JP2020519219A - 摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理回路及びエネルギー管理方法 - Google Patents

摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理回路及びエネルギー管理方法 Download PDF

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Abstract

摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分の移動により、摩擦式ナノ発電機の2つの電極層の間で誘導静電電荷を生成させた後、前記2つの電極層を瞬時的に導通して瞬間的パルス電流を生成するためのパルス電流制御スイッチと、前記瞬間的パルス電流の電気エネルギーを蓄積するための中間エネルギー蓄積素子と、前記中間エネルギー蓄積素子から出力された電気エネルギーを蓄積するための目標エネルギー蓄積素子と、を含む、摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理回路及びエネルギー管理方法。パルス電流制御スイッチを設けることにより、摩擦式ナノ発電機の出力電流が小さいデメリットを解消し、瞬時的パルス大電流を出力して、瞬時的出力電力を向上させ、また、エネルギー変換及び蓄積過程における媒体として誘導性特性を有する素子を設けることにより、摩擦式ナノ発電機TENGの効率的なエネルギー蓄積を実現する。【選択図】図8

Description

この開示は、機械的エネルギーを電気エネルギーに変換する技術分野に関し、特に、機械的エネルギーを電気エネルギーに変換できる摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理回路及び管理方法に関する。
機械的エネルギーは、広く存在するエネルギーの形であり、波、風エネルギー、各種の運動物体の運動エネルギー、及び歩き、走り、跳びのような人体運動等の形が含まれる。これらの機械的エネルギーは、広く存在しているが、毎々無視される一方で、これを利用できる効果的な収集手段がなく、無駄にされるのが現状です。
現在、機械的エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機が利用する原理は、主に、静電気誘導、電磁気誘導及び特殊材料の圧電性等がある。しかしながら、既に発明された静電気誘導発電機には、体積が大きく、適用性が狭い等のデメリットがあり、電磁気誘導発電機及び圧電発電機には、普通、構成が複雑であり、材料に対する要求が高く、コストが高い等のデメリットがある。摩擦式ナノ発電機は、最近発明された機械的エネルギーを電気エネルギーに変換する新規的な方式である。しかし、摩擦式ナノ発電機には、出力電流及び出力電力が小さいというデメリットがあり、そのエネルギーの蓄積効率が相当低く、実用するのは難しかった。
この開示は、パルス電流制御スイッチにより、摩擦式ナノ発電機の出力を瞬時的大電力に変換する電気的パルスのエネルギー管理方法に関し、摩擦式ナノ発電機により生成された静電気エネルギーを効率的に蓄積することができ、電子デバイスのために継続的な電源を提供できる。
上記の目的を達成するために、この開示は、
摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分の移動により、摩擦式ナノ発電機の2つの電極層の間で誘導静電電荷を生成させた後、前記2つの電極層を瞬時的に導通して瞬間的パルス電流を生成するためのパルス電流制御スイッチと、
前記瞬間的パルス電流の電気エネルギーを蓄積するための中間エネルギー蓄積素子と、
前記中間エネルギー蓄積素子から出力された電気エネルギーを蓄積するための目標エネルギー蓄積素子と、
を含む、摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理回路を提供する。
好ましくは、前記パルス電流制御スイッチは、前記2つの電極層の間の電位差が最大になる時に、前記パルス電流制御スイッチがオンになる位置に設けられる。
好ましくは、2つの前記パルス電流制御スイッチを含み、個々の前記パルス電流制御スイッチは、個別に前記2つの電極層を瞬時的に導通するように制御し、
2つの前記パルス電流制御スイッチがそれぞれオンになる時、前記中間エネルギー蓄積素子の両端と前記2つの電極層との接続は反対である。
好ましくは、前記パルス電流制御スイッチは接触型スイッチであり、2つのコンタクターと2つの接触端とを含み、前記コンタクターと接触端とは、それぞれ前記摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分に設けられ、前記摩擦式ナノ発電機の相対的な運動に伴って同期的に相対運動し、2つの前記コンタクターは前記中間エネルギー蓄積素子に接続し、前記2つの接触端はそれぞれ前記2つの電極層に連通されており、前記2つのコンタクターと前記2つの接触端とが接触すると、前記接触型スイッチはオンになる。
好ましくは、2つの前記接触型スイッチを含み、2つの前記接触型スイッチは、前記2つのコンタクターを共用している。
好ましくは、前記中間エネルギー蓄積素子はインダクタンス素子である。
好ましくは、前記インダクタンス素子的インダクタンスの範囲は、1μH〜100Hの間であり、1mH〜50Hの間であることがより好ましく、100mH〜20Hの間であることがさらに好ましい。
好ましくは、前記目標エネルギー蓄積素子はキャパシタンス素子である。
好ましくは、前記キャパシタンス素子はダイオードに接続してから、前記中間エネルギー蓄積素子に並列接続される。
好ましくは、前記キャパシタンス素子のキャパシタンスの範囲は、1μF〜100mFの間であり、100μF〜50mFの間であることがより好ましく、500μF〜20mFの間であることがさらに好ましい。
好ましくは、前記摩擦式ナノ発電機は、2つの電極層を含み、2つの相対的に運動する部分の基本的な運動モードは、垂直接触分離モード(CS)、平行スライドモード(LS)、1電極接触構成(SEC)、摩擦層自由移動構成(SFT)、又は、接触型摩擦層自由移動構成(CFT)である。
対応的に、この開示は、
摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分の移動により、摩擦式ナノ発電機の2つの電極層の間で誘導静電電荷を生成させるステップと、
前記2つの電極層を導通して瞬間的パルス電流を生成し、前記瞬間的パルス電流の電気エネルギーを中間エネルギー蓄積素子に蓄積するステップと、
前記中間エネルギー蓄積素子における電気エネルギーを目標エネルギー蓄積素子に伝送するステップと、
を含む、摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理方法を提供する。
好ましくは、前記摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分にパルス電流制御スイッチを設けることにより、前記2つの電極層を導通させて瞬間的パルス電流を生成することを実現する。
好ましくは、前記瞬間的パルス電流の電気エネルギーは、インダクタンス素子に蓄積される。
好ましくは、前記インダクタンス素子における電気エネルギーをキャパシタンス素子に伝送し、ダイオードを設けて電流方向を制御する。
この開示は、従来技術に比べて、以下の有益な効果を奏する。
1.エネルギーを蓄積するための媒体としてインダクター等の誘導性特性を有する素子を用いることで、エネルギーを摩擦式ナノ発電機からキャパシターや電池等のエネルギー蓄積素子に蓄積する蓄積効率を向上させる。
2.機械的スイッチにより、エネルギーの変換及び蓄積過程を触発することで、複雑なスイッチ制御回路を設ける必要がなく、使用コストを低下させ、応用範囲及び柔軟性を増大させる。
3.パルス電流制御スイッチを設けることにより、同様な摩擦式ナノ発電機を用いる場合に、出力電流及び出力電力を大幅に高めることができ、摩擦式ナノ発電機の大電流、大電力の用途への応用を広げている。
図面の図示により、この開示の上記及びその他の目的、特徴、ならびに利点は一層明らかになる。各図面において、同一の符号は同一の箇所を示す。実際のサイズに比例して図面を作成しておらず、この開示の趣旨を示すことに着目している。
図1は、この開示により提供される摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理回路の構成模式図である。 図2は、摩擦式ナノ発電機の基本運動モードの構成模式図である。 図3は、摩擦式ナノ発電機と接触型スイッチの一実施例の構成模式図である。 図4は、摩擦式ナノ発電機と接触型スイッチの一実施例の構成模式図である。 図5は、摩擦式ナノ発電機と接触型スイッチの一実施例の構成模式図である。 図6は、摩擦式ナノ発電機と接触型スイッチの一実施例の構成模式図である。 図7は、摩擦式ナノ発電機と接触型スイッチの一実施例の構成模式図である。 図8は、摩擦式ナノ発電機がエネルギー管理回路に用いられた回路構成模式図である。 図9は、摩擦式ナノ発電機がエネルギー管理回路に用いられた回路構成模式図である。 図10は、摩擦式ナノ発電機がエネルギー管理回路に用いられた回路構成模式図である。 図11は、摩擦式ナノ発電機がエネルギー管理回路に用いられた回路構成模式図である。 図12は、摩擦式ナノ発電機がエネルギー管理回路に用いられた回路構成模式図である。 図13は、具体的なエネルギー管理回路において、エネルギー蓄積効率の経時的な変化を示すグラフである。
以下、この開示の実施例の技術案について、この開示の実施例の図面を参照しながら明確に、且つ完全に記述する。記述された実施例はこの開示の一部の実施例のみであり、全ての実施例ではないことは言うまでもない。この開示の実施例に基づいて、当業者が進歩性に値する労働なしで得られた全ての他の実施例も、またこの開示の保護範囲に属する。
次に、この開示は模式図を参照して詳細に記述するが、この開示の実施例を詳細に記述する時、便宜のため、上記の模式図は例示的なものであり、この開示の保護範囲はこれらに制限されない。
この開示により提供される摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理回路の典型的な構成は、図1を参照すると、摩擦式ナノ発電機TENGの2つの相対的に運動する部分の移動により、摩擦式ナノ発電機の2つの電極層の間で誘導静電電荷を生成させた後、前記2つの電極層を瞬時的に導通して瞬間的パルス電流を生成するためのパルス電流制御スイッチと、前記瞬間的パルス電流の電気エネルギーを蓄積するための中間エネルギー蓄積素子と、前記中間エネルギー蓄積素子から出力された電気エネルギーを蓄積するための目標エネルギー蓄積素子と、を含む。
パルス電流制御スイッチは、摩擦式ナノ発電機TENG自体の2つの相対的に運動する部分の移動により、パルス電流制御スイッチを「オフ」と「オン」との2つの異なる状態にして、電流の生成のための制御に用いられるようにし、パルス電流制御スイッチがオンになる時、2つの電極層の間で1つの瞬時的な大電流、大電力の電気的パルスを生成させる。
この開示のエネルギー管理回路は、パルス電流制御スイッチを設けることにより、摩擦式ナノ発電機の出力電流が小さいというデメリットを解消でき、瞬時的パルス大電流を出力して、瞬時的出力電力を向上させることができ、誘導性特性を有する中間エネルギー蓄積素子によりパルス大電流のエネルギーを電荷蓄積機能を有する目標エネルギー蓄積素子に伝送し、エネルギー変換及び蓄積過程における媒体として誘導性特性を有する素子を設けることにより、摩擦式ナノ発電機TENGの効率的なエネルギー蓄積を実現できる。
この開示により提供された摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理回路には、従来の摩擦ナノ発電の構成は全部適用でき、ここでは、5種類の基本的な構成又は運動モードを図2に示す。
5種類の基本的な構成は、垂直接触分離モード(CS)、平行スライドモード(LS)、1電極接触構成(SEC)、スライド型摩擦層自由移動構成(SFT)、及び接触型摩擦層自由移動構成(CFT)である。以下、各種類の模式摩擦ナノ発電機の典型的な構成について、図面を参照しながら具体的に説明する。
垂直接触分離モード(CS)の摩擦式ナノ発電機は、図2aを参照すると、2つの相対的に運動する部品のうち、第1の部品は摩擦層a2と摩擦層a2上に設けられた第1の電極層a1を含み、第2の部品は第2の電極層a3を含み、第1の部品と第2の部品とが相互に垂直的に接触、分離する相対的な運動をする時、第2の電極層a3は、他方の摩擦層としても作用し、摩擦層a2と相互に接触、分離し、摩擦層a2の材料は、第2の電極層a3の材料と異なっており、第1の電極層a1と第2の電極層a3とはパルス電流制御スイッチKに接続し、摩擦層a2と第2の電極層a3とが相互に分離して第1の電極層a1と第2の電極層a3との間の電位差(電荷量)が最大になる時、パルス電流制御スイッチKはオンになり、第1の電極層a1と第2の電極層a3から中間エネルギー蓄積素子へ瞬間的パルス電流を出力する、ように構成される。
平行スライドモード(LS)の摩擦式ナノ発電機は、図2bを参照すると、2つの相対的に運動する部品のうち、第1の部品は摩擦層b2と摩擦層b2上に設けられた第1の電極層b1を含み、第2の部品は第2の電極層b3を含み、第1の部品と第2の部品とが相互に平行にスライドする時、第2の電極層b3は、他方の摩擦層としても作用し、摩擦層b2と相互にスライド摩擦し、摩擦層b2の材料は、第2の電極層b3の材料と異なっており、第1の電極層b1と第2の電極層b3とは摩擦式ナノ発電機の出力端であり、パルス電流制御スイッチKに接続し、摩擦層b2と第2の電極層b3とが相互にスライド摩擦し、位置ずれされて第1の電極層b1と第2の電極層b3との間の電位差(電荷量)が最大になる時、パルス電流制御スイッチKはオンになり、第1の電極層b1と第2の電極層b3から中間エネルギー蓄積素子へ瞬間的パルス電流を出力する、ように構成される。
1電極接触構成(SEC)の摩擦式ナノ発電機は、図2cを参照すると、2つの相対的に運動する部品のうち、第1の部品は摩擦層c2を含み、第2の部品は、第1の電極層c1と、第2の電極層または等電位c3とを含み、摩擦層c2と第2の部品の第1の電極層c1とが相互に垂直的に接触、分離又は相対的なスライド運動をする時、摩擦層c2の材料は第1の電極層c1の材料と異なり、第1の電極層c1と第2の電極層c3とは摩擦式ナノ発電機の出力端であり、パルス電流制御スイッチKに接続し、摩擦層c2と第2の電極層c3とが相互にスライド摩擦し、位置ずれされて、第1の電極層c1と第2の電極層c3との間の電位差(電荷量)が最大になる時、パルス電流制御スイッチKはオンになり、第1の電極層c1と第2の電極層c3との間から中間エネルギー蓄積素子へ瞬間的パルス電流を出力する、ように構成される。
スライド型摩擦層自由移動構成(SFT)の摩擦式ナノ発電機は、図2dを参照すると、2つの相対的に運動する部品のうち、第1の部品は摩擦層d2を含み、第2の部品は相互に離れている第1の電極層d1と第2の電極層d3とを含み、第1の部品と第2の部品とが相互にスライドする時、摩擦層d2は第1の電極層d1から第2の電極層d3にスライドし、第1の電極層d1と第2の電極層d3とは他方の摩擦層として作用し、摩擦層d2の材料は第1の電極層d1及び第2の電極層d3の材料と異なり、第1の電極層d1と第2の電極層d3とはパルス電流制御スイッチKに接続し、摩擦層d2が第1の電極層d1と第2の電極層d3との間でスライドする場合、第1の電極層d1と第2の電極層d3との間の電位差(電荷量)が最大になる時、パルス電流制御スイッチKはオンになり、第1の電極層d1と第2の電極層d3との間から中間エネルギー蓄積素子へ瞬間的パルス電流を出力する、ように構成される。
接触型摩擦層自由移動構成(CFT)の摩擦式ナノ発電機は、図2eを参照すると、2つの相対的に運動する部品のうち、第1の部品は摩擦層e2を含み、第2の部品は相互に離れている第1の電極層e1と第2の電極層e3とを含み、摩擦層e2は第1の電極層e1と第2の電極層e3との間に設けられ、摩擦層e2は2つの電極層の間において運動して2つの電極層とそれぞれ相互に接触、分離し、第1の電極層e1又は第2の電極層e3は他方の摩擦層として作用し、摩擦層e2の材料は第1の電極層e1及び第2の電極層e3の材料と異なり、第1の電極層e1と第2の電極層e3とはパルス電流制御スイッチKに接続し、摩擦層e2が2つの電極層の間において運動して2つの電極層とそれぞれ相互に接触、分離して、第1の電極層e1と第2の電極層e3との間の電位差(電荷量)が最大になる時、パルス電流制御スイッチKはオンになり、第1の電極層e1と第2の電極層e3との間から中間エネルギー蓄積素子へ瞬間的パルス電流を出力する、ように構成される。
スライド型摩擦層自由移動構成(SFT)と接触型摩擦層自由移動構成(CFT)とは、いずれも摩擦層自由移動モードの摩擦式ナノ発電機である。摩擦式ナノ発電機の4種類の動作モードについては、各種類のモードにおいて、対応する機械的触発条件に適応するために、異なる構成設計及び材料選択があることが、既に証明されている。
図2に示す5種類の構成の摩擦式ナノ発電機は、いずれもパルス電流制御スイッチと組み合わせて瞬時的パルス電流を生成でき、以下では、スライド型摩擦層自由移動構成(SFT)の摩擦式ナノ発電機を例にして、摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理回路及びエネルギー管理方法を説明し、他の4種類の構成の摩擦式ナノ発電機もこれを参照できる。
本実施例において、パルス電流制御スイッチには接触型スイッチが用いられ、中間エネルギー蓄積素子にはインダクタンス素子が用いられ、目標エネルギー蓄積素子にはキャパシタンス素子が用いられている。他の実施例においては、別のスイッチとインダクタンス素子を選択してもよく、同じ機能を実現できればよく、この開示の保護範囲はこれらに限定されない。キャパシタンス素子はキャパシターや電池等の一般的な電気エネルギー蓄積素子であってもよい。
図3は、スライド型摩擦層自由移動構成(SFT)の摩擦式ナノ発電機TENGの典型的な構成であり、第1の基板401と、第1の基板401の下面に設けられた第1の摩擦層402と、第2の基板501と、第2の基板の上面に設けられた摩擦層としての第1及び第2の電極層502、503と、第1の接触型スイッチと第2の接触型スイッチとの2つの接触型スイッチと、を含み、第1の接触型スイッチは接触端101、201を含み、第2の接触型スイッチは接触端102、202を含み、2つのコンタクター301、302が2つのスイッチにより共用されており、2つのコンタクター301、302は、第1の基板の上面に接続されるとともに、第1の基板401に伴って運動でき、接触端101、102はいずれも第1の電極層502に連通されており、接触端201、202はいずれも第2の電極層503に連通されており、コンタクター301、302と接触端101、202または接触端102、202のうちいずれかの接触端とが接触すると、接触型スイッチはオンになり、接触型スイッチがオンになると、第1の電極層502と接触端101(又は102)は、コンタクター301、302の間及び第2の電極層503と接触端201(又は202)との間を通じて瞬間的パルス電気信号を出力する。
この開示において、2つの接触型スイッチの2つの接触端101、201及び102、202の摩擦式ナノ発電機への固定には、複数の形態があり、ここでは、特に限定されなく、2つの接触端の距離がコンタクター301、302を2つの接触端にそれぞれ接触させることができるという条件を満たせばよく、接触型スイッチの構成は、複数の選択があり、コンタクターはコンタクトシート又はピンであってもよく、接触端はコンタクトシート又はコンタクトポイントであってもよい。コンタクター301、302又は2つの接触端101、201(及び102、202)の材料は、金属又は合金から選択でき、前記金属は金、銀、白金、アルミニウム、ニッケル、銅、チタン、クロム又はセレンから選ばれ、前記合金は、金、銀、白金、アルミニウム、ニッケル、銅、チタン、クロム又はセレンからなる合金、ステインレスから選ばれる。
コンタクターと第1の基板とは1つの絶縁材により接続され、絶縁材は有機ガラスであってもよく、ホットメルトにより接着される。横方向の外力が第1の基板401に掛けられると、第1の基板は横方向に移動し、第1の摩擦層402の下面を第2の摩擦層502、503の上面においてスライドさせ、第1の基板が外力を受けない自然状態においては、図3に示すように、自然状態において、コンタクター301、302は第2の摩擦層の中間位置にあり、外力の作用により、第1の基板は第2の基板501に対して一方の側にスライドして、コンタクター301、302を接触端102、202に接触させると(図5に示す状態になる)、この時、接触型スイッチはオンになり、第1の電極層502と第2の電極層503とは連通され、中間エネルギー蓄積素子を接入し、第1の基板が第2の基板に対して他方の側にスライドして、コンタクター301、302を接触端101、201に接触させると(図7に示す状態になる)、この時、接触型スイッチはオンになり、第1の電極層502と第2の電極層503とは、再び連通される。第1の基板のスライド中において、コンタクター301、302は2つの接触端(第1の接触端101、201及び第2の接触端102、202)のいずれの接触端とも接触せず、第1の電極層502と第2の電極層503とを遮断し、この時、図4、図6に示すように、摩擦式ナノ発電機は断路状態にある。第1の基板のスライド中において、前記コンタクター301、302の移動可能な距離は上記の2つのスイッチの接触端101、201と102、202との間の設定距離より小さくない。好ましくは、前記接触型スイッチは、2つの電極層の間の電位差(電荷蓄積量)が最大になる時、前記接触型スイッチがオンになる位置に設けられる。この時、コンタクター301、302の移動可能な距離は接触端101、201と102、202との間の設定距離と等しい。つまり、第1の基板の下面と第2の基板の上面が右側で接触し揃えられると、コンタクター301、302は第1のスイッチの接触端101、201に接触し、第1の基板の下面と第2の基板の上面が左側で接触し揃えられると、コンタクター301、302は第2のスイッチの接触端102、202に接触する。2つのスイッチの接触端の間の設定距離は50mm〜200mmであってもよい。摩擦式ナノ発電機の第1の電極層502と接触型スイッチとの間(又は、第2の電極層503と接触型スイッチとの間)に、摩擦式ナノ発電機の出力端として給電が必要な負荷(中間エネルギー蓄積素子、例えば、インダクタンス素子)を接続して、図8に示すように、この開示のエネルギー管理回路を構成し、摩擦式ナノ発電機の2つの部分の往復運動過程において、摩擦式ナノ発電機の電気的出力は接触スイッチにより制御される。接触型スイッチがオフになると、摩擦式ナノ発電機は断路状態にあり、負荷には電流が流れなく、接触型スイッチがオンになる瞬間、摩擦式ナノ発電機は導通状態にあり、瞬時的な大電力出力を生成する。
上記のエネルギー管理回路において、コンタクターが自然状態にある時、回路は図8に示すように断路状態にあり、コンタクターが一方のスイッチの接触端に接触する時、図9に示すように、コンタクター301は接触端101に、及びコンタクター302は接触端201に同時に導通し、1つの瞬時的な大電流及び電力出力が生成されるとともに、インダクタンス素子4の存在により、接触型スイッチがオフされた後、インダクタンス素子4に蓄積されているエネルギーは徐々に放出され、図10に示すように、ダイオード6を介してキャパシター5を充電し続けることができ、コンタクター301が接触端201に、及びコンタクター302が接触端202に同時に導通されると、図11に示すように、上記の過程と同様な1つの瞬時的大電流及び電力出力が生成され、同様に、インダクターに蓄積されているエネルギーは徐々に放出され、図12に示すように、ダイオード6を介してキャパシター5を充電し続けることができる。
2つの接触型スイッチのうち、個々の接触型スイッチは個別に摩擦式ナノ発電機7の2つの電極層502及び503を瞬時的に導通させるように制御し、2つの接触型スイッチがそれぞれオンになる時、中間エネルギー蓄積素子(インダクタンス素子4)の両端と2つの電極層502及び503の接続は反対となって、インダクタンス素子において生成する電流方向が同じように保証する。図9〜図12において、矢印方向は電流方向を示す。
この開示の摩擦式ナノ発電機において、第1の摩擦層402と第2の摩擦層502、503とは、第1の摩擦層402の材料と第2の摩擦層502、503の材料とが、帯電列に差異があることを満たす必要がある。
第1の摩擦層402の材料は絶縁体材料又は半導体材料であってもよく、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリジメチルシロキサンのような通常の高分子重合物、ヒ素化ガリウム、リン化ガリウム等の材料であってもよい。第2の摩擦層502、503、即ち、2つの電極層は、一般的な導電材料を用いてもよく、例えば、金属の金、銀、白金、ITO等の導電材料が用いられる。
この開示において、第1の基板と第2の基板とは、第1の摩擦層と第1、第2の電極層を支持する部品であり、第1の基板の材料は、特別に限定されなく、導電体、絶縁体又は半導体であってもよく、例えば、アルミニウム板又はシリコンシートであってもよく、第2の基板の材料は絶縁体である必要がある。第1の基板と第2の基板とは、フレキシブル基板であってもよく、リジット基板であってもよく、例えば、ゴム板又はガラス板であってもよい。
支持及び固定の働きのみをする第1の基板401、第2の基板501及びスイッチハウジングは、その材料は特に限定されないが、絶縁材であることが好ましく、ガラス、有機ガラス、ポリエチレン板又はポリ塩化ビニール等の絶縁材を選択できる。
この開示の摩擦式ナノ発電機エネルギー管理回路は、構成が簡単であり、制作方法が簡単であり、材料が特に限定されなく、実際に使用する際に、簡単な固定及びパッキングを行うだけで、波、風エネルギー、機械的及び人体の運動等により生成された機械的エネルギーを収集するために用いられることができ、広い実際的な用途を持っている。
インダクタンス素子のインダクタンスLの範囲は、1μH〜100Hの間であってもよく、1mH〜50Hの間であることが好ましく、100mH〜20Hの間であることがより好ましい。キャパシタンス素子のキャパシタンスCの範囲は、1μF〜100mFの間であってもよく、100μF〜50mFの間であることが好ましく、500μF〜20mFの間であることがより好ましい。
この開示において、接触型スイッチのコンタクター及び接触端はいずれもコンタクトシートを用いており、コンタクターのコンタクトシートが接触端のコンタクトシートに接触されると、接触型スイッチはオンになる。2つのコンタクトシートの間でより大きい接触面積で接触でき、接触型スイッチの接触抵抗を低下させることができ、大電流を出力する場合に適切に用いられる。図3の摩擦式ナノ発電機を参照すると、接触型スイッチのコンタクター301、302はコンタクトシートであり、2つのスイッチの接触端101、201及び102、202はコンタクトシートであり、かつ、スイッチハウジングに固定されており、コンタクトシートがいずれかのスイッチの接触端に接触されると、接触型スイッチはオンになり、第1の電極層502と第2の電極層503とは導通し、コンタクトシート301、302が第1のスイッチの接触端101、201及び第2のスイッチ的接触端102、202のうちのいずれかのコンタクトシートにも接触しない場合、第1の電極層502と第2の電極層503とは遮断される。
接触型スイッチは、コンタクトシートとコンタクターが接触する方式を採用してもよく、上記の例において2つの接触端をコンタクトポイントに変ることだけでよく、他の材料と構成とは、上記の実例と同様である。ここでは、説明を繰り返さない。ピンまたはコンタクトポイントを用いてコンタクトシートに接触する接触型スイッチは、より短時間で安定的な接触を実現でき、接触型スイッチの速度を高めることができるので、高周波数の出力に好適に用いられる。好ましくは、接触型スイッチのコンタクトシートは、弾性を持っており、コンタクトシートがコンタクトシート(又はピン、コンタクトポイント等)に接触すると、コンタクトシートは弾性変形し、コンタクターと接触端との間の良好な電気的接触を保証する。
対応的に、この開示は、
摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分の移動により、摩擦式ナノ発電機の2つの電極層の間で誘導静電電荷を生成させるステップと、
前記2つの電極層を導通して瞬間的パルス電流を生成し、前記瞬間的パルス電流の電気エネルギーを中間エネルギー蓄積素子に蓄積するステップと、
前記中間エネルギー蓄積素子における電気エネルギーを目標エネルギー蓄積素子に伝送するステップと、を含む摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理方法をさらに提供する。
前記摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分に接触型スイッチのようなパルス電流制御スイッチを設けることにより、前記2つの電極層を導通させて瞬間的パルス電流を生成することを実現してもよい。
この開示の実施例において、前記瞬間的パルス電流の電気エネルギーはインダクタンス素子に蓄積されてもよい。
この開示の実施例において、前記インダクタンス素子における電気エネルギーをダイオードを介してキャパシタンス素子に伝送してもよい。図8を参照すると、キャパシタンス素子5とダイオード6とを接続してから、中間エネルギー蓄積素子であるインダクタンス素子4に並列接続する。
以下、1つの実例を例にして、パルス摩擦発電機の制作過程及びエネルギー蓄積効率テスト結果を説明する。
まず、有機ガラスを材料として、レーザダイシング法で第1の基板401、第2の基板501及びスイッチハウジングを加工する。第1の基板401の下面に、第1の摩擦層402として1つのPTFE(ポリテトラフルオロエチレン、Teflon)膜を張り付け、しかる後、マグネトロンスパッタリング法で、第2の基板501の上面に厚さ100nmのAu膜を蒸着して第1の電極層502及び第2の電極層503とし、2つの電極層の間は、隙間により離れており、電極層502、503は第2の摩擦層としても機能する。6枚のCuシートをカットして、2つの接触型スイッチの2つのコンタクターと4つの接触端とし、第1の基板上に2つのCuシートを固定してコンタクター301、302とし、スイッチハウジング上に設定距離に従って残りの4つのCuシートを固定して2つの接触端とし、そのうち、2つの銅シートはコンタクトシート101、102としてワイヤを介して第1の電極層に連通し、他の2つの銅シートはコンタクトシート201、202としてワイヤを介して第2の電極層に連通する。第1の基板、第2の基板及びスイッチハウジングを図3に示された構成に従って接続し、組み立てて、外力が掛かっていない時、中間コンタクターは第2の基板の中間位置に位置し、第1の基板に外力が掛けられた時、PTFE膜の層は、電極層上において接触しながらスライドできる。図8の構成に従ってインダクター(20H)とキャパシター(33μC)とを接続する。
図13は、エネルギー管理回路において、制作された摩擦式ナノ発電機のエネルギー蓄積効率(Energy ratio)が経時的に(Time(s))変化するグラフであり、時間の経過に伴って、蓄積効率は徐々に増加して緩やかになり、電圧10Vに充電された時、合計の蓄積効率は40%まで達し、電圧24Vに充電された時、合計の蓄積効率は60%まで達し、電圧41Vに充電された時、合計の蓄積効率は70%まで達し、微分蓄積効率は電圧が増大するにつれて増大し、22Vより大きくなってからは、蓄積効率は79%まで達する。
上記に示されたのはこの開示の望ましい実施例に過ぎなく、この開示を制限する主旨ではない。当業者なら、この開示の技術案の範囲を逸脱しなく、上記に記述された方法と技術的内容を利用してこの開示の技術案を変動、改良又は変更して均等の等価実施例にすることができる。従って、この開示の技術案の内容を逸脱していない内容、この開示の本質的な技術に従って以上の実施例に施した全ての変更、均等な変化及び改良もこの開示の技術案の保護範囲に属する。
上記のエネルギー管理回路において、コンタクターが自然状態にある時、回路は図8に示すように断路状態にあり、コンタクターが一方のスイッチの接触端に接触する時、図9に示すように、コンタクター301は接触端101に、及びコンタクター302は接触端201に同時に導通し、1つの瞬時的な大電流及び電力出力が生成されるとともに、インダクタンス素子4の存在により、接触型スイッチがオフされた後、インダクタンス素子4に蓄積されているエネルギーは徐々に放出され、図10に示すように、ダイオード6を介してキャパシター5を充電し続けることができ、コンタクター301が接触端20に、及びコンタクター302が接触端02に同時に導通されると、図11に示すように、上記の過程と同様な1つの瞬時的大電流及び電力出力が生成され、同様に、インダクターに蓄積されているエネルギーは徐々に放出され、図12に示すように、ダイオード6を介してキャパシター5を充電し続けることができる。

Claims (21)

  1. 摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分の移動により、摩擦式ナノ発電機の2つの電極層の間で誘導静電電荷を生成させた後、前記2つの電極層を瞬時的に導通して瞬間的パルス電流を生成するためのパルス電流制御スイッチと、
    前記瞬間的パルス電流の電気エネルギーを蓄積するための中間エネルギー蓄積素子と、
    前記中間エネルギー蓄積素子から出力された電気エネルギーを蓄積するための目標エネルギー蓄積素子と、
    を含む、ことを特徴とする、摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理回路。
  2. 前記パルス電流制御スイッチは、前記2つの電極層の間の電位差が最大になる時に、前記パルス電流制御スイッチがオンになる位置に設けられる、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のエネルギー管理回路。
  3. 2つの前記パルス電流制御スイッチを含み、個々の前記パルス電流制御スイッチは、個別に前記2つの電極層を瞬時的に導通するように制御し、
    2つの前記パルス電流制御スイッチがそれぞれオンになる時、前記中間エネルギー蓄積素子の両端と前記2つの電極層との接続は反対である、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のエネルギー管理回路。
  4. 前記パルス電流制御スイッチは接触型スイッチであり、2つのコンタクターと2つの接触端とを含み、前記コンタクターと接触端とは、それぞれ前記摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分に設けられ、前記摩擦式ナノ発電機の相対的な運動に伴って同期的に相対運動し、2つの前記コンタクターは前記中間エネルギー蓄積素子に接続し、前記2つの接触端はそれぞれ前記2つの電極層に連通されており、前記2つのコンタクターと前記2つの接触端とが接触すると、前記接触型スイッチはオンになる、
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のエネルギー管理回路。
  5. 2つの前記接触型スイッチを含み、2つの前記接触型スイッチは、前記2つのコンタクターを共用している、
    ことを特徴とする、請求項4に記載のエネルギー管理回路。
  6. 前記中間エネルギー蓄積素子はインダクタンス素子である、
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のエネルギー管理回路。
  7. 前記インダクタンス素子的インダクタンスの範囲は、1μH〜100Hの間であり、1mH〜50Hの間であることが好ましく、100mH〜20Hの間であることがより好ましい、
    ことを特徴とする、請求項6に記載のエネルギー管理回路。
  8. 前記目標エネルギー蓄積素子はキャパシタンス素子である、
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のエネルギー管理回路。
  9. 前記キャパシタンス素子はダイオードに接続してから、前記中間エネルギー蓄積素子に並列接続される、
    ことを特徴とする、請求項8に記載のエネルギー管理回路。
  10. 前記キャパシタンス素子のキャパシタンスの範囲は、1μF〜100mFの間であり、100μF〜50mFの間であることが好ましく、500μF〜20mFの間であることがより好ましい、
    ことを特徴とする、請求項8又は9に記載のエネルギー管理回路。
  11. 前記摩擦式ナノ発電機は、2つの電極層を含み、2つの相対的に運動する部分の基本的な運動モードは、垂直接触分離モード(CS)、平行スライドモード(LS)、1電極接触構成(SEC)、摩擦層自由移動構成(SFT)、又は、接触型摩擦層自由移動構成(CFT)である、
    ことを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載のエネルギー管理回路。
  12. 前記垂直接触分離モード(CS)の摩擦式ナノ発電機は、
    2つの相対的に運動する部品のうち、第1の部品は摩擦層と摩擦層上に設けられた第1の電極層を含み、第2の部品は第2の電極層を含み、第1の部品と第2の部品とが相互に垂直的に接触、分離する相対的な運動をする時、第2の電極層は、他方の摩擦層としても作用し、摩擦層と相互に接触、分離し、摩擦層の材料は、第2の電極層の材料と異なっており、第1の電極層と第2の電極層とはパルス電流制御スイッチKに接続し、摩擦層と第2の電極層とが相互に分離して第1の電極層と第2の電極層との間の電位差が最大になる時、パルス電流制御スイッチKはオンになり、第1の電極層と第2の電極層から中間エネルギー蓄積素子へ瞬間的パルス電流を出力する、ように構成される、
    ことを特徴とする、請求項11に記載のエネルギー管理回路。
  13. 前記平行スライドモード(LS)の摩擦式ナノ発電機は、
    2つの相対的に運動する部品のうち、第1の部品は摩擦層と摩擦層上に設けられた第1の電極層を含み、第2の部品は第2の電極層を含み、第1の部品と第2の部品とが相互に平行にスライドする時、第2の電極層は、他方の摩擦層としても作用し、摩擦層と相互にスライド摩擦し、摩擦層の材料は、第2の電極層の材料と異なっており、第1の電極層と第2の電極層とは摩擦式ナノ発電機の出力端であり、パルス電流制御スイッチKに接続し、摩擦層と第2の電極層とが相互にスライド摩擦し、位置ずれされて、第1の電極層と第2の電極層との間の電位差が最大になる時、パルス電流制御スイッチKはオンになり、第1の電極層と第2の電極層から中間エネルギー蓄積素子へ瞬間的パルス電流を出力する、ように構成される、
    ことを特徴とする、請求項11に記載のエネルギー管理回路。
  14. 前記1電極接触構成(SEC)の摩擦式ナノ発電機は、
    2つの相対的に運動する部品のうち、第1の部品は摩擦層を含み、第2の部品は、第1の電極層と、第2の電極層または等電位とを含み、摩擦層と第2の部品の第1の電極層とが相互に垂直的に接触、分離又は相対的なスライド運動をする時、摩擦層の材料は第1の電極層の材料と異なり、第1の電極層と第2の電極層とは摩擦式ナノ発電機の出力端であり、パルス電流制御スイッチKに接続し、摩擦層と第2の電極層とが相互にスライド摩擦し、位置ずれされて、第1の電極層と第2の電極層との間の電位差が最大になる時、パルス電流制御スイッチKはオンになり、第1の電極層と第2の電極層との間から中間エネルギー蓄積素子へ瞬間的パルス電流を出力する、ように構成される、
    ことを特徴とする、請求項11に記載のエネルギー管理回路。
  15. 前記スライド型摩擦層自由移動構成(SFT)の摩擦式ナノ発電機は、
    2つの相対的に運動する部品のうち、第1の部品は摩擦層を含み、第2の部品は相互に離れている第1の電極層と第2の電極層とを含み、第1の部品と第2の部品とが相互にスライドする時、摩擦層は第1の電極層から第2の電極層にスライドし、第1の電極層と第2の電極層とは他方の摩擦層として作用し、摩擦層の材料は第1の電極層及び第2の電極層の材料と異なり、第1の電極層と第2の電極層とはパルス電流制御スイッチKに接続し、摩擦層が第1の電極層と第2の電極層との間でスライドする場合、第1の電極層と第2の電極層との間の電位差が最大になる時、パルス電流制御スイッチKはオンになり、第1の電極層と第2の電極層との間から中間エネルギー蓄積素子へ瞬間的パルス電流を出力する、ように構成される、
    ことを特徴とする、請求項11に記載のエネルギー管理回路。
  16. 前記接触型摩擦層自由移動構成(CFT)の摩擦式ナノ発電機は、
    2つの相対的に運動する部品のうち、第1の部品は摩擦層を含み、第2の部品は相互に離れている第1の電極層と第2の電極層とを含み、摩擦層は第1の電極層と第2の電極層との間に設けられ、摩擦層は2つの電極層の間において運動して2つの電極層とそれぞれ相互に接触、分離し、第1の電極層又は第2の電極層は他方の摩擦層として作用し、摩擦層の材料は第1の電極層及び第2の電極層の材料と異なり、第1の電極層と第2の電極層とはパルス電流制御スイッチKに接続し、摩擦層が2つの電極層の間において運動して2つの電極層とそれぞれ相互に接触、分離して、第1の電極層と第2の電極層との間の電位差が最大になる時、パルス電流制御スイッチKはオンになり、第1の電極層と第2の電極層との間から中間エネルギー蓄積素子へ瞬間的パルス電流を出力する、ように構成される、
    ことを特徴とする、請求項11に記載のエネルギー管理回路。
  17. 前記摩擦層と他方の摩擦層との材料は、帯電列に差異がある、
    ことを特徴とする、請求項12〜16のいずれかに記載のエネルギー管理回路。
  18. 摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分の移動により、摩擦式ナノ発電機の2つの電極層の間で誘導静電電荷を生成させるステップと、
    前記2つの電極層を導通して瞬間的パルス電流を生成し、前記瞬間的パルス電流の電気エネルギーを中間エネルギー蓄積素子に蓄積するステップと、
    前記中間エネルギー蓄積素子における電気エネルギーを目標エネルギー蓄積素子に伝送するステップと、を含む、
    ことを特徴とする、摩擦式ナノ発電機のエネルギー管理方法。
  19. 前記摩擦式ナノ発電機の2つの相対的に運動する部分にパルス電流制御スイッチを設けることにより、前記2つの電極層を導通させて瞬間的パルス電流を生成することを実現する、
    ことを特徴とする、請求項18に記載のエネルギー管理方法。
  20. 前記瞬間的パルス電流の電気エネルギーは、インダクタンス素子に蓄積される、
    ことを特徴とする、請求項18又は19に記載のエネルギー管理方法。
  21. 前記インダクタンス素子における電気エネルギーをキャパシタンス素子に伝送し、ダイオードを設けて電流方向を制御する、
    ことを特徴とする、請求項20に記載のエネルギー管理方法。
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