JP2020202357A - 圧電センサ及び積層体 - Google Patents

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【課題】本発明は、柔軟性の低下を抑えつつ、寄生容量を低減して感度を高めることが可能な圧電センサの提供を課題とする。【解決手段】本発明の一態様に係る圧電センサ1は、シート状の高分子圧電体2と、高分子圧電体2の一方の面に積層される信号電極3と、高分子圧電体2の他方の面に積層されるグランド電極4とを備え、信号電極3が内側となり、グランド電極4が外側となるよう第1の折り目5で折られ、対向する信号電極3同士が接触する。【選択図】図1

Description

本発明は、圧電センサ及び積層体に関する。
圧電体の圧縮量を検知して電気信号を出力可能な圧電センサが用いられている。この圧電センサは、外部ノイズを拾うことを防止するため、圧電体の両面側にシールド層が設けられることが多い。このような圧電センサとして、シート状の高分子圧電材と、この高分子圧電材の両面に積層される一対の電極とを備え、この一対の電極上にポリエステル等の合成樹脂製の保護層を介してシールド層が積層されたものが発案されている(特開平8−75575号公報参照)。
特開平8−75575号公報
前記公報に記載の圧電センサは、シールド層と一対の電極との間に合成樹脂製の保護層を配置し、この保護層によってシールド層と一対の電極との絶縁性を確保している。しかしながら、このようにシールド層と一対の電極との間に保護層を設けると、センサの柔軟性が低下するおそれがある。また、この構成によると、寄生容量の増加によりセンサの感度が低下する。
本発明の課題は、柔軟性の低下を抑えつつ、寄生容量を低減して感度を高めることが可能な圧電センサ及び積層体を提供することにある。
前記課題を解決するためになされた本発明の一態様に係る圧電センサは、シート状の高分子圧電体と、前記高分子圧電体の一方の面に積層される信号電極と、前記高分子圧電体の他方の面に積層されるグランド電極とを備える圧電センサであって、前記信号電極が内側となり、前記グランド電極が外側となるよう第1の折り目で折られ、対向する前記信号電極同士が接触することを特徴とする。
当該圧電センサは、前記信号電極が前記一方の面に少なくとも2つの部分に分かれて積層されており、前記第1の折り目が前記2つの部分に挟まれる領域に設けられているとよい。
当該圧電センサは、前記第1の折り目で折られた状態で並列に配置されるそれぞれ1つ以上かつ互いに同数の第2の折り目及び第3の折り目を有し、前記第2の折り目と前記第3の折り目とで反対方向に折られているとよい。
前記第2の折り目と前記第3の折り目とが交互に配置されるとよい。
前記信号電極及びグランド電極が、それぞれ1個の電気信号出力用の端子部を有するとよい。
当該圧電センサは、前記グランド電極に直接積層されるシールド層をさらに備えるとよい。
当該圧電センサは、生体振動センサであるとよい。
前記課題を解決するためになされた本発明の他の一態様に係る積層体は、シート状の高分子圧電体と、前記高分子圧電体の一方の面に積層される信号電極と、前記高分子圧電体の他方の面に積層されるグランド電極とを備え、前記信号電極は、前記一方の面に少なくとも2つの部分に分かれて積層されている。
本発明の一態様に係る圧電センサは、対向する信号電極同士が接触するよう第1の折り目で折られているので、高分子圧電体の積層方向(前記信号電極が重なり合う方向)における感度を高めることができる。さらに、当該圧電センサは、信号電極が内側となり、グランド電極が外側となるよう第1の折り目で折られているので、別途絶縁層を介在させることなく前記グランド電極にシールド層を積層することが可能である。従って、当該圧電センサは、柔軟性の低下を抑えつつ、寄生容量を低減して感度を高めることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る圧電センサを示す模式的斜視図である。 図2は、図1の圧電センサのA−A線断面図である。 図3は、図1の圧電センサとは異なる実施形態に係る圧電センサの図2に対応する模式的断面図である。 図4は、図3の圧電センサを形成可能な積層体の模式的平面図である。 図5は、図4の積層体の模式的底面図である。 図6は、図1及び図3の圧電センサとは異なる実施形態に係る圧電センサを示す模式的斜視図である。 図7は、図6の圧電センサの模式的側面図である。 図8は、図6の圧電センサのB−B線断面図である。 図9は、図6の圧電センサのC−C線断面図である。 図10は、図6の圧電センサを形成可能な積層体の模式的平面図である。 図11は、図10の積層体の模式的底面図である。 図12は、図10の積層体を2つ折りに折った状態を示す模式的斜視図である。 図13は、図12の状態から図6の圧電センサを形成する途中の状態を示す模式的斜視図である。 図14は、図1、図3及び図6の圧電センサとは異なる実施形態に係る圧電センサを示す模式的断面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
<圧電センサ>
図1の圧電センサ1は、シート状の高分子圧電体2と、高分子圧電体2の一方の面に積層される信号電極3と、高分子圧電体2の他方の面に積層されるグランド電極4とを備える。当該圧電センサ1は、グランド電極4を基準電位として、信号電極3の電位を測定することで高分子圧電体2に生じた電位を測定可能である。当該圧電センサ1は、信号電極3が内側となり、グランド電極4が外側となるよう第1の折り目5で折られ、対向する信号電極3同士が接触している。具体的には、図2に示すように、信号電極3は、第1の折り目5によって区画される第1領域3b及び第2領域3cを有している。信号電極3は、第1領域3bと第2領域3cとが対向するよう第1の折り目5で折られている。第1の折り目5で折られた状態で第1領域3bと第2領域3cとは接触している。
当該圧電センサ1は、高分子圧電体2の一方の面に信号電極3が積層され、高分子圧電体2の他方の面にグランド電極4が積層された1枚の積層体を、信号電極3が内側になるように第1の折り目5で2つ折りに折り畳むことで形成される。対向する信号電極3同士(つまり、第1領域3bと第2領域3c)は、例えば導電性両面テープ、導電性接着剤等の導電性部材によって接着されており、これによりこの導電性部材を介して接触している。対向する信号電極3同士は、導電性部材によって接着されることで、電気的に接続された状態で保持されている。当該圧電センサ1は、感度を高める観点から、グランド電極4の外面には合成樹脂フィルム等の絶縁層は積層されないことが好ましい。なお、「折り目(後述の「第2の折り目」及び「第3の折り目」を含む)」とは、折り返しによって形成される屈曲又は湾曲部分をいい、折り線によって明示されるものでなくてもよい。
当該圧電センサ1は、例えば生体振動(生体の内部で発生する振動。可聴域の音波振動に限定されず、非可聴域の低周波振動や超音波振動を含む)を検出可能な生体振動センサである。中でも、当該圧電センサ1は、体内の軟組成を伝わる肉伝導音や骨を伝わる骨伝導音を集音可能な体内伝導マイクとして好適に用いられる。当該圧電センサ1は、高分子圧電体2が可撓性を有することで人体に密着して配置可能である。当該圧電センサ1は、高分子圧電体2が生体振動に応じて容易に変形可能であるため、例えば人体の喉に貼着することで体内伝導マイクとして好適に用いることができる。なお、当該圧電センサ1は、グランド電極4の外面側に、人体等に貼着可能な貼着部を有していてもよい。この貼着部は、例えば両面テープ等で構成される。
(高分子圧電体)
高分子圧電体2は可撓性を有する。これにより、当該圧電センサ1は全体として可撓性を有する。高分子圧電体2は、例えば展開状態で平面視矩形状である。高分子圧電体2としては、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)、フッ化ビニリデン−3フッ化エチレン共重合体(P(VDF/TrFE))、シアン化ビニリデン−酢酸ビニル共重合体(P(VDCN/VAc))等の高分子圧電材料を用いたシート体が挙げられる。このシート体は、多孔質とすることによってより可撓性を高めることができる。
また、高分子圧電体2としては、合成樹脂を主成分とし、分極処理を施した比較的剛性の低い多孔質シートを用いることも好ましい。当該圧電センサ1は、高分子圧電体2としてこの多孔質シートを用いることで、圧縮変形が容易となり、エネルギーの小さい圧力変化をより確実に検出することができる。前記分極処理方法としては、例えば直流又はパルス状の高電圧を印加して電荷を注入する方法、γ線や電子線等の電離性放射線を照射して電荷を注入する方法、コロナ放電処理により電荷を注入する方法等が挙げられる。
前記多孔質シートの主成分としては、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等が挙げられる。中でも、折り曲げが容易であると共に圧電定数を大きくできる観点からポリプロピレン(PP)が特に好ましい。なお、主成分とは、質量換算で最も含有量の大きい成分をいう。
高分子圧電体2の平均厚さの下限としては、10μmが好ましく、50μmがより好ましい。一方、高分子圧電体2の平均厚さの上限としては、500μmが好ましく、200μmがより好ましい。高分子圧電体2の平均厚さが前記下限に満たないと、高分子圧電体2の強度が不十分となるおそれがある。逆に、高分子圧電体2の平均厚さが前記上限を超えると、高分子圧電体2の変形能が小さくなり感度が不十分となるおそれがある。
(信号電極)
信号電極3は、高分子圧電体2の一方の面に積層されており、より詳しくは高分子圧電体2に対してその厚さ方向に荷重を付加した場合に正(プラス)に帯電する側の面に積層されている。信号電極3は、前記一方の面の略全面に積層されている。信号電極3は、1個の電気信号出力用の端子部(第1端子部3a)を有する。第1端子部3aは、信号配線(不図示)と接続可能に構成される。
信号電極3の材質としては、導電性を有するものであればよく、例えばアルミニウム、銅、ニッケル等の金属や、カーボン等を挙げることができる。
信号電極3の高分子圧電体2への積層方法としては、特に限定されず、例えば金属の蒸着、カーボン導電インクの印刷、銀ペーストの塗布乾燥等が挙げられる。
信号電極3の平均厚さとしては、特に限定されず、積層方法にもよるが、例えば0.1μm以上30μm以下とすることができる。信号電極3の平均厚さが前記下限に満たないと、信号電極3の強度が不十分となるおそれがある。逆に、信号電極3の平均厚さが前記上限を超えると、高分子圧電体2への振動の伝達を阻害するおそれがある。
(グランド電極)
グランド電極4は、高分子圧電体2の他方の面に積層されており、より詳しくは高分子圧電体2に対してその厚さ方向に荷重を付加した場合に負(マイナス)に帯電する側の面に積層されている。グランド電極4は、前記他方の面の略全面に積層されている。グランド電極4は、高分子圧電体2の展開状態における平面視で、その投影領域内に信号電極3を内包するよう積層されることが好ましい。これにより、信号電極3に外部ノイズが印加されることを抑制しやすい。
グランド電極4は、1個の電気信号出力用の端子部(第2端子部4a)を有する。第2端子部4aは、第1端子部3aと平面視で重なり合わない位置に形成されている。これにより、第1端子部3a及び第2端子部4aの重なり合いに起因するS/N比の低下等の不都合を防止することができる。
第2端子部4aは、グランド配線(不図示)と接続可能に構成される。当該圧電センサ1は、前記グランド配線を接地することで、グランド電極4を基準電位として信号電極3の電位を測定するよう構成される。当該圧電センサ1は、高分子圧電体2を第1の折り目5で折り畳んだ状態で信号電極3が高分子圧電体2の内側で対向する一方、グランド電極4が高分子圧電体2の外側で高分子圧電体2を挟んで信号電極3と対向する。そのため、当該圧電センサ1は、グランド電極4が電磁シールドの機能を果たし、信号電極3に外部ノイズが印加されることを低減することができる。その結果、当該圧電センサ1は、S/N比を大きくすることができる。
グランド電極4の材質、積層方法及び平均厚さとしては、信号電極3と同様とすることができる。
<利点>
当該圧電センサ1は、対向する信号電極3同士が接触するよう第1の折り目5で折られているので、高分子圧電体2の積層方向(信号電極3が重なり合う方向)における感度を高めることができる。さらに、当該圧電センサ1は、信号電極3が内側となり、グランド電極4が外側となるよう第1の折り目5で折られているので、別途絶縁層を介在させることなくグランド電極4にシールド層を積層することが可能である。従って、当該圧電センサ1は、柔軟性の低下を抑えつつ、寄生容量を低減して感度を高めることができる。また、当該圧電センサ1は、シールド層を積層するための絶縁層を要しないため、製造コストを低減することができる。
[第二実施形態]
<圧電センサ>
図3の圧電センサ11は、シート状の高分子圧電体12と、高分子圧電体12の一方の面に積層される信号電極13と、高分子圧電体12の他方の面に積層されるグランド電極4とを備える。当該圧電センサ11は、信号電極13が内側となり、グランド電極4が外側となるよう第1の折り目15で折られ、対向する信号電極13同士が接触している。当該圧電センサ11は、信号電極13が高分子圧電体12の前記一方の面に2つの部分に分かれて積層されている。第1の折り目15は、この2つの部分に挟まれる領域に設けられている。当該圧電センサ11は、信号電極13が2つの部分に分かれ、第1の折り目15がこの2つの部分に挟まれる領域に設けられる以外、図1の圧電センサ1と同様の構成とすることができる。そのため、以下では図1の圧電センサ1と相違する構成についてのみ説明する。
信号電極13は、高分子圧電体12の一方の面上で2つの部分に分断されている。第1の折り目15は、この2つの部分に挟まれる間の領域、すなわち高分子圧電体12の信号電極13が積層されていない領域に設けられている。つまり、当該圧電センサ11は、高分子圧電体12の一方の面に、信号電極13が積層されていない直線状かつ帯状の非積層領域12aを有しており、第1の折り目15は、この非積層領域12aに設けられている。非積層領域12aは、高分子圧電体12を2つの領域に等分するように高分子圧電体12を横断している。
信号電極13は、非積層領域12aを挟んで対置される第1部分13a及び第2部分13bを有している。当該圧電センサ11は、第1部分13a及び第2部分13bが対向するように第1の折り目15で2つ折りに折り畳まれている。
<利点>
当該圧電センサ11は、高分子圧電体12の非積層領域12aに第1の折り目15が設けられるので、折り曲げに起因するS/N比の低下を抑制することができる。より具体的に説明すると、第1の折り目15で高分子圧電体12の両面に信号電極13及びグランド電極4が積層されていると、第1の折り目15で定常的に信号が出力され、S/N比が低下する。これに対し、当該圧電センサ11は、高分子圧電体12の非積層領域12aに第1の折り目15を設けることで、折り曲げに起因するS/N比の低下を抑制することができる。
<積層体>
次に、図4及び図5を参照して、当該圧電センサ11を形成可能な積層体20について説明する。当該積層体20は、シート状の高分子圧電体12と、高分子圧電体12の一方の面に積層される信号電極13と、高分子圧電体12の他方の面に積層されるグランド電極4とを備える。高分子圧電体12は、平面視矩形状である。
図4に示すように、信号電極13は、高分子圧電体12の一方の面に2つの部分に分かれて積層されている。高分子圧電体12は、前記一方の面に、信号電極13が積層されていない直線状かつ帯状の非積層領域12aを有している。非積層領域12aは、高分子圧電体12を2つの領域に等分するように高分子圧電体12を横断している。当該積層体20は、非積層領域12aの延在方向の両端に亘って延びる第1の折り目予定部15aを有する。第1の折り目予定部15aは前述の第1の折り目15に対応する位置に設けられている。
信号電極13は、非積層領域12aに分断される第1部分13a及び第2部分13bを有する。信号電極13は、1個の電気信号出力用の端子部(第1端子部13c)を有している。
図5に示すように、グランド電極4は、高分子圧電体12の他方の面の略全面に積層されている。グランド電極4は、高分子圧電体12の非積層領域12aと平面視で重なり合う部分にも積層されている。グランド電極4は、1個の電気信号出力用の端子部(第2端子部4a)を有する。
当該積層体20から図1の圧電センサ1を形成する手順について説明する。まず、当該積層体20を第1部分13a及び第2部分13bが対向するよう第1の折り目予定部15aで2つ折りに折り畳む。そして、この折り畳み状態で対向する第1部分13a及び第2部分13bを導電性両面テープ、導電性接着剤等の導電性部材によって接着する。これにより、図1の圧電センサ1が得られる。なお、第1部分13a及び第2部分13bは、非積層領域12aの延在方向の両端に亘って接着されることが好ましい。
<利点>
当該積層体20は、柔軟性の低下を抑えつつ、寄生容量を低減して感度を高めることが可能な当該圧電センサ1を容易に形成することができる。
[第三実施形態]
<圧電センサ>
図6〜図9の圧電センサ21は、シート状の高分子圧電体22と、高分子圧電体22の一方の面に積層される信号電極23と、高分子圧電体22の他方の面に積層されるグランド電極24とを備える。当該圧電センサ21は、信号電極23が内側となり、グランド電極24が外側となるよう第1の折り目25で折られ、対向する信号電極23同士が接触している。具体的には、当該圧電センサ21は、高分子圧電体22の一方の面に信号電極23が積層され、高分子圧電体22の他方の面にグランド電極24が積層された1枚の積層体を、信号電極23が内側になるように図6〜図9のX方向に折り畳み、さらに2つ折りに折り畳んだ折り畳み体を図6〜図9のY方向に複数回折り返すことによってこの積層体を図6〜図9のZ方向に多層に折り重ねることで形成される。対向する信号電極23同士は、例えば導電性両面テープ、導電性接着剤等の導電性部材によって接着されており、これによりこの導電性部材を介して接触している。対向する信号電極23同士は、導電性部材によって接着されることで、電気的に接続された状態で保持されている。また、多層に折り重ねられた状態で対向するグランド電極24同士も、導電性両面テープ、導電性接着剤等の導電性部材によって接着されていてもよい。当該圧電センサ21は、感度を高める観点から、グランド電極24の外面には合成樹脂フィルム等の絶縁層は積層されないことが好ましい。当該圧電センサ21は、グランド電極24の外面側に、人体等に貼着可能な貼着部を有していてもよい。
(高分子圧電体)
当該圧電センサ21は、1枚の高分子圧電体22を有する。高分子圧電体22は可撓性を有する。これにより、当該圧電センサ21は全体として可撓性を有する。高分子圧電体22は、例えば展開状態で平面視矩形状である。高分子圧電体22は、折られ方が相違している以外、図1の圧電センサ1の高分子圧電体2と同様の構成とすることができる。
(信号電極)
信号電極23は、高分子圧電体22の一方の面に積層されており、より詳しくは高分子圧電体22に対してその厚さ方向に荷重を付加した場合に正(プラス)に帯電する側の面に積層されている。
図7及び図9に示すように、信号電極23は、高分子圧電体22の一方の面に2つの部分に分かれて積層されている。第1の折り目25は、この2つの部分に挟まれる領域に設けられている。詳しく説明すると、信号電極23は、高分子圧電体22の一方の面上で2つの部分に分断されており、第1の折り目25は、この2つの部分に挟まれる間の領域、すなわち高分子圧電体22の信号電極23が積層されていない領域に設けられている。つまり、当該圧電センサ21は、高分子圧電体22の一方の面に、信号電極23が積層されていない直線状かつ帯状の非積層領域22aを有しており、第1の折り目25は、この非積層領域22aに設けられている。
信号電極23は、非積層領域22aを挟んで対置される第1部分23a及び第2部分23bを有している。当該圧電センサ21は、第1部分23a及び第2部分23bが対向するように第1の折り目25で2つ折りに折り畳まれている。非積層領域22aは、高分子圧電体22の短手方向の中央部で高分子圧電体22の長手方向の両端に亘って延びている。当該圧電センサ21は、高分子圧電体22が図6〜図9のZ方向に多層に折り重ねられることで感度を高めることができる。一方、高分子圧電体22の折り曲げ部分(すなわち第1の折り目25)で高分子圧電体22の両面に信号電極23及びグランド電極24が積層されていると、この折り曲げ部分で定常的に信号が出力され、S/N比が低下する。しかしながら、当該圧電センサ21は、高分子圧電体22の非積層領域22aに第1の折り目25を設けることで、折り曲げに起因するS/N比の低下を抑制することができる。
信号電極23は、1個の電気信号出力用の端子部(第1端子部23c)を有する。つまり、信号電極23は、第1部分23a及び第2部分23bに対して1個の第1端子部23cを有する。第1端子部23cは、信号配線(不図示)と接続可能に構成される。当該圧電センサ21は、信号電極23の第1部分23aと第2部分23bとが接触しているので、高分子圧電体22を多層に折り重ねることで感度を高めつつも、1個の第1端子部23cのみを設けることで振動を検出することができる。また、当該圧電センサ21は、単一の第1端子部23cを有するので、第1端子部23cの配置の自由度を高めつつ、第1端子部23cと後述の第2端子部24aとの平面視における重なり合いを容易に抑制することができる。これにより、当該圧電センサ21は、高分子圧電体22を多層に積層しつつ、第1端子部23c及び第2端子部24aの重なり合いに起因するS/N比の低下等の不都合を容易に防止することができる。
信号電極23の材質、積層方法及び平均厚さとしては、図1の圧電センサ1の信号電極3と同様とすることができる。
(グランド電極)
グランド電極24は、高分子圧電体22の他方の面に積層されており、より詳しくは高分子圧電体22に対してその厚さ方向に荷重を付加した場合に負(マイナス)に帯電する側の面に積層されている。グランド電極24は、前記他方の面の略全面に積層されている。グランド電極24は、高分子圧電体22の展開状態における平面視で、その投影領域内に信号電極23を内包するよう積層されることが好ましい。
グランド電極24は、1個の電気信号出力用の端子部(第2端子部24a)を有する。第2端子部24aは、平面視で第1端子部23cと重なり合わない位置に形成されている。当該圧電センサ21は、信号電極23及びグランド電極24が、それぞれ1個の端子部(第1端子部23c及び第2端子部24a)を有するので、高分子圧電体22を多層に積層した場合でも第1端子部23c及び第2端子部24aの重なり合いに起因するS/N比の低下等の不都合を容易に防止することができる。
(折り重ね形状)
図6及び図8に示すように、当該圧電センサ21は、信号電極23が内側になるよう第1の折り目25で折られた状態(高分子圧電体22を最初に2つ折りに折り畳んだ状態)で並列に配置されるそれぞれ1つ以上かつ互いに同数の第2の折り目26及び第3の折り目27を有する。本実施形態では、各1個の第2の折り目26及び第3の折り目27を有する。第2の折り目26及び第3の折り目27は、非積層領域22aの延在方向に離間して、高分子圧電体22を横断するよう配置される。図8に示すように、第2の折り目26及び第3の折り目27では高分子圧電体22の両面に信号電極23及びグランド電極24が積層されている。当該圧電センサ21は、高分子圧電体22を第1の折り目25で2つ折りに折り畳んだ折り畳み体を第2の折り目26及び第3の折り目27でさらに折ることで、この折り畳み体を図6〜図9のZ方向(信号電極23の対向方向)に折り重ねている。
第2の折り目26と第3の折り目27とでは互いに反対方向に折られている。これにより、当該圧電センサ21は、第2の折り目26と第3の折り目27とで+−反対の信号が定常的に出力される。当該圧電センサ21は、第2の折り目26と第3の折り目27とが同数であるので、+の信号と−の信号とを相殺することができる。これにより、当該圧電センサ21は、S/N比を大きくすることができる。また、この構成によると、当該圧電センサ21は、第1端子部23c及び第2端子部24aの個数の増加を抑えることができる。
第2の折り目26と第3の折り目27とは交互に配置されている。これにより、当該圧電センサ21は、非積層領域22aの延在方向に沿って蛇腹状(ジグザグ状)に折り返されている。当該圧電センサ21は、第2の折り目26と第3の折り目27とが交互に配置されることで、第2の折り目26の変位と第3の折り目27の変位とを等しくしやすい(換言すると、第2の折り目26及び第3の折り目27での折り曲げによる圧縮変形量を等しくしやすい)。その結果、当該圧電センサ21は、第2の折り目26及び第3の折り目27で出力される信号をより確実に相殺しやすい。
第2の折り目26及び第3の折り目27は、互いに同じ長さであることが好ましい。このように、第2の折り目26及び第3の折り目27を互いに同じ長さとすることで、第2の折り目26の変位と第3の折り目27の変位とを等しくしやすい。なお、「同じ長さ」とは、第2の折り目26に対する第3の折り目27の長さ比が0.9以上1.1以下であることをいう。
第2の折り目26と第3の折り目27とは平行に配置されることが好ましい。また、第2の折り目26と第3の折り目27とは、高分子圧電体22の短手方向(非積層領域22aの延在方向と垂直な方向)に延びていることが好ましい。これにより、当該圧電センサ21は、高分子圧電体22が多層に折り重なった状態を安定的に保持しやすい。
第2の折り目26と第3の折り目27との間隔は特に限定されるものではない。当該圧電センサ21は、第2の折り目26と第3の折り目27との間隔を等しくすることで(例えば第2の折り目26と第3の折り目27とを非積層領域22aの延在方向に等間隔で配置することで)、センサ全体の感度を均等に高めやすい。一方、当該圧電センサ21は、第2の折り目26と第3の折り目27との間隔を調節することで、平面視において積層数の異なる領域を設けることができ、これにより部分的に感度の高い領域を形成することができる。
<利点>
当該圧電センサ21は、柔軟性の低下を抑えつつ、寄生容量を低減して感度を高めることができる。当該圧電センサ21は、高分子圧電体22を多層に折り重ねることで、高分子圧電体22の積層方向における感度を容易に高めることができる。これにより、当該圧電センサ21は、例えば生体振動センサとして用いやすい。
<積層体>
次に、図10〜図13を参照して、当該圧電センサ21を形成可能な積層体30について説明する。図10及び図11に示すように、当該積層体30は、シート状の高分子圧電体22と、高分子圧電体22の一方の面に積層される信号電極23と、高分子圧電体22の他方の面に積層されるグランド電極24とを備える。高分子圧電体22は、平面視矩形状である。
図10に示すように、信号電極23は、高分子圧電体22の一方の面に2つの部分に分かれて積層されている。高分子圧電体22は、前記一方の面に、信号電極23が積層されていない直線状かつ帯状の非積層領域22aを有している。非積層領域22aは、高分子圧電体22の短手方向の中央で高分子圧電体22の長手方向の両端に亘って延びている。当該積層体30は、非積層領域22aの延在方向の両端に亘って延びる第1の折り目予定部25aを有している。第1の折り目予定部25aは前述の第1の折り目25に対応する位置に設けられている。
信号電極23は、非積層領域22aに分断される第1部分23a及び第2部分23bを有する。信号電極23は、1個の電気信号出力用の端子部(第1端子部23c)を有している。
図11に示すように、グランド電極24は、高分子圧電体22の他方の面の略全面に積層されている。グランド電極24は、高分子圧電体22の非積層領域22aと平面視で重なり合う部分にも積層されている。グランド電極24は、1個の電気信号出力用の端子部(第2端子部24a)を有する。
当該積層体30は、並列に配置されるそれぞれ1つ以上かつ同数の第2の折り目予定部26a及び第3の折り目予定部27aを有する。第2の折り目予定部26aは前述の第2の折り目26に対応する位置に設けられ、第3の折り目予定部27aは前述の第3の折り目27に対応する位置に設けられる。
続いて、当該積層体30から図6の圧電センサ21を形成する手順について説明する。まず、図12に示すように、当該積層体30を第1の折り目予定部25aで2つ折りに折り畳む。また、この折り畳み状態で対向する第1部分23a及び第2部分23bを導電性両面テープ、導電性接着剤等の導電性部材によって接着する。第1部分23a及び第2部分23bは、非積層領域22aの延在方向の両端に亘って接着されることが好ましい。
次に、図13に示すように、2つ折りに折り畳まれた当該積層体30を第2の折り目予定部26a及び第3の折り目予定部27aで反対方向に折り曲げ、高分子圧電体22を多層に折り重ねる。これにより、図6の圧電センサ21が得られる。第2の折り目予定部26a及び第3の折り目予定部27aによる折り曲げによって対向するグランド電極24同士は、導電性両面テープ、導電性接着剤等の導電性部材によって接着することが好ましい。
<利点>
当該積層体30は、柔軟性の低下を抑えつつ、寄生容量を低減して感度を高めることが可能な当該圧電センサ21を容易に形成することができる。
[第四実施形態]
<圧電センサ>
図14の圧電センサ31は、グランド電極4に直接積層されるシールド層32を備える以外、図1の圧電センサ1と同様の構成とすることができる。そのため、以下ではシールド層32についてのみ説明する。なお、当該圧電センサ31は、シールド層32の外面側に、人体等に貼着可能な貼着部を有していてもよい。
(シールド層)
シールド層32は、導電性を有する材料から形成される。シールド層32は、電磁波を遮蔽して信号電極3に外部ノイズが印加されることを抑制する。シールド層32は、グランド電極4に直接積層されており、より詳しくは絶縁層等の絶縁部材を介在させることなくグランド電極4に積層されている。これにより、シールド層32はグランド電極4に電気的に接続されている。シールド層32は、グランド電極4に電気的に接続されることで、グランド電極4と同時に接地可能に構成される。
シールド層32は、導電性を有する限り、その具体的構成は特に限定されるものではない。シールド層32は、例えば金属箔によって構成することができる。また、シールド層32の材質としては、例えば銅、アルミニウム等が挙げられ、酸化等を防止するために例えば金、ニッケル、銀等のめっきが施されていてもよい。シールド層32は、例えば導電性両面テープ、導電性接着剤等の導電性部材によってグランド電極4に接着することができる。
シールド層32の平均厚さとしては、その形成方法にもよるが、例えば0.5μm以上、20μm以下とすることができる。シールド層32の平均厚さが前記下限に満たないと、十分な電磁シールド効果が得られないおそれがある。逆に、シールド層32の平均厚さが前記上限を超えると、当該圧電センサ31の可撓性が不十分となるおそれや、高分子圧電体2への振動の伝達を阻害して当該圧電センサ31の感度を低下させるおそれがある。
<利点>
当該圧電センサ31は、信号電極3が内側となり、グランド電極4が外側となるよう第1の折り目5で折られているので、別途絶縁層を介在させることなくグランド電極4にシールド層32を積層することができる。従って、当該圧電センサ31は、柔軟性の低下を抑えつつ、寄生容量を低減して感度を高めることができる。
[その他の実施形態]
前記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、前記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて前記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
前述の第三実施形態では、第2の折り目26及び第3の折り目27が各1個設けられる構成について説明したが、第2の折り目及び第3の折り目は、それぞれ2以上設けられてもよい。当該圧電センサは、第2の折り目及び第3の折り目をそれぞれ2以上設けることで、高分子圧電体の積層数を増加することができ、感度をより高めることができる。また、当該圧電センサは、第2の折り目及び第3の折り目をそれぞれ2以上有する場合でも、信号電極及びグランド電極に2以上の端子部を設けることを要しないので、端子部の重なり合いに起因するS/N比の低下等の不都合を防止することができる。
前述の第三実施形態では、第2の折り目26及び第3の折り目27が、非積層領域22aの延在方向に離間して配置される構成について説明した。しかしながら、第2の折り目及び第3の折り目の配置はこの構成に限定されるものではない。例えば第2の折り目及び第3の折り目は、非積層領域の長手方向と平行に延在するよう、非積層領域の幅方向に離間して配置されてもよい。
前記第2の折り目及び第3の折り目は、必ずしも交互に配置されていなくてもよい。当該圧電センサは、例えば2以上の第2の折り目が連続して配置されてもよい。
前述の第四実施形態では、図1の圧電センサ1のグランド電極4にシールド層32が直接積層される構成について説明したが、当該圧電センサは、図3の圧電センサ11のグランド電極4及び図6の圧電センサ21のグランド電極24にシールド層が直接積層されてもよい。
当該圧電センサは、信号電極が3以上の部分に分かれていてもよい。
当該圧電センサは、必要に応じて端子部の数を調節可能であり、例えば信号電極及びグランド電極のいずれか一方又は両方に2以上の端子部を設けてもよい。
当該圧電センサの用途は特に限定されるものではない。当該圧電センサは、例えば空気伝導マイクに用いられてもよい。
以上説明したように、本発明の一態様に係る圧電センサは、柔軟性の低下を抑えつつ、寄生容量を低減して感度を高めることができるので、生体振動の検出に適している。
1,11,21,31 圧電センサ
2,12,22 高分子圧電体
3,13,23 信号電極
3a,13c,23c 第1端子部
3b 第1領域
3c 第2領域
4,24 グランド電極
4a,24a 第2端子部
5,15,25 第1の折り目
15a,25a 第1の折り目予定部
12a,22a 非積層領域
13a,23a 第1部分
13b,23b 第2部分
26 第2の折り目
26a 第2の折り目予定部
27 第3の折り目
27a 第3の折り目予定部
20,30 積層体
32 シールド層

Claims (8)

  1. シート状の高分子圧電体と、
    前記高分子圧電体の一方の面に積層される信号電極と、
    前記高分子圧電体の他方の面に積層されるグランド電極と
    を備える圧電センサであって、
    前記信号電極が内側となり、前記グランド電極が外側となるよう第1の折り目で折られ、対向する前記信号電極同士が接触することを特徴とする圧電センサ。
  2. 前記信号電極が前記一方の面に少なくとも2つの部分に分かれて積層されており、前記第1の折り目が前記2つの部分に挟まれる領域に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧電センサ。
  3. 前記第1の折り目で折られた状態で並列に配置されるそれぞれ1つ以上かつ互いに同数の第2の折り目及び第3の折り目を有し、
    前記第2の折り目と前記第3の折り目とで反対方向に折られていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧電センサ。
  4. 前記第2の折り目と前記第3の折り目とが交互に配置される請求項3に記載の圧電センサ。
  5. 前記信号電極及びグランド電極が、それぞれ1個の電気信号出力用の端子部を有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の圧電センサ。
  6. 前記グランド電極に直接積層されるシールド層をさらに備える請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の圧電センサ。
  7. 生体振動センサである請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の圧電センサ。
  8. シート状の高分子圧電体と、
    前記高分子圧電体の一方の面に積層される信号電極と、
    前記高分子圧電体の他方の面に積層されるグランド電極と
    を備え、
    前記信号電極は、前記一方の面に少なくとも2つの部分に分かれて積層されている積層体。
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