JP2020535705A - ダウンリンクデータ送達状態を管理する方法 - Google Patents

ダウンリンクデータ送達状態を管理する方法 Download PDF

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Abstract

RLC AMおよびRLC UMに適した、修正されたDDDSの生成および使用を、本明細書に開示する。修正されたDDDSは、任意に、無線端末への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を特定するIEを含む。無線端末と無線通信しているノードBは、修正されたDDDSをノードAに送出し、ノードAは、受信した修正されたDDDSに応答して、無線端末に送信されるDLデータパケットをノードBに送出する。【選択図】図2

Description

本出願は、2017年9月27日付の米国仮特許出願第62/563852号の優先権を主張し、その開示の全体を参照により本明細書に援用する。
本明細書に提示する解決策は、全体として、ダウンリンクデータパケットの送達の制御に関し、より具体的には、かかる制御を実現するのに使用されるダウンリンクデータ送達状態(DDDS)に関する。
一般に、本明細書で使用する全ての用語は、異なる意味が明確に与えられない限り、ならびに/あるいは異なる意味がその用語を使用している文脈から示唆されない限り、関連技術分野におけるそれらの本来の意味にしたがって解釈されるべきものである。要素、装置、構成要素、手段、ステップなどに対する全ての参照は、別の形で明示的に定義されない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも一例を指すものと広く解釈されるべきである。本明細書に開示するいずれかの方法のステップは、あるステップが別のステップの後または前に行われると明示的に記載されない限り、ならびに/あるいはあるステップが別のステップの後または前に行われなければならないと示唆されない限り、開示する順序で正確に実施されなければならないものではない。本明細書に開示する実施形態のいずれかにおけるあらゆる特徴は、適切であれば、他のいずれかの実施形態に適用されてもよい。同様に、実施形態のいずれかにおけるあらゆる利点は、他のいずれかの実施形態に当てはまることがあり、その逆もまた真である。含まれる実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明白になるであろう。
デュアルコネクティビティは、2つのeNBからの無線リソースが集約され、ユーザ機器(UE)が2つのeNBに同時に接続される、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)リリース12の特徴である。ユーザプランデータの分配を支援するため、フィードバックを提供して、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)エンティティをホストするノードがダウンリンクユーザデータフローを制御するのを可能にする、ダウンリンクデータ送達状態(DDDS)が導入された。
3GPPリリース15が5G/新無線(NR)を導入すると、デュアルコネクティビティは、ロングタームエボリューション(LTE)ノードとNRノードとの間、または2つのNRノードの間のデュアルコネクティビティに対応するように拡張することが期待される。例えば、NRにおけるデュアルコネクティビティの一例を示す、図6を参照。
次世代無線アクセスネットワーク(NG−RAN)ノードの中央装置(CU)および分散装置(DU)への分割の導入により、ユーザプレーンプロトコルも5G NG−RANノードに導入される。結果として、DDDSは、X2インターフェースユーザプレーンプロトコル(X2UP)、Xnインターフェースユーザプレーンプロトコル(XnUP)、およびF1インターフェースユーザプレーンプロトコル(F1UP)といったユーザプレーンプロトコルに含まれる。
従来のDDDSは、次の3つの必須の情報要素(IE)を含む。
PDCPエンティティをホストするNG−RANノード(例えば、gNB)から受信したPDCPプロトコルデータユニット(PDU)の中で、UEへの順次送達に成功した最大PDCP PDUシーケンス番号、
関連するデータベアラに対するバイト単位の所望のバッファサイズ、ならびに、
UEに対するバイト単位の所望の最小バッファサイズ。
所望のバッファサイズは、「分割ベアラの選択肢を含めて設定された特定のE−RAB(E−UTRAN(ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク)無線アクセスベアラ)と関連付けられたユーザデータをUEに送信する、セカンダリeNB(SeNB)における現在の所望のバッファサイズの情報」として定義される。
これにより、DDDSの使用が制限され、メッセージをより良好に利用したい場合には使用不能になる。
現在、いくつかの課題が存在している。上述したように、LTE DDDSにおける提示した必須の情報要素の1つは、「UEへの順次送達に成功した最大PDCP PDUシーケンス番号」である。第1に、これは、DDDSが、システムがUEによる送達および確認に成功したPDCP PDUをフィードバックすることができる、無線リンク制御確認型モード(RLC AM)のみに対するものであることを示唆する。第2に、これは、DDDS送出頻度が、RLC層が肯定応答を送出する速度/頻度である、RLC確認レートによって決定されることを示唆する。RLC非確認型モード(UM)ユーザデータフロー制御に対してDDDSを使用できることが有益である。
別の欠点は、第1のRLCがACKメッセージを送出する前に、DDDSを送出するのが不可能なことである。DDDSを前もって送出することは、補助ノード(例えば、SeNBまたはS−NG−RANノード)が、PDCPエンティティをホストするノード(例えば、MeNBまたはM−NG−RANノード)に所望のバッファサイズを通知して、PDCPエンティティをホストするノードがデータパッケージを適宜分配できるようにするのに有益なことがある。
最後に、「送達に成功した最大PDCP PDUシーケンス番号」が変化しない場合にそれを繰り返すことなく、データ送信中、所望のバッファサイズおよび所望の最小バッファサイズの情報を提供するだけの目的で、DDDSを使用することは不可能である。
本開示の特定の態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題に対する解決策を提供することができる。特定の実施形態によれば、上述の問題を解決する解決策は、現在のDDDSを改善することである。これらの改善としては、非限定的に、次のものの1つまたは複数を挙げることができる。
当てはまる場合は、「PDCPエンティティをホストするgNBから受信したPDCP PDUのうち、UEへの順次送達に成功した最大PDCP PDUシーケンス番号」のみを含め、例えば、この情報要素を任意に存在するものとする。
RLC UMの場合に対応するように、所望のバッファサイズを拡張する。
RLC UMの場合のフロー制御に対応するように、IEを修正または導入し、やはりこれを任意に存在するものとする。
これらの解決策は、XnUP、F1UP、およびX2UPインターフェースプロトコルに適用することができる。特定の実施形態によれば、改善されたDDDSは、補助ノードが所望する場合はいつでも送出され、RLC UMおよびRLC AM両方のモードに適用される。
本明細書に開示される課題の1つまたは複数に対処する様々な実施形態が、本明細書で提案される。これらの実施形態のうち特定のものは、以下の技術的利点の1つまたは複数を提供してもよい。特定の実施形態によれば、ユーザプランフロー制御ダウンリンクデータ送達状態は、PDCPエンティティをホストするノードに、所望のバッファサイズに関連する情報のみをフィードバックして、不必要な情報の送信を低減するのに使用することができる。特定の実施形態によれば、解決策は、RLC UMフロー制御にも使用されてもよい。特定の実施形態は、これらの技術的利点の全て、もしくはいくつかを提供するか、またはいずれも提供しないことがある。これらおよび他の技術的利点は容易に明らかになるものであり、以下に更に詳細に記載される。
1つの例示的実施形態は、第1のネットワークノード(ノードB)によって実現される、第1のネットワークノード(ノードB)から第2のネットワークノード(ノードA)への無線端末のダウンリンクデータ送達状態(DDDS)を報告する方法を含む。方法は、第1のインジケータと、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末の所望の最小バッファサイズを特定する、少なくとも第1の情報要素(IE)とを含む、DDDSフレームを生成することを含む。方法は更に、無線端末への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を特定する第2のIEを、DDDSフレームに含むか否かを決定することを含む。方法は更に、第2のIEをDDDSフレームに含むか否かの決定に応答して、DDDSフレームにおける第2のIEの存在および/または不在を示す、第1の状態インジケータの値を設定することを含む。方法は更に、第1の状態インジケータが第2のIEがDDDSフレームの存在を示した場合、第2のIEをDDDSフレームに追加することと、DDDSフレームを第2のネットワークノード(ノードA)に送出して、第2のネットワークノード(ノードA)による、無線端末へのダウンリンクデータフローの制御を容易にすることとを含む。
別の例示的実施形態は、第1のネットワークノード(ノードB)を制御するコンピュータプログラム製品を含む。コンピュータプログラム製品は、第1のネットワークノード(ノードB)の少なくとも1つの処理回路で実行すると、第1のネットワークノード(ノードB)に、第1のネットワークノード(ノードB)から第2のネットワークノード(ノードA)への無線端末のダウンリンクデータ送達状態(DDDS)を報告する方法を実行させる、ソフトウェア命令を含む。処理回路で実行されると、ソフトウェア命令は、第1のネットワークノード(ノードB)に、第1のインジケータと、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末の所望の最小バッファサイズを特定する、少なくとも第1の情報要素(IE)とを含む、DDDSフレームを生成させる。処理回路で実行されると、ソフトウェア命令は更に、第1のネットワークノード(ノードB)に、無線端末への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を特定する第2のIEを、DDDSフレームに含むか否かを決定させる。処理回路で実行されると、ソフトウェア命令は更に、第1のネットワークノード(ノードB)に、第2のIEをDDDSフレームに含むか否かの決定に応答して、DDDSフレームにおける第2のIEの存在および/または不在を示す、第1の状態インジケータの値を設定させる。処理回路で実行されると、ソフトウェア命令は更に、第1のネットワークノード(ノードB)に、第1の状態インジケータが第2のIEがDDDSフレームの存在を示した場合、第2のIEをDDDSフレームに追加させ、DDDSフレームを第2のネットワークノード(ノードA)に送出して、第2のネットワークノード(ノードA)による、無線端末へのダウンリンクデータフローの制御を容易にさせる。1つの例示的実施形態では、コンピュータ可読媒体はコンピュータプログラム製品を含む。1つの例示的実施形態では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体を含んでもよい。
別の例示的実施形態は、無線端末のダウンリンクデータ送達状態(DDDS)を第2のネットワークノード(ノードA)に報告するように設定された、第1のネットワークノード(ノードB)を含む。第1のネットワークノード(ノードB)は、1つまたは複数の処理回路と通信回路とを含む。1つまたは複数の処理回路は、第1の状態インジケータと、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末の所望の最小バッファサイズを特定する、少なくとも第1の情報要素(IE)とを含む、DDDSフレームを生成するように設定される。1つまたは複数の処理回路は更に、無線端末への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を特定する第2のIEを、DDDSフレームに含むか否かを決定するように設定される。1つまたは複数の処理回路は更に、決定に応答して、DDDSフレームにおける第2のIEの存在および/または不在を示す、第1の状態インジケータの値を設定し、第1の状態インジケータが第2のIEがDDDSフレームの存在を示した場合、第2のIEをDDDSフレームに追加するように設定される。通信回路は、DDDSフレームを第2のネットワークノード(ノードA)に送出して、第2のネットワークノード(ノードA)による、無線端末へのダウンリンクデータフローの制御を容易にするように設定される。
別の例示的実施形態は、無線端末のダウンリンクデータ送達状態(DDDS)を第2のネットワークノード(ノードA)に報告するように設定された、第1のネットワークノード(ノードB)を含む。第1のネットワークノード(ノードB)は、第1の状態インジケータと、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末の所望の最小バッファサイズを特定する、少なくとも第1の情報要素(IE)とを含む、DDDSフレームを生成するように設定される。第1のネットワークノード(ノードB)は更に、無線端末への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を特定する第2のIEを、DDDSフレームに含むか否かを決定するように設定される。第1のネットワークノード(ノードB)は更に、決定に応答して、DDDSフレームにおける第2のIEの存在および/または不在を示す、第1の状態インジケータの値を設定し、第1の状態インジケータが第2のIEがDDDSフレームの存在を示した場合、第2のIEをDDDSフレームに追加するように設定される。第1のネットワークノード(ノードB)は更に、DDDSフレームを第2のネットワークノード(ノードA)に送出して、第2のネットワークノード(ノードA)による、無線端末へのダウンリンクデータフローの制御を容易にするように設定される。
別の例示的実施形態は、第1のネットワークノード(ノードA)によって実現される、第1のネットワークノード(ノードA)から無線端末へのダウンリンクデータフローを制御する方法を含む。方法は、第2のネットワークノード(ノードB)から、少なくとも第1の情報要素(IE)と第1の状態インジケータとを含むダウンリンクデータ送達状態(DDDS)フレームを受信することを含む。方法は更に、DDDSフレームの第1のIEから、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末の所望の最小バッファサイズを決定することを含む。方法は更に、決定されたデータベアラの所望のバッファサイズおよび/または決定された無線端末の所望の最小バッファサイズに応答して、第1のネットワークノード(ノードA)から無線端末へのダウンリンクデータフローを制御することを含む。方法は更に、DDDSフレームの第1の状態インジケータを評価して、DDDSフレームが第2のIEを含むか否かを決定することを含む。第1の状態インジケータが、DDDSフレームが第2のIEを含むことを示した場合、方法は更に、第1のネットワークノード(ノードA)による無線端末への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を第2のIEから決定することを含み、更に、決定された最大シーケンス番号に応答して、第1のネットワークノード(ノードA)から無線端末へのダウンリンクデータフローを制御することを含む。方法は更に、ダウンリンクデータフローにしたがって、ダウンリンクデータを無線端末に送出することを含む。
別の例示的実施形態は、第1のネットワークノード(ノードA)を制御するコンピュータプログラム製品を含む。コンピュータプログラム製品は、第1のネットワークノード(ノードA)の少なくとも1つの処理回路で実行されると、第1のネットワークノード(ノードA)に、第1のネットワークノード(ノードA)から無線端末へのダウンリンクデータフローを制御させる、ソフトウェア命令を含む。処理回路で実行されると、ソフトウェア命令は、第1のネットワークノード(ノードA)に、少なくとも第1の情報要素(IE)と第1の状態インジケータとを含むダウンリンクデータ送達状態(DDDS)フレームを、第2のネットワークノード(ノードB)から受信させる。処理回路で実行されると、ソフトウェア命令は更に、第1のネットワークノード(ノードA)に、DDDSフレームの第1のIEからデータベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末の所望の最小バッファサイズを決定させる。処理回路で実行されると、ソフトウェア命令は更に、第1のネットワークノード(ノードA)に、決定されたデータベアラの所望のバッファサイズおよび/または決定された無線端末の所望の最小バッファサイズに応答して、第1のネットワークノード(ノードA)から無線端末へのダウンリンクデータフローを制御させる。処理回路で実行されると、ソフトウェア命令は更に、第1のネットワークノード(ノードA)に、DDDSフレームの第1の状態インジケータを評価して、DDDSフレームが第2のIEを含むか否かを決定させる。第1の状態インジケータが、DDDSフレームが第2のIEを含むことを示した場合、ソフトウェア命令は更に、第1のネットワークノードに、第1のネットワークノード(ノードA)による無線端末への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を第2のIEから決定させ、更に、決定された最大シーケンス番号に応答して、第1のネットワークノード(ノードA)から無線端末へのダウンリンクデータフローを制御させる。処理回路で実行されると、ソフトウェア命令は更に、第1のネットワークノード(ノードA)に、ダウンリンクデータフローにしたがって、ダウンリンクデータを無線端末に送出させる。1つの例示的実施形態では、コンピュータ可読媒体はコンピュータプログラム製品を含む。1つの例示的実施形態では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体を含む。
別の例示的実施形態は、無線端末へのダウンリンクデータフローを制御するように設定された、第1のネットワークノード(ノードA)を含む。第1のネットワークノード(ノードA)は、通信回路と1つまたは複数の処理回路とを含む。通信回路は、第2のネットワークノード(ノードB)から、少なくとも第1の情報要素(IE)と第1の状態インジケータとを含むダウンリンクデータ送達状態(DDDS)フレームを受信するように設定される。1つまたは複数の処理回路は、DDDSフレームの第1のIEから、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末の所望の最小バッファサイズを決定するように設定される。1つまたは複数の処理回路は更に、決定されたデータベアラの所望のバッファサイズおよび/または決定された無線端末の所望の最小バッファサイズに応答して、第1のネットワークノード(ノードA)から無線端末へのダウンリンクデータフローを制御するように設定される。1つまたは複数の処理回路は更に、DDDSフレームの第1の状態インジケータを評価して、DDDSフレームが第2のIEを含むか否かを決定するように設定される。第1の状態インジケータが、DDDSフレームが第2のIEを含むことを示した場合、1つまたは複数の処理回路は、第1のネットワークノード(ノードA)による無線端末への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を第2のIEから決定し、更に、決定された最大シーケンス番号に応答して、第1のネットワークノード(ノードA)からのダウンリンクデータフローを制御するように設定される。通信回路は更に、ダウンリンクデータフローにしたがって、ダウンリンクデータを無線端末に送出するように設定される。
別の例示的実施形態は、第1のネットワークノード(ノードA)から無線端末へのダウンリンクデータフローを制御する、第1のネットワークノード(ノードA)を含む。第1のネットワークノード(ノードA)は、第2のネットワークノード(ノードB)から、少なくとも第1の情報要素(IE)と第1の状態インジケータとを含むダウンリンクデータ送達状態(DDDS)フレームを受信するように設定される。第1のネットワークノード(ノードA)は更に、DDDSフレームの第1のIEから、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末の所望の最小バッファサイズを決定するように設定される。第1のネットワークノード(ノードA)は更に、決定されたデータベアラの所望のバッファサイズおよび/または決定された無線端末の所望の最小バッファサイズに応答して、第1のネットワークノード(ノードA)から無線端末へのダウンリンクデータフローを制御するように設定される。第1のネットワークノード(ノードA)は更に、DDDSフレームの第1の状態インジケータを評価して、DDDSフレームが第2のIEを含むか否かを決定するように設定される。第1の状態インジケータが、DDDSフレームが第2のIEを含むことを示した場合、第1のネットワークノード(ノードA)は更に、第1のネットワークノード(ノードA)による無線端末への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を第2のIEから決定し、更に、決定された最大シーケンス番号に応答して、第1のネットワークノード(ノードA)からのダウンリンクデータフローを制御するように設定される。第1のネットワークノード(ノードA)は更に、ダウンリンクデータフローにしたがって、ダウンリンクデータを無線端末に送出するように設定される。
本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、例示的な無線ネットワークを示す図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、ノードBからノードAにDDDSフレームを提供する方法を示す図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、受信したDDDSフレームからのデータフローを決定し、データを無線端末に提供する方法を示す図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、例示的な無線端末を示すブロック図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、例示的なネットワークノードを示すブロック図である。 新無線のデュアルコネクティビティの一例を示す図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、例示的なDDDSフレームを示す図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、別の例示的なDDDSフレームを示す図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、別の例示的なDDDSフレームを示す図である。 本明細書に提示する解決策に適用可能である、例示的な無線ネットワークを示す図である。 本明細書に提示する解決策に適用可能である、例示的なUEを示す図である。 本明細書に提示する解決策に適用可能である、例示的な仮想化環境を示す図である。 本明細書に提示する解決策に適用可能である、例示的な電気通信ネットワークを示す図である。 本明細書に提示する解決策に適用可能である、例示的なホストコンピュータを示す図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、通信システムで実現される例示的な方法を示す図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、通信システムで実現される別の例示的な方法を示す図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、通信システムで実現される別の例示的な方法を示す図である。 本明細書に提示する解決策の例示的実施形態による、通信システムで実現される別の例示的な方法を示す図である。
以下、本明細書において想到される実施形態のいくつかについて、添付図面を参照して更に十分に記載する。しかしながら、他の実施形態が本明細書に開示する主題の範囲内に含まれ、開示する主題は、本明細書で説明する実施形態のみに限定されるものと解釈されるべきではなく、それよりもむしろ、これらの実施形態は、主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供されるものである。追加の情報が、付表において提供される文献に見出されることもある。
図1は、ネットワークノードA 12と、ネットワークノードB 14と、無線端末16とを備える、例示的な無線ネットワーク10を示している。ノードB 14は、ダウンリンクデータ送達状態(DDDS)をノードA 12に送出する。ノードA 12は、受信したDDDSを使用して、ノードA 12からノードB 14を介して無線端末16へのダウンリンクデータの送達を制御する。
図2は、ノードB 14からノードA 12に無線端末16のDDDSを報告する、ノードB 14によって実現される例示的な方法を示している。方法は、第1のインジケータと、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末16の所望の最小バッファサイズを特定する、少なくとも第1の情報要素(IE)とを含む、DDDSフレームを生成することを含む(ブロック100)。方法は更に、無線端末への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を特定する第2のIEを、DDDSフレームに含むか否かを決定することを含む(ブロック110)。方法は更に、第2のIEをDDDSフレームに含むか否かの決定に応答して、DDDSフレームにおける第2のIEの存在および/または不在を示す、第1の状態インジケータの値を設定することを含む(ブロック120、ブロック140)。方法は更に、第1の状態インジケータが第2のIEがDDDSフレームの存在を示した場合(ブロック120)、第2のIEをDDDSフレームに追加すること(ブロック130)と、DDDSフレームをノードA 12に送出して、ノードA 12による、無線端末16へのダウンリンクデータフローの制御を容易にすること(ブロック150)とを含む。
図3は、ノードA 12から無線端末16へのダウンリンクデータフローを制御する、ノードA 12によって実現される例示的な方法を示している。方法は、少なくとも第1の情報要素(IE)と第1の状態インジケータとを含むDDDSフレームを、ノードB 14から受信することを含む(ブロック200)。方法は更に、DDDSフレームの第1のIEから、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末16の所望の最小バッファサイズを決定することを含む(ブロック210)。方法は更に、決定されたデータベアラの所望のバッファサイズおよび/または決定された無線端末16の所望の最小バッファサイズに応答して、ノードA 12から無線端末16へのダウンリンクデータフローを制御することを含む(ブロック220)。方法は更に、DDDSフレームの第1の状態インジケータを評価して、DDDSフレームが第2のIEを含むか否かを決定することを含む(ブロック230)。第1の状態インジケータが、DDDSフレームが第2のIEを含むことを示した場合、方法は更に、ノードA 12による無線端末16への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を第2のIEから決定すること(ブロック240)、更に、決定された最大シーケンス番号に応答して、ノードA 12から無線端末16へのダウンリンクデータフローを制御すること(ブロック250)を含む。方法は更に、ダウンリンクデータフローにしたがって、ダウンリンクデータを無線端末16に送出することを含む(ブロック260)。
図4は、図1の無線端末16に相当する、例示的な無線端末300のブロック図を示している。無線端末300は、少なくともメモリ330に格納された命令にしたがって、無線端末300の動作を制御する、1つまたは複数の処理回路310を含む。無線端末300は更に、例えばノードB 14との間で、無線ネットワークで無線信号を送信および/または受信するように設定された、通信回路320を含む。
図5は、図1のノードA 12およびノードBのどちらかまたは両方に相当する、例示的なネットワークノード400のブロック図を示している。ネットワークノード400は、1つまたは複数の処理回路410と、通信回路420と、メモリ430とを含む。1つまたは複数の処理回路410は、少なくともメモリ430に格納された命令にしたがって、無線端末400の動作を制御する。通信回路420は、例えば、他のネットワークノード400との間、および/または無線端末16との間で、無線ネットワークで信号を送信および/または受信するように設定される。
ネットワークノード400がノードA 12を含む場合、通信回路420は、別のネットワークノード、例えばノードB 14から、少なくとも第1のIEと第1の状態インジケータとを含むDDDSフレームを受信するように設定される。1つまたは複数の処理回路410は、DDDSフレームの第1のIEから、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末16の所望の最小バッファサイズを決定するように設定される。1つまたは複数の処理回路410は更に、決定されたデータベアラの所望のバッファサイズおよび/または決定された無線端末の所望の最小バッファサイズに応答して、ノードA 12から無線端末16へのダウンリンクデータフローを制御するように設定される。1つまたは複数の処理回路410は更に、DDDSフレームの第1の状態インジケータを評価して、DDDSフレームが第2のIEを含むか否かを決定するように設定される。第1の状態インジケータが、DDDSフレームが第2のIEを含むことを示した場合、1つまたは複数の処理回路は、ノードA 12による無線端末16への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を第2のIEから決定し、更に、決定された最大シーケンス番号に応答して、ノードA 12からのダウンリンクデータフローを制御するように設定される。通信回路420は更に、ダウンリンクデータフローにしたがって、ダウンリンクデータを無線端末16に送出するように設定される。
ネットワークノード400がノードB 14を含む場合、1つまたは複数の処理回路410は、第1の状態インジケータと、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または無線端末16の所望の最小バッファサイズを特定する、少なくとも第1の情報要素(IE)とを含む、DDDSフレームを生成するように設定される。1つまたは複数の処理回路410は更に、無線端末16への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を特定する第2のIEを、DDDSフレームに含むか否かを決定するように設定される。1つまたは複数の処理回路410は更に、決定に応答して、DDDSフレームにおける第2のIEの存在および/または不在を示す、第1の状態インジケータの値を設定し、第1の状態インジケータが第2のIEがDDDSフレームの存在を示した場合、第2のIEをDDDSフレームに追加するように設定される。通信回路420は、DDDSフレームをノードA 12に送出して、ノードA 12による、無線端末16へのダウンリンクデータフローの制御を容易にするように設定される。
所望のバッファサイズに関連する情報(例えば、データ送達前)のみを含むDDDSを送出できることを確保するため、特定の実施形態によれば、必須の提示されるIE「PDCPエンティティをホストするgNBから受信したPDCP PDUの中で、UEへの順次送達に成功した最大PDCP PDUシーケンス番号」は、任意であるように修正される。このIEが存在することを示すため、新しい指示が導入される。例えば、本明細書に提示する解決策を実現する1つの方法は、図7Aおよび表1に示されるように、スペアビットの1つを割り振り、指示を定義することである。図7Aの例では、「送達された最大PDCPの指示」は、「送達に成功した最大PDCPシーケンス番号」IEの存在を示すために導入される。
特定の実施形態によれば、代替の解決策は、PDCP PDU SN情報が新しいものか単なる反復であるか、例えば前回信号伝送したものと同じであるか(その場合、PDCP PDU SNは存在しない)を説明するのに、既存のスペアビットを使用することによって、指示が導入されるものであり得る。
特定の実施形態によれば、代替の解決策は、PDCP PDU SN情報を無視できること、例えば、図7Bを参照して示されるように、指示が設定された場合、提示されるPDCP PDUがダミーであって使用されないことを説明するのに、既存のスペアビットを使用することによって、指示が導入されるものであり得る。図7Bの例では、「送達された最大PDCPに関連」は、「送達に成功した最大PDCPシーケンス番号」IEが関連するか否かを示すために導入される。この指示が(例えば、1に)設定された場合、送達に成功した最大PDCPシーケンス番号はダミー値であり得る。
X2UPは既に標準化されているので(3GPP TS 36.425を参照)、上述した存在の指示の導入は後方互換性がある形で行われるべきであり、例えば、スペアビットを使用する場合、スペアビットが0に設定されるという事実により、IEが存在することを示すのに値0を使用し、IEが存在しないことを示すのに値1を使用する。
RLC UMフロー制御の場合、下位層(例えば、媒体アクセス制御(MAC)層)に何が送信されてきたかに関してフィードバックを得られれば十分である。DDDSをRLC UMモードのフロー制御に適用可能にするには、「所望のバッファサイズ」および「所望の最小バッファサイズ」の定義を、RLC UMモードに対応するために、MAC層に送信される所望のバッファサイズであることを明確に規定するように拡張する必要がある。この1つの非限定例が表2に示されるが、他の具体的な実現例も可能であり得る。特に、表2は、RLC UMモードに対応するため、MAC層に送信する事例を明確に規定するように、所望のバッファサイズを拡張する一例を示している。
送信される最大PDCPシーケンス番号は、RLC UMおよびRLC AM両方のモードで使用されるように導入することができる。つまり、Uuインターフェースを通じて送信されるようにMAC層によって要求されている、最大PDCP SNを示す。しかしながら、RLC AMモードに使用される場合、PDCP PDUを除去するため、PDCPエンティティをホストするノードには使用されるべきでない。この情報要素は任意に存在するものとしても導入されるべきである。このIEが存在することを示すため、指示が導入される。1つの非限定例が図7Cおよび表3に示されるが、他の具体的な実現例も可能であり得る。
解決策は、X2UP、XnUP、およびF1UPに適用されてもよい。指示および情報要素は、異なる場所に、または異なる名称で導入されてもよい。
本明細書で考察するように、提案する解決策は、デュアルコネクティビティ設定で動作する、様々なネットワークノードおよびUEによって実施されてもよい。これらのノードおよびUE、ならびにそれらが動作するネットワークについて、以下に更に詳細に記載する。
本明細書に記載する主題は、任意の適切な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムで実現されてもよいが、本明細書に開示する実施形態は、図8に示される例示の無線ネットワークなどの無線ネットワークに関連して記載する。単純にするため、図8の無線ネットワークは、ネットワーク806、ネットワークノード860および860b、ならびにWD 810、810b、および810cのみを示している。実際上、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと地上電話、サービスプロバイダ、または他の任意のネットワークノードもしくはエンドデバイスなど、別の通信デバイスとの間の通信に対応するのに適した、任意の追加の要素を更に含んでもよい。図示される構成要素のうち、ネットワークノード860およびWD 810が更に詳細に図示されている。無線ネットワークは、通信および他のタイプのサービスを1つまたは複数の無線デバイスに提供して、無線ネットワークによってもしくは無線ネットワークを介して提供されるサービスに関する、無線デバイスのアクセスおよび/または使用を容易にしてもよい。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、移動体、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを備えてもよく、ならびに/あるいはそれらとインターフェース接続してもよい。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格、または他のタイプの規定の規則もしくは手順にしたがって動作するように構成されてもよい。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、グローバル移動体通信システム(GSM)、Universal Moble Telecommunication System(UMTS)、Long−Term Evolution(LTE)、および/または他の適切な2G、3G、4G、もしくは5G規格、IEEE 802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMax)、ブルートゥース、Z波、および/またはジグビー規格などの他の任意の適切な無線通信規格などの、通信規格を実現してもよい。
ネットワーク806は、1つもしくは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、広域ネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間で通信できるようにする他のネットワークを含んでもよい。
ネットワークノード860およびWD 810は、更に詳細に後述する様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおける無線接続を提供するなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイスの機能性を提供するために共に働く。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線もしくは無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは、有線または無線接続のどちらかを介するデータおよび/または信号の通信を容易にするかまたはそれに関与することができる、他の任意の構成要素またはシステムを含んでもよい。
本明細書で使用するとき、ネットワークノードは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にする、および/または無線アクセスを提供する、ならびに/あるいは無線ネットワークにおける他の機能(例えば、管理)を実施するために、無線通信ネットワーク内のネットワークノードまたもしくは他の機器と、直接または間接的に通信することができる、通信するように構成された、通信するように配置された、ならびに/または通信するように動作可能である、機器を指す。ネットワークノードの例としては、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、ノードB、および進化型ノードB(eNB))が挙げられるが、それらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(または換言すれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類されてもよく、そのため、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも呼ばれることがある。基地局は、中継を制御する中継ノードまたは中継ドナーノードであってもよい。ネットワークノードはまた、中央デジタルユニット、および/またはリモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがあるリモート無線ユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つもしくは複数(または全て)の部分を含んでもよい。かかるリモート無線ユニットは、アンテナ統合無線として、アンテナと統合されてもされなくてもよい。分散無線基地局の部分はまた、分散アンテナシステム(DAS)のノードと呼ばれることもある。ネットワークノードの更なる他の例としては、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、ベーストランシーバ基地局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、ポジショニングノード(例えば、E−SMLC)、ならびに/あるいはMDTが挙げられる。別の例として、ネットワークノードは、更に詳細に後述するような仮想ネットワークノードであってもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線デバイスが無線ネットワークにアクセスできるようにすること、もしくは無線デバイスに無線ネットワークへのアクセスを提供すること、および/または無線ネットワークにアクセスしている無線デバイスに何らかのサービスを提供することが、可能である、そのように構成されている、そのように配置されている、ならびに/またはそれを可能にするように動作可能である、任意の適切なデバイス(またはデバイス群)を表してもよい。
図8では、ネットワークノード860は、処理回路構成870と、デバイス可読媒体880と、インターフェース890と、補助機器884と、電源886と、電力回路構成887と、アンテナ862とを含む。図8の例示の無線ネットワークに示されるネットワークノード860は、ハードウェア構成要素の図示される組み合わせを含むデバイスを表すことがあるが、他の実施形態は、構成要素の異なる組み合わせを含むネットワークノードを備えてもよい。ネットワークノードは、本明細書に開示するタスク、特徴、機能、および方法を実施するのに必要な、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせを含むことが理解されるべきである。更に、ネットワークノード860の構成要素は、より大きいボックス内に位置するかまたは複数のボックス内に入れ子状になった、単独のボックスとして示されているが、実際上、ネットワークノードは、単一の図示される構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を含んでもよい(例えば、デバイス可読媒体880は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備えてもよい)。
同様に、ネットワークノード860は、各々がそれぞれ自身の構成要素を有してもよい、複数の物理的に別個の構成要素(例えば、ノードBコンポーネントおよびRNCコンポーネント、またはBTSコンポーネントおよびBSCコンポーネントなど)から成ってもよい。ネットワークノード860が複数の別個の構成要素(例えば、BTSおよびBSCコンポーネント)を備える特定のシナリオでは、別個の構成要素の1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有されてもよい。例えば、単一のRNCが複数のノードBを制御してもよい。かかるシナリオでは、ノードBおよびRNCの固有の各対が、場合によっては、単一の別個のネットワークノードと見なされてもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノード860は、複数の無線アクセス技術(RAT)に対応するように構成されてもよい。かかる実施形態では、いくつかの構成要素が重複してもよく(例えば、異なるRATに対して別個のデバイス可読媒体880)、いくつかの構成要素は再使用されてもよい(例えば、同じアンテナ862がRATによって共有されてもよい)。ネットワークノード860はまた、例えば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはブルートゥース無線技術など、ネットワークノード860に統合された異なる無線技術に関する複数組の様々な図示される構成要素を含んでもよい。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップもしくはチップセット、およびネットワークノード860内の他の構成要素に統合されてもよい。
処理回路構成870は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書に記載される、任意の決定、計算、または類似の動作(例えば、特定の取得動作)を実施するように構成される。処理回路構成870によって実施されるこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに格納された情報と比較すること、ならびに/あるいは取得された情報または変換された情報に基づいて1つもしくは複数の動作を実施することによって、処理回路構成870によって取得される情報を処理すること、ならびに前記処理の結果として決定を行うことを含んでもよい。
処理回路構成870は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、あるいは単独で、または他のネットワークノード860の構成要素(デバイス可読媒体880、ネットワークノード860の機能性など)と併せて提供するように動作可能な、ハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化論理の組み合わせのうち、1つもしくは複数のものの組み合わせを備えてもよい。例えば、処理回路構成870は、デバイス可読媒体880に、または処理回路構成870内のメモリに格納された命令を実行してもよい。かかる機能性は、本明細書で考察する様々な無線の特徴、機能、または利益のいずれかを提供することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、処理回路構成870はシステムオンチップ(SOC)を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、処理回路構成870は、無線周波数(RF)送受信機回路構成872およびベースバンド処理回路構成874の1つまたは複数を含んでもよい。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)送受信機回路構成872およびベースバンド処理回路構成874は、別個のチップ(もしくはチップセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあってもよい。代替実施形態では、RF送受信機回路構成872およびベースバンド処理回路構成874の一部または全ては、同じチップもしくはチップセット、ボード、またはユニットの上にあってもよい。
特定の実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB、または他のかかるネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書に記載する機能性の一部または全ては、デバイス可読媒体880または処理回路構成870内のメモリに格納された命令を実行する、処理回路構成870によって実施されてもよい。代替実施形態では、機能性の一部または全ては、ハードワイヤード方式などで、別個のまたは離散的なデバイス可読媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路構成870によって提供されてもよい。それらの実施形態のいずれかにおいて、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路構成870は、記載される機能性を実施するように構成することができる。かかる機能性によって提供される利益は、処理回路構成870のみに、またはネットワークノード860の他の構成要素に限定されず、ネットワークノード860全体ならびに/あるいはエンドユーザおよび無線ネットワーク全般によって享受される。
デバイス可読媒体880は、非限定的に、永続記憶装置、固体メモリ、リモート実装メモリ、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)、もしくはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/または他の任意の揮発性もしくは不揮発性非一時的デバイス可読および/もしくはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む、処理回路構成870によって使用されてもよい情報、データ、および/もしくは命令を格納する、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリを含んでもよい。デバイス可読媒体880は、論理、規則、コード、テーブルなどの1つもしくは複数を含むコンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーションを含む、任意の適切な命令、データ、または情報、あるいは処理回路構成870によって実行され、ネットワークノード860によって利用され得る他の命令を格納してもよい。デバイス可読媒体880は、処理回路構成870によって行われる任意の計算、および/またはインターフェース890を介して受信される任意のデータを格納するのに使用されてもよい。いくつかの実施形態では、処理回路構成870およびデバイス可読記憶媒体880は、統合されたものと見なされてもよい。
インターフェース890は、ネットワークノード860、ネットワーク806、および/またはWD 810の間における、シグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信で使用される。図示されるように、インターフェース890は、例えば、有線接続を通じてネットワーク806との間でデータを送受信する、ポート/端子894を備える。インターフェース890はまた、アンテナ862に、または特定の実施形態ではその一部に連結されてもよい、無線フロントエンド回路構成892を含む。無線フロントエンド回路構成892はフィルタ898および増幅器896を備える。無線フロントエンド回路構成892はアンテナ862および処理回路構成870に接続されてもよい。無線フロントエンド回路構成は、アンテナ862と処理回路構成870との間で通信される信号を調整するように構成されてもよい。無線フロントエンド回路構成892は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに対して送出されるべきである、デジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路構成892は、フィルタ898および/または増幅器896の組み合わせを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号へと変換してもよい。無線信号は次に、アンテナ862を介して送信されてもよい。同様に、データを受信するとき、アンテナ862は無線信号を収集してもよく、それらは次に、無線フロントエンド回路構成892によってデジタルデータへと変換される。デジタルデータは処理回路構成870に渡されてもよい。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組み合わせを備えてもよい。
特定の代替実施形態では、ネットワークノード860は別個の無線フロントエンド回路構成892を含まなくてもよく、代わりに、処理回路構成870は、無線フロントエンド回路構成を備えてもよく、別個の無線フロントエンド回路構成892なしでアンテナ862に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成872の全てまたは一部はインターフェース890の一部と見なされてもよい。更に他の実施形態では、インターフェース890は、無線ユニット(図示なし)の一部として、1つもしくは複数のポートまたは端子894、無線フロントエンド回路構成892、およびRF送受信機回路構成872を含んでもよく、インターフェース890は、デジタルユニット(図示なし)の一部である、ベースバンド処理回路構成874と通信してもよい。
アンテナ862は、無線信号を送信および/または受信するように構成された、1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでもよい。アンテナ862は、無線フロントエンド回路構成890に連結されてもよく、データおよび/または信号を無線で送受信することができる、任意のタイプのアンテナであってもよい。いくつかの実施形態では、アンテナ862は、例えば、2GHz〜66GHzの無線信号を送受信するように動作可能な、1つもしくは複数の全方向性、セクター、またはパネルアンテナを含んでもよい。全方向性アンテナは、任意の方向で無線信号を送受信するのに使用されてもよく、セクターアンテナは、特定のエリア内でデバイスから無線信号を送受信するのに使用されてもよく、パネルアンテナは、比較的直線で無線信号を送受信するのに使用される見通し線アンテナであってもよい。いくつかの例では、1つを超えるアンテナの使用はMIMOと呼ばれることがある。特定の実施形態では、アンテナ862は、ネットワークノード860とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード860に接続可能であってもよい。
アンテナ862、インターフェース890、および/または処理回路構成870は、ネットワークノードによって実施されるものとして、本明細書に記載するあらゆる受信動作および/または特定の取得動作を実施するように構成されてもよい。あらゆる情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または他の任意のネットワーク機器から受信されてもよい。同様に、アンテナ862、インターフェース890、および/または処理回路構成870は、ネットワークノードによって実施されるものとして、本明細書に記載するあらゆる送信動作を実施するように構成されてもよい。あらゆる情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または他の任意のネットワーク機器に送信されてもよい。
電力回路構成887は、電力管理回路構成を含むかまたはそれに連結されてもよく、ネットワークノード860の構成要素に、本明細書に記載する機能性を実施する電力を供給するように構成される。電力回路構成887は電源886から電力を受信してもよい。電源886および/または電力回路構成887は、それぞれの構成要素に適した形態で(例えば、それぞれの構成要素に必要な電圧および電流レベルで)、ネットワークノード860の様々な構成要素に電力を提供するように構成されてもよい。電源886は、回路構成887および/またはネットワークノード860に含まれるか、あるいはその外部にあってもよい。例えば、ネットワークノード860は、入力回路構成、または電気ケーブルなどのインターフェースを介して、外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であってもよく、外部電源は電力を電力回路構成887に供給する。更なる例として、電源886は、電力回路構成887に接続されるかまたは統合される、電池もしくは電池パックの形態の電源を含んでもよい。電池は、外部電源が故障した場合のバックアップ電力を提供してもよい。光起電デバイスなど、他のタイプの電源も使用されてもよい。
ネットワークノード860の代替実施形態は、本明細書に記載する機能性のいずれか、および/または本明細書に記載する主題に対応するのに必要な任意の機能性を含む、ネットワークノードの機能性の特定の態様を提供することに関与してもよい、図8に示されるものを超える追加の構成要素を含んでもよい。例えば、ネットワークノード860は、情報をネットワークノード860に入力するのを可能にし、情報をネットワークノード860から出力するのを可能にする、ユーザインターフェース機器を含んでもよい。これは、ネットワークノード860に対する診断、保守、修理、および他の管理機能をユーザが実施するのを可能にしてもよい。
本明細書で使用するとき、無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することができる、そのように構成されている、そのように配置されている、および/またはそのように動作可能であるデバイスを指す。別段の記述がない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と交換可能に使用されてもよい。無線通信には、電磁波、電波、赤外線波、および/または無線で情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信および/または受信することが関与してもよい。いくつかの実施形態では、WDは、直接的な人間の相互作用なしに情報を送信および/または受信するように構成されてもよい。例えば、WDは、内部もしくは外部イベントによって起動されると、またはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計されてもよい。WDの例としては、スマートフォン、移動電話、携帯電話、ボイスオーバーIP(VoIP)電話、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲームコンソールもしくはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線カスタマー構内設備(CPE)、車載型無線端末デバイスなどが挙げられるが、それらに限定されない。WDは、例えば、サイドリンク通信の3GPP規格を実現することによるデバイス間(D2D)通信に対応してもよく、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。更に別の特定の例として、物のインターネット(IoT)のシナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、かかる監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、機械または他のデバイスを表してもよい。WDは、この場合、3GPPの文脈ではマシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれることがある、マシンツーマシン(M2M)デバイスであってもよい。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域物のインターネット(NB−IoT)規格を実現するUEであってもよい。かかるマシンまたはデバイスの特定の例は、センサ、電力計などの計量デバイス、工業用機械類、家庭用または個人用電気器具(例えば、冷蔵庫、テレビなど)、個人用ウェアラブル(例えば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは、その動作状態またはその動作と関連付けられた他の機能に関して監視および/または報告することができる、車両用または他の機器を表してもよい。上述したようなWDは、無線接続のエンドポイントを表してもよく、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。更に、上述したようなWDは移動体であってもよく、その場合、移動デバイスまたは移動端末と呼ばれることもある。
図示されるように、無線デバイス810は、アンテナ811、インターフェース814、処理回路構成820、デバイス可読媒体830、ユーザインターフェース機器832、補助機器834、電源836、および電力回路構成837を含む。WD 810は、例えば、例を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはブルートゥース無線技術など、WD 810が対応する異なる無線技術に対して、図示される構成要素のうち1つまたは複数のものの複数組を含んでもよい。これらの無線技術は、WD 810内の他の構成要素と同じもしくは異なるチップまたはチップセットに統合されてもよい。
アンテナ811は、無線信号を送信および/または受信するように構成された、1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでもよく、アンテナ811はインターフェース814に接続される。特定の代替実施形態では、アンテナ811は、WD 810とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを通してWD 810に接続可能であってもよい。アンテナ811、インターフェース814、および/または処理回路構成820は、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される、あらゆる受信または送信動作を実施するように構成されてもよい。あらゆる情報、データ、および/または信号は、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信されてもよい。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路構成および/またはアンテナ811は、インターフェースと見なされてもよい。
図示されるように、インターフェース814は無線フロントエンド回路構成812およびアンテナ811を備える。無線フロントエンド回路構成812は、1つまたは複数のフィルタ818および増幅器816を備える。無線フロントエンド回路構成814は、アンテナ811および処理回路構成820に接続され、アンテナ811と処理回路構成820との間で通信される信号を調整するように構成される。無線フロントエンド回路構成812は、アンテナ811に連結されるか、またはその一部であってもよい。いくつかの実施形態では、WD 810は、別個の無線フロントエンド回路構成812を含まなくてもよく、それよりもむしろ、処理回路構成820は、無線フロントエンド回路構成を備えてもよく、アンテナ811に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成822の全てまたは一部はインターフェース814の一部と見なされてもよい。無線フロントエンド回路構成812は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに対して送出されるべきである、デジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路構成812は、フィルタ818および/または増幅器816の組み合わせを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号へと変換してもよい。無線信号は次に、アンテナ811を介して送信されてもよい。同様に、データを受信するとき、アンテナ811は無線信号を収集してもよく、それらは次に、無線フロントエンド回路構成812によってデジタルデータへと変換される。デジタルデータは処理回路構成820に渡されてもよい。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組み合わせを備えてもよい。
処理回路構成820は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、あるいは単独で、または他のWD 810の構成要素(デバイス可読媒体830、ネットワークノード810の機能性など)と併せて提供するように動作可能な、ハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化論理の組み合わせのうち、1つもしくは複数のものの組み合わせを備えてもよい。かかる機能性は、本明細書で考察する様々な無線の特徴または利益のいずれかを提供することを含んでもよい。例えば、処理回路構成820は、デバイス可読媒体830に、または処理回路構成820内のメモリに格納された命令を実行して、本明細書に開示する機能性を提供してもよい。
図示されるように、処理回路構成820は、RF送受信機回路構成822、ベースバンド処理回路構成824、およびアプリケーション処理回路構成826の1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路構成は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組み合わせを備えてもよい。特定の実施形態では、WD 810の処理回路構成820はSOCを備えてもよい。いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成822、ベースバンド処理回路構成824、およびアプリケーション処理回路構成826は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。代替実施形態では、ベースバンド処理回路構成824およびアプリケーション処理回路構成826の一部または全ては、1つのチップまたはチップセットに組み入れられてもよく、RF送受信機回路構成822は別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。更なる代替実施形態では、RF送受信機回路構成822およびベースバンド処理回路構成824の一部または全てが、同じチップまたはチップセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路構成826が別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。更なる他の代替実施形態では、RF送受信機回路構成822、ベースバンド処理回路構成824、およびアプリケーション処理回路構成826の一部または全てが、同じチップまたはチップセットに組み入れられてもよい。いくつかの実施形態では、RF送受信機回路構成822はインターフェース814の一部であってもよい。RF送受信機回路構成822は、処理回路構成820に対するRF信号を調整してもよい。
特定の実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される機能性の一部または全ては、特定の実施形態ではコンピュータ可読記憶媒体であってもよい、デバイス可読媒体830に格納された命令を処理回路構成820が実行することによって提供されてもよい。代替実施形態では、機能性の一部または全ては、ハードワイヤード方式などで、別個のまたは離散的なデバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路構成820によって提供されてもよい。これら特定の実施形態のいずれかにおいて、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路構成820は、記載される機能性を実施するように構成することができる。かかる機能性によって提供される利益は、処理回路構成820のみに、またはWD 810の他の構成要素に限定されず、WD 810全体ならびに/あるいはエンドユーザおよび無線ネットワーク全般によって享受される。
処理回路構成820は、WDによって実施されるものとして本明細書に記載される、任意の決定、計算、または類似の動作(例えば、特定の取得動作)を実施するように構成されてもよい。処理回路構成820によって実施されるようなこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をWD 810によって格納された情報と比較すること、ならびに/あるいは取得された情報または変換された情報に基づいて1つもしくは複数の動作を実施することによって、処理回路構成820によって取得される情報を処理すること、ならびに前記処理の結果として決定を行うことを含んでもよい。
デバイス可読記憶媒体830は、1つもしくは複数の論理、規則、符号、テーブルなどを含む、コンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーション、ならびに/あるいは処理回路構成820によって実行することができる他の命令を格納するように動作可能であってもよい。デバイス可読記憶媒体830の例としては、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読出し専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路構成820によって使用されてもよい情報、データ、および/または命令を格納する、他の任意の揮発性もしくは不揮発性非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを挙げることができる。いくつかの実施形態では、処理回路構成820およびデバイス可読記憶媒体830は、統合されたものと見なされてもよい。
ユーザインターフェース機器832は、人間のユーザがWD 810と相互作用することを可能にする構成要素を提供してもよい。かかる相互作用は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであってもよい。ユーザインターフェース機器832は、ユーザに対する出力を生成し、ユーザがWD 810への入力を提供するように動作可能であってもよい。相互作用のタイプは、WD 810にインストールされるユーザインターフェース機器832のタイプに応じて変わってもよい。例えば、WD 810がスマートフォンの場合、相互作用はタッチスクリーンを介してもよく、WD 810がスマートメータの場合、相互作用は、使用(例えば、使用したガロン数)を提供する画面、または(例えば、煙が検出された場合に)可聴警告音を提供するスピーカーを通すものであってもよい。ユーザインターフェース機器832は、入力インターフェース、デバイス、および回路、ならびに出力インターフェース、デバイス、および回路を含んでもよい。入力インターフェース832は、WD 810への情報の入力を可能にするように構成され、処理回路構成820に接続されて、処理回路構成820が入力情報を処理するのを可能にする。ユーザインターフェース機器832は、例えば、マイクロフォン、近接センサもしくは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つもしくは複数のカメラ、USBポート、または他の入力回路構成を含んでもよい。ユーザインターフェース機器832はまた、WD 810からの情報の出力を可能にし、処理回路構成820が情報をWD 810から出力するのを可能にするように構成される。ユーザインターフェース機器832は、例えば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路構成、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路構成を含んでもよい。ユーザインターフェース機器832の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD 810は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、それらが本明細書に記載する機能性から利益を得ることを可能にしてもよい。
補助機器834は、一般にはWDによって実施されないことがある、より具体的な機能性を提供するように動作可能である。これは、様々な目的の測定を行う専用センサ、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを含んでもよい。補助機器834を含むこと、またその構成要素のタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて異なってもよい。
電源836は、いくつかの実施形態では、電池または電池パックの形態のものであってもよい。外部電源(例えば、電気コンセント)、光起電デバイス、またはパワーセルなど、他のタイプの電源も使用されてもよい。WD 810は、本明細書に記載または指示される任意の機能性を実施するのに電源836からの電力を必要とするWD 810の様々な部分に、電源836から電力を送達する、電力回路構成837を更に備えてもよい。電力回路構成837は、特定の実施形態では、電力管理回路構成を含んでもよい。電力回路構成837は、それに加えてまたはその代わりに、外部電源から電力を受信するように動作可能であってもよく、その場合、WD 810は、入力回路構成、または電力ケーブルなどのインターフェースを介して、外部電源(電気コンセントなど)に接続可能であってもよい。電力回路構成837はまた、特定の実施形態では、外部電源から電源836に電力を送達するように動作可能であってもよい。これは、例えば、電源836を充電するものであってもよい。電力回路構成837は、電源836からの電力に対して任意のフォーマット化、変換、または他の修正を実施して、電力が供給されるWD 810のそれぞれの構成要素に適した電力にしてもよい。
図9は、本明細書に記載する様々な態様による、UEの一実施形態を示している。本明細書で使用するとき、ユーザ機器、即ちUEは、関連デバイスを所有および/または操作する人間のユーザという意味では、必ずしもユーザを有さなくてもよい。代わりに、UEは、人間のユーザに販売するか人間のユーザによって操作されることが意図されるが、特定の人間のユーザと関連付けられないことがある、または最初は関連付けられないことがあるデバイスを表してもよい。UEはまた、人間のユーザに販売されること、または人間のユーザによって操作されることを意図しないNB−IoT UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって特定される任意のUEを含んでもよい。図9に示されるようなUE 900は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって普及される1つまたは複数の通信規格にしたがった通信向けに構成されたWDの一例である。上述したように、WDおよびUEという用語は交換可能に使用されてもよい。したがって、図9はUEであるが、本明細書で考察する構成要素はWDに等しく適用可能であり、その逆もまた真である。
図9では、UE 900は、入出力インターフェース905、無線周波数(RF)インターフェース909、ネットワーク接続インターフェース911、メモリ915(ランダムアクセスメモリ(RAM)917、読出し専用メモリ(ROM)919、および記憶媒体921などを含む)、通信サブシステム931、電源933、および/または他の任意の構成要素、あるいはそれらの任意の組み合わせに動作可能に連結された、処理回路構成901を含む。記憶媒体921は、オペレーティングシステム923、アプリケーションプログラム925、およびデータ927を含む。他の実施形態では、記憶媒体921は他の類似のタイプの情報を含んでもよい。特定のUEは、図9に示される構成要素の全て、または構成要素のサブセットのみを利用してもよい。構成要素間の統合レベルはUEごとに異なってもよい。更に、特定のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、送受信機、送信機、受信機など、構成要素の複数の例を含んでもよい。
図9では、処理回路構成901は、コンピュータ命令およびデータを処理するように構成されてもよい。処理回路構成901は、1つもしくは複数のハードウェア実装状態機械(例えば、離散的な論理、FPGA、ASICなど)、適切なファームウェアを伴うプログラマブル論理、1つもしくは複数の格納されたプログラム、適切なソフトウェアを伴うマイクロプロセッサもしくはデジタル信号プロセッサ(DSP)などの汎用プロセッサ、または上記のものの任意の組み合わせなど、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに格納された機械命令を実行するように動作可能な、任意の連続状態機械を実現するように構成されてもよい。例えば、処理回路構成901は2つの中央処理装置(CPU)を含んでもよい。データは、コンピュータが使用するのに適した形態の情報であってもよい。
図示される実施形態では、入出力インターフェース905は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに対する通信インターフェースを提供するように構成されてもよい。UE 900は、入出力インターフェース905を介して出力デバイスを使用するように構成されてもよい。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用してもよい。例えば、UE 900に対する入出力を提供するのに、USBポートが使用されてもよい。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。UE 900は、入出力インターフェース905を介して入力デバイスを使用して、ユーザがUE 900への情報を捕捉することを可能にするように構成されてもよい。入力デバイスは、タッチセンサ式または存在センサ式ディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、指向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含んでもよい。存在センサ式ディスプレイは、ユーザからの入力を感知する、容量性または抵抗性タッチセンサを含んでもよい。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾きセンサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。例えば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光学センサであってもよい。
図9では、RFインターフェース909は、通信インターフェースを、送信機、受信機、およびアンテナなどのRF構成要素に提供するように構成されてもよい。ネットワーク接続インターフェース911は、通信インターフェースをネットワーク943aに提供するように構成されてもよい。ネットワーク943aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、他の類似のネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせなど、有線および/または無線ネットワークを包含してもよい。例えば、ネットワーク943aはWiFiネットワークを含んでもよい。ネットワーク接続インターフェース911は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルにしたがって、通信ネットワークを通じて1つもしくは複数の他のデバイスと通信するのに使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように構成されてもよい。ネットワーク接続インターフェース911は、通信ネットワークリンク(例えば、光学、電気など)に適切な受信機および送信機の機能性を実現してもよい。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェア、もしくはファームウェアを共有してもよく、あるいは別個に実現されてもよい。
RAM 917は、バス902を介して処理回路構成901にインターフェース接続して、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなどのソフトウェアプログラムを実行する間、データまたはコンピュータ命令を格納またはキャッシングするように構成されてもよい。ROM 919は、コンピュータ命令またはデータを処理回路構成901に提供するように構成されてもよい。例えば、ROM 919は、基本的入出力(I/O)、起動、または不揮発性メモリに格納されたキーボードからのキーストロークの受信など、基本的なシステム機能に対する不変の低レベルシステムコードまたはデータを格納するように構成されてもよい。記憶媒体921は、RAM、ROM、プログラマブル読出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光学ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、取外し可能カートリッジ、またはフラッシュドライブなどのメモリを含むように構成されてもよい。一例では、記憶媒体921は、オペレーティングシステム923、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションプログラム925、ウィジェットもしくはガジェットエンジンまたは別のアプリケーション、およびデータファイル927を含むように構成されてもよい。記憶媒体921は、UE 900が使用するため、多種多様の様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組み合わせのいずれかを格納してもよい。
記憶媒体921は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD−DVD)光学ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光学ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)光学ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM),同期式動的ランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、スマートカードメモリ(加入者識別モジュールもしくはリムーバブルユーザ識別(SIM/RUIM)モジュール)、他のメモリ、またはそれらの任意の組み合わせなど、多数の物理的ドライブユニットを含むように構成されてもよい。記憶媒体921によって、UE 900が、一時的もしくは非一時的メモリ媒体に格納された、コンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスするか、データをオフロードするか、またはデータをアップロードすることが可能になってもよい。通信システムを利用するものなどの製品は、デバイス可読媒体を含んでもよい、記憶媒体921の形で有形的に具体化されてもよい。
図9では、処理回路構成901は、通信サブシステム931を使用してネットワーク943bと通信するように構成されてもよい。ネットワーク943aおよびネットワーク943bは、同じネットワークまたは異なるネットワークであってもよい。通信サブシステム931は、ネットワーク943bと通信するのに使用される1つまたは複数の送受信機を含むように構成されてもよい。例えば、通信サブシステム931は、IEEE 802.9、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなどの1つまたは複数の通信プロトコルにしたがって、別のWD、UE、または無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局など、無線通信することができる別のデバイスの1つまたは複数のリモート送受信機と通信するのに使用される、1つまたは複数の送受信機を含むように構成されてもよい。各送受信機は、RANリンクに適した送信機または受信機の機能性(例えば、周波数割当てなど)をそれぞれ実現する、送信機933および/または受信機935を含んでもよい。更に、各送受信機の送信機933および受信機935は、回路構成要素、ソフトウェア、もしくはファームウェアを共有してもよく、あるいは別個に実現されてもよい。
図示される実施形態では、通信サブシステム931の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥースなどの近距離通信、近接場通信、位置を決定するのに全地球測位システム(GPS)を使用するものなどの位置依存型通信、別の類似の通信機能、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。例えば、通信サブシステム931は、セルラー通信、WiFi通信、ブルートゥース通信、およびGPS通信を含んでもよい。ネットワーク943bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、別の類似のネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせなど、有線および/または無線ネットワークを包含してもよい。例えば、ネットワーク943bは、セルラーネットワーク、WiFiネットワーク、および/または近接場ネットワークであってもよい。電源913は、交流(AC)または直流(DC)電力をUE 900の構成要素に提供するように構成されてもよい。
本明細書に記載する特徴、利益、および/または機能は、UE 900の構成要素の1つで実現されてもよく、またはUE 900の複数の構成要素にわたって分割されてもよい。更に、本明細書に記載する特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの任意の組み合わせで実現されてもよい。一例では、通信サブシステム931は、本明細書に記載する構成要素のいずれかを含むように構成されてもよい。更に、処理回路構成901は、バス902を通じてかかる構成要素のいずれかと通信するように構成されてもよい。別の例では、かかる構成要素のいずれかは、処理回路構成901によって実行されると、本明細書に記載される対応する機能を実施する、メモリに格納されたプログラム命令によって表されてもよい。別の例では、かかる構成要素のいずれかの機能性は、処理回路構成901と通信サブシステム931との間で分割されてもよい。別の例では、かかる構成要素のいずれかの非コンピュータ集約的機能は、ソフトウェアまたはファームウェアの形で実現されてもよく、コンピュータ集約的機能はハードウェアの形で実現されてもよい。
図10は、いくつかの実施形態によって実現される機能が仮想化されてもよい、仮想化環境1000を示す概略ブロック図である。この文脈では、仮想化とは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイス、およびネットワーキングリソースを仮想化することを含んでもよい、装置またはデバイスを仮想化したものを作成することを意味する。本明細書で使用するとき、仮想化は、ノード(例えば、仮想化基地局もしくは仮想化無線アクセスノード)、あるいはデバイス(例えば、UE、無線デバイス、もしくは他の任意のタイプの通信デバイス)またはその構成要素に適用することができ、機能性の少なくとも一部分が(例えば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理的処理ノードで実行する、1つもしくは複数のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想機械、またはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実現される実現例に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載する機能の一部または全ては、1つまたは複数のハードウェアノード1030がホストする1つまたは複数の仮想環境1000において実現される、1つまたは複数の仮想機械によって実行される仮想構成要素として実現されてもよい。更に、仮想ノードが無線アクセスノードではなく、無線接続性(例えば、コアネットワークノード)を要しない実施形態では、ネットワークノードは全体的に仮想化されてもよい。
機能は、本明細書に開示する実施形態のうちいくつかの特徴、機能、および/または利益の一部を実現するように動作する、1つまたは複数のアプリケーション1020(あるいは、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)によって実現されてもよい。アプリケーション1020は、処理回路構成1060およびメモリ1090を備えるハードウェア1030を提供する仮想化環境1000で稼動する。メモリ1090は、処理回路構成1060によって実行可能な命令1095を含み、それによってアプリケーション1020は、本明細書に開示する特徴、利益、および/または機能の1つもしくは複数を提供するように動作する。
仮想化環境1000は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいはデジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む他の任意のタイプの処理回路構成であってもよい、1つもしくは複数のプロセッサまたは処理回路構成1060のセットを備える、汎用または専用ネットワークハードウェアデバイス1030を備える。各ハードウェアデバイスは、処理回路構成1060によって実行される命令1095またはソフトウェアを一時的に格納する非永続的メモリであってもよい、メモリ1090−1を備えてもよい。各ハードウェアデバイスは、物理的ネットワークインターフェース1080を含む、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1070を備えてもよい。各ハードウェアデバイスはまた、処理回路構成1060によって実行可能なソフトウェア1095および/または命令が格納された、非一時的な永続的機械可読記憶媒体1090−2を含んでもよい。ソフトウェア1095は、1つまたは複数の仮想化レイヤ1050(ハイパーバイザーとも呼ばれる)をインスタンス化するソフトウェア、仮想機械1040を実行するソフトウェア、ならびに本明細書に記載するいくつかの実施形態に関連して記載される機能、特徴、および/または利益を実行することを可能にするソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含んでもよい。
仮想機械1040は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶装置を含み、対応する仮想化レイヤ1050またはハイパーバイザーによって稼動してもよい。仮想アプライアンス1020のインスタンスの異なる実施形態は、仮想機械1040の1つまたは複数で実現されてもよく、実現は異なる形で行われてもよい。
動作中、処理回路構成1060は、場合によっては仮想機械モニタ(VMM)と呼ばれることがある、ハイパーバイザーまたは仮想化レイヤ1050をインスタンス化するソフトウェア1095を実行する。仮想化レイヤ1050は、仮想機械1040に対するネットワーキングハードウェアのように見える、仮想オペレーティングプラットフォームを提供してもよい。
図10に示されるように、ハードウェア1030は、一般または特定構成要素を備えた独立型ネットワークノードであってもよい。ハードウェア1030は、アンテナ10225を備えてもよく、仮想化によって一部の機能を実現してもよい。あるいは、ハードウェア1030は、多くのハードウェアノードが共に働き、中でも特にアプリケーション1020のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)10100を介して管理される、ハードウェアの(例えば、データセンタもしくはカスタマー構内設備(CPE)における)より大きいクラスタの一部であってもよい。
ハードウェアの仮想化は、文脈によっては、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、業界標準の大容量サーバハードウェア、物理的スイッチ、ならびにデータセンタおよびカスタマー構内設備に位置することができる物理的記憶装置上へと統合するのに使用されてもよい。
NFVの文脈では、仮想機械1040は、物理的な非仮想化機械で実行しているかのようにプログラムを走らせる、物理的機械のソフトウェア実現例であってもよい。各仮想機械1040、およびその仮想機械を実行するハードウェア1030の部分は、その仮想機械専用のハードウェアであり、ならびに/あるいはその仮想機械と他の仮想機械1040とで共有されるハードウェアは、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
やはりNFVの文脈では、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ1030の最上位にある1つまたは複数の仮想機械1040で稼動する特定のネットワーク機能の取り扱いに関与し、図10のアプリケーション1020に相当する。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数の送信機10220および1つまたは複数の受信機10210をそれぞれ含む、1つまたは複数の無線ユニット10200は、1つまたは複数のアンテナ10225に結合されてもよい。無線ユニット10200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード1030と直接通信してもよく、仮想ノードに無線アクセスノードまたは基地局などの無線能力を提供する、仮想構成要素との組み合わせで使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、一部のシグナリングは、ハードウェアノード1030と無線ユニット10200との間の通信に代わりに使用されてもよい、制御システム10230を使用することによって実施することができる。
図11を参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク1111とコアネットワーク1114とを含む、3GPPタイプのセルラーネットワークなどの電気通信ネットワーク1110を含む。アクセスネットワーク1111は、対応するカバレッジエリア1113a、1113b、1113cをそれぞれ規定する、NB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局1112a、1112b、1112cを備える。各基地局1112a、1112b、1112cは、有線または無線接続1115を通じてコアネットワーク1114に接続可能である。カバレッジエリア1113cに位置する第1のUE 1191は、対応する基地局1112cに無線接続するように、またはそれによってページングされるように構成される。カバレッジエリア1113aのUE 1192は、対応する基地局1112aに無線接続可能である。この例では複数のUE 1191、1192が示されているが、開示される実施形態は、単一のUEがカバレッジエリアにあるか、または単一のUEが対応する基地局1112に接続している状況に等しく適用可能である。
電気通信ネットワーク1110自体は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアの形で、あるいはサーバファームの処理リソースとして具体化されてもよい、ホストコンピュータ1130に接続される。ホストコンピュータ1130は、サービスプロバイダの所有もしくは制御下にあってもよく、またはサービスプロバイダによって、もしくはサービスプロバイダに代わって操作されてもよい。電気通信ネットワーク1110とホストコンピュータ1130との間の接続1121および1122は、コアネットワーク1114からホストコンピュータ1130まで直接延在してもよく、または任意の中間ネットワーク1120を介して通ってもよい。中間ネットワーク1120は、公衆、私設、もしくはホストされたネットワークの1つ、または1つを超えるものの組み合わせであってもよく、中間ネットワーク1120がある場合、バックボーンネットワークまたはインターネットであってもよく、中間ネットワーク1120は、2つ以上のサブネットワーク(図示なし)を含んでもよい。
図11の通信システム全体は、接続されたUE 1191、1192とホストコンピュータ1130との間の接続性を可能にする。接続性は、オーバーザトップ(OTT)接続1150として説明されてもよい。ホストコンピュータ1130および接続されたUE 1191、1192は、アクセスネットワーク1111、コアネットワーク1114、任意の中間ネットワーク1120、および場合によっては仲介物としての更なるインフラストラクチャ(図示なし)を使用して、OTT接続1150を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTT接続1150は、OTT接続1150が通っている関与する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信の経路指定を意識していないという意味で透過である。例えば、基地局1112は、ホストコンピュータ1130からのデータが接続されたUE 1191に転送される(例えば、ハンドオーバされる)、入ってくる通信の過去の経路指定に関して通知されなくてもよいか、または通知される必要がない。同様に、基地局1112は、UE 1191からホストコンピュータ1130に向かう、出て行くアップリンク通信の今後の経路指定を意識する必要はない。
次に、一実施形態による、上述のパラグラフで考察したUE、基地局およびホストコンピュータの例示の実現例について、図12を参照して記載する。通信システム1200では、ホストコンピュータ1210は、通信システム1200の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続を設定し維持するように構成された、通信インターフェース1216を含むハードウェア1215を備える。ホストコンピュータ1210は、記憶および/または処理能力を有してもよい、処理回路構成1218を更に備える。特に、処理回路構成1218は、1つもしくは複数のプラグラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたこれらの組み合わせ(図示なし)を含んでもよい。ホストコンピュータ1210は、ホストコンピュータ1210に格納されるかそれによってアクセス可能であり、処理回路構成1218によって実行可能である、ソフトウェア1211を更に備える。ソフトウェア1211はホストアプリケーション1212を含む。ホストアプリケーション1212は、UE 1230およびホストコンピュータ1210で終端するOTT接続1250を介して接続するUE 1230などのリモートユーザに、サービスを提供するように動作可能であってもよい。サービスをリモートユーザに提供する際、ホストアプリケーション1212は、OTT接続1250を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム1200は、電気通信システムに提供され、ホストコンピュータ1210およびUE 1230と通信できるようにするハードウェア1225を備える、基地局1220を更に含む。ハードウェア1225は、通信システム1200の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続を設定し維持する通信インターフェース1226、ならびに基地局1220がサーブするカバレッジエリア(図12には図示なし)に位置するUE 1230との少なくとも無線接続1270を設定し維持する無線インターフェース1227を含んでもよい。通信インターフェース1226は、ホストコンピュータ1210への接続1260を容易にするように構成されてもよい。接続1260は、直接であってもよく、または電気通信システムのコアネットワーク(図12には図示なし)、および/または電気通信システム外の1つもしくは複数の中間ネットワークを通過してもよい。図示される実施形態では、基地局1220のハードウェア1225は、1つもしくは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたこれらの組み合わせ(図示なし)を含んでもよい、処理回路構成1228を更に含む。基地局1220は、内部に格納されるか、または外部接続を介してアクセス可能な、ソフトウェア1221を更に有する。
通信システム1200は、既に言及したUE 1230を更に含む。UE 1230のハードウェア1235は、UE 1230が現在位置しているカバレッジエリアにサーブする基地局との無線接続1270を設定し維持するように構成された、無線インターフェース1237を含んでもよい。UE 1230のハードウェア1235は、1つもしくは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたこれらの組み合わせ(図示なし)を含んでもよい、処理回路構成1238を更に含む。UE 1230は、UE 1230に格納されるかそれによってアクセス可能であり、処理回路構成1238によって実行可能である、ソフトウェア1231を更に備える。ソフトウェア1231はクライアントアプリケーション1232を含む。クライアントアプリケーション1232は、ホストコンピュータ1210が対応しているUE 1230を介して人間または人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。ホストコンピュータ1210では、実行中のホストアプリケーション1212は、UE 1230およびホストコンピュータ1210で終端するOTT接続1250を介して、実行中のクライアントアプリケーション1232と通信してもよい。サービスをユーザに提供する際、クライアントアプリケーション1232は、要求データをホストアプリケーション1212から受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTT接続1250は、要求データおよびユーザデータの両方を転送してもよい。クライアントアプリケーション1232は、ユーザと相互作用して、提供するユーザデータを生成してもよい。
図12に示されるホストコンピュータ1210、基地局1220、およびUE 1230はそれぞれ、図11のホストコンピュータ1130、基地局1112a、1112b、1112cの1つ、およびUE 1191、1192の1つと同様または同一であってもよいことが注目される。つまり、これらのエンティティの内部仕事は図12に示されるようなものであってもよく、また独立して、周囲のネットワークトポロジーは図11のものであってもよい。
図12では、OTT接続1250は、仲介デバイスおよびそれらのデバイスを介したメッセージの正確な経路指定に明示的に言及することなく、基地局1220を介したホストコンピュータ1210とUE 1230との間の通信を示すため、抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、UE 1230から、またはホストコンピュータ1210を動作させるサービスプロバイダから、または両方から隠れるように構成されてもよい、経路指定を決定してもよい。OTT接続1250がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは更に、(例えば、ネットワークのロードバランシングの考慮または再構成に基づいて)経路指定を動的に変更する決定を行ってもよい。
UE 1230と基地局1220との間の無線接続1270は、本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがっている。様々な実施形態の1つまたは複数は、無線接続1270が最後のセグメントを形成するOTT接続1250を使用してUE 1230に提供される、OTTサービスの性能を改善する。より詳細には、これらの実施形態の教示は、データ転送速度、レイテンシ、および電力消費を改善してもよく、またそれにより、中でも特に、ユーザ待機時間の低減、より良好な応答性、および電池時間の延長などの利益を提供してもよい。
測定手順は、データ転送率、レイテンシ、および1つまたは複数の実施形態を改善する際の他の因子を監視する目的のために提供されてもよい。更に、測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1210とUE 1230との間でOTT接続1250を再構成する任意のネットワーク機能性があってもよい。測定手順、および/またはOTT接続1250を再構成するネットワーク機能性は、ホストコンピュータ1210のソフトウェア1211およびハードウェア1215の形、またはUE 1230のソフトウェア1231およびハードウェア1235の形で、または両方で実現されてもよい。実施形態では、センサ(図示なし)は、OTT接続1250が通過する通信デバイスにおいて、またはそれと関連して展開されてもよく、センサは、上記に例示した監視量の値を供給することによって、または監視量を計算もしくは推定するのにソフトウェア1211、1231が用いる他の物理的量の値を供給することによって、測定手順に関与してもよい。OTT接続1250の再構成は、メッセージ形式、再送信設定、好ましい経路指定などを含んでもよく、再構成は、基地局1220に必ずしも影響を及ぼさなくてもよく、基地局1220にとって未知または認識不能であってもよい。かかる手順および機能性は、当該分野において知られており実践されていることがある。特定の実施形態では、測定には、ホストコンピュータ1210がスループット、伝播時間、レイテンシなどを測定するのを容易にする、所有UEシグナリングが関与してもよい。測定は、伝播時間、エラーなどを監視している状態のOTT接続1250を使用して、ソフトウェア1211および1231によってメッセージが、特に空または「ダミー」メッセージが送信されるという点で実現されてもよい。
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および12を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡潔にするため、図13に対する参照のみを本セクションに含める。ステップ1310で、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1310のサブステップ1311(任意であってもよい)で、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1320で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに伝達する送信を開始する。ステップ1330(任意であってもよい)で、基地局は、本開示全体を通して記載する実施形態の教示にしたがって、ホストコンピュータが開始した送信によって伝達されたユーザデータをUEに送信する。ステップ1340(やはり任意であってもよい)で、UEは、ホストコンピュータが実行したホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および12を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡潔にするため、図14に対する参照のみを本セクションに含める。方法のステップ1410で、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。任意のサブステップ(図示なし)で、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1420で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに伝達する送信を開始する。本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがって、送信は基地局を介してもよい。ステップ1430(任意であってもよい)で、UEは送信で伝達されるユーザデータを受信する。
図15は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および12を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡潔にするため、図15に対する参照のみを本セクションに含める。ステップ1510(任意であってもよい)で、UEはホストコンピュータによって提供される入力データを受信する。それに加えて、またはその代わりに、ステップ1520で、UEはユーザデータを提供する。ステップ1520のサブステップ1521(任意であってもよい)で、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1510のサブステップ1511(任意であってもよい)で、UEは、ホストコンピュータが提供した受信入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信するユーザ入力を更に考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方式にかかわらず、UEは、サブステップ1530(任意であってもよい)で、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法のステップ1540で、ホストコンピュータは、本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがって、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図16は、一実施形態による、通信システムにおいて実現される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および12を参照して記載したものであってもよい、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡潔にするため、図16に対する参照のみを本セクションに含める。ステップ1610(任意であってもよい)で、本開示を通して記載される実施形態の教示にしたがって、基地局はユーザデータをUEから受信する。ステップ1620(任意であってもよい)で、基地局は、ホストコンピュータに対する受信したユーザデータの送信を開始する。ステップ1630(任意であってもよい)で、ホストコンピュータは、基地局が開始した送信で伝達されるユーザデータを受信する。
本明細書に開示する任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能的ユニット、回路、またはモジュールによって実施されてもよい。各仮想装置は多数のこれらの機能的ユニットを備えてもよい。これらの機能的ユニットは、1つもしくは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含んでもよい処理回路構成、ならびにデジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含んでもよい、他のデジタルハードウェアによって実現されてもよい。処理回路構成は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリドライブ、光学記憶デバイスなど、1つまたは複数のタイプのメモリを含んでもよい、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成されてもよい。メモリに格納されたプログラムコードとしては、1つもしくは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令、ならびに本明細書に記載される技術の1つもしくは複数を実施する命令が挙げられる。いくつかの実現例では、処理回路構成は、本開示の1つまたは複数の実施形態による対応する機能をそれぞれの機能的ユニットに実施させるのに使用されてもよい。
本明細書において提示する解決策は、当然ながら、本明細書に提示する解決策の本質的特性から逸脱することなく、本明細書に具体的に記述したものとは別の方式で実施されてもよい。本明細書の実施形態は、全ての点において限定ではなく例示として見なされるべきであり、添付の特許請求の範囲の意味および等価性の範囲内の全ての変更はそれに包含されるべきである。
以下は、対応する仮出願に含まれていたものであり、本明細書に提示する解決策と関連付けられた規格の提出物である。
3GPP TSG−RAN WG3 #97の2 R3−173956
チェコ共和国、プラハ、2017年10月9日〜13日
議題項目:10.8.3.1
供給元:エリクソン
題名:ダウンリンクデータ送達状態の改良
内容:pCR
序論
これまでの会議において、異なるフロー制御の改良についてRAN3に提出してきた。
本文書では、ダウンリンクデータ送達状態について考慮することができる改良について考察する。
考察
ダウンリンクデータ送達状態(DDDS)メッセージには、以下の3つの情報要素が義務的に提示される。
PDCPエンティティをホストするgNBから受信したPDCP PDUの中で、UEへの順次送達に成功した最大PDCP PDUシーケンス番号、
関連するデータベアラに対するバイト単位の所望のバッファサイズ、
UEに対するバイト単位の所望の最小バッファサイズ。
これは、第一に、DDDSがRLC AMモード向けのものであり、第二に、ダウンリンクデータ送達状態送出頻度が、RLC確認レートによって決定されることを示唆する。
PDCPエンティティをホストするノードに対して所望のバッファサイズを指示するため、第1のDDDSを第1のRLC確認よりも先に送出する必要があると思われ、また、送達に成功した最大PDCP PDUシーケンス番号の不在とともに、所望のバッファサイズおよび所望の最小バッファサイズに関する情報を提供するためにのみ、DDDSを使用することも該当する。したがって、DDDSにおいて、送達に成功した最大PDCP PDUシーケンス番号を任意の情報要素とする方法を導入する必要がある。
提案1:RAN3が、送達に成功したPDCP PDUシーケンス番号を任意とすることに同意する。
DDDSはRLC AMおよびRLC UMの両方に有用であり得る。RLC UMフロー制御の場合、下位層(例えば、MAC層)に何が送信されてきたかに関して更新を得られれば十分である。
送信された最大PDCPシーケンス番号は、Uuインターフェースを通じて送信されるようにMACによって要求されている最大PDCP SNであることを意味する。これをDDDSに導入するため、RLC確認レートよりも高頻度でDDDS報告を得てもよく、それにより、PDCPエンティティをホストするノードはより最新の状態情報を有することができる。更に、PDCPエンティティをホストするノードに対して、下位層へのPDCP PDUの送信状態の情報も提供されるが、RLC AMモードでPDCP PDUを除去するのに使用することはできない。
提案2:RAN3が、送信された最大PDCPシーケンス番号をDDDSに含めることに同意する。
DDDSをRLC UMモードに使用するには、RLC UMおよびRLC UMモードに適用する場合、MAC層に送信されるユーザデータを指すように、2つの必須のIEに対する定義、所望のバッファサイズ、および所望の最小バッファサイズを修正する必要がある。
提案3:RAN3が、RLC UMモードに対応するように、所望のバッファサイズおよび所望の最小バッファサイズを修正することに同意する。
MAC層に送信される最大PDCPシーケンス番号は、RLC UMおよびRLC AMの両方で使用されるものである。送信された最大PDCPシーケンス番号を常に含む必要なしに、DDDSを使用できることを確保するため、いずれのデータ送信よりも前にDDDSを送出したい場合、ならびに所望のバッファサイズの更新のみを行いたい場合、および送信された最大PDCPシーケンス番号の変更がなく、同じ情報を繰り返す必要がない場合、この情報要素も任意とすることを提案する。
提案4:RAN3が、送信された最大PDCPシーケンス番号を任意とすることに同意する。
DDDSフレーム形式では、残っているスペアビットは2ビットのみである。発明者らの意見では、より多数のスペアビットを追加するのが有益である。したがって、今後の拡張のために1オクテットのスペアビットを含むように考慮してもよい。
提案5:RAN3が、1オクテットのスペアビットをDDDSフレームに追加することを考慮する。
結論および提案
提案1:RAN3が、送達に成功したPDCP PDUシーケンス番号を任意とすることに同意する。
提案2:RAN3が、送信された最大PDCPシーケンス番号をDDDSに含めることに同意する。
提案3:RAN3が、RLC UMモードに対応するように、所望のバッファサイズおよび所望の最小バッファサイズを修正することに同意する。
提案4:RAN3が、送信された最大PDCPシーケンス番号を任意とすることに同意する。
提案5:RAN3が、1オクテットのスペアビットをDDDSフレームに追加することを考慮する。
TS 38.425 v0.1.0に対する文書での提案
5.2 Xnユーザプレーンプロトコル層のサービス
編者による注記:以下の文章は全て更なる検討が必要(FFS)である。
以下の機能は、デュアルコネクティビティに関するXn UPプロトコルによって提供される。
分割ベアラの選択肢を含めて設定された特定のデータベアラに関する、MgNBからSgNBに転送されるユーザデータのXn UP特異的なシーケンス番号情報の提供、
分割ベアラの選択肢を含めて設定された特定のデータベアラと関連付けられたユーザデータに関して、SgNBからUEへの連続送達に成功したPDCP PDUの情報、
分割ベアラの選択肢を含めて設定された特定のデータベアラと関連付けられたユーザデータに関して、S−NG−RANからMAC層への連続送達に成功したPDCP PDUの情報、
UEに送達されなかったPDCP PDUの情報、
分割ベアラの選択肢を含めて設定された特定のデータベアラと関連付けられた、UEユーザデータまたはMAC層に送信する、SgNBにおける現在の所望のバッファサイズの情報、
分割ベアラの選択肢を含めて設定された全てのデータベアラと関連付けられた、UEユーザデータまたはMAC層に送信する、SgNBにおける現在の所望の最小バッファサイズの情報。
以下の機能は、E−UTRANのNRを用いたデュアルコネクティビティに関する、SCG分割ベアラのXn UPプロトコルによって提供される。
SCG分割ベアラの選択肢を含めて設定された特定のデータベアラに関する、SgNBからMgNBに転送されるユーザデータのXn UP特異的なシーケンス番号情報の提供、
SCG分割ベアラの選択肢を含めて設定された特定のデータベアラと関連付けられたユーザデータに関して、MgNBからUEへの連続送達に成功したPDCP PDUの情報、
SCG分割ベアラの選択肢を含めて設定された特定のデータベアラと関連付けられたユーザデータに関して、M−NG−RANからMAC層への連続送達に成功したPDCP PDUの情報、
UEに送達されなかったMgNBからのPDCP PDUの情報、
分割ベアラの選択肢を含めて設定された特定のデータベアラと関連付けられた、UEユーザデータまたはMAC層に送信する、MgNBにおける現在の所望のバッファサイズの情報、
分割ベアラの選択肢を含めて設定された全てのデータベアラと関連付けられた、UEユーザデータまたはMAC層に送信する、MgNBにおける現在の所望の最小バッファサイズの情報。
変更のない文章は割愛
5.4.2 ダウンリンクデータ送達状態
編者による注記:以下の文章は全てFFS[更なる検討が必要]である。
ダウンリンクデータ送達状態手順の目的は、対応するgNBからPDCPエンティティをホストするgNBにフィードバックを提供して、PDCPエンティティをホストするgNBが、それぞれのデータベアラに関して対応するgNBを介してダウンリンクユーザデータフローを制御するのを可能にすることである。対応するgNBはまた、関連するデータベアラのアップリンクユーザデータを、同じGTP−U PDU内のDL DATA DELIVERY STATUSフレームとともに、PDCPエンティティをホストするgNBに転送してもよい。
ダウンリンクデータ送達状態手順はまた、対応するgNBからPDCPエンティティをホストするgNBにフィードバックを提供して、PDCPエンティティをホストするgNBが、対応するgNBへのDL制御データの成功する送達を制御するのを可能にするのに使用される。この場合、対応するgNBは常にSgNBであり、PDCPエンティティをホストするgNBは常にMgNBである[この一文を言い換える必要があるか否かにかかわらず、FFS]。
対応するgNBがダウンリンクデータ送達手順に対するフィードバックを始動すると判断した場合、次のことを報告すべきである。
a)PDCPエンティティをホストするgNBから受信したPDCP PDUの中で、RLC AMのみに使用される、UEへの順次送達に成功した最大PDCP PDUシーケンス番号。
b)関連するデータベアラに対するバイト単位の所望のバッファサイズ。
c)UEまたはMAC層に対するバイト単位の所望の最小バッファサイズ。
d)対応するgNBによって「失われた」ものとして申告され、DL DATA DELIVERY STATUSフレーム内のPDCPエンティティをホストするgNBにまだ報告されていない、Xn−Uパケット。
e)PDCPエンティティをホストするNG−RANノードから受信したPDCP PDUの中で、MAC層に順次送信された最大PDCPシーケンス番号。
注:E−UTRAN展開がダウンリンクユーザデータ手順を使用しないと決定している場合、上記d)は適用されない。
DL DATA DELIVERY STATUSフレームは、対応するgNBからベアラをリリースする過程で受信される、フレームが最後のDL状態報告であるか否かの指示も含むものとする。かかる指示を受信すると、適用可能であれば、PDCPエンティティをホストするgNBは、対応するgNBからのそれ以上のULデータが予期されないことを考慮する。
PDCPエンティティをホストするgNBは、DL DATA DELIVERY STATUSフレームを受信する際、
上記b)およびc)に基づいて、所望のバッファサイズを、宣言されている対応するgNBからの所望のデータ量と見なし、
同じフレーム内で上記a)に基づいて報告されたPDCPシーケンス番号から、ならびにUEに関して確立された他の全てのデータベアラのうち最近報告されたPDCPシーケンス番号から、
これまで示されたバッファサイズとは独立して、一時的な所望のバッファサイズとして、
送達に成功したPDCP PDUのフィードバックにしたがって、バッファされたPDCP PDUを除去することが可能になり、
送達に成功したもの以外に報告されたPDCP PDUに関して講じる必要がある操作を決定する。
PDCPエンティティをホストするgNBに報告した後、対応するgNBはそれぞれのPDCPシーケンス番号を除去する。
変更のない文章は割愛
編者による注記:以下の文章は全てFFSである。
このフレーム形式は、受信側gNB(即ち、PDCPエンティティをホストするgNB)が、送信側gNB(即ち、PDCPエンティティをホストしないgNB)を介してダウンリンクユーザデータフローを制御するのを可能にするため、フィードバックを転送するように定義される。
編者による注記:以下の文章は全てFFSである。
説明:このパラメータは、Xn−Uシーケンス番号範囲の終了を示す。
値の範囲:{0..224−1}
フィールド長さ:3オクテット
編者による注記:以下の文章は全てFFSである。
説明:このパラメータは、対応するNG−RANノードにおいてMAC層に向けて順次送信されたPDCP PDUの状態に関するフィードバックを示す。
値の範囲:{0..218−1}
フィールド長さ:3オクテット
編者による注記:以下の文章は全てFFSである。
説明:このパラメータは、送達に成功した最大PDCPシーケンス番号の存在を示す。
値の範囲:{0=送達に成功した最大PDCPシーケンス番号が存在しない、1=送達に成功した最大PDCPシーケンス番号が存在}
フィールド長さ:1ビット
編者による注記:以下の文章は全てFFSである。
説明:このパラメータは、送信された最大PDCPシーケンス番号の存在を示す。
値の範囲:{0=送信された最大PDCPシーケンス番号が存在しない、1=送信された最大PDCPシーケンス番号が存在}
フィールド長さ:1ビット
編者による注記:以下の文章は全てFFSである。
説明:スペア拡張フィールドは送出されるべきでない。受信側はスペア拡張を受信可能であるべきである。本文書の今後の版では追加の新しいフィールドがスペア拡張の代わりに追加されることがあるので、スペア拡張は受信側によって解釈されるべきでない。スペア拡張は、新しいフィールドまたは追加情報を保持する整数のオクテットであることができ、スペア拡張フィールドの最大長さ(m)はPDUタイプに応じて決まる。
値の範囲:{0〜2m*8−1}
フィールド長さ:0〜mオクテット
本文書で定義されるPDUタイプの場合、m=4である。
略語
以下の略語の少なくとも一部が本開示で使用されることがある。略語の間に不一致がある場合、上記でどのように使用されているかを優先するものとする。以下で複数回列挙されている場合、最初の列挙をその後の列挙よりも優先するものとする。
1×RTT CDMA2000 1X無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ABS オールモストブランクサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加算性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多重化アクセス
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No CPICHのチップ当たり受信エネルギーをバンドの電力密度で割ったもの
CQI チャネル品質情報
C−RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
CU 中央装置
DCCH 専用制御チャネル
DC デュアルコネクティビティ
DDDS ダウンリンクデータ送達状態
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調参照信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DU 分散装置
DUT 被試験デバイス
E−CID 拡張セルID(測位方法)
E−SMLC エボルブドサービングモバイル位置情報センタ
ECGI エボルブドCGI
eNB E−UTRANノードB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E−SMLC エボルブドサービングモバイル位置情報センタ
E−UTRA エボルブドUTRA
E−UTRAN エボルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS 更なる検討が必要
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRの基地局(LTEのeNBに対応)
GNSS 全地球航法衛星システム
GSM モバイル通信用グローバルシステム
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS 見通し線
LPP LTE測位プロトコル
LTE ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNオールモストブランクサブフレーム
MDT ドライブ試験の最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC 移動交換局
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線(5G)
OCNG OFDMAチャネル雑音発生器
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割アクセス
OSS 動作サポートシステム
OTDOA 観察される到着時間差
O&M 動作およびメンテナンス
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P−CCPCH プライマリ共通制御物理チャネル
PCell プライマリセル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PLMN 公衆携帯電話網
PMI プリコーダマトリクスインジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS プライマリ同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直角位相振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク仮識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 参照記号受信電力または参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質または参照記号受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell セカンダリセル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS セカンダリ同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到着時間差
TOA 到達時間
TSS ターシャリ同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS ユニバーサル移動体通信システム
UP ユーザプレーン
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到達時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA 広帯域CDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク
XnUP Xnインターフェースユーザプレーンプロトコル

Claims (44)

  1. 第1のネットワークノード(14、400)によって実現される、前記第1のネットワークノード(14、400)から第2のネットワークノード(12、400)への無線端末(16、300)のダウンリンクデータ送達状態(DDDS)を報告する方法であって、
    データベアラの所望のバッファサイズおよび/または前記無線端末(16、300)の所望の最小バッファサイズを特定する、少なくとも第1の情報要素(IE)と、第1の状態インジケータとを含むDDDSフレームを生成すること(100)と、
    前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を特定する第2のIEを前記DDDSフレームに含むか否かを決定すること(110)と、
    前記第2のIEを前記DDDSフレームに含むか否かの前記決定に応答して、前記DDDSフレームにおける前記第2のIEの存在および/または不在を示す、前記第1の状態インジケータの値を設定すること(120、140)と、
    前記第1の状態インジケータが前記第2のIEが前記DDDSフレームの存在を示した場合、前記第2のIEを前記DDDSフレームに追加すること(130)と、
    前記第2のネットワークノード(12、400)による、前記無線端末(16、300)へのダウンリンクデータフローの制御を容易にするように、前記DDDSフレームを前記第2のネットワークノード(12、400)に送出すること(150)とを含む、方法。
  2. 前記第2のIEを含むか否かを決定すること(110)が、前記無線端末(16、300)がデータパケットをまだ受信していない場合、前記第2のIEを前記DDDSフレームから除外すると決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のIEを含むか否かを決定すること(110)が、前記第1のネットワークノード(14、400)がデータパケットを前記第2のネットワークノード(12、400)からまだ受信していない場合、前記第2のIEを前記DDDSフレームから除外すると決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のIEを含むか否かを決定すること(110)が、前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットの現在の最大シーケンス番号が、前に送出されたDDDSフレームで特定された最大シーケンス番号と同じであるという決定に応答して、前記第2のIEを前記DDDSフレームから除外すると決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の状態インジケータが、前記DDDSフレームの前記第2のIEがダミーIEを含むことを更に示す、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の状態インジケータの前記値を設定すること(120、140)が、
    前記DDDSフレームにおける前記第2のIEの存在を示すため、前記第1の状態インジケータの前記値を「0」に設定すること(120)と、
    前記DDDSフレームにおける前記第2のIEの不在を示すため、前記第1の状態インジケータの前記値を「1」に設定すること(140)とを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第2のIEが、前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットデータ収束プロトコル(PDCP)パケットデータユニット(PDU)の最大シーケンス番号を特定する、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記DDDSフレームが第2の状態インジケータを更に含み、前記方法が、
    前記無線端末(16、300)に送出されたパケットの最大シーケンス番号を特定する第3のIEを、前記DDDSフレームに含むか否かを決定することと、
    前記第3のIEを含むか否かの前記決定に応答して、前記DDDSフレームにおける前記第3のIEの存在および/または不在を示す、前記第2の状態インジケータの値を設定することと、
    前記第2の状態インジケータが前記第3のIEが前記DDDSフレームの存在を示した場合、前記第3のIEを前記DDDSフレームに追加することとを更に含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第3のIEが、前記無線端末(16、300)に送出されたパケットデータ収束プロトコル(PDCP)パケットデータユニット(PDU)の最大シーケンス番号を特定する、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記送出されたDDDSフレームに応答して、ネットワークインターフェースを介してダウンリンクデータパケットを前記第2のネットワークノード(12、400)から受信することと、
    前記受信したダウンリンクデータパケットを前記無線端末(16、300)に無線送信することとを更に含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 第1のネットワークノード(14、400)の少なくとも1つの処理回路(410)で実行されると、前記第1のネットワークノード(14、400)に、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法を実行させるソフトウェア命令を含む、第1のネットワークノード(14、400)を制御するコンピュータプログラム製品。
  12. 請求項11に記載のコンピュータプログラム製品を含む、コンピュータ可読媒体。
  13. 前記コンピュータ可読媒体が非一時的コンピュータ可読媒体を含む、請求項12に記載のコンピュータ可読媒体。
  14. 無線端末(16、300)のダウンリンクデータ送達状態(DDDS)を第2のネットワークノード(12、400)に報告するように設定された、第1のネットワークノード(14、400)であって、
    データベアラの所望のバッファサイズおよび/または前記無線端末(16、300)の所望の最小バッファサイズを特定する、少なくとも第1の情報要素(IE)、ならびに、
    第1の状態インジケータを含む、DDDSフレームを生成し、
    前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を特定する第2のIEを、前記DDDSフレームに含むか否かを決定し、
    前記決定に応答して、前記DDDSフレームにおける前記第2のIEの存在および/または不在を示す、前記第1の状態インジケータの値を設定し、
    前記第1の状態インジケータが前記第2のIEが前記DDDSフレームの存在を示した場合、前記第2のIEを前記DDDSフレームに追加するように構成された、1つまたは複数の処理回路(410)と、
    前記DDDSフレームを前記第2のネットワークノード(12、400)に送出して、前記第2のネットワークノード(12、400)による、前記無線端末(16、300)へのダウンリンクデータフローの制御を容易にするように設定された、通信回路(420)とを含む、第1のネットワークノード(14、400)。
  15. 前記無線端末(16、300)がデータパケットをまだ受信していない場合、前記第2のIEを前記DDDSフレームから除外すると決定することによって、前記1つまたは複数の処理回路(410)が前記第2のIEを含むか否かを決定する、請求項14に記載の第1のネットワークノード(14、400)。
  16. 前記第1のネットワークノード(14、400)が前記第2のネットワークノード(12、400)からデータパケットをまだ受信していない場合、前記第2のIEを前記DDDSフレームから除外すると決定することによって、前記1つまたは複数の処理回路(410)が前記第2のIEを含むか否かを決定する、請求項14に記載の第1のネットワークノード(14、400)。
  17. 前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットの現在の最大シーケンス番号が、前に送出されたDDDSフレームで特定された最大シーケンス番号と同じであるという決定に応答して、前記第2のIEを前記DDDSフレームから除外すると決定することによって、前記1つまたは複数の処理回路(410)が前記第2のIEを含むか否かを決定する、請求項14に記載の第1のネットワークノード(14、400)。
  18. 前記第1の状態インジケータが、前記DDDSフレームの前記第2のIEがダミーIEを含むことを更に示す、請求項14に記載の第1のネットワークノード(14、400)。
  19. 前記1つまたは複数の処理回路(410)が、
    前記DDDSフレームにおける前記第2のIEの存在を示すため、前記第1の状態インジケータの前記値を「0」に設定すること、および、
    前記DDDSフレームにおける前記第2のIEの不在を示すため、前記第1の状態インジケータの前記値を「1」に設定することによって、前記第1の状態の前記値を設定する、請求項14から18のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(14、400)。
  20. 前記第2のIEが、前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットデータ収束プロトコル(PDCP)パケットデータユニット(PDU)の最大シーケンス番号を特定する、請求項14から19のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(14、400)。
  21. 前記DDDSフレームが第2の状態インジケータを更に含み、前記1つまたは複数の処理回路(410)が、
    前記無線端末(16、300)に送出されたパケットの最大シーケンス番号を特定する第3のIEを、前記DDDSフレームに含むか否かを決定し、
    前記第3のIEを含むか否かの前記決定に応答して、前記DDDSフレームにおける前記第3のIEの存在および/または不在を示す、前記第2の状態インジケータの値を設定し、
    前記第2の状態インジケータが前記第3のIEが前記DDDSフレームの存在を示した場合、前記第3のIEを前記DDDSフレームに追加するように更に設定される、請求項14から20のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(14、400)。
  22. 前記第3のIEが、前記無線端末(16、300)に送出されたパケットデータ収束プロトコル(PDCP)パケットデータユニット(PDU)の最大シーケンス番号を特定する、請求項14から21のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(14、400)。
  23. 前記通信回路(420)が、
    前記送出されたDDDSフレームに応答して、ネットワークインターフェースを介してダウンリンクデータパケットを前記第2のネットワークノード(12、400)から受信し、
    前記受信したダウンリンクデータパケットを前記無線端末(16、300)に無線送信するように更に設定される、請求項14から22のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(14、400)。
  24. 無線端末(16、300)のダウンリンクデータ送達状態(DDDS)を第2のネットワークノード(12、400)に報告するように設定された、第1のネットワークノード(14、400)であって、
    データベアラの所望のバッファサイズおよび/または前記無線端末(16、300)の所望の最小バッファサイズを特定する、少なくとも第1の情報要素(IE)、ならびに、
    第1の状態インジケータを含む、DDDSフレームを生成し、
    前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を特定する第2のIEを、前記DDDSフレームに含むか否かを決定し、
    前記決定に応答して、前記DDDSフレームにおける前記第2のIEの存在および/または不在を示す、前記第1の状態インジケータの値を設定し、
    前記第1の状態インジケータが前記第2のIEが前記DDDSフレームの存在を示した場合、前記第2のIEを前記DDDSフレームに追加し、
    前記DDDSフレームを前記第2のネットワークノード(12、400)に送出して、前記第2のネットワークノード(12、400)による、前記無線端末(16、300)へのダウンリンクデータフローの制御を容易にするように設定された、第1のネットワークノード(14、400)。
  25. 第1のネットワークノード(12、400)によって実現される、前記第1のネットワークノード(12、400)から無線端末(16、300)へのダウンリンクデータフローを制御する方法であって、
    第2のネットワークノード(14、400)から、少なくとも第1の情報要素(IE)と第1の状態インジケータとを含むダウンリンクデータ送達状態(DDDS)フレームを受信すること(200)と、
    前記DDDSフレームの前記第1のIEから、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または前記無線端末(16、300)の所望の最小バッファサイズを決定すること(210)と、
    決定された前記データベアラの前記所望のバッファサイズおよび/または決定された前記無線端末の前記所望の最小バッファサイズに応答して、前記第1のネットワークノード(12、400)から前記無線端末(16、300)への前記ダウンリンクデータフローを制御すること(220)と、
    前記DDDSフレームの前記第1の状態インジケータを評価して、前記DDDSフレームが第2のIEを含むか否かを決定すること(230)と、
    前記第1の状態インジケータが、前記DDDSフレームが前記第2のIEを含むことを示した場合、
    前記第1のネットワークノード(12、400)によって前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を前記第2のIEから決定し(240)、
    更に、前記決定された最大シーケンス番号に応答して、前記第1のネットワークノード(12、400)から前記無線端末(16、300)への前記ダウンリンクデータフローを制御すること(250)と、
    前記ダウンリンクデータフローにしたがって、ダウンリンクデータを前記無線端末(16、300)に送出すること(260)とを含む、方法。
  26. 前記第1の状態インジケータが、前記DDDSフレームが前記第2のIEを除外することを示した場合、前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットの現在の最大シーケンス番号が、前に受信されたDDDSフレームで特定された最大シーケンス番号と同じであると決定することを更に含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記第1の状態インジケータが、前記DDDSフレームの前記第2のIEがダミーIEを含むことを更に示し、前記第1の状態インジケータが、前記DDDSフレームに含まれる前記第2のIEが前記ダミーの第2のIEを含むことを示した場合、前記第1のネットワークノード(12、400)が前記第2のIEを無視する、請求項25に記載の方法。
  28. 前記第1の状態インジケータを評価して、前記DDDSフレームが前記第2のIEを含むか否かを決定すること(230)が、
    前記第1の状態インジケータが「0」の値に設定されていると、前記DDDSフレームが前記第2のIEを含むと決定すること、および、
    前記第1の状態インジケータが「1」の値に設定されていると、前記DDDSフレームが前記第2のIEを含まないと決定することを含む、請求項25から27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記第2のIEが、前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットデータ収束プロトコル(PDCP)パケットデータユニット(PDU)の最大シーケンス番号を特定する、請求項25から28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記DDDSフレームが第2の状態インジケータを更に含み、前記方法が、
    前記DDDSフレームの前記第2の状態インジケータを評価して、前記DDDSフレームが第3のIEを含むか否かを決定することと、
    前記第2の状態インジケータが、前記DDDSフレームが前記第3のIEを含むことを示した場合、
    前記第3のIEから、前記無線端末(16、300)に送出されたパケットの最大シーケンス番号を決定し、
    更に、前記無線端末(16、300)に送出された前記パケットの前記決定された最大シーケンス番号に応答して、前記第1のネットワークノード(12、400)からの前記ダウンリンクデータフローを制御することとを更に含む、請求項25から29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記第3のIEが、前記無線端末(16、300)に送出されたパケットデータ収束プロトコル(PDCP)パケットデータユニット(PDU)の最大シーケンス番号を特定する、請求項25から30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記ダウンリンクデータを前記無線端末(16、300)に送出すること(260)が、前記ダウンリンクデータフローにしたがって、ネットワークインターフェースを通じて前記ダウンリンクデータを前記第1のネットワークノード(12、400)から前記第2のネットワークノード(14、400)に送出して、前記第2のネットワークノード(14、400)から前記無線端末(16、300)への前記ダウンリンクデータの前記無線送信を容易にすることを含む、請求項25から31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 第1のネットワークノード(12、400)の少なくとも1つの処理回路(410)で実行されると、前記第1のネットワークノード(12、400)に、請求項25から32のいずれか一項に記載の方法を実行させるソフトウェア命令を含む、第1のネットワークノード(12、400)を制御するコンピュータプログラム製品。
  34. 請求項33に記載のコンピュータプログラム製品を含む、コンピュータ可読媒体。
  35. 前記コンピュータ可読媒体が非一時的コンピュータ可読媒体を含む、請求項34に記載のコンピュータ可読媒体。
  36. 無線端末(16、300)へのダウンリンクデータフローを制御するように設定された、第1のネットワークノード(12、400)であって、
    第2のネットワークノード(14、400)から、少なくとも第1の情報要素(IE)と第1の状態インジケータとを含むダウンリンクデータ送達状態(DDDS)フレームを受信するように設定された通信回路(420)と、
    前記DDDSフレームの前記第1のIEから、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または前記無線端末(16、300)の所望の最小バッファサイズを決定し、
    決定された前記データベアラの前記所望のバッファサイズおよび/または決定された前記無線端末(16、300)の前記所望の最小バッファサイズに応答して、前記第1のネットワークノード(12、400)から前記無線端末(16、300)への前記ダウンリンクデータフローを制御し、
    前記DDDSフレームの前記第1の状態インジケータを評価して、前記DDDSフレームが第2のIEを含むか否かを決定し、
    前記第1の状態インジケータが、前記DDDSフレームが前記第2のIEを含むことを示した場合、
    前記第1のネットワークノード(12、400)によって前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を前記第2のIEから決定し、
    更に、前記決定された最大シーケンス番号に応答して、前記第1のネットワークノード(12、400)からの前記ダウンリンクデータフローを制御するように構成された、1つまたは複数の処理回路(410)とを含み、
    前記通信回路(420)が、前記ダウンリンクデータフローにしたがって、ダウンリンクデータを前記無線端末(16、300)に送出するように更に設定される、第1のネットワークノード(12、400)。
  37. 前記第1の状態インジケータが、前記DDDSフレームが前記第2のIEを除外することを示した場合、前記1つまたは複数の処理回路(410)が、前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットの現在の最大シーケンス番号が、前に受信されたDDDSフレームで特定された最大シーケンス番号と同じであると決定するように更に設定される、請求項36に記載の第1のネットワークノード(12、400)。
  38. 前記1つまたは複数の処理回路(410)が、前記第1の状態インジケータが前記DDDSフレームの前記第2のIEがダミーIEを含むことを示すと決定するように更に設定され、
    前記第1の状態インジケータが、前記DDDSフレームに含まれる前記第2のIEが前記ダミーの第2のIEを含むことを示した場合、前記1つまたは複数の処理回路(410)が前記第2のIEを無視する、請求項36に記載の第1のネットワークノード(12、400)。
  39. 前記第1の状態インジケータが「0」の値に設定されていると、前記DDDSフレームが前記第2のIEを含むと決定すること、および、
    前記第1の状態インジケータが「1」の値に設定されていると、前記DDDSフレームが前記第2のIEを含まないと決定することによって、前記1つまたは複数の処理回路(410)が前記第1の状態インジケータを評価して、前記DDDSフレームが前記第2のIEを含むか否かを決定する、請求項36から38のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(12、400)。
  40. 前記第2のIEが、前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットデータ収束プロトコル(PDCP)パケットデータユニット(PDU)の最大シーケンス番号を特定する、請求項36から39のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(12、400)。
  41. 前記DDDSフレームが第2の状態インジケータを更に含み、前記1つまたは複数の処理回路(410)が、
    前記DDDSフレームの前記第2の状態インジケータを評価して、前記DDDSフレームが第3のIEを含むか否かを決定し、
    前記第2の状態インジケータが、前記DDDSフレームが前記第3のIEを含むことを示した場合、
    前記第3のIEから、前記無線端末(16、300)に送出されたパケットの最大シーケンス番号を決定し、
    更に、前記無線端末(16、300)に送出された前記パケットの前記決定された最大シーケンス番号に応答して、前記第1のネットワークノード(12、400)からの前記ダウンリンクデータフローを制御するように更に設定される、請求項36から40のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(12、400)。
  42. 前記第3のIEが、前記無線端末(16、300)に送出されたパケットデータ収束プロトコル(PDCP)パケットデータユニット(PDU)の最大シーケンス番号を特定する、請求項36から41のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(12、400)。
  43. 前記ダウンリンクデータフローにしたがって、ネットワークインターフェースを通じて前記ダウンリンクデータを前記第2のネットワークノード(14、400)に送出して、前記第2のネットワークノード(14、400)から前記無線端末(16、300)への前記ダウンリンクデータの前記無線送信を容易にすることによって、前記通信回路(420)が前記ダウンリンクデータを前記無線端末(16、300)に送出する、請求項36から42のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(12、400)。
  44. 第1のネットワークノード(12、400)から無線端末(16、300)へのダウンリンクデータフローを制御する、第1のネットワークノード(12、400)であって、
    第2のネットワークノード(14、400)から、少なくとも第1の情報要素(IE)と第1の状態インジケータとを含むダウンリンクデータ送達状態(DDDS)フレームを受信し、
    前記DDDSフレームの前記第1のIEから、データベアラの所望のバッファサイズおよび/または前記無線端末(16、300)の所望の最小バッファサイズを決定し、
    決定された前記データベアラの前記所望のバッファサイズおよび/または決定された前記無線端末(16、300)の前記所望の最小バッファサイズに応答して、前記第1のネットワークノード(12、400)から前記無線端末(16、300)への前記ダウンリンクデータフローを制御し、
    前記DDDSフレームの前記第1の状態インジケータを評価して、前記DDDSフレームが第2のIEを含むか否かを決定し、
    前記第1の状態インジケータが、前記DDDSフレームが前記第2のIEを含むことを示した場合、
    前記第2のIEから前記第1のネットワークノード(12、400)によって前記無線端末(16、300)への送達に成功したパケットの最大シーケンス番号を決定し、
    更に、前記決定された最大シーケンス番号に応答して、前記第1のネットワークノード(12、400)からの前記ダウンリンクデータフローを制御し、
    前記ダウンリンクデータフローにしたがって、ダウンリンクデータを前記無線端末(16、300)に送出するように設定される、第1のネットワークノード(12、400)。
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