JP2020508620A - ハンドオーバ方法及びシステム並びにデバイス - Google Patents

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Abstract

本出願の実施形態は、UEが4Gネットワーク又は将来のポスト4Gネットワークから3G又は2GネットワークにハンドオーバされるときにWDのサービス連続性を確保するためのハンドオーバ方法及びシステム並びにデバイスを提供する。当該方法は、第1の端末により、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信するステップであり、第1のメッセージは、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用され、第1の端末は、第2の端末を使用することにより第1の基地局に接続し、第1の基地局は、第1の端末及び第2の端末に現在サービスしている基地局である、ステップと、第1の端末により、第1のメッセージに基づいて測定を実行して第1の測定報告を取得するステップと、第1の端末により、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信するステップと、第1の端末により、第2の端末を使用することにより第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信するステップであり、第2のメッセージは、第2の基地局の識別子を搬送し、第2の基地局に直接接続するよう第1の端末に指示するために使用される、ステップと、第1の端末により、第2のメッセージに基づいて第2の基地局に直接接続するステップと、を含む。

Description

本出願は、2017年2月27日に中国特許庁に出願された「COMMUNICATION METHOD」という名称の中国特許出願第201710109483.2号に対する優先権を主張し、該出願はその全体を参照により本明細書に援用される。
[技術分野]
本出願は通信技術の分野に関し、詳細にはハンドオーバ方法及びシステム並びにデバイスに関する。
スマートフォン産業は成熟化し、市場は飽和状態になりつつある。アクセス端末及びデータカード市場は衰退し、ウェアラブルデバイス(Wearable Device、WD)は企業の将来の戦略的方向の1つである。
現在、ほとんどのWDの周囲には高性能なユーザ装置(User Equipment、UE)が存在する。WDの伝送効率を向上させるために、WDによりUEを使用することによりネットワークにアクセスするための要件が、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPP)標準に書かれた。さらに、該標準では、WDに対してUEにより提供されるリレーサービスは第2世代(2nd generation、2G)又は第3世代(3rd generation、3G)のアクセス技術及びネットワークをサポートせず、第4世代(4th generation、4G)のアクセス技術及びネットワーク並びに後続の進化型アクセス技術及びネットワークのみを使用できると規定されている。したがって、UEが4Gネットワークに在圏し続けることができないとき、例えば、UEが4Gネットワークのカバレッジエリア外にあり、したがって3G又は2Gネットワークにハンドオーバされる必要があるとき、又はUEが音声電話をかけるために3G又は2Gネットワークに戻る必要があるときに、WDは、UEを使用することによるネットワークへのアクセスから、進化型NodeB(evolved NodeB、eNB)を使用することによるネットワークとの直接通信に変更する必要がある。
しかしながら、UEが3G又は2Gネットワークにハンドオーバされる必要があるとき、eNBが依然として、4Gネットワーク内のように、UEにより報告された測定報告に基づいてUE及びWDに対して同じターゲット基地局を選択してUE及びWDを同時にハンドオーバする場合、WDはターゲット基地局に在圏するのに失敗する可能性があり、結果として、サービス連続性が確保できない。例えば、図1に示すように、eNB1が、UEにより報告された測定報告に基づいてターゲット基地局を選択する場合、eNB1は、WDのターゲット基地局として基地局サブシステム(base station subsystem、BSS)2を選択すべきである。しかしながら、WDはBSS2から遠く離れており、したがって、WDはターゲット基地局に在圏できない。この場合、サービス連続性は確保できない。実際には、WDに対してBSS3(図1a)、eNB1(図1b)、又はeNB2(図1c)を選択することが望ましい。
したがって、UEが4Gネットワーク又は将来のポスト4Gネットワークから3G又は2GネットワークにハンドオーバされるときにWDのサービス連続性を確保する方法は、現在緊急に解決されるべき問題である。
本出願の実施形態は、UEが4Gネットワーク又は将来のポスト4Gネットワークから3G又は2GネットワークにハンドオーバされるときにWDのサービス連続性を確保するためのハンドオーバ方法及びシステム並びにデバイスを提供する。
前述の目的を達成するために、本発明の実施形態では、以下の技術的解決策が使用される。
第1の態様によれば、ハンドオーバ方法が提供される。当該方法は、第1の端末により、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信するステップであり、第1のメッセージは、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用され、第1の端末は、第2の端末を使用することにより第1の基地局に接続し、第1の基地局は、第1の端末及び第2の端末に現在サービスしている基地局である、ステップと、第1の端末により、第1のメッセージに基づいて測定を実行して第1の測定報告を取得するステップと、第1の端末により、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信するステップと、第1の端末により、第2の端末を使用することにより第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信するステップであり、第2のメッセージは、第2の基地局の識別子を搬送し、第2の基地局に直接接続するよう第1の端末に指示するために使用される、ステップと、第1の端末により、第2のメッセージに基づいて第2の基地局に直接接続するステップと、を含む。換言すれば、第2の端末が、4Gネットワーク又は将来のポスト4Gネットワークから3G又は2Gネットワークにハンドオーバされるとき、第1の端末は、第1の端末からの測定報告に基づいて決定された第2の基地局に直接接続して、第1の端末のサービス連続性を確保し得る。これは、第1の基地局が第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を選択し、結果として第1の端末がターゲット基地局に在圏することができず、次いで第1の端末のサービスが中断される従来技術とは、異なる。
可能な設計において、第1の端末により、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信するステップの前に、当該方法は、第1の端末により、第2の端末を使用することにより第1の基地局により送信された第3のメッセージを受信するステップであり、第3のメッセージは、第1の端末の測定イベントを構成するため、かつ第1のメッセージを受信した後に測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用される、ステップをさらに含む。通常、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さくないとき、ハンドオーバは発生しない。この場合、第1の基地局は、第1の端末が測定報告を報告したとしても、第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を通常選択する。したがって、本出願のこの実施形態において、第1の基地局により送信され、かつ第1の端末の測定イベントを構成するために使用されるメッセージを受信した後、第1の端末は、直ちに測定を開始するのでなく、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用される第1のメッセージを受信した後にのみ、測定を開始する。例えば、第2の端末は、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいとき、第1のメッセージを第1の端末に送信する。このように、第1の端末のシグナリングオーバヘッドが低減され、第1の端末の電力量が節減される。
可能な設計において、第1の端末により、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信するステップは、第1の端末により、第2の端末を使用することにより第1の基地局により送信された第1のメッセージを受信するステップであり、第1のメッセージは、第1の端末の測定イベントを構成するために使用される、ステップを含む。具体的に言えば、本出願のこの実施形態において、第1の端末は、第1の基地局により送信され、かつ第1の端末の測定イベントを構成するために使用されるメッセージを受信した後、測定を開始する。これは、既存のプロトコルを変更することなく実現するのがより容易である。
可能な設計において、第1の端末の測定イベントは第1の測定イベントを含み、第1の測定イベントは、第1の端末のサービングセルの信号強度が第1の閾値より大きいことを含み、第1の閾値は、第1の端末のサービングセルへのアクセスが許可される閾値であり、第1の測定イベントは、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信するよう第1の端末をトリガするために使用される。このように、第1の基地局により決定される、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局は、第1の基地局と同じであってもよい。換言すれば、第1の端末は、第1の基地局に直接接続してもよい。
第2の態様によれば、ハンドオーバ方法が提供される。当該方法は、第2の端末により、第1のメッセージを第1の端末に送信するステップであり、第1のメッセージは、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用され、第1の端末は、第2の端末を使用することにより第1の基地局に接続し、第1の基地局は、第1の端末及び第2の端末に現在サービスしている基地局である、ステップと、第2の端末により、第1の端末により送信された第1の測定報告を受信するステップと、第2の端末により、第1の測定報告を第1の基地局に送信するステップと、第2の端末により、第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信するステップであり、第2のメッセージは、第2の基地局の識別子を搬送し、第2の基地局に直接接続するよう第1の端末に指示するために使用される、ステップと、第2の端末により、第2のメッセージを第1の端末に送信するステップと、を含む。換言すれば、第2の端末が、4Gネットワーク又は将来のポスト4Gネットワークから3G又は2Gネットワークにハンドオーバされるとき、第1の端末は、第1の端末からの測定報告に基づいて決定された第2の基地局に直接接続して、第1の端末のサービス連続性を確保し得る。これは、第1の基地局が第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を選択し、結果として第1の端末がターゲット基地局に在圏することができず、次いで第1の端末のサービスが中断される従来技術とは、異なる。
可能な設計において、第2の端末により、第1のメッセージを第1の端末に送信するステップの前に、当該方法は、第2の端末により、第1の基地局により送信された第3のメッセージを受信するステップであり、第3のメッセージは、第1の端末の測定イベントを構成するため、かつ第1のメッセージを受信した後に測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用される、ステップと、第2の端末により、第3のメッセージを第1の端末に送信するステップと、をさらに含む。通常、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さくないとき、ハンドオーバは発生しない。この場合、第1の基地局は、第1の端末が測定報告を報告したとしても、第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を通常選択する。したがって、本出願のこの実施形態において、第1の基地局により送信され、かつ第1の端末の測定イベントを構成するために使用されるメッセージを受信した後、第1の端末は、直ちに測定を開始するのでなく、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用される第1のメッセージを受信した後にのみ、測定を開始する。例えば、第2の端末は、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいとき、第1のメッセージを第1の端末に送信する。このように、第1の端末のシグナリングオーバヘッドが低減され、第1の端末の電力量が節減される。
可能な設計において、第2の端末により、第1のメッセージを第1の端末に送信するステップの前に、当該方法は、第2の端末により、第1の基地局により送信された第4のメッセージを受信するステップであり、第4のメッセージは、第2の測定イベントを構成するために使用され、第2の測定イベントは、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいことを含む、ステップと、第2の端末により、第4のメッセージに基づいて測定を実行して第2の測定報告を取得するステップであり、第2の測定報告は第2の測定イベントを含む、ステップと、をさらに含む。通常、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さくないとき、ハンドオーバは発生しない。この場合、第1の基地局は、第1の端末が測定報告を報告したとしても、第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を通常選択する。したがって、本出願のこの実施形態において、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいときのみ、すなわち、第2の端末が第2の測定報告を報告した後に、第1の基地局は第1のメッセージを第1の端末に送信し、第1のメッセージは、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用される。このように、第1の端末のシグナリングオーバヘッドが低減され、第1の端末の電力量が節減される。
可能な設計において、第2の端末により、第1のメッセージを第1の端末に送信するステップの前に、当該方法は、第2の端末により、第1の基地局により送信された第1のメッセージを受信するステップであり、第1のメッセージは、第1の端末の測定イベントを構成するために使用される、ステップをさらに含む。具体的に言えば、本出願のこの実施形態において、第1の端末は、第1の基地局により送信され、かつ第1の端末の測定イベントを構成するために使用されるメッセージを受信した後、測定を開始する。これは、既存のプロトコルを変更することなく実現するのがより容易である。
可能な設計において、第2の端末により、第1の基地局により送信された第1のメッセージを受信するステップの前、当該方法は、第2の端末により、第1の基地局により送信された第4のメッセージを受信するステップであり、第4のメッセージは、第2の測定イベントを構成するために使用され、第2の測定イベントは、サービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいことを含む、ステップと、第2の端末により、第4のメッセージに基づいて測定を実行して第2の測定報告を取得するステップであり、第2の測定報告は第2の測定イベントを含み、第2の測定イベントは、第2の測定報告を第1の基地局に送信するよう第2の端末をトリガするために使用される、ステップと、をさらに含む。通常、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さくないとき、ハンドオーバは発生しない。この場合、第1の基地局は、第1の端末が測定報告を報告したとしても、第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を通常選択する。したがって、本出願のこの実施形態において、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいときのみ、すなわち、第2の端末が第2の測定報告を報告した後に、第1の基地局は第1のメッセージを第1の端末に送信し、第1のメッセージは、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用される。このように、第1の端末のシグナリングオーバヘッドが低減され、第1の端末の電力量が節減される。
可能な設計において、第1の端末の測定イベントは第1の測定イベントを含み、第1の測定イベントは、第1の端末のサービングセルの信号強度が第1の閾値より大きいことを含み、第1の閾値は、第1の端末のサービングセルへのアクセスが許可される閾値であり、第1の測定イベントは、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信するよう第1の端末をトリガするために使用される。このように、第1の基地局により決定される、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局は、第1の基地局と同じであってもよい。換言すれば、第1の端末は、第1の基地局に直接接続してもよい。
可能な設計において、第2の端末が現在音声電話中でない場合、第2の端末により、第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信するステップの後に、当該方法は、第2の端末により、第1の基地局により送信された第5のメッセージを受信するステップであり、第5のメッセージは、第3の基地局の識別子を搬送し、第1の基地局から第3の基地局にハンドオーバされるよう第2の端末に指示するために使用される、ステップと、第5のメッセージに基づいて第1の基地局から第3の基地局に第2の端末をハンドオーバするステップと、をさらに含む。このように、第1の端末は第2の端末がハンドオーバされる前にハンドオーバされないため、第2の端末のハンドオーバプロセスにおける通信が確保できる。
第3の態様によれば、本出願の一実施形態は第1の端末を提供する。第1の端末は、前述の方法の実施形態における第1の端末の挙動を実現する機能を有する。該機能は、ハードウェアにより実現されてもよく、あるいはハードウェアにより、対応するソフトウェアを実行することにより実現されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第4の態様によれば、本出願の一実施形態は、プロセッサと、メモリと、バスと、通信インターフェースと、を含む第1の端末を提供する。メモリはコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサ及びメモリはバスを使用することにより接続され、当該第1の端末が動作するとき、プロセッサはメモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、当該第1の端末は第1の態様又は第1の態様の可能な設計のうちいずれか1つに記載のハンドオーバ方法を実行する。
第5の態様によれば、本出願の一実施形態は、前述の第1の端末により使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ読取可能記憶媒体を提供する。コンピュータソフトウェア命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは第1の態様又は第1の態様の可能な設計のうちいずれか1つに記載のハンドオーバ方法を実行できる。
第6の態様によれば、本出願の一実施形態は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは第1の態様又は第1の態様の可能な設計のうちいずれか1つに記載のハンドオーバ方法を実行できる。
第3の態様乃至第6の態様の任意の設計方式によりもたらされる技術的効果については、第1の態様の異なる設計方式によりもたらされる技術的効果を参照する。詳細はここで再度説明されない。
第7の態様によれば、本出願の一実施形態は第2の端末を提供する。第2の端末は、前述の方法の実施形態における第2の端末の挙動を実現する機能を有する。該機能は、ハードウェアにより実現されてもよく、あるいはハードウェアにより、対応するソフトウェアを実行することにより実現されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第8の態様によれば、本出願の一実施形態は、プロセッサと、メモリと、バスと、通信インターフェースと、を含む第2の端末を提供する。メモリはコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサ及びメモリはバスを使用することにより接続され、当該第2の端末が動作するとき、プロセッサはメモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、当該第2の端末は第2の態様又は第2の態様の可能な設計のうちいずれか1つに記載のハンドオーバ方法を実行する。
第9の態様によれば、本出願の一実施形態は、前述の第2の端末により使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ読取可能記憶媒体を提供する。コンピュータソフトウェア命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは第2の態様又は第2の態様の可能な設計のうちいずれか1つに記載のハンドオーバ方法を実行できる。
第10の態様によれば、本出願の一実施形態は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは第2の態様又は第2の態様の可能な設計のうちいずれか1つに記載のハンドオーバ方法を実行できる。
第7の態様乃至第10の態様の任意の設計方式によりもたらされる技術的効果については、第1の態様の異なる設計方式によりもたらされる技術的効果を参照する。詳細はここで再度説明されない。
第11の態様によれば、本出願の一実施形態はハンドオーバシステムを提供する。当該ハンドオーバシステムは、前述の態様のうちいずれか1つに記載の第1の端末と、前述の態様のうちいずれか1つに記載の第2の端末と、を含む。
本出願のこれらの態様又は他の態様は、以下の実施形態の説明においてより明確かつ理解可能である。
既存のハンドオーバシナリオの概略図である。 本出願の一実施形態によるハンドオーバシステムの概略アーキテクチャ図である。 本出願の一実施形態による端末のハードウェア構造の概略図である。 本出願の一実施形態によるハンドオーバ方法の概略フローチャート1である。 図5A及び図5Bは、本出願の一実施形態によるハンドオーバ方法の概略フローチャート2である。 図5A及び図5Bは、本出願の一実施形態によるハンドオーバ方法の概略フローチャート2である。 図6A及び図6Bは、本出願の一実施形態によるハンドオーバ方法の概略フローチャート3である。 図6A及び図6Bは、本出願の一実施形態によるハンドオーバ方法の概略フローチャート3である。 本出願の一実施形態による第1の端末の概略構造図1である。 本出願の一実施形態による第1の端末の概略構造図2である。 本出願の一実施形態による第2の端末の概略構造図1である。 本出願の一実施形態による第2の端末の概略構造図2である。
以下は、本出願の実施形態における添付図面を参照して、本出願の実施形態における技術的解決策を説明する。本出願の説明において、「/」は別段規定されない限り「又は」を意味する。例えば、A/Bは、A又はBを表し得る。本明細書において、「及び/又は」は、関連づけられたオブジェクトを説明するための関連づけ関係を単に説明しており、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合、すなわち、Aのみが存在する、A及びBの双方が存在する、及びBのみが存在する、を表し得る。さらに、本出願の説明において、「複数」は「2以上」を意味する。さらに、本出願の実施形態における技術的解決策の明確な説明を容易にするために、本出願の実施形態において「第1の」及び「第2の」などの語が使用されて、基本的に同じ機能又は目的を有する同じアイテム又は同様のアイテム間で区別する。当業者は、「第1の」及び「第2の」などの語が数量及び実行順序に対する制限を構成しないことを理解し得る。例えば、本出願の実施形態中、第1の端末における「第1の」及び第2の端末における「第2の」は、単に異なるネットワークデバイス間で区別するために使用される。
本出願の実施形態で説明されるネットワークアーキテクチャ及びサービスシナリオは、本出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明することが意図され、本出願の実施形態で提供される技術的解決策に対する制限を構成するものではない。当業者は、ネットワークアーキテクチャの進化及び新しいサービスシナリオの出現に伴い、本出願の実施形態で提供される技術的解決策が同様の技術的問題にも適用可能であることが分かり得る。
図2は、本出願の一実施形態によるハンドオーバシステムの概略アーキテクチャ図である。ハンドオーバシステム20は、第1の端末201、第2の端末202、第1の基地局203、第2の基地局204、及び第3の基地局205を含む。ハンドオーバの前、第1の端末201は、第2の端末202を使用することによりネットワークにアクセスして、第1の基地局と通信する。換言すれば、第1の基地局203は、第1の端末201及び第2の端末202にサービスする。ハンドオーバの後、第1の端末201は、第2の基地局204に直接接続し、第2の端末202は、第3の基地局205と直接通信する。換言すれば、第2の基地局204は第1の端末201にサービスし、第3の基地局205は第2の端末202にサービスする。
具体的に、図2に示すハンドオーバシステム20において、第1の基地局203及び第2の基地局204は同じ基地局であってもよく、あるいは異なる基地局であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。第2の基地局204及び第3の基地局205は同じ基地局であってもよく、あるいは異なる基地局であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
具体的に、図2に示すハンドオーバシステム20において、第1の基地局203は、現在の4Gロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)/進化型パケットコア(Evolved Packet Core、EPC)ネットワークにおけるeNBであってもよく、あるいは将来の第5世代(5th generation、5G)ネットワーク及び他の将来のネットワークにおけるeNBであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。第3の基地局205は、現在の2GネットワークにおけるBSSであってもよく、あるいは現在の3GネットワークにおけるBSSであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。第2の基地局204は、現在の2GネットワークにおけるBSS、現在の3GネットワークにおけるBSS、現在の4G LTE/EPCネットワークにおけるeNB、又は将来の5Gネットワーク及び他の将来のネットワークにおけるeNBであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
将来の5Gネットワーク及び他の将来のネットワークにおける端末及びeNBは単に名称であり、これらの名称はデバイスに対する制限を構成しないことに留意されたい。将来の5Gネットワーク及び他の将来のネットワークにおいて、端末及びeNBに対応するネットワーク要素又はエンティティは他の名称を有する可能性がある。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。例えば、端末は端末デバイスと置き換えられてもよく、eNBは基地局と置き換えられてもよい。これはここで説明され、以下で再度説明されない。
具体的に、図2に示すハンドオーバシステム20において、第1の端末201及び第2の端末202の各々のハードウェア構造は、図3の端末30のハードウェア構造として示される。端末30は、少なくとも1つのプロセッサ301、通信バス302、メモリ303、及び少なくとも1つの通信インターフェース304を含む。
プロセッサ301は、汎用中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、又は本出願における解決策のプログラム実行を制御するように構成された1つ以上の集積回路であってもよい。
通信バス302は、コンポーネント間で情報を転送するためのチャネルを含んでもよい。
通信インターフェース304は、送受信機などの任意の装置を使用して、他のデバイス又は通信ネットワーク、例えばイーサネット、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)、又は無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)などと通信するように構成される。
メモリ303は、静的情報及び命令を記憶することができる読取専用メモリ(read-only memory、ROM)若しくは他タイプの静的記憶デバイス、又は情報及び命令を記憶することができるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)若しくは他タイプの動的記憶デバイスであってもよく、あるいは電気的消去可能プログラマブル読取専用メモリ(electrically erasable programmable read-Only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読取専用メモリ(compact disc read-only memory、CD‐ROM)若しくは他のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(圧縮光ディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク等を含む)、磁気ディスク記憶媒体若しくは他の磁気記憶デバイス、又は命令又はデータ構造の形態で予期されるプログラムコードを搬送又は記憶するために使用でき、かつコンピュータによりアクセスできる任意の他の媒体であってもよい。しかしながら、メモリ303はこれらに限定されない。メモリは、独立して存在し、バスを使用することによりプロセッサに接続してもよい。メモリは、代わりに、プロセッサに統合されてもよい。
メモリ303は、本出願における解決策を実行するためのアプリケーションプログラムコードを記憶するように構成され、プロセッサ301は実行を制御する。プロセッサ301は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを実行して、本出願の実施形態におけるハンドオーバ方法を実現するように構成される。
特定の実装の間、一実施形態として、プロセッサ301は、1つ以上のCPU、例えば、図3のCPU0及びCPU1を含んでもよい。
特定の実装の間、一実施形態として、端末30は、複数のプロセッサ、例えば、図3のプロセッサ301及びプロセッサ308を含んでもよい。プロセッサの各々は、シングルコア(single-CPU)プロセッサであってもよく、あるいはマルチコア(multi-CPU)プロセッサであってもよい。本明細書におけるプロセッサは、データ(コンピュータプログラム命令など)を処理するように構成された1つ以上のデバイス、回路、及び/又は処理コアであってもよい。
特定の実施の間、一実施形態として、端末30は、出力デバイス305及び入力デバイス306をさらに含んでもよい。出力デバイス305は、プロセッサ301と通信し、複数の方式で情報を表示してもよい。例えば、出力デバイス305は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、発光ダイオード(light emitting diode、LED)ディスプレイデバイス、陰極線管(cathode ray tube、CRT)ディスプレイデバイス、又はプロジェクタ(projector)であってもよい。入力デバイス306は、プロセッサ301と通信し、複数の方式でユーザ入力を受信してもよい。例えば、入力デバイス306は、マウス、キーボード、タッチスクリーンデバイス、又は感知デバイスであってもよい。
特定の実装の間、端末30は、無線通信機能を有する様々なハンドヘルドデバイス、車載デバイス、WD、又はコンピューティングデバイス、又は無線モデムに接続された他の処理デバイス、及び端末、移動局(mobile station、MS)、UE、端末デバイス(端末装置(terminal equipment))などの、図3の構造と同様の構造を有するデバイス、及び様々な形式のソフトクライアントを含んでもよい。端末30のタイプは、本出願のこの実施形態で限定されない。説明を容易にするために、上述のデバイスは本出願の実施形態において集合的に端末と呼ばれる。
本出願の実施形態で提供されるハンドオーバ方法は、図2に示すハンドオーバシステム及び図3に示す端末を参照して以下に詳細に説明される。
第1に、図4は、本出願の一実施形態によるハンドオーバ方法の概略フローチャートである。ハンドオーバ方法は、第1の端末、第2の端末、第1の基地局、及び第2の基地局の間の相互作用に関するものであり、以下のステップを含む。
S401.第2の端末が、第1のメッセージを第1の端末に送信し、第1のメッセージは、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用される。
図1に示すように、ハンドオーバの前、第1の端末は、第2の端末を使用することにより第1の基地局に接続し、第1の基地局は、第1の端末及び第2の端末に現在サービスしている基地局である。
例えば、本出願のこの実施形態において、第1の端末はWDであってもよく、第2の端末はUEであってもよい。
S402.第1の端末が、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信する。
S403.第1の端末が、第1のメッセージに基づいて測定を実行して第1の測定報告を取得する。
具体的に、第1のメッセージに基づいて第1の端末により測定される対象は、第1の端末に対して構成された第1の端末の測定イベントに基づいて決定される。第1の端末の測定イベントは、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に報告するよう第1の端末をトリガするために使用される。
例えば、第1の端末に対して構成された第1の端末の測定イベントが、第1の端末のサービングセルの信号強度が予め設定された閾値より大きいことである場合、第1の端末は、第1の端末のサービングセルの信号強度を測定する。第1の端末のサービングセルの信号強度が予め設定した閾値よりも大きいとき、第1の端末は、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に報告する。
あるいは、例えば、第1の端末に対して構成された第1の端末の測定イベントが、第1の端末の近隣セルの信号強度が予め設定された閾値より大きいことである場合、第1の端末は、第1の端末の近隣セルの信号強度を測定する。第1の端末の近隣セルの信号強度が予め設定された閾値より大きいとき、第1の端末は、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に報告する。
第1の端末により測定される対象は、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
S404.第1の端末が、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信する。
S405.第1の基地局が、第1の測定報告を受信する。
S406.第1の基地局が、第1の測定報告に基づいて、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局を決定する。
S407.第1の基地局が、第2のメッセージを第2の端末を使用することにより第1の端末に送信し、第2のメッセージは、第2の基地局の識別子を搬送し、第2の基地局に直接接続するよう第1の端末に指示するために使用される。
S408.第1の端末が、第2の端末を使用することにより第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信する。
S409.第1の端末が、第2のメッセージに基づいて第2の基地局に直接接続する。
本出願のこの実施形態で提供されるハンドオーバ方法において、第1の端末は、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信してもよく、第1のメッセージは、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用される。次いで、第1の端末は、第1のメッセージに基づいて測定を実行して第1の測定報告を取得してもよく、第1の測定報告は、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局を決定するために使用される。次いで、第1の端末は、第2の端末により送信され、かつ第2の基地局に直接接続するよう第1の端末に指示するために使用される第2のメッセージを第1の端末が受信した後、第2の基地局に直接接続してもよい。換言すれば、第2の端末が、4Gネットワーク又は将来のポスト4Gネットワークから3G又は2Gネットワークにハンドオーバされるとき、第1の端末は、第1の端末からの測定報告に基づいて決定された第2の基地局に直接接続して、第1の端末のサービス連続性を確保し得る。これは、第1の基地局が第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を選択し、結果として第1の端末がターゲット基地局に在圏する(camp on)ことができず、次いで第1の端末のサービスが中断される従来技術とは、異なる。
S402、S403、S404、S408、及びS409における第1の端末の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことにより、図3に示す端末30のプロセッサ301により実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において限定されない。
S401、S404、及びS407における第2の端末の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことにより、図3に示す端末30のプロセッサ301により実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において限定されない。
次に、図4に示すハンドオーバ方法を詳細に説明する。
図5A及び図5Bは、本出願の一実施形態による別のハンドオーバ方法の概略フローチャートである。ハンドオーバ方法は、第1の端末、第2の端末、第1の基地局、第2の基地局、及び第3の基地局の間の相互作用に関するものであり、以下のステップを含む。
S501.第1の基地局が、第4のメッセージを第2の端末に送信し、第4のメッセージは、第2の測定イベントを構成するために使用され、第2の測定イベントは、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいことを含む。
任意で、本出願のこの実施形態において、第4のメッセージは具体的に測定制御(Measurement Control)メッセージであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
説明を容易にするために、本出願のこの実施形態において、第2の測定イベントはA2イベントとして記録される。これはここで説明され、以下で再度説明されない。A2イベントは、周波数間(inter-frequency)測定に通常使用される。
S502.第1の基地局が、第3のメッセージを第2の端末を使用することにより第1の端末に送信し、第3のメッセージは、第1の端末の測定イベントを構成するため、かつ第1のメッセージを受信した後に測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用され、第1のメッセージは、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用される。
任意で、本出願のこの実施形態において、第3のメッセージは具体的に測定制御(Measurement Control)メッセージであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
本出願のこの実施形態において、第1の端末の測定イベントは、第1の端末により測定されるべき対象を示すために使用され、第1の端末の測定イベントは、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に報告するよう第1の端末をトリガするために使用される。
任意で、本出願のこの実施形態において、第1の端末の測定イベントは、第1の測定イベントを含む。第1の測定イベントは、第1の端末のサービングセルの信号強度が第1の閾値より大きいことを含む。第1の閾値は、第1の端末のサービングセルへのアクセスが許可される閾値である。
説明を容易にするために、本出願のこの実施形態において、第1の測定イベントはA1イベントとして記録される。これはここで説明され、以下で再度説明されない。A1イベントは、進行中の周波数間測定を無効にするために通常使用され、A1イベントは、第1の端末により測定されるべき対象が第1の端末のサービングセルの信号強度であることを示すために使用される。第1の端末のサービングセルの信号強度が第1の閾値より大きいとき、第1の端末は、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に報告するようトリガされる。
任意で、本出願のこの実施形態において、第1の端末の測定イベントは、A3イベント/A4イベント/A5イベント又はB1イベント/B2イベントをさらに含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
A3イベントは、サービングセルと同じ優先度を有する近隣セルの信号強度が第6の閾値だけサービングセルの信号強度より大きいことを含む。A3イベントは、カバレッジに基づく周波数内(intra-frequency)/周波数間ハンドオーバに通常使用され、A3イベントは、測定されるべき対象が、サービングセルと同じ優先度を有する近隣セルの信号強度及びサービングセルの信号強度であることを示すために使用される。サービングセルと同じ優先度を有する近隣セルの信号強度が第6の閾値だけサービングセルの信号強度より大きいとき、測定報告の報告がトリガされる。
A4イベントは、近隣セルの信号強度が第7の閾値より大きいことを含む。A4イベントは、負荷に基づくハンドオーバに通常使用され、A4イベントは、測定されるべき対象が近隣セルの信号強度であることを示すために使用される。近隣セルの信号強度が第7の閾値より大きいとき、測定報告の報告がトリガされる。
A5イベントは、サービングセルの信号強度が第8の閾値より小さく、かつ近隣セルの品質が第9の閾値より高いことを含む。A5イベントは、カバレッジに基づく周波数内/周波数間ハンドオーバに通常使用され、A5イベントは、測定されるべき対象がサービングセルの信号強度及び近隣セルの品質であることを示すために使用される。サービングセルの信号強度が第8の閾値より小さく、かつ近隣セルの品質が第9の閾値より高いとき、測定報告の報告がトリガされる。
B1イベントは、RAT間(inter-RAT)近隣セルの信号強度が第3の閾値より大きいことを含む。B1イベントは、負荷に基づくハンドオーバに通常使用され、B1イベントは、測定されるべき対象がRAT間近隣セルの信号強度であることを示すために使用される。RAT間近隣セルの信号強度が第3の閾値より大きいとき、測定報告の報告がトリガされる。
B2イベントは、サービングセルの信号強度が第4の閾値より小さく、かつRAT間近隣セルの信号強度が第5の閾値より大きいことを含む。B2イベントは、カバレッジに基づくハンドオーバに通常使用され、B2イベントは、測定されるべき対象がサービングセルの信号強度及びRAT間近隣セルの信号強度であることを示すために使用される。サービングセルの信号強度が第4の閾値より小さく、かつRAT間近隣セルの信号強度が第5の閾値より大きいとき、測定報告の報告がトリガされる。
本出願のこの実施形態において、ステップS501及びS502は一定の順序で実行されないことに留意されたい。ステップS501がステップS502の前に実行されてもよく、ステップS502がステップS501の前に実行されてもよく、あるいはステップS501及びS502は同時に実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
S503.第1の端末が、第2の端末を使用することにより第1の基地局により送信された第3のメッセージを受信する。
S504.第2の端末が、第4のメッセージを受信し、第4のメッセージに基づいて測定を実行して第2の測定報告を取得し、第2の測定報告は、A2イベントを含む。
第4のメッセージは、第2の測定イベントを構成するために使用され、第2の測定イベントは、A2イベントを含む。したがって、第4のメッセージに基づいて第2の端末により測定される対象は、第2の端末のサービングセルの信号強度である。第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいとき、第2の端末は、第2の測定報告を第1の基地局に送信するようトリガされる。
S505.第2の端末が、第2の測定報告を第1の基地局に送信する。
S506.第1の基地局が、第2の端末により送信された第2の測定報告を受信する。
S507.第1の基地局が、第6のメッセージを第2の端末に送信し、第6のメッセージは、第3の測定イベントを構成するために使用され、第3の測定イベントは、B1イベント又はB2イベントを含む。
任意で、本出願のこの実施形態において、第6のメッセージは具体的に測定制御(Measurement Control)メッセージであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
S508.第2の端末が、第6のメッセージを受信し、第6のメッセージに基づいて測定を実行して第3の測定報告を取得し、第3の測定報告は、第3の測定イベントを含み、第3の測定報告は、第3の基地局を決定するために使用される。
第6のメッセージは、第3の測定イベントを構成するために使用される。したがって、第6のメッセージに基づいて第2の端末により測定される対象は、第3の測定イベントに対応する対象である。
例えば、第3の測定イベントがB1イベントを含む場合、第6のメッセージに基づいて第2の端末により測定される対象は、RAT間近隣セルの信号強度である。RAT間近隣セルの信号強度が第3の閾値より大きいとき、第2の端末は、第3の測定報告を第1の基地局に送信するようトリガされる。
あるいは、例えば、第3の測定イベントがB2イベントを含む場合、第6のメッセージに基づいて第2の端末により測定される対象は、サービングセルの信号強度及びRAT間近隣セルの信号強度である。サービングセルの信号強度が第4の閾値より小さく、かつRAT間近隣セルの信号強度が第5の閾値より大きいとき、第2の端末は、第3の測定報告を第1の基地局に送信するようトリガされる。
S509.第2の端末が、第3の測定報告を第1の基地局に送信する。
S510.第1の基地局が、第2の端末により送信された第3の測定報告を受信する。
S511.第2の端末が、第1のメッセージを第1の端末に送信し、第1のメッセージは、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用される。
本出願のこの実施形態において、ステップS505及びS511は一定の順序で実行されないことに留意されたい。ステップS505がステップS511の前に実行されてもよく、ステップS511がステップS505の前に実行されてもよく、あるいはステップS505及びS511は同時に実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
S512.第1の端末が、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信し、第1のメッセージに基づいて測定を実行して第1の測定報告を取得し、第1の測定報告は、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局を決定するために使用される。
第3のメッセージは、第1の端末の測定イベントを構成するために使用される。したがって、第1のメッセージに基づいて第2の端末により測定される対象は、第1の端末の測定イベントに対応する対象である。
例えば、第1の端末側の測定イベントがA1イベントを含む場合、第1のメッセージに基づいて第1の端末により測定される対象は、第1の端末のサービングセルの信号強度である。第1の端末のサービングセルの信号強度が第1の閾値より大きいとき、第1の端末は、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信するようトリガされる。
あるいは、例えば、第1の端末側の測定イベントがA3イベントを含む場合、第1のメッセージに基づいて第1の端末により測定される対象は、サービングセルと同じ優先度を有する近隣セルの信号強度及びサービングセルの信号強度である。サービングセルと同じ優先度を有する近隣セルの信号強度が第6の閾値だけサービングセルの信号強度より大きいとき、第1の端末は、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信するようトリガされる。
あるいは、例えば、第1の端末側の測定イベントがA4イベントを含む場合、第1のメッセージに基づいて第1の端末により測定される対象は、近隣セルの信号強度である。近隣セルの信号強度が第7の閾値より大きいとき、第1の端末は、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信するようトリガされる。
あるいは、例えば、第1の端末側の測定イベントがA5イベントを含む場合、第1のメッセージに基づいて第1の端末により測定される対象は、サービングセルの信号強度及び近隣セルの品質である。サービングセルの信号強度が第8の閾値より小さく、かつ近隣セルの品質が第9の閾値より高いとき、第1の端末は、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信するようトリガされる。
あるいは、例えば、第1の端末側の測定イベントがB1イベントを含む場合、第1のメッセージに基づいて第1の端末により測定される対象は、RAT間近隣セルの信号強度である。RAT間近隣セルの信号強度が第3の閾値よりも大きいとき、第1の端末は、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信するようトリガされる。
あるいは、例えば、第1の端末側の測定イベントがB2イベントを含む場合、第1のメッセージに基づいて第1の端末により測定される対象は、サービングセルの信号強度及びRAT間近隣セルの信号強度である。サービングセルの信号強度が第4の閾値より小さく、かつRAT間近隣セルの信号強度が第5の閾値より大きいとき、第1の端末は、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信するようトリガされる。
S513.第1の端末が、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信する。
S514.第1の基地局が、第2の端末により送信された第3の測定イベントを受信する。
S515.第1の基地局が、第3の測定報告に基づいて、第2の端末がハンドオーバされるべき第3の基地局を決定する。
具体的に、第1の基地局により第3の測定報告に基づいて第3の基地局を決定する具体的な実装については、既存の方式を参照する。本出願のこの実施形態において、詳細はここで説明されない。
S516.第1の基地局が、第1の測定報告に基づいて、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局を決定する。
例えば、第1の測定報告が第1の測定イベントを含む場合、第1の測定報告に基づいて第1の基地局により決定される、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局は、具体的に、第1の基地局であってもよい。
あるいは、第1の測定報告がA3イベント/A4イベント/A5イベントを含む場合、第1の測定報告に基づいて第1の基地局により決定される、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局は、具体的に、第1の基地局と同じネットワーク内に位置する基地局であってもよい。例えば、第1の基地局が4Gネットワーク内の基地局である場合、第2の基地局は第4Gネットワーク内の別の基地局であってもよい。換言すれば、これはネットワーク内ハンドオーバである。第1の基地局により第1の測定報告に基づいて第2の基地局を決定する具体的な実装については、既存の方式を参照する。本出願のこの実施形態において、詳細はここで説明されない。
あるいは、第1の測定報告がB1イベント/B2イベントを含む場合、第1の測定報告に基づいて第1の基地局により決定される、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局は、具体的に、第1の基地局と異なるネットワークに位置する基地局であってもよい。例えば、第1の基地局が第4Gネットワーク内の基地局である場合、第2の基地局は2G又は3Gネットワーク内の基地局であってもよい。換言すれば、これはネットワーク間ハンドオーバである。第1の基地局により第1の測定報告に基づいて第2の基地局を決定する具体的な実装については、既存の方式を参照する。本出願のこの実施形態において、詳細はここで説明されない。
任意で、第2の基地局が第1の基地局と異なるとき、第1の端末がハンドオーバされた後、第1の基地局は、第2の端末のコンテキスト中の第1の端末に関連する内容をさらに削除する。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
S517.第1の基地局が、第5のメッセージを第2の端末に送信し、第5のメッセージは、第3の基地局の識別子を搬送し、第1の基地局から第3の基地局にハンドオーバされるよう第2の端末に指示するために使用される。
任意で、本出願のこの実施形態において、第5のメッセージは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)接続再構成メッセージであってもよい。
任意で、本出願のこの実施形態において、第1の基地局は、第1の端末に対するリレーサービスの提供を停止するよう第2の端末にさらに指示してもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
S518.第2の端末が、第1の基地局により送信された第5のメッセージを受信する。
S519.第2の端末が、第5のメッセージに基づいて第1の基地局から第3の基地局にハンドオーバされる。
S520.第1の基地局が、第2のメッセージを第2の端末を使用することにより第1の端末に送信し、第2のメッセージは、第2の基地局の識別子を搬送し、第2の基地局に直接接続するよう第1の端末に指示するために使用される。
S521.第1の端末が、第2の端末を使用することにより第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信する。
S522.第1の端末が、第2のメッセージに基づいて第2の基地局に直接接続する。
これまでで、本出願のこの実施形態で提供されるハンドオーバ方法の手順は終了する。
本出願のこの実施形態において、第2の端末が4Gネットワーク又は将来のポスト4Gネットワークから3G又は2Gネットワークにハンドオーバされるとき、第1の端末は、第1の端末からの測定報告に基づいて決定された第2の基地局に直接接続して、第1の端末のサービス連続性を確保し得る。これは、第1の基地局が第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を選択し、結果として第1の端末がターゲット基地局に在圏することができず、次いで第1の端末のサービスが中断される従来技術とは、異なる。さらに、通常、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さくないとき、ハンドオーバは発生しない。この場合、第1の基地局は、第1の端末が測定報告を報告したとしても、第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を通常選択する。したがって、本出願のこの実施形態において、第1の基地局により送信され、かつ第1の端末の測定イベントを構成するために使用されるメッセージを受信した後、第1の端末は、直ちに測定を開始するのでなく、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいときのみ、すなわち、第2の端末がA2イベントを含む第2の測定報告を取得した後に、測定を開始する。このように、第1の端末のシグナリングオーバヘッドが低減され、第1の端末の電力量が節減される。
ステップS503、S512、S513、S521、及びS522における第1の端末の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことにより、図3に示す端末30のプロセッサ301により実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において限定されない。
ステップS502、S504、S511、S505、S508、S513、S518、S519、及びS520における第2の端末の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことにより、図3に示す端末30のプロセッサ301により実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において限定されない。
任意で、図6A及び図6Bは、本出願の一実施形態による別のハンドオーバ方法の概略フローチャートである。ハンドオーバ方法は、第1の端末、第2の端末、第1の基地局、第2の基地局、及び第3の基地局の間の相互作用に関するものであり、以下のステップを含む。
S601はS501と同じであり、したがって詳細はここで再度説明されない。
S602〜S604はS504〜S506と同じであり、したがって詳細はここで再度説明されない。
S605〜S608はS507〜S510と同じであり、したがって詳細はここで再度説明されない。
S609.第1の基地局が、第1のメッセージを第2の端末を使用することにより第1の端末に送信し、第1のメッセージは、第1の端末の測定イベントを構成するために使用される。
第1のメッセージ及び第1の端末の測定イベントに関連する説明については、図5A及び図5Bに示す実施形態におけるステップS502の説明を参照する。詳細はここで再度説明されない。
本出願のこの実施形態において、ステップS605及びS609は一定の順序で実行されないことに留意されたい。ステップS605がステップS609の前に実行されてもよく、ステップS609がステップS605の前に実行されてもよく、あるいはステップS605及びS609は同時に実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において具体的に限定されない。
S610.第1の端末が、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信し、第1のメッセージに基づいて測定を実行して第1の測定報告を取得し、第1の測定報告は、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局を決定するために使用される。
第1の端末により第1のメッセージに基づいて測定を実行する具体的な実装については、図5A及び図5Bに示す実施形態におけるステップS512の説明を参照する。詳細はここで再度説明されない。
S611.第1の端末が、第1の測定報告を第2の端末を使用することにより第1の基地局に送信する。
S612〜S620はS514〜S522と同じであり、したがって詳細はここで再度説明されない。
これまでで、本出願のこの実施形態で提供されるハンドオーバ方法の手順は終了する。
本出願のこの実施形態において、第2の端末が4Gネットワーク又は将来のポスト4Gネットワークから3G又は2Gネットワークにハンドオーバされるとき、第1の端末は、第1の端末からの測定報告に基づいて決定された第2の基地局に直接接続して、第1の端末のサービス連続性を確保し得る。これは、第1の基地局が第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を選択し、結果として第1の端末がターゲット基地局に在圏することができず、次いで第1の端末のサービスが中断される従来技術とは、異なる。さらに、通常、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さくないとき、ハンドオーバは発生しない。この場合、第1の基地局は、第1の端末が測定報告を報告したとしても、第2の端末からの測定報告に基づいて第1の端末及び第2の端末に対して同じターゲット基地局を通常選択する。したがって、本出願のこの実施形態において、第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいときのみ、すなわち、第2の端末がA2イベントを含む第2の測定報告を報告した後に、第1の基地局は、第1の端末の測定イベントを構成する。このように、第1の端末のシグナリングオーバヘッドが低減され、第1の端末の電力量が節減される。
ステップS610、S611、S619、及びS620における第1の端末の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことにより、図3に示す端末30のプロセッサ301により実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において限定されない。
ステップS602、S603、S606、S607、S609、S616、S617、及びS618における第2の端末の動作は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことにより、図3に示す端末30のプロセッサ301により実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において限定されない。
任意で、図5A及び図5B、又は図6A及び図6Bに示す実施形態において、第1の基地局が、第2の端末が現在音声電話中でない、例えば、ボイスオーバーLTE(Voice over LTE、略称VoLTE)電話中でないと決定した場合、第1の基地局は、第1の端末に直接接続すべき第2の基地局を第1の測定報告に基づいて決定し、第2の基地局に直接接続するよう第1の端末に指示するために使用される第2のメッセージを第1の端末に送信した後に、第5のメッセージを第2の端末に送信して、第1の基地局から第3の基地局にハンドオーバされるよう第2の端末に指示してもよい。このように、第1の端末は第2の端末がハンドオーバされる前にハンドオーバされないため、第2の端末のハンドオーバプロセスにおける通信が確保できる。
前述では主に、本出願の実施形態で提供される解決策をネットワーク要素間の相互作用の観点から説明している。前述の機能を実現するために、第1の端末及び第2の端末は該機能を実行するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。当業者は、本明細書に開示される実施形態で説明される例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムステップが本出願におけるハードウェア又はハードウェア及びコンピュータソフトウェアの組み合わせの形式で実現可能であることを容易に認識すべきである。機能がハードウェアにより実行されるか又はコンピュータソフトウェアにより駆動されるハードウェアにより実行されるかは、技術的解決策の特定の適用及び設計制約条件に依存する。当業者は、各特定の適用について説明された機能を実現するために異なる方法を使用し得るが、その実現が本出願の範囲を超えるものと考えられるべきではない。
本出願の実施形態において、第1の端末及び第2の端末は前述の方法の例に基づいて機能モジュールに分割されてもよい。例えば、各機能モジュールが各対応機能に基づく分割を通じて取得されてもよく、あるいは2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合モジュールは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、あるいはソフトウェア機能モジュールの形式で実現されてもよい。本出願の実施形態において、モジュール分割は一例であり、単に論理的な機能分割であることに留意されたい。実際の実装の間、別の分割方式が存在し得る。
例えば、各機能モジュールが各対応機能に基づく分割を通じて取得されるとき、図7は、前述の実施形態に関連する第1の端末70の可能な概略構造図である。第1の端末70は、受信モジュール701、測定モジュール702、送信モジュール703、及び接続モジュール704を含む。
受信モジュール701は、図4のステップS402及びS408を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。測定モジュール702は、図4のステップS403を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。送信モジュール703は、図4のステップS404を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。接続モジュール704は、図4のステップS409を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。
任意で、受信モジュール701は、図5A及び図5BのステップS503、ステップS512での受信、及びステップS521を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。測定モジュール702は、図5A及び図5BのステップS512で測定を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。送信モジュール703は、図5A及び図5BのステップS513を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。接続モジュール704は、図5A及び図5BのステップS522を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。
任意で、受信モジュール701は、図6A及び図6BのステップS610及びステップS619で受信を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。測定モジュール702は、図6A及び図6BのステップS610で測定を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。送信モジュール703は、図6A及び図6BのステップS611を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。接続モジュール704は、図6A及び図6BのステップS620を実行する際に、第1の端末70をサポートするように構成される。
前述の方法の実施形態におけるステップに関連するすべての内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得る。詳細はここで再度説明されない。
各機能モジュールが統合方式の分割を通じて取得されるとき、図8は、前述の実施形態に関連する第1の端末80の可能な概略構造図である。図8に示すように、第1の端末80は、処理モジュール801及び通信モジュール802を含む。処理モジュール801は、図7の測定モジュール702及び接続モジュール704の動作を実行するように構成される。通信モジュール802は、図7の受信モジュール701及び送信モジュール703の動作を実行するように構成される。詳細については、図7に示す実施形態を参照する。詳細はここで再度説明されない。
前述の方法の実施形態におけるステップに関連するすべての内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得る。詳細はここで再度説明されない。
本出願の実施形態において、第1の端末は、各機能モジュールが各対応機能に基づく分割を通じて取得される形式で提示され、あるいは、第1の端末は、各機能モジュールが統合方式の分割を通じて取得される形式で提示される。本明細書における「モジュール」は、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit、ASIC)、回路、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、集積論理回路、及び/又は前述の機能を提供できる他のデバイスであってもよい。簡素な一実施形態において、第1の端末70又は第1の端末80が図3に示す形式であってもよいことを当業者は理解し得る。例えば、図7の受信モジュール701、測定モジュール702、送信モジュール703、及び接続モジュール704は、図3のプロセッサ301及びメモリ303により実現されてもよい。具体的に、受信モジュール701、測定モジュール702、送信モジュール703、及び接続モジュール704は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことにより、プロセッサ301により実現されてもよい。これは、本出願の実施形態において限定されない。あるいは、例えば、図8の処理モジュール801及び通信モジュール802は、図3のプロセッサ301及びメモリ303により実装されてもよい。具体的に、処理モジュール801及び通信モジュール802は、メモリ301に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことにより、プロセッサ303により実現されてもよい。これは、本出願の実施形態において限定されない。
本出願の実施形態で提供される第1の端末は、前述のハンドオーバ方法を実行するように構成されてもよい。したがって、第1の端末により達成できる技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照する。本出願の実施形態において、詳細はここで再度説明されない。
例えば、各機能モジュールが各対応機能に基づく分割を通じて取得されるとき、図9は、前述の実施形態に関連する第2の端末90の可能な概略構造図である。第2の端末90は、受信モジュール901及び送信モジュール902を含む。
受信モジュール901は、第1の端末により送信された第1の測定報告を受信するように構成され、受信モジュール901は、第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信するように構成され、第2のメッセージは、第2の基地局の識別子を搬送し、第2の基地局に直接接続するよう第1の端末に指示するために使用される。送信モジュール902は、第1のメッセージを第1の端末に送信するように構成され、第1のメッセージは、測定を開始するよう第1の端末に指示するために使用され、送信モジュール902は、第1の測定報告を第1の基地局に送信するように構成され、送信モジュール902は、第2のメッセージを第1の端末に送信するように構成される。
任意で、図9に示すように、第2の端末90は、測定モジュール903及びハンドオーバモジュール904をさらに含む。受信モジュール901は、図5A及び図5BのステップS504での受信、ステップS508での受信、及びステップS518を実行する際に、第2の端末90をサポートするようにさらに構成される。送信モジュール902は、図5A及び図5BのステップS502、S505、S509、S511、S513、及びS520を実行する際に、第2の端末90をサポートするようにさらに構成される。測定モジュール903は、図5A及び図5BのステップS504での測定及びステップS508での測定を実行する際に、第2の端末90をサポートするようにさらに構成される。ハンドオーバモジュール904は、図5A及び図5BのステップS519を実行する際に、第2の端末90をサポートするようにさらに構成される。
任意で、図9に示すように、第2の端末90は、測定モジュール903及びハンドオーバモジュール904をさらに含む。受信モジュール901は、図6A及び図6BのステップS602での受信、ステップS606での受信、及びステップS616を実行する際に、第2の端末90をサポートするようにさらに構成される。送信モジュール902は、図6A及び図6BのステップS603、S607、S609、S611、及びS618を実行する際に、第2の端末90をサポートするようにさらに構成される。測定モジュール903は、図6A及び図6BのステップS602での測定及びステップS606での測定を実行する際に、第2の端末90をサポートするようにさらに構成される。ハンドオーバモジュール904は、図6A及び図6BのステップS617を実行する際に、第2の端末90をサポートするようにさらに構成される。
前述の方法の実施形態におけるステップに関連するすべての内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得る。詳細はここで再度説明されない。
各機能モジュールが統合方式の分割を通じて取得されるとき、図10は、前述の実施形態に関連する第2の端末100の可能な概略構造図である。図10に示すように、第2の端末100は、通信モジュール1001を含む。任意で、第2の端末100は、処理モジュール1002を含む。処理モジュール1002は、図9の測定モジュール903及びハンドオーバモジュール904の動作を実行するように構成される。通信モジュール1001は、図9の受信モジュール901及び送信モジュール902の動作を実行するように構成される。詳細については、図9に示す実施形態を参照する。詳細はここで再度説明されない。
前述の方法の実施形態におけるステップに関連するすべての内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得る。詳細はここで再度説明されない。
本出願の実施形態において、第2の端末は、各機能モジュールが各対応機能に基づく分割を通じて取得される形式で提示され、あるいは、第2の端末は、各機能モジュールが統合方式の分割を通じて取得される形式で提示される。本明細書における「モジュール」は、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit、ASIC)、回路、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、集積論理回路、及び/又は前述の機能を提供できる他のデバイスであってもよい。簡素な一実施形態において、第2の端末90又は第2の端末100が図3に示す形式であってもよいことを当業者は理解し得る。例えば、図9の受信モジュール901、測定モジュール903、送信モジュール902、及びハンドオーバモジュール904は、図3のプロセッサ301及びメモリ303により実現されてもよい。具体的に、受信モジュール901、測定モジュール903、送信モジュール902、及びハンドオーバモジュール904は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことにより、プロセッサ301により実現されてもよい。これは、本出願の実施形態において限定されない。あるいは、例えば、図10の処理モジュール1002及び通信モジュール1001は、図3のプロセッサ301及びメモリ303により実現されてもよい。具体的に、処理モジュール1002及び通信モジュール1001は、メモリ303に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことにより、プロセッサ301により実現されてもよい。これは、本出願の実施形態において限定されない。
本出願の実施形態で提供される第2の端末は、前述のハンドオーバ方法を実行するように構成されてもよい。したがって、第2の端末により達成できる技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照する。本出願の実施形態において、詳細はここで再度説明されない。
前述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの任意の組み合わせにより実現されてもよい。実施形態を実現するためにソフトウェアプログラムが使用されるとき、実施形態の全部又は一部は、コンピュータプログラムプロダクトの形式で実現されてもよい。コンピュータプログラムプロダクトは、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がロードされ、コンピュータ上で実行されると、本出願の実施形態による手順又は機能の全部又は一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読取可能記憶媒体に記憶されてもよく、あるいはコンピュータ読取可能記憶媒体から別のコンピュータ読取可能記憶媒体に伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者線(Digital Subscriber Line、DSL))又は無線(例えば、赤外線、無線、又はマイクロ波)方式で、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタに伝送されてもよい。コンピュータ読取可能記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能な任意の使用可能媒体、又は1つ以上の使用可能媒体を統合するサーバ又はデータセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(Solid State Disk、SSD))などであってもよい。
本出願は、実施形態を参照して本明細書で説明されているが、保護を請求する本出願を実現するプロセスにおいて、当業者は、添付の図面、開示された内容、及び別記の特許請求の範囲を参照することにより、開示された実施形態の他の変形を理解し、実現し得る。特許請求の範囲において、語「含む」(comprising)は、他のコンポーネント又はステップを除外せず、「一」又は「1つ」は、「複数」の場合を除外しない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、特許請求の範囲に列挙されるいくつかの機能を実現してもよい。いくつかの手段が、互いに異なる従属請求項に記録されるが、これは、これらの手段を組み合わせてより良い効果を生み出せないことを意味するわけではない。
本出願は、特定の特徴及びその実施形態を参照して説明されているが、明らかに、本出願の主旨及び範囲から逸脱することなく、本出願に対して様々な変更及び組み合わせが行われ得る。対応して、本明細書及び添付の図面は、別記の特許請求の範囲により定義される本出願の単なる例示的な説明であり、本出願の範囲内の変更、変形、組み合わせ、又は均等物のいずれか1つ又はすべてをカバーすると考えられる。明らかに、当業者は、本出願の主旨及び範囲から逸脱することなく、本出願に対して様々な変更及び変形を行うことができる。このように、本出願は、本出願に対するこれらの変更及び変形が本出願の特許請求の範囲及びその均等技術の範囲内に入る限り、これらをカバーすることも意図される。

Claims (29)

  1. ハンドオーバ方法であって、
    第1の端末により、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信するステップであり、前記第1のメッセージは、測定を開始するよう前記第1の端末に指示するために使用され、前記第1の端末は、前記第2の端末を使用することにより第1の基地局に接続し、前記第1の基地局は、前記第1の端末及び前記第2の端末に現在サービスしている基地局である、ステップと、
    前記第1の端末により、前記第1のメッセージに基づいて測定を実行して第1の測定報告を取得するステップと、
    前記第1の端末により、前記第1の測定報告を前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局に送信するステップと、
    前記第1の端末により、前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信するステップであり、前記第2のメッセージは、前記第2の基地局の識別子を搬送し、前記第2の基地局に直接接続するよう前記第1の端末に指示するために使用される、ステップと、
    前記第1の端末により、前記第2のメッセージに基づいて前記第2の基地局に直接接続するステップと、
    を含む方法。
  2. 第1の端末により、前記第2の端末により送信された第1のメッセージを受信するステップの前に、当該方法は、
    前記第1の端末により、前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局により送信された第3のメッセージを受信するステップであり、前記第3のメッセージは、前記第1の端末の測定イベントを構成するため、かつ前記第1のメッセージを受信した後に測定を開始するよう前記第1の端末に指示するために使用される、ステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第1の端末により、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信するステップは、
    前記第1の端末により、前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局により送信された前記第1のメッセージを受信するステップであり、前記第1のメッセージは、前記第1の端末の測定イベントを構成するために使用される、ステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の端末の前記測定イベントは第1の測定イベントを含み、前記第1の測定イベントは、前記第1の端末のサービングセルの信号強度が第1の閾値より大きいことを含み、前記第1の閾値は、前記第1の端末の前記サービングセルへのアクセスが許可される閾値であり、前記第1の測定イベントは、前記第1の測定報告を前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局に送信するよう前記第1の端末をトリガするために使用される、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記第2の基地局は前記第1の基地局と同じである、請求項4に記載の方法。
  6. ハンドオーバ方法であって、
    第2の端末により、第1のメッセージを第1の端末に送信するステップであり、前記第1のメッセージは、測定を開始するよう前記第1の端末に指示するために使用され、前記第1の端末は、前記第2の端末を使用することにより第1の基地局に接続し、前記第1の基地局は、前記第1の端末及び前記第2の端末に現在サービスしている基地局である、ステップと、
    前記第2の端末により、前記第1の端末により送信された第1の測定報告を受信するステップと、
    前記第2の端末により、前記第1の測定報告を前記第1の基地局に送信するステップと、
    前記第2の端末により、前記第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信するステップであり、前記第2のメッセージは、前記第2の基地局の識別子を搬送し、前記第2の基地局に直接接続するよう前記第1の端末に指示するために使用される、ステップと、
    前記第2の端末により、前記第2のメッセージを前記第1の端末に送信するステップと、
    を含む方法。
  7. 第2の端末により、第1のメッセージを第1の端末に送信するステップの前に、当該方法は、
    前記第2の端末により、前記第1の基地局により送信された第3のメッセージを受信するステップであり、前記第3のメッセージは、前記第1の端末の測定イベントを構成するため、かつ前記第1のメッセージを受信した後に測定を開始するよう前記第1の端末に指示するために使用される、ステップと、
    前記第2の端末により、前記第3のメッセージを前記第1の端末に送信するステップと、
    をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 第2の端末により、第1のメッセージを第1の端末に送信するステップの前に、当該方法は、
    前記第2の端末により、前記第1の基地局により送信された第4のメッセージを受信するステップであり、前記第4のメッセージは、第2の測定イベントを構成するために使用され、前記第2の測定イベントは、前記第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいことを含む、ステップと、
    前記第2の端末により、前記第4のメッセージに基づいて測定を実行して第2の測定報告を取得するステップであり、前記第2の測定報告は前記第2の測定イベントを含む、ステップと、
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 第2の端末により、第1のメッセージを第1の端末に送信するステップの前に、当該方法は、
    前記第2の端末により、前記第1の基地局により送信された前記第1のメッセージを受信するステップであり、前記第1のメッセージは、前記第1の端末の測定イベントを構成するために使用される、ステップ
    をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  10. 前記第2の端末により、前記第1の基地局により送信された前記第1のメッセージを受信するステップの前、当該方法は、
    前記第2の端末により、前記第1の基地局により送信された第4のメッセージを受信するステップであり、前記第4のメッセージは、第2の測定イベントを構成するために使用され、前記第2の測定イベントは、サービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいことを含む、ステップと、
    前記第2の端末により、前記第4のメッセージに基づいて測定を実行して第2の測定報告を取得するステップであり、前記第2の測定報告は前記第2の測定イベントを含み、前記第2の測定イベントは、前記第2の測定報告を前記第1の基地局に送信するよう前記第2の端末をトリガするために使用される、ステップと、
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の端末の前記測定イベントは第1の測定イベントを含み、前記第1の測定イベントは、前記第1の端末のサービングセルの信号強度が第1の閾値より大きいことを含み、前記第1の閾値は、前記第1の端末の前記サービングセルへのアクセスが許可される閾値であり、前記第1の測定イベントは、前記第1の測定報告を前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局に送信するよう前記第1の端末をトリガするために使用される、請求項7乃至10のうちいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記第2の基地局は前記第1の基地局と同じである、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2の端末が現在音声電話中でない場合、前記第2の端末により、前記第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信するステップの後に、当該方法は、
    前記第2の端末により、前記第1の基地局により送信された第5のメッセージを受信するステップであり、前記第5のメッセージは、第3の基地局の識別子を搬送し、前記第1の基地局から前記第3の基地局にハンドオーバされるよう前記第2の端末に指示するために使用される、ステップと、
    前記第5のメッセージに基づいて前記第1の基地局から前記第3の基地局に前記第2の端末をハンドオーバするステップと、
    をさらに含む、請求項6乃至12のうちいずれか1項に記載の方法。
  14. 受信モジュールと、測定モジュールと、送信モジュールと、接続モジュールと、を含む第1の端末であって、
    前記受信モジュールは、第2の端末により送信された第1のメッセージを受信するように構成され、前記第1のメッセージは、測定を開始するよう当該第1の端末に指示するために使用され、当該第1の端末は、前記第2の端末を使用することにより第1の基地局に接続し、前記第1の基地局は、当該第1の端末及び前記第2の端末に現在サービスしている基地局であり、
    前記測定モジュールは、前記第1のメッセージに基づいて測定を実行して第1の測定報告を取得するように構成され、
    前記送信モジュールは、前記第1の測定報告を前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局に送信するように構成され、
    前記受信モジュールは、前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信するようにさらに構成され、前記第2のメッセージは、前記第2の基地局の識別子を搬送し、前記第2の基地局に直接接続するよう当該第1の端末に指示するために使用され、
    前記接続モジュールは、前記第2のメッセージに基づいて前記第2の基地局に直接接続するように構成される、第1の端末。
  15. 前記受信モジュールは、前記第2の端末により送信された前記第1のメッセージを受信する前に、前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局により送信された第3のメッセージを受信するようにさらに構成され、前記第3のメッセージは、当該第1の端末の測定イベントを構成するため、かつ前記第1のメッセージを受信した後に測定を開始するよう当該第1の端末に指示するために使用される、請求項14に記載の第1の端末。
  16. 前記受信モジュールは、具体的に、
    前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局により送信された前記第1のメッセージを受信するように構成され、前記第1のメッセージは、当該第1の端末の測定イベントを構成するために使用される、
    請求項14に記載の第1の端末。
  17. 当該第1の端末の前記測定イベントは第1の測定イベントを含み、前記第1の測定イベントは、当該第1の端末のサービングセルの信号強度が第1の閾値より大きいことを含み、前記第1の閾値は、当該第1の端末の前記サービングセルへのアクセスが許可される閾値であり、前記第1の測定イベントは、前記第1の測定報告を前記第2の端末を使用することにより前記第1の基地局に送信するよう当該第1の端末をトリガするために使用される、請求項15又は16に記載の第1の端末。
  18. 前記第2の基地局は前記第1の基地局と同じである、請求項17に記載の第1の端末。
  19. 送信モジュールと、受信モジュールと、を含む第2の端末であって、
    前記送信モジュールは、第1のメッセージを第1の端末に送信するように構成され、前記第1のメッセージは、測定を開始するよう前記第1の端末に指示するために使用され、前記第1の端末は、当該第2の端末を使用することにより第1の基地局に接続し、前記第1の基地局は、前記第1の端末及び当該第2の端末に現在サービスしている基地局であり、
    前記受信モジュールは、前記第1の端末により送信された第1の測定報告を受信するように構成され、
    前記送信モジュールは、前記第1の測定報告を前記第1の基地局に送信するようにさらに構成され、
    前記受信モジュールは、前記第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信するようにさらに構成され、前記第2のメッセージは、前記第2の基地局の識別子を搬送し、前記第2の基地局に直接接続するように前記第1の端末に指示するために使用され、
    当該第2の端末は、前記第2のメッセージを前記第1の端末に送信する、第2の端末。
  20. 前記受信モジュールは、前記送信モジュールが前記第1のメッセージを前記第1の端末に送信する前に、前記第1の基地局により送信された第3のメッセージを受信するようにさらに構成され、前記第3のメッセージは、前記第1の端末の測定イベントを構成するため、かつ前記第1のメッセージを受信した後に測定を開始するよう前記第1の端末に指示するために使用され、
    前記送信モジュールは、前記第3のメッセージを前記第1の端末に送信するようにさらに構成される、請求項19に記載の第2の端末。
  21. 当該第2の端末は測定モジュールをさらに含み、
    前記受信モジュールは、前記送信モジュールが前記第1のメッセージを前記第1の端末に送信する前に、前記第1の基地局により送信された第4のメッセージを受信するようにさらに構成され、前記第4のメッセージは、第2の測定イベントを構成するために使用され、前記第2の測定イベントは、当該第2の端末のサービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいことを含み、
    前記測定モジュールは、前記第4のメッセージに基づいて測定を実行して第2の測定報告を取得するように構成され、前記第2の測定報告は前記第2の測定イベントを含む、請求項20に記載の第2の端末。
  22. 前記受信モジュールは、前記送信モジュールが前記第1のメッセージを前記第1の端末に送信する前に、前記第1の基地局により送信された前記第1のメッセージを受信するようにさらに構成され、前記第1のメッセージは、前記第1の端末の測定イベントを構成するために使用される、請求項19に記載の第2の端末。
  23. 当該第2の端末は測定モジュールをさらに含み、
    前記受信モジュールは、前記第1の基地局により送信された前記第1のメッセージを受信する前に、前記第1の基地局により送信された第4のメッセージを受信するようにさらに構成され、前記第4のメッセージは、第2の測定イベントを構成するために使用され、前記第2の測定イベントは、サービングセルの信号強度が第2の閾値より小さいことを含み、
    前記測定モジュールは、前記第4のメッセージに基づいて測定を実行して第2の測定報告を取得するように構成され、前記第2の測定報告は前記第2の測定イベントを含み、前記第2の測定イベントは、前記第2の測定報告を前記第1の基地局に送信するよう当該第2の端末をトリガするために使用される、請求項22に記載の第2の端末。
  24. 前記第1の端末の前記測定イベントは第1の測定イベントを含み、前記第1の測定イベントは、前記第1の端末のサービングセルの信号強度が第1の閾値より大きいことを含み、前記第1の閾値は、前記第1の端末の前記サービングセルへのアクセスが許可される閾値であり、前記第1の測定イベントは、前記第1の測定報告を当該第2の端末を使用することにより前記第1の基地局に送信するよう前記第1の端末をトリガするために使用される、請求項20乃至23のうちいずれか1項に記載の第2の端末。
  25. 前記第2の基地局は前記第1の基地局と同じである、請求項24に記載の第2の端末。
  26. 当該第2の端末はハンドオーバモジュールをさらに含み、
    前記受信モジュールは、当該第2の端末が現在音声電話中でない場合、前記第1の基地局により送信された第2のメッセージを受信した後に、前記第1の基地局により送信された第5のメッセージを受信するようにさらに構成され、前記第5のメッセージは、第3の基地局の識別子を搬送し、前記第1の基地局から前記第3の基地局にハンドオーバされるよう当該第2の端末に指示するために使用され、
    前記ハンドオーバモジュールは、前記第5のメッセージに基づいて前記第1の基地局から前記第3の基地局に当該第2の端末をハンドオーバするように構成される、請求項19乃至25のうちいずれか1項に記載の第2の端末。
  27. プロセッサと、メモリと、バスと、通信インターフェースと、を含む第1の端末であって、
    前記メモリはコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、前記プロセッサ及び前記メモリは前記バスを使用することにより接続され、当該第1の端末が動作するとき、前記プロセッサは前記メモリに記憶された前記コンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、当該第1の端末は請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のハンドオーバ方法を実行する、第1の端末。
  28. プロセッサと、メモリと、バスと、通信インターフェースと、を含む第2の端末であって、
    前記メモリはコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、前記プロセッサ及び前記メモリは前記バスを使用することにより接続され、当該第2の端末が動作するとき、前記プロセッサは前記メモリに記憶された前記コンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、当該第2の端末は請求項6乃至13のうちいずれか1項に記載のハンドオーバ方法を実行する、第2の端末。
  29. ハンドオーバシステムであって、
    請求項14乃至18のうちいずれか1項に記載の第1の端末と、請求項19乃至26のうちいずれか1項に記載の第2の端末とを含み、あるいは、
    請求項27に記載の第1の端末と、請求項28に記載の第2の端末とを含む、ハンドオーバシステム。
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