JP2020531339A - 作動システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、作動システムを提供し、固定部材に対して回転可能な回転可能部材と、回転可能部材と固定部材とに結合されている少なくとも1つのアクチュエータと、回転可能部材に結合されている平面操縦翼面とを備え、操縦翼面は回転可能部材の周囲から垂直に伸長し、使用する際に、第1のアクチュエータが第1の構成にあるとき、平面操縦翼面が第1の位置に構成されるように回転可能部材は回転し、第1のアクチュエータが第2の構成にあるとき、平面操縦翼面が第2の位置で構成されることになる回転可能部材の中心軸の周りを回転するように回転可能部材は回転する。本発明は、乗り物と作動システムを有する乗り物のためのパーツとともに、乗り物のための操縦翼面を作動するための方法も提供する。【選択図】図1

Description

本明細書は、概して作動システムに関する。より具体的には、本発明は、乗り物の操縦翼面のための作動システム及びその作動の方法に関する。本発明は、作動システムを有する、乗り物と航空機の一部分にも関する。
典型的な航空機の構成において、尾部(すなわち、胴体の後部)は、垂直安定性だけでなく航空機のピッチも制御するための水平尾翼を含んでいる。尾部は、横方向の安定性及びヨーを制御するための1つ又は2つの垂直安定板も含んでいる。これらの操縦翼面のいずれかの部分(すなわち、エレベータとラダー)又はこれらの操縦翼面全体は、それぞれの操縦翼面の横軸の周りを回転可能である。
既知の操縦翼面は、航空機の方向制御を可能にするが、これらは、航空機のレーダー反射シグニチャ(radar return signature)と性能エンベロープ(performance envelope)を制御する手段を提供しない。同じ問題は、潜水艦、ミサイル、及び魚雷のような、他の乗り物においても見出すことができる。本発明は、プラットフォームの範囲に渡って少なくともこの問題を取り扱うことを試みる。
本発明の第1の態様にしたがうと、作動システムが提供され、固定部材に対して回転可能な回転可能部材と、回転可能部材と固定部材とに結合されている少なくとも1つのアクチュエータと、回転可能部材に結合されている平面操縦翼面とを備え、操縦翼面は回転可能部材の周囲から垂直に伸長し、使用する際に、第1のアクチュエータが第1の構成にあるとき、平面操縦翼面が第1の位置に構成されるように回転可能部材は回転し、第1のアクチュエータが第2の構成にあるとき、平面操縦翼面が第2の位置で構成されるために回転可能部材の中心軸の周りを回転するように回転可能部材は回転する。
このように、本作動システムは、乗り物の動作の間、乗り物の制御ダイナミクス及び/又はプロフィールを変更するために、乗り物の操縦翼面を適合する手段を提供する。本作動システムは、従来の手段による同じ自由度によって操縦翼面を適合するために必要とされるアクチュエータの数に関連して、軽量であり、複雑でないことである。操縦翼面の最上部に旋回点を必要としない本作動システムにより、乗り物のレーダー断面積は低減される傾向となる。
少なくとも1つのアクチュエータは、ピストンを備え、少なくとも1つのアクチュエータは、固定部材に、及び、回転可能部材に旋回可能に接続されてもよい。
回転可能部材は、固定面に対して平面操縦翼面の45度回転を有効にするように、固定部材に対して+/−22.5度回転可能であってもよい。
少なくとも1つのアクチュエータは、対で構成されている複数のアクチュエータを備えていてもよい。複数のアクチュエータは、3つの対のアクチュエータのみを備えていてもよい。
複数のアクチュエータは、細長い空間の長手方向端に配置されている、固定部材と回転可能部材とを有する細長い空間を規定してもよく、固定部材と回転可能部材は環状であってもよい。エンジンは、細長い空間中に配置されてもよい。
作動システムを通してフローパスを変更するために、少なくとも1つのアクチュエータは、固定部材の中心軸に関して回転可能部材の中心軸を傾けるように構成されてもよい。
使用する際、複数のアクチュエータのうちの第1のアクチュエータが伸長するとき、複数のアクチュエータのうちの第2のアクチュエータは収縮し、回転可能部材の回転をもたらしてもよい。
回転可能部材は、航空機のテールコーンであってもよい。
平面操縦翼面は、乗り物の方向を制御するための部分を備えていてもよく、この部分は、平面操縦翼面から独立して移動可能である。
第2の態様にしたがうと、互いに平行に、及び乗り物の互いに反対側に配置されている、第1の態様にしたがう第1及び第2の作動システムを備える乗り物が提供される。乗り物は航空機であってもよい。
乗り物の長手方向軸と複数の固定部材の中心軸は、平行に構成されてもよい。
本発明の第3の態様にしたがうと、互いに平行に、及びパーツの互いに反対側に配置されている、第1の態様にしたがう第1及び第2の作動システムを備える、航空機のためのパーツが提供される。パーツは尾部であってもよい。
本発明の第4の態様にしたがうと、乗り物のために操縦翼面を作動する方法が提供され、回転可能部材と固定部材とに結合されている少なくとも1つのアクチュエータを伸長し、回転可能部材を固定部材に対して回転させることを備え、平面操縦翼面は、回転可能部材に結合され、平面操縦翼面は、第1の位置から第2の位置に回転可能部材の中心の周りを回転させる回転可能部材の周辺から垂直に伸長しているものである。
本方法は、固定面に対する平面操縦翼面の45度回転を有効にするように、回転可能部材を固定部材に対して+/−22.5度回転させるものであってもよい。
本方法は、少なくとも1つのアクチュエータを制御することによって、作動システムを通してフローパスを変更し、固定部材の中心軸に関して回転可能部材の中心軸を傾けることを含んでいてもよい。
本方法は、少なくとも1つのアクチュエータのうちの第1のアクチュエータを伸長するように制御しながら、少なくとも1つのアクチュエータのうちの第2のアクチュエータを縮むように制御して、回転可能部材の回転をもたらすことを含んでいてもよい。
添付の図面を参照して、非限定的な例として、実施形態を説明する。
図1は、本発明にしたがう航空機の斜視図である。 図2は、本発明の実施形態したがう作動装置の斜視図である。 図3aは、本発明の実施形態したがう第1の位置にある操縦翼面を有する尾部の斜視図である。 図3bは、本発明の実施形態したがう第2の位置にある操縦翼面を有する尾部の斜視図である。 図4aは、図3aに示した尾部を通した断面である。 図4bは、図3bに示した尾部を通した断面である。 図5aは、本発明の代替実施形態したがう尾部の側面図を示している。 図5bは、本発明の代替実施形態したがう尾部の斜視図を示している。 図6は、図2中に示した作動装置において、操縦翼面の第1の位置と第2の位置を提供するために、各アクチュエータがどのように伸長するかの例を明示するグラフである。 図7は、図2中に示した作動装置において、操縦翼面の第1の位置と第2の位置を提供するために、各アクチュエータがどのように伸長するかの別の例を明示するグラフである。
ここでの実施形態は、概して乗り物のモードに適する乗り物の操縦翼面を適合するための作動システムに関する。本発明は、例えば、高いスピード、ステルス、又は高いレベルの横方向の制御をパイロットが要求するか否かに依存して、ローカル水平面からローカル垂直面に向けて(又は水平面と垂直面との間の中間点に)再位置付けすることが可能である操縦翼面を有する航空機に対するテール構造に関するものでもある。例えば、超音速巡航モード、敵領空侵入モード、又は空中戦モードのようなモードを規定するこれらの条件のそれぞれは、これらのモード間で変えられる。
図1を参照して、本発明を実現する航空機100を説明する。ここに示す航空機100は、戦闘機であるが、無人機(UAV)、輸送機、情報収集機、空中早期警戒管制機、海上哨戒機又は民間航空機においても本発明を等しく実現できる。他の実施形態において、本発明は、航空機100の代わりに、武器(例えば、巡行ミサイル、ICBM、魚雷、空対空ミサイル、空対地ミサイル又は誘導ロケット)、水上輸送又は潜水艇(例えば、ホバークラフト、潜水艦、又は船)、主砲又は砲塔の方向、あるいはアンテナの方向を制御するための戦車のような陸上車、などの他の乗り物上で実現される。
航空機100のローカル座標は機体とともに動くことから、以下で規定する軸、方向、及び、制御入力は、グローバル基準系よりもむしろ航空機100のローカル座標系に関することに留意すべきである。
図1中に示す航空機100は、機首部分20、翼10a、10b、胴体15(すなわち、本体)、エンジン排気ノズル40a、40a、及び尾翼30a、30bを有している。2つのエンジン排気ノズル40a、40bが示されているが、いくつかの実施形態では、航空機100は、1つのエンジンのみと、関係付けられているノズル40a、40bを有している。さらに、いくつかの実施形態では、航空機100は、翼10a、10bと機首20との間の胴体15上に配置されているカナードをさらに含んでいる。尾翼30a、30b及びカナードは、尾翼30a、30b又は船尾翼の横軸2a、2bがローカル水平面中にあるとき、航空機100のピッチを制御し、ローカル水平面(そうでなければ、共通胴体水平原点として知られている)で航空機100を安定させるために使用される。航空機100に横ロールを実行させるために、尾翼30a、30bは、これらのそれぞれの横軸2a、2bの周りを独立して回転可能である。言い換えると、尾翼は30a、30bとカナードは、操縦翼面である。他の実施形態では、尾翼30a、30bは、これらの横軸2a、2bの周りを回転可能でないかもしれず、航空機100のピッチを制御するために尾翼30a、30bの残りの部分に関連して回転可能なパーツを備えることがある。言い換えると、いくつかの実施形態では、尾翼30a、30bは、エレベータを備えている。
航空機100の3つの長手方向軸1a、1b、1cは、航空機100を通して描かれている。胴体15の中心線1a、又は主な長手方向軸は、機首20からテールへと航空機100を通過し、航空機100を等しく両断する。左側エンジン中心線1bは、左側エンジンの長さに沿って通る。右側エンジン中心線1cは、右側エンジンの長さに沿って通る。各尾翼30a、30bの横軸2a、2bは、これらの機外端部から機内端部へと尾翼30a、30bを通して描かれている。横軸2a、2bは、航空機100の主な長手方向軸1aに垂直であってもよい。
尾翼30a、30bを有する航空機100の後部は、尾部(又はテールアセンブリ)として知られている。
尾翼30a、30bを制御する際に使用するための作動装置200を、図2を参照して説明する。同様の作動装置200は、カナード、及び主翼10a、10bのような他の操縦翼面を制御する際に使用するために適合可能である。作動装置200は、6つの自由度、すなわちX、Y、Z平行移動及びX、Y、Z回転を達成することが可能である。作動装置200は、これらの多様な自由度を達成することが物理的に可能であるが、ある実施形態では、これらの自由度は、回転可能部材220aの中心点が固定部材220bの中心点との整列から移動しないように、ソフトウェアによって制限される。言い換えると、回転可能部材220aは、固定部材220bに対してのみ回転し、平行移動しない。
作動装置200は、複数の線形アクチュエータ210を含んでいる。後述するように、本発明の文脈において、最適な平行移動のために、及び、操縦翼面を移動させるために必要とされる回転のために、作動装置に6つの線形アクチュエータ210が設けられる。
平面図では、6つのアクチュエータ210の中心線は、六角形の形状を形成する。アクチュエータ210は、すべて等しい長さ(すなわち、中間ストローク)であり、実際の回転可能及び固定部材の直径が同じである場合、これは正六角形である。代替のアクチュエータ210は、中心位置を維持するように伸張及び収縮する一方で、回転可能部材220aを限界値(このケースでは、+/−22.5度)にまで回転させると、回転に動力を供給するための機械的利点は変化し、(図4a及び4b中で示した)アクチュエータ210によって規定された形状を通るように、より長いアクチュエータの中間点は、配置されたエンジンケーシングに向けて移動する。利用可能なストロークと回転可能及び固定部材間の距離とともに、これらの変化するものは、運動への実用限界を与える。したがって、アクチュエータ210の各対は、(0度点は、すべてのアクチュエータ210が均等に伸張している場合)+/−22.5度の回転運動を達成するために、円の120度のセグメントを占有する。より大きな数(例えば、8)のアクチュエータが使用された場合、各対は、円の90度のセグメントを占有し、この回転を達成するようにもはや伸張できないだろう。
言い換えると、アクチュエータ210の最適な数は6である。より多くが使用された場合、尾翼30a、30bの必要な45度の平行移動を達成できない。その一方で、より少ない数のアクチュエータ210が使用された場合、回転可能部材220aが構造的制約を失う(すなわち、少なくとも1つの軸で制約されず、剛性を失う)だろう。
アクチュエータ210は結合装置を含み、アクチュエータ210を回転可能部材220aと固定部材220bに旋回可能に接続する。ある実施形態では、アクチュエータ210は、各端部に結合装置を有している。結合装置は、球状のベアリングを有している。ここに示す実施形態では、結合装置は、ユニバーサルジョイントの形態であり、これは、必要とされる機構運動を達成するために、十分な回転の自由を可能にする。他の実施形態では、アクチュエータ210は、ソケットを結合するためのボールジョイントを両端に含んでいる。他の実施形態では、アクチュエータ210は、2軸ヒンジを含んでいる。さらなる実施形態では、前述した結合装置のうちのいずれかは、同じ作動装置200に組み合わせられてもよい。アクチュエータ210は、ユニバーサルジョイントを離す又はこれらを一緒にするようにするためにユニバーサルジョイントの間にピストンを含んでいる。ピストンは油圧で作動する。他の実施形態では、ピストンは、空気圧で作動する。他の実施形態では、ピストンは、電気モーターによって駆動する。
アクチュエータ210の一端におけるユニバーサルジョイントは、回転部材220aに接続される。アクチュエータ210の対向端におけるユニバーサルジョイントは、固定部材220bに接続される。固定部材220bは、航空機100の本体に対して固定されている一方で、回転部材220aは、どのアクチュエータ210が伸長し、どれが縮むかにしたがって、傾斜及び回転することができる。これは、図4a及び4bを参照して、後に詳細に説明する。示される実施形態において、回転可能及び固定部材220a、220bは、リング形状、又は環状である。
アクチュエータ210は対で構成され、アクチュエータ210の第1の対に関して、1端におけるユニバーサルジョイントは、回転可能部材220aに接続されているとき、互いに近接して配置される。その一方で、アクチュエータ210の同一対の対向端におけるユニバーサルジョイントは、互いに間隔を空けて離れ、アクチュエータ210の別の対のユニバーサルジョイントに近接して配置される。
ピストンの形態の線形アクチュエータ210を示し、ここで説明してきたが、回転可能部材220aと固定部材220bは、ラック及びピニオン、ウォーム駆動又は直接モーターのような、他の駆動手段によって結合されてもよいことが認識されるだろう。しかしながら、これは、図2に示す作動装置200によって提供される同一の自由度を提供するために、このような駆動手段の複雑で大型の構成を必要とするかもしれない。さらに、複数のピストンを有する実施形態では、他の駆動手段が使用されるときには見出されない冗長性のレベルを提供する。
ピストン210及びリング形状回転可能固定部材220a、220bを備えている、上記で説明した実施形態にしたがう作動装置200は、ローカル水平面に対する操縦翼面の最大60度の偏向がもたらされるように、ジオメトリによって限定されるが、90度の上反角及び/又は下反角偏向を可能にする適合可能な操縦翼面を提供するために、他の作動装置を使用できることが認識されるだろう。例えば、本発明の固定子(固定部材220b)と回転子(回転部材220a)は、電気モーターの固定子と回転子と一体化できる。
図2は、回転可能部材220aの中心軸3及び固定部材220bの中心軸4を示している。回転可能部材220aが傾いていない場合、これらの中心軸3、4は平行であり、同一線上にある。
本発明の尾部の特徴を、図3a及び図3bを参照して説明する。図3aは、水平構成(又は0度の上反角)で構成されている尾翼30a、30bを示している。ここで、水平の用語は、航空機100のローカル基準フレームに関連して使用され、したがって、必ずしも水平線に対して平行ではない。尾翼30a、30bの水平手段は、実質的に互いに、及び航空機100の水平面と同一平面にある(すなわち、翼10a、10bと実質的に同一面上にある)。言い換えると、各尾翼30a、30bの横軸2a、2bは、互いに対して傾いていない。尾翼30a、30bが水平であるとき、尾翼の機外端部間の距離は最大である。これらの横軸2a、2bの周りを尾翼30a、30bが回転することは、航空機100の先端20を(航空機のローカル基準系で)ピッチアップ又はダウンさせる。航空機100が超音速で移動するとき、この構成は特に有用であり、パイロットは航空機100の機首方位を変更する必要がない。さらに、航空機100が低レーダー反射断面積を提供する必要があるとき、この構成は有用である。
その一方で、図3bは、上記で規定したようにこれらがローカル水平面に45度で構成されている構成の尾翼30a、30bを示している。尾翼30a、30bの横軸2a、2bは、互いの間で90度の角度を形成する。言い換えると、ここで尾翼30a、30bは、翼10a、10bとほぼ平行である平面と45度の角度をなす。この構成では、尾翼30a、30bは、航空機100の航空機100ヨー及び/又は航空機100のピッチを制御するために使用できる。
さらなる実施形態では、作動装置200は、上記で説明したように、尾翼30a、30bがローカル水平面に垂直である回転可能部材220aの中心軸3の周りを回転することを可能にするように構成されている。言い換えると、この構成では、尾翼30a、30bの横軸2a、2bは、互いに交差しない。
図3a、3bは、尾部の片側の破断部分を示している。破断図中に示されていない側の対応する部分の内部構造は、破断部分に対して以下で説明する構造と同一である。
この実施形態にしたがう尾部は、中心軸1aのいずれかの側に横方向に配置されている2つのエンジンを含む。他の実施形態では、単一のエンジンだけがであってもよく、又は、エンジンは、航空機100上のどこかに配置されてもよく、本発明の一部分を形成しなくてもよい。ジェットエンジンをここで示しているが、エンジン50は、ラムジェットエンジン、ロケットエンジン、又はハイブリッドエンジンであってもよい。
図2を参照して説明したように、作動装置200は、各エンジン50の周囲に配置されている。ここで、環又は回転可能部材220a及び固定部220bを通過するように、ジェットエンジンは配置されている。エンジン50のケーシングと、その排気装置は、円形断面を有している。
尾翼30a、30bは、それぞれの回転可能部材220aの外側端に放射状に結合され、そこから外向きに伸張する。したがって、アクチュエータ210が予め定められた方法で伸長又は縮むとき、尾翼30a、30bは、図3aのように水平(すなわち、胴体15に横方向)になるように回転可能歩合220aの長手方向軸3の周りを回転し、又は、図3bに示すように、ローカル水平面と角度をなす。
固定部材220bの外側端は、胴体15の内側壁に固定され、その長手方向軸4は、胴体15の長手方向軸1aに平行である。すべてのアクチュエータ210は、その中間ストローク中立位置にあるとき、回転可能部材220aの中心軸3は、固定部材220bの中心軸4と同一線上に構成される。回転可能部材220aの外周は、航空機100の外面の一部分を形成する。回転可能部材220aは、それを胴体15に結合するためのバッフルを備え、回転可能リング220aが胴体15に関して上、下、左、又は右に旋回するとき、航空機100の外面で間隙を形成することを回避する。
尾翼30a、30bの上反角偏向が図3b中に示されているが、本発明は、尾翼30a、30bを下反角(すなわち、ローカル水平面に対して下方)に偏向させるために使用することもできる。
エンジン排気ノズル40a、40bは、それぞれの回転可能部材220aの周囲に軸方向に結合される。したがって、回転可能部材220aの中心軸3が固定部材220bのものと角度をなすように回転可能部材220aの中心軸3が固定部材220bの中心軸4に対して傾くようにされるとき、エンジン排気ノズル40aは、その長手方向軸1bが固定部材220bの中心軸4と同じ角度をなすように旋回する。例えば、エンジン排気ノズル40aは、胴体15に対して上又は下を指すように制御されることができる。したがって、尾部を通してエンジン排気のフローパスを調節する。これは、推力ベクトルして知られている。
これらの実施形態において、本発明は、水平尾翼と垂直安定板の両方を有する航空機に対する必要性を軽減する。なぜなら、これは、尾部が両方の特徴の機能を実行するように適合可能であるからである。したがって、航空機100のレーダー断面積と抗力は、必要なときに減少する傾向があり、航空機100の性能エンベロープを動的に制御可能である傾向がある。さらに、航空機100は、水平及び垂直尾翼を有する航空機よりも一般的に軽量である。
他の実施形態では、尾翼30a、30b代わりに又はそれに加えて、主翼10a、10bのような操縦翼面、武器パイロン又は航空機100のフロントカナードを、上記で説明したものと類似した方法で制御できる。
図4a及び4bに関して、本発明をより詳細に説明する。これらの図は、図3a及び3b中に示す尾部の左側の長手方向軸線を通した断面を示している。図は、航空機100の機首20からテールまでとられている。
示すように、エンジン50を囲むエンジンケーシングは円柱である。エンジンケーシングを囲むアクチュエータ210が最大に伸長するとき、それぞれ完全に伸張したアクチュエータ210の中点は、ケーシングの凹部に収容される。クリアランスは、複数のアクチュエータ210の間に配置される機器と接触することなく、アクチュエータ210の緊急伸長限度に対する十分なゆとりをもって、可動及び静的パーツ間に維持されるべきである。
アクチュエータ210は、対で構成されている。第1のアクチュエータ210a及び第2のアクチュエータ210bは、アクチュエータの第1の対を形成する。第3のアクチュエータ210c及び第4のアクチュエータ210dは、アクチュエータの第2の対を形成する。第5のアクチュエータ210eと第6のアクチュエータ210fは、アクチュエータの第3の対を形成する。図4a及び4b中に示すように、エンジンケーシングと航空機100の外板との間のエリアは限られている。より多くのアクチュエータ210を含むことは、各アクチュエータが動作する角度範囲を減少させ、したがって、尾翼30がローカル水平面より上に45度回転することを回避する。その一方で、より少ないアクチュエータ210は、回転可能部材220aの自由度を減少させるだろう。
ある実施形態では、アクチュエータ210の数は偶数である。アクチュエータ210の数は、したがって、4つまで減らすことができる。対称又は非対称のアレイのいずれかで、ピンジョイント挙動を仮定すると、これらは、次いで、2つの結合4棒リンクのように機能し、回転の中心に追加の制約のないすべての自由度において制約されることがなく、これは、エンジン50が邪魔であるときに達成できない。
回転可能部材220aが固定部材220bの直径よりもより短い直径のものであり、固定部材220bから間隔を空けて軸方向にさらに共線である。ここで、回転可能部材220aは、固定部材220bよりも尾部のさらに機尾に示されている。いくつかの実施形態では、回転可能部材220aは、航空機100の機首20に対して固定部材220bの前方に配置されている。
尾翼30bは、任意の適切な手段によって、回転可能部材220aに結合される。例えば、尾翼30bは、回転可能部材220aにリベットで留め、ボルトで止め、又は溶接されてもよい。他の実施形態では、回転可能部材220a及び尾翼30bは、単一の統合されたユニットとして形成される。さらなる実施形態では、テールコーン(又はフェアリング)は、回転可能部材220aに軸方向に結合され、尾翼30bは、以前に説明したような類似した方法で、代わりにテールコーンに結合される。したがって、回転可能部材220aが回転するとき、尾翼30bは、回転可能部材220aの長手方向軸の周りを旋回する。
航空機100がまっすぐ水平に(すなわち、航空機100の主な長手方向軸と同じ平面で)飛行するとき、水平に平行な平面であるローカル水平面に関して尾翼30bが45度まで完全に回転するために、第2のアクチュエータ210b、第4のアクチュエータ210d、及び第6のアクチュエータ210fは一斉に伸長する一方で、第1のアクチュエータ20a、第3のアクチュエータ210c、及び第5のアクチュエータ210eは一斉に縮む。結果として生じた構成は図4b中に示されている。尾翼30bをローカル水平面に戻すために、第2のアクチュエータ210b、第4のアクチュエータ210d、及び第6のアクチュエータ210fは一斉に縮む一方で、第1のアクチュエータ20a、第3のアクチュエータ210c、及び第5のアクチュエータ210eは一斉に伸長する。結果として生じた構成は、図4a中に示されている。図6及び7中に示すように、尾翼30bの中間上反角傾斜は、アクチュエータ伸長の予め定められた組み合わせを通して達成できる。尾翼30bの所望のピッチを維持しながら、尾翼30bは上反角に移動する。
アクチュエータ210のうちの1つが誤動作する(例えば、故障する)場合、残りのアクチュエータ210の作動を通してある程度の尾翼30bの制御を維持することが可能である。回転可能部材220aに結合されている機能しなくなったアクチュエータの端は、その対の伸長するアクチュエータによって乗り物100のさらに機尾に動く。アクチュエータの残りの2つの対は、この運動を可能にするように一斉に平行移動し、これは、回転可能部材220aがさらに機尾に、固定部材220bとずれて移動する。この新たな機尾位置は、残りの5つのアクチュエータの逆戻り運動に対する基礎として使用されることができる。動きの完全な自由は達成されないだろうが、航空機100が停止する(又は、航空機が着陸する)まで、十分な制御を維持できる。
第3から第6のアクチュエータ210c−fが伸長する量よりも多い量だけ第1のアクチュエータ210a及び第2のアクチュエータ210bのそれぞれを伸長することによって、回転可能部材220aは旋回でき、回転可能部材220aのその中心長手方向軸3は、固定部材220bの長手方向軸4と角度をなす。ここで示す実施形態において、エンジン50が固定部材220bを通して伸長し、エンジン排気ノズル40bが回転可能部材220aに結合される場合、固定部材220bの中心長手方向軸4から離れて回転可能部材220aの中心長手方向軸3が旋回することは、排気方向を変えられることになるエンジン50によって生成される推進力をもたらし、これにより、航空機100に増加した操作性を提供する。これは、例えば、航空機、ならびに、ジェットスキー及び魚雷のような、水ジェット動力乗り物100において有用である。
さらなる実施形態において、イメージングシステム及びレーダー警報受信機のようなセンサが、尾翼30a、30bの遠位端に配置されている。したがって、航空機100の主な水平面から(すなわち、下反角又は上反角に)移動するために尾翼30a、30bを制御することにより、航空機100の胴体15又は翼10a、10bによるセンサの動眼視野の不明瞭化を低減できる。
ここで示す実施形態において、航空機100に2つの適合可能な尾翼30a、30bを提供するために、図4a中で示した同様の特徴は、航空機100の右側に反映される。
図5a及び5bは、尾翼30bの動きを生じさせるための代替構成を示している。ここでは、アクチュエータ210は、テールフェアリング(又はテールコーン)60の内面に直接結合される。各アクチュエータ210の対向端は、胴体15、例えば、航空機の胴体の内面に結合される。ヒンジ65は、テールフェアリング60を胴体15に結合する。テールフェアリング60が移動するとき、テールフェアリング60と胴体15との間に形成する間隙を回避するために、ヒンジ65は、圧縮及び伸長することが可能である。ヒンジ65は、バッフルとして機能する。実際には、テールフェアリング60は、図3aから4bを参照して以前に説明したように、細長い回転可能部材220aである。その一方で、実際には、航空機100の胴体15は、図3aから4bを参照して以前に説明したように、固定部材200bとして機能する。
平面尾翼30bは、テールフェアリング60に結合されている。平面尾翼30bは、例えば、ボルト止め、リベット留め、溶接のような任意の適切な手段によってテールフェアリング60に結合されてもよく、又は、尾翼30bとテールフェアリング60は、統合して形成されてもよい。
さらなる実施形態では、補助動力ユニット(APU)がテールフェアリングの内側に配置されている。ここで、テールフェアリング60の遠位端は、エンジン排気ノズルを備えている。いくつかの実施形態では、磁気探知機や合成開口レーダーのようなセンサが、航空機100のテールフェアリング60上に配置されている。したがって、これらのセンサが指す方向は、適切なアクチュエータ210を使用してテールフェアリング60を旋回させることによって調節できる。
図2a及び図2b中に示したものと類似して、2つの作動装置200は、2つの適合可能尾翼30a、30bを提供するように、並列して(又は、平行して)配置されてもよい。これら2つの尾翼30a、30bは、その後、対の垂直安定板を提供するように、上方に、すなわち、上反角に回転できる。このような回転は、一斉に起こる傾向があり、各垂直安定板は、水平面と同等な角度だけ傾斜する。
さらに、他の実施形態では、2つの作動装置200が同じ航空機100中に軸方向に結合される。言い換えると、1つの作動装置200の回転可能部材220aは、別の作動装置200の遠位端に近接して、又は他の作動装置と同心円上に配置される。操縦翼面は、互いに対向する側の各作動装置200の回転可能板220aに結合される。この実施形態は、操縦翼面が航空機100の前に向けたカナードである場合、又は航空機100が尾翼30a、30bが回転できる単一のテールコーン又はエンジンフェアリングのみを有する場合、特に有益である。
図6は、6度のピッチ角度で尾翼30a、30bの上反角配置の異なる度数を達成する(すなわち、尾翼30a30bは、ローカル水平面に対して6度だけこれらの横軸2a、2bの周りを旋回する)ために必要なアクチュエータ210の伸張に対してプロットされた実験データを示している。ここでは、テールコーン60の直径は、1200mmである。グラフは、尾翼30a、30bのピッチも達成されるとき、アクチュエータ210の伸張と結果として起こる回転部材220aの回転との間のわずかな非線形関連性を示している。回転可能部材220aがゼロ度の回転を有するとき、すべての6つのアクチュエータ210は、部分的に伸張する。
図7は、0度のピッチ角度で尾翼30a、30bの上反角配置の異なる度数を達成するために必要なアクチュエータ210の伸張に対してプロットされた実験データを示している。ここでは、テールコーン60の直径は、1200mmである。グラフは、尾翼30a、30bのピッチもヨーも達成されないとき、回転可能部材220aの回転とアクチュエータ210の伸張との間の線形関連性を示している。
上述した実施形態は、航空機100の本体の内側の点の周りを回転することにより、第1の位置から第2の位置へ移動することが可能な操縦翼面を提供する。尾翼30a、30bがローカル水平面から水平面に45度の平面に移動するように説明してきたが、第1の位置は、ローカル水平面である必要がないことが容易に認識されるだろう。例えば、作動装置200は、ローカル水平に45度の平面から航空機100のローカル垂直面へと尾翼30a、30bを回転できる。
尾翼30a、30bの基礎の周りを回転する代わりに、尾翼30a、30b(又は他の何らかの操縦翼面)に回転可能部材220aの長手方向軸4の周りを回転させるために、上記で説明した作動装置200を使用することにより、外部ジョイントの必要性は軽減される。したがって、レーダー反射断面積は減少する傾向がある。
回転部材220aのプラス/マイナス22.5度の運動の制限が上記で説明した実施形態に対して使用されているが、アクチュエータ210と固定/回転可能部材20a、220bジオメトリに依存して、角度の他の制限を実現してもよい。例えば、固定子220b及び回転子220aが電気モーターの固定子と回転子によって提供される場合、水平面に対する傾斜の範囲は増加するだろう。
上記で説明した実施形態は例示的なものにすぎず、本発明の範囲を限定しないことを認識すべきである。本願を読むと、他のバリエーション及び修正が当業者に明らかになるだろう。
さらに、本願の開示は、明示的に又は暗示的にここで開示した、任意の新規の特徴又は任意の新規の特徴の組み合わせ、あるいは、これに関する、及び、本願の又はそこから導出した任意の出願の審査の間の、任意の概念を含むように理解すべきであり、新たな特許請求の範囲は、任意のこのような特徴及び/又はこのような特徴の組み合わせをカバーするように構築されてもよい。

Claims (20)

  1. 作動システムであって、
    固定部材に対して回転可能な回転可能部材と、
    前記回転可能部材と前記固定部材とに結合されている少なくとも1つのアクチュエータと、
    前記回転可能部材に結合されている平面操縦翼面とを備え、前記平面操縦翼面は前記回転可能部材の周囲から垂直に伸長し、
    使用する際に、第1のアクチュエータが第1の構成にあるとき、前記平面操縦翼面が第1の位置に構成されるように前記回転可能部材は回転し、前記第1のアクチュエータが第2の構成にあるとき、前記平面操縦翼面が第2の位置に構成されるために前記回転可能部材の中心軸の周りを回転するように前記回転可能部材が回転する、作動システム。
  2. 前記少なくとも1つのアクチュエータは、ピストンを備え、
    前記少なくとも1つのアクチュエータは、前記固定部材及び、前記回転可能部材に旋回可能に接続されている、請求項1に記載の作動システム。
  3. 前記回転可能部材は、固定面に対して前記平面操縦翼面の45度回転を有効にするように、前記固定部材に対して+/−22.5度回転可能である、請求項1又は2に記載の作動システム。
  4. 前記少なくとも1つのアクチュエータは、対で構成されている複数のアクチュエータを備える、請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の作動システム。
  5. 前記複数のアクチュエータは、アクチュエータの3つの対のみを備える、請求項4に記載の作動システム。
  6. 前記複数のアクチュエータは、細長い空間を規定し、前記細長い空間は、前記細長い空間の長手方向端に配置された前記固定部材と回転可能部材とを有し、
    前記固定部材と前記回転可能部材は環状である、請求項4又は5に記載の作動システム。
  7. エンジンが、前記細長い空間中に配置されている、請求項6に記載の作動システム。
  8. 前記作動システムを通してフローパスを変更するために、前記少なくとも1つのアクチュエータは、前記固定部材の中心軸に関して前記回転可能部材の中心軸を傾けるように構成されている、請求項7に記載の作動システム。
  9. 使用する際、前記複数のアクチュエータのうちの第1のアクチュエータが伸長するとき、前記複数のアクチュエータのうちの第2のアクチュエータは縮んで前記回転可能部材の回転をもたらす、請求項4から8のうちのいずれか1項に記載の作動システム。
  10. 前記回転可能部材は、航空機のテールコーンである、請求項1から9のうちのいずれか1項に記載の作動システム。
  11. 前記平面操縦翼面は、乗り物の方向を制御するための部分を備え、前記部分は、前記平面操縦翼面から独立して移動可能である、請求項1から10のうちのいずれか1項に記載の作動システム。
  12. 請求項1から11のうちのいずれか1項に記載の作動システムである第1及び第2の作動システムを備える乗り物であって、前記第1及び第2の作動システムは、互いに平行に、そして前記乗り物の互いに反対側に配置されている、乗り物。
  13. 前記乗り物は航空機である、請求項12に記載の乗り物。
  14. 前記乗り物の長手方向軸と複数の前記固定部材の中心軸は、平行に配置されている、請求項12又は13に記載の乗り物。
  15. 請求項1から11のうちのいずれか1項に記載の作動システムである第1及び第2の作動システムを備える、航空機のためのパーツであって、前記第1及び第2の作動システムは、互いに平行に、そしてパーツの互いに反対側に配置されている、航空機のためのパーツ。
  16. 前記パーツは尾部である、請求項15に記載の航空機のためのパーツ。
  17. 乗り物のために操縦翼面を作動する方法であって、
    回転可能部材と固定部材とに結合されている少なくとも1つのアクチュエータを伸長し、前記回転可能部材を前記固定部材に対して回転させることを備え、
    平面操縦翼面が、前記回転可能部材に結合され、
    前記平面操縦翼面は、第1の位置から第2の位置に前記回転可能部材の中心の周りを回転させられる前記回転可能部材の周辺から垂直に伸長する、方法。
  18. 前記回転可能部材は、固定面に対する前記平面操縦翼面の45度回転を有効にするように、前記回転可能部材を前記固定部材に対して+/−22.5度回転させることを備える、請求項17に記載の方法。
  19. 前記少なくとも1つのアクチュエータを制御することによって、作動システムを通してフローパスを変更し、前記固定部材の中心軸に関して前記回転可能部材の中心軸を傾けることを備える、請求項17又は18に記載の方法。
  20. 前記少なくとも1つのアクチュエータのうちの第1のアクチュエータを伸長するように制御しながら、前記少なくとも1つのアクチュエータのうちの第2のアクチュエータを縮ませるように制御して、前記回転可能部材の回転をもたらすことを備える、請求項17から19のうちのいずれか1項に記載の方法。
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