JP2020510935A5

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Publication number: JP2020510935A5
Application number: JP2019548941A
Authority: JP
Filing date: 2017-12-13
Publication date: 2020-05-21
Anticipated expiration: 2037-12-13

Claims

プログラムコード（ＣＯ）のコンピュータ支援難読化方法であって、
前記プログラムコード（ＣＯ）に複数の計算ステップ（ＳＴ）が実装され、
前記複数の計算ステップ（ＳＴ）の所定の計算ステップが前記プログラムコード（ＣＯ）の実行時に所定の順序で呼び出され、前記所定の計算ステップの少なくとも一部が予め決められた所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）であり、該所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）のそれぞれにおいて、前記プログラムコード（ＣＯ）に保存された、複数のデジタルの第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）からなる第１のテーブル（Ｔ１）がアクセスされ、前記所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）のそれぞれに必要な前記第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）が前記第１のテーブル（Ｔ１）から読み出され、
前記プログラムコードを変更するために、
複数のデジタルのマスク値（Ｍ_ｉ）を含む動的マスク（Ｍ）を生成し、前記マスク（Ｍ）の少なくとも一部の前記マスク値（Ｍ_ｉ）が互いに異なり、前記各マスク値（Ｍ_ｉ）が前記所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）のそれぞれに有効である、過程と、
前記第１のテーブル（Ｔ１）の前記第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）のそれぞれを、前記所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）それぞれにおける前記第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）の読み取り時に有効な前記マスク値（Ｍ_ｉ）を使用してデジタルの第２のテーブル値（Ｔ２_ｉ）に変換し、これにより前記第２のテーブル値（Ｔ２_ｉ）からなる第２のテーブル（Ｔ２）を取得し、該第２のテーブル（Ｔ２）を、前記第１のテーブル（Ｔ１）の代わりに前記プログラムコード（ＣＯ）に保存する、過程と、
前記所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）ごとに追加の計算ステップ（ｆ_ｉ，Ｍ ^−１）が前記プログラムコード（ＣＯ）に実装され、前記追加の計算ステップ（ｆ_ｉ，Ｍ ^−１）は、読み出された前記第２のテーブル値（Ｔ２_ｉ）を、前記所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）それぞれに必要な前記第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）に逆変換する、過程とを実行する、コンピュータ支援難読化方法。
前記動的マスク（Ｍ）を生成するために初期マスク値及び更新ステップを決定し、
連続する１つ以上の前記更新ステップを現在有効なマスク値（Ｍ_ｉ）に適用することによって、次の前記所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）に有効なマスク値（Ｍ_ｉ）を計算し、
前記更新ステップも前記プログラムコード（ＣＯ）に実装されることで、前記所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）それぞれに前記現在有効なマスク値（Ｍ_ｉ）が存在し、
前記追加の計算ステップ（ｆ_ｉ，Ｍ ^−１）が、前記所与の計算ステップにおいて前記現在有効なマスク値（Ｍ_ｉ）により決まり、
前記更新ステップは、前記更新ステップが適用される前記マスク値（Ｍ_ｉ）の少なくとも一部に対して別々となるように決定する、請求項１に記載のコンピュータ支援難読化方法。
前記更新ステップは、前記所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）のそれぞれに実装される、請求項２に記載のコンピュータ支援難読化方法。
前記所与の計算ステップ（ＳＴ _ｉ）ではない前記所定の計算ステップの少なくとも一部にも更新ステップが実装される、請求項３に記載のコンピュータ支援難読化方法。
少なくとも前記初期マスク値（Ｍ_ｉ）又は前記更新ステップは、乱数ジェネレータを使用して決定する、請求項２〜４のいずれか１項に記載のコンピュータ支援難読化方法。
前記第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）及び前記第２のテーブル値（Ｔ２_ｉ）と前記マスク値（Ｍ_ｉ）は、それぞれがビットシーケンスを示す、請求項１〜５のいずれか１項に記載のコンピュータ支援難読化方法。
前記第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）の前記第２のテーブル値（Ｔ２_ｉ）への変換は、前記第１のテーブル値の前記ビットシーケンスと前記現在有効なマスク値（Ｍ_ｉ）の前記ビットシーケンスとの間に論理演算を適用することによって行い、
前記論理演算の適用によって前記第２のテーブル値（Ｔ２_ｉ）を得る、請求項６に記載のコンピュータ支援難読化方法。
前記論理演算は、前記第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）の前記ビットシーケンス及び前記現在有効なマスク値（Ｍ_ｉ）の前記ビットシーケンスの互いに対応するビットに対しビットごとに適用し、
前記論理演算は、１つ以上の、ＯＲ演算、ＸＯＲ演算、ＮＯＲ演算、ＸＮＯＲ演算、ＡＮＤ演算、又はＮＡＮＤ演算を少なくとも含むことを特徴とする、請求項７に記載のコンピュータ支援難読化方法。
前記現在有効なマスク値（Ｍ_ｉ）の前記ビットシーケンスが、前記第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）の前記ビットシーケンスよりも短い場合、前記第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）の前記ビットシーケンスのビットごとに、前記現在有効なマスク値（Ｍ_ｉ）の前記ビットシーケンスの対応するビットが存在するように、前記現在有効なマスク値（Ｍ_ｉ）の元の前記ビットシーケンスを、該元のビットシーケンスのビットの複数回使用によって、拡張する、請求項８に記載のコンピュータ支援難読化方法。
前記現在有効なマスク値（Ｍ _ｉ）の前記ビットシーケンスが、前記第１のテーブル値（Ｔ１ _ｉ）の前記ビットシーケンスよりも短い場合、前記第１のテーブル値（Ｔ１ _ｉ）の前記ビットシーケンスのビットごとに、前記現在有効なマスク値（Ｍ _ｉ）の前記ビットシーケンスの対応するビットが存在するように、前記現在有効なマスク値（Ｍ _ｉ）の元の前記ビットシーケンスを、該元のビットシーケンスの１回以上の繰り返しによって、拡張する、請求項８に記載のコンピュータ支援難読化方法。
請求項１〜１０のいずれか１項に記載のコンピュータ支援難読化方法により難読化されているプログラムコード（ＣＯ’）を実行する方法であって、
前記プログラムコード（ＣＯ’）の前記各所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）が呼び出されると、前記第２のテーブル値（Ｔ２_ｉ）を前記第２のテーブル（Ｔ２_ｉ）から読み出し、該読み出した第２のテーブル値（Ｔ２_ｉ）を前記所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）に必要な前記第１のテーブル値（Ｔ１_ｉ）に逆変換する前記追加の計算ステップ（ｆ_ｉ，Ｍ ^−１）を前記所与の計算ステップ（ＳＴ_ｉ）ごとに実行する、方法。
請求項１１に記載の方法に従ってプログラムコード（ＣＯ’）を実行するように構成されたコンピュータ手段（２）を含む、技術システム（１）。
前記技術システム（１）は、自動化システム、自動化システムのコンポーネント、少なくとも発電システムかエネルギー分配システムのいずれか、少なくとも発電システムかエネルギー分配システムのいずれかのコンポーネント、又は医療機器である、請求項１２に記載の技術システム。
機械可読媒体に保存したプログラムコードフラグメントを有するコンピュータプログラムを入れた製品であって、前記プログラムコードフラグメントは、コンピュータで実行されると、請求項１〜１０のいずれか１項に記載のコンピュータ支援難読化方法を実行する、製品。
プログラムコードフラグメントを有するコンピュータプログラムであって、前記プログラムコードフラグメントは、コンピュータで実行されると、請求項１〜１０のいずれか１項に記載のコンピュータ支援難読化方法を実行する、コンピュータプログラム。