JP2020500702A - カスケードトレイ、そのカスケードトレイを備える精留塔、その様な精留塔の運用方法、およびその使用 - Google Patents
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Abstract
Description
・カスケード堰は流出堰よりも若干高く設定されているため、公称塔負荷時における堰高さとオーバーフロー高さの和は、両堰で同じとなる。
・カスケード堰は「ピケットフェンス(picket fence)」として構成されている。このような堰は、上縁に長方形のカットアウトを有し、液体はこのカットアウトを通過することができる。カットアウトはこのような高さから始まり、カットアウトによって形成される「尖塔(pinnacle)」は、液体(1)がカットアウトのみを通過できることが確実なような高さを有する。カットアウトはまた、異なる形状であってもよく、特に三角形であってもよいために、「尖塔」の代わりとして、鋸の刃の場合のような「鋸歯(serration)」が形成される。カットアウト領域内のカスケード堰の高さ(以下で定義される高さHXに対応)は流出堰の高さに対応し、カットアウトの全長は流出堰の長さに対応する。
・流下する液体(1)を堰き止めるための流出堰(500)を有し、かつ
・流出堰の上流に配置され、特にカスケード堰(100)のベース領域に対して中央に配置されるカスケード堰(600)である、少なくとも1つの更なる堰を有し、ここで、少なくとも1つのカスケードトレイ(100)が少なくとも1つのカスケード堰(600)の位置にオフセット(700)を有する(特に、ステップを有する)ことで、カスケードトレイ(100)中に流出堰(500)を備える部分(120)がカスケードトレイ(100)の上流部分(110)よりも低位となり、かつ
・カスケードトレイ(100)の両部分(110)および(120)において(すなわち、カスケードトレイ(100)中に流出堰(500)を備える部分(120)およびカスケードトレイ(100)の上流部分(110)において)、複数の開口部(800)を有し、開口部(800)は、上昇蒸気(2)が通過するために随意に(optionally)閉鎖可能であって、
ここで、カスケード堰(600)は、液体(1)が通過するための複数の開口部(900)、特に1〜20、好ましくは1〜6の開口部(900)を有し、開口部(900)は、好ましくは円形、正方形、または長方形の穴であり、そして開口部の総面積は、カスケード堰(600)が開口部(900)を有しない総面積の、好ましくは0.5〜3.0%、特に好ましくは0.8〜1.5%である。
・位置、すなわちカスケードトレイ(100)の流入位置(310)において、塔体(200)内を下方へ流れる液体(1)用の第1の貯蔵所(410) と水力学的に接続され、かつ流出堰(500)を介して少なくとも1つのカスケードトレイ(100)より流れ出す液体(1)を収容するための第2の貯蔵所(420)と反対に位置する流出位置(310)である別の位置、すなわち流出位置(320)と水力学的に接続され、
・流入位置(310)と流出位置(320)の間、特に中央に配置されるカスケード堰(600)である、少なくとも1つの更なる堰を有し、ここで、少なくとも1つのカスケード堰(100)は、少なくとも1つのカスケード堰(600)の位置に少なくとも1つのオフセット(700)を有する(特に、ステップを有する)ことで、流出堰(500)を備え、かつ少なくとも1つのカスケードトレイ(100)中の流出位置(320)の方向に位置する部分(100)が、少なくとも1つのカスケードトレイ(100)の上流部分(110)よりも低位となり、
・カスケードトレイ(100)の両部分(110)および(120)において(すなわち、カスケードトレイ(100)中に流出堰(500)を備える部分(120)およびカスケードトレイ(100)の上流部分(110)において)、開口部(800)、特に、穴、バルブ、可動部を有しないバルブ、および/またはバブルキャップを有し、開口部(800)は、上昇蒸気(2)が通過するために随意に閉鎖可能であって、
カスケード堰(600)は、第2の貯蔵所(420)へと少なくとも1つのカスケードトレイ(100)を介して第1の貯蔵所(410)から流れる液体(1)が通過するための開口部(900)、特に1〜20、好ましくは1〜6の開口部(900)を有し、ここで、開口部(900)は、好ましくは円形、正方形、または長方形の穴であり、そして開口部の総面積は、カスケード堰(600)が開口部(900)を有しない総面積の、好ましくは0.5〜3.0%、特に好ましくは0.8〜1.5%である。
カスケード堰が、高さH600を上回る長さL600を超える一定間隔で長さL610を有する、好ましくは長方形のカットアウト(610)を備え、
高さH600が、流出堰(500)の高さH500と等しく、
長さL610の合計は、実質的に同一、好ましくは同一である液位が、流出堰(500)を備える前記カスケードトレイ(100)の部分(120)およびカスケードトレイの上流部分(110)において得られるほど、特に精留塔(10000)の動作範囲全体にわたって、長さL500よりも非常に小さい。
化学プロセス、特に、ジフェニルメタン系のトルエンジアミン、トリレンジイソシアネート、アニリン、ジアミン、およびポリアミン、ジフェニルメタン系またはフェノールのジイソシアネートおよびポリイソシアネートを調製する化学プロセスより、反応水を分離除去するための相分離へ随意に供されているだけである、特に粗プロセス産物である水含有および/または溶媒含有の有機産物混合物;
化学プロセス、特に、ジフェニルメタン系のトルエンジアミン、トリレンジイソシアネート、アニリン、ジアミン、およびポリアミン、ジフェニルメタン系またはフェノールのジイソシアネートおよびポリイソシアネートを調製する化学プロセスに由来するプロセス産物であって、特に、水および随意に存在するいかなる溶媒をも含有しない精製プロセス産物である、低沸点物(low boiler)および/または高沸点物(high boiler)含有の有機産物混合物(低沸点物および高沸点物という用語の定義については、下記の説明を参照のこと);
ならびに、
油性混合物、特に、原油、液化ガス、ガソリン、灯油、ディーゼル燃料、暖房用油、植物油。
カスケード堰は、高さH600を上回るその長さL600にわたって一定間隔で長さL610を有するカットアウト(610)を、特に長方形で備え、
高さH600が、流出堰(500)の高さH500と等しく、
長さL610の合計は、たとえカスケード堰(600)を超えてオーバーフローする液体の量がカスケード堰(600)の開口部(900)を通る流れによって減少しても、特に精留塔(10000)の動作範囲全体にわたって実質的に同一、好ましくは同一である液位がカスケードトレイの両方の部分(110、120)において得られるような長さL500より、非常に小さい。
化学プロセス、特に、ジフェニルメタン系のトルエンジアミン、トリレンジイソシアネート、アニリン、ジアミン、およびポリアミン、ジフェニルメタン系またはフェノールのジイソシアネートおよびポリイソシアネートを調製する化学プロセスより、単に反応水を分離除去するための相分離へ随意に供されている、水含有および/または溶媒含有の有機産物混合物、特に粗プロセス産物(反応水および随意に溶媒を除去して、精製した有機産物混合物を得る);
化学プロセス、特に、ジフェニルメタン系のトルエンジアミン、トリレンジイソシアネート、アニリン、ジアミン、およびポリアミン、ジフェニルメタン系またはフェノールのジイソシアネートおよびポリイソシアネートを調製する化学プロセスに由来する、特に、水および存在するいかなる溶媒をも含有しない精製プロセス産物である、低沸点物および/または高沸点物含有の有機産物混合物(有機産物を高純度精製するための高沸点物および低沸点物の除去);
トルエンジアミンの異性体混合物、トリエンジイソシアネートの異性体混合物、ジフェニルメタン系のジアミンの異性体混合物、またはジフェニルメタン系のジイソシアネートの異性体混合物といった芳香族化合物である、異性有機化合物、特に(E)/(Z)異性体の混合物(異性体分離);
油性混合物、特に、原油、液化ガス、ガソリン、灯油、ディーゼル燃料、暖房用油、植物油(天然原料の精錬)。
Claims (15)
- 塔体(200)内を下方へ流れる液体(1)を上昇蒸気(2)と接触させるのに適したカスケードトレイ(100)であって、前記カスケードトレイ(100)は、
・流下する液体(1)を堰き止めるための流出堰(500)を有し、かつ
・前記流出堰の上流に配置されるカスケード堰(600)である少なくとも1つの更なる堰を有し、少なくとも1つのカスケードトレイ(100)は、前記少なくとも1つのカスケード堰(600)の位置にオフセット(700)を有することで、前記流出堰(500)を備える前記カスケードトレイ(100)の部分(120)が前記カスケードトレイ(100)の上流部分(110)よりも低位となり、かつ
・前記流出堰(500)を備える前記カスケードトレイ(100)の前記部分(120)において、かつ前記カスケードトレイ(100)の前記上流部分(110)において、複数の開口部(800)を有し、前記開口部(800)は、前記上昇蒸気(2)が通過するために随意に閉鎖可能であり、
前記カスケード堰(600)は、前記液体(1)が通過するための複数の開口部(900)を有することを特徴とするカスケードトレイ(100)。 - 請求項1に記載の少なくとも1つのカスケードトレイ(100)を備える、材料の混合物(10)を精留するための精留塔(10000)。
- 前記少なくとも1つのカスケードトレイ(100)は、
前記カスケードトレイ(100)の流入位置(310)である位置において、前記塔体(200)内を下方へ流れる液体(1)用の第1の貯蔵所(410)と水力学的に接続され、かつ、前記流入位置(310)と反対の流出位置(320)である別の位置において、前記流出堰(500)を介して前記少なくとも1つのカスケードトレイ(100)より流れ出す液体(1)を収容するための第2の貯蔵所(420)と水力学的に接続され、前記少なくとも1つのカスケード堰(600)は、前記流入位置(310)と前記流出位置(320)との間に配置される、請求項2に記載の材料の混合物(10)を精留するための精留塔(10000)。 - 前記上昇蒸気(2)が通過するための前記開口部(800)は、穴と、バルブと、可動部を有しないバルブと、バブルキャップと、からなる群から選択される、請求項2または3に記載の精留塔(10000)。
- 前記塔体(200)は、円筒形である、請求項2〜4のいずれかに記載の精留塔(10000)。
- 前記開口部(900)の下縁は、前記カスケード堰(600)の高さH600の下3分の1内に位置する、請求項2〜5のいずれかに記載の精留塔(10000)。
- 前記流出堰(500)は、複数の開口部(910)を有する、請求項2〜6のいずれかに記載の精留塔(10000)。
- 前記オフセット(700)の高さH700は、この高さH700が、前記精留塔(10000)の動作範囲全体にわたって、連続する動作において、前記流出堰(500)を備える前記カスケードトレイ(100)の前記部分(120)にそれぞれ存在する液位よりも高くなるように選択される、請求項7に記載の精留塔(10000)。
- 前記流出堰(500)は、開口部を有しない、請求項2〜6のいずれかに記載の精留塔(10000)。
- 前記流出堰(500)の高さH500と、前記オフセット(700)の高さH700と、前記カスケードトレイ(100)より上方の前記開口部(900)の上縁の高さH900は、前記精留塔(10000)の前記動作範囲全体にわたって、前記流出堰(500)を備える前記カスケードトレイ(100)の前記部分(120)内に存在する前記液体(1)によって連続して動作している間に、前記カスケード堰(600)における前記開口部(900)が完全に覆われるような方法で互いに一致する、請求項9に記載の精留塔(10000)。
- 前記カスケード堰(600)は、前記流出堰(500、H500)を超える高さH600を有し、前記高さの差H600−H500は、実質的に同一である(すなわち最高液位を基準に5%以下だけ異なる)液位が、前記流出堰(500)を備える前記カスケードトレイ(100)の前記部分(120)および前記カスケードトレイ(100)の前記上流部分(110)において得られるように選択される、請求項9または10に記載の精留塔(10000)。
- 前記カスケード堰(600)は、高さが最大H600までである前記開口部(900)の例外を伴ういかなるカットアウトも有さず、
前記カスケード堰は、前記高さH600を上回るその長さL600にわたって一定間隔で長さL610を有するカットアウト(610)を備え、
前記高さH600は、前記流出堰(500)の前記高さH500と等しく、
前記長さL610の合計は、前記流出堰(500)を備える前記カスケードトレイ(100)の前記部分(120)および前記カスケードトレイの前記上流部分(110)において、実質的に同一である(すなわち最高液位を基準に5%以下だけ異なる)液位が得られるほど、前記長さL500よりも非常に小さい、請求項9または10に記載の精留塔(10000)。 - 前記材料の混合物(10)による前記精留塔(10000)の負荷は、連続した動作において、前記流出堰(500)を備える前記カスケードトレイ(100)の前記部分(120)に存在する前記液体(1)によって前記カスケード堰(600)の前記開口部(900)が覆われないように選択される、請求項3〜8のいずれか、特に請求項7または8のいずれか一項に記載の精留塔(10000)を運用する方法。
- 前記材料の混合物(10)による前記精留塔(10000)の負荷は、連続した動作において、前記流出堰(500)を備える前記カスケードトレイ(100)の前記部分(120)に存在する前記液体(1)によって、前記カスケード堰(600)の前記開口部(900)が常に覆われるように選択される、請求項3〜6および9〜12のいずれか、特に請求項9〜12のいずれかに記載の精留塔を運用する方法。
- 水含有および/または溶媒含有の有機産物混合物と、
低沸点物および/または高沸点物含有の有機産物混合物と、
油性混合物と、
からなる群から選択される、材料の混合物(10)を精留するための請求項2〜12のいずれかに記載の精留塔(10000)の使用。
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