JP2020500473A - Sfn指示方法、端末デバイス並びに測位サーバ及びシステム - Google Patents

Sfn指示方法、端末デバイス並びに測位サーバ及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避するための、SFN指示方法、端末デバイス並びに測位サーバ及びシステムを開示し、通信分野に関する。SFN指示方法は、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得するステップと、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信するステップと、端末デバイスにより、測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信するステップと、端末デバイスにより、セルjの無線フレームnのフレーム番号を取得するステップと、端末デバイスにより、セルjの無線フレームnのフレーム番号及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの位相回転パラメータを決定するステップ、又はセルiの無線フレームm上の狭帯域測位参照信号NPRSにより使用される系列初期化係数を取得し、セルiの系列初期化係数に基づいて、セルiの無線フレームm上のNPRSを取得するステップとを含む。本発明の実施形態は、OTDOA測位に適用される。

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、SFN(英語フルネーム:system frame number)指示方法、端末デバイス並びに測位サーバ及びシステムに関する。
移動通信標準化団体である3GPP(英語フルネーム:3rd generation partnership project)は、エンハンストNB‐IoT(英語フルネーム:narrowband internet of things)のテーマを提案している。測位は当該テーマの主要な研究内容の1つである。
現在、様々な測位技術が存在する。OTDOA(英語フルネーム:observed time difference of arrival)測位技術は、エンハンストNB-IoTのテーマが注目する技術の1つである。図1は、OTDOA測位技術の概略図である。OTDOA測位技術では、複数の基地局01が同期信号を端末デバイス1に送信し、端末デバイス02は、複数の基地局1により送信される周波数内信号を測定することにより到着時間情報を取得する。次いで、端末デバイス02の地理的位置は、複数の基地局01の地理的位置を参照した計算を通じて取得される。
具体的には、NSSS(英語フルネーム:narrowband secondary synchronization signal)信号がNB-IoTにおいてダウンリンクで送信され、端末デバイスは、OTDOA測位をサポートするために、これらのセルのNSSSを測定することにより、複数のセルのダウンリンク信号の到着時間情報を取得する。さらに、端末デバイスは、NSSS系列を検出することによりNSSS信号を決定し、NSSS系列の表現方式は、
Figure 2020500473

であり、ここで、
Figure 2020500473

であり、
bq(m)はバイナリ系列であり、
Figure 2020500473

は位相回転系列であり、位相回転パラメータは
Figure 2020500473

であり、nfはNSSSが位置する無線フレームの無線フレーム番号である。
NSSS系列を検出するとき、端末デバイスはバイナリ系列bq(m)と位相回転系列
Figure 2020500473

とを別々に検出する必要がある。周波数領域における位相回転系列
Figure 2020500473

について、位相回転パラメータθfのサイクリック値は、サイクリック値が時間領域において反映されるときのサイクリックシフトとして表される。したがって、位相回転系列
Figure 2020500473

を検出するとき、端末デバイスは位相回転を区別できない。その結果、タイミング測定結果において比較的大きい誤差が発生し、それにより、測位精度を更に減少させる。さらに、位相回転系列は1つずつ比較される必要があるため、計算の複雑さは比較的高い。
本発明の実施形態は、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避するための、SFN指示方法、端末デバイス並びに測位サーバ及びシステムを提供する。
上記の目的を達成するために、以下の技術的解決策が本発明の実施形態において使用される。
一態様によれば、本発明の実施形態は、システムフレーム番号SFN指示方法を提供し、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得するステップであり、SFNオフセット指示パラメータは、セルiの無線フレームmのSFNとセルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す、ステップと、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信するステップとを含む。本発明のこの実施形態において提供されるSFN指示方法によれば、測位サーバは、セルiのSFNとセルjのSFNとの間の相対オフセットを取得し、次いで、端末デバイスは、位相回転パラメータに基づいて位相回転系列を取得するために、相対オフセットに基づいてセルiの位相回転パラメータを決定する。したがって、端末デバイスは、位相回転系列を検出する必要なく、決定された位相回転パラメータに基づいてセルiのNSSS系列を検出でき、それにより、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避し、計算の複雑さを低減する。さらに、端末デバイスは、セルjの無線フレームnのフレーム番号及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの無線フレームm上のNPRSにより使用される系列初期化係数を更に取得し、系列初期化係数に基づいてセルiの無線フレームm上のNPRSを取得してもよく、それにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを使用することによりNPRSを決定する方法を提供する。
可能な設計では、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信するステップは、測位サーバにより、LTE測位プロトコルLPPメッセージを使用することにより、SFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信するステップを含む。この設計は、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信する方法を提供し、送信モードはより柔軟である。
可能な設計では、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得するステップは、測位サーバにより、セルiからセルiのSFN初期化時刻を取得し、セルjからセルjのSFN初期化時刻を取得するステップと、測位サーバにより、セルiのSFN初期化時刻及びセルjのSFN初期化時刻に基づいて、セルiのSFNオフセット指示パラメータを生成するステップとを含む。この設計は、セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得する方法を提供する。
可能な設計では、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信するステップは、測位サーバにより、LTE測位プロトコルA LPPaメッセージを使用することにより、セルjを通じてSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信するステップを含む。この設計は、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信する他の方法を提供し、送信モードはより柔軟である。
他の態様によれば、本発明の実施形態は、他のシステムフレーム番号SFN指示方法を提供し、端末デバイスにより、測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信するステップであり、SFNオフセット指示パラメータは、セルiの無線フレームmのSFNとセルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す、ステップと、端末デバイスにより、セルjの無線フレームnのフレーム番号SFNjを取得するステップと、端末デバイスにより、セルjの無線フレームnのフレーム番号SFNj及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの位相回転パラメータを決定するステップ、又はセルjの無線フレームnのフレーム番号SFNj及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの無線フレームm上の狭帯域測位参照信号NPRSにより使用される系列初期化係数cinitを取得し、セルiの系列初期化係数cinitに基づいて、セルiの無線フレームm上のNPRSを取得するステップとを含む。本発明のこの実施形態において提供されるSFN指示方法によれば、測位サーバは、セルiのSFNとセルjのSFNとの間の相対オフセットを取得し、次いで、端末デバイスは、位相回転パラメータに基づいて位相回転系列を取得するために、相対オフセットに基づいてセルiの位相回転パラメータを決定する。したがって、端末デバイスは、位相回転系列を検出する必要なく、決定された位相回転パラメータに基づいてセルiのNSSS系列を検出でき、それにより、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避し、計算の複雑さを低減する。さらに、端末デバイスは、セルjの無線フレームnのフレーム番号及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの無線フレームm上のNPRSにより使用される系列初期化係数を更に取得し、系列初期化係数に基づいてセルiの無線フレームm上のNPRSを取得してもよく、それにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを使用することによりNPRSを決定する方法を提供する。
可能な設計では、SFNオフセット指示パラメータは、測位サーバにより、セルiのSFN初期化時刻及びセルjのSFN初期化時刻に基づいて取得される。この設計は、セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得する方法を提供する。
可能な設計では、端末デバイスにより、測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信するステップは、端末デバイスにより、LTE測位プロトコルLPPメッセージを使用することにより、測位サーバからSFNオフセット指示パラメータを受信するステップを含む。この設計は、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信する方法を提供し、送信モードはより柔軟である。
可能な設計では、端末デバイスにより、測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信するステップは、端末デバイスにより、LTE測位プロトコルA LPPaメッセージを使用することにより、セルjを通じて測位サーバにより送信されたSFNオフセット指示パラメータを受信するステップを含む。この設計は、測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信する他の方法を提供し、送信モードはより柔軟である。
可能な設計では、端末デバイスにより、セルjの無線フレームnのフレーム番号SFNj及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの位相回転パラメータを決定するステップは、無線フレームn上のセルjにより送信されたNSSSの位相回転パラメータが
Figure 2020500473

である場合、且つ、セルiのSFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiが奇数である場合、端末デバイスにより、セルiの無線フレームmの次の無線フレーム上で受信されるNSSSにより使用される位相回転パラメータθ’fが以下の通りである、すなわち、
Figure 2020500473

であると決定し、或いはセルiのSFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiが偶数である場合、端末デバイスにより、セルiの無線フレームm上で受信されるNSSSにより使用される位相回転パラメータθ’fが以下の通りである、すなわち、
Figure 2020500473

であると決定するステップを含む。この設計は、セルjの無線フレームnのフレーム番号及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの位相回転パラメータを決定する方法を具体的に提供する。
可能な設計では、セルjの無線フレームnのフレーム番号SFNj及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの無線フレームm上の狭帯域測位参照信号NPRSにより使用される系列初期化係数cinitを取得することは、端末デバイスにより、
Figure 2020500473

に基づいて系列初期化係数cinitを取得し、ここで、
Figure 2020500473

であり、αは重み係数であり、Kはシード周期を定義し、nsは直交周波数分割多重OFDMシンボルが位置するスロットのスロット番号であり、lはOFDMシンボルの物理シンボル系列番号であり、NID cellはセルiのセル識別子であり、NCPはサイクリックプレフィックスに関係するパラメータであることを含む。この設計は、セルjのSFN初期化時刻及びセルiのSFN初期化時刻に基づいて、セルiのNPRSにより使用される系列初期化係数を決定する方法を具体的に提供する。
更に他の態様によれば、本発明の実施形態は、測位サーバを提供し、セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得するように構成された処理ユニットであり、SFNオフセット指示パラメータは、セルiの無線フレームmのSFNとセルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す、処理ユニットと、処理ユニットにより取得されたセルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信するように構成された送信ユニットとを含む。
更に他の態様によれば、本発明の実施形態は、端末デバイスを提供し、測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信するように構成された受信ユニットであり、SFNオフセット指示パラメータは、セルiの無線フレームmのSFNとセルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す、受信ユニットと、セルjの無線フレームnのフレーム番号SFNjを取得し、セルjの無線フレームnのフレーム番号SFNj及び受信ユニットにより受信されたセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの位相回転パラメータを決定するか、或いはセルjの無線フレームnのフレーム番号SFNj及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの無線フレームm上の狭帯域測位参照信号NPRSにより使用される系列初期化係数cinitを取得し、セルiの系列初期化係数cinitに基づいて、セルiの無線フレームm上のNPRSを取得するように構成された処理ユニットとを含む。
この出願において提供されるこの実施形態によれば、可能な設計では、セルiの無線フレームmの開始時刻とセルjの無線フレームnの開始時刻との間の時間差は、1つの無線フレームの時間長よりも小さい。この設計は、セルiの無線フレームmとセルjの無線フレームnとの間の時間位置関係を提供する。
この出願において提供されるこの実施形態によれば、可能な設計では、セルiの無線フレームmの初期化時刻は、セルjの無線フレームnの初期化時刻よりも遅い。この設計は、セルiの無線フレームmとセルjの無線フレームnとの間の時間位置関係を更に提供する。
この出願において提供されるこの実施形態によれば、可能な設計では、セルjが端末デバイスのサービングセルであるとき、セルjの無線フレームnのSFNは、端末デバイスにより、セルjにより送信された同期信号及び/又はブロードキャスト情報に基づいて決定される。この設計は、セルjの無線フレームnのSFNを取得する方法を提供する。
この出願において提供されるこの実施形態によれば、可能な設計では、セルiのSFNオフセット指示パラメータは、
Figure 2020500473

であり、tjはセルjのSFN初期化時刻であり、tiはセルiのSFN初期化時刻であり、Tは無線フレームの時間長であり、Nは正の整数であり、SFNオフセット指示パラメータの最大指示範囲を示し、
Figure 2020500473

は切り捨て演算である。この設計は、セルjのSFN初期化時刻及びセルiのSFN初期化時刻に基づいて、セルiのSFNオフセット指示パラメータを決定する方法を具体的に提供する。
更に他の態様によれば、本発明の実施形態は、更に他のシステムフレーム番号SFN指示方法を提供し、端末デバイスにより、セルiの位相回転パラメータθf,iを取得するために、セルiのNSSSを測定するステップであり、セルiの位相回転パラメータθf,iは、セルiの最初の完全な無線フレーム上のNSSSの位相回転パラメータであり、最初の完全な無線フレームは、NSSSを搬送し、端末デバイスのサービングセルの無線フレーム(SFN=0)の初期化時刻の後である、ステップと、端末デバイスにより、セルiの位相回転パラメータθf,iに基づいてセルiのSFNオフセット指示パラメータを取得するステップと、端末デバイスにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信するステップと、端末デバイスにより、測位サーバがセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて検査を実行した後に取得された検査結果を受信するステップとを含む。本発明のこの実施形態において提供されるSFN指示方法によれば、端末デバイスは、まず、セルiの位相回転パラメータθf,iを取得するために、セルiのNSSSを測定し、次いで、位相回転パラメータθf,iに基づいてセルiのSFNオフセット指示パラメータを取得する。端末デバイスがセルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信した後に、測位サーバは、測定を通じて端末デバイスにより取得されたセルiの位相回転パラメータが正しいか否かを確認するよう、端末デバイスからのセルiのSFNオフセット指示パラメータを検査し、結果を端末デバイスにフィードバックし、それにより、端末デバイスは、測定結果が正しいか否かを習得し、それにより、誤判定を回避する。これは、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避する。
可能な設計では、端末デバイスにより、セルiの位相回転パラメータθf,iに基づいてセルiのSFNオフセット指示パラメータを取得するステップは、NSSSを搬送するセルiの無線フレームの初期化時刻とサービングセルの無線フレーム(SFN=0)の初期化時刻との間の時間差が時間差閾値Tthresholdよりも大きい場合、セルiのSFNオフセット指示パラメータが
Figure 2020500473

であると決定するステップと、そうでない場合、セルiのSFNオフセット指示パラメータが
Figure 2020500473

であると決定するステップとを含む。この設計は、セルiの位相回転パラメータに基づいてセルiのSFNオフセット指示パラメータを取得する方法を具体的に提供する。
可能な設計では、端末デバイスにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信するステップは、端末デバイスにより、LTE測位プロトコルLPPメッセージを使用することにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信するステップを含む。この設計は、セルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信する方法を具体的に提供し、送信モードはより柔軟である。
更に他の態様によれば、本発明の実施形態は、システムフレーム番号SFN指示方法を提供し、測位サーバにより、端末デバイスからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信するステップであり、セルiのSFNオフセット指示パラメータは、端末デバイスによりセルiの位相回転パラメータθf,iに基づいて取得され、セルiの位相回転パラメータθf,iは、端末デバイスによりセルiのNSSSを測定することにより取得され、セルiの位相回転パラメータθf,iは、セルiの最初の完全な無線フレーム上のNSSSの位相回転パラメータであり、最初の完全な無線フレームは、NSSSを搬送し、端末デバイスのサービングセルの無線フレーム(SFN=0)の初期化時刻の後である、ステップと、測位サーバにより、検査結果を取得するよう、端末デバイスからのセルiのSFNオフセット指示パラメータを検査するステップと、測位サーバにより、検査結果を端末デバイスにフィードバックするステップとを含む。本発明のこの実施形態において提供されるSFN指示方法によれば、端末デバイスは、まず、セルiの位相回転パラメータθf,iを取得するために、セルiのNSSSを測定し、次いで、位相回転パラメータθf,iに基づいてセルiのSFNオフセット指示パラメータを取得する。端末デバイスがセルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信した後に、測位サーバは、測定を通じて端末デバイスにより取得されたセルiの位相回転パラメータが正しいか否かを確認するよう、端末デバイスからのセルiのSFNオフセット指示パラメータを検査し、結果を端末デバイスにフィードバックし、それにより、端末デバイスは、測定結果が正しいか否かを習得し、それにより、誤判定を回避する。これは、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避する。
可能な設計では、測位サーバにより、端末デバイスからのセルiのSFNオフセット指示パラメータを検査するステップは、測位サーバにより、測定を通じて端末デバイスにより取得されたセルiの位相回転パラメータθf,iが正しいか否かを確認するよう、端末デバイスからのセルiのSFNオフセット指示パラメータ及び測位サーバにより計算されたセルiのSFNオフセット指示パラメータを使用することにより検査を実行するステップを含む。この設計は、端末デバイスにより取得されたセルiの位相回転パラメータθf,iが正しいか否かを間接的に確認するために、端末デバイスからのセルiのSFNオフセット指示パラメータを検査する方法を具体的に提供する。
可能な設計では、端末デバイスが、セルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信することは、測位サーバにより、LPPメッセージを使用することにより、端末デバイスからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信することを含む。この設計は、セルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信する方法を具体的に提供し、送信モードはより柔軟である。
更に他の態様によれば、本発明の実施形態は、端末デバイスを提供する。端末デバイスは、上記の方法の例において端末デバイスにより実行される機能を実現できる。機能は、ハードウェアにより実現されてもよく、或いは対応するソフトウェアを実行することによりハードウェアにより実現されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
可能な設計では、端末デバイスの構造は、プロセッサ及びトランシーバを含む。プロセッサは、上記の方法において対応する機能を実行する際に端末デバイスをサポートするように構成される。トランシーバは、他のネットワークエレメントと通信する際に端末デバイスをサポートするように構成される。端末デバイスは、メモリを更に含んでもよい。メモリは、プロセッサに結合されるように構成され、メモリは、端末デバイスに必要なプログラム命令及びデータを記憶する。
更に他の態様によれば、本発明の実施形態は、測位サーバを提供する。測位サーバは、上記の方法の例において測位サーバにより実行される機能を実現できる。機能は、ハードウェアにより実現されてもよく、或いは対応するソフトウェアを実行することによりハードウェアにより実現されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、上記の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
可能な設計では、測位サーバの構造は、プロセッサ及びトランシーバを含む。プロセッサは、上記の方法において対応する機能を実行する際に測位サーバをサポートするように構成される。トランシーバは、他のネットワークエレメントと通信する際に測位サーバをサポートするように構成される。測位サーバは、メモリを更に含んでもよい。メモリは、プロセッサに結合されるように構成され、メモリは、測位サーバに必要なプログラム命令及びデータを記憶する。
更に他の態様によれば、本発明の実施形態は、測位システムを提供する。システムは、上記の態様において端末デバイスの機能を実現できる装置と、上記の態様において測位サーバの機能を実行できる装置とを含む。
更に他の態様によれば、本発明の実施形態は、上記の端末デバイスにより使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータソフトウェア命令は、上記の態様を実行するように設計されたプログラムを含む。
更に他の態様によれば、本発明の実施形態は、上記の測位サーバにより使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータソフトウェア命令は、上記の態様を実行するように設計されたプログラムを含む。
従来技術と比較して、本発明の実施形態において提供される解決策では、測位サーバは、セルiのSFNとセルjのSFNとの間の相対オフセットを取得し、次いで、端末デバイスは、位相回転パラメータに基づいて位相回転系列を取得するために、相対オフセットに基づいてセルiの位相回転パラメータを決定する。したがって、端末デバイスは、位相回転系列を検出する必要なく、決定された位相回転パラメータに基づいてセルiのNSSS系列を検出でき、それにより、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避する。同様に、端末デバイスは、NPRSを決定するために、相対オフセットに基づいてセルiの測位参照信号NPRSの系列初期化係数を決定する。したがって、端末デバイスは、決定されたNPRSに基づいて、セルiにより送信されたNPRSを検出でき、それにより、具体的なNPRSが未知であるときに引き起こされる誤検出判定及び高い計算の複雑さを回避する。
本発明の実施形態又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に、実施形態又は従来技術を説明するために必要な添付図面について簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、単に本発明のいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者は、創造的取り組みなしに、依然としてこれらの添付図面から他の図面を導き得る。
本発明の実施形態によるOTDOA測位技術の概略図である。 本発明の実施形態による測位システムの概略図である。 本発明の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態による測位サーバの概略構造図である。 本発明の実施形態によるSFN指示方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態に従ってセルiのSFNオフセット指示パラメータを取得する概略フローチャートである。 本発明の実施形態による、セルi及びセルjのSFN初期化時刻の概略図である。 本発明の実施形態による、セルi及びセルjのSFN初期化時刻の他の概略図である。 本発明の実施形態による他のSFN指示方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による更に他のSFN指示方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による他の測位サーバの概略構造図である。 本発明の実施形態による更に他の測位サーバの概略構造図である。 本発明の実施形態による更に他の測位サーバの概略構造図である。 本発明の実施形態による他の端末デバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態による更に他の端末デバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態による更に他の端末デバイスの概略構造図である。
以下に、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明する実施形態は、本発明の実施形態の全部ではなく、単なる一部である。創造的取り組みなしに、本発明の実施形態に基づいて当業者により取得される全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
本発明の実施形態は、測位システムを提供する。図2に示すように、測位システムは、測位サーバ11と、端末デバイス12と、eNB13と、MME(英語フルネーム:mobility management entity)14と、サービングゲートウェイ15と、PDN(英語フルネーム:packet data network)ゲートウェイと16を含む。測位サーバ11は、測位機能をサポートするように具体的に構成されたネットワーク側エンティティである。制御プレーンの測位解決策では、測位サーバは、E-SMLC(英語フルネーム:evolved serving mobile location center, エボルブド・サービング・モバイル・ロケーション・センタ)112又はGMLC(英語フルネーム:gateway mobile location center)である。しかし、ユーザプレーンの測位解決策では、測位サーバはSLP(英語フルネーム:SUPL(secure user plane location) location platform、セキュア・ユーザプレーン・ロケーション・プラットフォーム)である。さらに、MME14は、コアネットワークと端末デバイス12との間のシグナリング処理の役目をする。サービングゲートウェイ15及びPDNゲートウェイ16は、データパケット転送の役目をする。
図3に示すように端末デバイス12は、プロセッサ1201を含んでもよく、プロセッサ1201は、端末デバイス12のオーディオ/ビデオ及び論理機能に使用される回路を含んでもよい。例えば、プロセッサ1201は、デジタルシグナルプロセッサデバイスと、マイクロプロセッサデバイスと、アナログ・デジタル変換器と、デジタル・アナログ変換器とを含んでもよい。モバイルデバイスの制御及び信号処理機能は、デバイスのそれぞれの能力に基づいて、これらのデバイスの間に割り当てられてもよい。プロセッサは、内部ボイスコーダVC12011、内部データモデムDM12012等を更に含んでもよい。さらに、プロセッサ1201は、1つ以上のソフトウェアプログラムを操作するための機能を含んでもよく、ソフトウェアプログラムは、メモリに記憶されてもよい。通常では、プロセッサ及び記憶されたソフトウェア命令は、端末デバイス12が動作を実行することを可能にするように構成されてもよい。例えば、プロセッサは、接続プログラムを操作できる。
端末デバイス12は、ユーザインターフェースを更に含んでもよい。ユーザインターフェースは、例えば、ヘッドセット又はスピーカ1202と、マイクロホン1203と、出力装置(例えば、ディスプレイ)1204と、入力装置1205とを含んでもよい。ユーザインターフェースは、操作を通じてプロセッサに結合されてもよい。この場合、プロセッサ1201は、ユーザインターフェースの1つ以上の要素(例えば、スピーカ、マイクロホン及びディスプレイ)の少なくともいくつかの機能を制御するように構成されたユーザインターフェース回路を含んでもよい。プロセッサ及び/又はプロセッサに含まれるユーザインターフェース回路は、プロセッサにアクセス可能なメモリに記憶されたコンピュータプログラム命令(例えば、ソフトウェア及び/又はファームウェア)を使用することにより、ユーザインターフェースの1つ以上の要素の1つ以上の機能を制御するように構成されてもよい。図示しないが、端末デバイス12は、モバイルデバイスに関係する様々な回路に電力を供給するように構成されたバッテリを含んでもよい。回路は、例えば、機械的振動を提供して機械的振動を検出可能な出力として使用する回路である。入力装置は、キーパッド、タッチディスプレイ、ジョイスティック及び/又は少なくとも1つの他の入力デバイスのような、装置がデータを受信することを可能にするデバイスを含んでもよい。
端末デバイス12は、データを共有及び/又は取得するように構成された1つ以上の接続回路モジュール1206を更に含んでもよい。例えば、端末デバイス12は、それぞれRF信号を受信してRF信号を送信するために、アンテナ12063に接続された受信機12061及び送信機12062を含んでもよい。端末デバイス12は、RF技術に基づいて電子デバイスとデータを共有し、及び/又は電子デバイスからデータを取得するための短距離無線周波数RFトランシーバ及び/又は検出器12064を含んでもよい。端末デバイス12は、赤外線IRトランシーバ12065、ブルートゥーストランシーバ12066、及び無線ユニバーサルシリアルバスUSBトランシーバ12067のような他の短距離トランシーバを含んでもよい。ブルートゥーストランシーバ12066は、低電力又は超低電力のブルートゥース技術に基づいて操作できる。この場合、端末デバイス12、より具体的には、短距離トランシーバは、装置の近く(例えば、10メートル内)の電子デバイスにデータを送信すること及び/又は電子デバイスからデータを受信することができる。図示しないが、端末デバイス12は、様々な無線ネットワーキング技術に基づいて、電子デバイスにデータを送信すること及び/又は電子デバイスからデータを受信することができ、これらの技術は、IEEE802.11技術、IEEE802.15技術及びIEEE802.16技術のような、Wi-Fi、Wi-Fi低電力及びWLAN技術を含む。
端末デバイス12は、加入者識別モジュールSIM1207のようなモバイルユーザに関係する情報要素を記憶できるメモリを含んでもよい。SIM1207に加えて、装置は、他の取り外し可能及び/又は固定のメモリを更に含んでもよい。電子デバイス12は、揮発性メモリ1208及び/又は不揮発性メモリ1209を含んでもよい。例えば、揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリRAMを含んでもよく、RAMは、ダイナミックRAM及び/又はスタティックRAMと、オンチップ及び/又はオフチップキャッシュとを含む。不揮発性メモリは、埋め込み式及び/又は取り外し可能でもよい。不揮発性メモリは、例えば、読み取り専用メモリと、フラッシュメモリと、ハードディスク、フロッピーディスクドライブ又は磁気テープのような磁気記憶デバイスと、光ディスクドライブ及び/又は媒体と、不揮発性ランダムアクセスメモリNVRAMとを含んでもよい。揮発性メモリと同様に、不揮発性メモリは、データの一時的記憶に使用されるキャッシュ領域を含んでもよい。揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリの少なくとも一部は、プロセッサに埋め込まれてもよい。メモリは、1つ以上のソフトウェアプログラム、命令、情報ブロック、データ等を記憶してもよい。メモリは、端末デバイス12によりモバイル端末の機能を実行するために使用されてもよい。例えば、メモリは、国際移動装置識別IMEIコードのような端末デバイス12を一意に識別できる識別子を含んでもよい。
図4に示すように、測位サーバ11は、プロセッサ1101と、通信インターフェース1102と、揮発性メモリ1103と、不揮発性メモリ1104とを含む。通信インターフェース1102は、測位サーバ11により他の通信装置と通信するために使用される。例えば、通信インターフェース1102は、イーサネットインターフェースと、有線又は無線ネットワークインターフェースとを含んでもよい。揮発性メモリ1103は、ランダムアクセスメモリRAMを含んでもよく、RAMは、ダイナミックRAM及び/又はスタティックRAM、オンチップ及び/又はオフチップキャッシュ等を含む。不揮発性メモリ1104は、埋め込み式及び/又は取り外し可能でもよい。不揮発性メモリ1104は、例えば、読み取り専用メモリと、フラッシュメモリと、ハードディスク、フロッピーディスクドライブ又は磁気テープのような磁気記憶デバイスと、光ディスクドライブ及び/又は媒体と、不揮発性ランダムアクセスメモリNVRAMとを含んでもよい。揮発性メモリ1103と同様に、不揮発性メモリ1104は、データの一時的記憶に使用されるキャッシュ領域を含んでもよい。揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリの少なくとも一部は、プロセッサ1101に埋め込まれてもよい。メモリは、1つ以上のソフトウェアプログラム、命令、情報ブロック、データ等を記憶してもよい。メモリは、測位サーバ11により測位サーバの機能を実行するために使用されてもよい。
本発明の実施形態において提供されるSFN指示方法、端末デバイス、測位サーバ及びシステムによれば、セルiのSFNとセルjのSFNとの間のSFNオフセットが取得され、SFNオフセット及びセルjのSFN番号を使用することにより、NSSSの位相回転パラメータが生成される。セルiのSFN及びセルjのSFNが決定されるため、生成されたSFNオフセット及びNSSSの最終的に生成された位相回転パラメータもまた決定され、それにより、端末デバイスは、決定された位相回転パラメータに基づいてセルiのNSSS系列を検出してもよく、位相回転系列を検出する必要がなく、それにより、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避する。SFN情報を必要とするいずれかの測位設計について、SFNは、本発明において提供される方法を使用することにより指示されてもよい点に留意すべきである。
本発明の実施形態は、上記の測位システムに適用されるSFN指示方法を提供する。図5に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
S101.測位サーバは、セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得し、SFNオフセット指示パラメータは、セルiの無線フレームmのSFNとセルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す。
セルjは、端末デバイスが位置するサービングセルでもよく、或いはSFN基準(SFN reference)として選択される他のセルであってもよい。
具体的には、セルiのSFNオフセット指示パラメータは、或る構成に基づいて取得されてもよく、取得された相対オフセットが固定される。代替として、図6に示すように、セルiのSFNオフセット指示パラメータは、ステップS1011及びステップS1012を実行することにより自動的に取得されてもよい。これは、上記の固定の構成と比較して、より柔軟である。
S1011.測位サーバは、セルiからセルiのSFN初期化時刻を取得し、セルjからセルjのSFN初期化時刻を取得する。
測位サーバがE-SMLCである例が説明に使用される。既存のプロトコル仕様に従って、E-SMLCが各測定対象セルから、OTDOA測位をサポートするために必要な関係情報を収集するとき、各セルは、1つのSFN関係情報をE-SMLCに報告する。パラメータは「sFNInitialisationTime」であり、パラメータは、セルのSFNが0に初期化され且つ秒の単位を使用する時刻を示す。
S1012.測位サーバは、セルiのSFN初期化時刻及びセルjのSFN初期化時刻に基づいて、セルiのSFNオフセット指示パラメータを生成する。
測位サーバがE-SMLCである例が、依然として説明に使用される。E-SMLCは、セルiについてセルiのSFNオフセット指示パラメータを決定する。SFNオフセット指示パラメータは、セルjの無線フレームnに基づいて、セルiの無線フレームmのSFNとセルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す。言い換えると、SFNオフセット指示パラメータは、セルjの無線フレームnのSFNと、無線フレームの初期化時刻後のセルiの最初の完全な無線フレームmのSFNとの差を示す。セルiの無線フレームmは、セルjの無線フレームnの初期化時刻後の最初の完全な無線フレームである。セルiの無線フレームmの開始時刻とセルjの無線フレームnの開始時刻との間の時間差は、1つの無線フレームの時間長よりも小さく、セルiの無線フレームmの初期化時刻は、セルjの無線フレームnの初期化時刻よりも遅い。SFNオフセット指示パラメータは、セルjにより報告されたSFN初期化時刻及びセルiにより報告されたSFN初期化時刻に基づいて、以下の式を使用することにより決定されてもよい。
Figure 2020500473

ここで、SFN_offsetiはセルiのSFNオフセット指示パラメータであり、tjはセルjにより報告されたセルjのSFN初期化時刻であり、tiはセルiにより報告されたセルiのSFN初期化時刻であり、Tは無線フレームの時間長であり、LTEについてはT=0.01秒であり、Nは正の整数であり、SFNオフセット指示パラメータの最大指示範囲を示し、LTEについてはN=8であり、
Figure 2020500473

は切り捨て演算である。
図7における例について、図面の1〜4はSFNを表し、tj-tiは1つの無線フレームの時間長Tよりも小さいことが仮定される。したがって、
Figure 2020500473

の値は0であり、SFN_offsetiの値は0である。
任意選択で、セルjが端末デバイスのサービングセルであるとき、セルjの無線フレームnのSFNは、端末デバイスにより、セルjにより送信された同期信号及び/又はブロードキャスト情報に基づいて決定される。例えば、同期信号のみについて、端末デバイスは、セルjにより送信されたNSSSを検出することにより、セルjの無線フレームnのSFNを取得する。ブロードキャスト情報のみについて、端末デバイスは、セルjのNPBCH(英語フルネーム:narrowband physical broadcast channel)内のSFN情報フィールドを読み取ることにより、セルjの無線フレームnのSFNを取得する。同期信号及びブロードキャスト情報については、端末デバイスは、セルjの無線フレームnの完全なSFNを形成するよう、NSSS及びブロードキャスト情報から対応するSFN情報を別々に取得する。さらに、E-SMLCはまた、端末デバイスのサービングセルについて、SFNオフセット指示パラメータが初期設定で0であると決定してもよい。言い換えると、SFN_offsetj=0である。
S102.測位サーバは、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信する。
測位サーバがE-SMLCである例が、依然として説明に使用される。
任意選択で、測位サーバE-SMLCは、LPP(英語フルネーム:LTE positioning protocol)メッセージの形式で、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信する。セルiのSFN指示パラメータは、セルのセルID(英語フルネーム:cell identification)に対応する。
任意選択で、測位サーバE-SMLCは、LPPa(英語フルネーム:LTE positioning protocol A)メッセージの形式で、セルiのSFNオフセット指示パラメータをセルjに送信し、セルjは、セルj上のブロードキャストメッセージを使用することにより、対応するセルIDと共に受信したSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信する。
S103.端末デバイスは、測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信する。
S104.端末デバイスは、セルjの無線フレームnのフレーム番号SFNjを取得する。
具体的には、端末デバイスは、セルjとのダウンリンク同期処理を使用してセルjのブロードキャスト情報を読み取ることにより、セルjの無線フレームnのフレーム番号SFNjを取得してもよい。
S105.端末デバイスは、セルjのSFNj及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの位相回転パラメータを決定する。
TS36.211の規定によれば、NB-IoTのNSSSは、nfmod2=0を満たす無線フレーム内のサブフレーム#9で送信される。セルjが無線フレームn上でNSSSを送信する場合、NSSSにより使用される位相回転パラメータは
Figure 2020500473

である。
セルiのSFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiが奇数である場合、セルiの無線フレームm上にNSSSが存在しない。したがって、これは、セルiの次の無線フレームがNSSSを搬送することを意味し、それにより、セルiは、無線フレームmの次の無線フレーム上でNSSSを送信し、NSSSにより使用される位相回転パラメータは
Figure 2020500473

である。したがって、次の無線フレーム上でNSSSにより使用される位相回転パラメータが推測できる。
セルiのSFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiが偶数である場合、無線フレームはNSSSを搬送しNSSSにより使用される位相回転パラメータは
Figure 2020500473

である。したがって、以降の無線フレーム上でNSSSにより使用される位相回転パラメータが推測できる。
例えば、図8に示すように、セルjの無線フレーム0の位相回転パラメータθfが(33/132)*0=0であることが仮定される。セルjの無線フレーム0(SFN=0)の初期化時刻の後のセルiの最初の完全な無線フレームのSFNは7であり、SFN_offsetiは7、すなわち、奇数であり、セルiの次の無線フレーム(SFN=8)はNSSSを搬送する。したがって、セルiの無線フレーム(SFN=8)上のNSSSにより使用される位相回転パラメータは
Figure 2020500473

である。類推すると、他の値、すなわち、(33/132)*0、(33/132)*1及び(33/132)*2が取得できる。
端末デバイスは、位相回転パラメータに基づいて位相回転系列
Figure 2020500473

を取得してもよい。NSSS系列が検出されるとき、位相回転系列は検出される必要はない。
本発明のこの実施形態において提供されるSFN指示方法によれば、測位サーバは、セルiのSFNとセルjのSFNとの間の相対オフセットを取得し、次いで、端末デバイスは、位相回転パラメータに基づいて位相回転系列を取得するために、相対オフセットに基づいてセルiの位相回転パラメータを決定する。したがって、端末デバイスは、位相回転系列を検出する必要なく、決定された位相回転パラメータに基づいてセルiのNSSS系列を検出でき、それにより、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避し、計算の複雑さを低減する。
本発明の実施形態は、上記の測位システムに適用される他のSFN指示方法を提供する。図9に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
S201.端末デバイスは、セルiの位相回転パラメータθf,iを取得するために、セルiのNSSSを測定し、セルiの位相回転パラメータθf,iは、セルiの最初の完全な無線フレーム上のNSSSの位相回転パラメータであり、最初の完全な無線フレームは、NSSSを搬送し、端末デバイスのサービングセルの無線フレーム(SFN=0)の初期化時刻の後である。
この場合、端末デバイスは、SFN初期化時刻を知ることなくセルiのNSSSを測定し、測定中にセルiのNSSSの位相回転パラメータθf,iを決定する。
S202.端末デバイスは、セルiの位相回転パラメータθf,iに基づいてセルiのSFNオフセット指示パラメータを取得する。
具体的には、セルi内でNSSSを搬送する無線フレームの初期化時刻とサービングセルの無線フレーム(SFN=0)の初期化時刻との間の時間差が時間差閾値Tthresholdよりも大きい場合、セルiのSFNオフセット指示パラメータは
Figure 2020500473

である。
そうでない場合、セルiのSFNオフセット指示パラメータは
Figure 2020500473

である。
S203.端末デバイスは、セルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信する。
具体的には、端末デバイスは、LPPメッセージを使用することにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信する。
S204.測位サーバは、端末デバイスからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信する。
具体的には、測位サーバは、LPPメッセージを使用することにより、端末デバイスからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信する。
S205.測位サーバは、検査結果を取得するよう、端末デバイスからのセルiのSFNオフセット指示パラメータを検査する。
具体的には、測位サーバは、測定を通じて端末デバイスにより取得されたセルiの位相回転パラメータθf,iが正しいか否かを確認するよう、端末デバイスからのセルiのSFNオフセット指示パラメータ及び測位サーバにより計算されたセルiのSFNオフセット指示パラメータを使用することにより検査を実行する。
S206.測位サーバは、検査結果を端末デバイスにフィードバックする。
S207.端末デバイスは、測位サーバから検査結果を受信する。
本発明のこの実施形態において提供されるSFN指示方法によれば、端末デバイスは、まず、セルiの位相回転パラメータθf,iを取得するために、セルiのNSSSを測定し、次いで、位相回転パラメータθf,iに基づいてセルiのSFNオフセット指示パラメータを取得する。端末デバイスがセルiのSFNオフセット指示パラメータを測位サーバに送信した後に、測位サーバは、測定を通じて端末デバイスにより取得されたセルiの位相回転パラメータが正しいか否かを確認するよう、端末デバイスからのセルiのSFNオフセット指示パラメータを検査し、結果を端末デバイスにフィードバックし、それにより、端末デバイスは、測定結果が正しいか否かを習得し、それにより、誤判定を回避する。これは、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避する。
本発明の実施形態は、上記の測位システムに適用される他のSFN指示方法を提供する。図10に示すように、当該方法は、以下のステップを含む。
S301.測位サーバは、セルiのSFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiを取得し、SFNオフセット指示パラメータは、セルiの無線フレームmのSFNとセルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す。
このステップはステップS101と同じであり、詳細はここでは再び説明しない。
S302.測位サーバは、セルiのSFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiを端末デバイスに送信する。
このステップはステップS102と同じであり、詳細はここでは再び説明しない。
S303.端末デバイスは、測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiを受信する。
このステップはステップS103と同じであり、詳細はここでは再び説明しない。
S304.端末デバイスは、セルjの無線フレームnのフレーム番号SFNjを取得する。
このステップはステップS104と同じであり、詳細はここでは再び説明しない。
S305.端末デバイスは、セルiのSFNオフセット指示パラメータ及びセルjの無線フレームnのフレーム番号SFNjに基づいて、セルiの無線フレームm上のNPRS(英語フルネーム:narrowband positioning reference signal)により使用される系列初期化係数cinitを取得する。
現在、NPRS系列は、擬似ランダム系列生成器に基づいて生成される。擬似ランダム系列生成器は、各OFDM(英語フルネーム:orthogonal frequency division multiplexing)シンボルの始めに初期化される。使用される初期化係数cinitは、OFDMシンボルが位置する無線フレームのフレーム番号SFNに関係し、すなわち、cinit=g(SFN)であり、g(・)はSFNからcinitへのマッピング関数である。
従来技術では、
Figure 2020500473

であり、n’f=nfmodKであり、nfはOFDMシンボルが位置する無線フレームのフレーム番号SFNであり、αは重み係数であり、Kはシード周期を定義し、正の整数でもよく、nsはOFDMシンボルが位置するスロットのスロット番号であり、lはOFDMシンボルの物理シンボル系列番号であり、NID cellはセルiのセル識別子であり、NCPはサイクリックプレフィックスに関係するパラメータであり、従来のCP(英語フルネーム:cyclic prefix)に対応するNCPの値は1であり、拡張CPに対応するNCPの値は0である。
NPRSがセルiの無線フレームm上のOFDMシンボルp上で送信される場合、端末デバイスは、OFDMシンボル上でNPRS信号を生成するために使用される系列初期化係数が
Figure 2020500473

であると決定してもよく、gi(・)はセルiにより使用されるSFNからcinitへのマッピング関数である。本発明のこの実施形態では、系列初期化係数は、具体的には以下の通りである。
Figure 2020500473

ここで、
Figure 2020500473

であり、nsはOFDMシンボルが位置するスロットのスロット番号であり、lはOFDMシンボルの物理シンボル系列番号であり、NID cellはセルiのセル識別子であり、NCPはサイクリックプレフィックスに関係するパラメータであり、従来のCPに対応するNCPの値は1であり、拡張CPに対応するNCPの値は0である。
S306.端末デバイスは、セルiの系列初期化係数cinitに基づいてセルiの無線フレームm上のNPRSを取得する。
詳細についてはステップS305を参照し、詳細はここでは再び説明しない。
本発明のこの実施形態において提供されるSFN指示方法によれば、測位サーバは、セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得し、パラメータは、セルiのSFNとセルjのSFNとの間の相対オフセットを示し、次いで、端末デバイスは、相対オフセット及びセルjの無線フレームnのフレーム番号に基づいて、セルiの無線フレームm上のNPRSにより使用される系列初期化係数を決定し、系列初期化係数に基づいてセルiの無線フレームm上のNPRSを取得し、それにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを使用することによりNPRSを決定する方法を提供する。端末デバイスは、NPRSを決定するために、相対オフセットに基づいてセルiの測位参照信号NPRSの系列初期化係数を決定する。したがって、端末デバイスは、決定されたNPRSに基づいて、セルiにより送信されたNPRSを検出でき、それにより、具体的なNPRSが未知であるときに引き起こされる誤検出判定及び高い計算の複雑さを回避する。
上記は、主に、ネットワークエレメントの間の相互作用の観点から、本発明の実施形態において提供される解決策について説明した。上記の機能を実現するために、端末デバイス及び測位サーバのようなネットワークエレメントは、機能を実現するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールをそれぞれ含むことが理解され得る。当業者は、この明細書に開示された実施形態を参照して説明した例におけるユニット及びアルゴリズムステップが、本発明においてハードウェア又はハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせの形式で実現されてもよいことを容易に認識するべきである。機能がハードウェアにより実行されるか、ハードウェアを駆動するコンピュータソフトウェアにより実行されるかは、技術的解決策の特定の用途及び設計上の制約に依存する。当業者は、それぞれの特定の用途について記載の機能を実現するために異なる方法を使用してもよく、実現方式が本発明の範囲を超えるとは考えられるべきではない。
本発明の実施形態において、上記の方法の例に従って、端末デバイス、測位サーバ等において機能モジュールの分割が実行されてもよい。例えば、機能モジュールは、対応する機能に基づいて分割されてもよく、或いは少なくとも2つの機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、或いはソフトウェア機能モジュールの形式で実現されてもよい。本発明の実施形態におけるモジュール分割は例であり、単に論理的な機能分割であり、実際の実現方式の中で他の分割であってもよい点に留意すべきである。
機能モジュールが対応する機能に基づいて分割されるとき、図11は、上記の実施形態における測位サーバの可能な概略構造図である。測位サーバ11は、処理ユニット1111と、送信ユニット1112と、受信ユニット1113とを含む。処理ユニット1111は、図5における処理S101、図6における処理S1011及びS1012、図9における処理S205、及び図10における処理S301を実行する際に、測位サーバ12をサポートするように構成される。送信ユニット1112は、図5における処理S102、図9における処理S206、及び図10における処理S302を実行する際に、測位サーバ12をサポートするように構成される。受信ユニット1113は、図9における処理S204を実行する際に、測位サーバ12をサポートするように構成される。上記の方法の実施形態におけるステップの全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用されてもよく、詳細はここでは再び説明しない。
統合されたユニットが使用されるとき、図12は、上記の実施形態における測位サーバの可能な概略構造図である。測位サーバ12は、処理モジュール1122と、通信モジュール1123とを含む。処理モジュール1122は、測位サーバの動作を制御及び管理するように構成される。例えば、処理モジュール1122は、図5における処理S101、図6における処理S1011及びS1012、図9における処理S205、及び図10における処理S301を実行する際に、測位サーバ12をサポートするように構成される。通信モジュール1123は、他のネットワークエンティティと通信する際に、例えば、図2に示す機能モジュール又はネットワークエンティティと通信する際に、測位サーバ12をサポートするように構成される。測位サーバ12は、測位サーバのプログラムコード及びデータを記憶するように構成された記憶モジュール1121を更に含んでもよい。
処理モジュール1122は、プロセッサ又はコントローラでもよく、例えば、中央処理装置(英語フルネーム:central processing unit, 略称CPU)、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(英語フルネーム:digital signal processor, 略称DSP)、特定用途向け集積回路(英語フルネーム:application-specific integrated circuit, 略称ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(英語フルネーム:field programmable gate array, 略称FPGA)若しくは他のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、又はこれらのいずれかの組み合わせでもよい。処理モジュール1122は、本発明に開示された内容を参照して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール及び回路を実現又は実行してもよい。代替として、プロセッサは、計算機能を実現するための組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、又はDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせでもよい。通信モジュール1123は、トランシーバ、トランシーバ回路、通信インターフェース等でもよい。記憶モジュール1121は、メモリでもよい。
処理モジュール1122がプロセッサであり、通信モジュール1123がトランシーバであり、記憶モジュール1121がメモリであるとき、本発明のこの実施形態における測位サーバは、図13に示す測位サーバでもよい。
図13に示すように、測位サーバ11は、プロセッサ1132と、トランシーバ1133と、メモリ1131と、バス1134とを含む。トランシーバ1133、プロセッサ1132及びメモリ1131は、バス1134を使用することにより互いに接続される。バス1134は、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(英語フルネーム:peripheral component interconnect, 略称PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(英語フルネーム:extended industry standard architecture, 略称EISA)バス等でもよい。バスは、アドレスバス、データバス、制御バス等に分類されてもよい。表示を容易にするために、図13においてバスを表すために1つの太線のみが使用されるが、これは、1つのバス又は1つの種類のバスのみが存在することを意味するのではない。
機能モジュールが対応する機能に基づいて分割されるとき、図14は、上記の実施形態における端末デバイスの可能な概略構造図である。端末デバイス12は、受信ユニット1211と、処理ユニット1212と、送信ユニット1213とを含む。受信ユニット1211は、図5における処理S103、図9における処理S207、及び図10における処理S303を実行する際に、端末デバイス12をサポートするように構成される。処理ユニット1212は、図5における処理S104及びS105、図9における処理S201及びS202、及び図10における処理S304〜S306を実行する際に、端末デバイス12をサポートするように構成される。送信ユニット1213は、図9における処理S203を実行する際に、端末デバイス12をサポートするように構成される。上記の方法の実施形態におけるステップの全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用されてもよく、詳細はここでは再び説明しない。
統合されたユニットが使用されるとき、図15は、上記の実施形態における端末デバイスの可能な概略構造図である。端末デバイス12は、処理モジュール1222と、通信モジュール1223とを含む。処理モジュール1222は、端末デバイスの動作を制御及び管理するように構成される。例えば、処理モジュール1222は、図5における処理S104及びS105、図9における処理S201及びS202、及び図10における処理S304〜S306、及び/又はこの明細書に記載の技術において使用される他の処理を実行する際に、端末デバイス12をサポートするように構成される。通信モジュール1223は、他のネットワークエンティティと通信する際に、例えば、図1に示す機能モジュール又はネットワークエンティティと通信する際に、端末デバイス12をサポートするように構成される。端末デバイス12は、端末デバイスのプログラムコード及びデータを記憶するように構成された記憶モジュール1221を更に含んでもよい。
処理モジュール1222は、プロセッサ又はコントローラでもよく、例えば、中央処理装置(英語フルネーム:central processing unit, 略称CPU)、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(英語フルネーム:digital signal processor, 略称DSP)、特定用途向け集積回路(英語フルネーム:application-specific integrated circuit, 略称ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(英語フルネーム:field programmable gate array, 略称FPGA)若しくは他のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、又はこれらのいずれかの組み合わせでもよい。処理モジュール1222は、本発明に開示された内容を参照して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール及び回路を実現又は実行してもよい。代替として、プロセッサは、計算機能を実現するための組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、又はDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせでもよい。通信モジュール1223は、トランシーバ、トランシーバ回路、通信インターフェース等でもよい。記憶モジュール1221は、メモリでもよい。
処理モジュール1222がプロセッサであり、通信モジュール1223がトランシーバであり、記憶モジュール1221がメモリであるとき、本発明のこの実施形態における端末デバイスは、図16に示す端末デバイスでもよい。
図16に示すように、端末デバイス12は、プロセッサ1232と、トランシーバ1233と、メモリ1231と、バス1234とを含む。トランシーバ1233、プロセッサ1232及びメモリ1231は、バス1234を使用することにより互いに接続される。バス1234は、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(英語フルネーム:peripheral component interconnect, 略称PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(英語フルネーム:extended industry standard architecture, 略称EISA)バス等でもよい。バスは、アドレスバス、データバス、制御バス等に分類されてもよい。表示を容易にするために、図16においてバスを表すために1つの太線のみが使用されるが、これは、1つのバス又は1つの種類のバスのみが存在することを意味するのではない。
上記の説明は、単に本発明の具体的な実施形態であり、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明に開示された技術的範囲内において当業者により容易に理解される如何なる変更又は置換も、本発明の保護範囲内に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
現在、様々な測位技術が存在する。OTDOA(英語フルネーム:observed time difference of arrival)測位技術は、エンハンストNB-IoTのテーマが注目する技術の1つである。図1は、OTDOA測位技術の概略図である。OTDOA測位技術では、複数の基地局01が同期信号を端末デバイス02に送信し、端末デバイス02は、複数の基地局01により送信される同期信号を測定することにより到着時間情報を取得する。次いで、端末デバイス02の地理的位置は、複数の基地局01の地理的位置を参照した計算を通じて取得される。
具体的には、NSSS(英語フルネーム:narrowband secondary synchronization signal)がNB-IoTにおいてダウンリンクで送信され、端末デバイスは、OTDOA測位をサポートするために、これらのセルのNSSSを測定することにより、複数のセルのダウンリンク信号の到着時間情報を取得する。さらに、端末デバイスは、NSSS系列を検出することによりNSSSを決定し、NSSS系列の表現方式は、
Figure 2020500473
であり、ここで、
Figure 2020500473
であり、
bq(m)はバイナリ系列であり、
Figure 2020500473
は位相回転系列であり、位相回転パラメータは
Figure 2020500473
であり、nfはNSSSが位置する無線フレームの無線フレーム番号である。
可能な設計では、セルjの無線フレームnのフレーム番号SFNj及びセルiのSFNオフセット指示パラメータに基づいて、セルiの無線フレームm上の狭帯域測位参照信号NPRSにより使用される系列初期化係数cinitを取得することは、端末デバイスにより、
Figure 2020500473
に基づいて系列初期化係数cinitを取得し、ここで、
Figure 2020500473
であり、αは重み係数であり、Kはシード周期であり、nsは直交周波数分割多重OFDMシンボルが位置するスロットのスロット番号であり、lはOFDMシンボルの物理シンボル系列番号であり、NID cellはセルiのセル識別子であり、NCPはサイクリックプレフィックスに関係するパラメータであることを含む。この設計は、セルjのSFN初期化時刻及びセルiのSFN初期化時刻に基づいて、セルiのNPRSにより使用される系列初期化係数を決定する方法を具体的に提供する。
従来技術と比較して、本発明の実施形態において提供される解決策では、測位サーバは、セルiのSFNとセルjのSFNとの間の相対オフセットを取得し、次いで、端末デバイスは、位相回転パラメータに基づいて位相回転系列を取得するために、相対オフセットに基づいてセルiの位相回転パラメータを決定する。したがって、端末デバイスは、位相回転系列を検出する必要なく、決定された位相回転パラメータに基づいてセルiのNSSS系列を検出でき、それにより、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避する。同様に、端末デバイスは、NPRSを決定するために、相対オフセットに基づいてセルiの狭帯域測位参照信号NPRSの系列初期化係数を決定する。したがって、端末デバイスは、決定されたNPRSに基づいて、セルiにより送信されたNPRSを検出でき、それにより、具体的なNPRSが未知であるときに引き起こされる誤検出判定及び高い計算の複雑さを回避する。
本発明の実施形態は、測位システムを提供する。図2に示すように、測位システムは、測位サーバ11と、端末デバイス12と、eNB13と、MME(英語フルネーム:mobility management entity)14と、サービングゲートウェイ15と、PDN(英語フルネーム:packet data network)ゲートウェイと16を含む。測位サーバ11は、測位機能をサポートするように具体的に構成されたネットワーク側エンティティである。制御プレーンの測位解決策では、測位サーバは、E-SMLC(英語フルネーム:evolved serving mobile location center, エボルブド・サービング・モバイル・ロケーション・センタ)112又はGMLC(英語フルネーム:gateway mobile location center)である。しかし、ユーザプレーンの測位解決策では、測位サーバはSLP(英語フルネーム:SUPL(secure user plane location) platform、セキュア・ユーザプレーン・ロケーション・プラットフォーム)である。さらに、MME 14は、コアネットワークと端末デバイス12との間のシグナリング処理の役目をする。サービングゲートウェイ15及びPDNゲートウェイ16は、データパケット転送の役目をする。
図3に示すように端末デバイス12は、プロセッサ1201を含んでもよく、プロセッサ1201は、端末デバイス12のオーディオ/ビデオ及び論理機能に使用される回路を含んでもよい。例えば、プロセッサ1201は、デジタルシグナルプロセッサと、マイクロプロセッサと、アナログ・デジタル変換器と、デジタル・アナログ変換器とを含んでもよい。モバイルデバイスの制御及び信号処理機能は、デバイスのそれぞれの能力に基づいて、これらのデバイスの間に割り当てられてもよい。プロセッサは、内部ボイスコーダVC12011、内部データモデムDM12012等を更に含んでもよい。さらに、プロセッサ1201は、1つ以上のソフトウェアプログラムを操作するための機能を含んでもよく、ソフトウェアプログラムは、メモリに記憶されてもよい。通常では、プロセッサ及び記憶されたソフトウェアプログラムは、端末デバイス12が動作を実行することを可能にするように構成されてもよい。例えば、プロセッサは、接続プログラムを操作できる。
端末デバイス12は、加入者識別モジュールSIM1207のようなモバイルユーザに関係する情報要素を記憶できるメモリを含んでもよい。SIM1207に加えて、装置は、他の取り外し可能及び/又は固定のメモリを更に含んでもよい。電子デバイス12は、揮発性メモリ1208及び/又は不揮発性メモリ1209を含んでもよい。例えば、揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリRAMを含んでもよく、RAMは、ダイナミックRAM及び/又はスタティックRAMと、オンチップ及び/又はオフチップキャッシュとを含む。不揮発性メモリは、埋め込み式及び/又は取り外し可能でもよい。不揮発性メモリは、例えば、読み取り専用メモリと、フラッシュメモリと、ハードディスク、フロッピーディスクドライブ又は磁気テープのような磁気記憶デバイスと、光ディスクドライブ及び/又は媒体と、不揮発性ランダムアクセスメモリNVRAMとを含んでもよい。揮発性メモリと同様に、不揮発性メモリは、データの一時的記憶に使用されるキャッシュ領域を含んでもよい。揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリの少なくとも一部は、プロセッサに埋め込まれてもよい。メモリは、1つ以上のソフトウェアプログラム、命令、情報ブロック、データ等を記憶してもよい。メモリは、端末デバイス12によりモバイル端末の機能を実行するために使用されてもよい。例えば、メモリは、国際移動装置識別IMEIのような端末デバイス12を一意に識別できる識別子を含んでもよい。
本発明の実施形態において提供されるSFN指示方法、端末デバイス、測位サーバ及びシステムによれば、セルiのSFNとセルjのSFNとの間のSFNオフセットが取得され、SFNオフセット及びセルjのSFNを使用することにより、NSSSの位相回転パラメータが生成される。セルiのSFN及びセルjのSFNが決定されるため、生成されたSFNオフセット及びNSSSの最終的に生成された位相回転パラメータもまた決定され、それにより、端末デバイスは、決定された位相回転パラメータに基づいてセルiのNSSS系列を検出してもよく、位相回転系列を検出する必要がなく、それにより、位相回転系列が検出されるときに位相回転が区別できないために引き起こされる誤判定を回避する。SFN情報を必要とするいずれかの測位設計について、SFNは、本発明において提供される方法を使用することにより指示されてもよい点に留意すべきである。
測位サーバがE-SMLCである例が説明に使用される。既存のプロトコル仕様に従って、E-SMLCが各測定対象セルから、OTDOA測位をサポートするために必要な関係情報を収集するとき、各セルは、1つのSFN関係情報をE-SMLCに報告する。パラメータは「SFNInitialisationTime」であり、パラメータは、セルのSFNが0に初期化され且つ秒の単位を使用する時刻を示す。
任意選択で、測位サーバE-SMLCは、LPP(英語フルネーム:LTE positioning protocol)メッセージの形式で、セルiのSFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信する。セルiのSFNオフセット指示パラメータは、セルのセルID(英語フルネーム:cell identifier)に対応する。
従来技術では、
Figure 2020500473
であり、n’f=nfmodKであり、nfはOFDMシンボルが位置する無線フレームのフレーム番号SFNであり、αは重み係数であり、Kはシード周期であり、正の整数でもよく、nsはOFDMシンボルが位置するスロットのスロット番号であり、lはOFDMシンボルの物理シンボル系列番号であり、NID cellはセルiのセル識別子であり、NCPはサイクリックプレフィックスに関係するパラメータであり、従来のCP(英語フルネーム:cyclic prefix)に対応するNCPの値は1であり、拡張CPに対応するNCPの値は0である。
本発明のこの実施形態において提供されるSFN指示方法によれば、測位サーバは、セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得し、パラメータは、セルiのSFNとセルjのSFNとの間の相対オフセットを示し、次いで、端末デバイスは、相対オフセット及びセルjの無線フレームnのフレーム番号に基づいて、セルiの無線フレームm上のNPRSにより使用される系列初期化係数を決定し、系列初期化係数に基づいてセルiの無線フレームm上のNPRSを取得し、それにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを使用することによりNPRSを決定する方法を提供する。端末デバイスは、NPRSを決定するために、相対オフセットに基づいてセルiの狭帯域測位参照信号NPRSの系列初期化係数を決定する。したがって、端末デバイスは、決定されたNPRSに基づいて、セルiにより送信されたNPRSを検出でき、それにより、具体的なNPRSが未知であるときに引き起こされる誤検出判定及び高い計算の複雑さを回避する。
機能モジュールが対応する機能に基づいて分割されるとき、図11は、上記の実施形態における測位サーバの可能な概略構造図である。測位サーバ11は、処理ユニット1111と、送信ユニット1112と、受信ユニット1113とを含む。処理ユニット1111は、図5における処理S101、図6における処理S1011及びS1012、図9における処理S205、及び図10における処理S301を実行する際に、測位サーバ11をサポートするように構成される。送信ユニット1112は、図5における処理S102、図9における処理S206、及び図10における処理S302を実行する際に、測位サーバ11をサポートするように構成される。受信ユニット1113は、図9における処理S204を実行する際に、測位サーバ11をサポートするように構成される。上記の方法の実施形態におけるステップの全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用されてもよく、詳細はここでは再び説明しない。
統合されたユニットが使用されるとき、図12は、上記の実施形態における測位サーバの可能な概略構造図である。測位サーバ11は、処理モジュール1122と、通信モジュール1123とを含む。処理モジュール1122は、測位サーバの動作を制御及び管理するように構成される。例えば、処理モジュール1122は、図5における処理S101、図6における処理S1011及びS1012、図9における処理S205、及び図10における処理S301を実行する際に、測位サーバ11をサポートするように構成される。通信モジュール1123は、他のネットワークエンティティと通信する際に、例えば、図2に示す機能モジュール又はネットワークエンティティと通信する際に、測位サーバ11をサポートするように構成される。測位サーバ11は、測位サーバのプログラムコード及びデータを記憶するように構成された記憶モジュール1121を更に含んでもよい。
処理モジュール1122がプロセッサであり、通信モジュール1123がトランシーバであり、記憶モジュール1121がメモリであるとき、本発明のこの実施形態における測位サーバは、図13に示す測位サーバ11でもよい。
処理モジュール1222がプロセッサであり、通信モジュール1223がトランシーバであり、記憶モジュール1221がメモリであるとき、本発明のこの実施形態における端末デバイスは、図16に示す端末デバイス12でもよい。

Claims (29)

  1. システムフレーム番号SFN指示方法であって、
    測位サーバにより、セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得するステップであり、前記SFNオフセット指示パラメータは、前記セルiの無線フレームmのSFNとセルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す、ステップと、
    前記測位サーバにより、前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記セルiの前記無線フレームmの初期化時刻と前記セルjの前記無線フレームnの初期化時刻との間の時間差は、1つの無線フレームの時間長よりも小さい、請求項1に記載の方法。
  3. 前記セルiの前記無線フレームmの初期化時刻は、前記セルjの前記無線フレームnの初期化時刻よりも遅い、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記セルjが前記端末デバイスのサービングセルであるとき、前記セルjの前記無線フレームnの前記SFNは、前記端末デバイスにより、前記セルjにより送信された同期信号及び/又はブロードキャスト情報に基づいて決定される、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記測位サーバにより、前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータを前記端末デバイスに送信するステップは、
    前記測位サーバにより、LTE測位プロトコルLPPメッセージを使用することにより、前記SFNオフセット指示パラメータを前記端末デバイスに送信するステップを含む、請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記測位サーバにより、前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータを前記端末デバイスに送信するステップは、
    前記測位サーバにより、LTE測位プロトコルA LPPaメッセージを使用することにより、前記セルjを通じて前記SFNオフセット指示パラメータを前記端末デバイスに送信するステップを含む、請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の方法。
  7. システムフレーム番号SFN指示方法であって、
    端末デバイスにより、測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信するステップであり、前記SFNオフセット指示パラメータは、前記セルiの無線フレームmのSFNとセルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す、ステップと、
    前記端末デバイスにより、前記セルjの前記無線フレームnのフレーム番号SFNjを取得するステップと、
    前記端末デバイスにより、前記セルjの前記無線フレームnの前記フレーム番号SFNj及び前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータに基づいて、前記セルiの位相回転パラメータを決定するステップ、又は
    前記セルjの前記無線フレームnの前記フレーム番号SFNj及び前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータに基づいて、前記セルiの前記無線フレームm上の狭帯域測位参照信号NPRSにより使用される系列初期化係数cinitを取得し、前記セルiの前記系列初期化係数cinitに基づいて、前記セルiの前記無線フレームm上の前記NPRSを取得するステップと
    を含む方法。
  8. 前記セルiの前記無線フレームmの初期化時刻と前記セルjの前記無線フレームnの初期化時刻との間の時間差は、1つの無線フレームの時間長よりも小さい、請求項7に記載の方法。
  9. 前記セルiの前記無線フレームmの初期化時刻は、前記セルjの前記無線フレームnの初期化時刻よりも遅い、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記セルjが前記端末デバイスのサービングセルであるとき、前記無線フレームnの前記SFNは、前記端末デバイスにより、前記セルjにより送信された同期信号及び/又はブロードキャスト情報に基づいて決定される、請求項7乃至9のうちいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記端末デバイスにより、測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信するステップは、
    前記端末デバイスにより、LTE測位プロトコルLPPメッセージを使用することにより、前記測位サーバから前記SFNオフセット指示パラメータを受信するステップを含む、請求項7乃至10のうちいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記端末デバイスにより、測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信するステップは、
    前記端末デバイスにより、LTE測位プロトコルA LPPaメッセージを使用することにより、前記セルjを通じて前記測位サーバにより送信された前記SFNオフセット指示パラメータを受信するステップを含む、請求項7乃至10のうちいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記端末デバイスにより、前記セルjの前記無線フレームnの前記フレーム番号SFNj及び前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータに基づいて、前記セルiの位相回転パラメータを決定するステップは、
    前記無線フレームn上の前記セルjにより送信されたNSSSの位相回転パラメータが
    Figure 2020500473

    である場合、且つ、
    前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiが奇数である場合、前記端末デバイスにより、前記セルiの前記無線フレームmの次の無線フレーム上で受信されるNSSSにより使用される位相回転パラメータθ’fが以下の通りである、すなわち、
    Figure 2020500473

    であると決定し、
    前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiが偶数である場合、前記端末デバイスにより、前記セルiの前記無線フレームm上で受信されるNSSSにより使用される位相回転パラメータθ’fが以下の通りである、すなわち、
    Figure 2020500473

    であると決定するステップを含む、請求項7乃至12のうちいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記セルjの前記無線フレームnの前記フレーム番号SFNj及び前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータに基づいて、前記セルiの前記無線フレームm上の狭帯域測位参照信号NPRSにより使用される系列初期化係数cinitを取得することは、
    前記端末デバイスにより、
    Figure 2020500473

    に基づいて前記系列初期化係数cinitを取得し、ここで、
    Figure 2020500473

    であり、αは重み係数であり、Kはシード周期を定義し、nsは直交周波数分割多重OFDMシンボルが位置するスロットのスロット番号であり、lは前記OFDMシンボルの物理シンボル系列番号であり、NID cellは前記セルiのセル識別子であり、NCPはサイクリックプレフィックスに関係するパラメータであることを含む、請求項7乃至12のうちいずれか1項に記載の方法。
  15. セルiのSFNオフセット指示パラメータを取得するように構成された処理ユニットであり、前記SFNオフセット指示パラメータは、前記セルiの無線フレームmのSFNとセルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す、処理ユニットと、
    前記処理ユニットにより取得された前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータを端末デバイスに送信するように構成された送信ユニットと
    を含む測位サーバ。
  16. 前記セルiの前記無線フレームmの初期化時刻と前記セルjの前記無線フレームnの初期化時刻との間の時間差は、1つの無線フレームの時間長よりも小さい、請求項15に記載の測位サーバ。
  17. 前記セルiの前記無線フレームmの初期化時刻は、前記セルjの前記無線フレームnの初期化時刻よりも遅い、請求項15又は16に記載の測位サーバ。
  18. 前記セルjが前記端末デバイスのサービングセルであるとき、前記セルjの前記無線フレームnの前記SFNは、前記端末デバイスにより、前記セルjにより送信された同期信号及び/又はブロードキャスト情報に基づいて決定される、請求項15乃至17のうちいずれか1項に記載の測位サーバ。
  19. 前記送信ユニットは、
    LTE測位プロトコルLPPメッセージを使用することにより、前記SFNオフセット指示パラメータを前記端末デバイスに送信するように具体的に構成される、請求項15乃至18のうちいずれか1項に記載の測位サーバ。
  20. 前記送信ユニットは、
    LTE測位プロトコルA LPPaメッセージを使用することにより、前記セルjを通じて前記SFNオフセット指示パラメータを前記端末デバイスに送信するように具体的に構成される、請求項15乃至18のうちいずれか1項に記載の測位サーバ。
  21. 測位サーバからセルiのSFNオフセット指示パラメータを受信するように構成された受信ユニットであり、前記SFNオフセット指示パラメータは、前記セルiの無線フレームmのSFNと前記セルjの無線フレームnのSFNとの間の相対オフセットを示す、受信ユニットと、
    前記セルjの前記無線フレームnのフレーム番号SFNjを取得するように構成された処理ユニットと
    を含み、
    前記処理ユニットは、前記セルjの前記無線フレームnの前記フレーム番号SFNj及び前記受信ユニットにより受信された前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータに基づいて、前記セルiの位相回転パラメータを決定するか、或いは
    前記セルjの前記無線フレームnの前記フレーム番号SFNj及び前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータに基づいて、前記セルiの前記無線フレームm上の狭帯域測位参照信号NPRSにより使用される系列初期化係数cinitを取得し、前記セルiの前記系列初期化係数cinitに基づいて、前記セルiの前記無線フレームm上の前記NPRSを取得するように更に構成される、端末デバイス。
  22. 前記セルiの前記無線フレームmの初期化時刻と前記セルjの前記無線フレームnの初期化時刻との間の時間差は、1つの無線フレームの時間長よりも小さい、請求項21に記載の端末デバイス。
  23. 前記セルiの前記無線フレームmの初期化時刻は、前記セルjの前記無線フレームnの初期化時刻よりも遅い、請求項21又は22に記載の端末デバイス。
  24. 前記セルjが前記端末デバイスのサービングセルであるとき、前記無線フレームnの前記SFNは、前記端末デバイスにより、前記セルjにより送信された同期信号及び/又はブロードキャスト情報に基づいて決定される、請求項21乃至23のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
  25. 前記受信ユニットは、
    LTE測位プロトコルLPPメッセージを使用することにより、前記測位サーバから前記SFNオフセット指示パラメータを受信するように具体的に構成される、請求項21乃至24のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
  26. 前記受信ユニットは、
    LTE測位プロトコルA LPPaメッセージを使用することにより、前記セルjを通じて前記測位サーバにより送信された前記SFNオフセット指示パラメータを受信するように具体的に構成される、請求項21乃至24のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
  27. 前記処理ユニットは、
    前記無線フレームn上の前記セルjにより送信されたNSSSの位相回転パラメータが
    Figure 2020500473

    である場合、
    前記受信ユニットは、前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiが奇数である場合、前記セルiの前記無線フレームmの次の無線フレーム上で受信されるNSSSにより使用される位相回転パラメータθ’fが以下の通りである、すなわち、
    Figure 2020500473

    であると決定するように具体的に構成され、或いは
    前記受信ユニットは、前記セルiの前記SFNオフセット指示パラメータSFN_offsetiが偶数である場合、前記セルiの前記無線フレームm上で受信されるNSSSにより使用される位相回転パラメータθ’fが以下の通りである、すなわち、
    Figure 2020500473

    であると決定するように具体的に構成される、請求項21乃至26のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
  28. 前記処理ユニットは、
    Figure 2020500473

    に基づいて前記系列初期化係数cinitを取得するように具体的に構成され、ここで、
    Figure 2020500473

    であり、αは重み係数であり、Kはシード周期を定義し、nsは直交周波数分割多重OFDMシンボルが位置するスロットのスロット番号であり、lは前記OFDMシンボルの物理シンボル系列番号であり、NID cellは前記セルiのセル識別子であり、NCPはサイクリックプレフィックスに関係するパラメータであることを含む、請求項21乃至26のうちいずれか1項に記載の端末デバイス。
  29. 請求項15乃至20のうちいずれか1項に記載の測位サーバと、請求項21乃至28のうちいずれか1項に記載の端末デバイスとを含む測位システム。
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