JP2020526687A - 壁板ジョイントを仕上げるための予備充填ツール - Google Patents

Abstract

壁板ジョイント（５０）を仕上げるための予備充填ツール（１０）が提供され、予備充填ツールは、ホッパを画定し、壁板ジョイントに係合するように構築および配置される上部壁（２８）および前方壁（２６）を有する、ボックスアセンブリ（１２）を含む。前方壁は、ホッパに格納されているジョイント化合物を吐出するように寸法設定されるゲート（５４）を部分的に画定する。また、ゲートは、前方壁に取り付けられるスキッドプレート（６６）の側に位置し、スキッドプレートは、主要部（６８）と、主要部により画定される平面から変位しているゲートを部分的に画定するゲート部（７４）と、を有する。
【選択図】図４

Description

本発明は、壁板パネルジョイントを内装建築の過程で仕上げることに関し、特に隣接するパネルの間のジョイントの充填を、壁板ジョイント化合物およびテープの組み合わせを使用して行うことに関する。

建築分野では、特に内装建築では、壁は一般的に、内装壁を構築するために使用される複数の当接用壁板パネルなどと一体に形成される。壁ジョイントは、２つのパネルが交差する場所に形成される。このようなジョイントは、内装壁パネルを形成するときには平坦であるか、または隣接するパネルの共通の縁部が０または１８０°以外の角度で互いに交差するときには内側コーナおよび外側コーナでも平坦である。なだらかで連続的な壁外観を実現するために、ジョイントテープを壁ジョイントに塗工する。テープは、壁ジョイントに手で塗工するか、またはテーパもしくはテーピングツールと一般的に称されるデバイスを使用して塗工する。

ジョイントテープを塗工する前に、ジョイントにジョイント化合物を予備充填することが慣習的に行われている。いくつかのカテゴリーのジョイント化合物がある。乾燥型化合物が、水の蒸発により硬化するのに対し、硬化型ジョイント化合物は、硬化プロセス中に水と化学的に反応する。硬化型ジョイント化合物は通常、スタッコ（ｓｔａｃｃｏ）またはパリの漆喰（ｐｌａｓｔｅｒ ｏｆ Ｐａｒｉｓ）としても知られている硫酸カルシウム半水和物をベースとして使用する。水を硬化型粉末に加えると、水は、硫酸カルシウム半水和物と水和反応により反応し、硫酸カルシウム二水和物結晶の連結母材を形成する。連結結晶母材により、化合物の強度が向上する。乾燥型よりも硬化型ジョイント化合物が優れているのは、仕上げ後のジョイントの全体強度であり、収縮および割れが少なくなるだけでなく、ジョイント化合物が追加の仕上げ前に完全に乾燥するのを待つ必要があることから逃れられることである。乾燥型ジョイント化合物は、乾燥型ジョイント化合物が通常、製造者が水を加えて混合させると即座に混合形態になるので、使用が容易であるという利点を有している。第３の型のジョイント化合物は、硫酸カルシウム半水和物ベース化合物の硬化作用を、即座に混合する化合物の使用容易性と組み合わせている。

テーパまたはテーピングツールは、ジョイント化合物の形態の粘性充填材および粘性接着材をジョイントテープに塗工し、続いて化合物およびテープを壁ジョイントに塗工する。このようなジョイント化合物は、マッド（ｍｕｄ）とも一般的に称される。自動吐出デバイス（ａｕｔｏｍａｔｉｃ ｄｉｓｐｅｎｓｉｎｇ ｄｅｖｉｃｅ）とも称される様々なテーパツールが市場に存在しているが、テーパツールは、一般的に、同じような態様で動作する。最初に、テーパツールを使用して、テープおよびジョイント化合物を壁ジョイントに塗工する。テープは、ツールから、その第１の端部または前方端部から出て行く。テーパツールがジョイントの上部または下部に達して（オペレータがテープおよび化合物を塗工している方向がいずれであるかに応じて）、特定の壁ジョイントに対するテープ塗工が完了した後、オペレータは、テープを切断するために使用される切断機構を作動させる。通常、切断機構は、テーパツールの前方端部に配置されて、前方端部の後方に配置される。

したがって、テープを壁面に次に塗工する場合、テープをテーパツールの前方端部にまで進める必要がある。これは、テープを手で把持してテープを前方端部に送ることにより、またはテーパツールにさらに接続されているテープ前進アセンブリにより行うことができる。テープ前進アセンブリは、オペレータにより作動可能であり、テープに係合して、テープの前縁部をテーパツールの前方端部に向かって前進させる。好適な例示的なテーピングツールは、米国特許第４，０８６，１２１号、第５，８８２，６９１号、第６，５８１，８０５号、第６，８７４，５５７号、第７，６２４，７８２号、および米国特許出願公開番号ＵＳ２００７／０２６１３３４に開示されており、これらの特許出願の全てが、参照により本明細書に組み込まれる。

残念ながら、多くの場合、テープの前縁部をこれらの態様のいずれの態様で前進させることによっても、十分な壁板ジョイント化合物を塗工した状態のテープを提供することができない。したがって、化合物がないテープ部分は、壁面に粘着することがなく、効果的な密閉状態を壁セクションの間に提供しない。このようなことから、多くの塗工具は、必要な余分の壁板ジョイント化合物を手で塗工する。従来のテーピングツールの他の不具合は、大量のジョイント化合物を、テープを壁ジョイントに適切に接着させるために必要とし、テープとジョイントとの間の良好な接着接合を得るのが頻繁に困難になることに関する。

仕上げ用ボックスとしても知られている機械式予備充填ツール塗工具は、当該技術分野で知られており、とりわけ参照により本明細書に組み込まれる米国特許第２，８２４，４４２号、第２，８８９，６９９号、および第２，９８４，８５７号に記載されている。このようなデバイスは、壁板ジョイントに対向する略平坦面を有し、ジョイント化合物が押し出される長尺開口部またはゲートが提供される箱型楔形ホッパを含む。平坦面の反対側では、ホッパが可動押圧プレートにより画定される。一旦、ホッパにジョイント化合物が充填されると、ユーザは、デバイスをジョイントに載置し、ユニットがジョイントの長さに沿って下方に引かれるときに、圧力を押圧プレートに加える。このオペレータ生成圧力は多くの場合、当該技術分野で公知の長尺延長ハンドルの使用により加えられる。押圧プレートがゲートに向かって移動すると、壁板ジョイント化合物がジョイントに押し出される。スクリードまたはワイパーバーまたはブレードが多くの場合、提供されて押し出されたジョイント化合物をなだらかにする。

このようなデバイスは通常、テーパ状および方形の縁部の両方を有する平坦ジョイントに使用される。これらのデバイスの変形例は、内側コーナジョイントまたは角ジョイントを仕上げるために使用される。後者のデバイスグループは、米国特許第５，２６３，８３６号、第４，４５１，２２３号、および第３，９３２，１０１号に開示されている。これらの機械式塗工具デバイスは、必要な量の材料を効果的および効率的に吐出して、ジョイントを、テーピングおよび仕上げ前に適切に予備充填する。新規の機械式塗工は、広く職業上慣行である幅広ナイフまたはこて（ｔｒｏｗｅｌ）を用いた手で塗工する手動方法と比較して、スピードおよび再現性の点で優れている。

しかしながら、既知の仕上げ用ボックスは、なだらかで好適にテーパ状のおよび／または平坦な壁板ジョイントを実現するという一貫性のない結果に遭遇している。また、従来のコーナツールは、多くの塗工具で操作するためには比較的複雑である。

したがって、上に説明した従来の慣行の不具合に対処する、十分な量の壁板ジョイント化合物を壁板ジョイントに塗工するための改善されたシステムに対する必要性が存在する。

上に挙げた必要性は、壁板ジョイントを仕上げるための本予備充填ツールにより満たされ、または超えられ、本予備充填ツールは、壁板テープの塗工とは無関係に、壁板ジョイント化合物をジョイントに塗工するための機械式塗工具を提供する。本ツールの特徴は、ジョイント化合物を吐出して、ジョイント継ぎ目の目標領域の上に均一に拡散させる塗工ゲートである。さらに、ゲートは、前方面またはジョイント対向面の平面から変位したスキッドプレートにより部分的に画定される。好ましい実施形態では、スキッドプレートは、ゲートの反対側にあって、壁に沿ったツールの移動方向に面取りされたまたはテーパ状縁部を特徴としている。面取りされた縁部の反対側では、ツールに、ゲートから押し出されるジョイント化合物を均す調整可能なスクリードブレードも提供される。

本ツールの別の態様は、中央フレーム部材に位置する塗工ゲートを備える内角ジョイント予備充填塗工具である。内角塗工具ツールは、ジョイント化合物を吐出してジョイント継ぎ目の目標領域全体により均一に拡散させる塗工ゲートおよびスクリードエッジ構成を特徴としている。スキッドプレートは、内角ジョイントへの材料の供給および拡散を案内する。

より具体的には、壁板ジョイントを仕上げるための予備充填ツールは、壁板ジョイントを仕上げるために提供され、予備充填ツールは、ホッパを画定し、壁板ジョイントに係合するように構築および配置される上部壁および前方壁を有するボックスアセンブリを含む。前方壁は、ホッパに格納されているジョイント化合物を吐出するように寸法設定されるゲートを部分的に画定する。また、ゲートは、前方壁に取り付けられるスキッドプレートの側に位置し、スキッドプレートは、主要部と、主要部により画定される平面から変位しているゲートを部分的に画定するゲート部と、を有する。

別の実施形態では、壁板ジョイントを仕上げるための予備充填ツールが提供され、予備充填ツールは、ホッパを画定し、壁板ジョイントに係合するように構築および配置される上部壁および前方壁を有するボックスアセンブリと、ボックスアセンブリに取り付けられる一対のガイドホイールと、を含む。前方壁は、ホッパに格納されているジョイント化合物を吐出するように寸法設定されるゲートを画定し、ゲートは、前方壁に取り付けられるスキッドプレートの側で部分的に画定され、スキッドプレートは、主要部と、主要部により画定される平面から垂直方向に変位しているゲートを部分的に画定するゲート部と、を有する。スクリードブレードは、ボックスアセンブリに関連付けられ、ゲートは、ホッパに向かって傾斜する壁を有し、スクリードブレードに隣接するベースを有する。

さらなる実施形態では、壁板ジョイント化合物を内側コーナに塗工する予備充填コーナ塗工具が提供され、予備充填コーナ塗工具は、ジョイント化合物の供給源を格納するように寸法設定されるホッパを画定するハウジングを含み、ホッパは、一対のガイドウィングにより部分的に画定され、各ガイドウィングは、コーナに補完的な角度の半部を形成し、フレームは、ホッパに接続され、ホッパと流体連通するゲートを備える第１の端部と、一対のガイドホイールを有する第２の端部と、を有し、ハウジングおよびフレームのうち少なくとも一方は、ハンドルまたは棒に関する接続点を有する。

壁で使用中の本予備充填ツールの上部斜視図である。 図１の予備充填ツールのわずかに回転した上部斜視図である。 本予備充填ツールの上面図である。 ゲートを示す図３のツールの正面図である。 本予備充填ツールの部分後面図である。 図４の予備充填ツールのゲートの拡大側面斜視図である。 概略的に表示されるテーパ状壁板ジョイントの上方に配置されるものとして図示される本予備充填ツールの上面図である。 概略的に表示される平坦壁板ジョイントの上方に配置されるものとして図示される本予備充填ツールの上面図である。 本予備充填ツールと一緒に使用されるコーナ塗工具ツールの前面図である。 図９のコーナ塗工具ツールの側面図である。 図９のコーナ塗工具ツールの後面図である。 壁板ジョイント化合物を内側コーナジョイントに塗工するものとして図示される図９のコーナ塗工具ツールの上部斜視図である。

ここで図１〜図５を参照すると、本予備充填ツールは、１０で総称指示され、ボックスアセンブリ１２と、ボックスアセンブリに取り外し可能に取設され、従来のハンドル、延長ポール、または棒１８を受容するように構築および配置されるベース１６を有する回動ハンドルソケットブラケット１４と、を含む。当該技術分野で知られているように、ボックスアセンブリ１２は、ステンレス鋼、アルミニウム、または同様の頑丈な耐腐食性材料から作製されており、ブラケット１４は、ボックスアセンブリ１２の後方壁２２から突出するスタッド２０に解放可能に接続可能である。ボックスアセンブリ２２の側にさらに含まれるのは、一対の側壁２４、前方壁２６、および上部壁２８である。慣例により、側壁２４は、上部壁２８に隣接する上縁部３０からテーパ状または楔形になっている。上縁部３０は、反対の下縁部３２よりも相対的に長い。ボックスアセンブリ１２の側にさらに含まれるのは、後方壁２２の後方への動きを防止する長尺停止バー３４である。後方壁２２は、側壁２４に対して、ボルト３６により画定される軸の回りを回動する。

一対の戻りばね３８はそれぞれ、一方の端部４０の対応する側壁２４、および反対側の端部４４の後方壁２２の対応するばね突起４２に接続される（図５から最も良く分かる）。いくつかの場合では、ばね端部４４はスタッド２０に接続可能である。当該技術分野で知られており、かつ図１に示すように、予備充填ツール１０は、壁板継ぎ目または壁板ジョイント５０を画定する隣接する壁板パネル４８により形成される壁４６に押圧載置される。次に、オペレータは、後方壁２２を、好ましくはハンドル１８およびブラケット１４を介して押圧して押し出し力を、ボックスアセンブリ２２により画定されるホッパ５２（図１では隠れて図示されている）内に位置している壁板ジョイント化合物に加える。このように加圧されると、ジョイント化合物は、ホッパ５２から、以下により詳細に説明される前方壁２６の側に位置しているゲート５４を介して押し出され、前方壁２６から、ジョイント化合物がジョイント５０に塗工される。

戻りばね３８は、付勢力を加えて、オペレータが、後方壁２２を、ハンドル１８に加える力に逆らう停止バー３４に向かって押し込む。一対のガイドホイール５６はそれぞれ、当該技術分野で周知のように、側壁２４の下縁部３２の近傍のボックスアセンブリ１２に接続される車軸５８に取り付けられる。ガイドホイール５６は、壁４６に沿ったツール１０の移動を容易にする。

ここで図３、図４、および図６を参照すると、ゲート５４は、ツール１０が使用されている状態でジョイント５０に対向する前方壁２６の開口部６０により部分的に画定される。好ましい実施形態では、開口部６０は形状が矩形であり、長尺縁部６２が、前方壁２６の上縁部または前縁部６４に対して離間した平行配向にあるが、円形または他の多角形構成を含む開口部６０の他の形状が想到される。

本ツール１０の特徴は、開口部６０から放出される壁板ジョイント化合物の計量および分布を向上させることが判明しているスキッドプレート６６である。スキッドプレート６６は、ステンレス鋼、アルミニウム、または同様の頑丈な耐腐食性材料から作製されることが好ましく、前方壁２６に上縁部６４に沿って、または上縁部６４に隣接して取り付けられる略平坦な主要部６８を特徴としている。取設は、締結具７０により行われ、締結具７０は、スクリュー、ボルト、リベット、または接着剤を含む任意の他の好適な既知の締結技術であることが想到される。主要部後縁部７２は、上縁部６４の反対側にあり、下縁部３２に向かってテーパ状になっている、または傾斜している。

主要部６８により画定される平面から距離「Ｈ」（図６）だけ変位しているのがゲート部７４であり、ゲート部７４は、主要部６８に対して離間して平行に配置される接触面７６を有し、主要部後縁部７２と同様にほぼ同じ角度βでテーパ状にもなっているゲート部後縁部７８をさらに有する。後縁部７８の反対側では、ゲート部７４は、開口部６０およびホッパ５２と流体連通するゲート開口部８０を画定する。ゲート開口部８０に含まれるのは、上縁部６４に隣接する長尺縁部８２であり、長尺縁部８２は、長尺縁部８２に対して離間した平行配向にある短尺縁部８４よりも長くなって、ゲート開口部が台形となることが好ましいが、他の多角形、円形、および楕円形を含む他の形状が想到される。好ましい実施形態では、長尺縁部８２は、上縁部６４の位置において、前方壁２６の長さの約２分の１に延在しているが、用途に応じて他の長さが想到される。

ゲート部７４の長尺縁部８２は、ホッパ５２に向かって傾斜し、ベース８６をスクリードブレード８８に隣接して有している。長尺縁部８２の先端部９０は、開口部６０の縁部に向かって延在している。スクリードブレード８８は、ボックスアセンブリの側に、ゲートに隣接して位置しており、ゲート５４に対して固定されて、ツール１０の操作中にゲートを通って押し出されるジョイント化合物をなだらかに均す。好ましい実施形態では、スクリードブレード８８はボックスアセンブリ上部壁２８にクランプ９１およびいくつかの締結具９２、好ましくはボルトで固定されるが、他のねじ式締結具を含む他の締結具が想到される。スクリードブレード８８は、スキッドプレート６６のゲート部７４と、少なくとも同一平面上にあるか、またはゲート部７４と同じ高さに並んでいるか、もしくはゲート部７４のわずかに上方に延在していることが特に好ましい。

ここで図７および図８を参照すると、ツール１０は、壁板ジョイント化合物９４が塗工されている壁４６から引き離されているのが分かる。図７と図８との主な違いは、図７では、パネル４８が、テーパ状縁部ジョイント５０ａを画定し、図８では、パネル４８が、方形縁部ジョイント５０ｂを画定していることである。ジョイント５０ａ、５０ｂの形状に関係なく、スキッドプレート６６を備える本ツール１０は、従来のツールと比較してジョイント化合物をより効果的に分布させる。図１から分かるように、ツール１０は、ジョイント５０の上縁部から下縁部に向かって、矢印９６で示す移動方向に操作される。

ここで図９〜図１１を参照すると、ジョイント化合物を内側コーナに塗工し、ツール１０の原理を取り入れた予備充填コーナ塗工具ツールは、１００で総称指示される。ツール１００に含まれるのは、ジョイント化合物９４の供給源を格納するように寸法設定されるホッパ１０４（図９では隠れて図示されている）を画定するハウジング１０２である。ホッパ１０４は、一対のガイドウィング１０６により部分的に画定され、各ガイドウィング１０６は、内側コーナに補完的な角度αの半部を形成する。角度αは約９０°であることが好ましいが、用途に合うように変えることができる。各ガイドウィング１０６には、壁板コーナに接触し、ジョイント化合物９４を均すスクリードブレード８８と同様のスクリードエッジ１０８が提供される。

フレーム１１０は、ハウジング１０２に接続され、ホッパ１０４と流体連通するゲート１１４を備える第１の端部１１２と、一対のガイドホイール１１８の一方をフレームの各側に有する第２の端部１１６と、を有する。好ましい実施形態では、ガイドホイール１１８は、面取りされ、大きい方の直径が、フレーム端部１１６に隣接して配置されているが、他の構成が想到される。面取りホイール１１８の利点は、ツール１００が壁に沿って矢印１２０で示される方向に移動するときに、ホイールが内側壁板コーナを追従することである（図９）。ゲート１１４を有するフレーム１１０の表面１２２は、上に説明したスキッドプレート６６と同様に機能する。また、フレーム１１０には、ハンドルまたはハンドル１８と同様の棒に解放可能に取設され、接続点と係合する継手を有する軌道などのような接続点１２４（図１１）が提供される。

ここで図１２を参照すると、ジョイント化合物９４をパネル１２８の共通縁部により形成される内側コーナジョイント１２６に予備充填するツール１００が示されている。ジョイント１２６に対する充填は、ツール１００が矢印１２０で示す移動方向に移動するように下から上に行われることに留意されたい。

壁板ジョイントを仕上げるための本予備充填ツールの特定の実施形態が本明細書において説明されてきたが、当業者であれば、変更および変形を特定の実施形態に、本発明の広範な態様において以下の特許請求の範囲に記載されている通りの本発明から逸脱することなく加えることができることを理解できるであろう。

Claims (10)

1. 壁板ジョイントを仕上げるための予備充填ツールであって、
   ホッパを画定し、前記壁板ジョイントに係合するように構築および配置される上部壁および前方壁を有する、ボックスアセンブリを備え、
   前記前方壁は、前記ホッパに格納されているジョイント化合物を吐出するように寸法設定されるゲートを画定し、
   前記ゲートは、前記前方壁に取り付けられるスキッドプレートの側に位置し、前記スキッドプレートは、主要部と、前記主要部により画定される平面から変位している前記ゲートを部分的に画定するゲート部と、を有する、予備充填ツール。
2. 前記ゲートは、前記ホッパと連通し、前記ホッパに向かって傾斜する前方縁部を有する、請求項１に記載のツール。
3. 前記スキッドプレート主要部および前記ゲート部のうち少なくとも一方は、テーパ状後縁部を有する、請求項１に記載のツール。
4. 前記ゲート部は、前記スキッドプレート主要部に対して離間した平行配向において平面を画定する、請求項３に記載のツール。
5. 前記スキッドプレート主要部および前記ゲート部は共に、テーパ状後縁部を有する、請求項３に記載のツール。
6. 前記ボックスアセンブリの側に前記ゲートに隣接して位置する調整可能なスクリードブレードをさらに含む、請求項１に記載のツール。
7. 前記ゲートは、前記ホッパに向かって傾斜する前方縁部を有し、前記前方縁部は、前記スクリードブレードに隣接するベース縁部を有する、請求項６に記載のツール。
8. 前記ゲートは台形であり、長尺縁部が、前記上部壁に隣接し、短尺縁部が、前記長尺縁部に対して離間した平行配向にある、請求項１に記載のツール。
9. 前記ボックスアセンブリに取り付けられる一対のガイドホイールをさらに含み、前記ゲートは、前記ホッパに向かって傾斜する壁を有し、前記スクリードブレードに隣接するベースを有する、請求項６に記載のツール。
10. 前記ホッパは、コーナに補完的な角度の半部をそれぞれ形成する一対のガイドウィングにより部分的に画定され、フレームは、前記ホッパに接続され、前記ホッパと流体連通するゲートを備える第１の端部と、一対のガイドホイールを有する第２の端部と、を有し、前記ハウジングおよび前記フレームのうち少なくとも一方は、ハンドルまたは棒に対する接続点を有し、前記ガイドホイールは、前記コーナを追従するためにそれぞれ面取りされ、前記ガイドホイールのうちの一方は、前記フレームに関連する側に位置している、請求項１に記載のツール。