JP2020512193A

JP2020512193A - 空気清浄化システム及び装置

Info

Publication number: JP2020512193A
Application number: JP2019571825A
Authority: JP
Inventors: バーネス、ガイ
Original assignee: バーティカルフィールドリミテッド
Priority date: 2017-03-16
Filing date: 2018-03-01
Publication date: 2020-04-23
Also published as: IL251205A0; EP3596402A1; US20200129910A1; EP3596402A4; WO2018167769A1

Abstract

空気清浄化システム（１０Ａ）は、空気（７０）を流すための空気圧縮機（５２）と、水（５０）を供給するための水注入口（４８）と、空気圧縮機（５２）から空気（７０）を受け取り、水注入口（４８）から水（５０）を受け取るための中央パイプ（４４）と、中央パイプ（４４）と連通するための入口（２４）を含む水滴下器（２０）と、空気（７０）を濾過するためのフィルタ（３０）と、濾過された空気（７０Ｂ）を供給するための出口（４２）とを含み、水（５０）を供給することにより複数の端部デバイス（１０Ｂ）のフィルタ（３０）を洗浄することを可能にする複数の端部デバイス（１０Ｂ）とを含む。

Description

本発明は、空気清浄化システムの分野に関する。

改善された室内空気の質は、従来、濾過または室内栽培の植物のいずれかによって得られる。

しかしながら、濾過はフィルタの定期的な洗浄を必要とし、植物は、空気の質の悪さに悩まされる。

従来技術の上述の問題及び他の問題に対する解決策を提供することが長い間必要とされてきている。

一態様では、本発明は、空気清浄化システム（１０Ａ）であって、
− 空気（７０）を流すための空気圧縮機（５２）と、
− 水（５０）を供給するための水注入口（４８）と、
− 前記空気圧縮機（５２）から前記空気（７０）を受け取り、前記水注入口（４８）から前記水（５０）を受け取るための中央パイプ（４４）と、
− 複数の端部デバイス（１０Ｂ）とを含み、前記複数の端部デバイス（１０Ｂ）の各々が、
ａ)前記中央パイプ（４４）と連通するための入口（２４）を含む水滴下器（２０）と、
ｂ)前記空気（７０）を濾過するためのフィルタ（３０）と、
ｃ)濾過された空気（７０Ｂ）を供給するための出口（４２）であって、それにより前記複数の端部デバイス（１０Ｂ）の前記フィルタ（３０）に前記水（５０）を供給することによって前記フィルタ（３０）を洗浄することを可能にする、前記出口（４２）と、
を含む、前記空気清浄化システム（１０Ａ）を対象とする。

本発明の実施形態、特徴、および態様は、以下の図面と併せて本明細書に記載される。
図面は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。

図１は、本発明の一実施形態による空気清浄化システムを示す図である。図２は、図１の水滴下器の１つを示す図である。図３は、図２の水滴下器の分解図である。図４は、植物の土壌を清浄化するための図１の空気清浄化システムを示す図である。図５は、図４の空気清浄化装置の分解図である。図６は、図４の空気清浄化装置の断面図であり、隣接する部分４２の間の仕切り６８は、仮止め作業のための物理的強度を提供する。

本発明は、本発明の実施形態の以下の詳細な説明から理解されるであろう。簡潔にするために、いくつかの周知の特徴については詳細に説明しない。

参照番号は本発明の理解を容易にするために、本明細書に記載され図示された実施形態における要素を指摘するために使用されている。それらは、単に例示的なものであり、限定的なものではないことを意味する。また、本発明の前述の実施形態は、本発明のシステムおよび方法に関連して説明され、例示されたが、これらは単に例示的なものであり、限定的なものではないことを意味する。

図１は、本発明の一実施形態による空気清浄化システムを示す。

本発明の一実施形態による空気清浄化システム１０Ａは室７８の外側から、または室７８内の空気を循環させるために室７８の内側から空気７０Ａを流すための中央空気入口７２および空気圧縮機５２と、水５０を流すための中央水注入口４８と、中央空気圧縮機５２および中央水注入口４８に分岐する中央パイプ４４と、それぞれが中央パイプ４４と連通する、本発明による複数の空気清浄化装置１０Ｂとを含む。

図２は、図１の水滴下器の１つを示す。
空気清浄化装置１０Ｂは、入口２４と出口４２とを含む。

再び図１を参照すると、空気清浄化装置１０Ｂの入口２４は中央パイプ４４と連通している。

図３Ａは、図２の水滴下器の分解図である。

「水滴下器」という用語は、本明細書では滴下灌水のために水のゆっくりとした供給を提供するための従来技術の装置を指す。

空気清浄化装置１０Ｂは、入口２４及び出口７４を含む水滴下器２０を更に含む。

空気清浄化装置１０Ｂは、フィルタ３０と、水滴下器出口７４からの空気及び水をフィルタ３０を通して装置１０Ｂの出口４２に導くためのパッケージ３６とを更に含む。

再び図１を参照すると、第１のステップでは空気圧縮機５２がフィルタ３０（図３に示す）を通って出口４２に空気７０Ａを流し、濾過された空気７０Ｂを室７８またはその中に閉ループで供給し、第２のステップでは圧縮機５２は停止し、中央水注入口４８はフィルタ３０（図３に示す）を洗浄するための水を供給する。

さらに図１を参照すると、好ましくは、水５０が植物を灌水するための水供給を利用するために、植物１４を収容することができる容器１６内に滴下する。

フィルタ３０を短時間洗浄した後、第１および第２のステップを繰り返す。

図４は、植物の土壌を清浄化するための、図１の空気清浄化システムを示す。

この実施形態によれば、空気清浄化装置１０Ｂは中央パイプ４４から延びるパイプ５４と、パイプの一部であり、地面に挿入するための杭５６とを含む。従って、濾過された空気７０Ｂは土壌１８に供給される。

植物１４及びフィルタ３０（図３に示す）は共に、土壌及びフィルタの洗浄を改善する。植物１４の根は、フィルタ３０を洗浄することができるプロバイオティクス（消費されたときに健康上の利益を提供する微生物）を含む。

図５は、図４の空気清浄化装置の分解図である。

植物が出口４２のかなりの部分を覆わないように、出口４２は細長くなっている。

図６は、図４の空気清浄化装置の断面図である。

隣接する部分４２の間の仕切り６８は、仮止め作業のための物理的強度を提供する。

したがって、一態様では、本発明は、空気清浄化システム（１０Ａ）であって、
− 空気（７０）を流すための空気圧縮機（５２）と、
− 水（５０）を供給するための水注入口（４８）と、
− 空気圧縮機（５２）から空気（７０）を受け取り、水注入口（４８）から水（５０）を受け取るための中央パイプ（４４）と、
− 複数の端部デバイス（１０Ｂ）とを含み、複数の端部デバイス（１０Ｂ）の各々が、
ａ)中央パイプ（４４）と連通するための入口（２４）を含む水滴下器（２０）と、
ｂ)空気（７０）を濾過するためのフィルタ（３０）と、
ｃ)濾過された空気（７０Ｂ）を供給するための出口（４２）であって、複数の端部デバイス（１０Ｂ）のフィルタ（３０）に水（５０）を供給することによりフィルタ（３０）を洗浄することを可能にする、出口（４２）と、
を含む、空気清浄化システム（１０Ａ）を対象とする。

水（５０）は、灌水のためにさらに供給されてもよい。

空気清浄化システム（１０Ａ）は、
- フィルター（３０）をさらに洗浄するための植物（１４）
をさらに含むようにしてもよい。
したがって、植物１４は生物学的効果を介してフィルタ３０を清浄化し、フィルタ３０は、植物１４に清浄な空気を提供する。したがって、一方が他方に寄与する。

濾過された空気（７０Ｂ）は室内空気清浄化のために、または土壌（１８）への空気清浄化のために供給されてもよい。

別の態様では、本発明は、空気清浄化装置（１０Ｂ）であって、
− 水（５０）および空気（７０Ａ）を供給するための入口（２４）を含む水滴下器（２０）と、
− 流入された空気（７０Ａ）を濾過するためのフィルタ（３０）と、
− 濾過された空気（７０Ｂ）を供給するための出口（４２）であって、水（５０）を供給することにより前記フィルタ（３０）を洗浄することを可能にする、出口（４２）と、
を含む、空気清浄化装置（１０Ｂ）を対象とする。

空気清浄化装置（１０Ｂ）は、
− 流入された空気（７０Ａ）及び供給された水（５０）を水滴下器（２０）の出口（７４）からフィルタ（３０）を通して空気清浄化装置（１０Ｂ）の出口（４２）に導くためのパッケージ（３６）
をさらに含むようにしてもよい。

空気清浄化装置（１０Ｂ）は、
− 出口（４２）を含む杭（５６）であって、杭（５６）を土壌（１８）に挿入することで、濾過された空気（７０Ｂ）を出口（４２）に供給する、杭（５６）
をさらに含むようにしてもよい。

本明細書の図面および／または説明では、以下の参照符号（参照符号一覧）が言及されている:
− 符号１０Ａは、本発明の一実施形態による空気清浄化システムを示し;
− 符号１０Ｂは、本発明の一実施形態による空気清浄化装置を示し;
− 符号１４は植物を示し;
− 符号１６は容器を示し;
− 符号１８は、容器内に収容された土壌を示し;
− 符号２４は、空気清浄化装置及び水滴下器の入口を示し;
− 符号３０、３２、３４はフィルタを示し;
− 符号３６はパッケージを示し;
− 符号３８は、パッケージを水滴下器に固定するためのばね板を示し;
− 符号４０は水の流れを遅くするための水循環空間を示し；
− 符号４２は空気清浄化装置の出口を示し；
− 符号４４は、中央パイプを示し;
− 符号４６はパイプ分岐を示し;
− 符号４８は水注入口を示し;
− 符号５０は供給された水を示し;
− 符号５２は空気圧縮機を示し;
− 符号５４はパイプを示し;
− 符号５６はパイプを構成する杭を示し;
− 符号６２は封止リングを示し;
− 符号６８はパーティションを示し;
− 符号７０Ａは流入された空気を示し;
− 符号７０Ｂは濾過された空気を示し;
− 符号７２は、中央空気入口を示し;
− 符号７４は水滴下器の出口を示し；
− 符号７８は室を示す。

本発明の実施形態の前述の説明および例示は、例示の目的で提示されている。網羅的であること、または本発明を任意の形態で上記の説明に限定することは意図されていない。

上記で定義され、特許請求の範囲で使用された任意の用語は、この定義に従って解釈されるべきである。

特許請求の範囲における参照番号は、特許請求の範囲の一部ではなく、むしろその読解を容易にするために使用される。これらの参照番号は、いかなる形態においても特許請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

１０Ａ空気清浄化システム
１０Ｂ空気清浄化装置
１４植物
１６容器
１８土壌
２４入口
３０、３２、３４フィルタ
３６パッケージ
３８ばね板
４０水循環空間
４２出口
４４中央パイプ
４６パイプ分岐
４８水注入口
５０供給された水
５２空気圧縮機
５４パイプ
５６杭
６２封止リング
６８パーティション
７０Ａ流入された空気
７０Ｂ空気
７２中央空気入口
７４出口
７８室

Claims

空気清浄化システム（１０Ａ）であって、
− 空気（７０）を流すための空気圧縮機（５２）と、
− 水（５０）を供給するための水注入口（４８）と、
− 前記空気圧縮機（５２）から前記空気（７０）を受け取り、前記水注入口（４８）から前記水（５０）を受け取るための中央パイプ（４４）と、
− 複数の端部デバイス（１０Ｂ）とを含み、前記複数の端部デバイス（１０Ｂ）の各々が、
ａ)前記中央パイプ（４４）と連通するための入口（２４）を含む水滴下器（２０）と、
ｂ)前記空気（７０）を濾過するためのフィルタ（３０）と、
ｃ)濾過された空気（７０Ｂ）を供給するための出口（４２）であって、前記複数の端部デバイス（１０Ｂ）の前記フィルタ（３０）に前記水（５０）を供給することにより前記フィルタ（３０）を洗浄することを可能にする、前記出口（４２）と、
を含む、前記空気清浄化システム（１０Ａ）。
請求項１に記載の空気清浄化システム（１０Ａ）であって、前記水（５０）が、植物（１４）の灌水のためにさらに供給される、前記空気清浄化システム（１０Ａ）。
請求項１に記載の空気清浄化システム（１０Ａ）であって、
− 前記フィルタ（３０）をさらに浄化するための植物（１４）
をさらに備える、前記空気清浄化システム（１０Ａ）。
請求項１に記載の空気清浄化システム（１０Ａ）であって、前記濾過された空気（７０Ｂ）が、室内空気清浄化および空気清浄化からなる群から選択されたもののために土壌（１８）に供給される、前記空気清浄化システム（１０Ａ）。
空気清浄化装置（１０Ｂ）であって、
− 水（５０）および空気（７０Ａ）を供給するための入口（２４）を含む水滴下器（２０）と、
− 流入された前記空気（７０Ａ）を濾過するためのフィルタ（３０）と、
− 濾過された空気（７０Ｂ）を供給するための出口（４２）であって、水（５０）を供給することにより前記フィルタ（３０）を洗浄することを可能にする、前記出口（４２）と、
を含む、前記空気清浄化装置（１０Ｂ）。
請求項５に記載の空気清浄化装置（１０Ｂ）であって、
− 流入された前記空気（７０Ａ）及び供給された前記水（５０）を前記水滴下器（２０）の出口（７４）から前記フィルタ（３０）を通して前記空気清浄化装置（１０Ｂ）の前記出口（４２）に導くためのパッケージ（３６）
をさらに含む、前記空気清浄化装置（１０Ｂ）。
請求項５に記載の空気清浄化装置（１０Ｂ）であって、
− 前記出口（４２）を含む杭（５６）であって、前記杭（５６）を土壌（１８）に挿入することで、前記濾過された空気（７０Ｂ）を前記出口（４２）に供給する、前記杭（５６）
をさらに含む、前記空気清浄化装置（１０Ｂ）。