JP2020520178A - 通信デバイス - Google Patents

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Abstract

本発明は、無線通信のための通信デバイス(100)に関する。通信デバイス(100)は、おもての誘電体カバー(131)、裏の誘電体カバー(132)、およびおもての誘電体カバー(131)と裏の誘電体カバー(132)との間に円周方向に配置される金属フレーム(110)を含むハウジング(102)を備え、金属フレーム(110)は、第1セットの周波数帯域(FB1)において放射するように構成される第1アンテナを形成する。通信デバイス(100)はさらに、ハウジング(102)の内部に配置される回路(170)を含み、回路(170)は金属フレーム(110)から電気的に分離され、金属フレーム(110)と連結される少なくとも1つの第1給電線(191;192)を含み、第1セットの周波数帯域(FB1)において第1セットの無線周波数信号を第1アンテナに供給するように構成される。通信デバイス(100)はさらに、ハウジング(102)の内部に配置される第2アンテナ(150)を含み、第2アンテナ(150)は、金属フレーム(110)の少なくとも1つの開口部(120)を介して、第2セットの周波数帯域(FB2)において放射するように構成される1または複数の放射要素(330;340)を含み、第1セットの周波数帯域(FB1)の少なくとも1つの周波数帯域は、第2セットの周波数帯域(FB2)の少なくとも1つの周波数帯域と重複しない。

Description

本発明は、無線通信のための通信デバイスに関する。
例えば、携帯電話などの通信デバイスは、ますます多くの異なる無線技術を支持する必要がある。これらの無線技術は、2G/3G/4G無線などのセルラ無線技術、並びに非セルラ無線技術を含んでよい。従来、各無線技術は、無線信号を送信および受信する専用アンテナを必要とする。無線技術ごとに別個のアンテナを設計することは、例えば通信デバイスにおける空間の制限のため、通信デバイスの設計を非常に困難にする。加えて、多数のアンテナを互いに近くに置くことは、深刻なアンテナ連結の問題をもたらし得る。
次世代の5G無線技術において、使用される周波数範囲は、サブ6GHzとしても知られる6GHz以下から、ミリメートル波(mmWave)周波数としても知られる60GHzに拡大する。故に、全ての必要とされる周波数帯域を支持するためには、より多くのアンテナが必要になる。mmWave周波数の場合、無線アプリケーションは複数のアンテナ要素のアレイの使用を必要とする。アンテナのアレイは、mmWaveアンテナを形成するように、無線周波数集積回路(RFIC)およびベースバンド(BB)プロセッサと共に、モジュールに統合される。従来の設計は、通信デバイスで実装される必要がある分離されたmmWaveアンテナを必要とする。故に、従来のサブ6GHzアンテナおよびmmWaveアンテナはそれぞれ、通信デバイス内で自身の空間を占め、通信デバイスにおいて同じ場所に位置する必要がある。これは、通信デバイス内の空間の利用、並びに2つのタイプのアンテナ間の電磁互換性問題に関連する課題をもたらす。さらに、一般的には、mmWaveアンテナは、一般的に従来の通信デバイスを覆う金属裏面とは互換性がない。
したがって、5Gなどの新たな無線技術の導入は、未来の通信デバイスのアンテナ設計における課題をもたらす。
本発明の実施形態の目的は、従来の解決手段の欠点および問題を軽減または解決する解決手段を提供することである。
上記およびさらなる目的は、独立クレームの対象により解決される。本発明のさらに有利な実装形態が、従属請求項において見出すことができる。
本発明の第1態様によると、上記に言及される目的および他の目的は、無線通信のための通信デバイスで達成され、当該通信デバイスは、おもての誘電体カバー、裏の誘電体カバー、およびおもての誘電体カバーと裏の誘電体カバーとの間に円周方向に配置される金属フレームを有するハウジングであって、金属フレームは、第1セットの周波数帯域において放射するように構成される第1アンテナを形成するハウジングと、ハウジングの内部に配置される回路であって、金属フレームから電気的に分離され、金属フレームと連結される少なくとも1つの第1給電線であって、第1セットの周波数帯域において第1セットの無線周波数信号を第1アンテナに供給するように構成される少なくとも1つの第1給電線を有する、回路と、ハウジングの内部に配置される第2アンテナであって、金属フレームの少なくとも1つの開口部を介して、第2セットの周波数帯域において放射するように構成される1または複数の放射要素を有し、第1セットの周波数帯域の少なくとも1つの周波数帯域は、第2セットの周波数帯域の少なくとも1つの周波数帯域と重複しない、第2アンテナを含む。
したがって、本通信装置は、第2アンテナの放射要素を放射する1または複数の開口部を含むことが理解される。一例における開口部が、金属フレームにおいて貫通孔またはスロットを形成してよい。貫通孔またはスロットは、適切なインピーダンス整合特性を有する誘電体材料で充填され得る。貫通孔またはスロットは、十字、長方形、正方形、円など、多数の様々な形状を取り得る。
本開示における1つのセットの周波数帯域は、1または複数の周波数帯域を含むことを理解されたい。加えて、周波数帯域が別の周波数帯域と重複しない意味は、2つの周波数帯域は共通の周波数を有しないことを意味することと理解されたい。
第1態様に係る通信デバイスは、従来の解決手段によっていくつかの利点を提供する。1つの利点は、通信デバイスにおける第1アンテナおよび第2アンテナの設計は、通信デバイスにおける限定された空間の効率的な活用を可能にすることである。
第1態様に係る通信デバイスはさらに、2つの別個のアンテナが互いに近くに置かれる場合に発生するアンテナ連結の問題を回避する。
さらに、ハンドヘルドデバイスの場合、自由空間並びに頭および手の位置の横における第1アンテナの性能は、金属フレームの配置により最大化される。第1アンテナが金属フレームにより形成されることにより、第1アンテナは筐体モードと最もよく連結するために全体の上部および/または底部側、および角を利用し得て、したがって、最もよい放射のために最適の環境を形成する。
さらに、第2アンテナの利得およびビーム走査カバレッジが、第1アンテナ容量内の第2アンテナの放射要素の配置により最大化される。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第2アンテナの1または複数の放射要素は回路に隣接して配置される。
この実装形態の利点は、給電線の長さが最小化し得るため、第2アンテナの効率が最大化されることである。加えて、第2アンテナおよび対応する回路がモノリシック集積アンテナモジュールとして形成されることを可能にして、それにより量産歩留まりを最大化させる。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第2アンテナの1または複数の放射要素は回路の基板に配置される。
この実装形態の利点は、空間を節約するコンパクトな設計である。したがって、基板内で集積モジュールとして第2アンテナを配置することにより、例えば画面対電話の比が増加し得る。この実装形態のさらなる利点は、放射要素は通信デバイスの残りの部品/コンポーネントから分離された独立したモジュールとして回路に接続され得ることである。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、通信デバイスは、ハウジングの内部に配置される第1誘電体を含み、第1誘電体は、第2アンテナの1または複数の放射要素と開口部との間に電磁結合を提供するように構成される。
この実装形態の利点は、通信デバイスの誘電体部材および通信デバイスの導電部材が、アンテナ要素から自由空間に向けて伝達波動伝搬を支持するように構成されることである。エネルギー流の方向は概して、通信デバイスの表面に沿っている。したがって、第2アンテナの放射パターンは概して、通信デバイスの表面に沿って指向している。それにより、第2アンテナはビームフォーミングおよびビーム走査の空間カバレッジを改善させて、全ての空間方向において高い平均利得を提供する。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第1誘電体は、第2アンテナの1または複数の放射要素に対してインピーダンス整合される。
この実装形態の利点は、電磁波の反射が最小化されて、放射要素の帯域幅を拡大することにより、第2アンテナの効率的なマルチバンド動作を提供することである。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第1誘電体は、第2アンテナの1または複数の放射要素と開口部との間に配置される。
それにより、金属フレームの平面に向けて向上された放射特性が提供される。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第2アンテナの1または複数の放射要素は開口部において金属フレームとガルバニック接触する。
この実装形態の利点は、第2アンテナの放射開口部の一部として金属フレームの表面が利用されるため、第2アンテナの効率および周波数帯域幅が改善され、したがって第2アンテナの有効なサイズが増加する。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第2アンテナの1または複数の放射要素は、第1アンテナの放射構造の一部を形成するように、金属フレーム内に少なくとも部分的に統合される。
この実装形態の利点は、第2アンテナの利得およびビーム走査カバレッジが、通信デバイスの金属フレーム内、すなわち、ハウジングの外側の自由空間からの最小距離に第2アンテナの放射要素を配置することにより最大化されることであって、それにより第2アンテナの全面カバレッジの改善を提供する。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、回路は、第2アンテナの無線周波数集積回路(RFIC)に接続されている第2給電線を含み、RFICにデータ、電力および制御信号を供給するように構成される。
この実装形態の利点は、第2アンテナが、第2給電線を介して回路に接続されるモノリシック集積モジュールとして構成されてよいことである。故に、第2アンテナモジュールは規格化され得るので、費用対効果が高い態様で量産される。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第2給電線は、金属フレームに接続されている遮蔽を含み、当該遮蔽は、回路の接地に第1アンテナを接地するように構成される。
この実装形態の利点は、第1アンテナの接地に対する簡便かつ省スペースの解決手段である。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、通信デバイスは、ハウジングの内部に配置され、第2アンテナの位置に関してハウジングにおいて内側に延在する第1誘電体を含む。
この実装形態の利点は、ハウジングに位置する第1誘電体によるインピーダンス整合のために、第2アンテナがハウジングの内部の容量を使用することである。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第1誘電体は、第2アンテナの1または複数の放射要素間、おもての誘電体カバーと裏の誘電体カバーとの間にそれぞれ電磁結合を提供するように構成される。
この実装形態の利点は、第2アンテナが、全ての空間方向、(通信デバイスに沿った)エンドファイア、(通信デバイスの画面に垂直の)画面側ブロードサイド、裏側ブロードサイドにおいて、2次元走査ビームフォーミングを提供することである。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、開口部は第2誘電体で充填される。
この実装形態の利点は、通信デバイスが密閉封止され、水、粉塵、機械的応力などの環境要因から保護されることである。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、開口部は、並んで配置される複数のスロットを含む。
この実装形態の利点は、上記スロットが、第2アンテナの放射要素をハウジングの外側の自由空間に連結させて、それによりインピーダンス整合および改善されたビームフォーミング特性を提供することである。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、複数のスロットは、並んで交互に配置される第1タイプのスロットおよび第2タイプのスロットを含み、第1タイプのスロットは第1偏波のために構成され、第2タイプのスロットは第1偏波と直交する第2偏波のために構成される。
この実装形態の利点は、偏波ダイバーシティが第2アンテナにより活用され得ることである。偏波ダイバーシティは、通信デバイスの全ての方向においてMIMO性能および/または安定したリンク通信を可能にするために利用される。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第2アンテナの1または複数の放射要素は、おもての誘電体カバーの表面および裏の誘電体カバーの表面のうち少なくとも一方に対して平行である第1方向において実質的に放射するように構成される放射要素の第1アレイ、および第1方向に垂直な第2方向において実質的に放射するように構成される放射要素の第2アレイを含む。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、放射要素の第1アレイはエンドファイア放射要素であり、放射要素の第2アレイはブロードサイド放射要素である。
この実装形態の利点は、全立体角内の全ての方向において一定のビーム走査アレイ利得カバレッジが可能なことである。故に、通信デバイス方向性の方向性およびユーザシナリオ(「トーク位置」、「テキストタイピング位置」、「ビデオ位置」等でユーザが電話を持っているなど)の方向性にかかわらず、他の通信デバイスとの無線通信が維持される。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、おもての誘電体カバーの表面は、裏の誘電体カバーの表面に対して実質的に平行である。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、金属フレームの表面は、おもての誘電体カバーの表面および裏の誘電体カバーの表面のうち少なくとも一方と実質的に垂直である。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、回路は第1方向に対して平行にハウジングの内部に延在する基板に配置される。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第1セットの周波数帯域の全ての周波数帯域は、第2セットの周波数帯域の全ての周波数帯域と重複しない。
第1態様に係る通信デバイスの実装形態において、第1セットの周波数帯域の各周波数帯域は、400MHzから10GHzの間にあり、第2セットの周波数帯域の各周波数帯域は、10GHzから100GHzの間にある。
この実装形態の利点は、通信デバイスが、例えば2G、3G、4G LTE、WiFi802.11a/b/g/n/acなどのマルチバンドMIMO4x4サブ6GHz通信システム、および5G周波帯(24.25GHz‐43GHz)、802.11ad WiGig(57GHz‐66GHz)などのmmWave通信システムを支持することである。
本発明のさらなる応用および利点が、以下の詳細な説明から明らかになる。
添付の図面は、本発明の様々な実施形態を明確にし、説明することを目的としている。
本発明の実施形態に係る通信デバイスの部分を示す。 本発明の実施形態に係る通信デバイスの部分を示す。 本発明の実施形態に係る通信デバイス断面を示す。 本発明の実施形態に係る第2アンテナを示す。 本発明の実施形態に係る通信デバイスの断面を示す。 本発明の実施形態に係る通信デバイスの部分を示す。 本発明の実施形態に係る通信デバイスの断面を示す。 本発明の実施形態に係る第2アンテナを示す。 本発明の実施形態に係る第2アンテナの部分を示す。 本発明の実施形態に係る少なくとも1つの開口部のスロットを示す。
図1aおよび1bは、本発明の様々な実施形態による通信デバイス100の部分を示す。通信デバイス100は、おもての誘電体カバー131、裏の誘電体カバー132、およびおもての誘電体カバー131と裏の誘電体カバー132との間に円周方向に配置されている金属フレーム110を有するハウジング102を有する。金属フレーム110は、おもての誘電体カバー131と裏の誘電体カバー132との間に機械支持構造を形成してよい。好ましい実施形態において金属フレームは連続的であり、例えばハウジング102の内部に配置するコンポーネントを完全に囲む。さらなる実施形態において、金属フレーム110は、ハウジング102の内部に配置されるコンポーネントを囲む方向において非連続的であってよく、例えば、中間に非金属領域(誘電体領域)を有してよい。
金属フレーム110はさらに、第1セットの周波数帯域FB1において放射するように構成される第1アンテナを形成する。通信デバイス100はさらに、ハウジング102の内部に配置される回路170を含む。回路170は金属フレーム110から電気的に分離されており、金属フレーム110と連結され第1セットの周波数帯域FB1における第1セットの無線周波数信号を第1アンテナに供給するように構成される少なくとも1つの第1給電線191;192を含む。したがって、金属フレーム110は、第1セットの周波数帯域FB1の無線周波数信号を発するように構成される。
さらに、通信デバイス100は、ハウジング102の内部に配置される第2アンテナ150を含む。第2アンテナ150は、金属フレーム110の少なくとも1つの開口部120を介して、第2セットの周波数帯域FB2において放射するように構成される1または複数の放射要素330;340(例えば図3および図7に示される)を有する。第1セットの周波数帯域FB1の少なくとも1つの周波数帯域は、第2セットの周波数帯域FB2の少なくとも1つの周波数帯域と重複しない。
本発明による通信デバイス100の実施形態において、第1セットの周波数帯域FB1の全ての周波数帯域は、第2セットの周波数帯域FB2の全ての周波数帯域と重複しない。故に、第1アンテナおよび第2アンテナ150は共通の周波数帯域を有せず、異なる周波数帯域において放射する。そのような1つの実施形態において、第1セットの周波数帯域の各周波数帯域FB1は、400MHzから10GHzの間にあり、第2セットの周波数帯域FB2の各周波数帯域は、10GHzから100GHzの間にある。したがって、第1アンテナはLTEなどの第1無線技術を支持してよい。一方、第2アンテナ150は5G新無線(NR)などの別の無線技術を支持してよい。無線通信技術の他の組み合わせも可能である。
第2アンテナ150は、ハウジング102の内部に、それぞれ図1aおよび1bにおける2つの異なる実施形態において示されるように、金属フレーム110から分離されて配置されてもよく、金属フレーム110に完全にまたは部分的に統合されて配置されてもよい。図1aに示される実施形態において、第2アンテナ150は金属フレーム110から電気的に分離され、回路170に隣接して配置される。この実施形態において、金属フレーム110の第2アンテナ150と開口部120との電磁結合は、誘電体構造を用いるように構成される。その代わりに、図1bに示される実施形態において、第2アンテナ150は、金属フレーム110と部分的にまたは完全に統合され、隣接して配置される。この実施形態において、金属フレーム110の第2アンテナ150と開口部120との電磁結合は、導電性構造を用いるように構成される。
図1aおよび1bは、通信デバイス100の異なる部品/コンポーネント間の相対的位置を示す。図1aおよび1bに示される実施形態において、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面の両方は、第1方向D1において延在する。したがって、おもての誘電体カバー131の表面は裏の誘電体カバー132の表面に対して実質的に平行である。金属フレーム110の(主)表面は、第1方向D1に垂直である第2方向D2において延在する。したがって、金属フレーム110の表面は、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面のうち少なくとも一方に実質的に垂直である。誘電体カバー131、裏の誘電体カバー132、および金属フレーム110はそれにより、1つの場合、おおよそ長方形のボックスを形成し得て、誘電体カバー131および裏の誘電体カバー132はそれぞれ長方形ボックスの上部および底部を構成し、金属フレーム110は長方形ボックスの側部を(例えばハウジング102の側壁を支持するように)構成する。
回路170は、(図5に示される)PCB基板230に配置され、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面のうち少なくとも一方に対して平行であるハウジング102の内部に延在、すなわち、第1方向D1に延在し得る。別の実施形態において、通信デバイス100の部品間の相対的位置は、本発明の範囲から逸脱することなく、図1aおよび1bに示される相対的位置と異なってよい。
第1アンテナの給電、接地、およびインピーダンスローディングは、回路170と金属フレーム110との間に配置される1または複数の接続ポイント191;192を提供し得る。金属フレーム110は第1アンテナのエミッタとして動作し、一方、回路170は第1アンテナの接地として動作するか、または第1アンテナの接地を提供する。第1アンテナは、複数のセルラ周波数帯域、例えば698MHzから5800MHzまでで動作するN×N(Nは正の整数である)個の複数入力複数出力(MIMO)通信を支持してよい。このようなMIMOアンテナは、重複する周波数帯域で動作し、例えばLTEおよびLTE advancedにおけるキャリアアグリゲーションの支持を可能にしてよい。実施形態において、第1アンテナはモノポールアンテナ、スロットアンテナ、逆F型アンテナ、マルチ供給アンテナ、T字型アンテナ、容量性または誘導式給電のあるアンテナ、容量性または誘導式のインピーダンスローディングのあるアンテナ、チューナブルインピーダンスローディングのあるアンテナ、およびその全ての派生物を含んでよい。第1アンテナはさらに、複数のセルラ周波数帯域、例えば698MHzから5800MHzまでで電磁エネルギーを効率的に放射するように構成されてよい。第1アンテナはさらに、上記周波数帯域内で10dBより良い相互分離を有し、0.2より小さいエンベロープ相関係数(ECC)を有するように構成される。
図2は、通信デバイス100の実施形態を示す。ここで、誘電体構造は第2アンテナ150の電磁結合を金属フレーム110の少なくとも1つの開口部120に提供するために用いられる。図2において、通信デバイス100はさらに、ハウジング102の内部に配置される第1誘電体160を含み、金属フレーム110から第2アンテナ150を分離するように構成される。第1誘電体160は、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340を金属フレーム110における開口部120に電磁的連結させるように構成される。故に、第1誘電体160は、図2に示されるように、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340と開口部120との間に配置される。加えて、第1誘電体160は、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340に対してインピーダンス整合されてよい。それにより、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340から第1誘電体160を介して伝搬される電磁エネルギーの空間インピーダンス整合が提供される。
第1誘電体160は、ポリアミドガラスファイバ(GF)、ポリカーボネート(PC)‐GF、ポリカーボネート(PC)‐アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)‐GF、または同種の材料の組成物であってよい。第1誘電体160は、概してGF強化組成物に基づくナノ成形技術を介して形成されてよい。代替的に、第1誘電体160は、ポリフェニレンエーテル(PPE)、PC、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、およびポリフェニレンスルファイド(PPS)などの樹脂に基づく射出成形部として形成されてよい。
おもての誘電体カバー131、裏の誘電体カバー132、裏の誘電体カバー132の下の誘電体充填物140、および画面180などの図2に示される通信デバイス100の他の部品の特性は、第2アンテナ150の性能を最大化するように構成される。
図2に示される実施形態において、第2アンテナ150は金属フレーム110と実質的に垂直に位置し、画面180に対して実質的に平行に位置する。開口部120は、金属フレーム110内に、実質的に第2アンテナ150の前方に形成される。それにより、開口部120は第2アンテナ150をハウジング102の外側の自由空間と連結して、電磁エネルギーが第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340から通信デバイス100の表面に向けて伝搬するにつれ、電磁エネルギーのインピーダンス整合を提供する。第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340と開口部120との間に好適な電磁結合を提供するために、第2アンテナ150および開口部120は水平整列されるべきである。しかしながら、通信デバイス100の設計上の考慮事項から、これは常に可能であるわけではない。
いくつかの実施形態において、開口部120は第2誘電体122(図4に示される)で充填される。第2誘電体122は、第1誘電体160と同じ誘電体材料または異なる誘電体材料を含んでよい。用いられ得る誘電体の例は、ポリアミドガラスファイバ(GF)、ポリカーボネート(PC)‐GF、ポリカーボネート(PC)‐アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)‐GF、または同種の材料の組成物であってよい。第2誘電体122は、概してGF強化組成物に基づくナノ成形技術を介して形成されてよい。これは、第2誘電体122が金属フレームに対する高い密着性、高い剛性の機械的特性並びに低い散逸性エネルギー損失を有することを意味する。代替的に、第2誘電体122は、ポリフェニレンエーテル(PPE)、PC、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、およびポリフェニレンスルファイド(PPS)などの樹脂に基づく射出成形部として形成されてよい。
図3は、第2アンテナ150の実施形態を示す。複数の導電層320を含むモノリシック集積モジュール310に基づくこの実施形態における第2アンテナ150。導電層320および層間導電層における導電パターンは、放射要素330;340のサブアレイ、これらの放射要素の給電線、並びに信号回路および関連コンポーネントのアセンブリ接続パッドを形成するように構成される。給電線および信号回路コンポーネントは、明確にするために図3では示されない。図3に示されるように、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340は、放射要素330の第1アレイおよび放射要素340の第2アレイを含んでよい。放射要素330の第1アレイは、図1aおよび1bに示されるように第1方向D1において実質的に放射するように構成されてよい。第1方向D1は、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面のうち少なくとも一方に対して平行であってよい。さらに、放射要素340の第2アレイは、図1aおよび1bに示されるように、第1方向D1に対して垂直である第2方向D2において実質的に放射するように構成されてよい。故に、第2方向D2は、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面のうち少なくとも一方に対して垂直であってよい。
いくつかの実施形態において、放射要素330の第1アレイはエンドファイア放射要素330、例えば、導波管アンテナ、スロットアンテナ、モノポールアンテナ、逆F型アンテナ、およびその派生物である。エンドファイア放射要素330の給電は信号給電線ビア331を用いて提供され、接地は複数の接地線332を用いて構成される。放射要素340の第2アレイは、ブロードサイド放射要素340、例えば単一または二重偏波パッチアンテナ要素、または積み重ねられたパッチ、またはその派生物である。ブロードサイド放射要素340の給電は、信号給電線ビア341を用いて提供される。給電線ビアはアンテナ要素への接続ポイントであり、給電線ビアはアンテナインピーダンスを整合させるように構成される。
放射要素330;340は第2アンテナ150内にモノリシック集積されてよく、第2アンテナ150内の放射要素330;340の数は実装形態に依存する。任意の特定の数のエンドファイア放射要素330またはブロードサイド放射要素340、並びにそれぞれの割り当てトポロジは、本発明の範囲内である。第2アンテナ150は、任意の誘電体材料を利用した、プリント基板(PCB)、低温焼成セラミック(LTCC)または任意の他のモノリシック多層技術を用いて製造されてよい。また、回路170は、適切な材料を利用して、PCB、LTCC、または任意の他のモノリシック多層技術を用いて製造されてよい。
図4は、実施形態に係る通信デバイス100の第2アンテナ150の設計を示す。図4において、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340は、回路170に隣接して配置されている。いくつかの実施形態において、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340は、回路170および第2アンテナ150に共通である基板、例えばPCBに配置される。他の実施形態において、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340は代わりに、モノリシック集積基板に配置されるか、または導電部材がエッチングされた成形プラスチックを用いて製造されてよい。
図4はさらに、実施形態に係る金属フレーム110の開口部120および第1誘電体160に比較的第2アンテナ150の位置を示す。第1誘電体160は、金属フレーム110と回路170との間に位置し、第1アンテナの効率的な動作のために必要とされる隙間を提供する。いくつかの実施形態において、第1誘電体160の幅は1mmから5mmの範囲内で変化してよい。
通信デバイス100は、金属フレーム110の開口部120に第2アンテナ150の電磁結合を形成するように構成される誘電体部材および導電部材を含む。通信デバイス100の誘電体部材は、例えばおもての誘電体カバー131(例えば前面ガラス)、裏の誘電体カバー132(例えば裏面ガラス)、第1誘電体160(例えばインサート成形部品)、誘電体充填物140(例えばプラスチックスペーサ)、並びにセラミックを含むもの、および関連する誘電体部材を含む。通信デバイス100の導電部材は、例えば回路170、画面180、金属フレーム110、PCB、遮蔽構造物、機械的金属構造物、および関連する導電部材を含む。通信デバイス100の誘電体部材および通信デバイス100の導電部材は、アンテナ要素から自由空間に向けて伝達波動伝搬を支持するように構成される。それにより、構造の不連続部における電磁波の反射は最小化されるので、より良い放射特性が提供される。エネルギー流の方向は概して通信デバイス100の表面に沿っており、一般的におもての誘電体カバー131の表面および/または裏の誘電体カバー132の表面に沿っている。したがって、第2アンテナ150の放射パターンは概して、通信デバイス100の表面に沿って指向される。
いくつかの実施形態において、第2アンテナ150の放射要素330;340は進行波vの位相速度を有する進行波アンテナとして構成される。進行波アンテナは、遅波構造または速波構造のいずれであってもよい。
進行波アンテナの遅波構造が用いられる場合、第2アンテナ150におけるビームフォーミングは通信デバイス100に沿って放射するように構成され、場合によりエンドファイア方向と呼ばれる。したがって、金属フレーム110構造、通信デバイス100の誘電体部材、および通信デバイス100の導電部材は、自由空間における光速、すなわち、
である
と等しいか、または自由空間における光速より低い進行波の位相速度を有する遅波構造を形成する。自由空間への放射は、通信デバイス100の誘電体部材および通信デバイス100の導電部材の外部表面、すなわち、上記一部の不連続部、曲率、不均一で実行される。したがって、周波数帯域およびビームフォーミング特性は、図4に示される構造の幾何学パラメータにより規定される。
進行波アンテナの速波構造が用いられる場合、第2アンテナ150におけるビームフォーミングは、おもての誘電体カバー131の表面および/または裏の誘電体カバー132の表面に対して角度をなして放射するか、おもての誘電体カバー131の表面および/または裏の誘電体カバー132の表面と概して垂直に放射するように構成され、場合によりブロードサイド方向と呼ばれる。したがって、金属フレーム110構造、通信デバイス100の誘電体部材、および通信デバイス100の導電部材は、自由空間における、光速、すなわち、
よりも高い進行波の位相速度を有する速波構造を形成する。金属フレーム110構造、通信デバイス100の誘電体部材、および通信デバイス100の導電部材は、金属フレーム110の開口部120の表面、おもての誘電体カバー131の表面、または裏の誘電体カバー132の表面に沿って、第2アンテナ150が電磁波を自由空間にユニット長ごとに小刻みに放射するように構成される。電磁波が通信デバイス100構造に沿ってPCBベースの連結要素から自由空間に向けて進むと、誘電体で充填された開口部120の至る所に電磁エネルギーが漏洩する。正方向からのビームの放射角θは、
と規定され、主要ローブが最大発生角度を示す。したがって、周波数帯域およびビームフォーミング特性は、金属フレーム110構造、通信デバイス100の誘電体部材、および通信デバイス100の導電部材の誘電体特性により規定される。
図5は、第2アンテナ150の電磁結合を金属フレーム110に提供するために導電性構造が用いられる通信デバイス100の実施形態を示す。図5において、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340は開口部120において金属フレーム110とガルバニック接触する。図5に示されるように、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340は、第1アンテナの放射構造の一部を形成するように金属フレーム110内に少なくとも部分的に統合されてよい。図5はさらに、PCB基板230を示す。PCB基板230と金属フレーム110との間のギャップは、第1セットの周波数帯域FB1で放射するように構成される。第2給電線241、242、243は、PCB基板230において回路170を金属フレーム110と接続する。
図6は、第2アンテナ150が金属フレーム110とガルバニック接触する実施形態に係る金属フレーム110内の第2アンテナ150の位置を示す。金属フレーム110の開口部120は第2誘電体122で充填されてよい。第2誘電体122は、これまでに言及したものと同じ誘電体材料、または異なる誘電体材料を第1誘電体160として含んでよい。第2誘電体122は、挿入成形または任意の適切な他の技術を用いて製造され得る。
第2アンテナ150は、開口部120に近接して貼り付けられてよい。図6に示される実施形態において、第2アンテナ150は金属フレーム110の表面に対して実質的に平行に、および画面180と実質的に垂直に位置している。無線周波数集積回路(RFIC)240は、開口部120から逆側において第2アンテナ150に貼り付けられる。いくつかの実施形態において、第2アンテナ150は、RFIC240のフリップchip接続、ワイヤボンディング、ボールグリッドアレイ(BGA)を用いるパッケージングまたは関係技術を利用する。
実施形態によると、回路170は第2給電線241を含んでよい。第2給電線241は、第2アンテナ150のRFIC240に接続されてよく、データ、電力および制御信号をRFCI240に供給するように構成されてよい。さらに、第2給電線241は金属フレーム110に接続され、回路170の接地に第1アンテナを接地するように構成される遮蔽を含んでもよい。故に、第2給電線241は第1アンテナの接地、並びに第2アンテナ150の信号源として動作する。この実施形態は、第1アンテナおよび第2アンテナ150に必要とされる最小容量を提供する。アンテナの容量は、第2セットの周波数帯域FB2を含む全ての周波数帯域において、放射のために効率的に再使用される。
いくつかの実施形態において、第2アンテナ150を有する金属フレーム110の厚さは1.5mm以下であり、第2アンテナ150の厚さは1mm以下である。
図6に示される実施形態による通信デバイス100は、ハウジング102の内部に配置され、第2アンテナ150の位置に関してハウジング102において内側に延在する第1誘電体160を含む。第1誘電体160は、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340を、おもての誘電体カバー131および裏の誘電体カバー132にそれぞれ電磁的に連結するように構成される。実施形態において、第1誘電体160は、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340間、おもての誘電体カバー131と裏の誘電体カバー132との間にそれぞれ配置される。第1誘電体160は、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340、おもての誘電体カバー131、および裏の誘電体カバー132の間の空間を(アセンブリにおける考慮により)完全にまたは部分的に充填してよい。
図7は、第2アンテナ150の実施形態を示す。複数の導電層320を含むモノリシック集積モジュール310に基づくこの実施形態における第2アンテナ150。導電層320および層間導電層における導電パターンは、放射要素330;340のサブアレイ、これらの放射要素の給電線、および信号回路並びに関連コンポーネントのアセンブリ接続パッドを形成するように構成される。給電線および信号回路コンポーネントは、明確にするために図7では示されない。第2アンテナ150のRFIC240は、第2アンテナ150の放射要素330;340の給電サブアレイであり、開口部120を介して電磁フィールドを励起するように構成される。したがって、自由空間への電磁的放射は、金属フレーム110の開口部120を介して実行される。表面311で、金属フレーム110と第2アンテナ150との間にガルバニック接触が提供され、第2セットの周波数帯域FB2において動作するための電磁結合が確保される。図7に示されるように、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340は、放射要素330の第1アレイおよび放射要素340の第2アレイを含んでよい。放射要素330の第1アレイは、図1aおよび1bに示される第1方向D1において実質的に放射するように構成されてよい。第1方向D1は、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面のうち少なくとも一方に対して平行であってよい。さらに、放射要素340の第2アレイは、図1aおよび1bに示されるように、第1方向D1に対して垂直である第2方向D2において実質的に放射するように構成されてよい。故に、第2方向D2は、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面のうち少なくとも一方に対して垂直であってよい。
図8は、第2アンテナ150の断面を示す。図8に示される実施形態において、放射要素330の第1アレイはエンドファイア放射要素330、例えば、導波管アンテナ、スロットアンテナ、モノポールアンテナ、逆F型アンテナ、およびその全ての派生物である。エンドファイア放射要素330は、金属フレーム110の開口部120との電磁結合のために接触面311を利用する。この場合、ビームフォーミングは実質的に、通信デバイス100に沿って、エンドファイア方向にある。放射要素340の第2アレイは、ブロードサイド放射要素340、例えば単一または二重偏波のダイホールアンテナ要素、スロットアンテナ、導波管アンテナ、およびその派生物である。ブロードサイド放射要素340は、金属フレーム110、および画面、内部の導電性構造、並びに関連コンポーネントの表面などの隣接する金属部品に対する励磁電流である。この場合、回路170のPCBと金属フレーム110との間の空隙は、通信デバイス100のビームフォーミング構造の一部を形成する。
放射要素330;340は第2アンテナ150内にモノリシック集積されてよく、第2アンテナ150内の放射要素330;340の数は実装形態に依存する。任意の特定の数のエンドファイア放射要素330またはブロードサイド放射要素340、並びにそのそれぞれの割り当てトポロジは、本発明の範囲内である。
図9は、通信デバイス100の実施形態を示しており、少なくとも1つの開口部120は、並んで配置された複数のスロットを含む。図9に示される実施形態において、複数のスロットは、並んで交互に配置されている第1タイプのスロットおよび第2タイプのスロットを含む。第1タイプのスロットは第1偏波のために構成され、第2タイプのスロットは第1偏波に直交する第2偏波のために構成される。これは、第1偏波の信号が第1タイプのスロットを介してのみ放射可能であることを意味する。同じように、第2偏波の信号は第2タイプのスロットを介してのみ放射可能である。
図9に示される実施形態は、第2アンテナ150のエンドファイア放射要素330が2つの異なる偏波、垂直(V)偏波、および水平(H)偏波でそれぞれ放射するように配置される場合に用いられ得る。垂直偏波において放射するように構成される第2アンテナ150のエンドファイア放射要素330は、水平偏波において放射するように構成される第2アンテナ150のエンドファイア放射要素330と交互に配置される。故に、開口部120は、垂直偏波および第2偏波のために異なる形状のスロットを含むべきである。さらに、スロットは、VHVHVHVHパターンを有するなど、第2アンテナ150のエンドファイア放射要素330偏波に対応して交互に配置されるべきである。
第2アンテナ150のビームフォーミング特性は、第2アンテナ150と少なくとも1つの開口部120との電磁結合のための誘電体構造を用いる実施形態についてここで説明される。エンドファイア放射要素330は金属フレーム110に向けて電磁エネルギーを発し、開口部120は電磁エネルギーを自由空間に効率的に連結して水平方向におけるビームフォーミングをもたらすように構成される。ブロードサイド放射要素340は、裏の誘電体カバー132の下の誘電体充填物140に向けて電磁エネルギーを発し、垂直方向において実質的にビームフォーミングを行う。エンドファイア放射要素330への信号の供給のブロードサイド放射要素340への信号の供給に比較的位相調整は、あらゆる任意の角だけ垂直平面においてビームチルティングをもたらす。エンドファイア放射要素330の第1アレイ内、およびブロードサイド放射要素340の第2アレイ内における近接要素の位相制御は、水平面における(すなわち、金属フレーム110の線に沿って)ビームチルティングを可能にする。
第2アンテナ150のビームフォーミング特性は、第2アンテナ150の少なくとも1つの開口部120との電磁結合のために導電性構造を用いる実施形態についてここで説明される。第2アンテナ150のビームフォーミングは、異なるアンテナ要素の位相制御およびスイッチングにより実行される。エンドファイア放射要素330は、金属フレーム110の開口部120との電磁結合のために接触面411を利用する。この場合、ビームフォーミングは概して、通信デバイス100に沿ってエンドファイア方向において指向する。ブロードサイド放射要素340、例えば単一または二重偏波のダイホールアンテナ要素、スロットアンテナ、導波管アンテナ、およびその派生物である。ブロードサイド放射要素340は、金属フレーム110、および画面、内部の導電性構造、並びに関連コンポーネントの表面などの隣接する金属部品に対する励磁電流である。この場合、回路170のPCBと金属フレーム110との間における空気充填ギャップは、通信デバイス100のビームフォーミング構造の一部を形成する。実施形態において、ブロードサイド放射要素340の第2アレイは、図8に示されるように第2アンテナ150の各側に位置する。この場合、mmWaveビームフォーミングは、通信デバイス100の表側の両方(画面側)、および通信デバイス100の裏側を覆っている。ブロードサイド放射要素340の第2アレイおよびエンドファイア放射要素330の第1アレイに供給される信号の位相制御は、異なるビーム間の任意の中間方向に向かうビームフォーカシングを可能にする。サブアレイ340内、およびサブアレイ330内の近接要素に対する位相制御は、水平面において(金属フレーム110線に沿って)ビームチルティングを可能にする。
ここで通信デバイス100は、例えば、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、移動局、internet of things(IoT)デバイス、センサデバイス、無線端末および/または携帯端末と呼ばれてよく、無線通信システムにおける無線通信を可能にし、場合によりセルラ無線システムとみなされることもある。UEはさらに、携帯電話、セルラ電話、コンピュータタブレットまたは無線機能を有するラップトップとみなされてよい。本文脈におけるUEは、例えば、ポータブル、ポケット内収容可能、手持ち、コンピュータ内蔵、または、車載のモバイルデバイスであり得て、無線アクセスネットワークを介して、別のレシーバ若しくはサーバなどの別のエンティティと音声および/またはデータを通信可能である。UEは、IEEE 802.11準拠した、無線媒体(WM)への媒体アクセス制御(MAC)および物理層(PHY)インタフェースを含む任意のデバイスであるステーション(STA)であってよい。通信デバイス100は、3GPPに関連するLTEおよびLTE−Advancedにおいて、WiMaxおよびその展開、および新無線などの第5世代無線技術において通信するために構成されてもよい。
さらに、当業者であれば本通信装置の実施形態が、本解決手段を実行するための、例えば機能、手段、ユニット、要素等の形で必要な通信機能を有することに気付く。このような他の手段、ユニット、要素および機能の例は、プロセッサ、メモリ、バッファ、制御ロジック、エンコーダ、デコーダ、レートマッチャ、デレートマッチャ、マッピングユニット、乗算器、決定ユニット、選択ユニット、スイッチ、インタリーバ、デインタリーバ、変調器、復調器、入力、出力、アンテナ、増幅器、受信機ユニット、送信機ユニット、DSP、MSD、TCMエンコーダ、TCMデコーダ、電力供給ユニット、電力フィーダ、通信インタフェース、通信プロトコル等であり、これらは、本解決手段を実行するために、共に適切に配置される。
特に、通信デバイス100の(1または複数の)プロセッサは、例えば中央処理装置(CPU)、処理ユニット、処理回路、プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロプロセッサ、または命令を解釈および実行し得る他の処理論理のうち1または複数の例を含んでよい。「プロセッサ」という表現は、したがって、例えば、上述されたものの何れか、いくつか、または全てのような、複数の処理回路を含む処理回路を表してよい。処理回路は、呼び出し処理制御、ユーザインタフェース制御等のようなデータバッファリングおよびデバイス制御機能を含む、データの入力、出力、および処理のためのデータ処理機能をさらに実行してよい。
最後に、本発明は上記に記載されている実施形態に限定されず、添付の独立クレームの範囲内の全ての実施形態に関し、組み込まれることを理解されたい。
この実装形態の利点は、電磁波の反射が最小化されて、第2アンテナの放射要素の帯域幅を拡大することにより、第2アンテナの効率的なマルチバンド動作を提供することである。
図1aおよび1bは、本発明の様々な実施形態による通信デバイス100の部分を示す。通信デバイス100は、おもての誘電体カバー131、裏の誘電体カバー132、およびおもての誘電体カバー131と裏の誘電体カバー132との間に円周方向に配置されている金属フレーム110を有するハウジング102を有する。金属フレーム110は、おもての誘電体カバー131と裏の誘電体カバー132との間に機械支持構造を形成してよい。好ましい実施形態において金属フレームは連続的であり、例えばハウジング102の内部に配置されるコンポーネントを完全に囲む。さらなる実施形態において、金属フレーム110は、ハウジング102の内部に配置されるコンポーネントを囲む方向において非連続的であってよく、例えば、中間に非金属領域(誘電体領域)を有してよい。
図2は、通信デバイス100の実施形態を示す。ここで、誘電体構造は第2アンテナ150の電磁結合を金属フレーム110の少なくとも1つの開口部120に提供するために用いられる。図2において、通信デバイス100はさらに、ハウジング102の内部に配置される第1誘電体160を含み、金属フレーム110から第2アンテナ150を分離するように構成される。第1誘電体160は、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340を金属フレーム110における開口部120に電磁的連結させるように構成される。故に、第1誘電体160は、図2に示されるように、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340と開口部120との間に配置される。加えて、第1誘電体160は、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340に対してインピーダンス整合されてよい。それにより、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340から第1誘電体160を介して伝搬される電磁エネルギーの空間インピーダンス整合が提供される。
図3は、第2アンテナ150の実施形態を示す。この実施形態における第2アンテナ150は、複数の導電層320を含むモノリシック集積モジュール310に基づ。導電層320および層間導電層における導電パターンは、放射要素330;340のサブアレイ、これらの放射要素の給電線、並びに信号回路および関連コンポーネントのアセンブリ接続パッドを形成するように構成される。給電線および信号回路コンポーネントは、明確にするために図3では示されない。図3に示されるように、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340は、放射要素330の第1アレイおよび放射要素340の第2アレイを含んでよい。放射要素330の第1アレイは、図1aおよび1bに示されるように第1方向D1において実質的に放射するように構成されてよい。第1方向D1は、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面のうち少なくとも一方に対して平行であってよい。さらに、放射要素340の第2アレイは、図1aおよび1bに示されるように、第1方向D1に対して垂直である第2方向D2において実質的に放射するように構成されてよい。故に、第2方向D2は、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面のうち少なくとも一方に対して垂直であってよい。
図4はさらに、実施形態に係る金属フレーム110の開口部120および第1誘電体160に対する第2アンテナ150の位置を示す。第1誘電体160は、金属フレーム110と回路170との間に位置し、第1アンテナの効率的な動作のために必要とされる隙間を提供する。いくつかの実施形態において、第1誘電体160の幅は1mmから5mmの範囲内で変化してよい。
図7は、第2アンテナ150の実施形態を示す。この実施形態における第2アンテナ150は、複数の導電層320を含むモノリシック集積モジュール310に基づ。導電層320および層間導電層における導電パターンは、放射要素330;340のサブアレイ、これらの放射要素の給電線、および信号回路並びに関連コンポーネントのアセンブリ接続パッドを形成するように構成される。給電線および信号回路コンポーネントは、明確にするために図7では示されない。第2アンテナ150のRFIC240は、第2アンテナ150の放射要素330;340の給電サブアレイであり、開口部120を介して電磁フィールドを励起するように構成される。したがって、自由空間への電磁的放射は、金属フレーム110の開口部120を介して実行される。表面311で、金属フレーム110と第2アンテナ150との間にガルバニック接触が提供され、第2セットの周波数帯域FB2において動作するための電磁結合が確保される。図7に示されるように、第2アンテナ150の1または複数の放射要素330;340は、放射要素330の第1アレイおよび放射要素340の第2アレイを含んでよい。放射要素330の第1アレイは、図1aおよび1bに示される第1方向D1において実質的に放射するように構成されてよい。第1方向D1は、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面のうち少なくとも一方に対して平行であってよい。さらに、放射要素340の第2アレイは、図1aおよび1bに示されるように、第1方向D1に対して垂直である第2方向D2において実質的に放射するように構成されてよい。故に、第2方向D2は、おもての誘電体カバー131の表面および裏の誘電体カバー132の表面のうち少なくとも一方に対して垂直であってよい。
第2アンテナ150のビームフォーミング特性は、第2アンテナ150と少なくとも1つの開口部120との電磁結合のための誘電体構造を用いる実施形態についてここで説明される。エンドファイア放射要素330は金属フレーム110に向けて電磁エネルギーを発し、開口部120は電磁エネルギーを自由空間に効率的に連結して水平方向におけるビームフォーミングをもたらすように構成される。ブロードサイド放射要素340は、裏の誘電体カバー132の下の誘電体充填物140に向けて電磁エネルギーを発し、垂直方向において実質的にビームフォーミングを行う。エンドファイア放射要素330への信号の供給のブロードサイド放射要素340への信号の供給に対する位相調整は、あらゆる任意の角だけ垂直平面においてビームチルティングをもたらす。エンドファイア放射要素330の第1アレイ内、およびブロードサイド放射要素340の第2アレイ内における近接要素の位相制御は、水平面における(すなわち、金属フレーム110の線に沿って)ビームチルティングを可能にする。

Claims (19)

  1. 無線通信のための通信デバイス(100)であって、
    おもての誘電体カバー(131)、裏の誘電体カバー(132)、および前記おもての誘電体カバー(131)と前記裏の誘電体カバー(132)との間に円周方向に配置される金属フレーム(110)を有するハウジング(102)であって、前記金属フレーム(110)は、第1セットの周波数帯域(FB1)において放射するように構成される第1アンテナを形成する、ハウジング(102)と、
    前記ハウジング(102)の内部に配置される回路(170)であって、前記回路(170)は、前記金属フレーム(110)から電気的に分離され、前記金属フレーム(110)と連結される少なくとも1つの第1給電線であって、前記第1セットの周波数帯域(FB1)において第1セットの無線周波数信号を前記第1アンテナに供給するように構成される少なくとも1つの第1給電線(191;192)を有する、回路と、
    前記ハウジング(102)の内部に配置される第2アンテナ(150)であって、前記金属フレーム(110)の少なくとも1つの開口部(120)を介して、第2セットの周波数帯域(FB2)において放射するように構成される1または複数の放射要素(330;340)であって、前記第1セットの周波数帯域(FB1)の少なくとも1つの周波数帯域は、前記第2セットの周波数帯域(FB2)の少なくとも1つの周波数帯域と重複しない、1または複数の放射要素を有する、第2アンテナと
    を備える、通信デバイス(100)。
  2. 前記第2アンテナ(150)の前記1または複数の放射要素(330;340)は、前記回路(170)に隣接して配置される、請求項1に記載の通信デバイス(100)。
  3. 前記ハウジング(102)の内部に配置される第1誘電体(160)を備え、
    前記第1誘電体(160)は、前記第2アンテナ(150)の前記1または複数の放射要素(330;340)と前記開口部(120)との間に電磁結合を提供するように構成される、請求項2に記載の通信デバイス(100)。
  4. 前記第1誘電体(160)は、前記第2アンテナ(150)の前記1または複数の放射要素(330;340)にインピーダンス整合される、請求項3に記載の通信デバイス(100)。
  5. 前記第1誘電体(160)は、前記第2アンテナ(150)の前記1または複数の放射要素(330;340)と前記開口部(120)との間に配置される、請求項3または4に記載の通信デバイス(100)。
  6. 前記第2アンテナ(150)の前記1または複数の放射要素(330;340)は、前記開口部(120)で前記金属フレーム(110)とガルバニック接触する、請求項1に記載の通信デバイス(100)。
  7. 前記第2アンテナ(150)の前記1または複数の放射要素(330;340)は、前記第1アンテナの放射構造の一部分を形成するように、前記金属フレーム(110)内に少なくとも部分的に統合される、請求項6に記載の通信デバイス(100)。
  8. 前記回路(170)は、前記第2アンテナ(150)の無線周波数集積回路(RFIC)に接続され、前記無線周波数集積回路(RFCI)に給電するように構成される第2給電線(241)を有する、請求項7に記載の通信デバイス(100)。
  9. 前記第2給電線(241)は、前記金属フレーム(110)に接続される遮蔽を含み、前記遮蔽は、前記回路(170)の接地に前記第1アンテナを接地するように構成される、請求項8に記載の通信デバイス(100)。
  10. 前記ハウジング(102)の内部に配置され、前記第2アンテナ(150)の位置に対して前記ハウジング(102)の内側に延在する第1誘電体(160)を含む、請求項6から9のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
  11. 前記第1誘電体(160)は、前記第2アンテナ(150)の前記1または複数の放射要素(330;340)間、前記おもての誘電体カバー(131)と前記裏の誘電体カバー(132)との間にそれぞれ電磁結合を提供するように構成される、請求項10に記載の通信デバイス(100)。
  12. 前記第1誘電体(160)は、前記第2アンテナ(150)の前記1または複数の放射要素(330;340)間、前記おもての誘電体カバー(131)と前記裏の誘電体カバー(132)との間にそれぞれ配置される、請求項11に記載の通信デバイス(100)。
  13. 前記開口部(120)は、第2誘電体(122)で充填される、前述の請求項のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
  14. 前記開口部(120)は、並んで配置される複数のスロットを含む、前述の請求項のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
  15. 前記複数のスロットは、前記並んで交互に配置される第1タイプのスロットおよび第2タイプのスロットを含み、前記第1タイプのスロットは第1偏波用に構成され、前記第2タイプのスロットは前記第1偏波と直交する第2偏波用に構成される、請求項14に記載の通信デバイス(100)。
  16. 前記第2アンテナ(150)の前記1または複数の放射要素(330;340)は、
    前記おもての誘電体カバー(131)の表面および前記裏の誘電体カバー(132)の表面の少なくとも一方に対して平行である第1方向(D1)において実質的に放射するように構成される放射要素の第1アレイ(330)、および
    前記第1方向(D2)に対して垂直である第2方向(D2)において実質的に放射するように構成される放射要素(340)の第2アレイを含む、前述の請求項のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
  17. 前記放射要素(330)の前記第1アレイはエンドファイア放射要素であり、前記放射要素(340)の前記第2アレイはブロードサイド放射要素である、請求項16に記載の通信デバイス。
  18. 前記第1セットの周波数帯域(FB1)の全ての周波数帯域は、前記第2セットの周波数帯域(FB2)の全ての周波数帯域と重複しない、前述の請求項のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
  19. 前記第1セットの周波数帯域(FB1)の各周波数帯域は、400MHzから10GHzの間にあり、前記第2セットの周波数帯域(FB2)の各周波数帯域は、10GHzから100GHzの間にある、前述の請求項のいずれか一項に記載の通信デバイス(100)。
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