JP2020201092A - 表示装置、測距装置、及び表示方法 - Google Patents

表示装置、測距装置、及び表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測距装置本体から分離可能であり、測距装置を用いて距離を測定することによって得られた測距データを保持し、表示する表示装置を提供する。【解決手段】本実施形態に係る表示装置20は、距離を測定することによって得られた測距データ及び距離の測定を行った位置を示す位置データをセットにして記憶する記憶部410、現在位置を検出する位置検出部421、記憶部410に記憶された測距データのうち、位置検出部421によって検出される現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データを表示する表示部460を備える。表示部460により、記憶部410に記憶された測距データのうち、位置検出部421によって検出される現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データを表示することで、現在位置に対応する必要な測距データのみをユーザに対して表示することが可能となる。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置、測距装置、及び表示方法に関する。
レーザーレンジファインダ(LRF)等の測距装置を用いて対象物までの距離を測定することが知られている。シューティングゲーム等の競技において、測距装置で対象物を測定する時間が限られていることが分かっている場合、事前にユーザが位置ごとに対象物までの距離を測定して紙等に記録し、競技中はそれを参照することがあった。紙等への記録は手間がかかるとともに、競技中に確認することが難しかった。
特許文献1 特開2008−281379号公報
本発明の第1の態様においては、測距データを表示する表示装置であって、距離を測定することによって得られた測距データ及び距離の測定を行った位置を示す位置データをセットにして記憶する記憶部と、現在位置を検出する位置検出部と、記憶部に記憶された測距データのうち、位置検出部によって検出される現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データを表示する表示部と、を備える表示装置が提供される。
本発明の第2の態様においては、距離を測定する本体と、本体に着脱可能に取り付けられて、本体により距離を測定することによって得られた測距データを表示する、請求項1から8のいずれか一項に記載の表示装置と、を備える測距装置が提供される。
本発明の第3の態様においては、距離を測定する本体と、距離を測定することによって得られた測距データ及び距離の測定を行った位置を示す位置データをセットにして記憶する記憶部と、現在位置を検出する位置検出部と、位置検出部で検出された現在位置に基づいて、記憶部に記憶された測距データのうち、位置検出部によって検出される現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データを表示する表示部と、を備える測距装置が提供される。
本発明の第4の態様においては、表示装置により測距データを表示する表示方法であって、距離を測定することによって得られた測距データ及び距離の測定を行った位置を示す位置データをセットにして記憶する段階と、現在位置を検出する段階と、記憶された測距データのうち、現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データを表示する段階と、を備える表示方法が提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る測距装置及び本体の構成を示す。 本実施形態に係る表示装置の構成(ハードウェア構成)を示す。 本実施形態に係る表示装置の機能構成を示す。 記憶された測距データ(測定距離)、位置データ(測定位置)、測定時刻のセットの一例を示す。 表示された測距データ(測定距離)、位置データ(測定位置)、測定時刻のセットの一例を示す。 表示された測距データ(測定距離)、位置データ(測定位置)、測定時刻のセットの別の例を示す。 本実施形態に係る測距装置により実行される測距及び表示動作のフローを示す。 測距動作のフローを示す。 表示動作のフローを示す。 記憶された高さデータ(高さ)、位置データ(測定位置)、方位データ(方位)のセットの一例を示す。 表示された高さデータ(高さ)、位置データ(測定位置)、方位データ(方位)のセットの一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る測距装置1及び本体10の構成を示す。測距装置1は、距離を測定する装置である。ここで、距離は、水平方向の距離に限らず、鉛直方向の距離(すなわち、高さ)であってもよい。測距装置1は、本体10及び表示装置20を備える。
本体10は、光検出により距離を測定するための構成要素を含む測距装置1の本体部分である。ここで、投光部100が測定光を出射する方向、すなわち光線Bの矢印方向を前方、その逆方向、すなわち光線Aの矢印方向を後方とする。本体10は、筐体9、投光部100、レチクルプレート140、接眼レンズ150、制御部132、検出部200、変換部240、姿勢センサ250、及び処理部300を備える。
筐体9は、本体10の構成各部を内部に保持するとともに、表示装置20を着脱可能に収容するケースである。筐体9は、例えば、外面の一部に設けられた凹部(不図示)を有し、表示デバイス25の表示面及び操作デバイス29の操作部分を筐体9の外面上に露出して表示装置20をその凹部内に収容する。このとき、表示装置20は凹部内に設けられたコネクタ9aに接続される。このように表示装置20が筐体9に取り付けられることで、表示装置20と本体10との間で信号を送受信する、例えば本体10の処理部300による処理結果(すなわち、測距データ)を表示装置20に送信して記憶デバイス21に記憶する、表示装置20の操作デバイス29による操作信号を本体10の処理部300に送信して本体10を稼働する、また本体10内の電子部品を表示装置20内のバッテリ28に電気接続することができる。
投光部100は、対象物に測定光を複数回投射するユニットである。投光部100は、発光部130、正立プリズム120、及び対物レンズ110を有する。
発光部130は、光源を用いて、一定の周期でパルス状の測定光(すなわち、光線B)を正立プリズム120に向けて出射する。光源として、たとえば、赤外線を発振する半導体レーザを採用することができる。発光部130は、一回の測距動作において、予め定められた数、例えば320発のパルス状の測定光を一定の周期、例えば500〜700μ秒の周期で出射する。
正立プリズム120は、発光部130から射出された測定光を前方に送り、入射光線を後方の接眼レンズ150に送る光学素子である。正立プリズム120として、例えばダハプリズム、ポロプリズム等を採用することができる。正立プリズム120は、可視光帯域の光を反射し、赤外帯域の光を透過するダイクロイック反射面122、並びに可視光帯域及び赤外帯域の両方に対して高い反射率を有する全反射面124、126を有する。測定光(光線B)は、正立プリズム120においてダイクロイック反射面122を透過し、そして全反射面124において反射されて、光線Bとして本体10内を前方に伝播する。入射光線(光線A)は、正立プリズム120においてダイクロイック反射面122、全反射面124、126および他の反射面により反射される。それにより、入射光線により形成される倒立鏡像が正立正像に反転される。
対物レンズ110は、正立プリズム120から出力される光線Bをコリメートし、光線Bとして本体10の前方に送る光学素子である。
レチクルプレート140は、対物レンズ110の焦点位置に配置される。レチクルプレート140は、視準指標及び表示部(いずれも不図示)を有する。視準指標は、例えば十字線、矩形枠、円形枠等の形状を有する。視準指標は、可視光に対して透明な板に印刷、食刻等により形成されてもよいし、透過型の液晶を用いて表示されてもよい。表示部は、透過型の液晶等を用いて、対象物までの距離の計測結果を、文字、画像等によりユーザに示す。表示部をレチクルプレート140に直接設けることに代えて、反射型の液晶と、当該液晶を用いた表示像をレチクルプレート140に導く光学系とにより構成してもよい。表示部は、測距結果の他、電池の残量、アラート、時計等を併せて表示してもよい。
接眼レンズ150は、入射光線を集光して光線Aとして後方に送る光学素子である。本体10の内部においてその前端を正立プリズム120の後端に対向する。
正立プリズム120、対物レンズ110、レチクルプレート140、及び接眼レンズ150は、ユーザが対象物に対して測距装置1を視準する視準部を構成する。視準部は、投光部100と光学系の一部を共有し、これにより測距装置1(すなわち、本体10)において投光部100と視準部とで見かけの光軸が一致する。
視準部には、測距装置1(すなわち、本体10)の前方に位置する対象物から反射又は散乱された光のうち、対物レンズ110の見込み角の範囲内を伝播する光線Aが入射する。光線Aは、対物レンズ110を介して光線Aとして集光し、正立プリズム120、レチクルプレート140、及び接眼レンズ150を通じて、測距装置1(すなわち、本体10)の後方に光線Aとして出射される。これにより、ユーザは、接眼レンズ150を通じて対象物の正立正像を観察することができる。
ユーザが接眼レンズ150を通じて観察する対象物の像には、レチクルプレート140に配された視準指標が重畳される。それにより、ユーザは、接眼レンズ150を通じて観察する像に視準指標を重畳させることにより、測距装置1(すなわち、本体10)を対象物に視準する。この場合に、上記の通り投光部100と視準部とは見かけの光軸が一致するので、視準指標の示す位置に測定光が照射される。
制御部132は、投光部100(発光部130)から出射される測定光の強度、出射回数、周期等を制御するユニットである。また、制御部132は、測定光の出射タイミングを処理部300に送信する。これにより、処理部300は、投光部100による各測定光の投射に応じて、検出部200から出力される反射光の検出信号を処理することができる。なお、制御部132は、ユーザが表示装置20に設けられた操作デバイス29を押下することで発生する操作信号を受信することにより、後述する測距動作を開始する。
検出部200は、対象物からの反射光を検出して、電気信号形式の検出信号を出力するユニットである。検出部200は、受光レンズ210、帯域透過フィルター220、及び受光素子230を含む。
受光レンズ210は、対象物からの反射光(すなわち、光線C)を集光して、光線Cとして受光素子230に送る光学素子である。なお、受光レンズ210は、投光部100の対物レンズ110と異なる光軸を有する。
帯域透過フィルター220は、反射光を含む狭い帯域の光を透過し、他の帯域の光を遮断又は減衰する光学素子である。帯域透過フィルター220は、受光レンズ210の後方に配されている。
受光素子230は、反射光を受光して、その強度に対応する電気信号(受光信号とも呼ぶ)を出力する素子である。受光素子230は、例えば測定光の帯域に対して感度を有するフォトダイオード、フォトトランジスタ等を採用することができる。受光素子230は、帯域透過フィルター220の後方に配されている。なお、測定光に対して背景光の影響を排除するという観点から、受光素子230の受光面積はより小さいことが好ましい。
上述の構成の検出部200において、受光レンズ210に、本体10の前方に位置する対象物から反射又は散乱された光線Cが入射する。光線Cは、受光レンズ210により集光されて光線Cとして帯域透過フィルター220を通過し、そして受光素子230により受光される。受光素子230は、受光した光の強度に対応した受光信号を変換部240に向けて出力する。
変換部240は、例えば増幅器を含み、これにより受光素子230から出力された受光信号を増幅する。変換部240は、さらに、受光信号を差動信号に変換してもよい。それにより、伝送ノイズを低減することができる。変換部240は、増幅した受光信号を検出信号として処理部300に供給する。
姿勢センサ250は、器体(すなわち、測距装置1)の姿勢を検出するセンサ又はセンサ群である。姿勢センサ250は、筐体9又は筐体9内に固定された回路基板に備えられ、それにより姿勢センサ250の検出結果は本体10(すなわち、測距装置1)の姿勢を反映する。ここで、姿勢は、筐体9の向き及び傾きを意味し、基準座標における方位(すなわち、水平面内での方位)φ及び角度(すなわち、水平面又は鉛直軸に対する角度)θにより表される。なお、例えば、角速度センサ、加速度センサ等の傾斜センサによる角速度や加速度の検出結果から角度を検出し、例えば、地磁気センサのような方位センサにより方位を検出することができる。測定可能な角度範囲は例えば±89度であり、方位範囲は例えば±180度である。これらの検出結果は、処理部300に送信される。
処理部300は、変換部240から出力される検出信号及び姿勢センサ250から出力される検出結果に基づいて、対象物までの距離及び傾斜並びに対象物の高さを決定するユニットである。対象物までの直線距離Dは、タイム・オブ・フライト法(TOF)により、すなわち、投光部100による各測定光の投射に対して対象物により反射された当該測定光の反射光を検出部200(受光素子230)が検出した時間(反射光の検出時間)Tを決定し、決定された反射光の検出時間Tから計算式Tc/2(cは光速)より算出することで、決定することができる。なお、測定光が発せられた測定位置から対象物までの往復に相当する距離を光が移動するのに要した時間が検出時間Tであるので、計算式において検出時間Tの2分の1に光速cを掛けることになる。対象物までの傾斜は、姿勢センサ250から出力される角度θの検出結果より決定することができる。対象物までの距離(すなわち、水平距離)d及び対象物の高さhは、直線距離D及び傾斜θに基づいてそれぞれ計算式Dcos(θ),Dsin(θ)より決定することができる。
処理部300は、決定した距離及び傾斜並びに高さ(これら測距装置1を用いて距離を測定することによって取得されたデータを測距データと総称する)をレチクルプレート140に表示する。それにより、ユーザが接眼レンズ150を通じて観察する測定対象物の像に距離データが重畳される。また、処理部300は、測距データを表示装置20に送信する。
表示装置20は、本体10により距離を測定することによって得られた測距データを表示する装置である。表示装置20は、先述のとおり、本体10の筐体9に着脱可能に取り付けられる。それにより、表示装置20を本体10から取り外して測距データのみを持ち運ぶことができる。なお、表示装置20は、ユーザの腕に装着するなど、ウェアラブルな装置であってもよい。
図2に、表示装置20の構成(ハードウェア構成)を示す。表示装置20は、筐体19、記憶デバイス21、位置センサ22、方位センサ23、環境センサ24、表示デバイス25、無線通信デバイス26、演算処理デバイス27、バッテリ28、及び操作デバイス29を含む。
筐体19は、表示装置20の構成各部を内部に保持するケースである。筐体19は、例えば、外面の一部にコネクタ19aを有し、表示装置20を本体10の凹部内に収容するとコネクタ19aが本体10のコネクタ9aに接続される。これにより、表示装置20と本体10との間で信号を送受信することが可能となる。また、表示装置20内のバッテリ28から本体10内の電子部品に電力を供給することが可能となる。
記憶デバイス21は、測距装置1により距離を測定することによって得られ、本体10(処理部300)から送信される測距データ等を記憶するデバイスである。記憶デバイス21として、例えば、不揮発性メモリを採用することができる。本体10内ではなく表示装置20内に記憶デバイス21を設けることで、表示装置20が外された状態で本体10を使用不能とすることができるため、表示装置20が取り外されて不使用中の本体10が盗難に遭っても、測距データの漏洩を防止することができる。
位置センサ22は、表示装置20の現在位置を検出するセンサである。位置センサ22として、衛星測位システム(GPS)デバイスを採用することができる。位置センサ22が本体10ではなく表示装置20に含まれることで、表示装置20が本体10から外された状態で測距装置1(すなわち、本体10単体)が測位機能を使用できないことから、例えば、測距装置1がバッテリを備えていた場合において、常時現在位置を検出することによるバッテリの不要な消耗を抑えることができる。
方位センサ23は、表示装置20が向く水平面内の方向(すなわち、方位)を検出するセンサである。方位センサ23として、地磁気を検出して、これを基準とする方位を決定する地磁気センサを採用することができる。なお、測定可能な方位範囲は例えば±180度である。表示装置を距離の測定を行う対象物の方向に向けることで現在位置を基準にしたときの距離の測定を行う対象物の方位を測定することができる。
環境センサ24は、表示装置20が置かれる環境状態(温度、湿度、気圧等)を検出するセンサ又はセンサ群である。環境センサ24は、例えば、温度センサ、湿度センサ、気圧センサ等を採用することができる。環境状態を検出することにより、測距データに基づくゴルフボールの軌道、ライフルの弾道等の軌道計算において、環境状態に基づく軌道補正をすることができる。なお、環境センサ24は、風速及び風向を測定する風速計を含んでもよい。
表示デバイス25は、本体10により距離を測定することによって得られた測距データや距離の測定を行った測定時刻等を表示するデバイスである。表示デバイス25として、例えば、液晶ディスプレイを採用することができる。また、無電力で表示を維持することができる電子ペーパを採用することもできる。
無線通信デバイス26は、表示装置20以外の通信機器と相互に無線通信するためのデバイスである。無線通信デバイス26として、例えばBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)を採用することができる。通信機器は、例えば風速計等の表示装置20外に設けられた環境センサを含んでよく、これにより表示装置20外から表示装置20の環境状態を得ることができる。また、通信機器は、別の表示装置を含んでよく、これにより測距データを表示装置20が属する表示装置のグループ内で共有することができる。また、通信機器は、測距装置1を含んでもよく、測距装置1により距離を測定することにより取得される距離データを無線通信により表示装置20が受信してもよい。
演算処理デバイス(CPU)27は、専用プログラムを実行して表示装置20の構成各部を稼働させるデバイスである。表示装置20の機能構成については後述する。なお、専用プログラムは、例えば、ROM(不図示)に記憶され、それをCPUが読み出してRAMに展開することで起動される。
バッテリ28は、本体10及び表示装置20に含まれる電子部品を稼働するための電源である。本体10ではなく表示装置20がバッテリ28を含むことで、表示装置20が本体10から外された状態で測距装置1を使用不能となることから、例えば、測距装置1がバッテリを備えていた場合における、電源の切り忘れ等によるバッテリの不要な消耗を防ぐことができる。
操作デバイス29は、測距装置1(本体10)を操作するためのデバイスである。操作デバイス29として、例えば、ユーザが押下可能に表示装置20の筐体19の外面に設けられた操作用ボタン、或いは表示デバイス25の表示面に重ねて設けられたタッチセンサを採用することができる。操作デバイス29は、さらに、表示デバイス25の表示面上に表示される測距データを選択する選択用ボタンを含んでもよい。測距装置1を操作する操作デバイス29が本体10ではなく表示装置20に含まれることで、本体10には操作デバイス29が不要となることから、測距装置のサイズを小型化することができる。
図3に、表示装置20の機能構成を示す。表示装置20は、記憶部410、検出部420、起動部430、通信部440、演算部450、及び表示部460を含む。
記憶部410は、測距装置1(本体10)により距離を測定することによって得られた測距データを記憶デバイス21に記憶する。記憶部410は、本体10(処理部300)から測距データを受信すると、検出部420(位置検出部421)から距離の測定を行った位置を示す位置データを受信して、測距データ及び位置データをセットにして記憶する。さらに、記憶部410は、検出部420(位置検出部421)から距離の測定を行った測定時刻を受信して、測距データ、位置データ、測定時刻をセットにして記憶してもよい。さらに、記憶部410は、検出部420(方位検出部422)から測距装置が距離の取得を行う位置の方位を検出して、位置データ、方位データ及び距離データをセットにして記憶してもよい。
図4に、記憶された測距データ(測定距離)、位置データ(測定位置)、測定時刻のセットの一例を示す。例えば、シューティングゲームでは、数人のプレーヤーがグループを組み、各ステージ内に設けられた複数の目標を射撃する。このため、同じステージ内の目標までの距離を表示することが重要となる。2019年4月14日の10:30にステージa内の位置a1で測定された第1目標までの距離48m、同日10:30にステージa内の位置a2で測定された第2目標までの距離150m、同日11:00にステージa内の位置a3で測定された第3目標までの距離243m、2019年4月15日の14:00にステージb内の位置b1で測定された第4目標までの距離90m、同日13:30にステージb内の位置b2で測定された第5目標までの距離198mが記憶されている。なお、これらのデータは、一例として、測距データが示す測定距離の大きい順にソーティングされて記憶されている。
検出部420は、表示装置20の状態を検出する機能部であり、位置検出部421、方位検出部422、及び環境検出部423を含む。位置検出部421は、位置センサ22を用いて表示装置20の現在位置及び現在時刻を検出する。ここで、測距動作を行った際に位置検出部421を用いることで、その距離の測定を行った位置(すなわち、測定位置)及び時刻(すなわち、測定時刻)を検出することができる。なお、距離の測定を行った位置は、水平方向の距離の測定を行った位置又は距離が測定された目標の位置、高さの測定を行った位置又は高さが測定された目標物の水平方向の位置でもよい。それらの検出結果は、記憶部410及び表示部460に送信される。方位検出部422は、方位センサ23を用いて表示装置20の方位を検出する。ここで、方位には、距離の測定を行う対象の方位も含まれる。その検出結果は、演算部450に送信される。環境検出部423は、環境センサ24を用いて表示装置20が置かれる環境状態(温度、湿度、気圧等)を検出する。それらの検出結果は演算部450に送信される。
起動部430は、検出部420及び表示部460を起動する。起動部430は、ユーザが表示装置20に設けられた操作デバイス29を押下するのを検知すると(一定時間置きでもよい)、表示装置20が本体10に取り付けられている場合、操作信号を本体10の制御部132に送信して後述する測距動作を開始させるとともに、操作信号を検出部420にも送信して検出部420を起動し、表示装置20の現在位置、方位、環境状態の検出を実行してそれらの結果を更新し、表示装置20が本体10から取り外されている場合には、操作信号を検出部420のみに送信して検出部420を起動し、表示装置20の現在位置、方位、環境状態の検出を実行してそれらの結果を更新する。これに次いで、起動部430は、操作信号を表示部460に送信して表示部460を起動し、表示デバイス25の表示面上に測距データを表示する或いはその表示を更新する。
通信部440は、無線通信デバイス26を用いて、表示装置20以外の通信機器と相互に無線通信する。通信部440は、受信部441及び送信部442を含む。受信部441は、表示装置20とは別個の風速計(不図示)により測定される風速及び風向の測定結果を受信する。また、受信部441は、表示装置20外に設けられたその他の環境センサにより測定される環境状態の測定結果を受信してよい。また、受信部441は、測距装置1により距離を測定することで取得される距離データを受信してもよい。送信部442は、表示装置20とは別個の表示装置(すなわち、子機)に測距データを送信する。それにより、測距データを表示装置20が属する表示装置のグループ内で共有することができる。ここで、送信する測距データは、位置検出部421によって検出される現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データであってよい。
演算部450は、演算処理デバイス27により、測距データに基づいて軌道計算する。ここで、ユーザが操作デバイス29を介して測距データを選択することにより、例えばゴルフのボールの軌道、ライフルの弾道を含む様々な飛行物、射出物等についての軌道計算をすることができる。演算部450は、さらに、通信部440(受信部441)を介して風速計から受信する風速及び風向の測定結果、検出部420(方位検出部422)により検出される方位の検出結果、検出部420(環境検出部423)により検出される温度、湿度、気圧等の環境状態の検出結果に基づいて、測距データに基づく軌道計算を補正してもよい。
表示部460は、表示デバイス25の表示面上に測距データを表示する。表示部460は、記憶部410(記憶デバイス21)に記憶された測距データのうち、位置検出部421によって検出される現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データを読み出して表示する。ここで、現在位置に対応する位置データとは、位置データが示す位置が現在位置とおおよそ一致する、位置データが示す位置が現在位置から予め定められた距離の範囲内に含まれる、或いは位置データが示す位置が現在位置が属するステージ或いはエリアに含まれる位置データを意味する。また、表示部460は、記憶部410(記憶デバイス21)に記憶された測距データのうち、位置検出部421によって検出される現在位置の検出結果に対応する位置データ及び方位検出部によって検出される距離の測定を行った対象物の方位の検出結果に対応する方位データとセットの測距データを表示してもよい。ここで、測距を行った対象物の方位に対応する方位データとは、方位データが示す方位が距離の測定を行った対象物の方位とおおよそ一致する、方位データが示す方位が距離の測定を行った対象物の方位から予め定められた方位の範囲内に含まれる方位データを意味する。
図5に、表示デバイス25の表示面上に表示された測距データ(測定距離)、位置データ(測定位置)、測定時刻のセットの一例を示す。ここで、位置検出部421によって表示装置20の現在位置としてステージa内の位置a5が検出されたとする。表示部460は、記憶部410(記憶デバイス21)に記憶された測距データのうち、位置データが示す測定位置が現在位置a5が属するステージaに含まれる3つの測距データ、すなわち、2019年4月14日の10:30にステージa内の位置a1で測定された第1目標までの距離48m、同日10:30にステージa内の位置a2で測定された第2目標までの距離150m、同日11:00にステージa内の位置a3で測定された第3目標までの距離243mを測定時刻の逆順に表示する。なお、位置検出部421によって表示装置20の現在位置としてステージ内の位置a5が検出された場合に、3つの測距データのうち、測定位置が現在位置とおおよそ一致する又は測定位置が現在位置から予め定められた距離の範囲内に含まれる距離データのみを表示してもよい。
起動部430により位置検出部421を起動し、現在位置を検出してその結果を更新し、表示部460によりその更新された現在位置に対応する位置データとセットの測距データを表示することで、表示デバイス25上の表示を更新することもできる。
図6に、表示デバイス25の表示面上に表示された測距データ(測定距離)、位置データ(測定位置)、測定時刻のセットの別の例を示す。ここで、位置検出部421によって表示装置20の現在位置が検出されてステージb内の位置b4に更新されたとする。表示部460は、記憶部410(記憶デバイス21)に記憶された測距データのうち、位置データが示す測定位置が現在位置b4が属するステージbに含まれる2つの測距データ、すなわち、2019年4月15日の14:00にステージb内の位置b1で測定された第4目標までの距離90m、同日13:30にステージb内の位置b2で測定された第5目標までの距離198mを測定時刻の逆順に表示して、測距データの表示を更新する。
表示部460は、測距データとともにこれに対応する測定時刻を表示デバイス25の表示面上に表示してもよい。ここで、測定時刻を測距データのインデックスとして付してよく、また測定時刻の順又は逆順に測距データを表示してもよい。距離の測定を行った測定時刻を併せて表示することで、測距データがいつ得られたものかを知ることができ、さらに位置データを併せて表示することで、測距データが何の距離を示すのかを知ることもできる。また、表示部460は、測距データに1から任意の数までの複数の数字をインデックスとして付して表示デバイス25の表示面上に表示してもよい。これにより、操作デバイス29に含まれる選択用ボタンのうち、インデックスが対応するボタンを押下することにより表示面上に表示される測距データを選択することができる。
なお、表示部460は、距離の測定結果の大きい順又は小さい順に測距データを表示してもよいし、位置データが示す位置が現在位置に近い順又は遠い順に表示してもよい。また、表示部460は、操作デバイス29による操作によって距離データの表示単位を例えばメートルからヤードに切り替えて表示してもよい。
図7に、本実施形態に係る測距装置1により実行される測距及び表示動作のフローを示す。動作フローは、ユーザにより表示装置20に設けられた操作デバイス29が押下されるのを表示装置20の起動部430が検知することで開始される。
ステップS1では、表示装置20の起動部430により、表示装置20が本体10に取り付けられているか否か判断される。表示装置20が本体10に取り付けられている場合、ステップS100に移行して測距動作を実行し、取り付けられていない場合、ステップS200に移行して表示動作を実行する。
ステップS100では、表示装置20の起動部430が操作信号を本体10の制御部132に送信することで、測距動作が開始される。これと同時に又はこれに続いて、起動部430は、操作信号を検出部420にも送信して検出部420を起動し、表示装置20の現在位置、方位、環境状態の検出を実行してそれらの結果を更新する。測距動作の詳細は後述する。測距動作が終了するとステップS200に移行する。
ステップS200では、表示装置20の起動部430が操作信号を表示部460に送信して表示部460を起動し、表示デバイス25の表示面上に測距データを表示する或いはその表示を更新する。表示動作の詳細は後述する。表示動作が終了することで、測距及び表示動作の全フローが終了する。
図8に、測距装置1(本体10)により実行される測距動作のフローを示す。
ステップS102では、対象物(上の測定光の照射点)までの直線距離Dが測定される。まず、制御部132により制御されて、投光部100が、基準軸Lに沿って対象物に向けて測定光を照射する。次いで、検出部200が、対象物からの反射光を検出する。最後に、処理部300が、検出部200の検出結果に基づいて、投光部100による測定光の照射から検出部200により反射光が検出されるまでの検出時間Tを決定し、光速cを用いて直線距離D=Tc/2を算出する。なお、検出時間Tは、測定光の複数回の照射に対してそれぞれ得られた結果を平均して決定してもよい。
ステップS104では、姿勢センサ250により、器体(すなわち、測距装置1)の姿勢が検出される。姿勢センサ250により検出される角度θの検出結果より、対象物までの傾斜が決定される。その結果は処理部300に送信される。
ステップS106では、処理部300により、対象物までの距離(すなわち、水平距離)d及び対象物の高さhが決定される。処理部300は、ステップS102で決定された直線距離D及びステップS104で決定された傾斜θに基づいて、水平距離d=Dcos(θ)及び高さh=Dsin(θ)を算出する。処理部300は、算出された水平距離d及び高さh(すなわち、測距データ)を表示装置20に送信する。また、測距データをレチクルプレート140に表示してもよい。
ステップS108では、表示装置20の検出部420(位置検出部421)により位置センサ22を用いて表示装置20の現在位置及び現在時刻を検出する。これにより、距離の測定を行った位置及び時刻が得られる。現在位置の検出結果(すなわち、位置データ)及び現在時刻(すなわち、測定時刻)は記憶部410に送信される。
ステップS110では、表示装置20の記憶部410により、ステップS106で距離を測定することによって得られた測距データ及びステップS108で得られた距離の測定を行った位置を示す位置データを記憶する。ここで、記憶部410は、測距データ及び位置データを測定時刻とセットにして記憶する(図4参照)。また、記憶部410は、さららに、方位データをセットにして記憶してもよい。
図9に、測距装置1(表示装置20)により実行される表示動作のフローを示す。
ステップS202では、検出部420(位置検出部421)により位置センサ22を用いて表示装置20の現在位置を検出する。一例として、表示装置20の現在位置として、ステージa内の位置a5が検出されたとする。
ステップS204では、表示部460により、測距データ及び位置データが表示デバイス25の表示面上に表示される。表示部460は、記憶部410(記憶デバイス21)に記憶された測距データ(図4参照)のうち、ステップS202で検出された現在位置の検出結果に対応する位置データ(記憶部410に記憶した測定位置)とセットの測距データを読み出す。表示部460は、例えば、位置データが示す測定位置が現在位置a5が属するステージaに含まれる3つの測距データを読み出す。なお、表示部460は、位置データが示す測定位置が現在位置とおおよそ一致する又は位置データが示す測定位置が現在位置から予め定められた距離の範囲内に含まれる距離データを読み出してもよい。読み出された測距データは、例えば図5に示すように、位置データ及び測定時刻とともに表示デバイス25の表示面上に表示される。
なお、例えば図5に示すように測距データが表示デバイス25の表示面上に表示されている状態において、ユーザにより表示装置20に設けられた操作デバイス29が押下されたのに応じてさらに表示動作のフローを実行してもよい。斯かる場合、ステップS202で現在位置の検出結果を更新し、ステップS204でその更新された現在位置に対応する位置データとセットの測距データを表示することで、表示デバイス25上の表示が更新される。例えば、ステップS202で表示装置20の現在位置としてステージb内の位置b4が新たに検出されたとする。現在位置がステージb内の位置b4に更新され、ステップS204では、表示部460は、記憶部410(記憶デバイス21)に記憶された測距データのうち、位置データが示す測定位置が現在位置b4が属するステージbに含まれる2つの測距データを読み出す。読み出された測距データは、例えば図6に示すように、位置データ及び測定時刻とともに表示デバイス25の表示面上に表示される。
ステップS206では、通信部440(送信部442)により、ステップS204で読み出された測距データを位置データ及び測定時刻とともに、表示装置20とは別個の表示装置に送信する。表示装置20(すなわち、親機)と別個の表示装置(すなわち、子機)とは予めペアリングされていてもよいし、表示装置20の操作デバイス29を用いて送信先の表示装置を選択してもよい。送信された測距データ、位置データ、及び測定時刻は、子機の表示画面上に表示される。それにより、測距データを表示装置20が属する表示装置のグループ内で共有することができる。
ステップS212では、起動部430により、ユーザが表示デバイス25の表示面上に表示されている測距データのいずれかを選択したか否かが判断される。ユーザは、操作デバイス29を介して測距データを選択することができる。測距データが選択された場合、ステップS214に移行し、選択されなかった場合、フローを終了する。
ステップS214では、通信部440(受信部441)により、外部センサから環境状態の測定結果を受信する。ここで、通信部440は、風速計(不図示)から風速及び風向の測定結果を受信する。また、通信部440は、表示装置20外に設けられたその他の環境センサから環境状態の測定結果を受信してもよい。これらの測定結果は演算部450に送信される。
ステップS216では、方位検出部422により表示装置20の方位が検出されるとともに、環境検出部423により表示装置20が置かれている環境状態(温度、湿度、気圧等)が検出される。それらの検出結果は演算部450に送信される。
ステップS218では、演算部450により、ステップS212で選択された測距データに対して、例えばゴルフボールの軌道、ライフルの弾道等の軌道計算が実行される。ここで、演算部450は、ステップS214で風速計から受信した風速及び風向の測定結果、ステップS216で検出された方位の検出結果及び環境状態の検出結果に基づいて、測距データに基づく軌道計算を補正する。それにより、選択された測距データが示す測定距離だけゴルフボールが飛んだ場合に風によって流される左右方向のずれ、選択された測距データが示す測定距離だけライフルの弾丸が飛んだ場合の着弾位置のずれ(すなわち、重力落下による鉛直方向のずれ及び風によって流される左右方向のずれ)等が得られる。
ステップS220では、表示部460により、ステップS218の軌道計算の結果が表示デバイス25の表示面上に表示される。なお、通信部440(送信部442)により、軌道計算の結果を表示装置20とは別個の表示装置(すなわち、子機)に送信してもよい。それにより、軌道計算の結果を表示装置20が属する表示装置のグループ内で共有することができる。
本実施形態に係る表示装置20は、距離を測定することによって得られた測距データ及び距離の測定を行った位置を示す位置データをセットにして記憶する記憶部410、現在位置を検出する位置検出部421、記憶部410に記憶された測距データのうち、位置検出部421によって検出される現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データを表示する表示部460を備える。表示部460により、記憶部410に記憶された測距データのうち、位置検出部421によって検出される現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データを表示することで、現在位置に対応する必要な測距データのみをユーザに対して表示することが可能となる。また、例えばシューティングゲームのような短い制限時間の間に他のプレーヤと競う競技の場合、ユーザが競技中に測距装置を用いて標的までの距離を測定する必要がなく、さらに、表示装置20によって測距データを表示することで、事前に測定した距離値をユーザが競技中に容易に確認できる。
本実施形態に係る測距装置1は、距離を測定する本体10と、本体10に着脱可能に取り付けられて、本体10により距離を測定することによって得られた測距データを表示する表示装置20を備える。それにより、測距装置1を用いて距離を測定することによって得られた測距データを表示装置20に保持し、表示装置20を本体10から分離して持ち運び、必要に応じて測距データを表示させることができる。
本実施形態に係る表示方法は、距離を測定することによって得られた測距データ及び距離の測定を行った位置を示す位置データをセットにして記憶する段階、現在位置を検出する段階、記憶された測距データのうち、現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データを表示する段階を備える。表示する段階により、記憶する段階で記憶された測距データのうち、検出する段階で検出される現在位置の検出結果に対応する位置データとセットの測距データを表示することで、現在位置に対応する必要な測距データのみをユーザに対して表示することが可能となる。
なお、本実施形態に係る測距装置1では、表示装置20を筐体9,19にそれぞれ設けられたコネクタ9a,19aを接続することで着脱可能に本体10に取り付けることとしたが、これに代えて、ケーブルにより着脱可能に取り付けてもよいし、無線通信により相互に通信可能に接続することとしてもよい。
なお、本実施形態に係る測距装置1は、一例として対象物までの距離を測定するものとしたが、樹木や建築物等の対象物の高さを測定してもよい。斯かる場合、ステップS202で検出される現在位置の検出結果に対応する測定位置又は対象物の位置を示す位置データとセットの測距データ(すなわち、高さデータ)が表示デバイス25の表示面上に表示される。
また、樹木や建築物等が現在位置の周囲に複数ある場合においては、方位検出部で現在位置を基準とした樹木や建築物等の位置を示す方位を検出し、測距データ及び位置データとともに、方位データをセットにして記憶部410(記憶デバイス21)に記憶してもよい。図10に、記憶された位置データ(測定位置)、方位データ(方位)、及び高さデータ(高さ)のセットの一例を示す。この例では、測定位置cから方位dに位置する第1対象物の測定高さ10m、同測定位置cから方位eに位置する第2対象物の測定高さ25m、同測定位置cから方位fに位置する第3対象物の測定高さ50mが記憶されている。なお、さらに測定時刻をセットにして記憶してもよい。
斯かる場合、ステップS202では検出部420(位置検出部421及び方位検出部422)により表示装置20の現在位置及び対象物の方位が検出され、ステップS204では表示部460により、記憶部410に記憶された高さデータのうち、ステップS202で検出された現在位置の検出結果に対応する測定位置又は対象物の位置を示す位置データ及びステップ202で検出された現在位置からの対象物の方位の検出結果に対応する方位を示す方位データとセットの高さデータが表示デバイス25の表示面上に表示される。例えば、ステップS202で表示装置20の現在位置c及び方位dが検出されると、ステップS204で、図11に示すようにこれらの検出結果に対応する第1対象物の高さデータが表示される。このような構成により、位置データと方位データに対応する複数の樹木や建物等の対象物の高さデータを対象物ごとに把握することができる。
なお、本実施形態に係る測距装置1は、本体10が表示装置20を着脱可能に収容するよう構成するとしたが、これに代えて、表示装置20が本体10に分離不能に一体的に構成されてもよい。斯かる場合、起動部430により位置検出部421及び方位検出部を起動し、現在位置と対象物の方位を検出してその結果を更新し、表示部460によりその更新された現在位置に対応する位置データとセットの測距データを表示することで、表示デバイス25上の表示を更新することもできる。
また、樹木のように時間とともに高さが変化する対象物を測距する場合、図9のS204で、測距データ及び位置データを表示後に測距装置1で対象物の測距を行い、記憶部410に記憶された位置データ及び方位データに対応する対象物の高さデータを更新してもよい。斯かる場合、測距装置1は対象物の高さデータを更新する更新部を設けてもよく、さらに、更新する高さデータを図10の表示装置20内で任意に選択できるようにしてもよい。このような構成により、高さが変化する対象物の高さデータを一定の時間間隔で測距して更新すれば、測距直前に測定した高さデータを容易に把握することができる。
なお、本実施形態に係る測距装置1では、測定光の投射におけるTOFによる測距方法を採用したが、これに限らず、電波、音波等の測定波の伝搬時間の検出による測距方法等、任意の測距方法を採用してよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1…測距装置、9,19…筐体、9a,19a…コネクタ、10…本体、20…表示装置、21…記憶デバイス、22…位置センサ、23…方位センサ、24…環境センサ、25…表示デバイス、26…無線通信デバイス、27…演算処理デバイス、28…バッテリ、29…操作デバイス、100…投光部、110…対物レンズ、120…正立プリズム、122…ダイクロイック反射面、124,126…全反射面、130…発光部、132…制御部、140…レチクルプレート、150…接眼レンズ、200…検出部、210…受光レンズ、220…帯域透過フィルター、230…受光素子、240…変換部、250…姿勢センサ、300…処理部、410…記憶部、420…検出部、421…位置検出部、422…方位検出部、423…環境検出部、430…起動部、440…通信部、441…受信部、442…送信部、450…演算部、460…表示部、L…基準軸。

Claims (23)

  1. 測距データを表示する表示装置であって、
    距離を測定することによって得られた測距データ及び前記距離の測定を行った位置を示す位置データをセットにして記憶する記憶部と、
    現在位置を検出する位置検出部と、
    前記記憶部に記憶された前記測距データのうち、前記位置検出部によって検出される現在位置の検出結果に対応する前記位置データとセットの測距データを表示する表示部と、
    を備える表示装置。
  2. 前記測距データは、測距装置で距離を測定することによって取得されたデータである、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記測距データに基づいて軌道計算する演算部をさらに備える、請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 方位を検出する方位検出部と、
    風速計から風速及び風向の測定結果を受信する受信部と、
    をさらに備え、前記演算部は、前記風速計から受信する風速及び風向の測定結果と、前記方位検出部により検出される方位の検出結果と、にさらに基づいて軌道計算する、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記位置検出部を起動する起動部をさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 別の表示装置に前記測距データを送信する送信部をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記記憶部は、前記測距データ及び前記位置データとともに前記距離の測定を行った測定時刻をセットにして記憶し、
    前記表示部は、前記測距データとともに該測距データとセットの前記測定時刻を表示する、請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 測距装置で距離を測定することによって取得された距離データを受信する受信部をさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 方位を検出する方位検出部をさらに備え、
    前記記憶部は、前記測距データ及び前記位置データと、前記距離の測定を行った対象の方位を示す前記方位検出部で検出された方位データとをセットにして記憶し、
    前記表示部は、前記位置検出部で検出された前記現在位置と、前記方位検出部で検出された前記距離の測定を行った対象物の方位のそれぞれに基づいて、前記記憶部に記憶された前記測距データのうち、前記位置検出部によって検出される現在位置の検出結果に対応する前記位置データ及び前記方位検出部によって検出される前記距離の測定を行った対象物の方位の検出結果に対応する前記方位データとセットの測距データを表示する、請求項1に記載の表示装置。
  10. 距離を測定する本体と、
    前記本体に着脱可能に取り付けられて、前記本体により距離を測定することによって得られた測距データを表示する、請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置と、
    を備える測距装置。
  11. 前記表示装置は、前記測距データを記憶する記憶デバイスを含む、請求項10に記載の測距装置。
  12. 前記表示装置は、前記本体を稼働する電源を含む、請求項10又は11に記載の測距装置。
  13. 前記表示装置は、前記本体を操作する操作デバイスを含む、請求項10から12のいずれか一項に記載の測距装置。
  14. 距離を測定する本体と、
    距離を測定することによって得られた測距データ及び前記距離の測定を行った位置を示す位置データをセットにして記憶する記憶部と、
    現在位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部で検出された現在位置に基づいて、前記記憶部に記憶された前記測距データのうち、前記位置検出部によって検出される現在位置の検出結果に対応する前記位置データとセットの測距データを表示する表示部と、
    を備える測距装置。
  15. 方位を検出する方位検出部をさらに備え、
    前記記憶部は、前記測距データ及び前記位置データと、前記距離の測定を行った対象の方位を示す前記方位検出部で検出された方位データとをセットにして記憶し、
    前記表示部は、前記位置検出部で検出された前記現在位置と、前記方位検出部で検出された前記距離の測定を行った対象物の方位のそれぞれに基づいて、前記記憶部に記憶された前記測距データのうち、前記位置検出部によって検出される現在位置の検出結果に対応する前記位置データ及び前記方位検出部によって検出される前記距離の測定を行った対象物の方位の検出結果に対応する前記方位データとセットの測距データを表示する、請求項14に記載の測距装置。
  16. 表示装置により測距データを表示する表示方法であって、
    距離を測定することによって得られた測距データ及び前記距離の測定を行った位置を示す位置データをセットにして記憶する段階と、
    現在位置を検出する段階と、
    記憶された前記測距データのうち、前記現在位置の検出結果に対応する前記位置データとセットの測距データを表示する段階と、
    を備える表示方法。
  17. 前記測距データは、測距装置で距離を測定することによって取得されたデータである、請求項16に記載の表示方法。
  18. 方位を検出する段階をさらに備え、
    前記記憶する段階では、前記測距データ及び前記位置データと、前記距離の測定を行った対象物の方位を示す前記方位を検出する段階で検出された方位データとをセットにして記憶し、
    前記表示する段階では、前記現在位置を検出する段階で検出された前記現在位置と、前記方位を検出する段階で検出された前記距離の測定を行った対象物の方位のそれぞれに基づいて、前記記憶する段階で記憶された前記測距データのうち、前記現在位置を検出する段階で検出される現在位置の検出結果に対応する前記位置データ及び前記方位を検出する段階で検出される前記距離の測定を行った対象物の方位の検出結果に対応する前記方位データとセットの測距データを表示する、請求項16又は17に記載の表示方法。
  19. 前記測距データに基づいて軌道計算する段階をさらに備える、請求項16又は17に記載の表示方法。
  20. 前記軌道計算する段階では、方位を検出し、風速計から風速及び風向の測定結果を受信し、前記風速及び風向の測定結果と前記方位の検出結果とにさらに基づいて軌道計算する、請求項19に記載の表示方法。
  21. 別の表示装置に前記測距データを送信する段階をさらに備える、請求項16から20のいずれか一項に記載の表示方法。
  22. 前記記憶する段階では、前記測距データ及び前記位置データとともに前記距離の測定を行った測定時刻をセットにして記憶し、
    前記表示する段階では、前記測距データとともに該測距データに対応する前記測定時刻を表示する、請求項16から21のいずれか一項に記載の表示方法。
  23. 測距装置で距離を測定することによって取得された距離データを受信する段階をさらに備える、請求項16から22のいずれか一項に記載の表示方法。
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