JP2020514828A - ファイバ走査プロジェクタのための方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、概して、ウェアラブルディスプレイを含む、投影ディスプレイシステムに関連する、方法およびシステムに関する。ファイバ走査プロジェクタは、圧電要素と、圧電要素に機械的に結合される、走査ファイバとを含む。ファイバ走査プロジェクタはまた、光を走査ファイバから受光するように動作可能である、光学アセンブリセクションを含む。光学アセンブリセクションは、プリズム要素と、界面においてプリズム要素に結合される、コリメート要素と、4分の1波長板と、界面に配置される、偏光ビームスプリッタとを含む。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2017年3月21日に出願され“Method and System for Fiber Scanning Projector”と題された米国仮特許出願第62/474,461号に対する優先権を主張するものであり、該米国仮特許出願の開示は、あらゆる目的のためにその全体が参照により本明細書中に援用される。
現代のコンピューティングおよびディスプレイ技術は、いわゆる「仮想現実」または「拡張現実」体験のためのシステムの開発を促進しており、デジタル的に再現された画像またはその一部が、現実であるように見える、またはそのように知覚され得る様式で視認者に提示される。仮想現実、すなわち、「VR」シナリオは、典型的には、他の実際の実世界の視覚的入力に対する透過性を伴わずに、デジタルまたは仮想画像情報の提示を伴い、拡張現実または「AR」シナリオは、典型的には、視認者の周囲の実際の世界の可視化に対する拡張としてのデジタルまたは仮想画像情報の提示を伴う。
これらのディスプレイ技術において成された進歩にもかかわらず、当技術分野において、拡張現実システム、特に、ディスプレイシステムに関連する改良された方法およびシステムの必要がある。
本発明は、概して、ウェアラブルディスプレイを含む、投影ディスプレイシステムに関連する、方法およびシステムに関する。より具体的には、本発明の実施形態は、光の立体彫像を1つを上回る深度平面に作成する、ライトフィールドディスプレイとも称される、立体ディスプレイのための方法およびシステムを提供する。本発明は、コンピュータビジョンおよび画像ディスプレイシステムにおける種々の用途に適用可能である。
本発明のある実施形態によると、プロジェクタが、提供される。プロジェクタは、凸面オブジェクト表面を画定する、走査光源と、走査光源からの光を受光するように動作可能である、光学アセンブリセクションとを含む。光学アセンブリセクションは、プリズム要素と、界面においてプリズム要素に結合される、コリメート要素と、4分の1波長板と、界面に配置される、偏光ビームスプリッタとを含む。
本発明のある実施形態によると、ファイバ走査プロジェクタが、提供される。ファイバ走査プロジェクタは、圧電要素と、圧電要素に機械的に結合される、走査ファイバと、走査ファイバからの光を受光するように動作可能である、光学アセンブリセクションとを含む。光学アセンブリセクションは、プリズム要素と、界面においてプリズム要素に結合される、コリメート要素と、4分の1波長板と、界面に配置される、偏光ビームスプリッタとを含む。
本発明の別の実施形態によると、ファイバ走査プロジェクタが、提供される。ファイバ走査プロジェクタは、圧電要素と、圧電要素を通して通過し、それに機械的に結合される、走査ファイバとを含む。走査ファイバは、光を光学経路に沿って放出する。ファイバ走査プロジェクタはまた、開口を含む、ミラーを含む。走査ファイバは、開口を通して通過する。ファイバ走査プロジェクタはさらに、光学経路に沿って配置される、コリメートミラーを含む。
本発明の具体的実施形態によると、ファイバ走査プロジェクタが、提供される。ファイバ走査プロジェクタは、圧電要素と、圧電要素を通して通過し、それに機械的に結合される、走査ファイバとを含む。走査ファイバは、光を光学経路に沿って放出する。ファイバ走査プロジェクタはまた、光学経路に沿って配置される、第1の偏光感受性反射体と、第1の偏光感受性反射体に隣接して配置される、4分の1波長板と、光学経路に沿って配置される、第2の偏光感受性反射体とを含む。
従来の技法に優る多数の利点が、本発明の方法によって達成される。例えば、本発明の実施形態は、標準的眼鏡に匹敵する形状因子において、画像をユーザに表示するために使用され得る、方法およびシステムを提供する。いくつかの実施形態では、ファイバ走査光源と統合された画像プロジェクタは、眼鏡のフレーム内にフィットすることができる。本発明のこれらおよび他の実施形態は、その利点および特徴の多くとともに、下記のテキストおよび添付の図と併せてより詳細に説明される。
図1Aは、本発明のある実施形態による、ファイバ走査プロジェクタを図示する、簡略化された斜視図である。
図1Bは、本発明のある実施形態による、ファイバ走査プロジェクタを図示する、簡略化された裁断斜視図である。
図1Cは、本発明のある実施形態による、デジタルまたは仮想画像を視認者に提示するために使用され得る、視認光学アセンブリ(VOA)内の光経路を図式的に図示する。
図1Dは、本発明のある実施形態による、シリコンベースの導波管を使用した導波管走査システムの部分断面図を示す。
図1Eは、本発明のある実施形態による、接眼レンズの構造を図示する、部分断面図である。
図2Aは、本発明のある実施形態による、光学アセンブリセクションを通した光の伝搬を図示する、光線トレース図である。
図2Bは、本発明の代替実施形態による、代替光学アセンブリセクションの側面図である。
図2Cは、本発明のある実施形態による、ビームスプリッタ立方体ベースの光学アセンブリセクションの側面図である。
図2Dは、本発明の代替実施形態による、別の代替光学アセンブリセクションの側面図である。
図2Eは、本発明の代替実施形態による、多偏光傾斜反射体光学アセンブリセクションの側面図である。
図2Fは、本発明のある実施形態による、Manginミラーを含む、光学アセンブリの側面図である。
図2Gは、本発明の代替実施形態による、Manginミラーを含む、光学アセンブリの側面図である。
図2Hは、本発明のある実施形態による、3D印刷レンズを含む、光学アセンブリの側面図である。
図3は、本発明のある実施形態による、ファイバ走査プロジェクタの光学アセンブリセクションの簡略化された斜視図である。
図4は、本発明のある実施形態による、加工の間の光学アセンブリセクションの要素の簡略化された斜視図である。
図5は、本発明の代替実施形態による、ファイバ走査プロジェクタ500を図示する、簡略化された概略図である。
図6Aは、本発明の代替実施形態による、ファイバ走査プロジェクタを図示する。
図6Bは、本発明のある実施形態による、代替ファイバ走査プロジェクタである。
図6Cは、本発明のある実施形態による、別の代替ファイバ走査プロジェクタである。
図6Dは、本発明のある実施形態による、さらに別の代替ファイバ走査プロジェクタである。
図7Aは、本発明のある実施形態による、レンズ状ファイバ先端を図示する、概略図である。
図7Bは、本発明の別の実施形態による、レンズ状ファイバ先端を図示する、概略図である。
図7Cは、本発明の代替実施形態による、レンズ状ファイバ先端を図示する、概略図である。
本発明は、概して、ウェアラブルディスプレイを含む、投影ディスプレイシステムに関連する、方法およびシステムに関する。より具体的には、本発明の実施形態は、光の立体彫像を1つを上回る深度平面に作成する、ライトフィールドディスプレイとも称される、立体ディスプレイのための方法およびシステムを提供する。本発明は、コンピュータビジョンおよび画像ディスプレイシステムにおける種々の用途に適用可能である。
図1Aは、本発明のある実施形態による、ファイバ走査プロジェクタを図示する、簡略化された斜視図である。寸法約2mm×2mm×7mmを有し得る、ファイバ走査プロジェクタ100は、ファイバ入力110と、ファイバ発振領域120と、光学アセンブリセクション130とを含む。圧電アクチュエータ(図示せず)によって駆動されると、光ファイバは、所与のフレーム時間にわたって、光の投影の間、増加する角度偏向に伴って、ファイバ発振領域120内で、例えば、螺旋構成において発振する。ファイバ走査プロジェクタへの入力光は、ファイバ入力110を通して提供され、ファイバ走査プロジェクタからの出力光は、光学アセンブリセクション130の表面のうちの1つ以上のものを通して提供される。ファイバ走査プロジェクタの種々の要素は、本明細書全体を通してより完全に説明される。
図1Bは、本発明のある実施形態による、ファイバ走査プロジェクタを図示する、簡略化された裁断斜視図である。図1Bに図示される図では、ファイバ走査プロジェクタ100は、水平に回転されている。ファイバ入力110は、図の右側に図示され、ファイバ発振セクション120への入力を提供し、これは、保定カラー152によって支持される(かつ示されないワイヤからの電気信号によって駆動される)、圧電アクチュエータ150を含み、走査ファイバ154が、機械的エンクロージャ156内に配置される。光学アセンブリセクション130は、本明細書でより完全に説明されるように、走査ファイバ154からの光を受光する。
動作の間、圧電アクチュエータ150に機械的に取り付けられる、走査ファイバ154は、ファイバ発振領域120内で発振する。ある実施形態では、圧電アクチュエータ150は、相互に対して90°偏移される円周方向位置に分散される、4つの電極を含む。故に、圧電アクチュエータの両側に印加される、正および負の電圧は、電極の平面において、アクチュエータおよび走査ファイバを撓曲させることができる。全4つの電極を同期させて駆動することによって、ファイバの発振が、遂行されることができる。光が、走査ファイバ154から出射するにつれて、下記により完全に説明される、光学アセンブリセクション130の中に結合される。
本明細書により完全に説明されるように、標準的眼鏡に匹敵する小形状因子が、本発明の実施形態によって可能にされる。本発明の実施形態を利用することによって、所望の視野、分解能の深度、統合された慣性運動ユニット(IMU)、カメラ、オーディオコンポーネント、および同等物を伴う、ディスプレイが、提供される。いくつかの実施形態では、図1Aおよび1Bに図示されるファイバ走査プロジェクタ100は、眼鏡のテンプルまたはフレーム内に搭載され、フレーム内に配置される接眼レンズと組み合わせて作用し、投影された光をユーザの眼に向かって指向する。ファイバ走査プロジェクタ100のサイズは、光を各眼に向かって指向し、ディスプレイエリアのタイル化を通して視野を増加させ得る、複数のファイバ走査プロジェクタの統合を可能にする。実施例として、2つのプロジェクタが、眼毎に使用される場合、89°の対角線視野が、2つのプロジェクタを使用して提供されることができる。眼毎に4つのプロジェクタを使用すると、134°の対角線視野が、達成されることができる。加えて、視野の増加に加え、付加的深度平面が、複数のプロジェクタの使用を通して提供されることができる。視野を増加させるためのディスプレイエリアのタイル化および複数のプロジェクタの使用に関連する付加的説明は、2018年3月21日に出願された米国特許出願第__号(弁理士整理番号101782−1075069(003410US))(その開示は、あらゆる目的のために、参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる)に提供される。
ある実施形態では、ファイバ走査プロジェクタ100は、ファイバ入力110によって給送され、ファイバ発振領域120および光学アセンブリセクション130は、米国特許出願第__号(弁理士整理番号101782−1075223(003510US))2018年3月21日に出願された(その開示は、あらゆる目的のために、参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる)の図2に図示されるように、フレームの外側縁内に搭載される。光学アセンブリセクション430の出力は、光をフレーム内に搭載される接眼レンズの入力結合要素に向かって放出するように配向される。実施例として、光学アセンブリセクションの出力からの光は、世界側カバーガラスと、眼側カバーガラスとを含み得る、接眼レンズの中に結合する前に、ユーザに向かって指向され得る。
図1Cは、本発明のある実施形態による、デジタルまたは仮想画像を視認者に提示するために使用され得る、視認光学アセンブリ(VOA)内の光経路を図式的に図示する。VOAは、プロジェクタ100と、視認者の眼の周囲または正面に装着され得る、接眼レンズ160とを含む。本明細書に議論されるように、VOAは、一対の眼鏡のフレームと統合され、デジタルまたは仮想画像をこれらの眼鏡を装着している視認者に提示することができる。
図1Cを参照すると、ファイバ走査プロジェクタ100が、図示される。しかしながら、例えば、走査導波管源を含む、走査導波管システムとして実装され得る、他の走査光システムまたは走査ビームシステムも、本発明の実施形態と併せて利用されることができることを理解されたい。したがって、光を導波するための一実装としての光ファイバが、いくつかの実施形態では図示されるが、本発明は、ファイバ走査システムに限定されず、他の導波管走査システムも、他の実施形態によると、利用されることができる。他の導波システムの実施例は、導波管特徴、例えば、カンチレバー式ビームと統合されたシリコン導波管を光走査システムの中に統合する、微小電気機械システム(MEMS)を含む。さらに、光の収束ビームが、プロジェクタによって走査され、湾曲オブジェクト表面を作成する、走査ミラーシステムも、本明細書に説明されるような本発明の実施形態と併用されることができる。さらに、走査点源、例えば、発光ダイオード(LED)または有機LED(OLED)も、本明細書に説明される光学と併せて利用されることができる。実施例として、MEMSベースの導波管スキャナの一実装が、図1Dに図示される。
図1Cに図示されないが、随意のプロジェクタ中継光学が、ファイバ走査プロジェクタ100からの光を接眼レンズ160の中に指向するために使用されることができる。これらのプロジェクタ中継光学は、随意であるため、それらは、本発明によって要求されず、他の光学構成も、本発明の実施形態によると、利用されることができる。図示される実施形態では、光は、ファイバ走査プロジェクタ100の機械的エンクロージャ156の縦軸と略垂直方向に光学アセンブリセクションから出射し、コリメートされ、これは、内部結合格子167に好適な入力を提供する。
動作の間、圧電アクチュエータ150に機械的に取り付けられる、光ファイバ154は、ファイバ発振領域120内で発振する。ある実施形態では、圧電アクチュエータ150は、相互に対して90°偏移される円周方向位置に分散される、4つの電極を含む。故に、圧電アクチュエータの両側に印加される、正および負の電圧は、電極の平面において、アクチュエータおよび走査ファイバを撓曲させることができる。全4つの電極を同期させて駆動することによって、ファイバの発振が、遂行されることができる。光が、走査の際に光ファイバ154から出射するにつれて、光学アセンブリセクション130の中に結合され、これは、光を接眼レンズ160に向かって再指向する。
ファイバ走査プロジェクタ100は、3つの原色、すなわち、赤色、緑色、および青色(RGB)を含む、複数の色を提供し、フルカラーディスプレイを形成することができる。故に、接眼レンズ160は、1つ以上の接眼レンズ層を含んでもよい。一実施形態では、接眼レンズ160は、3つの原色、すなわち、赤色、緑色、および青色毎に1つの接眼レンズ層の3つの接眼レンズ層を含む。別の実施形態では、接眼レンズ160は、6つの接眼レンズ層、すなわち、仮想画像を1つの深度平面に形成するように構成される、3つの原色毎に1セットの接眼レンズ層と、仮想画像を別の深度平面に形成するように構成される、3つの原色毎に別のセットの接眼レンズ層とを含んでもよい。他の実施形態では、接眼レンズ160は、3つ以上の異なる深度平面のために、3つの原色毎に3つ以上の接眼レンズ層を含んでもよい。各接眼レンズ層は、平面導波管を備え、内部結合格子167と、直交瞳エキスパンダ(OPE)領域168と、射出瞳エキスパンダ(EPE)領域169とを含んでもよい。
依然として、図1Cを参照すると、プロジェクタ100は、画像光を接眼レンズ層160内の内部結合格子167上に投影する。内部結合格子167は、プロジェクタ100からの画像光を平面導波管の中に結合し、OPE領域168に向かう方向に伝搬させる。導波管は、全内部反射(TIR)によって、画像光を水平方向に伝搬させる。接眼レンズ層160のOPE領域168はまた、画像光の一部を結合および再指向し、EPE領域169に向かって導波管内を伝搬させる、回折要素を含む。EPE領域169は、導波管内を伝搬する画像光の一部を接眼レンズ層160の平面と略垂直方向に視認者の眼162に向かって結合および指向する、回折要素を含む。本方式では、プロジェクタ101によって投影された画像は、視認者の眼162によって視認され得る。
上記に説明されるように、プロジェクタによって生成された画像光は、3つの原色、すなわち、青色(B)、緑色(G)、および赤色(R)における光を含んでもよい。そのような画像光は、各構成色内の画像光が接眼レンズ内の個別の導波管に結合され得るように、例えば、時間的にまたは空間的に、構成色に分離されることができる。
図1Dは、本発明のある実施形態による、シリコンベースの導波管を使用した導波管走査システムの部分断面図を示す。本実施形態では、テーパ状光ファイバを光走査要素として使用するのではなく、シリコンベースカンチレバー式導波管を含む、カンチレバー式ビームを組み込む、MEMSスキャナ170が、利用される。
図1Dに図示される実施形態では、接眼レンズを通した表示のための光が、カンチレバー式ビーム172によって支持される導波管174に光学的に結合される光ファイバ(図示せず)を使用して、提供される。カンチレバー式ビーム172は、支持構造176から延在し、これは、機械的エンクロージャ156に機械的に取り付けられる。故に、光ファイバからの光は、導波管174を辿って伝搬し、光学アセンブリセクション130によって放出および受光されることが可能である。図2Aに関連してより完全に説明されるように、光学アセンブリセクション130は、プリズム要素210と、界面において結合され、ビームスプリッタ214を画定する、コリメーション要素220とを含む。図1Dに図示されるように、導波管174から放出される光は、ビームスプリッタ214を通して通過し、4分の1波長板(図示せず)を通して通過し、コリメート表面224上に衝突することができる。反射後、光は、光学光線180によって図示されるように、2回目として4分の1波長板を通して通過し、ビームスプリッタ214から反射する。
カンチレバー式ビーム172を作動させるために、図1Dに図示される光学スキャナは、圧電ストリップ184によって駆動される、フレーム180と、ハブ182とを含む、変換器を含む。圧電ストリップは、フレーム180およびハブ182の両方に結合され、カンチレバー式ビーム172の発振を所定のパターンで協働して誘発する。ブラケット186は、カンチレバー式ビーム172、フレーム180、およびハブ182を光学アセンブリセクション130に対して位置付けるように構成されることができる。さらに、ブラケット186は、機械的エンクロージャ156に機械的に結合されることができる。
図1Dに図示されるように、ハブ182は、カンチレバー式ビーム172を定位置に回転させ、その所望の走査パターンを達成するように構成されることができる。例えば、圧電ストリップ184の順次作動は、ハブが、カンチレバー式ビーム172、特に、導波管先端を螺旋走査パターンで発振させるパターンで操作されるように、圧電ストリップの縦方向拡張および縮小をもたらし得る。他の実施形態では、ハブ182は、側方および/または垂直に偏移し、所望の走査パターン、例えば、ラスタ走査パターンを誘発するように構成されることができる。ハブ182は、円形形状を有するように描写されるが、楕円形、長方形、および他の多角形間隙幾何学形状等の多くの他の形状もまた、可能性として考えられることを理解されたい。
カンチレバー式ビーム172は、ある長さのシリコンまたは炭化ケイ素から形成されることができる。単一モード導波管であり得る、導波管174は、導波を支持するための屈折率差を定義する半導体処理ステップを使用して、形成されることができる。カンチレバー式ビーム172は、単一導波管174を含むように図示されるが、他の実施形態は、カンチレバー式ビームによって支持される、複数の導波管を実装することができる。カンチレバー式ビーム172はまた、他のアクチュエータ、例えば、本明細書により完全に説明される、圧電アクチュエータ150と併せて利用され得ることを理解されたい。したがって、図1Dに図示されるフレームおよびハブ実装は、単に、カンチレバー式ビームを作動させるために使用され得る、構造の例示である。
図1Eは、本発明のある実施形態による、接眼レンズの構造を図示する、部分断面図である。断面図に示される領域は、接眼レンズ800の内部結合回折光学要素(例えば、内部結合格子)の領域を含む。図1Eに示されるように、接眼レンズ800は、ファイバ走査プロジェクタからの入力光を受光し、画像情報を視認者の眼802に出力する、導波管プレート820、830、および840のスタックを含む。図1Eに図示される接眼レンズ800は、視認者の眼に隣接する接眼レンズの側上に位置付けられる、眼側カバー層810と、世界に向かって面した接眼レンズの側上に位置付けられる、世界側カバー層850とを含む。
いくつかの実施形態では、導波管プレート820、830、および840は、その個別の導波管プレート820、830、および840の平面において光を伝搬するために、個別の平面導波管822、832、または842を含む。各平面導波管822、832、または842は、視認者の眼に面した背面表面と、世界に面した正面表面とを有する。図1Eに図示される実施形態では、導波管プレート820、830、および840はまた、光の一部を結合および再指向し、その個別の導波管822、832、または842内で伝搬させるために、その個別の導波管822、832、または842の背面表面上に設置される、個別の格子824、834、または844を含む。
図示される実施形態では、各導波管822、832、または842、および各格子824、834、または844は、所与の波長範囲にわたって光を選択的に伝搬または再指向するように、波長選択的であってもよい。いくつかの実施形態では、導波管プレート820、830、および840はそれぞれ、個別の原色のために構成されてもよい。例えば、導波管プレート820は、赤色(R)光のために構成され、導波管プレート830は、緑色(G)光のために構成され、導波管プレート840は、青色(B)光のために構成される。接眼レンズ800は、上記に説明されるように、異なる深度平面のために、赤色光のための2つ以上の導波管プレートと、緑色光のための2つ以上の導波管プレートと、青色光のための2つ以上の導波管プレートとを含んでもよいことを理解されたい。いくつかの他の実施形態では、マゼンタ色およびシアン色を含む、他の色も、赤色、緑色、または青色のうちの1つ以上のものに加えて使用されてもよい、またはそれに取って代わってもよい。
光学効率を改良するために、いくつかの実施形態は、反射表面、例えば、表面の金属化を、眼側カバー層の表面のうちの1つ(例えば、正面表面)上で利用し、高反射表面(例えば、約100%反射コーティング)を提供し、該高反射表面は、反射構造を入力結合要素(例えば、垂直に整合される内部結合格子)の背後に形成することにより、入力光(入力結合要素を通して通過し、入力結合要素を通して2回目の通過を生じ、画像明度を改良する、RGB光であり得る)を反射させる。図1Eに図示されるように、反射体812は、導波管の中に結合されない、ファイバ走査プロジェクタから入射する入力光801を反射させる。反射体812から反射後、入力光は、入力結合要素を通して2回目の通過を行い、導波管の中に結合される光の量を増加させることが可能である。
代替実施形態では、例えば、100%反射金属コーティングを使用して加工される、環状反射体852が、世界側カバーガラス上に設置されることができる。本環状反射体852は、世界側カバー層850の背面側に示されるが、これは、本発明によって要求されず、代替として、正面側に搭載されてもよい。当業者は、多くの変形例、修正、および代替を認識するであろう。本代替実施形態では、ファイバ走査プロジェクタからの入力光801は、ファイバ走査プロジェクタの光学アセンブリセクションから出力された後、環状反射体852の中心を通して通過する。入力光は、発散しているため、ビームは、接眼レンズを通して通過するにつれて、拡散し、入力結合要素の背後の反射体812から反射する。本反射された光804は、接眼レンズを通して後方伝搬し、伝搬の間、光の円錐は、拡張する。いくつかの実施形態では、反射された光804はまた、視認者への表示のための入力ビームと同一配向によって特徴付けられる、帰還経路の間、内部結合格子の中に結合されるが、反射された光804は、入力光801の鏡像であって、内部結合格子の反対側を通した進入は、同一配向をもたらす。光の大部分であり得る、実質的部分が、二重に反射された光806によって図示されるように、世界側カバー層上の環状反射体852から反射し、入力結合要素を通して3回目の通過を行い、導波管プレートの中への光の付加的結合をもたらすことが可能である。当業者に明白となるであろうように、鏡の間(Hall of Mirrors)効果が、達成されることができ、これは、接眼レンズを通して通過する増加された光線の数と相関される、増加された明度をもたらし、充填率および画質を改良する。
チャネルは、ファイバおよび電気配線に適応するように、テンプルおよびフレーム内で切断されることができる。ファイバ/ワイヤが、ばねヒンジにわたって通過するため、設計寸法は、テンプルが折畳されるにつれて、ファイバが最小屈曲曲率半径を越えて屈曲されないことを可能にする。
図1Eに関連して議論される入力結合要素と関連付けられた反射構造に加え、いくつかの実施形態は、世界に向かって接眼レンズから伝搬する光の一部(例えば、半分)が、ユーザの眼に向かって戻るように反射および指向されるように、部分反射(例えば、50%アルミ被覆される)表面を世界側カバーガラスの内側表面上で利用し、これは、ビームに対する若干の側方オフセットの結果、全体的明度を増加させ、ビーム密度を増加させ、改良された充填率に寄与する。
図2Aは、本発明のある実施形態による、光学アセンブリセクションを通した光の伝搬を図示する、光線トレース図である。光学アセンブリセクション130は、界面において結合される、プリズム要素210と、コリメーション要素220とを含む。ある実施形態では、プリズム要素およびコリメーション要素は、界面において、光学的に接合される。本明細書により完全に説明されるように、光学アセンブリセクション130の表面のうちの1つ以上のものは、屈折力を含むことができる。したがって、光のコリメーションは、コリメート表面224の観点から、本明細書で議論されるが、コリメート表面224以外の表面も、システムによる光のコリメーションに寄与し得ることを理解されたい。ファイバ発振領域120内の走査ファイバ154は、3つの走査位置、すなわち、軸230上(実線)、右軸外232(破線)、および左軸外234(破線)に図示される。図2Aに図示されるように、走査ファイバの先端は、発振するにつれて、図2Aにおける曲線240によって図示される、略球状表面を通して掃引し、曲線240が凸面オブジェクト表面と称され得るように、凸面表面が結像される結果をもたらす。従来のレンズは、典型的には、平坦オブジェクト平面または凹面オブジェクト表面のために設計される。本発明の実施形態は、走査ファイバ152の先端と関連付けられた凸面オブジェクト表面240が、大まかには、凸面オブジェクト表面240の曲率半径の2倍を有する、略球状ミラーであり得る、凹面コリメート表面224と合致される、設計を利用する。故に、いくつかの実施形態では、合焦の大部分は、非球面補正項を伴う湾曲ミラーとして実装され得る、凸面コリメート表面224を使用して達成される。屈折および反射要素が、図2Aに図示されるが、本発明の実施形態は、これらの実装に限定されず、回折表面、メタ表面、および同等物も、本発明の実施形態によると、利用されることができる。例えば、コリメート表面224は、反射表面ではなく、回折表面、メタ表面、または同等物であり得る。図2Aに図示される他の表面のうちの1つ以上のものもまた、回折構造または回折および/または屈折構造の組み合わせを使用して実装されることができる。実施例は、色収差および屈折構造を補償し、ビームを合焦/焦点を外れさせるための回折構造であろう。当業者は、多くの変形例、修正、および代替を認識するであろう。
走査ファイバに加え、他の光学システムも、凸面オブジェクト表面240を形成するために利用されることができる。これらの光学システムの実施例は、MEMSベースの走査システム、収束ビームを伴う走査ミラーシステム、走査点源、湾曲オブジェクト表面を作成するために光学と組み合わせられるフラットパネルディスプレイ、または同等物を含む、他の導波管走査システムを含む。
本発明の実施形態は、種々の光学表面の光学処方箋が、サイズ、射出瞳直径、組み合わせられた屈折力、線形拡大、角度拡大、射出瞳と出力表面との間の距離、および同等物を最適化するために変動されることを可能にする。入力表面212、コリメート表面224、および出力表面226の曲率の制御は、ビーム直径、ファイバ偏向と関連付けられた角度(すなわち、走査位置232と234との間の角度)の角度拡大、および同等物を含む、出力ビームの種々の性質が、制御されることを可能にする。いくつかの実装では、ビームスプリッタ214は、平面表面ではないような曲率を含み、それによって、付加的設計自由度を提供することができることに留意されたい。本非平面形状(すなわち、非平面曲率)は、屈折力を導入する、収差を補償する、または同等物のための曲率(例えば、凹面または凸面)を含むことができる。加えて、光学アセンブリセクション130を加工するために使用される材料の屈折率も、上記に議論される光学性質を修正するために調節されることができる。さらに、ビームスプリッタ214は、部分反射(50/50分割)表面、偏光ビームスプリッタ、波長選択的ビームスプリッタ、または同等物であることができる。
図2Aを参照すると、多重化機能性が、偏光ビームスプリッタ214が、可変偏光を有する、例えば、時間の関数として、入射光を交互に通過および反射させる場合に実装され得る。部分反射表面/偏光ビームスプリッタとコリメート表面224/表面227との間の光学経路の中に統合されるシャッタが、2つの光学経路間で多重化するために利用され得る。故に、いくつかの実施形態は、より低い分解能の広視野画像によって囲繞される高分解能の狭視野画像を伴う、多重化されたディスプレイを提供する。いくつかの実施形態では、表面227は、吸収性であって、光が偏光ビームスプリッタ214から表面227に向かって反射されるとき、シャッタ効果を提供し得る。当業者は、多くの変形例、修正、および代替を認識するであろう。
再び図2Aを参照すると、走査ファイバ154は、点光源として作用し、光の円錐を放出する。図示されるようなこれらの光の円錐は、凸面オブジェクト表面240から光学アセンブリセクション130を通して伝搬する。走査ファイバが、発振パターンを通して掃引するにつれて、異なるピクセルが、照明され、所望の画像を形成する。図2Aに図示される実施形態では、走査ファイバからの光は、入力表面212を通して光学アセンブリセクション130に進入後、殆ど反射を伴わずに、偏光ビームスプリッタ214を通して通過し、4分の1波長板222を通して通過し、コリメート表面224上に衝突するであろうように偏光される。反射後、光は、2回目として4分の1波長板222を通して通過し、偏光ビームスプリッタ214から出力表面226に向かって反射する。射出瞳228は、接眼レンズへの送達のために、光学アセンブリセクション130外に形成される。当業者に明白となるであろうように、多くの光学システムに関して、射出瞳と別の光学システムの入力平面との間の整合が、好ましい。故に、出力表面226と射出瞳228との間の作用距離は、本発明の実施形態が様々な光学システムと併せて利用されることを可能にする。実施例として、ファイバ走査プロジェクタによって放出される光が、導波管ベースの光学システムによって利用される場合、導波管ベースの光学システムの入力結合要素は、射出瞳228と一致して、例えば、同一平面に設置され得る。ある実施形態では、小径ビームが形成される場所を提供する、射出瞳228は、小さい入力結合要素の中への効率的結合を可能にすることができ、これは、射出瞳とサイズが合致され、それによって、導波管ベースの光学システムのエリアを効率的に利用することができる。図2Aに図示されるように、走査ファイバ154の3つの図示される位置230、232、および234のそれぞれにおいて放出される光の3つの円錐は、例えば、軸上位置230において放出される光の円錐の縁を画定する、コリメートされた光線231および233によって示されるように、光学アセンブリセクションから出射するにつれてコリメートされる。
別の特定の実施形態では、偏光ビームスプリッタは、1つ以上の色が、ビームスプリッタを通して通過するであろう一方、他の色が、屈折力を伴う表面として実装され得る、表面227に向かって反射されるように、波長選択的ビームスプリッタと置換されることができる。本波長選択性は、回折光学が屈折光学の代替として使用されるため、回折要素またはメタ表面の使用を通して合焦を可能にするであろう。したがって、本発明の実施形態は、メタ表面を入力表面212、コリメート表面224、表面227、および/または出力表面226のうちの1つ以上のもの上に統合し、複数のレンズ機能を波長選択的光学処理、他の回折光学機能、分散補償、または同等物のためのメタ表面の中にエンコードすることができる。いくつかの設計では、分散補正は、種々の表面によって提供され、例えば、分散補償は、出力表面上に提供される収差補正によって入力表面に生じる収差を補正することによって実装されることができる。
図2Bに関連してさらに詳細に議論されるように、4分の1波長板はまた、コリメートされた表面224上に真空形成することによって加工されることができる。本実装では、4分の1波長板を湾曲表面上に形成後、金属化または他の好適な反射表面が、コリメート表面の加工を完成するように形成され得る。
ある実施形態では、光学アセンブリセクション130の入力表面212、コリメート表面224、および出力表面226は、いくつかの実施形態では、球面収差を補償し、かつ視野の拡大を提供するための屈折力を有することができる。故に、光ファイバのより小さい偏向をファイバ発振領域内で使用することは、より大きい視野につながる。実施例として、入力表面212は、入力光に対して凸面であって、正の屈折力を提供することができ、コリメート表面224は、入力表面からの光に対して凹面であって、負の屈折力を提供することができ、出力表面は、ビームスプリッタからの光に対して凸面であって、負の屈折力を提供することができる。コリメート表面224は、略球状であるが、いくつかの実装では、非球面曲率を含む。非球面曲率は、球面収差を補正することができ、全体的曲率は、コリメート表面による光のコリメーションをもたらし得る。コリメート表面224は、1つ以上の反射コーティング、金属化コーティング、または同等物の堆積を通して、反射要素として加工されることができる。
コリメート表面224は、いくつかの実施形態では、湾曲オブジェクト表面とも称され得る、凸面オブジェクト表面240の約2倍の曲率半径を有することができるが、これは、本発明によって要求されず、入力表面212および出力表面226は、コリメート表面224内に存在する屈折力に加え、屈折力を組み込むことができることに留意されたい。したがって、付加的屈折力が、入力表面212および出力表面226を通して実装されるため、コリメート表面224の曲率は、凸面オブジェクト表面240の曲率の2倍から逸脱し得る。加えて、本明細書に議論されるように、非球面コンポーネントが、入力表面212、コリメート表面224、および出力表面226を含む、光学表面の中に統合されることができる。
例示的加工プロセスでは、光学アセンブリセクション130は、3つの要素をともに接合することによって加工される。本プロセスでは、第1の要素は、プリズム要素210であって、第2の要素は、プリズム要素に接合される、コリメート光学セクション220である。プリズム要素220は、入力表面212を通して、光を受光する。偏光ビームスプリッタ214は、プリズム要素210とコリメート光学セクション220の界面に形成される。いくつかの実施形態では、偏光選択的コーティングが、偏光ビームスプリッタを形成するための接合に先立って、プリズムの最長表面に適用される。4分の1波長板222が、コリメート光学セクション220の背面表面上に形成され、湾曲反射光学221を備える、第3の要素が、4分の1波長板に接合される。本明細書に説明されるように、湾曲反射光学221は、コリメート表面224を含み、これは、金属化または別様にコーティングされ、高反射率を提供することができる。
動作の間、入力における偏光を使用すると、偏光された入力光の大部分は、1回目として偏光ビームスプリッタ214を通して通過し、4分の1波長板222を通して通過し、コリメート表面224によって反射およびコリメートされ、2回目として4分の1波長板222を通して通過し(ここでは、直交偏光状態を伴う)、偏光ビームスプリッタから出力表面226に向かって実質的に反射する。
図2Bは、本発明の代替実施形態による、代替光学アセンブリセクションの側面図である。図2Aおよび2Bを参照すると、図2Aに図示されるコリメート光学セクション220および湾曲反射光学221は、単一(すなわち、モノリシック)コリメート反射体251の中に組み合わせられ、代替光学セクション250を形成している。反射表面252は、反射に応じて、位相偏移の半波を導入する、波長板を含む。一実装では、4分の1波長板は、反射表面252が形成される前に、例えば、金属フィルム、誘電性フィルム、または同等物を堆積させることによって、コリメート反射体251の右縁上に形成される。他の実施形態では、マイクロ構造が、利用され、反射に応じて、位相偏移の半波を導入することができる。したがって、代替光学セクション250は、位相遅延および反射を実装する具体的様式に限定されない。当業者は、多くの変形例、修正、および代替を認識するであろう。
図2Cは、本発明のある実施形態による、ビームスプリッタ立方体ベースの光学アセンブリセクションの側面図である。ビームスプリッタ立方体261は、ビームスプリッタ立方体ベースの光学アセンブリセクション260のベースとして利用され、付加的光学要素262、263、および264が、ビームスプリッタ立方体261の外側表面上に鋳造され、それぞれ、入力表面、コリメート表面、および出力表面を形成する。本実施形態では、4分の1波長板は、ビームスプリッタ立方体261とコリメート表面を形成する光学要素263の交点として実装されることができる。代替実施形態では、表面266は、光学要素263のコリメート表面を画定し、光学要素263の縁と光学要素264の表面267との間の整合をもたらすために使用されることができる。本代替実施形態では、光学要素263は、周縁においてトリミングされ、長方形平面図を含む、非円形平面図を伴う要素を形成することができることに留意されたい。故に、光学要素263は、ビームスプリッタ立方体261の表面268と整合される、トリミングされた表面または縁を有する。種々の要素の縁間の本整合は、種々の要素の接合を含む、製造の間の位置合わせを促進することができる。ガラスビームスプリッタ立方体261の使用は、ビームスプリッタ表面265を加工するために使用される偏光選択的コーティングの選択を含む、利点を提供する。加えて、製造可能性が、小ビームスプリッタを含む、ガラスビームスプリッタ立方体の広可用性に起因して、本設計によって向上される。他の実施形態では、プラスチックを含む、ガラス以外の材料のビームスプリッタが、利用される。鋳造を通した光学要素(例えば、屈折および反射光学要素)の形成に加え、成型された要素、従来通り加工される光学、回折表面および/またはメタ表面の使用、および同等物を含む、他の技法も、光学効果を達成するために利用されることができる。
図2Dは、本発明の代替実施形態による、別の代替光学アセンブリセクションの側面図である。図2Dに図示される光学アセンブリセクション270の代替実施形態では、偏光ビームスプリッタのために利用される偏光選択的コーティングは、4分の1波長板とともに除去される。本代替実施形態では、部分反射表面271(例えば、50/50反射体)が、プリズム要素272をコリメート要素273に継合する。入力表面212からの光入射の半分は、コリメート表面224に通過し、プリズム要素272およびコリメート要素273を継合する部分反射表面271に向かって反射する。光の他の半分は、反射表面274に向かって反射され、これは、本代替実施形態では、コリメート表面224と同一曲率を有することができる。その結果、コリメート表面から反射された光および反射表面274から反射された光は、コリメートされる(出力表面226の屈折力を前提として)。図2Dに図示される実施形態は、反射表面274から反射された光が光学アセンブリセクションからの出力のために利用可能であるため、光学効率を改良することができる。ある実施形態では、図2Eに関連して重畳された射出瞳として議論される、単一射出瞳が、コリメート表面224から反射する光および反射表面274から反射する光によって共有される。
本設計を利用することで、異なる屈折力が、コリメート表面224および反射表面274を使用して達成されることができ、これは、異なる曲率を有し、光がこれらの表面のそれぞれに多重化された様式において指向されるにつれて、ズームイン/アウトビュー、広/狭視野、および同等物をもたらすことができる。実施例として、部分反射表面271の反射率は、時間ベースの多重化を提供するように変動され得る。
部分反射表面271が、可変反射率を有し、入射光を交互に通過および反射させ得るため、多重化機能性が、実装され得る。部分反射表面271とコリメート表面224/反射表面274との間の光学経路部分の中に統合される、シャッタが、2つの光学経路間で多重化するために利用され得る。故に、いくつかの実施形態は、より低い分解能の広視野画像によって囲繞される高分解能の狭視野画像を伴う、多重化されたディスプレイを提供する。当業者は、多くの変形例、修正、および代替を認識するであろう。
別の実装では、タイル状にされた画像が、部分反射表面271を入射光に対して45°以外の角度で傾斜させることによって形成されることができる。部分反射表面271を通して通過する光は、コリメート表面224から反射し、出力表面226を通して通過後、第1の方向に指向されるであろう。部分反射表面271から反射する光は、反射表面274から反射し、出力表面226を通して通過後、第2の方向に指向されるであろう。故に、コリメート表面224から反射された光は、出力表面226を通して通過後、左に傾斜され得、反射表面274から反射された光は、出力表面226を通して通過後、右に傾斜され得、したがって、タイル状にされたディスプレイ実装のための画像野の異なる部分に指向される入力を提供する。
図2Eは、本発明の代替実施形態による、多偏光傾斜反射体光学アセンブリセクションの側面図である。偏光感受性材料が、図2Aにおける偏光ビームスプリッタ214に類似する、偏光ビームスプリッタ283をプリズム要素284とコリメート要素285の界面に形成する、本実装では、ファイバ走査プロジェクタからの入力光は、異なる偏光でエンコードされた2つの信号を有し得る。第1の偏光でエンコードされた第1の入力ビーム286は、偏光ビームスプリッタ283の偏光感受性材料を通して通過し、コリメート表面224から反射し得る。本ビームは、射出瞳281を形成するであろう。第2の偏光でエンコードされた第2の入力ビーム287は、偏光ビームスプリッタ283の偏光感受性材料から反射し、反射表面289から反射するであろう。本ビームは、射出瞳282を形成するであろう。プリズム要素284とコリメート要素285の界面は、入力ビームに対して45°以外の角度で傾斜されるため、射出瞳281および282は、空間的にオフセットされることができる。実施例として、偏光ビームスプリッタ283が、色選択的である場合、第1の色(例えば、緑色)と関連付けられた射出瞳は、射出瞳が入力のための空間的に分離されたビームを接眼レンズに提供し得るように、第2の色(例えば、赤色)と関連付けられた射出瞳に隣接して位置付けられることができる。図2Eに図示されるように、z−方向における空間分離に加え、射出瞳は、x−方向またはy−方向において、空間的に分離されることができる。
故に、2つの重複画像が、作成され得る、または図2Eに図示されるように、プリズム要素284とコリメート要素285の界面において傾斜された表面を使用して、2つの空間的に分離された画像が、画像野内に形成され得る。したがって、2つの側方に分離された射出瞳が、提供され得、これは、2つの入力結合要素のための入力を導波管ディスプレイ上に提供し得る。本明細書に議論されるように、コリメート表面224および反射表面289の曲率は、異なり得る。例えば、波長選択的実装では、第1の色を通過させ、コリメート表面224から反射させるであろう、波長選択的ビームスプリッタが、使用され得る。第2の色は、偏光ビームスプリッタから反射し、次いで、反射表面289から反射し、それによって、反射表面289から反射後、発散または収束のいずれかを行う、第2の色を有するビームを作成するであろう。これは、例えば、それぞれ、接眼レンズの異なる導波管層と関連付けられる、2つの異なる内部結合格子の中への後続結合のために、2つの異なる色チャネル間の空間分離を可能にし得る。加えて、これらの設計は、各色における複数のビームが、例えば、M×N個の導波管の中に結合するために、N色のM個のビームを提供するために利用される、多深度平面実装にも拡張されることができる。4分の1波長板の統合は、偏光感受性実装において実装されることができる。その結果、偏光選択的反射体は、瞳の空間分離と併せて実装され、第1の深度平面への1つの色のルーティングおよび第2の深度平面への第2の色のルーティングを可能にすることができる。したがって、波長分離および偏光分離の両方が、本発明の範囲内に含まれる。
他の実施形態では、射出瞳は、同一場所に配置される(すなわち、重畳される)ことができる。したがって、図2Eにおける空間的に分離された瞳の例証は、単に、一実施例であって、本発明の実施形態を限定するものと理解されるべきではない。当業者は、多くの変形例、修正、および代替を認識するであろう。
図2A−2Eに関連して議論される光学表面のうちの1つ以上のものは、可変焦点であることができ、その焦点は、ファイバ走査プロジェクタからの入力と併せて制御されることができる。故に、異なる角度において光学アセンブリセクションの中に投入される光線は、異なる屈折力を被り得る。本実施形態では、多焦点ディスプレイが、画角の関数として、実装されることができる。さらに、付加的光学要素が、本明細書に説明される構造と、例えば、出力表面と1つ以上の射出瞳または1つ以上の射出瞳の光学的下流との間に統合されることができる。中継光学を含み得る、これらの付加的光学要素は、可変屈折力、例えば、出力表面と1つ以上の射出瞳との間に位置付けられる、可変焦点レンズを有することができる。故に、コリメートされたビームは、合焦されることができる、収差が、補正されることができる、他の光学効果も、実装されることができる、または同等物であることができる。いくつかの実施形態では、凸面オブジェクト表面240の形状は、球状から変動し得、可変焦点表面または付加的光学要素が、凸面オブジェクト表面の曲率のための必要に応じて利用されることができる。液晶レンズ、電気光学ポリマー、ニオブ酸リチウム、および同等物を含む、適用されるバイアスの関数として、その屈折率を変動させる材料を含む、種々の材料が、本明細書に図示される構造を加工するために利用されることができる。ファイバ走査プロジェクタは、高周波数で走査されることができるため、その光学性質を高周波数で変動させ得る、光学材料が、種々の実施形態において使用するために好適である。実施例として、焦点距離を急速に変調させ得る、光学構造が、ファイバ走査プロジェクタと協働し、焦点をライン毎またはピクセル毎に変動させることができる。これらの材料は、光学アセンブリセクションの入力表面および/または出力表面と併せて、およびコリメート表面224と併せて利用されることができる。実施例として、変形可能ミラーが、コリメート表面224の要素として、または反射表面224の置換として統合され得る。数キロヘルツレートおよびそれを上回って動作する、そのような変形可能ミラーは、特定の用途の必要に応じて、可変焦点動作をライン毎またはピクセル毎に提供することができる。
図2Eにおいて点Aにマークされる、プリズム要素284がz−方向に延在する、最大距離は、特定の実装に従って変動し得る。図2Eに図示されるように、点Aは、コリメート要素285の右側とプリズム要素284の底部の交点である。図2Eに図示される設計は、走査ファイバの先端が、図2Aにおける曲線240によって図示される、略球状表面を通して掃引するにつれて、広視野を可能にする。他の実施形態では、プリズム要素の右上側を形成する、プリズム要素284の表面は、点Aがz−方向における低減された値に移動されるように傾斜される。同様に、点Bは、プリズム要素284の左側が延在され、コリメート要素285の左側が低減されるにつれて、x−方向におけるより大きい値に移動される。当業者は、多くの変形例、修正、および代替を認識するであろう。
図2Fは、本発明のある実施形態による、Manginミラーを含む、光学アセンブリの側面図である。上記に議論される設計のうちの1つ以上のものと同様に、ビームスプリッタ立方体261は、ビームスプリッタ立方体ベースの光学アセンブリセクション290のベースとして利用される。4分の1波長板291は、ビームスプリッタ立方体261とManginミラー292の交点に実装され、これは、入力ビームのコリメーションを提供する。図示される実施形態では、出力レンズ293は、無彩色二重レンズとして実装されるが、他のレンズ構成も、本発明の実施形態によって、利用されることができる。
図2Gは、本発明の代替実施形態による、Manginミラーを含む、光学アセンブリの側面図である。図2Gに図示される実施形態では、ビームスプリッタ立方体261は、ビームスプリッタ立方体ベースの光学アセンブリセクション294のベースとして利用される。4分の1波長板291は、ビームスプリッタ立方体261とManginミラー292の交点に実装され、これは、入力ビームのコリメーションを提供する。図示される実施形態では、出力レンズ295は、成型されたガラスレンズとして実装されるが、他のレンズ構成も、本発明の実施形態によると、利用されることができる。
図2Hは、本発明のある実施形態による、3D印刷レンズを含む、光学アセンブリの側面図である。上記に議論される設計のうちの1つ以上のものと同様に、ビームスプリッタ立方体261および4分の1波長板291が、光学アセンブリセクション296内で利用される。成型されたガラスレンズであり得る、入力レンズ299および出力レンズ295が、本実施形態では利用される。印刷レンズとも称される、コリメート光学が、付加製造製造とも称される3Dを印刷を使用して形成される。本コリメート光学は、印刷レンズ298、例えば、Manginレンズと関連付けられた曲率で形成されるポリマーレンズを支持する、基板297を含む。基板297は、例えば、光学接着剤を使用して、4分の1波長板297に継合される。
図2A−2Hを参照して議論または図示される要素および表面のいずれかの特性のいずれかは、必要に応じて、図2A−2Hに図示される他の実装のいずれかに提供される実装に適用可能であることに留意されたい。単に、一例として、表面の曲率、表面の反射または回折性質、偏光性質、および同等物は、必要に応じて、実装のいずれかに適用可能である。
図3は、本発明のある実施形態による、ファイバ走査プロジェクタの光学アセンブリセクションの簡略化された斜視図である。光学アセンブリセクション130は、コリメート要素220に対するプリズム要素210を含む。光は、入力表面(示されないが、左後に面する)上に入射し、偏光ビームスプリッタ214に向かって伝搬する。4分の1波長板222、コリメート表面224、および出力表面226の縁もまた、本図に図示される。
いくつかの実施形態では、ファイバ走査プロジェクタは、3分角分解能および50°対角線視野を伴う4×3アスペクト比を達成することができるが、これらの特定のパラメータは、本発明によって要求されない。いくつかの実装では、60°×30°楕円形視野が、達成される。別の実施形態では、ファイバ走査プロジェクタは、2分角分解能および50°対角線視野を伴う4×3アスペクト比を達成することができる。さらに別の実施形態では、ファイバ走査プロジェクタは、1分角分解能またはそれ未満を達成することができる。当業者は、多くの変形例、修正、および代替を認識するであろう。
ファイバ走査プロジェクタのサイズおよび加重を低減させるために、光を支持しない部分は、トリミングされ、特に、湾曲フレームを伴う眼鏡との統合のために、パッケージング柔軟性もまた増加させる、楔形状の構造を形成することができる。
図4は、本発明のある実施形態による、加工の間の光学アセンブリセクションの要素の簡略化された斜視図である。図4に図示されるように、光学アセンブリセクションの第1の要素410は、ビームスプリッタ、コリメート表面224、および出力表面226を通して通過後の光の伝搬経路を含む、コリメート光学セクション412を含む。光学アセンブリセクションの第2の要素420は、その上に偏光ビームスプリッタが形成され得る、プリズムの表面412を含む。本斜視図では、入力表面は、左後に面するため、示されない。整合特徴430は、材料の中に統合され、第1の要素の左下表面上の対応する整合特徴(図示せず)に合致するように設計される。
いくつかの実施形態では、第2の要素420は、ガラス材料が、いくつかのプラスチック材料より偏光選択的コーティングの堆積のために好適であり得るため、ガラス材料から加工され、第1の要素と第2の要素の界面における偏光ビームスプリッタの形成を促進する。
図5は、本発明の代替実施形態による、ファイバ走査プロジェクタ500を図示する、簡略化された概略図である。図5に図示されるように、走査ファイバ510は、ミラー520内の開口522を通して通過する。走査ファイバは、運動範囲の端部に図示される。コリメートミラー530は、走査ファイバによって放出される光を反射させ、これは、次いで、ミラー520から反射され、出力ビーム540を提供する。いくつかの実施形態では、コリメートミラー530の曲率半径は、球状オブジェクト表面512の曲率半径の2倍である。
ファイバ走査プロジェクタに関連して議論されるように、走査ファイバ510が圧電要素514によって作動されるにつれて、球状オブジェクト表面とも称される、略球状表面512を掃引する。故に、走査ファイバによって掃引される表面の曲率半径の2倍を有する略球状反射体から反射後、走査ファイバによって掃引される表面に沿った任意の点から放出される光は、略球状反射体から反射後、良好にコリメートされるであろう。
ファイバスキャナの基部は、圧電要素514に隣接するため、開口522における走査ファイバ510の偏向は、小さいが、走査ファイバの先端における偏向は、大きい(例えば、約20度)。ビームが、走査ファイバの先端から放出されるにつれて、図5に図示されるように、拡開し、光の円錐516を形成する。略球状反射体530による円錐のコリメーションは、反射された光の大部分が、殆ど光が帰還経路内の開口522を通して通過せずに、ミラー520から反射されるように、走査ファイバの直径よりはるかに大きい直径を伴うビームを提供する。
いくつかの実装では、ファイバ走査プロジェクタ500の視野は、発振の間の走査ファイバ510が対する弧の区分の関数である。実施例として、走査ファイバが、20度を通して掃引する場合、プロジェクタの視野は、約20度である。視野の増加は、ファイバ発振の範囲を増加させることによって遂行されることができる。他の実施形態では、有効視野の拡大は、ファイバ発振の範囲から独立して、視野を増加させるために利用可能である。図2および5におけるファイバ走査プロジェクタを比較すると、ファイバ走査プロジェクタ500と関連付けられた視野は、反射体530からの反射から生じるコリメーションの結果として維持されるのに対して、光学アセンブリセクション130は、プロジェクタによって作成された視野を増加させ得る拡大を導入するために使用され得る、図示される光学表面を提供する。実施例として、出力表面226の曲率の修正は、視野を拡大するために利用されることができる。
本明細書に図示されるように、本発明の実施形態は、球状オブジェクト平面および球状オブジェクト平面の曲率の約2倍の曲率を有する対応する反射体の使用を通して関連する、設計を利用する。
図6Aは、本発明の代替実施形態による、ファイバ走査プロジェクタを図示する。図6Aにおけるファイバ走査プロジェクタ600は、圧電要素605、第1の偏光感受性反射体620、および第2の偏光感受性反射体630を通して通過し、それに機械的に結合される、走査ファイバ610を含む。4分の1波長板622が、第1の偏光感受性反射体と統合される。
動作時、走査ファイバ610によって放出される光は、第1の偏光感受性反射体620および4分の1波長板622を通して通過する、偏光を有する。第2の偏光感受性反射体630は、入射光を反射させ、これは、2回目として4分の1波長板622を通して通過し、その結果、光の偏光がここで直交方向に配向されるため、第1の偏光感受性反射体620から反射される。第1の偏光感受性反射体620から反射後、光は、出力ビーム640として、第2の偏光感受性反射体630を通して通過する。図6Aに図示されるように、第2の偏光感受性反射体630は、走査ファイバ610によって放出される光をコリメートする曲率を伴って湾曲される。その結果、発散していた入力ビームは、コリメートされる出力ビームに変換される。
図6Aに図示される光学要素は、空気間隙によって分離される、例えば、第1の偏光感受性反射体620および第2の偏光感受性反射体630は、空気間隙Gによって分離されるように図示されるが、これは、本発明によって要求されない。実施例として、第1の偏光選択的反射体、4分の1波長板、および第2の偏光選択的反射体を含み、走査ファイバからの光を受光し、光を積層された湾曲反射体に透過させ、偏光回転を実施し、次いで、第1の偏光選択的反射体からの光を反射させる、中実積層コンポーネントが、利用されることができる。したがって、屈折力もまた含み得る、中実要素が、光の合焦/焦点外れおよび収差補正を提供するために利用されることができる。
図6Bは、本発明のある実施形態による、代替ファイバ走査プロジェクタである。図6Aに図示されるファイバ走査プロジェクタ601は、いくつかの類似性を図6Aに図示されるファイバ走査プロジェクタ600と共有し、図6Aに関連して提供される説明は、必要に応じて、図6Bに図示されるファイバ走査プロジェクタ601に適用可能である。
図6Bを参照すると、ファイバ走査プロジェクタ601は、走査ファイバ610と、コリメーションを提供するように湾曲される、第1の偏光感受性反射体621と、略平面である、第2の偏光感受性反射体631とを含む。4分の1波長板は、第1の偏光感受性反射体と統合される。
動作時、走査ファイバ610によって放出される光は、第1の偏光感受性反射体621および4分の1波長板を通して通過する、偏光を有する。第2の偏光感受性反射体631は、入射光を反射させ、これは、2回目として4分の1波長板を通して通過し、その結果、光の偏光がここで直交方向に配向されるため、第1の偏光感受性反射体621から反射される。反射の間、光をコリメートする、第1の偏光感受性反射体621から反射後、光は、出力ビーム640として、第2の偏光感受性反射体631を通して通過する。図6Aおよび6Bを比較すると、図6Aに図示される折畳された光学経路は、図6Bに図示されるような、潜在的により短いがコリメーションの共通の特徴を伴う光学経路と置換されることができる。
図6Cは、本発明のある実施形態による、別の代替ファイバ走査プロジェクタである。図6Cに図示されるファイバ走査プロジェクタ602は、いくつかの類似性を図5に図示されるファイバ走査プロジェクタ500および図6Aに図示されるファイバ走査プロジェクタ600と共有し、図5および6Aに関連して提供される説明は、必要に応じて、図6Cに図示されるファイバ走査プロジェクタ602に適用可能である。
図6Cに図示される実施形態では、走査ファイバ610は、湾曲ミラー650内の開口652を通して通過する。偏光選択的反射体654は、第1の通過の間、光を湾曲ミラー650に向かって反射させる。4分の1波長板を光学経路内に統合することによって、光は、湾曲ミラー650からの反射およびコリメーション後、第2の通過の間、偏光選択的反射体654を通して通過する。図6Cに図示される実施形態は、ハイブリッド設計におけるコンパクト構成を可能にする。
随意のレンズ656によって図示されるように、本発明の実施形態は、付加的光学要素が、ファイバ走査プロジェクタを構成する要素から有意な距離に設置されることを可能にする。本実施例では、偏光選択的反射体654の表面とレンズ656との間の距離Dは、例えば、視野拡大鏡を挿入するために好適である、作業距離を提供する。加えて、球面収差補正装置が、本実施形態によって提供される延在される好適な作業距離を前提として、挿入され得る。
図6Dはさらに、本発明のある実施形態による、別の代替ファイバ走査プロジェクタである。図6Dに図示されるファイバ走査プロジェクタは、いくつかの類似性を図5に図示されるファイバ走査プロジェクタ500および図6Aに図示されるファイバ走査プロジェクタと共有し、図5および6Aに関連して提供される説明は、必要に応じて、図6Dに図示されるファイバ走査プロジェクタ603に適用可能である。
図6Dを参照すると、走査ファイバ610は、平面ミラー660内の開口662を通して通過する。湾曲偏光選択的反射体664は、第1の通過の間、光を平面ミラー660に向かって反射させる。4分の1波長板を光学経路内に統合することによって、光は、湾曲偏光選択的反射体664および平面ミラー660から反射し、それによってコリメーション後、第2の通過の間、湾曲偏光選択的反射体664を通して通過する。図6Dに図示される実施形態もまた、ハイブリッド設計におけるコンパクト構成を可能にする。
図7Aは、本発明のある実施形態による、レンズ状ファイバ先端を図示する、概略図である。図7Aに図示されるように、光ファイバ710は、クラッディング712と、ファイバコア714とを含む。光ファイバは、光線を放出円錐716に沿って放出する、点光源と見なされ得る。図7Aに図示される実施形態では、点光源は、コア内に縦方向に嵌め込まれるように図示される。浅いレンズ表面718が、図示されるように、光ファイバの端部に適用されることができる。レンズ表面718は、種々の異なる様式で加工されることができる。実施例として、集束イオンビーム(FIB)ミリングを利用するプロセスが、図7Aに図示されるように、収差補正を提供する、低ストロークレンズを作製するために使用されることができる。いくつかの実施形態では、レンズ表面718は、直接、ファイバ先端上に形成される一方、他の実施形態では、金型が、加工され、レンズが、ファイバ先端と別個に形成され、次いで、ファイバ先端に接合される。当業者は、多くの変形例、修正、および代替を認識するであろう。
レンズ表面718の曲率は、図2Aに図示されるコリメート表面224および他の表面と関連付けられた球面収差を含む、システム内の光学表面から生じる球面収差を除去するように選択されることができる。故に、レンズ表面718および他の表面によって提供される収差補正の組み合わせを通して、高画質は、本発明の実施形態によって提供される。本明細書に議論されるような走査ファイバ設計を利用すると、光学補正をディスプレイ幅スケールで実施することに加え、ピクセルあたりベースの光学補正を実施することが可能である。
図7Bは、本発明の別の実施形態による、レンズ状ファイバ先端を図示する、概略図である。収差補正に加え、本発明の実施形態は、図7Bに図示される正のレンズ720の使用を通して、図示されるように、ファイバ先端から放出される光の合焦を可能にする。レンズ720は、例えば、FIBミリングプロセスを使用して、直接、ファイバ先端上に加工されることができる、またはファイバ先端と別個に成型され、次いで、ファイバ先端に接合されることができる。放出円錐722は、レンズ720によって合焦され、本実施例では、合焦された円錐724を形成する。レンズ720の強度は、光が合焦されないが、放出円錐722と関連付けられた光線の拡散が低減されるようなものであってもよい。
図7Cは、本発明の代替実施形態による、レンズ状ファイバ先端を図示する、概略図である。収差補正および合焦に加え、本発明の実施形態は、図7Cに図示される負のレンズ730の使用を通して、図示されるように、ファイバ先端から放出される光の焦点を外れさせることを可能にする。レンズ730は、例えば、FIBミリングプロセスを使用して、直接、ファイバ先端上に加工されることができる、またはファイバ先端と別個に成型され、次いで、ファイバ先端に接合されることができる。放出円錐732は、レンズ730によって焦点を外れさせられ、本実施例では、発散円錐734を形成する。したがって、いくつかの実施形態は、ファイバ先端上の発散レンズの使用を介して、開口数が増加されることを可能にする。
例えば、光学不変量をシステム全体を通して一定として維持する、Lagrange不変量によって制約される、LCDを像面の中に結像する、従来の光学システムとは対照的に、ファイバ走査システムは、ピクセルの特性を修正し、ファイバによって放出されるスポットサイズを変化させることができる。図7Bおよび7Cに図示されるレンズの使用によって、ピクセルサイズの修正が、遂行される、例えば、開口数を増加させ、ピクセルサイズを減少させ、結像されるスポットサイズを減少させることによって、モードフィールド直径を効果的に低減させることができる。
図7A−7Cに図示される光学効果は、組み合わせられ、例えば、球面収差を補正し、放出される光を合焦させる、球面収差を補正し、放出される光の焦点を外れさせる、球面収差を補正しながら、ファイバコアの近傍の凸面領域およびファイバの周縁の近傍の凹面領域を伴うレンズを提供する、および同等物である、レンズ先端を提供することができる。当業者は、多くの変形例、修正、および代替を認識するであろう。
また、本明細書に説明される実施例および実施形態は、例証的目的のためだけのものであって、それに照らして、種々の修正または変更が、当業者に示唆され、本願の精神および権限および添付の請求項の範囲内に含まれるべきであることを理解されたい。

Claims (25)

  1. プロジェクタであって、
    凸面オブジェクト表面を画定する走査光源と、
    前記走査光源からの光を受光するように動作可能である光学アセンブリセクションであって、前記光学アセンブリセクションは、
    プリズム要素と、
    界面において前記プリズム要素に結合されるコリメート要素と、
    4分の1波長板と、
    前記界面に配置される偏光ビームスプリッタと
    を備える、光学アセンブリセクションと
    を備える、プロジェクタ。
  2. 前記走査光源は、走査導波管源を備える、請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記走査導波管源は、圧電アクチュエータと、前記圧電アクチュエータに機械的に結合される走査ファイバとを含むファイバ走査要素を備える、請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記走査導波管源は、カンチレバー式導波管を含む微小電気機械システム(MEMS)要素を備える、請求項2に記載のプロジェクタ。
  5. 前記走査導波管源は、発振の間、前記凸面オブジェクト表面を通して掃引するように動作可能である導波管先端を備える、請求項2に記載のプロジェクタ。
  6. 前記凸面オブジェクト表面は、略球状であり、曲率半径によって特徴付けられる、請求項1に記載のプロジェクタ。
  7. 前記コリメート要素は、前記曲率半径の約2倍の第2の曲率半径によって特徴付けられる反射表面を含む、請求項6に記載のプロジェクタ。
  8. ファイバ走査プロジェクタであって、
    圧電要素と、
    前記圧電要素に機械的に結合される走査ファイバと、
    前記走査ファイバからの光を受光するように動作可能である光学アセンブリセクションであって、前記光学アセンブリセクションは、
    プリズム要素と、
    界面において前記プリズム要素に結合されるコリメート要素と、
    4分の1波長板と、
    前記界面に配置される偏光ビームスプリッタと
    を備える、光学アセンブリセクションと
    を備える、ファイバ走査プロジェクタ。
  9. 前記走査ファイバの出力表面が、凸面オブジェクト表面を画定する、請求項8に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  10. 前記コリメート要素は、前記凸面オブジェクト表面の曲率半径の約2倍の曲率半径によって特徴付けられるコリメート表面を含む、請求項9に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  11. 前記4分の1波長板は、前記偏光ビームスプリッタと前記コリメート表面との間に配置される、請求項8に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  12. 前記プリズム要素は、前記コリメート要素に光学的に接合される、請求項8に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  13. 前記走査ファイバは、前記圧電要素を通して通過する、請求項8に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  14. 前記プリズム要素は、非平面曲率を有する入力表面を備える、請求項8に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  15. 前記コリメート要素は、非平面曲率を有する出力表面を備える、請求項8に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  16. 前記光学アセンブリセクションの射出瞳に位置付けられる導波管ディスプレイをさらに備える、請求項8に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  17. ファイバ走査プロジェクタであって、
    圧電要素と、
    前記圧電要素を通して通過し、それに機械的に結合される走査ファイバであって、前記走査ファイバは、光を光学経路に沿って放出する、走査ファイバと、
    開口を含むミラーであって、前記走査ファイバは、前記開口を通して通過する、ミラーと、
    前記光学経路に沿って配置されるコリメートミラーと
    を備える、ファイバ走査プロジェクタ。
  18. 前記走査ファイバの出力表面が、凸面オブジェクト表面を画定する、請求項17に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  19. 前記コリメートミラーは、前記凸面オブジェクト表面の曲率半径の約2倍の曲率半径によって特徴付けられる、請求項18に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  20. 前記コリメートミラーは、前記光学経路に対して約45°の角度に配置される、請求項17に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  21. ファイバ走査プロジェクタであって、
    圧電要素と、
    前記圧電要素を通して通過し、それに機械的に結合される走査ファイバであって、前記走査ファイバは、光を光学経路に沿って放出する、走査ファイバと、
    前記光学経路に沿って配置される第1の偏光感受性反射体と、
    前記第1の偏光感受性反射体に隣接して配置される4分の1波長板と、
    前記光学経路に沿って配置される第2の偏光感受性反射体と
    を備える、ファイバ走査プロジェクタ。
  22. 前記第1の偏光感受性反射体は、平面であり、前記第2の偏光感受性反射体は、湾曲される、請求項21に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  23. 前記第2の偏光感受性反射体は、開口を含み、前記走査ファイバは、前記開口を通して通過する、請求項22に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  24. 前記第1の偏光感受性反射体は、湾曲され、前記第2の偏光感受性反射体は、平面である、請求項21に記載のファイバ走査プロジェクタ。
  25. 前記第1の偏光感受性反射体は、開口を含み、前記走査ファイバは、前記開口を通して通過する、請求項24に記載のファイバ走査プロジェクタ。
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