JP2020531921A - 単結晶ダイヤモンド回折光学素子(single crystalline diamond diffractive optical element)およびその製造方法 - Google Patents

単結晶ダイヤモンド回折光学素子(single crystalline diamond diffractive optical element)およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、単結晶ダイヤモンド光学素子の生成方法に関する。この方法は:− 単結晶ダイヤモンド基板または層を設ける工程と;− 単結晶ダイヤモンド基板または層にマスク層を加える工程と;− マスク層を通って少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部を形成して、単結晶ダイヤモンド基板または層の1つまたはそれ以上の部分を露出させる工程と;− 単結晶ダイヤモンド基板または層の露出された1つまたはそれ以上の部分をエッチングする工程とを含む。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、内容全体を参照によって本明細書に組み入れる、2017年8月30日出願の国際特許出願第PCT/IB2017/055208号の優先権を主張する。
本発明は、単結晶ダイヤモンド内に光学構成要素を製造する方法に関する。本発明は、明確な結晶面に沿って原子レベルで平滑な表面を示す光学構成要素を単結晶ダイヤモンド内に製造する方法に関する。本発明はさらに、それだけに限定されるものではないが、光学格子またはビームスプリッタを含む、単結晶ダイヤモンド部材または生成物のみからなる光学回折構成要素に関する。
産業用の高純度化学気相成長(CVD)単結晶ダイヤモンドの近年の利用可能性に伴い、その固有の光学的および機械的特性を利用する適用分野が広く報告されている。
ナノ機械共振器、ナノワイア先端部、およびカンチレバーなどの機械的構造が実証されている。
光学分野では、マイクロレンズ、格子、およびマイクロキャビティは、単結晶ダイヤモンドが理想的な材料であるとされる適用分野である。
結晶バルク材料を微細構造化して結晶面を暴露する能力は、微細加工で知られている現象である。様々な湿式エッチング剤(KOH、TMAHなど)を使用し、特定の結晶面に対して選択的なエッチング剤を有する作用も活用して、三角形または矩形のプロファイルの格子構造がシリコン内に製造されている。基板がミスカットされた場合、すなわち基板表面が主結晶面に対して明確な角度ずれで意図的に位置合わせされた場合、ブレーズド(または非対称もしくはエシェレット)格子を製造することが可能である。格子はまた、浸漬素子としてプリズムと組み合わせて使用することができ、または同調性を実現するためにMEMS構造とともに使用することができる。
異方性エッチング方法を利用して、垂直または垂直に近い側壁を有する回折格子などの光学構成要素を作成することも可能である。単結晶ダイヤモンド内のそのような格子は、これまでに実証されている。同様に、フェムト秒または他のレーザによる構築を使用して、単結晶ダイヤモンド内に垂直パターンを作成することができることも実証されている。
イオン注入を使用して単結晶ダイヤモンド内に格子パターンを作成するさらに別の製造方法も実証されている。
しかし、上述した方法によって生成される従来実証済みの素子は、表面品質および側壁または格子角度の制御に関して制限されている。
したがって、本開示の1つの態様は、上記の難題を克服する単結晶ダイヤモンド回折光学素子の製造方法を提供することである。したがって本発明は、請求項1に記載の方法に関する。
この方法は、好ましくは:
− 単結晶ダイヤモンド基板または層を設ける工程と;
− 単結晶ダイヤモンド基板または層にマスク層を加える工程と;
− マスク層を通って少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部を形成して、単結晶ダイヤモンド基板または層の1つまたはそれ以上の部分を露出させる工程と;
− 単結晶ダイヤモンド基板または層の露出された1つまたはそれ以上の部分をエッチングする工程とを含む。
この方法は、有利には、結晶面によって画成された溝(たとえば、V溝または矩形溝)を有する光学回折格子などの光学構成要素を単結晶ダイヤモンド内に生成することを可能にする。この方法は、有利には、精密に画成された側壁の側壁角度および非常にまたは原子レベルで平滑な光学表面を有する光学構造を提供する。
本開示の別の態様は、この方法によって生成された単結晶またはモノ結晶のダイヤモンド回折光学構成要素または回折格子もしくは生成物を提供することである。
本開示のさらに別の態様は、単結晶ダイヤモンド光学素子を提供することであり、光学素子は、自立型の反応性イオンエッチングされた合成単結晶ダイヤモンドの光学素子である。
本発明のいくつかの好ましい実施形態を示す添付の図面を参照する以下の説明を読めば、本発明の上記その他の目的、構成、および利点、ならびにそれらを実現する方法がより明らかになり、本発明自体が最善に理解されよう。
本発明の上記の目的、構成、および他の利点は、添付の図面に関連する以下の詳細な説明から最善に理解されよう。
図1Aは、たとえば単結晶ダイヤモンド基板または層の表面上にV溝を示す光学回折格子の一実施形態を示す図である。図1Bは、本開示の方法で使用される例示的な単結晶ダイヤモンド基板または層を示す図である。示されている寸法値は、限定しない例示的な値である。 本開示の方法によって得られる単結晶ダイヤモンド内に製造された三角形またはV溝格子の一例を示す図である。格子は、たとえば表面に対して54.7°付近または約54.7°の特性角度αを有するV溝を示す。結晶面は、画像に加えられた縞によって強調されている。 例示的な単結晶ダイヤモンド回折格子の製造方法、ならびにこの方法で使用することができる例示的な材料を示す図である。 回折格子作用を示すダイヤモンド格子の写真を示す図である。写真は、図4に示す異なる密度の3つの格子領域を有する単結晶ダイヤモンドプレートのものである。入射する白色光は伝送中に分離され、色勾配を引き起こす。 本開示の回折格子の実験的光学回折測定を示す図である。角度の関数としての伝送中の本開示の単結晶ダイヤモンド格子(100g/mm)の測定されたスペクトル応答が示されている。 ブレーズド(または非対称もしくはエシェレット)格子を得るための製造プロセスの変形形態の可能な工程、ならびに使用することができる例示的な材料を示す図である。角度αは、たとえば54.7°または約54.7°とすることができるが、この角度に限定されるものではない。 ブレーズド格子を得るための単結晶ダイヤモンド基板の結晶配向の配置を示す図である。角度αは、たとえば54.7°または約54.7°とすることができるが、この角度に限定されるものではない。 (a)本開示の方法によって生成されたV形溝を備える光学格子のSEM画像を示す図である。(b)AFM表面プロファイルを示す図である。(c)<110>方向に溝を横切って抽出されたプロファイルを示す図である。(d)本開示の方法によって生成された垂直側壁を有する矩形溝を備える光学格子のSEM画像を示す図である。(e)垂直側壁AFMプロファイルを示す図である。(f)<010>方向に溝を横切って抽出されたプロファイルを示す図である。
本明細書では、これらの図に共通する同一の要素を指すために、可能な場合、同一の参照番号を使用する。
図3は、光学素子または構成要素を生成する単結晶ダイヤモンド生成方法の例示的な実施形態を示す。図2および図8は、この方法によって生成された例示的なダイヤモンド光学構成要素、たとえばダイヤモンド格子の画像を示す。
本開示の方法は、たとえば、単結晶ダイヤモンド内に光学構成要素または素子を製作する。
このプロセスは、単結晶またはモノ結晶のダイヤモンド基板または層1を使用する。
たとえば図1Bに示すように、単結晶ダイヤモンド基板または層は、たとえば寸法2.6mm(長さ(x方向))×2.6mm(幅(y方向))×0.3mm(厚さt(z方向))とすることができる。しかし、本開示の方法はそのような寸法に限定されるものではなく、単結晶ダイヤモンド基板または層1は、長さおよび幅がより大きくてもより短くてもよく、より大きい厚さまたはより小さい厚さを有することもできる。
たとえば、高さ1μm〜10μmの溝を備える光学ダイヤモンド構成要素を生成することができる。
単結晶ダイヤモンド基板または層1は、好ましくは、非天然または合成の単結晶ダイヤモンド、たとえば化学気相成長CVD単結晶ダイヤモンド、またはHPHT(高温高圧)合成による合成ダイヤモンドである。
単結晶ダイヤモンド基板または層1は、たとえば、(100)配向(ミラー指数)の単結晶ダイヤモンド基板または層1とすることができ、その一例を図1Bに示す。
擬似異方性または「結晶」反応性イオンエッチングプロセスを使用して、ダイヤモンド基板または層1の結晶面を選択的にエッチングすることができる。
これらの面に対する異なるエッチング速度により、三角形の微細構造(たとえば、図2に見られる)を生成し、バルク材料の結晶面を暴露することができる。
フォトリソグラフィおよびハードマスクエッチングを使用して、格子パターンなどの光学構造を画成することができる。図1Aは、本開示の方法によって生成される例示的な回折格子の概念図を示し、図2は、実際の製造された格子の画像を示し、差込み図内に結晶面(ミラー指数)が示されている。
この方法は、単結晶ダイヤモンド基板または層1を設けることを含む。単結晶ダイヤモンド基板または層1上にマスク層3が加えられる、または堆積される。少なくとも1つまたは複数のくぼみ、凹部、またはへこみ15Bが、マスク層3を通って形成される。これにより、単結晶ダイヤモンド基板または層1の少なくとも1つの部分または複数の部分または表面17Bを露出し、次いでこれらの部分または表面17Bにエッチングを施し、単結晶ダイヤモンド基板または層1内に光学構造を画成することができる。
図3に示す方法の例示的な実施形態では、これらの工程をすべて実施する必要はなく、図3に示す詳細なプロセスフローに示すものとは異なる順序でこれらの工程を実施することもできる。さらに、図3に示す材料は例示的な材料に関し、この方法はこれらの材料の使用に限定されるものではない。
この例示的なプロセスでは、たとえばピラニア溶液(HSO(96%):H(30%)(3:1))などの洗浄液を使用する寸法約2.6mm×2.6mm×0.3mmを有する(100)単結晶ダイヤモンド基板1の洗浄(工程a)をまず実施することができる。洗浄は、別法または追加として、アセトンおよび/またはIPAを使用して実施することもできる。
たとえばスパッタリングを使用して、基板1の前面FSに薄い(たとえば、100nm)ハードマスク層3(たとえば、酸化ケイ素もしくは窒化ケイ素、または好ましくは酸化アルミニウム)が堆積される(工程b)。酸化アルミニウムの場合、堆積条件は、たとえば700WのRF電力、50sccmのAr流である。ハードマスク層3の厚さは、へこみまたは溝5の所望の深さに依存し、所望の深さは光学素子または格子のピッチの関数である。
マスク層3は、エッチングに露出された単結晶ダイヤモンドよりゆっくりとエッチングされる材料を含み、またはそのような材料のみからなる。
上述したように、マスク層3は、酸化ケイ素もしくは窒化ケイ素もしくは酸化アルミニウムを含むことができ、またはそのような材料のみからなることができる。
マスク層3は、Al、もしくはSi、もしくはAu、もしくはTi、もしくはSi、もしくはNi、もしくはNi−Ti合金、もしくはW;またはAg、もしくはCu、もしくはFe、もしくはCr、もしくはCo、もしくはGa、もしくはGe、もしくはIn、もしくはMo、もしくはNiFe、もしくはNiCr、もしくはNb、もしくはPd、もしくはPt、もしくはSi、もしくはSn、もしくはTa、もしくはY;またはMgO、もしくはインジウムスズ酸化物(ITO、In−SnO)、もしくは酸化チタンTiO、もしくはTi、もしくはTi、もしくはZrO、もしくはHfO、もしくはLa、もしくはY、もしくはSiC;または上記の任意の組合せを含むことができ、またはそのような材料のみからなることができる。
マスク層3は、好ましくは、10nm〜1μmの厚さを有する。
基板1は、たとえば接着剤またはマウンティングワックス、たとえばQuickstick135による接着を介して、たとえばシリコンハンドリングウェーハ(silicon handling wafer)などの支持部材7上に取り付けられる(工程c)。これに続いて、場合により、たとえば、後に堆積させるフォトレジストの接着性を改善するために、130℃のヘキサメチルジシラザン(HMDS)気相成長を行うことができる。しかし、工程cは、プロセスのより早いまたはより遅い段階で実施することもできることに留意されたい。単結晶ダイヤモンド基板または層1を支持体に取り付ける工程は、好ましくは、マスク層3内にくぼみ15Bを形成する前および/またはフォトレジスト層9内の構造のリソグラフ画成の前に実施される。
マスク層3内に少なくとも1つのくぼみまたは複数のくぼみ15Bを形成するためのプロファイル形成層(profile forming layer)9をマスク層3上に設ける(工程d)。
プロファイル形成層9を通って少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部15Aを形成し、マスク層3の1つまたはそれ以上の部分17Aを露出させる(工程e)。
プロファイル形成層9は、フォトレジストを含むことができ、またはフォトレジストのみからなることができる。プロファイル形成層9を通って少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部15Aを形成し、マスク層3の少なくとも1つまたはそれ以上の部分17Aを露出させる。これは、プロファイル形成層9内の少なくとも1つまたは複数のリソグラフにより露出させたくぼみまたは凹部にフォトレジスト現像液を加えることによって行われる。
たとえば5000rpmのたとえばスピンコーティングによって、フォトレジスト9、たとえば厚さ約0.4μmのAZ ECI3007フォトレジストの層9を堆積させ、それに続いてたとえば100℃でソフトベークを行う(工程d)。
基板1が矩形の形状であるとき、実質的なエッジビード(図示せず)を形成することができ、ハンドリング基板7とダイヤモンド基板1の前面FSと間にフォトレジストステップを形成することができる。エッジビードはまた、円形の形状などの他の形状の基板上にも形成され、より大きい基板上にも形成される。良好なリソグラフィ分解能を得る(マスクからフォトレジストまでの距離を最小にする)ために、エッジビードは除去されることが好ましい。
このエッジビードを除去するために、エッジビードの影響を受けた領域(たとえば、基板1の縁部から、基板1の中心へ縁部から所定の内側距離、たとえば基板の内側約0.3mm)上で、フォトレジスト9の(光または電子ビーム)露出(たとえば、170mJ/cm)を行い、それに続いてたとえば27秒にわたってAZ726MIF現像液における標準的な現像を行う。この除去は、光学リソグラフィにとって好ましいが必須ではない。
ダイヤモンド層または基板1内に製造予定の部材または形成予定の構造のパターンまたはそれに対応するパターン(たとえば、<110>または<100>方向のパターン)によって、基板1の中心領域CS上で(光または電子ビーム)露出(たとえば、85mJ/cm)を実行し、それに続いてたとえば27秒にわたって現像液AZ726MIFにおける現像を行い(工程e)、構造、くぼみ、または凹部15Aを生成する。
エッチングが実施された後、フォトレジスト9の露出を実施して、転写されるフォトレジスト9内に所望の構造、くぼみ、もしくは凹部をリソグラフにより画成し、またはダイヤモンド層もしくは基板1内に対応する構造を生成する。
構造、たとえば溝または細長いへこみは、単結晶ダイヤモンド基板または層1の所定の方向でリソグラフにより画成および位置合わせされ、たとえば単結晶ダイヤモンド基板または層1の<110>または<100>の方向で位置合わせされる。
単結晶ダイヤモンド基板または層1の<110>方向の位置合わせは、単結晶ダイヤモンド基板または層1内にV形トレンチまたは溝などのV形構造を生成することを可能にする。V形溝の形成は、(110)および(100)面と比較してより遅いエッチング速度を示す(111)結晶面の暴露によるものである。エッチングはこれらの(111)面上で遅くなり、V形をもたらす。表面に対するトレンチの角度は、結晶面間の角度(54.7°)に近似し、その厳密な値はエッチング速度の比に依存する。
単結晶ダイヤモンド基板または層1の<100>方向の位置合わせは、単結晶ダイヤモンド基板または層1内にU形または矩形のトレンチまたは溝などの構造を生成することを可能にする。U形溝の形成は、(110)面と比較してより遅いエッチング速度を示す(100)結晶面の暴露によるものであり、その結果、エッチングは(100)面上で遅くなり、U形をもたらす。表面に対するトレンチの角度は、結晶面間の角度(90°)に近似し、その厳密な値はエッチング速度の比に依存する。
結晶方向に対するパターンの位置合わせは、既知の結晶方向を有するダイヤモンド基板の縁部にパターンを位置合わせすることによって行われる。たとえば光学露出を実行するとき、くぼみ(たとえば、細長い長矩形から構成される)の方向が所望の結晶方向に対応するまで、マスク上のくぼみに対して基板を回転させる。所望の結晶方向は、基板縁部の既知の結晶方向から推測される。ダイヤモンド基板の結晶配向は既知である。結晶配向は、たとえば、基板準備プロセス中にX線回折法によって判定することができる。したがって、ダイヤモンド基板(プレート)は、プレートの縁部およびプレートの表面に対して明確な結晶配向を有する。
たとえば電子ビーム露出中、たとえばソフトウェアによって、露出されたパターンを回転させる。一例として、マスク上のくぼみが基板縁部に対して45°の角度を形成する場合、くぼみは次に基板の<110>の結晶方向に位置合わせされるため、(100)表面および<100>縁部を有する基板がV溝を生成する。
マスク層3、たとえば酸化アルミニウムをエッチングする。マスク層3の露出された部分17A上でエッチングを実施し、マスク層3を通って複数のくぼみまたは凹部15Bを形成して、単結晶ダイヤモンド基板または層1の1つまたはそれ以上の部分17Bを露出させる。
エッチングは、たとえば塩素の化学的性質を使用するディープ反応性イオンエッチャ(deep reactive ion etcher)(STS Multiplex)内で、またはたとえば3分の持続時間にわたってたとえばCl/BCl/Arプラズマ内で実施することができる(工程f)。
たとえばアセトンを使用して、フォトレジスト9を構造から剥離することができる(工程g)。
単結晶ダイヤモンド基板(単結晶ダイヤモンド基板または層1の露出された1つまたはそれ以上の部分17B)を、Oプラズマ(たとえば、2000WのICP電力、0Wのバイアス電力、100sccmのO流、15ミリトルのチャンバ圧力で生成される)内でエッチングする。Oプラズマエッチングのみを使用して、単結晶ダイヤモンド基板または層1のエッチングを実施することができる。
化学プラズマエッチングを実施する。
高ICP電力(たとえば、2000WのICP)を利用するがバイアス電力を利用しない、酸素プラズマを用いたディープ反応性イオンエッチング(SPTS APS)を使用して、エッチングを実施することができる。
別法として、H、CH、フッ素ガス(SF、C)、塩素ガス(BCl、Cl)というガスのうちの1つを使用して生成されるプラズマ内で、化学プラズマエッチングを実施することができる。
マスク層3は、好ましくは、酸素プラズマエッチングまたは上述したガスのうちの1つを伴う化学プラズマエッチングに露出された単結晶ダイヤモンドよりゆっくりとエッチングされる材料を含み、またはそのような材料のみからなる。
別法として、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)のエッチングは、酸素を豊富に含む環境において非プラズマエッチングとして高い温度で実施することができる。たとえば、酸素周囲中で単結晶ダイヤモンド基板1を高い温度(たとえば、600〜1200℃)まで加熱することによって、エッチングを実施することができる(工程h)。
図2および図8に示す光学構成要素のためのダイヤモンド基板または層1のエッチングに使用したRIE機械は、SPTS APS Dielectricエッチャであった。
単結晶ダイヤモンド基板または層1のプラズマエッチングを、イオン加速なしで実施する。すなわち、プラズマエッチング(たとえば、酸素プラズマエッチング)を使用して、プラズマによって生じるイオンのゼロ加速(または低加速)を実施し、イオン衝突または衝撃に起因する露出された単結晶ダイヤモンド基板または層1の物理的エッチングを回避または最小化する。単結晶ダイヤモンド基板または層1は、主にまたは単独で化学反応によってエッチングされる。
好ましくは、イオン衝突もしくは衝撃のない物理的エッチングが実行され、またはプラズマによって生じるイオンの加速レベルは、1つもしくはそれ以上の結晶面に沿った結晶エッチングもしくは異方性エッチングが好適もしくは優勢になるようなレベルである。
エッチング時間は、たとえば、図8(a)に示す光学格子に対して70分、図8(d)に示す光学格子に対して35分であった。
<110>方向にリソグラフにより画成された構造または溝の場合、最初にエッチングは主に<100>方向に進行し、たとえばエッチング速度は約6nm/分である。その後、エッチング前面が<111>面に遭遇し、エッチングは減速する(工程i)。結晶面に沿った結晶エッチングまたは異方性エッチングが行われる。エッチングは、各構造または溝が三角形もしくはV形になるまで(工程j)、または所望の溝の深さに到達するまで(この場合、上部ダイヤモンド部材19Bの機械的除去が必要とされない)継続される。
エッチングは、上部ダイヤモンド部材19B(および上部ダイヤモンド部材19Bに取り付けられたマスク層19A)が完全に外れるように、またはわずかな連結領域のみが残るように時間設定することができ、わずかな連結領域は、機械的に切断することができ(たとえば、接着テープ、PDMSスタンプなどを使用することによる)、それによって上部ダイヤモンド部材を除去することができる(工程k)。
残りの上部構造の除去もまた、ブラッシングまたは加圧空気(もしくは不活性ガスもしくはガスの混合物)の吹付けなどの類似の機械的手段によって実行することができる。
図8(a)は、V形溝を有する製造された光学格子の画像を示す。格子は、5μmのピッチを有する。図8(c)に見られる溝形エッチングの非対称性は、<110>方向に対する格子の位置ずれによるものであり、その結果、マスクのエッチング不足が生じる。測定された角度は、(約)57°である。溝の側壁は平滑であり、5nmの粗さRを有する(AFMを介して測定)。
<100>の方向にリソグラフにより画成された構造または溝の場合、エッチングは主に<100>の方向に進行し、その結果、(実質上)矩形の構造または溝が得られる(たとえば、図8(d)〜図8(f)に見ることができる)。エッチングは、所望のエッチング深さに到達するまで継続される。
図8(d)は、矩形溝を有する製造された光学格子の画像を示す。格子は、4μmのピッチ、1.37μmの深さ、および(約)87°の角度の(実質上)垂直の側壁を有する。側壁は非常に平滑であり、5nm未満の測定粗さRを有する。矩形構造の床面の粗面化は、エッチングプロセス中にマスク層の不適当な過剰エッチングによりマイクロマスキングを生じたことによる。
本開示の方法は、有利には、精密に画成された側壁の側壁角度および原子レベルで平滑な光学表面または側壁を有する光学構造を提供することができる。
チップまたはその結果得られる単結晶ダイヤモンド光学構成要素または素子は、ホットプレートを加熱することによってキャリアウェーハ7から取り外すことができる(工程l)。
QuickStickの残留物は、アセトンを使用して洗浄または除去することができる。
濃縮フッ化水素酸またはHF(50%)槽内で、マスク層または酸化アルミニウムを剥離することができる(工程m)。
その結果得られる構造の両面をたとえば5分間にわたってOプラズマで洗浄し、残りの残留物をすべて除去することができる。
<110>またはV形の格子は、図2で50°≦α≦65°または54.7°≦α≦57°、たとえばα=54.7°であり、図8(a)でα=57°の角度αを有する。<100>または矩形の格子は、図8(d)で85°≦α≦95°、たとえばα=87°の角度αを有する。これらの密度は、リソグラフィ分解能によってのみ制限される。より微細なピッチ格子の場合、電子ビームリソグラフィを利用することができる。
機能角度および波長で伝送されて回折される順序を示す伝送中の格子の予備的特徴付けが実施された。図4は、図2の格子による白色光源のそのスペクトル成分への分解を示す写真を示す。図5は、伝送中の製造された単結晶ダイヤモンド格子のスペクトル応答の角度の関数としての実験的測定結果を示す。
格子が反射で使用されることが意図される場合、反射を改善するために、前面FS上に反射金属層(たとえば、アルミニウム、銀、または金の金属層)を堆積させることができる。
伝送モード中の反射を低減させるために、前面FSおよび後面BSの両方に反射防止コーティングを加えることができる。
エッチングプロセスはまた、台形プロファイルの格子を生成する工程hで終了することができ、これはエッチングプロファイルによって画成される分割比を有するビームスプリッタ素子として役立つことができる。
本発明者の知る限り、単結晶ダイヤモンド内のそのような格子が報告されるのはこれが初めてである。
開示する方法には、従来の材料から製造された格子を使用した場合はこれまで利用できなかった光学構成要素の作成に潜在的な適用分野がある。
以下は、ダイヤモンドの顕著な材料特性のうちの1つを、実現された光学特性とともに活用する可能な方法である:
●高出力レーザの適用分野のための格子(高い熱伝導率)
〇レーザ窓、ビームスプリッタ、波長可変レーザ格子
●広帯域分光計格子(広帯域透過性)
●腐食性環境のための格子(化学的不活性)
●過酷な環境のための格子(機械的硬度)
対称形光学格子の製造に加えて、開示する製造プロセスを単結晶ダイヤモンド基板1Aに適用することによって、ブレーズド(または非対称もしくはエシェレット)格子を製造することができ、基板または層の表面は、(100)のダイヤモンド結晶面に対して特有の明確な角度シータ(θ)で切断または位置合わせされる。
製造プロセスの簡略化した概要が図6に示されている。アルファ(α)は、非ミスカット基板内で得られる溝の角度を示すものとする。エッチング処置により擬似(111)面を暴露し、ミスカット基板の場合、擬似(111)面は基板表面に対してそれぞれ(α−θ)または(α+θ)の角度で位置合わせされる。2つの擬似(111)面間のV溝の角度は同じままである(180°−2*α)。ミスカット基板に対する角度構成が図6に示されている。
したがって、提供される単結晶ダイヤモンド基板または層1は、ミスカット単結晶ダイヤモンド基板または層1Aであり、結晶ダイヤモンド基板または層1の結晶方向に対して、たとえば結晶ダイヤモンド基板または層1の<100>方向に対して所定の角度θを画成する単結晶ダイヤモンド基板または層の表面を含み、非対称の光学構造またはブレーズド光学格子を生成する。
開示する方法によって生成される単結晶ダイヤモンド光学素子もしくは光学構造または三角形もしくは矩形の溝構造は、たとえば光学格子またはビームスプリッタ素子である。光学格子またはビームスプリッタ素子は、有利には、原子レベルで平滑な光学表面を含む。
本開示はまた、開示する方法によって生成される単結晶ダイヤモンド光学素子に関する。単結晶ダイヤモンド光学素子は、たとえば格子またはビームスプリッタ素子である。単結晶ダイヤモンド光学素子は、反射防止コーティングまたは反射コーティングを含むことができる。光学素子は、原子レベルで平滑な光学表面を含むことができる。光学素子は、単結晶ダイヤモンド基板または層の平面に対して角度αを画成するエッチングされた格子光学表面を含むことができ、ここで50°≦α≦65°もしくは54.7°≦α≦57°であり、または85°≦α≦95°もしくはα=87°である。
本開示はさらに、自立型の反応性イオンエッチングされた合成単結晶ダイヤモンド光学素子である単結晶ダイヤモンド光学素子に関する。この単結晶ダイヤモンド光学素子は、三角形または矩形の溝を画成する少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁を含むことができる。単結晶ダイヤモンド光学素子は、自立型の反応性イオンエッチングされた合成単結晶ダイヤモンド基板または層、および格子表面を画成する少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁のみからなることができ、またはこれらを備えることができる。少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁は、ダイヤモンド部材または生成物の外側境界を画成する少なくとも1つまたは複数の外部側壁を含むことができる。少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁は、酸素プラズマエッチングされた壁とすることができる。少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁は、酸素プラズマエッチングすることができる、または化学反応によってエッチングされた壁とすることができる。少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁は、原子レベルで平滑な表面を含むことができる。少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁は、5nmもしくは5nm未満または1nmもしくは1nm未満のRMS粗さを有する。単結晶ダイヤモンド光学素子は、単結晶ダイヤモンド基板または層の平面に対して角度αを画成するエッチングされた格子光学表面を含むことができ、ここで50°≦α≦65°もしくは54.7°≦α≦57°であり;または85°≦α≦95°もしくはα=87°である。合成単結晶ダイヤモンドは、化学気相成長(CVD)または高温高圧(HPHT)単結晶ダイヤモンドである。
本開示はさらに、単結晶ダイヤモンド光学素子に関し、単結晶ダイヤモンド光学素子は:
− 単結晶ダイヤモンド基板または層(1)を設ける工程と;
− 単結晶ダイヤモンド基板または層(1)にマスク層(3)を加える工程と;
− マスク層(3)を通って少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部(15B)を形成して、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の1つまたはそれ以上の部分(17B)を露出させる工程と;
− 単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の露出された1つまたはそれ以上の部分(17B)を反応性イオンエッチングする工程とを含むプロセスによって得られる。
本発明について特定の好ましい実施形態を参照して開示したが、本発明の領域および範囲から逸脱することなく、記載する実施形態およびその均等物に対する多数の修正、改変、および変更が可能である。
記載する実施形態のいずれか1つの構成を、記載する実施形態のいずれかの他の実施形態にも含むことができる。
方法工程は、上記で提示した厳密な順序で実施する必要はなく、異なる順序で実施することもできる。
したがって、本発明は記載する実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の語句に応じて合理的に最も広い解釈が与えられることが意図される。
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Claims (49)

  1. 単結晶ダイヤモンド光学素子の生成方法であって:
    単結晶ダイヤモンド基板または層(1)を設ける工程と;
    単結晶ダイヤモンド基板または層(1)にマスク層(3)を加える工程と;
    マスク層(3)を通って少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部(15B)を形成して、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の1つまたはそれ以上の部分(17B)を露出させる工程と;
    単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の露出された1つまたはそれ以上の部分(17B)をエッチングする工程とを含む前記方法。
  2. 単結晶ダイヤモンド基板もしくは層(1)の露出された1つもしくはそれ以上の部分(17B)のエッチングは、酸素プラズマエッチングを使用して実施され;または単結晶ダイヤモンド基板もしくは層(1)の露出された1つもしくはそれ以上の部分(17B)のエッチングは、酸素を豊富に含む環境において高い温度で実施され、非プラズマエッチングである、請求項1に記載の方法。
  3. 単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の露出された1つまたはそれ以上の部分(17B)のエッチングは、酸素プラズマエッチングを使用して、単結晶ダイヤモンド基板もしくは層(1)の露出された1つもしくはそれ以上の部分に対する、プラズマによって生じるイオンの加速を介した物理的エッチングなしに、または1つもしくはそれ以上の結晶面に沿った結晶エッチングもしくは異方性エッチングを行うことを可能にする、プラズマによって生じるイオンの加速レベルで実施される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の露出された1つまたはそれ以上の部分(17B)のエッチングは、Oプラズマエッチングのみを使用して実施される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. エッチングは、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の<100>結晶方向にエッチングして、台形プロファイルの光学構造または台形プロファイルの光学格子を生成するように実施される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. エッチングは、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の<100>結晶方向でエッチングして、少なくとも1つの結晶面を暴露するように実施され、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の面の少なくとも1つの暴露された結晶面または表面は、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)内に三角形の溝構造を生成するようにエッチングされる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  7. エッチングは、エッチング前面が単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の(111)面に遭遇するように実施され、単結晶ダイヤモンド基板または層内に三角形の溝構造を生成するように継続される、請求項6に記載の方法。
  8. エッチングは、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の<100>結晶方向でエッチングして、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)内に矩形の溝構造を生成するように実施される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  9. エッチングは、エッチング前面が単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の(100)面に遭遇するように実施され、単結晶ダイヤモンド基板または層内に矩形の溝構造を生成するように継続される、請求項8に記載の方法。
  10. 上部ダイヤモンド部材(19B)およびマスク層材料(19A)を含む上部セクション(19)を除去して、三角形または矩形の溝表面(21)を露出させる工程をさらに含む、請求項5〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 単結晶ダイヤモンド基板もしくは層(1)は、基板(7)に取り付けられ、または少なくとも1つのくぼみもしくは複数のくぼみ(15B)を形成する前に、単結晶ダイヤモンド基板もしくは層(1)を支持体に取り付ける工程をさらに含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. マスク層(3)は、酸素プラズマエッチングに露出された単結晶ダイヤモンドよりゆっくりとエッチングされる材料を含み、または該材料のみからなる、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. マスク層(3)は、酸化ケイ素もしくは窒化ケイ素もしくは酸化アルミニウムを含み、またはそのような材料のみからなる、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. マスク層(3)は、Al、もしくはSi、もしくはAu、もしくはTi、もしくはSi、もしくはNi、もしくはaNi−Ti合金、もしくはW;またはAg、もしくはCu、もしくはFe、もしくはCr、もしくはCo、もしくはGa、もしくはGe、もしくはIn、もしくはMo、もしくはNiFe、もしくはNiCr、もしくはNb、もしくはPd、もしくはPt、もしくはSi、もしくはSn、もしくはTa、もしくはY;またはMgO、もしくはインジウムスズ酸化物(ITO、In−SnO)、もしくは酸化チタンTiO、もしくはTi、もしくはTi、もしくはZrO、もしくはHfO、もしくはLa、もしくはY、もしくはSiC;または上記の任意の組合せを含み、またはそのような材料のみからなる、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. マスク層(3)は、10nm〜1μmの厚さを有する、請求項14に記載の方法。
  16. 提供される単結晶ダイヤモンド基板または層(1)は、ミスカット単結晶ダイヤモンド基板または層(1A)であり、結晶ダイヤモンド基板または層の結晶方向に対して所定の角度(θ)を画成する単結晶ダイヤモンド基板または層の表面を含む、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 提供される単結晶ダイヤモンド基板または層(1)は、ミスカット単結晶ダイヤモンド基板または層(1A)であり、結晶ダイヤモンド基板または層の<100>方向に対して所定の角度(θ)を画成する単結晶ダイヤモンド基板または層の表面を含み、非対称の光学構造またはブレーズド光学格子を生成する、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
  18. マスク層(3)内に少なくとも1つのくぼみまたは複数のくぼみ(15B)を形成するためのプロファイル形成層(9)をマスク層(3)上に設ける工程をさらに含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. プロファイル形成層(9)を通って少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部(15A)を形成し、マスク層(3)の1つまたはそれ以上の部分(17A)を露出させる工程をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. プロファイル形成層(9)内に少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部をリソグラフにより画成する工程をさらに含む、請求項18または19に記載の方法。
  21. リソグラフにより画成された少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部は、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の所定の方向に位置合わせされる、請求項20に記載の方法。
  22. リソグラフにより画成された少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部は、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の<100>または<110>方向に位置合わせされる、請求項20または21に記載の方法。
  23. プロファイル形成層(9)は、フォトレジストを含み、または該フォトレジストのみからなり、プロファイル形成層(9)を通って少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部(15A)が形成され、プロファイル形成層(9)内の少なくとも1つまたは複数のリソグラフにより露出させたくぼみまたは凹部にフォトレジスト現像液を加えることによって、マスク層(3)の少なくとも1つまたはそれ以上の部分(17A)を露出させる、請求項18〜22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部は、溝もしくは細長いへこみを含み、または該溝もしくは細長いへこみのみからなる、請求項1〜23のいずれか1項に記載の方法。
  25. プロファイル形成層(9)の中心セクション(CS)がマスク層(3)上に残り、マスク層(3)の内側区域内に少なくとも1つのくぼみまたは複数のくぼみ(15)を形成するように、プロファイル形成層(9)の1つまたはそれ以上の外側セクションを除去する工程をさらに含む、請求項24に記載の方法。
  26. プロファイル形成層(9)は、フォトレジストを含み、または該フォトレジストのみからなる、請求項18〜25に記載の方法。
  27. 単結晶ダイヤモンド光学素子もしくは光学構造または三角形または矩形の溝構造は、光学格子またはビームスプリッタ素子である、請求項1〜26のいずれか1項に記載の方法。
  28. 光学素子もしくは光学構造または三角形または矩形の溝構造は、原子レベルで平滑な光学表面を含む光学格子またはビームスプリッタ素子である、請求項27に記載の方法。
  29. 単結晶ダイヤモンド基板または層(1)は、合成単結晶ダイヤモンド基板もしくは層のみからなり、または該合成単結晶ダイヤモンド基板もしくは層を備える、請求項1〜28のいずれか1項に記載の方法。
  30. 単結晶ダイヤモンド基板または層(1)は、化学気相成長(CVD)単結晶ダイヤモンド基板もしくは層のみからなり、または該化学気相成長(CVD)単結晶ダイヤモンド基板もしくは層を含む、請求項29に記載の方法。
  31. 光学素子もしくは光学構造または三角形もしくは矩形の溝構造は、溝格子またはブレーズド格子または台形プロファイルの格子である、請求項1〜30のいずれか1項に記載の方法。
  32. 請求項1〜31のいずれか1項に記載の方法によって生成される単結晶ダイヤモンド光学素子。
  33. 単結晶ダイヤモンド光学素子は、格子またはビームスプリッタ素子である、請求項32に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  34. 反射防止コーティングまたは反射コーティングをさらに含む、請求項32または33に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  35. 光学素子は、原子レベルで平滑な光学表面を含む、請求項32〜34のいずれか1項に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  36. 光学素子は、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の平面に対して角度αを画成するエッチングされた格子光学表面を含み、ここで50°≦α≦65°または54.7°≦α≦57°である、請求項32〜35のいずれか1項に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  37. 光学素子は、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の平面に対して角度αを画成するエッチングされた格子光学表面を含み、ここで85°≦α≦95°またはα=87°である、請求項32〜36のいずれか1項に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  38. 自立型の反応性イオンエッチングされた合成単結晶ダイヤモンド光学素子である単結晶ダイヤモンド光学素子。
  39. 三角形または矩形溝を画成する少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁を含む、請求項38に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  40. 自立型の反応性イオンエッチングされた合成単結晶ダイヤモンド基板または層、および
    格子表面を画成する少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁
    のみからなり、またはこれらを備える、請求項38または39に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  41. 少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁は、ダイヤモンド部材または生成物の外側境界を画成する少なくとも1つまたは複数の外部側壁を含む、請求項40に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  42. 少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁は、酸素プラズマエッチングされた壁である、請求項39〜41のいずれか1項に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  43. 少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁は、酸素プラズマエッチングされており、好ましくは化学反応によってエッチングされた壁である、請求項39〜42のいずれか1項に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  44. 少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁は、原子レベルで平滑な表面を含む、請求項39〜43のいずれか1項に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  45. 少なくとも1つまたは複数の反応性イオンエッチングされた壁は、5nm未満、または1nmもしくは1nm未満のRMS粗さを有する、請求項39〜44のいずれか1項に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  46. 光学素子は、単結晶ダイヤモンド基板または層の平面に対して角度αを画成するエッチングされた格子光学表面を含み、ここで50°≦α≦65°または54.7°≦α≦57°である、請求項38〜45のいずれか1項に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  47. 光学素子は、単結晶ダイヤモンド基板または層の平面に対して角度αを画成するエッチングされた格子光学表面を含み、ここで85°≦α≦95°またはα=87°である、請求項38〜46のいずれか1項に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  48. 合成単結晶ダイヤモンドは、化学気相成長(CVD)単結晶ダイヤモンドである、請求項38〜47のいずれか1項に記載の単結晶ダイヤモンド光学素子。
  49. 単結晶ダイヤモンド光学素子であって:
    単結晶ダイヤモンド基板または層(1)を設ける工程と;
    単結晶ダイヤモンド基板または層(1)にマスク層(3)を加える工程と;
    マスク層(3)を通って少なくとも1つまたは複数のくぼみまたは凹部(15B)を形成して、単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の1つまたはそれ以上の部分(17B)を露出させる工程と;
    単結晶ダイヤモンド基板または層(1)の露出された1つまたはそれ以上の部分(17B)を反応性イオンエッチングする工程とを含むプロセスによって得られる前記単結晶ダイヤモンド光学素子。
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