JP2020503506A - ライダー装置 - Google Patents

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Abstract

ライダー装置は、レーザーパルスを放射するためのレーザー源を有する。検出された反射光子用のSiPM検出器が設けられている。光学素子および開口絞りが設けられている。開口絞りは、SiPM検出器と光学素子との間に設けられてSiPM検出器の画角を制限する。【選択図】図9

Description

本発明は、ライダー(LiDAR)装置に関する。特に、本開示は、これらに限定されるわけではないが、ライダー装置がコンパクトな環境での動作に適したものとなるように焦点距離要件を最小にする開口絞りを備えたオプティクス(optics:光学素子あるいは光学系、以下単に光学素子と記載)を有するライダー装置に関する。
シリコン光電子増倍管(Silicon Photomultiplier:SiPM)は、単一光子センシティブで高性能の固体センサである。SiPMは、クエンチ抵抗器と一体化されて密集パックされた単一光子アバランシェフォトダイオード( Single Photon Avalanche Photodiode:SPAD)センサの集合アレイ(summed array)から形成され、その結果、高利得(〜1×10)、高検出効率(> 50%)であり、かつ、〜30Vのバイアス電圧で高速タイミング(サブナノセカンド(ns)の立ち上がり時間)がすべて達成される小型センサが得られる。
オートモーティブADAS(Advanced Driver Assistance Systems)、3D深度マップ、モバイル、コンシューマ、および工業用レンジなど、目に安全な近赤外(NIR)波長を使用するライダー(Light Detection And ranging:LiDAR)アプリケーションは、コンパクトな環境で利用される。ライダーシステムは、典型的には大きな焦点距離を有する光学素子を必要とし、これによりコンパクト環境での操作には適さないものとなる。
したがって、SiPM技術を利用して従来技術の欠点の少なくともいくつかを解決するライダーシステムを提供することが求められている。
シリコン光電子増倍管(SiPM)は、周囲光が強いという条件において飽和し、その原因は検出器のデッドタイムである。本開示は、望ましくないノイズ、すなわち、コヒーレントでない周囲光を集めることを避けるために、SiPMの画角(Angle of View:AoV)を制限することによってこの課題を解決する。大きなセンサのための短い画角は、単レンズ光学システムにおいては長い焦点距離を必要とする。そのような焦点距離は、コンパクトなシステムには適さない。
本解決策では、SiPMと、開口絞り要素(Aperture Stop Element:ASE)を備えた受光レンズとをペアにする。開口絞り要素は、大きな画角から来る光を止め、集光された光をSiPMの全領域にわたって広げ、効果的に長焦点距離レンズの動作を達成する。
従って、ライダー装置が提供され、このライダー装置は、レーザーパルスを放射するためのレーザー源、検出された反射光子用のSiPM検出器、光学素子、および、SiPM検出器と光学素子との間に設けられてSiPM検出器の画角を制限する開口絞りを有する。
一形態では、光学素子は受光レンズを備える。
別の形態では、光学素子は送信レンズを含む。
さらなる形態では、光学素子は、単一レンズが送信および受信に利用されるようにビームスプリッタを有する。
一形態では、ビームスプリッタは、単一レンズとSiPM検出器との中間に配置された偏光ミラーを備える。
例示的な形態では、SiPM検出器は、単一光子センサである。
更なる形態では、SiPM検出器は、単一光子アバランシェフォトダイオード(Single Photon Avalanche Photodiode:SPAD)センサの集合アレイから作られる。
一形態では、開口絞りは光学の焦点に配置される。
他の形態では、開口絞りは、SiPM検出器のアクティブエリアのサイズに基づく所要の画角に一致する寸法を有する。
更に他の形態では、画角は1度未満である。
例示的な形態では、受光光学素子とSiPM検出器の間の全長は10cm以下である。
更に他の形態では、受光光学素子とSiPM検出器の間の全長が1cmから6cmの範囲にある。
他の形態では、受光光学素子とSiPM検出器の間の全長は5cm未満である。
一例において、開口絞りのサイズは、センサ領域のサイズと光学素子の焦点距離とに基づいて決定される。
1形態において、開口絞りは、光学素子によって集められた光を、SiPM検出器の全アクティブ領域にわたって、拡散する。
更なる形態において、所与の焦点距離fに対して、焦点に配置されて寸法Lx,yを有するSiPM検出器の画角θx,yは、以下の式によって与えられる。
θx,y=2×atan((Lx,y/2)/f)
ここで、fは受光レンズの焦点距離、LxおよびLyは、それぞれセンサの水平方向と垂直方向の長さ、θx,yは水平画角および垂直画角である。
一形態では、前記開口絞りは、以下の式に従って要求される角度に一致する寸法を有する。
x,y=2×f×tan(θx,y/2)
ここで、fは受光レンズの焦点距離、θx,yはセンサ画角、Px,yは開口絞りのサイズである。
更なる形態では、レーザー源は目に安全なレーザー源である。
他の形態では、レーザー源は、低出力レーザーである。
一形態では、SiPM検出器は、マイクロセルのマトリックスを含む。
半発明の教示は、ライダー装置を有する自動車システムにも関係し、このライダー層は、レーザーパルスを放射するためのレーザー源、検出された反射光子用のSiPM検出器、光学素子、および、SiPM検出器と光学素子との間に設けられてSiPM検出器の画角を制限する開口絞りを有する。
これらおよび他の特徴は、本教示の理解を助けるために提供されるフォリオウィングの図面を参照することで、より一層理解されるであろう。
以下、本教示を添付の図面を参照して記述する。
シリコン光電子増倍管の例示的な構造の説明図。 例示的なシリコン光電子増倍管の回路図。 ダイレクトToF測距用の例示的な技術の説明図。 例示的なToF測距システムの説明図。 図4のToF測距システムを用いて生成されたヒストグラム。 SiPMを検出器として組み込む例示的なライダー装置。 図6のライダー装置の詳細の説明図。 本教示によるライダー装置の詳細の説明図。 本教示によるライダー装置の詳細の説明図。 本教示による他のライダー装置の詳細の説明図。
本開示は、SiPMセンサを利用する例示的なライダー装置を参照して以下に記述される。本教示の理解を助けるために例示的なライダー装置が提供されるが、これはいかなる意味でも発明を制限するものではないことが理解されるであろう。さらに、いずれか1つの図を参照して説明された回路要素または構成要素は、本教示の精神から逸脱することなく、他の図のものまたは他の同等の回路要素と交換され得る。説明を簡単かつ明瞭にするために、適切であると考えられる場合には、対応する要素または類似の要素を示すために参照番号を図面間で繰り返すことがあることを理解されたい。
最初に図1を参照すると、ガイガーモードフォトダイオードアレイを含むシリコン光電子増倍管100が示される。図示のように、アバランシェ電流を制限するために使用することができるクエンチ抵抗が各フォトダイオードに隣接して設けられている。アルミニウムまたは同様の導電性トラッキングによって、共通のバイアス電極および接地電極にフォトダイオードが電気的に接続されている。従来のシリコン光電子増倍管200の概略回路図を図2に示す。ここで、フォトダイオードアレイのアノードは、共通接地電極に接続され、アレイのカソードは、限流抵抗を介して接続されて、ダイオードの両端にバイアス電圧を印加するための共通バイアス電極に接続されている。
シリコン光電子増倍管100は、電気的および光学的に絶縁された小型のガイガーモードフォトダイオード215の高密度アレイを集積する。各フォトダイオード215は、クエンチ抵抗器220に直列に結合されている。各フォトダイオード215はマイクロセルと呼ばれる。マイクロセルの数は、典型的には1mm当たり100〜3000である。次いで、すべてのマイクロセルの信号が合計されて、SiPM200の出力が形成される。図2の概念を説明するために、簡略化された電気回路が提供されている。各マイクロセルは、光子を同一にそして独立して検出する。これら個々のバイナリ検出器のそれぞれからの放電電流の合計は、準アナログ出力を形成するために組み合わされ、したがって、入射光子束の大きさに関する情報を与えることができる。
各マイクロセルは、マイクロセルがガイガー降伏を受けるたびに、非常に均一で量子化された量の電荷を生成する。マイクロセル(したがって検出器)の利得は、電子の電荷に対する出力電荷の比として定義される。出力電荷は、過電圧とマイクロセル容量から計算できる。
G=(C・ΔV)/q
Gはマイクロセルの利得、Cはマイクロセルのキャパシタンス、ΔVは過電圧、qは電子の電荷である。
ライダー(LiDAR)は、モバイル測距、自動車用ADAS(Advanced Driver Assistance Systems)、ジェスチャ認識および3Dマッピングなどのアプリケーションで採用されている測距技術である。フォトセンサとしてSiPMを採用することで、特にモバイル製品や大量生産品のためにおいて、アバランシェフォトダイオード(APD)、PINダイオードおよび光電子増倍管(PMT)などの代替センサ技術に対して多くの利点を有する。ダイレクトToF測距システムで典型的に使用される基本コンポーネントが図3に示される。ダイレクトToF技術では、周期的レーザーパルス305がターゲット307に向けられる。
ターゲット307はレーザー光子を拡散し反射し、かつ、光子のうちのいくつかは、検出器315の方へと後方に反射される。検出器315は、検出されたレーザー光子(およびノイズによるいくつかの検出された光子)を電気信号に変換し、その後、検知されたレーザー光子には、タイミング電子機器325によってタイムスタンプが付けられる。この飛行時間(t)は、ターゲットまでの距離Dを以下の式からの算出するために用いられる。
D=cΔt/2 式1
ここで、c=光速、かつ、Δt=飛行時間である。
検出器315は、戻ってきたレーザー光子をノイズ(周囲光)と区別しなければならない。レーザーパルスごとに、少なくとも1つのタイムスタンプがキャプチャされる。これはシングルショット測定として知られている。多くのシングルショット測定からのデータを組み合わせて測距測定値が生成されると信号対雑音比を劇的に改善することができ、それにより、検出されたレーザーパルスのタイミングを高精度かつ正確に抽出することができる。
ここで図4を参照すると、検知領域405を画定する単一光子アバランシェフォトダイオード(SPAD)のアレイを含む例示的なSiPMセンサ400が示される。補正光学素子(corrective optics:CO)を提供するためにレンズ410が設けられている。レンズシステムの所与の焦点距離fに対して、焦点に配置されて寸法Lx,yを有するセンサの画角θx,yは、以下の式によって与えられる。
θx,y=2×atan((Lx,y/2)/f) 式2
ここで、fはレシーバレンズの焦点距離、Lx、Lyはセンサの水平方向と垂直方向長さ、θx,yはセンサの画角である。
これは、短い焦点距離が用いられた場合、大きなセンサが大きな画角を有していることを意味する。レンズの口径を広げると、戻ってくるレーザー光子の数は一定のままで、より多くの周囲光子が検出される。SiPM400は、図5におけるヒストグラムウィンドウの開始時における大きなオーバーシュートから明らかなように、飽和する傾向がある。センサ400が飽和状態になると、レーザー光子はSiPM400によってもはや検出され得ず、より低い信号検出率およびより低い全体的なSNRHをもたらす。
図6は、例示的なライダーシステム600を示す。これは、送信レンズ604を通して周期的なレーザーパルス607を送信するためのレーザー源605を含む。ターゲット608は、受信レンズ610を介してレーザー光子612を拡散および反射し、光子のいくつかはSiPMセンサ615に向かって反射して戻る。SiPMセンサ615は、ノイズに起因して検出されたいくつかの光子および検出されたレーザー光子を電気信号に変換し、この電気信号は、その後にタイミング電子機器によってタイムスタンプされる。
SiPMセンサ610が飽和点に達するのを回避するために、焦点距離は比較的長く保たれる必要がある。 レンズシステムの所与の焦点距離fについて、焦点に配置され長さLを有するSiPMセンサ615の画角θは、式2によって与えられる。従って、図6Aに示されるように、短い焦点距離が使用される場合、大きなセンサは大きな画角を必要とする。
最先端のライダーセンサでは、最大90°+までの、数十度のオーダーの大きな画角(AoV)が用いられ、レーザーがシーンを角度分解能でスキャンしている間に、検出器がシーンの検知を行う。これらのセンサは、通常、強い周囲光除去を有するPINおよびアバランシェダイオードに基づいている。 しかしながら、雑音レベルはライダーシステムの精度を制限する受信機A oVによって設定されるので、信号対雑音比SNRは、大きな画角によって大きな影響を受ける。
更に、戻り光子数が単一光子検出効率を必要とする長距離ライダーには、これらのデバイスは適していない。SPADまたはSiPMセンサのような短い画角を使用するSiPM検出器は、単一光子検出効率要件を満たす。
短い、すなわち1度未満(<1°)であるAoVシステムは、より大きな全AoVをカバーするためにスキャンシステム内の単一ポイントセンサ(Single Point Sensor:SPS)として使用されるか、または、スキャンまたは同時照明を通じてそれぞれ所望のより大きな全画角をカバーするようにアレイに配置される。しかしながら、SPAD / SiPMセンサは、センサの必要な回復/再充電プロセスのためにダイナミックレンジが制限されるおそれがある。SiPMのマイクロセルにおける光検出のたびに、アバランシェプロセスでは、例えば、光電流を放電してダイオードをブレークダウン領域から外に出す抵抗器を介してクエンチングがなされる必要がある。
その後、受動的または能動的な再充電プロセスがダイオードバイアス電圧を回復し始め、次の光検出の準備が整った初期状態を回復する。急冷および再充電プロセスが行われる間の時間の長さは、一般に、デッドタイムまたは回復時間と呼ばれる。ダイオードのバイアス条件はガイガーモードの外側にあるため、この時間枠内でそれ以上の検出は生じない。SiPMでは、マイクロセルがデッドタイムウィンドウに入っても、他のマイクロセルは依然として光子を検出できる。従って、マイクロセルの数はセンサの光子ダイナミックレンジを定義し、単位時間当たりのより多数の光子を検出することを可能にする。不感時間に起因して、検出に利用可能なマイクロセルがない場合、SiPMは飽和領域にあると言われる。
検出器が関与するユニットを妨げる回復プロセスを補償するために、SiPM(マイクロセル)内には多数のダイオードが必要である。SiPMが大きいと、高いダイナミックレンジが提供される。SiPMのサイズは、受信された焦点距離と共に、式2に従って、図6Aに示されるように、画角を設定する。SiPM検出器は、検出器のデッドタイムに起因して、高い周囲光条件で飽和するおそれがある。
本開示は、望ましくない雑音、すなわち、コヒーレントでない周囲光を集めてしまうことを回避するために、SiPM検出器の画角(AoV)を制限することによってこの問題に対処する。大きなセンサのための短い画角によって、単レンズ光学システムにおいては長い焦点距離が必要とされる。そのような焦点距離は、検出器が受光光学素子から10cm以下にあるコンパクトな環境で動作することが必要とされるライダーシステムには適していない。
本解決策は、SiPM検出器と受光レンズとをAoVを制限し焦点距離要件を低減する開口絞り要素と組み合わせることによって、SiPM検出器をコンパクトな環境で動作するライダーシステムに組み込むことを可能にする。開口絞り要素は、大きな画角から来る光を止め、集光された光をSiPMの全領域にわたって広げ、効果的に長焦点距離レンズ配置の検出効率を達成する。コンパクトな環境という用語は、検出器が受光光学素子から10cm以内にある環境を含むことを意図している。また、受光光学素子とSiPM検出器の間の全長が1cmから6cmの範囲にある環境も含まれることも意図している。
一例では、コンパクト環境という用語は、受光光学とSiPM検出器との間の全長が5cm未満である環境を指す。ここで、図7を参照すると、本教示によるライダー装置に組み込み可能な例示的なSiPMセンサ700が示されている。SiPMセンサ700は、検知領域705を画定する単一光子アバランシェフォトダイオード(SPAD)のアレイを備える。修正光学素子を提供するためにレンズ710が設けられる。
レンズ710と検知領域705との間には開口絞り715が設けられており、これは、より大きな角度から来る光を遮断し、かつ、収集された光をセンサ領域705上に拡散させ、これにより長い焦点距離が必要であるという点を解消する。開口は、そこを通る光の透過を容易にする開口部または穴である。光学装置の焦点距離および開口は、像平面内の焦点に到達する複数の光線の円錐角を決定する。開口部は光線をコリメートあるいは平行化し、かつ、画質にとって非常に重要である。開口が狭い場合、高度にコリメートされた光線の通過が許容され、その結果、像面に鋭い焦点がもたらされる。
しかしながら、開口が広い場合、コリメートされていない光線がアパーチャを通過可能となり、このことは、特定の距離から来る特定の光線に対する鋭い焦点を制限する。従って、広い口径は、ある距離にある対象物に対して鮮明な画像をもたらす。入射光線の量も開口のサイズによって決まる。光学装置は、光線束を制限する要素を有し得る。光学的には、これらの要素は光学装置によって許容される光を制限するために使用される。これらの要素は一般に絞りあるいはストップと呼ばれる。
開口絞りは、像点での光線円錐角と明るさを設定する絞りである。開口絞り715の結果として、SiPM700の光学素子の焦点距離は、SiPM400の光学素子の焦点距離よりも実質的に短くてもよい。所与の精度および測距精度に必要とされるダイナミックレンジを維持しながら画角を縮小するために、図6Aに示されるように、通常、大きなセンサは焦点距離の長いレンズ開口とペアにされる。しかし、検出器と受光光学素子の間の最大長が通常約10cm以下(〜10cm)であるコンパクトなシステムでは、10cmを超えるに至る長い焦点距離(〜10+cm)は魅力的ではない。
コンパクトなライダーシステムを必要とするアプリケーションには、自律型自動車(Autonomous Automobiles)、先進運転支援システム(Advanced Driver Assistance Systems:ADAS)、および3Dイメージングが含まれる。本解決策は、SPAD/ SiPM技術の利点を利用し、図8に示される開口絞り要素820を組み込むことによってコンパクトな環境への適応に相応しい、あるいは適したライダー装置800を提供する。開口絞り要素820は、センサ815と短焦点距離レンズ810との間に配置されている。
開口絞り820は、2つの主要機能を有する。第一に、開口絞りは、元の大きな角度から来る光を遮断するために使用される。開口絞りのサイズは、センサ領域のサイズと焦点距離に基づくものである。第二に、開口絞りは、センサの全アクティブエリアに集光した光を拡散させ、大きなセンサを用いることで利用可能となるダイナミックレンジを活用する。開口絞りの寸法および位置は、センサ領域のサイズおよび所望の画角および受光レンズの焦点距離の両方に関係する。寸法Px,yは以下の式に従って、必要な画角と一致しなければならない。
x,y=2×f×tan(θx,y/2) 式3
また、センサは、アクティブエリア全体の光を確実に拡散させるために、一定の距離を置いて配置する必要がある。
x,y=f×(Lx,y)/(Dlems) 式4
ここで、fは受光レンズの焦点距離、θx,yはセンサ画角、Px,yは開口絞り寸法、および、Dlensはレシーバレンズの直径である。
光は、センサのアクティブエリア全体に均一に広がらなければならないが、ただし、このシステムはシングルポイントセンサであることから、イメージング機能は必要ではない。与えられた式は、単なる例として与えられた理論的最大値を表すことに留意されたい。
許容誤差を考慮して距離を調整する必要がある。
ここで、図9は、これもまた本教示によるライダー装置900の一例を示す。ライダー装置900は、ライダー装置800と実質的に同様であり、類似の要素は類似の参照番号で示されている。主な違いは、ライダー装置900は、送信機(トランスミッタ)905と受信機(レシーバ)910とのための共有光学素子を含むことである。レンズ810と開口絞り820との間には、偏光ミラー920によって提供されるビームスプリッタが設けられている。
偏光ミラーは、レーザービームをシーンに反射し、反射光をSiPMセンサ910へと向ける。当業者であれば、開口絞りを利用することによって、1mm以上のオーダーの大きなセンサ領域を利用しながら、ライダーシステム800および900が短い焦点距離を有することが可能となることを理解するであろう。
本教示のライダー装置は、短い焦点距離を有する光学システムを利用するので、ライダーシステムを、検出器光学素子と受光光学素子との間の長さが10cm以下のコンパクトな環境に組み込むことを可能にする。以下の表は、本教示によるライダー装置の構成要素のいくつかの例示的な寸法を提供する。例示的な寸法は例としてのみ提供されており、提供される例示的な寸法に本教示を限定することを意図するものではない。
ライダー装置900は、レーザーパルスが既知の時間に送信機905から出るような、飛行時間(Time of Flight:ToF)ライダーシステムとして動作可能である。レーザーパルスがターゲット925に衝突した後、反射光は受信機910に戻される。ターゲット925が鏡のような表面を有する場合、鏡面反射では光子が入射角に等しい角度で反射される。これにより、ターゲットによって反射された最大数の光子が受信機910で検出されるという結果になり得る。
入射角に関係なく、入射経路に沿って光を反射する逆反射体からの光を検出するために、標準アバランシェフォトダイオード(APD)センサを使用することができる。しかしながら、実世界のほとんどの表面は非鏡面反射ターゲットであり、入射光を直接反射するわけではない。これらの非鏡面は典型的にはランベルト面として表すことができる。ランベルト面が有限の画角(AoV)で受信機によって見られるとき、受け取られる光子の量は見られる角度に対して不変であり、光子は2πステラジアン面にわたって広がる。
ランベルト反射体の正味の影響は、戻り光子の数が(距離分の1)の二乗に比例するということである。さらに、送信される光子の数は、目の安全性の制約によって制限されます。戻される光子の数が(距離分の1)の二乗で減少し、単に光源出力を増加させるということはできないことから、検出されるすべての光子がライダーシステム900の全体的な精度に寄与することが望ましい。
当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態に対して様々な修正を加えることができることが理解されるであろう。このように、本明細書における教示は、添付の特許請求の範囲に照らして必要と思われる範囲内でのみ限定されるべきであることが理解される。半導体光電子増倍管という用語は、シリコン光電子増倍管(Silicon Photomultiplier:SiPM)、マイクロピクセルフォトンカウンタ(MicroPixel Photon Counters:MPPC)、マイクロピクセルアバランシェフォトダイオード(MicroPixel Avalanche Photodiodes:MAPD)などの任意の固体光電子増倍管装置を含むことを意図しているが、これらに限られるものではない。
同様に、本明細書での使用において、「含む/含んでいる」という用語は、ここに述べられた特徴、整数、ステップ、または構成要素の存在を特定するために使用されるが、1つまたは複数の追加の特徴、整数、ステップ、構成要素、またはそれらのグループの存在または追加を排除するものではない。

Claims (21)

  1. ライダー装置であって、
    レーザーパルスを放射するためのレーザー源、
    検出された反射光子用のSiPM検出器、
    光学素子、および、
    開口絞りを有し、前記開口絞りは、前記SiPM検出器と前記光学素子との間に設けられ、前記SiPM検出器の画角を制限することを特徴とする、ライダー装置。
  2. 前記光学素子は受光レンズを有する、請求項1に記載のライダー装置。
  3. 前記光学素子が送信レンズを有する、請求項1または2に記載のライダー装置。
  4. 前記光学素子は、単一のレンズが送信および受信のために利用されるようにビームスプリッタを有する、請求項1から3のいずれか一項に記載のライダー装置。
  5. 前記ビームスプリッタが、前記単一のレンズと前記SiPM検出器との中間に配置された偏光ミラーを有する、請求項4に記載のライダー装置。
  6. 前記SiPM検出器が単一光子センサである、請求項1から5のいずれか一項に記載のライダー装置。
  7. 前記SiPM検出器が、単一光子アバランシェフォトダイオード(SPAD)センサの集合アレイから形成される、請求項1から6のいずれか一項に記載のライダー装置。
  8. 前記開口絞りは、前記光学素子の焦点に配置されている、請求項1から7のいずれか一項に記載のライダー装置。
  9. 前記開口絞りは、前記SiPM検出器のアクティブエリアのサイズに基づく所望の画角に一致する寸法を有する、請求項8に記載のライダー装置。
  10. 前記画角は1度未満である、請求項1から9のいずれか一項に記載のライダー装置。
  11. 前記光学素子と前記SiPM検出器との間の全長が10cm未満である、請求項1〜10のいずれか一項に記載のライダー装置。
  12. ライダーシステムの前記光学素子と前記SiPM検出器との間の全長は、1cmから6cmの範囲内である、請求項1〜11のいずれか一項に記載のライダー装置。
  13. 前記光学素子と前記SiPM検出器との間の全長が5cm未満である、請求項1〜12のいずれか一項に記載のライダー装置。
  14. 前記開口絞りのサイズは、センサ領域のサイズと前記光学素子の焦点距離とに基づいて決定される、請求項1から13のいずれか一項に記載のライダー装置。
  15. 前記開口絞りは、前記SiPM検出器の全アクティブエリアにわたって前記光学素子によって集められた光を拡散させる、請求項1〜14のいずれか一項に記載のライダー装置。
  16. 所与の焦点距離fに対して、前記焦点に配置されて長さLを有する前記SiPM検出器の前記画角θは、
    θx,y=2×atan((Lx,y/2)/f)
    によって与えられ、fは受光レンズの焦点距離、Lx、Lyはそれぞれセンサの水平方向と垂直方向の長さ、θx,yはセンサ画角である、請求項1〜15のいずれか一項に記載のライダー装置。
  17. 前記開口絞りは、以下の式:
    Px,y=2×f×tan(θx,y/2)
    に従って要求される角度に一致する寸法を有し、fは受光レンズの焦点距離、θx,yはセンサ画角、Px,yは開口絞りのサイズである、請求項1〜16のいずれか一項に記載のライダー装置。
  18. 前記レーザー源は、目に安全なレーザー源である、請求項1〜17のいずれか一項に記載のライダー装置。
  19. 前記レーザー源は、低出力レーザーである、請求項1〜18のいずれか一項に記載のライダー装置。
  20. 前記SiPM検出器が、マイクロセルのマトリックスを含む、請求項1〜19のいずれか一項に記載のライダー装置。
  21. 請求項1に記載のライダー装置を有する自動車システム。
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