JP2020533728A - 携帯用加熱ロッド - Google Patents

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Abstract

容器内の飲料を加熱するための携帯用加熱ロッド及び該加熱ロッドを使用する方法が提供される。携帯用加熱ロッドは、ハンドル部と、長手方向に沿って該ハンドル部に結合された加熱部とを備える。ハンドル部は、断熱材料から作られている第1のハウジングと、制御インタフェースと、制御回路基板と、該第1のハウジング内部の電源とを含む。加熱部は、熱伝導性材料から作られている第2のハウジングと、少なくとも1つの発熱体と、少なくとも1つの温度センサとを含む。動作中、携帯用加熱ロッドの加熱部は、少なくとも部分的に飲料に浸漬される。【選択図】図1

Description

本発明は、概して、携帯用加熱デバイスに関し、具体的には、内蔵型バッテリを有する浸漬加熱ロッドに関する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2017年9月13日出願の米国特許出願第15/703,671号「PORTABLE HEATING ROD(携帯用加熱ロッド)」の優先権及び利益を主張するものであり、その開示内容全体は、引用により本明細書に組み込まれる。
屋外で使用される高温の、温かい、又は冷たい水又は飲料が常に必要とされている。例えば、母親は、ミルクを入れるために又は乳児に授乳するのに冷蔵保管された母乳を温め直すために温水又は暖水を必要とする場合があり、野外活動好きの人は、コーヒーを入れるために又はインスタントラーメンを調理するために温水又は暖水を必要とする場合がある。この問題に対する従来の解決策は、真空容器に温水を入れることである。しかしながら、真空容器により荷物が重くなり、温水は数時間で冷たくなる。従って、小型軽量で取り扱いが容易な携帯用ヒーターを持つことが望ましい。
屋外で使用される携帯用ヒーターのように、外部電源は通常利用できないので、通常、電源を組み込むことが必要である。従来の解決策は、燃料ガスを使用する携帯用調理器具である。しかしながら、このような携帯用調理器具及び燃料ガスは、持ち運ぶのに又は使用するのに不便である。バッテリなどの電源は、燃料ガスと比較してより好都合に使用することができる。しかしながら、バッテリは、通常、大きな空間を占め、ヒーターが大型になる。バッテリを有する携帯用ヒーターの別の問題は、安全性である。バッテリは、一般に、可能性のある爆発の危険性を回避するために、ヒーターから離しておくべきである。このことにより、バッテリを携帯用ヒーターに組み込むことは更に困難になる。
従って、上述の欠点及び問題のうちの少なくとも一部を排除又は軽減する携帯用ヒーターの必要性が存在する。
特定の実施形態において、本開示は、容器内の飲料を加熱するための携帯用加熱ロッドに関し、該携帯用加熱ロッドは、ハンドル部と、長手方向に沿って該ハンドル部に結合された加熱部とを備え、ハンドル部は、断熱材料から作られている第1のハウジングと、制御インタフェースと、制御回路基板と、第1のハウジング内部の電源とを含み、加熱部は、熱伝導性材料から作られている第2のハウジングと、少なくとも1つの発熱体と、少なくとも1つの温度センサとを含み、制御回路基板は、制御インタフェース、電源、少なくとも1つの発熱体、及び少なくとも1つの温度センサと電気的に接続し、制御インタフェースからの制御信号を少なくとも1つの発熱体を制御するために送ること、及び少なくとも1つの温度センサからの温度信号を制御インタフェースに表示するために送ることができ、動作中、携帯用加熱ロッドの加熱部は、少なくとも部分的に飲料に浸漬される。
特定の実施形態において、ハンドル部は、制御回路と電気的に接続する電力インタフェースをさらに含み、電源は、電力インタフェースを介して外部電源によって駆動又は再充電できる。
特定の実施形態において、制御インタフェースは、タッチスクリーンである。
特定の実施形態において、加熱部は、少なくとも1つの発熱体を少なくとも1つの温度センサ及び/又は電源から断熱するための少なくとも1つの断熱材をさらに含む。
特定の実施形態において、少なくとも1つの断熱材は、長手方向に沿って少なくとも1つの発熱体の近位端及び/又は遠位端に配置される。
特定の実施形態において、加熱部は、少なくとも1つの発熱体から第2のハウジングに熱を伝達するための少なくとも1つの熱伝導体をさらに含む。
特定の実施形態において、少なくとも1つの熱伝導体は、少なくとも1つの発熱体の周りで該少なくとも1つの発熱体と第2のハウジングとの間に配置される。
特定の実施形態において、加熱部は、少なくとも1つの発熱体に隣接する第1の1又は2以上の温度センサを備える。
特定の実施形態において、加熱部は、第2のハウジングの遠位端において該ハウジングと接触する第2の1又は2以上の温度センサを備える。
特定の実施形態において、少なくとも1つの発熱体、少なくとも1つの断熱材、及び少なくとも1つの熱伝導体は、加熱部の遠位端の近くに配置され、電源は、少なくとも1つの発熱体、少なくとも1つの断熱材、及び少なくとも1つの熱伝導体に近接して配置される。
特定の実施形態において、携帯用加熱ロッドは更に、該携帯用加熱ロッドを容器に固定するための係合手段を備える。
特定の実施形態において、容器内の飲料を加熱するための携帯用加熱ロッドが提供され、該携帯用加熱ロッドは、断熱材料から作られている第1のハウジングと、制御インタフェースと、制御回路基板とを含むハンドル部と、熱伝導性材料から作られている第2のハウジングと、少なくとも1つの発熱体と、少なくとも1つの温度センサとを含み、長手方向に沿って該ハンドル部に結合されている加熱部と、電源と、ハンドル部から延びることができる複数の脚部と、を備え、該複数の脚部は、複数の脚部がハンドル部から離れて延びて作業面上で加熱ロッドを支持する拡張形態と、複数の脚部がハンドル部に格納される格納形態との間で切り替わることができるように構成される。
特定の実施形態において、複数の脚部は、概して横方向で半径方向にハンドル部から拡張すること及びハンドル部に格納することができる。
特定の実施形態において、複数の脚部は、ハンドル部に対して概して長手方向に摺動可能である。
特定の実施形態において、加熱部は、複数の脚部と一緒に拡張すること又は格納されることができる。
特定の実施形態において、複数の脚部は、ハンドル部に対して旋回可能である。
特定の実施形態において、複数の脚部の各々は、それぞれの脚部に対して伸長することができる延長部を備える。
特定の実施形態において、複数の脚部のうちの少なくとも1つは、内部に電源を備える。
特定の実施形態において、ハンドル部は、第1のハウジング内部に電源を備える。
特定の実施形態において、複数の脚部のうちの少なくとも1つは、内部にUV光源を備える。
特定の実施形態において、ハンドル部は、第1のハウジングの内部でその底部にUV光源を備える。
特定の実施形態において、ハンドル部は、脚部の結合手段を受け取って、複数の脚部の横方向及び半径方向の移動を可能にする3又は4以上のスロットを備える。
特定の実施形態において、結合手段は、段付きタブ形状を有する。
特定の実施形態において、ハンドル部は、複数の脚部及び加熱部を収容して、複数の脚部及び加熱部の長手方向の移動を同期させるための連結手段を内部に備える。
特定の実施形態において、連結手段は、中央アパーチャと、各々が側方ノッチを有する3又は4以上の円周分岐部とを備える。
特定の実施形態において、本開示は、上述の携帯用加熱ロッドを用いて容器内の飲料を加熱する方法に関し、本方法は、第1のパターンで制御インタフェースと相互作用することによって携帯用加熱ロッドをオンにする段階と、飲料温度を測定して、該測定された飲料温度を制御インタフェースに表示する段階と、第2のパターンで制御インタフェースと相互作用することによって、少なくとも1つの発熱体が飲料を加熱する加熱モードをアクティブにする段階と、第3のパターンで制御インタフェースと相互作用することによって、加熱モードを非アクティブにして、少なくとも1つの発熱体が飲料を或る温度に保つ保温モードをアクティブにする段階と、第4のパターンで制御インタフェースと相互作用することによって携帯用加熱ロッドをオフにする段階と、を含む。
特定の実施形態において、制御インタフェースは、測定された異なる飲料温度に応じて異なる色を表示する。
特定の実施形態において、本方法は、飲料が保温温度まで加熱されたときに、携帯用加熱ロッドが自動的に加熱モードから保温モードに切り替わるように、第5のパターンで制御インタフェースと相互作用することによって、ユーザがカスタマイズした温度を保温温度として記録する段階をさらに含む。
特定の実施形態において、第1のパターン、第2のパターン、第3のパターン、第4のパターン、及び第5のパターンは、1回の短いタッピング、2回の短いタッピング、2回より多い短いタッピング、1秒間の長いタッピング、2秒間の長いタッピング、3秒間の長いタッピング、3秒より長い期間の長いタッピングからなるグループから選択される。
添付図面は、本開示の上記及び他の態様、利点及び特徴を更に例示してそれを明確にするための図面を含む。これらの図面は、単に、本開示の特定の実施形態を示すものであり、本開示の範囲を限定することを意図するものではないことが理解されるであろう。また、これらの図面は、必ずしも縮尺通りに作図されたものではないことが理解されるであろう。ここで、本開示は、添付図面を使用して、更なる具体性及び詳細を伴って記載され説明される。
本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドである。 本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの断面図である。 本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの遠位部の断面図である。 本開示の特定の実施形態による係合手段によって容器に結合された本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドである。 拡張形態での本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの概略図である。 拡張形態での本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの概略図である。 拡張形態での本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの概略図である。 格納形態での携帯用加熱ロッドの概略図である。 格納形態での携帯用加熱ロッドの概略図である。 格納形態での携帯用加熱ロッドの概略図である。 脚部が作業面上にある状態で容器の上に配置された本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドである。 本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの脚部の拡大図である。 本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの分解組み立て図である。 格納形態での本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの概略図である。 拡張形態での携帯用加熱ロッドの概略図である。 拡張形態での携帯用加熱ロッドの概略図である。 拡張形態での携帯用加熱ロッドの概略図である。 本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドのハンドル部の断面図である。 本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドのハンドル部の断面図である。 本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの制御インタフェースによって提供される表示例である。 本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの制御インタフェースによって提供される表示例である。 本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの制御インタフェースによって提供される表示例である。 本開示の特定の実施形態による携帯用加熱ロッドの制御インタフェースによって提供される表示例である。
本開示は、概して、飲料を加熱する又は温めるための携帯用加熱ロッドに関する。しかしながら、本開示の原理は、このような用途に限定されるものではない。本開示を踏まえると、本明細書に開示された携帯用加熱ロッドは、例えば、手及びその他の身体部分を温めることなどの他の加熱又は加温目的に首尾よく使用できることも理解されるであろう。本明細書に開示された携帯用加熱ロッドは、交換冷却要素を用いて、例えば、冷却目的で首尾よく使用することもできる。
更に、構造的構成の説明を助けるために、長手方向、近位、遠位、上部、下部などの用語が使用される。近位端又は上端は、携帯用加熱ロッドが直立位置で使用されているときの上側端部であり、一方、遠位端又は下端は、携帯用加熱ロッドが直立位置で使用されているときの下側端部である。これらの用語は、その文脈上の用法により他の意味が示されない限り、本明細書において、構造的、機能的、又は操作的な意味を有するものとしてではなく、単に、任意に選択された向きを示すものとして理解される。
構造的構成
図1に示されているように、本開示の携帯用加熱ロッド1は、一般に、ハンドル部2及び加熱部3を備える2つの要素の形状を有する。これら2つの部分の各々は、管状形状を有するで、これらの部分は、一緒にロッドを形成する。ロッドが、このロッドの長手方向軸に沿って一定の直径を有する必要はない。特定の実施形態において、ハンドル部2は、加熱部3よりも大きい直径を有することができる。携帯用加熱ロッド1の他の好適な形状及び構成が、同様に本開示の意図の範囲内に含まれる。携帯用加熱ロッド1は、液体で満たされた容器内に配置されるのに適するような大きさであり、加熱部3が少なくとも部分的に液体に浸漬され、ユーザがハンドル部2にアクセスできる。このような液体は、ミルク、具体的は、粉ミルク若しくは母乳から造られた乳児用ミルク、コーヒー、紅茶、又は消費前に加熱する必要がある何らかの他の飲料などの飲料とすることができる。このような容器は、哺乳瓶、カップ、グラス、ティーポット、又はその他の何らかの携帯用容器とすることができる。特定の実施形態において、携帯用加熱ロッド1は、10mmから50mm、15mmから45mm、20mmから40mm、又は25mmから35mm、具体的には、12mm、14mm、16mm、18mm、22mm、24mm、26mm、28mm、30mm、32mm、34mm、36mm、38mm、42mm、44mm、46mm、又は48mmの外径を有する。特定の実施形態において、携帯用加熱ロッド1は、50mmから300mm、60mmから290mm、70mmから280mm、80mmから270mm、90mmから260mm、100mmから250mm、110mmから240mm、120mmから230mm、130mmから220mm、140mmから210mm、150mmから200mm、160mmから190mm、又は170mmから180mm、具体的には、55mm、65mm、75mm、85nn、95mm、105mm、115mm、125mm、135mm、145mm、155mm、165mm、175mm、185mm、195mm、205mm、215mm、225mm、235mm、245mm、255mm、265mm、275mm、285mm、又は295mmの長さを有する。特定の実施形態において、ハンドル部2の長さと加熱部3の長さとの間の比率は、1:10、1:9、1:8、1:7、1:6、1:5、1:4、1:3、又は1:2である。
ハンドル部2は、断熱材料から作られている第1のハウジング21を備える。特定の実施形態において、ハンドル部2の第1のハウジング21は、プラスチック、セラミック、又はそれらの組み合わせから作られている。加熱部3は、熱伝導性材料から作られている第2のハウジング31を備える。熱伝導性材料はまた、食品グレードの材料である必要があり、このことは、この材料が、直接接触するか又は近くに位置することにより有害物質で食品を汚染しないことを意味する。特定の実施形態において、加熱部3の第2のハウジング31は、チタン、ステンレス鋼、又はそれらの組み合わせから作られている。特定の実施形態において、第2のハウジング31は、1つの一体部品として形成される。
ハンドル部2及び加熱部3は、図2に示されているように互いに結合される。特定の実施形態において、ハンドル部2は、加熱部3に固定、スナップ嵌め、ねじ留め、接着、熱接合、又は当技術分野で公知の何らかの他の手段によって結合することができる。特定の実施形態において、ハンドル部2は、防水様式で加熱部3に結合され、液体又は蒸気は、これらハンドル部と加熱部との間の接合部を通ってハンドル部2又は加熱部3の内部空間に入り込むことができない。特定の実施形態において、ハンドル部2の第1のハウジング21の遠位端は、加熱部3の第2のハウジング31の近位端に結合される。これらの端部の間にシールを設けることができる。シールは、シールリング、ラビリンスシール、接触シール、又は当技術分野において公知の何らかの他の種類のシールとすることができる。
ハンドル部2の第1のハウジング21は、内部空間を規定し、携帯用加熱ロッド1の様々な構成要素は、第1のハウジング21上又はその内部に配置することができる。特定の実施形態において、ハンドル部2は、ハンドル部2の第1のハウジング21に制御インタフェース22をさらに備えることができる。特定の実施形態において、制御インタフェース22は、ハンドル部2の第1のハウジング21の近位端又は上端に設けることができるタッチスクリーンである。タッチスクリーン22は、ユーザの制御信号を受け取ってタッチスクリーン22上に制御情報を表示する。特定の実施形態において、制御インタフェース22は、通常の画面及び物理的なボタン又はスイッチを提供することができる。さらに特定の実施形態において、ハンドル部2の第1のハウジング21は、それ自体、例えば、第2のハウジング31に対して第1のハウジング21を回転(時計回り及び/又は反時計回り)及び/又は平行移動(近位方向及び/又は遠位方向)させることによって、ユーザの指示を受け取る制御インタフェース22として機能することができる。
特定の実施形態において、ハンドル部2は、第1のハウジング21に電力インタフェース23をさらに備えることができる。特定の実施形態において、電力インタフェース23は、USB、ミニUSB、マイクロUSB、USBタイプC、Lightning(ライトニング)、Thunderbolt(サンダーボルト)、ピン、又は当技術分野で公知の何らかの他の電力インタフェースである。電力インタフェース23は、AC電源、DC電源、充電器、電力バンク、又は当技術分野で公知の何らかの他の電源などの外部電源(図示せず)から電源入力を受け取る。特定の実施形態において、電力インタフェース23は、ダスト、液体、蒸気、又はその他の何らかの望ましくない汚染物質が、ハンドル部2の電力インタフェース23及び内部空間に入り込むことを防止するためのシーリング手段25を有する。特定の実施形態において、シーリング手段25は、電力インタフェース23が外部デバイスに接続されている間、電力インタフェース23から取り外すことができ、この接続が切断された後、この電力インタフェース23に再度取り付けられてそれをシールすることができる。
また、特定の実施形態において、電力インタフェース23は、データインタフェースとして機能することもできる。データインタフェース23は、パーソナルコンピュータ、ラップトップ、携帯電話機、又は当技術分野で公知の何らかの他のコンピューティングデバイスなどの外部コンピューティングデバイス(図示せず)との携帯用加熱ロッド1のデータ通信を可能にする。このデータ通信は、例えば、携帯用加熱ロッド1のソフトウェア若しくはファームウェアの更新、ユーザ設定プロファイルのダウンロード、又は分析、診断及び使用情報のアップロードを可能にすることができる。特定の実施形態において、データインタフェースは、電力インタフェース23とは異なる。例えば、データインタフェースは、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、NFC、又は当技術分野で公知の何らかの他のプロトコルなどの無線インタフェースとすることができる。
特定の実施形態において、ハンドル部2は、第1のハウジング21の内部に制御回路基板24をさらに備えることができる。制御回路基板24は、制御インタフェース22及び電力インタフェース23と、さらに存在する場合にはデータインタフェースと電気的に接続するように構成される。特定の実施形態において、制御回路基板24は、制御インタフェース22から制御信号を受け取り、このような制御信号を解釈して、かかる信号を、本明細書で説明する発熱体などの携帯用加熱ロッド1の他の適切な構成要素に中継し、さらに制御回路基板24は、動作モード、電源状態、温度などの表示するための制御情報を制御インタフェース22に送り返す。特定の実施形態において、制御回路基板24は、電力インタフェース23から電源入力を受け取り、必要な場合にこのような電源入力を変換し、かかる入力を、本明細書で説明するバッテリなどの携帯用加熱ロッド1の他の適切な構成要素に中継する。特定の実施形態において、制御回路基板24は、データインタフェースからデータ入力を受け取り、このようなデータを解釈して、かかるデータを、本明細書で説明する制御インタフェース22などの携帯用加熱ロッド1の他の適切な構成要素に中継する。特定の実施形態において、制御回路基板24は、ファームウェア、ソフトウェア、ユーザプロファイル、ユーザ命令、及び/又はその他の何らかの好適なデータを格納するためのメモリ(図示せず)を備える。
加熱部3の第2のハウジング31は、内部空間を規定し、携帯用加熱ロッド1の様々な構成要素は、第2のハウジング31上又はその内部に配置することができる。特定の実施形態において、加熱部3は、加熱部3の第2のハウジング31の内部に少なくとも1つの発熱体32をさらに備えることができる。少なくとも1つの発熱体32は、加熱部3の遠位端の近くに配置される。このことは、携帯用加熱ロッド1が容器の飲料に浸漬された場合に、容器が満杯であるか、半分満杯であるか、又はさらに少ないか否かにかかわらず、少なくとも1つの発熱体32が、飲料の水位の下にある可能性が高いという利点を有する。また、例えばバッテリを収容するなどの他の用途のために、第2のハウジングの近位部分に大きな内部空間を残すという利点も有する。特定の実施形態において、少なくとも1つの発熱体32は、抵抗ヒーター、電磁ヒーター、赤外線ヒーター、又は当技術分野で公知の何らかの他の種類のヒーターである。特定の実施形態において、少なくとも1つの発熱体32は、ペルチェ素子などの冷却器である。特定の実施形態において、少なくとも1つの発熱体32は、長手方向に沿って断熱される。この断熱は、少なくとも1つの発熱体32の近位端及び/又は遠位端に配置された少なくとも1つの断熱材33によってもたらすことができる。少なくとも1つの断熱材33は、第2のハウジングの内部空間の実質的に全断面に広がることができる。少なくとも1つの断熱材33は、少なくとも1つの発熱体32からの、長手方向に沿った近位方向及び/又は遠位方向の熱伝達を低減又は防止する。特定の実施形態において、少なくとも1つの発熱体32は、横方向で第2のハウジング31と熱的に連通する。この熱的連通は、少なくとも1つの発熱体32の実質的に全周囲の周りの少なくとも1つの熱伝導体34によって、第2のハウジング31と少なくとも1つの発熱体32との間でもたらされる。図3に示す特定の実施形態において、少なくとも1つの熱伝導体34は、第2のハウジングの内部で、少なくとも1つの発熱体32の近位端にある少なくとも1つの断熱材33と少なくとも1つの発熱体32の遠位端にある少なくとも1つの断熱材33との間の全空間を満たす。少なくとも1つの熱伝導体34は、少なくとも1つの発熱体32から加熱部3の第2のハウジング31への横方向への熱伝達を助長するか又はそれを高める。従って、選択的熱伝達経路は、横方向に確立される。少なくとも1つの発熱体32から生じた熱の大部分は、少なくとも1つの発熱体32と同じ長手方向位置にある加熱部3の第2のハウジング31の部分に伝達される。第2のハウジング31のこの部分は、最高温度(すなわち、最大発熱)を有し、容器の飲料と直接接触してこの飲料を加熱する。また、熱の一部は、少なくとも1つの発熱体32と同じ長手方向位置にある第2のハウジング31の部分から第2のハウジング31に沿って近位方向及び遠位方向の両方に第2のハウジング31の残りの部分に伝達される。また、第2のハウジング31の残りの部分の大部分は、容器の飲料と直接接触するので、熱が伝達されて、飲料が加熱されることになる。他方では、少なくとも1つの発熱体32から生じた熱のごくわずかな又は無視できる部分のみが、第2のハウジング31の内部で長手方向に沿って伝達されるので、少なくとも1つの発熱体32から、少なくとも1つの発熱体32の近位又は遠位にある第2のハウジング31の内部の構成要素(例えば、本明細書で説明するバッテリ及び温度センサ)への熱の影響は、最小にすることができる。このようにして、バッテリは、本開示の携帯用加熱ロッド1に組み込まれている場合でも安全作動温度のままである。従って、内蔵型バッテリを有する小型携帯用加熱ロッド1は、安全性の問題を伴わずに可能である。同様に、温度センサの測定値は、少なくとも1つの発熱体からの熱によって直接影響を受けず、従って、飲料温度のより正確な測定値が得られる。
少なくとも1つの断熱材33は、発泡材料、ガラス繊維、エアロゲルブランケット、真空プレート、当技術分野で公知の何らかの他の断熱材料又は構造体、或いはそれらの組み合わせとすることができる。少なくとも1つの熱伝導体34は、金属、グラフェン、シリコーングリース、冷却油、当技術分野で公知の何らかの他の熱伝導性材料又は構造体、或いはそれらの組み合わせとすることができる。
特定の実施形態において、第2のハウジング31は、少なくとも2つの異なる材料から形成される。少なくとも1つの発熱体32と同じ長手方向位置にある第2のハウジング31の部分は、熱伝導性材料から作られているが、第2のハウジング31の残りの部分は、断熱材料から作られている。
特定の実施形態において、加熱部3は、さらに電源35を備えることができる。電源35は、外部電源から電力インタフェース23を通じて入力される電力を使用して電源35を駆動又は充電できるように、ハンドル部2の制御回路基板24と電気的に接続する。電源35の大部分又は全体は、少なくとも1つの発熱体32に近接して第2のハウジング31の内部に収容される。特定の実施形態において、少なくとも1つの発熱体32に近接する第2のハウジング31の内部のほとんどの内部空間を占めることができるように、電源35は、ロッド形状であり、第2のハウジング31によって規定される内部空間の断面寸法よりわずかに小さい断面寸法を有する。大型の電源は、通常、より大きな電力容量と、携帯用加熱ロッド1のより長い使用時間とをもたらす。電源35を第2のハウジング31に組み込むことによって、本開示は、非常に小型の携帯用加熱ロッド1を提供することができる。しかしながら、電源35の他の形状及び寸法が、同様に本開示の意図の範囲内に含まれる。前述のように、少なくとも1つの断熱材33は、少なくとも1つの発熱体32から長手方向に沿って近位方向への熱伝達を低減又は防止する。従って、電源35は、少なくとも1つの断熱材33によって少なくとも1つの発熱体32から断熱される。このことは、電源35が、少なくとも1つの発熱体32の近くに配置され、部分的に、加熱される飲料の水位の下に存在する可能性がある場合でさえ、電源35の安全性を高める。特定の実施形態において、電源35を第2のハウジング31の周囲部分から断熱するために、追加の断熱材(図示せず)を設けることができる。特定の実施形態において、追加の断熱材は、電源35の実質的な長さ又は全長に沿って長手方向に電源35を閉じ込めてこの電源を断熱する。
電源35は、単3又は単4バッテリなどの交換式バッテリ、又はNi−Cd充電式バッテリ、Ni−MH充電式バッテリ、Liイオン充電式バッテリ、Liポリマー充電式バッテリ、又は当技術分野で公知の何らかの他の種類の充電式バッテリとすることができる。特定の実施形態において、電源35は、特別に設計されたLiHV充電式バッテリである。充電式バッテリ35は、少なくとも1つの発熱体32、充電式バッテリ35自体、及び携帯用加熱ロッド1の何らかの他の電力消費要素から生じた熱にもかかわらず安定するように構成される。特定の実施形態において、充電式バッテリ35は、何らかの短絡が存在する場合、及び/又はバッテリ35が危険な温度又は状態に達した場合に、電力を遮断するための保護手段(図示せず)を備える。特定の実施形態において、この保護手段は、制御回路基板24と一体にすることができる。
特定の実施形態において、加熱部3は、少なくとも1つの温度センサ36をさらに備えることができる。少なくとも1つの温度センサ36は、測定された温度を制御回路基板24に伝達してフィードバック制御を行うことができるように、ハンドル部2の制御回路基板24と電気的に接続する。特定の実施形態において、少なくとも1つの温度センサ36のうちの第1の1又は2以上の温度センサ36が少なくとも1つの発熱体32に隣接して設けられ、少なくとも1つの発熱体32の温度を監視することができる。例えば、第1の1又は2以上の温度センサ36は、図3に示されているように、少なくとも1つの熱伝導体34に組み込むことができる。特定の実施形態において、少なくとも1つの温度センサ36のうちの第2の1又は2以上の温度センサ36が設けられ、加熱される飲料の温度、又は加熱される飲料の温度と推定される第2のハウジング31の温度を監視することができる。第2の1又は2以上の温度センサ36は、例えば、第2のハウジング31に沿って長手方向に第2のハウジング31の遠位端又は底部に、或いはそれらの組み合わせで配置することができる。特定の実施形態において、第2の1又は2以上の温度センサ36は、図3に示されているように、第2のハウジング31の内部にありそれと直接接触して第2のハウジング31の遠位端において少なくとも1つの断熱材33に組み込まれるか、又は第2の1又は2以上の温度センサ36は、少なくとも部分的に第2のハウジング31から突出することができる。前述のように、少なくとも1つの断熱材33は、少なくとも1つの発熱体32から長手方向に沿って遠位方向への熱伝達を低減又は防止する。従って、少なくとも1つの温度センサ36は、少なくとも1つの断熱材33によって少なくとも1つの発熱体32から断熱され、その測定値は、直接影響を受けない。
特定の実施形態において、携帯用加熱ロッド1は、容器の内部に配置することができ、この容器の縁部にもたれ掛かる。代替的に、加熱部3は、係合手段5をさらに備えることができる。係合手段5は、携帯用加熱ロッド1を、飲料を含む容器6に固定するのを助ける。このことは、容器6と加熱部3の第2のハウジング31との間の直接接触を防止することが望ましい場合に、例えば、容器6が比較的低い融点を有するプラスチックから作製されている場合に、特に有用である。係合手段5は、第1のハウジング21の一部分とすること、又は携帯用加熱ロッド1及び容器6に取り外し可能に結合することができる。特定の実施形態において、係合手段5は、図4に示されているように、容器5のボトルネック(瓶の首部)の上に置くことができ、中央開口部を有するディスクであり、中央開口部は、これを貫通して携帯用加熱ロッド1を飲料7の中に吊り下げるためのものである。ハンドル部2は、携帯用加熱ロッド1の加熱部3よりも大きな直径を有することができるので、ディスク5の開口部は、ハンドル部2を保持するようにサイズ設定される。また、係合手段5は、例えば、クリップ、磁気要素、ハンガー、又は当技術分野で公知の何らかの他の手段とすることもできる。
特定の実施形態において、携帯用加熱ロッド1の加熱部3は、容器と直接接触することなくこの容器の内部に配置することができる。このことは、ハンドル部2から拡張することができる複数の脚部8によって可能になる。複数の脚部8は、2つの形態の間で切り替わることができるように構成される。第1の拡張形態では、脚部8は、携帯用加熱ロッド1がテーブルなどの作業面上に配置された場合に、ハンドル部2から離れて広がりこの携帯用加熱ロッドのための支持を提供する。このように、携帯用加熱ロッド1は自己支持型であり、関連容器との直接接触を全く必要としない。第2の格納形態では、脚部8はハンドル部2に格納されるので、加熱ロッド1は、より小型で持ち運びに便利である。これらの形態は、以下により詳細に説明されるさらなる利点を提供する。
特定の実施形態において、3又は4以上の脚部8は、加熱ロッド1が使用されている場合には、図5(a)から図5(c)に示されている拡張形態を取り、加熱ロッド1が使用されていない場合には、図5(d)から図5(f)に示されている格納形態を取る。脚部8は、図5(c)に示されているように、加熱ロッド1が格納形態から拡張形態に切り替わる際に、携帯用加熱ロッド1のハンドル部2及び/又は加熱部3から概して横方向で半径方向に離れるように広がる。この脚部は、図5(f)に示されているように、加熱ロッド1が拡張形態から格納形態に切り替わる際に、携帯用加熱ロッド1のハンドル部2及び/又は加熱部3に向かって概して横方向で半径方向に格納される。
さらに図6に示されている拡張形態では、脚部8は、加熱部3の周りに設けられる。脚部8は、加熱部3と平行に又はそれに対して小さい角度(例えば、5°、10°又は15°)でハンドル部2から延びる。脚部8は、異なる大きさの容器に適応するように異なる調節可能な横方向間隔で加熱部3から間隔をおいて配置することができる。脚部8は、加熱部3に対するこれらの横方向距離をさらに調整するために、ハンドル部2に対して旋回可能である。脚部8の各々は、縦長の容器に適応するためにさらに伸長することができるように、延長部(図示せず)を備えることができる。
脚部8は、長手方向においてハンドル部2から加熱部3と実質的に同じに又はそれよりもさらに延びる。従って、加熱ロッド1は、図6に示されているように、脚部8が作業面上で支持され、加熱部3が容器6内部の飲料7に少なくとも部分的に浸漬された状態で、容器6の上に配置することができる。
脚部8は、内部に様々な構成要素を収容するための追加の空間を備えることができる。特定の実施形態において、脚部8は、図5(c)及び図7に示されているように、内部にUV光源81を備えることができる。UV光源81は、携帯用加熱ロッド1の加熱部3に向いており、必要な場合に加熱部3の第2のハウジング31を滅菌するのに使用することができる。特定の実施形態において、脚部8は、図5(b)に示されているように、携帯用加熱ロッド1の加熱部3の内部の電源又はバッテリ35の代わりに又はそれに加えて、脚部内部に電源又はバッテリ82を備えることができる。加熱部3の第2のハウジング31の代わりに脚部8の内部に電源又はバッテリ82を配置することによって、電源又はバッテリは、加熱部3の発熱体32からさらに断熱される。また、脚部8は、大容量の電源又はバッテリ35を取り付けるためのより大きな空間を有することもできる。特定の実施形態において、電源又はバッテリ82は脚部8の遠位部に設けられているので加熱ロッド1の重心を低くすることができ、加熱ロッド1が作業面上に置かれた際に、加熱ロッド1はより安定する。
図5(c)に示されているように、各脚部8は、外面83、内面84、及び随意的にそれらの間の1又は2以上の中間面85を備える。格納形態では、脚部8の外面83は、互いに隣接しており、加熱ロッド1の連続的な外面を形成する。連続的な外面は、加熱ロッド1を手で保持することを容易にする。脚部8は、断熱材料から作製することができ、ユーザは、加熱動作が終了した直後でも加熱ロッド1の連続的な外面を容易につかむことができる。脚部8の内面84は、加熱部3の第2のハウジング31の外形に適合することができ、内面84は、加熱部3の第2のハウジング31を取り囲む。UV光源81は、内面84に取り付けることができる。内面84は、明色を有して、又は反射性材料でコーティングされて、滅菌用のUV光が、内面84で反射されて加熱部3の第2のハウジング31の実質的に全面にあたって滅菌できるようにすることができる。隣接する脚部8の中間面85は、UV光が、隣接する脚部8の間の隙間を通って全く漏れ出ることができない程度まで、互いに当接してシールを提供する。
図8は、3つの脚部8が、ハンドル部2から物理的に取り外された場合の加熱ロッド1の分解組み立て図を示している。各脚部8は、近位端に脚部8をハンドル部2に結合するための結合手段86をさらに備える。特定の実施形態において、結合手段86は、段付きタブの形態とすることができる。ワイヤは、脚部8からハンドル部2まで結合手段86を貫通して延び、脚部8内の電源又はバッテリ82からハンドル部2に電力を伝送すること、及び/又は、例えば、制御回路基板24とUV光源81との間の電気的に接続などのハンドル部2と脚部8との間の通信を確立することができる。ハンドル部2は、底面に脚部8のそれぞれの結合手段86を受け取るための対応するスロット28を備える。スロット28は、それぞれの結合手段86がスロット28に沿って横方向で半径方向に摺動することを可能にして、脚部8は、拡張形態と格納形態との間で切り替わることができる。特定の実施形態において、また、スロット28は、それぞれの結合手段86がハンドル部2に対して旋回することを可能にする。このことは、段付きタブの縁部にフィレットを設けることによって実現することができる。脚部8が格納形態から拡張形態に変形している間の脚部8の摺動及び/又は旋回運動は、スロット28に沿ってハンドル部2の内部に設けられたばね(図示せず)によって作動させることができるが、拡張形態から格納形態への脚部の移動は、このばねの力に対抗するように手動で作動させることができる。減衰材料をスロット28内に設けることができ、脚部8は、何らかの横方向位置及び向きで安定することができる。解放ボタン29をハンドル部上に設けて、格納形態から拡張形態への変形を引き起こすことができる。さらに、ハンドル部2は、その中心に加熱部3を受け取るための穴27を備える。
特定の実施形態において、3又は4以上の脚部8は、加熱ロッド1が使用されている場合に、図9(b)から図9(d)に示されている拡張形態を取り、加熱ロッド1が使用されていない場合に、図9(a)に示されている格納形態を取る。脚部8は、ハンドル部2に沿って概して長手方向に摺動可能であり、それによって、格納形態と拡張形態との間で切り替わる。図9(a)に示されている格納形態では、脚部8は、ハンドル部2の外面に格納されてそれに取り付けられ、加熱部3は、ハンドル部2の内部に保持される。この形態は、加熱部3がハンドル部2と長さでオーバーラップするので、非常に小型の構造を可能にする。ハンドル部2に対する脚部8の摺動移動は、図10(b)に示されているように、脚部8及び加熱部3が、ハンドル部2から長手方向に突出することを可能にする。脚部8及び加熱部3は、異なる高さの容器に適応するように様々なレベルでハンドル部2から突出することができる。また、脚部8は、図10(c)に示されているように、異なる大きさの容器に適応しかつより適切な安定をもたらすように、様々なレベルでハンドル部2に対して旋回することもできる。牛乳瓶などの縦長の容器の場合、各脚部8は、図10(d)に示されているように、それぞれの脚部8に対して伸長可能な延長部87をさらに備えることができる。脚部8の平行移動及び旋回により、加熱ロッド1は、様々な種類の容器に使用することができる。
脚部8は、長手方向にハンドル部2から加熱部3と実質的に同じか又はそれよりも更に延びる。従って、加熱ロッド1は、脚部8が作業面上で支持され、加熱部3が容器の内部の飲料に少なくとも部分的に浸漬された状態で容器の上に置くことができる。
ハンドル部2は、内部に様々な構成要素を収容するための追加の空間を備えることができる。図10(a)及び10(b)は、ハンドル部2の断面図を示している。連結手段9がハンドル部2の内部に設けられ、この連結手段は、ハンドル部2に沿って長手方向に摺動可能である。連結手段9は、加熱部3を収容してそれを固定するための中央アパーチャ91と、各々がそれぞれの脚部8を収容してそれを固定するための側方ノッチ92を有する3又は4以上の円周分岐部とを備える。ノッチ92は、それぞれの脚部8がハンドル部2に対して旋回することを可能にする。この目的で、各脚部8は、連結手段9のそれぞれの側方ノッチ92の中に収容されるように本体88から延びるピン89を備える。ピン89は、脚部8がそれぞれのスロット26に沿って摺動できるように、ハンドル部2の第1のハウジング21のそれぞれのスロット26を貫通して延びる。減衰材料は、脚部8を任意の長手方向位置及び向きで安定化できるように、ノッチ92及び/又はスロット26の周りに設けることができる。連結手段9を用いると、全ての脚部8及び加熱部3の摺動移動を同期させることができる。特定の実施形態において、連結手段9は、携帯用加熱ロッド1の加熱部3の内部の電源及びバッテリ35の代わりに又はそれらに加えて、電源又はバッテリ82を収容するために、ハンドル部2の第1ハウジング21の内部の空間を別々の領域に分割する。加熱部3の第2のハウジング31の代わりにハンドル部2の第1のハウジング21内部に電源又はバッテリを配置することによって、電源又はバッテリは、発熱体32からさらに断熱される。また、ハンドル部2は、大容量の電源又はバッテリ35を取り付けるためのより大きな空間を有することもできる。その結果、電源と回路基板との間の電気接続も単純になる。特定の実施形態において、ハンドル部2は、図10(a)に示されているように、内部の第1のハウジング21の底部にUV光源81を備えることができる。UV光源81は、携帯用加熱ロッドがハンドル部2に格納された場合にこの携帯用加熱ロッド1の加熱部3に向かい合い、必要な場合に、加熱部3の第2のハウジング31を滅菌するために使用することができる。
操作方法
携帯用加熱ロッド1の制御回路基板24及び制御インタフェース22は、操作が容易なユーザインタフェースを提供するように構成される。制御インタフェース22、具体的には、図2及び図5に示されているタッチスクリーン22又は4は、ユーザが、例えば、タッピング(例えば、短いタッピング及び長いタッピング)及び/又はジェスチャ(例えば、単一点スライディング及び多点スライディング)によって、携帯用加熱ロッド1を制御することを可能にする。短いタッピングは、一般に、1秒より短い間のタッチスクリーン4のタッピングであり、一方で、長いタッピングは、1秒より長いか又はそれに等しい間のタッチスクリーン4のタッピングである。短いタッピングは、さらに1回、2回(すなわち、ダブルクリック)、3回、又は4回又は5回以上のタッピングに区別することができる。長いタッピングは、さらに1秒、2秒、3秒、又は4秒又は5秒以上の間のタッピングに区別することができる。代替の制御インタフェース22は、図9に示されているように通常の画面及び物理的ボタンを備える。また、制御インタフェース22、具体的には、タッチスクリーン4又は通常の画面は、ユーザが、加熱されている飲料の温度、携帯用加熱ロッド1の動作モード(例えば、加熱モード又は保温モード)、バッテリの残容量、バッテリが充電されているか否か、又はそれらの組み合わせなどの、携帯用加熱ロッド1の状態を監視することを可能にする。特定の実施形態において、タッチスクリーン4又は通常の画面は、さらに測定された飲料温度に応じて異なる背景色を表示することができる。例えば、タッチスクリーン4又は通常の画面は、35℃より低い温度の場合に青色の背景色を表示し、36℃から45℃の温度の場合に緑色の背景色を表示し、46℃から70℃の温度の場合に黄色の背景色を表示し、71℃から85℃の温度の場合にオレンジ色の背景色を表示し、86℃より高い温度の場合に赤色の背景色を表示することができる。他のカラーパターンが、同様に本開示の意図の範囲内に含まれる。特定の実施形態において、タッチスクリーン4又は通常の画面は、さらに「タッチして加熱」、「タッチして保温」、又はその他の何らかの同様の種類の指示情報など、可能性のある操作の指示情報を表示することができる。さらに、特定の実施形態において、視覚的フィードバックに加えて音声フィードバックを提供することができる。
特定の実施形態において、制御回路基板24は、ユーザが、タッチスクリーン4を2回短くタップすることによって、図11(a)に示されているように携帯用加熱ロッド1をオンにすることを可能にする。飲料温度は、測定されてタッチスクリーン4上に表示することができる。さらに、制御回路基板24は、ユーザが、タッチスクリーン4を1回短くタップすることによって、図11(b)に示されている加熱モード43を開始し、さらにタッチスクリーン4を1回短くタップことによってその瞬間の温度で図11(c)に示されている保温モード44に切り換え、タッチスクリーン44を3秒間長くタップすることによって、図11(d)に示されているように携帯用加熱ロッド1をオフにすることを可能にする。他の制御パターン及びシーケンスが、同様に本開示の意図の範囲内に含まれる。
特定の実施形態において、制御回路基板24は、携帯用加熱ロッド1が、カスタマイズされた飲料温度を記憶することを可能にする。例えば、このカスタマイズされた飲料温度は、携帯用加熱ロッド1が保温モード44にある間、タッチスクリーン4を1秒間長くタップすることによって制御回路基板24のメモリに記録することができる。同様に、タッチスクリーン4を2回1秒間長くタップすることによって、カスタマイズされた飲料温度は、取り消すことができる。カスタマイズされた飲料温度が設定されると、携帯用加熱ロッド1は、加熱モード43において飲料をその温度まで加熱し、次に、その後の動作において自動的に保温モード44に切り替わることができる。このカスタマイズされた飲料温度は、ユーザが携帯用加熱ロッド1の動作を監視することを不要にすることができる。このことは、特に、母乳を加熱するのに重要であり、それは、過熱が、IgG及び/又は母乳内のその他の栄養素を破壊する可能性があるためである。
特定の実施形態において、制御回路基板24は、スマートフォン又はその他の同様のデバイスによるデータインタフェース23経由でのユーザ設定プロファイルのダウンロード又は遠隔制御を可能にする。
特定の実施形態において、制御回路基板24は、さらに携帯用加熱ロッド1が、空の状態での燃損、例えば、加熱部3が飲料に浸漬されることなく、携帯用加熱ロッド1がオンになって、少なくとも1つの発熱体32が偶発的に作動する場合、又は、携帯用加熱ロッド1の加熱部3が飲料に十分に浸漬されない場合、又は、飲料が加熱されて乾燥して、携帯用加熱ロッド1の加熱部3の大部分が露出する場合を検出することを可能にする。この燃焼状態は、少なくとも1つの温度センサ36のうちの第1の1又は2以上の温度センサ36を単独で又は少なくとも1つの温度センサ36のうちの第2の1又は2以上の温度センサ36と一緒に用いて検出することができる。例えば、燃損状態は、第1の1又は2以上の温度センサ36が少なくとも1つの発熱体32の温度の急速な上昇を測定した場合に検出することができる。このことは、少なくとも1つの発熱体32から生じた熱が即座に放散されないことを示す。代替的に、燃損状態は、第1の1又は2以上の温度センサ36によって測定された温度と第2の1又は2以上の温度センサ36によって測定された温度との間の差分が閾値を超過する場合に検出することができる。燃損状態が検出されると、制御回路基板24は、携帯用加熱ロッド1を即座にオフにするように構成される。随意的に、制御回路基板24は、さらに視覚的及び/又は音声警告を出すように構成される。
特定の実施形態において、制御回路基板24は、バッテリ出力電圧を下げて少なくとも1つの発熱体32を保温モードで駆動して、省エネルギーを可能にするように構成される。
特定の実施形態において、制御回路基板24は、脚部8が格納形態に戻ったときに、滅菌のために或る期間(5秒、10秒、30秒、又は60秒など)UV光源をオンにするように構成される。制御回路基板24は、さらに脚部8が拡張形態にあるときに、UV光源をオンにしないように構成することができる。
当業者であれば、本開示を再検討した後、携帯用加熱ロッド1が、他の好適な形状、大きさ、構成、及び配置を有することができることを理解するであろう。本開示は、特定の実施形態に関して説明されているが、当業者に明らかな他の実施形態が、同様に本発明の範囲内に含まれる。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ定義されることが意図されている。
1 携帯用加熱ロッド
2 ハンドル部
3 加熱部

Claims (24)

  1. 容器内の飲料を加熱するための携帯用加熱ロッドであって、
    ハンドル部であって、
    断熱材料から作られている第1のハウジングと、
    制御インタフェースと、
    制御回路基板と、
    を含む、ハンドル部と、
    長手方向に沿って前記ハンドル部に結合される加熱部であって、
    熱伝導性材料から作られている第2のハウジングと、
    前記第2のハウジング内部の電源と、
    少なくとも1つの発熱体と、
    少なくとも1つの温度センサと、
    を含む、加熱部と、
    を備え、
    前記制御回路基板は、前記制御インタフェース、前記電源、前記少なくとも1つの発熱体、及び前記少なくとも1つの温度センサと電気的に接続し、前記制御インタフェースからの制御信号を前記少なくとも1つの発熱体を作動させるために送ること、及び前記少なくとも1つの温度センサからの温度信号を前記制御インタフェースに表示させるために送ることができ、
    動作中、前記携帯用加熱ロッドの加熱部は、少なくとも部分的に前記飲料に浸漬される、携帯用加熱ロッド。
  2. 前記ハンドル部は、前記制御回路と電気的に接続する電力インタフェースをさらに含み、前記電源は、前記電力インタフェースを介して外部電源によって駆動又は再充電できる、請求項1に記載の携帯用加熱ロッド。
  3. 前記制御インタフェースは、タッチスクリーンである、請求項1に記載の携帯用加熱ロッド。
  4. 前記加熱部は、前記少なくとも1つの発熱体を前記少なくとも1つの温度センサ及び/又は前記電源から断熱するための少なくとも1つの断熱材をさらに含む、請求項1に記載の携帯用加熱ロッド。
  5. 前記少なくとも1つの断熱材は、前記長手方向に沿って前記少なくとも1つの発熱体の近位端及び/又は遠位端に配置される、請求項4に記載の携帯用加熱ロッド。
  6. 前記加熱部は、前記少なくとも1つの発熱体から前記第2のハウジングに熱を伝達するための少なくとも1つの熱伝導体をさらに含む、請求項4に記載の携帯用加熱ロッド。
  7. 前記少なくとも1つの熱伝導体は、前記少なくとも1つの発熱体の周りで前記少なくとも1つの発熱体と前記第2のハウジングとの間に配置される、請求項6に記載の携帯用加熱ロッド。
  8. 前記加熱部は、前記少なくとも1つの発熱体に隣接する第1の1又は2以上の温度センサを備える、請求項1に記載の携帯用加熱ロッド。
  9. 前記加熱部は、前記第2のハウジングの遠位端において前記第2のハウジングと接触する第2の1又は2以上の温度センサを備える、請求項1に記載の携帯用加熱ロッド。
  10. 前記少なくとも1つの発熱体、前記少なくとも1つの断熱材、及び前記少なくとも1つの熱伝導体は、前記加熱部の遠位端の近くに配置され、前記電源は、前記少なくとも1つの発熱体、前記少なくとも1つの断熱材、及び前記少なくとも1つの熱伝導体に近接して配置される、請求項6に記載の携帯用加熱ロッド。
  11. 容器内の飲料を加熱するための携帯用加熱ロッドであって、
    ハンドル部であって、
    断熱材料から作られている第1のハウジングと、
    制御インタフェースと、
    制御回路基板と、
    を含むハンドル部と、
    長手方向に沿って前記ハンドル部に結合された加熱部であって、
    熱伝導性材料から作られている第2のハウジングと、
    少なくとも1つの発熱体と、
    少なくとも1つの温度センサと、
    を含む加熱部と、
    電源と、
    前記ハンドル部から延びることができる複数の脚部と、
    を備え、
    前記複数の脚部は、
    前記複数の脚部が前記ハンドル部から離れて延びて作業面上で前記加熱ロッドを支持する拡張形態と、
    前記複数の脚部が前記ハンドル部に格納される格納形態と、
    の間で切り替わることができるように構成される、携帯用加熱ロッド。
  12. 前記複数の脚部は、概して横方向及び半径方向に、前記ハンドル部から拡張すること及び前記ハンドル部に格納することができる、請求項11に記載の携帯用加熱ロッド。
  13. 前記複数の脚部は、前記ハンドル部に対して概して長手方向に摺動可能である、請求項11に記載の携帯用加熱ロッド。
  14. 前記加熱部は、前記複数の脚部と一緒に拡張すること又は格納されることができる、請求項13に記載の携帯用加熱ロッド。
  15. 前記複数の脚部は、前記ハンドル部に対して旋回可能である、請求項12又は13に記載の携帯用加熱ロッド。
  16. 前記複数の脚部の各々は、前記それぞれの脚部に対して伸長することができる延長部を備える、請求項12又は13に記載の携帯用加熱ロッド。
  17. 前記複数の脚部のうちの少なくとも1つは、内部に電源を備える、請求項12に記載の携帯用加熱ロッド。
  18. 前記ハンドル部は、前記第1のハウジング内部に電源を備える、請求項13に記載の携帯用加熱ロッド。
  19. 前記複数の脚部のうちの少なくとも1つは、内部にUV光源を備える、請求項12に記載の携帯用加熱ロッド。
  20. 前記ハンドル部は、前記第1のハウジングの内部でその底部にUV光源を備える、請求項13に記載の携帯用加熱ロッド。
  21. 前記ハンドル部は、前記脚部の結合手段を受け取って、前記複数の脚部の横方向及び半径方向の移動を可能にする3又は4以上のスロットを備える、請求項12に記載の携帯用加熱ロッド。
  22. 前記結合手段は、段付きタブ形状を有する、請求項21に記載の携帯用加熱ロッド。
  23. 前記ハンドル部は、前記複数の脚部及び前記加熱部を収容して、前記複数の脚部及び前記加熱部の長手方向の移動を同期させるための連結手段を内部に備える、請求項14に記載の携帯用加熱ロッド。
  24. 前記連結手段は、中央アパーチャと、各々が側方ノッチを有する3又は4以上の円周分岐部とを備える、請求項23に記載の携帯用加熱ロッド。
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