JP2020517189A - 無線通信ネットワークに関する動作モード通知 - Google Patents

無線通信ネットワークに関する動作モード通知 Download PDF

Info

Publication number
JP2020517189A
JP2020517189A JP2019555956A JP2019555956A JP2020517189A JP 2020517189 A JP2020517189 A JP 2020517189A JP 2019555956 A JP2019555956 A JP 2019555956A JP 2019555956 A JP2019555956 A JP 2019555956A JP 2020517189 A JP2020517189 A JP 2020517189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication device
ppdu
spatial streams
communication protocol
compliant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019555956A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7125212B2 (ja
Inventor
チュウ、リウェン
キンワー ホ、ケン
キンワー ホ、ケン
マー、ティアナン、ティム
ツァン、ホンユアン
ル、フイ−リン
Original Assignee
マーベル ワールド トレード リミテッド
マーベル ワールド トレード リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マーベル ワールド トレード リミテッド, マーベル ワールド トレード リミテッド filed Critical マーベル ワールド トレード リミテッド
Publication of JP2020517189A publication Critical patent/JP2020517189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7125212B2 publication Critical patent/JP7125212B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/34Network arrangements or protocols for supporting network services or applications involving the movement of software or configuration parameters 
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0619Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal using feedback from receiving side
    • H04B7/0621Feedback content
    • H04B7/0628Diversity capabilities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/12Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using downlink control channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0453Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/51Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/535Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on resource usage policies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/11Allocation or use of connection identifiers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/22Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities
    • H04W8/24Transfer of terminal data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

第1通信デバイスは、以下を生成して第2通信デバイスに送信する。それぞれ、第1通信プロトコルおよび第2通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)に関する能力を示す、第1および第2情報エレメント。第1通信デバイスは、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を含む、MACデータユニットを生成して送信する。MACデータユニットにおける数、および、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、ならびに、iii)MACデータユニットの他の情報、のうち1つまたは複数は、それぞれ、第1通信プロトコルに準拠するPPDUに関する第1通信デバイスによりサポートされる、空間ストリームの第1の最大数、および、第2通信プロトコルに準拠するPPDUに関する第1通信デバイスによりサポートされる、空間ストリームの第2の最大数を示す。

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2017年4月17日に出願された、発明の名称が「受信動作モード(ROM)および高効率(HE)Nss/MCS/BWサポート」である米国仮特許出願第62/486,195号、2017年7月24日に出願された、発明の名称が「リードオンリーメモリーおよび高効率Nss/MCS/BWサポートのための方法および装置」である米国仮特許出願第62/536,360号、および、2017年9月19日に出願された、発明の名称が「リードオンリーメモリーおよび高効率Nss/MCS/BWサポートのための方法および装置」である米国仮特許出願第62/560,482号の利益を請求する。上に参照された出願の全ての開示は、その全体が参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
本開示は、一般的には無線通信システムに関し、より詳細には、無線通信システムにおける動作モードを通信デバイスに通知することに関する。
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は、過去10年間にわたって急速に発展しており、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格ファミリーなどのWLAN規格の発達が、シングルユーザピークデータスループットを向上させている。例えば、IEEE802.11b規格は、毎秒11メガビット(Mbps)のシングルユーザピークスループットを定め、IEEE802.11aおよび802.11g規格は、54Mbpsのシングルユーザピークスループットを定め、IEEE802.11n規格は、600Mbpsのシングルユーザピークスループットを定め、IEEE802.11ac規格は、毎秒数ギガビット(Gbps)帯域のシングルユーザピークスループットを定める。数十Gbps帯域のスループットなどの、一層大きなスループットを提供することを約束する、IEEE802.11ax規格に関する作業が進行中である。
一実施形態において、方法は、第1通信デバイスにおいて、i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを生成する段階と、第1通信デバイスにおいて、i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを生成する段階と、i)a)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方と、ii)a)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方と、に関する第1通信デバイスの能力を第2通信デバイスに通知するように、第1通信デバイスにより、第1情報エレメントおよび第2情報エレメントを第2通信デバイスに送信する段階と、第1通信デバイスにおいて、第1通信デバイスの動作モードに関する情報を有するフィールドを含むメディアアクセス制御プロトコル(MAC)データユニットを生成する段階であって、フィールドは、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含み、サブフィールド内の数は、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、iii)MACデータユニットにおけるフィールド、のうち1つまたは複数からの情報と共に、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを示す、段階と、第1通信デバイスにより、第1通信デバイスの動作モードを第2通信デバイスに通知するように、第2通信デバイスにMACデータユニットを送信する段階と、を含む。
別の実施形態において、装置は、第1通信デバイスに関連づけられたネットワークインタフェースデバイスを備える。ネットワークインタフェースデバイスは、1つまたは複数の集積回路(IC)デバイスと、1つまたは複数のICデバイスにおいて実装されるメディアアクセス制御プロトコル(MAC)プロセッサとを含む。MACプロセッサは、i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを生成することと、i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを生成することと、を行うように構成される。1つまたは複数のICデバイスは、i)a)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信することのうち少なくとも一方と、ii)a)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信することのうち少なくとも一方と、に関する第1通信デバイスの能力を第2通信デバイスに通知するように、第2通信デバイスに第1情報エレメントおよび第2情報エレメントを送信するように構成される。MACプロセッサは、さらに、第1通信デバイスの動作モードに関する情報を有するフィールドを含むMACデータユニットを生成するように構成され、フィールドは、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含み、サブフィールド内の数は、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、iii)MACデータユニットにおけるフィールド、のうち1つまたは複数からの情報と共に、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを示す。1つまたは複数のICデバイスはさらに、第1通信デバイスの動作モードを第2通信デバイスに通知するように、第2通信デバイスにMACデータユニットを送信するように構成される。
さらに別の実施形態において、方法は、第1通信デバイスにおいて、i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを受信する段階と、第1通信デバイスにおいて、i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを受信する段階と、第1通信デバイスにおいて、第2通信デバイスからメディアアクセス制御プロトコル(MAC)データユニットを受信する段階であって、MACデータユニットは第2通信デバイスの動作モードの指標に対応するフィールドを含み、フィールドは第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含む、段階と、第1通信デバイスにおいて、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、および、iii)MACデータユニットにおけるフィールドのうち1つまたは複数からの情報と共に、サブフィールド内の数を用いて決定する段階と、i)第2通信デバイスに送信するときに用いる空間ストリームの数、および、ii)第1通信デバイスに送信するときに用いるように第2通信デバイスに命令する空間ストリームの数、のうち少なくとも一方を決定するように、第1通信デバイスにおいて、i)決定された空間ストリームの第1最大数、および、ii)決定された空間ストリームの第2最大数、のうち少なくとも一方を用いる段階と、を含む。
なお別の実施形態において、装置は、第1通信デバイスに関連づけられたネットワークインタフェースデバイスを備える。ネットワークインタフェースデバイスは、1つまたは複数の集積回路(IC)デバイスと、1つまたは複数のICデバイス上で実装されるメディアアクセス制御プロトコル(MAC)プロセッサとを含む。MACプロセッサは、i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを受信することと、i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを受信することと、第2通信デバイスからMACデータユニットを受信することであって、MACデータユニットは第2通信デバイスの動作モードの指標に対応するフィールドを含み、フィールドは、第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含む、受信することと、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、iii)MACデータユニットにおけるフィールド、のうち1つまたは複数からの情報と共に、サブフィールド内の数を用いて、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを決定することと、を行うように構成される。1つまたは複数のICデバイスは、さらに、i)決定された空間ストリームの第1最大数、および、ii)決定された空間ストリームの第2最大数、のうち少なくとも一方を用いて、i)第2通信デバイスに送信するときに用いる空間ストリームの数、および、ii)第1通信デバイスに送信するときに用いるように第2通信デバイスに命令する空間ストリームの数、のうち少なくとも一方を決定するように構成される。
一実施形態による、例示的な無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のブロック図である。
一実施形態による、無線通信デバイスの、変調および符号化スキーム(MCS)、空間ストリーム、ならびにチャネル周波数帯域幅能力に関する情報を、別の無線通信デバイスへ伝達するための、例示的情報エレメントの図である。
一実施形態による、図2Aの情報エレメントの例示的フィールドの図である。
一実施形態による、図2Bのフィールドの例示的サブフィールドの図である。
一実施形態による、無線通信デバイスが別の無線通信デバイスに動作モードを示すように用いる、例示的動作モードフィールドの図である。
一実施形態による、レガシーな無線通信プロトコルによる送信のために、異なるチャネル周波数帯域幅構成において無線通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの数(NSS)を決定することに対応する例示的なテーブルである。
一実施形態による、無線通信デバイスのMCS、空間ストリーム、およびチャネル周波数帯域幅能力に関する情報を、別の無線通信デバイスに伝達するための、別の例示的情報エレメントの図である。
一実施形態による、図5Aの情報エレメントの例示的フィールドの図である。
一実施形態による、図5Bのフィールドの例示的サブフィールドの図である。
一実施形態による、無線通信デバイスが別の無線通信デバイスに動作モードを示すように用いる、別の例示的動作モードフィールドの図である。
一実施形態による、レガシーな無線通信プロトコルによる送信のために、異なるチャネル周波数帯域幅構成において無線通信デバイスによりサポートされるNSSを決定することに対応する、別の例示的テーブルである。
一実施形態による、第1通信デバイスによりサポートされるNSSに関する動作モードを、第1通信デバイスが第2通信デバイスに通知する、例示的な方法のフロー図である。
一実施形態による、第2通信デバイスに送信するときに用いる空間ストリームの数を第1通信デバイスが決定する、例示的な方法のフロー図である。
以下に説明される動作モード通知技術は、説明的目的に過ぎないが、米国電気電子技術者協会(IEEE)の802.11規格により定義されたプロトコルと同じ、または同様のプロトコルを利用する無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の文脈で論じられる。しかしながら、他の実施形態において、動作モード通知技術は、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、セルラネットワークなどのモバイル通信ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、衛星通信ネットワークなどの、他のタイプの無線通信システムにおいて利用される。
図1は、一実施形態による、例示的な無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)110のブロック図である。WLAN110は、ネットワークインタフェースデバイス122に連結されるホストプロセッサ118を備えるアクセスポイント(AP)114を含む。ネットワークインタフェース122は、メディアアクセス制御(MAC)プロセッサ126および物理層(PHY)プロセッサ130を含む。PHYプロセッサ130は複数の送受信機134を含み、送受信機134は複数のアンテナ138に連結される。3つの送受信機134および3つのアンテナ138が図1に図示されているが、他の実施形態においては、AP114は、他の好適な数(例えば、1、2、4、5など)の送受信機134およびアンテナ138を含む。いくつかの実施形態において、AP114は、送受信機134より多い数のアンテナ138を含み、アンテナ切替技術が利用される。
ネットワークインタフェース122は、以下に論じるように動作するように構成される、1つまたは複数の集積回路(IC)を用いて実装される。例えば、MACプロセッサ126は、少なくとも部分的に、第1IC上に実装され得、PHYプロセッサ130は、少なくとも部分的に、第2IC上に実装され得る。別の例として、MACプロセッサ126の少なくとも一部分およびPHYプロセッサ130の少なくとも一部分は、単一のIC上に実装され得る。例えば、ネットワークインタフェース122は、システムオンチップ(SoC)を用いて実装され得、SoCは、MACプロセッサ126の少なくとも一部分およびPHYプロセッサ130の少なくとも一部分を含む。
一実施形態において、ホストプロセッサ118は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリなどのメモリデバイス(図示せず)に格納された機械可読命令を実行するように構成されるプロセッサを含む。一実施形態において、ホストプロセッサ118は、少なくとも部分的に、第1IC上に実装され得、ネットワークデバイス122は、少なくとも部分的に、第2IC上に実装され得る。別の例として、ホストプロセッサ118、およびネットワークインタフェース122の少なくとも一部分は、単一のIC上に実装され得る。
様々な実施形態において、AP114のMACプロセッサ126および/またはPHYプロセッサ130は、データユニットを生成し、受信されたデータユニットを処理するように構成され、データユニットは、IEEE802.11規格に準拠する通信プロトコルまたは別の適切な無線通信プロトコルなどのWLAN通信プロトコルに準拠する。例えば、MACプロセッサ126は、WLAN通信プロトコルのMAC層機能を含むMAC層機能を実装するように構成され得、PHYプロセッサ130は、WLAN通信プロトコルのPHY機能を含むPHY機能を実装するように構成され得る。例えば、MACプロセッサ126は、MACサービスデータユニット(MSDU)、MACプロトコルデータユニット(MPDU)などのMAC層データユニットを生成し、MAC層データユニットをPHYプロセッサ130に提供するように構成され得る。PHYプロセッサ130は、MACプロセッサ126からMAC層データユニットを受信し、MAC層データユニットをカプセル化して、アンテナ138を介した送信に関するPHYプロトコルデータユニット(PPDU)などのPHYデータユニットを生成するように構成され得る。同様に、PHYプロセッサ130は、アンテナ138を介して受信されたPHYデータユニットを受信し、PHYデータユニット内でカプセル化されたMAC層データユニットを抽出するように構成され得る。PHYプロセッサ130は、抽出されたMAC層データユニットをMACプロセッサ126に提供し得、MACプロセッサ126はMAC層データユニットを処理する。
一実施形態によれば、送信のための1つまたは複数の無線周波数(RF)信号の生成に関連して、PHYプロセッサ130は、PPDUの対応するデータを処理し(変調、フィルタリングなどを含み得る)、1つまたは複数のデジタルベースバンド信号を生成して、そのデジタルベースバンド信号を、1つまたは複数のアナログベースバンド信号に変換するように構成される。さらに、PHYプロセッサ130は、1つまたは複数のアンテナ138を介した送信のために、1つまたは複数のアナログベースバンド信号を1つまたは複数のRF信号にアップコンバートするように構成される。
1つまたは複数のRF信号を受信することに関連して、PHYプロセッサ130は、1つまたは複数のRF信号を1つまたは複数のアナログベースバンド信号にダウンコンバートし、1つまたは複数のアナログベースバンド信号を1つまたは複数のデジタルベースバンド信号に変換するように構成される。PHYプロセッサ130は、さらに、1つまたは複数のデジタルベースバンド信号を処理(復調、フィルタリングなどを含み得る)して、PPDUを生成するように構成される。
PHYプロセッサ130は、増幅器(例えば、低ノイズ増幅器(LNA)、電力増幅器など)、無線周波数(RF)ダウンコンバータ、RFアップコンバータ、複数のフィルタ、1つまたは複数のアナログ−デジタルコンバータ(ADC)、1つまたは複数のデジタル−アナログコンバータ(DAC)、1つまたは複数の離散フーリエ変換(DFT)算出装置(例えば、高速フーリエ変換(FFT)算出装置)、1つまたは複数の逆離散フーリエ変換(IDFT)算出装置(例えば、逆高速フーリエ変換(IFFT)算出装置)、1つまたは複数の変調器、1つまたは複数の復調器などを含む。
PHYプロセッサ130は、1つまたは複数のアンテナ138に提供される1つまたは複数のRF信号を生成するように構成される。PHYプロセッサ130は、また、1つまたは複数のRF信号を1つまたは複数のアンテナ138から受信するように構成される。
いくつかの実施形態によれば、MACプロセッサ126は、例えば、1つまたは複数のMAC層データユニット(例えば、MPDU)をPHYプロセッサ130に提供することにより、および任意的に、1つまたは複数の制御信号をPHYプロセッサ130に提供することにより、1つまたは複数のRF信号を生成するように、PHYプロセッサ130を制御するように構成される。一実施形態において、MACプロセッサ126は、RAM、読み取られたROM、フラッシュメモリなどのメモリデバイス(図示せず)に格納される機械可読命令を実行するように構成されるプロセッサを含む。一実施形態において、MACプロセッサ126はハードウェアステートマシンを含む。
一実施形態において、MACプロセッサ126およびPHYプロセッサ130は、第1無線通信プロトコル(例えば、IEEE802.11ax規格または別の適切な無線通信プロトコルにより定義されれるような)に従って、また、第1無線通信プロトコルに関してレガシープロトコルである第2無線通信プロトコル(例えば、IEEE802.11ac規格または別の適切な無線通信プロトコルにより定義されるような)にも従って動作するように構成される。第2無線通信プロトコルは、本明細書では「レガシープロトコル」と称される場合がある。いくつかの実施形態において、第1無線通信プロトコルは、レガシープロトコルにより許可されるより高いスループットで、変調および符号化スキーム(MCS)を用いることを可能とする。例えば、IEEE802.11ax規格は、1024のコンスタレーションサイズでの直交振幅変調(QAM)(1024−QAM)を可能にする一方、IEEE802.11ac規格は、256−QAMの最上位変調を定義する。いくつかの実施形態において、第1無線通信プロトコルは、最大チャネル帯域幅において、レガシープロトコルにより可能とされるよりも多くの空間ストリームを用いることを可能とする。
WLAN110は、複数のクライアント局154を含む。3つのクライアント局154が図1に図示されるが、様々な実施形態において、WLAN110は、他の好適な数(例えば、1、2、4、5、6など)のクライアント局154を含む。クライアント局154−1は、ネットワークインタフェースデバイス162に連結されるホストプロセッサ158を含む。ネットワークインタフェース162は、MACプロセッサ166およびPHYプロセッサ170を含む。PHYプロセッサ170は複数の送受信機174を含み、送受信機174は複数のアンテナ178に連結される。3つの送受信機174および3つのアンテナ178が図1に図示されるが、他の実施形態においては、クライアント局154−1は、他の好適な数(例えば、1、2、4、5など)の送受信機174およびアンテナ178を含む。いくつかの実施形態において、クライアント局154−1は、送受信機174より多い数のアンテナ178を含み、アンテナ切替技術が利用される。
ネットワークインタフェース162は、以下に論じるように動作するように構成された1つまたは複数のICを用いて実装される。例えば、MACプロセッサ166は、少なくとも第1IC上に実装され得、PHYプロセッサ170は、少なくとも第2IC上に実装され得る。別の例として、MACプロセッサ166の少なくとも一部分およびPHYプロセッサ170の少なくとも一部分は、単一のIC上に実装され得る。例えば、ネットワークインタフェース162はSoCを用いて実装され得、SoCは、MACプロセッサ166の少なくとも一部分およびPHYプロセッサ170の少なくとも一部分を含む。
一実施形態において、ホストプロセッサ158は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどのメモリデバイス(図示せず)に格納された機械可読命令を実行するように構成されるプロセッサを含む。一実施形態において、ホストプロセッサ158は、少なくとも部分的に、第1IC上に実装され得、ネットワークデバイス162は、少なくとも部分的に、第2IC上に実装され得る。別の例として、ホストプロセッサ158、およびネットワークインタフェース162の少なくとも一部分は、単一のIC上に実装され得る。
様々な実施形態において、クライアントデバイス154−1のMACプロセッサ166およびPHYプロセッサ170は、データユニットを生成し、受信されたデータユニットを処理するように構成され、データユニットは、WLAN通信プロトコルまたは別の適切な通信プロトコルに準拠する。例えば、MACプロセッサ166は、WLAN通信プロトコルのMAC層機能を含む、MAC層機能を実装するように構成され得、PHYプロセッサ170は、WLAN通信プロトコルのPHY機能を含む、PHY機能を実装するように構成され得る。MACプロセッサ166は、MSDU、MPDUなどのMAC層データユニットを生成し、MAC層データユニットをPHYプロセッサ170に提供するするように構成され得る。PHYプロセッサ170は、MACプロセッサ166からMAC層データユニットを受信し、MAC層データユニットをカプセル化して、アンテナ178を介した送信のためにPPDUなどのPHYデータユニットを生成するように構成され得る。同様に、PHYプロセッサ170は、アンテナ178を介して受信されたPHYデータユニットを受信し、PHYデータユニット内でカプセル化されたMAC層データユニットを抽出するように構成され得る。PHYプロセッサ170は、抽出されたMAC層データユニットをMACプロセッサ166に提供し得、MACプロセッサ166はMAC層データユニットを処理する。
一実施形態によれば、PHYプロセッサ170は、1つまたは複数のアンテナ178を介して受信された1つまたは複数のRF信号を1つまたは複数のベースバンドアナログ信号にダウンコンバートし、そのアナログベースバンド信号を、1つまたは複数のデジタルベースバンド信号に変換するように構成される。PHYプロセッサ170は、さらに、1つまたは複数のデジタルベースバンド信号を処理して1つまたは複数のデジタルベースバンド信号を復調し、PPDUを生成するように構成される。PHYプロセッサ170は、増幅器(例えば、LNA、電力増幅器など)、RFダウンコンバータ、RFアップコンバータ、複数のフィルタ、1つまたは複数のADC、1つまたは複数のDAC、1つまたは複数のDFT算出装置(例えば、FFT算出装置)、1つまたは複数のIDFT算出装置(例えば、IFFT算出装置)、1つまたは複数の変調器、1つまたは複数の復調器などを含む。
PHYプロセッサ170は、1つまたは複数のアンテナ178に提供される1つまたは複数のRF信号を生成するように構成される。PHYプロセッサ170は、また、1つまたは複数のアンテナ178から1つまたは複数のRF信号を受信するように構成される。
いくつかの実施形態によれば、MACプロセッサ166は、例えば、1つまたは複数のMAC層データユニット(例えば、MPDU)をPHYプロセッサ170に提供することにより、および任意的に、1つまたは複数の制御信号をPHYプロセッサ170に提供することにより、1つまたは複数のRF信号を生成するように、PHYプロセッサ170を制御するように構成される。一実施形態において、MACプロセッサ166は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどのメモリデバイス(図示せず)に格納された機械可読命令を実行するように構成されるプロセッサを含む。一実施形態において、MACプロセッサ166はハードウェアステートマシンを含む。
一実施形態において、MACプロセッサ166およびPHYプロセッサ170は、第1無線通信プロトコルに従って、また、第2無線通信プロトコルにも従って動作するように構成される。
一実施形態において、クライアント局154−2および154−3のそれぞれは、クライアント局154−1と同じ、または同様の構造を有する。クライアント局154−2および154−3のそれぞれは、同じ数、または異なる数の送受信機およびアンテナを有する。例えば、一実施形態によれば、クライアント局154−2および/またはクライアント局154−3は、それぞれ2つの送受信機および2つのアンテナのみ(図示せず)を有する。
一実施形態において、クライアント局154−2および154−3の一方または両方は、第2無線通信プロトコルに従うが、第1無線通信プロトコルに従わないで動作するように構成される。本明細書では、そのようなクライアント局を「レガシークライアント局」と称する。同様に、本明細書では、AP114と同様であり第2無線通信プロトコルに従って動作するが、第1無線通信プロトコルに従わないように構成されるアクセスポイントを、「レガシーAP」と称する。より一般的には、第2無線通信プロトコルに従って動作するが、第1無線通信プロトコルに従わないように構成される無線通信デバイスを、本明細書では「レガシー無線通信デバイス」と称する。
概して、少なくともいくつかの実施形態において、第1通信プロトコルに従って動作するように構成された無線通信デバイスは、レガシーデバイスと比較してより進歩したハードウェアを含む傾向がある。例えば、一実施形態によれば、MACプロセッサ126、MACプロセッサ166、PHYプロセッサ130、およびPHYプロセッサ170は、レガシー無線通信デバイスのMACプロセッサおよびPHYプロセッサより高いレートでデータを処理可能である。別の例として、一実施形態によれば、PHYプロセッサ130、およびPHYプロセッサ170は、1024−QAMの変調および復調が可能であるが、一方、レガシー無線通信デバイスのPHYプロセッサは、多くとも256−QAMの変調および復調が可能であるにすぎない。他方で、第1通信プロトコルに従って動作するように構成されたいくつかの無線通信デバイスは、コストの制約、電力の制約などに起因して、第1通信プロトコルにより可能とされたMCSの全て、第1通信プロトコルにより可能とされた空間ストリームの数、および/または、第1通信プロトコルにより可能とされたチャネル帯域幅の全てをサポートすることが可能ではない。
一実施形態によれば、第1無線通信プロトコルは複数のMCSを定義するが、全てのMCSが必須であるとは限らない(例えば、いくつかのMCSは任意選択である)。換言すれば、いくつかの無線通信デバイスは、第1無線通信プロトコルにより定義されたMCSのうちいくつかを用いることが可能ではないであろう。さらに、一実施形態によれば、第1無線通信プロトコルは、用いられ得る空間ストリームの最大数を定義するが、第1通信プロトコルは、全ての無線通信デバイスが空間ストリームの最大数を用いることが可能でなければならないと義務づけるものではない。換言すれば、いくつかの無線通信デバイスは、第1無線通信プロトコルにより定義された空間ストリームの最大数を用いることが可能ではないであろう。さらに、一実施形態によれば、第1無線通信プロトコルは、用いられ得る複数の異なるチャネル周波数帯域幅を定義するが、第1通信プロトコルは、全ての無線通信デバイスがチャネル周波数帯域幅の全てを用いることが可能でなければならないと義務づけるものではない。換言すれば、いくつかの無線通信デバイスは、第1無線通信プロトコルにより定義されたチャネル周波数帯域幅の全てを用いることが可能ではないであろう。
同様に、一実施形態によれば、第2無線通信プロトコルは複数のMCSを定義するが、全てのMCSが必須であるとは限らない(例えば、いくつかのMCSは任意選択である)。換言すれば、いくつかのレガシー無線通信デバイスは、第2無線通信プロトコルにより定義されたMCSのうちいくつかを用いることが可能ではないであろう。さらに、一実施形態によれば、第2無線通信プロトコルは、用いられ得る空間ストリームの最大数を定義するが、第2通信プロトコルは、全ての無線通信デバイスが空間ストリームの最大数を用いることが可能でなければならないと義務づけるものではない。換言すれば、いくつかのレガシー無線通信デバイスは、第2無線通信プロトコルにより定義された空間ストリームの最大数を用いることが可能ではないであろう。さらに、一実施形態によれば、第2無線通信プロトコルは、用いられ得る複数の異なるチャネル周波数帯域幅を定義するが、第2通信プロトコルは、全ての無線通信デバイスがチャネル周波数帯域幅の全てを用いることが可能でなければならないと義務づけるものではない。換言すれば、いくつかのレガシー無線通信デバイスは、第2無線通信プロトコルにより定義されたチャネル周波数帯域幅の全てを用いることが可能ではないであろう。
異なるMCS、空間ストリーム、および/またはチャネル周波数帯域幅能力を有する無線通信デバイス間の相互運用性をサポートするように、無線通信デバイスは、それらが通信する相手である他の無線通信デバイスの能力を認識するように、無線通信デバイスは、能力情報を交換する。例えば、図2Aは、一実施形態による、レガシープロトコルに関する無線通信デバイスのMCS、空間ストリーム、およびチャネル周波数帯域幅能力に関する情報を伝達するための例示的情報エレメント200の図である。一実施形態によれば、情報エレメント200は、IEEE802.11ac規格により定義されるVHT能力エレメントである。一実施形態によれば、図2Aは、情報エレメント200の様々なフィールドの長さの例を示す。他の実施形態において、情報エレメント200のフィールドは他の適切な長さを有する。さらに、他の実施形態において、情報エレメント200は、図2Aに示されたものとは他の適切なフィールドを含み、および/または、図2Aに示された1つまたは複数のフィールドを省略する。
一実施形態によれば、AP114(例えば、MACプロセッサ130)は、レガシープロトコルに準拠するPPDUの受信および送信に関するAP114の能力を他の無線通信デバイスに通知するように、他の無線通信デバイスに送信するための、ビーコンフレーム、プローブ応答フレーム、アソシエーション応答フレームなどのMAC管理フレームにおいて情報エレメント200を含む。同様に、一実施形態によれば、クライアント局154−1(例えば、MACプロセッサ170)は、レガシープロトコルに準拠するPPDUの受信および送信に関してクライアント局154−1の能力を他の無線通信デバイスに通知するように、他の無線通信デバイスに送信するための、アソシエーションリクエストフレーム、プローブリクエストフレーム、リアソシエーションリクエストフレームなどのMAC管理フレームにおいて情報エレメント200を含む。
一実施形態によれば、情報エレメント200は、情報エレメント200が能力情報に対応するレガシープロトコルにより定義された特定の情報エレメント(例えば、IEEE802.11ac規格により定義されたVHT能力エレメント)である旨を示す値に設定された、エレメント識別子(ID)フィールド204を含む。情報エレメント200は、また、情報エレメント200の長さに対応する値に設定された、長さフィールド208を含む。
また、情報エレメント200は、無線通信デバイスがどのチャネル周波数幅をサポート可能なのかなどの、無線通信デバイスの様々な能力に関する情報を含む、能力情報フィールド(例えば、IEEE802.11ac規格により定義されるVHT能力情報フィールドだが、以下に説明されるように差異がある)212を含む。いくつかの実施形態において、能力情報フィールド212は、また、例えば、i)無線通信デバイスがビームフォーミング可能であるかどうか、ii)無線通信デバイスが時空間ブロックエンコードおよびデコード可能かどうか、iii)無線通信デバイスが受信可能な集約MPDU(A−MPDU)の最大長、などのうち1つまたは複数などの、無線通信デバイスの様々な能力に関する他の情報を含む。
一実施形態において、能力情報フィールド212は、どのチャネル周波数帯域幅が無線通信デバイスによりサポートされるかを示す、被サポートチャネル幅設定サブフィールド(図示せず)を含む。例えば、0の値は、無線通信デバイスが、80MHzより上の帯域幅をサポートしていない(例えば、デバイスは帯域幅20MHz、40MHz、および80MHzをサポートする)旨を示す。1の値は、無線通信デバイスが、160MHzまでの連続帯域幅をサポートする(例えば、デバイスは帯域幅20MHz、40MHz、80MHz、および連続160MHzをサポートする)が、80+80MHzの分割周波数帯域幅をサポートしていない旨を示す。2の値は、無線通信デバイスが、160MHzまでの連続帯域幅をサポートし(例えば、デバイスは帯域幅20MHz、40MHz、80MHz、および連続160MHzをサポートする)、および80+80MHzの分割周波数帯域幅をサポートする旨を示す。3の値は予約される。別の実施形態において、被サポートチャネル幅設定サブフィールドは、他の適切なチャネル周波数帯域幅を示す。
一実施形態によれば、IEEE802.11ac規格により定義されるVHT能力情報フィールドとは異なり、能力情報フィールド212は、拡張NSS帯域幅(BW)サポートサブフィールド(図示せず)を含み、それは、IEEE802.11ac規格により定義されたVHT能力情報フィールドにおいて予約されたビットに対応する。被サポートチャネル幅設定サブフィールドおよび被サポートMCSおよび空間ストリームの数(NSS)フィールド(以下に説明される)と共に、拡張NSS BWサポートサブフィールドは、無線通信デバイスによりサポートされた帯域幅ごとの、チャネル周波数帯域幅と最大NSS値を示す。
情報エレメント200は、また、無線通信デバイスのMCSおよび空間ストリーム能力に関する情報を含む、被サポートMCSおよびNSSフィールド216を含む。図2Bは、一実施形態による、被サポートMCSおよびNSSフィールド216の例の図である。一実施形態によれば、図2Bは、被サポートMCSおよびNSSフィールド216の、様々なサブフィールドの長さの例を示す。他の実施形態において、被サポートMCSおよびNSSフィールド216のサブフィールドは、他の適切な長さを有する。さらに、他の実施形態において、被サポートMCSおよびNSSフィールド216は、図2Bに示されたものとは他の適切なサブフィールドを含み、および/または、図2Bに示された1つまたは複数のサブフィールドを省略する。
被サポートMCSおよびNSSフィールド216は、(例えば、IEEE802.11ac規格により定義されたRx VHT−MCSマップサブフィールドと同様の)受信(Rx)MCSマップサブフィールド230を含む。Rx MCSマップサブフィールド230は、(レガシープロトコルにより規定された空間ストリームの最大数までの)様々な空間ストリームの数に関して、無線通信デバイスが、(レガシープロトコルにより定義された複数のMCSの中の)どのMCSを受信可能であるかを示す情報を含む。同様に、被サポートMCSおよびNSSフィールド216は、(例えば、IEEE802.11ac規格により定義されたTx VHT−MCSマップサブフィールドと同様の)送信(Tx)MCSマップサブフィールド234を含む。Tx MCSマップサブフィールド234は、(レガシープロトコルにより規定された空間ストリームの最大数までの)様々な空間ストリームの数に関して、(レガシープロトコルにより定義された複数のMCSの中の)どのMCSを、無線通信デバイスが送信可能であるかを示す情報を含む。
一般的に、レガシープロトコルにより規定されたセットのMCSの中の異なるMCSは、異なる送信データレートに対応し、セットのMCSは、送信データレートに従って順序付けおよび添え字付けされ得、より高い添え字はより高いデータレートに対応する(例えば、添え字0(MCS0)は最も低いデータレートに対応し、添え字1(MCS1)は添え字0と比較してすぐ上のデータレートに対応し、添え字2(MCS2)は添え字1と比較してすぐ上のデータレートに対応する、など)。一実施形態において、MCS9はレガシープロトコルにより定義された最も高いデータレートのMCSである。IEEE802.11ac規格によりサポートされるMCSは、本明細書ではVHT−MCSと称される。
一実施形態によれば、被サポートMCSおよびNSSフィールド216は、また、拡張NSS BW可能サブフィールド238を含む。
図2Cは、一実施形態による、Rx MCSマップサブフィールド230の例の図である。図2Cは、一実施形態による、Rx MCSマップサブフィールド230の様々なサブフィールドの長さの例を示す。他の実施形態において、Rx MCSマップサブフィールド230のサブフィールドは、他の適切な長さを有する。さらに、他の実施形態において、Rx MCSマップサブフィールド230は、図2Cに示されたものとは他の適切なサブフィールドを含み、および/または、図2Cに示された1つまたは複数のサブフィールドを省略する。
一実施形態によれば、Rx MCSマップサブフィールド230は、空間ストリームのそれぞれの数に関してそれぞれの最大MCSを示す、それぞれのサブフィールド254を含む。例えば、サブフィールド254−1は、1つの空間ストリームが用いられているときに無線通信デバイスが受信可能な最大MCSを示すためのものであり、サブフィールド254−2は、2つの空間ストリームが用いられているときに無線通信デバイスが受信可能な最大MCSを示すためのものであり、サブフィールド254−3は、3つの空間ストリームが用いられているとき無線通信デバイスが受信可能な最大MCSを示すためのものである、などである。
IEEE802.11ac規格は、以下のようにサブフィールド254の値を定義する。0は、特定の空間ストリームの数に関するVHT−MCS0−7のためのサポートを示す。1は、特定の空間ストリームの数に関するVHT−MCS0−8のためのサポートを示す。2は、特定の空間ストリームの数に関するVHT−MCS0−9のためのサポートを示す。3は、特定の空間ストリームの数がサポートされていない旨を示す。
別の無線通信デバイスから図2Aの情報エレメント200を受信する無線通信デバイス(例えば、MACプロセッシングユニット130/170)は、図2CのRx MCSマップサブフィールド230に基づいて他の通信デバイスに送信するときに、特定のVHT−MCSのために用いられ得る、最大NSS(Max VHT NSS)を決定し得る。例えば、IEEE802.11ac規格により定義されたサブフィールド254の値によって、無線通信デバイス(例えば、MACプロセッシングユニット130/170)は、i)3の値を有する、および、ii)サブフィールド254の中で最も高いNSSに対応する、サブフィールド254としてVHT−MCS9のために用いられ得る、Max VHT NSSを決定し得る。一実施形態によれば、どのサブフィールド254も値3を含まない場合、次に、無線通信デバイス(例えば、MACプロセッシングユニット130/170)は、他の通信デバイスへ送信するときにVHT−MCS9が用いられ得ない旨を決定する。
一実施形態によれば、サブフィールド254は、nにより添え字付けされ得、ここでnは空間ストリームの数に対応する(例えば、nは集合{1、2、3、…、8}から選択される)。一実施形態によれば、特定のVHT−MCSに関するMax VHT NSSが、nに関してサブフィールド254−nがそのVHT−MCSのサポートを示す値(例えば、VHT−MCS0からVHT−MCS7に関しては0、1、または2、VHT−MCS8に関しては1または2、VHT−MCS9に関しては2)を有する、そのnに関する最大値として決定される。以下で論じるように、Max VHT NSSは、通信デバイスからのさらなる動作モード情報の受信に応答して、(上で論じるようにサブフィールド254に基づいて決定されるMax VHT NSSの値に関して)低減され得る。
いくつかの実施形態において、通信デバイスは、チャネル周波数帯域幅および/またはNSSに関する動作モードをアナウンスし得る。例えば、デバイスは、動作モード通知フレームなどのMAC動作フレームにおける動作モードフィールドを送信し得、動作モードフィールドは、通信デバイスが利用し得る最大チャネル周波数帯域幅、および/または、通信デバイスが利用し得る最大NSSを示す。例えば、通信デバイスは、最大チャネル周波数帯域幅および/または最大NSSを減少させ得、電力消費を減少させる。別の例として、通信デバイスが、送信されるデータの量が閾値を下回った旨を決定したとき、通信デバイスは、最大チャネル周波数帯域幅および/または最大NSSを減少させ得る。
図3は、一実施形態による、動作モード通知フレーム、または別の適切なフレームなどの、MAC動作フレームで送信される例示的動作モードフィールド300の図である。動作モードフィールド300は、IEEE802.11ac規格により定義される動作モードフィールドと同様である。
動作モードフィールド300は、チャネル幅フィールド304を含む。IEEE802.11ac規格は、以下のようにチャネル幅フィールド304の値を定義する。0は、20MHz幅チャネルに関するサポートを示す。1は、40MHz幅チャネルに関するサポートを示す。2は、80MHz幅チャネルに関するサポートを示す。3は、160MHz広帯域チャネル、および/または80+80MHzチャネルに関するサポートを示す。IEEE802.11ac規格に従えば、通信デバイスは、通信デバイスによりサポートされる最大チャネル周波数帯域幅を示すように、チャネル幅フィールド304を0、1、2または3に設定し得る。
動作モードフィールド300は、また、Rx NSSフィールド308を含む。一実施形態によれば、通信デバイスは、全てのVHT−MCSに関して、Rx NSSフィールド308を、1から、80MHz以下のチャネル帯域幅に関するMax VHT NSSの最高値を減算した値に設定する。以下に説明されるように、Rx NSSフィールド308は、情報エレメント200における他の情報(図2A〜図2C)と組み合わせて、全てのVHT−MCSに関して、80MHzより大きいチャネル帯域幅構成に関するMax VHT NSSの最高値を示す。
動作モードフィールド300は、また、さらに、160/80+80BWフィールド312およびNo LDPCフィールド316を含む。160/80+80BWフィールド312およびNo LDPCフィールド316は、IEEE802.11ac規格により定義された動作モードフィールドにおける、予約されたビットに対応する。一実施形態によれば、通信デバイスは、LDPCでエンコードされたPPDUを全く受信しないことを好むかどうかを、通信デバイスが示すように、No LDPCフィールド316を設定する。
一実施形態において、通信デバイスは、1つまたは複数のより狭いチャネル周波数帯域幅と比較して、1つまたは複数のより広いチャネル周波数帯域幅に関して、異なるNSSサポートをアナウンスし得る。例えば、一実施形態によれば、通信デバイスは、20MHz、40MHz、および80MHzチャネル周波数帯域幅と比較して、160MHzおよび80+80MHzチャネル周波数帯域幅に関しては、より小さいNSSサポートをアナウンスする。一実施形態において、以下に論じるように、情報エレメント200における他の情報(図2A〜図2C)と組み合わせて、通信デバイスは、Rx NSSフィールド308を用いて、80MHz以下のチャネル帯域幅に関するNSSサポートをアナウンスし、Rx NSSフィールド308フィールドの同じ値を用いて、80MHzより大きいチャネル帯域幅構成に関する異なるNSSサポートをアナウンスする。
図4は、一実施形態による、レガシープロトコルによる送信に関するNSSサポートを決定する例に対応する、テーブル400である。テーブル400は、図2Aの情報エレメント200および図3の動作モードフィールド300において受信された情報に基づいて、様々なチャネル周波数帯域幅構成に関するNSSサポートの決定を示す。
列404は、情報エレメント200(図2A)の能力情報フィールド212における被サポートチャネル幅設定サブフィールドの値に対応する。列408は、情報エレメント200(図2A)の能力情報フィールド212における拡張NSS BWサポートサブフィールドの値に対応する。列412は、動作モードフィールド300(図3)におけるチャネル幅サブフィールド304の値に対応する。列416は、動作モードフィールド300(図3)における160/80+80 BWサブフィールド312の値に対応する。
列420は、様々な帯域幅構成に関する被サポートNSSを決定するように、様々なチャネル周波数帯域幅構成に関してMax VHT NSS(Rx NSSサブフィールド308(図3)により示されるような)に乗算される、それぞれの係数に対応する。例えば、テーブル400の行7は、全ての列420において係数1を含み、これは、全ての帯域幅構成に関して同じMax VHT NSS(Rx NSSサブフィールド308(図3)により示されるような)に対応する。他方で、テーブル400の行1は、列420−1、420−2および420−3において係数1、列420−4および420−5において係数1/2を含み、これは、(Rx NSSサブフィールド308(図3)により示されるような)Max VHT NSSの半分のみが、160MHzおよび80+80MHz帯域幅構成に関してサポートされ、一方、Max VHT NSSの全体が、20MHz、40MHz、および80MHz帯域幅構成に関してサポートされることに対応する。
一実施形態において、特定のVHT−MCSに関するMax VHT NSSは、したがって、i)nに関して(フィールド230(図2A〜図2C)の)サブフィールド254−nが、そのVHT−MCS(例えば、VHT−MCS0からVHT−MCS7に関しては0、1、または2、VHT−MCS8に関しては1または2、VHT−MCS9に関しては2)に関するサポートを示す値を有する、そのnに関する最大値、および、ii)一実施形態によれば、Rx NSSサブフィールド308(図3)により示されて、テーブル400の列420からの対応する係数によりさらに修正された、最大NSS、のうちの最小値として決定される。
一実施形態において、NSSサポートは、係数(テーブル400から)によりMax VHT NSSを乗算した積以下の最も近い整数として決定される。
レガシープロトコルに準拠するPPDUに関連した図2Aの能力エレメント200の交換と同様に、無線通信デバイスが、それらと通信するであろう他の無線通信デバイスの能力を認識するように、無線通信デバイスは、第1通信プロトコルに関する能力情報を交換する。
例えば、図5Aは、一実施形態による、第1通信プロトコルに関する無線通信デバイスの、MCS、空間ストリーム、およびチャネル周波数帯域幅能力に関する情報を伝達する例示的情報エレメント500の図である。情報エレメント500は、本明細書ではHE能力エレメントと称する。図5Aは、一実施形態による、情報エレメント500の様々なフィールドの長さの例を示す。他の実施形態において、情報エレメント500のフィールドは他の適切な長さを有する。さらに、他の実施形態において、情報エレメント500は、図5Aに示されたものとは他の適切なフィールドを含み、および/または、図5Aに示されたフィールドの1つまたは複数を省略する。
一実施形態によれば、AP114(例えば、MACプロセッサ130)は、第1通信プロトコルに準拠するPPDUの受信および送信に関するAP114の能力を、他の無線通信デバイスに通知するように、他の無線通信デバイスに送信するための、ビーコンフレーム、プローブ応答フレーム、アソシエーション応答フレームなどのMAC管理フレームにおける情報エレメント500を含む。同様に、一実施形態によれば、クライアント局154−1(例えば、MACプロセッサ170)は、第1通信プロトコルに準拠するPPDUの受信および送信に関してクライアント局154−1の能力を他の無線通信デバイスに通知するように、他の無線通信デバイスに送信するための、アソシエーションリクエストフレーム、プローブリクエストフレーム、リアソシエーションリクエストフレームなどのMAC管理フレームにおける情報エレメント500を含む。
一実施形態によれば、情報エレメント500は、情報エレメント500が、能力情報(例えば、HE能力エレメント)に対応する第1通信プロトコルにより定義された特定の情報エレメントである旨を示す値に設定された、エレメントIDフィールド504を含む。情報エレメント500は、また、情報エレメント500の長さに対応する値に設定された、長さフィールド508を含む。
情報エレメント500は、また、無線通信デバイスがどのチャネル周波数幅をサポート可能であるかなどの、無線通信デバイスの様々な能力に関する情報を含むPHY能力情報フィールド512(HE PHY能力情報フィールド512)を含む。いくつかの実施形態において、また、HE PHY能力情報フィールド512は、i)無線通信デバイスがビームフォーミング可能であるかどうか、などのうち、1つまたは複数のものなどの、無線通信デバイスの様々なPHY関連能力に関する他の情報を含む。
一実施形態において、HE PHY能力情報フィールド512は、様々なチャネル周波数帯域幅構成のうちどれが無線通信デバイスによりサポートされるかを示す、被サポートチャネル幅設定サブフィールド(図示せず)を含む。
情報エレメント500は、また、無線通信デバイスのMCSおよび空間ストリーム能力に関する情報を含む、被サポートMCSおよびNSSフィールド(例えば、被サポートHE−MCSおよびNSS設定フィールド)516を含む。図5Bは、一実施形態による、被サポートHE−MCSおよびNSSフィールド516の例の図である。図5Bは、一実施形態による、被サポートHE−MCSおよびNSSフィールド516の様々なサブフィールドの長さの例を示す。他の実施形態において、被サポートHE−MCSおよびNSSフィールド516のサブフィールドは、他の適切な長さを有する。さらに、他の実施形態において、被サポートHE−MCSおよびNSSフィールド516は、図5Bに示されたものとは他の適切なサブフィールドを含み、および/または、図5Bに示されたサブフィールドの1つまたは複数を省略する。
被サポートHE−MCSおよびNSSフィールド516は、80MHz以下の周波数帯域幅に関するRx HE−MCSマップ(Rx HE−MCSマップ≦80MHz)サブフィールド530を含む。Rx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド530は、80MHz以下のチャネル周波数帯域幅において様々な空間ストリームの数(第1通信プロトコルにより定義された空間ストリームの最大数までの)に関して、無線通信デバイスが、(第1通信プロトコルにより規定された複数のMCSの中の)どのMCSを受信可能であるかを示す情報を含む。同様に、被サポートHE−MCSおよびNSSフィールド516は、80MHz以下の周波数帯域幅に関するTx HE−MCSマップ(Tx HE−MCSマップ≦80MHz)サブフィールド534を含む。Tx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド534は、80MHz以下のチャネル周波数帯域幅において様々な空間ストリームの数(第1通信プロトコルにより定義された空間ストリームの最大数までの)に関して、無線通信デバイスが、(第1通信プロトコルにより規定された複数のMCSの中の)どのMCSを送信可能であるかを示す情報を含む。
また、被サポートHE−MCSおよびNSSフィールド516は、160MHzに関するRx HE−MCSマップ(Rx HE−MCSマップ160MHz)サブフィールド538を含む。Rx HE−MCSマップ160MHz538は、160MHzチャネル周波数帯域幅において様々な空間ストリームの数(第1通信プロトコルにより定義された空間ストリームの最大数までの)に関して、無線通信デバイスが、(第1通信プロトコルにより規定された複数のMCSの中の)どのMCSを受信可能であるかを示す情報を含む。同様に、被サポートHE−MCSおよびNSSフィールド516は、160MHzに関するTx HE−MCSマップ(Tx HE−MCSマップ160MHz)サブフィールド542を含む。Tx HE−MCSマップ160MHzサブフィールド542は、160MHzチャネル周波数帯域幅において様々な空間ストリームの数(第1通信プロトコルにより定義された空間ストリームの最大数までの)に関して、無線通信デバイスが、(第1通信プロトコルにより規定された複数のMCSの中の)どのMCSを送信可能であるかを示す情報を含む。
また、被サポートHE−MCSおよびNSSフィールド516は、80+80MHzに関するRx HE−MCSマップ(Rx HE−MCSマップ80+80MHz)サブフィールド546を含む。Rx HE−MCSマップ80+80MHz546は、80+80MHzチャネル周波数帯域幅において様々な空間ストリームの数(第1通信プロトコルにより定義された空間ストリームの最大数までの)に関して、無線通信デバイスが、(第1通信プロトコルにより規定された複数のMCSの中の)どのMCSを受信可能であるかを示す情報を含む。同様に、被サポートHE−MCSおよびNSSフィールド516は、80+80MHzに関するTx HE−MCSマップ(Tx HE−MCSマップ80+80MHz)サブフィールド550を含む。Tx HE−MCSマップ80+80MHzサブフィールド550は、80+80MHzチャネル周波数帯域幅において様々な空間ストリームの数(第1通信プロトコルにより定義された空間ストリームの最大数までの)に関して、無線通信デバイスが、(第1通信プロトコルにより規定された複数のMCSの中の)どのMCSを送信可能であるかを示す情報を含む。
一般的に、第1通信プロトコルにより規定されたセットのMCSにおいて、異なるMCSは異なる送信データレートに対応し、セットのMCSは、送信データレートに従って順序付けおよび添え字付けされ得、より高い添え字はより高いデータレートに対応する(例えば、添え字0(MCS0)は最も低いデータレートに対応し、添え字1(MCS1)は添え字0と比較してすぐ上のデータレートに対応し、添え字2(MCS2)は添え字1と比較してすぐ上のデータレートに対応する、など)。一実施形態において、MCS11は、第1通信プロトコルにより定義される最も高いデータレートのMCSである。第1通信プロトコルによりサポートされるMCSは、本明細書ではHE−MCSと称される。一実施形態において、第1通信プロトコルは、レガシープロトコルより高い送信データレートに対応するMCSをサポートする。一実施形態において、例えば、レガシープロトコルは、HE MCS10およびHE MCS11に対応する送信データレートをサポートしていない。
図5Cは、一実施形態による、Rx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド530の例の図である。図5Cは、一実施形態による、Rx HE−MCSマップサブフィールド530の様々なサブフィールドの長さの例を示す。他の実施形態において、Rx HE−MCSマップサブフィールド530のサブフィールドは他の適切な長さを有する。さらに、他の実施形態において、Rx HE−MCSマップサブフィールド530は、図5Cに示されたものとは他の適切なサブフィールドを含み、および/または、図5Cに示されたサブフィールドの1つまたは複数を省略する。
一実施形態によれば、Rx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド530は、80MHz以下の帯域幅構成に関する空間ストリームのそれぞれの数に関してそれぞれの最大MCSを示す、それぞれのサブフィールド554を含む。例えば、サブフィールド554−1は、1つの空間ストリームが80MHz以下の帯域幅構成に関して用いられているとき、無線通信デバイスが受信可能である最大MCSを示す。サブフィールド554−2は、2つの空間ストリームが80MHz以下の帯域幅構成に関して用いられているとき、無線通信デバイスが受信可能である最大MCSを示す。サブフィールド554−3は、3つの空間ストリームが80MHz以下の帯域幅構成に関して用いられているとき、無線通信デバイスが受信可能である最大MCSを示す、などである。
一実施形態において、サブフィールド554の値は以下のようになる。0は、特定の空間ストリームの数に関するHE−MCS0−7のためのサポートを示す。1は、特定の空間ストリームの数に関するHE−MCS0−9のためのサポートを示す。2は、特定の空間ストリームの数に関するHE−MCS0−11のためのサポートを示す。3は、特定の空間ストリームの数がサポートされていない旨を示す。
別の無線通信デバイスから図5Aの情報エレメント500を受信する無線通信デバイス(例えば、MACプロセッシングユニット130/170)は、図5CのRx HE−MCSマップサブフィールド530に基づいて80MHz以下の帯域幅構成を用いて他の通信デバイスに送信するときに、特定のHE−MCSのために用いられ得る、最大NSS(Max HE NSS)を決定し得る。例えば、上で説明されたサブフィールド554の値の例によって、無線通信デバイス(例えば、MACプロセッシングユニット130/170)は、i)3の値を有する、および、ii)サブフィールド554の中で最も高いNSSに対応する、サブフィールド554としてHE−MCS11のために用いられ得る、80MHz以下の帯域幅構成に関するMax HE NSSを決定し得る。一実施形態によれば、どのサブフィールド554も値3を含まない場合、次に、無線通信デバイス(例えば、MACプロセッシングユニット130/170)は、80MHz以下の帯域幅構成に関して他の通信デバイスへ送信するときにHE−MCS11が用いられ得ない旨を決定する。
一実施形態によれば、サブフィールド554は、nにより添え字付けされ得、ここでnは空間ストリームの数に対応する(例えば、nは集合{1、2、3、…、8}から選択される)。一実施形態によれば、特定のHE−MCSに関するMax HE NSSが、nに関してサブフィールド554−nがそのHE−MCSのサポートを示す値(例えば、HE−MCS0からHE−MCS7に関しては0、1、または2、HE−MCS8およびHE−MCS9に関しては1または2、HE−MCS10およびHE−MCS11に関しては2)を有する、そのnに関する最大値として決定される。以下で論じるように、Max HE NSSは、通信デバイスからのさらなる動作モード情報の受信に応答して、(上で論じるようにサブフィールド554に基づいて決定されるMax HE NSSの値に関して)低減され得る。
一実施形態において、Rx HE−MCSマップ160MHzサブフィールド538は、図5Cのサブフィールド530と同じ、または同様のフォーマットを有する。一実施形態において、Rx HE−MCSマップ80+80MHzサブフィールド546は、図5Cのサブフィールド530と同じ、または同様のフォーマットを有する。したがって、Rx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド530、Rx HE−MCSマップ160MHzサブフィールド538、およびRx HE−MCSマップ80+80MHzサブフィールド546を用いて、通信デバイスは、異なる帯域幅構成において異なるNSSに関して異なるサポートを報告し得る。特定の帯域幅構成に関するMax HE NSSは、本明細書では、「BWにおけるMax HE NSS」と称される。
様々な実施形態において、第1通信プロトコルは、以下のルールのうち1つ、または2つ以上の任意の適切な組み合わせを必要とする。i)通信デバイスは、Rx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド530(図5B、5C)に関するMax HE NSSが、Rx VHT−MCSマップサブフィールド530(図2B、2C)に関するMax VHT NSSと同じ値を有するものとする。ii)通信デバイスが160MHzチャネル周波数帯域幅をサポートする場合、Rx VHT−MCSマップサブフィールド530(図2B、2C)により定義される160MHzに関するMax VHT NSS、および、VHT能力エレメント200(図2A)における拡張NSS BWサポートサブフィールドは、Rx HE−MCSマップ160MHzサブフィールド538(図5B)により定義されたMAX HE NSSより大きくないものとする。iii)通信デバイスが80+80MHzチャネル周波数帯域幅構成をサポートする場合、Rx VHT−MCSマップサブフィールド530(図2B、2C)およびVHT能力エレメント200(図2A)における拡張NSS BWサポートサブフィールドにより定義される80+80MHzに関するMax VHT NSSは、Rx HE−MCSマップ80+80MHzサブフィールド546(図5B)により定義されるMAX HE NSSより大きくないものとする。iv)VHT能力エレメント200(図2A)およびHE能力エレメント500(図5A)における全てのNSSに関して、最上位に添え字付けされたHE MCSが添え字9以上である場合、最上位に添え字付けされたVHT MCSは添え字9であり、最上位に添え字付けされたHE MCSが9より小さい添え字である場合、最上位に添え字付けされたVHT MCSは最上位に添え字付けされたHE MCSと同じである。v)通信デバイスは、VHT能力エレメント200(図2A)を、被サポートチャネル幅設定サブフィールドが3に等しい状態では、または、被サポートチャネル幅設定サブフィールドが2に等しく、かつ拡張NSS BWサポートサブフィールドが3に等しい状態では、送信しないものとする。vi)通信デバイスが80+80MHzチャネル周波数帯域幅をサポートする場合、HE MCSに関するRx HE−MCS160MHzマップサブフィールド538(図5B)により定義される160MHzに関するMax HE NSSは、HE MCSに関するRx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド538(図5B)により定義されるMAX HE NSSより大きくないものとする。および/または、vii)通信デバイスが80+80MHzチャネル周波数帯域幅をサポートする場合、HE MCSに関するRx HE−MCS80+80MHzマップサブフィールド546(図5B)により定義される、80+80MHzに関するMAX HE NSSは、HE MCSに関するRx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド546(図5B)により定義されるMAX HE NSSより大きくないものとする。上記のルールvは、許可されない構成であるテーブル400(図4)の行6および行8に対応する。
一実施形態において、通信デバイスは、i)第1通信プロトコルに準拠するPPDUの受信に対応する動作モードパラメータ、および、ii)単一のMACフレームを用いて、レガシープロトコルに準拠するPPDUの受信に対応する動作モードパラメータ、の両方を示し得る。一実施形態によれば、例えば、以下により詳細に説明されるように、通信デバイスは、i)第1通信プロトコルに準拠するPPDUの受信に対応する最大NSS、および、ii)動作モードフィールド300を用いて、レガシープロトコルに準拠するPPDUの受信に対応する最大NSS、の両方を示し得る。
一実施形態において、第1通信デバイスが第2通信デバイスから、(例えば、動作モード通知フレーム、または別の適切なMACフレームなどのMAC動作フレームで)動作モードフィールド300を受信すると、第1通信デバイスは、第2通信デバイスに関するMax VHT NSSパラメータを、動作モードフィールド300におけるRx NSSサブフィールド308に対応する値に再設定する。一実施形態によれば、さらに、第1通信デバイスは、チャネル幅サブフィールド304の値および160/80+80 BWサブフィールド312の値を用いて、例示的なテーブル400(図4)に従って、1つまたは複数の帯域幅構成におけるレガシープロトコル通信に関する第2通信デバイスのNSSサポートを決定する。例えば、チャネル幅サブフィールド304の値および160/80+80 BWサブフィールド312の値は、例示的なテーブル400(図4)に従って、レガシープロトコルに関する160MHzおよび80+80MHz帯域幅構成における1つまたは複数の異なるNSSに関するサポートを示す。
さらに、第1通信デバイスは、以下に従って、1つまたは複数の帯域幅構成における第1通信プロトコル通信に関する第2通信デバイスのNSSサポートを決定する。Floor(サブフィールド308からのRx NSS*(BWにおけるMax NSS/80MHzにおけるMax NSS)) 式1ここで、BWにおけるMax NSSは、チャネル幅サブフィールド304およびサブフィールド312により示される帯域幅構成に関するMax HE NSSであり、80MHzにおけるMax NSSは、Rx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド530(図5A〜図5C)により示されるような、80MHz以下の帯域幅に関するMax NSSである。用語、BWにおけるMax NSS/80MHzにおけるMax NSSは、サブフィールド308からのRx NSSに乗算される係数である。別の実施形態において、第1通信デバイスは、方程式1に従う特定のMCSに関する第2通信デバイスのNSSサポートを決定する。例えば、BWにおけるMax NSSは、特定のチャネル周波数帯域幅に関する(第2通信デバイスにより送信される)HE能力エレメント500(図5A)によりアナウンスされた特定のMCSにおけるMax HE NSSであり、80MHzにおけるMax NSSは、(第2通信デバイスにより送信される)HE能力エレメント500によりアナウンスされた特定のMCSに関する、<=80MHzにおけるMax NSSである。
したがって、一実施形態によれば、シングル動作モードフィールド300は、i)レガシープロトコルに従って送信されたPPDUに関する通信デバイスに関するNSSサポート構成を更新するために、および、ii)第1通信プロトコルに従って送信されたPPDUに関する通信デバイスに関するNSSサポート構成を更新するために、の両方で用いられる。
図6は、一実施形態による、MACデータフレーム、MAC管理フレームなどの任意の適切なMACフレームの、MACヘッダで送信される、動作モード制御フィールド600の例の図である。
また、動作モード制御フィールド600は、Rx NSSサブフィールド604を含む。一実施形態において、通信デバイスは、Rx NSSサブフィールド604フィールドを、1から、全てのHE−MCSに関するMax HE NSSの最高値を減算したものに設定する。一実施形態において、Rx NSSサブフィールド604の値は、80MHz以下の帯域幅に関する被サポートNSSを示す。Rx NSSサブフィールド604の値を用いて、160MHzおよび80+80MHzの帯域幅に関して被サポートNSSを決定することが、以下に説明される。
また、動作モード制御フィールド600は、チャネル幅サブフィールド608を含む。一実施形態において、チャネル幅サブフィールド608の値は、以下のように定義される。0は、20MHz幅チャネルに関するサポートを示す。1は、40MHz幅チャネルに関するサポートを示す。2は、80MHz幅チャネルに関するサポートを示す。3は、160MHz広帯域チャネル、および/または、80+80MHzチャネルに関するサポートを示す。一実施形態において、通信デバイスによりサポートされる最大チャネル周波数帯域幅を示すように、通信デバイスは、チャネル幅サブフィールド608を0、1、2または3に設定し得る。
また、動作モード制御フィールド600は、送信時空間ストリーム(Tx NSTS)サブフィールド612の数を含む。一実施形態において、通信デバイスは、1から、全てのHE−MCSの中で送信に関して通信デバイスがサポートする最大のNSTSの最高値を減算した値を、Tx NSTSサブフィールド612フィールドに設定する。一実施形態において、Tx NSTSサブフィールド612の値は、80MHz以下の帯域幅に関する被サポートTx NSTSを示す。Tx NSTSサブフィールド612の値を用いて、160MHzおよび80+80MHzの帯域幅に関する被サポートNSTSを決定することが、以下に説明される。
一実施形態において、通信デバイスは、i)第1通信プロトコルに準拠するPPDUの受信に対応する動作モードパラメータ、および、ii)動作モード制御フィールド600を含む単一のMACフレームを用いた、レガシープロトコルに準拠するPPDUの受信に対応する動作モードパラメータ、の両方を示し得る。
一実施形態において、第1通信デバイスが第2通信デバイスから、(例えば、MACデータフレーム、MAC管理フレーム、または別の適切なMACフレームで)動作モード制御フィールド600を受信すると、第1通信デバイスは、第2通信デバイスに関するMax VHT NSSパラメータを、動作モード制御フィールド600におけるRx NSSサブフィールド604に対応する値に再設定する。一実施形態によれば、さらに、第1通信デバイスは、チャネル幅サブフィールド608の値を用いて、図7に図示された例示的なテーブル700に従って、1つまたは複数の帯域幅構成におけるレガシープロトコル通信に関する第2通信デバイスのNSSサポートを決定する。
図7は、一実施形態による、レガシープロトコルによる送信に関するNSSサポートを決定する例に対応する、テーブル700である。テーブル700は、図2Aの情報エレメント200および図6の動作モード制御フィールド600において受信される情報に基づく、様々なチャネル周波数帯域幅構成に関するNSSサポートの決定を示す。
列704は、情報エレメント200(図2A)の能力情報フィールド212における、被サポートチャネル幅設定サブフィールドの値に対応する。列708は、情報エレメント200(図2A)の能力情報フィールド212における、拡張NSS BWサポートサブフィールドの値に対応する。列712は、動作モード制御フィールド600(図6)のチャネル幅サブフィールド608の値に対応する。
列720は、様々な帯域幅構成に関する被サポートNSSを決定するように、様々なチャネル周波数帯域幅構成に関してMax VHT NSS(Rx NSSサブフィールド604(図6)により示されるような)に乗算される、それぞれの係数に対応する。例えば、テーブル700の行11は、全ての列720において係数1を含み、これは、全ての帯域幅構成に関して同じMax VHT NSS(Rx NSSサブフィールド604(図6)により示されるような)に対応する。他方、テーブル700の行5は、列720−1、720−2および720−3において係数1、列720−4および720−5において係数1/2を含み、これは、(Rx NSSサブフィールド604(図6)により示されるような)Max VHT NSSの半分のみが、160MHzおよび80+80MHz帯域幅構成に関してサポートされ、一方、Max VHT NSSの全体が、20MHz、40MHz、および80MHz帯域幅構成に関してサポートされることに対応する。
したがって、チャネル幅サブフィールド608(図6)の値、情報エレメント200(図2A)の能力情報フィールド212における被サポートチャネル幅設定サブフィールドの値、および、情報エレメント200(図2A)の能力情報フィールド212における拡張NSS BWサポートサブフィールドの値は、例示的なテーブル700(図7)に従って、レガシープロトコルに関する160MHzおよび80+80MHz帯域幅構成における、1つまたは複数の異なるNSSに関するサポートを示す。
さらに、第1通信デバイスは、以下に従って、1つまたは複数の帯域幅構成における第1通信プロトコル通信に関する第2通信デバイスのNSSサポートを決定する。Floor(サブフィールド604からのRx NSS*(BWにおけるMax NSS/80MHzにおけるMax NSS) 式2ここで、BWにおけるMax NSSは、チャネル幅サブフィールド608により示される帯域幅構成に関する、(第2通信デバイスにより送信された)HE能力エレメント500によりアナウンスされるMax HE NSSであり、80MHzにおけるMax NSSは、Rx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド530(図5A〜図5C)により示されるような、80MHz以下の帯域幅に関するMax NSSである。用語、BWにおけるMax NSS/80MHzにおけるMax NSSは、サブフィールド604からのRx NSSに乗算される係数である。別の実施形態において、第1通信デバイスは、方程式2に従う特定のMCSに関する第2通信デバイスのNSSサポートを決定する。例えば、BWにおけるMax NSSは、特定のチャネル周波数帯域幅に関する(第2通信デバイスにより送信される)HE能力エレメント500(図5A)によりアナウンスされた特定のMCSにおけるMax HE NSSであり、80MHzにおけるMax NSSは、(第2通信デバイスにより送信される)HE能力エレメント500によりアナウンスされた特定のMCSに関する、<=80MHzにおけるMax NSSである。
したがって、一実施形態によれば、シングル動作制御モードフィールド600は、i)レガシープロトコルに従って送信されたPPDUに関する通信デバイスに関するNSSサポート構成を更新するために、および、ii)第1通信プロトコルに従って送信されたPPDUに関する通信デバイスに関するNSSサポート構成を更新するために、の両方で用いられる。
いくつかの実施形態において、上で説明されたものと同様の技術が、第2通信デバイスによる送信に関する第2通信デバイスのTx NSTSサポートを決定するように、第1通信デバイスにより用いられる。第1通信デバイスがトリガフレームを送信することにより第2通信デバイスからの送信を促す、トリガベースの送信に関して、いくつかの実施形態によれば、これは、第2通信デバイスによる送信に関する第2通信デバイスのNSSサポートを第1通信デバイスが知るために有用であり得る。一実施形態によれば、例えば、第1通信デバイスにより送信されたトリガフレームは、トリガベースのPPDUを送信するときに第2通信デバイスが用いるべきNSTSを定め得る。
一実施形態によれば、第1通信デバイスは、以下に従って、1つまたは複数の帯域幅構成における第2通信デバイスによる第1通信プロトコル送信に関する第2通信デバイスのNSTSサポートを決定する。Floor(サブフィールド612からのTx NSTS*(BWにおけるMax Tx NSS/80MHzにおけるMax Tx NSS)) 式3ここで、BWにおけるMax Tx NSSは、チャネル幅サブフィールド608により示される帯域幅構成に関する、(第2通信デバイスにより送信された)HE能力エレメント500によりアナウンスされるMax HE Tx NSSであり、80MHzにおけるMax Tx NSSは、Tx HE−MCSマップ≦80MHzサブフィールド534(図5A〜図5C)により示されるような、80MHz以下の帯域幅に関するMax Tx NSSである。用語、BWにおけるMax Tx NSS/80MHzにおけるMax Tx NSSは、サブフィールド612からのTx NSTSに乗算される係数である。別の実施形態において、第1通信デバイスは、方程式3に従う特定のMCSに関する第2通信デバイスのTx NSTSサポートを決定する。例えば、BWにおけるMax Tx NSTSは、特定のチャネル周波数帯域幅に関する(第2通信デバイスにより送信される)HE能力エレメント500(図5A)によりアナウンスされた特定のMCSにおけるMax HE NSTSであり、80MHzにおけるMax Tx NSSは、(第2通信デバイスにより送信される)HE能力エレメント500によりアナウンスされた特定のMCSに関する、<=80MHzにおけるMax Tx NSSである。
図8は、一実施形態による、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの数に関する動作モードを、第1通信デバイスが第2通信デバイスに通知する、例示的な方法800のフロー図である。いくつかの実施形態において、図1のネットワークインタフェースデバイス122は、方法800を実装するように構成される。他の実施形態において、図1のネットワークインタフェースデバイス162は、方法800を実装するように構成される。説明しやすくするために、方法800は、ネットワークインタフェースデバイス162が方法800を実装する文脈で説明される。しかしながら、他の実施形態において、方法800はネットワークインタフェースデバイス122または別の適切な通信デバイスにより実装される。
ブロック804において、第1通信デバイス(例えば、ネットワークインタフェースデバイス162)は、i)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスの能力を含む、第1情報エレメントを生成する。一実施形態において、第1情報エレメントは、図5A〜図5Cに関連して論じられる情報エレメント500である。別の実施形態において、第1情報エレメントは、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信することに関する第1通信デバイスの能力を示す複数のフィールドを含む別の適切な情報エレメントであり、それは、1つまたは複数のチャネル周波数配置における第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの1つまたは複数の数を示す1つまたは複数のサブフィールドを含む。
ブロック808において、第1通信デバイス(例えば、ネットワークインタフェースデバイス162)は、i)レガシープロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)レガシープロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスの能力を含む、第2情報エレメントを生成する。一実施形態において、第2情報エレメントは、図2A〜図2Cに関連して論じられる情報エレメント200である。別の実施形態において、第2情報エレメントは、i)レガシープロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)レガシープロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスの能力を示す1つまたは複数のフィールドを含む、別の適切な情報エレメントであり、それは、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの数を示す1つまたは複数のサブフィールドを含む。
ブロック812において、第1通信デバイス(例えば、ネットワークインタフェースデバイス162)は、i)ブロック804において生成された第1情報エレメント、および、ii)ブロック808において生成された第2情報エレメントを、第2通信デバイス(例えば、AP114)に送信する。一実施形態において、i)ブロック804において生成された第1情報エレメント、および、ii)ブロック808において生成された第2情報エレメントは、単一のPPDUで送信される。一実施形態において、i)ブロック804において生成された第1情報エレメント、および、ii)ブロック808において生成された第2情報エレメントは、単一のPPDU内のアソシエーションリクエストフレームで送信される。ブロック804、808および812がAP114のネットワークインタフェースデバイス122により実行される、いくつかの実施形態において、i)ブロック804において生成される第1情報エレメント、および、ii)ブロック808において生成される第2情報エレメントは、単一のPPDU内のビーコンフレームまたはアソシエーションレスポンスフレームで送信される。
ブロック816において、第1通信デバイス(例えば、ネットワークインタフェースデバイス162)は、フィールドを含むMACデータユニットを生成し、フィールドは、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの数に対応する数を有するサブフィールドを含み、サブフィールド内の数は、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、およびiii)MACデータユニットにおけるフィールドのうち1つまたは複数からの情報と共に、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、レガシープロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、レガシープロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを示す。
一実施形態において、サブフィールド内の数は、i)a)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第3最大数と、ii)a)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、レガシープロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、レガシープロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第4最大数とに対応する。一実施形態において、空間ストリームの第1最大数は、空間ストリームの第3最大数に第1係数を乗算したものに対応し、空間ストリームの第2最大数は、空間ストリームの第4最大数に第2係数を乗算したものに対応する。一実施形態において、第1係数は第1情報エレメント内の能力情報に対応し、第2係数は第2情報エレメント内の能力情報に対応する。
一実施形態において、第1係数は、式1(例えば、第1係数が、BWにおけるMax NSS/80MHzにおけるMax NSS)に従って決定され、第2係数は、i)情報エレメント200(図2A)における被サポートチャネル幅設定サブフィールドと、ii)情報エレメント200(図2A)における拡張NSS BWサポートサブフィールドとを用いて、テーブル400(図4)に従って決定される。一実施形態において、第1係数は、式2(例えば、第1係数が、BWにおけるMax NSS/80MHzにおけるMax NSS)に従って決定され、第2係数は、i)情報エレメント200(図2A)における被サポートチャネル幅設定サブフィールドと、ii)情報エレメント200(図2A)における拡張NSS BWサポートサブフィールドとを用いて、テーブル700(図7)に従って決定される。
一実施形態において、ブロック816において生成されたMACデータユニットのフィールドは、図3のフィールド300である。一実施形態において、ブロック816において生成されたMACデータユニットのフィールドは、図6のフィールド600である。
一実施形態において、MACデータユニットは、動作モードの表示に関連づけられたMAC動作フレームである。一実施形態において、MACデータユニットはMACデータフレームであり、ブロック816のフィールドはMACデータフレームのMACヘッダに含まれる。一実施形態において、MACデータユニットはMAC管理フレームであり、ブロック816のフィールドはMAC管理フレームのMACヘッダに含まれる。通信デバイスが、その動作モードを変更したとき、通信デバイスが、新しい通信デバイスと通信を始めたときなど、通信デバイスが、通信デバイスの動作モードを他の通信デバイスに通知することを欲するとき、そのようなMACフレームが利用され得る。
ブロック820において、第1通信デバイス(例えば、ネットワークインタフェースデバイス162)は、第2通信デバイス(例えば、AP114)に、ブロック816において生成されたMACデータユニットを送信して、少なくとも第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの数に関する動作モードを、第2通信デバイスに通知する。一実施形態において、MACデータユニットは単一PHYデータユニットで送信され、方法800は、ブロック816で生成されたMACデータユニットを含むように単一PHYデータユニットを生成することを含む。
図9は、一実施形態による、第2通信デバイスに送信するときに用いる空間ストリームの数を第1通信デバイスが決定する、例示的な方法900のフロー図である。いくつかの実施形態において、図1のネットワークインタフェースデバイス122は、方法900を実装するように構成される。他の実施形態において、図1のネットワークインタフェースデバイス162は、方法900を実装するように構成される。説明しやすくするために、方法900は、ネットワークインタフェースデバイス122が方法900を実装する文脈で説明される。しかしながら、他の実施形態において、方法900はネットワークインタフェースデバイス162または別の適切な通信デバイスにより実装される。
ブロック904において、第1通信デバイス(例えば、ネットワークインタフェースデバイス122)は、i)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第2通信デバイスの能力を含む第1情報エレメントを受信する。一実施形態において、第1情報エレメントは、図5A〜図5Cに関連して論じられる情報エレメント500である。別の実施形態において、第1情報エレメントは、i)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第2通信デバイスの能力を示す複数のフィールドを含む、別の適切な情報エレメントであり、それは、1つまたは複数のチャネル周波数配置における第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの1つまたは複数の数を示す1つまたは複数のサブフィールドを含む。
ブロック908において、第1通信デバイス(例えば、ネットワークインタフェースデバイス122)は、i)レガシープロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)レガシープロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第2通信デバイスの能力を含む、第2情報エレメントを受信する。一実施形態において、第2情報エレメントは、図2A〜図2Cに関連して論じられる情報エレメント200である。別の実施形態において、第2情報エレメントは、i)レガシープロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)レガシープロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第2通信デバイスの能力を示す1つまたは複数のフィールドを含む、別の適切な情報エレメントであり、それは、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの数を示す1つまたは複数のサブフィールドを含む。
一実施形態において、第1情報エレメント(ブロック904)、および第2情報エレメント(ブロック908)は、単一のPPDUで受信される。一実施形態において、第1情報エレメント(ブロック904)、および、第2情報エレメント(ブロック908)は、単一のPPDU内のアソシエーションリクエストフレームで受信される。ブロック904および908がクライアント局154−1のネットワークインタフェースデバイス162により実行される、いくつかの実施形態において、第1情報エレメント(ブロック904)および第2情報エレメント(ブロック908)は、単一のPPDU内のビーコンフレームまたはアソシエーションレスポンスフレームで受信される。
ブロック912において、第1通信デバイス(例えば、ネットワークインタフェースデバイス122)は、フィールドを含むMACデータユニットを受信し、フィールドは、第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの数に対応する数を有するサブフィールドを含む。一実施形態において、MACデータユニットは、動作モードを示すことに関連づけられたMAC動作フレームである。一実施形態において、MACデータユニットはMACデータフレームであり、フィールドはMACデータフレームのMACヘッダに含まれる。一実施形態において、MACデータユニットはMAC管理フレームであり、フィールドはMAC管理フレームのMACヘッダに含まれる。一実施形態において、ブロック912において受信されたMACデータユニットは、PHYデータユニットにおいて受信される。
ブロック916において、第1通信デバイス(例えば、ネットワークインタフェースデバイス122)は、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、および、iii)MACデータユニットにおけるフィールド、のうち1つまたは複数からの情報と共に、サブフィールド内の数を用いて、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、レガシープロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、レガシープロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数と、を決定する。
一実施形態において、サブフィールド内の数は、i)a)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第3最大数と、ii)a)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、レガシープロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、レガシープロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第4最大数と、に対応する。一実施形態において、空間ストリームの第1最大数を決定することは、第1係数を空間ストリームの第3最大数に乗算することを含み、空間ストリームの第2最大数を決定することは、第2係数を空間ストリームの第4最大数に乗算することを含む。一実施形態において、ブロック916は、i)第1情報エレメントにおいて能力情報を用いて第1係数を決定すること、および、ii)第2情報エレメントにおいて能力情報を用いて第2係数を決定することを含む。
一実施形態において、第1係数は、方程式1(例えば、第1係数が、BWにおけるMax NSS/80MHzにおけるMax NSS)に従って決定され、第2係数は、i)情報エレメント200(図2A)における被サポートチャネル幅設定サブフィールドと、ii)情報エレメント200(図2A)における拡張NSS BWサポートサブフィールドとを用いて、テーブル400(図4)に従って決定される。一実施形態において、第1係数は、方程式2(例えば、第1係数が、BWにおけるMax NSS/80MHzにおけるMax NSS)に従って決定され、第2係数は、i)情報エレメント200(図2A)における被サポートチャネル幅設定サブフィールドと、ii)情報エレメント200(図2A)における拡張NSS BWサポートサブフィールドとを用いて、テーブル700(図7)に従って決定される。
一実施形態において、ブロック912において受信されたMACデータユニットのフィールドは、図3のフィールド300である。一実施形態において、ブロック912において受信されたMACデータユニットのフィールドは、図6のフィールド600である。
一実施形態において、MACデータユニットは、動作モードの表示に関連づけられたMAC動作フレームである。一実施形態において、MACデータユニットはMACデータフレームであり、フィールドはMACデータフレームのMACヘッダに含まれる。一実施形態において、MACデータユニットはMAC管理フレームであり、フィールドはMAC管理フレームのMACヘッダに含まれる。
ブロック920において、第1通信デバイス(例えば、ネットワークインタフェースデバイス122)は、i)決定された空間ストリームの第1最大数、および、ii)決定された空間ストリームの第2最大数、のうち少なくとも一方を用いて、a)1つまたは複数のPPDUを第2通信デバイスに送信するときに用いる空間ストリームの数、および、b)第1通信デバイスに送信するときに用いるように第2通信デバイスに命令する空間ストリームの数、のうち少なくとも一方を決定する。 実施形態1:方法は、第1通信デバイスにおいて、i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを生成する段階と、第1通信デバイスにおいて、i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、ii)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを生成する段階と、i)a)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信することのうち少なくとも一方と、ii)a)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信することのうち少なくとも一方と、に関する第1通信デバイスの能力を第2通信デバイスに通知するように、第1通信デバイスにより、第1情報エレメントおよび第2情報エレメントを第2通信デバイスに送信する段階と、第1通信デバイスにおいて、第1通信デバイスの動作モードに関する情報を有するフィールドを含むメディアアクセス制御プロトコル(MAC)データユニットを生成する段階であって、フィールドは、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含み、サブフィールド内の数は、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、iii)MACデータユニットにおけるフィールドのうち1つまたは複数からの情報と共に、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを示す、段階と、第1通信デバイスにより、第1通信デバイスの動作モードを第2通信デバイスに通知するように、第2通信デバイスにMACデータユニットを送信する段階と、を含む。実施形態2:サブフィールド内の数は、i)a)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第3最大数と、ii)a)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第4最大数とに対応し、空間ストリームの第1最大数は、空間ストリームの第3最大数に第1係数を乗算したものに対応し、空間ストリームの第2最大数は、空間ストリームの第4最大数に第2係数を乗算したものに対応する、実施形態1に記載の方法。実施形態3:第1係数は第1情報エレメント内の能力情報に対応し、第2係数は第2情報エレメント内の能力情報に対応する、実施形態2に記載の方法。実施形態4:MACデータユニットを生成することは、MACデータユニットのMACヘッダにフィールドを含むように、MACデータユニットを生成することを含む、実施形態1−3のいずれかに記載の方法。実施形態5:MACデータユニットは、MACデータフレームまたはMAC管理フレームである、実施形態4に記載の方法。実施形態6:第1通信デバイスと関連づけられたネットワークインタフェースデバイスを備える、装置。ネットワークインタフェースデバイスは、1つまたは複数の集積回路(IC)デバイスと、1つまたは複数のICデバイス上に実装された、メディアアクセス制御プロトコル(MAC)プロセッサとを含む。MACプロセッサは、i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを生成することと、i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを生成することと、を行うように構成される。1つまたは複数のICデバイスは、i)a)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信することのうち少なくとも一方と、ii)a)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信することのうち少なくとも一方と、に関する第1通信デバイスの能力を第2通信デバイスに通知するように、第2通信デバイスに第1情報エレメントおよび第2情報エレメントを送信するように構成される。MACプロセッサは、さらに、第1通信デバイスの動作モードに関する情報を有するフィールドを含むMACデータユニットを生成するように構成され、フィールドは、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含み、サブフィールド内の数は、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、iii)MACデータユニットにおけるフィールドのうち1つまたは複数からの情報と共に、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを示す。1つまたは複数のICデバイスは、さらに、第1通信デバイスの動作モードを第2通信デバイスに通知するように、MACデータユニットを第2通信デバイスに送信するように構成される。実施形態7:サブフィールド内の数は、i)a)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第3最大数と、ii)a)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第4最大数とに対応し、空間ストリームの第1最大数は、空間ストリームの第3最大数に第1係数を乗算したものに対応し、空間ストリームの第2最大数は、空間ストリームの第4最大数に第2係数を乗算したものに対応する、実施形態6に記載の装置。実施形態8:第1係数は第1情報エレメント内の能力情報に対応し、第2係数は第2情報エレメント内の能力情報に対応する、実施形態7に記載の装置。実施形態9:MACプロセッサは、MACデータユニットのMACヘッダにフィールドを含むように、MACデータユニットを生成するように構成される、実施形態6−8のいずれかに記載の装置。実施形態10:MACデータユニットは、MACデータフレームまたはMAC管理フレームである、実施形態9に記載の装置。実施形態11:方法は、第1通信デバイスにおいて、i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを受信する段階と、第1通信デバイスにおいて、i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを受信する段階と、第1通信デバイスにおいて、第2通信デバイスからメディアアクセス制御プロトコル(MAC)データユニットを受信する段階であって、MACデータユニットは第2通信デバイスの動作モードの指標に対応するフィールドを含み、フィールドは第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含む、段階と、第1通信デバイスにおいて、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、および、iii)MACデータユニットにおけるフィールドのうち1つまたは複数からの情報と共に、サブフィールド内の数を用いて決定する段階と、a)第2通信デバイスに送信するときに用いる空間ストリームの数、および、b)第1通信デバイスに送信するときに用いるように第2通信デバイスに命令する空間ストリームの数、のうち少なくとも一方を決定するように、第1通信デバイスにおいて、i)決定された空間ストリームの第1最大数、および、ii)決定された空間ストリームの第2最大数、のうち少なくとも一方を用いる段階と、を含む。実施形態12
:サブフィールド内の数は、i)a)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第3最大数と、ii)a)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第4最大数とに対応し、空間ストリームの第1最大数を決定することは、空間ストリームの第3最大数に第1係数を乗算することを含み、空間ストリームの第2最大数を決定することは、空間ストリームの第4最大数に第2係数を乗算することを含む、実施形態11に記載の方法。実施形態13:i)空間ストリームの第1最大数、および、ii)空間ストリームの第2最大数を決定することは、第1情報エレメント内の能力情報を用いて第1係数を決定すること、および、第2情報エレメント内の能力情報を用いて第2係数を決定することを含む、実施形態12に記載の方法。実施形態14:第2通信デバイスの動作モードの指標に対応するフィールドは、MACデータユニットのMACヘッダに含まれる、実施形態11−13のいずれかに記載の方法。実施形態15:MACデータユニットは、MACデータフレームまたはMAC管理フレームである、実施形態14に記載の方法。実施形態16:第1通信デバイスに関連づけられたネットワークインタフェースデバイスを備える、装置。ネットワークインタフェースデバイスは、1つまたは複数の集積回路(IC)デバイスと、1つまたは複数のICデバイス上に実装されたメディアアクセス制御プロトコル(MAC)プロセッサとを含む。MACプロセッサは、i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを受信することと、i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを受信することと、第2通信デバイスからMACデータユニットを受信することであって、MACデータユニットは第2通信デバイスの動作モードの指標に対応するフィールドを含み、フィールドは、第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含む、受信することと、i)第1情報エレメント、ii)第2情報エレメント、iii)MACデータユニットにおけるフィールド、のうち1つまたは複数からの情報と共に、サブフィールド内の数を用いて、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを決定することと、を行うように構成される。1つまたは複数のICデバイスは、さらに、i)決定された空間ストリームの第1最大数、および、ii)決定された空間ストリームの第2最大数、のうちの少なくとも一方を用いて、a)第2通信デバイスに送信するときに用いる空間ストリームの数、および、b)第1通信デバイスに送信するときに用いるように第2通信デバイスに命令する空間ストリームの数、のうち少なくとも一方を決定するように構成される。実施形態17:サブフィールド内の数は、i)a)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第3最大数と、ii)a)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第4最大数とに対応し、MACプロセッサは、空間ストリームの第3最大数に第1係数を乗算することに基づいて、空間ストリームの第1最大数を決定することと、空間ストリームの第4最大数に第2係数を乗算することに基づいて、空間ストリームの第2最大数を決定することと、を行うように構成される、実施形態16に記載の装置。実施形態18:MACプロセッサは、第1情報エレメント内の能力情報を用いて第1係数を決定し、第2情報エレメント内の能力情報を用いて第2係数を決定するように構成される、実施形態17に記載の装置。実施形態19:第2通信デバイスの動作モードの変更についての指標に対応するフィールドは、MACデータユニットのMACヘッダに含まれる、実施形態16−18のいずれかに記載の装置。
実施形態20:MACデータユニットは、MACデータフレームまたはMAC管理フレームである、実施形態19に記載の装置。
上で説明された様々なブロック、操作、および技術のうち少なくともいくつかは、ハードウェア、ファームウェア命令を実行するプロセッサ、ソフトウェア命令を実行するプロセッサ、またはそれらの組み合わせを利用して実装され得る。ソフトウェア命令またはファームウェア命令を実行するプロセッサの利用を実装するとき、ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、RAMまたはROMまたはフラッシュメモリ、プロセッサ、ハードディスクドライブ、光学ディスクドライブ、テープドライブなどにおける、磁気ディスク、光学ディスク、または、他のストレージメディアなどの、任意のコンピュータ可読メモリに格納され得る。ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、1つまたは複数のプロセッサにより実行されるとき、1つまたは複数のプロセッサに様々な動作を実行させる機械可読命令を含み得る。
ハードウェアにおいて実装されるとき、ハードウェアは1つまたは複数の個別のコンポーネント、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、などを備え得る。
本発明は特定の例を参照して説明されてきたが、それは例示のみを意図するものであり、発明の限定を意図するものではなく、変更、追加、および/または削除が、発明の範囲から逸脱することなく、開示された実施形態に対して行われ得る。

Claims (20)

  1. 第1通信デバイスにおいて、i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスの能力に関する情報を含む、第1情報エレメントを生成する段階と、
    前記第1通信デバイスにおいて、i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスの能力に関する情報を含む、第2情報エレメントを生成する段階と、
    前記第1通信デバイスにより、i)a)前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方と、ii)a)前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方と、に関する前記第1通信デバイスの能力を第2通信デバイスに通知するように、前記第1情報エレメントおよび前記第2情報エレメントを前記第2通信デバイスに送信する段階と、
    前記第1通信デバイスにおいて、前記第1通信デバイスの動作モードに関する情報を有するフィールドを含むメディアアクセス制御プロトコル(MAC)データユニットを生成する段階であって、前記フィールドは、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含み、前記サブフィールド内の前記数は、i)前記第1情報エレメント、ii)前記第2情報エレメント、およびiii)前記MACデータユニットにおける前記フィールド、のうち1つまたは複数からの情報と共に、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数と、を示す、段階と、
    前記第1通信デバイスの前記動作モードを前記第2通信デバイスに通知するように、前記MACデータユニットを前記第2通信デバイスに、前記第1通信デバイスにより送信する段階と、
    を備える、方法。
  2. 前記サブフィールド内の前記数は、i)a)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第3最大数と、ii)a)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第4最大数と、に対応し、
    前記空間ストリームの第1最大数は、前記空間ストリームの第3最大数に第1係数を乗算したものに対応し、前記空間ストリームの第2最大数は、前記空間ストリームの第4最大数に第2係数を乗算したものに対応する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1係数は、前記第1情報エレメント内の能力情報に対応し、
    前記第2係数は、前記第2情報エレメント内の能力情報に対応する、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記MACデータユニットを生成する段階は、
    前記MACデータユニットのMACヘッダに前記フィールドを含むように、前記MACデータユニットを生成する段階である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記MACデータユニットは、MACデータフレームまたはMAC管理フレームである、請求項4に記載の方法。
  6. 第1通信デバイスに関連づけられたネットワークインタフェースデバイスを備える装置であって、前記ネットワークインタフェースデバイスは、
    1つまたは複数の集積回路(IC)デバイスと、
    前記1つまたは複数のICデバイス上に実装されたメディアアクセス制御プロトコル(MAC)プロセッサと、を含み、
    前記MACプロセッサは、
    i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを生成することと、
    i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを生成することと、
    を行うように構成され、
    前記1つまたは複数のICデバイスは、
    i)a)前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方と、ii)a)前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方と、に関する前記第1通信デバイスの能力を、第2通信デバイスに通知するように、前記第1情報エレメントおよび前記第2情報エレメントを前記第2通信デバイスに送信するように構成され、
    前記MACプロセッサは、さらに、
    前記第1通信デバイスの動作モードに関する情報を有するフィールドを含むMACデータユニットを生成するように構成され、前記フィールドは、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含み、前記サブフィールド内の前記数は、i)前記第1情報エレメント、ii)前記第2情報エレメント、および、iii)前記MACデータユニットにおける前記フィールド、のうち1つまたは複数からの情報と共に、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを示し、
    前記1つまたは複数のICデバイスは、さらに、
    前記第1通信デバイスの前記動作モードを前記第2通信デバイスに通知するように、前記MACデータユニットを前記第2通信デバイスに送信するように構成される、
    装置。
  7. 前記サブフィールド内の前記数は、i)a)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第3最大数と、ii)a)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる、空間ストリームの第4最大数とに対応し、
    前記空間ストリームの第1最大数は、前記空間ストリームの第3最大数に第1係数を乗算したものに対応し、前記空間ストリームの第2最大数は、前記空間ストリームの第4最大数に第2係数を乗算したものに対応する、
    請求項6に記載の装置。
  8. 前記第1係数は、前記第1情報エレメント内の能力情報に対応し、
    前記第2係数は、前記第2情報エレメント内の能力情報に対応する、
    請求項7に記載の装置。
  9. 前記MACプロセッサは、前記MACデータユニットのMACヘッダに前記フィールドを含むように、前記MACデータユニットを生成するように構成される、請求項6から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記MACデータユニットは、MACデータフレームまたはMAC管理フレームである、請求項9に記載の装置。
  11. 第1通信デバイスにおいて、i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを受信する段階と、
    前記第1通信デバイスにおいて、i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを受信する段階と、
    前記第1通信デバイスにおいて、前記第2通信デバイスからメディアアクセス制御プロトコル(MAC)データユニットを受信する段階であって、前記MACデータユニットは、前記第2通信デバイスの動作モードの指標に対応するフィールドを含み、前記フィールドは、前記第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含む、段階と、
    前記第1通信デバイスにおいて、i)前記第1情報エレメント、ii)前記第2情報エレメント、およびiii)前記MACデータユニットの前記フィールド、のうち1つまたは複数からの情報と共に、前記サブフィールド内の前記数を用いて、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第2最大数とを決定する段階と、
    前記第1通信デバイスにおいて、i)決定された前記空間ストリームの第1最大数、および、ii)決定された前記空間ストリームの第2最大数、のうち少なくとも一方を用いて、a)前記第2通信デバイスに送信するときに用いる空間ストリームの数、および、b)前記第1通信デバイスに送信するときに用いるように第2通信デバイスに命令する、空間ストリームの数、のうち少なくとも一方を決定する段階と、
    を備える、方法。
  12. 前記サブフィールド内の前記数は、i)a)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第3最大数と、ii)a)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの第4最大数とに対応し、
    前記空間ストリームの第1最大数を決定する段階は、前記空間ストリームの第3最大数に第1係数を乗算することを含み、
    前記空間ストリームの第2最大数を決定する段階は、前記空間ストリームの第4最大数に第2係数を乗算することを含む、
    請求項11に記載の方法。
  13. i)前記空間ストリームの第1最大数と、ii)前記空間ストリームの第2最大数とを決定する段階は、
    前記第1情報エレメント内の能力情報を用いて前記第1係数を決定する段階と、
    前記第2情報エレメント内の能力情報を用いて前記第2係数を決定する段階と、を含む、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記第2通信デバイスの前記動作モードの前記指標に対応する前記フィールドは、前記MACデータユニットのMACヘッダに含まれる、請求項11から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記MACデータユニットは、MACデータフレームまたはMAC管理フレームである、請求項14に記載の方法。
  16. 第1通信デバイスに関連づけられたネットワークインタフェースデバイスを備える装置であって、前記ネットワークインタフェースデバイスは、
    1つまたは複数の集積回路(IC)デバイスと、
    前記1つまたは複数のICデバイス上に実装されたメディアアクセス制御プロトコル(MAC)プロセッサと、を含み、
    前記MACプロセッサは、
    i)第1通信プロトコルに準拠する物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を受信すること、および、ii)前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第1情報エレメントを受信することと、
    i)第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、ii)前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する前記第2通信デバイスの能力に関する情報を含む第2情報エレメントを受信することと、
    前記第2通信デバイスからMACデータユニットを受信することであって、前記MACデータユニットは前記第2通信デバイスの動作モードの指標に対応するフィールドを含み、前記フィールドは、前記第2通信デバイスによりサポートされる空間ストリームの最大数に対応する数を有するサブフィールドを含む、受信することと、
    i)前記第1情報エレメント、ii)前記第2情報エレメント、およびiii)前記MACデータユニットにおける前記フィールド、のうち1つまたは複数からの情報と共に、前記サブフィールド内の前記数を用いて、i)a)第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第1セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第2通信デバイスによりサポートされる、空間ストリームの第1最大数と、ii)a)第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第2セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する前記第1通信デバイスによりサポートされる、空間ストリームの第2最大数とを決定することと、を行うように構成され、
    前記1つまたは複数のICデバイスは、さらに、
    i)決定された前記空間ストリームの第1最大数、および、ii)決定された前記空間ストリームの第2最大数、のうち少なくとも一方を用いて、a)前記第2通信デバイスに送信するとき用いる空間ストリームの数、および、b)前記第1通信デバイスに送信するとき用いるように前記第2通信デバイスに命令する、空間ストリームの数、のうち少なくとも一方を決定するように構成される、
    装置。
  17. 前記サブフィールド内の前記数は、i)a)第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第3セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第1通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する、前記第1通信デバイスによりサポートされる、空間ストリームの第3最大数と、ii)a)第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを受信すること、および、b)前記第4セットの1つまたは複数のチャネル周波数帯域幅構成を介して、前記第2通信プロトコルに準拠するPPDUを送信すること、のうち少なくとも一方に関する前記第1通信デバイスによりサポートされる、空間ストリームの第4最大数と、に対応し、
    前記MACプロセッサは、
    前記空間ストリームの第3最大数に第1係数を乗算することに基づいて、前記空間ストリームの第1最大数を決定することと、
    前記空間ストリームの第4最大数に第2係数を乗算することに基づいて、前記空間ストリームの第2最大数を決定することと、を行うように構成される、
    請求項16に記載の装置。
  18. 前記MACプロセッサは、
    前記第1情報エレメント内の能力情報を用いて、前記第1係数を決定し、
    前記第2情報エレメント内の能力情報を用いて、前記第2係数を決定するように構成される、
    請求項17に記載の装置。
  19. 前記第2通信デバイスの前記動作モードの変更についての前記指標に対応する前記フィールドは、前記MACデータユニットのMACヘッダに含まれる、請求項16から18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記MACデータユニットは、MACデータフレームまたはMAC管理フレームである、請求項19に記載の装置。
JP2019555956A 2017-04-17 2018-04-17 無線通信ネットワークに関する動作モード通知 Active JP7125212B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201762486195P 2017-04-17 2017-04-17
US62/486,195 2017-04-17
US201762536360P 2017-07-24 2017-07-24
US62/536,360 2017-07-24
US201762560482P 2017-09-19 2017-09-19
US62/560,482 2017-09-19
PCT/US2018/027981 WO2018195085A1 (en) 2017-04-17 2018-04-17 Operating mode notification for wireless communication networks

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020517189A true JP2020517189A (ja) 2020-06-11
JP7125212B2 JP7125212B2 (ja) 2022-08-24

Family

ID=62218294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019555956A Active JP7125212B2 (ja) 2017-04-17 2018-04-17 無線通信ネットワークに関する動作モード通知

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10555245B2 (ja)
EP (2) EP3613199B1 (ja)
JP (1) JP7125212B2 (ja)
CN (2) CN115426021A (ja)
WO (1) WO2018195085A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020182077A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 キヤノン株式会社 通信装置並びにその通信方法、情報処理装置並びにその制御方法、及び、プログラム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10980029B2 (en) * 2019-05-15 2021-04-13 Charter Communications Operating, Llc Methods and apparatus for supporting multiple-input and multiple-output (MIMO) advertisements
US11641660B2 (en) * 2019-11-12 2023-05-02 Nxp Usa, Inc. Multi-antenna processing in multi-link wireless communication systems
US20210377910A1 (en) * 2020-06-01 2021-12-02 Jung Hoon SUH Spatial stream configuration and resource unit allocation
US20240073746A1 (en) * 2021-01-06 2024-02-29 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Communication method and communication device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160105836A1 (en) * 2014-10-10 2016-04-14 Newracom, Inc. Dynamic resource allocation in a high efficiency wireless lan
US20160254884A1 (en) * 2015-02-27 2016-09-01 Newracom, Inc. Mixed fine/coarse sounding methods for he stas for mimo and ofdma
WO2017011534A1 (en) * 2015-07-15 2017-01-19 Qualcomm Incorporated Techniques for supporting definitions for reduced numbers of spatial streams
WO2017062947A1 (en) * 2015-10-09 2017-04-13 Interdigital Patent Holdings, Inc. Procedures for high efficiency acknowledgement transmission

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130132525A (ko) * 2011-01-10 2013-12-04 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서의 대역폭 관리정보 전송방법 및 장치
EP2852228B1 (en) * 2011-05-31 2018-01-03 LG Electronics, Inc. Method for transmitting and receiving physical layer convergence procedure protocol data unit in wireless local area network system supporting power save mode operation and apparatus for the same
KR102078128B1 (ko) * 2012-06-13 2020-02-17 한국전자통신연구원 무선랜 시스템의 오퍼레이팅 모드 변경 방법 및 무선랜 시스템
US20150063190A1 (en) * 2013-08-28 2015-03-05 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for multiple user uplink
EP3075120A1 (en) * 2013-11-27 2016-10-05 Marvell World Trade Ltd. Orthogonal frequency division multiple access for wireless local area network
US10153873B2 (en) * 2014-08-20 2018-12-11 Newracom, Inc. Physical layer protocol data unit format applied with space time block coding in a high efficiency wireless LAN
WO2016087917A1 (ko) * 2014-11-19 2016-06-09 뉴라컴 인코포레이티드 고효율 무선랜에서 bss 식별정보에 기초한 ppdu프로세싱 방법 및 장치
US9596688B2 (en) * 2015-01-09 2017-03-14 Intel IP Corporation Techniques for group-based spatial stream assignment signaling in 60 GHz wireless networks
US10361808B2 (en) * 2015-11-13 2019-07-23 Avago Technologies International Sales Pte. Limited System, device, and method for multi-mode communications
US20180324618A1 (en) * 2015-12-23 2018-11-08 Intel IP Corporation Unsolicited collocated interference reporting and physical layer parameter control for in-device coexistence
US20170223710A1 (en) * 2016-01-29 2017-08-03 Laurent Cariou Setting parameters for joint overlapping basic service set packet detect level and transmit power
US10623133B2 (en) * 2016-06-21 2020-04-14 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for changing operating mode in wireless local area network system

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160105836A1 (en) * 2014-10-10 2016-04-14 Newracom, Inc. Dynamic resource allocation in a high efficiency wireless lan
US20160254884A1 (en) * 2015-02-27 2016-09-01 Newracom, Inc. Mixed fine/coarse sounding methods for he stas for mimo and ofdma
WO2017011534A1 (en) * 2015-07-15 2017-01-19 Qualcomm Incorporated Techniques for supporting definitions for reduced numbers of spatial streams
JP2018520602A (ja) * 2015-07-15 2018-07-26 クアルコム,インコーポレイテッド 削減された数の空間ストリームについての定義をサポートするための技法
WO2017062947A1 (en) * 2015-10-09 2017-04-13 Interdigital Patent Holdings, Inc. Procedures for high efficiency acknowledgement transmission
JP2018535591A (ja) * 2015-10-09 2018-11-29 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド 高効率確認応答送信のためのプロシージャ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020182077A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 キヤノン株式会社 通信装置並びにその通信方法、情報処理装置並びにその制御方法、及び、プログラム
JP7324040B2 (ja) 2019-04-24 2023-08-09 キヤノン株式会社 通信装置並びにその通信方法、情報処理装置並びにその制御方法、及び、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20180302847A1 (en) 2018-10-18
CN110741618A (zh) 2020-01-31
EP4106460A1 (en) 2022-12-21
CN115426021A (zh) 2022-12-02
EP3613199A1 (en) 2020-02-26
WO2018195085A1 (en) 2018-10-25
JP7125212B2 (ja) 2022-08-24
WO2018195085A8 (en) 2019-10-24
EP3613199B1 (en) 2022-08-24
US10555245B2 (en) 2020-02-04
CN110741618B (zh) 2022-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7125212B2 (ja) 無線通信ネットワークに関する動作モード通知
US10834639B2 (en) WiFi operation with channel aggregation
JP2021523625A (ja) Wlanにおけるパンクチャリングされた動作チャネル
CN109565362B (zh) 无线lan系统中发送和接收信号的方法及装置
EP3389211B1 (en) Transmission method and apparatus in extended range mode
KR20110036485A (ko) 무선랜 시스템에서의 데이터 전송방법 및 장치
WO2019089207A1 (en) Techniques for interleaving in single user preamble puncturing
CN103931131A (zh) 用于长范围wlan的探测分组格式
US11533608B2 (en) Method and apparatus for wireless operations based on a given bandwidth and modulation and coding scheme
CN110870358B (zh) 无线lan系统中的信号发送/接收方法及其装置
US11431641B2 (en) Rate adaptation in wireless local area networks (WLANs)
EP3609090B1 (en) Method for supporting beamforming in wireless lan system and apparatus therefor
WO2017113997A1 (zh) 传输高效短训练域序列的方法、装置和设备
EP3917029B1 (en) Method for transmitting or receiving signal in wireless lan system and apparatus therefor
KR20240009396A (ko) 분산된 리소스 유닛 송신
EP3566350B1 (en) Selection of transmission modes in dense wireless networks
CN115208508A (zh) 用于在无线通信系统中配置穿透模式的方法和装置
US11831423B2 (en) Method and apparatus for communications with channel puncturing
US20230171052A1 (en) Station and access point performing wlan-based communication, and operation methods thereof
CN107534973A (zh) 使用训练信号的无线通信方法和无线通信终端

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7125212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350