JP2020533060A - 身体の聴診 - Google Patents

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Abstract

本明細書における音響聴取方法、デバイス、及びシステムは、身体の聴診に関連する。本明細書中で開示される聴診デバイスは、体腔内で機能するように動作可能とすることができ、また外部聴診デバイスを含む他の聴診デバイスと共に動作できる。個々のデバイス及びグループ化されたデバイスは、計算デバイスを追加することにより、動作できる。

Description

優先権の主張
本出願は、先に出願された2018年8月29日出願の米国特許出願第16/116,334号(これは仮特許出願、即ち2017年9月6日出願の第62/554,668号の優先権を主張する)の優先権を主張し、上記特許出願の内容は、その全体が参照によって本明細書に援用される。
本発明は、身体の聴診のためのデバイス、システム、及び方法に関する。
聴診、又は身体の内部の音を聴取することを指す用語は、医療分野等の多くの分野にとって非常に重要である。例えば、患者の身体等の身体の聴診は、該患者が罹患しているかもしれない病気を医療従事者が診断するのを補助する。これは伝統的には聴診器によって達成でき、上記聴診器は、患者の心拍に関連するもの等の狭い範囲の低周波音響信号を聴取するために、幅広ベル及び/又はダイヤフラムを使用し得る。しかしながらこのようなアプローチは、より高い周波数信号に関連する音響信号を受信する等の他の多数の診断目的には基本的に不適切である。また、医療従事者は、より感度が高くより正確な患者を診断する手段を、ますます必要としている。現行のアプローチは有効であるが、過去の技術に基づいた本来的な制限を受ける。
従って、当該技術分野で必要なのは、高周波音を含むがこれに限定されない広帯域の周波数帯域における音響信号をより高感度で受信する構造のデバイスである。このような音響信号は、皮膚の表面に配置された従来のデバイスで容易に検出できるものではない場合がある。更に、医療従事者は、デバイスが検出した全ての聴診データを検出及び分析できない場合がある。単独で、又は医療従事者と共に、聴診を自動的に検出、記憶、及び分析する手段が必要である。
更に、当該技術分野で必要なのは、上述のようなデバイスを内蔵するシステムである。このようなシステムは、患者の診断及び/又は医療従事者が実施する他の医療手順を促進するために、上記デバイスを内蔵してよい。このようなシステムは、上記デバイスが受信した音響信号を利用し、上記信号を処理して、例えば消化管、関節、肺、血流、又は嚥下の障害の検出を補助する。
上述のニーズ及び/又は問題のうちの一部又は全部は、本開示の特定の実施形態により解決できる。特定の実施形態は、身体の聴診のためのシステム、デバイス、及び方法を含んでよい。本開示の一実施形態によると、システムが開示される。上記システムは、体腔内で使用するための内部聴診デバイスを含むことができる。上記システムは、身体の外部で使用するための外部聴診デバイスも含むことができる。また、上記システムは、上記内部聴診デバイス及び上記外部聴診デバイスと通信する外部計算デバイスも含むことができる。
本開示の別の実施形態によると、方法が開示される。上記方法は、体腔内に配置されることになる内部聴診デバイスを構成するステップを含むことができる。上記方法は、音響信号を受信する構造の一端を有する上記デバイスを構成するステップを含むことができる。上記方法は、上記デバイスを、音響信号を電気信号に変換できるトランスデューサを含むよう構成するステップも含むことができる。
本開示の別の実施形態によると、デバイスが開示される。上記デバイスは、体腔内にフィットするよう構成された外側モールディングを含むことができ、上記外側モールディングは、開放端及び閉鎖端を含むことができる。上記外側モールディングは、音響信号を受信する構造のチャンバを含むことができる。上記デバイスは、音響信号を電気信号に変換できるトランスデューサも含むことができる。
本発明のこれらの及び他の目的、特徴、及び利点は、図面及び「発明を実施するための形態」を考慮した場合に、より明らかになるであろう。
本発明の性質の十分な理解のために、添付の図面に関連して、以下の「発明を実施するための形態」を参照されたい。
本開示の一実施形態による、身体の聴診の例示的なシステム 身体の聴診のための例示的な方法のフローチャート 本開示の一実施形態による、身体の聴診のための例示的なデバイスの断面図 本開示の一実施形態による、身体の聴診のための例示的なデバイスの開放端の図
図面中の複数の図を通して、同様の参照番号は同様の部品を指す。
これより、本開示の実例となる実施形態について、本開示のいくつかの、ただし全てではない実施形態が示されている添付の図面を参照して、以下により十分に説明する。本開示は、多数の異なる形態で具現化でき、本明細書に記載の実施形態に限定されると解釈されないものとする。寧ろ、これらの実施形態は、本開示が、適用可能な法的要件を満たすものとなるように提供される。
本明細書中で開示される特定の実施形態は、身体の聴診のためのシステムに関する。図1を参照すると、身体の聴診のための例示的なシステム100が示されている。システム100は、方法200及びデバイス300と併せて使用できる。システム100は、人間による、又はパターン認識エンジン170による、又はその両方による分析及び診断のために、音響信号を捕捉して処理できる。システム100は、臨床診断において通常使用されない、より高い周波数信号を検出できる。システム100の1つの目的は、嚥下障害又は頭部及び頸部領域に関連する他の障害のためのベッドサイドスクリーニングを提供することである。システム100は、耳腔及び鼻腔といった腔からの音を捕捉するためのマイクロフォンエンクロージャ110を使用でき、またシステム100は、マイクロフォン120を取り囲む同調共振構造も使用できる。信号を、所望の音に関してオーディオレベル及び周波数成分を正規化できる適応オーディオ信号処理システムに供給できる。このオーディオ処理は、ダイナミックレンジ制御及び周波数フィルタリングを含むことができる。システム100は、数ある用途の中でも、生物学的スクリーニング及び分析に使用できる。ベッドサイドの臨床医又はヘルパーがシステム100を使用してスクリーニング試験を行う、又はより詳細な分析を行うことができる。システム100は、体腔内で使用するための音響捕捉デバイス110を含むことができる。いくつかの実施形態では、腔は耳腔又は鼻腔であり得る。システム100は、内部聴診デバイス110を含むことができる。内部聴診デバイス110は、外側モールディングを含むことができ、上記外側モールディングは、近位端及び遠位端を含むことができる。上記近位端は、体腔内の音響エンゲージメント(acoustic engagement)のために寸法設定及び構成された開口115を含むことができる。特定の腔内の音響エンゲージメントは、腔に依存し得、例えばデバイス110のある動作配向は、開口115が腔の内部を向きながら、デバイス110の遠位端が腔の外部を向いている場合である。内部聴診デバイス110は、外側モールディング内に構成された1つ以上のチャンバも含むことができ、上記チャンバは集合的に、例えば開口115が音響信号の源を向いているときに音響信号を受信する構造とすることができる。デバイス110は、上記チャンバ内に配置されて音響信号を受信するよう構成された、1つ以上のトランスデューサ117を含むことができる。そしてトランスデューサ117は、音響信号を電気信号に変換でき、システム100の他の構成部品がこの電気信号を使用できる。システム100は別の聴診デバイス120を含むことができる。デバイス120は、身体の外部で使用するために構成及び配置でき、音響信号を受信する構造とすることができる。外部聴診デバイス120が受信した音響信号は、デバイス110が受信した信号とは異なっていてもよく、又は上記信号は同一であってもよく、又はこれらの信号の一部の成分が同一であり、かつこれらの信号の他の成分が異なっていてもよい。デバイス120は近位端及び遠位端を含むことができ、上記近位端は、音響信号の源を向くように配向される開口125を含むことができる。デバイス120は、周囲雑音を減衰させるよう構成された外側モールディングを含むことができる。デバイス120は、集合として音響信号を受信する構造の複数のチャンバも含むことができる。デバイス120は、デバイス120の外側モールディング内に動作可能に配置され、音響信号を電気信号に変換するよう構成された少なくとも1つのトランスデューサ127も含むことができる。その後、システム100の他の構成部品がこの電気信号を使用できる。システム100は、音響信号に関連する情報を処理、分析、及び/又は表示するための外部計算デバイスも含むことができる。いくつかの実施形態では、上記外部計算デバイスは、マイクロフォン前置増幅器130を含むことができる。マイクロフォン前置増幅器130は、デバイス110及び120から電気信号を受信でき、これらの信号を、システム100の他の構成部品による信号情報のより効率的な処理のためにブーストできる。マイクロフォン前置増幅器130は、デジタル信号プロセッサ(DSP)140に通信可能に連結できる。DSP140は、マイクロフォン前置増幅器130から受信した電気信号、並びにシステム100に含まれる全ての聴診デバイス、例えば1つ以上の内部デバイス110及び1つ以上の外部デバイス120から受信した電気信号を処理するよう動作可能であり得る。いくつかの実施形態では、信号は、信号を最初にマイクロフォン前置増幅器130でブーストすることなく、デバイス110及び/又は120から直接DSP140で受信できる。
いくつかの実施形態では、デバイス110又はデバイス120又はその両方は、周囲雑音レベルを減衰させる外部層を含むことができる。この雑音減衰層は、トランスデューサ117及び/又は127が受信する不必要な音響情報を減少させるのに有用であり得る。これにより、トランスデューサ117及び/又は127によって最終的に処理された音響信号を、続いて音響信号の所望の源からより正確に配向できる。いくつかの実施形態では、システム100は、1つ以上のヘッドホンデバイス150へのオーディオ出力を含むことができる。システム100は、時間・周波数分析160を含むことができ、これはスクリーン180に表示できるか、又はパターン認識170のために分析できるか、又はその両方である。
いくつかの実施形態では、デバイス110及び/又はデバイス120は、例えば近位端において開口が広くなっているベル構造を有するように構成できる。上記ベル構造は、内部チャンバのうちの1つの中の小さな孔を介して、一次開口115及び/又は125へと開くことができる。上記孔の直径は、所望の量の低周波成分が高周波用一次開口に入ることができるよう構成される。デバイス110又は120を身体に対して配置すると、一次開口115又は125において高周波を捕捉できる。比較的低い周波数の成分は、同時に、より大きな同心ベルにおいて、同時かつ別個に捕捉できる。比較的低い周波数をより効率的に捕捉できるため、比較的低い周波数は、高周波成分と「混合される」前に減衰する。この減衰及び混合は、低周波成分が小径孔を通って高周波用開口に入ることを可能とすることにより、生じ得る。複合音は、マイクロフォンチャンバ内の単一のマイクロフォンで捕捉でき、このチャンバは、キャップを用いて封止できる。
いくつかの実施形態では、デバイス110及び/又は120は、複数の異種材料の積層体である外側モールディングを含むことができる。この積層体により、とりわけ振動エネルギに対するインピーダンスバリアを生成でき、より密度の高い材料の共振特性を減衰させることができる。基本的な形態では、積層体は互いに積層される3つの材料を必要とし得、また積層体を、より多くの層を含むよう拡張でき、これらの層は、例えば各層の材料が、1つ以上の隣接する材料とは異なるものである場合に、性能を向上させることができる。一実施形態では、積層体は、デバイス110及び/又は120の外側本体を構成する第1の材料を含むことができる。この外側本体は、限定するものではないが、アルミニウム、鋼、ステンレス鋼、又はいずれの数の高密度プラスチックといった中〜高密度の剛性材料とすることができる。続いてデバイス110及び/又は120の外側本体の、音響信号の源を向いた近位端を除く全ての面を、第2の材料の層で覆うことができる。上記第2の材料は、パテ、ゲルゴム、又は発泡体で構成されたもののように、柔軟であり得る。この第2の材料は、振動エネルギの伝達を妨げることができ、上記第1の材料の共振特性を減衰させる働きをすることができる。今度はこの第2の層の、近位端を除く全ての面を、第3の材料で覆うことができる。上記第3の材料は、剛性かつ中〜高密度であるという特性において、第1の材料と同様であり得る。いくつかの実施形態では、上記第1の材料と上記第3の材料とは、これらが一部の品質及び特性を共有し得るにもかかわらず、互いに異なる。これらの材料が異質なものとなるよう構成することにより、デバイス110及び/又は120の性能を向上させることができる。しかしながら、上記第1の材料と上記第3の材料とが同一である場合、デバイス110及び/又は120は依然として所望の通りに働くものの、一部のシナリオにおいて性能が低下する場合がある。複数の異種層の使用は、デバイス110及び/又は120を通して伝達される振動エネルギの量を大幅に低減できる複数のインピーダンスバリアを生成するよう作用する。上記複数の層は、剛性材料の共振特性を減衰させる働きをすることもできる。
いくつかの実施形態では、例えば一部の聴診器用途の衛生化要件、音響要件、及び/又は機能要件のために、デバイス110及び/又は120の近位端における最も外側の層に、ダイヤフラムを例えば一時的に取り付けることができる。所望の音響要件又は他の要件に応じて、ダイヤフラムは、単片のプラスチックから成形でき、又は複数の材料を用いて構成できる。使い捨てのダイヤフラムのいくつかの利益としては:単片のプラスチックとしての経済的な生産;選択可能な音響特性を提供するために厚さ又は材料が変動する構造;マイクロフォン及び聴診器の内部要素に対する衛生バリアが挙げられ、これはハンズフリー取り付け用の包装によって提供されるため、ユーザは使用前にダイヤフラムにふれることなく、新しいダイヤフラムを取り付けることができ、従って衣服の上からの聴診が要求されるシナリオにおいてそのような聴診が容易になり、またマイクロフォンハウジングが身体から機械的に隔離される。ダイヤフラムの外側リングは、デバイス110及び/又は120の近位端の外殻にフィットするように構成できる。このリングは剛性とすることができ、使用中にダイヤフラムが外れるのを防ぐためのロック機構を含むことができる。近位端の音響的(気密)閉鎖を提供するために、同一の又は異なる材料でシールを形成できる。上記シールは外殻のみによって作製できるため、ダイヤフラムが一次内側ベル構造に接触しないように機械的な分離も提供できる。ダイヤフラムは0.1ミリメートル〜0.75ミリメートル厚とすることができ、これにより身体からの振動を最小のインピーダンスで通過させることを可能としながら、良好な隔離を提供する。ダイヤフラムアセンブリは、その全体が内側マイクロフォンハウジングのいかなる部分にも接触する必要がなく、これにより、とりわけ環境及び他の不要な雑音源からの機械的隔離が提供される。
一実施形態では、システム100は、ヒトの嚥下の生理機能に関する音響情報を得るために使用できる。システム100を用いて、ある期間にわたる、又は蛍光透視法中の、ヒトの嚥下を観察できる。嚥下観察の一実施形態では、外部聴診デバイス120は、ストラップ及び/又は接着剤を用いてヒトに取り付けることができる。この外部聴診デバイス120は、頸部の正中線、例えば甲状軟骨よりも下位かつ頚静脈切痕よりも上位に配置できる。この実施形態では、内部聴診デバイス110をヒトの外耳道内に配置して、デバイス110の外側モールディングを構成する発泡体又は弾性材料によって適所に保持できる。この配置は、鼻腔内でも可能である。この実施形態及び他の実施形態では、聴診デバイス110及び120を、マイクロフォン前置増幅器130によって増幅し、DSP140及びアナライザ160及び認識デバイス170によって処理した後、ディスプレイ180を介してデータを臨床医に表示できる。複数の別個の聴診デバイス、例えばデバイス110及び120が受信した情報は、複数の別個のケーブルによって搬送してよく、及び/又は複数の別個の信号を単一のマルチチャネルケーブルによって搬送してよい。一実施形態では、マイクロフォン前置増幅器、DSP、時間/周波数分析、パターン認識システム、及びディスプレイ等の構成部品のうちの一部又は全部を、ハンドヘルドデバイス等の単一のデバイス内に内包できる。上記ハンドヘルドデバイスは、一部の情報の有無を示すため、又は他の情報を臨床医に伝達するための、1つ以上の発光ダイオード(LED)を含むことができ、例えばディスプレイ180に含まれていてよい。この実施形態又は他の実施形態では、ディスプレイ180は、ユーザへの情報の伝達及びユーザからの入力の受信のためのスクリーン、例えばタッチスクリーンを含むことができる。
本発明の別の実施形態によると、そして図2を参照すると、身体の聴診のための例示的な方法200のフローチャートが示されている。方法200は、様々なシステム及びデバイス、例えばシステム100及びデバイス300と関連付けて利用できる。方法200は、ブロック210で開始できる。ブロック210では、デバイスは、体腔内、例えば耳腔又は鼻腔内の聴診のために組み立てることができる。アセンブリは、腔内に適合するよう構成できる。一実施形態では、上記アセンブリに弾性材料を使用でき、上記弾性材料を圧縮することで、異なるサイズの腔内にフィットさせ、ここでも上記腔と周囲空気との間にシールを形成できる。一実施形態では、上記弾性アセンブリは、発泡体又は泡状材料を含むことができる。ブロック220では、上記聴診アセンブリは、身体の音響エンゲージメントのために構成できる。例えば、上記アセンブリは、通気開口を含む一端を含むことができ、これは場合によっては近位端と呼ばれる。いくつかの実施形態では、上記アセンブリは、複数の開口を含むことができる。上記アセンブリは、上記アセンブリの開口、例えば近位端が腔の内部を向くことができるように構成できる。上記開口は、身体の内部から発生した音響信号を受信できる。例えば、上記音響信号は、体内の音響信号の発生源から、腔を通り、その後アセンブリの開口を通って移動できる。ブロック230では、アセンブリは、音響信号を受信するためのチャンバを有するように構成できる。上記チャンバは、音響信号が、音響信号の完全性を保ちながら、近位端を通過した後近位端から遠位端まで、チャンバの全距離を移動するよう設計できる。一実施形態では、チャンバは平行な「壁(walls)」を有することができ、ここで上記チャンバは、これらの壁の間に、遠位端において存在する距離と実質的に同一の距離が近位端においても存在するように、略円筒形に成形される。別の実施形態では、上記壁の間の距離が、チャンバ(遠位端)の他端においてよりも開口(近位端)の基部において大きくなるように、チャンバをベル形状とすることができる。チャンバは、複数のサブチャンバも含むことができ、上記サブチャンバのうちのいくつかがベル形状であり、かつ上記サブチャンバのうちのいくつかが円筒形であるか、又は上記サブチャンバ全てが同様の形状を有する。ブロック240では、アセンブリは、トランスデューサを有するように構成できる。アセンブリの内部チャンバは、トランスデューサを受承及び保持するよう設計でき、上記内部チャンバは、トランスデューサの動作を可能とし、また促進するよう構成できる。トランスデューサは、アセンブリ開口の端部に存在でき、これによりトランスデューサは、音響信号が近位端の開口に入った後に遭遇する最初の物体となる。トランスデューサは、音響信号を電気信号に変換でき、この電気信号はその後、アセンブリのための情報のサポート、分析、及び/又は記憶に使用できる。
方法200は任意に、ブロック240後に終了してよい。
図2の方法200で説明及び図示されている動作は、本開示の様々な実施形態において所望されるいずれの好適な順序で実行又は実施してよく、また方法200は何回でも繰り返してよい。更に、特定の実施形態では、複数の動作のうちの少なくとも一部分を並行して実行してよい。更に、特定の実施形態では、図2に示されたものよりも少ない又は多い動作を実施してよい。
本発明の別の実施形態によると、そして図3A及び3Bを参照すると、身体の聴診のためのデバイス300が開示されている。デバイス300は、外側モールディング310を含むことができる。外側モールディング310は、例えば鋳造、成形、又は3D印刷によって単一部品として形成できる。外側モールディング310は、音響信号を減衰させる形状を有することができ、モールディング310を構成する材料は、音響減衰材料であってよい。これにより、デバイス300は、不要な音響信号の受信を減らすことができ、また身体の内側からの所望の内部音響信号を、開口320を通してトランスデューサ330に送ることができる。モールディング310に使用される材料はある程度の弾性を有することができ、これにより必要であれば、デバイス300を圧縮して、腔、例えば耳腔又は鼻腔の内側にフィットさせた後、原形を取り戻すことにより自然に膨張させて、腔の壁の間にシールを形成できる。モールディング310の形状は、モールディング310内の空間をトランスデューサ330及び音響開口320に割り当てたまま特定の腔内にフィットするようカスタマイズできる。一実施形態では、モールディング310は、丸みを帯びた縁部を有する円筒形に成形できる。モールディング310は、腔内の音響エンゲージメントのための開口320を有する近位端を含むことができる。開口320は、腔の内部を向き、身体の内部から発生する音響信号を直接受信できる。開口320は、音響信号を受信するよう成形できる。開口320はまた、音響信号をモールディング310の近位端から遠位端まで、内部を通して搬送できる。開口320で始まる通路は、数ある可能な形状の中でも、円筒形状とすることができる。一実施形態では、通路は、例えば開口320においてより広い直径を有するベル形状とすることができる。他の実施形態では、通路を複数のチャンバに分割して、音響信号の通過を促進する、及び/又はデバイス300の他の構成部品を収容することができる。デバイス300は、1つ以上のトランスデューサ330も含むことができる。1つ以上のトランスデューサ330は、音響信号を電気信号に変換できる。
いくつかの実施形態では、デバイス300は、外部計算デバイスを含むことができる。外部計算デバイスは、トランスデューサ330から、例えば無線ネットワーク通信によって、通信を受信できる。一実施形態では、トランスデューサ330は、開口320を介して身体の音響信号を受信する。続いてトランスデューサ330は、他にも理由はあるが、特に音響信号を離れた場所により効率的に伝達するために、音響信号を電気信号に変換できる。いくつかの実施形態では、トランスデューサ330において発生する電気信号は、マイクロフォン前置増幅器で受信できる。マイクロフォン前置増幅器は、継続的な伝達のために、電気信号をブーストできる。いくつかの実施形態では、デバイス300は、DSPを含むことができる。DSPは、マイクロフォン前置増幅器から、又はトランスデューサ330から、又はこれら両方から信号を受信できる。DSPは、オーディオ周波数ダイナミックレンジ制御及び/又は等化を組み込んだ処理を含むことができる。オーディオ処理は、周波数フィルタリングも含むことができる。デバイス300は、オーディオ信号に対して時間・周波数分析を実施できる。いくつかの実施形態では、時間・周波数分析を用いて、周波数、強度、及び/又は時間のパターン認識評価を実施できる。いくつかの実施形態では、デバイス300はディスプレイを含む。ディスプレイは、例えばパターン認識評価、時間・周波数分析、及び/又は聴診に関する他の情報を出力できる。ディスプレイは、情報を表示するための1つ以上の発光ダイオード(LED)を含むことができる。ディスプレイは、情報を表示するためのスクリーンも含むことができる。いくつかの実施形態では、ディスプレイは、対話型タッチスクリーンを含むことができる。
いくつかの実施形態では、デバイス300は、1つのトランスデューサ330を伴う1つのモールディング310を内包する複数のアセンブリを含むことができる。これらのアセンブリのうちのいくつか又は全ては、それぞれの音響情報をDSPに伝達できる。上記複数のアセンブリのうちのいくつかは、内部(例えば腔内)に配置するために設計でき、アセンブリのうちのいくつかは、外部(例えば腔の外)に配置するために設計できる。いくつかの実施形態では、デバイス300は、1つ以上のヘッドホン出力を含むことができ、これにより捕捉された信号を聴取できるようになる。ヘッドホン出力は、DSPに接続できる。ヘッドホン出力は、標準的なヘッドホンであってよく、ヘッドホン出力は、身体の聴診のためのデバイス300と共に動作する目的で構成できる。
ヘッドホン出力の一例は、高雑音環境における聴覚保護を提供しながら、音の状況/方向に関する完全性を有する高音質の電子音を同時に提供できる。これらのヘッドホン出力の実施形態は、本開示における使用に加えて、周囲雑音が極端に大きいシナリオといった他の用途においても利用できる。上記出力は、周囲音を少なくとも30デシベル低減するよう設計された、耳を覆うマフを含むことができる。ヘッドホン出力は、1つ以上のインイヤー「バッド(bud)」を含むことができる。バッドは、発泡体イヤーチップ及び完全密閉システムを用いて、20デシベル以上の更なる周囲雑音排除を提供できる。バッドは、オーディオ再生用のスピーカーを含むことができる。出力は、電子音声通信入力、例えば有線オーディオ接続又はBluetooth、2.4GHz等の無線オーディオ受信機も含むことができる。出力は、シチュエーショナル・アウェアネスマイクロフォン入力も含むことができる。シチュエーショナル・アウェアネスマイクロフォン入力の一実施形態は、各耳を覆うカップの外側に設置された少なくとも1つのマイクロフォンを含むことができ、各マイクロフォンは、装着者の顔に関して前方を向くよう位置決めできる。各マイクロフォンは、ヒトの耳の機械的フィルタリングを模倣するよう設計されたマニホルド内に内包されてよく、各マイクロフォンの出力は前置増幅器に供給できる。ヘッドホン出力は、DSP及び増幅も含むことができる。DSPは、電子音又は音声通信及び前置増幅されたシチュエーショナル・アウェアネスを受信できる。DSPは、音声通信に関するスピーチ明瞭度の向上をもたらし、マイクロフォン信号における方向及び状況(例えば外界)の自然でリアルな再現を生成するようプログラムされる。DSPからの出力信号を、インイヤーバッドのスピーカーを駆動する増幅器へと供給できる。インイヤーバッドは、イヤーカップの内部に係留でき、これにより、外部ワイヤがイヤーカップを出る必要がなくなり、装着者の頭部に対するマフの密閉を損なわない。(バッド内のスピーカーに信号を搬送できる)係留ワイヤは、バネ負荷式又はラチェット式巻取リールによって管理できる。巻取リールを含めることにより、著しく長い係留ワイヤを使用できるようになる。係留ワイヤが長いほど、ユーザの耳の中へのバッドの配置を容易にすることができる。そして、マフをユーザの頭部に配置位置決めしたら、ワイヤのいずれの余分の長さを自動的に(又はボタンの押下時に)巻き取ることができる。これにより、イヤーカップ内の余分のワイヤを束ねる必要を排除でき、システムを装着しやすくなる。また、余分のワイヤの束を排除することにより、ユーザに優れた快適性を提供できる。DSPは多様な方法でプログラムでき、例えば米国特許第8,160,274号明細書及び/又は第9,264,004号明細書に記載されるように、ヒトのスピーチを含む入ってくる音信号の明瞭度を効果的に、測定できる程度に上昇させることを特に目的として、信号に影響を与えることができる。このタイプの方法を使用することのいくつかの利益としては:実世界の音響環境の自然でリアルな表現を可能とする、優れた周波数応答制御;他の環境音のいかなる損失又はアーチファクトもなしに著しく大きい過渡音を安全なレベルに制限できること(例えば、ある人物が話しており、近くで発砲が起こった場合、当該人物の声を一貫したレベルのままとして知覚しながら、発砲を安全なレベルに制限できる);及び/又は上述のマイクロフォンマニホルドと連結された場合、この処理が、全ての軸上において、環境音の方向の完璧な再現を達成できることが挙げられる。DSPからの出力信号は、本システムの異なる実施形態のための多数の異なる方法で結合できる。例えばDSPは、ユーザに、音声通信とシチュエーショナル・アウェアネスとの間の混合を継続的に調整できるレベル制御を提供できる。また、音声通信は、シチュエーショナル・アウェアネスのミュートにより常に可能となり得る。続いて、例えば一方の又は両方のイヤーマフの外側部分に配置されたモーメンタリスイッチを用いて、シチュエーショナル・アウェアネスをオンにすることができる。これにより、環境内の人物と通信するためのプッシュツートークタイプの特徴を実現できる。更にDSPは、シチュエーショナル・アウェアネスマイクロフォンの自動的なミュート及びミュート解除のための閾値を用いてプログラムされながら、デフォルトで、音声通信及びシチュエーショナル・アウェアネスの両方をオンにできる。更に別の例として、音声通信入力を、例えば音楽等のエンターテインメントを送達するよう設計された追加の有線若しくは無線オーディオ入力と結合できる、又は上記追加の有線若しくは無線オーディオ入力で置換できる。これら2つを単一のチャネルへと結合する場合、DSPを、とりわけ声に関する優れたスピーチ明瞭度及びエンターテインメントに関するデジタルオーディオ強化を提供するための、複数のモードのためにプログラムできる。これら2つが別個のチャネルのままである場合、DSPはこれらを、それぞれの目的のために別個に処理できる。
上述した本発明の好ましい実施形態に対して、多くの修正、変形、及び細部の変更を行うことができるため、以上の説明中の全ての事柄、及び添付の図面に示した全ての事柄は、限定的な意味ではなく例示的なものとして解釈されることを意図している。従って本発明の範囲は、添付の請求項及びその法律上の均等物によって定義されるものとする。
100 システム
110 マイクロフォンエンクロージャ、音響捕捉デバイス、内部聴診デバイス、デバイス、内部デバイス
115、125 一次開口
117、127、330 トランスデューサ
120 マイクロフォン、外部聴診デバイス、デバイス、外部デバイス、聴診デバイス
130 マイクロフォン前置増幅器
140 デジタル信号プロセッサ、DSP
150 ヘッドホンデバイス
160 時間・周波数分析、アナライザ
170 パターン認識エンジン、パターン認識
180 ディスプレイ
200 方法
300 デバイス
310 外側モールディング
320 開口

Claims (30)

  1. 身体の聴診のためのシステムであって、
    前記システムは:
    外側モールディングを備える内部聴診デバイスであって、前記外側モールディングは近位端及び遠位端を備え、前記近位端は、前記外側モールディングを第1の動作配向に配置したときの、体腔内の音響エンゲージメントのために寸法設定及び構成された、開口を含み、また前記外側モールディングは、前記外側モールディング内に配置された少なくとも1つのチャンバを含み、前記少なくとも1つのチャンバは集合的に、少なくとも前記外側モールディングを前記第1の動作配向に配置したときに、第1の音響信号を受信する構造である、内部聴診デバイス;
    前記少なくとも1つのチャンバのうちの対応する1つの中に少なくとも部分的に配置され、前記第1の音響信号を第1の電気信号に変換する構造の、少なくとも1つのトランスデューサ;
    身体の外部で使用するために配置された外部聴診デバイスであって、前記外部聴診デバイスは、少なくとも前記外部聴診デバイスを第2の動作配向に配置したときに、第2の音響信号を受信する構造であり、また前記外部聴診デバイスは、前記第2の音響信号を第2の電気信号に変換する構造化の少なくとも1つの外部トランスデューサを備える、外部聴診デバイス;並びに
    前記内部聴診デバイス及び前記外部聴診デバイスに通信可能に取り付けられた外部計算デバイスであって、前記外部計算デバイスは、前記第1の電気信号及び前記第2の電気信号のうちの少なくとも一方を処理するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)を備える、外部計算デバイス
    を備える、身体の聴診のためのシステム。
  2. 前記内部聴診デバイス及び前記外部聴診デバイスのうちの少なくとも一方は、音響減衰材料を含む層を備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記開口は、耳腔内の音響エンゲージメントのために寸法設定及び構成される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記開口は、鼻腔内の音響エンゲージメントのために寸法設定及び構成される、請求項1に記載のシステム。
  5. マイクロフォン前置増幅器、時間・周波数分析、パターン認識プロセッサ、及びオーディオ出力のうちの少なくとも1つを更に備える、請求項1に記載のシステム。
  6. ハンドヘルドデバイスを更に備え、前記ハンドヘルドデバイスは前記DSPを収容する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記ハンドヘルドデバイスは、少なくとも1つの発光ダイオード(LED)を更に備える、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記ハンドヘルドデバイスは、スクリーンディスプレイを更に備える、請求項1に記載のシステム。
  9. 身体を聴診する方法であって、
    前記方法は:
    体腔内に配置するための外側モールディングを有するアセンブリを構成するステップ;
    前記外側モールディングを、近位端及び遠位端を有するように構成するステップであって、前記近位端は、前記外側モールディングをある動作配向に配置したときの、体腔内の音響エンゲージメントのために寸法設定及び構成された、開口を含む、ステップ;
    前記外側モールディングを、前記外側モールディング内に配置された少なくとも1つのチャンバを含むよう構成するステップであって、前記少なくとも1つのチャンバは集合的に、少なくとも前記外側モールディングを前記動作配向に配置したときに、音響信号を受信する構造である、ステップ;並びに
    前記アセンブリを、少なくとも1つのトランスデューサを有するように構成するステップであって、前記少なくとも1つのトランスデューサは、前記少なくとも1つのチャンバのうちの対応する1つの中に少なくとも部分的に配置され、前記音響信号を電気信号に変換する構造である、ステップ
    を含む、身体を聴診する方法。
  10. 前記外側モールディングを、音響減衰材料から構成されるように構成するステップを更に含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記アセンブリは、耳腔内に配置するために構成される、請求項9に記載の方法。
  12. 前記アセンブリは、鼻腔内に配置するために構成される、請求項9に記載の方法。
  13. 外部計算デバイスにより前記音響信号をデジタル処理するステップを更に含み、前記外部計算デバイスは、前記少なくとも1つのトランスデューサに通信可能に取り付けられたデジタル信号プロセッサ(DSP)を備える、請求項9に記載の方法。
  14. 前記音響信号を前置増幅するステップ、パターン認識のために前記音響信号をデジタル処理するステップ、持続時間及び周波数に従って前記音響信号を分析するステップ、並びに前記音響信号をオーディオデバイスに出力するステップのうちの少なくとも1つを更に含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記DSPをハンドヘルドデバイス内に収容するステップを更に含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記ハンドヘルドデバイスは、少なくとも1つの発光ダイオード(LED)を更に備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記ハンドヘルドデバイスは、スクリーンディスプレイを更に備える、請求項16に記載の方法。
  18. 身体の外部で使用するために配置される外部聴診デバイスを構成するステップを更に含む、請求項9に記載の方法。
  19. 前記外部聴診デバイスを前記外部計算デバイスに通信可能に取り付けるステップを更に含む、請求項9に記載の方法。
  20. 身体の聴診のためのデバイスであって、
    前記デバイスは:
    外側モールディングを備える内部聴診デバイスであって、前記外側モールディングは近位端及び遠位端を備え、前記近位端は、前記外側モールディングをある動作配向に配置したときの、体腔内の音響エンゲージメントのために寸法設定及び構成された、開口を含み、また前記外側モールディングは、前記外側モールディング内に配置された少なくとも1つのチャンバを含み、前記少なくとも1つのチャンバは集合的に、少なくとも前記外側モールディングを前記第1の動作配向に配置したときに、音響信号を受信する構造である、内部聴診デバイス;並びに
    前記少なくとも1つのチャンバのうちの対応する1つの中に少なくとも部分的に配置され、前記音響信号を電気信号に変換する構造の、少なくとも1つのトランスデューサ
    を備える、デバイス。
  21. 前記外側モールディングは、音響減衰材料で構成される、請求項20に記載のデバイス。
  22. 前記開口は、耳腔内の音響エンゲージメントのために寸法設定及び構成される、請求項20に記載のデバイス。
  23. 前記開口は、鼻腔内の音響エンゲージメントのために寸法設定及び構成される、請求項20に記載のデバイス。
  24. 外部計算デバイスを更に備え、前記外部計算デバイスは、前記少なくとも1つのトランスデューサに通信可能に取り付けられ、前記外部計算デバイスはデジタル信号プロセッサ(DSP)を備える、請求項20に記載のデバイス。
  25. マイクロフォン前置増幅器、時間・周波数分析、パターン認識プロセッサ、及びオーディオ出力のうちの少なくとも1つを更に備える、請求項24に記載のデバイス。
  26. ハンドヘルドデバイスを更に備え、前記ハンドヘルドデバイスは前記DSPを収容する、請求項24に記載のデバイス。
  27. 前記ハンドヘルドデバイスは、少なくとも1つの発光ダイオード(LED)を更に備える、請求項26に記載のデバイス。
  28. 前記ハンドヘルドデバイスは、スクリーンディスプレイを更に備える、請求項26に記載のデバイス。
  29. 外部聴診デバイスを更に備え、前記外部聴診デバイスは、身体の外部で使用するために配置される、請求項20に記載のデバイス。
  30. 前記外部聴診デバイスは、前記外部計算デバイスに通信可能に取り付けられる、請求項29に記載のデバイス。
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