JP2021002000A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶の劣化を抑制可能なMIP方式の液晶表示装置を提供すること。【解決手段】一実施形態によれば、液晶表示装置は、映像信号を記憶するための画素メモリ回路を有する画素と、極性制御信号により制御され、画素に極性信号を供給する複数の極性信号出力回路とを有する液晶パネルと、液晶パネルに極性制御信号を供給するコントローラと、を備え、各極性信号出力回路は、コントローラより供給される極性制御信号にしたがった極性の極性信号を順番に出力し、コントローラは、一定期間毎に、各極性信号出力回路を駆動するためのクロック信号を液晶パネルに出力する。【選択図】 図7
Description
本発明の実施形態は、液晶表示装置に関する。
近年、MIP(Memory In Pixel)方式を採用した構成の画素を有する液晶パネルが普及し始めている。この液晶パネルは、各画素がメモリ回路を有し、例えば静止画像を表示するような場合においては、メモリ回路に記憶された映像信号を用いて映像を表示することができるので、消費電力の点において優れている。
しかしながら、静止画像を表示するにあたっては、液晶組成物に直流電圧が印加され続けてしまうため、例えば焼き付き等が生じ、液晶が劣化してしまう可能性がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、液晶の劣化を抑制可能なMIP方式の液晶表示装置を提供することにある。
一実施形態によれば、液晶表示装置は、映像信号を記憶するための画素メモリ回路を有する画素と、極性制御信号により制御され、前記画素に極性信号を供給する複数の極性信号出力回路とを有する液晶パネルと、前記液晶パネルに前記極性制御信号を供給するコントローラと、を備え、前記各極性信号出力回路は、前記コントローラより供給される前記極性制御信号にしたがった極性の極性信号を順番に出力し、前記コントローラは、一定期間毎に、前記各極性信号出力回路を駆動するためのクロック信号を前記液晶パネルに出力する。
いくつかの実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有される。また、図面は、説明をより明確にするため、実施の態様に比べて模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。各図において、連続して配置される同一または類似の要素については符号を省略することがある。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を省略することがある。
なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有される。また、図面は、説明をより明確にするため、実施の態様に比べて模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。各図において、連続して配置される同一または類似の要素については符号を省略することがある。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を省略することがある。
図1は、本実施形態に係る表示装置1の概略構成例を示す。図1に示すように、表示装置1は、液晶表示パネル10と、制御部300(コントローラ)と、を備える。液晶表示パネル10および制御部300は、フレキシブル回路基板60、中継基板63およびフレキシブル回路基板65により電気的に接続される。フレキシブル回路基板60および65は、フレキシブルプリント回路基板(FPC board: Flexible Printed Circuit board)と称されても良い。
液晶表示パネル10は、画像を表示する表示領域20aおよび当該表示領域20aを囲む額縁状の非表示領域(表示領域20aの周辺に位置する領域)20bを有する。液晶表示パネル10が有する表示領域20aには、複数の画素100が例えばマトリクス状に配列されている。複数の画素100の各々は、スイッチング素子を含む。スイッチング素子としては、薄膜トランジスタ(TFT: Thin Film Transistor)が用いられる。また、詳細については後述するが、複数の画素100の各々は、映像信号(データ信号)を記憶可能なメモリ回路を備えるMIP(Memory In Pixel)方式を採用した構成を有しており、メモリ回路の他には例えば反射電極を備えている。このため、表示装置1は、反射型メモリ内蔵表示装置と称され、画像を表示するためのバックライトを必要としない上に、静止画像等はメモリ回路に記憶された映像信号を使用して表示可能であることから、省電力化を実現することができ、消費電力の点において優れている。
液晶表示パネル10は、図1に示すように、走査信号出力部30および映像信号出力部50を備えている。走査信号出力部30は走査線駆動回路と称されても良い。映像信号出力部50は信号線駆動回路と称されても良い。
走査信号出力部30は、複数の画素100の各々に含まれるスイッチング素子のゲート電極と、走査線を介して電気的に接続されている。走査信号出力部30は、画素100への映像信号の書き込み動作を制御するための走査信号を出力する。
映像信号出力部50は、複数の画素100の各々に含まれるスイッチング素子のソース電極と、映像信号線を介して電気的に接続されている。映像信号出力部50は、画素100に書き込む映像信号と各種表示制御信号を出力する。
なお、複数の画素100の各々に含まれるスイッチング素子のドレイン電極は、後述するメモリ回路と電気的に接続されている。
フレキシブル回路基板60は、液晶表示パネル10と中継基板63とを電気的に接続する。フレキシブル回路基板65は、制御部300と中継基板63とを電気的に接続する。中継基板63は、図中左右方向に2つ並んで配置され、各中継基板63は、液晶表示パネル10側で複数のフレキシブル回路基板60と接続し、制御部300側で1つのフレキシブル回路基板65と接続する。制御部300から出力される各種信号や電源電圧は、フレキシブル基板65、中継基板63およびフレキシブル基板60を介して、液晶表示パネル10に出力される。
制御部300は、図1に示すように外部装置400と接続する。制御部300および外部装置400は、制御部300側のコネクタ390、外部装置400側のコネクタ410、およびケーブル67により電気的に接続されている。
外部装置400は、電源電圧、映像信号および制御信号等の各種信号を制御部300に出力する。制御部300は、外部装置400より出力される各種信号を液晶表示パネル10に適合するように処理し、当該処理後の各種信号を液晶表示パネル10に出力する。
例えば、外部装置400より出力される一般的な映像信号は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の副画素で構成される画素に対応し、各色毎の階調を6ビット以上のデジタルデータで表している。これに対し、本実施形態における表示装置1(反射型メモリ内蔵表示装置)においては、詳細については後述するが、画素100を構成する副画素は3色以上のn色であり、階調を表現するビット数は6ビット以下のmビットである場合を想定している。
したがって、制御部300は、上記したように、外部装置400より出力される一般的な映像信号やその他各種信号を、本実施形態における表示装置1に対応する形態に加工して(適合するように処理して)、液晶表示パネル10に出力する。
以下では、画素100を構成する副画素が4色であり、階調を表現するビット数が3ビットである場合を想定して説明するが、画素100を構成する副画素の数や、階調を表現するビット数の数は、これに限るものではない。
制御部300は、図1に示すように、映像信号制御回路310と、転送信号受信回路360と、電源電圧回路370と、システム制御回路380とを備えている。また、映像信号制御回路310は、図1に示すように、タイミング生成回路320と、映像信号処理回路330と、記憶回路340と、インタフェース回路350とをさらに含む。
映像信号制御回路310は、外部装置400より出力される映像信号を、表示装置1(反射型メモリ内蔵表示装置)に対応する映像信号に変換し、これを液晶表示パネル10に出力する。また、映像信号制御回路310は、表示に必要なタイミング信号を生成し、これを液晶表示パネル10に出力する。
映像信号制御回路310のインタフェース回路350はシステム制御回路380と制御信号の授受を行い、記憶回路340は制御信号や映像信号を記憶し、映像信号処理回路330は映像信号を反射型メモリ内蔵表示装置に対応した形態に変換し、タイミング生成回路320は変換後の映像信号の表示に必要なタイミング信号を生成する。
転送信号受信回路360は、外部装置400より出力される、短距離高速伝送に使用されるLVDS(Low Voltage Differential Signaling)等の規格にしたがった映像信号を受信する。
電源電圧回路370は、外部装置400より出力される電源電圧(例えば直流12Vの電源電圧)を、表示装置1(反射型メモリ内蔵表示装置)に必要な電圧に変換し、これを液晶表示パネル10に出力する。
システム制御回路380は、制御部300に含まれる各部の動作を制御する。具体的には、システム制御回路380は、転送信号受信回路360を制御して外部装置400からの映像信号を受信し、映像信号制御回路310を制御して転送信号受信回路360によって受信された映像信号を表示装置1に対応する映像信号に変換し、電源電圧回路370を制御して表示装置1に必要な電圧を生成し、コネクタ390を介して外部装置400と制御信号の送受信を行う。
本実施形態における表示装置1は、上記した各種回路を備える反射型メモリ内蔵表示装置であり、映像信号制御回路310によって出力される映像信号を液晶表示パネル10に表示するための第1駆動モード(以下、コントロールモードと表記する)と、メモリ回路に記憶された映像信号を液晶表示パネル10に表示するための第2駆動モード(以下、メモリモードと表記する)とを有している。第1駆動モードおよび第2駆動モードは、コントロールモードおよびメモリモードの代わりに、動画像モードおよび静止画像モードと称されても良い。
次に、図2を参照して、液晶表示パネル10の構成の一例について説明する。液晶表示パネル10は、上記したように画像を表示する表示領域20aおよび当該表示領域20aを囲む非表示領域20bを備えている。液晶表示パネル10は、表示領域20aにおいて、複数の映像信号線25と、複数の走査線35と、複数の極性信号線45と、複数の画素100と、等を備えている。なお、図2では、図が煩雑になることを避けるために、1つの画素100のみを図示し、その他の画素100の図示は省略している。
複数の画素100は、第1方向Xおよび第2方向Yによって規定されるX−Y平面において、マトリクス状に配列されている。例えば、液晶表示パネル10の解像度が1920×1080である場合、第1方向Xに1920個の画素100が並んで配置され、第2方向Yに1080個の画素100が並んで配置される。
画素100は、カラー画像を構成する最小単位である。画素100は、複数の副画素110を備えている。図2では、画素100が、第1方向Xおよび第2方向Yに2つずつ並んで配置された4つの副画素110を備えている場合を例示している。
複数の走査線35は、第2方向Yに並べて配置されるように走査信号出力部30に接続されている。走査信号出力部30は非表示領域20bに2つ形成され、2つの走査信号出力部30は表示領域20aを挟んで対向するように配置される。この場合、一方の走査信号出力回路30には奇数行の走査線35が接続され、他方の走査信号出力回路30には偶数行の走査線35が接続される。つまり、複数の走査線35は2つの走査信号出力部30に交互に接続される。
各走査信号出力部30は、走査シフトレジスタ200およびバッファ回路250を備えている。走査シフトレジスタ200は、走査信号を出力するタイミングを規定するためのタイミング信号を生成し、これをバッファ回路250に出力する。バッファ回路250は、走査シフトレジスタ200から出力されるタイミング信号にしたがって、対応する走査線35に走査信号を出力する。走査信号は、図中上方向に位置する走査線35から下方向に位置する走査線35に向かって順に出力されても良いし、図中下方向に位置する走査線35から上方向に位置する走査線35に向かって順に出力されても良い。
走査信号出力部30には、第2方向Yに配置される副画素110の数と同数の走査線35が接続される。上記したように、ここでは、画素100が、第1方向Xおよび第2方向Yに2つずつ並んで配置された4つの副画素110を備えている場合を想定しているので、第2方向Yに配置される副画素110の数は2であり、上記したように液晶表示パネル10の解像度が1920×1080である場合、液晶表示パネル10において走査信号出力部30に接続される走査線35の数は、2×1080=2160となる。
なお、詳細については後述するが、副画素110に設けられるスイッチング素子は、極性が互いに反転した2つの信号によって制御される。このため、実際には、図2に示す走査線35の各々はこれら2つの信号を出力するための2本の信号線により構成される。これら2本の信号線は共に第1方向Xに延出し第2方向Yに並んで配置される。
複数の映像信号線25は、第2方向Yと交差する第1方向Xに並べて配置されるように映像信号出力部50に接続されている。映像信号出力部50は、非表示領域20bの図中下部に形成される。
映像信号出力部50は、図2に示すように、映像信号出力回路600、極性信号出力回路630、極性信号シフトレジスタ650、レベルシフタ660、静電破壊防止回路670、等を備えている。
映像信号出力回路600は、対応する映像信号線25に映像信号を出力する。
極性信号出力回路630は、対応する極性信号線45に極性信号を出力する。極性信号は、液晶組成物に直流電圧が印加されることにより生じる劣化を防止するための信号であり、一定周期毎に(一定期間毎に)、基準電圧に対して極性が反転した電圧が極性信号として画素100に出力される。
極性信号出力回路630は、対応する極性信号線45に極性信号を出力する。極性信号は、液晶組成物に直流電圧が印加されることにより生じる劣化を防止するための信号であり、一定周期毎に(一定期間毎に)、基準電圧に対して極性が反転した電圧が極性信号として画素100に出力される。
詳細については後述するが、上記したように、本実施形態の表示装置1には、MIP方式の画素100が設けられており、画素100に設けられるメモリ回路には2値のデータ信号(映像信号)が記憶され、静止画像等はこの2値のデータ信号を使用して表示される。しかしながら、2値のデータ信号を使用して静止画像を表示するにあたっては、液晶組成物に直流電圧が印加され続けてしまうため、液晶に焼き付き等の問題が生じてしまう。この問題を解消するために、本実施形態の表示装置1は、一定周期毎に、基準電圧に対して極性が反転した電圧を極性信号として画素100に出力可能な極性信号出力回路630を備えている。
極性信号シフトレジスタ650は、極性信号を出力するタイミングを規定するためのタイミング信号であって、極性信号を一度に全ての画素100に出力せずに順番に出力させるためのタイミング信号を極性信号出力回路630に出力する。
レベルシフタ660は、映像信号を、映像信号出力回路600を駆動可能な電圧・電流に変換する。静電破壊防止回路670は、非表示領域20bに形成される入力端子680に接続され、静電破壊を防止するための保護回路である。
映像信号出力部50には、第1方向Xに配置される副画素110の数と、各色毎の階調を表現するビット数とに応じた数の映像信号線25が接続される。ここでは、画素100が、第1方向Xおよび第2方向Yに2つずつ並んで配置された4つの副画素110を備えている場合を想定しているので、1つの画素100において第1方向Xに配置される副画素110の数は2である。また、ここでは、各色毎の階調を表現するビット数が3ビットである場合を想定しているので、1つの副画素110に対して必要な映像信号線25の数は3である。つまり、1つの画素100において第1方向Xに隣接して配置される2つの副画素110に対して必要な映像信号線25の数は、2×3=6となる。
これによれば、上記したように液晶表示パネル10の解像度が1920×1080である場合、液晶表示パネル10において映像信号出力部50に接続される映像信号線25の数は、6×1920=11520となる。
なお、1つの画素100において第2方向Yに隣接する副画素110においては、映像信号線25は共用される。
図2に示す液晶表示パネル10の場合、映像信号制御回路310は、11520本の映像信号線25に出力する映像信号をシリアルデータで映像信号出力回路600に転送する。映像信号出力回路600は、映像信号制御回路310より出力されるシリアルデータをラッチして、映像信号線25に出力する。
詳細については後述するが、液晶表示パネル10は、第1方向Xに並ぶ8画素列毎に、ラッチ回路ユニットを有し、48本(=8×2×3(=画素の数×副画素の数×ビット数))の映像信号線25毎に映像信号が映像信号制御回路310からシリアルに転送されて来る。
映像信号出力回路600は、後述する図3に示すように、24個のラッチ回路ユニットにより1つのブロック610を形成し、10個のブロック610を有している。つまり、映像信号出力回路600は、240個(=24×10)のラッチ回路ユニットを含み、そのそれぞれに48本の映像信号線25が接続されているため、48×24×10=11520個の出力を有している。なお、ここでは、ラッチ回路ユニットの数が24であり、ブロック610の数が10である場合を想定したが、これらの数は映像信号線25の数に応じて任意に変更されて構わない。
なお、液晶表示パネル10は、上記した各種回路の他に、図2に示すように、走査信号出力部30用のタイミング信号を生成する走査タイミング信号生成部203、走査タイミング信号生成部203用のレベルシフタ663、走査タイミング信号生成部203用の静電破壊防止回路673、および走査信号出力部30用の静電破壊防止回路675、等をさらに備えおり、これら各種回路は非表示領域20bに形成される。
図3は、映像信号出力回路600に含まれるブロック610の構成例を示す。図3に示すように、ブロック610は、24個のラッチ回路ユニット620を有している。ラッチ回路ユニット620の各々は、一端で48本の映像信号線25と接続し、他端で入力線613と接続する。上記したように、映像信号は、シリアルデータで映像信号制御回路310より転送されて来るため、入力線613は1本である。
図4は、図3に示すブロック610に含まれるラッチ回路ユニット620の構成例を示す。図4に示すように、ラッチ回路ユニット620は、映像信号線25の数よりも1つ多い49個のラッチ回路641が直列に接続されたシフトレジスタ回路640を備え、入力線613は、このシフトレジスタ回路640に含まれる49番目のラッチ回路641に接続される。入力線613を介して49番目のラッチ回路641に逐次入力される映像信号は、転送クロック線643を介して入力される転送クロックに同期して、1番目から48番目のラッチ回路641に順に転送される。48個の映像信号がラッチ回路641に保持されると、これら映像信号は、第1読み込み(Load)信号線645を介して入力される第1読み込み信号にしたがって、シフトレジスタ回路640から第1段ラッチ回路629に同時に転送される。
映像信号制御回路310からは映像信号が逐次転送され、48個の映像信号が再度ラッチ回路641に保持されると、これら映像信号は、第1読み込み信号線645を介して入力される第1読み込み信号にしたがって、シフトレジスタ回路640から第1段ラッチ回路629に同時に転送される。
最初にシフトレジスタ回路640から転送された48個の映像信号は、次の映像信号が転送されて来る前に、第2読み込み信号線647を介して入力される第2読み込み信号にしたがって、第1段ラッチ回路629から第2段ラッチ回路627に転送される。これによれば、第1段ラッチ回路629と第2段ラッチ回路627の双方で48個の映像信号を保持することが可能である。
映像信号が第1段ラッチ回路629および第2段ラッチ回路627に保持されると、書き込み信号線649を介して入力される書き込み信号にしたがってスイッチ回路625が導通状態になり、映像信号はバッファ回路621に転送される。バッファ回路621には、まず第2段ラッチ回路627に保持されている映像信号が転送され、その後、第1段ラッチ回路629に保持されている映像信号が第2段ラッチ回路627を介して転送される。バッファ回路621は、転送されて来る映像信号を対応する映像信号線25に出力し、画素100への映像信号の書き込みを行う。
一般的な表示装置では、映像信号線に出力される映像信号は、表示する階調に対応する電圧を有する信号、つまり、アナログ信号であるが、本実施形態における表示装置1はMIP方式を採用しているため、映像信号線25に出力される映像信号は、2値の電圧を有する信号、つまり、デジタル信号(データ信号)である。なお、映像信号線25に出力される2値の電圧の一方は、画素100において液晶分子を駆動可能な電圧または液晶分子を駆動可能な電圧に近い電圧である。
すなわち、液晶分子の駆動には、例えば10V程度の電圧が使用され、画素100に供給される映像信号(に応じた電圧)は、画素100内のメモリ回路にて保持されるが、画素100内にレベルシフタを設けるスペースがないので、画素100に供給される映像信号に応じた電圧は、液晶分子を駆動可能な電圧または液晶分子を駆動可能な電圧に近い電圧が用いられる。
図5は、図4に示すバッファ回路621の構成例を示す。図5に示すように、バッファ回路621は、レベルシフタ回路622および出力インバータ回路623を備えている。レベルシフタ回路622は、上記した第2段ラッチ回路627から転送されて来る映像信号(に応じた電圧)を、出力インバータ回路623を駆動可能な電圧に昇圧している。なお、図5中のVSHは、バッファ回路621のハイ電圧側の電源電圧線であり、VSSは、バッファ回路621のロー電圧側の電源電圧線である。
出力インバータ回路623は、液晶分子を駆動可能な電圧を電源電圧として有する複数のインバータ回路によって構成される。出力インバータ回路623を構成するトランジスタは、映像信号線25の負荷を十分に駆動可能なサイズであり、例えばチャネル幅は300μm以上であって、ラッチ回路ユニット620を構成するトランジスタ(電源電圧が5V系のトランジスタ)の70倍以上である。
このため、上記したスイッチ回路625が導通状態となった瞬間に出力インバータ回路623に流れる貫通電圧(貫通電流)は非常に大きく、制御部300の電源電圧回路370に大きな負荷がかかってしまうという問題がある。
この問題を解消するために、本実施形態における映像信号出力回路600は、各スイッチ回路625が導通状態となるタイミングをずらすことで電源電圧回路370にかかる負荷を分散させ、軽減している。具体的には、液晶表示パネル10を左右に2つに分けて、2つの中継基板63を介して2系統の電源電圧を液晶表示パネル10の左側と右側とにそれぞれ供給し、左側に配置されたラッチ回路ユニット620と、右側に配置されたラッチ回路ユニット620との出力タイミングをずらすことで、電源電圧回路370にかかる負荷を分散させ、軽減している。
本実施形態においては、映像信号出力回路600が240個のラッチ回路ユニット620を含む場合を想定しているので、左側に配置された120個のラッチ回路ユニット620と、右側に配置されたラッチ回路ユニット620との出力タイミングをずらすことで、電源電圧回路370にかかる負荷を分散させ、軽減している。この動作を実現するために、映像信号制御回路310は、左側に配置された120個のラッチ回路ユニット620と、右側に配置された120個のラッチ回路ユニット620との出力タイミングをずらすような書き込み信号を生成し、これを書き込み信号線649に出力する。
本実施形態においては、映像信号出力回路600が240個のラッチ回路ユニット620を含む場合を想定しているので、左側に配置された120個のラッチ回路ユニット620と、右側に配置されたラッチ回路ユニット620との出力タイミングをずらすことで、電源電圧回路370にかかる負荷を分散させ、軽減している。この動作を実現するために、映像信号制御回路310は、左側に配置された120個のラッチ回路ユニット620と、右側に配置された120個のラッチ回路ユニット620との出力タイミングをずらすような書き込み信号を生成し、これを書き込み信号線649に出力する。
ここでは、液晶表示パネル10の右側に配置されたラッチ回路ユニット620と、左側に配置されたラッチ回路ユニット620との出力タイミングをずらす場合を例示したが、例えば、液晶表示パネル10に設けられる240個のラッチ回路ユニット620の出力タイミング全てをそれぞれずらすとしても構わない。
ところで、本発明者らの検討によれば、液晶表示パネル10に設けられる全ての極性信号出力回路630から極性信号が一斉に出力された場合、上記した映像信号出力回路600の場合と同様に、電源電圧回路370に大きな負荷がかかるという問題がある。このため、本実施形態における極性信号シフトレジスタ650は、各極性信号出力回路630による極性信号の出力タイミングがずれるようにタイミング信号を出力することで、電源電圧回路370にかかる負荷を分散させ、軽減している。具体的な構成としては、例えば、極性信号シフトレジスタ650を極性信号出力回路630と同数の段数だけ形成し、各段に対応する極性信号出力回路630に順にタイミング信号を出力することで、極性信号出力回路630による極性信号の出力タイミングをずらしている。
図6は、副画素110の構成の一例を示す。図6に示すように、副画素110は、画素駆動スイッチ回路120、画素メモリ回路130および書き込みスイッチ回路140を備えている。なお、図6中の37および39は走査線35を構成する2つの書き込み制御信号線を示し、45は極性信号線を示し、47は基準電圧線を示し、55はコモン信号線を示し、57および59はメモリ電源線を示している。
画素メモリ回路130は、図6に示すように、直列に接続された2つのインバータ回路133,135を含み、インバータ回路135の出力端子は、書き込みスイッチ回路140に含まれるトランスファゲート145を介してインバータ回路133の入力端子に接続している。
画素メモリ回路130は、映像信号線25を介して入力されるデータ信号(論理値「1」または論理値「0」の2値のデータ)を1ビット分記憶する。データ信号は、書き込みスイッチ回路140に含まれる2つのトランスファゲート143,145に接続する書き込み制御信号線37,39によりトランスファゲート143が導通状態になると画素メモリ回路130に入力し、トランスファゲート143が非導通状態になり、かつ、トランスファゲート145が導通状態になると画素メモリ回路130に記憶される。
画素駆動スイッチ回路120を構成する2つのトランスファゲート127,129は、画素メモリ回路130を構成するインバータ回路133の出力(つまり、画素メモリ回路130に記憶されているデータ信号)に応じて一方が導通状態になる。
具体的には、画素メモリ回路130を構成するインバータ回路133の出力が「0」の場合(換言すると、画素メモリ回路130にメモリ電源線59によりロー電圧が供給される場合)、画素駆動スイッチ回路120のトランスファゲート129が導通状態になり、極性信号が、極性信号線45を介して画素電極150に供給される。つまり、極性信号に応じた電圧が画素電極150に印加される。
一方、画素メモリ回路130を構成するインバータ回路133の出力が「1」の場合(換言すると、画素メモリ回路130にメモリ電源線57によりハイ電圧が供給される場合)、画素駆動スイッチ回路120のトランスファゲート127が導通状態になり、基準信号が、基準信号線47を介して画素電極150に供給される。つまり、基準電圧が画素電極150に印加される。
図6に示すように、画素電極150に対向してコモン電極155が形成されており、画素電極150とコモン電極155との間に液晶組成物が配置される。画素電極150とコモン電極155との電位差により、液晶分子の配向が変化することにより画像が表示される。
例えば、画素電極150とコモン電極155との間に電位差を生じさせ、画素電極150とコモン電極155との間の電気力線に沿って液晶分子を配向させ、液晶組成物中を通過する光の偏光方向を変化させずに、液晶組成物を挟む2つの偏光素子の偏光方向を交差させた場合に、表示は黒(透過量:小)となる。一方で、画素電極150とコモン電極155との間に電位差を生じさせずに、液晶分子が捻じれて配向し、液晶組成物中を通過する光の偏光方向が90度回転した場合に、表示は白(透過量:大)となる。
本実施形態においては、画素電極150とコモン電極155との間の電位差が5V程度である場合を想定し、上記したように、静止画像を表示する際には(換言すると、メモリモードの場合)、液晶組成物に直流電圧が印加され続けるのを防ぐために、一定周期で画素電極150に印加する電圧の極性を反転させている。
一例として、コモン電極155に印加する電圧は5Vとし、画素電極150に印加される極性信号に応じた電圧は0Vまたは10Vとすることが可能である。この場合、画素駆動スイッチ回路120のトランスファゲート127,129を導通状態にするために、画素メモリ回路130には、メモリ電源線57で約10V、メモリ電源線59で約0Vの電圧が供給される。
また、映像信号線25から供給される映像信号(データ信号)のハイ電圧は約10Vとなり、ロー電圧は約0Vとなる。したがって、上記した出力インバータ回路623の電源電圧もVSHが約10Vとなり、VSSは約0Vとなる。
図7は、制御部300から極性信号シフトレジスタ650に対して出力される各種信号と、極性信号出力回路630から出力される極性信号との出力タイミングを示すタイミングチャートである。
まず、制御部300(の映像信号出力回路310)はスタート信号STPが立ち上がると、極性信号シフトレジスタ650に対して極性制御信号POLを出力する。スタート信号STPが立ち上がる間隔(スタート信号STPの出力間隔)は、任意に設定可能であり、本実施形態ではその間隔が8秒である場合を想定している。極性制御信号POLは、極性の変更(切り替え)を制御(指示)するための信号である。図7では、まず、ハイ電圧の極性制御信号POL(極性がハイの極性制御信号POL)が極性信号シフトレジスタ650に出力されていることが示されている。
なお、制御部300はスタート信号STPが立ち上がると、上記した極性制御信号POLの他に、極性信号出力回路630と同数のクロック信号CKPを極性信号シフトレジスタ650に対して順に出力する。クロック信号CKPは、極性信号出力回路630を順に駆動させるための信号である。極性信号シフトレジスタ650は、制御部300からのクロック信号CKPに合わせて、極性信号POLAnの出力タイミングを規定するためのタイミング信号を極性信号出力回路630に順に出力する。また、詳細については後述するが、極性信号シフトレジスタ650は、極性制御信号POLの極性を反転させた極性信号POLAn’を極性信号出力回路630に出力する。
極性信号出力回路630は、極性信号シフトレジスタ650から出力されるタイミング信号にしたがって、極性信号シフトレジスタ650から出力される極性信号POLAn’(に応じた電圧)を昇圧することで得られる極性信号POLAnを、対応する極性信号線45に出力する。ここでは図示を省略するが、極性信号出力回路630は、図5に示したバッファ回路621と同様な構成の回路を有しており、極性信号シフトレジスタ650から出力される極性信号POLAn’(に応じた電圧)は昇圧され、昇圧後の電圧が極性信号POLAnとして極性信号線45に出力される。
例えば、図7の極性信号POLA1は、1番目の極性信号出力回路630から出力される極性信号であり、上記したように、極性制御信号POLの極性とは反対の極性(図7の場合ロー)に応じた電圧を有する極性信号POLA1が最初のクロック信号CKPに同期して出力されていることが示される。同様に、図7の極性信号POLA2は、2番目の極性信号出力回路630から出力される極性信号であり、極性制御信号POLの極性とは反対の極性に応じた電圧を有する極性信号POLA2が2番目のクロック信号CKPに同期して出力されていることが示される。なお、図7に示す極性信号POLA3,POLA239,POLA240もまた、上記した極性信号POLA1,POLA2と同様であるため、ここではその詳しい説明は省略する。
このように、極性信号出力回路630から画素100に対して順に極性信号POLAnが出力される構成とすることにより、電源電圧回路370にかかる負荷を分散軽減することが可能となる。
なお、本実施形態の表示装置1を構成する制御部300は、図7に示すように、極性信号出力回路630と同数のクロック信号CKPを極性信号シフトレジスタ650に出力し終えてから、次のスタート信号STPが立ち上がるまでの間、クロック信号CKPを出力しない休止期間BTを有している。この休止期間BTは、例えば、スタート信号STPが一度立ち上がってから再度立ち上がるまでの期間がTであり、当該期間Tにおいてn個のクロック信号CKPが出力される場合、T/nより長い期間であることが望ましい。
一般的には、スタート信号STPが一度立ち上がってから再度立ち上がるまでの間に、所定回数(ここでは240回)のクロック信号CKPが丁度出力されるように、クロックの幅が調整されて出力される。しかしながら、クロックの幅を基本クロックの幅から調整する場合、回路規模が肥大化してしまうという問題がある。一方で、所定回数(240回)のクロック信号CKPが基本クロックの幅をもって丁度出力されるように、スタート信号STPの出力間隔を短く設定する場合、表示装置1が動作している時間が増加してしまうため消費電力の観点から望ましくないという問題がある。
そこで、本実施形態においては、スタート信号STPの出力間隔を液晶に焼き付きが生じない程度の間隔(例えば、液晶に焼き付きが生じる直前の間隔)に設定して、省電力化を図りつつも、所定回数のクロック信号CKPが出力された後は、クロック信号CKPを出力しない休止期間BTが設けられることで、基本クロックを使用可能とし、回路規模の肥大化を抑制することを可能としている。
なお、極性信号出力回路630の出力POLAnは、図7に示すように、極性信号シフトレジスタ650からのタイミング信号を受けた時点での極性制御信号POLの極性にしたがった値(換言すると、上記したように極性信号シフトレジスタ650からの極性信号POLAn’と同一極性の値)となり、次のタイミング信号を受けるまで当該値は維持され、次のタイミング信号を受けると、この時点での極性制御信号POLの極性にしたがった値(換言すると、上記したように極性信号シフトレジスタ650からの極性信号POLAn’と同一極性の値)に切り替えられる。つまり、極性信号出力回路630の出力は、極性信号シフトレジスタ650からのタイミング信号で切り替わるだけでなく、次のタイミング信号を受けるまで維持する必要がある。
図8は、極性信号シフトレジスタ650に含まれる回路構成の一例を示す。図8では、極性信号シフトレジスタ650に含まれるn段目の回路構成を示している。
図8に示すように、極性信号シフトレジスタ650は、レジスタ回路651と、2つのインバータ回路653,655と、メモリ回路690とを備えている。メモリ回路690は、2つのインバータ回路693,699と、2つのスイッチング素子695,697とにより構成される。
n段目のレジスタ回路651の一端は、前段のレジスタ回路651と接続し、他端は、インバータ回路653と接続する。また、レジスタ回路651は制御部300と接続し、レジスタ回路651には制御部300からのクロック信号CKPが入力される。
インバータ回路653の出力端は、もう1つのインバータ回路655およびメモリ回路690を構成するスイッチング素子695に接続する。インバータ回路655の出力端は、メモリ回路690を構成するスイッチング素子697に接続する。
メモリ回路690を構成するスイッチング素子697の一端は、制御部300と接続し、制御部300からの極性指示信号POLはスイッチング素子697を介してメモリ回路690に入力される。スイッチング素子697の他端は、インバータ回路699に接続する。
インバータ回路699の出力端は、対応する極性信号出力回路630と、スイッチング素子695の一端に接続する。スイッチング素子695の他端は、もう1つのインバータ回路693に接続し、インバータ回路693の出力端は、インバータ回路699に接続する。
このような構成によれば、スイッチング素子695が導通状態の場合に、直列に接続された2つのインバータ回路693,699により極性制御信号POLの値を保持することができる。
図9は、制御部300から極性信号シフトレジスタ650に対して出力される各種信号と、極性信号シフトレジスタ650から出力される極性信号POLAn’との出力タイミングを示すタイミングチャートである。
図9のタイミングチャートに示されるように、n段目のレジスタ回路651は、前段(n−1段)からの入力信号INを受けると、次のクロック信号CKPに同期して出力OUTをハイ電圧にする。出力OUTがハイ電圧になると、インバータ回路653によりロー電圧がスイッチング素子695に供給され、スイッチング素子695は非導通状態になる。一方、出力OUTがハイ電圧になると、インバータ回路653,655によりハイ電圧がスイッチング素子697に供給され、スイッチング素子697が導通状態になる。スイッチング素子697が導通状態になると、制御部300からの極性制御信号POLがメモリ回路690に入力され、メモリ回路690に含まれるインバータ回路699により当該極性制御信号POLとは反対の極性の極性信号POLAn’が、対応する極性信号出力回路630に出力される。図9では、出力OUTがハイ電圧になった時の極性制御信号POLの極性がローである場合を想定しているので、極性信号POLAn’の極性はハイになる。
その後、n段目のレジスタ回路651の出力OUTがロー電圧になると、インバータ回路653によりハイ電圧がスイッチング素子695に供給され、スイッチング素子695は導通状態になる。一方、出力OUTがロー電圧になると、インバータ回路653,655によりロー電圧がスイッチング素子697に供給され、スイッチング素子697は非導通状態になる。これによれば、メモリ回路690において、直前に入力された極性制御信号POLの値(この場合、ロー電圧の極性制御信号POL)が保持される。
図10に、画素周辺の回路のブロック図を示す。図10では、2行2列に並べられた4つの副画素を示している。
書き込みスイッチ回路140を挟んで、書き込み制御信号線37と39とが図中上下に配置されている。なお、図2では書き込み制御信号線37と39を1本にまとめて走査線35として表して説明している。
画素メモリ回路130の上下にもメモリ電源線57と59が形成されている。従って、メモリ電源線57と59は、図2に示す表示領域20aの左右から供給されることになる。
映像信号線25は2本毎に図中上下方向に延伸しており、副画素2列おきに形成されている。
極性信号線45と基準電圧線47は表示領域20aの上下方向に延伸しており、極性信号と基準電圧は図中下側から供給されている。極性信号線45と基準電圧線47は電圧供給能力強化のために、映像信号線25に比較して太く形成されている。
図10中の820は画素駆動スイッチ回路120と画素電極150とを接続するスルーホールの位置を示す。
映像信号線25を介して供給された映像信号は、書き込み制御信号線37と39により導通状態となった書き込みスイッチ回路140を介して画素メモリ回路130に記憶される。画素メモリ回路130にはメモリ電源線57と59により、電源電圧が供給されており、画素メモリ回路130の出力により画素駆動スイッチ回路120のオン・オフが制御される。
画素駆動スイッチ回路120は画素メモリ回路130の出力に従って、極性信号線45または基準電圧線47によって供給される電圧を画素電極150に印加する。
次に、図11に、画素電極150の配置を示す。図中、縦に2つの画素が並んでいる。1つの画素は、4色のカラーフィルタに対応するように、副画素の画素電極150が形成されている。各色の副画素は画素電極150の面積の広さが1:2:4となるように形成されており、3ビットのデータ信号(デジタルデータ)を面積階調を用いて表示する。
図11中の150R1、150R2、150R3は、赤色のカラーフィルタに対応する画素電極で、画素電極150R1は、3ビットの赤色のデータの(下位から数えて)1ビット目の値が書き込まれる。同じく、画素電極150R2は、赤色のデータの2ビット目の値が書き込まれ、画素電極150R3は、赤色のデータの3ビット目の値が書き込まれる。
次に、画素電極150B1は、青色のデータの1ビット目の値が書き込まれ画素電極150B2は、青色のデータの2ビット目の値が書き込まれ、画素電極150B3は、青色のデータの3ビット目の値が書き込まれる。
図11中の150YG1、150YG2、150YG3と、 150BG1、150BG2、150BG3とは、緑色のデータの値が書き込まれる画素電極であるが、画素電極150YG1〜3と、画素電極150BG1〜3とは、同じ緑色の帯域の光でも、異なる波長の光を透過するカラーフィルタに対応する。
図中、画素電極150の大きさが異なるにもかかわらず、スルーホール820は画素電極150と重なる位置に配置できている。例えば画素電極150B1に対して、画素電極150B2の面積は2倍になっており、画素電極150B2はスルーホール820の位置から一旦下方に伸びて、自らを駆動する画素メモリ回路130と重なるように形成された後、画素電極150B1を駆動する画素メモリ回路130と重なる位置に向かって(図中左側に)延伸するように形成されている。
さらに、画素電極150B1に対して、画素電極150B3の面積は4倍になっており、画素電極150B3はスルーホール820の位置から一旦下方に伸びて、自らを駆動する画素メモリ回路130及び書き込みスイッチ回路140と重なるように形成された後、(図中下側の)隣の画素の画素電極150BG3を駆動する書き込みスイッチ回路140-2から画素電極150BG1を駆動する書き込みスイッチ回路140-2と重なるように、(図中左側に)延伸するように形成されている。
図12に、メモリ電源線57と59とを、極性信号線45と基準電圧線47に沿って、図中、上下方向に延伸するよう配置した構成を示す。
図10に示す構成では、メモリ電源線57と59とが映像信号線25と交差しており、映像信号線25との間でカップリング容量が形成されていた。そのため、映像信号線25の電圧が、例えば高電圧側10V、定電圧側0Vで振幅すると、メモリ電源線57と59の電位が変動するという問題が生じていた。
メモリ電源線57と59の電位が変動すると、画素駆動スイッチ回路120をオン・オフする電圧が変動することとなり、例えば、トランスファゲート127と129とが同時にオン状態となり、極性信号線45と基準電圧線47とがショートして表示に不良が生じる怖れがある。
そのため、メモリ電源線57と59とが映像信号線25と交差しないように、図12に示す、メモリ電源線57と59とを、図中、上下方向に延伸するよう配置する構成とした。
メモリ電源線57と59とを、図中、上下方向に延伸する配置とした場合に、映像信号線25を構成する導電層と同層(同材料)でメモリ電源線57と59とを形成することが可能である。図10に示す、メモリ電源線57と59とを映像信号線25と交差して形成する構成の場合は、メモリ電源線57と59とを書き込み制御信号線37と39と同層の導電層で形成している。書き込み制御信号線37と39は、プロセス上の理由で比較的高抵抗なMoW等の高融点金属およびその合金で形成されるのに対して、映像信号線25はアルミ等の低抵抗な金属およびその合金で形成されるため、メモリ電源線57と59を書き込み制御信号線37と39よりも低抵抗な導電層で形成することで電源供給能力の強化が図れている。
また、メモリ電源線57と59とを、ブロック毎に形成された入力端子680から直線的、かつ短距離で配置することができることでも電源供給能力が強化されている。
図13に、メモリ電源線57と59とを、極性信号線45と基準電圧線47に沿って4本並べて配置した場合の反射電極の位置を示す。図中横方向に2本配線を追加することとなり、各回路の横方向の幅が狭くなっている。各回路を形成可能な横幅が狭くなることにより、画素駆動スイッチ回路120と画素電極150とを接続するスルーホール820を形成する位置が画素電極150の端部に接近するという問題が生じる。
例えば、緑色のデータの1ビット目の値が書き込まれる画素電極150B1と、画素駆動スイッチ回路120とを接続するスルーホール820が、画素電極150B1の端部に近接している。そのため、スルーホール820の位置を移動させる必要が生じた。
図14に、スルーホール820の位置を説明するための、回路のレイアウトを示す。図中左上は画素電極150YG1、右上は画素電極150BG1、左下は画素電極150R1、右下は画素電極150B1に対応する、画素駆動スイッチ回路120と画素メモリ回路130のレイアウトを示す。
画素メモリ回路130はインバータ回路133と135で構成され、インバータ回路133と135共通に半導体層1310がリング状に形成され、インバータ回路133の出力がインバータ回路135の入力と接続し、インバータ回路133のゲート電極1320がトランスファゲート127と129の一方のゲート電極1220に接続し、インバータ回路133の出力とインバータ回路135の入力とが、トランスファゲート127と129の他方のゲート電極1225に接続している。
画素駆動スイッチ回路120も半導体層1210がリング状に形成されているが、画素電極150YG1と画素電極150R1とに対応する画素駆動スイッチ回路120では、スルーホール820aは、半導体層1210と重ならないように、半導体層1210のリングの穴の位置に形成されている。対して、画素電極150BG1と画素電極150B1とに対応する画素駆動スイッチ回路120では、スルーホール820bは半導体層1210のリングの中央から、画素電極150YG1と画素電極150R1側へ移動しており、スルーホール820bは半導体層1210と重なる位置に形成されている。
スルーホール820bは半導体層1210と重なる位置にまで移動させることで、画素電極150BG1と画素電極150B1との接続の位置に裕度を持たせることが可能になっている。
図15に、図14のA−A線の断面図を示す。画素電極150は、アルミ等で形成される反射電極1510と反射電極1510を覆って、ITO等で形成される透明電極1520から形成される。
図15中の1240はガラス・樹脂等で形成される基板で、基板1240の上にはSiOやSiNで形成される下地膜1250が形成され、下地膜1250の上にリング状に半導体層1210が形成されている。半導体層1210の上には絶縁膜1260が形成され、絶縁膜1260の上には画素駆動スイッチ回路120のゲート電極1220と1225が形成されている。
ゲート電極1220と1225の上には絶縁膜1270が形成されており、絶縁膜1270の上には、中継電極1230が形成されている。絶縁膜1270と1260には、スルーホール1235が形成され、中継電極1230と、ゲート電極1220および1225とを接続している。
中継電極1230の上には絶縁膜1280が形成され、絶縁膜1280にはスルーホール820aが形成され、中継電極1230と反射電極1510とを接続している。
図15に示すA−A断面では、スルーホール820aはリング状の半導体層1210の中間付近に形成されているが、図16に示すB−B断面では、スルーホール820bはリング状の半導体層1210の一方に重なるように、中央から一方の半導体層1210に偏った位置に形成されている。
以上説明したように、本実施形態の表示装置1は、一定周期毎に、基準電圧に対して極性が反転した電圧を極性信号として画素100に出力可能な極性信号出力回路630を備えているので、画素メモリ回路130に記憶された映像信号(に応じた電圧)を使用して静止画像を表示するとしても、液晶組成物に直流電圧が印加され続けるのを防ぐことができ、液晶に焼き付き等の問題が生じてしまうことを抑制すること、つまり、液晶の劣化を抑制することが可能である。
また、本実施形態の表示装置1は、上記した極性信号を出力するタイミングを規定するためのタイミング信号であって、極性信号を一度に全ての画素100に出力せずに順番に出力させるためのタイミング信号を極性信号出力回路630に出力可能な極性信号シフトレジスタ650を備えているので、電源電圧回路370にかかる負荷を分散軽減させることが可能である。
ここで、メモリモード時に映像信号出力回路310の動作を停止させる構成について説明する。静止画像等を表示するメモリモード時においては、映像信号出力回路310は映像信号を出力する必要がないため、消費電力の点において、その動作を停止する方が望ましい。しかしながら、上記したように、映像信号出力回路310は極性制御信号POL等、表示に必要な各種信号を出力しているため、たとえメモリモードであったとしても、その動作を停止することができないという問題がある。
上記問題を解決するために、システム制御回路380が、制御部300に含まれる各部の動作の制御の他に、メモリモード時に、表示に必要な各種信号を生成し、これらを液晶表示パネル10に出力する機能をさらに有する。この場合、システム制御回路380には、例えばMCU(Micro Control Unit)を用いることが可能である。この場合、システム制御回路380は、例えば、CPUと、上記した機能を実現させるためのプログラムを格納するメモリと、入出力部とを備え、メモリに格納されたプログラムがCPUにより実行されることで、上記した表示に必要な信号が生成され、これが入出力部を介して液晶表示パネル10に出力される。
つまり、コントロールモードの場合、制御部300は映像信号制御回路310を動作させる。この場合、映像信号制御回路310のインタフェース回路350はシステム制御回路380と制御信号の授受を行い、記憶回路340は制御信号や映像信号を記憶し、映像信号処理回路330は映像信号を反射型メモリ内蔵表示装置に対応した形態に変換し、タイミング生成回路320は変換後の映像信号の表示に必要なタイミング信号を生成する。
一方、メモリモードの場合、制御部300は消費電力の観点から映像信号制御回路310の動作を停止させる。この場合、システム制御回路380がメモリ回路に記憶された映像信号の表示に必要なタイミング信号を生成し、これを液晶表示パネル10に出力する。
これによれば、メモリモード時に映像信号制御回路310の動作を停止させることが可能となり、映像信号線25への映像信号の出力の他に、映像信号線25に出力される映像信号の生成も停止させることが可能となるため、メモリモード時の消費電力を大幅に削減することが可能となる。
なお、システム制御回路380が極性信号出力回路630および極性信号シフトレジスタ650を駆動する場合においても、極性信号出力回路630および極性信号シフトレジスタ650は、上記映像信号出力回路310が駆動する場合と同様に動作可能であるため、もちろん上記映像信号出力回路310が駆動する場合と同様な効果を得ることもできる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…表示装置、10…液晶表示パネル、50…映像信号出力部、100…画素、130…画素メモリ回路、300…制御部、310…映像信号出力回路、320…タイミング生成回路、330…映像信号処理回路、370…電源電圧回路、380…システム制御回路、600…映像信号出力回路、630…極性信号出力回路、650…極性信号シフトレジスタ。
Claims (7)
- 映像信号を記憶するための画素メモリ回路を有する画素と、極性制御信号により制御され、前記画素に極性信号を供給する複数の極性信号出力回路とを有する液晶パネルと、
前記液晶パネルに前記極性制御信号を供給するコントローラと、
を備え、
前記各極性信号出力回路は、前記コントローラより供給される前記極性制御信号にしたがった極性の極性信号を順番に出力し、
前記コントローラは、一定期間毎に、前記各極性信号出力回路を駆動するためのクロック信号を前記液晶パネルに出力する、
液晶表示装置。 - 前記コントローラは、所定の一定期間において、前記極性信号出力回路と同数のクロック信号を出力した後、次の一定期間が来るまで前記クロック信号の出力を停止する、
請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記クロック信号の出力を停止する休止期間は、前記所定の一定期間におけるクロック信号の出力回数をnとし、前記所定の一定期間の長さをTとした場合、T/nよりも長い、
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記一定期間は、前記液晶パネルに直流電圧が印加されることによる劣化が生じる期間よりも短い、
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の液晶表示装置。 - 前記画素は、画素電極と、前記画素電極に対向するコモン電極と、前記画素電極と前記コモン電極との間に配置される液晶組成物とを有し、
前記極性信号は、前記コモン電極に印加される電圧に対して極性が反転した電圧を前記画素電極に供給するための信号である、
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の液晶表示装置。 - 前記液晶パネルは、
前記コントローラから継続的に供給されている映像信号を用いて映像を表示する第1モードと、
前記画素メモリ回路に記憶されている前記映像信号を用いて映像を表示する第2モードとを有し、
前記コントローラは、
前記映像信号を出力する映像信号出力回路と、
前記映像信号出力回路を制御するマイクロコンピュータとを有し、
前記第1モードにおいて、前記映像信号出力回路が前記極性制御信号を出力し、前記第2モードにおいて、前記マイクロコンピュータが前記極性制御信号を出力する、
請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。 - 前記第1モードは、動画像の表示に適用されるモードであり、
前記第2モードは、静止画像の表示に適用されるモードである、
請求項6に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2019116326A JP2021002000A (ja) | 2019-06-24 | 2019-06-24 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2021002000A (ja) |
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- 2019-06-24 JP JP2019116326A patent/JP2021002000A/ja active Pending
-
2020
- 2020-06-24 US US16/910,090 patent/US20200402471A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US20200402471A1 (en) | 2020-12-24 |
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