縞ノイズを軽減する撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、行列状に配置された複数の画素により被写体からの光を光電変換する撮像部と、前記被写体からの光が入射する光学部材と、を有する撮像装置であって、前記撮像部の読出し方法を制御するための第1の制御手段と、前記光学部材を駆動するための第2の制御手段とを備え、前記撮像部は前記複数の画素ごとにマイクロレンズと複数の光電変換部を含み、前記第1の制御手段は前記撮像部から1フレームの信号を読み出す場合において、行単位で第1の読出し時間で信号を読み出す第1の読出し方法と、前記第1の読み出し時間より長い読み出し時間である第2の読み出し時間で信号を読み出す第2の読出し方法とが選択可能であり、前記第2の制御手段は前記第1の読み出し時間と前記第2の読み出し時間に基づく単一の駆動周波数で前記光学部材を制御することを特徴とする。
本発明によれば、検出信号を出力可能な撮像素子からの信号読出し時間を増大させることなく、横縞ノイズを軽減する撮像装置を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態では、本発明をデジタルカメラ等の撮像装置に適した場合について説明するが、本発明は焦点検出装置、距離検出装置、情報処理装置、及び電子機器等の撮像装置とは異なる装置に幅広く適用することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の撮像装置の一例であるデジタルカメラ100のブロック図である。なお、ここでは撮像装置の一例としてデジタルカメラについて述べるが、撮像装置はこれに限らない。例えば、自動車等の移動体の前方または後方に取り付けられた車載カメラであってもよい。また、デジタルカメラ100が取得した画像信号と検出信号は、自動車における運転支援に限らず、自律運転にも適用が可能である。更に、画像信号と検出信号に基づく動作制御が可能な各種の移動体、例えば、自動車(乗用車、トラック、バス、特殊車両、自動二輪車等を含む)、船舶や鉄道車両、航空機(ドローンを含む)或いは産業用ロボット等への適用が可能である。加えて、デジタルカメラ100は、移動体に搭載される用途に限られることなく定点カメラとしても用いることができ、例えば、交差点監視システム、高度道路交通システム(ITS)等の広く物体認識を利用するシステムにも適用することができる。
図1は、本実施形態の撮像装置の一例であるデジタルカメラ100のブロック図である。なお、ここでは撮像装置の一例としてデジタルカメラについて述べるが、撮像装置はこれに限らない。例えば、自動車等の移動体の前方または後方に取り付けられた車載カメラであってもよい。また、デジタルカメラ100が取得した画像信号と検出信号は、自動車における運転支援に限らず、自律運転にも適用が可能である。更に、画像信号と検出信号に基づく動作制御が可能な各種の移動体、例えば、自動車(乗用車、トラック、バス、特殊車両、自動二輪車等を含む)、船舶や鉄道車両、航空機(ドローンを含む)或いは産業用ロボット等への適用が可能である。加えて、デジタルカメラ100は、移動体に搭載される用途に限られることなく定点カメラとしても用いることができ、例えば、交差点監視システム、高度道路交通システム(ITS)等の広く物体認識を利用するシステムにも適用することができる。
図1に示すように、結像光学系の先端に配置された第1のレンズ群101は、光軸方向に進退可能に保持される。絞り102は、その開口径を調節することで撮像時の光量調節を行う。第2のレンズ群103は、第1のレンズ群101の進退動作と連動して変倍作用(ズーム機能)を為す。第3のレンズ群104は、光軸方向の進退移動により焦点調節を行う。なお、レンズ群101、103、104は撮像光学系を構成し、撮像光学系に含まれるいずれかのレンズ群を光軸方向と直交する方向にリニアアクチュエータ等によって駆動することでデジタルカメラ100の筐体ブレを補正することも可能である。
光学的ローパスフィルタ105は、画像信号における偽色やモアレを軽減するための光学素子である。撮像素子106は、レンズ群101、103、104によって結像された被写体像を光電変換(撮像)して画素信号を生成し、生成された画素信号をデジタル変換した後、画像信号として出力する。ここでは、撮像素子106にはベイヤー配列のCMOSイメージセンサが使用されるものとする。なお、本実施形態において、撮像素子106は撮像部に相当する。
撮像素子106から出力されるデジタル画像信号は信号処理部107へ入力される。信号処理部107は、撮像素子から出力されるデジタル画像信号に対する補正処理や現像処理などを行なう。また、信号処理部107は、デジタル画像信号から焦点ずれ量を算出するデフォーカス演算も行う。メモリ部108は画像データを一時的に記憶する。
表示部109は取得した画像データの表示等を行う。一例として有機ELを用いた表示デバイスであってもよいし、複数の表示部を有してもよい。記録媒体制御I/F(インターフェース)部110では記録媒体111に画像データの記録または読出しを行う。記録媒体111は半導体メモリ等の着脱可能記憶媒体であり、画像データの記録または読出しを行う。外部I/F(インターフェース)部112は外部のコンピュータ等と通信を行う為のインターフェースである。外部I/F部112における通信方式として、有線ケーブルを用いる有線方式に限定されず、Wi−Fiや5G通信等の無線通信方式を用いた通信が可能であってもよい。また、外部I/F部112が接続する外部装置は、一例としてパーソナルコンピュータであるが、ほかにもスマートフォンやタブレット等のモバイル機器であってもよいし、クラウドサーバー等の遠隔機器であってもよい。また、通信相手として同時に複数の装置に接続することが可能としてもよい。
操作部113はSW1やSW2と呼ばれるシャッタスイッチを有する。また、操作部113には、ユーザーが各種設定可能なメニュー釦も含まれており、ユーザーが設定した撮像装置の駆動条件に関する情報は、全体制御演算部114に送られ、これらの情報に基づいて撮像装置100全体の制御が行われる。また、表示部109においてタッチパネルを設け、UIと合わせることで操作部113の一部として構成してもよいし、撮像素子106で撮像する被写体のジェスチャー等の検出結果を操作部113の一部として構成してもよい。
全体制御演算部114は、撮像素子106を駆動させるための制御を行う。また、全体制御演算部114は、絞り制御部117、ズーム制御部118、フォーカス制御部119、シャッター制御部120、手ブレ補正制御部121の制御を行う。また、全体制御演算部114はこれ以外にデジタルカメラ100の全体の各ブロックを制御する。全体制御演算部114によって行われるこれらの制御は、全体制御演算部114がROM115または不図示のメモリに記憶されている制御プログラムを読出して実行することで実現される。
シャッター制御部120は、シャッターアクチュエータ125を駆動制御することによりメカニカルシャッター116を制御する。メカニカルシャッター116は、静止画撮像時において撮像素子106への露光量を制御するために用いられる。メカニカルシャッター116は、ライブビュー動作時や動画撮像時においては開状態を保持し、撮像素子106を露光し続ける状態とする。
絞り制御部117は、絞りアクチュエータ122を駆動制御することにより絞り102を駆動し、撮像素子106への露光量を制御する。ズーム制御部118は、ズームアクチュエータ123を駆動制御することにより第2のレンズ群103と第1のレンズ群101を進退動作させて、変倍作用(ズーム機能)を行う。
フォーカス制御部119は、フォーカスアクチュエータ124を駆動制御することにより第3のレンズ群104を光軸方向に進退移動させ、これにより焦点調節を行う。手ブレ補正制御部121は、手ブレ補正アクチュエータ126を駆動制御することにより手ブレ補正を行う。なお、本実施形態において手ブレ補正制御部アクチュエータ126が駆動制御する対象は撮像素子106であるが、レンズ群101、103、104のいずれかであってもよい。なお、レンズ群101、103、104は本実施形態における光学部材の一例であるが、これ以外に絞り102、メカニカルシャッター116も光学部材に含まれる。さらに、筐体ブレを補正するブレ補正部材として撮像素子106を駆動する場合に撮像素子106も光学部材の一つであるといえる。
このようにデジタルカメラ100は、ノイズ源となり得る交流磁場を発生するアクチュエータを多数有している。パルス発生手段である各アクチュエータの制御部は、入力電圧に応じて、出力電圧の平均値が所定の値となるようにPWM信号のDUTY比を変えて制御を行う。PWMとはPulse Width Modulation(パルス幅変調)の略で、DUTY比を変えることで出力される平均電圧を制御するというものである。DUTY比が小さい場合は平均電圧が下がり、DUTY比が大きいときには平均電圧が上がる。また、これらのアクチュエータは全体制御演算部114にてPWMの駆動周波数を任意に設定することができる。このようなPWM駆動方式のアクチュエータを用いた場合、PWMの周波数に応じた電磁波がアクチュエータから発生し、撮像素子106の出力に影響を及ぼす。なお、アクチュエータは漏れ磁束を防止するために金属製のシェルでおおわれているものもあるが、デジタルカメラ等のモバイル機器においては製品の小型化のためにノイズ源となるコイルがむき出しで構成される場合もある。さらに、製品の小型化に伴い、ノイズ源であるアクチュエータとノイズの影響を受ける撮像素子106の距離が相対的に近くなる。このような場合において、本発明に係る制御を行うことによってノイズの影響を低減することが可能となる。
図2は、撮像素子106の画素配置を示す模式的に示す図である。図2に示すように、単位画素200が行列状に配列されており、各単位画素200に対してR(Red)/G(Green)/B(Blue)のカラーフィルタがベイヤー配列で配置されている。なお、図2では説明のために省略したが、画素配置には遮光された黒レベル検出用のOB画素や補正値検出用の補正値検出画素等が含まれる。撮像素子106は少なくとも水平方向に6000個以上、垂直方向に4000以上配置され、高解像度の画像信号を60fps以上のフレームレートで取得することが可能である。
また、各単位画素200内にはそれぞれ副画素a、副画素bが配置されており、フォトダイオード201a、201bがそれぞれの副画素a、bに配置されている。副画素a、bから出力される各々の信号(A信号、B信号)は検出信号として焦点検出等に利用され、副画素a、副画素bから出力される信号を加算した信号(A+B信号)は画像信号として画像生成に利用される。
図3は、撮像光学系及び絞り102により構成される射出瞳303から出る光束と、撮像光学系の光軸304付近に配置される単位画素200との関係を示した模式的に示す図である。図3において、図2と同様の部分については、同じ符号を付して示している。
図3に示す単位画素200の断面図において、単位画素200ごとにカラーフィルタ301とマイクロレンズ302とが形成されている。射出瞳303を通過した光は、光軸304を中心として単位画素200に入射する。射出瞳303と副画素a、bはマイクロレンズ302によって共役の関係となっている。射出瞳303の一部領域である瞳領域305を通過する光束は、マイクロレンズ302を通って、副画素aで受光される。一方、射出瞳303の他の一部の領域である瞳領域306を通過する光束は、マイクロレンズ302を通って、副画素bで受光される。したがって、副画素aと副画素bは、それぞれ、撮像レンズの射出瞳303の別々の瞳領域305、306の光を受光している。このため、副画素aと副画素bの出力信号を比較することで位相差方式の焦点検出が可能となる。なお、図2に示した各単位画素200においては、水平方向に二つの副画素aと副画素bを備える構成として説明したが、本発明は当該構成に限定されるものではない。例えば、垂直方向に副画素を備える構成であってもよいし、2つ以上の副画素を備える構成であってもよい。さらには、垂直及び水平の両方に副画素を備える構成であってもよい。つまり、一つの単位画素200から複数の信号を読出せる構成であれば、本発明を提供することで同様の効果を得ることが可能である。
図4は、副画素aから得られる像信号波形401と副画素bから得られる像信号波形402との相関関係を、異なる焦点状態について示す図である。図4(a)に示すように、合焦状態から外れている場合には、副画素a、bのそれぞれから得られるA信号及びB信号からなる像信号波形401と402とは一致せず、大きくずれた状態となる。
そして、合焦状態に近づくと、図4(b)に示すように、それぞれの像信号波形401と402とのずれは小さくなり、合焦状態では像信号波形401と402とが重なり合うことになる。このように副画素a、bから得られるA信号及びB信号からなる像信号波形401と402のズレ量から焦点のずれ量(デフォーカス量)を検出し、焦点調節を行うことができる。
図5は、撮像素子106の全体回路構成を示す図である。画素領域PAには、単位画素200がp11〜pknのように行列状に配置されている。行走査回路501は、単位画素200に含まれる各スイッチを制御するためのRes、Txa、Txb、Selといった駆動信号を各単位画素200に水平同期信号に同期して供給する。単位画素200の回路構成については、図6を用いて詳述する。本実施形態において、駆動信号Res、Txa、Txb、Selは、行毎において共通となっている。各単位画素200の出力信号は、列毎に垂直出力線502を介して列共通読出しADC503に接続されている。ADC503は、各単位画素200から出力される画素信号をデジタル信号へ変換するためのAD変換回路である。ラインメモリ504は、ADC503によって変換されたデジタル信号を記憶する。ラインメモリ504に記憶された画像信号は、列走査回路506からの信号に同期して水平信号線505へ伝送される。
なお、本実施形態において垂直出力線502は列ごとに1本が配置されている構成としているが、複数本が配置され同時に複数行を読出すことが可能な構成としてもよい。このような場合には増えた垂直出力線502に対応するようにADC503の数も増やすことが好ましい。
DFE(デジタル・フロント・エンド)507は、水平信号線505から入力された、デジタルの画像信号に対して、並び替えや、P/S(パラレル/シリアル)変換を行い、信号処理部107へ出力する。
タイミング制御回路508は、撮像素子106を駆動するための制御を行う回路である。全体制御演算部114からの同期信号やクロック等の制御信号に応じて、撮像素子106内の行走査回路501や、ADC503、列走査回路506、DFE507の制御を行う。なお、全体制御演算部114からの制御信号には撮像素子106を制御するための各種パラメータを含み、例えば駆動モード設定やフレームレート設定などが含まれる。
単位画素200の構成を、図6を用いて説明する。図6は、撮像素子の単位画素の回路構成を示す図である。図6において、副画素a、bのフォトダイオード(光電変換部)201a、201bに入射した光信号が、フォトダイオード201a、201bによって光電変換され、露光量に応じた電荷がフォトダイオード201a、201bに蓄積される。転送ゲート602a、602bのゲートに印加する信号Txa、TxbをそれぞれHighレベルにすることで、フォトダイオード201a、201bに蓄積されている電荷がFD(フローティングディフュージョン)部603に転送される。
FD部603は、フローティングディフュージョンアンプ604(以下、FDアンプと称することがある)のゲートに接続されており、フォトダイオード201a、201bから転送されてきた電荷量がFDアンプ604によって電圧に変換される。
リセットスイッチ605は、FD部603、およびフォトダイオード201a、201bをリセットするためのリセットスイッチで、そのゲートに印加する信号ResをHighレベルとすることにより、FD部603がリセットされる。また、フォトダイオード201a、201bの電荷をリセットする場合には、信号Resと信号Txa、Txbとを同時にHighレベルとすることで実現できる。
画素選択スイッチ606のゲートに印加する信号SelをHighレベルとすることにより、FDアンプ604によって電圧に変換された画素信号が垂直出力線502を通してADCに出力される。
FDアンプ604は、垂直出力線502に接続されている不図示の定電流源と合わせてソースフォロワアンプとして動作する。ADC503は比較器607、アップダウンカウンタ608、DAC609、を有する。比較器607は一対の入力端子の一方に上述の垂直出力線502が接続され、他方にDAC609が接続される。
DAC609は、タイミング制御回路508から入力される基準信号に基づいてレベルがランプ的に変化するランプ信号を出力する。そして比較器607は、DAC609から入力されるランプ信号のレベルと、垂直出力線502から入力される出力信号のレベルとを比較する。タイミング制御回路508は全体制御演算部114からの指令に基づきDAC609へ基準信号を出力する。
例えば比較器607は、出力信号のレベルがランプ信号のレベルより低い場合にはハイレベルの比較信号を出力し、出力信号のレベルがランプ信号のレベルより高い場合にはローレベルの比較信号を出力する。アップダウンカウンタ608は、タイミング制御回路508により、時間をカウントするクロックが入力され、比較器607に接続される。アップダウンカウンタ608は、例えば比較信号がハイレベルとなる期間、またはローレベルとなる期間のクロックをカウントする。このカウント処理により、各単位画素200の出力信号はデジタル値へ変換される。デジタル信号に変換された、出力信号はラインメモリ504に記憶される。
なお、ADC503は、各単位画素200のリセット時の画素信号に基づいてリセットレベルに対応したカウント値をカウントする。そして、所定の露光時間後の画素信号に基づいてカウント値をカウントし、これらの差分値をラインメモリ504に記憶させてもよい。
次に、各単位画素200からの信号の読出し動作について説明する。図7は、前述した撮像素子106のk列×n行の画素で構成される1フレーム分の画素領域において、焦点検出用の検出信号を出力する領域を示している。より詳細には焦点検出処理用の検出信号と画像生成用の画像信号の両方を出力対象とする領域Region_iと、検出信号を出力せずに画像信号のみを出力する領域Region_cを示している。なお、本実施形態において、斜線部で示す領域Region_iに含まれる行単位からは、検出信号としてA信号及びA+B信号がそれぞれ読出される。そして、A+B信号とA信号の差分を取得することでB信号に相当する信号を算出する。当該演算はDFE507で行ってもよいし、信号処理部107で行ってもよい。本実施形態において各単位画素200から出力されたA信号を行方向につなげた信号群を像信号Aとし、同様の信号群を像信号Bとし、両像信号を用いて焦点検出処理を行う。
また、領域Region_i以外の領域である領域Region_cに含まれる単位画素200からは、A+B信号のみが読出される。そのため、当該領域において焦点検出処理は実行されず画像生成のみが行われる。
撮像素子106の読出し動作について図8を用いて説明する。読出し動作は周期的に生成される水平同期信号に同期して繰り返し実行される。つまり、周期的に同様の動作が繰り返され、1フレーム分の画像信号および検出信号が出力される。なお、撮像素子の106の読み出し動作は全体制御演算部114によって制御され、複数の駆動モードが設定可能である。本実施形態においては、図7に示すように1フレーム分の信号を読み出す場合において行単位で異なる読出し方法が選択可能である。図7において焦点検出処理用の検出信号と画像生成用の画像信号の両方を出力対象とする領域Region_iの一例を示したが、領域Region_iは適宜位置や行数を変更することは可能である。
図8の説明において、フォトダイオード201a、201bに対して、所定の露光期間が経過しており電荷は蓄積済とする。また、説明の簡略化のため詳細は省略しているが、各フォトダイオードからの電荷を読出す前には、各フォトダイオードを除いた単位画素200内の回路及び画素の読出し回路等をリセットする。リセット後、各フォトダイオードの電荷を転送していない状態で、リセット動作時に生じるノイズ成分についてのN信号を読出す。(以下、「N読み」と称することがある)次に、各フォトダイオードに蓄積された電荷をFD部603に転送しS信号として読出す。(以下、「S読み」と称することがある)。S信号からN信号を減算すること(以下、「S−N動作」と称することがある)で、各信号からノイズ成分を除去する事が可能である。このS−N動作によって低ノイズを実現するため、一つのS読出しに対応してN読出しが行われる必要がある。
なお、S−N動作によって減衰するノイズ成分は、回路のばらつき等に起因するオフセット成分(直流成分)が主であるが、所定の周期の交流成分を持つノイズも減衰する。より詳細には、S読みタイミングとN読みタイミングとの時間的な差によって、交流成分を持つノイズの位相が変化する。これにより、S信号とN信号に同レベルのノイズが重畳されることになる。言い換えれば、S読みタイミングとN読みタイミングの時間的な差とノイズの周期が近い場合に大きなノイズ低減効果を得ることができる。また、各行は周期的な水平同期信号に同期して走査されることとなるため、一つの行でのノイズ低減効果は他の行においても同様に得ることができる。ここで、S読みまたはN読みタイミングとは、読み出す信号が確定するタイミングであり、アナログ的にサンプルホールドする場合にはサンプルタイミングである。また、サンプルホールドを行わない場合にはAD変換によりデジタル信号が確定するタイミングか相当する。
図8(a)は、図7記載の領域Region_cの各行に含まれる単位画素200に対して共通に行われる読出し動作のタイミングチャートである。まず、読出しが開始されると信号SelをHighレベルにして単位画素の画素選択スイッチ606をONにする。その後、信号ResをLowレベルにしてFDリセットスイッチ605をOFFにし、FD部603のリセットを開放する。これにより、リセット動作時に生じるノイズ成分についてのN信号が垂直信号線502経由でADC503に入力される。
次に転送ゲート602a、602bをONする前の基準信号としてN信号をDAC609のランプ信号を基にAD変換することでN読みを行う。また、ADC503の入力部は不図示のサンプルホールド回路を有しており、図8(a)中のN信号サンプリング、S信号サンプリングの各タイミング(ランプ信号発生前)で信号レベルをホールドすることができる。本実施形態において、当該N信号サンプリングのタイミングとS信号サンプリングのタイミングの時間差(S−Nのサンプリング時間差Δt)が信号の読み出し時間に相当する。
次いで、信号Txa及びTxbをHighレベルにすることで転送ゲート602aと602bをONにする。この動作により、副画素aのフォトダイオード201aに蓄積されていた電荷信号及び副画素bのフォトダイオード201bに蓄積された電荷信号を合成した信号が、FDアンプ604、画素選択スイッチ606を介して垂直出力線502へ出力される。そして、垂直出力線502の信号をS信号とし、ADC503にてDAC609のランプ信号を基にAD変換することでS読みが行われる。
そして、先に読出されているN信号との差分値をラインメモリ504に記憶し、DFE507で各種処理を行った後、1行分のA+B信号(像信号AB)が信号処理部107へ出力される。
以上が、領域Region_cにおける単位画素の各行の読出し動作である。当該動作を同期信号に同期して各行で繰り返すことにより、1フレーム分の像信号ABが読出されることになる。
続いて、領域Region_iの各行の読出し動作について図8(b)を用いて説明する。図8(b)は、領域Region_iの1行における像信号Aと像信号ABが読出されるまでの動作のタイミングチャートである。N信号を読出すまでのN読み動作は、図8(a)で説明した動作と同様である。
N読み動作が終了すると、信号TxaのみをHighレベルにする。これにより転送ゲート602aのみがONされ、副画素aのフォトダイオード201aに蓄積されていた電荷に基づいた個別の信号が、FDアンプ604及び画素選択スイッチ606を介してA信号として垂直出力線502へ出力される。A信号はADC503に入力され、DACのランプ信号を基にAD変換される。そして、先に読出されているN信号との差分値をラインメモリ504に記憶される。DFE507で各種処理を行った後、1行分のA信号(像信号A)が信号処理部107へ出力される。信号resはLowレベル、信号selはHighレベルのままで、像信号Aの読出しを終了する。これにより、FD部603上の像信号Aはリセットされず保持されることになる。
像信号Aの読出しが終了すると、続けて像信号ABの読出し動作へと移る。信号Txa及びTxbをHighレベルにすることで転送ゲート602aと602bをONにする。この動作により、副画素bのフォトダイオード201bに蓄積されていた信号がFD部603に保持されていた副画素aの信号と加算される。加算された信号はFDアンプ604、画素選択スイッチ606を介して垂直出力線502へS信号として出力され、領域Region_cの動作と同様に像信号ABが読出される。
以上が、領域Region_iにおける各行の読出し動作である。これにより、像信号Aと像信号ABが順次読出されることになる。
図8(a)及び図8(b)を対比すると、領域Region_iでは像信号Aの読出しと像信号ABの読出しが行なわれるので、領域Region_cでの像信号ABのみの読出しに比べて1行の読出し時間が長い。一例として、領域Region_iでの読み出し時間は、領域Region_cでの読み出し時間の約2倍以上長くなる。また、像信号ABを読みだすためのS−Nのサンプリング時間差(N信号サンプリングから像信号ABのS信号サンプリングまで)も領域Region_iの方が長くなる。つまり、領域Region_iと領域Region_cでは交流成分を持つノイズに対する減衰特性が異なる。このため、単一の周波数成分を持つノイズに対しては、図9に示すように領域Region_iと領域Region_cとではその影響が異なることとなる。より詳細には、画像信号上に発生する横縞ノイズの周期や強度が異なってしまい画像信号の全面で横縞の周期が一様ではなくなることとなる。
ここで、ノイズの周波数と画像に現れる横縞との関係について説明する。ノイズの周波数はアクチュエータをノイズ源とした場合にはその駆動周波数と一致する。つまり、アクチュエータが備えるコイルから放射させる交流磁束に起因してノイズが発生することとなる。
上述の通り、N信号サンプリングとS信号サンプリングのタイミング(S−Nのサンプリングの時間差)が異なるため、周期的な正弦波状のノイズが生じる。このような正弦波状のノイズが重畳した時の横縞Yのノイズの強度は次式によって求めるができる。
f:ノイズ源の周波数
Δt:S−Nのサンプリングの時間差
P:読出し行数
TH:水平同期(HD)周期
上記の式から画像に発生する横縞の周波数は、次式によって定まる。
sin(2πf・P/TH+α)
sin(2πf・P/TH+α)
つまり、ノイズ源の周波数fと水平同期周期THによって、画像に発生するノイズの周波数は決まる。また、上記の式より、画像の横縞周波数は、周波数fの正弦波を水平同期周期THの逆数fh=1/THでサンプリングした場合と一致する。なお、サンプリング定理によりナイキスト周波数fh/2よりも高い周波数は折り返される。よって画像信号上に現れるノイズの周波数である横縞周波数は次式により求めることができる。
以上説明したように画像に現れるノイズの周波数はノイズ源の周波数fと水平同期周期THの関係により推定できる。図10に領域Region_cと、領域Region_iにおいて、ノイズ源の周波数fと、像信号ABに現れる横縞ノイズの周期(横縞周期行数)の関係を示す。図10では、一例として、領域Region_cの水平同期周期を20us、領域Region_iの水平同期周期を40usとした。
また、上記式より画像に発生する横縞の感度は次式によって定まる。
また、領域Region_iのS−Nのサンプリングの時間差を6.3usと領域Region_cのS−Nのサンプリングの時間差を23usとし、ノイズ周波数に対する感度をグラフ化すると図11のようになる。図11に示すように、ノイズに対する感度はノイズ源の周波数に応じて変化し、所定の周波数の時に極小値となる。すなわち、極小値となる周波数を用いてノイズ源であるアクチュエータ等を制御すれば、撮像素子106に対してのノイズの影響は小さく抑えることが可能となる。ただし、本実施形態において、横縞の感度における周波数特性は領域Region_iと領域Region_cとで異なる。そのため、両方の領域で感度が極小となる周波数を選択することは困難である。さらに、アクチュエータのトルク特性などから制御に用いることが可能な周波数は限られるため、極小となる周波数を選択できない場合もある。
本実施形態では、上記の課題に対応するためにノイズ源となるアクチュエータの駆動周波数を領域Region_iと領域Region_cの画像に現れる横縞周期が略一致するように選択する。つまり、図10における領域Region_iと領域Region_cのグラフの交点(A、B、C、D、E)付近の駆動周波数でアクチュエータを制御する。
図10の領域Region_iと領域Region_cのグラフの交点付近の駆動周波数でアクチュエータを制御することによって領域Region_iと領域Region_cの横縞周期が略一致することとなる。そのため、図12に示すように画像全面で横縞の周期がほぼ一様になり、横縞の画像信号に対する影響を低減できる。
また、一般的に人間の目における縞の視認能力は、縞のコントラストが低いほど、また、縞の周期が短いほど低くなることが知られている。したがって、交点(A、B、C、D、E)付近の中から横縞周期がなるべく短くなるようなアクチュエータの駆動周波数を選択することが好ましい。図10の例では領域Region_iと領域Region_cのグラフの交点(A、B、C、D、E)付近で横縞の周期は等しくなるので、A乃至Eのいずれかの周波数を設定すれば良い。このように画像信号の全面で横縞の周期を一様にすることができ、画像に現れる視認される横縞ノイズを軽減することができる。
なお、信号処理部107などにおいて所定の周波数帯域を減じるフィルタ処理等を行う場合には、当該フィルタ処理に合わせて駆動周波数を選択してもよい。例えば、垂直方向に信号加算をする場合には信号加算数や加算係数に合わせて駆動周波数を選択してもよい。また、本実施形態の撮像素子106のカラーフィルタ301においてはベイヤー配列が採用されていることから、2行周期の縞は平均化されて低減されやすい。
図13は図10と図11を横軸の周波数を合わせて並べた図である。領域Region_iと領域Region_cの画像に現れる横縞周期が略一致する周波数は図14の周波数範囲ではA乃至E付近がある。しかし、ノイズに対する感度も領域Region_iと領域Region_cでそろえることが好ましい。つまり、図13のA付近で駆動を行うと良い。横縞の周期とノイズに対する感度が領域Region_iと領域Region_cで略一致するように駆動することで図14のように画像信号の全面で横縞の周期と強度を一様にすることができ、画像に現れる視認される横縞ノイズを軽減することができる。
さらに、図15は図11の領域Region_iと領域Region_cの感度の和をグラフ化し図10と横軸の周波数を合わせて並べた図である。領域Region_iと領域Region_cの画像に現れる横縞周期が略一致する周波数は、図15の周波数範囲ではA乃至E付近である。さらにこの中から、領域Region_iと領域Region_cのノイズに対する感度の和が小さくなる周波数でアクチュエータの駆動を行ってもよい。つまり、図15のE付近で駆動を行うと良い。領域Region_iと領域Region_cのノイズに対する感度の和が小さくなる周波数で駆動することで画像信号の全面でノイズの強度を小さくすることができ、画像に現れる視認される横縞ノイズを軽減することができる。
このように、本発明によれば、焦点検出処理機能を有する撮像素子の読出し時間を増大させることなく、各アクチュエータから発生する電源変動や電磁波による画像の横縞ノイズを軽減する撮像装置を提供することができる。なお、本実施形態においてはノイズ源となるアクチュエータの駆動周波数の設定について言及したが、S−Nのサンプリングの時間差を制御するようにしてもよいし、両方を制御するようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 デジタルカメラ本体
106 撮像素子
114 全体制御演算部
120 シャッター制御部
125 シャッターアクチュエータ
106 撮像素子
114 全体制御演算部
120 シャッター制御部
125 シャッターアクチュエータ
Claims (10)
- 行列状に配置された複数の画素により被写体からの光を光電変換する撮像部と、前記被写体からの光が入射する光学部材と、を有する撮像装置であって、
前記撮像部の読出し方法を制御するための第1の制御手段と、
前記光学部材を駆動するための第2の制御手段とを備え、
前記撮像部は前記複数の画素ごとにマイクロレンズと複数の光電変換部を含み、
前記第1の制御手段は前記撮像部から1フレームの信号を読み出す場合において、行単位で第1の読出し時間で信号を読み出す第1の読出し方法と、前記第1の読み出し時間より長い読み出し時間である第2の読み出し時間で信号を読み出す第2の読出し方法とが選択可能であり、
前記第2の制御手段は前記第1の読み出し時間と前記第2の読み出し時間に基づく単一の駆動周波数で前記光学部材を制御することを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の制御手段は、前記第1の読出し方法において前記複数の光電変換部で発生した信号を加算した第1の信号を読み出し、前記第2の読出し方法において前記第1の信号に加えて個別の光電変換部からの信号を読み出すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記第2の読み出し時間は第1の読み出し時間よりも2倍以上長いことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記光学部材には少なくともレンズ、シャッター、絞り、ブレ補正部のいずれかが含まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第1の読出し時間及び前記第2の読み出し時間はリセット信号の読出しタイミングから前記複数の光電変換部で発生した信号の読出しまでの期間であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第2の制御手段は前記光学部材を駆動するためのアクチュエータを駆動するためのパルス発生手段を含むことを特徴する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第2の制御手段は前記パルス発生手段の駆動周波数を、前記第1の読出し方法で読み出す行と、第1の読出し方法で読み出す行とで発生する列方向のノイズの周期が略一致するように設定することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
- 前記第2の制御手段は前記パルス発生手段の駆動周波数を、前記第1の読出し方法で読み出す行と、第1の読出し方法で読み出す行とで発生するノイズの感度が略一致するように設定することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
- 前記第2の制御手段は前記パルス発生手段の駆動周波数を、前記第1の読出し方法で読み出す行と、第1の読出し方法で読み出す行とで発生するノイズ量の和に基づいて設定することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
- 行列状に配置された複数の画素により被写体からの光を光電変換する撮像部と、前記被写体からの光が入射する光学部材と、を有する撮像装置の制御方法であって、
前記撮像部の読出し方法を制御するための第1の制御ステップと、
前記光学部材を駆動するための第2の制御ステップとを備え、
前記撮像部は前記複数の画素ごとにマイクロレンズと複数の光電変換部を含み、
前記第1の制御ステップにおいて前記撮像部から1フレームの信号を読み出す場合において、行単位ごとに第1の読出し時間で信号を読み出す第1の読出し方法と、前記第1の読み出し時間より長い読み出し時間である第2の読み出し時間で信号を読み出す第2の読出し方法のいずれかを選択し、
前記第2の制御ステップにおいて前記第1の読み出し時間と前記第2の読み出し時間に基づく単一の駆動周波数で前記光学部材を制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019120037A JP2021005838A (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | 撮像装置、及び撮像装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019120037A JP2021005838A (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | 撮像装置、及び撮像装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021005838A true JP2021005838A (ja) | 2021-01-14 |
Family
ID=74097719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019120037A Pending JP2021005838A (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | 撮像装置、及び撮像装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021005838A (ja) |
-
2019
- 2019-06-27 JP JP2019120037A patent/JP2021005838A/ja active Pending
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