JP2018520602A - 削減された数の空間ストリームについての定義をサポートするための技法 - Google Patents

削減された数の空間ストリームについての定義をサポートするための技法 Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法および装置が本明細書で説明される。例示的方法は、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する装置によってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、装置への1つまたは複数のパケットの送信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の装置によってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために第1のフィールドの値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットとを含むフレームを生成すること、および送信のためにフレームを出力することを含み得る。相補的な動作が、フレームを受信するデバイスによって実施され得る。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2015年7月15日出願の米国仮出願第62/193,067号の優先権を主張する2016年7月12日出願の米国特許出願第15/207,736号の優先権を主張し、その両出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に明白に組み込まれる。
本開示は、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、複数の帯域幅モードをサポートすることができるワイヤレスデバイスに関する。
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く配置されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであり得る。ワイヤレスネットワーク、たとえば、Wi-Fiネットワーク(IEEE 802.11)などのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、1つまたは複数の局(STA)またはモバイルデバイスと通信し得るアクセスポイント(AP)を含み得る。APは、インターネットなどのネットワークに結合され、モバイルデバイスがネットワークを介して通信する(かつ/またはアクセスポイントに結合された他のデバイスと通信する)ことを可能にし得る。
ワイヤレスネットワークは、ネットワークを介して通信するためにワイヤレスデバイスによって使用されるチャネルの帯域幅(たとえば、20MHz、40MHz、80MHzなど)を指定する複数の帯域幅モードを定義し得る。いくつかのネットワークは、チャネルボンディングを使用して複数のチャネルの組合せを可能にし、単一チャネルの帯域幅よりも広い帯域幅を介する動作を可能にし得る。いくつかのワイヤレスデバイスはこれらの帯域幅モードの間で切り替わり得るので、複数の帯域幅モードのサポートを実現するために、ワイヤレスデバイス内のハードウェアを効率的に活用する必要がある。さらに、ワイヤレスデバイスによってサポートされる帯域幅モードの数およびタイプが増加するにつれて、レガシー帯域幅モードとの後方互換性を維持しながら、新しい帯域幅モードのサポートを提供する必要がある。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。装置は一般に、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する装置によってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の装置によってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために第1のフィールドの値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットとを含むフレームを生成するように構成された処理システムと、送信のためにフレームを出力するように構成されたインターフェースとを含む。
本開示の一態様では、装置によるワイヤレス通信のための方法が提供される。方法は一般に、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する装置によってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、装置への1つまたは複数のパケットの送信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の装置によってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために第1のフィールドの値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットとを含むフレームを生成すること、および送信のためにフレームを出力することを含む。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。装置は一般に、第1のフレームを取得するように構成された第1のインターフェースと、第1のフレーム内の少なくとも1つのビットに基づいて、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅を決定し、第1のフレーム内の第1のフィールドの値に基づいて、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる第1の空間ストリームの数を決定し、第1のフレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、第1のフィールドの値をどのように処理するかを決定し、第1のフィールドの値の決定された処理に基づいて、パケットの受信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定し、第2の空間ストリームの数を使用して、所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成するように構成された処理システムと、送信のために第2のフレームを出力するように構成された第2のインターフェースとを含む。
本開示の一態様では、装置によるワイヤレス通信のための方法が提供される。方法は一般に、第1のフレームを取得すること、第1のフレーム内の少なくとも1つのビットに基づいて、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを決定すること、第1のフレーム内の第1のフィールドの値に基づいて、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる空間ストリームの数を決定すること、第1のフレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、第1のフィールドの値をどのように処理するかを決定すること、第1のフィールドの値の決定された処理に基づいて、パケットの受信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定すること、第2の空間ストリームの数を使用して、所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成すること、および送信のために第2のフレームを出力することを含む。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。装置は一般に、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する装置によってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、装置への1つまたは複数のパケットの送信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の装置によってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために第1のフィールドの値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットとを含むフレームを生成するための手段と、送信のためにフレームを出力するための手段とを含む。
本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。装置は一般に、第1のフレームを取得するための手段と、第1のフレーム内の少なくとも1つのビットに基づいて、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを決定するための手段と、第1のフレーム内の第1のフィールドの値に基づいて、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる空間ストリームの数を決定するための手段と、第1のフレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、第1のフィールドの値をどのように処理するかを決定するための手段と、第1のフィールドの値の決定された処理に基づいて、パケットの受信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するための手段と、第2の空間ストリームの数を使用して、所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成するための手段と、送信のために第2のフレームを出力するための手段とを含む。
本開示の一態様では、コンピュータ実行可能コードを記憶するワイヤレス通信のためのコンピュータ可読媒体が提供される。コードは一般に、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する装置によってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、装置への1つまたは複数のパケットの送信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の装置によってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために第1のフィールドの値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットとを含むフレームを生成するための命令と、送信のためにフレームを出力するための命令とを含む。
本開示の一態様では、コンピュータ実行可能コードを記憶するワイヤレス通信のためのコンピュータ可読媒体が提供される。コードは一般に、第1のフレームを取得するための命令と、第1のフレーム内の少なくとも1つのビットに基づいて、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを決定するための命令と、第1のフレーム内の第1のフィールドの値に基づいて、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる空間ストリームの数を決定するための命令と、第1のフレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、第1のフィールドの値をどのように処理するかを決定するための命令と、第1のフィールドの値の決定された処理に基づいて、パケットの受信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するための命令と、第2の空間ストリームの数を使用して、所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成するための命令と、送信のために第2のフレームを出力するための命令とを含む。
本開示の一態様では、アクセスポイント(AP)が提供される。APは一般に、少なくとも1つのアンテナと、フレームを生成するように構成された処理システムであって、フレームが、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するAPによってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、APへの1つまたは複数のパケットの送信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上のAPによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために第1のフィールドの値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットとを含む、処理システムと、少なくとも1つのアンテナを介してフレームを送信するように構成された少なくとも1つの送信機とを含む。
本開示の一態様では、ステーション(STA)が提供される。STAは一般に、少なくとも1つのアンテナと、少なくとも1つのアンテナを介して、第1のフレームを受信するように構成された少なくとも1つの受信機であって、第1のフレームが、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す第1のフィールドと、第1のフィールドの値をどのように処理するかを示すフレーム内の1つまたは複数のビットとを有する、少なくとも1つの受信機と、少なくとも1つのビットに基づいて、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを決定し、第1のフィールドの値に基づいて、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる第1の空間ストリームの数を決定し、フレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、第1のフィールドの値をどのように処理するかを決定し、第1のフィールドの値の決定された処理に基づいて、パケットの受信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定し、第2の空間ストリームの数を使用して、所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成するように構成された処理システムと、少なくとも1つのアンテナを介して、第2の空間ストリームの数を使用して、所与の帯域幅上でワイヤレスデバイスに第2のフレームを送信するように構成された少なくとも1つの送信機とを含む。
上記では、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点をかなり大まかに略述した。追加の特徴および利点が以下で説明される。開示される概念および特定の例は、本開示の同じ目的を実施するための他の構造を修正または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような同等の構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特徴は、その編成と動作方法のどちらも、関連する利点とともに、添付の図とともに読むときに以下の説明からより良く理解されよう。図の各々は、特許請求の範囲の限定の定義としてではなく、例示および説明のためのものにすぎない。
以下の図面を参照することによって本開示の性質および利点の一層の理解が実現され得る。添付の図では、同様のコンポーネントまたは特徴が同一の参照符号を有し得る。さらに、同一のタイプの様々なコンポーネントが、参照符号の後に、ダッシュ、および類似の各コンポーネントを区別する第2の符号を続けることによって区別され得る。第1の参照符号だけが本明細書において使用される場合、説明は、第2の参照符号の如何にかかわらず、同一の第1の参照符号を有する類似のコンポーネントのいずれか1つに適用可能である。
本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システムの図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムについての例示的チャネル化の概念図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム内の例示的帯域幅モード選択を示す流れ図である。 本開示の様々な態様による、4つの空間ストリームとともに動作する例示的ワイヤレス通信システムの概念図である。 本開示の様々な態様による、2つの空間ストリームとともに動作する例示的ワイヤレス通信システムの概念図である。 本開示の様々な態様による、送信機の物理レイヤの例示的デジタル部分のブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信での使用のために構成されたデバイスのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信での使用のために構成されたデバイスのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信での使用のための装置のブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信での使用のための装置のブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信での使用のためのワイヤレスデバイスのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信での使用のためのワイヤレスデバイスのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作を示す図である。 図13において説明された動作を実施することができる例示的な手段を示す図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作を示す図である。 図14において説明された動作を実施することができる例示的な手段を示す図である。 本開示の様々な態様による、例示的な動作モードフィールドを示す図である。 本開示の様々な態様による、図15の動作モードフィールドのビットの例示的なマッピングを示す図である。
ワイヤレスデバイスが、複数の帯域幅(BW)モードを使用して通信し得る。新しいワイヤレスデバイスおよびワイヤレスプロトコルが、以前には使用されなかった異なる帯域幅を使用することができ得る。本明細書で説明される技法、デバイス、およびシステムは、追加の帯域幅モードのサポートを実現するとともに、レガシー帯域幅モードについての後方互換性も実現する。
本開示は、チャネルボンディングを利用して帯域幅モードをサポートするとともに、レガシー帯域幅モードとの後方互換性も実現するための技法、デバイス、およびシステムを対象とする。具体的には、ワイヤレスデバイスは、単一チャネルを利用する第1の帯域幅モードと、複数のチャネル(たとえば、160MHzの合計帯域幅にわたって動作するための2つの80MHzチャネルのチャネルボンディング)間のチャネルボンディングを利用する第2の帯域幅モードのサポートを広告し得る。いくつかのIEEE仕様は、異なるチャネル帯域幅について、異なる最大の空間ストリームの数(NSS)を有するデバイス、たとえば160MHzの帯域幅、または周波数において分離される2つの80MHzチャネル(80+80MHz)の帯域幅についての第1のNSSと、80MHz以下についての第2のNSSとを有するデバイスをサポートしない。そのようなサポートは、アーキテクチャ的に利点をもたらすことになり、デバイスが2つの80MHzチェーン(たとえば、受信チェーン、送信チェーン)を使用して、1つの160/80+80MHzストリームを送信または受信することを可能にする。
本開示の態様は、いくつかのケースでは動作モード通知の動作モードフィールド内のシグナリングを通じて、異なるチャネル帯域幅について異なるNSSを有することのサポートを実現する。以下でより詳細に説明されるように、そのようなサポートをシグナリングするために様々なオプションが提供され得る。たとえば、1つのオプションでは、動作モードフィールド内の(予め)予約済みのビットのうちの1つまたは複数が、160/80+80MHzパケットについて、最大の空間ストリームの数(NSS)が動作モードフィールドのNSSフィールドによって示されるものから削減されることを示すために使用され得る。別のオプションによれば、動作モードフィールドの1つまたは複数の(予め)予約済みのビットが、(図16に示されるように)NSSフィールドの値の可能な解釈のテーブルにマッピングされ得る。したがって、第1のワイヤレスデバイスは、第1のワイヤレスデバイスによってサポートされる、第1の帯域幅についての最大の空間ストリームの数と、第2の帯域幅についての最大の空間ストリームの数とをシグナリングし得、他のワイヤレスデバイスは、シグナリングから、第1のワイヤレスデバイスによってサポートされる空間ストリームの数を決定し得る。次いで、他のデバイスは、帯域幅についてのサポートされる空間ストリームの数、または帯域幅についてのサポートされる空間ストリームの数未満を使用して、帯域幅上で第1のデバイスに信号を送信し、第1のデバイスから信号を受信し得る。
ワイヤレスデバイスが帯域幅モードのうちの1つから帯域幅モードのうちの他方に切り替わるとき、ワイヤレスデバイスは、切り替わることに応答して、ワイヤレスデバイスによってサポートされる多入力多出力(MIMO)空間ストリームの数を調節し得る。
たとえば、nが正の整数であるとして、第2の帯域幅モードが第1の帯域幅モードよりもn倍広い合計帯域幅を有する場合、第1の帯域幅モードから第2の帯域幅モードへの切換えは、ワイヤレスデバイスによってサポートされるMIMO空間ストリームの数を
Figure 2018520602
に低減するものであり得る。同様に、第2の帯域幅モードから第1の帯域幅モードへの切換えは、ワイヤレスデバイスによってサポートされるMIMO空間ストリームの数をn倍に増加させるものであり得る。この技法および本明細書で説明される他の技法を使用して、第1の帯域幅モードをサポートするために使用されるものを越える、ハードウェアコンポーネントの数またはワイヤレスデバイス内の回路の複雑さの増大なしに、第2の帯域幅モードのサポートが実現され得る。他の例では、本明細書で説明される技法を使用して、ハードウェアコンポーネントの数または回路の複雑さに対するわずかな増大で、第2の帯域幅モードのサポートが達成され得る。
20、40、および80MHz帯域幅モードをサポートしながら、2つの空間ストリームを使用する追加の160MHz帯域幅モードをワイヤレスデバイスがサポートするために、3つのオプションが本明細書で説明される。ワイヤレスデバイスは、80+80MHzおよび165MHz帯域幅モードもサポートし得る。ワイヤレスデバイスは、より小さいセグメント(たとえば、80MHz)をより大きい(たとえば、160MHz)チャネルとして組み合わせるために、チャネルボンディングを利用し得る。第1のオプションでは、2つのセグメントをより大きいセグメントとして組み合わせるために、各セグメントについての合成器(Synthesizer)が1つまたは複数のトランシーバ内で使用される。第2のオプションでは、2つのアナログ-デジタル変換器(ADC)が、より大きいチャネルを生み出すために、無線周波数(RF)チェーン内で異なるサンプリングレートで使用される。一例では、ADCのサンプリングレートが2倍にされる(たとえば、160メガサンプル/秒(Msps)が2倍にされて320Mspsとなる)。第3のオプションでは、2つの合成器およびADC速度の上昇が使用され得る。
この説明全体にわたって、IEEE 802.11ac規格によってサポートされる帯域幅モードが一例として論じられる。しかしながら、本明細書で説明される技法およびデバイスは、他の規格および他の帯域幅に拡張され得る。IEEE 802.11ac規格は、2つの80MHzサブチャネル(すなわち、周波数セグメント)からなる160MHz帯域幅モードを定義し、各サブチャネルは、同数のトーンおよびパイロットを単一の80MHz 11acチャネルとして有する。IEEE 802.11ac規格によってサポートされる他の帯域幅モードは、20MHz帯域幅モード、40MHz帯域幅モード、および80MHz帯域幅モードを含む。この説明全体では、ワイヤレスデバイスは、アクセスポイントまたはワイヤレスデバイスのどちらかを指すことがある。
以下の説明は例を与えるものであり、請求項において述べられる範囲、適用性、または例の限定ではない。本開示の範囲から逸脱することなく、論じられる要素の機能および構成の変更が行われ得る。様々な例が、適宜、様々な手順またはコンポーネントを省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明される方法は、説明されるのとは異なる順序で実施され得、様々なステップが追加され、省略され、または組み合わされ得る。さらに、いくつかの例に関連して説明される特徴が、他の例において組み合わされ得る。
まず図1を参照すると、ブロック図が、たとえば、IEEE 802.11規格ファミリのうちの少なくとも1つを実装するネットワークなどのWLANネットワーク100の一例を示している。WLANネットワーク100は、アクセスポイント(AP)105と、移動局、携帯情報端末(PDA)、他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、ラップトップ、ディスプレイデバイス(たとえば、TV、コンピュータモニタなど)、プリンタなどの1つまたは複数のワイヤレスデバイス110または局(STA)とを含み得る。1つのAP105だけが示されているが、WLANネットワーク100は複数のAP105を有し得る。移動局(MS)、モバイルデバイス、アクセス端末(AT)、ユーザ装置(UE)、加入者局(SS)、またはサブスクライバユニットとも呼ばれることがあるワイヤレスデバイス110の各々は、通信リンク115を介してAP105と関連付けし、通信し得る。各AP105は地理的カバレッジエリア125を有し、したがって、そのエリア内のワイヤレスデバイス110は、通常はAP105と通信し得る。ワイヤレスデバイス110は、地理的カバレッジエリア125全体にわたって分散し得る。各ワイヤレスデバイス110は静止しており、またはモバイルであり得る。
ワイヤレスデバイス110は、複数のAP105によってカバーされ得、したがって、異なる時刻に1つまたは複数のAP105と関連付けし得る。単一のAP105および関連するステーションのセットは、基本サービスセット(BSS)と呼ばれることがある。拡張サービスセット(ESS)は、接続されたBSSのセットである。拡張サービスセット内のAP105を接続するために、配布システム(DS)が使用される。アクセスポイント105についての地理的カバレッジエリア125は、カバレッジエリアの一部のみを構成するセクタに分割され得る。WLANネットワーク100は、異なる技術についての様々なサイズのカバレッジエリアおよび重複するカバレッジエリアを有する、異なるタイプ(たとえば、大都市圏エリア、ホームネットワークなど)のアクセスポイント105を含み得る。他の例では、他のワイヤレスデバイスがAP105と通信し得る。
ワイヤレスデバイス110は、通信リンク115を使用して、AP105を通じて互いに通信し得るが、各ワイヤレスデバイス110はまた、直接ワイヤレスリンク120を介して1つまたは複数の他のワイヤレスデバイス110と直接的に通信し得る。2つ以上のワイヤレスデバイス110は、ワイヤレスデバイス110がどちらもAP地理的カバレッジエリア125内にあるとき、または1つのワイヤレスデバイス110がAP地理的カバレッジエリア125内にあり、もしくはどちらのワイヤレスデバイス110もAP地理的カバレッジエリア125内にないとき、直接ワイヤレスリンク120を介して通信し得る。直接ワイヤレスリンク120の例は、Wi-Fi Direct接続、Wi-Fi Tunneled Direct Link Setup(TDLS)リンクを使用して確立する接続、および他のP2Pグループ接続を含み得る。これらの例でのワイヤレスデバイス110は、IEEE 802.11、および限定はしないが802.11b、802.11g、802.11a、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11ahなどを含むIEEE 802.11の様々なバージョンからの物理レイヤおよびMACレイヤを含むWLAN無線およびベースバンドプロトコルに従って通信し得る。他の実装では、他のピアツーピア接続および/またはアドホックネットワークがWLANネットワーク100内で実装され得る。
AP105はAP周波数アジャイルラジオ140を含み得る。周波数アジャイルラジオは、帯域幅モードを動的に変更し得るトランシーバである。帯域幅モードは、異なる周波数チャネルを利用し得、80MHzモード、80+80MHzモード、160MHz連続モード、および165MHzモードを含み得る。他の例では、他の帯域幅モードが使用され得る。AP105は、AP周波数アジャイルラジオ140を使用して、異なる帯域幅を介してワイヤレスデバイス110または他のAPと通信し得る。
ワイヤレスデバイス110のうちの少なくとも1つは、局周波数アジャイルラジオ145をも含み得る。STA周波数アジャイルラジオ145も、選択された帯域幅モードを介して別のワイヤレスデバイス110またはAP105と通信するために帯域幅モードを動的に変更し得る。選択された帯域幅モードは、たとえば、80MHzモード、80+80MHzモード、160MHzモード、および165MHzモードであり得る。他の例では、STA周波数アジャイルラジオ145は他の帯域幅モードを使用し得る。
いくつかの例では、AP周波数アジャイルラジオ140およびSTA周波数アジャイルラジオ145は、802.11ac規格の第2のリリースに準拠し得る。AP周波数アジャイルラジオ140およびSTA周波数アジャイルラジオ145はまた、802.11ac規格の第1のリリースと後方互換であり得る。
チャネルボンディングを達成して、2つのより小さいセグメントからより大きいセグメントを生み出すためのいくつかの異なるオプションが本明細書で説明される。一オプションでは、ワイヤレスデバイスは、合成器(たとえば、各受信チェーン、または同一のセグメントに同調された受信チェーンのセットについて1つの合成器)を使用して、2つの80MHzセグメントを2つの空間ストリーム80+80MHzセグメントとして組み合わせ得る。別のオプションでは、ワイヤレスデバイスは、160MHzチャネル全体を取り込むために、1つまたは複数のADCのサンプリングレートの上昇を使用することがある。あるいは、ワイヤレスデバイスは、80+80ならびに160MHzセグメントを含むより大きい帯域幅を有するために、合成器と、ADCのサンプリングレートの上昇の組合せを使用し得る。
図2は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムについての例示的チャネル化200の概念図を示す。チャネル化200は、ワイヤレス通信のために利用可能なチャネルを定義し得る。この例では、ワイヤレス通信システムは、図1を参照して説明されたAP105とワイヤレスデバイス110の任意の組合せとの間にあり得る。すなわち、AP105またはワイヤレスデバイス110は、ワイヤレス通信のためにチャネル化200を使用し得る。
図2の例では、チャネル化200は8つの20MHzサブチャネル205を含む。チャネル化200は、1次20MHzチャネル210、2次20MHzチャネル215、1次40MHzチャネル220、2次40MHzチャネル225、1次80MHzチャネル230、および2次80MHzチャネル235を含み得る。802.11acでは通常、AP105は、80MHzなどのチャネル帯域幅を選択し、ワイヤレスデバイス110がAP105に接続するとき、サブチャネルの使用は次の通りであり得る。20MHzワイヤレスデバイス110が、1次20MHzチャネル215を介してAP105と通信し、40MHzワイヤレスデバイス110が、20MHzパケットを送るとき、1次20MHzチャネル215を介してAP105と通信し、40MHzパケットを送るとき、1次40MHzチャネル220を介してAP105と通信し、80MHzワイヤレスデバイス110が、20MHzパケットを送るとき、1次20MHzチャネル215を介してAP105と通信し、40MHzを送るとき、1次40MHzチャネル220を介してAP105と通信し、80MHzパケットを送るとき、1次80MHzチャネル230を介してAP105と通信する。
しかしながら、本明細書で説明されるデバイスおよび技法は、160MHzチャネル240をも有するチャネル化200をサポートする。160MHzチャネル240は、すべての8つの20MHzサブチャネル205を含み得る。160MHzチャネル240は、80MHzチャネル230、235の両方を含み得る。160MHzチャネル240が選択されるとき、AP105またはワイヤレスデバイス110は、160MHzを使用して通信し得る。160MHzチャネル240は、80MHzチャネル230、235に対して適用可能な、チャネルアクセス規則に対する単純な拡張を使用し得る。サブチャネルを160MHzチャネル240などのより大きいチャネルとして組み合わせるために、チャネルボンディングが使用され得る。
サブチャネル205は周波数において連続的であり得、または周波数において分離され得る。いくつかの例では、不連続な(すなわち、周波数ギャップによって分離される)2つ以上のより小さいチャネル(すなわち、周波数セグメント)が、たとえば周波数合成器を介して組み合わされ、より大きいチャネルが生み出され得る。この一例は、1次80MHzチャネル230および2次80MHzチャネル235などの2つの80MHzチャネルから作成された160MHzチャネルを含み、80MHzチャネル230、235は周波数ギャップによって分離される。そのような160MHzチャネルは80+80チャネルと呼ばれることがある。
チャネル205〜240は、AP105またはワイヤレスデバイス110がどれほどの空間ストリームをサポートするかに応じて、異なる数の空間ストリーム(ss)とともに使用され得る。たとえば、1次80MHzチャネル230は、2つまたは4つの空間ストリームとともに使用され得る。同様に、2次80MHzチャネル235は、2つまたは4つの空間ストリームとともに使用され得る。160MHzチャネル240は1つまたは2つの空間ストリームを使用し得る。同様に、80+80MHzチャネルは2つの空間ストリームを使用し得る。
図2の例は、特定の20MHzサブチャネル205が帯域幅モードの各々について使用されることを示す。しかしながら、他の例では、様々な帯域幅モードを構成するために、20MHz以外の帯域幅を有するサブチャネルが使用され得る。AP105は、どのサブチャネル205を1次チャネルとして使用するかを選択し得る。1次チャネルは、制御チャネルとして、最低の帯域幅伝送のために使用され得る。いくつかの例では、1次チャネルが定義される限り、他のサブチャネルは、AP105と、AP105と通信するワイヤレスデバイス110とによって知られることになる。
図3は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム300内の例示的帯域幅モード選択を示す流れ図を示す。この例では、アクセスポイント105-aが、ワイヤレスデバイス110-aの帯域幅に基づいて現帯域幅モードを選択する。アクセスポイント105-aは、図1を参照して説明されたAP105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。同様に、ワイヤレスデバイス110-aは、図1を参照して説明されたワイヤレスデバイス110の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
ワイヤレスデバイス110-aがAP105-aと通信することを望むとき、ワイヤレスデバイス110-aは、AP105-aに帯域幅サポートメッセージ305を送信する。帯域幅サポートメッセージ305は、少なくとも第1の帯域幅モードおよび第2の帯域幅モードの、ワイヤレスデバイス110-aによるサポートを広告し得る。たとえば、帯域幅サポートメッセージ305は、ワイヤレスデバイス110-aが80MHz帯域幅モードおよび160MHz帯域幅モードをサポートし得ることを広告し得る。いくつかの例では、帯域幅サポートメッセージ305は、ワイヤレスデバイス110-aが160MHz帯域幅モードをサポートすること、および80MHz帯域幅モードなどの第2の帯域幅モードもサポートすると想定され得ることを特定し得る。いくつかの例では、帯域幅サポートメッセージ305は、ワイヤレスデバイス110-aが使用することを意図する、選択された帯域幅を識別し得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイス110-aは、AP105-aから信号を受信したことに応答して帯域幅サポートメッセージ305を送り得る。
AP105-aは、受信した帯域幅サポートメッセージ305内でサポートされると識別された帯域幅モードに少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイス110-aと通信するために使用する帯域幅モードを決定し得る。AP105-aが識別された帯域幅モードをサポートする場合、ブロック310において、AP105-aは、現帯域幅モードを、識別された帯域幅モードとなるように選択する。AP105-aは、ワイヤレスデバイス110-aとの通信を、ワイヤレスデバイス110-aによってサポートされると識別されたモードだけに制限し得る。AP105-aは、他の帯域幅モードを使用して、AP105-aに関連する他のワイヤレスデバイス110と通信し得る。しかしながら、AP105-aは、AP105-aがその一部となるBSSについて選択された現チャネル帯域幅を超過することはできない。
必要な場合、ブロック315において、AP105-aは、選択された現帯域幅モードについて使用されるMIMO空間ストリームの数を調節し得る。たとえば、AP105-aは、現帯域幅モード専用の2つまたは4つの空間ストリームに対して、使用されるMIMO空間ストリームの数を調節し得る。
いくつかの例では、AP105-aは、AP105-aと通信するために使用する帯域幅モードをワイヤレスデバイス110-aに通知する肯定応答メッセージ320を、ワイヤレスデバイス110-aに送り得る。たとえば、肯定応答メッセージ320は、帯域幅サポートメッセージ305内で識別された、識別された帯域幅モードにおいてワイヤレスデバイス110-aが動作し得ることを指示し得る。他の例では、AP105-aは肯定応答メッセージ320を送らない。
ワイヤレスデバイス110-aは、現帯域幅モードを介してAP105-aに1つまたは複数のデータパケット325を送り得る。たとえば、160MHzチャネルが現在使用されているチャネルである場合、1つまたは複数のデータパケット325は、160MHzチャネルを使用して送られ得る。ブロック330において、AP105-aは、1つまたは複数のデータパケットを処理し得る。AP105-aおよびワイヤレスデバイス110-aはパーパケット切換えをサポートし得る。すなわち、媒体可用性に応じて、AP105-aは、パケットごとに帯域幅モードを選び得る。たとえば、AP105-aは、第1のパケットについて(たとえば、最大で4つの空間ストリームを有する)80MHzチャネル帯域幅を選択し得、次いで(たとえば、最大で2つの空間ストリームを有する)80+80MHzなどの別の帯域幅モードに切り換え得る。
図3は、AP105-aが帯域幅能力を告知し、現帯域幅モードを選択するものとして示されている。しかしながら、他の例では、ワイヤレスデバイス110-aが、図3のAP105-aに属する役割を実施し得る。同様に、AP105-aが、ワイヤレスデバイス110-aまたは別のAP105に帯域幅サポートメッセージ305を送り得る。
図4は、本開示の様々な態様による、4つの空間ストリーム415-a、415-b、415-c、および415-d(本明細書では「空間ストリーム415」と総称される)とともに動作する例示的ワイヤレス通信システム400の概念図を示す。ワイヤレスデバイス110-bが、現帯域幅モードに従って空間ストリーム415を介してアクセスポイント105-bと通信する。アクセスポイント105-bは、図1および図3を参照して説明されたAP105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス110-bは、図1および図3を参照して説明されたワイヤレスデバイス110の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
ワイヤレスデバイス110-bは、局周波数アジャイルラジオ145-aおよびSTAアンテナアレイ420を含む。STA周波数アジャイルラジオ145-aは、図1のSTA周波数アジャイルラジオ145の1つまたは複数の態様の一例であり得る。STAアンテナアレイ420は、アンテナ425-a、425-b、425-cから425-xまでを含むx個のアンテナを含み得、xはサポートされるアンテナの任意の数であり得る。ワイヤレスデバイス110-bはまた、x個の受信チェーンNを含む(ただしNは1からxまでの整数値を有し得る)。たとえば、受信チェーンN=1がアンテナ425-aに結合され、受信チェーンN=2がアンテナ425-bに結合され、受信チェーンN=3がアンテナ425-cに結合され、受信チェーンN=xがアンテナ425-xに結合される。
同様に、AP105-bは、APラジオ140-aおよびAPアンテナアレイ405を含む。APラジオ140-aは、図1のAP周波数アジャイルラジオ140の1つまたは複数の態様の一例であり得る。APアンテナアレイ405は、アンテナ410-a、410-b、410-cから410-yまでを含むy個のアンテナ410を含み得、yはサポートされるアンテナの任意の数であり得る。AP105-bはまた、y個の受信チェーンNをも含む(ただしNは1からyまでの整数値を有し得る)。たとえば、受信チェーンN=1はアンテナ410-aに結合され、受信チェーンN=2はアンテナ410-bに結合され、受信チェーンN=3はアンテナ410-cに結合され、受信チェーンN=yはアンテナ410-yに結合される。数xおよびyは同一の数、または異なる数であり得る。
ワイヤレスデバイス110-bは、4つの空間ストリーム415を介してAP105-bと通信する。ワイヤレスデバイス110-bおよびAP105-bは、1つまたは複数のチャネルについて空間ストリームを使用し得る。たとえば、AP105-bおよびワイヤレスデバイス110-bは、マルチユーザMIMOのための80MHzチャネルについて4つの空間ストリームを使用し得る。いくつかの例では、異なるチャネル組合せについて4つの空間ストリームが使用され得る。
図5は、本開示の様々な態様による、2つの空間ストリーム505-aおよび505-b(本明細書では「空間ストリーム505」と総称される)とともに動作する例示的ワイヤレス通信システムの概念図500を示す。ワイヤレスデバイス110-cが、現帯域幅モードに従って空間ストリーム505を介してアクセスポイント105-cと通信する。アクセスポイント105-cは、図1および図3〜図4を参照して説明されたAP105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス110-cは、図1および図3〜図4を参照して説明されたワイヤレスデバイス110の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
ワイヤレスデバイス110-cは、局周波数アジャイルラジオ145-bおよびSTAアンテナアレイ420を含む。STA周波数アジャイルラジオ145-bは、図1および図4のSTA周波数アジャイルラジオ145の1つまたは複数の態様の一例であり得る。STAアンテナアレイ420は、図4のSTAアンテナアレイ420の1つまたは複数の態様の一例であり得る。STAアンテナアレイ420は、アンテナ425-e、425-f、425-gから425-xまでを含むx個のアンテナ425を含み得、xはサポートされるアンテナの任意の数であり得る。ワイヤレスデバイス110-cはまた、x個の受信チェーンNをも含む。
同様に、AP105-cは、APラジオ140-bおよびAPアンテナアレイ405-aを含む。APラジオ140-bは、図1および図4のAP周波数アジャイルラジオ140の1つまたは複数の態様の一例であり得る。APアンテナアレイ405-aは、図4のAPアンテナアレイ405の1つまたは複数の態様の一例であり得る。APアンテナアレイ405-aは、アンテナ410-e、410-f、410-gから410-yまでを含むy個のアンテナ410を含み得、yはサポートされるアンテナの任意の数であり得る。AP105-bはまた、y個の受信チェーンNをも含む。
ワイヤレスデバイス110-cは、2つの空間ストリーム505を介してAP105-cと通信する。ワイヤレスデバイス110-cおよびAP105-cは、1つまたは複数のチャネルについて空間ストリームを使用し得る。ワイヤレスデバイス110-cおよびAP105-cが使用する空間ストリームの数は、現帯域幅モードに依存し得る。たとえば、AP105-cおよびワイヤレスデバイス110-cは、160MHzチャネルについて2つの空間ストリーム505を使用し得る。ワイヤレスデバイス110-cとAP105-cが2つまたは4つの空間ストリームを介して通信し得る例では、80MHz内の4つの空間ストリームおよび160MHz内の2つの空間ストリームが、2つのチェーンを下側の80MHzセグメント専用にし、2つのチェーンを上側の80MHzセグメント専用にすることによって使用され得る。
いくつかの例では、AP105-cおよびワイヤレスデバイス110-cは、動作モード通知(OMN)要素を含む応答フレームをシグナリングすることによって、異なる帯域幅モードのサポートを広告し得る。AP105-cによって送信されるOMN要素は、たとえば、AP105-cが80MHz帯域幅モードまたは160MHz帯域幅モードを使用していることを指示し得る。OMN要素はまた、AP105-cによってサポートされるMIMO空間ストリームの数を指示し得る。いくつかの例では、関連応答フレーム内にOMN要素を含むことは、OMN要素がビーコン内にも含まれる必要があることを示唆しない。これは、OMN要素がビーコン内に含まれていた場合にOMN要素がそうなるように、OMN要素を、すべてのクライアントワイヤレスデバイスではなく、特定のクライアントワイヤレスデバイスのターゲットとすることを可能にする。
いくつかの例では、AP105-cは、4つの空間ストリーム80MHzチャネルおよび2つの空間ストリーム160MHzチャネルを同時にサポートし得る。そのような一例では、AP105-cは、ワイヤレスデバイス110-cなどの3つまたは4つの空間ストリーム160MHzをサポートするワイヤレスデバイスに、1つまたは複数の関連応答フレーム内の動作モード通知(OMN)要素を送信し得る。たとえば、AP105-cは、AP105-c自体を160MHzチャネルにおいて4SSをサポートするものとして広告し得るが、OMN要素を使用して、160MHzクライアント上の3〜4SSについて動作帯域幅を80MHzに設定することによって、160MHzチャネル上の3〜4SSの変調およびコーディング方式(MCS)の使用を回避し得る。別の例では、AP105-cは、3および4SS 160MHz MCSをサポートするワイヤレスデバイス110について空間ストリームの最大許容数を2に設定するためにOMNを使用することによって、3SSおよび4SS 160MHz MCSの使用を回避し得る。このことは、最大データレートの指示とともに行われ得る。そうでない場合、最大データレートが推論され得る。たとえば、AP105-cは、最大データレート1560Mbpsを設定し得、そうでない場合、AP105-cの推論される最大レートは3.5Gbpsであり得る。他の例では、他の最大データレートが設定または推論され得る。
いくつかの例では、IEEE802.11ac規格に準拠するデバイスとしての認証のために、OMN要素は受信機側で必須であり得る。いくつかの例では、AP105-cは、代替として、デュアルBSSを(デュアルビーコンとともに)生み出し得る。たとえば、一方のBSSは4SS/80MHz帯域幅モードを使用し得、他方のBSSは2SS/160MHz帯域幅モードを使用し得る。2つのBSSは同一のBSSIDを使用し得る。
図6は、本開示の様々な態様による、送信機600の物理レイヤの例示的デジタル部分のブロック図を示す。送信機600は、図1および図3〜図5を参照してそれぞれ説明されたAP105またはワイヤレスデバイス110の1つまたは複数の態様の一例であり得る、アクセスポイント105またはワイヤレスデバイス110内に含まれ得る。送信機600内に含まれるコンポーネントは一例を示すにすぎない。他の例では、送信機600の他のコンポーネントが使用され得る。
送信機600は、入力として、ヘッダデータをヘッダプロセッサ605内に受信し、データをスクランブラ610内に受信し得る。ヘッダデータは、データについての制御または他の情報を含み得る。ヘッダプロセッサ605は、ヘッダデータを解釈あるいは処理し、それを1つまたは複数の2進畳込み符号(BCC)エンコーダ615に供給し得る。スクランブラ610は、アナログまたはデジタル領域内でデータをスクランブリング(たとえば、反転または符号化)し得る。スクランブラ610は、スクランブリング済みデータを1つまたは複数のBCCエンコーダ615および低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダ620に供給し得る。
BCCエンコーダ615およびLDPCエンコーダ620は、スクランブリング済みデータまたはヘッダデータを符号化し、符号化データをストリームパーサ625に供給し得る。ストリームパーサ625は、受信したデータを個々のストリームまたはセグメントに分割し得る。たとえば、ストリームパーサ625は、受信したデータを、160MHz帯域幅モードについての2つのストリームに分割し得る。ストリームパーサ625は、分割したデータをセグメントパーサ630に転送し得る。
セグメントパーサ630は、受信したデータのビットを2つのセグメント間で分割し得る。セグメントパーサ630の例示的機能は次の通りである。ストリームパーサ625の出力ごとに、セグメントパーサ630は、NCBPSSビットのブロックを取り(すなわち、シンボル当たり、空間ストリーム当たりのコード化ビット)、それをセグメントにわたって分割し得る。たとえば、セグメントパーサ630は、式1に従って、ブロックを2つの80MHzセグメントにわたって分割し得る。
Figure 2018520602
式1に示されるように、yk,lは周波数セグメントlの出力ビット数kである。変数sは、コンステレーションマッピングでのレール当たりのコード化ビットの数であり、
Figure 2018520602
に等しく、Nbpscsは、副搬送波当たり、ストリーム当たりのコード化ビットの数であり得る。変数NESは、2進畳込みエンコーダの数であり得る。言い換えれば、セグメントパーサ630は、2sNESビットのチャンク内の入力データをセグメントにわたって分散させ得、そのことはラウンドロビン式に行われ得る。1つおよび2つのストリームレートでは、NCBPSSが2sNESで割り切れないケースは生じないことに留意されたい。
セグメント当たり1つの合成器で連続する160MHzチャネルを送信する一例では、別々の周波数オフセットおよびセグメント当たりのタイミングドリフト追跡またはチャネル追跡が可能ではないサードパーティ受信機に対処するために、RF局部発振器(RFLO)間の相対的周波数誤差が0.005ppm未満であり得、RFLOとサンプリングクロックとの間の不整合が0.005ppm未満であり得る。これは、残留タイミングオフセットによる4ミリ秒(ms)の160MHz送信の外部副搬送波に関する誤りベクトルの大きさ(EVM)が限定され、近似的に式2のように与えられ得るからであり得る。
20log10(2π・80・106・4・10-3・0.005・10-6)=-40dBc (2)
受信のケースでは、サードパーティ送信機が上記よりも劣る場合、RFLO周波数とサンプルレートとの間の不整合による残留タイミングオフセット誤差が、別々の周波数オフセットおよびセグメント当たりのタイミングドリフト追跡またはチャネル追跡によって補正され得る。
図6は、例示的簡潔さのために単一の80MHz RFチェーン670を含む送信機600を示す。しかしながら、送信機600は、複数の80MHz RFチェーン670を含み得る。たとえば、160MHz帯域幅モードの空間ストリームごとに、セグメントパーサ630の後に、2つの80MHzセグメントが、セグメントごとに1つの、2つの80MHzRFチェーン670によって処理され、160MHzの単一の空間ストリームが生み出され得る。このようにして、160MHzの2つの空間ストリームが、4つの80MHzRFチェーン670とともにサポートされ得る。
80MHz RF670は、BCCインターリーバ635、ロングトレーニングフィールド(LTF)プリアンブルコンポーネント640、QAM645、逆高速フーリエ変換(IFFT)とガードインターバル(GI)の組合せコンポーネント650、送信機有限インパルス応答(TXFIR)とデジタルフロントエンドの組合せコンポーネント655、ショートトレーニングフィールドプリアンブルコンポーネント660、およびデジタル-アナログ変換器(DAC)665を含み得る。80MHzRFチェーン670はアナログI/O成分を出力し、アナログI/O成分は、1つまたは複数のアンテナに対して供給され得る。
TXFIRとデジタルフロントエンドの組合せコンポーネント655はいくつかの副コンポーネントを含み得る。たとえば、TXFIRとデジタルフロントエンドの組合せコンポーネント655は、2つ以上の送信機デジタルフロントエンドコンポーネント、ビーム形成または空間拡張とサイクリックシフトダイバーシティ(CSD)の組合せコンポーネント、IFFTとGIと低密度パリティチェック(LDPC)トーンマッパの組合せコンポーネント、パー送信機CSDおよび位相コンポーネント、ウィンドウ処理コンポーネント、補間回路、第1の送信機FIRコンポーネント、第1のシフトコンポーネント、デジタルクリッピングコンポーネント、送信機利得コンポーネント、第2のFIRコンポーネント、第2のシフトコンポーネント、デジタル予歪(DPD)コンポーネント、局部発振器およびIQ補正コンポーネント、ならびにプリエンファシスコンポーネントを含み得る。
1つの特定の例では、補間回路コンポーネントは10/11補間回路352MHzモードコンポーネントであり、第1のFIRコンポーネントは1x、2x、4xFIRコンポーネントであり、第1のシフトコンポーネントはセグメントを0、±10、±20、または±30MHzだけシフトし得、さらにセグメントを複製し得、第2のFIRコンポーネントは2x、4x、8xFIRコンポーネントであり、第2のシフトコンポーネントは、セグメントを0、±10、±20、±30、±40、または±45MHzだけシフトし得る。
TXFIRとデジタルフロントエンドの組合せコンポーネント655は、160MHz帯域幅モードをサポートするために、典型的なコンポーネント構成にわたるいくつかの変更を含み得る。一例では、これらの変更は、2倍の速度(たとえば、320Msps)のADCを含むオプションのために使用される。たとえば、TXFIRは、160MHzチャネルについての追加の係数を含み得る。いくつかの例では、各セグメントのTXFIRは、同一チャネル干渉(CCI)を低減するために、他のセグメントに対する任意のスピルオーバを許容できるレベル未満に保つのに十分なだけシャープなものであってもよい。シフトコンポーネントのうちの少なくとも1つ(たとえば、デジタルシフタ)は、より高いMHz数(たとえば、40および45)だけセグメントをシフトすることができ得る。この追加のデジタル周波数偏移は、165MHz帯域幅モードをサポートするために必要であり得る。局部発振器およびI/O接続コンポーネントはまた、より広い範囲(たとえば、-85から85MHz)にわたる、より正確な補正のためのI/O補正のためのより多くのタップを含み得る。160MHzについての単一のユーザビームフォーマ(SUBF)は、セグメント当たり2つのTX、および最大2つの空間ストリームのためのビームフォーマとして機能し得る。
送信側デバイス(たとえば、AP105またはワイヤレスデバイス110)が4つのRFチェーンおよび4つのアンテナを有する例では、アンテナからの(すなわち、空中での)送信後に2つの80MHzセグメントが追加され得る。4つのRFチェーンおよび2つのアンテナの一例では、2つの80MHzセグメントがRFチェーンの後に追加され得る。
別の例では、ワイヤレスデバイス110が送信機会を開始することが許可され、ワイヤレスデバイス110が、許可されたTXOPのアクセスカテゴリについての送信のために保留中の、少なくとも1つのメディアアクセス制御(MAC)サービスデータユニット(MSDU)を有する場合、ワイヤレスデバイス110は、次のステップのうちの1つだけを実施し得る。第1のオプションでは、2次チャネル、2次40MHzチャネル、および2次80MHzチャネルがTXOPの開始の直前のポイント調整機能(PCF)フレーム間スペース(PIFS)間隔の間にアイドル状態である場合、ワイヤレスデバイス110は、160MHzまたは80+80MHzマスク物理レイヤコンバージェンスプロトコル(PLCP)プロトコルデータ単位(PPDU)を送信し得る。あるいは、TXOPの開始の直前のPIFS間隔の間に2次チャネルと2次40MHzチャネルがどちらもアイドル状態である場合、ワイヤレスデバイス110は、1次80MHzチャネル上で80MHzマスクPPDUを送信し得る。別の代替では、TXOPの開始の直前のPIFS間隔の間に2次チャネルがアイドル状態であった場合、ワイヤレスデバイス110は、1次40MHzチャネル上で40MHzマスクPPDUを送信し得る。さらに別の代替では、ワイヤレスデバイス110は、1次20MHzチャネル上で20MHzマスクPPDUを送信し得る。最後に、ワイヤレスデバイス110は、バックオフ手順を起動することによってチャネルアクセス試行を再始動し得る。
図7は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のためのAP内での使用のためのワイヤレスデバイス705のブロック図700を示す。ワイヤレスデバイス705は、図1および図3〜図5を参照して説明されたAP105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス705は、受信機710、AP帯域幅セレクタ715、および/または送信機720を含み得る。ワイヤレスデバイス705はまた、プロセッサであり得、またはプロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は互いに通信し得る。
ワイヤレスデバイス705は、受信機710、AP帯域幅セレクタ715、または送信機720を通じて、本明細書で説明される機能を実施するように構成され得る。たとえば、ワイヤレスデバイス705は、20、40、80、80+80、160連続、および165MHz帯域幅モードを含む1つまたは複数の帯域幅モードにおいて動作するように構成され得る。
ワイヤレスデバイス705のコンポーネントは、ハードウェア内で適用可能な機能のいくつかまたはすべてを実施するように適合された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々に、または集合的に実装され得る。あるいは、機能は、1つまたは複数の集積回路上の1つまたは複数の他の処理装置(またはコア)によって実施され得る。他の例では、他のタイプの集積回路が使用され得(たとえば、構造化/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)、その集積回路は、当技術分野で周知の任意の方式でプログラムされ得る。各コンポーネントの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリで実施された命令とともに実装され得る。
受信機710は、様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネルなど)に関連するパケット、ユーザデータ、および/または制御情報などの情報を受信し得る。受信機710は、たとえば160MHzまたは165MHzにおいて、1つまたは複数のデータパケットを受信するように構成され得る。情報は、AP帯域幅セレクタ715と、ワイヤレスデバイス705の他のコンポーネントとに渡され得る。
いくつかの例では、AP受信機710は、160MHz帯域幅モードをサポートするためにいくつかの特徴を含み得る。いくつかの例では、AP受信機710のADCのサンプリングレートが320Mspsに増加され(たとえば、2倍にされ)得、ADCはビット幅10ビットを有する。1次20MHzチャネル上の外挿された初期周波数オフセット推定が、第1のVHT-LTFシンボルから始まる2次80MHzチャネルに適用され得る。AP受信機710はまた、セグメントごとに独立した位相、周波数、およびタイミングドリフト追跡が可能であり得る。チャネル推定器は、2つの異なる2つの空間ストリームチャネル推定を実施し得る。AP受信機710はまた、2つの2x2QR分解(QRD)コンポーネントおよびMIMOデコーダをも含み得る。いくつかの例では、AP受信機710は、2つのMIMOデコーダをセグメント当たり1つ含む。AP受信機710はまた、ストリームデパーシングの前にセグメントデパーシング(たとえば、送信機でのセグメントパーシングの逆)を実施し得る。AP受信機160はまた、160MHzについてのレーダー検出をサポートし得る。
AP受信機710はまた、自動利得制御(AGC)を実施するために自動フロントエンド(AFE)コンポーネントをも含み得る。自動利得制御は、チェーンごと、またはセグメントごとに実施され得る。さらに、1つのセグメントについての受信機有限インパルス応答(FIR)フィルタ(RXFIR)が、別のセグメントの隣接チャネル干渉(ACI)を抑制するのに十分なだけシャープなものであり得、高速フーリエ変換(FFT)が2倍にオーバーサンプリングされる。
AGCについての検出は、1次セグメント上のすべての4つの受信アンテナとともに行われ得る。いくつかの遅延が、追加のRXFIRを追加することによって導入され得る。ADCについての電力推定が320MHzにおいて実施され得る。
AP受信機710が160MHzパケットを検出した後、ワイヤレスデバイス705は、2つのチェーンの入力に関する周波数偏移を、1次20MHzチャネルが下側セグメント内にある場合、-40から+40MHzに変更し、または1次20MHzチャネルが上側セグメント内にある場合、+40から-40MHzに変更することによって、超高スループットショートトレーニングフィールド(VHT-STF)の間に2x2モードに切り替わる。たとえば、それぞれ、搬送周波数が上側セグメントの中心から-40MHzであり、または下側セグメントの中心から+40MHzであるケースがある。あるいは、周波数偏移は静的であり得るが、適切な第1のFIR出力が選択される。たとえば、160MHz帯域幅モードでは、2つのデジタルバックエンドチェーンが第1のFIR FFT/TDC ext80MHz出力を選択し得、他のバックエンドチェーンは1次80MHz出力にとどまる。周波数偏移はまた、+45MHz、-45MHz、+42.5MHz、または-42.5MHzであり得る。
ワイヤレスデバイス705はまた、異なる聴取および検出モードをサポートし得る。すなわち、ワイヤレスデバイス705は、帯域幅モードを使用してトラフィックを監視または聴取し得る。所与の聴取モードと検出モードとの間で切り換えるために、VHF-STFの間に動的切換えが使用され得る。
165MHz帯域幅モードをサポートすることができるいくつかの例では、AP受信機710は、80+80MHzスペクトルマスクを使用し得る。たとえば、送信機局部発振器が5732.5MHzである場合、各80MHzスペクトルは、約20.3dBrのレベルを有し得、それを組み合わせると、送信局部発振器(TXLO)について約-17.3dBrのレベルを可能にし得る。いくつかの例では、TXLOは、5730から5735MHzの間の任意の場所であり得、それは-10dBrのレベルを必要とし得る。他の例では、TXLOについての他の周波数が使用され得る。
チャネル推定および圧縮ビーム形成フィードバックのために、AP受信機710は、2つの空間ストリーム80MHzチャネル推定(すなわち、セグメント当たり1つ)をサポートするチャネル推定ブロックを含み得る。VHT160では、VHT圧縮ビーム形成フィードバックレポートフィールドのVHT圧縮ビーム形成フィードバックマトリックスサブフィールドが、下側および上側セグメントの(グループ化)トーン(これは、周波数領域内の左端のトーンから右端のトーンまで順序付けられ得る)からなり得る。一例では、AP受信機は2つの2x280MHz特異値分解(SVD)コンポーネントを含む。MUフィードバックでは、VHT MU排他的ビーム形成レポートフィールド内のデルタSNRが、すべてのトーンにわたる平均SNR(または平均チャネル電力)に対して(すなわち、セグメント当たりではなく)計算される。
いくつかの例では、AP受信機710は、80+80MHz帯域幅モードでの暗黙的ビーム形成(Implicit Beamforming)をサポートしないことがあるが、80MHz以下の帯域幅モードに従って動作するSTAのための暗黙的ビーム形成をサポートし得る。80+80MHz帯域幅モードにある場合、デフォルト聴取モードは、1次80MHzチャネル上の3つの受信チェーン、および2次80MHzチャネル上の3つの受信チェーンを使用し、STAからのL-LTFに関する暗黙的ビーム形成チャネル推定が、最適な4つの受信チェーンにわたって受信されないことがある。
この問題に対処するために、AP受信機710のMACレイヤは、帯域幅80MHz以下の肯定応答(ACK)メッセージがSTAから来ると予想されるときを判定し得る。そのようなACKメッセージが予想されるとき、AP受信機710のMACレイヤは、1次80MHzチャネルのために使用される受信チェーンの数を(たとえば、3つの受信チェーンから4つの受信チェーンに)調節して、所望の数の受信チェーン上で暗黙的ビーム形成チャネル推定を実施することを可能にするように、PHYレイヤにシグナリングし得る。このシグナリングは、MACレイヤからPHYレイヤへの管理メッセージを介するものであり得る。管理メッセージは、1次80MHzチャネルの聴取モードに割り振るための受信チェーンの数を指示し得る(たとえば、4つの受信チェーン)。あるいは、管理メッセージは、ある数の受信チェーン(たとえば、4つ)が第1の周波数セグメントに同調されるべきであり、受信チェーンの残り(たとえば、2つ)が第2の周波数セグメントに同調されるべきであるという明示的または暗黙的メッセージとともに、聴取モードについての周波数セグメントの数を指示し得る。
AP受信機710はまた、周波数オフセット推定およびパイロット追跡を実施し得る。たとえば、160MHzデバイスは、セグメントごとに別々の位相ロックループ(PLL)を使用し得、このことは、別々に追跡されなければならないセグメント間の位相雑音変動を引き起こし得る。サードパーティ送信機が2つのRFLOを用いて160MHzを80+80MHzとして送る場合、2つのRFLOを生成する際にセグメント分割器間の不正確の危険があり得る。そのようなケースでは、AP受信機710は、セグメントごとに別々の位相追跡に加えて、セグメントごとに別々の周波数およびタイミング追跡を実施し得る。
いくつかの例では、セグメント分割器間の不正確は、2次80MHzチャネル上の別々の初期周波数オフセット推定を保証するために不十分ではないことがあり、したがって、AP受信機710は、1次20MHzチャネル上の初期周波数オフセット推定を外挿し、それを第1のVHTロングトレーニングフィールド(VHT-LTF)シンボルから始まる2次80MHzチャネル上に適用し得る。fcenter,s80およびfcenter,p20がそれぞれ2次80MHzチャネルおよび1次20MHzチャネルの中心RF周波数であるとして、例示的周波数オフセットが式3で与えられる。
Figure 2018520602
いくつかの例では、セグメント当たりの搬送周波数が、対応するセグメントの中央にあるという理解とともに、セグメント当たりのパイロット追跡が、典型的な80MHzパイロット追跡と同じであり得る。いくつかの例では、セグメントごとに別々のタイミングドリフトが可能である。
AP受信機710はまた、2つの2x2QRDコンポーネントと、セグメント当たり1つのMIMOデコーダとを含み得る。いくつかの例では、AP受信機710は、代替として、2つの空間ストリーム160MHzチャネルを4つの空間ストリーム80MHz MIMOデコーダ上にマッピングし得る。すなわち、2つの空間ストリームは、対角上に2つの2x2セグメントチャネルマトリックスを有するブロック対角チャネルマトリックスを使用して、2つの80MHzセグメント上で4つの空間ストリームに組み合わされ得る。
以下は、2つの2x2MIMO復号化のために4x4MIMOデコーダを使用する方式を説明する。yi,p80(k)が1次80MHzセグメントのk番目の副搬送波上のi番目のRX信号を表し、yi,s80(k)が2次80MHzセグメントのk番目の副搬送波上のi番目のRX信号を表し、xi,p80(k)およびxi,s80(k)がそれぞれTX信号を表し、Hp80(k)およびHs80(k)が2x2MIMOチャネルを表す場合、これは、式4に示されるような4x4方程式として組み合わされ得る(副搬送波の添字kを省略する)。
Figure 2018520602
上記のブロック対角4x4チャネルマトリックスに関するQR分解を行った結果、式5が得られる。
Figure 2018520602
式5から、QR分解は、2つの2x2MIMO式が独立であるという特性を変更することができない。このことは、80MHzセグメントごとに独立な周波数および位相追跡を可能にし得る。いくつかの状況では、電力を節約するために、使用されていない4x4MIMO処理の部分が動作不能にされ得る。
AP受信機710は、選択された帯域幅にわたってレーダー検出を実施し得る。一例では、AP受信機710は、1次および2次セグメント上で別々にレーダー検出を実施し得る。あるいは、AP受信機710は、レーダーFFTならびに他の処理要素のクロック速度を2倍に増加させ得る。たとえば、ショートFFTが128から256ポイントに2倍にされ得、標準FFTが512から1024ポイントに2倍にされ得る。これらのFFTは、ラウンドトリップ時間(RTT)およびスペクトルスキャニングのために再利用され得る。いくつかの例では、最低の160MHzチャネルおよび160MHz帯域幅モードについてのレーダー検出を行う必要があるのは1つのセグメントだけである。いくつかの例では、ソフトウェアが任意のフィルタリングを実施する間、レーダー検出ハードウェアはADCレートにおいて動作し得る。
ファインタイミング測定(FTM)がVHT160フォーマットで送られる場合、AP受信機710は、VHT-LTFに関するチャネル推定を使用して80+80MHz RTT処理を実施し得る。レガシー8重(octuplicate)(すなわち、重複(duplicate)160)フレームについて、AP受信機710は、1次80MHzチャネルのみを使用し得る(2次80MHzチャネル上でL-LTFチャネル推定が行われないからである)。いくつかの例では、各セグメントのVHTチャネル推定が異なる受信アンテナから来るので、160MHz RTT処理は不可能であり得る。80MHzチャネル推定を得るために少なくとも2つの受信アンテナが得られる(たとえば、1次80MHzチャネルに関して1つの受信アンテナ、および2次80MHzチャネルに関して1つの受信アンテナ)ことを確かめるために、160MHz RTTまたは80+80 RTTは、AP受信機710が余分の80MHzチェーンを含むことを必要とし得る(たとえば、少なくともチャネル推定まで、かつチャネル推定を含む)。
いくつかの例では、ワイヤレスデバイス705は、送信機720での20MHzサブチャネルの間、および送信機720と受信機710の両方での1次80MHzチャネルと2次80MHzチャネルとの間のレガシー重複40/80/160パケットの潜在的位相不連続を補正し得る。管理メッセージが物理(PHY)レイヤに聴取モードを指示する。いくつかの例では、管理メッセージはメディアアクセス制御(MAC)メッセージであり得る。受信機は、管理メッセージ内で搬送され得る予想データパケットタイプに基づいて再構成され得る。たとえば、受信機710が管理メッセージに基づいて予想データパケットタイプを受信することができ得るように、受信機710の構成が調節され得る。
AP帯域幅セレクタ715は、20、40、80、80+80、160連続、および165MHz帯域幅モードを含む1つまたは複数の帯域幅モードでの動作の間で、ワイヤレスデバイス705を切り換え得る。AP帯域幅セレクタ715は、ワイヤレスデバイス705に、異なる帯域幅モードについてのワイヤレスデバイスによるサポートを広告させ得る。AP帯域幅セレクタ715はまた、選択された帯域幅モードに応答して、ワイヤレスデバイス705によって現在使用されているMIMO空間ストリームの数を調節し得る。
AP送信機720は、図6の送信機600の1つまたは複数の態様であり得る。AP送信機720は、ワイヤレスデバイス705の他のコンポーネントから受信した1つまたは複数の信号、たとえば帯域幅サポートメッセージ305を送信し得る。AP送信機720は、複数のチャネル間のチャネルボンディングを可能にするコンポーネントを含み得る。AP送信機720は、たとえば160MHzまたは165MHzにおいて、1つまたは複数のデータパケットを送信し得る。いくつかの例では、AP送信機720は、トランシーバ内で受信機710とともに配置され得る。
図8は、様々な例による、ワイヤレス通信のためにAP内で使用されるワイヤレスデバイス705-aのブロック図800を示す。ワイヤレスデバイス705-aは、図1および図3〜図5を参照して説明されたAP105の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス705-aはまた、図7を参照して説明されたワイヤレスデバイス705の一例であり得る。ワイヤレスデバイス705-aは、AP受信機710-a、AP帯域幅セレクタ715-a、またはAP送信機720-aを含み得、これらは、ワイヤレスデバイス705の対応するモジュールの例であり得る。ワイヤレスデバイス705-aはまた、プロセッサをも含み得る。これらのモジュールの各々は互いに通信し得る。AP帯域幅セレクタ715-aは、AP帯域幅広告コンポーネント805、APトランシーバ構成コンポーネント810、およびAP空間ストリームコンポーネント815を含み得る。AP受信機710-aおよびAP送信機720-aは、それぞれ図7のAP受信機710およびAP送信機720の機能を実施し得る。
ワイヤレスデバイス705-aのコンポーネントは、ハードウェア内で適用可能な機能のいくつかまたはすべてを実施するように適合された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々に、または集合的に実装され得る。あるいは、機能は、1つまたは複数の集積回路上の1つまたは複数の他の処理装置(またはコア)によって実施され得る。他の例では、他のタイプの集積回路が使用され得(たとえば、構造化/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)、その集積回路は、当技術分野で周知の任意の方式でプログラムされ得る。各コンポーネントの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリで実施された命令とともに実装され得る。
AP帯域幅広告コンポーネント805は、ワイヤレスデバイス705-aに、帯域幅サポートメッセージを1つまたは複数のクライアントワイヤレスデバイス110および他のAP105に送らせる。AP帯域幅広告コンポーネント805はまた、AP受信機710-aにおいて受信された帯域幅サポートメッセージを解釈し得る。帯域幅サポートメッセージ内の識別された帯域幅に基づいて、AP帯域幅セレクタ715-aは、識別された帯域幅に合致するように現帯域幅モードを選択し得る。
APトランシーバ構成コンポーネント810は、選択された帯域幅モードに基づいてAP受信機710-aまたは送信機720-aを更新し得る。AP空間ストリームコンポーネント815は、選択された帯域幅モードに基づいて、使用されるMIMO空間ストリームを調節し得る。
図9Aを参照すると、80+80、160連続、および165MHz帯域幅モードを含む1つまたは複数の帯域幅モードにおいて動作するように構成されたアクセスポイントまたはAP105-dを示す図900-aが示されている。いくつかの態様では、AP105-dは、図1および図3〜図5のAP105の一例であり得る。AP105-dは、APプロセッサ910、APメモリ920、APトランシーバ930、アンテナ940、およびAP帯域幅セレクタ715-bを含み得る。AP帯域幅セレクタ715-bは、図7および図8のAP帯域幅セレクタ715の一例であり得る。いくつかの例では、AP105-dはまた、AP通信マネージャ950、AP通信コンポーネント960、およびAPネットワーク通信コンポーネント970のうちの1つまたは両方を含み得る。APネットワーク通信コンポーネント970は、APコードネットワークインターフェース975をさらに含み得る。これらのコンポーネントの各々は、バスであり得る少なくとも1つのインターフェース905を介して、直接的または間接的に、互いに通信し得る。
APメモリ920は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。APメモリ920はまた、実行されるとき、たとえば80+80、160、165MHz帯域幅モードなどの異なる帯域幅モードを使用するために本明細書で説明される様々な機能をAPプロセッサ910に実施させるように構成される命令を含むコンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード925を記憶し得る。あるいは、ソフトウェアコード925は、APプロセッサ910によって直接的に実行可能ではないことがあるが、たとえばコンパイルされ実行されるとき、本明細書で説明される機能をコンピュータに実施させるように構成され得る。
APプロセッサ910は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば中央演算処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。APプロセッサ910は、APトランシーバ930、AP通信コンポーネント960、および/またはAPネットワーク通信コンポーネント970を通じて受信された情報を処理し得る。APプロセッサ910はまた、アンテナ940を通じて、AP通信コンポーネント960に、かつ/またはAPネットワーク通信コンポーネント970に送信するためにAPトランシーバ930に送られるべき情報を処理し得る。APプロセッサ910は、単独で、またはAP帯域幅セレクタ715-bとともに、80+80、160、および165MHz帯域幅モードをサポートするためにチャネルボンディングに関する様々な側面を処理し得る。
APトランシーバ930は、パケットを変調し、変調後パケットを送信のためにアンテナ940に供給し、アンテナ940から受信したパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。APトランシーバ930は、少なくとも1つの送信機モジュールおよび少なくとも1つの別々の受信機モジュールとして実装され得る。APトランシーバ930は、アンテナ940を介して、たとえば図1、図3、および図4に示されるような少なくとも1つのワイヤレスデバイス110と双方向に通信するように構成され得る。AP105-dは通常、複数のアンテナ940(たとえば、アンテナアレイ)を含み得る。AP105-dは、APネットワーク通信コンポーネント970を通じてAPコアネットワーク980と通信し得る。AP105-dは、AP通信コンポーネント960を使用して他のAPとも通信し得る。
図9Aのアーキテクチャによれば、AP105-dは、AP通信マネージャ950をさらに含み得る。AP通信マネージャ950は、図1のWLANネットワーク100内に示されるような局および/または他のデバイスとの通信を管理し得る。AP通信マネージャ950は、1つまたは複数のインターフェース905を介してAP105-dの他のコンポーネントのいくつかまたはすべてと通信し得る。あるいは、AP通信マネージャ950の機能は、APトランシーバ930のコンポーネントとして、コンピュータプログラム製品として、かつ/またはAPプロセッサ910の少なくとも1つのコントローラ要素として実装され得る。
AP105-dはデジタルシフタ785をさらに含み得るデジタルシフタ785は、1つまたは複数のチャネルまたはチェーンの周波数を、±40または45MHzなどだけシフトし得る。いくつかの例では、デジタルシフタ785はAPトランシーバ930の部分である。
AP105-dのコンポーネントは、図1〜図8に関して上記で論じられた態様を実装するように構成され得、それらの態様は、簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。さらに、AP105-dのコンポーネントは、図13および図14に関して以下で論じられる態様を実装するように構成され得、それらの態様は、やはり簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。
図9Bを参照すると、80+80、160連続、および165MHz帯域幅モードを含む1つまたは複数の帯域幅モードにおいて動作するように構成されたアクセスポイントまたはAP105-eを示す図900-bが示されている。いくつかの態様では、AP105-eは、図1、図3〜図5、および図9AのAP105の一例であり得る。図9AのAP105-dと同様に、AP105-eは、APプロセッサ910-a、APメモリ920-a、APトランシーバ930-a、アンテナ940-a、およびAP帯域幅セレクタ715-cを含み得、図9Aの対応するコンポーネントの機能を実施し得る。AP帯域幅セレクタ715-cは、図7〜図9AのAP帯域幅セレクタ715の一例であり得る。いくつかの例では、AP105-eはまた、AP通信マネージャ950-a、AP通信コンポーネント960-a、およびAPネットワーク通信コンポーネント970-aのうちの1つまたは両方をも含み得、それらは、図9Aの対応するコンポーネントの機能を実施し得る。APネットワーク通信コンポーネント970-aは、APコードネットワークインターフェース975-aをさらに含み得る。これらのコンポーネントの各々は、少なくとも1つのインターフェース905-aを介して、直接的または間接的に、互いに通信し得る。
図9Bの例は、AP帯域幅セレクタ715-c、APデジタルシフタ985-a、AP通信マネージャ950-a、およびAP通信コンポーネント960-aを、APメモリ920-a内に記憶されたソフトウェアとして示す。APメモリ920-aは、実行されるとき、たとえば80+80、160、165MHz帯域幅モードなどの異なる帯域幅モードを使用するために本明細書で説明される様々な機能をAPプロセッサ910に実施させるように構成される命令を含むコンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェアコードとして、これらのコンポーネントを記憶し得る。あるいは、AP帯域幅セレクタ715-c、APデジタルシフタ985-a、AP通信マネージャ950-a、およびAP通信コンポーネント960-aは、APプロセッサ910-aによって直接的に実行可能ではないことがあるが、たとえばコンパイルされ実行されるとき、本明細書で説明される機能をコンピュータに実施させるように構成され得る。
AP105-eのコンポーネントは、図1〜図8および図9Aに関して上記で論じられた態様を実装するように構成され得、それらの態様は、簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。さらに、AP105-eのコンポーネントは、図13および図14に関して以下で論じられる態様を実装するように構成され得、それらの態様は、やはり簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。
図10は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のために局内で使用されるワイヤレスデバイス1005のブロック図1000を示す。いくつかの例では、ワイヤレスデバイス1005は、図1および図3〜図5を参照して説明されたワイヤレスデバイス110の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス1005はまた、プロセッサであり得、またはプロセッサを含み得る。ワイヤレスデバイス1005は、STA受信機1010、STA帯域幅セレクタ1015、またはSTA送信機1020を含み得る。これらのモジュールの各々は互いに通信し得る。
ワイヤレスデバイス1005は、STA受信機1010、STA帯域幅セレクタ1015、またはSTA送信機1020を通じて、本明細書で説明される機能を実施するように構成され得る。たとえば、ワイヤレスデバイス1005は、80+80、160、および165MHz帯域幅モードをサポートするためにチャネルボンディングに関する様々な態様を実施するように構成され得る。
ワイヤレスデバイス1005のコンポーネントは、ハードウェア内で適用可能な機能のいくつかまたはすべてを実施するように適合された1つまたは複数のASICを使用して、個々に、または集合的に実装され得る。あるいは、機能は、1つまたは複数の集積回路上の1つまたは複数の他の処理装置(またはコア)によって実施され得る。他の例では、他のタイプの集積回路が使用され得(たとえば、構造化/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)、その集積回路は、当技術分野で周知の任意の方式でプログラムされ得る。各コンポーネントの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリで実施された命令とともに実装され得る。
STA受信機1010は、様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネルなど)に関連するパケット、ユーザデータ、または制御情報などの情報を受信し得る。STA受信機1010は、様々な周波数、および帯域幅サポートメッセージを介してデータパケットを受信するように構成され得る。情報は、STA帯域幅セレクタ1015、およびワイヤレスデバイス1005の他のコンポーネントに渡され得る。
STA帯域幅セレクタ1015は、図7〜図9のAP帯域幅セレクタ715に関して上記で論じられた態様を実装するように構成され得、それらの態様は、簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。
STA送信機1020は、ワイヤレスデバイス1005の他のコンポーネントから受信された1つまたは複数の信号を送信し得る。STA送信機1020は、様々な周波数、および帯域幅サポートメッセージを介してデータパケットを送信し得る。いくつかの例では、STA送信機1020は、トランシーバ内でSTA受信機1010とともに配置され得る。STA送信機1020は単一のアンテナを含み得、または複数のアンテナを含み得る。
図11は、様々な例による、ワイヤレス通信のためにワイヤレスデバイス内で使用されるワイヤレスデバイス1005-aのブロック図1100を示す。ワイヤレスデバイス1005-aは、図1および図3〜図5を参照して説明されたワイヤレスデバイス110の1つまたは複数の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス1005-aはまた、図10を参照して説明されたワイヤレスデバイス1005の一例であり得る。ワイヤレスデバイス1005-aは、STA受信機1010-a、STA帯域幅セレクタ1015-a、またはSTA送信機1020-aを含み得、これらは、ワイヤレスデバイス1005の対応するモジュールの例であり得る。ワイヤレスデバイス1005-aはまた、プロセッサをも含み得る。これらのコンポーネントの各々は互いに通信し得る。STA帯域幅セレクタ1015-aは、STA帯域幅広告コンポーネント1105、STAトランシーバ構成コンポーネント1110、およびSTA空間ストリームコンポーネント1115を含み得る。STA受信機1010-aおよびSTA送信機1020-aは、それぞれ図10のSTA受信機1010およびSTA送信機1020の機能を実施し得る。
STA帯域幅広告コンポーネント1105、STAトランシーバ構成コンポーネント1110、およびSTA空間ストリームコンポーネント1115は、図8のAP帯域幅広告コンポーネント805、APトランシーバ構成コンポーネント810、およびAP空間ストリームコンポーネント815に関して上記で論じられた態様を実装するように構成され得、それらの態様は、簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。
図12Aを参照すると、20、40、80、80+80、160、および165MHz帯域幅モードを含む複数の帯域幅モードにおいて動作するように構成されたワイヤレスデバイス110-dを示す図1200-aが示されている。ワイヤレスデバイス110-dは、様々な他の構成を有し得、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネットアプライアンス、ゲーミングコンソール、eリーダなどの中に含まれ得、またはその部分であり得る。ワイヤレスデバイス110-dは、モバイル動作を容易にするために、小型電池などの内部電源を有し得る。ワイヤレスデバイス110-dは、図1および図3〜図5のワイヤレスデバイス110の一例であり得る。
ワイヤレスデバイス110-dは、STAプロセッサ1210、STAメモリ1220、STAトランシーバ1240、アンテナ1250、およびSTA帯域幅セレクタ1015-bを含み得る。STA帯域幅セレクタ1015-bは、図10および図11のSTA帯域幅セレクタ1015の一例であり得る。これらのコンポーネントの各々は、バスであり得る少なくとも1つのインターフェース1205を介して、直接的または間接的に、互いに通信し得る。
STAメモリ1220はRAMおよびROMを含み得る。STAメモリ1220は、実行されるとき、チャネルボンディングのために本明細書で説明される様々な機能をSTAプロセッサ1210に実施させるように構成される命令を含むコンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード1225を記憶し得る。あるいは、ソフトウェアコード1225は、STAプロセッサ1210によって直接的に実行可能ではないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されるとき)本明細書で説明される機能をコンピュータに実施させるように構成され得る。
STAプロセッサ1210は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえばCPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。STAプロセッサ1210は、STAトランシーバ1240を通じて受信された情報、またはアンテナ1250を通じて送信するためにSTAトランシーバ1240に送られるべき情報を処理し得る。STAプロセッサ1210は、単独で、またはSTA帯域幅セレクタ1015-bとともに、80+80、160、および165MHz帯域幅モードをサポートするためにチャネルボンディングに関する様々な側面を処理し得る。
STAトランシーバ1240は、図1、図3〜図5、および図9のAP105と双方向に通信するように構成され得る。STAトランシーバ1240は、少なくとも1つの送信機および少なくとも1つの別々の受信機として実装され得る。STAトランシーバ1240は、パケットを変調し、変調後パケットを送信のためにアンテナ1250に供給し、アンテナ1250から受信したパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。ワイヤレスデバイス110-dは複数のアンテナを含み得るが、ワイヤレスデバイス110-dが単一のアンテナ1250を含み得る態様があり得る。
図12のアーキテクチャによれば、ワイヤレスデバイス110-dはSTA通信マネージャ1230をさらに含み得る。STA通信マネージャ1230は、様々なアクセスポイントとの通信を管理し得る。STA通信マネージャ1230は、少なくとも1つのインターフェース1205を介してワイヤレスデバイス110-dの他のコンポーネントのいくつかまたはすべてと通信するワイヤレスデバイス110-dのコンポーネントであり得る。あるいは、STA通信マネージャ1230の機能は、STAトランシーバ1240のコンポーネントとして、コンピュータプログラム製品として、またはSTAプロセッサ1210の少なくとも1つのコントローラ要素として実装され得る。
ワイヤレスデバイス110-dはSTAセグメントパーサ1235をさらに含み得る。STAセグメントパーサ1235は、80+80帯域幅モードなどにおいてチャネルボンディングを実施するために帯域幅セグメントを解析し得る。いくつかの例では、STAセグメントパーサ1235はSTAトランシーバ1240の部分である。
ワイヤレスデバイス110-dのコンポーネントは、図1〜6、図10、および図11に関して上記で論じられた態様を実装するように構成され得、それらの態様は、簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。さらに、ワイヤレスデバイス110-dのコンポーネントは、図13および図14に関して以下で論じられる態様を実装するように構成され得、それらの態様は、やはり簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。
図12Bは、20、40、80、80+80、160、および165MHz帯域幅モードを含む複数の帯域幅モードにおいて動作するように構成されたワイヤレスデバイス110-eを示す図1200-bを示す。ワイヤレスデバイス110-eは、図1、図3〜図5、および図12Aのワイヤレスデバイス110の一例であり得る。
ワイヤレスデバイス110-eは、STAプロセッサ1210-a、STAメモリ1220-a、STAトランシーバ1240-a、アンテナ1250-a、およびSTA帯域幅セレクタ1015-cを含み得る。STA帯域幅セレクタ1015-cは、図10、図11、図12AのSTA帯域幅セレクタ1015の一例であり得る。これらのコンポーネントの各々は、少なくとも1つのインターフェース1205-aを介して、直接的または間接的に、互いに通信し得る。ワイヤレスデバイス110-eのコンポーネントは、図12Aの対応するコンポーネントの機能を実施し得る。
STAメモリ1220-aは、実行されるとき、チャネルボンディングのために本明細書で説明される様々な機能をSTAプロセッサ1210-aに実施させるように構成される命令を含むコンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェアコードを記憶し得る。STAメモリ1220-aは、STA帯域幅セレクタ1015-c、STA通信マネージャ1230-a、およびSTAセグメントパーサ1235-aを含み得、それらは、図12Aの対応するコンポーネントの機能を実施し得る。あるいは、STA帯域幅セレクタ1015-c、STA通信マネージャ1230-a、およびSTAセグメントパーサ1235-aは、STAプロセッサ1210によって直接的に実行可能ではないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されるとき)本明細書で説明される機能をコンピュータに実施させるように構成される。STAプロセッサ1210-aは、単独で、またはSTA帯域幅セレクタ1015-cとともに、80+80、160、および165MHz帯域幅モードをサポートするためにチャネルボンディングに関する様々な側面を処理し得る。
ワイヤレスデバイス110-eのコンポーネントは、図1〜図6、図10〜図11、および図12Aに関して上記で論じられた態様を実装するように構成され得、それらの態様は、簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。さらに、ワイヤレスデバイス110-eのコンポーネントは、図13および図14に関して以下で論じられる態様を実装するように構成され得、それらの態様は、やはり簡潔のためにここでは繰り返されないことがある。
削減されたNSS定義をサポートするための例示的な動作モード通知
いくつかのIEEE仕様は、異なる最大Nss、たとえば160/80+80MHzのパケット帯域幅についての第1のNssと、80MHz以下のパケット帯域幅についての第2のNssとを有することをサポートしない。そのようなサポートは、アーキテクチャ的に利点をもたらすことになり、ワイヤレスデバイスが2つの80MHzチェーン(たとえば、送信チェーン、受信チェーン)を使用して、1つの160/80+80MHzストリームを送信または受信することを可能にする。
本開示の態様は、いくつかのケースでは動作モード通知の動作モードフィールド内のシグナリングを通じて、異なるチャネル帯域幅について異なるNSSを有することのサポートを実現する。以下でより詳細に説明されるように、そのようなサポートをシグナリングするために様々なオプションが提供され得る。たとえば、1つのオプションでは、動作モードフィールド内の(予め)予約済みのビットのうちの1つまたは複数が、80+80/160MHzパケットについて、最大の空間ストリームの数(NSS)が動作モードフィールドのNSSフィールドによって示されるものから削減されることを示すために使用され得る。別のオプションによれば、動作モードフィールドの1つまたは複数の(予め)予約済みのビットが、(図16に示されるように)NSSフィールドの値の可能な解釈のテーブルにマッピングされ得る。テーブルは、動作モードフィールドのNSSフィールドの値がどのように解釈されるべきかを定義するエントリを含み得る。
図13は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作1300を示す。明快のために、図1、図3〜図5、図9、および図12を参照して説明されたAP105またはワイヤレスデバイス110のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図7、図8、図10、および図11を参照して説明されたワイヤレスデバイス705、1005のうちの1つまたは複数の態様を参照して動作1300が以下で説明される。いくつかの例では、AP105またはワイヤレスデバイス110は、以下で説明される機能を実施するようにAP105またはワイヤレスデバイス110の機能要素を制御するためにコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、AP105またはワイヤレスデバイス110は、特定の目的を実施するように作成されたハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施し得る。例示のために、AP105に関して図13が論じられる。しかしながら、ワイヤレスデバイス110はまた、以下で説明される機能を実施し得る。
ブロック1302において、方法1300は、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する装置によってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、装置への1つまたは複数のパケットの送信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の装置によってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために第1のフィールドの値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットとを含むフレームを生成することを含み得る。たとえば、図9Aおよび図16を参照すると、図9に示されるAP105-dのAPプロセッサ910などの装置が、動作モードフィールドを含むフレームを生成し、動作モードフィールドのサポートされるチャネル幅セットサブフィールドのビットを設定して、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示し得る。第1の例についての例示的帯域幅モードは、20MHz帯域幅、40MHz帯域幅、80MHz帯域幅、160MHz帯域幅、および80+80MHz帯域幅を含み得る。
1304において、動作1300は、送信のためにフレームを出力することを含み得る。上記の第1の例を続けて、図9Aおよび図15〜図16を参照すると、APプロセッサ910は、APトランシーバ930および1つまたは複数のアンテナ940を介する送信のために、インターフェース905を介してフレームを出力し得る。
本明細書では、フレームの第1のフィールドの値の処理は、値を空間ストリームの数として使用すること、値に因子を掛けて空間ストリームの数を決定すること、または値のセットおよび対応する空間ストリームの数を参照して空間ストリームの数を決定することを含み得る。
図14は、本開示の様々な態様によるワイヤレス通信のための例示的な動作1400を示す。動作1400は、たとえば図13において送信されたフレームを受信するデバイスによって実施される、前述の動作1300と相補的なものと見なされ得る。いくつかの例では、AP105またはワイヤレスデバイス110は、コードの1つまたは複数のセットを実行して、AP105またはワイヤレスデバイス110の機能要素を制御し、以下で説明される機能を実施し得る。追加または代替として、AP105またはワイヤレスデバイス110は、特定の目的を実施するように作成されたハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの1つまたは複数を実施し得る。例示のために、図14がワイヤレスデバイス110に関して論じられる。しかしながら、AP105は、以下で説明される機能も実施し得る。
ブロック1402において、動作1400は、第1のフレームを取得すること(たとえば、実際にプロセッサによってRFフロントエンドから受信し、または取得すること)を含み得る。第1の例では、図12Aおよび図16を参照すると、図12に示されるSTA110-dのSTAプロセッサ1210などの装置は、動作モードフィールド、動作モードフィールドのサポートされるチャネル幅セットサブフィールド、および最大/ハーフNSSサブフィールドを含むフレームを取得し得る。
1404において、動作1400は、第1のフレーム内の少なくとも1つのビットに基づいて、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを決定することを含み得る。上記の第1の例を続けて、図12Aおよび図16を参照すると、STAプロセッサ1210は、サポートされるチャネル幅セットサブフィールドに基づいて、20MHz帯域幅、40MHz帯域幅、80MHz帯域幅、160MHz帯域幅、および80+80MHz帯域幅に関連する動作帯域幅モードを決定し得る。
1406において、動作1400は、第1のフレーム内の第1のフィールドの値に基づいて、帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる第1の空間ストリームの数を決定することを含み得る。上記の第1の例を続けて、図1、図12A、および図16を参照すると、STAプロセッサ1210は、フレームの動作モードフィールドのRX Nssフィールド内の値に基づいて、AP105が20MHz帯域幅、40MHz帯域幅、および80MHz帯域幅のセット内の8個の空間ストリームをサポートすると決定し得る。
1408において、動作1400は、第1のフレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、第1のフィールドの値をどのように処理するかを決定することを含み得る。上記の第1の例を続けて、図1、図12A、および16を参照すると、STAプロセッサ1210は、フレームの動作モードフィールドの最大/ハーフNSSサブフィールドの2つのビットに基づいて、AP105が160MHz帯域幅および80+80MHz帯域幅のセット内の空間ストリームの半分をサポートすると決定し得る。
1410において、動作1400は、第1のフィールドの値の決定された処理に基づいて、パケットの受信のための帯域幅のセット内の所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定することを含み得る。上記の第1の例を続けて、図1、図12A、および16を参照すると、STAプロセッサ1210は、フレームの動作モードフィールドのRX Nssフィールド内の値に基づいて、AP105が160MHz帯域幅内の4つの空間ストリームをサポートすると決定し得、決定された処理は、RX Nssフィールドに1/2を掛けることである。
1412において、動作1400は、第2の空間ストリームの数を使用して、所与の帯域幅上のワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成することを含み得る。上記の第1の例を続けて、図1、図12A、および16を参照すると、STAプロセッサ1210は、4つの空間ストリームを使用して、160MHz帯域幅上でのAPへの送信のために第2のフレームを生成し得る。
1414において、動作1400は、送信のために第2のフレームを出力することを含み得る。上記の第1の例を続けて、図1、図12A、および16を参照すると、STAプロセッサ1210は、STAトランシーバ1240およびアンテナ1250を介する送信のために、インターフェース1205を介して第2のフレームを出力し得る。
第1の帯域幅モードおよび第2の帯域幅モードについてのワイヤレスデバイスによるサポートを広告することは、OMN要素を含む応答フレームをシグナリングすることを含み得る。OMN要素は、単一チャネルの動作帯域幅、およびワイヤレスデバイスによってサポートされるMIMO空間ストリームの数からなるグループから選択されたパラメータを指示し得る。いくつかの例では、OMN要素は、ワイヤレスデバイスがサポートすることができる空間ストリームの数未満のいくつかのMIMO空間ストリームのサポートを示し得る。たとえば、第1のワイヤレスデバイスがVHT機能を有し、160MHz帯域幅モードにおいて4つの空間ストリームをサポートするが、第1のワイヤレスデバイスが関連付ける第2のワイヤレスデバイスが、160MHz帯域幅モードにおいて2つの空間ストリームをサポートするだけである場合、第1のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイスとの通信のために、第1のワイヤレスデバイスのサポートを160MHz帯域幅モードにおいて2つの空間ストリームだけに削減するようにOMNを送り得る。
本開示の態様は、削減されたNSS定義をサポートするために、OMNのフォーマットに対する可能な変更を実現する。上記のように、いくつかのケースでは、80MHz以下のパケット帯域幅モードについてデバイスによってサポートされるNSSの実際の値と比較して、80+80および/または160MHzパケット帯域幅モードについて削減された数(たとえば、半分)の空間ストリーム(NSS)をサポートすることが望ましいことがある。本開示の態様は、削減されたNSS定義を可能にし得、したがって、動作モードフィールド内のNSSの値が、いくつかのケースでは、削減された値(たとえば、半分)と解釈される。
図15は、そのような動作モードフィールド1500の一例を示し、その中で、RX Nssフィールドの値がどのように解釈されるかを示すために予め予約済みのビットを有するフィールド(ここでは、最大/ハーフNSSと符号が付けられている)が使用される。例示的な動作モードフィールドは8ビットB0からB7を含み、ビットB0およびB1はチャネル幅フィールド(サポートされるチャネル幅セットフィールドと呼ばれることがある)1502と呼ばれ、ビットB2およびB3は予め予約済みのビットであり、最大/ハーフNSSフィールド1504と呼ばれ、ビットB4〜B6はRx NSSフィールド1506と呼ばれ、ビットB7はRx NSSタイプフィールド1508と呼ばれる。一例として、動作モードフィールドのチャネル幅フィールドが80+80/160MHzを示している場合(IEEE802.11ac規格を参照して、チャネル幅フィールドが3に設定されるので)、いくつかのケースでは、RX Nssの値が削減されたNSS定義を使用して解釈されるべきであることを示すために、予約済みのビットが使用され得る。
上記のように、1つのオプションは、予約済みのビットのうちの1つを使用して(たとえば、それが定義済みの予約済みの値の逆に設定されるとき)、80MHzまでのパケット帯域幅モードについて、B4からB6内で与えられるRX Nssの値が(実際の)最大/全RX Nssと解釈されるべきことを示すことであり、80+80/160MHzパケット帯域幅モードについて、サポートされる空間ストリームの数はこの半分だけである。一方、予約済みのビットが予約済みの値の逆に設定されない場合、チャネル幅に適合するすべてのパケット帯域幅モードについて、Rx NSSは、最大のサポートされる空間ストリームの数と解釈されるべきである。
上記のように、別のオプションは、2つの予約済みのビットを使用して、それらをRX Nssフィールドの値の異なる解釈にマッピングすることである。このケースでは、これらの2つの予約済みのビットとともに、OMNによって示されるチャネル幅が、図16の表に示されるのと同じ情報を伝達し得る。言い換えれば、所与のチャネル幅についてのRX Nssの意味が、2つの予め予約済みのビット(最大/ハーフNSSビット)の値に応じて、第3の列に基づいて決定され得る。
別のオプションは、予約済みのビットのうちの1つを使用して(たとえば、予約済みの値に設定されるとき)、80MHzまでのパケット帯域幅モードについて、B4からB6内で与えられるRX Nssの値が実際のサポートされる空間ストリームの数と解釈されるべきことを示すことであり、80+80MHzおよび160MHzのパケット帯域幅モードについて、サポートされる空間ストリームの数は0である。このオプションでは、予約済みのビットが予約済みの値に設定されない場合、Rx NSSフィールド内の値は、そのパケット帯域幅モードについて、サポートされる空間ストリームの数を決定するために、各パケット帯域幅モードに特有であり得る乗数を用いて値を修正することによって解釈されるべきである。すなわち、各パケット帯域幅モードは、そのパケット帯域幅モードについて、実際のサポートされる空間ストリームの数を決定するための関連する乗数を有し得る。たとえば、乗数は、予約済みのビット、パケット帯域幅モード、および動作モードフィールドを含むパケットを送信するワイヤレスデバイスの広告される機能に基づいて、(たとえば、テーブル内の)乗数のセットから決定され得る。
図16は、本開示の態様による、図15の動作モードフィールド1500のビットの例示的なマッピング1600を示す。この例示的なマッピングでは、図15のチャネル幅フィールド1502がサポートされるチャネル幅セット列1602内で見出され、最大/ハーフNSSフィールド1504が最大/ハーフNSS(予約済み)ビット列1604内で見出される。サポートされるチャネル幅セットフィールドと最大/ハーフNSS(予約済み)ビットフィールドの組合せの各々の意味が、意味列1606内で見出される。たとえば、動作モードフィールドが0b00000110に設定される場合、チャネル幅フィールドおよび最大/ハーフNSSNSSフィールドはどちらも0であり、1610と符号が付けられた行から意味が読み取られる。さらにこの例では、意味は、(Rx NSSフィールドの3ビットが、NSS=4を示す0b011に設定されるので)20、40、および80MHzパケット帯域幅モード内で送信側STAが4つの空間ストリームをサポートし、送信側STAが160MHzおよび80+80パケット帯域幅モードをサポートしないことになる。第2の例では、動作モードフィールドが0b01110110に設定される場合、チャネル幅フィールドは1であり、最大/ハーフNSSNSSフィールドは3であり、1612と符号が付けられた行から意味が読み取られる。さらに第2の例では、意味は、20、40、および80、および160MHzパケット帯域幅モードにおいて送信側STAが8つの空間ストリーム(意味はNSSに2を掛けることであり、Rx NSSフィールドの3ビットが、NSS=4を示す0b011に設定されるので、2*4の空間ストリーム)をサポートし、送信側STAが80+80MHzパケット帯域幅モードにおいてNSS=4の空間ストリームをサポートすることになる。
前述の方法の様々な動作は、対応する機能を実施することができる任意の適切な手段によって実施され得る。手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントおよび/またはモジュールを含み得る。一般には、図に示される動作がある場合、それらの動作は、類似の番号を有する、対応する手段+機能コンポーネントを有し得る。たとえば、図13および図14に示される動作1300および1400は、それぞれ、図13Aおよび図14Aに示される手段1300Aおよび1400Aに対応する。
たとえば、送信するための手段または供給するための手段が、図7〜図9Bに示されるアクセスポイント105の送信機(たとえば、AP送信機720)、トランシーバ(たとえば、APトランシーバ930)、および/またはアンテナ940、あるいは図10〜図12Bに示されるSTA送信機1020、STAトランシーバ1240、および/またはアンテナ1250を備え得る。受信するための手段または取得するための手段が、図7〜図9Bに示されるアクセスポイント105の受信機(たとえば、AP受信機710)、トランシーバ(たとえば、APトランシーバ930)、および/またはアンテナ940、あるいは図10〜図12Bに示されるSTA受信機1010、STAトランシーバ1240、および/またはアンテナ1250を備え得る。生成するための手段、決定するための手段、供給するための手段、出力するための手段、フレームを取得するための手段、指示を取得するための手段、フレームの部分を処理するための手段、取得するための手段、選択するための手段、(たとえば、フレーム内のビットまたはフィールドの値を)設定するための手段が処理システムを備え得、処理システムは、図7〜図9Bに示されるアクセスポイント105のAP帯域幅セレクタ715、APプロセッサ910、AP通信マネージャ950、APトランシーバ930、および/またはAP通信コンポーネント960、あるいは図10〜図12Bに示されるSTA帯域幅セレクタ1015、STAプロセッサ1210、STA通信マネージャ1230、および/またはSTAトランシーバ1240などの1つまたは複数のプロセッサを含み得る。出力するための手段は、1つまたは複数のプロセッサおよび送信機および/またはトランシーバの間の1つまたは複数のインターフェース(たとえば、インターフェース905、インターフェース1205)を備え得る。
いくつかの態様によれば、そのような手段は、異なるチャネル帯域幅について異なるNSSを有することについて上記で説明された(たとえば、ハードウェア内で、またはソフトウェア命令を実行することによって)様々なアルゴリズムを実装することによって対応する機能を実施するように構成された処理システムによって実装され得る。たとえば、パケット帯域幅モードのセットについて装置によるサポートを示す少なくとも1つのビットを有するフレームを生成するための手段が、装置の構成に基づいてサポートされるパケット帯域幅モードを識別するアルゴリズムを実施する処理システムによって実装され得、これらのパケット帯域幅モードの第1のサブセット内の装置によってサポートされる空間ストリームの数を示す値を有するフレーム内の第1のフィールドを供給するための手段が、パケット帯域幅モードの第1のサブセットおよび装置の構成を入力として取るアルゴリズムを実施する(同一の、または異なる)処理システムによって実装され得、一方、フレームを受信するデバイスによって、その後でデバイスがパケット帯域幅モードのセットの第2のサブセット内の帯域幅とともにパケットを受信するとき、第1のフィールドの値がどのように解釈されるべきかを示すフレーム内の1つまたは複数のビットを提供するための手段が、パケット帯域幅モードおよび装置の構成の第2のサブセットを入力として取るアルゴリズムを実施する(同一の、または異なる)処理システムによって実装され得る。他の例では、フレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、フレーム内の第1のフィールドの値をどのように解釈するかを決定するための手段が、フレームの第1のフィールドの値および/またはフレームの他のフィールド内のビットを入力として取るアルゴリズムを実施する(同一の、または異なる)処理システムによって実装され得、第1のフィールドの値の決定した解釈に基づいてワイヤレスデバイスによってサポートされる空間ストリームの数を決定するための手段が、第1のフィールドの値、決定した解釈、およびフレームの1つまたは複数の他のフィールドを入力として取るアルゴリズムを実施する(同一の、または異なる)処理システムによって実装され得る。
添付の図面とともに上記で述べた詳細な説明は例を説明し、実装され得る、または特許請求の範囲内にある唯一の例を表すわけではない。「例」という用語は、この説明で使用されるとき、「一例、事例、または例示として働くこと」を意味し、「好ましい」、または「他の例よりも有利である」ことを意味するわけはない。詳細な説明は、記載の技法の理解を与える目的で、特定の詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの特定の詳細なしに実施され得る。いくつかの例では、記載の例の概念を不明瞭にすることを避けるために、周知の構造および装置がブロック図形式で示される。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表現され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場あるいは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表現され得る。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的ブロックおよびコンポーネントは、本明細書で説明された機能を実施するように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいはそれらの任意の組合せとともに実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来型プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のマイクロプロセッサとDSPコア、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せとして実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアとして実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶され、または1つまたは複数の命令もしくはコードとしてコンピュータ可読媒体上に伝送され得る。他の例および実装は、本開示および添付の特許請求の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの性質のために、前述の機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらの任意の組合せを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が様々な物理的位置において実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。本明細書では、特許請求の範囲を含めて、「および/または」という用語は、2つ以上の項目のリスト内で使用されるとき、列挙される項目のうちの任意の1つがそれ自体で利用され得ること、または列挙される項目のうちの2つ以上の任意の組合せが利用され得ることを意味する。たとえば、構成がコンポーネントA、B、および/またはCを含むものとして説明される場合、構成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはA、B、およびCの組合せを含み得る。さらに、本明細書では、特許請求の範囲を含めて、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」、「のうちの1つまたは複数」などの語句が後に置かれる項目のリスト)内で使用される「または」は、選言的リストを示し、したがってたとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」というリストは、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味する。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、CD-ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備え得る。さらに、任意の接続がコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚線対、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚線対、DSL、または赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書では、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタルバーサタイルディスク(disc)(DVD)、フロッピィディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本開示の先の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために与えられる。本開示に対する様々な修正が当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきではなく、本明細書で開示される原理および新規な特徴に一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
100 WLANネットワーク
105 アクセスポイント(AP)
110 ワイヤレスデバイス
115 通信リンク
120 直接ワイヤレスリンク
125 地理的カバレッジエリア
140 AP周波数アジャイルラジオ
145 局周波数アジャイルラジオ
200 チャネル化
205 20MHzサブチャネル
210 1次20MHzチャネル
215 2次20MHzチャネル
220 1次40MHzチャネル
225 2次40MHzチャネル
230 1次80MHzチャネル
235 2次80MHzチャネル
240 160MHzチャネル
300 ワイヤレス通信システム
305 帯域幅サポートメッセージ
310 帯域幅識別メッセージ
320 肯定応答メッセージ
325 データパケット
400 ワイヤレス通信システム
405 APアンテナアレイ
410 アンテナ
415 空間ストリーム
420 STAアンテナアレイ
425 アンテナ
505 空間ストリーム
600 送信機
605 ヘッダプロセッサ
610 スクランブラ
615 2進畳込み符号(BCC)エンコーダ
620 低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダ
625 ストリームパーサ
630 セグメントパーサ
635 BCCインターリーバ
640 ロングトレーニングフィールド(LTF)プリアンブルコンポーネント
645 QAM
650 逆高速フーリエ変換(IFFT)とガードインターバル(GI)の組合せコンポーネント
655 送信機有限インパルス応答(TXFIR)とデジタルフロントエンドの組合せコンポーネント
660 ショートトレーニングフィールドプリアンブルコンポーネント
665 デジタル-アナログ変換器(DAC)
670 80MHzRFチェーン
705 ワイヤレスデバイス
710 受信機
715 AP帯域幅セレクタ
720 送信機
805 AP帯域幅広告コンポーネント
810 APトランシーバ構成コンポーネント
815 AP空間ストリームコンポーネント
905 インターフェース
910 APプロセッサ
920 APメモリ
925 ソフトウェア(SW)コード
930 APトランシーバ
940 アンテナ
950 AP通信マネージャ
960 AP通信コンポーネント
970 APネットワーク通信コンポーネント
975 APコードネットワークインターフェース
980 APコアネットワーク
1005 ワイヤレスデバイス
1010 STA受信機
1015 STA帯域幅セレクタ
1020 STA送信機
1105 STA帯域幅広告コンポーネント
1110 STAトランシーバ構成コンポーネント
1115 STA空間ストリームコンポーネント
1205 インターフェース
1210 STAプロセッサ
1220 STAメモリ
1225 ソフトウェア(SW)コード
1230 STA通信マネージャ
1235 STAセグメントパーサ
1240 STAトランシーバ
1250 アンテナ
1300 動作
1400 動作
1502 チャネル幅フィールド
1504 最大/ハーフNSSフィールド
1506 Rx NSSフィールド
1508 Rx NSSタイプフィールド

Claims (40)

  1. ワイヤレス通信のための装置であって、
    フレームを生成するように構成された処理システムであって、前記フレームが、
    帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、
    前記帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する前記装置によってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、
    前記装置への1つまたは複数のパケットの送信のための前記帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の前記装置によってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために前記第1のフィールドの値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットと
    を含む、処理システムと、
    送信のために前記フレームを出力するように構成されたインターフェースと
    を備える装置。
  2. 前記第2の空間ストリームの数が、前記帯域幅のセットの第2のサブセット内の帯域幅上の前記装置への1つまたは複数のパケットの送信のために使用されるべき空間ストリームの数を含む請求項1に記載の装置。
  3. 前記処理システムが、
    前記1つまたは複数のビットを第1の値に設定して、前記第1のフィールドの前記値が前記装置によってサポートされる前記第2の空間ストリームの数と解釈されるべきであることを示し、
    前記1つまたは複数のビットを第2の値に設定して、前記第1のフィールドの前記値が前記第1のフィールドの前記値未満の前記第2の空間ストリームの数と解釈されるべきであることを示す
    ようにさらに構成される請求項1に記載の装置。
  4. 前記処理システムが、
    前記第1のフィールドの前記値がどのように処理されるべきかを定義するテーブル内のエントリに基づいて、前記1つまたは複数のビットを設定する
    ようにさらに構成される請求項1に記載の装置。
  5. 前記処理システムが、
    前記セットが第1の帯域幅を含むことを示す値に、前記少なくとも1つのビットを設定し、
    前記装置が前記第1の帯域幅内でサポートすることができる第3の空間ストリームの数未満である前記第2の空間ストリームの数を前記装置がサポートすることを示す値に、前記1つまたは複数のビットを設定する
    ようにさらに構成される請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのビットが、前記1つまたは複数のビットのうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の装置。
  7. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のフレームを取得するように構成された第1のインターフェースと、
    処理システムであって、
    前記第1のフレーム内の少なくとも1つのビットに基づいて、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを決定し、
    前記第1のフレーム内の第1のフィールドの値に基づいて、前記帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる第1の空間ストリームの数を決定し、
    前記第1のフレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定し、
    前記第1のフィールドの前記値の前記決定された処理に基づいて、パケットの受信のための前記帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の前記ワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定し、
    前記第2の空間ストリームの数を使用して、前記所与の帯域幅上の前記ワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成する
    ように構成された処理システムと、
    送信のために前記第2のフレームを出力するように構成された第2のインターフェースと
    を備える装置。
  8. 前記処理システムが、前記ワイヤレスデバイスが前記帯域幅のセットの第2のサブセット内の帯域幅上の1つまたは複数のパケットの受信のために前記第2の空間ストリームの数をサポートすると決定するように構成される請求項7に記載の装置。
  9. 前記処理システムが、
    前記1つまたは複数のビットが第1の値に設定される場合、前記第1のフィールドの前記値を前記第2の空間ストリームの数と解釈し、
    前記1つまたは複数のビットが第2の値に設定される場合、前記第1のフィールドの前記値を、前記第1のフィールドの前記値未満の前記第2の空間ストリームの数と解釈する
    ようにさらに構成される請求項7に記載の装置。
  10. 前記処理システムが、
    前記1つまたは複数のビットに対応するテーブル内のエントリに基づいて、前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定する
    ように構成される請求項7に記載の装置。
  11. 前記処理システムが、
    前記第2の空間ストリームの数が、前記装置が前記所与の帯域幅上でサポートすることができる第3の空間ストリームの数未満であると決定する
    ようにさらに構成される請求項7に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つのビットが、前記1つまたは複数のビットのうちの少なくとも1つを含む請求項7に記載の装置。
  13. 装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
    フレームを生成するステップであって、前記フレームが、
    帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、
    前記帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する前記装置によってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、
    前記装置への1つまたは複数のパケットの送信のための前記帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の前記装置によってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために前記第1のフィールドの前記値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットとを含む、ステップと、
    送信のために前記フレームを出力するステップと
    を含む方法。
  14. 前記第2の空間ストリームの数が、前記帯域幅のセットの第2のサブセット内の帯域幅上の前記装置への1つまたは複数のパケットの送信のために使用されるべき空間ストリームの数を含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記1つまたは複数のビットを第1の値に設定して、前記第1のフィールドの前記値が前記装置によってサポートされる前記第2の空間ストリームの数と解釈されるべきであることを示し、または第2の値に設定して、前記第1のフィールドの前記値が前記第1のフィールドの前記値未満の前記第2の空間ストリームの数と解釈されるべきであることを示すステップ
    をさらに含む請求項13に記載の方法。
  16. 前記第1のフィールドの前記値がどのように処理されるべきかを定義するテーブル内のエントリに基づいて、前記1つまたは複数のビットを設定するステップ
    をさらに含む請求項13に記載の方法。
  17. 前記セットが第1の帯域幅を含むことを示す値に、前記少なくとも1つのビットを設定するステップと、
    前記装置が前記第1の帯域幅内でサポートすることができる第3の空間ストリームの数未満である前記第2の空間ストリームの数を前記装置がサポートすることを示す値に、前記1つまたは複数のビットを設定するステップ
    をさらに含む請求項13に記載の方法。
  18. 前記少なくとも1つのビットが、前記1つまたは複数のビットのうちの少なくとも1つを含む請求項13に記載の方法。
  19. 装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
    第1のフレームを取得するステップと、
    前記第1のフレーム内の少なくとも1つのビットに基づいて、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを決定するステップと、
    前記第1のフレーム内の第1のフィールドの値に基づいて、前記帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる第1の空間ストリームの数を決定するステップと、
    前記第1のフレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定するステップと、
    前記第1のフィールドの前記値の前記決定された処理に基づいて、パケットの受信のための前記帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の前記ワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するステップと、
    前記第2の空間ストリームの数を使用して、前記所与の帯域幅上の前記ワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成するステップと、
    送信のために前記第2のフレームを出力するステップと
    を含む方法。
  20. 前記第2の空間ストリームの数を決定するステップが、前記ワイヤレスデバイスが前記帯域幅のセットの第2のサブセット内の帯域幅上の1つまたは複数のパケットの受信のために前記第2の空間ストリームの数をサポートすると決定するステップを含む請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定するステップが、
    前記1つまたは複数のビットが第1の値に設定される場合、前記第1のフィールドの前記値を前記第2の空間ストリームの数と解釈すると決定するステップと、
    前記1つまたは複数のビットが第2の値に設定される場合、前記第1のフィールドの前記値を、前記第1のフィールドの前記値未満の前記第2の空間ストリームの数と解釈すると決定するステップと
    を含む請求項19に記載の方法。
  22. 前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定するステップが、
    前記1つまたは複数のビットに対応するテーブル内のエントリに基づいて、前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定するステップ
    を含む請求項19に記載の方法。
  23. 前記第2の空間ストリームの数が、前記装置が前記所与の帯域幅上でサポートすることができる第3の空間ストリームの数未満であると決定するステップ
    をさらに含む請求項19に記載の方法。
  24. 前記少なくとも1つのビットが、前記1つまたは複数のビットのうちの少なくとも1つを含む請求項19に記載の方法。
  25. ワイヤレス通信のための装置であって、
    フレームを生成するための手段であって、前記フレームが、
    帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、
    前記帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する前記装置によってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、
    前記装置への1つまたは複数のパケットの送信のための前記帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の前記装置によってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために前記第1のフィールドの前記値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットと
    を含む、手段と、
    送信のために前記フレームを出力するための手段と
    を備える装置。
  26. 前記第2の空間ストリームの数が、前記帯域幅のセットの第2のサブセット内の帯域幅上の前記装置への1つまたは複数のパケットの送信のために使用されるべき空間ストリームの数を含む請求項25に記載の装置。
  27. 前記1つまたは複数のビットを第1の値に設定して、前記第1のフィールドの前記値が前記装置によってサポートされる前記第2の空間ストリームの数と解釈されるべきであることを示し、または第2の値に設定して、前記第1のフィールドの前記値が前記第1のフィールドの前記値未満の前記第2の空間ストリームの数と解釈されるべきであることを示すための手段
    をさらに備える請求項25に記載の装置。
  28. 前記第1のフィールドの前記値がどのように処理されるべきかを定義するテーブル内のエントリに基づいて、前記1つまたは複数のビットを設定するための手段
    をさらに備える請求項25に記載の装置。
  29. 前記セットが第1の帯域幅を含むことを示す値に、前記少なくとも1つのビットを設定するための手段と、
    前記装置が前記第1の帯域幅内でサポートすることができる第3の空間ストリームの数未満である前記第2の空間ストリームの数を前記装置がサポートすることを示す値に、前記1つまたは複数のビットを設定するための手段と
    をさらに備える請求項25に記載の装置。
  30. 前記少なくとも1つのビットが、前記1つまたは複数のビットのうちの少なくとも1つを含む請求項25に記載の装置。
  31. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のフレームを取得するための手段と、
    前記フレーム内の少なくとも1つのビットに基づいて、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを決定するための手段と、
    前記フレーム内の第1のフィールドの値に基づいて、前記帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる第1の空間ストリームの数を決定するための手段と、
    前記フレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定するための手段と、
    前記第1のフィールドの前記値の前記決定された処理に基づいて、パケットの受信のための前記帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の前記ワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するための手段と、
    前記第2の空間ストリームの数を使用して、前記所与の帯域幅上の前記ワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成するための手段と、
    送信のために前記第2のフレームを出力するための手段と
    を備える装置。
  32. 前記第2の空間ストリームの数を決定するための前記手段が、前記ワイヤレスデバイスが前記帯域幅のセットの第2のサブセット内の帯域幅上の1つまたは複数のパケットの受信のために前記第2の空間ストリームの数をサポートすると決定するための手段を備える請求項31に記載の装置。
  33. 前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定するための前記手段が、
    前記1つまたは複数のビットが第1の値に設定される場合、前記第1のフィールドの前記値を前記第2の空間ストリームの数と解釈すると決定するための手段と、
    前記1つまたは複数のビットが第2の値に設定される場合、前記第1のフィールドの前記値を、前記第1のフィールドの前記値未満の前記第2の空間ストリームの数と解釈すると決定するための手段と
    を備える請求項31に記載の装置。
  34. 前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定するための前記手段が、前記1つまたは複数のビットに対応するテーブル内のエントリに基づいて、前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定するための手段を備える請求項31に記載の装置。
  35. 前記第2の空間ストリームの数が、前記装置が前記所与の帯域幅上でサポートすることができる第3の空間ストリームの数未満であると決定するための手段
    をさらに備える請求項31に記載の装置。
  36. 前記少なくとも1つのビットが、前記1つまたは複数のビットのうちの少なくとも1つを含む請求項31に記載の装置。
  37. コンピュータ実行可能コードを記憶するワイヤレス通信のためのコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コードが、
    フレームを生成するための命令であって、前記フレームが、
    帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、
    前記帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する前記装置によってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、
    前記装置への1つまたは複数のパケットの送信のための前記帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の前記装置によってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために前記第1のフィールドの前記値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットと
    を含む、命令と、
    送信のために前記フレームを出力するための命令と
    を含むコンピュータ可読記憶媒体。
  38. コンピュータ実行可能コードを記憶するワイヤレス通信のためのコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コードが、
    第1のフレームを取得するための命令と、
    前記フレーム内の少なくとも1つのビットに基づいて、帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを決定するための命令と、
    前記フレーム内の第1のフィールドの値に基づいて、前記帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる第1の空間ストリームの数を決定するための命令と、
    前記フレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定するための命令と、
    前記第1のフィールドの前記値の前記決定された処理に基づいて、パケットの受信のための前記帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の前記ワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するための命令と、
    前記第2の空間ストリームの数を使用して、前記所与の帯域幅上の前記ワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成するための命令と、
    送信のために前記第2のフレームを出力するための命令と
    を含むコンピュータ可読記憶媒体。
  39. アクセスポイント(AP)であって、
    少なくとも1つのアンテナと、
    フレームを生成するように構成された処理システムであって、前記フレームが、
    帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、
    前記帯域幅のセットの第1のサブセットに関連する前記APによってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す値を有する第1のフィールドと、
    前記APへの1つまたは複数のパケットの送信のための前記帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の前記APによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定するために前記第1のフィールドの前記値がどのように処理されるべきかを示す1つまたは複数のビットと
    を含む、処理システムと、
    前記少なくとも1つのアンテナを介して前記フレームを送信するように構成された少なくとも1つの送信機と
    を備えるアクセスポイント。
  40. ステーション(STA)であって、
    少なくとも1つのアンテナと、
    第1のフレームを前記少なくとも1つのアンテナを介して受信するように構成された少なくとも1つの受信機であって、前記第1のフレームが、
    帯域幅のセットに関連する動作帯域幅モードを示す少なくとも1つのビットと、前記帯域幅のセットの第1のサブセットに関連するワイヤレスデバイスによってサポートされる第1の空間ストリームの数を示す第1のフィールドと、前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを示すフレーム内の1つまたは複数のビットとを有する、少なくとも1つの受信機と、
    処理システムであって、
    前記少なくとも1つのビットに基づいて、前記帯域幅のセットに関連する前記動作帯域幅モードを決定し、
    前記第1のフィールドの値に基づいて、前記帯域幅のセットの前記第1のサブセットに関連する前記ワイヤレスデバイスによってサポートされる前記第1の空間ストリームの数を決定し、
    前記フレーム内の1つまたは複数のビットに基づいて、前記第1のフィールドの前記値をどのように処理するかを決定し、
    前記第1のフィールドの前記値の前記決定された処理に基づいて、パケットの受信のための前記帯域幅のセット内の所与の帯域幅上の前記ワイヤレスデバイスによってサポートされる第2の空間ストリームの数を決定し、
    前記第2の空間ストリームの数を使用して、前記所与の帯域幅上の前記ワイヤレスデバイスへの送信のための第2のフレームを生成する
    ように構成された処理システムと、
    前記少なくとも1つのアンテナを介して、前記第2の空間ストリームの数を使用して、前記所与の帯域幅上で前記ワイヤレスデバイスに前記第2のフレームを送信するように構成された少なくとも1つの送信機と
    を備えるステーション。
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