JP2020522959A - 端末デバイス、ネットワークデバイス、端末デバイスの方法、及びネットワークデバイスの方法 - Google Patents

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Abstract

本開示の実施形態は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)を送信する方法、端末デバイスおよび装置、ならびにPRACHを受信する方法、ネットワークデバイスおよび装置に関する。本開示の一実施形態では、PRACHを送信する方法は、物理ランダムアクセスチャネルを送信することを備え、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルとは異なる。本開示の実施形態では、ビームリカバリ要求送信およびオンデマンドシステム情報要求送信のようないくつかの場合において、PRACH送信のオーバーヘッドを低減できる。【選択図】図4

Description

本開示の非限定的かつ例示的な実施形態は、一般に、無線通信技術の分野に関し、より具体的には、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)を送信するための方法、端末デバイスおよび装置、ならびに方法、ネットワークデバイスおよびPRACHを受信するための装置に関する。
NRシステムまたはNRネットワークとも呼ばれる新無線アクセスシステムは、次世代の通信システムである。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:)ワーキンググループのRadio Access Network(RAN)#71会議で、NRシステムの研究が承認された。NRシステムは、テクニカルレポートTR 38.913で定義されているすべての使用シナリオ、要件、展開シナリオに対応する単一の技術フレームワークのオブジェクトを使用して、最大100GHzの周波数を考慮し、これには、強化されたモバイルブロードバンド、大規模なマシン型通信、非常に信頼性の高い低遅延通信などの要件が含まれる。
NRシステムでは、さまざまなシナリオで複数のサブキャリア値と対応するフレーム構造を使用することが合意された。複数のサブキャリア間隔値に基づいて、
・同期信号
・ブロードキャスト信号
・ページング信号
・ランダムアクセス信号
の側面を含む初期アクセス信号を設計する必要がある。
さらに、ネットワークデバイスと端末デバイス間の送信中に、ビームリンクの品質が制御/データ情報復調の閾値を下回ると、ビーム障害が発生する場合がある。これは、障壁の存在、端末デバイスの水晶発振の周波数ドリフトなどに起因する可能性がある。そのような場合、障害ビームのリカバリが必要である。ビームリカバリに関しては、RANシステム#89において、NRシステムで非競合ベースのPRACHを使用してビームリカバリ要求を送信することが既に合意されており、それは、少なくとも周波数分割多重(FDM:Frequency Division Multiplexing)の場合、他のPRACH送信のリソースと直交するリソースを使用する。符合分割多重(CDM:Code Division Multiplexing)/時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)のような他のオプションについては、さらに検討する必要がある。
PRACH設計では、NRシステムで、複数の繰り返されるPRACHプリアンブルフォーマットに関して、少なくともオプション1をサポートすることが合意された。NRシステムは、839のシーケンス長のPRACHプリアンブルフォーマット0および1をサポートする。表1Aは、PRACHプリアンブルフォーマット0および1のパラメータを示す。
Figure 2020522959
図1Aおよび1Bは、PRACHプリアンブルフォーマット0および1の構造を示し、そこから、フォーマット0については、CP、PRACHシンボル、およびガード時間を含むことが明らかであり、フォーマット1については、CP、2つのPRACHシンボル、およびガード時間を含むことが明らかである。
動作する仮定では、NRは、839のシーケンスについて、表2に示されるPRACHプリアンブルフォーマットをサポートし、大きなセル半径の制限されたセットおよび他のシーケンスについては、まだ検討中である。
Figure 2020522959
図1Cは、PRACHプリアンブルフォーマット3の構造を示し、そこから、フォーマット3がCP、短い長さの4つのPRACHシンボル、およびガード時間を含むことは明らかである。
NRシステムでは、NRのPRACH設計に1つまたは複数の構造がある。次のことが合意されました。
「シングル/マルチビーム動作の場合、
複数/反復RACHプリアンブル送信の場合、オプション1、オプション2、およびオプション4のみを検討する。
オプション1:巡回プレフィックス(CP:Cyclic Prefix)は、連続した複数/反復RACH OFDM(直交周波数分割多重)シンボルの先頭に挿入され、RACHシンボル間のCP/ガード時間(GT:Guard Time)は省略され、GTは、連続した複数/反復RACHシンボルの終わりに予約される。
オプション2/4:CPを使用した同じ/異なるRACHシーケンスが使用され、GTは、連続する複数/反復RACHシーケンスの最後に予約される。
検討:
異なる直交カバーコードでの多重化
RACHプリアンブル内での独立したRACHシーケンス
図2Aは、オプション1のRACHプリアンブルの構造を示す。連続/反復RACHシンボルの前に1つのCPが挿入され、連続/反復RACHの最後に1つのGTのみが予約される。図2Bは、オプション2/4のPRACHプリアンブルの構造を示す。CPは各RACHシンボルの前に配置され、ガード時間は連続した複数/反復RACHシーケンスの終わりに予約される。
しかしながら、初期アクセスとビームリカバリ要求の違いにより、当技術分野ではPRACH送信および受信のための解決策を提供する必要がある。
この目的のために、本開示では、先行技術の問題の少なくとも一部を軽減または少なくとも軽減するために、PRACH送信および受信のための新しい解決策が提供される。
本開示の第1の態様によれば、物理ランダムアクセスチャネルを送信する方法が提供される。この方法は、物理ランダムアクセスチャネルを送信することを備え、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルとは異なる。
本開示の第2の態様によれば、物理ランダムアクセスチャネルを受信する方法が提供される。この方法は、物理ランダムアクセスチャネルを受信することを備え、受信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルとは異なる。
本開示の第3の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、物理ランダムアクセスチャネルを送信するように構成されたトランシーバを備え、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて初期アクセスの物理ランダムアクセスチャネルとは異なる。
本開示の第4の態様によれば、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、物理ランダムアクセスチャネルを受信するように構成されたトランシーバを備え、受信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて初期アクセスの物理ランダムアクセスチャネルとは異なる。
本開示の第5の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、プロセッサおよびメモリを備えてもよい。メモリは、プロセッサと結合され、その中にプログラムコードを有し、プロセッサ上で実行されると、端末デバイスに第1の態様の動作を実行させることができる。
本開示の第6の態様によれば、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、プロセッサとメモリを備えてもよい。メモリは、プロセッサと結合され、その中にプログラムコードを有し、プロセッサ上で実行されると、ネットワークデバイスに第2の態様の動作を実行させることができる。
本開示の第7の態様によれば、コンピュータプログラムコードが具現化されたコンピュータ可読記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムコードは、実行されると、第1の側面で、装置の任意の実施形態による方法の動作を実行させるように構成される。
本開示の第8の態様によれば、コンピュータプログラムコードが具現化されたコンピュータ可読記憶媒体が提供され、コンピュータプログラムコードは、実行されると、第2の側面で、装置に任意の実施形態による方法の動作を実行させるように構成される。
本開示の第9の態様によれば、第7の態様によるコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品が提供される。
本開示の第10の態様によれば、第8の態様によるコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品が提供される。
本開示の実施形態では、ビームリカバリ要求送信およびオンデマンドシステム情報要求送信のようないくつかの場合において、PRACH送信のオーバーヘッドを低減することができる。
本開示の上記および他の特徴は、添付の図面を参照して実施形態に示される実施形態の詳細な説明を通してより明らかになり、その全体を通して、同様の参照番号は同じまたは類似の構成要素を表す。
図1Aは、NRシステムにおけるPRACHプリアンブルフォーマット0、1および3の構造を示す。 図1Bは、NRシステムにおけるPRACHプリアンブルフォーマット0、1および3の構造を示す。 図1Cは、NRシステムにおけるPRACHプリアンブルフォーマット0、1および3の構造を示す。
図2Aは、オプション1とオプション2/4におけるRACHプリアンブルの構造を示す。 図2Bは、オプション1とオプション2/4におけるRACHプリアンブルの構造を示す。
図3Aは、LTEシステムにおけるランダムアクセス手順を示す。
図3Bは、LTEシステムにおけるタイムアドバンス調整の図を示す。
図4は、本開示の一実施形態による、端末デバイスでPRACHを送信する方法のフローチャートを概略的に示す。
図5Aは、PRACH構造の2種類のオプションを示す。
図5Bは、本開示の一実施形態による、ビームリカバリ要求、オンデマンドSI要求などの他の場合のPRACHの例示的な構造を示す。 図5Cは、本開示の一実施形態による、ビームリカバリ要求、オンデマンドSI要求などの他の場合のPRACHの例示的な構造を示す。
図6Aは、本開示のいくつかの実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。 図6Bは、本開示のいくつかの実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。 図6Cは、本開示のいくつかの実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。 図6Dは、本開示のいくつかの実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。 図6Eは、本開示のいくつかの実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。 図6Fは、本開示のいくつかの実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。 図6Gは、本開示のいくつかの実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。
図7Aは、本開示の実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。 図7Bは、本開示の実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。 図7Cは、本開示の実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。 図7Dは、本開示の実施形態による他の場合のPRACH構造の例示的な構造を示す。
図8は、本開示の一実施形態による、GTを伴わない他の場合の例示的な送信を概略的に示す。
図9Aは、本開示の一実施形態による、他の場合と初期アクセス(および/またはアップリンク同期)との間の異なるCS構成を概略的に示す。 図9Bは、本開示の一実施形態による、他の場合と初期アクセス(および/またはアップリンク同期)との間の異なるCS構成を概略的に示す。
図10Aは、本開示の一実施形態による、ビームリカバリ要求またはオンデマンドシステム情報要求のような他の場合のPRACHの異なるリソース構成を概略的に示す。 図10Bは、本開示の一実施形態による、ビームリカバリ要求またはオンデマンドシステム情報要求のような他の場合のPRACHの異なるリソース構成を概略的に示す。 図10Cは、本開示の一実施形態による、ビームリカバリ要求またはオンデマンドシステム情報要求のような他の場合のPRACHの異なるリソース構成を概略的に示す。
図11は、本開示の一実施形態による、ネットワークデバイスでPRACHを受信する方法のフローチャートを示す。
図12は、本開示の一実施形態による、端末デバイスでPRACHを送信するための装置を示す。
図13は、本開示の一実施形態による、ネットワークデバイスでPRACHを送信するための装置を示す。
図14は、ネットワークデバイス((gNBのような)として具現化または包含され得る装置1410、および本明細書に記載のUEのような端末デバイスとして具現化または包含され得る装置1420の簡略ブロック図をさらに示す。
以下、本開示で提供される解決策を、添付の図面を参照して実施形態を通して詳細に説明する。これらの実施形態は、当業者が本開示をよりよく理解および実施できるようにするためだけに提示されており、いかなる形であれ、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。
添付の図面では、本開示の様々な実施形態がブロック図、フローチャート、および他の図に示される。フローチャートまたはブロック内の各ブロックは、指定された論理機能を実行するための1つまたは複数の実行可能命令を含むモジュール、プログラム、またはコードの一部を表す場合があり、本開示では、分配可能なブロックが点線で示される。その上、これらのブロックは、方法のステップを実行するための特定のシーケンスで示されているが、実際問題として、必ずしも示されたシーケンスに従って厳密に実行されるとは限らない。たとえば、それぞれの操作の性質に応じて、逆の順序または同時に実行される場合がある。また、ブロック図および/またはフローチャートの各ブロックおよびそれらの組み合わせは、特定の機能/動作を実行するための専用ハードウェアベースのシステムによって、または専用ハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせによって実装できることに留意されたい。
一般に、特許請求の範囲で使用されるすべての用語は、本明細書で明示的に定義されていない限り、技術分野での通常の意味に従って解釈されるものとする。「1つの(a)/1つの(an)/その(the)/その(said)[要素、デバイス、コンポーネント、手段、ステップなど]」へのすべての言及は、当該要素、デバイス、コンポーネント、手段、ユニット、ステップなど、特に明記しない限り、複数のそのようなデバイス、コンポーネント、手段、ユニット、ステップなどを除外することなく、オープンに解釈される。さらに、本明細書で使用される不定冠詞「1つの(a)/1つの(an)」は、複数のそのようなステップ、ユニット、モジュール、デバイス、およびオブジェクトなどを除外しない。
さらに、本開示の文脈において、ユーザ機器(UE:User Equipment)は、端末、モバイル端末(MT:Mobile Terminal)、加入者局、携帯加入者局、移動局(MS:Mobile Station)、またはアクセス端末(AT:Access Terminal)を指してもよく、そして、UE、端末、MT、SS、携帯加入者局、MS、またはATの機能の一部またはすべてが含まれてもよい。さらに、本開示の文脈において、用語「BS」は、例えば、ノードB(NodeBまたはNB)、進化したノードB(eNodeBまたはeNB)、gNB(次世代ノードB)、無線ヘッダ(RH:Radio Head)、リモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、リレー、またはフェムト、ピコなどの低電力ノードを指す。
すでに述べたように、NRシステムでは、ビームリカバリ要求は、障害のあるビームをリカバリすることであり、多くの点で初期アクセスとは異なる。例示の目的で、図3Aおよび3Bは、LTEシステムでのランダムアクセス手順とタイムアドバンス調整の図を示す。
図3Aに示すように、ステップ101で、UEは、PRACHシーケンスをeNBに送信し、eNBはPRACHシーケンスを受信し、PRACHシーケンスに基づいてタイミングアドバンス値NTAを取得する。次に、ステップ302において、eNBは、ランダムアクセス応答にタイミングアドバンス値NTAを含み、それをUEに送信する。次に、UEは、タイミングアドバンス値NTAでアップリンクチャネル/信号を送信し得る。初期アクセスの場合、UEからのアップリンク送信は、UEにおける対応するダウンリンク無線フレームの開始の(NTA+NTA_offset)×T秒前に送信される。FDDフレーム構造の場合、NTA_offset=0であり、TDDフレーム構造の場合、NTA_offset=M(Mは固定値)である。アップリンク同期のタイミングアドバンス調整では、UEは、受信したNTAをNTA、oldに追加した新しいタイミングアドバンス値NTA、newでアップリンクチャネル/信号を送信し、UEでの対応するダウンリンク無線フレームの開始のNTA、new×T秒前にアップリンク送信を実行する。
LTEでは、PRACHは、タイミングアドバンス計算のために設計されている。NRシステムでは、初期アクセスとアップリンクの同期のために、LTEシステムでPRACH手順を直接に使用することができる。しかしながら、ビームリカバリ要求の場合、UEはまだ同期状態にある場合があり、それは、タイミングアドバンス値がビームリカバリ要求送信のために引き続き有用であり、既存のPRACH手順がビームリカバリ要求送信に適していることを意味する。したがって、本開示では、ビームリカバリ要求、オンデマンドSI要求などのようなタイミングアドバンス調整のない場合にPRACHを送信するための解決策が提案される。
以下、本開示で提案されるPRACH送信解決策を詳細に説明するために、図4から14を参照する。すべての実施形態は例示の目的で与えられ、本開示はそれに限定されないことを理解されたい。以下で説明する実施形態では、本開示で提案する解決策を説明するために、例としてビームリカバリ要求を取り上げる。
図4は、本開示の一実施形態による、端末デバイスでPRACHを送信する方法400のフローチャートを概略的に示す。方法400は、端末デバイス、例えばUE、または他の同様の端末デバイスで実行することができる。
図4に示すように、最初にステップ401で、端末デバイスは、物理ランダムアクセスチャネルを送信することができ、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータと構造のうちの少なくとも1つにおいて、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期および/またはタイミングアドバンス調整の物理ランダムアクセスチャネルとは異なる。これは、ビームリカバリ要求のPRACHが、たとえば、パラメータ、構造、またはその両方において、初期アクセスのそれとは異なる構造を有する可能性があることを意味する。
本開示のいくつかの実施形態では、この手順で既存のTAを使用することができる。言い換えると、物理ランダムアクセスチャネルを送信することは、ネットワークデバイスによって示されるタイミングアドバンス値に基づいて決定され、対応するダウンリンク受信の開始前のタイミングで開始することができる。たとえば、前述のように、ビームリカバリ要求の場合、UEは、まだ同期状態にある可能性があり、タイミングアドバンス値は、まだビームリカバリ要求送信のために引き続き役立つ。したがって、そのような場合、通常、タイミングアドバンス調整の必要はなく、したがって、以前にネットワークデバイスによって示されたTAを引き続き使用できる。
本開示の一実施形態では、端末デバイスは、物理ランダムアクセスチャネルを送信することができ、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうち少なくとも1つにおいて、初期アクセスおよび/またはタイミングアドバンス調整および/またはアップリンク同期用のPRACH送信用の物理ランダムアクセスチャネルとは異なる。パラメータおよび/または構造は、たとえば、1つまたは複数の巡回シフト構成、巡回プレフィックス長、シーケンスのインデックス、ガード時間/期間の長さ、シンボルまたはシーケンスの数、シンボルまたはシーケンスの長さ、時間および/または周波数リソース、PRACHフォーマット、サブキャリア間隔、シーケンスの長さなど、を備えてもよい。
本開示のいくつかの実施形態では、ビームリカバリ要求は、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のための構造とは異なる構造のPRACHを使用してもよい。本開示の一実施形態では、ビーム障害リカバリ要求のため、またはオンデマンドシステム情報(SI:System Information)要求のために、PRACHは、ガード時間および/またはガード期間を含まなくてもよい。本開示の別の実施形態では、PRACHは、異なるガード時間長、異なるガード期間長、異なるCP長、異なるシンボル/シーケンス/プリアンブル長、PRACHの異なる数のシンボル/シーケンス/プリアンブルのうちの少なくとも1つを有してもよい。たとえば、PRACHは、より短いガード時間の長さ、より短いガード期間の長さ、より短いCPの長さ、より長いCPの長さ、より短いシンボル/シーケンス/プリアンブルの長さ、より少ないPRACHのシンボル/シーケンス/プリアンブルの数、またはそれらの組み合わせを有してもよい。
本開示のいくつかの実施形態では、ビームリカバリ要求は、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期、および/またはタイミングアドバンス調整のためのパラメータとは異なるパラメータでPRACHを使用してもよい。本開示の一実施形態では、CS値の数、ビーム障害リカバリ要求用に構成されたCS値、ビーム障害リカバリ要求用に構成されたシーケンスのうちの少なくとも1つは異なってもよい。たとえば、CS値の数は、ビーム障害リカバリ要求の場合、大きくなることがある。別の例では、ビーム障害リカバリ要求用に構成されたCS値は、異なる場合がある。本開示の一実施形態では、CS値に基づく時間間隔は、ビーム障害リカバリ要求の時間間隔よりも小さくてもよい。
以下、ビームリカバリ要求、オンデマンドSI要求などの場合のPRACHに関する詳細を説明する。しかしながら、以下の説明では、ビームリカバリ要求のためのPRACHを例として取り上げられることに留意されたいが、本開示はそれに限定されない。本開示は、オンデマンドSI要求、または他の目的のためのPRACHにも使用されてもよい。加えて、例示の目的で、初期アクセス、および/またはアップリンク同期、および/またはタイミングアドバンス調整のためのPRACHは、略して初期アクセスのためのPRACHと呼ぶことができるが、当業者は、PRACHを初期アクセス、アップリンク同期、およびタイミングアドバンス調整のいずれにも使用できることを理解することができる。
本開示の一実施形態では、NRシステムには、複数のPRACH構成が存在する。構成は、PRACHフォーマット、シーケンスのルート、シーケンスインデックス、巡回シフト値の数、巡回シフトの値、シーケンス長、サブキャリア間隔の値、繰り返し数、CPの長さ、ガード時間および/またはガード期間の長さ、、シンボル/シーケンスの数、シンボル/シーケンスの長さ、時間および/または周波数リソースなどのうちの少なくとも1つを備える。たとえば、NRシステムでは、フォーマット0、1、2、3のような異なるPRACHフォーマットがある。また、PRACHは、839、127、または139などの異なる長さを有することができる。さらに、PRACHは、1.25kHz、5kHz、7.5kHz、15kHz、30kHz、60kHz、120kHzなどの異なるサブキャリア間隔を採用できる。
本開示の一実施形態では、PRACH構成のいくつかは、初期アクセスまたはアップリンク同期のために構成されることができ、PRACH構成のいくつかは、ビームリカバリ要求、オンデマンドSI要求などのような他の場合のために構成されることができる。
本開示の一実施形態では、他の場合の所与の構成されたPRACHについて、少なくとも1つのパラメータは、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のパラメータとは異なることができる。パラメータは、構造、巡回シフト構成(巡回シフト値または巡回シフト値の数)、シーケンスのインデックス、ガード時間/ガード期間の長さ、巡回プレフィックスの長さ、シンボル/シーケンス/プリアンブルの数、シンボル/シーケンス/プリアンブルの長さ、時間および/または周波数リソースなどのうちの少なくとも1つを含むことができる。これ以降、説明されるPRACHシンボルは、PRACHシンボル、PRACHシーケンス、PRACHプリアンブルのいずれかとして示される場合がある。
一実施形態では、PRACH構成について、初期アクセス、および/またはアップリンク同期、および/またはタイミングアドバンス調整のために構成されている場合、PRACHシンボルおよび/またはPRACHシーケンスおよび/またはPRACHプリアンブルのための長さは、TSEQとして表すことができ、PRACHシンボルおよび/またはPRACHシーケンスおよび/またはPRACHプリアンブルの数は、Mとして表すことができ、巡回プレフィックス(CP:Cyclic Prefix)は、TCPとして示される長さを有し、PRACHシーケンスの先頭(オプション1)、または各PRACHシーケンスの前(オプション2)に配置され、ガード時間および/またはガード期間の長さTGTは、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のためのPRACHの構造の例を示す図5Aのように、PRACHシーケンスの終わりに配置される。異なるPRACH構成では、予め定義されたCP長TCP、PRACHシンボルおよび/またはPRACHシーケンスの長さTSEQ、PRACHシンボルおよび/またはPRACHシーケンスの数TSEQ、予め定義されたガード時間/ガード期間TGTのうちの少なくとも1つが認識されるものとする。たとえば、異なるPRACH構成は、異なるPRACHフォーマットである場合がある。
本開示の一実施形態では、PRACH構成が他の場合のために構成されている場合、PRACHシンボルおよび/またはPRACHシーケンスの長さは、TSEQ_Bとして示されることができ、巡回プレフィックス(CP:Cyclic Prefix)は、TCP_Bの長さで、たとえば、PRACHシーケンスの先頭(オプション1)および各PRACHシーケンスの前(オプション2/4)に配置され、および/または長さTGT_Bのガード時間/ガード期間は、例えば、PRACHシーケンスの最後に配置される。本開示の一実施形態では、他の場合のPRACH構成の場合、上記の長さの少なくとも1つは、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期の長さと異なる可能性がある。
本開示の一実施形態では、他の場合のPRACH構成については、ガード時間および/またはガード期間がない場合がある。本開示の一実施形態では、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期および/またはタイミングアドバンス調整のために、1つのPRACHフォーマットを構成することができる。また、他のケースのPRACH構成では、同じPRACHフォーマットを構成でき、CPの長さ、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの長さ、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの数、ガード時間および/またはガード期間の長さは、異なる場合がある。
本開示の一実施形態では、PRACH構成について、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のために構成されている場合、CP長TCP_Bは、TCPとは異なり、例えば、TCPよりも短い。
本開示の一実施形態では、PRACH構成について、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のために構成されている場合、ガード時間/ガード期間の長さTGT_Bは、TGTとは異なり、たとえば、TGTよりも短く、または、代わりに、ガード時間および/またはガード期間がない場合がある。
本開示の一実施形態では、PRACH構成について、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のために構成されている場合、PRACHシンボルおよび/またはシーケンスの長さTSEQ_Bは、TSEQと異なる場合があり、例えば、TSEQよりも短い。本開示の一実施形態では、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のためのPRACH送信について、M(M>=1の整数)シーケンスがあり、例えば、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルで、長さはTSEQである。ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のPRACH送信の場合、N(N>=1の整数)シーケンスがあり、たとえば、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルで、長さはTSEQ_Bである。MはNと異なってもよく、シーケンスは同じでも異なってもよい。たとえば、Nの値はMの値と異なる場合があり、N<=Mである。他の場合のPRACH送信では、N=1である可能性もある。別の例では、シーケンスは、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のためにPRACH送信に対してM回繰り返され、一方、シーケンスは、他の場合に、PRACH送信に対してN回繰り返される。Nの値は、Mの値と異なる場合があり、たとえば、N<=Mである。他の場合、つまり、N=1の場合、PRACH送信のシーケンスの繰り返しがないことも可能である。
一実施形態では、PRACH構成について、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期用に構成されている場合、(例えば、予め定義された)ガード時間および/またはガード期間TGTが有り、PRACHシンボル/シーケンスの最後に配置される。一方、PRACH構成では、他の場合のために構成されている場合、PRACH構造には、(図5Bに示すような)ガード時間および/またはガード期間は無く、または、ガード時間および/またはガード期間TGT_Bは、TGTと異なる場合があり、たとえば、(図5Cに示すように)TGTよりも短い。
本開示の一実施形態では、PRACH構成について、初期アクセスおよび/またはタイミングアドバンス調整のために構成されている場合、PRACHシンボルおよび/またはPRACHシーケンスおよび/またはPRACHプリアンブルの長さは、TSEQとして示され、巡回プレフィックス(CP:Cyclic Prefix)の長さは、TCPとして示され、ガード時間および/またはガード期間の長さは、TGTとして示され、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの数は、Mとして示される合がある。本開示の一実施形態では、CPとPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルとガード時間/期間の全長である、TCP+TSEQ+TGTは、Pに等しい。本開示の別の実施形態では、全長は、単位TsのP個倍(P×Ts)に等しくてもよく、Tsは所定の時間単位を示し、Pは正の整数であり、または、全長は、持続時間P(ms)に等しくてもよく、そのような場合、Pは、全長の合計期間(ms)として定義できる。本開示のさらなる実施形態では、全長は、持続時間の整数倍の長さの合計、TCP+TSEQ+TGT=Σi=1:K(NCP、i+NS、i)に等しくてもよく、各持続時間は、巡回プレフィックスを伴うOFDM/SC−FDMAシンボルの持続時間であり、NS、iは、i番目のOFDM/SC−FDMAシンボルの長さを示し、NCP、iは、i番目のOFDM/SC−FDMAシンボルのCPの長さを示す。本開示の一実施形態では、数はKとして示されてもよく、各i=1、2…Kについて、持続時間の長さは、NCP、i+NS、iとして示されてもよい。本開示の一実施形態では、CPの長さ、および/または、シンボルの長さは、異なる持続時間iに対して異なり得る。たとえば、スロット/サブフレーム内の第1のシンボルのCPは、他のシンボルのCPよりも長い場合がある。本開示の一実施形態では、OFDM/SC−FDMAシンボルおよび/またはCPの長さは、サブキャリア間隔の異なる値に対して異なり得る。本開示の別の実施形態では、送信のための異なるサブキャリア間隔に対して、数Kは異なっていてもよい。例えば、サブキャリア間隔Δfに対する数はKであり、サブキャリア間隔Δfに対する数はKであり得る。
本開示の一実施形態では、PRACH構成について、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のために構成されている場合、PRACHシンボルおよび/またはPRACHシーケンスおよび/またはPRACHプリアンブルの長さは、TSEQ_Bとして示され、巡回プレフィックス(CP:cyclic prefix)の長さは、TCP_Bとして示され、ガード時間および/またはガード期間の長さは、TGT_Bとして示され、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの数は、Nとして示される。本開示の一実施形態では、CPの長さ、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの長さ、ガード時間および/またはガード期間の長さ、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの数は、初期アクセスおよび/またはタイミングアドバンス調整および/またはアップリンク同期のそれらとは異なる場合がある。本開示の別の実施形態では、ビーム障害り、要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合には、ガード時間および/またはガード期間がない場合がある。言い換えれば、ガード時間および/またはガード期間の長さはゼロであってもよい。本開示の別の実施形態では、PRACHシーケンス/シンボル/シーケンスの数は1であってもよい。
本開示の一実施形態では、CPおよびPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルおよびガード時間/期間の全長TCP_B+TSEQ_B+TGT_Bは、Qに等しくてもよい。本開示の別の実施形態では、CPおよびPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの全長TCP_B+TSEQ_Bは、Qに等しい場合がある。たとえば、ガード時間および/またはガード期間がない場合である。本開示の一実施形態では、全長は、時間単位の数Q×Ts、または、持続時間Q(ms)に等しくてもよい。本開示の一実施形態では、CPおよびPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの全長、およびガード時間/期間またはCPおよびPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの全長Qは、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のPRACHの場合、初期アクセス用のPRACHの、CPおよびPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの全長、およびガード時間/期間またはCPおよびPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの全長Pと異なる場合があり、たとえば、Q≦Pである。
本開示の一実施形態では、Qの長さは、Pの長さより短くても、または、大きくなくてもよい。言い換えると、ビーム障害リカバリ要求、または、オンデマンドSI要求などの他の場合には、残りの時間および/または周波数リソースがあり得る。本開示の一実施形態では、残りのリソースは、他の信号/チャネル送信に使用されてもよい。本開示の一実施形態では、残りのリソースの持続時間および/または長さは、P−Qに等しくてもよい。本開示の別の実施形態では、残りのリソースの持続時間および/または長さはP−Qより短くてもよく、例えば、P−Qの長さは持続時間の整数数に等しくなくてもよく、各持続時間(NCP、j+NS、j)は、巡回プレフィックスを伴うOFDM/SC−FDMAシンボルの期間であり、NS、jはj番目のOFDM/SC−FDMAシンボルの長さであり、NCP、jはOFDM/SC−FDMAシンボルのj番目のCPの長さを示す。本開示の一実施形態では、持続時間および/または長さP−Qを有する残りのリソースは、他の信号/チャネル送信に使用され得る。例えば、他の送信のためのOFDM/SC−FDMAシンボルの数はNであり、Nは、持続時間および/または長さP−Qに含まれるOFDM−SC−FDMAシンボルの(最大)整数数であり得る。たとえば、Nはfloor((P−Q)/(NCP、j+NS、j))に等しい。本開示の一実施形態では、OFDM/SC−FDMAシンボルの数は、他の信号/チャネル送信のサブキャリア間隔の異なる値に対して異なる。例えば、OFDM/SC−FDMAシンボルの持続時間、および/または、長さ、および/または、CPの長さは、サブキャリア間隔の異なる値に対して異なる。例えば、数は、サブキャリア間隔値ΔfについてはNt_1であり、サブキャリア間隔値ΔfについてはNt_iである。
本開示の一実施形態では、残りの時間および/または周波数リソースは、他の信号/チャネル送信に使用され得る。本開示の一実施形態では、残りの時間および/または周波数リソースは、時間領域におけるPRACH送信のためのリソースの前に配置され得る。本開示の一実施形態では、残りの時間および/または周波数リソースは、時間領域におけるPRACH送信のためのリソースの後に配置され得る。本開示の一実施形態では、残りの時間および/または周波数リソースの一部は、時間領域でPRACH送信のためのリソースの前に配置され、その他の部分は時間領域でPRACH送信のためのリソースの前に配置され得る。
本開示の一実施形態では、PRACH構成について、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のために構成されている場合、CPの長さ、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの長さ、ガード時間および/またはガード期間の長さ、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの数のうちの少なくとも1つは、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信用に設定されたサブキャリア間隔の値によって異なる場合がある。本開示の一実施形態では、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信は、アップリンクデータ、アップリンク制御チャネル、アップリンク参照信号、PRACH、ダウンリンクデータ、ダウンリンク制御チャネル、ダウンリンク参照信号、アップリンクおよび/またはダウンリンク参照サブキャリア間隔であり得る。本開示の一実施形態では、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信のサブキャリア間隔の値はΔfとして、PRACHシンボルおよび/またはPRACHシーケンスおよび/またはPRACHプリアンブルの長さはTSEQ_B_iとして、巡回プレフィックス(CP:Cyclic Prefix)の長さはTCP_B_iとして、ガード時間および/またはガード期間の長さはTGT_B_iとして、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの数はNとして構成されてもよい。表1Bに例を示す。表1Bは、異なるサブキャリア間隔の異なるパラメータまたは構成を示す。
Figure 2020522959
本開示の一実施形態では、CPおよびPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルおよびガード時間/期間の合計長、または、CPおよびPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの合計長は、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信用に構成されたサブキャリア間隔の異なる値に対して異なる場合がある。本開示の一実施形態では、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信のサブキャリア間隔の値はΔfとして、CPおよびPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルおよびガード時間/期間の合計長、または、CPとPRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの合計長は、Qとして構成されてもよい。
本開示の一実施形態では、サブキャリア間隔の値のセットは、他の信号/チャネル送信の送信のために構成されてもよい。サブキャリア間隔の値のセットは、H個のサブセットに分割できる。他の信号/チャネル伝送用に構成されたサブキャリア間隔の値の1つのサブセットの場合、PRACHシンボルおよび/またはPRACHシーケンスおよび/またはPRACHプリアンブルの長さ、巡回プレフィックス(CP:Cyclic Prefix)の長さ、ガード時間および/またはガード期間の長さ、PRACHシーケンス/シンボル/プリアンブルの数のうちの少なくとも1つは、同じかもしれない。本開示の別の実施形態では、値の異なるサブセットについて、長さは異なっていてもよい。本開示の一実施形態では、CPの長さ、ガード時間/期間の長さのうちの少なくとも1つは、サブセット内のサブキャリア間隔の最大値または最小値に基づいて構成されてもよい。
本開示の一実施形態では、PRACHフォーマットは、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のために構成されてもよい。アップリンクおよび/またはダウンリンク送信用に構成されたサブキャリア間隔の異なる値の場合、CPの長さ、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの長さ、PRACHシンボル/シーケンス/プリアンブルの数、ガード時間および/またはガード期間の長さ、CPおよびPRACHシンボルおよびガード時間/期間の合計長、CPおよびPRACHシンボルの合計長、のうちの少なくとも1つが異なる場合がある。
本開示の一実施形態では、CPおよびPRACHシンボルの全長は、持続時間の整数に等しくなくてもよく、各持続時間は、巡回プレフィックス(Cyclic Prefix)を有するOFDM/SC−FDMAシンボルの持続時間であってもよい。本開示の別の実施形態では、CPを有するPRACHシンボルの境界は、シンボル/スロット/ミニスロット/サブフレームの境界とアラインされていなくてもよい。
本開示の一実施形態では、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のPRACHについて、長さTresを有する追加の持続時間を予約し、持続時間TCP_B+TSEQ_B+Tres=Σj=1:L(NCP、j+NS、j)の整数数に等しいTCP_B+TSEQ_B+Tresの合計長を対象とすることができ、ここで、各持続時間は、巡回プレフィックス付きのOFDM/SC−FDMAシンボルの持続時間であり、NS、jはj番目のOFDM/SC−FDMAシンボルの長さを示し、NCP、jはj番目のOFDM/SC−FDMAシンボルのCPの長さを示す。本開示の一実施形態では、数はLとして示されてもよく、各j=1、2…Lについて、持続時間の長さは、NCP、j+NS、jであってもよい。本開示の一実施形態では、CPの長さおよび/またはOFDM/SC−FDMAシンボルの長さは、異なる持続時間jに対して異なり得る。たとえば、スロット/サブフレーム内の第1のシンボルのCPは、他のシンボルのCPよりも長くてもよい。本開示の一実施形態では、OFDM/SC−FDMAシンボルおよび/またはCPの長さは、サブキャリア間隔の異なる値に対して異なり得る。本開示の別の実施形態では、送信のための異なるサブキャリア間隔について、数Lは、異なっていてもよい。例えば、数は、サブキャリア間隔ΔfについてはLであってもよく、数は、サブキャリア間隔ΔfについてはLであってもよい。本開示の実施形態では、予約された長さは、PRACHおよび/またはアップリンク信号/チャネルの送信のためのサブキャリア間隔の異なる値に対して異なってもよい。例えば、サブキャリア間隔値Δfの長さはTres_1であり、サブキャリア間隔値Δfの長さはTres_iであってもよい。
図6Aは、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のために構成されたPRACH構成の例を示す。図示されるように、予約された長さTresは、ガード時間/期間として予約されてもよく、例えば、ガード時間/期間TGT_Bの長さはTresに等しくてもよい。本開示の別の実施形態では、予約された長さTresは、ガード時間/期間の一部としてガード時間/期間長に追加されてもよく、例えば、ガード時間/期間の長さは、TGT_B+Tresに等しくてもよい。
図6Bは、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のために構成されたPRACH構成の別の例を示す。いくつかの実施形態によれば、予約された長さTresは、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信用に構成されたサブキャリア間隔の異なる値に対して異なってもよい。
図6Cは、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のために構成されたPRACH構成のさらなる例を示す。図示されているように、予約された長さTresは、CP長の一部としてCP長に追加され、たとえば、CPの長さは、TCP_B+Tresに等しい。図6Cに例を示す。
図6Dは、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のために構成されたPRACH構成のさらに別の例を示す。図示されているように、予約された長さTresは、ガード時間/期間長およびCP長の両方で、ガード時間/期間およびCP長の一部として追加されてもよく、たとえば、ガード時間/期間の長さは、TGT_B+Tres_Aに等しく、CPの長さは、TCP_B+Tres_Bに等しく、Tres_A+Tres_B=Tresである。
例示のために、図6Eから6Gは、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などのような他の場合の例示的なPRACHをさらに示す。しかしながら、これらのPRACHは、例示目的のためにのみ与えられ、本開示はそれに限定されないことに留意されたい。
図6Eは、本開示の実施形態による他の場合の例示的なPRACHを示す。また、説明のために、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のPRACHも比較のために示す。図示されるように、残りの時間および/または周波数リソースは、時間領域において、PRACH送信のためのリソースの前に配置されてもよい。
図6Fは、本開示の実施形態による他の場合の例示的なPRACHを示す。また、説明のために、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のPRACHも比較のために示す。図示されるように、残りの時間および/または周波数リソースは、時間領域において、PRACH送信のためのリソースの後に配置されてもよい。
図6Gは、本開示の実施形態による他の場合の例示的なPRACHを示す。また、説明のために、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のPRACHも比較のために示す。図示されるように、残りの時間および/または周波数リソースの一部は、時間領域において、PRACH送信のためのリソースの前に配置され、残りの時間および/または周波数リソースの他の部分は、時間領域において、PRACH送信のためのリソースの後に配置されてもよい。
本開示の一実施形態では、送信された物理ランダムアクセスチャネルと初期アクセスのためのランダムアクセスチャネルとの間の差が原因で残っている送信リソースについて、ステップ402で、例えば、他の情報および他のチャネルのうち少なくとも1つの送信を送信することに使用されてもよい。送信リソースは、より短い巡回プレフィックス、ガード時間なし、より短いガード時間、より短いシンボル/シーケンス、または少ないシンボルのうちの少なくとも1つが原因で残っている可能性がある。
例示のために、図7Aから7Dは、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合の例示的なPRACHを示す。しかしながら、これらのPRACHは、例示目的のためにのみ与えられ、本開示はそれに限定されないことに留意されたい。
図7Aは、本開示の一実施形態による他の場合の例示的なPRACHを示す。また、説明のために、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のPRACHも比較のために示す。示されているように、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のためのPRACHは、CP長TCPを有し、PRACHシーケンス(オプション1)または各PRACHシーケンス(オプション2/4)の先頭に配置され、ガード時間TGTを有する。比較すると、他のケースの例のPRACHは、より短いCP長TCP−Bを有し、および/またはガード時間がない。
図7Bは、本開示の一実施形態に係る他の場合の別の例示的なPRACHを示す。図示されているように、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のPRACHと比較して、他の場合のPRACHの例は、より短いCP長TCP−Bと、より短いガード時間TGT_Bと、を有する。
図7Cは、本開示の実施形態による他の場合のさらなる例のPRACHを示す。図示されているように、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のPRACHと比較して、他の場合のPRACHの例は、同じガード時間TGTを有するが、より短いCP長TCP−Bを有する。
図7Dは、本開示の実施形態による他の場合のさらに別のPRACHの例を示す。図示されているように、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のPRACHと比較して、他の場合のPRACHの例は、異なるPRACHシンボル/シーケンス長を有し、特に、長さTSEQ−Bは、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のPRACHシンボル/シーケンス長よりも短い。たとえば、他の場合のシンボル/シーケンスの数は、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のシンボル/シーケンスの数と異なる場合がある。
図8は、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合のPRACH送信の例を示す。図8に示すように、PRACHのUL送信は、他の場合および異なるUEでは、無効なTAで送信することができ、それらは、異なるTA値も使用できる。言い換えれば、各UEは、ネットワークデバイスによって予め示されたタイミングアドバンス値に基づいて決定され、対応するダウンリンク受信の開始前のタイミングで物理ランダムアクセスチャネルを送信する。また、説明のために、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のPRACHも比較のために示す。初期アクセスおよび/またはアップリンク同期および/またはタイミングアドバンス調整のためのPRACHのUL送信は、タイミングアドバンスなしで送信されてもよい。
本開示のいくつかの実施形態では、他の場合の物理ランダムアクセスチャネルは、初期アクセスのための物理ランダムアクセスの巡回シフトのセットとは異なる巡回シフトのセットから選択される巡回シフトを有してもよい。本開示のいくつかの実施形態では、他の場合のPRACHは、異なる数の巡回シフト値、異なるCS値のうちの少なくとも1つを有してもよい。
初期アクセスPRACH送信の場合、巡回シフトの値は、シーケンスサンプル期間の最小整数の数が、アップリンク非同期UEの最大遅延スプレッドと時間の不確実性、加えていくつかの追加のガードサンプルよりも大きいという要件を満たす必要がある。ビームリカバリ要求のような他の場合のPRACH送信では、PRACHの異なるCS構成を使用する場合がある。次に、図9Aおよび図9Bを参照して、異なるCS構成を説明する。
図9Aは、本開示の一実施形態による、他の場合、および初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のためのPRACHの例示的なCS構成を示す。図9Aに示すように、他の場合には、PRACHのM個のCS構成があり、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期には、PRACHのN個のCS構成がある。MはN以上であってもよい。
図9Bは、本開示の一実施形態による、他の場合、および初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のためのPRACHの別の例示的なCS構成を示す。図9Bに示すように、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のためのPRACHのN個のCS構成と、ビームリカバリ要求のためのPRACHの追加のL個のCS構成がある。追加のL個のCS構成は、1からL、または、N+1からN+Lの番号が付けられることができる。
本開示のいくつかの実施形態では、他の場合のPRACHは、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のためのものとは異なる時間および/または周波数リソースおよび/または異なるシーケンスを使用してもよい。
図10Aから10Cは、本開示の実施形態による他の場合のPRACH送信リソースの3つの例を示す。ここで、他の場合のリソースは、たとえば、FDMで、初期アクセスのためのリソースで構成される。
図10Aおよび10Bに示すように、他の場合のPRACHは、より短いCPと、より短いGTと、を有する。図10Aでは、他の場合のPRACHシンボルは、初期アクセスのためのPRACHシンボルとアラインされてもよい。図10Bでは、他の場合のPRACH送信は、CPの開始時で、初期送信のためのPRACH送信とアラインされてもよい。
図10Cでは、他の場合のPRACHは、同じCP長を有するが、より短いGTを有する。このような場合、他の場合のPRACH送信では、CPとPRACHの両方を初期アクセスのそれらとアラインさせることができる。
本開示のいくつかの実施形態では、UEは、送信された物理ランダムアクセスチャネルへの応答でタイムアドバンス値をさらに受信してもよい。言い換えれば、gNBは、新しいビームのために新しいTA値をUEに送信することができる。いくつかの実施形態では、UEは、PRACHシーケンスをgNBに送信してもよく、gNBは、PRACHシーケンスを受信してもよく、gNBは、UEに応答を送信してもよい。PRACH送信の異なる目的のために、gNBは、異なる応答および/または異なるサイズの応答をUEに送信してもよい。本開示の一実施形態では、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期および/またはタイミングアドバンス調整のために、応答は、タイミングアドバンス値を含んでもよい。また、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合では、応答は、タイミングアドバンス値を含まない場合がある。本開示の一実施形態では、初期アクセスの場合、応答は、ビットサイズMのタイミングアドバンス値を含んでもよい。また、ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などの他の場合では、応答は、ビットサイズNのタイミングアドバンス値を含んでもよい。たとえば、NはMよりも小さくてもよい。
本開示のいくつかの実施形態では、他の場合には、TAなしでPRACHを送信することも可能である。そのような場合、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のためのものと同じPRACH構造を使用してもよい。さらに、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のものとは異なる構成を使用してもよい。例えば、異なる時間および/または周波数リソース、異なるシーケンス、またはそれらの任意の組み合わせを使用してもよい。同様に、他の場合のリソースは、初期アクセスのためのリソースで、FDMで構成されることができる。また、図9Aおよび図9Bで説明したように、ビーム障害リカバリ要求送信のためにPRACHの異なるCS構成を使用することも可能である。
いくつかの実施形態では、初期アクセスおよび/またはアップリンク同期のためのPRACH送信のために定義されたフォーマットのセットがあり、例えば、フォーマットの数はXであってもよい。ビーム障害リカバリ要求、またはオンデマンドSI要求などのような、他の場合のPRACH送信のためのフォーマットのサブセットが選択されてもよく、例えば、サブセットの数はYであってもよい。本開示の実施形態では、YはXよりも小さくてもよい。すなわち、1つまたは複数のフォーマットは、他の場合にも使用できる。
図11は、本開示の一実施形態による、ネットワークデバイスでPRACHを送信する方法のフローチャートを示す。
図11に示すように、ステップ1101で、gNBは、物理ランダムアクセスチャネルを受信し、受信した物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて、初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルとは異なる。
本開示の一実施形態では、パラメータは、巡回プレフィックス構成、巡回プレフィックス長、シーケンスのインデックス、ガード時間/期間長、シンボルまたはシーケンスの数、シンボルまたはシーケンスの長さ、および、時間および/または周波数リソース、のうちの1つまたは複数を備えてもよい。
本開示の別の実施形態では、受信された物理ランダムアクセスチャネルは、ガード時間を有しないか、または、初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネル内のガード時間とは異なるガード時間を有してもよい。
本開示のさらなる実施形態では、受信された物理ランダムアクセスチャネルは、初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネル内の巡回プレフィックスとは異なる巡回プレフィックスを有してもよい。
本開示のさらなる実施形態では、受信された物理ランダムアクセスチャネルは、初期アクセスのための物理ランダムアクセスのための巡回シフトのセットとは異なる巡回シフトのセットから選択された巡回シフトを有してもよい。
さらに、ステップ1102に示されるように、方法1100は、他の情報と、送信された物理ランダムアクセスチャネルと初期アクセスのためのランダムアクセスチャネルとの間の差が原因で送信リソースが残っている他のチャネルと、のうちの少なくとも1つを受信することをさらに含むことができる。
本開示の一実施形態では、より短い巡回プレフィックス、ガード時間なし、より短いガード時間、より短いシンボル/シーケンス、またはより少ないシンボルのうちの少なくとも1つが原因で送信リソースを残すことができる。
本開示の別の実施形態では、方法は、ステップ403で受信された物理ランダムアクセスチャネルへの応答で、タイムアドバンス値を送信することをさらに含むことができる。
本開示のさらなる実施形態では、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、ビームリカバリ要求およびオンデマンドシステム情報要求のうちの少なくとも1つを使用することができる。
図12は、本開示の実施形態による、端末デバイスでのPRACHを送信するための装置を示す。装置1200は、UEなどの端末デバイスに実装することができる。図12に示すように、装置1200は、物理ランダムアクセスチャネルを送信するように構成されたチャネル送信モジュール1201を備えてもよく、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータと構造とのうちの少なくとも1つにおいて、初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルとは異なる。
本開示の一実施形態では、チャネル送信モジュール1201は、対応するダウンリンク受信の開始前のタイミングで物理ランダムアクセスチャネルの送信を開始するようにさらに構成されてもよく、それは、ネットワークデバイスによって示されるタイミングアドバンス値に基づいて決定されてもよい。
本開示の別の実施形態では、パラメータは、巡回プレフィックス構成、巡回プレフィックス長、シーケンスのインデックス、ガード時間/期間長、シンボルまたはシーケンスの数、シンボルまたはシーケンスの長さ、および、時間および/または周波数リソースのうちの1つ以上を備えてもよい。
本開示のさらなる実施形態では、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、ガード時間を有さないか、または、初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネル内のガード時間とは異なるガード時間を有してもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルの巡回プレフィックスとは異なる巡回プレフィックスを有してもよい。
本開示のさらなる実施形態では、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、初期アクセスのための物理ランダムアクセスのための巡回シフトのセットとは異なる巡回シフトのセットから選択された巡回シフトを有してもよい。
本開示の別の実施形態では、装置1200は、他の情報と、送信された物理ランダムアクセスチャネルと初期アクセスのためのランダムアクセスチャネルとの間の差が原因で送信リソースが残っている他のチャネルと、のうちの少なくとも1つを送信するように構成された情報/チャネル送信モジュールをさらに備えてもよい。
本開示のさらなる実施形態では、送信リソースは、より短い巡回プレフィックス、ガード時間なし、より短いガード時間、より短いシンボル/シーケンス、またはより少ないシンボルのうちの少なくとも1つが原因で残ってもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、装置1200は、TA値受信モジュール1203をさらに備えてもよく、それは、送信された物理ランダムアクセスチャネルへの応答でタイムアドバンス値を受信するように構成される。
本開示の別の実施形態では、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、ビームリカバリ要求およびオンデマンドシステム情報要求の少なくとも1つに使用される。
図13は、本開示の一実施形態による、ネットワークデバイスでPRACHを送信するための装置を示す。装置800は、NRシステム内のネットワークデバイス、例えば、eNBで実施することができる。
図13に示されるように、装置1300は、物理ランダムアクセスチャネルを受信するように構成されたチャネル受信モジュール1301を備えてもよく、受信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて、初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルとは異なる。
本開示の一実施形態では、パラメータは、巡回シフト構成、巡回プレフィックス長、シーケンスのインデックス、ガード時間/期間長、シンボルまたはシーケンスの数、シンボルまたはシーケンスの長さ、および、時間および/または周波数リソース、のうちの1つまたは複数を備えてもよい。
本開示の別の実施形態では、受信された物理ランダムアクセスチャネルは、ガード時間を有しないか、または、初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネル内のガード時間とは異なるガード時間を有してもよい。
本開示のさらなる実施形態では、受信された物理ランダムアクセスチャネルは、初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルの巡回プレフィックスとは異なる巡回プレフィックスを有してもよい。
本開示のさらなる実施形態では、受信された物理ランダムアクセスチャネルは、初期アクセスのための物理ランダムアクセスのための巡回シフトのセットとは異なる巡回シフトのセットから選択された巡回シフトを有してもよい。
本開示のさらなる実施形態では、装置1300は、他の情報/チャネル受信モジュール1302をさらに備えてもよく、それは、他の情報と、送信された物理ランダムアクセス間と初期アクセスのためのランダムアクセスチャネルとの間の差が原因で送信リソースが残っている他のチャネルと、のうちの少なくとも1つを受信するように構成される。
本開示の別の実施形態では、送信リソースは、より短い巡回プレフィックス、ガード時間なし、より短いガード時間、より短いシンボル/シーケンス、または、より少ないシンボル、のうちの少なくとも1つが原因で残っていてもよい
本開示のさらなる実施形態では、装置1300は、受信された物理ランダムアクセスチャネルへの応答でタイムアドバンス値を送信するように構成されたTA値送信モジュール1303をさらに備えてもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、送信された物理ランダムアクセスチャネルは、ビームリカバリ要求およびオンデマンドシステム情報要求のうちの少なくとも1つに使用される。
上記において、装置1200および1300は、図12および図13を参照して手短に説明されている。装置1200および1300は、図4から図11を参照して説明した機能を実施するように構成され得ることに留意されたい。したがって、これらの装置におけるモジュールの動作に関する詳細については、図4から図11を参照して、方法のそれぞれのステップに関してなされた説明を参照することができる。
装置1200および1300の構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはそれらの任意の組み合わせで具現化され得ることにさらに留意されたい。例えば、装置1200および1300の構成要素は、それぞれ、回路、プロセッサ、または他の適切な選択デバイスによって実装されてもよい。
当業者は、前述の例は例示のためだけであり、限定するものではなく、本開示はそれに限定されないことを理解するであろう。本明細書で提供される教示から多くの変形、追加、削除および修正を容易に思いつくことができ、これらの変形、追加、削除および修正はすべて本開示の保護範囲に入る。
さらに、本開示のいくつかの実施形態では、装置1200および1300は、少なくとも1つのプロセッサを備え得る。本開示の実施形態と共に使用するのに適した少なくとも1つのプロセッサは、一例として、将来既知または開発される汎用および専用プロセッサの両方を含むことができる。装置1200および1300は、少なくとも1つのメモリをさらに備えてもよい。少なくとも1つのメモリは、例えば、半導体メモリデバイス、例えば、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、およびフラッシュメモリデバイスを含み得る。少なくとも1つのメモリは、コンピュータ実行可能命令のプログラムを格納するために使用されてもよい。プログラムは、高レベルおよび/または低レベルの準拠または解釈可能なプログラミング言語で作成できる。実施形態によれば、コンピュータ実行可能命令は、少なくとも1つのプロセッサにより、装置1200および1300に、図4から図11のそれぞれを参照して説明した方法に従って少なくとも動作を実行させるように構成され得る。
図14は、本書に記載されている無線ネットワーク内の基地局のようなネットワークデバイスとして具現化または含まれる装置1410と、本書に記載されているUEのような端末デバイスとして具現化または含まれる装置1420と、の簡略ブロック図をさらに示す。
装置1410は、データプロセッサ(DP:Data Processor)のような少なくとも1つのプロセッサ1411と、プロセッサ1411に結合された少なくとも1つのメモリ(MEM:Memory)1412と、を備える。装置1410は、プロセッサ1411に結合された送信機TXおよび受信機RX1413をさらに備えてもよく、それは、装置1420に通信可能に接続するように動作可能であってもよい。MEM1412は、プログラム(PROG:Program)1414を格納する。PROG1414は、関連するプロセッサ1411上で実行されると、装置1410が本開示の実施形態、例えば、方法1100に従って動作することを可能にする命令を含むことができる。少なくとも1つのプロセッサ1411と少なくとも1つのMEM1412の組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実装するように適合された処理手段1415を形成し得る。
装置1420は、DPなどの少なくとも1つのプロセッサ1421と、プロセッサ1421に結合された少なくとも1つのMEM1422とを備える。装置1420は、プロセッサ1421に結合された適切なTX/RX1423をさらに備えてもよく、それは、装置1410との無線通信のために動作可能であってもよい。MEM1422は、PROG1424を格納する。PROG1424は、関連するプロセッサ1421上で実行されると、装置1420が本開示の実施形態に従って動作すること、例えば方法400を実行することを可能にする命令を含むことができる。少なくとも1つのプロセッサ1421と少なくとも1つのMEM1422の組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実装するように適合された処理手段1425を形成し得る。
本開示の様々な実施形態は、プロセッサ1411、1421、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアのうちの1つまたは複数によって実行可能なコンピュータプログラム、またはそれらの組み合わせによって実装され得る。
MEM1412および1422は、ローカル技術環境に適した任意のタイプのものであってよく、非限定的な例としてのメモリとして、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光学メモリデバイスおよびシステム、固定メモリおよびリムーバブルなどの任意の適切なデータ記憶技術を使用して実装され得る。
プロセッサ1411および1421は、ローカル技術環境に適した任意のタイプであってもよく、非限定的な例として、1つまたは複数の汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサDSPおよびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサを含んでもよい。
加えて、本開示は、上述のようなコンピュータプログラムを含むキャリアも提供することができ、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、光学コンパクトディスクまたはランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、フラッシュメモリ、磁気テープ、CD−ROM、DVD、Blue−rayディスクなどの電子メモリデバイスであり得る。
本明細書で説明される技術は、実施形態で説明される対応する装置の1つまたは複数の機能を実装する装置が従来技術の手段だけでなく、説明される対応する装置の1つまたは複数の機能を実装する手段も含むように、様々な手段によって実装され、それは、個別の機能ごとに個別の手段、または2つ以上の機能を実行するように構成され得る手段を備えてもよい。例えば、これらの技術は、ハードウェア(1つ以上の装置)、ファームウェア(1つ以上の装置)、ソフトウェア(1つ以上のモジュール)、またはそれらの組み合わせで実装されてもよい。ファームウェアまたはソフトウェアの場合、ここで説明する機能を実行するモジュール(手順、機能など)を介して実装を行うことができる。
本明細書の例示的な実施形態は、方法および装置のブロック図およびフローチャート図を参照して上述されてきた。ブロック図およびフローチャート図の各ブロック、およびそれぞれのブロック図およびフローチャート図におけるブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令を含むさまざまな手段によって実装できることが理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、またはその他のプログラム可能なデータ処理装置にロードしてマシンを製造することができ、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータ処理装置で実行する命令は、指定された機能を実行する手段をフローチャートブロック内またはブロックで作成する。
この仕様には多くの特定の実装の詳細が含まれているが、これらは実装の範囲やクレームの範囲の制限としてではなく、特定の実装の特定の実施形態に固有の機能の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態の文脈で本明細書に記載されている特定の特徴は、単一の実施形態に組み合わせて実装することもできる。逆に、単一の実施形態の文脈で説明される様々な特徴は、複数の実施形態で別々にまたは任意の適切なサブコンビネーションで実装することもできる。さらに、特徴は特定の組み合わせで機能するものとして上記で説明され、最初にそのように主張されるが、主張された組み合わせから1つまたは複数の特徴は場合によっては組み合わせから削除され、そして、クレーム化された組み合わせは、サブコンビネーションまたはサブコンビネーションのバリエーションに向けられてもよい。
技術が進歩するにつれて、本発明の概念を様々な方法で実施できることは、当業者には明らかであろう。上記の実施形態は、本開示を限定するのではなく説明するために与えられ、当業者が容易に理解するように、本開示の精神および範囲から逸脱することなく修正および変形に頼ることができることを理解されたい。そのような修正および変更は、本開示および添付の特許請求の範囲内にあると見なされる。本開示の保護範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。

Claims (30)

  1. 物理ランダムアクセスチャネルを送信する方法であって、
    物理ランダムアクセスチャネルを送信することを備え、
    前記送信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルとは異なる、
    方法。
  2. 前記物理ランダムアクセスチャネルを送信することは、ネットワークデバイスによって示されるタイミングアドバンス値に基づいて決定されたタイミングであって、対応するダウンリンク受信の開始前の前記タイミングで開始する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記パラメータは、
    巡回シフト構成と、
    巡回プレフィックス長と、
    シーケンスのインデックスと、
    ガード時間/期間の長さと、
    前記シンボルまたはシーケンスの数と、
    前記シンボルまたはシーケンスの長さと、
    時間および/または周波数リソースと、
    のうちの1つ以上を備える、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記送信された物理ランダムアクセスチャネルは、ガード時間を有せず、または、初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスチャネルのガード時間とは異なるガード時間を有する、
    請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記送信された物理ランダムアクセスチャネルは、初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスチャネルにおける巡回プレフィックスとは異なる巡回プレフィックスを有する、
    請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記送信された物理ランダムアクセスチャネルは、初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスのための巡回シフトのセットとは異なる巡回シフトのセットから選択された巡回シフトを有する、
    請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 他の情報と、前記送信された物理ランダムアクセスチャネルと初期アクセスのための前記ランダムアクセスチャネルとの間の差が原因で送信リソースが残っている他のチャネルと、のうちの少なくとも1つを送信することをさらに備える、
    請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記送信リソースは、より短い巡回プレフィックス、ガード時間なし、より短いガード時間、より短いシンボル/シーケンス、または、より少ないシンボルのうちの少なくとも1つが原因で残される、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記送信された物理ランダムアクセスチャネルへの応答でタイムアドバンス値を受信することをさらに備える、
    請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記送信された物理ランダムアクセスチャネルは、ビームリカバリ要求およびオンデマンドシステム情報要求のうちの少なくとも1つに使用される、
    請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. 物理ランダムアクセスチャネルを受信する方法であって、
    物理ランダムアクセスチャネルを受信することを備え、
    前記受信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルとは異なる、
    方法。
  12. 前記パラメータは、
    巡回シフト構成と、
    巡回プレフィックス長と、
    シーケンスのインデックスと、
    ガード時間/期間の長さと、
    前記シンボルまたはシーケンスの数と、
    前記シンボルまたはシーケンスの長さと、
    時間および/または周波数リソースと、
    のうちの1つ以上を備える、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記受信された物理ランダムアクセスチャネルは、
    ガード時間を有せず、または、初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスチャネルのガード時間とは異なるガード時間と、
    初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスチャネルにおける巡回プレフィックスとは異なる巡回プレフィックスと、
    初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスのための巡回シフトのセットとは異なる巡回シフトのセットから選択された巡回シフトと、
    のうちの少なくとも1つを有する、
    請求項11または12に記載の方法。
  14. 他の情報と、前記送信された物理ランダムアクセスチャネルと初期アクセスのための前記ランダムアクセスチャネルとの間の差が原因で送信リソースが残っている他のチャネルと、のうちの少なくとも1つを受信することをさらに備える、
    請求項11から13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記送信リソースは、より短い巡回プレフィックス、ガード時間なし、より短いガード時間、より短いシンボル/シーケンス、または、より少ないシンボルのうちの少なくとも1つが原因で残される、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記受信された物理ランダムアクセスチャネルへの応答でタイムアドバンス値を送信することをさらに備える、
    請求項11から15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記送信された物理ランダムアクセスチャネルは、ビームリカバリ要求およびオンデマンドシステム情報要求のうちの少なくとも1つに使用される、
    請求項11から16のいずれかに記載の方法。
  18. 物理ランダムアクセスチャネルを送信するように構成されたトランシーバを備え、
    前記送信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルとは異なる、
    端末デバイス。
  19. 前記物理ランダムアクセスチャネルを送信することは、ネットワークデバイスによって示されるタイミングアドバンス値に基づいて決定されたタイミングであって、対応するダウンリンク受信の開始前の前記タイミングで開始する、
    請求項18に記載の端末デバイス。
  20. 前記送信された物理ランダムアクセスチャネルは、
    ガード時間を有せず、または、初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスチャネルのガード時間とは異なるガード時間と、
    初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスチャネルにおける巡回プレフィックスとは異なる巡回プレフィックスと、
    初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスのための巡回シフトのセットとは異なる巡回シフトのセットから選択された巡回シフトと、
    のうちの少なくとも1つを有する、
    請求項18または19に記載の端末デバイス。
  21. 前記トランシーバは、
    他の情報と、前記送信された物理ランダムアクセスチャネルと初期アクセスのための前記ランダムアクセスチャネルとの間の差が原因で送信リソースが残っている他のチャネルと、のうちの少なくとも1つを送信するようにさらに構成される、
    請求項18から20のいずれかに記載の端末デバイス。
  22. 前記トランシーバは、
    前記送信された物理ランダムアクセスチャネルへの応答でタイムアドバンス値を受信するようにさらに構成される、
    請求項18から21のいずれかに記載の端末デバイス。
  23. 前記送信された物理ランダムアクセスチャネルは、ビームリカバリ要求およびオンデマンドシステム情報要求のうちの少なくとも1つに使用される、
    請求項18から22のいずれかに記載の端末デバイス。
  24. 物理ランダムアクセスチャネルを受信するように構成されたトランシーバを備え、
    前記受信された物理ランダムアクセスチャネルは、パラメータおよび構造のうちの少なくとも1つにおいて初期アクセスのための物理ランダムアクセスチャネルとは異なる、
    ネットワークデバイス。
  25. 前記受信された物理ランダムアクセスチャネルは、
    ガード時間を有せず、または、初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスチャネルのガード時間とは異なるガード時間と、
    初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスチャネルにおける巡回プレフィックスとは異なる巡回プレフィックスと、
    初期アクセスのための前記物理ランダムアクセスのための巡回シフトのセットとは異なる巡回シフトのセットから選択された巡回シフトと、
    のうちの少なくとも1つを有する、
    請求項24に記載のネットワークデバイス。
  26. 前記トランシーバは、
    他の情報と、前記送信された物理ランダムアクセスチャネルと初期アクセスのための前記ランダムアクセスチャネルとの間の差が原因で送信リソースが残っている他のチャネルと、のうちの少なくとも1つを受信するようにさらに構成される、
    請求項24または25に記載のネットワークデバイス。
  27. 前記トランシーバは、
    前記受信された物理ランダムアクセスチャネルへの応答でタイムアドバンス値を送信するようにさらに構成される、
    請求項24から26のいずれかに記載のネットワークデバイス。
  28. 前記送信された物理ランダムアクセスチャネルは、ビームリカバリ要求およびオンデマンドシステム情報要求のうちの少なくとも1つに使用される、
    請求項24から27のいずれかに記載のネットワークデバイス。
  29. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され、その中にプログラムコードを有するメモリであって、前記プロセッサ上で実行されると、前記端末デバイスに請求項1から10のいずれかの動作を実行させる前記メモリと、
    を備える、
    端末デバイス。
  30. プロセッサと、
    前記プロセッサと結合され、その中にプログラムコードを有するメモリであって、前記プロセッサ上で実行されると、前記端末デバイスに請求項11から17のいずれかの動作を実行させる前記メモリと、
    を備える、
    ネットワークデバイス。
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