JP2020521242A - 複数のソーシャルメディアエイリアスを可能にするソーシャルメディアプラットフォーム - Google Patents

Abstract

ソーシャルメディアプラットフォームの利用者が複数のユーザエイリアスを確立することを可能にするための、コンピュータシステムによって使用され得るデータ記憶及びデータ処理技法をとりわけ記載する。複数のユーザエイリアスを使用することにより、利用者は他の利用者への情報の普及を選択的に制御することができる。例えば利用者はソーシャルメディアプラットフォーム上で２つの異なるユーザエイリアスを確立し、異なるソーシャルメディア活動を行うためにそれらのユーザエイリアスのそれぞれを使用することができる。利用者はユーザエイリアスを使用して自身に関する様々な情報を提示し、様々なコンテンツを公開し、及び／又は様々なユーザグループと対話することができる。

Description

技術分野
[0001] 本開示はソーシャルメディアプラットフォームに関し、より詳細には複数の異なるユーザエイリアスを利用者が確立することを可能にするソーシャルメディアプラットフォームに関する。

背景
[0002] ソーシャルメディアプラットフォームとは、利用者が他の利用者と社会的ネットワーク及び／又は社会的関係を構築することを可能にするオンラインプラットフォームである。例えば利用者はソーシャルメディアプラットフォーム上でオンラインペルソナ又は識別情報を確立し、そのペルソナ又は識別情報を使用して他の利用者と対話することができる。一例として、利用者は個人情報、経歴情報、及び／又は自身に関する他の情報（例えば名前、連絡先情報、個人的な関心事、仕事情報、写真、映像、音声等）を入力することによってユーザエイリアスを作成することができる。更に、利用者は（例えば知人、取引先、及び／又は友人である１人又は複数の利用者を指定することによって）ソーシャルメディアプラットフォームの他の利用者に自分を関連させることができる。

[0003] 一部の事例では、ソーシャルメディアプラットフォームは利用者が互いに情報を共有することも可能にする。例えば一部のソーシャルメディアプラットフォームでは、利用者はソーシャルメディアプラットフォームを介して互いにメッセージ、写真、映像、音声、文書、及び／又は他のコンテンツを伝送することができる。

[0004] 一部の事例では、ソーシャルメディアプラットフォームは利用者がイベントを促進し編成することも可能にする。例えば一部のソーシャルメディアプラットフォームでは、利用者はやがて行われるイベントに関する情報を入力し、他の利用者と情報を共有することができる。受信者はイベントに関する情報を閲覧し、そのイベントについて議論し、そのイベントに返事を出すことができる。

概要
[0005] ソーシャルメディアプラットフォームは、利用者が複数のユーザエイリアスを確立することを可能にし得る。複数のユーザエイリアスを使用することにより、利用者は他の利用者への情報の普及を選択的に制御することができる。例えば利用者はソーシャルメディアプラットフォーム上で２つの異なるユーザエイリアスを確立し、異なるソーシャルメディアアクションを行うためにそれらのユーザエイリアスのそれぞれを使用することができる。利用者はユーザエイリアスを使用して自身に関する様々な情報を提示し、様々なコンテンツを公開し、及び／又は様々なユーザグループと対話することができる。

[0006] 本明細書に記載する実施形態の１つ又は複数は様々な技術的利点をもたらすことができる。例えばソーシャルメディアプラットフォームの実施形態は、コンピュータ化された通信ネットワーク上で利用者が素早く且つ効率的に通信することを可能にし得る。例えば利用者は或るソーシャルメディアプラットフォームと対話して、個々のソーシャルメディアプラットフォームごとに手動で及び別々に情報を構成する必要なしに、複数の異なるソーシャルメディアプラットフォームにわたって効率的に情報を共有することができる。従って、利用者の装置が利用する計算資源及びネットワーク資源が減る。更に、利用者は情報の配信を密に制御することができ、そのため利用者の同意なしに潜在的機密情報が明かされることがない。そのためソーシャルメディアプラットフォームの実施形態は、より安全なコンピュータ化された通信の形式を提供する。また更に、ソーシャルメディアプラットフォームの実施形態は特定のデータ構造及び規則に従ってデータを受信し、処理し、記憶し、及び／又は伝送し、それによりソーシャルメディアプラットフォームが単独で又は他のコンピュータ化されたシステムと組み合わせて一貫して、高信頼に、及び効率的に動作することを可能にする。

[0007] １つ又は複数の実施形態の詳細を添付図面及び以下の説明に記載する。これらの説明及び図面並びに特許請求の範囲から他の特徴及び利点が明らかになる。

図面の説明
[0008]ソーシャルメディアプラットフォームを実装するためのシステムの一例の図である。 [0009]ソーシャルメディアプラットフォームの一例の図である。 [0010]複数のソーシャルメディアエイリアスを使用して利用者の活動及びやり取りを区分化するプロセスの一例を示す図である。 [0010]複数のソーシャルメディアエイリアスを使用して利用者の活動及びやり取りを区分化するプロセスの一例を示す図である。 [0011]複数の異なるソーシャルメディアエイリアス間で情報を選択的に共有するプロセスの一例を示す図である。 [0011]複数の異なるソーシャルメディアエイリアス間で情報を選択的に共有するプロセスの一例を示す図である。 [0011]複数の異なるソーシャルメディアエイリアス間で情報を選択的に共有するプロセスの一例を示す図である。 [0011]複数の異なるソーシャルメディアエイリアス間で情報を選択的に共有するプロセスの一例を示す図である。 [0012]或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスに情報を選択的に転送するプロセスの一例を示す図である。 [0012]或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスに情報を選択的に転送するプロセスの一例を示す図である。 [0012]或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスに情報を選択的に転送するプロセスの一例を示す図である。 [0012]或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスに情報を選択的に転送するプロセスの一例を示す図である。 [0012]或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスに情報を選択的に転送するプロセスの一例を示す図である。 [0013]或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスに、利用者が他の利用者に送信した転送又は移行情報の処理の一例を示す図である。 [0013]或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスに、利用者が他の利用者に送信した転送又は移行情報の処理の一例を示す図である。 [0013]或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスに、利用者が他の利用者に送信した転送又は移行情報の処理の一例を示す図である。 [0013]或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスに、利用者が他の利用者に送信した転送又は移行情報の処理の一例を示す図である。 [0014]利用者がソーシャルメディアエイリアスを切り替えることを可能にするユーザインタフェースの一例を示す。 [0014]利用者がソーシャルメディアエイリアスを切り替えることを可能にするユーザインタフェースの一例を示す。 [0015]利用者がソーシャルメディアエイリアスをリンクすることを可能にするユーザインタフェースの一例を示す。 [0015]利用者がソーシャルメディアエイリアスをリンクすることを可能にするユーザインタフェースの一例を示す。 [0016]利用者が複数のソーシャルメディアエイリアスを管理することを可能にするユーザインタフェースの一例を示す。 [0016]利用者が複数のソーシャルメディアエイリアスを管理することを可能にするユーザインタフェースの一例を示す。 [0017]利用者がソーシャルメディアエイリアス間で情報を転送し又は移行することを可能にするユーザインタフェースの一例を示す。 [0017]利用者がソーシャルメディアエイリアス間で情報を転送し又は移行することを可能にするユーザインタフェースの一例を示す。 [0018]ソーシャルメディアプラットフォーム上の複数の異なるユーザエイリアスを利用者に提供するためのプロセスの一例の流れ図である。 [0019]ソーシャルメディアプラットフォーム上の複数の異なるユーザエイリアスを利用者に提供するための別のプロセスの一例の流れ図である。 [0020]コンピュータシステムの一例の図である。

[0021] 様々な図面の中の同様の参照記号は同様の要素を示す。

詳細な説明
[0022] ソーシャルメディアプラットフォームは、利用者が複数のユーザエイリアスを確立することを可能にし得る。複数のユーザエイリアスを使用することにより、利用者は他の利用者への情報の普及を選択的に制御することができる。例えば利用者はソーシャルメディアプラットフォーム上で２つの異なるユーザエイリアスを確立し、異なるソーシャルメディア活動を行うためにそれらのユーザエイリアスのそれぞれを使用することができる。利用者はユーザエイリアスを使用して自身に関する様々な情報を提示し、様々なコンテンツを公開し、及び／又は様々なユーザグループと対話することができる。

[0023] 一例として、第１のユーザエイリアスは利用者の「個人的な」識別情報に対応することができ、利用者が親しい知人と共有したい情報（例えば利用者が広範な閲覧者と共有したくない可能性がある潜在的機密情報）を含むことができる。更に、利用者は第１のユーザエイリアスを使用して自らの親しい知人に自身を関連させやり取りすることができる。

[0024] 対照的に第２のユーザエイリアスは利用者の「仕事の」識別情報に対応することができ、利用者が自分の仕事上の知人と共有したい情報（例えば同僚、取引相手等と共有することができる情報）を含むことができる。更に、利用者は第２のユーザエイリアスを使用して自らの仕事上の知人に自身を関連させることができる。

[0025] 利用者はソーシャルメディアプラットフォーム上で第１のユーザエイリアスと第２のユーザエイリアスとをリンクすることができ、各ユーザエイリアスに従って他の利用者と選択的に対話するために及び／又は情報を公開するために２つのユーザエイリアスを切り替えることができる。しかしソーシャルメディアプラットフォームの他の利用者にとっては２つのエイリアスは分離されているように見え、リンクされているように見えない。従って利用者はソーシャルメディアプラットフォーム上で複数のエイリアスを保持することができ、異なる閲覧者に対して自らの活動及びやり取りを区分化することができる。

[0026] 本明細書では「個人的な」識別情報及び「仕事の」識別情報を記載するが、これらは説明のための例に過ぎない。実際、利用者は任意の数の異なるソーシャルメディアエイリアスを確立し、自らの活動及びやり取りを任意のやり方で区分化することができる。一例として、利用者は様々な個人的な関心事、様々な社会集団、様々な地理的領域、自らが参加する様々な組織、及び／又は他の任意の要因若しくは基準を反映させるために異なるソーシャルメディアエイリアスを確立することができる。

[0027] ソーシャルメディアプラットフォームを実装するためのシステム１００の一例を図１に示す。システム１００は、１台又は複数台のサーバコンピュータを含むサーバシステム１０２上で維持されるソーシャルメディアプラットフォーム１５０を含む。

[0028] サーバシステム１０２は、ネットワーク１０６を介してサードパーティサーバシステム１０４ａ、１０４ｂに通信可能に接続される。サードパーティサーバシステム１０４ａ、１０４ｂは、１台又は複数台のサーバコンピュータをそれぞれ含む。サードパーティソーシャルメディアプラットフォーム１０８ａ、１０８ｂは、サードパーティサーバシステム１０４ａ、１０４ｂ上でそれぞれ維持される。一部の事例では、サードパーティソーシャルメディアプラットフォームは、ソーシャルメディアプラットフォーム１５０を所有し、運営し、及び／又は維持する者と異なる当事者によって所有され、運営され、及び／又は維持されるソーシャルメディアプラットフォームである。一部の事例では、サードパーティソーシャルメディアプラットフォームは、Facebook、LinkedIn、Instagram等のソーシャルメディアプラットフォーム又は他のソーシャルメディアプラットフォームを含み得る。

[0029] サーバシステム１０２は、ネットワーク１０６を介してクライアント装置１１０ａ〜ｃにも通信可能に接続される。各クライアント装置１１０ａ〜ｃはそれぞれのユーザインタフェース１１２ａ〜ｃを含む。利用者はデータ（例えばサーバシステム１０２及びプラットフォーム１５０上のデータ、サーバシステム１０４ａ、１０４ｂ及びプラットフォーム１０８ａ、１０８ｂ上のデータ、及び／又は他のクライアント装置１１０ａ〜ｃ上のデータ）を閲覧するためにユーザインタフェース１１２ａ〜ｃと対話することができる。利用者は他の装置に（例えばサーバシステム１０２及びプラットフォーム１５０に、サーバシステム１０４、１０４ｂ及びプラットフォーム１０８ａ、１０８ｂに、及び／又は他のクライアント装置１１０ａ〜ｃに）データを伝送するためにユーザインタフェース１１２ａ〜ｃと対話することもできる。利用者は（例えばサーバシステム１０２及びプラットフォーム１５０に、サーバシステム１０４ａ、１０４ｂ及びプラットフォーム１０８ａ、１０８ｂに、及び／又は他のクライアント装置１１０ａ〜ｃに）コマンドを発行するためにユーザインタフェース１１２ａ〜ｃと対話することができる。一部の実施形態では、利用者はそれらのタスクの性能を促進するためにクライアント装置１１０ａ〜ｃ上にソフトウェアアプリケーションをインストールすることができる。

[0030] クライアント装置１１０ａ〜ｃは、利用者がデータを閲覧し、処理し、伝送し、受信するために使用する任意の電子装置とすることができる。クライアント装置１１０ａ〜ｃの例はコンピュータ（デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、サーバシステム等）、モバイル計算装置（携帯電話、スマートフォン、タブレット、携帯情報端末、ネットワーキング機能を有するノートブックコンピュータ等）、及びネットワーク１０６との間でデータを送受信することができる他の計算装置を含む。クライアント装置１１０ａ〜ｃは、１つ又は複数のオペレーティングシステム（例えばMicrosoft Windows、Apple OSX、Linux（登録商標）、Unix、Android、Apple iOS等）及び／又はアーキテクチャ（例えばx86、PowerPC、ARM等）を使用して動作する装置を含み得る。一部の実施形態では、クライアント装置１１０ａ〜ｃの１台又は複数台がシステム１００の残りの部分に対して局所的に位置する必要がなく、１つ又は複数の離れた物理的位置に配置され得る。一部の実施形態では、クライアント装置１１０ａ〜ｃが自らの地理的位置を突き止めるために汎地球測位システム（例えば全地球測位システム［ＧＰＳ］、Wi-Fiによる三角測量システム（Wi-Fi triangulation system）等）と通信することができる。

[0031] ネットワーク１０６は、それによりデータを転送し共有することができる任意の通信ネットワークとすることができる。例えばネットワーク１０６はローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）、又はインターネット等の広域ネットワーク（ＷＡＮ）であり得る。ネットワーク１０６は様々なネットワーキングインタフェース、例えば無線ネットワーキングインタフェース（Wi-Fi、Bluetooth（登録商標）、又は赤外線等）又は有線ネットワーキングインタフェース（Ethernet又はシリアル接続等）を使用して実装することができる。ネットワーク１０６は複数のネットワークの組み合わせを含むこともでき、１つ又は複数のネットワーキングインタフェースを使用して実装することができる。

[0032] 個々の単一コンポーネントとしてサーバシステム１０２、１０４ａ、及び１０４ｂをそれぞれ示す。但し、実際には１台又は複数台の計算装置上にそれぞれを実装することができる。サーバシステム１０２、１０４ａ、又は１０４ｂは、例えばネットワーク１０６に接続される単一の計算装置とすることができ、その単一の計算装置上でソーシャルメディアプラットフォーム１０８ａ、１０８ｂ、又は１５０を維持し動作させることができる。一部の実施形態では、サーバシステム１０２、１０４ａ、又は１０４ｂはネットワーク１０６に接続される複数の計算装置を含み、それらの計算装置の一部又は全ての上でソーシャルメディアプラットフォーム１０８ａ、１０８ｂ、又は１５０を維持し動作させることができる。例えばサーバシステム１０２は幾つかの計算装置を含むことができ、プラットフォーム１５０はそれらの計算装置の１台又は複数台上で配信的であり得る。一部の実施形態では、サーバシステム１０２、１０４ａ、又は１０４ｂがシステム１００の残りの部分に対して局所的に位置する必要がなく、サーバシステム１０２、１０４ａ、又は１０４ｂの一部が１つ又は複数の離れた物理的位置に配置され得る。

[0033] 図２は、プラットフォーム１５０の様々な側面を示す。プラットフォーム１５０は、システム１００の動作に関係する特定の機能を実行する幾つかのモジュールを含む。例えばプラットフォーム１５０は、データベースモジュール２０２、伝送モジュール２０４、及び処理モジュール２０６を含み得る。

[0034] データベースモジュール２０２は、システム１００の１人又は複数の利用者に関係する情報を保持する。一例として、データベースモジュール２０２は利用者の識別資格情報（例えばユーザ名及びパスワード）、連絡先情報（例えば電子メールアドレス、実際の住所、電話番号等）、人口学的情報（例えば年齢、性別、地理的領域等）、環境設定（例えばシステム環境設定）、位置（例えば全地球測位システム（ＧＰＳ）、Wi-Fi三角測量システム、又は他の汎地球測位システムを使用して突き止められるような地理座標）、関係情報（例えば利用者の他の利用者との関連の指示、ソーシャルメディアエイリアス間のリンクの指示等）、及び他のユーザ情報（例えば利用者の文書化コンテンツ、写真、映像、音声コンテンツの集まり等）に関する情報を記憶することができる。情報の様々な例を上記に記載したが、これらは例示に過ぎない。実際にはデータベースモジュール２０２はプラットフォーム１５０の利用者に関係する任意の情報、又はプラットフォーム１５０に関する他の任意の情報を記憶することができる。

[0035] 伝送モジュール２０４は、プラットフォーム１５０との間でデータを伝送することを可能にする。例えば伝送モジュール２０４はネットワーク１０６に通信可能に接続することができ、それによりネットワーク１０６を介してサーバシステム１０４ａ、１０４ｂ、及び／又はクライアント装置１１０ａ〜ｃにデータを伝送し、サーバシステム１０４ａ、１０４ｂ、及び／又はクライアント装置１１０ａ〜ｃからデータを受信することができる。一例として、クライアント装置１１０ａ〜ｃ上で利用者が入力した情報は伝送モジュール２０４によってプラットフォーム１５０に伝送することができる。次いで、この情報を（例えば処理モジュール２０６を使用して）処理し及び／又は（例えばデータベースモジュール２０２を使用して）記憶することができる。別の例として、プラットフォーム１５０からの情報（例えばデータベースモジュール２０２上に記憶される情報）を伝送モジュール２０４によってサーバシステム１０４ａ、１０４ｂ、及び／又はクライアント装置１１０ａ〜ｃの１つ又は複数に伝送することができる。

[0036] 処理モジュール２０６は、記憶済みのデータ又はプラットフォーム１５０が他の方法でアクセス可能なデータを処理する。例えば処理モジュール２０６は、１人又は複数の利用者に関するデータを操作する自動化された又は利用者によって開始されるプロセスを実行することができる。一例として、処理モジュール２０６はデータベースモジュール２０２上に記憶されるデータ又は伝送モジュール２０４から受信されるデータを操作することができる。同様に、処理モジュール２０６からの処理済みデータは、データベースモジュール２０２上に記憶し及び／又は他の装置に伝送するために伝送モジュール２０４に送信することができる。処理モジュール２０６によって実行され得るプロセスの例を以下でより詳細に説明する。

[0037] 上記のように、ソーシャルメディアプラットフォーム１５０の１つ又は複数の実施形態は利用者がソーシャルメディアプラットフォーム１５０上で複数のエイリアスを保持することを可能にし、それにより利用者は異なる閲覧者に対して自らの活動及びやり取りを区分化することができる。この機能の一例を図３Ａ及び図３Ｂに示す。

[0038] 図３Ａに示すように、第１の利用者３０２ａ（即ち「利用者１」）はソーシャルメディアプラットフォーム上で２つの異なるソーシャルメディアエイリアス、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａ（即ち「ソーシャルメディアエイリアス１」）及び第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂ（即ち「ソーシャルメディアエイリアス２」）を保持する。ソーシャルメディアエイリアス３０４ａ及び３０４ｂは、第１の利用者３０２ａが異なる閲覧者に対して自らの活動及びやり取りを区分化することを可能にする。一例として、第１の利用者３０２ａは第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａを使用して１組の特定の利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｃ、及び利用者３０２ｄ）に自分を関連させ、それらの利用者とやり取りすることができる。更に第１の利用者３０２ａは、１組の特定の利用者にコンテンツ（例えば個人情報、写真、映像、音声、又は他の情報）を公開することができる。同様に、第１の利用者３０２ａは第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂを使用して１組の異なる利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｄ、及び利用者３０２ｅ）に自分を関連させ、それらの利用者とやり取りすることができる。更に第１の利用者３０２ａは、１組の異なる利用者に異なるコンテンツ（例えば個人情報、写真、映像、音声、又は他の情報）を公開することができる。エイリアス３０４ａ、３０４ｂに関する情報（例えば利用者のやり取りの記録、個人情報、写真、映像、音声、エイリアス３０４ａ、３０４ｂに関する利用者間の関連の指示等）は例えばデータベースモジュール２０２によって記憶することができる。

[0039] ソーシャルメディアエイリアス３０４ａ、３０４ｂは、第１の利用者３０２ａの異なるペルソナ又は識別情報に対応し得る。例えば第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａは第１の利用者の「個人的な」識別情報に対応することができ、自らの親しい知人（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｃ、及び利用者３０２ｄ）と行動するために第１の利用者３０２ａによって使用され得る。別の例として、第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂは第１の利用者の「仕事の」識別情報に対応することができ、自らの仕事上の知人（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｄ、及び利用者３０２ｅ）と行動するために第１の利用者３０２ａによって使用され得る。従って、第１の利用者３０２ａは、各エイリアスに関して異なるようにコンテンツを記憶し、コンテンツを公開し、やり取りし、及び／又は他の方法でソーシャルメディアプラットフォーム１５０と対話することができ、そのため利用者はエイリアスごとに別個のペルソナ又は識別情報を保持する。

[0040] 第１の利用者の関連は、ソーシャルメディアエイリアス３０４ａ、３０４ｂ間で相互排他的である必要はない。一部の事例では、第１の利用者のエイリアス３０４ａ、３０４ｂ間で１人又は複数の利用者が共通であり得る。例えば図３Ａに示すように、第１の利用者３０２ａはエイリアス３０４ａ、３０４ｂの両方を使用して利用者３０２ｂ、３０２ｄに自らを関連させている。これらの共通の関連は、例えば複数の異なる脈絡で第１の利用者３０２ａと親しい特定の利用者（例えば親しい知人でもある同僚）を反映し得る。

[0041] 図３Ａに示すように、ソーシャルメディアエイリアス３０４ａ、３０４ｂはリンクされている。各ユーザエイリアスに従って他の利用者と選択的に対話するために及び／又は情報を公開するために、このリンクは第１の利用者３０２ａが２つのソーシャルメディアエイリアス３０４ａ、３０４ｂを容易に切り替えることを可能にする。しかしソーシャルメディアプラットフォームの他の利用者にとっては２つのエイリアス３０４ａ、３０４ｂは分離されているように見え、リンクされているように見えない。従って第１の利用者３０２ａはソーシャルメディアプラットフォーム上で複数のエイリアスを保持することができ、異なる閲覧者に対して自らの活動及びやり取りを区分化することができる。このリンクに関する情報は例えばデータベースモジュール２０２によって記憶することができる。例えばリンクに関する情報は、ソーシャルメディアエイリアス間のリンクの指示を含む１つ又は複数のデータフィールドを有するデータ構造として記憶することができる。

[0042] 一例としてデータ構造は識別情報の対のテーブルを含むことができ、各識別情報は特定のソーシャルメディアエイリアス（例えばユーザ名又は他の何らかの識別情報）を指す。テーブル内の各対は２つのソーシャルメディアエイリアス間のリンクを表すことができる。複数の利用者がエイリアス化される場合、テーブルはそれらの一群のエイリアス間のあり得る対の全てを含み得る。例えば（「１」の識別情報を有する）第１のエイリアス、（「２」の識別情報を有する）第２のエイリアス、及び（「３」の識別情報を有する）第３のエイリアスがリンクされる場合、テーブルは以下の対を含むことができる：
１，２
２，１
１，３
３，１
２，３
３，２

[0043] ソーシャルメディアエイリアス３０４ａ、３０４ｂは、サードパーティソーシャルメディアプラットフォーム上の第１の利用者のアカウントの１つ又は複数にもリンクされ得る。これらのリンクに基づき、ソーシャルメディアプラットフォーム１５０と１つ又は複数のサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム（例えば図１に示すサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム１０８ａ〜ｃの１つ又は複数）との間で情報を選択的に共有することができる。第１の利用者のアカウントは、ソーシャルメディアエイリアス３０４ａ、３０４ｂ間で相互排他的である必要はない。一部の事例では、１つ又は複数のユーザアカウントが第１の利用者のエイリアス３０４ａ、３０４ｂ間で共通であり得る。例えば図３Ａに示すように、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａは第１のユーザアカウント３０６ａ（例えば第１の利用者３０２ａが特定のサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム上で保持するユーザアカウント）に、及び第２のユーザアカウント３０６ｂ（例えば第１の利用者３０２ａが別のサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム上で保持する別のユーザアカウント）にリンクされる。更に、第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂも第２のユーザアカウント３０６ｂに、及び第３のユーザアカウント３０６ｃにリンクされる。

[0044] これらのリンクに関する情報は例えばデータベースモジュール２０２によって記憶することができる。一部の事例では、これらのリンクに関する情報はアカウントにアクセスするための認証資格情報（例えばユーザ名、パスワード等）を含み得る。例えばリンクに関する情報は、リンクされたソーシャルサードパーティプラットフォーム、それらのプラットフォーム上の特定のユーザアカウントにアクセスするための認証資格情報等）の指示を含む１つ又は複数のデータフィールドを有するデータ構造として記憶することができる。一例として、この情報の１つ又は全てを記憶するためにOAuth2データ構造を使用することができる。

[0045] 一部の事例では、第１の利用者３０２ａが自らの関連、やり取り、及び／又は他のコンテンツに関する情報をソーシャルメディアプラットフォーム１５０に直接提供することができる。一部の事例では、ソーシャルメディアプラットフォーム１５０は第１の利用者の関連、やり取り、及び／又は他のコンテンツに関する情報の一部又は全てを１つ又は複数のサードパーティソーシャルメディアプラットフォームから取得することができる。例えばソーシャルメディアプラットフォームは、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａにリンクされるソーシャルメディアアカウント３０６ａ、３０６ｂにアクセスすることによって第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａに関するコンテンツを取得することができる。別の例として、ソーシャルメディアプラットフォームは、第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂにリンクされるソーシャルメディアアカウント３０６ｂ、３０６ｃにアクセスすることによって第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに関するコンテンツを取得することができる。

[0046] 或るユーザエイリアスに対する第１の利用者の対話は、他のユーザエイリアスから分離される。例えば図３Ｂに示すように、第１の利用者は第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａを使用して情報片３０８を公開する（例えば「投稿」又は他のメッセージが他の利用者によって見られ得る）。この情報３０８は、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａによって第１の利用者３０２ａに関連する利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｃ、及び利用者３０２ｄ）のそれぞれの間で共有される。従って、それらの利用者にとって第１の利用者のペルソナ又は識別情報の特定のもの（即ち第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａに関連する第１の利用者のペルソナ又は識別情報）が情報を公開したように見える。

[0047] 同様に、公開するためにサードパーティソーシャルメディアプラットフォームに情報３０８を伝送することができる。例えば図３Ｂに示すように、情報３０８は第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａにリンクされるソーシャルメディアアカウント３０６ａ及びソーシャルメディアアカウント３０６ｂを使用して共有することができる。かかる共有は有用であり、例えばかかる共有は個々のソーシャルメディアプラットフォームごとに手動で及び別々に情報を構成する必要なしに、第１の利用者３０２ａが複数の異なるソーシャルメディアプラットフォームにわたって効率的に情報を共有できるようにするからである。

[0048] しかし図３Ｂに示すように、情報３０８は第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａに分離されている。従って情報３０８は、第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂによって第１の利用者３０２ａに関連する利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｄ、及び利用者３０２ｅ）とは共有されない。従って、それらの利用者にとって第１の利用者のペルソナ又は識別情報（即ち第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに関連する第１の利用者のペルソナ又は識別情報）の特定のものに関して活動が行われていないように見える。同様に、情報３０８は第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂにリンクされるソーシャルメディアアカウント３０６ｃを使用してサードパーティソーシャルメディアプラットフォームに伝送されない。更に、ソーシャルメディアアカウント３０６ｂはソーシャルメディアエイリアス３０４ａ、３０４ｂの両方にリンクされるので、この情報はソーシャルメディアエイリアス３０４ａによってソーシャルメディアアカウント３０６ｂに既に伝送されている。

[0049] 上記で述べたように、利用者の関連はソーシャルメディアエイリアス間で相互排他的である必要はない。例えば図３Ｂに示す例では、第１の利用者３０２ａはエイリアス３０４ａ、３０４ｂの両方を使用して自らを利用者３０２ｂ、３０２ｄに関連させている。これらの利用者に対して、情報３０８は第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに従ってではなく第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａに従って提示される。従って情報３０８は、第１の利用者のペルソナ又は識別情報の１つに関して、第１の利用者の他のペルソナ又は識別情報から分離されながら他の利用者に選択的に共有される。

[0050] 一部の事例では、複数の異なる閲覧者に情報が提示されるように、利用者は複数の異なるソーシャルメディアエイリアス間で情報を選択的に共有することができる。この機能の一例を図４Ａ〜図４Ｄに示す。

[0051] 図４Ａに示すように、及び図３Ａに関して説明したのと同様のやり方で、第１の利用者３０２ａはソーシャルメディアプラットフォーム上で２つの異なるソーシャルメディアエイリアス、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａ及び第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂを保持する。第１の利用者３０２ａは第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａを使用して１組の特定の利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｃ、及び利用者３０２ｄ）に自分を関連させ、それらの利用者とやり取りすることができる。更に第１の利用者３０２ａは、１組の特定の利用者にコンテンツを公開することができる。同様に、第１の利用者３０２ａは第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂを使用して１組の異なる利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｄ、及び利用者３０２ｅ）に自分を関連させ、それらの利用者とやり取りすることができる。更に第１の利用者３０２ａは、１組の異なる利用者に異なるコンテンツを公開することができる。更に、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａは第１のユーザアカウント３０６ａ（例えば第１の利用者３０２ａが特定のサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム上で保持するユーザアカウント）に、及び第２のユーザアカウント３０６ｂ（例えば第１の利用者３０２ａが別のサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム上で保持する別のユーザアカウント）にリンクされる。更に、第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂも第２のユーザアカウント３０６ｂに、及び第３のユーザアカウント３０６ｃにリンクされる。

[0052] 図４Ｂに示すように、第１の利用者は第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａを使用して情報片４０２を公開する（例えば「投稿」又は他のメッセージが他の利用者によって見られ得る）。この情報４０２は、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａによって第１の利用者３０２ａに関連する利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｃ、及び利用者３０２ｄ）のそれぞれの間で共有される。従って、それらの利用者にとって第１の利用者のペルソナ又は識別情報の特定のもの（即ち第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａに関連する第１の利用者のペルソナ又は識別情報）が情報を公開したように見える。同様に、（例えばソーシャルメディアアカウント３０６ａ、３０６ｂによって）公開するためにサードパーティソーシャルメディアプラットフォームに情報４０２を伝送することができる。

[0053] 図４Ｂに示すように、情報４０２は第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａ内に分離されており、そのため情報４０２は第１の利用者の他のソーシャルメディアエイリアスを使用して広められることはない。しかし、第１の利用者３０２ａはソーシャルメディアプラットフォーム１５０に命令して、１つ又は複数の他のソーシャルメディアエイリアスと情報４０２を選択的に共有することができる。例えば第１の利用者が特定の情報を複数の異なる閲覧者に選択的に公開したい場合、かかる共有は有用であり得る。

[0054] 一例として、利用者はソーシャルメディアプラットフォーム１５０に命令してソーシャルメディアエイリアス３０４ｂと情報４０２を共有することができる。図４Ｃに示すように、それに応答して情報４０２の複製が第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａから第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに伝送される。

[0055] 図４Ｄに示すように、情報４０２の複製は、第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂによって第１の利用者３０２ａに関連する利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｄ、及び利用者３０２ｅ）のそれぞれの間で共有される。従って、それらの利用者にとって第１の利用者のペルソナ又は識別情報の別のもの（即ち第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに関連する第１の利用者のペルソナ又は識別情報）が情報を公開したように見える。更に、（例えばソーシャルメディアアカウント３０６ｂ、３０６ｃによって）公開するためにサードパーティソーシャルメディアプラットフォームに情報４０２の複製を伝送することができる。このようにして、情報４０２は当初は単一のソーシャルメディアエイリアス（例えばソーシャルメディアエイリアス３０４ａ）に分離されていたが、情報４０２がより広範な閲覧者に選択的に提示されるように、利用者はソーシャルメディアプラットフォーム１５０に命令して１つ又は複数の他のソーシャルメディアエイリアス（例えばソーシャルメディアエイリアス３０４ｂ）と情報４０２を選択的に共有することができる。

[0056] 一部の事例では、利用者が或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスに情報を選択的に転送することができる。利用者が或るソーシャルメディアエイリアスに関して受信した情報に応答し或いはかかる情報と対話したいが、それを別のソーシャルメディアエイリアスに関して行いたい場合、かかる転送は有用であり得る。一例として、利用者は「仕事の」ソーシャルメディアエイリアスに関してイベントの招待を受信し得る。利用者は出席したいが、その情報を自らの仕事上の知人に公開したくない（例えばそのイベントは仕事に無関係である可能性があり、利用者の私的な知人の方が適しており、性質上デリケートである等）。利用者はイベントの招待を「個人の」ソーシャルメディアエイリアスに選択的に転送し、そのエイリアスを使用して応答することができる。従って、その利用者は自らの活動を自分の仕事上の知人に明かすことなしに招待に応答することができる。この機能の一例を図５Ａ〜図５Ｅに示す。

[0057] 図５Ａに示すように、及び図３Ａに関して説明したのと同様のやり方で、第１の利用者３０２ａはソーシャルメディアプラットフォーム上で２つの異なるソーシャルメディアエイリアス、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａ及び第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂを保持する。第１の利用者３０２ａは第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａを使用して１組の特定の利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｃ、及び利用者３０２ｄ）に自分を関連させ、それらの利用者とやり取りすることができる。更に第１の利用者３０２ａは、１組の特定の利用者にコンテンツを公開することができる。同様に、第１の利用者３０２ａは第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂを使用して１組の異なる利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｄ、及び利用者３０２ｅ）に自分を関連させ、それらの利用者とやり取りすることができる。更に第１の利用者３０２ａは、１組の異なる利用者に異なるコンテンツを公開することができる。更に、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａは第１のユーザアカウント３０６ａ（例えば第１の利用者３０２ａが特定のサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム上で保持するユーザアカウント）に、及び第２のユーザアカウント３０６ｂ（例えば第１の利用者３０２ａが別のサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム上で保持する別のユーザアカウント）にリンクされる。更に、第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂも第２のユーザアカウント３０６ｂに、及び第３のユーザアカウント３０６ｃにリンクされる。

[0058] 図５Ｂに示すように、第１の利用者は第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａによって情報片５０２（例えばイベントへの招待）を受信する。図５Ｂに示すように、情報５０２は第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａ内に分離される。

[0059] 第１の利用者は情報５０２と対話したい（例えばイベントの招待を他の利用者と議論し、イベントの招待を受け入れ、イベントに他の利用者を招待し、又はイベントの招待と他の方法で対話する）。しかし利用者はそれを第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａに関して行いたくなく、代わりにそれを別のソーシャルメディアエイリアス（例えば第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂ）に関して行いたい。従って、第１の利用者３０２ａはソーシャルメディアプラットフォーム１５０に命令して１つ又は複数の他のソーシャルメディアエイリアスに情報５０２を転送することができる。

[0060] 一例として、利用者はソーシャルメディアプラットフォーム１５０に命令してソーシャルメディアエイリアス３０４ｂと情報５０２を共有することができる。図５Ｃに示すように、それに応答して情報５０２の複製が第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａから第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに伝送される。

[0061] 図５Ｄに示すように、情報５０２の複製は第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに関して記憶される。更に、情報５０２は第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａに関して除去される。従って、情報５０２はソーシャルメディアエイリアス３０４ａとソーシャルメディアエイリアス３０４ｂとの間で転送され又は「移行」される。一部の事例では、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａに関連するデータベースから情報５０２に関する記録を削除し、その情報を第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに関連する別のデータベースに追加することができる。一部の事例では、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａではなく第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂを識別するように、情報５０２に関する記録を修正することができる。

[0062] 更に、（例えばソーシャルメディアアカウント３０６ｂ、３０６ｃによって）公開するためにサードパーティソーシャルメディアプラットフォームに情報５０２の複製を伝送することができる。このようにして、情報５０２は当初は単一のソーシャルメディアエイリアス（例えばソーシャルメディアエイリアス３０４ａ）を使用して受信されたが、利用者はソーシャルメディアプラットフォーム１５０に命令して１つ又は複数の他のソーシャルメディアエイリアス（例えばソーシャルメディアエイリアス３０４ｂ）に情報５０２を選択的に転送し、又は移行することができる。

[0063] 第１の利用者３０２ａは、ソーシャルメディアエイリアス３０４ｂを使用して情報５０２と対話することができる。例えば図５Ｅに示すように、第１の利用者３０２ｂは情報５０２への応答５０４（例えば招待を受け入れる応答）を公開することができる。応答５０４は、第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂによって第１の利用者３０２ａに関連する利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｄ、及び利用者３０２ｅ）のそれぞれの間で共有される。従って、それらの利用者にとって第１の利用者のペルソナ又は識別情報の特定のもの（即ち第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに関連する第１の利用者のペルソナ又は識別情報）が情報５０２に応答しているように見える。同様に、（例えばソーシャルメディアアカウント３０６ｂ、３０６ｃによって）公開するためにサードパーティソーシャルメディアプラットフォームに応答５０４を伝送することができる。このようにして、情報４０２は当初は自らのソーシャルメディアエイリアスの１つ（例えばソーシャルメディアエイリアス３０４ａ）によって第１の利用者３０２ａに伝送されたが、利用者はその情報を別のソーシャルメディアエイリアス（例えばソーシャルメディアエイリアス３０４ｂ）に転送し又は移行し、その情報が最初から第２のソーシャルメディアエイリアスに送信されていたかのようにその情報と対話することができる。従って利用者は、選択された特定の閲覧者に自らの活動を明かすことなしにソーシャルメディアプラットフォーム上で対話することができる。

[0064] 一部の事例では、ソーシャルメディアプラットフォーム１５０はソーシャルメディアエイリアス間の情報の転送又は移行を制限することができる。例えば一部の事例では、ソーシャルメディアプラットフォーム１５０は情報の発信者によって公にアクセス可能だと見なされている情報の転送又は移行を可能にすることができる。対照的に、ソーシャルメディアプラットフォーム１５０は、情報の発信者によって秘密であり又は共有に制限がかかっていると見なされている情報の転送又は移行を不能にすることができる。

[0065] 一例として、利用者はソーシャルメディアプラットフォーム１５０を使用して第１のイベントの招待を作成し、第１のイベントの招待が他の利用者に公に配信され得ると規定することができる（例えば公の又は「公開の」イベントの招待）。更に、利用者はソーシャルメディアプラットフォーム１５０を使用して第２のイベントの招待を作成し、第２のイベントの招待が招待された被選択グループに限定されると規定することができる（例えば秘密の又は「非公開の」イベントの招待）。第１のイベントの招待の受信者は自らの他のソーシャルメディアエイリアスにイベントの招待を自由に転送し又は移行し、異なるソーシャルメディアアカウントを使用してイベントの招待と対話する（例えばイベントの招待に応答する）ことができる。しかし第２のイベントの招待の受信者は、自らの他のソーシャルメディアエイリアスにイベントの招待を転送し又は移行することができない。従ってイベントの招待の作成者は、情報が最初に配信された後でさえ他の利用者への情報の普及を制御し続けることができる。

[0066] ソーシャルメディアプラットフォーム１５０は、転送が制限されたイベントを様々な方法で示すことができる。一部の事例では、転送が制限されたイベントを利用者が転送しようと試みた場合、ソーシャルメディアプラットフォーム１５０はユーザインタフェース上で通知要素（例えばエラーメッセージ又はポップアップ通知）を提示することができる。一部の事例では、転送可能な情報についてソーシャルメディアプラットフォーム１５０は利用者に情報を転送するための選択肢を提示することができる。転送が制限された情報について、ソーシャルメディアプラットフォーム１５０は情報を転送するための選択肢を（例えば選択肢を表示しないことによって、利用者が選択肢を選択できなくすることによって、選択肢を視覚的に強調しないこと等によって）利用者に与えないでおくことができる。

[0067] 図５Ａ〜図５Ｅに示すように、利用者はソーシャルメディアエイリアス間でイベントの招待を転送し又は移行することができる。しかし、転送又は移行又は情報はイベントの招待だけに限定されない。例えば一部の事例では、第１の利用者が自らの活動を他者に明かすことなしに第２の利用者との会話を続けることができるように、第１の利用者が第２の利用者から受信したメッセージ（例えばチャットメッセージ、「投稿」、電子メール、又は他のメッセージ）をソーシャルメディアエイリアス間で転送し又は移行することができる。

[0068] 一部の事例では、利用者は自らが１人又は複数の他の利用者に送信した情報を転送し又は移行することができる。一例として、利用者は第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して別の利用者にメッセージを最初に伝送することができる。伝送後、利用者は第１のソーシャルメディアエイリアスから第２のソーシャルメディアエイリアスにそのメッセージを転送し又は移行し、第２のソーシャルメディアエイリアスを使用して会話を続けることができる。しかし、受信者にとってはメッセージが最初から利用者の第２のソーシャルメディアエイリアスを使用して伝送されているように見える。例えば利用者が最初の伝送に間違って正しくないソーシャルメディアエイリアスを使用した場合、或いはそのメッセージが別のソーシャルメディアエイリアスにより適していると伝送後に考えた場合、かかる転送又は移行は有用であり得る。従って利用者はソーシャルメディアエイリアス間でシームレスに、及び他の利用者にとってトランスペアレントなやり方でメッセージを転送し又は移行することができる。この機能の一例を図６Ａ〜図６Ｄに示す。

[0069] 図６Ａに示すように、及び図３Ａに関して説明したのと同様のやり方で、第１の利用者３０２ａはソーシャルメディアプラットフォーム上で２つの異なるソーシャルメディアエイリアス、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａ及び第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂを保持する。第１の利用者３０２ａは第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａを使用して１組の特定の利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｃ、及び利用者３０２ｄ）に自分を関連させ、それらの利用者とやり取りすることができる。更に第１の利用者３０２ａは、１組の特定の利用者にコンテンツを公開することができる。同様に、第１の利用者３０２ａは第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂを使用して１組の異なる利用者（例えば利用者３０２ｂ、利用者３０２ｄ、及び利用者３０２ｅ）に自分を関連させ、それらの利用者とやり取りすることができる。更に第１の利用者３０２ａは、１組の異なる利用者に異なるコンテンツを公開することができる。更に、第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａは第１のユーザアカウント３０６ａ（例えば第１の利用者３０２ａが特定のサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム上で保持するユーザアカウント）に、及び第２のユーザアカウント３０６ｂ（例えば第１の利用者３０２ａが別のサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム上で保持する別のユーザアカウント）にリンクされる。更に、第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂも第２のユーザアカウント３０６ｂに、及び第３のユーザアカウント３０６ｃにリンクされる。図６Ｂに示すように、第１の利用者が第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａによって情報片６０２（例えば利用者３０２ｂへのメッセージ）を伝送する。図６Ｂに示すように、情報６０２は第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａ内に分離される。

[0070] 伝送後、利用者は利用者３０２ｂとの対話を続けたい（例えば第２の利用者３０２ｂに追加のメッセージを送信する、第２の利用者３０２ｂからのメッセージに応答する等）。しかし利用者はそれを第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａに関して行いたくなく、代わりにそれを別のソーシャルメディアエイリアス（例えば第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂ）に関して行いたい。従って、第１の利用者３０２ａはソーシャルメディアプラットフォーム１５０に命令して１つ又は複数の他のソーシャルメディアエイリアスに情報６０２を転送することができる。

[0071] 一例として、利用者はソーシャルメディアプラットフォーム１５０に命令してソーシャルメディアエイリアス３０４ｂと情報６０２を共有することができる。図６Ｃに示すように、それに応答して情報６０２の複製が第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａから第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに伝送される。

[0072] 図６Ｄに示すように、情報６０２の複製は、第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂに関して記憶される。更に、情報６０２は第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａに関して除去される。従って、情報６０２はソーシャルメディアエイリアス３０４ａとソーシャルメディアエイリアス３０４ｂとの間で転送され又は「移行」される。更に、（例えばソーシャルメディアアカウント３０６ｂ、３０６ｃによって）公開するためにサードパーティソーシャルメディアプラットフォームに情報６０２の複製を伝送することができる。このようにして、情報６０２は当初は第１のソーシャルメディアエイリアス（例えばソーシャルメディアエイリアス３０４ａ）を使用して伝送されたが、利用者はソーシャルメディアプラットフォーム１５０に命令して１つ又は複数の他のソーシャルメディアエイリアス（例えばソーシャルメディアエイリアス３０４ｂ）に情報６０２を選択的に転送し、又は移行することができる。

[0073] 同様に、情報６０２は移行を反映するように修正することができる。例えば情報６０２は、第１の利用者の第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂを使用して伝送されたことを示すために変更され得る。この変更は利用者３０２ｂにとってトランスペアレントなやり方で行うことができる。例えば、第１の利用者の第１のソーシャルメディアエイリアス３０４ａから生じたことを示す情報６０２の複製（例えば利用者３０２ｂに伝送されたメッセージの複製）を利用者３０２ｂが過去に受信していても、第１の利用者の第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂから生じたことを代わりに示すように利用者３０２ｂの情報６０２の複製を後で修正することができる。一部の事例では、この変更は利用者３０２ｂに変更を知らせることなしに又は利用者３０２ｂに変更を警告することなしに行うことができる。従って利用者３０２ｂは、第２のソーシャルメディアエイリアスによって最初から伝送されていたかのように引き続き情報６０２と対話することができる。

[0074] 例えば利用者３０２ｂは（例えば応答してメッセージを構成することによって）情報６０２に応答することができ、利用者３０２ｂが応答の新たな受信者を手動で選択することを必要とせずに、第１の利用者の第２のソーシャルメディアエイリアス３０４ｂによって第１の利用者３０２ａに応答の複製が伝送され得る。このようにして利用者は、他者との自身の過去の対話を途絶させることなしに、自分のプライバシを将来守るためにソーシャルメディアエイリアス間で情報を遡及的に移行することができる。

[0075] 本明細書に記載したように、利用者はソーシャルメディアプラットフォーム１５０によって提示されるユーザインタフェースを使用してソーシャルメディアプラットフォーム１５０と対話することができる。ユーザインタフェース（例えばユーザインタフェース７００、８００、９００、及び１０００）の例について以下で説明する。一部の事例では、本明細書に記載のユーザインタフェースは図１に示すユーザインタフェース１１２ａ〜ｃの一部として実装され得る。

[0076] 利用者がソーシャルメディアエイリアスを切り替えることを可能にするユーザインタフェース７００の例を図７Ａ及び図７Ｂに示す。ユーザインタフェース７００は、エイリアス選択要素７０２（例えば選択リスト、ドロップダウンバー、又は他のＵＩ要素）を含む。このエイリアス選択要素７０２は、現在選択されている利用者のソーシャルメディアエイリアス（例えば「John Smith」）並びに現在選択されているソーシャルメディアエイリアスにリンクされている任意の追加のソーシャルメディアエイリアス（例えば「Work Smith」及び「Play Smith」）を表示する。

[0077] ユーザインタフェース７００は、選択されたソーシャルメディアエイリアスに関連するコンテンツを提示するコンテンツ部分７０４も含む。例えば図７Ａに示すように、コンテンツ部分７０４は利用者のソーシャルメディアエイリアスの１つに関して特定の利用者に伝送されている幾つかのイベントの招待を提示する。コンテンツ部分７０４を使用し、利用者はイベントに関する情報を調べ、（例えば「出席」画面要素を選択してイベントに出席する計画があることを示すことにより）イベントに応答することができる。利用者がイベントに応答することに決めた場合、ソーシャルメディアプラットフォームはその応答を他の利用者の１人に提示し（例えばイベントの管理者及び／又は他の利用者にメッセージを伝送し）、利用者の選択されているソーシャルメディアエイリアスにその応答を帰することができる。

[0078] 利用者はエイリアス選択要素７０２を使用して異なるソーシャルメディアエイリアスを素早く切り替えることができる。例えば図７Ｂに示すように、利用者はリンクされているソーシャルメディアエイリアスの１つ（例えば「Work Smith」）を選択することができる。その後、利用者は（例えば「出席」画面要素を選択してイベントに出席する計画があることを示すことにより）イベントに応答することができる。利用者がイベントに応答することに決めた場合、ソーシャルメディアプラットフォームはその応答を他の利用者の１人に提示し、利用者の新たに選択されているソーシャルメディアエイリアスにその応答を帰することができる。

[0079] 図７Ａ及び図７Ｂに示す例では、利用者が新たなソーシャルメディアエイリアスを選択したときコンテンツ部分７０４内に示されているコンテンツは変わっていない。しかし一部の事例では、コンテンツを反映させて選択を反映させるためにコンテンツ部分７０４が変わってもよい。例えばコンテンツ部分７０４は新たに選択されたソーシャルメディアエイリアスに関連する追加情報を追加し、新たに選択されたソーシャルメディアエイリアスに関連しないコンテンツを除去することができる。

[0080] 利用者がソーシャルメディアエイリアスをリンクすることを可能にするユーザインタフェース８００の例を図８Ａ及び図８Ｂに示す。図７Ａ及び図７Ｂに示す例と同様のやり方で、ユーザインタフェース８００はエイリアス選択要素８０２（例えば選択リスト、ドロップダウンバー、又は他のＵＩ要素）を含む。このエイリアス選択要素８０２は、現在選択されている利用者のソーシャルメディアエイリアス並びに現在選択されているソーシャルメディアエイリアスにリンクされている任意の追加のソーシャルメディアエイリアスを表示する。エイリアス選択要素８０２を使用し、利用者は現在選択されているソーシャルメディアエイリアスを見ることができ、及び／又はリンクされている異なるソーシャルメディアエイリアスを選択した。

[0081] ユーザインタフェース８００は、エイリアスリンク部分８０４も含む。エイリアスリンク部分８０４は、現在選択されているエイリアスに利用者が追加のソーシャルメディアエイリアスをリンクすることを可能にする。例えば図８Ａに示すように、エイリアスリンク部分８０４は認証画面要素８０６を含むことができ、認証画面要素８０６は、現在選択されているソーシャルメディアエイリアスにリンクしたいソーシャルメディアエイリアスに関連する自分の認証資格情報（例えばユーザ名、パスワード、又は他の資格情報）を利用者が入力することを可能にする。エイリアスリンク部分８０４は、現在リンクされているソーシャルメディアエイリアスのそれぞれも（例えばリスト要素８０８内に）表示し、それにより利用者はどのソーシャルメディアエイリアスが既にリンクされているのかを容易に明らかにすることができる。

[0082] 図８Ｂに示すように、利用者が自分の認証資格情報を認証画面要素８０６内に成功裏に入力した場合、入力された資格情報とマッチするソーシャルメディアエイリアスが見つかったことを利用者に知らせるためにユーザインタフェース８００が更新される。利用者はその後、新たなソーシャルメディアエイリアスが現在選択されているソーシャルメディアエイリアスにリンクされることを承認することができ、又は新たなソーシャルメディアエイリアスをリンクすることを拒否することができる。一部の事例では、新たなソーシャルメディアエイリアスがリンクされるべきであることを利用者が承認した場合、ソーシャルメディアプラットフォームは新たなソーシャルメディアエイリアスを現在選択されているソーシャルメディアエイリアスに、並びに他のそれぞれのリンクされているソーシャルメディアエイリアス（例えばリスト要素８０８内に表示されているソーシャルメディアエイリアスのそれぞれ）に自動でリンクすることができる。

[0083] 利用者が複数のソーシャルメディアエイリアスを管理することを可能にするユーザインタフェース９００の例を図９Ａ及び図９Ｂに示す。図７Ａ及び図７Ｂに示す例と同様のやり方で、ユーザインタフェース９００はエイリアス選択要素９０２（例えば選択リスト、ドロップダウンバー、又は他のＵＩ要素）を含む。このエイリアス選択要素９０２は、現在選択されている利用者のソーシャルメディアエイリアス並びに現在選択されているソーシャルメディアエイリアスにリンクされている任意の追加のソーシャルメディアエイリアスを表示する。エイリアス選択要素９０２を使用し、利用者は現在選択されているソーシャルメディアエイリアスを見ることができ、及び／又はリンクされている異なるソーシャルメディアエイリアスを選択した。

[0084] ユーザインタフェース９００は、エイリアス管理部分９０４も含む。エイリアス管理部分９０４は、現在選択されているソーシャルメディアエイリアス並びにリンクされているソーシャルメディアエイリアスのそれぞれを表示する。エイリアス管理部分９０４を使用し、利用者はソーシャルメディアプラットフォームに命令して、リンクされているソーシャルメディアエイリアスのグループからリンクされている特定のソーシャルメディアエイリアスを（例えば「このエイリアスを除去する」コマンドを選択することによって）除去することができる。それに応答し、ソーシャルメディアプラットフォームは選択されたソーシャルメディアエイリアスと他のソーシャルメディアエイリアスとの間のリンクを除去する。但し、ソーシャルメディアプラットフォームは選択されたソーシャルメディアエイリアスを削除しない。このことは、リンクされていないソーシャルメディアエイリアスを利用者が（例えば他のソーシャルメディアエイリアスと独立に）使用し続けることを可能にするので有用であり得る。

[0085] 利用者は、ソーシャルメディアプラットフォームに命令して（例えば「このエイリアスとしてサイトを見る」コマンドを選択することによって）特定のソーシャルメディアエイリアスに従ってコンテンツを表示することもできる。それに応答し、選択されたソーシャルメディアエイリアスに従って情報を提示するようにソーシャルメディアプラットフォームがユーザインタフェースを更新する。この結果は、利用者がエイリアス選択要素９０２から特定のソーシャルメディアエイリアスを選択することと同様であり得る。

[0086] 利用者は、ソーシャルメディアプラットフォームに命令して（例えば「付加されたプロファイルを見る」コマンドを選択することによって）特定のソーシャルメディアエイリアスに関連する又は「付加される」プロファイル（例えばサードパーティソーシャルメディアプラットフォーム上のアカウント）を表示することもできる。図９Ｂに示すように、それに応答してユーザインタフェース９００は付加されたプロファイルを表示するように更新される。利用者は「プロファイルを管理する」コマンドを選択することによってプロファイルを管理することができる（例えばプロファイルを追加する、プロファイルを削除する、プロファイルに関連する認証情報を変更する等）。

[0087] 利用者がソーシャルメディアエイリアス間で情報を転送し又は移行することを可能にするユーザインタフェース１０００の例を図１０Ａ及び図１０Ｂに示す。図７Ａ及び図７Ｂに示す例と同様のやり方で、ユーザインタフェース１０００はエイリアス選択要素１００２（例えば選択リスト、ドロップダウンバー、又は他のＵＩ要素）を含む。このエイリアス選択要素１００２は、現在選択されている利用者のソーシャルメディアエイリアス並びに現在選択されているソーシャルメディアエイリアスにリンクされている任意の追加のソーシャルメディアエイリアスを表示する。エイリアス選択要素１００２を使用し、利用者は現在選択されているソーシャルメディアエイリアスを見ることができ、及び／又はリンクされている異なるソーシャルメディアエイリアスを選択した。

[0088] 更に、図７Ａ及び図７Ｂに示す例と同様のやり方で、ユーザインタフェース１０００は、選択されたソーシャルメディアエイリアスに関連するコンテンツを提示するコンテンツ部分１００４も含む。例えば図１０Ａに示すように、コンテンツ部分１００４は利用者のソーシャルメディアエイリアスの１つに関して特定の利用者に伝送されている幾つかのイベントの招待を提示する。コンテンツ部分１００４を使用し、利用者はイベントに関する情報を調べ、（例えば「出席」画面要素を選択してイベントに出席する計画があることを示すことにより）イベントに応答することができる。利用者がイベントに応答することに決めた場合、ソーシャルメディアプラットフォームはその応答を他の利用者の１人に提示し（例えばイベントの管理者及び／又は他の利用者にメッセージを伝送し）、利用者の選択されているソーシャルメディアエイリアスにその応答を帰することができる。

[0089] 本明細書に記載したように、利用者が或るソーシャルメディアエイリアスから別のソーシャルメディアエイリアスにコンテンツを転送し又は移行することができる。例えば図１０Ａに示すように、利用者はソーシャルメディアプラットフォームに命令して（例えば「このイベントを移動する」コマンドを選択することによって）特定の要素（例えば「イベント２」）を別のソーシャルメディアエイリアスに転送することができる。図１０Ｂに示すように、それに応答してコンテンツ部分１００４は表示を更新する、（例えばセレクタ要素１００６内の）利用者のリンクされている他のソーシャルメディアエイリアスのそれぞれ。利用者は、リンクされているソーシャルメディアエイリアスの１つを選択することができる。それに応答し、ソーシャルメディアプラットフォームがそのイベントを選択されたソーシャルメディアエイリアスに転送する。

[0090] ソーシャルメディアプラットフォーム上の複数の異なるユーザエイリアスを利用者に提供するためのプロセス１１００の一例を図１１に示す。

[0091] プロセス１１００では、コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームによってデータを伝送する（ステップ１１０２）。このデータは、クライアントコンピュータシステムがユーザインタフェースを表示することを可能にする。ユーザインタフェースは、ユーザインタフェースの第１の利用者が１つ又は複数のソーシャルメディアアクションを引き起こすことを可能にする１つ又は複数の第１のユーザインタフェース要素と、ユーザインタフェースの第１の利用者が第１の利用者に関連する２つ以上のソーシャルメディアエイリアスの集まりの中からエイリアスを選択することを可能にする１つ又は複数の第２のユーザインタフェース要素とを含む。ユーザインタフェースの例を例えば図７Ａ、図７Ｂ、図１０Ａ、及び図１０Ｂに示す。

[0092] ソーシャルメディアエイリアスのそれぞれは、第１の利用者とソーシャルメディアユーザグループの各利用者との間のそれぞれのソーシャルメディアのつながりを表すデータと、１つ又は複数の他のソーシャルメディアプラットフォームの且つ第１の利用者に関連する１つ又は複数のそれぞれのソーシャルメディアアカウントを識別するデータとに関連する。

[0093] コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームは、第１の利用者がソーシャルメディアエイリアスの集まりの特定のソーシャルメディアエイリアスに関連して特定のソーシャルメディアアクションを引き起こしたことを示すデータを受信する（ステップ１１０４）。ソーシャルメディアアクションは、例えば幾つかある活動の中で特にメッセージを送受信すること、イベントの招待を送受信すること、イベントの招待に応答すること（例えばイベントに返事を出すこと又はイベントに関する利用者の出席ステータスの延長を示すこと）、コンテンツ（例えばテキスト、画像、映像、及び／又は音声）を公開すること、他の利用者と関連付けること又はかかる関連を解除すること（例えば他の利用者との「友達登録」、関連付け、又はリンク付け）、コンテンツに反応すること（例えばコンテンツを「高評価」又は「低評価」すること）を含み得る。

[0094] コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームは、特定のソーシャルメディアエイリアスに関連するデータを更に受信する（ステップ１１０６）。このデータは、第１の利用者と第１のソーシャルメディアユーザグループの各利用者との間のそれぞれのソーシャルメディアのつながりを表すデータと、１つ又は複数の他のソーシャルメディアプラットフォームの且つ第１の利用者に関連する第１の１組の１つ又は複数のソーシャルメディアアカウントを識別するデータとを含む。

[0095] ソーシャルメディア活動に基づき、ソーシャルメディア活動のそれぞれの指示を第１のソーシャルメディアユーザグループの少なくとも一部に提供し、ソーシャルメディア活動のそれぞれの指示を第１の１組の１つ又は複数の他のソーシャルメディアアカウントの少なくとも一部に提供する（ステップ１１０８）。

[0096] 一部の事例では、ソーシャルメディア活動の第１の指示を第１の１組の１つ又は複数のソーシャルメディアアカウントの第１のソーシャルメディアアカウントに提供することができる。このように提供することは、第１のソーシャルメディアアカウントに関連するアクセス資格情報を決定し、第１のソーシャルメディアアカウントに関連する第１のソーシャルメディアプラットフォームにアクセス資格情報を伝送することを含み得る。このように提供することは、第１のソーシャルメディアプラットフォームへの認められたアクセスの指示を第１のソーシャルメディアアカウントに関連して受信し、第１のソーシャルメディアプラットフォームのためにソーシャルメディア活動を表すデータをフォーマットすることも含み得る。このように提供することは、ソーシャルメディア活動を表すデータを第１のソーシャルメディアプラットフォームに伝送することを更に含み得る。

[0097] 一部の事例では、ソーシャルメディア活動が、ソーシャルメディアプラットフォームのソーシャルメディアイベントに関して第１の利用者のステータスを更新し、第１のソーシャルメディアプラットフォームのためにソーシャルメディア活動を表すデータをフォーマットすることを含み得る。そのようにフォーマットすることは、ソーシャルメディアイベントの表現が第１のソーシャルメディアプラットフォームにおいて入手可能だと識別し、第１のソーシャルメディアプラットフォームに対してソーシャルメディアイベントを識別するデータを生成し、ソーシャルメディアイベントに対する応答を表すデータを生成することを含み得る。応答はソーシャルメディア活動から導出されるステータスを含み得る。

[0098] 一部の事例では、２つ以上のソーシャルメディアエイリアスの集まりが、第１の利用者と第１のソーシャルメディアユーザグループの各利用者との間のそれぞれのソーシャルメディアのつながりを表すデータ、及び第１のソーシャルメディアプラットフォームの且つ第１の利用者に関連する第１のソーシャルメディアアカウントを識別するデータを含む、第１のソーシャルメディアエイリアスを含み得る。この集まりは、第１の利用者と第２のソーシャルメディアユーザグループの各利用者との間のそれぞれのソーシャルメディアのつながりを表すデータ、及び第２のソーシャルメディアプラットフォームの且つ第１の利用者に関連する第２のソーシャルメディアアカウントを識別するデータを含む、第２のソーシャルメディアエイリアスも含み得る。一部の事例では、第１のグループの利用者の少なくとも一部が第２のグループ内にない。

[0099] 一部の事例では、第２のソーシャルメディアエイリアスが、第１のソーシャルメディアプラットフォームの且つ第１の利用者に関連する第３のソーシャルメディアアカウントを識別するデータ、又は第１のソーシャルメディアプラットフォームの且つ第１の利用者に関連する第１のソーシャルメディアアカウントを識別するデータのうちの少なくとも１つを含み得る。

[0100] ソーシャルメディアプラットフォーム上の複数の異なるユーザエイリアスを利用者に提供するための別のプロセス１２００の一例を図１２に示す。

[0101] プロセス１２００では、コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームが、第１の利用者に関連する第１のソーシャルメディアエイリアスと第１の利用者に関連する第２のソーシャルメディアエイリアスとの間のリンクを表すデータを生成する（ステップ１２０２）。第１のソーシャルメディアエイリアスは第１の利用者が保持する１つ又は複数の第１のソーシャルメディアアカウントに関連し、第１の利用者と第１のユーザグループとの間の１つ又は複数のつながりを定める。更に、第２のソーシャルメディアエイリアスは第１の利用者が保持する１つ又は複数の第２のソーシャルメディアアカウントに関連し、第１の利用者と第２のユーザグループとの間の１つ又は複数のつながりを定める。

[0102] コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームは、第１の利用者によって実行される第１のソーシャルメディアアクションを明らかにする（ステップ１２０４）。ソーシャルメディアアクションは、例えば幾つかある活動の中で特にメッセージを送受信すること、イベントの招待を送受信すること、イベントの招待に応答すること（例えばイベントに返事を出すこと又はイベントに関する利用者の出席ステータスの延長を示すこと）、コンテンツ（例えばテキスト、画像、映像、及び／又は音声）を公開すること、他の利用者と関連付けること又はかかる関連を解除すること（例えば他の利用者との「友達登録」、関連付け、又はリンク付け）、コンテンツに反応すること（例えばコンテンツを「高評価」又は「低評価」すること）を含み得る。

[0103] 第１のソーシャルメディアエイリアスに関連するものとして第１のソーシャルメディアアクションを識別する（ステップ１２０６）。

[0104] コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームは、第１のソーシャルメディアエイリアスを使用し、第１のソーシャルメディアアクションに関する第１の情報を第１のユーザグループに提示する（ステップ１２０８）。

[0105] 一部の事例では、第１のソーシャルメディアエイリアスを使用し、第１の情報を第１のユーザグループに提示することが、第２のユーザグループのメンバであり第１のユーザグループのメンバではない第１のユーザのサブセットを決定し、第１のユーザのサブセットに第１の情報を与えないことを含み得る。

[0106] 一部の事例では、第１の情報は第１のソーシャルメディアエイリアスに関して第１の利用者によって実行される第１のソーシャルメディアアクションの記述を含み得る。第１のソーシャルメディアアクションは、第１の利用者が第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して第１の利用者と別の利用者との間の追加のつながりを承認すること、第１の利用者が第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して１人又は複数の他の利用者にメッセージを伝送すること、第１の利用者が第１のソーシャルメディアエイリアスを使用してイベントのリストを作成すること、第１の利用者が第１のソーシャルメディアエイリアスを使用してイベントの招待に応答すること、又は利用者が第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して関心のあるカテゴリを示すことのうちの少なくとも１つを含み得る。

[0107] 一部の事例では、このプロセスは、第１のソーシャルメディアエイリアスによって第１の利用者に伝送される第１のイベントの招待を取得し、第１のソーシャルメディアエイリアスから第２のソーシャルメディアエイリアスに第１のイベントの招待を移行するための第１のコマンドを受信することを更に含み得る。第１のコマンドを受信することに応答し、第１のイベントの招待を第１のソーシャルメディアエイリアスから除去することができ、第１のイベントの招待の複製を第２のソーシャルメディアエイリアス上で生成することができる。

[0108] 一部の事例では、第１のイベントの招待は、１つ又は複数の第１のソーシャルメディアアカウントの特定のソーシャルメディアアカウントから取得され得る。第１のイベントの招待を第１のソーシャルメディアエイリアスから除去することは、第１のイベントの招待を１つ又は複数の第１のソーシャルメディアアカウントの特定のソーシャルメディアアカウントから除去することを含み得る。

[0109] 一部の事例では、第１のイベントの招待の複製を第２のソーシャルメディアエイリアス上で生成することが、第１のイベントの招待の複製を１つ又は複数の第２のソーシャルメディアアカウントの特定のソーシャルメディアアカウントに伝送することを含み得る。

[0110] 一部の事例では、このプロセスは、第１のソーシャルメディアエイリアスによって第１の利用者に伝送される第２のイベントの招待を取得し、第１のソーシャルメディアエイリアスから第２のソーシャルメディアエイリアスに第２のイベントの招待を移行できないと判定することを更に含み得る。第１のソーシャルメディアエイリアスから第２のソーシャルメディアエイリアスに第２のイベントの招待を移行できないと判定することに応答し、第１の利用者に対して指示を生成することができる。

[0111] 一部の事例では、指示を生成することが、第１のソーシャルメディアエイリアスから第２のソーシャルメディアエイリアスに第２のイベントの招待を移行できないことを示すユーザインタフェース要素を生成することを含み得る。

[0112] 一部の事例では、第１のソーシャルメディアエイリアスから第２のソーシャルメディアエイリアスに第２のイベントの招待を移行できないと判定することが、第２のイベントの招待が招待の制限を有するイベントに対応すると判定することを含み得る。

[0113] 一部の事例では、このプロセスは、イベントの招待に応答するための第２のコマンドを受信することを更に含み得る。第２のコマンドを受信することに応答し、第２のソーシャルメディアエイリアスを使用してイベントの招待への応答を伝送することができる。

[0114] 一部の事例では、第２のソーシャルメディアエイリアスを使用してイベントの招待への応答を伝送することが、１つ又は複数の第２のソーシャルメディアアカウントの特定のソーシャルメディアアカウントに応答を伝送することを含み得る。

[0115] 一部の事例では、このプロセスは、第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して第２の利用者に第１のメッセージを伝送するための第１のコマンドを第１の利用者から受信することを更に含み得る。第１のコマンドを受信することに応答し、第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して第２の利用者に第１のメッセージを伝送することができる。第１のメッセージを伝送した後、第１のソーシャルメディアエイリアスから第２のソーシャルメディアエイリアスに第１のメッセージを移行するための第２のコマンドを第１の利用者から受信することができる。第２のコマンドを受信することに応答し、第２の利用者が第１のユーザグループ及び第２のユーザグループに共通しているかどうかの判定を下すことができる。第２の利用者が第１のユーザグループ及び第２のユーザグループに共通していると判定すると、第１のソーシャルメディアエイリアスから第１のメッセージを除去することができる。第２のソーシャルメディアエイリアスを使用して第２の利用者に第１のメッセージの複製を伝送することができる。

[0116] 一部の事例では、このプロセスは、第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して第３の利用者に第２のメッセージを伝送するための第３のコマンドを第１の利用者から受信することを更に含み得る。第３のコマンドを受信することに応答し、第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して第３の利用者に第２のメッセージを伝送することができる。第２のメッセージを伝送した後、第１のソーシャルメディアエイリアスから第２のソーシャルメディアエイリアスに第２のメッセージを移行するための第４のコマンドを第１の利用者から受信することができる。第４のコマンドを受信することに応答し、第３の利用者が第１のユーザグループ及び第２のユーザグループに共通しているかどうかの判定を下すことができる。第２の利用者が第１のユーザグループ及び第２のユーザグループに共通していないと判定すると、第１のソーシャルメディアエイリアスに関して第２のメッセージを保持することができる。

[0117] 一部の事例では、メッセージがイベントの招待、イベントの招待への応答、利用者と別の利用者との間のつながりを確立する要求、又は第１の利用者と別の利用者との間のつながりの承認のうちの少なくとも１つを含み得る。

[0118] 一部の事例では、第１の利用者と第１のユーザグループとの間の１つ又は複数のつながりが第１のソーシャルメディアアカウントから取得される情報に基づいて決定され得る。

[0119] 一部の事例では、第１の利用者と第２のユーザグループとの間の１つ又は複数のつながりが第２のソーシャルメディアアカウントから取得される情報に基づいて決定され得る。

[0120] 本明細書ではソーシャルメディアエイリアスを様々なソーシャルメディアアクション（例えばコンテンツを公開すること、他の利用者とやり取りすること、イベントの招待と対話すること等）に関して記載したが、それらは説明のための例に過ぎない。利用者が他者への情報の普及を正確に制御することができるように、リンクされたソーシャルメディアエイリアスを使用することによって任意のソーシャルメディアアクションに関する情報を分離し又は区分化できることが理解されよう。例として、他のソーシャルメディアアクションは、とりわけ利用者が利用者と別の利用者との間の追加のつながりを承認することに関する情報（例えば利用者が他の利用者からの「友人」又はつながりの招待を受け入れることに関する情報）、利用者がイベントのリストを作成することに関する情報、利用者が自分の個人「プロファイル」に関心のあるジャンルのカテゴリを追加することに関する情報を含む。

[0121] 本明細書に記載した内容及び操作の一部の実施形態は、デジタル電子回路によって、本明細書で開示した構造を含むコンピュータソフトウェア、ファームウェア、若しくはハードウェア及びその構造上の等価物によって、又はそれらの１つ若しくは複数の組み合わせによって実装することができる。例えば一部の実施形態では、サーバシステム１０２、１０４ａ、及び１０４ｂ、プラットフォーム１０８ａ、１０８ｂ、及び１５０、並びにクライアント装置１１０ａ〜ｃはデジタル電子回路を使用して、又はコンピュータソフトウェア、ファームウェア、若しくはハードウェアによって、又はそれらの１つ若しくは複数の組み合わせによって実装することができる。別の例では、プロセス１１００、１２００はデジタル電子回路を使用して、又はコンピュータソフトウェア、ファームウェア、若しくはハードウェアによって、又はそれらの１つ若しくは複数の組み合わせによって実装することができる。

[0122] 本明細書に記載した一部の実施形態は、デジタル電子回路、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、若しくはハードウェアの１つ又は複数のグループ若しくはモジュールとして、又はそれらの１つ若しくは複数の組み合わせによって実装することができる。様々なモジュールを使用できるが、各モジュールは別個である必要はなく、複数のモジュールを同じデジタル電子回路、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、若しくはハードウェア、又はその組み合わせ上に実装することができる。

[0123] 本明細書に記載した一部の実施形態は１つ又は複数のコンピュータプログラムとして、即ちデータ処理機器によって実行されるために又はその動作を制御するためにコンピュータ記憶媒体上に符号化されるコンピュータプログラム命令の１つ又は複数のモジュールとして実装することができる。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読記憶装置、コンピュータ可読記憶基板、ランダム若しくはシリアルアクセスメモリアレイ若しくは装置、又はそれらの１つ若しくは複数の組み合わせとすることができ、又はそれらに含まれ得る。更に、コンピュータ記憶媒体は伝搬信号ではないが、コンピュータ記憶媒体は人工的に生成される伝搬信号の中に符号化されるコンピュータプログラム命令のソース又は宛先であり得る。コンピュータ記憶媒体は更に、１つ又は複数の別個の物理的なコンポーネント又は媒体（例えば複数のＣＤ、ディスク、又は他の記憶装置）とすることができ、又はそれらに含まれ得る。

[0124] 「データ処理機器」という用語は、例としてプログラム可能プロセッサ、コンピュータ、システムオンチップ、又は上記のものの複数のもの若しくは組み合わせを含む、データを処理するためのあらゆる種類の機器、装置、及び機械を包含する。機器は専用論理回路、例えばＦＰＧＡ（書換可能ゲートアレイ）又はＡＳＩＣ（特定用途向け集積回路）を含み得る。機器は、当該コンピュータプログラム用の実行環境を作り出すコード、例えばプロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、クロスプラットフォーム実行時環境、仮想マシン、又はそれらの１つ若しくは複数の組み合わせを構成するコードもハードウェアに加えて含み得る。機器及び実行環境はウェブサービス、分散コンピューティング、及びグリッドコンピューティングインフラ等の様々な異なる計算モデルインフラを実現することができる。

[0125] コンピュータプログラム（プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、又はコードとしても知られている）は、コンパイラ型言語又はインタプリタ型言語、宣言型言語又は手続き型言語を含む任意の形式のプログラミング言語で書くことができる。コンピュータプログラムは、必須ではないがファイルシステム内のファイルに対応し得る。プログラムは、他のプログラム又はデータ（例えばマークアップ言語文書内に記憶される１つ又は複数のスクリプト）を保持するファイルの一部内に、当該プログラムに充てられる単一のファイル内に、又は複数の協調ファイル（例えば１つ又は複数のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部を記憶するファイル）内に記憶することができる。或る場所に位置する又は複数の場所に分散され通信ネットワークによって相互接続される１台のコンピュータ又は複数台のコンピュータ上で実行されるようにコンピュータプログラムを展開することができる。

[0126] 本明細書に記載したプロセス及び論理の流れの一部は、入力データに作用して出力を生成することによってアクションを実行するための１つ又は複数のコンピュータプログラムを実行する１個又は複数個のプログラム可能プロセッサによって実行され得る。これらのプロセス及び論理の流れは専用論理回路、例えばＦＰＧＡ（書換可能ゲートアレイ）又はＡＳＩＣ（特定用途向け集積回路）によって実行することもでき、機器も専用論理回路、例えばＦＰＧＡ（書換可能ゲートアレイ）又はＡＳＩＣ（特定用途向け集積回路）として実装することができる。

[0127] コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサは、例として汎用マイクロプロセッサ及び専用マイクロプロセッサの両方、並びに任意の種類のデジタルコンピュータのプロセッサを含む。概して、プロセッサは読取専用メモリ若しくはランダムアクセスメモリ又はその両方から命令及びデータを受信する。コンピュータは、命令に従ってアクションを実行するためのプロセッサと、命令及びデータを記憶するための１つ又は複数のメモリ装置とを含む。コンピュータは、データを記憶するための１つ又は複数の大容量記憶装置、例えば磁気ディスク、光磁気ディスク、若しくは光ディスクも含むことができ、又はそれらからデータを受信するために、若しくはそれらにデータを転送するために、若しくはその両方を行うためにそれらに動作可能に結合され得る。但しコンピュータはそのような装置を有さなくてもよい。コンピュータプログラム命令及びデータを記憶するのに適した装置は、例として半導体メモリ装置（例えばＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュメモリ装置等）、磁気ディスク（例えば内蔵ハードディスク、リムーバブルディスク等）、光磁気ディスク、並びにＣＤ−ＲＯＭ及びＤＶＤ−ＲＯＭディスクを含むあらゆる形式の不揮発性メモリ、媒体、及びメモリ装置を含む。プロセッサ及びメモリは、専用論理回路によって補足されてもよく又はそれらに組み込まれてもよい。

[0128] 利用者との対話を提供するために、利用者に情報を表示するためのディスプレイ装置（例えばモニタ又は別の種類のディスプレイ装置）と、それにより利用者がコンピュータに入力を与えることができるキーボード及びポインティング装置（例えばマウス、トラックボール、タブレット、タッチスクリーン、又は別の種類のポインティング装置）とを有するコンピュータ上で操作を実施することができる。利用者との対話を提供するために他の種類の装置も使用することができ、例えば利用者に与えられるフィードバックは任意の形式の感覚フィードバック、例えば視覚的フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバックとすることができ、利用者からの入力は音響入力、音声入力、又は触覚入力を含む任意の形式で受信され得る。加えてコンピュータは、利用者が使用する装置との間で文書を送受信することによって、例えば利用者のクライアント装置上のウェブブラウザから受信される要求に応答してウェブブラウザにウェブページを送信することによって利用者と対話することができる。

[0129] コンピュータシステムは単一の計算装置、又は近くで動作し若しくは一般に互いに離れて動作し、典型的には通信ネットワークによって対話する複数台のコンピュータを含み得る。通信ネットワークの例はローカルエリアネットワーク（「ＬＡＮ」）及び広域ネットワーク（「ＷＡＮ」）、相互接続ネットワーク（例えばインターネット）、衛星リンクを含むネットワーク、及びピアツーピアネットワーク（例えばアドホックピアツーピアネットワーク）を含む。クライアントとサーバとの関係は、それぞれのコンピュータ上で実行され、互いにクライアント−サーバ間の関係を有するコンピュータプログラムによって生じ得る。

[0130] 図１３は、プロセッサ１３１０、メモリ１３２０、記憶装置１３３０、及び入出力装置１３４０を含むコンピュータシステム１３００の一例を示す。コンポーネント１３１０、１３２０、１３３０、及び１３４０のそれぞれは、例えばシステムバス１３５０によって相互接続され得る。プロセッサ１３１０は、システム１３００内で実行するための命令を処理することができる。一部の実施形態では、プロセッサ１３１０がシングルスレッドプロセッサ、マルチスレッドプロセッサ、又は別の種類のプロセッサである。プロセッサ１３１０は、メモリ１３２０内に又は記憶装置１３３０上に記憶される命令を処理することができる。メモリ１３２０及び記憶装置１３３０はシステム１３００内の情報を記憶することができる。

[0131] 入出力装置１３４０は、システム１３００のための入出力操作を提供する。一部の実施形態では、入出力装置１３４０がネットワークインタフェース装置、例えばイーサネット（登録商標）カード、シリアル通信装置、例えばRS-232ポート、及び／又は無線インタフェース装置、例えば802.11カード、３Ｇ無線モデム、４Ｇ無線モデム、５Ｇ無線モデム等のうちの１つ又は複数を含み得る。一部の実施形態では、入出力装置が、入力データを受信し他の入出力装置、例えばキーボード、プリンタ、及びディスプレイ装置１３６０に出力データを送信するように構成されるドライバ装置を含み得る。一部の実施形態では、モバイル計算装置、モバイル通信装置、及び他の装置を使用することができる。

[0132] 本明細書は多くの詳細を含むが、それらは特許請求の範囲に記載され得る内容の限定として解釈すべきではなく、むしろ特定の例に固有の特徴の説明として解釈すべきである。別々の実施形態で本明細書に記載した特定の特徴は組み合わせることもできる。逆に、単一の実施形態で記載した様々な特徴は、複数の実施形態によって別々に又は任意の適切なサブコンビネーションで実装することもできる。

[0133] 幾つかの実施形態を説明してきた。それでもなお、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなしに様々な修正を加えることができることが理解されよう。従って他の実施形態も添付の特許請求の範囲に含まれる。

Claims (22)

1. 方法であって、
   クライアントコンピュータシステムがユーザインタフェースを表示することを可能にするデータをコンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームによって伝送することであって、前記ユーザインタフェースは、
   １）前記ユーザインタフェースの第１の利用者が１つ又は複数のソーシャルメディアアクションを引き起こすことを可能にする１つ又は複数の第１のユーザインタフェース要素と、
   ２）前記ユーザインタフェースの前記第１の利用者が前記第１の利用者に関連する２つ以上のソーシャルメディアエイリアスの集まりの中からエイリアスを選択することを可能にする１つ又は複数の第２のユーザインタフェース要素と
   を含み、前記ソーシャルメディアエイリアスのそれぞれは
   １）前記第１の利用者とソーシャルメディアユーザグループの各利用者との間のそれぞれのソーシャルメディアのつながりを表すデータと、
   ２）１つ又は複数の他のソーシャルメディアプラットフォームの且つ前記第１の利用者に関連する１つ又は複数のそれぞれのソーシャルメディアアカウントを識別するデータと
   に関連する、伝送すること、
   前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１の利用者がソーシャルメディアエイリアスの前記集まりの特定のソーシャルメディアエイリアスに関連して特定のソーシャルメディアアクションを引き起こしたことを示すデータを受信すること、
   前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記特定のソーシャルメディアエイリアスに関連するデータを受信することであって、前記データは
   １）前記第１の利用者と第１のソーシャルメディアユーザグループの各利用者との間のそれぞれのソーシャルメディアのつながりを表すデータと、
   ２）１つ又は複数の他のソーシャルメディアプラットフォームの且つ前記第１の利用者に関連する第１の１組の１つ又は複数のソーシャルメディアアカウントを識別するデータと
   を含む、受信すること、
   ソーシャルメディア活動に基づき、前記ソーシャルメディア活動のそれぞれの指示を前記第１のソーシャルメディアユーザグループの少なくとも一部に提供し、前記ソーシャルメディア活動のそれぞれの指示を前記第１の１組の１つ又は複数の他のソーシャルメディアアカウントの少なくとも一部に提供すること
   を含む、方法。
2. 前記ソーシャルメディア活動の第１の指示を前記第１の１組の１つ又は複数のソーシャルメディアアカウントの第１のソーシャルメディアアカウントに提供することであって、
   前記第１のソーシャルメディアアカウントに関連するアクセス資格情報を決定すること、
   前記第１のソーシャルメディアアカウントに関連する第１のソーシャルメディアプラットフォームに前記アクセス資格情報を伝送すること、
   前記第１のソーシャルメディアプラットフォームへの認められたアクセスの指示を前記第１のソーシャルメディアアカウントに関連して受信すること、
   前記第１のソーシャルメディアプラットフォームのために前記ソーシャルメディア活動を表すデータをフォーマットすること、及び
   前記ソーシャルメディア活動を表す前記データを前記第１のソーシャルメディアプラットフォームに伝送すること
   を含む、提供することを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記ソーシャルメディア活動が、前記ソーシャルメディアプラットフォームのソーシャルメディアイベントに関して前記第１の利用者のステータスを更新することを含み、前記第１のソーシャルメディアプラットフォームのために前記ソーシャルメディア活動を表すデータをフォーマットすることが、
   前記ソーシャルメディアイベントの表現が前記第１のソーシャルメディアプラットフォームにおいて入手可能だと識別すること、
   前記第１のソーシャルメディアプラットフォームに対して前記ソーシャルメディアイベントを識別するデータを生成すること、
   前記ソーシャルメディアイベントに対する応答を表すデータを生成することであって、前記応答は前記ソーシャルメディア活動から導出されるステータスを含む、生成すること
   を含む、請求項２に記載の方法。
4. 前記２つ以上のソーシャルメディアエイリアスの集まりが、
   １）前記第１の利用者と第１のソーシャルメディアユーザグループの各利用者との間のそれぞれのソーシャルメディアのつながりを表すデータ、及び
   ２）第１のソーシャルメディアプラットフォームの且つ前記第１の利用者に関連する第１のソーシャルメディアアカウントを識別するデータ
   を含む、第１のソーシャルメディアエイリアスと、
   １）前記第１の利用者と第２のソーシャルメディアユーザグループの各利用者との間のそれぞれのソーシャルメディアのつながりを表すデータであって、前記第１のグループの前記利用者の少なくとも一部は前記第２のグループ内にない、データ、及び
   ２）第２のソーシャルメディアプラットフォームの且つ前記第１の利用者に関連する第２のソーシャルメディアアカウントを識別するデータ
   を含む、第２のソーシャルメディアエイリアスと
   を含む、請求項１に記載の方法。
5. 前記第２のソーシャルメディアエイリアスが、
   １）前記第１のソーシャルメディアプラットフォームの且つ前記第１の利用者に関連する第３のソーシャルメディアアカウントを識別するデータ、又は
   ２）前記第１のソーシャルメディアプラットフォームの且つ前記第１の利用者に関連する前記第１のソーシャルメディアアカウントを識別するデータ
   のうちの少なくとも１つを含む、請求項４に記載の方法。
6. 方法であって、
   コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、第１の利用者に関連する第１のソーシャルメディアエイリアスと前記第１の利用者に関連する第２のソーシャルメディアエイリアスとの間のリンクを表すデータを生成することであって、
   前記第１のソーシャルメディアエイリアスは前記第１の利用者が保持する１つ又は複数の第１のソーシャルメディアアカウントに関連し、前記第１の利用者と第１のユーザグループとの間の１つ又は複数のつながりを定め、
   前記第２のソーシャルメディアエイリアスは前記第１の利用者が保持する１つ又は複数の第２のソーシャルメディアアカウントに関連し、前記第１の利用者と第２のユーザグループとの間の１つ又は複数のつながりを定める、
   生成すること、
   前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１の利用者によって実行される第１のソーシャルメディアアクションを明らかにすること、
   前記第１のソーシャルメディアエイリアスに関連するものとして前記第１のソーシャルメディアアクションを識別すること、及び
   前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用し、前記第１のソーシャルメディアアクションに関する第１の情報を前記第１のユーザグループに提示すること
   を含む、方法。
7. 前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用し、前記第１の情報を前記第１のユーザグループに提示することが、
   前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第２のユーザグループのメンバであり前記第１のユーザグループのメンバではない第１のユーザのサブセットを決定すること、及び
   前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のユーザのサブセットに前記第１の情報を与えないこと
   を含む、請求項６に記載の方法。
8. 前記第１の情報が、前記第１のソーシャルメディアエイリアスに関して前記第１の利用者によって実行される前記第１のソーシャルメディアアクションの記述を含む、請求項６に記載の方法。
9. 前記第１のソーシャルメディアアクションは、前記第１の利用者が前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して前記第１の利用者と別の利用者との間の追加のつながりを承認すること、前記第１の利用者が前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して１人又は複数の他の利用者にメッセージを伝送すること、前記第１の利用者が前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用してイベントのリストを作成すること、前記第１の利用者が前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用してイベントの招待に応答すること、又は前記利用者が前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して関心のあるカテゴリを示すことのうちの少なくとも１つを含む、請求項８に記載の方法。
10. 前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスによって前記第１の利用者に伝送される第１のイベントの招待を取得すること、
    前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスから前記第２のソーシャルメディアエイリアスに前記第１のイベントの招待を移行するための第１のコマンドを受信すること、
    前記第１のコマンドを受信することに応答し、
    前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のイベントの招待を前記第１のソーシャルメディアエイリアスから除去すること、及び
    前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のイベントの招待の複製を前記第２のソーシャルメディアエイリアス上で生成すること
    を更に含む、請求項６に記載の方法。
11. 前記第１のイベントの招待は、前記１つ又は複数の第１のソーシャルメディアアカウントの特定のソーシャルメディアアカウントから取得され、
    前記第１のイベントの招待を前記第１のソーシャルメディアエイリアスから除去することは、前記第１のイベントの招待を前記１つ又は複数の第１のソーシャルメディアアカウントの前記特定のソーシャルメディアアカウントから除去することを含む、
    請求項１０に記載の方法。
12. 前記第１のイベントの招待の複製を前記第２のソーシャルメディアエイリアス上で生成することが、前記第１のイベントの招待の前記複製を前記１つ又は複数の第２のソーシャルメディアアカウントの特定のソーシャルメディアアカウントに伝送することを含む、請求項１１に記載の方法。
13. 前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスによって前記第１の利用者に伝送される第２のイベントの招待を取得すること、
    前記第１のソーシャルメディアエイリアスから前記第２のソーシャルメディアエイリアスに前記第２のイベントの招待を移行できないと判定すること、及び
    前記第１のソーシャルメディアエイリアスから前記第２のソーシャルメディアエイリアスに前記第２のイベントの招待を移行できないと判定することに応答し、前記第１の利用者に対して指示を生成すること
    を更に含む、請求項１０に記載の方法。
14. 前記指示を生成することが、前記第１のソーシャルメディアエイリアスから前記第２のソーシャルメディアエイリアスに前記第２のイベントの招待を移行できないことを示すユーザインタフェース要素を生成することを含む、請求項１３に記載の方法。
15. 前記第１のソーシャルメディアエイリアスから前記第２のソーシャルメディアエイリアスに前記第２のイベントの招待を移行できないと判定することが、前記第２のイベントの招待が招待の制限を有するイベントに対応すると判定することを含む、請求項１３に記載の方法。
16. 前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記イベントの招待に応答するための第２のコマンドを受信すること、
    前記第２のコマンドを受信することに応答し、前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより前記第２のソーシャルメディアエイリアスを使用して前記イベントの招待への前記応答を伝送すること
    を更に含む、請求項１０に記載の方法。
17. 前記第２のソーシャルメディアエイリアスを使用して前記イベントの招待への前記応答を伝送することが、前記１つ又は複数の第２のソーシャルメディアアカウントの前記特定のソーシャルメディアアカウントに前記応答を伝送することを含む、請求項１６に記載の方法。
18. 前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して第２の利用者に第１のメッセージを伝送するための第１のコマンドを前記第１の利用者から受信すること、
    前記第１のコマンドを受信することに応答し、前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して前記第２の利用者に前記第１のメッセージを伝送すること、
    前記第１のメッセージを伝送した後、前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスから前記第２のソーシャルメディアエイリアスに前記第１のメッセージを移行するための第２のコマンドを前記第１の利用者から受信すること、
    前記第２のコマンドを受信することに応答し、
    前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第２の利用者が前記第１のユーザグループ及び前記第２のユーザグループに共通しているかどうかを判定すること、及び
    前記第２の利用者が前記第１のユーザグループ及び前記第２のユーザグループに共通していると判定すると、前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスから前記第１のメッセージを除去し、前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第２のソーシャルメディアエイリアスを使用して前記第２の利用者に前記第１のメッセージの複製を伝送すること
    を更に含む、請求項６に記載の方法。
19. 前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して第３の利用者に第２のメッセージを伝送するための第３のコマンドを前記第１の利用者から受信すること、
    前記第３のコマンドを受信することに応答し、前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスを使用して前記第３の利用者に前記第２のメッセージを伝送すること、
    前記第２のメッセージを伝送した後、前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスから前記第２のソーシャルメディアエイリアスに前記第２のメッセージを移行するための第４のコマンドを前記第１の利用者から受信すること、
    前記第４のコマンドを受信することに応答し、
    前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第３の利用者が前記第１のユーザグループ及び前記第２のユーザグループに共通しているかどうかを判定すること、及び
    前記第２の利用者が前記第１のユーザグループ及び前記第２のユーザグループに共通していないと判定すると、前記コンピュータによって実装されるソーシャルメディアプラットフォームにより、前記第１のソーシャルメディアエイリアスに関して前記第２のメッセージを保持すること
    を更に含む、請求項１８に記載の方法。
20. 前記メッセージが、イベントの招待、イベントの招待への応答、前記利用者と別の利用者との間のつながりを確立する要求、又は前記第１の利用者と別の利用者との間のつながりの承認のうちの少なくとも１つを含む、請求項１８に記載の方法。
21. 前記第１の利用者と前記第１のユーザグループとの間の前記１つ又は複数のつながりが前記第１のソーシャルメディアアカウントから取得される情報に基づいて決定される、請求項６に記載の方法。
22. 前記第１の利用者と前記第２のユーザグループとの間の前記１つ又は複数のつながりが前記第２のソーシャルメディアアカウントから取得される情報に基づいて決定される、請求項２１に記載の方法。

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