JP2020201187A - 放射電力推定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な電力推定のために必要とされる離隔距離よりも短いアンテナ間隔が設定された場合でも放射電力を良好に推定できる放射電力推定技術を提供する。【解決手段】送信アンテナと、送信アンテナから到来する電波を受信する受信アンテナと、受信アンテナが受信した電波の電力を測定する電力測定器とを含み、送信アンテナと受信アンテナとの間隔Rが電波の波長λおよび送信アンテナの開口長Dから定まる離隔距離よりも短い測定システムにおいて送信アンテナの放射電力を推定する放射電力推定方法であり、電波の電力Prを測定する第1ステップと、電力Prと、受信アンテナのアンテナ利得Grと、自由空間伝搬損失Lと、間隔Rが離隔距離よりも短いことに起因する放射電力の推定値への影響を補正する補正値C(R)とから、送信アンテナのEIRPを推定する第2ステップとを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、空間に放射された電波の放射電力を推定する放射電力推定技術に関する。
所定方向に大きな利得で電波の送受信を実現するアレイアンテナシステムの放射電力は、例えばEIRP(Equivalent Isotropic Radiated Power;等価等方放射電力)で表される。空間に放射された放射電力の推定は、OTA(Over The Air)測定システムを用いて実施される。例えば非特許文献1にOTA測定システムが開示されている。
図1を参照して、従来のOTA測定システム900および放射電力推定方法を説明する。OTA測定システム900は、基地局装置91と、基地局装置91に接続されている送信アンテナ92と、基地局装置91および送信アンテナ92が載せられた回転台96と、送信アンテナ92から到来する電波を受信する受信アンテナ93と、受信アンテナ93が受信した電波の電力を測定する電力測定器95と、送信アンテナ92の放射電力を推定する推定部97を含む。
受信アンテナ93は、送信アンテナ92から放射された電波を受信する。電力測定器95は、受信アンテナ93が受信した電波の電力Prを測定する。受信アンテナ93のアンテナ利得Grは既知であり、送信アンテナ92と受信アンテナ93との間の自由空間伝搬損失Lは電波の波長λと送信アンテナ92と受信アンテナ93との間の間隔Rを用いて計算できるので、推定部97は、電力測定器95で測定された電力Prと受信アンテナ93のアンテナ利得Grと自由空間伝搬損失Lから、送信アンテナ92の放射電力つまり送信アンテナ92から放射された電波のEIRPを推定できる。EIRP(単位:dB)は、具体的には、式(1)によって推定される。式(1)に現れるLは式(2)で与えられる。式(2)は遠方界において成立する。
Figure 2020201187
上記所定方向と異なる方向でのEIRPを推定する場合、送信アンテナ92を中心とする球面上で受信アンテナ93を移動させることによって、電力測定器95で測定された電力Prから当該方向でのEIRPを推定できる。または、受信アンテナ93を固定し、回転台96を水平方向と垂直方向の組み合わせで2軸回転させることによって、電力測定器95で測定された電力Prから当該方向でのEIRPを推定してもよい。
式(2)を用いる場合、受信アンテナ93は送信アンテナ92の遠方界に置かれる。つまり、送信アンテナ92と受信アンテナ93は所定の距離Rpを下回らない間隔Rを空けて設置される。この所定の距離Rpは、送信アンテナ92の開口面の中心から遠方界と近傍界との境界までの距離であり、式(3)で与えられる(非特許文献2)。式(3)のとおり、距離Rpは、送信アンテナ92の開口長Dの2乗に比例し、放射する電磁波の波長λに反比例する。以下、この所定の距離Rpを離隔距離Rpと呼称する。
Figure 2020201187
東陽テクニカ、"OTA測定システム(電波暗室)"、[online]、東陽テクニカ、[令和元年6月3日検索]、インターネット〈URL:http://www.toyo.co.jp/emc/products/detail/id=1754〉 電子情報通信学会、"アンテナの界領域"、[online]、電子情報通信学会、[令和元年6月3日検索]、インターネット〈URL:http://ieice-hbkb.org/files/04/04gun_02hen_02.pdf〉
例えば利得向上のため送信アンテナ92の開口長Dを長くした場合、離隔距離Rpが長くなる。この結果、正しいOTA測定を実施するために大型の電波暗室を準備しなければならないという問題が生じる。
そこで本発明は、良好な電力推定のために必要とされる離隔距離Rpよりも短いアンテナ間隔Rが設定された場合でも放射電力を良好に推定できる放射電力推定技術を提供することを目的とする。
本発明の放射電力推定方法は、送信アンテナと、送信アンテナから到来する電波を受信する受信アンテナと、受信アンテナが受信した電波の電力を測定する電力測定器とを含み、送信アンテナと受信アンテナとの間隔Rが電波の波長λおよび送信アンテナの開口長Dから定まる離隔距離よりも短い測定システムにおいて送信アンテナの放射電力を推定する放射電力推定方法であり、電波の電力Prを測定する第1ステップと、電力Prと、受信アンテナのアンテナ利得Grと、自由空間伝搬損失Lと、間隔Rが離隔距離よりも短いことに起因する放射電力の推定値への影響を補正する補正値C(R)とから、送信アンテナのEIRPを推定する第2ステップとを有する。
本発明によると、間隔Rが離隔距離よりも短いことに起因する送信アンテナの放射電力の推定値への影響を補正値C(R)によって補正するので、良好な電力推定のために必要とされる離隔距離よりも短いアンテナ間隔Rが設定された場合であっても放射電力を良好に推定できる。
OTA測定システムの構成例を示す図。 式(1)によるEIRPの推定が不適切であることを説明するための図。 送信アンテナと受信アンテナの位置関係を説明するための図。 式(4)によるEIRPの推定が適切であることを説明するための図。 実施形態における処理フロー図。 送信アンテナと受信アンテナの位置関係の変更範囲を説明するための図。
図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
実施形態で使用されるOTA測定システムは、図1に示す従来のOTA測定システム900と同じ構成を有する。したがって、上述のOTA測定システム900の説明をここに組み込み、これによって実施形態で使用されるOTA測定システムの説明を省略する。実施形態の放射電力推定方法は、OTA測定システムにおいて、後述する手順で送信アンテナ92のEIRPを推定する方法である。
まず、離隔距離Rpよりも短いアンテナ間隔RでOTA測定する場合に、式(1)を用いた送信アンテナ92のEIRPの推定が好ましくないことを説明する。送信電力Pt、送信アンテナ92のアンテナ利得Gt、受信アンテナ93のアンテナ利得Grのいずれも既知である条件の下で測定された電力Prから求めた自由空間伝搬損失L=Pt+Gt+Gr-Pr(実験値;単位dB)とアンテナ間隔Rとの関係、および、式(2)による自由空間伝搬損失L(計算値;単位dB)とアンテナ間隔Rとの関係、を図2に示す。図2から、アンテナ間隔Rが短くなるほど、自由空間伝搬損失Lの実験値と自由空間伝搬損失Lの計算値との乖離が大きくなることが理解できる。つまり、アンテナ間隔Rが離隔距離Rpよりも短い状況でOTA測定を行なう場合、式(1)によるEIRPの推定が好ましくないことが理解できる。また、乖離の程度は、送信アンテナ92の物理的形状等の影響を受けるので、図2に示す特定の実験値に基づいて他の送信アンテナのEIRPを推定することは困難である。
したがって、この実施形態では、アンテナ間隔Rが離隔距離Rpよりも短いことに起因するEIRPの推定値への影響を補正する補正値C(R)を用いて、EIRPを推定する。つまり、この実施形態では、式(1)を修正した式(4)を用いてEIRP(単位:dB)を推定する。
Figure 2020201187
以下、送信アンテナ92がM個のアンテナ素子921が直線状に配置されたリニアアレイアンテナである場合を例に採り、実施形態の詳細を説明する。Mは2以上の予め定められた整数である。なお、送信アンテナ92がリニアアレイアンテナである場合、送信アンテナ92のアンテナ利得Gtはアレイアンテナ利得を含む。図3(M=8の例)に示すように、送信アンテナ92のM個のアンテナ素子921は一つの直線Q1上に等間隔に配置されており、M個のアンテナ素子921の開口面は同一の平面(直線Q1と平行な平面)に位置し、M個のアンテナ素子921の開口面は同じ方向に向いている。送信アンテナ92の開口長Dは、最も外側に位置する2個のアンテナ素子921の開口面中心の間の距離である。受信アンテナ93は単一のアンテナであり、受信アンテナ93の開口面は上記平面と平行である。送信アンテナ92と受信アンテナ93は互いに向かい合っている。送信アンテナ92のアンテナ中心(最も外側に位置するアンテナ素子921の開口面中心から距離D/2の位置)と受信アンテナ93のアンテナ中心は、直線Q1と直交する直線Q2上にある。
補正値C(R)は、受信アンテナ93の開口長dが送信アンテナ92の開口長Dより十分に小さい場合における、各アンテナ素子921から受信アンテナ93までの経路長のばらつきに基づく受信位相差による利得損失で表される。Mが偶数つまりM=2N(Nは整数)の場合、送信アンテナ92のアンテナ中心から受信アンテナ93までの距離Rとn番目のアンテナ素子921から受信アンテナ93までの距離Rnとの経路差rn(図3参照)は近似的に式(7)で表されるので、全てのアンテナ素子921が等振幅且つ等位相で励振された場合の、経路差rnに対応する位相差θn(R)は式(6)で表される。したがって、M=2Nの場合の補正値C(R)は、経路長のばらつきに基づく受信信号の合成ベクトルのパワー(式(5)の分子の2倍)と、各アンテナ素子921から受信アンテナ93までの経路長のばらつきが無い場合の受信信号のパワー(式(5)の分母の2倍)との比として式(5)で与えられる。ここでnは1以上N以下の各整数を表わす。
Figure 2020201187
同様に、Mが奇数つまりM=2N−1(Nは整数)の場合の補正値C(R)は式(8)で与えられる。式(8)に現れる位相差θn(R)は式(9)で与えられる。
Figure 2020201187
また、n番目のアンテナ素子921が指向性利得Gnを持つ場合、式(5)と式(8)はそれぞれ式(5a)と式(8a)に変更される。
Figure 2020201187
図2との比較で、送信電力Pt、送信アンテナ92のアンテナ利得Gt、受信アンテナ93のアンテナ利得Grのいずれも既知である条件の下で測定された電力Prと補正値C(R)とから求めた自由空間伝搬損失L=Pt+Gt+Gr-Pr-C(R)(実験値;単位dB)とアンテナ間隔Rとの関係、および、式(2)による自由空間伝搬損失L(計算値;単位dB)とアンテナ間隔Rとの関係、を図4に示す。図4から、アンテナ間隔Rが短い場合であっても、自由空間伝搬損失Lの実験値が自由空間伝搬損失Lの計算値に近接していることが理解できる。つまり、アンテナ間隔Rが離隔距離Rpよりも短い状況でOTA測定を行なう場合、式(4)によってEIRPを良好に推定できることが理解できる。
したがって、実施形態では、図5に示すように、電力測定器95が電波の電力Prを測定し(ステップS1)、推定部97が、式(4)に従って、測定値である電力Prと、既知である受信アンテナ93のアンテナ利得Grと、式(2)の計算値である自由空間伝搬損失Lと、アンテナ間隔Rが離隔距離Rpよりも短いことに起因する送信アンテナ92の放射電力の推定値への影響を補正する補正値C(R)とから、送信アンテナ92のEIRPを推定する(ステップS2)。補正値C(R)は、上述の状況に応じて式(5)、式(8)、式(5a)、式(8a)のいずれか一つから求められる。
実施形態によると、アンテナ間隔Rが離隔距離Rpよりも短いことに起因する送信アンテナ92の放射電力の推定値への影響を補正値C(R)によって補正するので、良好な電力推定のために必要とされる離隔距離Rpよりも短いアンテナ間隔RでOTA測定を実施した場合であっても放射電力を良好に推定できる。
この明細書では、「損失」は正の数値として理解される。式(1)と式(4)はこの理解に基づく表記である。この明細書の読者が「損失」を負の数値として理解する立場にあるならば、式(2)、式(5)、式(8)、式(5a)、式(8a)のそれぞれを負号付数式に変更して、式(1)と式(4)をそれぞれ式(1a)と式(4a)に変更すればよい。両者の違いは単なる記法の違いであり、両者に実質的な違いは無い。
Figure 2020201187
また、式(1)と式(4)の別の記法として、例えば測定値と非測定値の区別の観点に基づく記法を採用してもよい。式(1)において、非測定値であるGrとLについてL1=L-Grと定義して式(1b)のように表現してもよい。また、式(4)において、非測定値であるGrとLとC(R)についてL2=L+C(R)-Grと定義して式(4b)のように表現してもよい。
Figure 2020201187
実施形態では、送信アンテナ92のアンテナ中心と受信アンテナ93のアンテナ中心が直線Q1と直交する直線Q2上にある、つまり、M個のアンテナ素子921の開口面が並ぶ上記平面の法線と受信アンテナ93の開口面の法線とがなす角Δ(図6参照)がゼロ度であるが、このような形態に限定されない。角Δが±15度くらいの範囲でも良好に推定できることが確認されている。
<補遺>
電力測定器95として、公知の電力測定器を採用できるので、その詳細な説明を省略する。また、推定部97は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、バスなどのハードウェア資源を持つ汎用コンピュータとして実現される。メモリに記憶されたプログラムとこのプログラムの処理に必要なデータ(実施形態では、電波の波長λ、送信アンテナの開口長D、アンテナ間隔R、受信アンテナのアンテナ利得Gr、N=ceiling(M/2);ceiling(・)は天井関数,電力Prなど)を適宜にCPUが処理する。この結果、CPUが推定部97の機能を実現する。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
明細書と特許請求の範囲において、入力あるいは出力された情報等は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理されてもよい。入力あるいは出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は必要に応じて他の装置へ送信されてもよい。
明細書と特許請求の範囲では、「接続された」という用語とこのあらゆる語形変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的な接続を意味し、互いに「接続」された2つの要素の間に1つ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素と要素との接続は、物理的接続であっても、論理的接続であっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。明細書と特許請求の範囲で使用する場合、2つの要素は、1つ以上の電線、ケーブルおよび/またはプリント電気接続を使用することによって、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することによって、互いに「接続」されると考えることができる。
明細書と特許請求の範囲では、序数詞(例えば、接頭辞「第」に漢数詞または算用数字を組み合わせた「第○」)は、特段の断りが無い限り、序数詞の定義にもかかわらず、序数詞で修飾されるまたは序数詞と結合する要素を当該要素の順序または当該要素の量で限定することを意図しない。序数詞の使用は、特段の断りが無い限り、単に、2つ以上の要素を互いに区別する便利な表現方法として使用される。したがって、例えば語句「第1のX」と語句「第2のX」は、2つのXを区別するための表現であり、Xの総数が2であることを意味するものでは必ずしもなく、あるいは、第1のXが第2のXに先行しなければならないことを意味するものでは必ずしもない。
明細書と特許請求の範囲では、用語「含む」とその語形変化は非排他的表現として使用されている。例えば、「XはAとBを含む」という文は、XがAとB以外の構成要素(例えばC≠A且つC≠BであるC)を含むことを否定しない。また、明細書と特許請求の範囲において或る文が用語「含む」またはその語形変化が否定辞と結合した語句を含む場合、当該文は用語「含む」またはその語形変化の目的語について言及するだけである。したがって、例えば「XはAとBを含まない」という文は、XがAとB以外の構成要素を含む可能性を認めている。さらに、明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または」は排他的論理和ではないことが意図される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更と変形が許される。選択され且つ説明された実施形態は、本発明の原理およびその実際的応用を解説するためのものである。本発明は様々な変更あるいは変形を伴って様々な実施形態として使用され、様々な変更あるいは変形は期待される用途に応じて決定される。そのような変更および変形のすべては、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲に含まれることが意図されており、公平、適法および公正に与えられる広さに従って解釈される場合、同じ保護が与えられることが意図されている。

Claims (3)

  1. 送信アンテナと、前記送信アンテナから到来する電波を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナが受信した前記電波の電力を測定する電力測定器とを含み、前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間隔Rが前記電波の波長λおよび前記送信アンテナの開口長Dから定まる離隔距離よりも短い測定システムにおいて前記送信アンテナの放射電力を推定する放射電力推定方法であって、
    前記電波の電力Prを測定する第1ステップと、
    前記電力Prと、前記受信アンテナのアンテナ利得Grと、自由空間伝搬損失Lと、前記間隔Rが前記離隔距離よりも短いことに起因する前記放射電力の推定値への影響を補正する補正値C(R)とから、前記送信アンテナのEIRPを推定する第2ステップと
    を有する放射電力推定方法。
  2. 請求項1に記載の放射電力推定方法において、
    前記送信アンテナは、M個のアンテナ素子を含むリニアアレイアンテナであり、
    EIRP=Pr-Gr+L+C(R)であり、
    M=2Nの場合、
    Figure 2020201187

    であり、
    M=2N−1の場合、
    Figure 2020201187

    であることを特徴とする放射電力推定方法。
  3. 請求項1に記載の放射電力推定方法において、
    前記送信アンテナは、M個のアンテナ素子を含むリニアアレイアンテナであり、
    EIRP=Pr-Gr+L+C(R)であり、
    nは1以上N以下の各整数を表わし、n番目の前記アンテナ素子の指向性利得をGnとして、
    M=2Nの場合、
    Figure 2020201187

    であり、
    M=2N−1の場合、
    Figure 2020201187

    であることを特徴とする放射電力推定方法。
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