JP2020201653A - 情報処理方法、プログラム、端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子市場への出店において、ユーザの意向を事業者に容易に伝えることができる情報処理方法、プログラム、端末を提供する。【解決手段】通信システム1において、インターネットを介して取引を行う電子市場を管理するサーバと通信する端末の情報処理方法は、事業者とは異なる端末のユーザによる端末への入力に基づいて、事業者に対する、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報を、端末の通信部を介してサーバに送信することと、第1情報の送信と、事業者の電子市場への出店とに基づき、端末のユーザに対する特典に関する第2情報をサーバから通信部を介して受信することと、を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理方法、プログラム、端末に関する。
コンピュータネットワーク上での電子的な情報通信によって商品やサービスを売買・分配する電子商取引が知られている。例えば、特許文献1には、この電子商取引に関する技術が開示されている。しかしながら、電子商取引を実現するための出店方法については、ほとんど検討されてこなかった。
特開2006−18779号公報
本発明の第1の態様によると、インターネットを介して取引を行う電子市場を管理するサーバと通信する端末の情報処理方法は、事業者とは異なる端末のユーザによる端末への入力に基づいて、事業者に対する、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報を、端末の通信部を介してサーバに送信することと、第1情報の送信と、事業者の電子市場への出店とに基づき、端末のユーザに対する特典に関する第2情報をサーバから通信部を介して受信することとを含む。
本発明の第2の態様によると、インターネットを介して取引を行う電子市場を管理するサーバと通信する端末のコンピュータによって実行されるプログラムであって、事業者とは異なる端末のユーザによる端末への入力に基づいて、事業者に対する、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報を、端末の通信部を介してサーバに送信することと、第1情報の送信と、事業者の電子市場への出店とに基づき、端末のユーザに対する特典に関する第2情報をサーバから通信部を介して受信することとを含む。
本発明の第3の態様によると、インターネットを介して取引を行う電子市場を管理するサーバと通信する端末であって、事業者とは異なる端末のユーザによる端末への入力に基づいて、事業者に対する、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報を、サーバに送信し、第1情報の送信と、事業者の電子市場への出店とに基づき、端末のユーザに対する特典に関する第2情報をサーバから受信する通信部と、通信部を介して受信した第1情報を表示する表示部とを備える。
本発明の第4の態様によると、インターネットを介して取引を行う電子市場を管理するサーバの情報処理方法であって、端末から送信された、事業者に対する、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報をサーバの通信部を介して受信することと、第1情報に基づき事業者の電子装置から送信された、電子市場に出店することを示す情報を通信部を介して受信することと、電子市場に出店することを示す情報に基づき、端末のユーザに対する特典に関する第2情報を端末に通信部を介して送信することとを含む。
実施形態の一態様における通信システムの構成の一例を示す図。 第1実施例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第1実施例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第1実施例に係る店舗装置の表示画面の一例を示す図。 第1実施例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第1変形例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第1変形例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第1変形例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第1変形例に係る店舗装置の表示画面の一例を示す図。 第1変形例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第2実施例に係る店舗装置の表示画面の一例を示す図。 第2変形例に係る店舗装置の表示画面の一例を示す図。 第3実施例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第4変形例に係る店舗装置の表示画面の一例を示す図。 第4変形例に係る店舗装置の表示画面の一例を示す図。 第1変形例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第1変形例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第5実施例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第5実施例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第5実施例に係る端末の表示画面の一例を示す図。 第1実施例に係るサーバの制御部により実現される機能の一例を示す図。 第1実施例に係るサーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 第1実施例に係るユーザ登録データの一例を示す図。 第1実施例に係る店舗グループ管理データベースの一例を示す図。 第1実施例に係るユーザインセンティブデータの一例を示す図。 第1実施例に係る端末の制御部により実現される機能の一例を示す図。 第1実施例に係る端末の記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 第1実施例に係る店舗装置の制御部により実現される機能の一例を示す図。 第1実施例に係る店舗装置の記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 第1実施例に係るサーバ、端末、店舗装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。 第1実施例に係るサーバ、端末、店舗装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。 第1変形例に係るユーザインセンティブデータの一例を示す図。 第1変形例に係るサーバ、端末、店舗装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。 第1変形例に係る店舗グループ管理データベースの一例を示す図。 第2実施例に係るサーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 第2実施例に係る店舗インセンティブデータの一例を示す図。 第2実施例に係るサーバ、端末、店舗装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。 第2実施例に係るサーバ、端末、店舗装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。 第3実施例に係る店舗グループ管理データベースの一例を示す図。 第3実施例に係るサーバ、端末、店舗装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。 第3変形例に係るサーバ、端末、店舗装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。 第3変形例に係るサーバ、端末、店舗装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。 第4実施例に係る店舗グループ管理データベースの一例を示す図。 第4実施例に係るユーザインセンティブデータの一例を示す図。 第4実施例に係るサーバ、端末、店舗装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。 第4実施例に係るサーバ、端末、店舗装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。
<法的事項の遵守>
本明細書に記載の開示は、通信の秘密など、本開示の実施に必要な実施国の法的事項遵守を前提とすることに留意されたい。
本開示に係る情報処理方法等を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
[システム構成]
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成の一例を示す図である。
通信システム1では、限定ではなく例として、ネットワーク30を介してサーバ10と、端末20(端末20A,端末20B,端末20C,・・・)と、店舗装置40(店舗装置40A,店舗装置40B,店舗装置40C,・・・)とが接続される。
なお、ネットワーク30に接続される各種の装置の数は限定されない。
サーバ10は、ネットワーク30を介して、ユーザが所有する端末20、または店舗に導入される店舗装置40、もしくはその両方に、所定のサービスを提供する機能を有する。例えば、サーバ10は、端末20または店舗装置40、もしくはその両方と通信を行って、電子商取引(EC(Electronic Commerce))サービスを提供する機能を有する。
ネットワーク30は、1以上のサーバ10と、1以上の端末20と、1以上の店舗装置40とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク30は、上記の各種の装置が接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。また、ネットワーク30は、電話網として、固定電話機用の固定電話網や、携帯電話機用の携帯電話網(基地局、移動通信制御局を含む。)等の各種の電話網を含む。
ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよいし、そうでなくてもよい。ネットワーク30は、限定ではなく例として、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDN(integrated service digital networks)、無線LAN、LTE(long term evolution)、CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク30は、1つまたは複数のネットワーク30を含むことができる。
端末20(端末20A,端末20B,端末20C,・・・)(限定でなく、端末、情報処理装置の一例)は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定ではなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定ではなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定ではなく例として、PDA(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、端末20は情報処理端末と表現されてもよい。
端末20A、端末20Bおよび端末20Cの構成は基本的には同一であるため、以下の説明においては、端末20について説明する。また、本明細書では、必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末20Xと表現し、ユーザXまたは端末20Xに対応付けられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定ではなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応付けられた情報を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよいし、そうでなくてもよい。
サーバ10(限定でなく、サーバ、情報処理装置、情報管理装置の一例)は、端末20または店舗装置40、もしくはその両方に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ10は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、限定ではなく例として、サーバ装置、コンピュータ(限定ではなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定ではなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定ではなく例として、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、サーバ10は情報処理装置と表現されてもよい。サーバ10と端末20とを区別する必要がない場合は、サーバ10と端末20とは、それぞれ情報処理装置と表現されてもよいし、されなくてもよい。サーバ10と店舗装置40とを区別する必要がない場合は、サーバ10と店舗装置40とは、それぞれ情報処理装置と表現されてもよいし、されなくてもよい。
店舗装置40(限定でなく、事業者用の情報処理装置の一例)は、サーバ10を運用・管理する事業者と提携する店舗(限定ではなく、事業者の一例)(サーバ10を運用・管理する事業者の加盟店とも言える。)に導入されて使用される装置である。なお、店舗装置40は、店舗内に設置されるようにしてもよいし、店舗外に設置されるようにしてもよい。
なお、店舗装置40A、店舗装置40Bおよび店舗装置40Cの構成は基本的には同一であるため、以下では、店舗装置40の構成として説明する。
店舗装置40は、限定ではなく例として、スマートフォン、サーバ装置、コンピュータ(限定ではなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定ではなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定ではなく例として、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホーム等を含む。店舗装置40は、情報処理装置や情報管理装置、電子装置と表現されてもよい。
[各装置のハードウェア(HW)構成]
通信システム1に含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
図1には、端末20のHW構成の一例を示している。
端末20は、制御部21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶部28、通信I/F22(インタフェース)、入出力部23、表示部24、マイク25、スピーカ26、カメラ27、位置算出用情報検出部29を備える。端末20のHWの各構成要素は、限定ではなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、端末20のHW構成として、すべての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、端末20は、マイク25、カメラ27等、個々の構成要素、または複数の構成要素を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
通信I/F22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F22は、ネットワーク30を介して、サーバ10等の各種装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F22は、各種データを制御部21からの指示に従って、サーバ10等の各種装置に送信する。また、通信I/F22は、サーバ10等の各種装置から送信された各種データを受信し、制御部21に伝達する。また、通信I/F22を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F22が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部23は、端末20に対する各種操作を入力する装置、および、端末20で処理された処理結果を出力する装置を含む。入出力部23は、入力部と出力部が一体化していてもよいし、入力部と出力部に分離していてもよいし、そうでなくてもよい。
入力部は、ユーザからの入力を受け付けて、入力に係る情報を制御部21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力部は、限定ではなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音響による操作入力)を含む。
出力部は、制御部21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力部は、限定ではなく例として、 タッチパネル、タッチディスプレイ、スピーカ(音声出力)、レンズ(限定ではなく例として3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含む。
表示部24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示部24は、限定ではなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定ではなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよいし、そうでなくてもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置を含む。なお、これらの表示部24は、3Dで表示データを表示可能であってもよいし、そうでなくてもよい。
入出力部23がタッチパネルの場合、入出力部23と表示部24とは、同一の大きさおよび形状で対向して配置されていてもよい。
位置算出用情報検出部29は、制御部21が自己の端末20の位置を算出(測定)するために必要な情報を検出(計測)する機能部である。位置算出用情報検出部29は、限定ではなく例として、位置算出用センサ部と表現することもできる。
位置算出用情報検出部29は、限定ではなく例として、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムを利用して端末20の位置を算出するためのセンサやユニットである衛星測位センサ(衛星測位ユニット)や、慣性航法システムを利用して端末20の位置を算出するためのセンサやユニットである慣性計測センサ(慣性計測ユニット(IMU(Inertial Measurement Unit)))等を含む。
衛星測位ユニットは、限定ではなく例として、不図示のアンテナで受信される測位用衛星から発信されている測位用衛星信号を含むRF(Radio Frequency)信号をデジタル信号に変換するRF受信回路や、RF受信回路から出力されるデジタル信号に対して相関演算処理等を行って測位用衛星信号を捕捉し、測位用衛星信号から取り出した衛星軌道データや時刻データ等の情報を、位置算出用情報として出力するベースバンド処理回路等を有する。
慣性計測ユニットは、慣性航法演算によって端末20の位置を算出するために必要な情報を検出するセンサである慣性センサを有する。慣性センサには、限定ではなく例として、3軸の加速度センサや3軸のジャイロセンサが含まれ、加速度センサによって検出された加速度と、ジャイロセンサによって検出された角速度とを、位置算出用情報として出力する。
なお、位置算出用情報検出部29に、CPUやDSP等の演算装置や処理装置を含めるようにし、検出された位置算出用情報に基づいて、位置算出用情報検出部29で端末20の位置が算出(測定)されて出力されるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
制御部21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定ではなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよいし、されなくてもよい。
制御部21は、限定ではなく例として、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)を含む。
記憶部28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部28は、限定ではなく例として、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体を含む。また、記憶部28は、メモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
端末20は、プログラムPを記憶部28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部21が、制御部21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部28に記憶されるプログラムPは、端末20に、制御部21が実行する各機能を実現させる。また、このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
マイク25は、音響データ(音データ)の入力に利用される。スピーカ26は、音響データの出力に利用される。カメラ27は、動画像データの取得に利用される。なお、カメラ27は、赤外線等の不可視光を利用して、3次元情報を検出可能に構成してもよいし、そのようにしなくてもよい。
(2)サーバのHW構成
図1には、サーバ10のHW構成の一例を示している。
サーバ10は、制御部11(CPU)、記憶部15、通信I/F14(インタフェース)、入出力部12、表示部13を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、限定ではなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、サーバ10のHWは、サーバ10のHWの構成として、全ての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、サーバ10のHWは、表示部13を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
制御部11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定ではなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御部11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよいし、そうでなくてもよい。本開示において、制御部11は、これらに限定されない。
記憶部15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶部15は、これらに限定されない。また、記憶部15は、メモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
通信I/F14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F14は、ネットワーク30を介して、端末20等の各種装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F14は、各種データを制御部11からの指示に従って、端末20等の各種装置に送信する。また、通信I/F14は、端末20等の各種装置から送信された各種データを受信し、制御部11に伝達する。また、通信I/F14を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F14が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力部12は、ユーザからの入力を受け付けて、入力に係る情報を制御部11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入出力部12は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力部12は、限定ではなく例として、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよいし、そうでなくてもよい。ただし、本開示において、入出力部12は、これらに限定されない。
表示部13は、代表的にはモニタ(限定ではなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、表示部13は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよいし、そうでなくてもよい。なお、これらの表示部13は、3Dで表示データを表示可能であってもよいし、そうでなくてもよい。本開示において、表示部13は、これらに限定されない。
(3)店舗装置40のHW構成
図1には、店舗装置40のHW構成の一例を示している。
店舗装置40は、制御部41(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶部48、通信I/F42(インタフェース)、入出力部43、表示部44、マイク45、スピーカ46、カメラ47、位置算出用情報検出部49を備える。店舗装置40のHWの各構成要素は、限定ではなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、店舗装置40のHW構成として、すべての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、店舗装置40は、マイク45、カメラ47等、個々の構成要素、または複数の構成要素を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
その他の店舗装置40に含まれる上記の各構成要素や機能部を実現するためのHWや部品等については、例えば端末20と同様に構成することができる。このため、再度の説明を省略する。
なお、店舗装置40は、店舗に設置される端末(店舗端末)としてもよいし、しなくてもよい。また、店舗装置40は一体型の装置であってもよいし、構成要素が別体であってもよい。
(5)その他
サーバ10は、プログラムPを記憶部15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部11が、制御部11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部15に記憶されるプログラムPは、サーバ10に、制御部11が実行する各機能を実現させる。このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
他の装置についても同様である。
本開示の各実施形態においては、サーバ10および/または端末20のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
他の装置についても同様である。
なお、サーバ10の制御部11、および/または、端末20の制御部21は、制御回路を有するCPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよいし、そうでなくてもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよいし、そうでなくてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。そのため、制御部11は、制御回路と表現されてもよいし、されなくてもよい。
他の装置についても同様である。
また、本開示の各実施形態のプログラムP(限定ではなく例として、ソフトウェアプログラム、コンピュータプログラム、またはプログラムモジュール)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよいし、されなくてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムPを記憶可能である。また、プログラムPは、本開示の各実施形態の機能の一部を実現するためのものであってもよいし、そうでなくてもよい。さらに、本開示の各実施形態の機能を記憶媒体にすでに記録されているプログラムPとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよいし、そうでなくてもよい。
記憶媒体は、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定ではなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カード、またはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。また、記憶媒体をメモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
サーバ10および/または端末20は、記憶媒体に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
他の装置についても同様である。
また、本開示のプログラムPは、プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10および/または端末20に提供されてもよいし、されなくてもよい。サーバ10および/または端末20は、限定ではなく例として、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
他の装置についても同様である。
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよいし、そうでなくてもよい。
端末20における処理の少なくとも一部を、サーバ10により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、端末20の制御部21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
サーバ10における処理の少なくとも一部を、端末20により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、サーバ10の制御部11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、端末20で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
他の装置についても同様である。
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよいし、そうでなくてもよい。
なお、本開示のプログラムは、限定ではなく例として、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのコンパイラ言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装される。
また、本明細書では、適宜「通信I/Fによって」という表現を使用する。これは、装置が、限定ではなく例として、制御部(プロセッサー等)の制御に基づいて、通信I/Fを介して(通信部を介して)、各種の情報やデータを送受信することを示す。
<第1実施例>
コンピュータネットワーク上での電子的な情報通信によって商品やサービスを売買・分配する電子商取引が知られている。そして、電子商取引用のウェブサイト(限定ではなく電子市場の一例)(以下、「ECサイト」と称す。)上で、商品や役務(限定ではなく電子市場を管理するサーバによって提供される情報の一例)の販売・提供(限定でなく電子市場を管理するサーバによる情報の提供の一例)を行う電子商取引サービス(以下、「ECサービス」と称す。)がしばしば利用される。
第1実施例は、限定ではなく例として、ECサービスに登録していない、店舗装置40を運用する店舗に対して、ユーザが端末20を用いてECサービスへの登録を働きかける実施例である。具体的には、端末20のユーザが、店舗装置40を運用する店舗に関するサービス(店舗が提供するサービスとも言える。)をECサイト(限定ではなく、「電子市場」の一例)でも利用可能にすることをリクエスト(要望・希望)する情報の一例として、出店の要望に関する情報(以下、「出店要望情報」と称する。)をサーバ10に送信する。
本明細書では、上記のリクエストのことを、適宜「出店リクエスト」と称する。
出店要望情報には、限定ではなく例として、「いいね!」や「はい」等の、端末20のユーザの承認を意味する情報が含まれる。
本実施例では、限定ではなく例として、端末20のユーザが操作可能な操作用画像であって、「いいね!」を意味する操作用画像(例えば、後述する承認アイコン)への操作(例えば、承認アイコンのタッチ操作)がなされたことに基づいて、承認を意味する出店要望情報が端末20からサーバ10に送信されることとして説明する。
サーバ10は、複数の端末20から送信される出店要望情報を集計し、その集計結果を、店舗装置40に通知する。具体的には、サーバ10は、限定ではなく例として、受信された出店要望情報を集計することによって、出店リクエストの延べ数(「いいね!」の延べ数)を集計し、その集計結果を店舗装置40に通知する。
また、店舗が出店要望情報の集計結果に基づいてECサービスに登録した場合、サーバ10は、出店要望情報の送信元の端末20に対して、限定ではなく例として、ECサービスで使用可能な割引クーポン等のインセンティブ情報を送信する。
以下の実施例では、一例として、サーバ10によって、メッセージングサービスの一種であるインスタントメッセージングサービス(IMS(Instant Messaging Service))が提供される。そして、端末20と、店舗装置40とは、IMSによって、サーバ10との間で各種の情報やデータの送受信を行うことが可能に構成されていることとする。
ただし、IMS等のメッセージングサービスは、必ずしも構成要素に含めなければならないわけではない。つまり、以下説明する実施例を、メッセージングサービスを用いない実施例として構成するようにしてもよいし、しなくてもよい。
第1実施例に記載の内容は、他の各実施例のいずれにも適用可能である。
(1)サーバの機能構成
図3−1は、本実施例におけるサーバ10の制御部11により実現される機能の一例を示す図である。
サーバ10は、制御部11により実現される機能として、IMS処理部111と、EC処理部112とを有する。
IMS処理部111は、記憶部15に記憶されているIMS処理プログラム151に従い、端末20間または店舗装置40間、もしくは端末20と店舗装置40との間でのIMS用のメッセージ等を含むコンテンツの送受信を実現するための処理であるIMS処理を実行する機能を有している。
本明細書において、「コンテンツ」とは、複数の端末20間で送受信されるメッセージ、スタンプ画像や写真(静止画像)、映像(動画像)等の画像、またはこれらの組み合わせを含む。また、本明細書におけるコンテンツは、詳細後述する「インセンティブ情報」を含む。
EC処理部112は、記憶部15に記憶されているEC処理プログラム152に従い、端末20もしくは店舗装置40、もしくはその両方に対して、ECサービスを提供するための処理であるEC処理を実行する機能を有している。
図3−2は、本実施例におけるサーバ10の記憶部15に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、プログラムとして、制御部11により読み出され、IMS処理として実行されるIMS処理プログラム151と、EC処理として実行されるEC処理プログラム152とが記憶される。
また、IMS処理プログラム151は、ECサービスで使用可能なクーポン等の送信に関するEC連携処理プログラム1511をサブルーチンプログラムとして含む。EC処理プログラム152は、ECサイトに新規出店を行う際に制御部11により読み出される出店処理プログラム1521をサブルーチンプログラムとして含む。
また、記憶部15には、限定ではなく例として、データとして、ユーザ登録データ153と、店舗グループ管理データベース154と、ユーザインセンティブデータ155とが記憶される。
ユーザ登録データ153は、IMSを利用するための端末20またはそのユーザの登録データであり、そのデータ構成の一例を図3−3に示す。
ユーザ登録データ153には、限定ではなく例として、ユーザ名と、ユーザIDと、端末電話番号と、性別と、年齢と、登録住所と、その他登録情報とが関連付けて記憶される。
ユーザ名は、IMSを利用する端末20のユーザの名称であり、端末20のユーザがIMSを利用する際に登録する名称が記憶される。
ユーザIDは、端末20のユーザを識別するための識別情報として機能するIDであり、IMSを利用するユーザに固有に設定されるIDである。このユーザIDは、限定ではなく例として、サーバ10によってユーザごとに固有のIDが設定されて記憶される。
ユーザIDは、端末20のユーザを識別するための識別情報(ユーザ識別情報)の一例である。
端末電話番号は、このユーザ名のユーザの端末20の電話番号であり、端末20のユーザがIMSを利用する際に登録する端末20の電話番号が記憶される。端末電話番号は、端末20を識別するための識別情報(以下、「端末識別情報」と称す。)の一例である。
なお、ユーザIDではなく、端末20を識別するための端末識別情報として、端末IDを設定して記憶させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。また、端末20またはそのユーザに固有に設定されるIDとして、IMSアプリケーションのアカウントの一種であるアプリケーションIDを設定して記憶させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
性別と、年齢と、登録住所とは、IMSを利用する端末20のユーザに関する属性情報であり、IMSを利用する際に登録する情報が記憶される。
ここで、年齢は、ある範囲で区切られた年齢層であってもよい。また、登録住所は、国から番地に至るまでの情報であってもよいし、より広範囲な地域区分を表す情報であってもよいし、より狭い範囲の地域区分を表す情報であってもよい。
その他登録情報は、このユーザ名のユーザのその他の登録情報であり、限定ではなく例として、IMSで用いられるユーザのアイコン画像(ユーザアイコン画像)、IMSで用いられるユーザのプロフィール(ユーザプロフィール)、端末20のメールアドレス、ユーザの趣味・職業等の情報がこれに含まれる。
なお、ユーザ登録データ153は、ECサービスを利用するための端末20またはそのユーザの登録データと共通のものとしてもよいし、しなくてもよい。
店舗グループ管理データベース154は、IMSにおいて、各店舗が作成するグループ(以下、「店舗グループ」と称する。)に関する情報を管理するためのデータを蓄積的に記憶したデータベースであり、そのデータ構成の一例を図3−4に示す。ここでは、店舗グループ管理データベース154の一例である第1の店舗グループ管理データベース154Aを例示する。
第1の店舗グループ管理データベース154Aには、店舗毎に生成される店舗グループ管理データが記憶される。
ここで、店舗グループとは、店舗の事業者が、自身が使用する端末や装置(例えば店舗装置40)で実行可能な、事業者用(事業者向け)のIMSアプリケーション(以下、「事業者用IMSアプリケーション」と称する。)内で作成するグループのことを意味する。このグループは、サーバ10によって登録されて管理される。
事業者用IMSアプリケーションは、店舗用(店舗向け)のIMSアプリケーション(店舗用IMSアプリケーション)と表現することもできる。
各店舗グループ管理データには、限定ではなく例として、店舗IDと、店舗名と、店舗グループ登録日時と、店舗グループユーザデータと、出店要望情報履歴データとが記憶される。
店舗IDは、各店舗グループを識別するための識別情報として機能するIDである。
店舗名には、限定ではなく例として、その店舗IDに対応する店舗グループを登録した店舗の名称が記憶される。
店舗グループ登録日時は、その店舗IDに対応する店舗グループを登録した日時の情報が記憶される。
店舗グループユーザデータには、限定ではなく例として、ユーザIDと、ユーザ名と、店舗グループ加入日時とが関連付けて記憶される。
ユーザIDは、その店舗グループに加入している端末20のユーザのユーザIDである。
ユーザ名は、その店舗グループに加入している端末20のユーザIDに対応するユーザ名である。
店舗グループ加入日時は、そのユーザIDに対応する端末20またはそのユーザが、店舗IDで定められる店舗グループに加入した日時である。
出店要望情報履歴データには、限定ではなく例として、ユーザIDと、ユーザ名と、要望日時とが関連付けて記憶される。
ユーザIDは、その店舗IDの店舗に対して、出店要望情報を送信した端末20のユーザのユーザIDである。
ユーザ名は、出店要望情報を送信した端末20のユーザのユーザIDに対応するユーザ名である。
要望日時は、そのユーザIDに対応する端末20が、その店舗IDの店舗に対して出店要望情報を送信した日時である。
例えば、図3−4のデータ例では、店舗ID「S0001」の店舗は、その店舗名が「〇×中華飯店」であり、店舗グループが「2019/04/01/** : ** : **」に登録されたことが示されている。また、店舗グループユーザデータによれば、ユーザID「U0005」のユーザは、「2019/04/02/** : ** : **」に店舗グループに加入したことが示されている。また、出店要望情報履歴データによれば、ユーザID「U0005」のユーザは、「2019/04/03/** : ** : **」に出店要望情報を送信したことが示されている。
ユーザインセンティブデータ155は、端末20のユーザによる出店要望情報が端末20から送信され、その出店要望情報に基づいて店舗がECサービスに登録した結果として、端末20に対して送信されるインセンティブ情報の内容が定められたデータである。そのデータ構成の一例を図3−5に示す。
ここでは、ユーザインセンティブデータ155の一例である第1のユーザインセンティブデータ155Aを例示する。
第1のユーザインセンティブデータ155Aには、限定ではなく例として、要望回数と、出店時インセンティブとが関連付けて記憶される。
要望回数とは、同一の店舗IDの店舗に対して、同一のユーザIDのユーザの端末20から出店要望情報が送信された回数である。
出店時インセンティブとは、店舗がECサービスに登録した結果、端末20に対して送信されるインセンティブ情報(以下、「出店時インセンティブ情報」と称する。)の内容が定められている。
図3−5のデータ例では、出店時インセンティブ情報として、限定ではなく例として、要望回数が「1回〜3回」の場合には、ECサービスで使用可能な「¥500割引クーポン」が送信され、要望回数が「4回以上」の場合には、ECサービスで使用可能な「¥1000割引クーポン」が送信されることが定められている。
(2)端末の機能構成
図3−6は、本実施例において端末20の制御部21により実現される機能の一例を示す図である。
端末20は、制御部21により実現される機能として、端末IMS処理部211を有する。
端末IMS処理部211は、記憶部28に記憶されているIMSアプリケーションプログラム281に従って、端末でのIMSに関する処理である端末IMS処理を実行する機能を有している。
図3−7は、本実施例における端末20の記憶部28に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部28には、限定ではなく例として、サーバ10からあらかじめダウンロードするなどして取得されるアプリケーションソフトウェアとして、IMSアプリケーションプログラム281が記憶される。IMSアプリケーションプログラム281は、限定ではなく例として、制御部21の端末IMS処理部211によって読み出され、端末IMS処理として実行される。
(3)店舗装置の機能構成
図3−8は、本実施例において店舗装置40の制御部41により実現される機能の一例を示す図である。
店舗装置40は、制御部41により実現される機能として、店舗装置IMS処理部411を有する。
店舗装置IMS処理部411は、記憶部48に記憶されている事業者用IMSアプリケーションプログラム481に従って、店舗装置でのIMSに関する処理である店舗装置IMS処理を実行する機能を有している。
図3−9は、本実施例における店舗装置40の記憶部48に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部48には、限定ではなく例として、サーバ10からあらかじめダウンロードするなどして取得されるアプリケーションソフトウェアとして、事業者用IMSアプリケーションプログラム481が記憶される。事業者用IMSアプリケーションプログラム481は、限定ではなく例として、制御部41の店舗装置IMS処理部411によって読み出され、店舗装置IMS処理として実行される。
<出店要望情報と出店時インセンティブ情報送信方法>
端末20の表示部24および店舗装置40の表示部44に表示される表示画面例を参照して、本実施例における出店要望情報の送信方法と、出店時インセンティブ情報の送信方法とについて説明する。
なお、以下では、限定ではなく例として、端末20を用いて飲食店の出前サービスを手配可能なECサービスである「電子市場」に未出店の店舗「〇×中華飯店」が、IMSの「〇×中華飯店」の店舗グループにメンバーとして登録している端末20のユーザからの出店希望(出店要望情報)に基づいて、「電子市場」への出店登録を行う場合を例に挙げて詳細に説明する。
図2−1〜図2−4は、上記の流れを説明するための画面図である。
図2−1は、端末20の表示部24に表示されるトークルーム画面の一例を示す図である。このトークルーム画面は、端末20においてIMSアプリケーションが起動され、端末20のユーザがグループトークを行う場合に表示される表示画面の一例である。
この表示画面には、画面上部に「IMSトークルーム」と表示され、その下に、端末20のユーザが登録している店舗グループの名称として「〇×中華飯店」と表示されている。
このトークルーム画面では、限定ではなく例として、左側に、店舗グループと関連付けられたコンテンツが吹き出しで表示される。この店舗グループと関連付けられたコンテンツには、限定ではなく例として、
(A)その店舗の店舗装置40からサーバ10を介して端末20に配信されるコンテンツ
(B)その店舗の電子市場への出店の要望に関する問い合わせを端末20のユーザに行うコンテンツであって、サーバ10から配信(自動配信等)されるコンテンツ(以下、「出店要望コンテンツ」と称する。)
が含まれる。
また、このトークルーム画面では、限定ではなく例として、右側に、端末20のユーザが送信するコンテンツが吹き出しで表示される。
この表示例では、サーバ10から端末20に配信された「〇×中華飯店」の出店要望コンテンツが吹き出しで表示されている。
出店要望コンテンツの吹き出し内には、「〇×中華飯店」の電子市場への出店の要望を端末20のユーザに問いかけるメッセージと、「〇×中華飯店」の店舗パブリック・リレーションズ(PR)の情報(以下、「店舗PR情報」と称す。)とが表示されている。
また、出店要望コンテンツの吹き出し内には、操作用画像の一例として、「いいね!」を意味する「ニコニコマーク」(ニコちゃんマーク、スマイルマークとも言う。)で表される承認アイコンが表示されている。限定ではなく例として、承認アイコンが端末20のユーザによりタッチ操作されると、出店要望情報が端末20からサーバ10に送信される。
図2−2は、図2−1のトークルーム画面において承認アイコンが端末20のユーザによってタッチ操作された場合に、端末20の表示部24に表示される画面の一例を示す図である。
このトークルーム画面では、図2−1の画面にて端末20のユーザによって承認アイコンがタッチ操作されたことで、承認アイコンが反転表示されている。また、出店要望情報(「電子市場」へ「〇×中華飯店」が出店することを希望する情報)が端末20からサーバ10に送信されたことを示す情報が右側に表示されている。
また、左側には、サーバが出店要望情報を受信した旨を表すコンテンツの一例として、例えば、「○×中華飯店の電子市場への出店希望を承りました。ご協力ありがとうございました。」というメッセージが表示されている。
なお、ニコニコマークのアイコンは承認アイコンの一例に過ぎず、承認を意味する画像や、承認を意味する画像であるとユーザが認識することのできる画像であれば、他の画像を用いるようにすることもできる。例えば、「ハートマーク」や「グーサインマーク」(親指を立てたマーク)等で表される承認アイコンを用いることもできる。
また、画像ではなく、承認を意味する文字として「いいね!」や「はい」等の文字で表されるアイコンを表示させることもできる。
また、「いいね!」や「はい」等の承認アイコンの他に、限定ではなく例として、「やだね」や「いいえ」等の非承認を意味する非承認アイコンも併せて表示させるようにすることもできる。
図2−3は、図2−1のトークルーム画面において、承認アイコンが端末20のユーザによってタッチ操作された場合に、店舗装置40の表示部44に表示されるトークルーム画面の一例を示す図である。このトークルーム画面は、店舗装置40において事業者用IMSアプリケーションが実行されることで表示される画面の一例である。
この表示画面には、画面上部に、事業者用IMSアプリケーション内でのグループトークであることを示す「事業者用IMSトークルーム」と表示され、その下に、店舗グループ名称に敬称を付けた「〇×中華飯店様」と表示されている。
このトークルーム画面において、左側には、限定ではなく例として、端末20のユーザが送信したコンテンツもしくはサーバ10で自動生成されて送信されるコンテンツが吹き出しで表示される。また、右側には、限定ではなく例として、店舗装置40の店舗が送信するコンテンツが吹き出しで表示される。
この例では、左側に、サーバ10が端末20から出店要望情報を受信した場合に、サーバ10から店舗装置40へ送信される、出店希望を受け付けた内容のコンテンツが表示されている。その下には、サーバ10で受信した出店要望情報の集計結果(集計状況)が店舗ごとのランキングとしてコンテンツ内に表示されている。
具体的には、限定ではなく例として、店舗ごとの出店要望情報の集計結果として、承認の延べ数(いいね!の延べ数(○○ いいね!))が表示されている。例えば、「○×中華飯店」は、電子市場への出店リクエストランキングの順位が「第4位」であり、出店要望状況の集計結果は「856 いいね!」(承認の延べ数が856個)であることが示されている。
出店要望情報の集計結果の下には、店舗装置40を設置する店舗に対して「電子市場」への出店を促すメッセージが表示されている。さらに、店舗装置40を設置する店舗が「電子市場」へ出店するか否かを選択・決定するための「はい」の機能アイコンと「いいえ」の機能アイコンとが表示されている。
図2−4は、図2−3のトークルーム画面において、「はい」の機能アイコンが店舗装置40の使用者(例えば店舗の管理者)によってタッチ操作された場合に、端末20の表示部24に表示されるトークルーム画面の一例を示す図である。
この表示画面には、画面上部に「IMSトークルーム」と表示され、その下に、端末20が出店要望情報を送信すると自動的にグループ参加処理が行われる「電子市場」のトークルームであることが表示されている。
この例では、左側に、端末20から送信された出店要望情報に基づいて、「電子市場」に出店を行った「〇×中華飯店」に対して出店を推薦したことに対する返礼のメッセージを含むコンテンツが表示されている。その下には、出店時インセンティブ情報の一例として、「電子市場」の「¥500割引クーポン」を含むコンテンツが表示されている。
「¥500割引クーポン」は機能アイコンの一種である。端末20のユーザによって、この割引クーポンの機能アイコンがタッチ操作されると、不図示のECアプリケーションプログラムが端末20で起動される。そして、ECサービスでの利用金額から割引クーポンの割引額(この例では「500円」)を割り引く割引処理が実行される。
<処理>
図3−10〜図3−11は、本実施例における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
これらの図では、サーバ10のIMS処理部111が実行するサーバメイン処理の一例である第1のサーバメイン処理、端末20の端末IMS処理部211が実行する端末メイン処理の一例である第1の端末メイン処理、店舗装置40の店舗装置IMS処理部411が実行する店舗装置メイン処理の一例である第1の店舗装置メイン処理を示している。
各処理における各ステップをアルファベットの大文字と数字の組み合わせで示し、本明細書では、ステップの用語は省略する。
また、以下説明するフローチャートは、あくまでも本実施形態における処理を例示するものであり、以下説明するフローチャートにおいて、一部のステップを実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。
また、以下説明する端末20の処理は、端末20にインストールされたIMSアプリケーションで全てのステップが実行される処理としてもよいし、IMSアプリケーションで一部のステップが実行される処理としてもよい。また、必ずしも、端末20にインストールされたアプリケーションで実行される処理としなくてもよい。
店舗装置40の処理についても同様である。
最初に、店舗装置40の店舗装置IMS処理部411は、事業者用IMSアプリケーションプログラム481に従い、入出力部43に対する店舗グループの新規作成操作を受け付ける。そして、店舗装置IMS処理部411は、グループの作成をサーバ10に依頼する情報として、限定ではなく例として、店舗名を含むグループ作成依頼情報を通信I/F42によってサーバ10に送信する(C110)。
サーバ10のIMS処理部111は、通信I/F14によって店舗装置40からグループ作成依頼情報を受信すると(A110)、記憶部15のIMS処理プログラム151に従い、店舗名と、店舗IDと、店舗グループ登録日時とを、店舗グループ管理データベース154の店舗グループ管理データに記憶させて、店舗グループを登録する。
次に、端末20の端末IMS処理部211は、IMSアプリケーションプログラム281に従い、入出力部23に対するユーザの店舗グループ参加操作を受け付ける。そして、端末IMS処理部211は、店舗グループへの参加をサーバ10に要求する情報として、限定ではなく例として、店舗IDとユーザIDとを含むグループ参加要求情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(B110)。
サーバ10のIMS処理部111は、通信I/F14によって端末20からグループ参加要求情報を受信すると(A120)、ユーザIDと、ユーザ名と、店舗グループ加入日時とを、店舗グループ管理データベース154の店舗グループ管理データにおける店舗グループユーザデータに記憶させる。
端末20の端末IMS処理部211は、IMSアプリケーションプログラム281に従い、端末20のユーザが店舗グループに登録している店舗を、ECサイトでも利用することを希望するかの選択用情報(例えば、その店舗のECサイトへの出店を希望するか否かを選択するための選択画面、承認アイコン等)を表示させる(B120)。
端末20のユーザによってECサイトでの利用を希望することが選択された場合(B120:YES)、例えば、選択画面において承認アイコンがタッチ操作された場合、端末IMS処理部211は、出店要望情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(B130)。
サーバ10のIMS処理部111は、通信I/F14によって端末20から出店要望情報を受信すると(A140)、店舗グループ管理データベース154の店舗グループ管理データに、出店要望情報履歴データを追加して記憶させる。
次いで、サーバ10のIMS処理部111は、店舗グループ管理データベース154の出店要望情報履歴データに基づき、複数の端末20のユーザについての延べの出店要望情報を集計し、店舗ごとの通算のECサイト利用希望数を算出する。そして、その算出結果と、ユーザから出店要望情報を受信した旨の確認情報とで構成される要望受付情報を、通信I/F14によって端末20と店舗装置40とに送信する(A150)。ただし、A120〜A150のステップの処理は、複数の端末20に対するループの処理として実行される。
なお、端末20には、店舗ごとのECサイト利用希望数を含まない要望受付情報を送信してもよいし、ECサイト利用希望数を含む要望受付情報を送信してもよい。
端末20の端末IMS処理部211は、サーバ10から要望受付情報を通信I/F22によって受信すると(B140)、表示部24に要望受付情報を表示させる(B150)。
店舗装置40の店舗装置IMS処理部411は、サーバ10から要望受付情報を通信I/F42によって受信すると(C130)、表示部44に要望受付情報を表示させる(C140)。
なお、C140の処理は、ある回数(例えば10回)C130の処理が行われるごとに実行してもよいし、毎回実行してもよい。
そして、店舗装置IMS処理部411は、要望受付情報に基づいて、表示部44にECサイトへの出店を決定するかの選択用情報(例えば、ECサイトへ出店するか否かを選択するための選択画面)を表示させる(C170)。
店舗装置40を運用する店舗によって、ECサイトへの出店を行わないことが選択された場合(C170:NO)、店舗装置IMS処理部411は、要望受付情報の受信待機状態(C130)へ戻る。
店舗装置40を運用する店舗によって、ECサイトへの出店を行うことが選択された場合(C170:YES)、店舗装置IMS処理部411は、入出力部43を用いて入力されたECサイトへの出店に必要な情報(出店登録情報)を取得する。そして、店舗装置IMS処理部411は、出店登録情報を通信I/F42によってサーバ10へ送信する(C180)。
サーバ10のIMS処理部111は、通信I/F14によって店舗装置40から出店登録情報を受信すると(A180)、記憶部15のEC連携プログラム1511に従い、出店登録情報をEC処理部112に受け渡す。すると、EC処理部112は、EC処理プログラム152のサブルーチンプログラムである出店処理プログラム1521に従い、ECサイトへの出店処理を行う。
ECサイトへの出店処理が完了すると、EC処理部112は、IMS処理部111へECサイトへの出店が完了したことを示すECサイト出店情報を受け渡す。すると、IMS処理部111は、ECサイト出店情報を、通信I/F14によって店舗装置40へ送信する(A200)。
店舗装置40の店舗装置IMS処理部411は、サーバ10からECサイト出店情報を通信I/F42によって受信すると(C200)、表示部44にECサイト出店情報を表示させる(C210)。
次いで、サーバ10のIMS処理部111は、店舗グループ管理データベース154の出店要望情報履歴データと、ユーザインセンティブデータ155とに基づいて、出店が完了するまでに端末20から送信された出店要望情報の回数から出店時インセンティブを決定する。そして、決定した出店時インセンティブの情報を出店時インセンティブ情報として通信I/F14によって端末20に送信する(A220)。
端末20の端末IMS処理部211は、サーバ10から出店時インセンティブ情報を通信I/F22によって受信すると(B180)、端末IMS処理部211は、表示部24に出店時インセンティブ情報を表示させる(B190)。
なお、B120にて、端末20のユーザによってECサイトでの利用を希望しないことが選択された場合(B120:NO)は、B130からB150までの処理は実行されない。すなわち、出店要望情報は、端末20からサーバ10へ送信されない。
また、B120は一度だけ実行される処理でなくてもよい。限定ではなく例として、一定期間(例えば1週間)ごとに実行されてもよい。もしくは、端末20が店舗装置40と接近する時に実装されるようにしてもよい。後者の場合における処理については、別の実施例で詳しく述べる。
<第1実施例の効果>
第1実施例は、端末20が、店舗装置40の事業者とは異なる端末20のユーザによる端末20への入力に基づいて、店舗装置40の事業者に対する、出店要望情報(限定ではなく、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報の一例)を、通信I/F22によってサーバ10に送信する。そして、端末20は、出店要望情報の送信と、店舗装置40の事業者の電子市場への出店とに基づき、出店時インセンティブ情報(限定ではなく、端末20のユーザに対する特典に関する第2情報の一例)をサーバ10から通信I/F22によって受信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末のユーザが、端末への入力に基づいて、事業者に対して電子市場への出店を希望していることを送信することができるため、ユーザの意向を事業者に容易に伝えることができる。また、事業者が電子市場へ出店した場合、端末は特典に関する情報を受信するため、ユーザは利益を得ることができる。また、このような構成により、電子市場の運営会社(または経営会社)が、電子市場への出店を求める営業活動を事業者に対して行うことなく、電子市場に出店させることができるため、運営会社の人的リソースの問題や営業活動の負担の問題を解消し、コストを削減することができる。
また、第1実施例は、出店時インセンティブ情報は、端末20を含む複数の端末20から送信された出店要望情報に基づいて決定される構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、複数の端末から送信された第1情報に基づいて事業者は出店するか否かを判断することができるとともに、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
また、第1実施例は、端末20が、要望受付情報(限定ではなく、複数の事業者の各々に対して送信された第1情報の数に関する情報の一例)をサーバ10から通信I/F22によって受信する。そして、端末20は、受信された要望受付情報を表示部24に表示する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末のユーザは、複数の事業者の各々に対して送信された第1情報の数に関する情報を端末で確認することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、第1実施例は、要望受付情報は、店舗装置40にサーバ10から送信される構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、事業者が第1情報の数に関する情報を確認することができるとともに、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
<第1変形例(1)>
第1実施例では、サーバ10は、店舗グループ管理データベース154の出店要望情報履歴データに基づき、複数の端末20のユーザについての延べの出店要望情報を集計し、店舗ごとの通算のECサイト利用希望数を算出することとしたが、これに限定されない。例えば、一定期間内(例えば1週間)における、ある店舗(ここでは「店舗X」と称する。)に対する通算のECサイト利用希望数が、他の店舗に対する通算のECサイト利用希望数と比べて明らかに多すぎる場合には、「店舗X」での、その一定期間内におけるECサイト利用希望数を集計対象外としてもよいし、しなくてもよい。
具体的には、限定ではなく例として、一定期間内における店舗ごとの通算のECサイト利用希望数が正規分布に従うと仮定し、平均値μと標準偏差σとを計算する。そして、例えば、平均値μより3σ以上外れる所に分布している店舗の通算のECサイト利用希望数は集計対象から外すとしてもよいし、しなくてもよい。
<第1変形例(1)の効果>
本変形例の構成により得られる効果の一例として、サーバ10で受信する出店要望情報(限定ではなく、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報の一例)の信頼性が欠ける場合であっても、出店要望情報を適切に集計することができる。
<第1変形例(2)>
第1実施例では、インセンティブ情報は、サーバ10のIMS処理部111が店舗装置40から出店登録情報を取得した場合に、サーバ10から端末20へ送信されることとしたが、これに限定されない。例えば、サーバ10が出店要望情報を端末20から受信した場合に、端末20へインセンティブ情報を送信することも可能である。
図3−12に、ユーザインセンティブデータ155の一例である第2のユーザインセンティブデータ155Bを例示する。
第2のユーザインセンティブデータ155Bには、限定ではなく例として、要望回数と、要望時インセンティブと、出店時インセンティブとが関連付けて記憶される。
要望時インセンティブには、端末20が出店要望情報をサーバ10に送信した結果、端末20に対して送信されるインセンティブ情報(以下、「要望時インセンティブ情報」と称する。)の内容が定められている。
また、要望回数と、出店時インセンティブとは、限定ではなく例として、第1のユーザインセンティブデータ155Aと同様とすることができる。
図3−12のデータ例では、要望時インセンティブ情報として、限定ではなく例として、要望回数が「1回」の場合には、ECサービスで利用可能な「¥500割引クーポン」が送信され、要望回数が「2回」の場合には、ECサービスで利用可能な「¥300割引クーポン」が送信されることが定められている。また、要望回数が「3回」の場合には、ECサービスで利用可能な「¥100割引クーポン」が送信されるが、要望回数が「4回以上」の場合には、インセンティブは付与されないことが定められている。
図2−5は、上記の流れを説明するための画面図である。
図2―5は、図2−1のトークルーム画面において、承認アイコンが端末20のユーザによってタッチ操作された場合に、端末20の表示部24に表示される画面の一例を示す図である。
このトークルーム画面では、図2−1の画面にて端末20のユーザによって承認アイコンがタッチ操作され、端末20が出店要望情報(「電子市場」へ「〇×中華飯店」が出店することを希望する情報)をサーバ10に送信したことが右側に表示されている。
また、左側には、サーバが出店要望情報を受信した旨を表すコンテンツの一例として、例えば、「○×中華飯店の電子市場への出店希望を承りました。ご協力ありがとうございました。」というメッセージが表示されている。
さらに、その下には、要望時インセンティブ情報を端末20で受信したことを示す、「電子市場で利用できるクーポンをプレゼント」というメッセージを含むコンテンツと、要望時インセンティブ情報である「電子市場」の「¥500割引クーポン」を含むコンテンツとが表示されている。
「¥500割引クーポン」は機能アイコンの一種である。端末20のユーザによって、この割引クーポンの機能アイコンがタッチ操作されると、不図示のECアプリケーションプログラムが端末20で起動(実行)される。そして、ECサービスでの利用金額から割引クーポンの割引額(この例では「500円」)を割り引く割引処理が実行される。
図3−13は、この場合に各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、サーバ10のIMS処理部111が実行するサーバメイン処理の一例である第2のサーバメイン処理、端末20の端末IMS処理部211が実行する端末メイン処理の一例である第2の端末メイン処理、店舗装置40の店舗装置IMS処理部411が実行する店舗装置メイン処理の一例である第2の店舗装置メイン処理を示している。
なお、先に説明したフローチャートと同一のステップには同一の符号を付して再度の説明を省略し、異なるステップに着目して説明する。
この処理は、図3−10、図3−11の処理に、要望時インセンティブ情報に関するステップ(例えば、A170のステップ、B160、B170のステップ)を追加したものである。
サーバ10のIMS処理部111は、端末20と店舗装置40とに要望受付情報を送信すると(A150)、店舗グループ管理データベース154の出店要望情報履歴データと、ユーザインセンティブデータ155とに基づいて、これまでに端末20から送信された出店要望情報の回数から要望時インセンティブを決定する。そして、決定した要望時インセンティブの情報を、要望時インセンティブ情報として通信I/F14によって端末20に送信する(A170)。ただし、A120〜A170のステップの処理は、複数の端末20に対するループの処理として実行される。
サーバ10から要望時インセンティブ情報を通信I/F22によって受信すると(B160)、端末IMS処理部211は、要望時インセンティブ情報を表示部24に表示させる(B170)。
<第1変形例(2)の効果>
本変形例は、端末20が出店要望情報(限定ではなく、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報の一例)をサーバ10に送信すると、サーバ10は、要望時インセンティブ情報(限定ではなく、端末のユーザに対する特典である第2情報の一例)を端末20に送信する。そして、端末20は、要望時インセンティブ情報(限定ではなく、端末のユーザに対する特典である第2情報の一例)を表示部24に表示する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、ユーザは、端末から第1情報を送信することで、第2情報を端末の表示領域で確認することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
<第1変形例(3)>
第1実施例では、端末20が送信した出店要望情報に基づいて、店舗装置40を運用する店舗がECサイトへ出店した旨の情報は、端末20へは送信されないこととしたが、これに限定されない。例えば、図3−11のA200の処理でサーバ10がECサイト出店情報を送信する際に、端末20と店舗装置40とにECサイト出店情報を送信するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。もしくは、図3−11のC200の処理で店舗装置40がECサイト出店情報を受信した後、端末20へECサイト出店情報を送信するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、この場合、端末20の端末IMS処理部211は、ECサイト出店情報を受信すると、受信したECサイト出店情報を表示部24に表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
図2−6は、上記の流れを説明するための画面図である。
図2−6は、図2−3のトークルーム画面において、「はい」の機能アイコンが店舗装置40の使用者(例えば店舗の管理者)によってタッチ操作された場合に、端末20の表示部24に表示されるトークルーム画面の一例を示す図である。
この表示画面には、画面上部に「IMSトークルーム」と表示され、その下に、端末20のユーザが登録している店舗グループの名称として「〇×中華飯店」と表示されている。
この例では、左側に、端末20から送信された出店要望情報に基づいて、「〇×中華飯店」が「電子市場」に出店を行ったことを示すコンテンツが表示されている。コンテンツ内には、「電子市場」の「〇×中華飯店」へと遷移するリンクが張られた機能アイコンが表示されている。その下には、端末20から送信された出店要望情報に基づいて、「電子市場」に出店を行った「〇×中華飯店」に対して出店を推薦したことに対する返礼のメッセージを含むコンテンツが表示されている。その下には、出店時インセンティブ情報である「電子市場」の「¥500割引クーポン」を含むコンテンツが表示されている。ここで、「¥500割引クーポン」は機能アイコンの一種である。
<第1変形例(3)の効果>
本変形例は、端末20は、ECサイト出店情報(限定ではなく、事業者が電子市場に出店したことを示す情報の一例)をサーバ10から受信し、受信されたECサイト出店情報を表示部24に表示させる構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、事業者が電子市場へ出店したことを端末の表示領域への表示によってユーザに報知することが可能となるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
<第1変形例(4)>
第1実施例では、端末20は、出店要望情報として、店舗装置40を運用する店舗をECサイトでも利用することを希望するか否かに関する情報をサーバ10へ送信しているが、これに限定されない。例えば、端末20が、出店要望情報として、ECサービスで利用を希望するサービス等に関するアンケート内容を同時に送信するようにすることもできる。
図3−14に、店舗グループ管理データベース154の一例である第2の店舗グループ管理データベース154Bを例示する。
第2の店舗グループ管理データベース154Bには、店舗毎に生成される店舗グループ管理データが記憶される。
各店舗グループ管理データには、限定ではなく例として、店舗IDと、店舗名と、店舗グループ登録日時と、店舗グループユーザデータと、出店要望情報履歴データとが記憶される。
店舗IDと、店舗名と、店舗グループ登録日時と、店舗グループユーザデータとは、限定ではなく例として、第1の店舗グループ管理データベース154Aと同様とすることができる。
出店要望情報履歴データには、限定ではなく例として、ユーザIDと、ユーザ名と、要望日時と、アンケート回答とが関連付けて記憶される。
ユーザIDは、その店舗IDの店舗に対して、出店要望情報を送信した端末20のユーザのユーザIDである。
ユーザ名は、出店要望情報を送信した端末20のユーザのユーザIDに対応するユーザ名である。
要望日時は、そのユーザIDに対応する端末20が、その店舗IDの店舗に対して出店要望情報を送信した日時である。
アンケート回答とは、出店要望情報を送信する際に一緒に送信される、出店に関するアンケートに対する端末20のユーザの回答である。
図2−7〜図2−8は、上記の流れを説明するための画面図である。
図2−7は、図2−1のトークルーム画面において承認アイコンが端末20のユーザによってタッチ操作された場合に、端末20の表示部24に表示される画面の一例を示す図である。
この例では、左側に、「電子市場」において「〇×中華飯店」の出前サービスを利用する場合、どのメニューを希望するかを選択・決定するためのアンケートを回答するコンテンツが表示されている。
アンケート内には、上部に「電子市場でも食べたいメニューを1つ教えてください。」というメッセージが表示され、その下に、端末20のユーザが希望するメニューを選択・決定するための機能アイコンが並んで表示されている。また、端末20のユーザがアンケートに答えないことを選択・決定するための「回答しない」の機能アイコンが下部に表示されている。
また、右下には、アンケート回答「五目炒飯」の機能アイコンがユーザによってタッチ操作された場合に表示される、「五目炒飯」という回答のメッセージを含むコンテンツが表示されている。
アンケートの下には、アンケート回答「五目炒飯」の機能アイコンがユーザによってタッチ操作された場合に表示される、アンケート回答結果の確認を行うコンテンツが表示されている。コンテンツ内では、「この内容で電子市場への出店をお勧めしますか?」という確認のメッセージの下に、ユーザが選択したアンケート結果である「〇×中華飯店」と「五目炒飯」とが表示されている。その下には、端末20のユーザがアンケートの内容と共に出店を希望する旨を送信するか否かを選択・決定するための「いいね!」の承認アイコンが表示されている。
承認アイコンが端末20のユーザによってタッチ操作されると、端末20の端末IMS処理部211は、出店要望情報とアンケート回答である「五目炒飯」のと情報を、通信I/F22によってサーバ10へ送信する。サーバ10のIMS処理部111は、出店要望情報とアンケート回答の情報とを通信I/F14によって受信すると、店舗グループ管理データベース154の店舗グループ管理データに、出店要望情報履歴データを追加して記憶させる。
図2−8は、図2−7のトークルーム画面において承認アイコンが端末20のユーザによってタッチ操作された場合に、店舗装置40の表示部44に表示されるトークルーム画面の一例を示す図である。このトークルーム画面は、店舗装置40において事業者用IMSアプリケーションが実行されることで表示される画面の一例である。
この例では、左側に、サーバ10が端末20から出店要望情報を受信した場合に、サーバ10から店舗装置40へ送信される、出店希望を受け付けた内容のコンテンツが表示されている。その下には、サーバ10で受信した出店要望情報におけるアンケート回答が集計され、「アンケート結果」としてコンテンツ内に表示されている。また、その下には、サーバ10で受信した出店要望情報の集計結果が店舗ごとのランキング「出店リクエストランキング」としてコンテンツ内に表示されている。さらに、店舗装置40を設置する店舗が「電子市場」へ出店するか否かを選択・決定するための「はい」の機能アイコンと「いいえ」の機能アイコンとが表示されている。
なお、アンケートは選択式ではなく、記述式としてもよいし、しなくてもよい。また、アンケートではなく、店舗装置40を運用する店舗への出店応援メッセージとしてもよいし、しなくてもよい。また、複数のアンケート・メッセージを組み合わせて出店要望情報を構成してもよいし、しなくてもよい。
なお、端末20のユーザ情報の一部(限定ではなく例として、氏名・年齢・性別との任意の組み合わせ)をアンケート内容として送信するようにしてもよいし、しなくてもよい。
<第1変形例(4)の効果>
本変形例の構成により得られる効果の一例として、店舗装置40を運用する店舗(限定ではなく、事業者の一例)は、出店要望情報(限定ではなく、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報の一例)として、出店を希望しているか否かの他に、より詳細な内容を端末20から取得することが可能となり、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
<第1変形例(5)>
第1実施例では、図3−10のB150の処理において、端末20の表示部24に要望受付情報を表示させることとしたが、これに限定されない。例えば、表示部24に表示させる際に、端末IMS処理部211で前処理を行うようにし、この前処理の処理結果に基づいて、要望受付情報を表示部24に表示させるようにしてもよいし、しなくてもよい。
図2−9は、上記の流れを説明するための画面図である。
図2−9は、図2−1のトークルーム画面において、承認アイコンが端末20のユーザによってタッチ操作された場合に、端末20の表示部24に表示される画面の一例を示す図である。このトークルーム画面では、図2−1の画面にて端末20のユーザが承認アイコンをタッチ操作し、端末20が出店要望情報(「電子市場」へ「〇×中華飯店」が出店することを希望する情報)を送信したことが右側に表示されている。
また、左側には、サーバが出店要望情報を受信した旨を表すコンテンツの一例として、例えば、「○×中華飯店の電子市場への出店希望を承りました。ご協力ありがとうございました。」というメッセージが表示されている。
その下には、サーバ10で受信した出店要望情報の集計結果が店舗ごとのランキングとしてコンテンツ内に表示されている。この例では、ランキングが上位になるほど、要望された店舗名を示す文字が太く表示されている。つまり、ランキングの順位に基づき、出店要望情報の集計結果が異なる表示態様で表示されている。
また、店舗名の左側には、店舗が登録したアイコンが併せて表示されている。さらに、アイコンの左側には、順位が上位に行くほど強調されて表示されている。順位の左側には、ランキングに変動がある店舗であることを示す「N」のアイコンが表示されている。コンテンツの下側には、より下位のランキングを参照するための、「もっとみる」という機能アイコンが表示されている。
なお、表示の前処理方法は、上記の例に限定されない。例えば、文字の色を変えて強調処理を行ってもよいし、アニメーションを用いて強調処理を行ってもよいし、複数の強調処理を組み合わせてもよい。
なお、同様の前処理を店舗装置40の表示部44に要望受付情報を表示させる際に行ってもよいし、行わなくてもよい。
<第1変形例(5)の効果>
本変形例の構成により得られる効果の一例として、端末20は、サーバ10から受信した要望受付情報(限定ではなく、複数の事業者の各々に対して送信された第1情報の数に関する情報の一例)を表示部24に表示させる際に前処理を行うことで、第1情報の数に関する情報を、分かり易い形でユーザに報知することができる。
<第1変形例(6)>
第1実施例では、図3−10のB110の処理の後に、図3−10のB120の処理を実行するとしたが、これに限定されない。例えば、図3−10のB110の処理の後に、端末20の表示部24に、図3−10のB120の処理を実行させるか否かを設定するための設定用情報(または選択用情報)を表示させるようにしてもよい。
この場合、端末20のユーザによって、図3−10のB120の処理を実行させないという設定(選択)が行われた場合には、図3−10のB120以降の処理は実行されない。
<第1変形例(6)の効果>
本変形例は、出店要望情報(限定ではなく、第1情報の一例)は、設定に基づいて、端末20からサーバ10に送信される構成を示している。
このような構成による効果の一例として、端末は設定に基づいて第1情報をサーバに送信することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
<第1変形例(7)>
第1実施例では、図3−10のB110の処理の後に、図3−10のB120の処理を実行するとしたが、これに限定されない。例えば、図3−10のB110の処理の後に、図3−10のB120の処理を、限定ではなく例として、単位期間(例えば、3日や1週間、2週間)に何回実行させるかを設定するための設定用情報(または選択用情報)を、
端末20の表示部24に表示させるようにしてもよい。
この場合、端末20のユーザによって、例えば、週に1回実行させるという設定(選択)が行われた場合には、週に1回を超えて、図3−10のB120以降の処理は実行されない。つまり、出店要望情報が端末20からサーバ10に送信されないことになる。このため、上記の設定用情報は、出店要望情報の送信回数に関する設定(例えば、単位期間における送信上限回数の設定)を行うための設定用情報とも言える。
なお、上記の設定は、出店要望情報の送信回数に関する設定に限らず、出店要望情報の送信頻度に関する設定とすることもできる。
また、上記の設定は、図3−10のB110の処理の後ではなく、図3−10のC110の処理の後に、店舗装置40によって行われるとしてもよいし、しなくてもよい。
<第1変形例(7)の効果>
本変形例は、出店要望情報(限定ではなく、第1情報の一例)は、設定に基づいて、端末20からサーバ10に送信される構成を示している。
このような構成による効果の一例として、端末は設定に基づいて第1情報をサーバに送信することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本変形例は、上記の設定は、出店要望情報の送信の回数または頻度に関する設定を含む構成を示している。
このような構成による効果の一例として、端末は、回数または頻度に関する設定に基づいて第1情報をサーバに送信することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
<第1変形例(8)>
第1実施例では、端末20において、IMSアプリケーションのトークルーム画面に出店要望コンテンツが表示され、トークルーム画面から出店リクエストを行う場合を例示したが、これに限定されない。
具体的には、限定ではなく例として、端末20において、IMSアプリケーションのタイムライン画面に出店要望コンテンツが表示されるようにし、タイムライン画面から出店リクエストを行うようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、第1実施例において、出店要望コンテンツや、出店リクエストが行われたことを示す情報を、タイムラインによって他の端末20と共有するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
タイムラインとは、限定ではなく例として、いわゆるメッセージングサービス:MS(インスタントメッセージングサービス:IMSを含む。)や、いわゆるソーシャルネットワーキングサービス:SNS等のネットワーキングサービスにおいて、情報を時系列に並べて表示するものを意味する。
図2−15は、本変形例における端末20の表示部24に表示されるIMSトークルーム画面の一例を示す図である。
このIMSトークルーム画面の構成は、図2−1とほぼ同様であるが、一部異なっている。具体的には、このIMSトークルーム画面では、限定ではなく例として、「〇×中華飯店」の出店要望コンテンツの吹き出し内に、この出店要望コンテンツに関する情報を、IMSアプリケーションのタイムラインによって他の端末20と共有するか否かを選択するための選択用情報として、「タイムラインにシェアする」の文字と、「チェックボックス」とを含むタイムラインアイコンが表示されている。
この例では、タイムラインアイコンが端末20のユーザによってタッチ操作されることで、出店要望コンテンツがタイムラインで他の端末20と共有される。
第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信すると、サーバ10は、限定ではなく例として、第1ユーザによって出店リクエストが行われたことを示す情報を、出店要望コンテンツや店舗PR情報とともに、IMSアプリケーションにおいて第1ユーザと友だち登録されている第2ユーザの端末20に送信する。そして、第2ユーザの端末20では、第2ユーザの操作に従って、受信された情報に基づくタイムライン画面が表示部24に表示される。
なお、これとは異なり、第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信する前に、例えば図2−15の表示画面におけるタイムラインアイコンが第1ユーザによってタッチ操作されたことに基づいて、サーバ10が、出店要望コンテンツや店舗PR情報を第2ユーザの端末20に送信する。その後、第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信した場合に、サーバ10が、第1ユーザによって出店リクエストが行われたことを示す情報を第2ユーザの端末20に送信するようにすることもできる。
ここで、「友だち」とは、IMSアプリケーションにおいて、端末20間でコンテンツを送受信可能な関係として、端末20のユーザの操作に基づいて、あらかじめサーバ10側で登録される関係を意味する。
なお、タイムラインの設定(ON/OFF)は、IMSアプリケーション内の不図示の設定画面で行うようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、タイムラインの設定(ON/OFF)は、友だち登録されているユーザ毎に行うことができるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、ライムラインの設定(ON/OFF)は、トークルーム画面に表示されるコンテンツ毎に行うことができるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
図2−16は、タイムライン画面の一例を示す図である。ここでは、第2ユーザ(例えば「ユーザB.B」)の端末20の表示部24に表示されるIMSタイムライン画面を例示する。
このIMSタイムライン画面では、タイムラインの最新の投稿として、第1ユーザ(例えば「ユーザA.A」)によって「○×中華飯店」の出店リクエストが行われたことを示す情報と、「○×中華飯店」の店舗PR情報とが表示されている。
店舗PR情報の左下には、前述した「いいね!」を意味する承認アイコンが表示されている。
また、店舗PR情報の右下には、限定ではなく例として、第1ユーザによって「○×中華飯店」の出店リクエストが行われたことに対する第2ユーザの承認の延べ数の集計結果が、「いいね!」を意味する承認画像とともに表示されている。
ここで、タイムライン画面に表示される承認アイコンの意味合いは、トークルーム画面に表示される承認アイコンとは少し異なる。
例えば図2−1のトークルーム画面に表示される承認アイコンは、店舗グループに加入している第1ユーザの端末20のトークルーム画面に表示されるアイコンであり、これは、店舗グループに加入している第1ユーザが、その店舗の電子市場への出店を要望することを意思表明するためのものである。
それに対し、例えば図2−16のタイムライン画面に表示される承認アイコンは、第1ユーザによって出店リクエストが行われたことに基づき、第2ユーザが、その第1ユーザが行った出店リクエストに賛同することを意思表明するためのものである。
本変形例では、それぞれの端末20のユーザが、「いいね!」を意味するアイコンであることを共通に認識することができるように、トークルーム画面に表示される承認アイコンと、タイムライン画面に表示される承認アイコンとを同じアイコンとしている。
なお、上記のように、トークルーム画面に表示される承認アイコンと、タイムライン画面に表示される承認アイコンとは意味合いが異なるため、限定ではなく例として、トークルーム画面とタイムライン画面とで、異なる承認アイコン(異なる種類や異なる態様の承認アイコン等)を表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
本変形例では、第1ユーザばかりでなく、第2ユーザも出店リクエストを行うようにすることができる。つまり、以下のユーザが出店リクエストを行う権利を有するようにすることができる。
(A)第1ユーザ
(B)第2ユーザ(第1ユーザと友だち登録されているユーザ)
この場合は、限定ではなく例として、第2ユーザの端末20のタイムライン画面において、出店要望コンテンツや店舗PR情報と関連付けて表示された承認アイコンが第2ユーザによってタッチ操作されると、第2ユーザの端末20は、承認情報を含む出店要望情報をサーバ10に送信する。サーバ10は、第1ユーザの端末20から送信された出店要望情報に加えて、第2ユーザの端末20から送信された出店要望情報も集計する。
また、サーバ10は、出店要望情報を受信すると、受信された出店要望情報に含まれる承認情報に基づき、異なる複数の第2ユーザによる承認の延べ数を集計して、第1ユーザの端末20と、第2ユーザの端末20とにそれぞれ送信する。そして、第1ユーザの端末20と、第2ユーザの端末20とは、限定ではなく例として、受信された承認の延べ数を、出店要望コンテンツや店舗PR情報と関連付けてタイムライン画面に表示させる。
なお、第2ユーザによっては、第1ユーザが出店リクエストを行ったことには賛同するものの、その店舗の電子市場への出店は要望しない場合もあり得る。
そこで、IMSアプリケーション内で、タイムライン画面に表示される承認アイコンの操作によって出店リクエストを行うか否かの設定を行うことを可能としてもよい。
具体的には、限定ではなく例として、IMSアプリケーション内で、タイムラインからの出店リクエストの設定「ON/OFF」を行うことを可能とする。
そして、この設定が「ON」であれば、タイムライン画面の承認アイコンがタッチ操作された場合、承認情報を含む出店要望情報が端末20からサーバ10に送信されるようにする。それに対し、この設定が「OFF」であれば、タイムライン画面の承認アイコンが操作された場合、承認情報(出店要望は含まない。)が端末20からサーバ10に送信されるようにする。
また、第1実施例では、事業者が電子市場に出店した場合、出店要望情報の送信元の端末20に、出店時インセンティブ情報がサーバ10から送信されることとしたが、本変形例では、第2ユーザも出店リクエストを行うことが可能である。そこで、事業者が電子市場に出店した場合、第1ユーザの端末20ばかりでなく、第2ユーザの端末20にも、出店時インセンティブ情報が送信されるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、この場合、第1ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報と、第2ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報とは、同じ情報としてもよいが、異なる情報とすることもできる。
第2ユーザは、第1ユーザの出店リクエストに賛同したユーザであるため、第2ユーザよりも第1ユーザの方が、出店に関する貢献度は高いとも言える。そこで、限定ではなく例として、第1ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報は、第2ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報よりも価値の高い特典や量の多い特典を含むようにすることができる。
なお、本変形例では、第1ユーザによって出店リクエストが行われたことを示す情報がタイムラインで共有されることとしたが、これに限定されない。具体的には、第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信したか否かに関わらず、サーバ10が、第1ユーザの端末20に配信した出店要望コンテンツや店舗PR情報と同じ情報を第2ユーザの端末20に配信して、タイムラインで共有されるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
<第1変形例(8)の効果>
本変形例は、第1ユーザの端末20から出店要望情報(限定ではなく、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報の一例)がサーバ10に送信されたことを示す情報が、第1ユーザとは異なる第2ユーザの端末20の表示部24のタイムライン画面(限定ではなく、端末の表示領域の一例)に表示される構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、第2ユーザは、第1ユーザが事業者に対して電子市場への出店を希望していることを知ることができる。
また、本変形例は、タイムライン画面には承認アイコンが表示され、承認アイコンへのタッチ操作に基づいて、第2ユーザの端末20からサーバ10に、通信I/F22によって出店要望情報が送信される構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、第2ユーザの端末への入力に基づいて、第2ユーザが第1ユーザに賛同しており、第2ユーザも事業者に対して電子市場への出店を希望していることを伝えることができる。
また、本変形例は、第1ユーザの端末20が受信する出店時インセンティブ情報と、第2ユーザの端末20が受信する出店時インセンティブ情報とは異なる構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、第1ユーザと、第1ユーザとは異なる第2ユーザとで、端末のユーザに対する特典に関する第2情報を異ならせて差別化を図ることができる。例えば、出店に関する貢献度が高いユーザの端末に、出店に関する貢献度が低いユーザの端末よりも価値の高い第2情報や量の多い第2情報が送信されるようにすることで、出店に関する貢献度が高いユーザの方が大きな利益が得られるようにすることができる。
<第2実施例>
第2実施例は、第1実施例と同様に、店舗装置40を運用する店舗に対してECサービスへの登録を働きかける実施例である。具体的には、端末20が、出店要望情報をサーバ10に送信する。サーバ10は、複数の端末20から送信される出店要望情報を集計し、その集計結果を店舗装置40に通知する。また、サーバ10は、出店要望情報の集計結果に基づいて、店舗装置40に対して、店舗がECサービスに登録した場合に使用可能な、ECサービス利用手数料減額等のインセンティブの情報(以下、「店舗インセンティブ情報」と称する。)を送信する。
店舗が出店要望情報の集計結果と店舗インセンティブ情報とに基づいてECサービスに登録した場合、サーバ10は、出店要望情報を送信した端末20に対して、限定ではなく例として、ECサービスで使用可能な割引クーポン等のインセンティブを送信する。また、店舗がECサービスに登録するにあたって、店舗インセンティブ情報を用いてECサービス利用手数料減額等の処理を行う。
第2実施例に記載の内容は、他の各実施例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
<機能構成>
(1)サーバの機能構成
図4−1は、本実施例におけるサーバ10の記憶部15に記憶される情報の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、データとして、ユーザ登録データ153と、店舗グループ管理データベース154と、ユーザインセンティブデータ155と、店舗インセンティブデータ156とが記憶される。
店舗インセンティブデータ156は、複数の端末20から出店要望情報がサーバ10に送信された後、サーバ10において集計した出店要望情報の集計結果に基づいて店舗装置40を運営する店舗がECサービスに登録した結果として、店舗装置40に対して送信されるインセンティブ情報の内容が定められたデータである。そのデータ構成の一例を図4−2に示す。
店舗インセンティブデータ156には、限定ではなく例として、要望ランキングと、店舗インセンティブとが関連付けて記憶される。
要望ランキングは、同一の店舗IDの店舗に対して複数のユーザの端末20から送信された出店要望情報の延べの回数を、店舗IDごとに比較した際の順位である。
店舗インセンティブには、店舗がECサービスに登録した結果、店舗装置40に対して送信される店舗インセンティブの内容が定められている。
図4−2のデータ例では、限定ではなく例として、要望ランキングが「第1位」の場合には、ECサービスの利用手数料の減額措置である「1年間出店手数料無料」が店舗インセンティブとされ、要望ランキング「第2位」の場合には、ECサービスの利用手数料の減額措置である「半年間出店手数料無料」が店舗インセンティブとされることが定められている。
<店舗インセンティブ情報送信方法>
図2−10は、上記の流れを説明するための画面図である。
図2−10は、図2−1のトークルーム画面において、承認アイコンが端末20のユーザによってタッチ操作された場合に、店舗装置40の表示部44に表示されるトークルーム画面の一例を示す図である。このトークルーム画面は、店舗装置40において事業者用IMSアプリケーションが実行されることで表示される画面の一例である。
この例では、左側に、サーバ10が端末20から出店要望情報を受信した場合に、サーバ10から店舗装置40へ送信される、出店要望情報の集計結果が店舗ごとのランキングとしてコンテンツ内に表示されている。
出店要望情報の集計結果の下には、「〇×中華飯店」のランキング順位を表すコンテンツが表示されている。その下には、ランキング順位に基づいてサーバ10から送信される、店舗インセンティブ情報がコンテンツ内に表示されている。そして、その右側には、店舗装置40を設置する店舗に対して「電子市場」への出店を促すメッセージが表示されている。さらに、店舗装置40を設置する店舗が「電子市場」へ出店するか否かを選択・決定するための「はい」の機能アイコンと「いいえ」の機能アイコンとがコンテンツ内に表示されている。
<処理>
図4−3〜図4−4は、本実施例における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
これらの図では、サーバ10のIMS処理部111が実行するサーバメイン処理の一例である第3のサーバメイン処理、端末20の端末IMS処理部211が実行する端末メイン処理の一例である第3の端末メイン処理、店舗装置40の店舗装置IMS処理部411が実行する店舗装置メイン処理の一例である第3の店舗装置メイン処理を示している。
なお、先に説明したフローチャートと同一のステップには同一の符号を付して再度の説明を省略し、異なるステップに着目して説明する。
また、以下説明するフローチャートは、あくまでも本実施形態における処理を例示するものであり、以下説明するフローチャートにおいて、一部のステップを実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。
また、以下説明する端末20の処理は、端末20にインストールされたIMSアプリケーションで全てのステップが実行される処理としてもよいし、IMSアプリケーションで一部のステップが実行される処理としてもよい。また、必ずしも、端末20にインストールされたアプリケーションで実行される処理としなくてもよい。
店舗装置40の処理についても同様である。
この処理は、図3−10、図3−11の処理に、店舗インセンティブ情報に関するステップ(例えば、A160、A190のステップ、C150、C160、C190のステップ)を追加したものである。
サーバ10のIMS処理部111は、要望受付情報を端末20と店舗装置40とに送信すると(A150)、店舗グループ管理データベース154の出店要望情報履歴データと、店舗インセンティブデータ156とに基づいて、これまでに店舗装置40を運営する店舗IDのグループに送信された出店要望情報の回数に関するランキング順位から店舗インセンティブを決定する。そして、決定した店舗インセンティブの情報を、店舗インセンティブ情報として通信I/F14によって端末20に送信する(A160)。ただし、A120〜A160のステップの処理は、複数の端末20に対するループの処理として実行される。
店舗装置40の店舗装置IMS処理部411は、サーバ10から店舗インセンティブ情報を通信I/F22によって受信すると(C150)、店舗装置IMS処理部411は、表示部44に店舗インセンティブ情報を表示させる(C160)。
なお、C140の処理と、C160の処理とは、ある回数分(例えば10回分)、C130の処理が行われるごとに実行するようにしてもよいし、毎回実行するようにしてもよい。もしくは、C150の処理で受信した店舗インセンティブ情報に変化があった場合に実行するようにしてもよいし、しなくてもよい。
店舗装置40の店舗装置IMS処理部411は、出店登録情報をサーバ10へ送信すると(C180)、C150の処理で最後に受信した店舗インセンティブの内容と、店舗インセンティブを利用するという情報(以下、「店舗インセンティブ利用情報」と称する。)を通信I/F42によってサーバ10へ送信する(C190)。
サーバ10のIMS処理部111は、通信I/F14によって店舗装置40から店舗インセンティブ利用情報を受信すると(A190)、記憶部15のEC連携処理プログラム1511に従い、店舗インセンティブ利用情報をEC処理部112に受け渡す。すると、EC処理部112は、EC処理プログラム152のサブルーチンプログラムである出店処理プログラム1521に従い、店舗インセンティブ利用情報に記憶されている店舗インセンティブの内容に従い、限定ではなく例として、ECサービスでの利用手数料の減額措置を実行する。
<第2実施例の効果>
第2実施例は、店舗装置40は、出店要望情報(限定ではなく、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報の一例)と、店舗装置40の事業者の電子市場への出店とに基づき、店舗インセンティブ情報(限定ではなく、事業者に対する特典に関する第3情報の一例)を通信I/F42によってサーバ10から受信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、事業者が電子市場へ出店することで、事業者は特典に関する第3情報を受信することができるため、事業者の電子市場への出店の意欲を高めることができる。また、事業者の電子市場への出店により、端末のユーザが店舗を利用可能となるため、結果的に、ユーザの利便性を向上させることができる。
<第2変形例(1)>
第2実施例では、サーバ10は、店舗インセンティブ情報として出店要望情報の回数に関するランキング順位から決定される店舗インセンティブを送信していたが、これに限定されない。例えば、店舗インセンティブ情報として、各ランキング順位における店舗インセンティブの内容もまとめて、店舗インセンティブ情報として送信してもよい。
図2−11は、上記の流れを説明するための画面図である。
図2−11は、図2−1のトークルーム画面において、承認アイコンが端末20のユーザによってタッチ操作された場合に、店舗装置40の表示部44に表示されるトークルーム画面の一例を示す図である。このトークルーム画面は、店舗装置40において事業者用IMSアプリケーションが実行されることで表示される画面の一例である。
この例では、左側に、サーバ10が端末20から出店要望情報を受信した場合に、サーバ10から店舗装置40へ送信される、出店要望情報の集計結果が店舗ごとのランキングとしてコンテンツ内左側に表示されている。
その右側には、店舗インセンティブデータ156に基づいてサーバ10から送信される、各ランキング順位において店舗が取得可能な店舗インセンティブの内容がコンテンツ内に表示されている。
出店要望情報の集計結果の下には、「〇×中華飯店」のランキング順位を表すコンテンツが表示されている。その下には、ランキング順位に基づいてサーバ10から送信される、店舗インセンティブ情報がコンテンツ内に表示されている。そして、その右側には、店舗装置40を設置する店舗に対して「電子市場」への出店を促すメッセージが表示されている。さらに、店舗装置40を設置する店舗が「電子市場」へ出店するか否かを選択・決定するための「はい」の機能アイコンと「いいえ」の機能アイコンとがコンテンツ内に表示されている。
<第2変形例(1)の効果>
本変形例の構成により得られる効果の一例として、店舗装置40は、サーバ10から受信した店舗インセンティブの内容に関する情報(限定ではなく、第3情報の一例)を表示部44に表示させることで、事業者は電子市場への出店判断を行うことが容易になる。これにより、電子市場への出店が行われ易くなるため、結果的に、ユーザの利便性を向上させることができる。
<第3実施例>
第3実施例は、第1実施例と同様に、店舗装置40を運用する店舗に対してECサービスへの登録を働きかける実施例である。具体的には、端末20は、自端末の位置情報(以下、「端末位置情報」と称する。)を取得する。そして、取得した端末位置情報が示す端末位置が、店舗装置40と関連付けられた位置情報(以下、「店舗位置情報」と称する。)が示す店舗位置と一致する場合、端末20は出店要望情報をサーバ10に送信する。サーバ10は、複数の端末20から送信される出店要望情報を集計し、その集計結果を店舗装置40に通知する。店舗が出店要望情報の集計結果に基づいてECサービスに登録した場合には、サーバ10は、出店要望情報を送信した端末20に対して、限定ではなく例として、ECサービスで使用可能な割引クーポン等のインセンティブを送信する。
第3実施例に記載の内容は、他の各実施例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
(1)サーバの機能構成
図5−1に、記憶部15に記憶される店舗グループ管理データベース154の一例である第3の店舗グループ管理データベース154Cを例示する。
第3の店舗グループ管理データベース154Cには、店舗毎に生成される店舗グループ管理データが記憶される。
各店舗グループ管理データには、限定ではなく例として、店舗IDと、店舗名と、店舗位置データと、店舗グループ登録日時と、店舗グループユーザデータと、出店要望情報履歴データとが記憶される。
店舗位置データは、店舗IDに紐づけられた店舗位置情報(地理座標)のデータであり、限定ではなく例として、緯度、経度、高度で表される。なお、店舗位置情報は、複数の緯度・経度・高度の組み合わせで表現された多角形領域の位置情報としてもよいし、しなくてもよい。また、店舗位置情報は、高度を含まない緯度・経度で表されるようにしてもよいし、しなくてもよい。
<店舗出店要望情報送信方法>
図2−12は、上記の流れを説明するための画面図である。
図2−12は、位置算出用情報検出部29の検出結果に基づいて端末20が端末位置情報を取得し、その端末位置情報が示す端末位置と、店舗位置データの店舗位置情報が示す店舗位置とが、ある誤差範囲(例えば5m)内で一致する場合に、端末20においてIMSアプリケーションが起動されて表示部24に表示されるトークルーム画面の一例を示す図である。
このトークルーム画面では、左側に、端末20が店舗位置に存在することを示す、「本日はご来店ありがとうございます。」というメッセージを含むコンテンツが表示されている。その下には、感謝の意を表するスタンプがコンテンツとして表示されている。
スタンプの下には、「〇×中華飯店」が「電子市場」に出店すると仮定した場合、「電子市場」において「〇×中華飯店」の出前サービスを利用したいか否かの問い合わせを端末20のユーザに対して行うためのコンテンツが表示されている。また、コンテンツ内には店舗PR情報が併せて表示されている。店舗PR情報の下には、承認アイコンが表示されている。
<処理>
図5−2は、本実施例における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
これらの図では、サーバ10のIMS処理部111が実行するサーバメイン処理の一例である第4のサーバメイン処理、端末20の端末IMS処理部211が実行する端末メイン処理の一例である第4の端末メイン処理、店舗装置40の店舗装置IMS処理部411が実行する店舗装置メイン処理の一例である第4の店舗装置メイン処理を示している。
なお、先に説明したフローチャートと同一のステップには同一の符号を付して再度の説明を省略し、異なるステップに着目して説明する。
また、以下説明するフローチャートは、あくまでも本実施形態における処理を例示するものであり、以下説明するフローチャートにおいて、一部のステップを実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。
また、以下説明する端末20の処理は、端末20にインストールされたIMSアプリケーションで全てのステップが実行される処理としてもよいし、IMSアプリケーションで一部のステップが実行される処理としてもよい。また、必ずしも、端末20にインストールされたアプリケーションで実行される処理としなくてもよい。
店舗装置40の処理についても同様である。
この処理は、図3−10、図3−11の処理に、位置情報に関するステップ(例えば、A115、A122〜A128のステップ、B112〜B118のステップ、C115のステップ)を追加したものである。
最初に、店舗装置40の店舗装置IMS処理部411は、事業者用IMSアプリケーションプログラム481に従い、入出力部43に対する店舗グループの新規作成操作を受け付ける。すると、店舗装置IMS処理部411は、位置算出用情報検出部49の検出結果に基づいて店舗装置40の位置情報を取得する。そして、店舗装置IMS処理部411は、グループの作成をサーバ10に依頼する情報として、限定ではなく例として、店舗名と、店舗装置40の位置情報とを含むグループ作成依頼情報を通信I/F42によってサーバ10に送信する(C115)。
サーバ10のIMS処理部111は、通信I/F14によって店舗装置40からグループ作成依頼情報を受信すると(A115)、記憶部15のIMS処理プログラム151に従い、店舗名と、店舗IDと、店舗位置データと、店舗グループ登録日時とを、店舗グループ管理データベース154の店舗グループ管理データに記憶させて、店舗グループを登録する。
次に、端末20の端末IMS処理部211は、グループ参加要求情報をサーバ10に送信する(B110)。端末IMS処理部211は、位置算出用情報検出部29の検出結果に基づいて端末位置情報を取得すると(B112)、取得した端末位置情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(B115)。
サーバ10のIMS処理部111は、通信I/F14によって端末20から端末位置情報を受信すると(A122)、店舗グループ管理データベース154の店舗グループ管理データに基づいて、B110の処理で送信した店舗IDに関する店舗位置情報が示す店舗位置と、受信した端末位置情報が示す端末位置とを比較する(A125)。
店舗位置と端末位置とが規定の誤差範囲内で一致する場合(A125:YES)、サーバ10のIMS処理部111は、端末20が店舗IDに関する店舗付近に存在すると判断して、店舗利用確認情報を通信I/F14によって端末20に送信する(A128)。
端末20の端末IMS処理部211は、店舗利用確認情報を通信I/F22によってサーバ10から受信すると(B118)、MSアプリケーションプログラム281に従い、端末20のユーザが店舗グループに登録している店舗を、ECサイトでも利用することを希望するか否かをユーザに選択させるための選択用情報(例えば選択用画面)を表示させる(B120)。
店舗位置と端末位置とが、規定の誤差範囲内で一致しない場合には(A125:NO)、サーバ10と端末20の間で出店要望情報および要望受付情報の送受信は行われない。
なお、A120〜A150のステップの処理は、複数の端末20に対するループの処理として実行される。また、B112〜B150の処理は、各々の端末20においてループの処理として実行される。
以降の処理については、第1実施例と同様であるため説明は省略する。
なお、第1変形例(4)と組み合わせ、端末20は、B130の処理で出店要望情報をサーバ10に送信するときに、B118で店舗利用情報を受信した時刻と、端末20のユーザ情報の一部(限定ではなく例として、氏名・年齢・性別との任意の組み合わせ)とを併せて送信し、サーバ10においてその情報を集計し、店舗装置40に送信することで、店舗装置40の表示部24に集計された情報が表示されるようにしてもよいし、しなくてもよい。
<第3実施例の効果>
第3実施例は、端末20の端末IMS処理部211は端末位置情報(限定ではなく、端末の位置に関する情報の一例)を取得し、端末位置情報と出店要望情報(限定ではなく、第1情報の一例)とをサーバ10へ送信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末の位置に関する情報と、事業者の位置に関する情報との位置関係に基づいて第1情報がサーバに受付けられるため、ユーザの不正を防止することができ、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
また、第3実施例は、端末位置情報(限定ではなく、位置に関する情報の一例)が店舗位置情報(限定ではなく、事業者の位置に関する情報の一例)と一致する場合に、サーバ10は出店登録情報を端末20から受信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末の位置に関する情報と、事業者の位置に関する情報との位置関係に基づいて第1情報がサーバに受付けられるため、ユーザの不正を防止することができ、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
また、第3実施例は、端末位置情報が店舗位置情報と一致するという条件に基づいて、端末20が出店登録情報をサーバ10に送信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末は、条件に基づいて第1情報をサーバに送信することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
<第3変形例(1)>
第3実施例では、端末位置と店舗位置とが規定の誤差範囲内で一致する場合に、端末20は出店要望情報を送信するか否かの選択用情報(例えば選択用画面)を表示させるとしたが、これに限定されない。例えば、図5−2のA140の処理において、サーバ10で端末20から出店要望情報を受信した回数を記憶する。そして、その回数が規定回数(例えば10回)を超える場合は、端末20のユーザが店舗グループに登録している店舗をECサイトでも利用することを希望するか否かの選択用情報を、端末20に表示させないようにしてもよいし、しなくてもよい。
具体的には、限定ではなく例として、サーバ10のIMS処理部111は、通信I/F14によって端末20から出店要望情報を受信すると(A140)、店舗グループ管理データベース154の店舗グループ管理データに、出店要望情報履歴データを追加して記憶させる。また、IMS処理部111は、店舗IDごとに、それぞれのユーザIDで定められる端末20から何回ずつ出店要望情報を受信したかに関する情報(以下、「要望回数情報」と称する。)を集計し、記憶部15の変数内に記憶させる。
サーバ10のIMS処理部111は、通信I/F14によって端末20から端末位置情報を受信すると(図5−2のA122)、記憶部15から要望回数情報を読み出す。そして、例えば、規定回数以上、出店要望情報を受信している場合には、図5−2のB110の処理で端末20から送信された店舗IDに関する店舗位置と、受信した端末位置とが規定の誤差範囲内で一致していても、一致しない場合(図5−2のA125:NO)の処理に進む。
この場合、店舗利用確認情報がサーバ10から端末20に送信されないため、端末20では図5−2のB118、B120の処理は実行されない。その結果、選択用情報は端末20に表示されず、出店要望情報も端末20からサーバ10に送信されない。
<第3変形例(1)の効果>
本変形例により得られる効果の一例として、端末は、設定された回数に基づいて第1情報をサーバに送信するため、ユーザの不正を防止することができるとともに、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
<第3変形例(2)>
第3実施例では、端末位置と店舗位置とが規定の誤差範囲内で一致する場合に、端末20は出店要望情報を送信するか否かの選択用情報を表示させるとしたが、これに限定されない。例えば、サーバ10が端末20へ店舗利用確認情報を送信する処理は、端末位置と店舗位置とが規定の誤差範囲内で一致した後、端末位置が誤差範囲外に変化するタイミングで行ってもよい。
具体的には、限定ではなく例として、サーバ10のIMS処理部111は、図5−2のA125の処理で、店舗位置と端末位置とが規定の誤差範囲内で一致すると判定すると、記憶部15に端末20が店舗位置の範囲内に入ったことを示す入店情報を記憶させ、再び図5−2のA122の処理に戻る。そして、図5−2のA125の処理において、IMS処理部111は、記憶部15に入店情報が記憶されており、かつ、端末20から端末位置情報を受信し、店舗位置と端末位置とが規定の誤差範囲内で一致しない場合には、図5−2のA128の処理を実行し、記憶部15の入店情報を消去する。
<第3変形例(2)の効果>
本変形例により得られる効果の一例として、端末20のユーザが店舗に入店したと判定された後、退店したと判定されたタイミングで店舗利用確認情報がサーバ10から端末20に送信される。従って、ユーザが確実に来店したことが検出された場合に、端末からサーバに第1情報を送信可能となるため、ユーザの不正を防止することができ、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
<第3変形例(3)>
第3実施例では、端末位置と店舗位置とが、規定の誤差範囲内で一致する場合、端末20は出店要望情報を送信するか否かの選択用情報を表示させるとしたが、これに限定されない。例えば、端末20は、店舗装置40から送信(発信)されるビーコン信号(ビーコン)(限定ではなく、電波もしくは電磁波を用いる位置を伴う情報伝達手段の一例)を受信した場合に、出店要望情報を送信するか否かの選択用情報を表示するようにしてもよい。
図5−3は、この場合に各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、サーバ10のIMS処理部111が実行するサーバメイン処理の一例である第5のサーバメイン処理、端末20の端末IMS処理部211が実行する端末メイン処理の一例である第5の端末メイン処理、店舗装置40の店舗装置IMS処理部411が実行する店舗装置メイン処理の一例である第5の店舗装置メイン処理を示している。
なお、先に説明したフローチャートと同一のステップには同一の符号を付して再度の説明を省略し、異なるステップに着目して説明する。
この処理は、図5−2の処理を、ビーコン信号に基づく処理(例えば、A123のステップ、B113、B116のステップ、C118のステップ)に書き換えたものである。
店舗装置40の店舗装置IMS処理部411は、グループ作成依頼情報をサーバ10へ送信すると(C115)、サーバ10において店舗グループとして登録した店舗IDをサーバ10から受信する。すると、店舗装置40の近くや周囲(例えば店舗装置40を運用する店舗内)の端末20のみが受信可能な、店舗IDを含むビーコン信号を、通信I/F42によって端末20へ送信する(C118)。
通信I/F22によって店舗装置40からビーコン信号を受信すると(B113)、端末20の端末IMS処理部211は、受信したビーコン信号に含まれる店舗IDが、端末20のユーザによって登録済みのグループに含まれるか否かを判定するためのグループ確認情報を通信I/F22によってサーバ10へ送信する(B116)。
サーバ10のIMS処理部111は、グループ確認情報を通信I/F14によって端末20から受信すると(A123)、店舗利用確認情報を端末20へ送信する(A128)。グループ確認情報は、ビーコン信号を受信した端末20からサーバ10に送信される情報である。このため、サーバ10は、端末20からグループ確認情報を受信することで、その端末20が、店舗装置40の近くや周囲に位置していると判定できる。
店舗装置40を運用する店舗によって、ECサイトへの出店を行わないことが選択された場合(C170:NO)、店舗装置IMS処理部411は、ビーコン信号の送信状態(C118)へ戻る。
なお、A120〜A150のステップの処理は、複数の端末20に対するループの処理として実行される。また、B113〜B150の処理は、各々の端末20においてループの処理として実行される。
<第3変形例(3)の効果>
本変形例は、端末20の端末IMS処理部211は、ビーコン信号(限定ではなく、端末の位置に関する情報の一例)を店舗装置40から受信し、ビーコン信号に含まれる店舗IDが、端末20のユーザによって登録済みのグループに含まれるか否かを判定するためのグループ確認情報(限定ではなく、端末の位置に関する情報の一例)と、出店要望情報(限定ではなく、第1情報の一例)とをサーバ10へ送信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末の位置に関する情報と、事業者の位置に関する情報との位置関係に基づいて第1情報がサーバに受付けられるため、ユーザの不正を防止することができ、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
また、本変形例は、店舗装置40がビーコン信号(ビーコン信号に含まれるビーコン情報)(限定ではなく、位置に関する情報であり、事業者の位置に関する情報の一例)を送信し、端末20がビーコン信号を受信した場合に、サーバ10が出店要望情報を端末20から受信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末の位置に関する情報と、事業者の位置に関する情報との位置関係に基づいて第1情報がサーバに受付けられるため、ユーザの不正を防止することができ、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
また、本変形例は、端末20がビーコン信号を店舗装置40から受信するという条件に基づいて、端末20が出店要望情報をサーバ10に送信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末は、条件に基づいて第1情報をサーバに送信することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、店舗位置情報をビーコン信号に含めて店舗装置40から送信(発信)するようにし、ビーコン信号を受信した端末20で、店舗位置情報を特定することができるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
<第3変形例(4)>
第3実施例では、端末位置と店舗位置とが規定の誤差範囲内で一致する場合、端末20は出店要望情報を送信するか否かの選択用情報を表示させるとしたが、これに限定されない。例えば、端末20のカメラ27を用いて画像情報(限定ではなく、静止画像および/または動画像情報の一例)を取得し、事前に店舗装置40のカメラ27を用いて取得され、サーバ10に送信・登録された画像情報と比較することで、端末位置が店舗位置と一致するかを判定してもよい。
図5−4は、この場合に各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、サーバ10のIMS処理部111が実行するサーバメイン処理の一例である第6のサーバメイン処理、端末20の端末IMS処理部211が実行する端末メイン処理の一例である第6の端末メイン処理、店舗装置40の店舗装置IMS処理部411が実行する店舗装置メイン処理の一例である第6の店舗装置メイン処理を示している。
なお、先に説明したフローチャートと同一のステップには同一の符号を付して再度の説明を省略し、異なるステップに着目して説明する。
この処理は、図5−2の処理を、画像情報に基づく処理(例えば、A117、A124、A126のステップ、B114、B117のステップ、C117のステップ)に書き換えたものである。
最初に、店舗装置40の店舗装置IMS処理部411は、事業者用IMSアプリケーションプログラム481に従い、入出力部43に対する店舗グループの新規作成操作を受け付ける。すると、店舗装置IMS処理部411は、位置算出用情報検出部49の検出結果に基づいて店舗装置40の位置情報を取得する。また、店舗装置IMS処理部411は、カメラ27によって店舗装置40を運用する店舗の画像情報(以下、「店舗画像情報」と称する。)を取得する。
そして、店舗装置IMS処理部411は、グループの作成をサーバ10に依頼する情報として、限定ではなく例として、店舗名と、店舗装置40の位置情報とを含むグループ作成依頼情報および店舗画像情報を通信I/F42によってサーバ10に送信する(C117)。
サーバ10のIMS処理部111は、グループ作成依頼情報と、店舗の画像情報とを通信I/F14によって店舗装置40から受信すると(A117)、店舗名と、店舗IDと、店舗位置データと、店舗グループ登録日時とを、店舗グループ管理データベース154の店舗グループ管理データに記憶させて、店舗グループを登録する。また、店舗IDごとに、店舗画像情報を不図示の店舗画像管理データベースに記憶させる。
端末20の端末IMS処理部211は、カメラ27によって端末20の周囲の画像情報(以下、「端末画像情報」と称する。)を取得すると(B114)、端末画像情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(B117)。
サーバ10のIMS処理部111は、通信I/F14によって端末20から端末画像情報を受信すると(A124)、店舗画像管理データベースに基づいて、B110の処理で送信した店舗IDに関する店舗画像情報と、受信した端末画像情報とを比較する(A126)。
店舗画像情報と端末画像情報とが一致する場合(A126:YES)、サーバ10のIMS処理部111は、端末20が店舗IDに関する店舗付近に存在するとして、店舗利用確認情報を通信I/F14によって端末20に送信する(A128)。
店舗画像情報と端末画像情報とが一致しない場合には(A126:NO)、サーバ10と端末20の間で出店要望情報および要望受付情報の送受信は行われない。
なお、A120〜A150のステップの処理は、複数の端末20に対するループの処理として実行される。また、B114〜B150の処理は、各々の端末20においてループの処理として実行される。
なお、本変形例の内容と、第3実施例の内容とを組み合わせることで、端末位置情報と端末画像情報とを用いて端末が店舗装置40の近くにあるか否かを判定してもよいし、しなくてもよい。
<第3変形例(4)の効果>
本変形例は、端末20の端末IMS処理部211は、端末画像情報(限定ではなく、端末で取得した画像情報の一例)を取得し、端末画像情報と出店要望情報(限定ではなく、第1情報の一例)とを、通信I/F22によってサーバ10へ送信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末で取得した画像情報を用いることで、第1情報をサーバに送信することの適否を判断することができるため、ユーザの不正を防止することができ、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
<第3変形例(5)>
第3実施例では、端末位置と店舗位置とが、規定の誤差範囲内で一致する場合、端末20は出店要望情報を送信するか否かの選択用情報を表示させるとしたが、これに限定されない。例えば、店舗装置40を運用する店舗において、端末20のユーザが端末20を用いて電子決済を行い、店舗サービスを利用する場合に、端末20は出店要望情報を送信するか否かの選択用情報を表示させてもよい。
具体的には、図5−2のB118の処理において、端末20の端末IMS処理部211は、サーバ10から店舗利用確認情報を受信すると、不図示の決済サーバへ、端末20における電子決済の履歴に関する情報(以下、「決済履歴情報」と称する。)を端末20に対して送信する依頼を行う情報(以下、「決済履歴依頼情報」と称する。)を送信する。決済サーバは、決済履歴依頼情報を端末20から受信すると、決済履歴情報を端末20へ送信する。
端末20の端末IMS処理部211は、決済履歴情報に基づいて、店舗装置40を運用する店舗における決済履歴が存在する場合には、図5−2のB120の処理を実行する。店舗装置40を運用する店舗における決済履歴が存在しない場合には、図5−2のB112の処理に戻る。
なお、決済履歴情報のうち、ある直近の期間(例えば10分)内に、店舗装置40を運用する店舗における決済履歴が存在する場合にのみ、図5−2のB120の処理を実行するとしてもよいし、しなくてもよい。
<第3変形例(5)の効果>
本変形例は、端末20は、決済履歴情報(限定ではなく、事業者に対して実行された電子決済の履歴情報の一例)と、出店要望情報(限定ではなく、第1情報の一例)とを、通信I/F22によってサーバ10へ送信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末は、電子決済の履歴情報をサーバに送信することで、第1情報を補完することができるため、ユーザの不正を防止することができ、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
<第4実施例>
第4実施例は、第1実施例と同様に、店舗装置40を運用する店舗に対してECサービスへの登録を働きかける実施例であるが、サーバ10が、端末20のユーザによる店舗の利用状況等の情報に基づいて、端末20に送信する出店時インセンティブ情報を決定する実施例である。
具体的には、まず、端末20のユーザが店舗装置40を運用する店舗で店舗サービスに対する決済を行う。店舗装置40は、決済に関する情報をサーバ10に送信し、サーバ10は、受信された決済に関する情報を含む端末20のユーザの店舗の利用履歴に関する情報(以下、「店舗利用履歴情報」と称する。)を記憶部15に累積的に記憶させる。その後、出店要望情報が端末20からサーバ10に送信されると、サーバ10は、複数の端末20から送信される出店要望情報を集計し、その集計結果を店舗装置40に通知する。店舗が出店要望情報の集計結果に基づいてECサービスに登録した場合には、サーバ10は、記憶部15に記憶されている店舗利用履歴情報に基づいて、出店要望情報の送信元の端末20に対して、限定ではなく例として、ECサービスで使用可能な割引クーポン等のインセンティブを送信する。
第4実施例に記載の内容は、他の各実施例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
(1)サーバの機能構成
記憶部15には、限定ではなく例として、データとして、ユーザ登録データ153と、店舗グループ管理データベース154と、ユーザインセンティブデータ155とが記憶される。
図6−1に、店舗グループ管理データベース154の一例である第4の店舗グループ管理データベース154Dを例示する。
第4の店舗グループ管理データベース154Dには、店舗毎に生成される店舗グループ管理データが記憶される。
各店舗グループ管理データには、限定ではなく例として、店舗IDと、店舗名と、店舗グループ登録日時と、店舗グループユーザデータと、出店要望情報履歴データと、店舗履歴利用データとが記憶される。
店舗利用履歴データには、限定ではなく例として、ユーザIDと、ユーザ名と、利用日時と、利用金額とが関連付けて記憶される。
ユーザIDは、その店舗IDの店舗装置40に対して、ユーザ情報を含む一次元もしくは多次元コード(以下、「店舗利用コード」と称する。)を表示した端末20のユーザのユーザIDである。
ユーザ名は、店舗利用コードを表示した端末20のユーザのユーザIDに対応するユーザ名である。
利用日時は、そのユーザIDに対応する端末20が、その店舗IDの店舗装置40に対して店舗利用コードを表示し、店舗装置40が店舗利用コードを読み取りした日時である。
利用金額は、店舗装置40が店舗利用コードを読み取った場合に、その店舗IDの店舗において決済された金額である。
例えば、図6−1のデータ例では、店舗ID「S0001」の店舗は、その店舗名が「〇×中華飯店」であり、店舗グループが「2019/04/01/** : ** : **」に登録されたことが示されている。また、店舗利用履歴データによれば、ユーザID「U0005」のユーザは、「2019/04/03/** : ** : **」に「¥980」の決済を行ったことが示されている。
図6−2に、ユーザインセンティブデータ155の一例である第3のユーザインセンティブデータ155Cを例示する。
第3のユーザインセンティブデータ155Cには、限定ではなく例として、累計利用金額と、出店時インセンティブとが関連付けて記憶される。
累計利用金額とは、同一の店舗IDの店舗に対して、同一のユーザIDのユーザの端末20で表示された店舗利用コードを店舗装置40が読み取った後に、その店舗IDの店舗において決済された累計の金額に基づく、ユーザIDごとの累計利用金額のランキング順位である。
出店時インセンティブとは、店舗がECサービスに登録した結果、端末20に対して送信されるインセンティブ情報の内容である。
図6−2のデータ例では、出店時インセンティブ情報として、限定ではなく例として、累計利用金額が「第1位」の場合には、ECサービスで使用可能な「¥2000割引クーポン」が送信され、累計利用金額が「第4位以下」の場合には、ECサービスで使用可能な「¥500割引クーポン」が送信されることが定められている。
<処理>
図6−3〜図6−4は、本実施例における各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
これらの図では、サーバ10のIMS処理部111が実行するサーバメイン処理の一例である第7のサーバメイン処理、端末20の端末IMS処理部211が実行する端末メイン処理の一例である第7の端末メイン処理、店舗装置40の店舗装置IMS処理部411が実行する店舗装置メイン処理の一例である第7の店舗装置メイン処理を示している。
なお、先に説明したフローチャートと同一のステップには同一の符号を付して再度の説明を省略し、異なるステップに着目して説明する。
また、以下説明するフローチャートは、あくまでも本実施形態における処理を例示するものであり、以下説明するフローチャートにおいて、一部のステップを実行しなくてもよいし、追加のステップを挿入してもよい。
また、以下説明する端末20の処理は、端末20にインストールされたIMSアプリケーションで全てのステップが実行される処理としてもよいし、IMSアプリケーションで一部のステップが実行される処理としてもよい。また、必ずしも、端末20にインストールされたアプリケーションで実行される処理としなくてもよい。
店舗装置40の処理についても同様である。
この処理は、図3−10、図3−11の処理に、店舗の利用に関する処理(例えば、A130、A190、A210、A225のステップ、B119のステップ、C119、C120、C190のステップ)を追加したものである。
端末20の端末IMS処理部211は、グループ参加要求情報をサーバ10に送信すると(B110)、入出力部23に対するユーザの操作により、店舗利用コードを表示部24に表示させる(B119)。
店舗装置40の店舗装置IMS処理部411は、カメラ47を用いて表示部24に表示された店舗利用コードを読み取り(C119)、店舗利用コードに含まれるユーザ情報から、端末20のユーザIDを取得する。
次いで、端末20のユーザが、店舗装置40を運用する店舗において店舗サービスの利用金額(利用料金)に関する決済を行う。なお、決済の方法としては、限定ではなく例として、端末20を用いて電子決済を行ってもよいし、店舗装置40を運用する店舗に設置されている決済装置を用いて、限定ではなく例として、クレジットカードや現金で決済してもよい。
決済が完了すると、決済した利用金額と、決済を行った日時と、C119の処理で取得したユーザIDとを、店舗利用履歴情報として通信I/F42によってサーバ10に送信する(C120).
サーバ10のIMS処理部111は、店舗利用履歴情報を通信I/F14によって店舗装置40から受信すると(A130)、店舗グループ管理データベース154の店舗グループ管理データに、店舗利用履歴データを追加して記憶させる。
なお、A120〜A150のステップの処理は、複数の端末20に対するループの処理として実行される。
サーバ10のIMS処理部111は、ECサイト出店情報を、店舗装置40へ送信すると(A200)、店舗グループ管理データベース154の店舗装置40を運用する店舗IDにおける店舗グループ管理データから、店舗利用履歴データを読み込み、ユーザIDごとの累計利用金額を算出する(A210)。そして、累計利用金額に関して、ユーザIDごとのランキング順位を算出する。
なお、ユーザIDごとの累計利用回数を算出し、累計利用回数に関して、ユーザIDごとのランキング順位を算出してもよいし、累計利用金額と累計利用回数とを算出し、累計利用回数と累計利用回数とに関して、ユーザIDごとのランキング順位をそれぞれ算出してもよい。
次いで、サーバ10のIMS処理部111は、ユーザインセンティブデータ155に基づいて、A210の処理で算出した、出店が完了するまでの累計利用金額に関する端末20のユーザIDのランキング順位から出店時インセンティブを決定する。そして、決定した出店時インセンティブの情報を出店時インセンティブ情報として通信I/F14によって端末20に送信する(A225)。
<第4実施例の効果>
第4実施例は、出店時インセンティブ情報(限定ではなく、端末のユーザに対する特典に関する第2情報の一例)は、端末20のユーザが、店舗装置40を運用する店舗において、店舗サービスの利用金額に関する決済を行うことに基づいて決定される構成を示している。
このような構成による効果の一例として、第2情報は事業者の店舗に基づき決定されるため、例えば、事業者の店舗によっては価値の高い特典を端末のユーザに付与するといったことが可能となるため、ユーザにとって利益となる。
また、第4実施例は、出店時インセンティブ情報(限定ではなく、端末のユーザに対する特典に関する第2情報の一例)は、店舗装置40を運用する店舗(限定ではなく、事業者の店舗の一例)において、端末20のユーザが決済を行った累計利用金額(限定ではなく、使用された金額に関する情報)に基づいて決定される構成を示している。
このような構成による効果の一例として、第2情報は事業者の店舗で端末のユーザによって使用された金額に関する情報に基づいて決定される。このため、例えば、事業者の店舗で端末のユーザによって使用された金額が多いほど、より価値の高い特典を端末のユーザに付与するといったことが可能となるため、ユーザにとって利益となる。
また、第4実施例は、累計利用金額は、サーバ10がECサイト出店情報を店舗装置40へ送信するまでの期間(限定ではなく、事業者が電子市場に出店されるまでの期間)に基づいて決定され、その累計利用金額に基づいて、出店時インセンティブ情報(限定ではなく、端末のユーザに対する特典である第2情報の一例)が決定される構成を示している。
このような構成による効果の一例として、事業者が電子市場に出店した後の、端末のユーザによって使用された金額に関する情報は第2情報に影響を与えないため、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
<第4変形例(1)>
第4実施例では、ユーザインセンティブデータ155に基づいて、A210の処理で算出した、出店が完了するまでの累計利用金額に関する端末20のユーザIDのランキング順位から出店時インセンティブを決定するとしたが、これに限定されない。例えば、累計利用回数に関する端末20のユーザIDのランキング順位と、ユーザインセンティブデータ155とに基づいて、出店が完了するまでに端末20から送信された出店要望情報の回数から出店時インセンティブを決定するとしてもよい。
<第4変形例(1)の効果>
本変形例は、出店時インセンティブ情報(限定ではなく、端末のユーザに対する特典である第2情報の一例)は、店舗装置40を運用する店舗(限定ではなく、事業者の店舗の一例)において、端末20のユーザが決済を行った累計利用回数(限定ではなく、事業者を利用した回数に関する情報)に基づいて決定される構成を示している。
このような構成による効果の一例として、第2情報は端末のユーザが事業者の店舗を利用した回数によって変わるため、事業者の店舗を利用した回数に応じた適切な特典が端末のユーザに付与されるようにすることができる。
また、本変形例は、累計利用回数は、サーバ10がECサイト出店情報を店舗装置40へ送信するまでの期間(限定ではなく、事業者が電子市場に出店されるまでの期間)に基づいて決定され、その累計利用回数に基づいて、出店時インセンティブ情報(限定ではなく、端末のユーザに対する特典である第2情報の一例)が決定される構成を示している。
このような構成による効果の一例として、事業者が電子市場に出店した後の、端末のユーザが事業者を利用した回数に関する情報は第2情報に影響を与えないため、ユーザの意向をより正確に事業者へ伝えることができる。
<第4変形例(2)>
第4実施例では、ユーザインセンティブデータ155に基づいて、A210の処理で算出した、出店が完了するまでの累計利用金額に関する端末20のユーザIDのランキング順位から出店時インセンティブを決定するとしたが、これに限定されない。例えば、サーバ10は、A210の処理で算出したユーザIDごとの累計利用金額と累計利用回数とに関する情報(以下、「累積利用情報」と称する。)を店舗装置40に送信する。店舗装置40はサーバ10から累積利用情報を受信すると、店舗装置40の制御部41は、不図示の記憶部48に記憶されるECサービス管理アプリケーションプログラムに従い、表示部44に累積利用情報を表示させる。店舗装置40を運用する店舗が入出力部43を操作することで、各端末に送信する出店時インセンティブを決定するとしてもよい。
図2−13〜図2−14は、上記の流れを説明するための画面図である。
図2−13は、A210の処理の後、店舗装置40が累積利用情報を受信した場合に、ECサービス管理アプリケーションプログラムが起動され、店舗装置40の表示部44に表示される表示画面の一例である。
この表示画面では、画面上部にECサービス「電子市場」の管理アプリケーションプログラムであることを示す「e−Market」のロゴと、店舗装置40を運用する店舗名に敬称をつけた「〇×中華飯店様」とが表示されている。
画面左側には、ECサービス管理操作内容である、「オーダー受注」や「売上管理」、「顧客管理」等をカテゴリ別に選択する機能ボタンが並んでいる(以下、「管理メニュー」と称する。)。この例では、管理メニューにおいて、「クーポン発行」の機能アイコンが選択されている。
管理メニューの右側には、「クーポン発行」の機能アイコンがタッチ操作された場合に表示される、出店までに要望情報を送信した各端末20に送信する出店時インセンティブを決定するための画面(以下、「インセンティブ選択メニュー」と称する。)が表示されている。
インセンティブ選択メニュー中央左側には、上部に、店舗利用履歴の集計を行った期間に関する情報を含む、「2019/03/01〜2019/03/31間の店舗利用履歴」の表示がされている。その右側には、累積利用回数や累積利用金額でソートを行うためのメニューを表示するための機能アイコンが表示されている。
その下には、出店までに店舗装置40を運用する店舗で決済を行ったユーザ名(アカウント名)と、ユーザ名に対応するアイコンと、累計利用回数(来店回数)と、累積利用金額(利用金額)とがユーザごとにランキングされ、機能アイコンとして表示されている。
インセンティブ選択メニュー中央右側には、店舗装置40を運用する店舗が送信可能なインセンティブが機能アイコンとして表示されている。
この例では、店舗装置40を運用する店舗によって、「F.Fさん」の機能アイコンと、「¥5000割引クーポン」の機能アイコンとがタッチ操作され、それぞれの機能アイコンが反転して表示されている。
図2−14は、図2−13で「F.Fさん」の機能アイコンと、「¥5000割引クーポン」の機能アイコンとがタッチ操作された場合に店舗装置40の表示部44に表示される画面の一例を示している。
図2−14では、画面中央に、「F.Fさんに¥5000割引クーポンを送信します。よろしいですか?」という確認のメッセージと、送信するか否かを決定するための「はい」と「いいえ」の機能アイコンが表示されている。
店舗装置40を運用する店舗によって、「はい」の機能アイコンがタッチ操作された場合には、店舗装置40は、ユーザ名「F.F」に対応する端末20へ、出店時インセンティブ「¥5000割引クーポン」を送信する依頼情報をサーバ10に送信する。そして、サーバ10は、ユーザ名「F.F」の端末20へ出店時インセンティブ情報として「¥5000割引クーポン」を送信する。
すると、「F.Fさん」の機能アイコンと、「¥5000割引クーポン」の機能アイコンとは、限定ではなく例として、選択済みを表す色に変わり、タッチ不能となる。
なお、本変形例と、第1変形例(4)を組み合わせ、アンケート回答の情報を、インセンティブ選択メニュー中央左側に表示されるユーザごとの機能アイコン内に併せて表示してもよいし、しなくてもよい。
<第4変形例(2)の効果>
本変形例は、店舗装置40を運用する店舗(限定ではなく、事業者の一例)によって選択されたユーザの端末20へ、出店時インセンティブ情報(限定ではなく、第2情報の一例)が送信される構成を示している。
このような構成による効果の一例として、事業者によって選択された端末に第2情報が送信されるため、ユーザの熱意に応じた特典がユーザに付与されるようにすることが可能となり、ユーザにとって利益となる。
<第4変形例(3)>
第4実施例では、ユーザインセンティブデータ155に基づいて、図6−4のA210の処理で算出した、出店が完了するまでの累計利用金額に関する端末20のユーザIDのランキング順位から出店時インセンティブを決定するとしたが、これに限定されない。例えば、店舗装置40を運用する店舗がサーバ10へECサービスへの出店登録情報を送信する際に、端末20のユーザが、出店登録情報を代理で入力する場合には、サーバ10は追加の出店時インセンティブ情報を端末20へ送信するようにしてもよい。
具体的には、店舗装置40を運用する店舗によって、ECサイトへの出店を行うことが選択された場合(図6−3のC170:YES)、店舗装置IMS処理部411は、入出力部43を用いて入力されたECサイトへの出店に必要な情報(出店登録情報)を取得する。その際、端末20の端末IMS処理部211は、入出力部23に対するユーザの操作により、店舗利用コードを表示部24に表示させる。そして、店舗装置IMS処理部411は、出店登録情報を通信I/F42によってサーバ10へ送信する。店舗装置40の店舗装置IMS処理部411は、カメラ47を用いて表示部24に表示された店舗利用コードを読み取り、店舗利用コードに含まれるユーザ情報から、端末20のユーザIDを取得する。
店舗装置IMS処理部411は、出店登録情報と端末20のユーザIDとを通信I/F42によってサーバ10へ送信する。サーバ10は、店舗装置40から出店登録情報と端末20のユーザIDとを受信すると、ECサイトへの出店処理を行う。
ECサイトへの出店処理が完了すると、サーバ10のIMS処理部111は、ECサイト出店情報を、通信I/F14によって店舗装置40へ送信する。次いで、IMS処理部111は、ユーザインセンティブデータ155に基づいて、A210の処理で算出した、出店が完了するまでの累計利用金額に関する端末20のユーザIDのランキング順位から出店時インセンティブを決定する。そして、決定した出店時インセンティブの情報を出店時インセンティブ情報として通信I/F14によって端末20に送信する。また、出店を補助することで送られるインセンティブ(例えば「¥5000割引クーポン」)の情報を追加の出店時インセンティブ情報として通信I/F14によって端末20に送信する。
<第4変形例(3)の効果>
本変形例は、追加の出店時インセンティブ情報(限定ではなく、第2情報の一例)は、店舗装置40において出店登録情報を取得すること(限定ではなく、事業者の電子市場への出店に関する登録)を行ったユーザの端末20へ送信される構成を示している。
このような構成による効果の一例として、事業者の電子市場への出店に関する登録を行った端末のユーザの端末に第2情報が送信されるため、事業者の電子市場への出店に関する登録を端末のユーザが行う意欲を高めることができる。
<第5実施例>
第5実施例は、本開示の手法を、上記のIMSとは異なるネットワーキングサービスに適用する場合の実施例である。
第5実施例の内容は、他の各実施例にも同様に適用可能である。
本実施例では、IMSとは異なるネットワーキングサービスとして、メッセンジャーとして機能するSNSを例示する。本実施例におけるSNSのアプリケーション(以下、「SNSアプリケーション」と称する。)では、前述したIMSにおける「友だち」の機能に代えて、限定ではなく例として、「フォロー」という機能によって、端末20のユーザ同士が繋がりを持つことができるように構成されている。
本実施例におけるSNSは、限定ではなく例として、基本的には誰でも閲覧可能なコンテンツを端末20から発信することのできる、オープンな形態のSNSとして説明する。
本実施例において、「フォロー」とは、SNSアプリケーションにおいて、一のユーザのアカウントと他のユーザのアカウントとを関連付ける(紐づける)こと、または、一のユーザと他のユーザとを関連付ける(紐づける)ことを意味する。
限定ではなく例として、SNSアプリケーションで第1ユーザの端末20から発信された情報を、第1ユーザとは異なる第2ユーザが自身の端末20で閲覧する。そして、第2ユーザが、第1ユーザまたは第1ユーザの端末20から発信される情報に興味を持った場合に、第2ユーザの操作に従って、第2ユーザの端末20が、第1ユーザをフォローするための処理を行う。
第1ユーザをフォローするための処理には、限定ではなく例として、第2ユーザの端末20が、第1ユーザをフォローすることを依頼するフォロー依頼情報をサーバ10に送信する処理が含まれる。サーバ10は、第2ユーザの端末20から送信されるフォロー依頼情報に基づいて、第2ユーザのアカウント(または第2ユーザ)を、第1ユーザのアカウント(または第1ユーザ)に関連付ける(紐づける)処理を行う。
また、本実施例では、自身をフォローしてくれているユーザ、またはそのユーザのアカウントのことを「フォロワー」と称する。
SNSアプリケーションにおいて、第1ユーザの端末20から発信された情報は、限定ではなく例として、第1ユーザのフォロワーである第2ユーザの端末20に、サーバ10を介して随時配信されるようにすることができる。この場合、第2ユーザの端末20では、サーバ10を介して配信された情報が、SNSアプリケーションのタイムライン画面に随時表示される。
本実施例では、限定ではなく例として、第1ユーザが、自身の端末20で実行されるSNSアプリケーションによって、上記の実施例と同様に、店舗の出店リクエストを行う。
具体的には、限定ではなく例として、第1ユーザがあらかじめフォローしている店舗について、その店舗の出店要望コンテンツが、サーバ10から第1ユーザの端末20に配信される。
第1ユーザの端末20では、配信された出店要望コンテンツがSNSアプリケーションのタイムライン画面に表示される。そして、第1ユーザによって出店リクエストを行うことが選択された場合、出店要望情報が第1ユーザの端末20からサーバ10に送信される。そして、サーバ10は、端末20から送信される出店要望情報を集計する。
第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信すると、サーバ10は、限定ではなく例として、第1ユーザによって出店リクエストが行われたことを示す情報を、出店要望コンテンツや店舗PR情報とともに、第1ユーザのフォロワーである第2ユーザの端末20に送信する。そして、第2ユーザの端末20では、サーバ10から送信された情報がタイムライン画面に表示される。
本実施例では、第1ユーザばかりでなく、第2ユーザも出店リクエストを行うことができる。つまり、本実施例では、以下のユーザが出店リクエストを行う権利を有する。
(A)第1ユーザ
(B)第2ユーザ(第1ユーザのフォロワー)
具体的には、限定ではなく例として、第2ユーザの端末20で表示されるタイムライン画面において、第1ユーザによって出店リクエストが行われたことを示す情報と関連付けて承認アイコンを表示させる。そして、承認アイコンが第2ユーザによってタッチ操作された場合、出店要望情報が第2ユーザの端末20からサーバ10に送信される。そして、サーバ10は、第1ユーザの端末20から送信された出店要望情報の他に、第2ユーザの端末20から送信された出店要望情報も集計する。
また、サーバ10は、出店要望情報を受信すると、受信された出店要望情報に含まれる承認情報に基づき、異なる複数の第2ユーザによる承認の延べ数を算出して、第1ユーザの端末20と、第2ユーザの端末20とにそれぞれ送信する。第1ユーザの端末20と、第2ユーザの端末20とは、限定ではなく例として、受信された承認の延べ数を、出店要望コンテンツと関連付けてタイムライン画面に表示させる。
図2−17は、本実施例において端末20の表示部24に表示されるタイムライン画面の一例を示す図である。このタイムライン画面は、端末20において、SNSアプリケーションのタイムライン機能が選択された場合に表示されるSNSタイムライン画面の一例である。ここでは、第1ユーザ(この例では「ユーザA.A」)の端末20の表示部24に表示されるSNSタイムライン画面を例示する。
このSNSタイムライン画面には、第1ユーザがSNSアプリケーション内でフォローしている店舗の1つである「〇×中華飯店」の出店要望コンテンツが表示されている。
この出店要望コンテンツには、限定ではなく例として、「〇×中華飯店」の電子市場への出店の要望を端末20のユーザに問いかけるメッセージと、「〇×中華飯店」の店舗PR情報とが含まれる。
また、この出店要望コンテンツと関連付けて、出店を承認(賛同)するための、限定ではなく例として、「いいね!」を意味する「グーサインマーク」で表される承認アイコンが表示されている。この承認アイコンが第1ユーザによってタッチ操作されると、出店要望情報が第1ユーザの端末20からサーバ10に送信される。
また、この表示例では、承認アイコンの横に、第1ユーザによって「○×中華飯店」の出店リクエストが行われたことに対する第2ユーザの承認の延べ数の集計結果が表示されている。
図2−18は、端末20の表示部24に表示されるSNSアプリケーション画面の一例を示す図である。ここでは、第2ユーザ(この例ではユーザB.B)の端末20において、第1ユーザ(この例ではユーザA.A)の投稿が検索されるなどして、第1ユーザのSNSアプリケーション画面が第2ユーザの端末20の表示部24に表示された場合を例示する。
この画面には、第1ユーザの自己紹介文(プロフィール)やアイコンとともに、第1ユーザに関する投稿が時系列に表示されている。また、画面上部には、第1ユーザをフォローするためのアイコンである「フォローアイコン」が表示されている。フォローアイコンが第2ユーザによってタッチ操作されると、限定ではなく例として、第1ユーザをフォローすることを依頼するフォロー依頼情報が、第2ユーザの端末20からサーバ10に送信される。そして、サーバ10によって第1ユーザのアカウントと、第2ユーザのアカウントとが関連付けられる。
図2−19は、端末20の表示部24に表示されるタイムライン画面の一例を示す図である。このタイムライン画面は、図2−18のSNSアプリケーション画面から第2ユーザが第1ユーザをフォローした場合に、第2ユーザの端末20に表示されるSNSタイムライン画面の一例である。
このSNSタイムライン画面には、第1ユーザによって「〇×中華飯店」の電子市場への出店リクエストが行われたことを示す情報と、「〇×中華飯店」の店舗PR情報とが表示されている。
また、店舗PR情報の左下には、限定ではなく例として、「いいね!」を意味する「グーサインマーク」で表される承認アイコンが表示されている。承認アイコンが第2ユーザによってタッチ操作されると、出店要望情報が第2ユーザの端末20からサーバ10に送信される。
なお、前述した実施例では、事業者が電子市場へ出店した場合、出店要望情報の送信元の端末20に、出店時インセンティブ情報がサーバ10から送信されることとした。本実施例では、第2ユーザの端末20からも出店リクエストを行うことができるように構成されている。このため、事業者が電子市場へ出店した場合、第1ユーザの端末20ばかりでなく、第2ユーザの端末20にも、出店時インセンティブ情報が送信されるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、この場合、第1ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報と、第2ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報とは、同じ情報としてもよいが、異なる情報とすることもできる。
具体的には、第2ユーザは、第1ユーザの出店リクエストに賛同したユーザであることから、第2ユーザよりも第1ユーザの方が、出店に関する貢献度は高いとも言える。そこで、限定ではなく例として、第1ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報は、第2ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報よりも価値の高い特典や量の多い特典を含む情報とすることができる。
<第5実施例の効果>
第5実施例は、端末20が、SNSアプリケーションにおいて、店舗装置40の事業者とは異なる端末20のユーザによる端末20への入力に基づいて、店舗装置40の事業者に対する、出店要望情報(限定ではなく、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報の一例)を、通信I/F22によってサーバ10に送信する。そして、端末20は、出店要望情報の送信と、店舗装置40の事業者の電子市場への出店とに基づき、出店時インセンティブ情報(限定ではなく、端末20のユーザに対する特典に関する第2情報の一例)をサーバ10から通信I/F22によって受信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、端末のユーザが、SNSアプリケーションにおいて、端末への入力に基づいて、事業者に対して電子市場への出店を希望していることを送信することができるため、ユーザの意向を事業者に容易に伝えることができる。また、事業者が電子市場へ出店した場合、端末は特典に関する情報を受信するため、ユーザは利益を得ることができる。
また、第5実施例は、SNSアプリケーションにおいて第1ユーザをフォローしているユーザ(第2ユーザ)の端末20が、自己の端末20への入力に基づいて、店舗装置40の事業者に対する、出店要望情報(限定ではなく、電子市場への出店を希望していることを示す第1情報の一例)を、通信I/F22によってサーバ10に送信する。そして、第2ユーザの端末20は、出店要望情報の送信と、店舗装置40の事業者の電子市場への出店とに基づき、出店時インセンティブ情報(限定ではなく、端末20のユーザに対する特典に関する第2情報の一例)をサーバ10から通信I/F22によって受信する構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、一のユーザばかりでなく、一のユーザと関連付けられている他のユーザも、自己の端末によって、事業者に対して電子市場への出店を希望している旨を送信することができる。
また、第5実施例は、第1ユーザの端末20が受信する出店時インセンティブ情報と、第2ユーザの端末20が受信する出店時インセンティブ情報とは異なる構成を示している。
このような構成により得られる効果の一例として、第1ユーザと、第1ユーザとは異なる第2ユーザとで、端末のユーザに対する特典に関する第2情報を異ならせて差別化を図ることができる。例えば、出店に関する貢献度が高いユーザの端末に、出店に関する貢献度が低いユーザの端末よりも価値の高い第2情報や量の多い第2情報が送信されるようにすることで、出店に関する貢献度が高いユーザの方が大きな利益が得られるようにすることができる。
<第5変形例(1)>
第5実施例では、サーバ10が、第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信した場合に、第1ユーザによって出店リクエストが行われたことを示す情報を、第1ユーザのフォロワーである第2ユーザの端末20に送信することとしたが、これに限定されない。
具体的には、限定ではなく例として、第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信したか否かに関わらず、サーバ10が、第1ユーザの端末20に配信した出店要望コンテンツや店舗PR情報と同じ情報を第2ユーザの端末20に配信して、タイムラインで共有されるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、限定ではなく例として、第1ユーザの端末20において、出店要望コンテンツや店舗PR情報と関連付けて、出店要望コンテンツや店舗PR情報を第2ユーザに公開して共有するための共有用画像を表示させる。共有用画像は、情報を再配信するための再配信用情報や、情報を再投稿するための再投稿用情報と表現することもできる。
そして、この共有用画像が第1ユーザによって操作された場合、第1ユーザの端末20は、情報の共有を依頼する共有依頼情報をサーバ10に送信する。そして、サーバ10は、第1ユーザの端末20から共有依頼情報を受信したことに基づいて、出店要望コンテンツや店舗PR情報を第2ユーザの端末20に配信するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
例えば、図2−17に示すように、限定ではなく例として、承認アイコンの横に、共有用画像の一例として共有用アイコンを表示させる。そして、共有用アイコンが第1ユーザによってタッチ操作された場合、第1ユーザの端末20は、情報の共有を依頼する共有依頼情報をサーバ10に送信する。
なお、この場合、第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信する前に、例えば図2−17の表示画面における共有用アイコンが第1ユーザによってタッチ操作されたことに基づいて、サーバ10が、出店要望コンテンツや店舗PR情報を第2ユーザの端末20に送信する。その後、第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信した場合に、サーバ10が、第1ユーザによって出店リクエストが行われたことを示す情報を、第2ユーザの端末20に送信するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
<第5変形例(2)>
第5実施例では、第1ユーザと、第2ユーザ(第1ユーザのフォロワー)とが出店リクエストを行う権利を有することとしたが、これに限定されない。
具体的には、限定ではなく例として、第1ユーザには出店リクエストを行う権利を与えるが、第2ユーザには出店リクエストを行う権利を与えないようにしてもよい。
また、限定ではなく例として、以下のユーザに出店リクエストを行う権利を与えるようにすることもできる。
(A)第1ユーザ
(B)第2ユーザ(第1ユーザのフォロワー)
(C)第3ユーザ(第2ユーザのフォロワー(但し、第1ユーザのフォロワーではない))
これは、第3ユーザは、第1ユーザのフォロワーではないが、第1ユーザのフォロワーである第2ユーザのフォロワーであり、間接的ではあるが第1ユーザと繋がりがあるとも言えるためである。
この場合は、限定ではなく例として、第2ユーザの端末20において、サーバ10から配信された出店に関する情報と関連付けて、その情報を第3ユーザに公開して共有するための共有用画像を表示させる。共有用画像は、情報を再配信するための再配信用情報や、情報を再投稿するための再投稿用情報と表現することもできる。
そして、共有用画像が第2ユーザによって操作された場合、第2ユーザの端末20は、情報の共有を依頼する共有依頼情報をサーバ10に送信する。サーバ10は、第2ユーザの端末20から共有依頼情報を受信したことに基づいて、出店に関する情報を、第3ユーザの端末20に配信する。
例えば、図2−19に示すように、限定ではなく例として、承認アイコンの横に、共有用画像の一例として「共有用アイコン」を表示させる。そして、共有用アイコンが第2ユーザによってタッチ操作された場合、第2ユーザの端末20は、情報の共有を依頼する共有依頼情報をサーバ10に送信する。
なお、この場合、第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信する前に、例えば図2−19の表示画面における共有用アイコンが第2ユーザによってタッチ操作されたことに基づいて、サーバ10が、出店要望コンテンツや店舗PR情報を第3ユーザの端末20に送信する。その後、第1ユーザの端末20から出店要望情報を受信した場合に、サーバ10が、第1ユーザによって出店リクエストが行われたことを示す情報を、第3ユーザの端末20に送信するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
第3ユーザの端末20では、サーバ10から配信された情報と関連付けて承認アイコンをタイムライン画面に表示させる。そして、承認アイコンが第3ユーザによってタッチ操作されると、出店要望情報が第3ユーザの端末20からサーバ10に送信される。この場合、サーバ10は、第1ユーザの端末20から送信された出店要望情報と、第2ユーザの端末20から送信された出店要望情報とに加えて、第3ユーザの端末20から送信された出店要望情報も集計する。
なお、第1ユーザ、第2ユーザばかりでなく、第3ユーザの端末20にも出店時インセンティブ情報を送信するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、この場合、第1ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報と、第2ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報と、第3ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報とは、同じ情報としてもよいが、異なる情報としてもよい。
例えば、第1ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報は、第2ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報よりも価値の高い特典や量の多い特典を含み、第2ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報は、第3ユーザの端末20に送信される出店時インセンティブ情報よりも価値の高い特典や量の多い特典を含むようにするなどすることができる。
また、第2ユーザや第3ユーザによっては、第1ユーザが出店リクエストを行ったことには賛同するものの、その店舗の電子市場への出店は要望しない場合もあり得る。
そこで、第1変形例(8)と同様に、SNSアプリケーション内で、タイムライン画面に表示される承認アイコンの操作によって出店リクエストを行うか否かの設定を行うことを可能としてもよい。
<その他>
上記の実施例では、出店要望情報を、例えば「はい」や「いいね!」といった、端末20のユーザの承認を意味する情報としたが、これに限定されない。
具体的には、限定ではなく例として、出店要望情報を、端末20、または端末20のユーザによる「投票」を意味する情報とし、事業者の電子市場への出店を投票する情報を、端末20からサーバ10に送信するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。この場合は、サーバ10が、端末20から送信される出店要望情報に基づいて、店舗ごとに、出店に関する延べの投票数(〜票)を集計するようにすればよい。
また、上記の実施例では、限定ではなく例として、端末20を用いて飲食店の出前サービスを手配可能なECサービスである「電子市場」に未出店の店舗「〇×中華飯店」が、IMSで店舗グループにメンバー登録している端末20のユーザやSNSでフォローしているユーザからの出店希望(出店要望情報)に基づいて、「電子市場」への出店登録を行う場合について詳細に説明したが、これに限定されない。
例えば、端末20のユーザがグループ登録やフォローしている店舗を対象として出店リクエストを行うようにするのではなく、端末20のユーザが、IMSアプリケーションやSNSアプリケーションにおいて、複数の店舗の中から店舗を選択して出店リクエストを行うような形態を適用してもよいし、適用しなくてもよい。
また、本開示におけるECサービスは、飲食店の出前サービスを手配可能なECサービスに限らない。限定ではなく例として、端末20を用いて飲食店のテイクアウトを予約可能なECサービスや、美容院・美容室・ビューティーサロンを予約可能なECサービス、アルバイト求人検索情報サービス(この場合、店舗は雇用主と読み替えることができる)等に本開示の方法を適用することが可能である。
また、上記の実施例では、ECサービスに登録していない、店舗装置40を運用する店舗に対して、ユーザが端末20を用いて、ECサービスへの登録を働きかける実施例としたが、これに限定されない。限定ではなく例として、IMS(IMSのサービス)は使用しているが、IMSを運用する事業者と提携していないECサービスを既に使用している、店舗装置40を運用する店舗に対して、ユーザが端末20を用いて、IMSを運用する事業者と提携するECサービスへの登録を働きかけることも可能である。
また、サーバ10は、IMS等のメッセージングサービスやSNSを提供する機能と、電子商取引サービスを提供する機能との両方の機能を有していてもよいし、いずれか一方の機能を有していてもよい。
また、メッセージングサービスやSNSを提供する機能を有するサーバと、電子商取引サービスを提供する機能を有するサーバとを別体として、ネットワーキングサービス用のサーバと、電子商取引サーバとの2つのサーバを構成するようにしてもよいし、しなくてもよい。
1 通信システム
10 サーバ
20 端末
30 ネットワーク
40 店舗装置

Claims (21)

  1. インターネットを介して取引を行う電子市場を管理するサーバと通信する端末の情報処理方法であって、
    事業者とは異なる前記端末のユーザによる前記端末への入力に基づいて、前記事業者に対する、前記電子市場への出店を希望していることを示す第1情報を、前記端末の通信部を介して前記サーバに送信することと、
    前記第1情報の送信と、前記事業者の前記電子市場への出店とに基づき、前記端末のユーザに対する特典に関する第2情報を前記サーバから前記通信部を介して受信することとを含む。
  2. 請求項1に記載の情報処理方法であって、
    前記特典は、前記端末を含む複数の端末から送信された前記第1情報に基づいて決定される。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報処理方法であって、
    複数の事業者の各々に対して送信された前記第1情報の数に関する情報を前記サーバから前記通信部を介して受信することと、
    前記複数の事業者の各々に対して送信された前記第1情報の数に関する情報を前記端末の表示領域に表示することとを含む。
  4. 請求項3に記載の情報処理方法であって、
    前記事業者に対する前記第1情報の数に関する情報は、前記事業者の電子装置に前記サーバから送信される。
  5. 請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記第1情報の送信に基づく、前記端末のユーザに対する前記特典に関する前記第2情報を前記端末の表示領域に表示することを含む。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記事業者が前記電子市場に出店したことを示す情報を前記通信部を介して前記サーバから受信することと、
    前記事業者が前記電子市場に出店したことを示す情報を前記端末の表示領域に表示することとを含む。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記第1情報と、前記事業者の前記電子市場への出店とに基づき、前記事業者に対する特典に関する第3情報が、前記サーバから前記事業者の電子装置の通信部を介して受信される。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記端末の位置に関する情報を前記端末の制御部によって取得することと、
    前記位置に関する情報と、前記第1情報とを前記通信部を介して前記サーバに送信することとを含む。
  9. 請求項8に記載の情報処理方法であって、
    前記第1情報は、前記位置に関する情報と、前記事業者の位置に関する情報との位置関係に基づいて、前記サーバに受付けられる。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記端末の制御部によって前記端末から画像情報を取得することと、
    前記画像情報と、前記第1情報とを前記通信部を介して前記サーバに送信することとを含む。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記第1情報は、設定に基づいて、前記端末から前記サーバに送信される。
  12. 請求項11に記載の情報処理方法であって、
    前記設定は、回数または頻度に関する設定を含む。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記事業者に対して実行された電子決済の履歴情報と、前記第1情報とを前記通信部を介して前記サーバに送信することを含む。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記第2情報は、前記事業者の店舗に基づき決定される。
  15. 請求項14に記載の情報処理方法であって、
    前記第2情報は、前記事業者の店舗で前記端末のユーザによって使用された金額に関する情報に基づいて決定される。
  16. 請求項14または請求項15に記載の情報処理方法であって、
    前記第2情報は、前記事業者が前記電子市場に出店されるまでの期間に基づき決定される 。
  17. 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記第2情報は、前記事業者によって選択された前記ユーザの前記端末に送信される。
  18. 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
    前記第2情報は、前記事業者の前記電子市場への出店に関する登録を行った前記端末のユーザの前記端末に送信される。
  19. インターネットを介して取引を行う電子市場を管理するサーバと通信する端末のコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    事業者とは異なる前記端末のユーザによる前記端末への入力に基づいて、前記事業者に対する、前記電子市場への出店を希望していることを示す第1情報を、前記端末の通信部を介して前記サーバに送信することと、
    前記第1情報の送信と、前記事業者の前記電子市場への出店とに基づき、前記端末のユーザに対する特典に関する第2情報を前記サーバから前記通信部を介して受信することとを含む。
  20. インターネットを介して取引を行う電子市場を管理するサーバと通信する端末であって、
    事業者とは異なる前記端末のユーザによる前記端末への入力に基づいて、前記事業者に対する、前記電子市場への出店を希望していることを示す第1情報を、前記サーバに送信し、前記第1情報の送信と、前記事業者の前記電子市場への出店とに基づき、前記端末のユーザに対する特典に関する第2情報を前記サーバから受信する通信部と、
    前記通信部を介して受信した前記第1情報を表示する表示部とを備える。
  21. インターネットを介して取引を行う電子市場を管理するサーバの情報処理方法であって、
    端末から送信された、事業者に対する、前記電子市場への出店を希望していることを示す第1情報を前記サーバの通信部を介して受信することと、
    前記第1情報に基づき前記事業者の電子装置から送信された、前記電子市場に出店することを示す情報を前記通信部を介して受信することと、
    前記電子市場に出店することを示す情報に基づき、前記端末のユーザに対する特典に関する第2情報を前記端末に前記通信部を介して送信することとを含む。
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