JP2020205561A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光軸に対する垂直軸および水平軸の両方に対して角度を有する斜面に容易にピントを合わせることができるあおり撮影機能を有する撮像装置を提供する。【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明による撮像装置は、撮像光学系の光軸に直交する面に対してあおり軸を中心として撮像素子を傾斜させるあおり駆動部と、撮像光学系を光軸の周りに回転させるローテーション駆動部と、撮像光学系の回転角度を算出する角度算出部と、角度算出部の算出結果に基づいて撮像光学系を回転させた後、撮像素子を傾斜させて所定の面に焦点が合うように、ローテーション駆動部およびあおり駆動部を制御する制御部と、を備える。【選択図】 図4

Description

本発明は、あおり撮影が可能な撮像装置に関するものである。
従来、監視カメラを天井などの高所に設置し、カメラの光軸を斜め下側に向け、道路を通行する人を撮影したり、車やその車のナンバープレートを撮影したりすることがある。この場合、カメラの光軸が斜め下向きとなるため、撮像を行う際にピントが合う光軸に垂直なピント面と実際に撮像を行う対象となる、例えば、水平方向に延びる地面などの被写体の撮像面は合致しない。そのため、ピントが合う領域は画面の一部となり、その他の領域はピントが合っていない状態となる。このような課題に対し、レンズもしくは撮像素子を相対的に傾ける所謂あおり撮影により被写界深度範囲を広げるカメラが知られている。
しかし、撮像を行う対象となる被写体の撮像面は、カメラに対して縦方向に傾いている場合や横方向に傾いている場合など様々な場合が有る。その為、カメラの設置状態によっては、撮影したい範囲とレンズもしく撮像素子を傾けたい方向が必ずしも一致しない場合が有る。その場合、所定の一方向だけでなく複数の方向に傾けて撮影することを可能とすることが望まれている。
そこで、特許文献1の撮像装置では、撮像レンズのチルト機構として、水平軸ティルト機構と、垂直軸ティルト機構を備えている。垂直軸ティルト機構は、レンズ光軸と直交する垂直軸を中心として回転することで撮像レンズを左右方向に傾けることが可能である。水平軸ティルト機構は、レンズ光軸と直交する水平軸を中心に回転することで撮像レンズを上下方向に傾けることが可能である。これにより、任意の面にピントを合わせることが可能となる。
特開2017−93904号公報
しかしながら、ピントを合わせたい面が垂直軸および水平軸の両方に対して角度を有する斜め面であり、垂直軸および水平軸に対する角度をそれぞれ調整して斜め面にピントを合わせる場合、次のような処理が必要である。垂直軸に対する角度をある角度に固定にして水平軸に対する角度を変えることであおり調整する。次に、垂直軸に対する角度をある角度分ずらして固定後、水平軸に対する角度を変えることであおり調整する。以上のように垂直軸に対する角度をある角度分づつずらしながら、その角度ごとに水平軸に対する角度を変えることであおり調整する。これにより、斜め面にピントが合う垂直軸方向、水平軸方向の角度を特定する。以上のような処理の場合、あおり調整が複雑になる。
そこで、本発明では、容易に光軸に対する垂直軸および水平軸の両方に対して角度を有する斜面にピントを合わせることができるあおり撮影機能を有する撮像装置を提供する。
本発明の目的を達成するために、本発明による撮像装置は、撮像光学系の光軸に直交する面に対してあおり軸を中心として撮像素子を傾斜させるあおり駆動部と、前記撮像光学系を光軸の周りに回転させるローテーション駆動部と、前記撮像光学系の回転角度を算出する角度算出部と、前記角度算出部の算出結果に基づいて前記撮像光学系を回転させた後、前記撮像素子を傾斜させて所定の面に焦点が合うように、前記ローテーション駆動部および前記あおり駆動部を制御する制御部と、を備える。
本発明によれば、容易に光軸に対する垂直軸および水平軸の両方に対して角度を有する斜面にピントを合わせることができるあおり撮影機能を有する撮像装置を提供することができる。
監視システムのブロック図である。 撮像素子の傾きと画像の焦点面との関係を示す図である。 撮像装置が実行する処理のフローチャートである。 実施形態1に係る撮像装置が実行する処理のフローチャートである。 あおり制御前の映像を示す図である。 2線の交点を説明するための図である。 レンズ鏡筒をローテーションした後の映像を示す図である。 実施形態2に係る撮像装置が実行する処理のフローチャートである。 2点の指定位置を説明するための図である。
[全体構成]
まず、図1および図2を参照して、監視システムについて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る監視システムの構成の一例のブロック図である。監視システムは、撮像装置としての監視カメラ101と、遠隔で監視カメラ101を操作する操作ユニット125とを備える。図2は、撮像素子の傾きと画像の焦点面との関係を示す図である。なお、図2において、X軸を204、Y軸を205、Z軸を206とする。
監視カメラ101は、撮像光学系の一例としてのレンズ鏡筒104と、A/D変換部106と、画像処理部107と、メモリ部109と、画像回転部110と、圧縮伸長部111と、I/F114と、を備える。また監視カメラ101は、ローテーション駆動部117と、レンズ駆動部126と、制御部122と、測距センサ123と、を備える。
レンズ鏡筒104は、フォーカスレンズ群102と、撮像素子103と、あおり駆動部105と、を備えている。撮像素子103は、レンズ鏡筒104によって結像された光を電気信号に変換する。撮像素子103から出力されたアナログ電気信号(撮像信号)は、AGCによりゲイン調整され、A/D変換部106によりデジタル信号に変換された後、画像処理部107に入力される。なお、図1において、A/D変換部106はレンズ鏡筒104外に位置しているが、撮像素子103内に位置していてもよい。
画像処理部107では、デジタル撮像信号に対して、各種画像処理を行って映像信号を生成する。各種画像処理は、例えば、オフセット処理、ガンマ補正処理、ゲイン処理、RGB補間処理、ノイズ低減処理、輪郭補正処理、色調補正処理、または、光源種別判定処理等である。映像信号は、監視カメラ101とI/F114を介して有線または無線通信により接続された操作ユニット125に出力される。
メモリ部109は、制御部122から指示された信号を基にフォーカスレンズ群102及び撮像素子103の駆動量を記憶する。また、画像データはメモリ部109に一旦保存され、必要に応じて入出力を行う。
画像回転部110は、映像を撮像素子103をローテーションした角度分だけ電子的に逆回転させる。
圧縮伸長部111は、バス108を介して制御部122からの制御指示に従って、画像に圧縮処理を施して圧縮データを生成する。圧縮データは、I/F114を介して操作ユニット125に出力される。また圧縮伸長部111は、メモリ部109に格納された圧縮データに所定形式の伸張処理を施して非圧縮データを生成する。所定形式の圧縮・伸長処理としては、静止画像に対してはJPEG規格に準拠した処理を行い、動画像に対してはMOTION−JPEGやMPEG2、AVC/H.264、AVC/H.265等の規格に準拠した処理を行う。
制御部122は、レンズ制御部118と、あおり制御部119と、ローテーション制御部120と、角度算出部としての演算処理部121と、を有する。レンズ制御部118は、I/F114を介して操作ユニット125から送信される制御コマンドに基づいて、レンズ駆動部126に対して、フォーカス設定位置を指示する。また、あおり制御部119は、I/F114を介して操作ユニット125から送信される制御コマンドおよび演算処理部121の算出結果に基づいて、あおり駆動部105に対して、あおり設定位置を指示する。ローテーション制御部120は、I/F114を介して操作ユニット125から送信される制御コマンドおよび演算処理部121の算出結果に基づいて、ローテーション駆動部117に対して、ローテーション角度を指示する。
演算処理部121は、画像に複数設定された評価枠ごとに、A/D変換部106もしくは画像処理部107からRGBの画素値、もしくは輝度値を受け取り、あおり制御やオートフォーカス(以下、AF)で使用する評価値を算出する。一般的に評価値は画像のコントラストや高周波成分を基に算出される。評価値としては、位相差や赤外光などの反射光など方法はピント位置が分かるものであれば手段は何でも構わない。また、演算処理部121は、各評価枠の評価値を用いて、あおり方向及びあおり角度を算出する。また、演算処理部121は、レンズ鏡筒104の光軸周りの回転角度を算出する。
レンズ駆動部126は、レンズ制御部118から指示されたズームの設定位置に基づいてフォーカスレンズ群102の位置を制御する。あおり駆動部105は、あおり制御部119から指示されたあおり角度の設定に基づいて、撮像素子103を光軸と直交する面に対して傾斜させる。ここで、撮像素子103を光軸と直交する面に対して傾け、ピント面を地面などの平面に合わせる制御をあおり制御を称する。図2(a)に示されるように撮像素子103を光軸に対して傾けずに撮影した場合、焦点面202aを有する画像201aが得られる。一方、図2(b)に示されるように撮像素子103をX軸204周りに回転させて撮影した場合、焦点面202bを有する画像201bが得られる。また、図2(c)に示されるように撮像素子103をY軸205周りに回転させて撮影した場合、焦点面202cを有する画像201cが得られる。このように、撮像素子103を傾けることで撮像画像の焦点面を制御することができる。ただし本実施形態は、これに限定されるものではなく、撮像素子103に代えてチルトレンズを用いて撮像画像の焦点面を制御することもできる。
ローテーション駆動部117はローテーション制御部120から指示されたローテーション角度の設定に基づいてレンズ鏡筒104を光軸中心として回転させる。また、ローテーション駆動部117は、レンズ鏡筒104のみでなく、監視カメラ101を回転させてもよい。
測距センサ123は特定点とカメラ間の距離を測定するセンサである。また、特定点とカメラ間の距離を測定方法としては、コントラスト方式を用いてレンズフォーカス位置を動かすことで距離を測定するようにしても良いし、像面位相差方式を利用して距離を測定するようにしても良い。
操作ユニット125は、システム制御部124と、入力部112と、表示部113と、を備える。システム制御部124は、操作者(オペレータ)のGUI操作に応じてカメラ制御コマンドを生成し、監視カメラ101へと送信する。
入力部112は、キーボード、マウスなどのポインティングデバイスなどが使用され、操作者(オペレータ)は入力部112を介してGUIを操作する。表示部113は、監視カメラ101で撮像された映像、および操作ユニット125の操作者(オペレータ)の操作を案内するGUIを表示する。
[第1の実施形態]
次に、図3乃至図7を参照して、第1の実施形態における制御方法(撮像素子103のあおり制御)について説明する。図3は、本実施形態における制御方法のフローチャートである。まず、S301において、ユーザが入力部112を介して指定したピントを合わせたい面を設定する。次に、S302において、制御部122は、指定された面にピントを合わせるために、あおり制御を行う必要があるかを判定する。例えば、X軸方向(またはY軸方向)に延びるように、ピントを合わせたい面が広がっている場合はあおり制御が必要となる。ピントを合わせたい面が狭い範囲である場合は、フォーカスレンズ群102を駆動させることにより、ピントを合わせればよい。制御部122は、あおり制御を行う必要があると判定した場合(S302でYES)、S304において、レンズ鏡筒104をローテーションさせる必要があるか判定する。レンズ鏡筒104をローテーションさせる必要があると判定された場合(S304でYES)、図4に示すフローへと進む。レンズ鏡筒104をローテーションさせる必要がないと判定された場合(S304でNO)、通常のあおり制御を行う。なお、通常のあおり制御とは、図4のS406−S411の処理である。また、あおり制御を行う必要があると判定しなかった場合(S302でNO)、S303において、フォーカスレンズ群102を駆動する。
次に、S304において、レンズ鏡筒104をローテーションさせる必要があると判定された場合の処理について、図4乃至図7を参照して説明する。図4は、本実施形態における制御方法のフローチャートである。図5は、あおり制御前の映像を示す図である。図6は、2線の交点を説明するための図である。図7は、レンズ鏡筒をローテーションした後の映像を示す図である。ここでは、図5に示すスタンド502にピントを合わせる処理について説明する。スタンド502は、X軸方向およびY軸方向の両方に対して傾斜しているため、このままの状態であおり制御を行ってもピントが合わない。
そこで、まず、スタンド502の領域で実空間において平行な2本の直線を指定する(S402)。線506、線507はスタンド502の上下端であり、映像上は遠近法により平行でないが、実空間においては、平行な2本の直線である。また、線504,線505は、スタンド502の左右端であり、映像上は遠近法により平行でないが、実空間においては平行な2本の直線である。どちらの2本の直線を指定してもよいが、指定する2本の直線は撮像素子103をあおることにより深度が拡大する方向(方向508)に対して垂直な線であるほうがより望ましい。つまり、図5の場合、スタンド502は撮像素子103の長辺側の方が深度の拡大を必要とするので、撮像素子103の短辺側の線504、線505を指定する。指定方法は、ユーザが入力部112によって画面上で線を描画し、線の座標位置を受け付けるのでもよいし、映像から自動で2線を判定するのでも構わない。なお、自動判定時は線506、線507および、線504,線505のうち、線の長さが短い方を選ぶとよい。
次に選択した2本の直線を延長し、2線の交点位置を求める(S403)。図6に示すように、線504、線505を延長し、交点603の位置を算出する。交点603は、遠近法により位置が決まる消失点である。遠近法により、本来平行の線504、線505が平行でなくなったことにより発生する。図5の状態では、あおり軸は310の位置にある。あおり軸310が消失点を通過していない場合、あおり軸310とスタンド502の線504,線505が角度をなしており、あおり調整ができない。そこで、ローテーション制御部120は、レンズ鏡筒104を回転させることで、あおり軸310が消失点(交点603)を通過するようにする。具体的には、制御部122は、交点603と撮像素子103の中心Aを結ぶ線とあおり軸310のなす角度(ローテーション角度)を算出する(S404)。そして、算出されたローテーション角度になるように、ローテーション制御部120は、レンズ鏡筒104をさせる(S405)。このときの撮影範囲は、図5から図7のように回転した映像になる。
次に、通常のあおり制御(S406−S411)を行う。まず、S406で評価領域350を設定する。評価領域350は、例えば、図7に示すように、スタンド502内を複数に分割して設定する。なお、各評価領域は、1つの画素で構成されてもよいし、複数の画素で構成されてもよい。S407では、あおりスキャンを行う。あおりスキャンとは、撮像素子103のあおり角を変更しながら、ステップS406で設定された評価領域ごとに、コントラストに関する評価値を取得する制御である。評価値は、所定の撮影シーンの中の所定の評価領域において得られるコントラストに関する評価値である。評価値ピークは、評価値のうちの最大値である。評価値が得られる評価領域において、評価値ピークが得られるあおり角が最もピントが合うあおり角である。
S408では、S407で得られた各評価領域における最適あおり角を保持する。S409では、S408で保持された各評価領域における最適あおり角に基づいてあおりピント面を検出する。同一平面内では最適あおり角が一致することを利用し、各評価領域における最適あおり角が互いに一致するかどうかの判定を行う。最適あおり角が最も多く一致する領域があおりピント面として検出される。S410では、S409で得られた最多一致角度範囲を保持する。S411では、あおり制御部119は、S410で保持された最多一致角度範囲内のあおり角となるように、撮像素子103を駆動させるあおり制御を行う。なお、各評価値がピークを取る角度が一致しない場合は、各評価値のピーク角度の平均値を用いる。
次に、S412において、画像回転部110は、撮像素子103をローテーションした角度分、映像を電子的に逆回転させる。これにより、映像の回転位置をもとの状態(501)に戻すことができる。もとに戻した映像は501の映像と同じ回転角度になる。ただし電子回転させる際、映像501内の一部を切り出し、その部分を拡大させるため、映像の画角は狭まる。
以上のように、あおり軸が1軸であってローテーション機構を備える監視カメラの方が、あおり軸を2軸備える監視カメラに比べて、容易にあおり軸に対して角度を有する斜面にピントを合わせることができる。
[第2の実施形態]
次に、図8および図9を参照して、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、レンズ鏡筒104のローテーション角度を算出する方法が第1の実施形態とは異なる。第2の実施形態では、ピントを合わせたい面のある2点を指定してローテション角度を算出する。図8は、第2の実施形態の処理のフローチャートを示す。図9は、2点の指定位置を示す図である。第2の実施形態では、図4のS402−S404が下記の処理に置き換わる。
第2の実施形態では、図9に示すスタンド803にピントを合わせる処理について説明する。スタンド803は、X軸方向およびY軸方向の両方に対して傾斜しているため、このままの状態であおり制御を行ってもピントが合わない。
そこで、まず、スタンド803の領域で実空間において平行な2本の直線上のうち、いずれか1本の直線上の2点を指定する(S902)。映像上は遠近法により平行でないが、スタンド803の左右端である線808、線805および、スタンド803の上限端である線810、線811は実空間においては平行である。線はセンサをあおることにより深度が拡大する方向(方向809)に対して垂直な線であるほうが望ましいため、線808、線805のうちのいずれかを指定する。ここでは、線805を指定し、さらに、線805上の2点801、802を指定する。指定するのはユーザが画面上で線を描画し、入力部112で点の座標位置を受け付けるのでもよいし、映像から自動で2点を判定するのでも構わない。また点の数は2点以上でも構わない。
次に、指定した2点の座標を算出する(S903)。指定した2点の座標は、測距センサ123によって、点801、点802とカメラとの距離を計測することで算出される。または、フォーカスレンズ102によって、点801、点802に合焦させ、合焦位置情報からそれぞれの距離を測定してもよい。なお、点の大きさは合焦できるだけの大きさである必要がある。
次に、点802を通過するあおり軸と平行な基準面807と、点801を面807に垂直に投影した点806の座標を算出後(S904)、点801、点802、点806の三角形のなす角805を算出する(S905)。なす角805があおり軸と傾斜しているスタンド803との傾斜角、すなわち、ローテーション角度となる。以後のフローは、図4のS405−S412と同じフローを実行する。
以上のように、あおり軸が1軸であってローテーション機構を備える監視カメラの方が、あおり軸を2軸備える監視カメラに比べて、容易にあおり軸に対して角度を有する斜面にピントを合わせることができる。
101 撮像装置
102 フォーカスレンズ群
103 撮像素子
104 レンズ鏡筒
105 あおり駆動部
106 A/D変換部
107 画像処理部
109 メモリ部
110 画像回転部
111 圧縮伸長部
112 入力部
113 出力部
114 IF部
117 ローテーション駆動部
118 レンズ制御部
119 あおり制御部
120 ローテーション制御部
121 演算処理部
122 制御部
123 測距センサ

Claims (5)

  1. 撮像光学系の光軸に直交する面に対してあおり軸を中心として撮像素子を傾斜させるあおり駆動部と、
    前記撮像光学系を光軸の周りに回転させるローテーション駆動部と、
    前記撮像光学系の回転角度を算出する角度算出部と、
    前記角度算出部の算出結果に基づいて前記撮像光学系を回転させた後、前記撮像素子を傾斜させて所定の面に焦点が合うように、前記ローテーション駆動部および前記あおり駆動部を制御する制御部と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記角度算出部は、前記所定の面上の2本の直線の交点と前記撮像素子の中心を結ぶ線と前記あおり軸のなす角度より前記回転角度を算出することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、前記所定の面上の2本の直線の交点を前記あおり軸が通過するように前記撮像光学系を回転させることを特徴とする、請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記角度算出部は、前記所定の面上の直線上に位置する2点の位置と、前記あおり軸と平行な基準面から、前記2点が通過する直線と前記基準面とのなす角度を算出することで前記回転角度を算出することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像光学系を光軸の周りに回転させた量に基づいて映像を電子的に逆回転させる画像回転部を備えることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
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