JP2020505901A - 電気機器を保護するためのデバイス - Google Patents

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Abstract

本発明は、電気機器(23)を保護するための保護デバイスであって、電流源を含む、第1の電流制限分岐(21)と、前記制限分岐(21)と並列に装着された第2の伝導分岐(22)と、前記伝導分岐(22)のインピーダンスが、前記制限分岐(21)のインピーダンスの10%以下であるものを備え、制御ユニット(3)が、前記デバイスの動作モードを、電流が、前記伝導分岐(22)に流入することなく、前記制限分岐(21)を流れる、第1の動作モードと、電流が、前記制限分岐および前記伝導分岐(21、22)を流れる、第2の動作モードとで切り替える。

Description

本発明は、電気機器保護回路の分野、特に、直流型もしくは交流型の電源および/または電気エネルギー分配システムの分野に関する。
電気(直流または交流の)用途において、電流過負荷が過電圧を引き起こし、電気機器に損傷に損傷を与えることがある。
電流過負荷、より一般的には過電流は、以下のいくつかの原因によって起こり得る。
−過電流は、短絡回路、過電圧または雷によって引き起こされることがある。
−過電流はまた、起動段階中に、または電気機器をグリッドに接続すると発生することがある。
これらの電流過負荷の影響、特に電気機器の劣化のリスクを低減するために様々なタイプの保護デバイスが知られている。
例えば、保護対象の電気機器に並列に装着されている蓄積コンデンサの上流で、このような保護デバイスが使用されることがある。
1.制限抵抗器
電気機器の劣化のリスクを低減する第1の解決策は、保護対象の機器を直列制限抵抗器に電気接続することである。
この制限抵抗器は、保護対象の機器の起動時における、より正確には、蓄積コンデンサのプリチャージ中における強い電流ドローを制限するために有効である。
しかしながら、この解決策の課題は、起動段階が終了すると、この制限抵抗器は(もはや有効でなく)、加熱し、多くのエネルギーを散逸させる傾向がある。
2.スイッチを有する制限抵抗器
この課題を解決するために、電線などの伝導分岐12と並列に電気接続された制限分岐11上に制限抵抗器17が配置されている、図1に示したアセンブリが既に提案されている。同様のアセンブリが、EP2653950に詳細に記載されている。
この場合、制限分岐11と伝導分岐12との切替は、電気スイッチ13によって監視される。
かかるアセンブリの動作原理は、以下の通りである。
起動時、供給源14から導き出された電流が制限分岐11を流れるように、電気スイッチ13は制限分岐11に接続する。電流が抵抗器17を通過することにより、保護対象の機器15の起動時における強い電流ドローを制限することが可能になる。蓄積コンデンサ16は充電中である。
所与の時間(用途に応じて数ミリ秒〜数秒まで変動し得る)の後、電気スイッチ13は、電流の循環を制限分岐11から伝導分岐12へと切り替える。こうすることによって、制限抵抗器17を使用したことに関するエネルギー損失を制限することが可能になる。
しかしながら、図1に示したアセンブリの課題は、電子機器15を電気スイッチ13の切替時に不足電圧のままにすることができないことである。
上記の課題に加えて、上述の保護デバイスを使用する制限抵抗器17の他の課題は、定電流蓄積コンデンサ16の充電が可能ではなく、制限抵抗器17を蓄積コンデンサ16と組み合わせて、RC回路を構成することである。これは、蓄積コンデンサの促進老化を誘発する。さらに、これは、異常動作が生じた場合、(保護デバイスの上流および下流にある構成要素の任意選択的な抵抗を考慮して)回路の等価抵抗に応じて変動し得る障害電極電流の値を予測することができず、障害電極電流に関するこの不確実性は、保護デバイスの下流にある電子機器の保護に対するリスクのうちの1つを誘発することがある。
本発明の目的は、上述した課題のうちの少なくとも1つの解決を可能にする、電気機器を保護するためのデバイスを提案することである。
そして、本発明は、電気機器を保護するためのデバイスであって、
−電気エネルギー供給源に電気接続されるように意図された入力端子、および
−電気機器に電気接続されるように意図された出力端子
を含み、
当該保護デバイスは、
−所与の電圧範囲について定電流を生成する(すなわち維持する)電流源を含む、第1の電流制限分岐と、
−制限分岐と並列に装着された第2の伝導分岐(22)と、
−当該デバイスの動作モードを、
・電気エネルギー供給源から導き出された電流が、伝導分岐に流入することなく、制限分岐を流れる、第1の動作モードと、
・電気エネルギー供給源から導き出された電流が、前記制限分岐および前記伝導分岐を流れる、第2の動作モードと
で切り替える、制御ユニット(24)と、
を備え、第2の動作モードにおいて、伝導分岐のインピーダンスが、制限分岐のインピーダンスの10%以下である
ことを特徴とするデバイスを提供する。
本発明によるシステムの好ましいがこれらに限定されない態様は、以下の通りである。
−制御ユニットは、デバイスを第1の動作モードと第2の動作モードとで切り替えるように、伝導分岐のアクティブ化および非アクティブ化を監視するために伝導分岐に電気接続されていてもよく、制限分岐は制御ユニットにより監視されない。
−電流源は、JFETトランジスタまたはMOSFETトランジスタなどのトランジスタを備えていてもよく、ここで
・トランジスタのドレインは、入力端子に接続されて、また
・トランジスタのゲートおよびソースは、出力端子に接続されている。
−電流源は、シリコンまたは炭化ケイ素製の、あるいは任意の他の半導体材料製の電流制限ダイオードなど、2端子電流制限半導体素子を備えていてもよい。
−電流制限分岐は、電流源と直列に装着された電気抵抗をさらに備えていてもよい。
−伝導分岐は、伝導分岐は、JFETトランジスタ、MOSFETトランジスタ(またはバイポーラトランジスタ)などのトランジスタのような制御型スイッチを備えていてもよく、ここで、
・トランジスタのドレイン(またはコレクタ)は入力端子に接続され、
・トランジスタのソース(またはエミッタ)は出力端子に接続され、
・トランジスタのゲート(またはベース)は制御ユニットに接続されている。
−制御ユニットは、
・電気機器保護デバイスの出力における電圧変動を検出するための回路および/または
・電気機器保護デバイスの前記出力における電流変動を検出するための回路
を備えていてもよい。
−制御ユニットは、伝導分岐のアクティブ化を遅延させる自己バイアス回路を備えていてもよい。
−制御ユニットは、保護デバイスの出力における電圧および/または強度が閾値よりも大きいときに伝導分岐を閉塞させるための信号を発生させる制御回路を備えていてもよい。
−制限分岐および伝導分岐は、JFETトランジスタまたはMOSFETトランジスタなどのモノリシック構成要素に集積されていてもよい。
本発明によるシステムの他の利点および特徴は、非限定的な例として提供されるいくつかの実施形態に関する以下の記載、および添付の図面からより明らかになるであろう。
負荷を保護するための従来技術のデバイスの概略図である。 本発明による負荷保護デバイスのブロック図である。 本発明による負荷保護デバイスの第1の実施形態のブロック図である。 本発明による負荷保護デバイスの第2の実施形態のブロック図である。 本発明による負荷保護デバイスの第3の実施形態のブロック図である。 電流制限分岐の端子における電圧の関数として電流曲線を示すグラフであり、以下を含む。・一方は、抵抗、(線80)・他方は、電流源(線81) 保護デバイスの端子における電圧の関数として電流曲線を示すグラフであり、以下を含む。・電流が制限分岐を流れる第1の動作モード(線82)・電流が制限分岐と伝導分岐とを同時に流れる第2の動作モード(線83)
本発明による負荷保護デバイスの様々な実施例について、図2〜図5を参照して以下に説明する。これらの様々な図では、等価な要素は、同じ参照番号によって示されている。
1.保護デバイスの概要
図2を参照すると、電気負荷を保護するためのデバイスは、電気エネルギー供給源に直列で電気接続するように意図された入力端子31と、保護対象の電気負荷23に電気接続するように意図された出力端子32とを備えている。
本デバイスは、入力端子31と出力端子32とのと間に、各々がそれぞれの機能を有する2つの分岐:
−第1の分岐21(「電流制限分岐」と呼ばれる)−電気障害(例えば短絡回路)などの動作異常が検出されたときに負荷23を流れる電流を制限することを可能にする
−第2の分岐22(「伝導分岐」と呼ばれる)−電気エネルギー供給源25から導き出された電流が当該伝導分岐22を通過するときに、負荷23の両端間における電圧降下を制限するために弱いインピーダンスを有する
を備えている。
本デバイスはまた、
−第1の動作モードに従って、制限分岐21のみを通る、あるいは
−第2の動作モードに従って、制限分岐21と伝導分岐22とを同時に通る、
いずれかの電流の通過を可能にする制御ユニット24も備えている。
したがって、デバイスがどちらの動作モードであっても、制限分岐21は依然として導電性であり、それによって第1の動作モードと第2の動作モードと間の移行中であっても、保護対象の負荷23には常に給電される。伝導分岐22は、その部分については、第2の動作モードにおいてのみ導電性である。
第1の動作モードは、好ましくは電圧過負荷または電流過負荷などの異常が検出されたときにアクティブ化される。
図2に示した実施態様では、制御ユニット24は、伝導分岐22のアクティブ化および非アクティブ化のみを監視し、制限分岐21は、制御ユニット24によって監視されていない。これにより、負荷保護デバイスのアセンブリを単純化することが可能になる。
図2に示したデバイスにより、動作異常が検出されたときに電気回路を通る電流を制限することによって、電気回路の負荷23を効果的に保護することが可能になる。
実際には、異常(過電流および/または過電圧)が検出されると、制御ユニット24は、(入力端子の上流で発生した)電流の制限分岐21の通過を誘発する伝導分岐22の非アクティブ化を監視する。
異常が検出されたときに負荷23を流れる電流を制限することによって、図2に示した保護デバイスは、出力端子の下流に配置された電気構成要素の劣化のリスクを低減することを可能にする。
2.電流制限分岐
電流制限分岐21により、デバイスの第2の動作モードがアクティブ化されているときに、負荷23に流入する電流を目標強度値に制限することが可能になる。この目標値は、負荷23の適切な動作を確保するのに十分であると思われる。
制限分岐21は、入力端子31から出力端子32への電流の通過を可能にするために、1つの(または、いくつかの)(特に一方向性の)電流源を備えるのが好ましい。本発明の範囲内では、「電流源」とは、所与の電圧範囲について定電流を生じるように構成された1つ(または、いくつかの)電気構成要素を意味する。
より正確には、図6に線81によって示すように、制限分岐21の端子における電圧Vが所与の電圧範囲内に含まれる場合(特に、電圧Vが「+VLIM」よりも大きい場合、または電圧Vが「−VLIM」未満である場合)、電流源は、自身のインピーダンスを動的に変動させることによって、電流の強度Iを定数値に維持する(特に、V+VLIMのときには、定数値=「+ILIM」であり、またはV−VLIMのときには、定数値=「−ILIM」である)。
電流源のインピーダンスの動的な変動は、(JFET型ノーマリーオントランジスタで構成される電流源の場合には)線形導通モードから飽和状態の導通モードへの移行に対応する。これは、電流源を形成するトランジスタの端子における電圧が、当該トランジスタの飽和電圧Vsatよりも大きくなったときに起こる。飽和状態では、電流が一定に維持されるように、電圧と共にインピーダンスが動的に変動する。この動作は、端子における電圧がどうであれ定電流を生成して維持する電流源の動作に類似している。
制限分岐21が電流源を備えているという事実により、定電流を用いて蓄積コンデンサ26(保護対象の負荷23と並列に装着されている)を充電することが可能になる。これは、線80によって図6に示すように、抵抗を含む制限分岐の場合には可能でない。実際には、制限分岐が抵抗を備えている場合、制限分岐の端子における電流Iは、その端子において印加される電圧Vの関数として線形に変動し、それによって、制限分岐の出力に配設された蓄積コンデンサは、定電流では充電されない。
図3に示した実施形態では、電流源は、JFETトランジスタまたはMOSFETトランジスタなどのトランジスタを備えている。トランジスタのドレインは、デバイスの入力端子31に電気接続されており、トランジスタのゲートおよびソースは、デバイスの出力端子32に電気接続している。JFETトランジスタまたはMOSFETトランジスタの使用には、デバイスの実装を容易にするという利点がある。
代替的には、炭化ケイ素製の電流制限ダイオードで電流源を構成してもよい。電流制限ダイオードを使用すると、制御電子装置を設ける必要がなくなる。また、ダイオードが炭化ケイ素製であるという事実により、0.1J〜50Jのオーダーの高エネルギーレベルに耐えることができる構成要素を有することが可能になる。
好ましくは、制限分岐21は、電流源(単数または複数)と直列に装着された1つ(または、いくつかの)抵抗性熱放散素子を備えてもよい。これにより、電力供給源25と負荷23との間に電流過負荷が存在する場合、ジュール効果によって、より多くの電力を放散させることが可能になる。
3.伝導分岐
伝導分岐22により、定常状態における電流の循環を確保することが可能になる。負荷23の両端間における電圧降下を制限するために、低インピーダンスを有することが好ましい。例えば、伝導分岐22のインピーダンスは、1オーム未満、優先的には0.1オーム未満、さらにより好ましくは0.01オーム未満であり得る。
伝導分岐22は、制御ユニット24により制御することができるスイッチを備えることができる。このスイッチは、当業者に知られている任意のタイプのものとすることができる。特に、スイッチは、例えば、機械的スイッチまたはハイブリッドスイッチである。
しかしながら、伝導分岐22のスイッチは、異常(過電流または過電圧)の検出後、極めて迅速に閉鎖状態から開放状態へと切り替えることが可能でなければならない。
それ故、伝導分岐22のスイッチはスタティック静止スイッチであるのが好ましい。これは、閉鎖状態と開放状態とを極めて迅速に切り替えるという効果を有する(切替時間は、100マイクロ秒以下である)。静止スイッチの使用の他の利点は、静止スイッチが高電圧および強電流に耐えることができるということである。
図3に示した実施形態では、伝導分岐のスイッチは、JFETトランジスタまたはMOSFETトランジスタ(もしくはバイポーラトランジスタ)などのトランジスタから構成されており、
−トランジスタのドレイン(またはコレクタ)は入力端子に接続され、
−トランジスタのソース(またはエミッタ)は出力端子に接続され、
−トランジスタのゲート(またはベース)は制御ユニットに接続されている。
4.制御ユニット
制御ユニット24は、伝導分岐22のアクティブ化および非アクティブ化を制御することを可能にする。
より正確には、制御ユニット22により、伝導分岐22を開閉して保護デバイス内を流れる電流の、
−図7の線82によって示される第1の動作モードに従って、制限分岐のみを通る、あるいは
−図7の線83によって示される第2の動作モードに従って、制限分岐と伝導分岐とを同時に通る
いずれかの通過を可能にする。
好ましくは、伝導分岐22のインピーダンスは、第2の動作モードでは、制限分岐21のインピーダンスの10%以下となるように選択される。したがって、第2の動作モードでは、電流が伝導分岐22を通過することが望ましい。これにより、保護デバイスの第2の動作モードがアクティブ化されている場合、ジュール効果によって損失を制限することが可能になる。
図3に示した実施形態では、制御ユニット24は、負荷保護デバイスの出力における電圧変動を検出するための回路242を備えている。その代わりに、またはそれと組み合わせて、制御ユニットは、保護デバイスの出力における電流変動を検出するための回路を備えてもよい。この(またはこれらの)検出回路により、負荷23を損傷し得る異常(過電圧または過電流)の識別が可能になる。
検出回路242が検出した電圧変動が、ツェナーダイオードなどのアバランシェ構成要素D4により規定された閾値電圧を超えると、制御ユニット24の制御回路243は、伝導分岐22の制御可能なスイッチのゲート上に閉塞信号を送信する。
この閉塞信号は、伝導分岐22を非アクティブにするように、制御可能なスイッチの開放を誘発する。そして、電流は電流制限分岐21のみを流れる。
検出回路242が検出した電圧変動が閾値電圧よりも低くなると、制御回路243はもはや、閉塞信号を発さない。制御可能なスイッチは、伝導分岐22をアクティブ化するようにオン状態に戻る。そして電流は制限分岐21と伝導分岐22の両方を通って流れる。
好ましくは、制御ユニット24は、検出回路242と制御可能なスイッチのゲートとの間に、自己バイアス回路241を備えることができる。自己バイアス回路241により、制御可能なスイッチの再アクティブ化を遅延させることが可能になる。より正確には、自己バイアス回路241により、自己バイアス回路241のコンデンサC1の放電時間に対応する非ゼロ遅延によって、制御可能なスイッチの閉鎖を遅延させることが可能になる。これにより、特に電流過負荷がパルス型である場合に、負荷の低下のリスクを制限することが可能になる。
次に、図2に示した蓄積コンデンサ26を含む電気アセンブリの場合、図3に示した制御ユニット24の動作原理について以下に記載する。この場合、電流過負荷は、蓄積コンデンサのプリチャージ中に生じることがある。
保護対象の電気機器23の起動時に、蓄積コンデンサ26は、強い電流ドローを引き起こす。これは、電気回路における電流過負荷の発生を誘発する。検出回路242は、負荷保護デバイスの出力端子における電圧変動を検出する。この電圧変動がツェナーダイオードD4により規定された閾値電圧よりも大きくなると、制御回路243は、伝導分岐22の制御可能なスイッチのゲートに閉塞信号を送信する。
閉塞信号は、自己バイアス回路241を通過する。自己バイアス回路241のコンデンサC1が充電される。コンデンサC1の充電と同時に、ゲートに閉塞信号を印加したことによって、制御可能なスイッチの開放が誘発され、伝導分岐22が非アクティブ化される。
そして負荷保護デバイスは第1の動作モードに従って動作し、電気エネルギー供給源25から導き出された全電流が、負荷23が受信した電流を目標強度値に制限して負荷23を保護するように、制限分岐21を介して負荷23に伝達される。
蓄積コンデンサ26が充電されると、電気回路の定常状態が確立される。保護デバイスの出力における電圧変動が低下し、検出回路242はこの低下を検出する。出力における電圧差がアバランシェ構成要素D4により規定された閾値電圧よりも低くなると、閉塞信号は中断される。
自己バイアス回路241のコンデンサC1は、閉塞状態をしばらく維持するように、制御可能なスイッチのゲートに向かって放電される。これにより、制御可能なスイッチの閉鎖を遅延させることが可能になる。コンデンサC1が放電されると、制御可能なスイッチのゲートにはもはや電力供給されない。そして制御可能なスイッチは閉塞(すなわち開放)状態からオン状態(すなわち閉鎖状態)へと切り替える。
伝導分岐22は再アクティブ化される。そして負荷保護デバイスは、第2の動作モードに従って動作し、電気エネルギー供給源25から導き出された電流は、一方において制限分岐21を通って負荷23に伝達され、もう一方において伝導分岐22を通って伝達される。
定常状態において電流過負荷が生じた場合(例えば、電気回路が雷の衝撃を受けた場合)、検出回路242は、出力において、ツェナーダイオードD4により規定された閾値電圧よりも大きい電圧変動を検出する。制御回路243は、閉塞信号を自己バイアス回路241を通して、制御可能なスイッチのゲートに送信する。この閉塞信号は、制御可能なスイッチを開放して、伝導分岐22を非アクティブにする。
第1の動作モードが実施される。保護デバイスの出力における電圧が閾値電圧よりも低くなると、制御ユニット24は、上述したように伝導分岐22の再アクティブ化を制御する。
5.モノリシック構成要素
一つの実施形態では、JFETトランジスタまたはMOSFETトランジスタまたはバイポーラトランジスタなど、シリコンまたは炭化ケイ素(あるいは他の、好ましくはワイドバンドギャップ半導体材料)製の一体的なモノリシック構成要素に、制限分岐21と伝導分岐22とを集積することができる。
これにより、第2の分岐が占めるスペースを、したがって保護デバイスの必要スペースを制限することが可能になる。
図4および図5は、制限分岐21と伝導分岐22とを同じ基板上に集積しているモノリシック構成要素の2つの例示的な実施形態を示している。
図4を参照すると、モノリシック構成要素は、JFET型構造を有している。このモノリシック構成要素は、制限分岐21および伝導分岐22に共通の基板61を備えている。N型ドープ基板61の背面は、ドレインを形成する金属層63で覆われているより重度にNドープされた下位層62を備えている。基板61の前面は、Pドープされた埋込領域64を備えており、その上に、制限分岐21および伝導分岐22の横方向チャネルを形成するN型の上位層70が配設される。この上位層70上に、P型の上方領域68が配置される。これらの領域は、上位層70を部分的に覆っている。
上方領域68および上位層70の上に、第1の金属電極65aおよび第2の金属電極65bが配設されている。これらの第1の電極65aおよび第2の電極65bは、分岐22の制御ゲートを形成し、制限分岐21の特性を規定する。
モノリシック構成要素は、制限分岐21および伝導分岐22を規定するために、第1の分離トレンチを備えている。この第1のトレンチは、構成要素の上位層70を通って埋込領域64まで延在しており、それらの接続を可能にする。
より正確には、第1の分離トレンチは、少なくとも上位層70の深さに等しい深さを越えて延在している。
分岐21のゲートを形成する第1の金属電極65aは、電気絶縁材料の層66で覆われているが、ゲートを形成する第2の電極65bは電気絶縁材料層で覆われていない。
ソースを形成する金属層67は、モノリシック構成要素の表面全体を覆っている。したがって、
−ゲートを形成する第1の電極65aは、ソースを形成する金属層67から電気的に絶縁されている。モノリシック構成要素の層のこの第1のスタックは伝導分岐22を構成し、そのゲート(第1の電極)は、制御ユニット24に電気接続されるように意図されている一方で、ドレイン63およびソース67は、負荷保護デバイスの入力端子31および出力端子32にそれぞれ接続されるように意図されている。
−ゲートを形成する第2の電極65bは、ソースを形成する金属層67と電気的に接触している。モノリシック構成要素の層のこの第2のスタックは、電流制限分岐21を構成し、そのゲート65bおよびソース67は、負荷保護デバイスの出力端子32に接続されるように意図されている一方で、ドレイン63は、デバイスの入力端子31に接続されるように意図されている。
図4に示したモノリシックJFET構造構成要素の詳細は、ゲート電極(「ノーマリーオン」として知られている)に電圧が印加されない限り、伝導分岐22がアクティブ化されており、制限分岐は永続的にアクティブ化されているということである。
図5に示したモノリシック構成要素は、その構造がMOSFET型のものであるという点で、図4に示した構成要素と異なる。図5に示したモノリシックMOSFET構造構成要素の詳細は、電圧がゲート電極に印加されない限り、伝導分岐22が非アクティブ化されており、制限分岐は永続的にアクティブ化されているといことである。
このモノリシック構成要素は、制限分岐21および伝導分岐22に共通の基板73を備えている。N型ドープ基板73の背面は、ドレインを形成する金属層71で覆われているより重度にNドープされた下位層72を備えている。基板73は、その上面に、第1のPドープされた埋込領域74を備えている。基板73の前面は、N型上位層82によって覆われている。
伝導分岐22の上位層82は、
−深さ75で埋め込まれた第2の、より軽度にPドープされた領域と、
−第3の、重度にドープされたN型表面的埋込領域76と
を備えている。
モノリシック構成要素は、上位層82を通って基板73まで延在しているMOSFETの第1のトレンチを備えている。また、モノリシック構成要素は、トレンチの下部に、第4のP型埋込領域83を備えており、第4の埋込領域83と第1の埋込領域74とは、基板73内にN型チャネルを規定する。
モノリシック構成要素は、制限分岐21および伝導分岐22を規定するために、第2の分離トレンチを備えている。この第2のトレンチは、構成要素の第2の中央区域76を通って第1の埋め込まれた領域74まで延在しており、それらの接続を可能にする。
より正確には、第2の分離トレンチは、少なくとも上位層82の深さに等しい深さを越えて延在している。
MOSFETのゲート酸化膜を規定する第1の酸化物薄膜層78aおよび第2の酸化物薄膜層78bは、第1の埋込領域74、第2の区域76、第4の埋込領域83および上位層82の上面を部分的に覆う。
構成要素は、第1の層78a上に分岐22の制御ゲートを形成する第1の金属電極79を備えている。
電気絶縁材料の層80は、分岐21のゲートを形成する第1の金属電極79を覆っている。その一方で、制限分岐のMOSFETのゲートを形成する第2の層78bは電気絶縁材料層に覆われていない。
金属層77は、制限分岐21および伝導分岐22の第1の埋込領域74および第2の区域76に接触している。
ソースを形成する金属層81は、モノリシック構成要素の表面全体を覆っている。したがって、
−ゲートを形成する第1の電極79は、ソースを形成する金属層81から電気的に絶縁されている。モノリシック構成要素の層のこの第1のスタックは伝導分岐22を構成し、そのゲート(第1の電極)は、制御ユニット24に電気接続されるように意図されている一方で、ドレイン71およびソース81は、負荷保護デバイスの入力端子31および出力端子32にそれぞれ接続されるように意図されている。
−層81は、ソースを形成する金属層77と電気的に接触しているゲートを形成する区域78bを覆っている。モノリシック構成要素の層のこの第2のスタックは、電流制限分岐21を構成し、そのソース81は、負荷保護デバイスの出力端子32に接続されるように意図されている一方で、ドレイン71は、デバイスの入力端子31に接続されるように意図されている。
6.結論
上述した回路は、直流電流または交流電流の電力グリッドにおいて使用するのに適している。上述した回路により、保護対象の機器の起動段階の場合、蓄積コンデンサのプリチャージの場合、または雷の衝撃を受けた場合に電力グリッドに出現し得る電流過負荷から、電気機器を保護することが可能になる。
上述した回路は、任意のAC負荷またはDC負荷に定電流を送出する電流調整器機能として使用してもよく、あるいは、過電圧が生じた場合にACグリッドまたはDCグリッド上の任意の電流ドローを検出し、制限するために使用してもよい。
本明細書に記載した新たな教示および利点から著しく逸脱することのなく、上述した発明に多くの変更を加えることができることを、読んだ者は理解するであろう。
したがって、このようなすべての修正は、添付の特許請求の範囲に組み込まれることが意図される。

Claims (10)

  1. 電気機器(23)を保護するための保護デバイスであって、
    −電気エネルギー供給源(25)に電気接続されるように意図された入力端子(31)、および
    −前記電気機器(23)に電気接続されるように意図された出力端子(32)
    を含み、
    前記保護デバイスが、
    −所与の電圧範囲について定電流を生成する電流源を含む、第1の電流制限分岐(21)と、
    −前記制限分岐(21)と並列に装着された第2の伝導分岐(22)と、
    −前記デバイスの動作モードを、
    ・前記電気エネルギー供給源(25)から導き出された電流が、前記伝導分岐(22)に流入することなく、前記制限分岐(21)を流れる、第1の動作モードと、
    ・前記電気エネルギー供給源(25)から導き出された前記電流が、前記制限分岐および前記伝導分岐(21、22)を流れる、第2の動作モードと
    で切り替える、制御ユニット(24)と、
    を備え、前記第2の動作モードにおいて、前記伝導分岐(22)のインピーダンスが、前記制限分岐(21)のインピーダンスの10%以下である
    ことを特徴とする、保護デバイス。
  2. 前記制御ユニット(24)が、前記デバイスを前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとで切り替えるように、前記伝導分岐(22)の前記アクティブ化および非アクティブ化を監視するために前記伝導分岐(22)に電気接続されており、前記制限分岐(21)は、前記制御ユニット(24)により監視されない、請求項1に記載の保護デバイス。
  3. 前記電流源が、JFETトランジスタまたはMOSFETトランジスタのようなトランジスタを備え、
    −前記トランジスタのドレインは、前記入力端子(31)に接続されており、
    −前記トランジスタのゲートおよびソースは、前記出力端子(32)に接続されている、
    請求項1または2に記載の保護デバイス。
  4. 前記電流源が、例えばシリコンまたは炭化ケイ素製の、または任意の他の半導体材料製の電流制限ダイオードを備える、請求項1または2に記載の保護デバイス。
  5. 前記電流制限分岐(21)が、前記電流源と直列に装着された電気抵抗をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の保護デバイス。
  6. 前記伝導分岐(22)が、JFETトランジスタまたはMOSFETトランジスタのようなトランジスタを備え、
    −前記トランジスタの前記ドレインは、前記入力端子(31)に接続されており、
    −前記トランジスタの前記ソースは、前記出力端子(32)に接続されており、
    −前記トランジスタの前記ゲートは、前記制御ユニット(24)に接続されている
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の保護デバイス。
  7. 前記制御ユニット(24)が、
    −前記電気機器保護デバイスの出力における電圧変動を検出するための回路(242)、および/または
    −前記電気機器保護デバイスの前記出力における電流変動を検出するための回路
    を備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の保護デバイス。
  8. 前記制御ユニット(24)が、前記伝導分岐(22)の前記アクティブ化を遅延させる自己バイアス回路(241)を備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の保護デバイス。
  9. 前記制御ユニット(24)は、前記保護デバイスの前記出力における電圧および/または強度が閾値よりも大きいときに前記伝導分岐(22)を閉塞させるための信号を発生させる制御回路(243)を備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載の保護デバイス。
  10. 前記制限分岐(21)および前記伝導分岐(22)が、JFETトランジスタまたはMOSFETトランジスタのようなモノリシック構成要素に集積されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の保護デバイス。
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