JP2020506765A - 混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系 - Google Patents

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Abstract

モード混合のための画素化アレイ光学系は、手術用照明のために使用される光ファイバ内の異なるモードを均質化するために使用され得る。デジタルマイクロミラーデバイスまたはLCD用位相板などの画素化位相アレイは、コヒーレント光源から均質な照明野を生成するために、光ファイバに入射する入射ビームに動きを付与し得る。

Description

本開示は、手術用照明に関し、より具体的には、混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系に関する。
眼科において、眼手術、すなわち眼科手術は、眼および補助視覚構造に対して施される。より具体的には、硝子体網膜手術は、硝子体液および網膜などの眼の内部部分を含む種々の繊細な処置を包含する。特に、黄斑上膜、糖尿病性網膜症、硝子体出血、黄斑円孔、網膜剥離および白内障手術の合併症を含む多くの眼疾患の治療において視覚感覚機能を向上させるために、ときにレーザを伴う異なる硝子体網膜手術処置が用いられる。
網膜硝子体手術中、眼科医は、典型的には、角膜を通して眼底を観察するために手術用顕微鏡を使用し、その間に様々な処置のいずれかを施すために強膜を貫通する手術器具が導入され得る。患者は、典型的には、網膜硝子体手術中に手術用顕微鏡の下で仰臥位をとり、目を露出させた状態に保つために検鏡が用いられる。使用される光学系の種類に応じて、眼科医は、狭い視野から眼底の周辺領域に広がることのできる広い視野まで様々であり得る、眼底の所与の視野を有する。
加えて、照明源は、典型的には、外科医が作業する場所を照明するために眼底に導入される。照明源は、典型的には、強膜も貫通する照明器組立体を有する手術器具として実装され、他の手術器具と組み合わされ得る。コヒーレント光を伝送する光ファイバを手術用照明源として使用することは、光ファイバで利用可能な非常に小さい物理的寸法の範囲内で高い光強度が提供されるために望ましい。
本開示の開示される実施形態は、手術用照明のために使用される光ファイバ内の異なるモードを均質化するために、モード混合のための画素化アレイ光学系を提供する。デジタルマイクロミラーデバイスまたはLCD用位相板などの画素化位相アレイは、コヒーレント光源から均質な照明野を生成するために、光ファイバに入射する入射ビームに動きを付与し得る。
一態様では、開示の方法は、手術用照明のためのものである。方法は、コヒーレント光源から画素化位相アレイに第1の光を投射して、画素化位相アレイから伝送される第2の光を生成することと、光ファイバのファイバコアにおける焦点に第2の光を向けるように画素化位相アレイを制御することであって、第2の光は、手術中の患者の照明のために使用される、制御することとを含み得る。その方法では、焦点は、ファイバコア上で移動される。方法は、光ファイバから、患者に第2の光を投射する第2の光ファイバに第2の光を伝送することを更に含み得る。
方法の開示の実施形態のいずれかでは、手術は、眼科手術であり得る一方、第2の光ファイバは、患者の眼内に第2の光を投射し得る。方法は、光ファイバからの第2の光の強度を測定することと、測定された強度に基づいて、ファイバコアへの焦点の移動を制限するように画素化位相アレイを制御することとを更に含み得る。
方法の開示の実施形態のいずれかでは、コヒーレント光源は、単色レーザであり得る。
方法の開示の実施形態のいずれかでは、コヒーレント光源は、第1の光を生成するために組み合わされた複数の単色レーザであり得る。
方法の開示の実施形態のいずれかでは、画素化位相アレイは、デジタルマイクロミラーデバイスであり得る一方、画素化位相アレイを制御するための方法動作は、第2の光をファイバコア上に反射するデジタルマイクロミラーデバイスを制御することを更に含む。
方法の開示の実施形態のいずれかでは、画素化位相アレイは、液晶表示用位相板であり得る一方、画素化位相アレイを制御するための方法動作は、第2の光をファイバコアに伝送する液晶表示用位相板を制御することを更に含む。
方法の開示の実施形態のいずれかでは、画素化位相アレイに第1の光を投射するための方法動作は、第1の集光レンズを使用して画素化位相アレイに第1の光を投射することを更に含み得る。焦点に第2の光を集束させるように画素化位相アレイを制御するための方法動作は、第2の集光レンズを使用して第2の光を集束させることを更に含み得る。
方法の開示の実施形態のいずれかでは、画素化位相アレイは、往復運動および円運動の少なくとも一方を焦点に付与し得る。
方法の開示の実施形態のいずれかでは、画素化位相アレイは、ランダム運動を焦点に付与し得る。
方法の開示の実施形態のいずれかでは、コヒーレント光源は、レーザからの第1の光を受光する第3の光ファイバであり得る一方、画素化位相アレイは、第3の光ファイバへの接続のための入力光コネクタと、光ファイバへの接続のための出力光コネクタと、画素化位相アレイに電力を供給するための電源とを更に含む画素化位相アレイデバイス内に含まれ得る。
別の態様では、手術用照明のためのデバイスが開示される。デバイスは、手術中の患者の照明のために第1の光を生成するためのコヒーレント光源と、画素化位相アレイであって、光ファイバのファイバコアにおける焦点に第2の光を集束させることを含め、画素化位相アレイから伝送される第2の光を生成するために第1の光を受光するための画素化位相アレイとを含み得る。そのデバイスでは、焦点は、ファイバコア上で移動される。デバイスは、第2の光を受光する第2の光ファイバであって、患者に第2の光を投射する第2の光ファイバを更に含み得る。
デバイスの開示の実施形態のいずれかでは、手術は、眼科手術であり得る一方、第2の光ファイバは、患者の眼内に第2の光を投射し得る。デバイスは、光ファイバからの第2の光の強度を測定するための光強度センサを更に含み得、それにより、画素化位相アレイは、測定された強度に基づいて、ファイバコアへの焦点の移動を制限するように制御され得る。
デバイスの開示の実施形態のいずれかでは、コヒーレント光源は、単色レーザであり得る。
デバイスの開示の実施形態のいずれかでは、コヒーレント光源は、第1の光を生成するために組み合わされた複数の単色レーザであり得る。
デバイスの開示の実施形態のいずれかでは、画素化位相アレイは、デジタルマイクロミラーデバイスであり得る一方、第2の光は、デジタルマイクロミラーデバイスからファイバコア上に反射し得る。
デバイスの開示の実施形態のいずれかでは、画素化位相アレイは、液晶表示用位相板であり得る一方、第2の光は、液晶表示用位相板からファイバコアおよび焦点に第2の光を集束させるための第2の集光レンズに伝送され得る。
開示の実施形態のいずれかでは、デバイスは、画素化位相アレイに第1の光を投射するための第1の集光レンズを更に含み得る。
デバイスの開示の実施形態のいずれかでは、画素化位相アレイは、往復運動および円運動の少なくとも一方を焦点に付与し得る。
デバイスの開示の実施形態のいずれかでは、画素化位相アレイは、ランダム運動を焦点に付与し得る。
デバイスの開示の実施形態のいずれかでは、コヒーレント光源は、レーザからの第1の光を受光する第3の光ファイバであり得る一方、画素化位相アレイは、第3の光ファイバへの接続のための入力光コネクタと、光ファイバと、第2の光ファイバに直接結合された第4の光ファイバとの間の接続のための出力光コネクタと、画素化位相アレイに電力を供給するための電源とを更に含む画素化位相アレイデバイス内に含まれ得る。
本開示ならびにその特徴および利点のより詳細な理解のために、ここで、添付の図面と併せて解釈される以下の説明が参照される。
手術用顕微鏡と、照明器組立体を備えた手術器具とを使用する眼科手術の実施形態の図である。 ファイバモードからの不均質な光の画像である。 モード混合のための画素化アレイ光学系を備えた手術用照明システムの実施形態の図である。 画素化アレイ光学系を備えた光源の実施形態の図である。 デジタルマイクロミラーデバイスを備えた光源の実施形態の図である。 LCD用位相板を備えた光源の実施形態の図である。 2次画素化アレイ光学デバイスの実施形態の図である。 画素化位相アレイデバイスの実施形態の図である。 手術用レーザ照明のための方法の選択された要素のフローチャートである。
以下の説明では、開示の主題の考察を容易にするために例として詳細が記載されている。しかしながら、開示の実施形態が例示的なものであり、全ての可能な実施形態を網羅するものではないことが当業者に明らかであろう。
本明細書で使用される場合、参照符号のハイフン付きの形態は、要素の具体的な例を指し、参照符号のハイフンなしの形態は、集合的な要素を指す。したがって、例えば、デバイス「12−1」は、集合的にデバイス「12」と称され得、かつ任意の1つが一般的にデバイス「12」と称され得る、デバイス類の例を指す。
上述のように、光ファイバおよびコヒーレント光源の使用は、光ファイバの非常に小さい物理的寸法の範囲内で高い光強度が提供されるため、手術用照明に望ましい。そのような手術用照明源は、種々の医療用途および手術用途で使用され得るが、1つの例示的な用途は、硝子体網膜手術などの眼手術である。
硝子体網膜手術に関して、例えば、照明源は、典型的には、強膜を貫通する照明器組立体を有する手術器具として実装され、他の手術器具と組み合わされ得る。眼底に光を投射して、眼内に施される手術処置を照明するために、非常に小さい直径の光ファイバが照明器組立体の先端部に使用され得る。例えば、約25〜100μmのファイバコアを有する非常に小さい直径のファイバは、典型的には、レーザ源などのコヒーレント光源に基端側で結合する光ファイバに結合される。各種の光ファイバが使用され得るが、照明のために眼内にコヒーレント光を伝送するためにマルチモード光ファイバが使用され得る。
しかしながら、コヒーレント光がマルチモード光ファイバを通して伝送されるとき、ファイバ内における、「モード」と称されるコヒーレント光の異なる光子群は、僅かに異なる経路長を横断し得る。光ファイバ内の異なるモードが異なる経路長を受ける結果として、モードは、光ファイバ内での伝播中に互いに建設的および破壊的に干渉することがある。異なるモードが光ファイバのファイバコアから出射するとき、出射光によって提供される照明野がモード間干渉に起因して不均質に見えることがある。モード間干渉は、温度、ファイバの歪み、ファイバの動きに非常に敏感である場合があり、かつ均一な背景光を投射する均質な照明野の代わりに、不均質な照明野が望ましくない動的パターンを投射するため、概して人間の眼にかなり目立つ可能性がある。不均質な照明野は、動的であり得る異なる有色光の異なる領域として見えるため、不均質な照明野は、手術用照明にあまり適さない場合がある。
例えば、硝子体網膜手術では、不均質な照明野が提供し得ない、眼内の種々の微細な生体構造の鮮明でありかつ不明瞭でない視野は、外科医が安全かつ効果的に手術することを可能にするのに非常に望ましい。特に、不均質な照明野は、いくつかの実装形態では、単色レーザ源または単色レーザ源の組み合わせで観察される。単色レーザ源は、コヒーレント光を所望の均質な照明野にする均質化を可能にする光ファイバ内のより少ないモード、したがってより少ない程度のモード混合を呈し得る。更に、眼内照明器または複合照明付き手術器具などの種々の手術器具が設計および実装されるにつれて、高い光強度を担うより小さいファイバ直径の使用が一層望ましくなる。しかしながら、モード間干渉の問題は、光ファイバの大きさ(すなわち直径)が減少するにつれて一層悪化し、かかる小型の照明システムの使用を不必要に抑制する場合がある。また、手術用照明用途では、約2〜3mの長さなどの比較的短い長さの光ファイバが使用される。より均質な照明野を生じさせるモード混合は、ファイバ長さと共に増加するため、手術用照明用途で使用されるより短い光ファイバは、不均質な照明野をもたらす不十分なモード混合を受けることがある。また、ガラスコアで構成された光ファイバは、より少ないモードおよびより少ないモード混合を呈することがあり、特に不均質な照明野の影響を受けることがある。
更に詳細に説明するように、混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系が開示される。本明細書に開示する混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系は、コヒーレント光を伝送するために光ファイバを使用して、手術用照明のための均質な照明野を提供し得る。本明細書に開示する混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系は、比較的短くかつ比較的小さい直径の光ファイバと共に使用され得る。本明細書に開示する混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系は、ガラスコアを有する光ファイバと共に使用され得る。本明細書に開示する混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系は、手術用照明のための光源に実装され得る。本明細書に開示する混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系は、コヒーレント光源から手術用照明を提供する光ファイバに結合され得る光学デバイスとして実装され得る。本明細書に開示する混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系は、硝子体網膜手術などの眼科手術中の患者の眼の照明のために使用され得る。
照明組立体100が使用され得る1つの方式が図1に図示されており、図1では、外科医120は、手術器具122を使用して患者130の眼104に眼科手術を施している。図1では、検鏡140を使用して眼104が露出されており、かつ眼104の内部構造の可視化を容易にするために接触レンズ150が眼上の適所に保持されて、手術用顕微鏡102と視覚的に位置合わせされる。外科医120は、眼104の内部構造に手術を施すために手術器具122を使用している。
例えば、手術器具122が硝子体切除プローブである場合、外科医120は、あらゆる機械的作用に極めて敏感である、網膜などの隣接する眼構造との相互作用を避けながら硝子体液のみを実質的に除去するように注意して、通常、眼104の内部を満たす透明なゲル状の硝子体液を除去するために手術器具122を使用し得る。外科医が眼底を明確に視認する能力は、照明組立体100によって提供される均質な照明野によって高められる。手術器具122が様々な手持ち式手術器具のいずれかであり得ることに留意されたい。いくつかの実施形態では、照明組立体100は、2次照明器具を使用せずに照明を提供するために手術器具122内に一体化され得る。
図1の差し込み図には、手術中の眼104の更なる詳細が示されている。カニューレ処置のための強膜貫通部を提供する2つの強膜ポート108、すなわち手術器具122のための強膜ポート108および照明器組立体100のための強膜ポート108を視認できる。示すように、照明器組立体100は、以下で更に詳細に説明するように、混合モード手術用レーザ照明のための画素化位相アレイ光学系を含み得る。したがって、照明器組立体100は、均質な照明野(図1では視認できない)を眼底内に投射するように光を伝送する光ファイバを使用して、眼104内にコヒーレント光を投射するために使用され得る。
本開示の範囲から逸脱することなく、照明器組立体100に対する修正形態、追加形態または省略形態がなされ得る。手術用照明器具組立体100の構成要素および要素は、本明細書で説明するように、特定の用途に応じて一体化または分離され得る。照明器組立体100は、いくつかの実施形態では、より多い、より少ない、または異なる構成要素を使用して実装され得る。
図2は、ファイバモードからの不均質な光の画像200を図示する。画像200は、頁に対して斜め向きに位置する画面に投射された光ファイバからのコヒーレント光を描いている。画像200内において、描かれている画面には、不均質な照明野の上下に黒インクで書かれた関係のない注記がある。画像200内の不均質な照明野は、光ファイバ内での不十分なモード混合に起因する。画像200内の不均質な照明野は、多くの用途および使用シナリオにおいて動的であり得る最大約500%までの強度変化を呈する場合があり、この強度変化は、先に解説したように、手術用照明に望ましくない。画像200内の不均質な照明野は、本明細書に開示するモード混合のための技術を適用することにより、略均一強度の照明野(図示せず)などの均質な照明野に直ちに変換され得る。
ここで、図3を参照すると、手術用照明システム300の実施形態の図が示されている。図3に示すように、手術用照明システム300は、図1に示す眼104の眼科手術において使用され得る。図3は、概略図であり、原寸に比例したものではないかまたは遠近法で描かれていない。図3には、図1に関して上で説明した種々の要素の視認を可能にする眼104の断面図が示されている。具体的には、眼104の眼底の比較的広い角度の視野を提供する接触レンズ120が示されている一方、2つの強膜ポート108が眼104の強膜を貫通する。一方の強膜ポート108を貫通する手術器具122が示されている一方、照明組立体が別の強膜ポート108を貫通する。
図3に示すように、均質な照明野310は、照明器組立体100によって眼104内に投射される。具体的には、照明器組立体100は、眼内に光を投射するように露出され得る光ファイバ部分308で先端側が終端する。光ファイバ部分308は、外部光ファイバ304に結合される。いくつかの実施形態では、光ファイバ部分308は、外部光ファイバ304自体の先端部分であり得る。強膜ポート108でのカニューレ処置を可能にするために、光ファイバ304の周囲にシースまたはチューブを含み得る、ハンドピース306を通過する光ファイバ304が示されている。手術用コンソール312からハンドピース306に延びる光ファイバ304が示されている。
図3において、手術用コンソール312は、本明細書で説明するように、混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系を含み得る。いくつかの実施形態では、混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系は、別個のデバイスとして実装され得る(図4Dおよび図4Eを参照されたい)。具体的には、手術用コンソール312は、レーザ源および集光レンズ(または均等な光学要素)で構成された光源を含み得る。集光レンズは、レーザ源によって生成された第1の光を、電子的に制御される画素化位相アレイにおける焦点に集束させ得る。画素化位相アレイは、受光した光を基端部における光ファイバ304のファイバコアの方に向けて集束させるために個々の画素要素に位相シフトを適用し得る。画素化位相アレイは、デジタルマイクロミラーデバイスまたはLCD用位相板であり得る。このように、光ファイバ304によって伝送される第2の光を生成するために焦点をファイバコア上で移動させる。焦点の移動により、光ファイバ304内でモード混合が生じるかまたは増進されるため、第2の光は、光ファイバ304の先端部に位置する光ファイバ部分308から出射した後に眼104内に均質な照明野310を提供し得る。
手術用コンソール312は、手術器具122のための駆動機器ならびにデータ操作および画像処理のためのユーザインターフェースなどの種々の他の機器および機能を提供し得る。混合モード手術用レーザ照明のための画素化アレイ光学系の更なる内部詳細については、図4A、図4B、図4C、図4Dおよび図4Eに関して以下で説明する。
ここで、図4Aを参照すると、画素化アレイ光学系を備えた光源400の実施形態の図が示されている。図4Aは、概略図であり、原寸に比例したものではないかまたは遠近法で描かれていない。図4Aには、光源400内に含まれる要素が側面図で概略的に示されている。光源400は、例えば、図4Aに図示する構成要素を収納するための筐体(図示せず)を有する光学デバイスとして実装され得ることが理解されるであろう。特定の実施形態では、光源400は、光ファイバ304が基端部において始まり得る手術用コンソール312(図3を参照されたい)に含まれるかまたはそれと一体化され得る。
光源400において、レーザ源430は、コヒーレント光の光源を表し得る。レーザ源430は、単色光源を表し得る。レーザ源430は、いくつかの実施形態では、複数の単色光源の組み合わせを表し得る。レーザ源430は、コヒーレント光である第1の光440−1を生成し得る。第1の光440−1は、第2の光440−2を生成し得る画素化位相アレイ434に第1の光440−1を集束させるために使用され得る第1の集光レンズ432−1に投射され得る。次いで、画素化位相アレイ434は、光ファイバ304のファイバコア442に第2の光440−2を集束させ得る第2の集光レンズ432−2の方に第2の光440−2を向け得る。第1の光440−1は、種々の実施形態では、約10〜500mWの範囲の光パワーを有する、直径が約1〜5mmのコリメートされたレーザビームとして生成され得る。第1の光440−1は、第2の集光レンズ432−2を使用して、画素化位相アレイ434によって直径が約5〜10μmの焦点に集束され得る。焦点は、種々の実施形態では、直径が20μm未満であるかまたは直径が25μm未満であり得る。ファイバコア442は、直径が約30μmほどの小ささであり得る。いくつかの実施形態では、ファイバコア442は、直径が約50μmであるかもしくは直径が約100μmであるか、または約50μm〜約100μmの種々の直径サイズであり得る。
図4Aに示すように、画素化位相アレイ434は、往復運動および円運動の少なくとも一方を第2の光440−2に付与し得る。いくつかの実施形態では、画素化位相アレイ434は、ランダム運動を第2の光440−2に付与し得る。異なる実施形態では、画素化位相アレイ434は、第2の光440−2を往復運動させるか、回転させるか、または約30Hz超の周波数など、人間の眼で視認できない動きを生じさせる周波数で振動させ得る。
ここで、図4Bを参照すると、デジタルマイクロミラーデバイス434−1を含む画素化アレイ光学系を備えた光源400−1の実施形態の図が示されている。図4Bは、図4Aと同様の要素を含む概略図であり、原寸に比例したものではないかまたは遠近法で描かれていない。図4Bには、光源400−1内に含まれる要素が上面図で概略的に示されている。デジタルマイクロミラーデバイス434−1の配置により、デジタルマイクロミラーデバイス434−1が反射するように動作することが可能となる。光源400−1は、例えば、図4Bに図示する構成要素を収納するための筐体(図示せず)を有する光学デバイスとして実装され得ることが理解されるであろう。特定の実施形態では、光源400−1は、光ファイバ304が基端部において始まり得る手術用コンソール312(図3を参照されたい)に含まれるかまたはそれと一体化され得る。
ここで、図4Cを参照すると、LCD用位相板434−2を含む画素化アレイ光学系を備えた光源400−2の実施形態の図が示されている。図4Cは、図4Aと同様の要素を含む概略図であり、原寸に比例したものではないかまたは遠近法で描かれていない。図4Cには、光源400−2内に含まれる要素が上面図で概略的に示されている。LCD用位相板434−2の配置により、LCD用位相板434−2が伝送するように動作することが可能となる。光源400−2は、例えば、図4Cに図示する構成要素を収納するための筐体(図示せず)を有する光学デバイスとして実装され得ることが理解されるであろう。特定の実施形態では、光源400−2は、光ファイバ304が基端部において始まり得る手術用コンソール312(図3を参照されたい)に含まれるかまたはそれと一体化され得る。
ここで、図4Dを参照すると、2次画素化アレイ光学デバイス401の実施形態の図が示されている。図4Dは、概略図であり、原寸に比例したものではないかまたは遠近法で描かれていない。図4Dには、2次画素化アレイ光学デバイス401内に含まれる要素が概略的に示されている。2次画素化アレイ光学デバイス401は、例えば、図4Dに図示する構成要素を収納するための筐体(図示せず)を有する光学デバイスとして実装され得ることが理解されるであろう。特定の実施形態では、2次画素化アレイ光学デバイス401は、中間光学デバイスとして光ファイバ304に沿って設置され得る一方、光ファイバ304は、適切な光コネクタを備えた2つのセクション内に実装され得る。
具体的には、光ファイバ304−1に接続するための入力光コネクタ402を有すると共に、光ファイバ304−2に接続するための出力光コネクタ406を有する2次画素化アレイ光学デバイス401が示されている。種々の実施形態では、入力光コネクタ402および出力光コネクタ406は、光ファイバ304−1および304−2に取り付けられた対応するコネクタと嵌合する解除可能なコネクタ(図示せず)であり得る。いくつかの実施形態では、入力光コネクタ402および出力光コネクタ406は、固定コネクタであり得る。示すように、入力光コネクタ402は、画素化位相アレイデバイス404に接続する第1の内部光ファイバ408−1に結合する。画素化位相アレイデバイス404は、第2の内部光ファイバ408−2を使用して出力光コネクタ406に接続し得る。
2次画素化アレイ光学デバイス401では、入力光コネクタ402は、コヒーレント光源から伝送された後に光ファイバ304−1内での不十分なモード混合を受け得る第1の光420−1を受光し得る。コヒーレント光源は、単色レーザまたは第1の光420−1を生成するために組み合わされた単色レーザの組み合わせであり得る。したがって、第1の光420−1は、異なる周波数(すなわち色)の光を含み得る。第1の光420−1は、第1の内部光ファイバ408−1によって画素化位相アレイデバイス404に伝送され、この画素化位相アレイデバイス404は、光源400と同様であり、図4Eに関して以下で更に詳細に説明される。画素化位相アレイデバイス404は、出力光コネクタ406に接続する第2の内部光ファイバ408−2に対し、モード混合された第2の光420−2を出力し得る。
図4Dに示すように、ある程度の光エネルギーを第2の光420−2からフォトダイオード414(または別の光強度センサ)にそらすために第2の内部光ファイバ408−2に沿って光タップ412が使用され得る。フォトダイオード414からのフィードバック制御信号416は、画素化位相アレイ434の出力ビーム(第2の光440−2)がファイバコア442に向けられたままとなるように、画素化位相アレイ434(画素化位相アレイデバイス404内に含まれる)の動作を調整するために画素化位相アレイデバイス404によって使用され得る。画素化位相アレイ434の出力ビームがファイバコア442に向けられていない場合、フォトダイオード414によって測定される強度が低下する(コヒーレント光源において一定の光パワーを仮定する)。このように、フィードバック制御信号416は、画素化位相アレイ434の動作の所望の方式での調整を可能にし得る。
また、画素化位相アレイデバイス404に含まれる画素化位相アレイ434に電力を提供し得る電源410が図4Dに2次画素化アレイ光学デバイス401と共に示されている。いくつかの実施形態では、電源410は、遠隔操作を可能にするためのバッテリなど、2次画素化アレイ光学デバイス401に対する内部電源を表し得る。他の実施形態では、電源410は、外部給電源(図示せず)からの系統電力または直流電流のためのコネクタなどの外部電源を表し得る。
ここで、図4Eを参照すると、画素化位相アレイデバイス404の実施形態の図(図4Dも参照されたい)が示されている。図4Eは、概略図であり、原寸に比例したものではないかまたは遠近法で描かれていない。図4Eには、画素化位相アレイデバイス404内に含まれる要素が概略的に示されている。画素化位相アレイデバイス404は、例えば、図4Eに図示する構成要素を収納するための筐体(図示せず)を有する光学デバイスとして実装され得ることが理解されるであろう。特定の実施形態では、画素化位相アレイデバイス404は、上で説明した2次画素化アレイ光学デバイス401に含まれ得る。
画素化位相アレイデバイス404では、第1の光420−1は、先に説明したように、第1の内部光ファイバ408−1から到達する。例えば、第1の光420−1は、第1の集光レンズによってコリメートされ、光源(図4Eでは視認できない)において光ファイバ408−1を通して伝送され得る。第1の光420−1は、第2の光420−2を生成するために第2の内部光ファイバ408−2のファイバコア442に第1の光440−1を方向転換するために使用され得る画素化位相アレイ434に投射され得る。示すように、第2の集光レンズ432−2は、画素化位相アレイ434からファイバコア442に第2の光420−2を集束させるために使用され得る。画素化位相アレイ434は、先に説明したように、第1の光440−1に振動、動き、回転または並進運動を付与するように動作し得る。先に説明したように、第1の光440−1の方向転換を調整するための入力としてフィードバック制御信号416を受信する画素化位相アレイ434が示されている。
ここで、図5を参照すると、本明細書で説明するように、モード混合のための画素化アレイ光学系を使用する手術用レーザ照明のための方法500の実施形態の選択された要素のフローチャートがフローチャート形式で描かれている。方法500において説明するある動作は、任意選択であり得るか、または異なる実施形態で再構成され得ることに留意されたい。方法500は、本明細書で説明するように、画素化アレイ光学系光源400または2次画素化アレイ光学デバイス402と一緒に照明組立体100を使用して行われ得る。
方法500は、ステップ502において、コヒーレント光源から画素化位相アレイに第1の光を投射して、画素化位相アレイから伝送される第2の光を生成することによって開始する。ステップ504では、画素化位相アレイは、光ファイバのファイバコアにおける焦点に第2の光を向けるように制御され、第2の光は、手術中の患者の照明のために使用され、焦点は、ファイバコア上で移動される。ステップ506では、第2の光は、光ファイバから、患者に第2の光を投射する第2の光ファイバに伝送される。
本明細書に開示するように、モード混合のための画素化アレイ光学系は、手術用照明のために使用される光ファイバ内の異なるモードを均質化するために使用され得る。デジタルマイクロミラーデバイスまたはLCD用位相板などの画素化位相アレイは、コヒーレント光源から均質な照明野を生成するために、光ファイバに入射する入射ビームに動きを付与し得る。
上記の開示の主題は、限定的なものではなく、例示的なものと見なされるべきであり、添付の特許請求の範囲は、本開示の真の趣旨および範囲に含まれる全てのそのような修正形態、改善形態および他の実施形態を網羅するように意図されている。したがって、法律によって許容される最大限度まで、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲およびその均等物の許容可能な最も広義の解釈によって決定されるべきであり、前述の詳細な説明によって制限または限定されない。

Claims (20)

  1. 手術用照明のための方法であって、
    コヒーレント光源から画素化位相アレイに第1の光を投射して、前記画素化位相アレイから伝送される第2の光を生成することと、
    光ファイバのファイバコアにおける焦点に前記第2の光を向けるように前記画素化位相アレイを制御することであって、前記第2の光は、手術中の患者の照明のために使用され、前記焦点は、前記ファイバコア上で移動される、制御することと、
    前記光ファイバから、前記患者に前記第2の光を投射する第2の光ファイバに前記第2の光を伝送することと
    を含む方法。
  2. 前記手術は、眼科手術であり、かつ前記第2の光ファイバは、前記患者の眼内に前記第2の光を投射し、および前記方法は、
    前記光ファイバからの前記第2の光の強度を測定することと、
    測定された前記強度に基づいて、前記ファイバコアへの前記焦点の移動を制限するように前記画素化位相アレイを制御することと
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記コヒーレント光源は、単色レーザである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記コヒーレント光源は、前記第1の光を生成するために組み合わされた複数の単色レーザである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記画素化位相アレイは、デジタルマイクロミラーデバイスであり、前記画素化位相アレイを制御することは、前記第2の光を前記ファイバコア上に反射する前記デジタルマイクロミラーデバイスを制御することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記画素化位相アレイは、液晶表示用位相板であり、前記画素化位相アレイを制御することは、前記第2の光を前記ファイバコアに伝送する前記液晶表示用位相板を制御することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記画素化位相アレイに前記第1の光を投射することは、第1の集光レンズを使用して前記画素化位相アレイに前記第1の光を投射することを更に含み、前記焦点に前記第2の光を集束させるように前記画素化位相アレイを制御することは、第2の集光レンズを使用して前記第2の光を集束させることを更に含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記画素化位相アレイは、往復運動および円運動の少なくとも一方を前記焦点に付与する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記画素化位相アレイは、ランダム運動を前記焦点に付与する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記コヒーレント光源は、レーザからの前記第1の光を受光する第3の光ファイバであり、前記画素化位相アレイは、
    前記第3の光ファイバへの接続のための入力光コネクタと、
    前記光ファイバへの接続のための出力光コネクタと、
    前記画素化位相アレイに電力を供給するための電源と
    を更に含む画素化位相アレイデバイス内に含まれる、請求項1に記載の方法。
  11. 手術用照明のためのデバイスであって、
    手術中の患者の照明のために第1の光を生成するためのコヒーレント光源と、
    画素化位相アレイであって、光ファイバのファイバコアにおける焦点に前記第2の光を集束させることを含め、前記第1の光を受光し、かつ前記画素化位相アレイから伝送される第2の光を生成するためのものであり、前記焦点は、前記ファイバコア上で移動される、画素化位相アレイと、
    前記第2の光を受光する第2の光ファイバであって、前記患者に前記第2の光を投射する第2の光ファイバと
    を含むデバイス。
  12. 前記手術は、眼科手術であり、かつ前記第2の光ファイバは、前記患者の眼内に前記第2の光を投射し、および前記デバイスは、
    前記光ファイバからの前記第2の光の強度を測定するための光強度センサであって、前記画素化位相アレイは、測定された前記強度に基づいて、前記ファイバコアへの前記焦点の移動を制限するように制御される、光強度センサ
    を更に含む、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記コヒーレント光源は、単色レーザである、請求項11に記載のデバイス。
  14. 前記コヒーレント光源は、前記第1の光を生成するために組み合わされた複数の単色レーザである、請求項11に記載のデバイス。
  15. 前記画素化位相アレイは、デジタルマイクロミラーデバイスであり、前記第2の光は、前記デジタルマイクロミラーデバイスから前記ファイバコア上に反射する、請求項11に記載のデバイス。
  16. 前記画素化位相アレイは、液晶表示用位相板であり、前記第2の光は、前記液晶表示用位相板から前記ファイバコアに伝送される、請求項11に記載のデバイス。
  17. 前記画素化位相アレイに前記第1の光を投射するための第1の集光レンズと、
    前記焦点に前記第2の光を集束させるための第2の集光レンズと
    を更に含む、請求項11に記載のデバイス。
  18. 前記画素化位相アレイは、往復運動および円運動の少なくとも一方を前記焦点に付与する、請求項11に記載のデバイス。
  19. 前記画素化位相アレイは、ランダム運動を前記焦点に付与する、請求項1に記載のデバイス。
  20. 前記コヒーレント光源は、レーザからの前記第1の光を受光する第3の光ファイバであり、前記画素化位相アレイは、
    前記第3の光ファイバへの接続のための入力光コネクタと、
    前記光ファイバと、前記第2の光ファイバに直接結合された第4の光ファイバとの間の接続のための出力光コネクタと、
    前記画素化位相アレイに電力を供給するための電源と
    を更に含む画素化位相アレイデバイス内に含まれる、請求項11に記載のデバイス。
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