JP2020515160A - ランダムアクセスのための電力制御強化 - Google Patents

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Abstract

本発明は、無線デバイス及び無線アクセスネットワークノードを備える通信システムにおける方法であって、本方法は、前記無線デバイスにおいて、物理アップリンク制御チャネルにおける送信時間間隔(TTI)長を設定するステップと、制御情報を、前記無線デバイスによって、前記物理アップリンク制御チャネルを介して前記設定された送信時間間隔長で送信するステップと、前記無線デバイスによって設定される前記送信時間間隔長を、前記無線デバイスと前記無線アクセスネットワークノードとの間のチャネル又はペイロード特性に基づいて変更するステップとを有すること、及び、開始することの少なくとも一方を行う。

Description

[0001]本開示は一般に通信に関し、より具体的には、無線通信に関する。
[0002]本節は、本開示のより良い理解を容易にすることができる態様を紹介する。したがって、本節の記述はこの観点で読まれるべきであり、従来技術に何があるか、又は従来技術に何がないかについての承認として理解されるべきではない。
[0003]通信サービス・プロバイダ及びネットワーク・オペレータは例えば、魅力のあるネットワーク・サービス及びパフォーマンスを提供することによって消費者に価値及び利便性を提供する課題に絶えず直面している。劇的に増加するトラフィック要件を満たすために、通信技術開発のための1つの興味深い選択肢は、共通のネットワークを介して異なるサービス品質(QoS)要件を有する様々なサービスをサポートすることである。5G又は新しい無線(NR)などの次世代通信システムでは、無線デバイスがランダムアクセス(RA)を開始することによって、異なるタイプのサービスのためのセッションを確立することができると期待される。超高信頼低遅延通信(URLLC)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、大規模マシンタイプ通信(MTC)等のような異なるサービスは、通常、異なるレイテンシ(待ち時間)要件を有する。ユーザ・エクスペリエンスは、RAの待ち時間のために影響を受ける可能性がある。
[0004]本概要は、以下の詳細な説明でさらに説明される概念の選択を簡略化した形で紹介するために提供される。本概要は、請求する主題の重要な特徴又は本質的な特徴を識別することを意図するものではなく、請求する主題の範囲を限定するために使用されることを意図するものでもない。
[0005]NRなどの無線通信ネットワークは、共通のネットワークを介して様々なタイプのサービスをサポートすることができる。URLLCなどのいくつかのサービスは、信頼性及び遅延に関して厳しい要件を有することがある。同じパラメータ設定がすべてのサービスに適用される場合、信頼性のあるRAに対するより厳しい要件を有するサービスの無線接続設定は、他のサービスと同じ大きな遅延を経験することがある。したがって、より信頼性の高いRAを必要とするサービスの遅延を低減することが望ましい場合がある。
[0006]本開示はより高い信頼性要件を有するサービスのために端末デバイスによってRAメッセージ送信のために送信電力ブーストを可能にし、その結果、端末デバイスが、高い成功率及び短い遅延で当該サービスのためのネットワークノードにアクセスすることができるような、RAのための電力制御強化の解決策を提案する。
[0007]本開示の第1の態様によれば、無線デバイスにおいて実施される方法が提供される。無線デバイスは、端末デバイスを備えてもよい。本方法は、第2のサービスよりも信頼性の高いRAを必要とする第1のサービスのためにRA手順が開始されるかどうかを決定することを含むことができる。RA手順が第1のサービスのために開始されるという決定に応じて、RA手順の1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力は、第1のサービスのためのパラメータ設定に少なくとも部分的に基づいて推定されうる。本方法はRA手順中に、それぞれの送信電力を使用することによって、1以上のメッセージをネットワークノードに送信することをさらに含みうる。
[0008]例示的な実施形態では、第1のサービスのためのパラメータ設定に少なくとも部分的に基づいてRA手順の1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力を推定することは、第1のサービスのためのパラメータ設定に従って1以上のメッセージのための少なくとも1つの電力ブーストパラメータを決定することと、少なくとも1つの電力ブーストパラメータに少なくとも部分的に基づいて1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力を計算することとを含むことができる。
[0009]本開示の第2の態様によれば、装置が提供される。装置は、1以上のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む1以上のメモリとを備えることができる。1以上のメモリ及びコンピュータプログラムコードは1以上のプロセッサと共に、装置に、本開示の第1の態様による方法の任意のステップを少なくとも実行させるように構成されうる。
[0010]本開示の第3の態様によれば、コンピュータ上で実行されると、本開示の第1の態様による方法の任意のステップをコンピュータに実行させる、コンピュータプログラムコードを含むコンピュータ可読媒体が提供される。
[0011]本開示の第4の態様によれば、装置が提供される。装置は、決定モジュールと、推定モジュールと、送信モジュールとを備えることができる。いくつかの例示的な実施形態によれば、決定モジュールは、本開示の第1の態様による方法の少なくとも決定ステップを実行するように動作可能でありうる。推定モジュールは、本開示の第1の態様に係る方法の少なくとも推定ステップを実行するように動作可能でありうる。送信モジュールは、本開示の第1の態様に係る方法の少なくとも送信ステップを実行するように動作可能でありうる。
[0012]本開示の第5の態様によれば、無線デバイスにおいて実施される方法が提供される。無線デバイスは、ネットワークノードを備えることができる。本方法は、第1のサービス及び第2のサービスのためのパラメータ設定を構成することを含むことができる。第1のサービスは、第2のサービスよりも信頼性の高いRAを必要としうる。当該方法は、パラメータ設定を端末デバイスに送信することをさらに含んでもよい。例示的な実施形態によれば、パラメータ設定は、RA手順が第1のサービス又は第2のサービスのどちらに対して開始されるかに応じて、端末デバイスがRA手順のメッセージに対して異なる送信電力推定を実行することを可能にしうる。
[0013]例示的な実施形態では、本開示の第5の態様による方法が第1のサービスのために開始されたRA手順の間に、端末デバイスから1以上のメッセージを受信することをさらに含むことができる。
[0014]本開示の第6の態様によれば、装置が提供される。当該装置は、1以上のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む1以上のメモリとを備えることができる。1以上のメモリ及びコンピュータプログラムコードは1以上のプロセッサと共に、装置に、本開示の第5の態様による方法の任意のステップを少なくとも実行させるように構成されうる。
[0015]本開示の第7の態様によれば、コンピュータ上で実行されると、本開示の第5の態様による方法の任意のステップをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムコードを含むコンピュータ可読媒体が提供される。
[0016]本開示の第8の態様によれば、装置が提供される。装置は、構成モジュールと送信モジュールとを備えてもよい。いくつかの例示的な実施形態によれば、構成モジュールは、本開示の第5の態様による方法の少なくとも構成ステップを実行するように動作可能であってもよい。送信モジュールは、本開示の第5の態様による方法の少なくとも送信ステップを実行するように動作可能であってもよい。
[0017]選択的に、本開示の第8の態様による装置は、受信モジュールをさらに備えてもよい。いくつかの例示的な実施形態によれば、受信モジュールは、本開示の第5の態様による方法の少なくとも受信ステップを実行するように動作可能であってもよい。
[0018]いくつかの例示的な実施形態によれば、パラメータ設定は、第1のサービスにおける1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力を、第2のサービスと比較してブーストさせうる。例えば、1以上のメッセージは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)のプリアンブル及びメッセージ3のうちの少なくとも1つを含みうる。
[0019]いくつかの例示的な実施形態において、パラメータ設定は、第2のサービスよりも高い第1のサービスに対するPRACHのプリアンブルの初期受信目標電力と、第2のサービスよりも大きい第1のサービスに対するPRACHのプリアンブルに対する電力ランピング係数と、第2のサービスよりも大きい第1のサービスに対するPRACHのプリアンブル送信の最大数との電力パラメータのうちの少なくとも1つを示してもよい。
[0020]いくつかの例示的な実施形態によれば、パラメータ設定は、第2のサービスに対する第1のサービスに対するPRACHのプリアンブルの初期受信目標電力の第1の増分と、第2のサービスに対する第1のサービスに対するPRACHのプリアンブルに対する電力ランピング係数の第2の増分と、第2のサービスに対する第1のサービスに対するPRACHのプリアンブル送信の最大数の第3の増分との電力パラメータのうちの少なくとも1つを示してもよい。
[0021]いくつかの例示的な実施形態によれば、パラメータ設定は、第2のサービスに対する第1のサービスにおけるメッセージ3のための送信電力の第4の増分を示してもよい。代替的に又は追加的に、パラメータ設定は、第2のサービスに対する第1のサービスにおけるメッセージ3のための送信電力の第5の増分を計算するために、第1のサービスにおけるPRACHのプリアンブルのための1以上の電力パラメータを使用するように指示することができる。
[0022]いくつかの例示的な実施形態によれば、パラメータ設定は、ネットワークノードから取得されるか、又は端末デバイスなどの無線デバイスにおいて予め定義されうる。
[0023]本開示自体、使用の好ましい形態、及びさらなる目的は、添付の図面と関連して読まれる場合、実施形態の以下の詳細な説明を参照することによって最もよく理解される。
[0024]図1は、本開示のいくつかの実施形態による方法を例示するフローチャートである。 [0025]図2は、本開示のいくつかの実施形態による別の方法を例示するフローチャートである。 [0026]図3は、本開示の実施形態による、RAのための電力制御強化を実装するための方法を示すフローチャートである。 [0027]図4は、本開示のさまざまな実施形態による装置を例示するブロック図である。 [0028]図5は、本開示のいくつかの実施形態による装置500を示すブロック図である。 [0029]図6は、本開示のいくつかの実施形態による装置600を示すブロック図である。
[0030]以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。これらの実施形態は本開示の範囲に対するいかなる制限も示唆するのではなく、当業者が本開示をより良く理解し、本開示を実施することを可能にする発明のためにのみ議論されることを理解されたい。本明細書全体を通して、特徴、利点、又は同様の用語への言及は本開示で実現されうる特徴及び利点のすべてが、本開示の任意の単一の実施形態であるべきであること、又は本開示の任意の単一の実施形態にあることを暗示するものではない。むしろ、特徴及び利点に言及する用語は、一実施形態に関連して説明された特定の特徴、利点、又は特性が本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味するものと理解される。さらに、本開示の記載された特徴、利点、及び特徴は、1以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせることができる。当業者は、本開示が特定の実施形態の特定の特徴又は利点のうちの1つ以上を有することなく、実施されうることを認識するのであろう。他の例では、追加の特徴及び利点が本開示のすべての実施形態に存在しないことがある特定の実施形態において認識されることがある。
[0031]本明細書で使用されるように、「無線通信ネットワーク」という用語は、ロングタームエボリューションアドバンスト(LTE−A)、LTE、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、高速パケットアクセス(HSPA)などのような、任意の適切な通信規格に従うネットワークを示す。さらに、無線通信ネットワーク内の端末デバイスとネットワークノードとの間の通信は第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、将来の第5世代(5G)通信プロトコル、及び/又は現在知られているか又は将来開発される任意の他のプロトコルを含むが、これらに限定されない、任意の適切な世代通信プロトコルに従って実行されうる。
[0032]「ネットワークノード」という用語は、端末デバイスがネットワークにアクセスし、そこからサービスを受信する、無線通信ネットワーク内のネットワークデバイスを示す。ネットワークデバイスは、基地局(BS)、アクセスポイント(AP)、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、ゲートウェイ、サーバ、コントローラ、又は無線通信ネットワーク内の任意の他の適切なデバイスを示す。BSは例えば、ノードB(NodeB又はNB)、進化型ノードB(eNodeB又はeNB)、次世代ノードB(gNodeB又はgNB)、リモート無線ユニット(RRU)、無線ヘッダ(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、リレー、フェムトなどの低電力ノード、ピコなどとすることができる。
[0033]ネットワークノードのさらなる例は、MSR BSのようなマルチスタンダード無線(MSR)無線機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)又は基地局コントローラ(BSC)のようなネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、測位ノード、及び/又は同様のものを含む。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードが無線通信ネットワークへの端末デバイスのアクセスを可能にし、及び/又は提供し、あるいは無線通信ネットワークにアクセスした端末デバイスに何らかのサービスを提供することができるように、構成され、配置され、及び/又は動作可能な任意の適切な装置(又は装置のグループ)を表すことができる。
[0034]「端末デバイス」という用語は無線通信ネットワークにアクセスし、そこからサービスを受信することができる任意の端末デバイスを示す。限定ではなく例として、端末デバイスは、モバイル端末、ユーザ機器(UE)、又は他の適切なデバイスを示す。UEは例えば、加入者局、携帯加入者局、移動局(MS)、又はアクセス端末(AT)でありうる。端末デバイスはポータブルコンピュータ、デジタルカメラなどの画像取得端末デバイス、ゲーム端末デバイス、音楽記憶再生機器、モバイルフォン、セルラーフォン、スマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイス、携帯情報端末(PDA)、車両などを含むことができるが、これらに限定されない。
[0035]端末デバイスは例えば、サイドリンク通信のための3GPP標準規格を実装することによって、デバイス・ツー・デバイス(D2D)通信をサポートすることができ、この場合、D2D通信デバイスとして参照されうる。
[0036]さらに別の特定の例として、物のインターネット(IoT)シナリオでは、端末デバイスが監視、感知、及び/又は測定などを実行し、そのような監視、感知、及び/又は測定などの結果を別の端末デバイス及び/又はネットワーク機器に送信するマシン又は他の装置を表してもよい。この場合、端末デバイスはマシン・ツー・マシン(M2M)デバイスであってもよく、3GPPコンテキストではマシン・タイプ通信(MTC)デバイスとして参照される。
[0037]1つの特定の例として、端末デバイスは、3GPP狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB−IoT)規格を実装するUEでありうる。そのような機械又はデバイスの特定の例は、センサ、電力計のような計量デバイス、産業機械、又は冷蔵庫、テレビ、時計のような個人用ウェアラブルなどの家庭用又は個人用機器である。他のシナリオでは、端末デバイスが車両又は他の機器、例えば、その動作状態又はその動作に関連する他の機能について監視、感知、及び/又は報告等を行うことができる医療器具を表すことができる。
[0038]本開示では、無線デバイスはネットワークノード又は端末デバイスであってもよい。すなわち、本開示にしたがって提案される方法は、RAのための電力制御強化が適用可能であるネットワークノード又は端末デバイスにおいて実施されうる。
[0039]本明細書で使用されるように、用語「第1の」、「第2の」等は、異なる要素を示す。単数形「a」及び「an」は文脈が明らかにそうでないことを示さない限り、複数形も同様に含むことを意図する。用語「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、「有する(has)」、「有している(having)」、「含む(includes)」、及び/又は「含んでいる(including)」は本明細書で使用されるように、述べられた特徴、要素、及び/又はコンポーネントなどの存在を指定するが、1以上の他の特徴、要素、コンポーネント、及び/又はそれらの組合せの存在又は追加を除外するものではない。「に基づく」という用語は、「に少なくとも部分的に基づく」と解釈されるべきである。用語「1つの実施形態」及び「一実施形態」は、「少なくとも一実施形態」として読まれるべきである。用語「別の実施形態」は、「少なくとも1つの他の実施形態」として解釈されるべきである。明示的及び暗示的な他の定義が以下のように含まれてもよい。
[0040]前述したように、URLLC、eMBB、及びmMTCなどの様々なタイプのサービスは、共通ネットワークを介してNRによってサポートされうる。異なるサービスは、異なる信頼性及び待ち時間(レイテンシ)の要件を有する。eMBB及びmMTCサービスと比較して、URLLCサービスはより信頼性が高く、遅延に敏感である。
[0041]RA手順は、特定のサービスのためのセッションを確立するために開始されうる。通信中に導入される待ち時間の1つの重要な部分はRAの待ち時間であるため、RAはユーザエクスペリエンスに影響を及ぼしうる。サービスの遅延感度に関する多くの差別化されたRA構成が、通信システムにおいて適用されうる。例えば、RA中のヌメロロジー(numerology)/送信時間隔(TTI)持続時間の再構成は、いくつかのサービスのためのRA手順を高速化するために実行されうる。別の例として、以前のRA手順が失敗したときに、より小さいバックオフウィンドウサイズが、次のRA手順をより早く開始するために使用されうる。或いは、PRACHリソースパーティションを使用して、URLLCサービスのPRACH衝突確率を低減することができる。
[0042]上述の手法に加えて、RA手順中に使用される電力制御戦略は、RAの成功率にも影響を及ぼすことができる。例えば、LTEにおけるPRACHに適用される電力制御戦略によれば、PRACHのプリアンブルの送信電力は、プリアンブルの目標受信電力を表すパラメータREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERを使用することによって計算することができ、以下のように設定されうる。
PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER
= preambleInitialReceivedTargetPower + DELTA_preamble +(PREAMBLE_TRNSMISSION_COUNTER-1)* powerRampingStep (1)
ここで、preambleInitialReceivedTargetPowerは初期プリアンブル電力を表し、DELTA_PREAMBLEはプリアンブルフォーマットベースのオフセットを表し、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERはプリアンブル送信のためのカウンタを表し、powerRampingStepは電力ランピング係数を表す。より高いPREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERは、プリアンブルの比較的高い送信電力を意味することに留意されたい。
[0043]次いで、RA手順は、選択されたPRACH、対応するランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA−RNTI)、プリアンブルインデックス及びPREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERを使用してプリアンブルを送信するように物理レイヤに命令することによって実行されうる。
[0044]RA応答ウィンドウ内でRA応答が受信されない場合、或いは、すべての受信されたRA応答のいずれもが、送信されたRAプリアンブルに対応するRAプリアンブル識別子を含まない場合、RA応答受信は成功しなかったと見なされ、メディアアクセス制御(MAC)エンティティは、いくつかの適切なアクションをとることができる。
[0045]例えば、電力ランピング停止の通知が下位レイヤから受信されなかった場合、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERは1だけ増加される。
[0046]PREAMBLE_TRASMISSION_COUNTER = preambleTransMax + 1であり、RAプリアンブルが同時接続の場合にセカンダリプライマリセル(SpCell)上で送信される場合、RA問題が上位レイヤに示されることがあり、ここで、preambleTransMaxはプリアンブル送信の最大数を表す。RAプリアンブルがセカンダリセル(SCell)上で送信される場合、RA手順は正常に完了していないと見なされる。
[0047]このRA手順において、RAプリアンブルがMACによって選択された場合、バックオフパラメータに基づいて、ランダムバックオフ時間が、0とバックオフパラメータ値との間の一様な分布に従って選択されうる。後続のRA送信は、バックオフ時間だけ遅延されうる。
[0048]いくつかの無線リソース制御(RRC)情報要素は、汎用RAパラメータを構成するために使用されうる。例えば、情報要素RACH-ConfigCommonは、preambleInitialReceivedTargetPower、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER、powerRampingStep、及びpreambleTransMaxのような汎用RAパラメータを指定するために使用されうる。これらのパラメータは、PRACH送信電力設定に影響を及ぼすことがある。
[0049]すべてのサービスについて、同じ電力制御パラメータ設定がPRACHのプリアンブル(メッセージ1とも称する)又はメッセージ3に適用される場合、URLLCサービスの無線接続設定は、eMBB/mMTCサービスと同じ大きな遅延を経験しうる。
[0050]電力制御の柔軟性を利用することにより、例えば、特定のサービスのための送信電力を強化することによって、RAトラフィックの信頼性を保証することが可能になる。本開示のいくつかの例示的な実施形態による提案された解決策では、特定のサービスのためのRA遅延を低減することができるように、特定の送信電力ブーストがいくつかの特定のサービスのための端末デバイスによるRAメッセージ送信のために適用されうる。
[0051]図1は、本開示のいくつかの実施形態に係る方法を例示するフローチャートである。図1に示される方法は、端末デバイスにおいて実装されるか、又は端末デバイスに通信可能に結合される装置によって実行されうる。例示的な実施形態によれば、端末デバイスは、UE、移動局、ワイヤレスデバイス、PDA、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォン、ポータブルデバイス、又はワイヤレスネットワークの通信に参加することができる任意の他のユーザデバイスを備えることができる。
[0052]図1に示される例示的な方法によれば、端末デバイスなどの無線デバイスは、ブロック102において、第1のサービスのためにRA手順が開始されるかどうかを決定しうる。URLLCサービスのような第1のサービスは、eMBBサービス又はmMTCサービスのような第2のサービスよりも信頼性の高いRAを必要としうる。いくつかの実施形態はURLLC、eMBB、及びmMTCサービスに関連して説明されるが、本開示の実施形態による方法はRA手順が開始されうる任意の他の適切なサービス、トラフィック、又はセッションにも適用可能でありうることが理解されよう。
[0053]RA手順が第1のサービスのために開始されるという決定に応じて、端末デバイスは、ブロック104において、第1のサービスのためのパラメータ設定に少なくとも部分的に基づいて、RA手順の1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力を推定してもよい。パラメータ設定は、電力制御、RA手順のための特定の電力制御戦略若しくはルール、及び/又は同様のものに関連する1以上のパラメータを示しうる。
[0054]ブロック106で、端末デバイスは、ブロック104で推定されたそれぞれの送信電力を使用することによって、RA手順中に1以上のメッセージをネットワークノードに送信することができる。例示的な実施形態では、1以上のメッセージがPRACHのプリアンブル及びメッセージ3のうちの少なくとも1つを含むことができる。
[0055]1以上のメッセージの例示的な例示は、NR及びLTEのコンテキストにおけるPRACHのプリアンブル、メッセージ1、及びメッセージ3に限定されず、他のRAメッセージを含むことができることに留意されたい。本明細書で提案される方法、装置、及び関連する製品はまた、他の適切なネットワーク環境、例えば、異なるタイプのセッション又はサービスのためのRAメッセージ送信をサポートすることができる様々なワイヤレス通信システムにも適用可能でありうるが、いくつかの例示的な実施形態はNR又はLTEに関して説明される。
[0056]例示的な実施形態によれば、図1に関連して説明したようなパラメータ設定は、第1のサービスにおける1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力を、第2のサービスと比較してブーストさせることができる。特定のメッセージの送信電力をブーストすることは、所定量だけ当該メッセージの元の送信電力を増加させることを意味する。
[0057]例えば、パラメータ設定は、サービスのタイプのための少なくとも1つの電力ブーストパラメータを示すか又は指定し、これにより、当該タイプのサービスのためのRAメッセージの送信電力の増加を達成することができる。電力ブーストパラメータは、送信電力の目標値、又は送信電力の相対的なブースト値を含むことができる。
[0058]図1に示される例示的な方法によれば、第1のサービスのためのパラメータ設定に少なくとも部分的に基づいてRA手順の1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力の推定は、第1のサービスのためのパラメータ設定に従って1以上のメッセージのための少なくとも1つの電力ブーストパラメータを決定することと、少なくとも1つの電力ブーストパラメータに少なくとも部分的に基づいて1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力を計算することとを含むことができる。
[0059]例示的な実施形態によれば、パラメータ設定は、ネットワークノードから取得されてもよく、或いは端末デバイスにおいて事前に定義されてもよい。例えば、ネットワークノードはブロードキャスト信号を介して、及び/又はネットワークノードへの端末デバイスの登録時に、端末デバイスにパラメータ設定を送信することができる。
[0060]図2は、本開示のいくつかの実施形態による別の方法を例示するフローチャートである。図2に示される方法は、ネットワークノードにおいて実装されるか、又はネットワークノードに通信可能に結合される装置によって実行されてもよい。例示的な実施形態によれば、ネットワークノードは、gNB、eNB、BS、AP、通信ノード、制御センタ、中継局、リピータ、又は無線ネットワークの通信に参加することができる任意の他のネットワークデバイスを備えることができる。
[0061]図2に示される例示的な方法によれば、ネットワークノードはブロック202に示されるように、第1のサービス及び第2のサービスのためのパラメータ設定を構成することができる。図1に関連して説明したように、第1のサービスは第2のサービスよりも信頼性の高いRAを必要とする。例えば、第1のサービスは、信頼性及び/又は遅延に関して厳しい要件を有するURLLCサービス又は任意の他のサービスを備えてもよい。
[0062]例示的な実施形態によれば、ネットワークノードはパラメータ設定を構成するために、いくつかのシステム情報要素を使用することができる。例えば、RACH−ConfigCommonなどの特定のRRC情報要素を使用して、構成されたパラメータ設定によって示される特定のRAパラメータを端末デバイスに通知することができる。
[0063]ブロック204では、ネットワークノードがパラメータ設定を端末デバイスに送信することができる。例えば、パラメータ設定は、放送信号、登録信号、及び/又は同様のものを介して端末デバイスに送信することができる。例示的な実施形態によれば、パラメータ設定は、RA手順が第1のサービス又は第2のサービスのどちらに対して開始されるかに応じて、端末デバイスがRA手順のメッセージに対して異なる送信電力推定を実行することを可能にしうる。
[0064]したがって、ネットワークノードからパラメータ設定を取得する端末デバイスは、図1に示される例示的な方法に従って、アップリンクRAのための電力制御強化を実行しうる。オプションとして、ネットワークノードは第1のサービスのために開始されたRA手順中に、端末デバイスから1以上のメッセージを受信することができる。パラメータ設定は、第1のサービスにおける1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力を、第2のサービスと比較してブーストさせることができる。
[0065]例示的な一実施形態では、パラメータ設定が第1のサービスを有する端末デバイスのためのPRACHのプリアンブルの送信電力ブーストを実現することを可能にすることができる。プリアンブルの送信電力を増加させるための可能な方法は、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERの値をブーストすることである。
[0066]例えば、パラメータ設定は、第2のサービスよりも高い第1のサービスに対するPRACHのプリアンブルの初期受信目標電力と、第2のサービスよりも大きい第1のサービスに対するPRACHのプリアンブルのための電力ランピング係数と、第2のサービスよりも大きい第1のサービスに対するPRACHのプリアンブル送信の最大数と、の電力パラメータのうちの少なくとも1つを示すことができる。
[0067]これに関して、preambleInitialReceivedTargetPower及びpowerRampingStepの新しい値は、第1のサービスのRA電力制御をeMBB又はmMTCサービスのような第2のサービスから区別するために、URLLCサービスなどの第1のサービスに対して指定されうる。例えば、preambleInitialReceivedTargetPowerUrllc、powerRampingStepUrllc、preambleTransMaxUrllc、及び/又はこれらに類するものなど、いくつかの新たなパラメータをRACH-ConfigCommonに導入して、URLLCサービスを有する端末デバイスのためのPRACH送信電力をブーストすることができる。これに対応して、元のパラメータpreambleInitialReceivedTargetPower、powerRampingStep、及びpreambleTransMaxは、eMBB又はmMTCサービスを有する端末デバイスに適用される。
[0068]LTEなどの従来の無線通信ネットワークで定義された元のパラメータと比較して、preambleInitialReceivedTargetPowerUrllcはpreambleInitialReceivedTargetPowerより大きく、powerRampingStepUrllcはpowerRampingStepより大きく、preambleTransMaxUrllcはpreambleTransMaxより大きい。1以上の新たなパラメータを使用してURLLCサービスについて計算された、より高いPREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERは、プリアンブルの比較的高い送信電力を意味する。
[0069]或いは、図1及び図2と組み合わせて説明されるようなパラメータ設定は、以下の電力パラメータ、すなわち、第2のサービスに対する第1のサービスにおけるPRACHのプリアンブルの初期受信目標電力の第1の増分と、第2のサービスに対する第1のサービスにおけるPRACHのプリアンブルに対する電力ランピング係数の第2の増分と、第2のサービスに対する第1のサービスにおけるPRACHのプリアンブル送信の最大数の第3の増分とのうちの少なくとも1つを示しうる。
[0070]これに関して、いくつかの新たなパラメータが、相対的な電力ブーストを示すために、URLLCサービスなどの第1のサービスのために指定されうる。例えば、第1の増分はdeltaPreambleInitialReceivedTargetPowerUrllc(>0dB)として示されてもよく、第2の増分はdeltaPowerRampingStepUrlc(>0dB)として示されてもよく、第3の増分はdeltapreambleTransMaxUrllc(>0dB)として示されてもよい。新たなパラメータはURLLCサービスを有する端末デバイスのためのPRACH送信電力をブーストするために、ネットワークノードからRACH-ConfigCommonにおいて指定されうる。代替的に又は追加的に、これらのパラメータはまたシグナリングオーバーヘッドを節約するために、端末デバイスにおいて事前に定義されてもよい。
[0071]したがって、端末デバイスは、以下の式を使用して、PRACH送信のための1以上のブーストパラメータを決定することができる。
preambleInitialReceivedTargetPowerUrllc = preambleInitialReceivedTargetPower + deltaPreambleInitialReceivedTargetPowerUrllc (2)
powerRampingStepUrllc = powerRampingStep + deltaPowerRampingStepUrllc (3)
preambleTransMaxUrllc = preambleTransMax + deltapreambleTransMaxUrllc (4)。
[0072]PRACHのための電力ブーストに加えて、URLLCサービスにおけるメッセージ3送信のための電力ブーストを適用することも有意義である。例えば、URLLCサービスを有する第1のUEとeMBBサービスを有する第2のUEとの間のPRACH衝突において、両方のUEが、gNBからの同じRA応答に従ってメッセージ3を送信する高い確率が存在しうる。第1のUEがメッセージ3送信のための電力ブーストを適用する場合、第1のUEと第2のUEとの間にメッセージ3衝突があっても、gNBが第1のUEからのメッセージ3を正常に検出する確率は依然として高い。
[0073]したがって、例示的な実施形態によれば、メッセージ3の電力ブーストは、第2のデバイスよりも信頼性の高いRAを必要とする第1のサービスを有する端末デバイスに対して有効にされうる。例えば、パラメータ設定は、第2のサービスに対する第1のサービスにおけるメッセージ3のための送信電力の第4の増分を示すことができる。或いは、パラメータ設定は、第2のサービスに対する第1のサービスにおけるメッセージ3のための送信電力の第5の増分を計算するために、第1のサービスにおけるPRACHのプリアンブルのための1以上の電力パラメータを使用するように示すことができる。
[0074]これに対応して、URLLCサービスを有するUEのためのメッセージ3の送信電力を高めるための2つのオプションが存在しうる。オプションIでは、URLLCサービスを有するUEにおけるメッセージ3送信のための第4の増分としてオフセット(>0dB)を予め定義することによって、電力ブーストを達成することができる。UEはまず、LTEで適用されるような通常の電力制御方式に従って送信電力を計算することができる。次に、UEは、予め定義されたオフセットを用いて計算された送信電力を増加させることによって、メッセージ3の送信電力を推定することができる。
[0075]オプションIIでは1以上の電力ブーストパラメータがPRACHのために事前に構成されるか又は予め定義される場合、これらのパラメータはメッセージ3のための送信電力ブーストを計算するために再使用されうる。例えば、UEは、メッセージ3の送信電力を推定するための第5の増分として以下の式を使用して、offset1〜offset4のうちの1つを計算することができる。
offset1
= preambleInitialReceivedTargetPowerUrllc − preambleInitialReceivedTargetPower (5)
offset2
= (PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER - 1)*(powerRampingStepUrllc - powerRampingStep) (6)
offset3 = DeltaPreambleInitialReceivedTargetPowerUrllc (7)
offset4
=(PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER - 1)* deltaPowerRampingStepUrllc (8)。
[0076]本明細書に記載される電力ブーストパラメータ及びパラメータ設定は、単なる例であることが理解されるであろう。他の適切なパラメータ設定、関連する電力ブーストパラメータ、及びそれらの特定の値も、提案された方法を実施するために適用可能でありうる。
[0077]図3は、本開示の実施形態によるRAのための電力制御強化を実施するための方法を示すフローチャートである。図示された方法では、UEが、RAが開始されるセッションのタイプに少なくとも部分的に基づいて、PRACH(又は簡単には「PRACH」)のプリアンブル及び/又はメッセージ3に送信電力ブーストを適用しうる。異なるサービスは、異なるセッションタイプに対応することができる。典型的な場合、セッションタイプは、送信のためのデータを有する論理チャネルの優先順位によって決定されうる。
[0078] 図3のブロック304に示されるように、UEがRAにおいてセッション要求を有する場合、UEの高プロトコルレイヤは、RAが開始されるセッションタイプ(URLLC、eMBB、又はmMTCなど)を決定することができる。決定されたセッションタイプのインジケータは、UEの高プロトコルレイヤからMACレイヤに送信されてもよい。ブロック306において、MACレイヤは、インジケータに従ってPRACH及び/又はメッセージ3の送信電力推定のためのパラメータ設定及び1以上の電力ブーストパラメータを決定することができる。
[0079]例示的な実施形態では、送信電力推定のためのパラメータ設定及び電力ブーストパラメータがPRACH及び/又はメッセージ3のための送信電力ブースト構成から決定又は取得されうる。そのような送信電力ブースト構成は図3のオプションのブロック302に示されるように、ネットワーク側からUEによって受信されうる。代替的に又は追加的に、UEはまた、予め定義されたパラメータ設定及び/又は予め定義された電力ブーストパラメータをローカルに取り出すことができる。
[0080]ブロック308において、UEのMACレイヤは、決定されたパラメータ及びパラメータ設定を使用して、PRACH及び/又はメッセージ3のための送信電力を推定することができる。次いで、PRACH又はメッセージ3の送信は、エアインタフェースにおけるRA手順の間にスケジュールされうる。したがって、UEはブロック310に示されるように、推定された送信電力を使用してPRACH及び/又はメッセージ3を送信することができる。
[0081]図1乃至図3に関して示されるような提案した方法は、RAの成功率を増加させ、このサービスのRA遅延を減少させるために、RAにおけるより信頼性の高いサービスのための端末デバイスによって、PRACH及び/又はメッセージ3のための送信電力制御を強化することができる。
[0082]例えば、提案した方法によれば、URLLCサービスを有するUEがeMBB/mMTCサービスを有するUEと比較して短い遅延でシステムにアクセスすることができるように、URLLCサービスを有するUEによるアップリンクRAメッセージ送信のための送信電力ブーストを適用することができる。例示的な実施形態ではURLLCサービスを有するUEのためのPRACHに電力ブーストを適用することができ、その結果、gNBはより高い確率でUEからのPRACHを検出することができる。代替的に、又は追加的に、URLLCサービスを有するUEのメッセージ3のための送信電力はeMBB/mMTCサービスを有する別のUEとの衝突において、URLLCサービスを有するUEからのメッセージ3をgNBが検出する確率が高くなるように、ブーストされてもよい。
[0083]2ステップRA手順では、集約されたPRACHとしての新たなメッセージ1送信及びメッセージ3送信のための電力ブーストがURLLCサービスのために適用されうることに留意されたい。したがって、パラメータ設定構成及び送信のためのネットワークノード、並びにサービスタイプ決定、送信電力推定、及びRAメッセージ送信のための端末デバイスの上記に示された実施形態は、同様の方法で2ステップRA手順に適用可能でありうる。この場合、新たなメッセージ1の受信側となるネットワークノードからの競合解決メッセージとしてのRA応答メッセージを、RAイニシエータとして動作する端末デバイスに送信することができる。
[0084]図1乃至図3に示される様々なブロックは、方法ステップとして、及び/又は、コンピュータプログラムコードの操作から生じる動作として、及び/又は、関連する機能を実行するように構成された複数の結合論理回路要素として見ることができる。上記の概略フローチャートは、一般に論理フローチャートとして示される。したがって、図示の順序及びラベル付けされたステップは、提示された方法の特定の実施形態を示す。図示された方法の機能、論理、又は効果が、1以上のステップ若しくはその一部と同等である他のステップ及び方法を考えることができる。さらに、特定の方法が行われる順序は、示された対応するステップの順序に厳密に準拠していてもよく、そうでなくてもよい。
[0085]図4は、本開示の様々な実施形態に係る装置400を示すブロック図である。図4に示されるように、装置400は、プロセッサ401などの1以上のプロセッサと、コンピュータプログラムコード403を記憶するメモリ402などの1以上のメモリとを備えてもよい。メモリ402は、非一時的な機械/プロセッサ/コンピュータ可読記憶媒体とすることができる。いくつかの例示的な実施形態によれば、装置400は、図1に関して説明したように端末デバイスにプラグ接続又はインストールすることができる集積回路チップ若しくはモジュール、又は図2に関して説明したようなネットワークノードとして実装することができる。
[0086]いくつかの実装形態では、1以上のメモリ402及びコンピュータプログラムコード403が1以上のプロセッサ401と共に、装置400に、図1に関連して説明した方法の任意の動作を少なくとも実行させるように構成されうる。他の実装形態では、1以上のメモリ402及びコンピュータプログラムコード403が1以上のプロセッサ401と共に、装置400に、図2に関連して説明したような方法の任意の動作を少なくとも実行させるように構成されうる。代替的に又は追加的に、1以上のメモリ402及びコンピュータプログラムコード403は、1以上のプロセッサ401と共に、本開示の例示的な実施形態による提案された方法を実施するために、装置400に少なくともより多くの又はより少ない動作を実行させるように構成されてもよい。
[0087]図5は、本開示のいくつかの実施形態による装置500を示すブロック図である。図5に示されるように、装置500は、決定モジュール501と、推定モジュール502と、送信モジュール503とを備えることができる。例示的な実施形態では、装置500が端末デバイスに実装されうる。決定モジュール501はブロック102の動作を実行するように動作可能であり、推定モジュール502はブロック104の動作を実行するように動作可能であり、送信モジュール503は、ブロック106の動作を実行するように動作可能でありうる。オプションとして、決定モジュール501、推定モジュール502、及び/又は送信モジュール503は本開示の例示的な実施形態による提案された方法を実施するために、より多くの又はより少ない動作を実行するように動作可能でありうる。
[0088]図6は、本開示のいくつかの実施形態による装置600を示すブロック図である。図6に示すように、装置600は、構成モジュール601及び送信モジュール602を備えてもよい。例示的な実施形態では、装置600がネットワークノードにおいて実装されうる。構成モジュール601はブロック202で動作を実行するように動作可能であり、送信モジュール602は、ブロック204で動作を実行するように動作可能である。例示的な実施形態では、装置600が端末デバイスから1以上のメッセージを受信するように動作可能でありうる受信モジュール(図6には示されていない)をさらに備えてもよい。オプションとして、構成モジュール601、送信モジュール602、及び/又は受信モジュールは本開示の例示的な実施形態による提案された方法を実装するために、より多くの又はより少ない動作を実行するように動作可能でありうる。
[0089]一般的に、様々な例示的な実施形態は、ハードウェア又は専用チップ、回路、ソフトウェア、ロジック、又はそれらの任意の組合せで実装されうる。例えば、いくつかの態様はハードウェアで実装されてもよく、一方、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサ、又は他のコンピューティングデバイスによって実行されてもよいファームウェア又はソフトウェアで実装されてもよいが、本開示はそれに限定されない。本開示の例示的な実施形態の様々な態様はブロック図、フローチャートとして、又は何らかの他の図的表現を使用して図示及び説明されうるが、本明細書で説明されるこれらのブロック、装置、システム、技術、又は方法は非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又はロジック、汎用ハードウェア又はコントローラ若しくは他のコンピューティングデバイス、或いはそれらの何らかの組合せで実装されうることが十分に理解されるであろう。
[0090]したがって、本開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様は、集積回路チップ及びモジュールなどの様々な構成要素において実施されうることを理解されたい。したがって、本開示の例示的な実施形態は集積回路として具現化される装置において実現されてもよく、集積回路は本開示の例示的な実施形態に従って動作するように構成可能な、データプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、ベースバンド回路、及び無線周波数回路のうちの少なくとも1以上を具現化するための回路(場合によってはファームウェア)を備えてもよいことを理解されたい。
[0091]本開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様は、1以上のコンピュータ又は他のデバイスによって実行される、1以上のプログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令で具現化されうることを理解されたい。一般的に、プログラムモジュールはコンピュータ又は他のデバイス内のプロセッサによって実行されたときに、特定のタスクを実行するか、又は特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。コンピュータ実行可能命令は、ハードディスク、光ディスク、リムーバブル記憶媒体、ソリッドステートメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)等のようなコンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。当業者には理解されるように、プログラムモジュールの機能は、さまざまな実施形態において所望に応じて組み合わせることも分散させることもできる。さらに、本機能は全体又は部分的に、集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などのファームウェア又はハードウェア同等物で実施することができる。
[0092]本開示は明示的に、又はそれらの任意の一般化のいずれかで、本明細書で開示される任意の新規な特徴又は特徴の組み合わせを含む。本開示の前述の例示的な実施形態に対する様々な修正及び適応は添付の図面と関連して読まれる場合に、前述の説明を考慮して、関連技術の当業者に明らかになりうる。しかしながら、任意の及び全ての修正は、依然として本開示の非限定的かつ例示的な実施形態の範囲内にある。

Claims (33)

  1. 無線デバイスにおいて実施される方法であって、
    第2のサービスよりも信頼性の高いランダムアクセスを必要とする第1のサービスに対してランダムアクセス手順が開始されるかどうかを決定することと(102)、
    前記ランダムアクセス手順が前記第1のサービスのために開始されるという決定に応じて、前記第1のサービスのためのパラメータ設定に少なくとも部分的に基づいて、前記ランダムアクセス手順の1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力を推定することと(104)、
    前記それぞれの送信電力を使用することによって、前記ランダムアクセス手順の間に、前記1以上のメッセージをネットワークノードに送信することと(106)
    を含む、方法。
  2. 前記パラメータ設定は、前記第1のサービスにおける前記1以上のメッセージのための前記それぞれの送信電力を、前記第2のサービスと比較してブーストさせる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1以上のメッセージは、物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル及びメッセージ3のうちの少なくとも1つを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記パラメータ設定は、
    前記第2のサービスより高い前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルの初期受信目標電力と、
    前記第2のサービスより大きい前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルの前記プリアンブルの電力ランピング係数と、
    前記第2のサービスより大きい前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル送信の最大数と
    の電力パラメータの少なくとも1つを示す、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記パラメータ設定は、
    前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルの初期受信目標電力の第1の増分と、
    前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルの前記プリアンブルにおける電力ランピング係数の第2の増分と、
    前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル送信の最大数の第3の増分と
    の電力パラメータの少なくとも1つを示す、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記パラメータ設定は、前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのためのメッセージ3における送信電力の第4の増分を示す、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記パラメータ設定は、前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのためのメッセージ3における送信電力の第5の増分を計算するために、前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルにおける1以上の電力パラメータを使用することを示す、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記第1のサービスのための前記パラメータ設定に少なくとも部分的に基づいて、前記ランダムアクセス手順の前記1以上のメッセージのための前記それぞれの送信電力を推定することは、
    前記第1のサービスに対する前記パラメータ設定に従って、前記1以上のメッセージにおける少なくとも1つの電力ブーストパラメータを決定することと、
    前記少なくとも1つの電力ブーストパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記1以上のメッセージのための前記それぞれの送信電力を計算することと
    を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記パラメータ設定は、前記ネットワークノードから取得されるか、又は前記無線デバイスにおいて予め定義される、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 装置(400)であって、
    1以上のプロセッサ(401)と、
    コンピュータプログラムコード(403)を含む1以上のメモリ(402)と、を備え、
    前記1以上のメモリ(402)及び前記コンピュータプログラムコード(403)が前記1以上のプロセッサ(401)と共に、前記装置(400)に少なくとも、
    第2のサービスよりも信頼性の高いランダムアクセスを必要とする第1のサービスに対してランダムアクセス手順が開始されるかどうかを決定させ、
    前記ランダムアクセス手順が前記第1のサービスのために開始されるという決定に応じて、前記第1のサービスのためのパラメータ設定に少なくとも部分的に基づいて、前記ランダムアクセス手順の1以上のメッセージのためのそれぞれの送信電力を推定させ、
    前記それぞれの送信電力を使用することによって、前記ランダムアクセス手順の間に前記1以上のメッセージをネットワークノードに送信させる、
    ように構成される、装置。
  11. 前記パラメータ設定は、前記第1のサービスのための前記1以上のメッセージにおける前記それぞれの送信電力を前記第2のサービスと比較してブーストさせる、請求項10に記載の装置。
  12. 前記1以上のメッセージは、物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル及びメッセージ3のうちの少なくとも1つを含む、請求項10又は11に記載の装置。
  13. 前記パラメータ設定は、
    前記第2のサービスより高い前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルの初期受信目標電力と、
    前記第2のサービスより大きい前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルの前記プリアンブルの電力ランピング係数と、
    前記第2のサービスより大きい前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル送信の最大数と
    の電力パラメータの少なくとも1つを示す、請求項10乃至12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 前記パラメータ設定は、
    前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルの初期受信目標電力の第1の増分と、
    前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルの前記プリアンブルにおける電力ランピング係数の第2の増分と、
    前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル送信の最大数の第3の増分と
    の電力パラメータの少なくとも1つを示す、請求項10乃至12のいずれか1項に記載の装置。
  15. 前記パラメータ設定は、前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのためのメッセージ3における送信電力の第4の増分を示す、請求項10乃至14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記パラメータ設定は、前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのためのメッセージ3における送信電力の第5の増分を計算するために、前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルにおける1以上の電力パラメータを使用することを示す、請求項10乃至14のいずれか1項に記載の装置。
  17. 前記1以上のメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記1以上のプロセッサと共に、前記第1のサービスのための前記パラメータ設定に少なくとも部分的に基づいて、前記装置に、前記ランダムアクセス手順の前記1以上のメッセージのための前記それぞれの送信電力を推定させるべく、
    前記第1のサービスに対する前記パラメータ設定に従って、前記1以上のメッセージにおける少なくとも1つの電力ブーストパラメータを決定させ、
    前記少なくとも1つの電力ブーストパラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記1以上のメッセージのための前記それぞれの送信電力を計算させる、
    ことを特徴とする請求項10乃至16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記パラメータ設定は、前記ネットワークノードから取得されるか、又は前記装置において予め定義される、請求項10乃至17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 無線デバイスにおいて実施される方法であって、
    第1のサービス及び第2のサービスに対するパラメータ設定を構成すること(202)であって、前記第1のサービスは前記第2のサービスよりも信頼性の高いランダムアクセスである、ことと、
    前記パラメータ設定を端末デバイスへ送信することと(204)、を含み、
    前記パラメータ設定は、ランダムアクセス手順が前記第1のサービス又は前記第2のサービスに対して開始されるかどうかに従って、前記ランダムアクセス手順のメッセージにおける異なる送信電力推定を、前記端末デバイスが実行することを可能にする、方法。
  20. さらに、
    前記第1のサービスについて開始された前記ランダムアクセス手順中に前記端末デバイスから1以上のメッセージを受信することを含み、前記パラメータ設定は、前記第1のサービスのための前記1以上のメッセージにおけるそれぞれの送信電力を前記第2のサービスと比較してブーストさせる、請求項19に記載の方法。
  21. 前記1以上のメッセージは、物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル及びメッセージ3のうちの少なくとも1つを含む、請求項19又は20に記載の方法。
  22. 前記パラメータ設定は、
    前記第2のサービスより高い前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルの初期受信目標電力と、
    前記第2のサービスより大きい前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルの前記プリアンブルの電力ランピング係数と、
    前記第2のサービスより大きい前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル送信の最大数と
    の電力パラメータの少なくとも1つを示す、請求項19乃至21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記パラメータ設定は、
    前記第2のサービスに対する第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルの初期受信目標電力の第1の増分と、
    前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルの前記プリアンブルにおける電力ランピング係数の第2の増分と、
    前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル送信の最大数の第3の増分と
    の電力パラメータの少なくとも1つを示す、請求項19乃至21のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記パラメータ設定は、前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのためのメッセージ3における送信電力の第4の増分を示す、請求項19乃至23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記パラメータ設定は、前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのためのメッセージ3における送信電力の第5の増分を計算するために、前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルにおける1以上の電力パラメータを使用することを示す、請求項19乃至23のいずれか1項に記載の方法。
  26. 装置(400)であって、
    1以上のプロセッサ(401)と、
    コンピュータプログラムコード(403)を含む1以上のメモリ(402)と、を備え、
    前記1以上のメモリ(402)及び前記コンピュータプログラムコード(403)が前記1以上のプロセッサ(401)と共に、前記装置(400)に少なくとも、
    第1のサービス及び第2のサービスに対するパラメータ設定を構成させ、前記第1のサービスは前記第2のサービスよりも信頼性の高いランダムアクセスであり、
    前記パラメータ設定を端末デバイスへ送信させる、ように構成され、
    前記パラメータ設定は、ランダムアクセス手順が前記第1のサービス又は前記第2のサービスに対して開始されるかどうかに従って、前記ランダムアクセス手順のメッセージにおける異なる送信電力推定を、前記端末デバイスが実行することを可能にする、装置。
  27. 前記1以上のメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記1以上のプロセッサと共に、前記装置にさらに、
    前記第1のサービスのために開始された前記ランダムアクセス手順の間に、前記端末デバイスから1以上のメッセージを受信させ、前記パラメータ設定は、前記第1のサービスのための前記1以上のメッセージにおけるそれぞれの送信電力を前記第2のサービスと比較してブーストさせる、ように構成される、請求項26に記載の装置。
  28. 前記1以上のメッセージは、物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル及びメッセージ3のうちの少なくとも1つを含む、請求項26又は27に記載の装置。
  29. 前記パラメータ設定は、
    前記第2のサービスより高い前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルの初期受信目標電力と、
    前記第2のサービスより大きい前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルの前記プリアンブルの電力ランピング係数と、
    前記第2のサービスより大きい前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル送信の最大数と
    の電力パラメータの少なくとも1つを示す、請求項26乃至28のいずれか1項に記載の装置。
  30. 前記パラメータ設定は、
    前記第2のサービスに対する第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルの初期受信目標電力の第1の増分と、
    前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルの前記プリアンブルにおける電力ランピング係数の第2の増分と、
    前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブル送信の最大数の第3の増分と
    の電力パラメータの少なくとも1つを示す、請求項26乃至28のいずれか1項に記載の装置。
  31. 前記パラメータ設定は、前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのためのメッセージ3における送信電力の第4の増分を示す、請求項26乃至30のいずれか1項に記載の装置。
  32. 前記パラメータ設定は、前記第2のサービスに対する前記第1のサービスのためのメッセージ3における送信電力の第5の増分を計算するために、前記第1のサービスのための物理ランダムアクセスチャネルのプリアンブルにおける1以上の電力パラメータを使用することを示す、請求項26乃至30のいずれか1項に記載の装置。
  33. コンピュータ上で実行されたときに、前記コンピュータに、請求項1乃至9及び請求項19乃至25のいずれか1項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムコード(403)を備えるコンピュータ可読媒体。
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