JP2006189407A - 移動体端末、移動体端末用プログラム及び移動体端末へテーブルデータを提供するシステム - Google Patents

移動体端末、移動体端末用プログラム及び移動体端末へテーブルデータを提供するシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 GPS測位技術により自己位置データを取得してゴルフプレイにおける各ショット毎の自己位置から目標位置までの距離や飛距離又はウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等における曲がり角から曲がり角までの距離を算出して表示すること。
【解決手段】 表示装置の表示画面において、「ゴルフナビゲーション」のコンテンツと「ウオーキング・道のり」のコンテンツを選択でき、前者のときはゴルフプレイにおける各ショット毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し記憶しているテーブルデータから抽出する目標データを用い各ショット毎の自己位置から目標位置までの距離を算出して表示し、後者のときはウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置データ記憶機能を働かせて自己位置データを記憶して一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を次々に算出して表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、GPS測位技術により自己位置データを取得してゴルフプレイにおける各ショット毎の自己位置から目標位置までの距離や飛距離又はウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等における曲がり角から曲がり角までの距離を算出して表示することができる、移動体端末、移動体端末用プログラム及び移動体端末へテーブルデータを提供するシステムに関する。
携帯電話/PHS(簡易携帯電話)によるインターネット利用が急拡大している一方、5Mピクセルカメラ付き携帯、お財布携帯、HDD内蔵携帯、ゲームフォン、MP3フォンの普及、番号ポータビリティの導入、モバイルインターネットサービスなど携帯電話の高機能化が進んでおり、CPUは数百MHz、メモリは50Mバイト以上、そして各社が共通のOSの採用してPCのようなスペックアップとプラットフォームの共通化が携帯でも起きることが予想される。携帯電話/PHS(簡易携帯電話)における測位技術には、基地局情報を利用する方法とGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を利用する方法があって、GPSを利用した位置情報サービスが注目を集めており、自分の位置をパーソナルからビジネスまでさまざまな用途での利用可能性がある。特に、総務省の関係委員会の報告書の中で緊急通話時にユーザーの位置情報を特定するための技術条件として、2007年4月以降発売する第3世代移動体通信(3G)対応の携帯電話機は、原則としてGPS方式によりユーザーの位置情報を特定できるようにする、と発売時期と普及率に関して具体的な目標を示している。
しかるに、GPS測位に関係する有用なコンテンツを提供することが大規模の新規需要や買替え需要を促進してマーケットシェアを獲得できるという観点から、移動体端末にGPS測位機能を備えてGPS測位を利用した有用なコンテンツを多くの企業・研究者が考えている。GPSモジュールの開発も進んでいる。
GPS受信機付移動体端末に有用なパーソナルなコンテンツとして、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等における道のり(距離)の表示、或いは、ゴルフプレイにおける各ショット毎の自己位置から目標位置までの距離や飛距離の表示が考えられ、非常に有用なコンテンツとなる。
しかし従来において、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等における一の曲がり角から次の曲がり角までの距離や累計距離の表示に関する提案は、本願発明者による特許調査の結果によれば全く存在しない。
一方、ゴルフナビゲーションの提案は、企業と個人からの提案が多くある。ゴルフナビゲーションは、GPS受信機付移動体端末にとって極めて有用なパーソナル向けコンテンツである。すなわち、ゴルフプレイにおいてプレーヤーが、各ショット毎に自己位置からピンまでの位置やグリーンエッジまでの残距離を即座に把握することは、できない。又、プレーヤーは、第1打の飛距離を知りたいという要望がある。誰でもが残距離や飛距離を知りたいという要望がある。具体的には、GPS受信機付携帯電話機でゴルフプレイにおける自己位置からピンまでの残距離やティーショットの飛距離を数値表示できることが望まれている。好ましくは、地図表示ができて、自己位置を地図上に表示でき、残距離が表示できることが臨まれている。
日本においてゴルフを趣味とし、特にゴルフコースに出てプレイを楽しむ人口は、およそ1200万人と非常に多い。ゴルフプレイにおいて携帯電話機を単純に操作して表示装置に距離表示ができるならば非常に便利であり、そのような機能を備えたGPS受信機付携帯電話機の需要は、非常に大きく、携帯電話機の利用がGPS受信機付携帯電話にかなりの割合で移っていくものと予想され、ゴルフプレイにおいて携帯電話機に距離表示ができることは、非常に有用なコンテンツとなる。
特許文献1によれば、GPS受信機付移動体端末と、各地のゴルフ場の地図情報を蓄積管理する地図情報管理手段及びGPS受信機で得られる測位情報が送られると地図情報管理手段に記憶される地図情報内の予め指定した登録地点までの距離情報を算出して、その結果を配信する距離情報配信手段とを備えたセンター装置との間で双方向通信を行い、センター装置においてデータベースから地図を抽出して地図上に細分したピクセルにリンクした位置情報(緯度経度)と測位データを照合して自己位置を地図上に載せてから目標位置までの距離計算を地図の縮尺に応じて乗数を掛けて算出し数値を表示して、地図を縮小・回転して、これを結果情報としてセンター装置から移動体端末へ返信し、自身の測位データから予め指定した例えばピン,池または、バンカーなどの登録地点までの距離を、送信した移動体端末に配信することが提案されている。
特許文献2によれば、緯度経度を予め測定した2地点を含んだ地図基準データを表示可能に加工した地図情報を作成する地図情報作成手段と表示した地図情報の倍率や極の傾きを算出して表示エリア情報を作成する表示エリア情報作成手段と移動体端末から送られてくる測位データが表示エリアのどのピクセルに位置するのかを算出して位置データを作成する位置データ作成手段等を有する位置情報提供装置と、GPS受信機付移動体端末との間で双方向通信を行い、位置情報提供装置から移動体端末へ情報送信して、移動体端末のディスプレイに地図基準データ全体が表示され、かつ自身の位置と自身の位置から等しい距離にある円弧状の境界線が表示されるようにすることが提案されている。
特許文献3によれば、各ゴルフコース毎にあるIPポイントの位置を示す測定データを記憶するIPポイント情報記憶手段と、プレイ時における打球地点の測位データが転送されると、この測位データを記憶する打球地点記憶手段と、転送元からの要求データを受けて、特定した前記IPポイント情報記憶手段にある測位データと前記打球地点記憶手段にある測位データとを読み出し、前記IPポイントと前記打球地点との距離差と、ティーグラウンドから見た前記IPポイントと前記打球地点との角度差とをそれぞれ算出して、前記転送元に送出するショット分析情報配信手段とを備えたことを特徴とするゴルフ位置情報提供装置が提案されている。
特許文献4〜8に示す技術は、いずれも、各ショット毎にGPS受信機付移動体端末から送信される測位データをサーバが受信して地図上にマップマッチングしてGPS受信機付移動体端末へ情報送信することを開示している。
特許文献4〜8に示す技術も、同様の理由から、GPS受信機付移動体端末として携帯電話機は、採用できない。
特許文献1〜8に示す技術は、クラブは、ウスに固定のGPS受信機の設置を必要とする DGPSを利用している。
特開2002−214324号公報 特開2004−29363号公報 特開2004−78722号公報 特開2004−120454号公報 特開2004−113440号公報 特開2004−54469号公報 特開2000−225226号公報 特開平10−113415号公報
ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等における道のり(距離)の表示と、ゴルフプレイにおける各ショット毎の自己位置から目標位置までの距離や飛距離の表示の両方を備えているGPS受信機付移動体端末(携帯端末)の提供は、有用なパーソナルなコンテンツである。
前記特許文献1〜8に示す技術は、は、ドウエアとソフトウエアの構築が難しい上に、全国的な展開が難しい。以下、詳述する。
(1)特許文献1、2、3などに示す技術は、毎回のショット毎に、移動体端末に備えたGPS受信機で自己位置を観測して情報を提供してくれるセンター装置へ送信する必要があるとともに、センター装置は、送信されてきた測位情報に基づいて演算を行ってその結果を移動体端末へ送信する必要があるので、18ホールをプレイして移動体端末の合計の送信アクセスを例えば50回として1回アクセスしたときの課金を例えば20円とすれば1000円もかかってしまい、かなり高くつくことになる。情報通信網を利用するアクセス回数を多くすると、課金が増えていくのは、避けられない。
(2)GPS受信機付移動体端末として携帯電話機を採用しようとすると、情報通信網の電波が届かないエリアにあるゴルフ場では、全く使用できない。
(3)GPS受信機付移動体端末として携帯電話機を採用できたとしても、毎回のショット毎に、移動体端末に備えたGPS受信機で自己位置を観測して情報を提供してくれる計算センタ(位置情報提供装置)のWEBサーバへ送信するアクセスを行うのは、従来においては、Iモードサービスやezウエブしか情報を入手できなかったので手順が多く大変面倒で煩わしい。例えば、携帯電話機の表示装置において、メニューのアイコンをクリック⇒一覧表示の中からネットワークのアイコンをクリック⇒一覧表示の中からIモードサービスをクリック⇒一覧表示の中からIモードメニューを選択してクリック⇒決定をクリック、という一連の作業を行うことでインターネット又は、Iメニューサービスやezウエブサービスを選択することができて、そして、十数秒の接続時間がかかり、さらに、ゴルフ情報を入手できる通信画面に辿り着くには、多くのサイトの中からゴルフ情報を入手できる通信画面を適切に見つけて選択して、既定の画面を表示してセンター装置へ通信しなければならない。このようなアクセスを毎回のショット毎に行い、18ホールで例えば計50回前後も行うのは、余りにも手順が多く大変面倒で煩わしい。なによりも、ゴルフプレイが楽しめなくなる。
それならば、双眼鏡のようなレーザー測距計を携帯した方がは、るかに実用的である。
GPS測位技術の進歩の状況下の今日において、ゴルフ場のクラブは、ウスに固定のGPS受信機を設置してDGPS測位を行って補正データを割り出して補正を加えるという必要は、なくなってきている。従って、特許文献1、2、3の従来技術が提案しているような、ゴルフ場に固定GPS受信機を備えて位置補正することは、必要がなくなりつつある。
(4)ゴルフ場側から貸与されるGPS受信機を備えた専用の移動体端末を用いると、ゴルフプレイの結果を持ち帰れない。また、携帯電話機では、ないGPS受信機を備えた専用の移動体端末を個人の所有としてゴルフプレイの結果を持ち帰れるとしても、該専用の移動体端末は、共通使用できるシステムを導入していない他のゴルフ場では、使用できない。
(5)特許文献1、2に示す技術は、自身の位置情報から前記地図情報管理手段に記憶される各地の地図情報内の予め指定した登録地点までの距離情報を算出して、その結果を配信するので、位置情報提供装置における地図情報を蓄積管理が膨大な作業になり、移動体端末へ送信する位置情報は、地図情報を抽出して地図情報にリンクされる位置情報と測位情報とから演算するので時間がかかる。特許文献1、2に示す技術にあっては、システムの構築が膨大な作業になり、さらに時間がかかる。すなわち、地図情報作成手段により、緯度および経度を予め測定した2地点を含んだ地図基準データを、決められた縦、横のピクセル数で構成される表示エリアに全体が収まるように、拡大または、縮小させたり回転させて地図情報を作成する膨大な作業があり、そして、表示エリア情報作成手段によって、地図基準データの拡大・縮小率および回転方向と、前記2地点の測定データから、前記地図情報を前記表示エリア内に表示したときの1ピクセル当りの距離の重みと、前記地図基準データの極の傾きとを算出して表示エリア情報を作成し、続いて、位置データ作成手段で、自身の位置を計測した緯度と経度の測位データが、前記表示エリアのどのピクセルに位置するのかを、前記2地点の測定データと前記地図基準データの極の傾きとに基づき算出して位置データを作成する等の演算を行って地図基準データ全体を表示し、かつ自身の位置等を表示するので時間がかかり、情報量が多いので例えば50回アクセスの通信料が高くつき、移動体端末の側でも、送信されてきた地図情報を移動体端末に記憶しておくには、比較的大容量のメモリが必要になるので、専用の移動体端末が必要であり、メモリが小さい携帯電話機は、適していない。
(6)特許文献1、2、3に示す技術は、ゴルフ場のクラブ施設に固定のGPS受信機を設置してDGPSによる測位を行うので地図情報の構築にゴルフ場が情報を提供して協力してくれることが必要であり、設備導入が高額になることとなどから、全国的な展開が難しい。
(7)特許文献1、2、3に示す技術は、地図情報をピクセルに細分化して位置情報をリンクさせて自己位置の観測データを照合させるので、図形に拡大・縮小・回転を加えるので時間がかかり、地図情報をピクセルに細分化して位置情報をリンクさせることによって地図にリンクさせる位置情報に誤差が生じてしまうので、ゴルフ場に固定GPS受信機を備えて位置補正することが避けられない技術的な不利がある。
(8)ロングホールで右または、左へドッグレッグしている場合には、第1打であるティショットを行う前にティショット位置からピンまでの2点間の直線距離に加えて、ドッグレッグしているフェアウエイの幅中央線の曲がり点(本明細書でドッグレッグポイントというものとする。)が表示されることが望ましいが、従来においてドッグレッグポイントが距離計算に含まれた例は、ない。
(9)仮に、36ホールあるいは、54ホールを有する大きなゴルフ場でプレイする場合に、ゴルフ場が個々の組のプレイヤーに対して異なった18ホールのゴルフコースを用意する場合は、プレイにおける各ショット毎にセンター装置との双方向通信を行う必要があるシステムを採用するGPS受信機付移動体端末であると、ホールの指定が困難であるか時間が掛かり、使い勝手が悪いという不都合がある。
(10)携帯電話端末側に測位機能を持たせる場合、常にGPS衛星を追跡していないと即座に位置を割り出すことができない。ところが常時、携帯電話でGPS機能を動作させるとバッテリーがすぐに消耗するという問題がある。
パーソナルなコンテンツの提供は、電卓のように自己完結型のコンテンツであればできるだけ無料として、データサービスを必要とするならば、操作が簡単であり、短時間で確実に安価に測位できて、バッテリー消費が少なくて済み、通信が少なくて済むことが望ましい。
本発明は、移動体端末に、ゴルフ場でプレイをする際に移動体端末を携帯すれば、表示装置にゴルフプレイにおける各ショット毎の各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を表示することができてグラブやアイアンの選択に役立ちゴルフプレイを楽しむことができるコンテンツと、またウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等に移動体端末を携帯すれば、曲がり角毎にGPS測位を行うことで一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を表示することができて踏破距離を把握でき走・歩行を楽しむことができ、またどのくらいの時間がかかる距離であるか、道のりを調査する道具としての利便性を有するコンテンツの両方またはいずれか一方を備えた、移動体端末、移動体端末用プログラム及び移動体端末へテーブルデータを提供するシステムを提供することを課題としている。
請求項1に記載の移動体端末は、
双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツを選択できる機能を持たせて、
「ゴルフナビゲーション」を選択したときは、ゴルフプレイにおける各ショット毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶しさらに予め記憶しているプレイするゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出して表示装置に表示するようになっており、
また「ウオーキング・道のり」を選択したときは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置データ記憶機能を働かせて自己位置データを記憶して一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を次々に算出して表示装置に表示するようになっている、
ことを特徴とする。
また請求項2に記載の移動体端末は、
双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツを選択できる機能を持たせ、さらに、第1のコンテンツを選択したときはさらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブを選択できる機能を持たせて、
「テーブルデータ記憶」を選択したときは、一のゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータを複数のゴルフ場について収録したデータベースをWEBサーバに記憶している特定の位置情報提供装置に対し双方向通信網を介して前記移動体端末又は、パーソナルコンピュータにより、ゴルフプレイをしたいと欲する一のゴルフ場を指定してテーブルデータの要求を行い、前記移動体端末が前記テーブルデータを前記位置情報提供装置のWEBサーバから直接受信するか、前記パーソナルコンピュータを経由して受信し記憶するようになっており、
「テーブルデータ作成」を選択したときは、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるようになっており、
「距離計算表示」を選択したときは、ゴルフプレイの各ショット毎にGPS受信機付移動体端末の表示装置に既定の画面を開いて、ホール番号一覧を表示してプレイするホール番号を選択するかまたは、プレイするホールを選択するためにホール番号である第1の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記テーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出して表示装置に表示するようになっており、
また「ウオーキング・道のり」を選択したときは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置データ記憶機能を働かせて自己位置データを記憶して一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を次々に算出して表示装置に表示するようになっている、
ことを特徴とする。
さらに請求項3に記載の移動体端末は、
双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせ、さらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブを選択できる機能を持たせて、
「テーブルデータ記憶」を選択したときは、一のゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータを複数のゴルフ場について収録したデータベースをWEBサーバに記憶している特定の位置情報提供装置に対し双方向通信網を介して、GPS受信機を備えているかもしくは、GPS受信機を有するアダプタと接続する移動体端末又は、パーソナルコンピュータにより、ゴルフプレイをしたいと欲する一のゴルフ場を指定してテーブルデータの要求を行い、前記移動体端末が前記テーブルデータを前記位置情報提供装置のWEBサーバから直接受信するか、前記パーソナルコンピュータを経由して受信し記憶するようになっており、
「テーブルデータ作成」を選択したときは、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるようになっており、
「距離計算表示」を選択したときは、ゴルフプレイの各ショット毎にGPS受信機付移動体端末の表示装置に既定の画面を開いて、ホール番号一覧を表示してプレイするホール番号を選択するかまたは、プレイするホールを選択するためにホール番号である第1の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記テーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出して表示装置に表示するようになっている、
ことを特徴とする。
移動体端末は、双方向通信網を介して双方向通信できる通信手段と、メールサーバと、表示装置と、入力装置と、制御装置と、記憶装置とを有し、さらにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる構成である。本発明の移動体端末における距離計算表示システムを構成する移動体端末には、PDAや携帯電話機やPHS(簡易携帯電話機)やゴルフカートにGPS受信機を内蔵している構成を含む。テーブルデータの要求を行えるのは、GPS受信機付携帯端末に限定されない。GPS受信機付携帯端末の所有者がパーソナルコンピュータを所有していてインターネット等の情報通信網に接続しているならば、該パーソナルコンピュータによりテーブルデータの要求を行い、これに対して、位置情報提供装置が作成するテーブルデータをパーソナルコンピュータを経由してGPS受信機付携帯端末が受信できるシステムも含む。
請求項1〜3に記載した移動体端末によれば、
移動体端末にGPS測位の関係する2つの好ましいコンテンツを備えることになる。すなわち、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する好ましい第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の好ましい第2のコンテンツとを備えることになる。
第1のコンテンツは、ゴルフ場でプレイをする際に移動体端末を携帯すれば、表示装置にゴルフプレイにおける各ショット毎の各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を表示することができてグラブやアイアンの選択に役立ちゴルフプレイを楽しむことができる。特に、プレイするゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータを予め記憶しているので、例えば「Autonomous」方式のA−GPS受信機で測位して自己位置データを取得する場合には、通信を全く行わないでゴルフプレイ関係距離を表示することができ、通信費用の発生がないのでパーソナルユースに好適である。
第1のコンテンツの場合、ゴルフプレイをしたいと欲する一のゴルフ場の全てのホールの全ての目標位置の緯度経度情報を抽出してなるテーブルデータ、すなわち、一のゴルフ場の全位置情報をGPS受信機付携帯端末において一括入手する構成であるので、例えば「Autonomous」方式のA−GPSを採用すれば、テーブルデータを入手する場合を除いて通信を全く行わないで、GPS受信機付携帯端末の表示装置に、例えば自己位置からグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジまでの残距離やティーショット位置からドッグレッグポイントまでの距離やティーショットの飛距離等のゴルフプレイ関係距離を瞬時に表示することができる。従って、移動体通信網の電波が届かないゴルフ場でもGPS衛星の電波は届くので、GPS受信機付携帯端末の表示装置に距離表示することに全く支障がなく、通信費用の発生がないのでパーソナルユースに好適である。
第1のコンテンツの場合、テーブルデータをWEBサーバから有料で入手する場合に加えて、自分でゴルフコースを回ったときにGPS測位を行ってテーブルデータを容易に作成できて仲間内でデータ交換することで色々なゴルフ場のテーブルデータを入手できることが利便性を有する。特に、携帯電話機のメモリがSRAM/SDRAMで50Mバイト以上に大きくなると、一つのストレージとして見ることができるので、ゴルフナビゲーションに関して「テーブルデータ作成」を備えると、ゴルフ仲間が互いに自分で作成したテーブルデータを交換して複数のゴルフ場のテーブルデータを記憶しておくことに繋がり、有用性が増すことになる。
第2のコンテンツは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等に移動体端末を携帯すれば、曲がり角毎にGPS測位を行うことで一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を表示することができて踏破距離を把握でき走・歩行を楽しむことができ、またどのくらいの時間がかかる距離であるか、道のりを調査する道具としての利便性を有する。踏破距離計算表示においても、例えば「Autonomous」方式のA−GPS受信機で測位して自己位置データを取得する場合には、通信を全く行わないですみ、通信費用の発生がないのでパーソナルユースに好適である。
請求項2と3に記載した移動体端末は、
「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツについてさらに具体的な機能を付加しているので、
(1)プレイにおける各ショット毎に、情報提供装置との双方向通信を全く行わないで、GPS受信機付移動体端末の表示装置に入力画面を表示して、プレイするホール番号を入力するか、ホール番号とともに第何打目のショットであるかの数値を入力するという、極めて簡単な入力操作を行うだけで、表示装置に各種距離を瞬時に表示できる。
例えば、第5ホールの第1打であるときは、第1の整数として「5」を入力し第2の整数として「1」を入力すれば、図1の(a)に示すL1とL2とL3の距離を瞬時に表示でき、次の第5ホールの第2打を打つときは、第1の整数として「5」を入力し第2の整数として「2」を入力すれば、図1の(b)に示すL1とL2とL4の距離を瞬時に表示でき、さらに次の第5ホールの第3打を打つときは、第1の整数として「5」を、そして第2の整数として例えば「3」を入力すれば、第3打目のショットとして図1の(c)に示すL1とL2の距離を瞬時に表示でき、第4打以降を打つも第3打と同様に表示できる。
飛距離や残距離を把握できればドライバーやアイアンの選択が適切に行えることになり、ゴルフプレイの成績が上がり、楽しくプレイできる。
(2)プレイにおける各ショット毎に距離表示を行うことに関して双方向の情報通信を行わないので、GPS測位技術に例えばA−GPSのような技術を採用すると、何百回と距離表示を行っても通信料が全くかからない。
すなわち、本発明のGPS測位機能を備えた移動体端末としてGPS受信機付携帯電話機の採用が可能であり、この市場が大きいが故にシェア獲得競争が激烈であり、プレイにおける各ショット毎に距離表示を行うことに関して通信料が全くかからないことは、ゴルフをする人に対して極めて有用なコンテンツをこれ以上ない格安に提供できることになり、ゴルフコースに出てゴルフをする人が1200万人もいると云われるので、GPS受信機付携帯電話機の大規模の新規需要や買替え需要が期待でき、コンテンツ配信事業も併せて期待できる。
GPS受信機付き携帯電話機へテーブルデータをダウンロードすることについては、位置情報提供装置の運営者が課金を行う、通信事業とすることができ、ゴルフプレイにおける各ショット毎の携帯電話機の操作において、何十回、何百回と距離表示を行っても情報通信を全く行わないので通信料が一切かからないのでコストパーフォマンスが極めて高く、コンテンツの配信事業を行う上で有利である。
(3)双方向通信の情報通信網の電波が届かないエリアにおいても全く支障なく使用できる。
すなわち、テーブルデータをダウンロードした後において、プレイにおける各ショット毎に距離表示を行うことに関しては、移動体端末の本来の主たる機能である情報通信を全く行うことないので、従来のGPS受信機付移動体端末では、使用できなかった双方向通信の情報通信網の電波が届かないエリアにおいても全く支障なく使用できる。
(4)テーブルデータは、一のゴルフ場に関する緯度経度の数値データなので極めて小さい情報量に抑えられ、またテーブルデータからプレイするホールの位置データを抽出して測位データと併せて距離計算する距離計算表示プログラムは、地図とマップマッチングさせて地図上の位置を検出して距離計算を行う演算アルゴリズムでは、なく、2地点間の緯度経度に基づいてピタゴラスの定理を利用した演算アルゴリズムを採用できるので、プログラムステップ数が比較的小さく抑えられるから、テーブルデータを収録するデータベースとプログラムを比較的容易に製作可能である。従来のデータベース及びプログラムは、地図情報を超ピクセルに細分化して緯度経度情報をリンクさせて自己位置の観測データを照合させて、図形に拡大・縮小・回転を加えるので、プログラムが高度かつ複雑でステップ数が多く表示までに時間がかかり、移動体端末の側での演算が容易には、行えないので、GPS受信機付携帯電話機の採用が不適であった。これに対して、本発明は、GPS受信機付携帯電話機の採用が好適で実用容易である。
(5)データベースは、一のゴルフ場単位のテーブルデータを単純に増やしていくことで構築できるので、地図情報を表示することをベースに距離を表示するための従来のデータベースに比べて極めて容易に構築できる。従って、全国的な展開としたときに全国のゴルフ場の数だけ収録することは、ゴルフ場側の導入意向を伺わずに例えば国土地理院の地図から各ゴルフ場のグリーンの中央位置やグリーンエッジやティーショット位置などの複数の緯度経度情報を容易に入手することができるから、そして、ゴルフ場側の設備導入の必要が何もなく、地図情報の構築にゴルフ場側の協力が不要であること、情報通信網の電波が届かないエリアにあるゴルフ場や系列のゴルフ場も含められること、双方向通信網Cの電波が届くエリアにおいて位置情報提供装置との間で一度だけ双方向通信を行ってテーブルデータをダウンロードしておけば情報通信網の電波が届かないエリアにあるゴルフ場でも使用できるから、全国的な展開が可能であり比較的短期間に完成させることができる。
(6)1のホールについて、3ポイント又は4ポイントの位置情報であり、18ホールしかないゴルフ場では18ホールのテーブルデータ、54ホールもあるゴルフ場では54ホールのテーブルデータを予め記憶しておいてもメモリ容量は非常に小さく、しかも、必要なデータの抽出は瞬時に行われ得る。従って、例えば、36ホールあるいは、54ホールを有する大きなゴルフ場でプレイする場合に、個々の組のプレイヤーに対して異なった18ホールのゴルフコースが用意された場合にも、GPS受信機付移動体端末には、そのゴルフ場の36ホールあるいは、54ホールの全てのホールの位置情報をテーブルデータとしてダウンロードしてあるので、ゴルフ場側が決定する18ホールのゴルフコースがどのような順番で組み合わされていても、GPS受信機付移動体端末を全く支障なく使用できる。
(7)個人所有のGPS受信機付移動体端末を採用した距離計算表示システムであるのでゴルフプレイの結果を持ち帰ることができるから2倍楽しむことができる。
請求項4に記載の移動体端末は、
双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせ、さらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブを選択できる機能を持たせて、
「テーブルデータ記憶」を選択したときは、一のゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータを複数のゴルフ場について収録したデータベースをWEBサーバに記憶している特定の位置情報提供装置に対し双方向通信網を介して、GPS受信機を備えているかもしくは、GPS受信機を有するアダプタと接続する移動体端末又は、パーソナルコンピュータにより、ゴルフプレイをしたいと欲する一のゴルフ場を指定してテーブルデータの要求を行い、前記GPS受信機付移動体端末がテーブルデータを前記位置情報提供装置のWEBサーバから直接受信するか、前記パーソナルコンピュータを経由して受信して距離計算を行う演算アルゴリズムで利用可能の記憶装置の特定エリアに記憶しておくようになっており、
「テーブルデータ作成」を選択したときは、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるようになっており、
「距離計算表示」を選択したときは、ゴルフプレイの各ショット毎にGPS受信機付移動体端末の表示装置に既定の入力画面を開いてプレイするホールのホール番号である第1の整数及び第何打であるかを示す第2の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記入力した第2の整数として、「2」以外を入力したときは、前記テーブルデータの中から前記第1の整数に対応するホールのグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の目標位置のデータを抽出し、該抽出した各目標位置のデータと前記自己位置データとを使って所定の演算を行い、自己位置からグリーンの単数又は、複数の目標位置までの残距離を算出し、また前記入力した第2の整数として、「2」を入力したときは、前記テーブルデータの中から前記第1の整数に対応するホールのティーグラウンドの所定位置及びグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の目標位置のデータを抽出して該抽出した各目標位置のデータと前記自己位置データとを使用して所定の演算を行い、自己位置からグリーンの単数又は、複数の目標位置までの残距離及びティーショットの飛距離を算出して表示装置に表示するようになっている、
ことを特徴とする。
請求項5に記載した移動体端末によれば、
移動体端末にGPS測位の関係する1つの好ましいコンテンツを備えることになる。すなわち、上述したようにゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツを備えることになり、
さらに、「ゴルフナビゲーション」という名称のコンテンツについてさらに具体的な機能を付加しているので、上記〔0013〕に記載した(1)〜(7)の利便性が得られる。
請求項2ないし4に記載のいずれの発明も、
前記移動体端末に、該移動体端末の表示装置の表示画面において、第1のコンテンツを選択したときは例えば「テーブルデータ要求」という名称のジョブを選択できる機能を持たせて、「テーブルデータ要求」を選択したときは、
前記位置情報提供装置は、前記データベースの中から、前記要求のあった一のゴルフ場の全てのホールの全ての目標位置の緯度経度情報を抽出してなるテーブルデータを作成して、URLを付けてWEBサーバに蓄積していて、URLとゴルフ場IDと会員IDを記してテーブルデータを要求する電子メールがメールサーバにくると、前記WEBサーバから、前記要求のあったテーブルデータを送信する構成であることを特徴とするが好ましい(請求項5)。
移動体端末に「テーブルデータ要求」機能を備えていて、WEBサーバからテーブルデータをダウンロードすることができればさらに利便性が高くなる。
請求項6に記載の移動体端末は、
GPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせて、
「ウオーキング・道のり」を選択したときは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶して一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を次々に算出して表示装置に一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を更新表示するようになっていることを特徴とする。
請求項6に記載した移動体端末によれば、
移動体端末にGPS測位の関係する1つのパーソナルコンテンツを備えることになる。すなわち、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する好ましいコンテンツを備えることになる。
このコンテンツは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等に移動体端末を携帯して、曲がり角毎にGPS測位を行い一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を表示し、自己位置の緯度・経度を表示し、測位ポイントを次々に地理的配置で表示しかつポイント間を結ぶ線を表示することにより、ウオーキングやジョギングや登山等でどのポイントにいるか、どのくらい歩いたか、どういう経路を曲がりくねって歩いたか、を知ることができる利便性を有し、さらに不動産業者等が駅や市役所や病院等までどのくらいの距離がありどのくらいの時間がかかるか、道のりを調査する道具として利便性を有する。踏破距離計算表示においても、例えば「Autonomous」方式のA−GPS受信機で測位して自己位置データを取得する場合には、通信を全く行わないですみ、通信費用の発生がないのでパーソナルユースに好適である。
本発明の移動体端末に用いるGPS測位技術は、測位誤差ができるだけ小さいことが好ましく、移動体端末として携帯電話機への採用が可能であるようにバッテリー消費が非常に少なくて長時間使用に耐えられることが重要であり、また測位に10秒と掛からないことや、測位誤差が単独測位法で得られる10m前後という長さのせめて半分位の精度が得られることや、補正データを送信できる通信基盤が整っていること、または2、3年後にも整う予定があることが非常に重要である。
上記観点から、本発明の移動体端末の構成要件である前記自己位置検出手段は、
(1)前記GPS受信機(コード受信機)でGPS衛星の周波数1575.42MHzのL1帯のCAコードを受信して得られる測位データであって、GPSモジュールとRISC・CPUと通信デバイスを一体化して、RISC・CPUによりGPSの複数のパラメータを常時監視して最適な設定状態にダイナミック制御して得られる自己位置の観測データを記憶する構成、
(2)前記GPS受信機(コード受信機)でGPS衛星の周波数1575.42MHzのL1帯のCAコードと周波数1227.60MHzのL2帯のCAコードとを受信する2周波観測による単独測位法により測位して得られる自己位置の補正済み測位データを記憶する構成、
(3)前記GPS受信機(コード受信機)でGPS衛星の周波数1575.42MHzのL1帯のCAコードを受信して自己位置の観測データを得てかつ前記移動体端末に備えるテレビ受信機でテレビ放送波を利用した補正データ放送によりリアルタイム配信されるネットワークRTK−GPSのFKP (面補正パラメータ)方式の補正データを受信し、該補正データで前記観測データを補正して得られる補正済み測位データを記憶する構成、
(4)全世界的に配置された23の基準局網で収集されたGPS衛星からの観測データをもとに補正データを生成してインマルサット通信衛星経由でリアルタイム配信されるStarFire放送のグローバルDGPSの補正データを受信し、該補正データで前記GPS受信機で測位して得られる観測データを補正して得られる補正済み測位データを記憶する構成、
(5)「Autonomous」方式のA−GPS受信機で測位して得られる補正済み測位データを記憶する構成、
(6)「MS Assisted」方式のA−GPS受信機で測位して得られる観測データを計算センタへ送信して計算センタが補正データと観測データとで計算した補正済み測位データを前記携帯端末で受信して記憶する構成、
(7)「MS Based」方式のA−GPS受信機で測位して得られる観測データを計算センタへ送信して計算センタが送信してくる補正データを前記携帯端末で受信して前記携帯端末で観測データと補正データで計算した補正済み測位データを記憶する構成、
(8)前記測位データを通信回線上に設置されたVRS(Virtual Reference Stations)技術を用いてネットワークRTK−GPS測位、又は広域DGPS測位を行う計算センタへ送信して該計算センタが算出してリアルタイム配信する基線計算用の補正データを前記携帯端末に備える2周波GPS受信機(搬送波受信機)で受信し、該補正データ等と前記GPS受信機で測位して得られる観測データとで基線解析を行なって得られる補正済み測位データを記憶する構成、
のいずれか一つであることが好ましい。
(1)の構成によれば6m位の測位誤差に収まり実用されている。計算センタとの通信を必要としない。
(2)の構成によれば1m位の測位誤差に収まるが、L2帯のCAコードを乗せるGPS衛星の打ち上げを2,3年待つ必要がある。計算センタとの通信を必要としない。
(3)の構成によれば数cmの測位誤差に収まるが、テレビ放送波を利用した補正データ放送の実用サービスを待つ必要がある。計算センタとの通信を必要としない。
(4)の構成によれば数cmの測位誤差に収まるが、2,3年待つ必要がある。
(5)と(6)と(7)の構成によればいずれも専用のチップとソフトウエアが販売され実用されている。(5)は計算センタとの通信を必要としない。

(8)の構成は、2〜3cmの測位誤差に収まり実用されている。しかし、パーソナルに採用できるコストでは実現できないのが現状である。
放送と通信を融合させるFMラジオチューナー内蔵の携帯電話がでてきており、またBluetoothと無線LANの携帯電話が出てくることで、GPS観測データを補正する補正データを放送網を通じて取得できる環境が整いつつある。
なお、請求項1ないし8に記載の発明における測位技術を、前記(1)〜(8)の測位技術に限定する趣旨ではない。
距離計算は、対象となる2つの測位ポイントの緯度と経度について、上記自己位置検出手段により○○度○○分○○.○○○○秒の単位で計測して秒単位に換算し、2つの緯度(秒換算した値)の偏差の2乗と2つの経度(秒換算した値)の偏差の2乗との和の平方根を求め、定数として約30.867mを掛けて算出する(ピタゴラスの定理)。定数として約30.867mを掛けるのは、地球の1周の距離(子午線の長さ)は、1852(m)×60(分)×360(度)=40003200(m)=40003.200(キロメートル)であり、1分当たりの距離は1852mであり、1秒当たりの距離は約30.867mだからである。
本発明には、移動体端末用プログラムが含まれる。
請求項9に記載の移動体端末用プログラムは、
双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、例えば電卓機能などのように最初から標準機能として記憶されるか、又は、位置情報提供装置のWEBサーバと通信を行いダウンロードすることにより記憶されるプログラムであって、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツのいずれかを選択するステップを有し、
「ゴルフナビゲーション」を選択した以降のプログラム部分には、ゴルフプレイにおける各ショット毎に前記GPS受信機で自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するステップと、さらに記憶しているプレイするゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出するステップと、距離を表示装置に表示するステップを有し、
「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するステップとを有している、
ことを特徴とする。
請求項10に記載の移動体端末用プログラムは、
双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、例えば電卓機能などのように最初から標準機能として記憶されるか、又は、位置情報提供装置のWEBサーバと通信を行いダウンロードすることにより記憶されるプログラムであって、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツのいずれかを選択するステップを有し、さらに、第1のコンテンツを選択したときはさらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブのいずれかを選択するステップを有し、
「テーブルデータ記憶」を選択した以降のプログラム部分には、プレイしようとするゴルフ場のプレイする全てのホールに関する複数の目標位置の位置データを収録したテーブルデータを前記位置情報提供装置から予め受信してかつ距離計算表示プログラムによる後の距離計算に際して使用できるように記憶装置の特定エリアに記憶して終了するステップを有し、
「テーブルデータ作成」を選択した以降のプログラム部分には、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるステップを有し、
「距離計算表示」を選択した以降のプログラム部分には、ゴルフプレイにおける各ショット毎に表示装置に表示される入力画面へホール番号一覧を表示してプレイするホール番号を選択するかまたは、プレイするホール番号を示す第1の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、さらに記憶しているプレイするゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出するステップと、距離を表示装置に表示するステップを有し、
「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するステップとを有している、
ことを特徴とする。
請求項11に記載の移動体端末用プログラムは、
双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、例えば電卓機能などのように最初から標準機能として記憶されるか、又は、位置情報提供装置のWEBサーバと通信を行いダウンロードすることにより記憶されるプログラムであって、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツのいずれかを選択するステップを有し、さらに、第1のコンテンツを選択したときはさらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブのいずれかを選択するステップを有し、
「テーブルデータ記憶」を選択した以降のプログラム部分には、前記表示装置に既定のテーブルデータ取込画面を表示するようになっていて、該テーブルデータ取込画面に前記位置情報提供装置から送信されてくる電子メールに付いているURLを表示して該URLをクリックすると、プレイしようとするゴルフ場のプレイする全てのホールに関する複数の目標位置の位置データを収録したテーブルデータを前記位置情報提供装置からダウンロードすることができてしかも該テーブルデータを前記位置情報提供装置から受信するかつ距離計算表示プログラムによる後の距離計算に際して使用できるように記憶装置の特定エリアにダウンロードして終了するステップを有し、
「テーブルデータ作成」を選択した以降のプログラム部分には、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるステップを有し、
「距離計算表示」を選択した以降のプログラム部分には、ゴルフプレイにおける各ショット毎に表示装置に表示される入力画面へプレイするホール番号を示す第1の整数及び第何打目であるかを示す第2の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記記憶装置の特定エリアにリンクしてここに記憶したテーブルデータから各ショット毎に前記第1の整数及び前記第2の整数に対応する単数又は、複数の必要データを抽出して、各必要データと自己位置を観測した緯度経度情報とを使用して演算して単数又は、複数の各種距離を算出するステップと、表示装置に自己位置から目標位置までの距離やティーショットの飛距離を表示するステップとを有し、
「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するステップとを有している、
ことを特徴とする。
請求項9〜11に記載の移動体端末用プログラムによれば、
請求項1〜3に記載した移動体端末と同様に、移動体端末にGPS測位の関係するパーソナルユースの2つのコンテンツを備えることになる。すなわち、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツとを備えることになる。
請求項12に記載の移動体端末用プログラムは、
双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、例えば電卓機能などのように最初から標準機能として記憶されるか、又は、位置情報提供装置のWEBサーバと通信を行いダウンロードすることにより記憶されるプログラムであって、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称のコンテンツを選択するステップを有し、さらに、「ゴルフナビゲーション」を選択したときはさらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「テーブルデータ要求」という名称のジョブと例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブのいずれかを選択するステップを有し、
「テーブルデータ要求」を選択した以降のプログラム部分には、前記表示装置に位置情報提供装置へ送信するためのメールアドレスがデフォルト入力した既定の入力画面を表示するようになっていて、かつ該入力画面にプレイしようとするゴルフ場名とゴルフ場IDと会員IDと会員名とパスワードを入力してテーブルデータを要求する電子メールを送信するステップを有して終了し、
「テーブルデータ記憶」を選択した以降のプログラム部分には、前記表示装置に既定のテーブルデータ取込画面を表示するようになっていて、該テーブルデータ取込画面に前記位置情報提供装置から送信されてくる電子メールに付いているURLを表示して該URLをクリックすると、プレイしようとするゴルフ場のプレイする全てのホールに関する複数の目標位置の位置データを収録したテーブルデータを前記位置情報提供装置からダウンロードすることができてしかも該テーブルデータを前記位置情報提供装置から受信するかつ距離計算表示プログラムによる後の距離計算に際して使用できるように記憶装置の特定エリアにダウンロードして終了するステップを有し、
「テーブルデータ作成」を選択した以降のプログラム部分には、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるステップを有し、
「距離計算表示」を選択した以降のプログラム部分には、前記GPS受信機付移動体端末の表示装置に距離表示のためのホール番号入力画面を表示してプレイが何番目のホールであるかを示す第1の整数及び何番目の打数であるかを示す第2の整数を入力するステップと、第1の整数及び第2の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記入力した第2の整数として、「2」以外を入力したときは、前記テーブルデータの中から前記入力した第1の整数に対応するホールのグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の目標位置の緯度経度情報を抽出し、該抽出した各緯度経度情報と前記自己位置データの緯度経度情報とを使って所定の演算を行い、自己位置からグリーンの単数又は、複数の目標位置までの残距離を算出し、また前記入力した第2の整数として、「2」を入力したときは、前記テーブルデータの中から前記入力した第1の整数に対応するホールのティーグラウンドの所定位置及びグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の所定位置の緯度経度情報を抽出して該抽出した各緯度経度情報と前記自己位置データの緯度経度情報とを使用して所定の演算を行い、自己位置からグリーンの単数又は、複数の目標位置までの残距離及びティーショットの飛距離を算出するステップと、表示装置に自己位置から目標位置までの距離やティーショットの飛距離を表示するステップとを有している、
ことを特徴とする。
請求項11と12の「距離計算表示」を選択した以降のプログラム部分には、ティーショットを行う位置で表示装置に表示される入力画面への第2の整数の入力が「1」であるときは、GPS受信機で自己位置を観測し必要に応じて前記自己位置の観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶し、該自己位置データを前記テーブルデータの中の、対応するホールのティーグラウンドの所定位置のデータと置換して演算するステップを有していることを特徴とすることが好ましい(請求項13)。
請求項13に記載の移動体端末用プログラムは、
双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末で使用する移動体端末用プログラムであって、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせて、
「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等における曲がり角毎に表示装置に表示される入力画面への入力を行って前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するステップとを有していることを特徴とする。
請求項15に記載の移動体端末用プログラムは、
双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末で使用する移動体端末用プログラムであって、
該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせて、
「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等における曲がり角毎に表示装置に表示される入力画面への入力を行って前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するとともに、測位した自己位置を示すポイントを地理的配置で表示しかつポイント間を結ぶ線を表示するステップとを有していることを特徴とする。
請求項14と15に記載の移動体端末用プログラムによれば、
請求項6に記載した移動体端末と同様に、移動体端末にGPS測位の関係する1つの好ましいコンテンツを備えることになる。すなわち、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示するコンテンツを備えることになる。
請求項16に記載の移動体端末へテーブルデータを提供するシステムは、
メールサーバと会員認証サーバとデータベースとテーブルデータ作成装置とWEBサーバと課金サーバとを有し、請求項1ないし8に記載の移動体端末、又はパーソナルコンピュータにより双方向通信網を介してゴルフ場IDと会員IDを記してテーブルデータを要求する電子メールがメールサーバにくると、会員認証サーバにおいてメールアドレスと会員IDから会員認証を行い、テーブルデータ作成装置において各ゴルフ場の全てのホールについて複数の目標位置の緯度経度情報を収録しているデータベースの中から、前記要求のあった一のゴルフ場の全てのホールの全ての目標位置の緯度経度情報を抽出してなるテーブルデータを作成してURLを付けてWEBサーバに蓄積し、前記メールサーバより前記URLを添付した電子メールを前記移動体端末又は前記パーソナルコンピュータに対して送信するように構成された位置情報提供装置を含むことを特徴とする。
またデータベースは、各ゴルフ場の全てのホールについて、各1ホール毎の、ティーグラウンドの所定位置やグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の目標位置やドッグレッグポイントを含む複数の目標位置の緯度経度情報を収録していることが好ましい。
データベースは、全てのゴルフ場、すなわち日本で言えば、日本全国に存在する全てのゴルフ場が対象であり、各ゴルフ場の全てのホールについて、各1ホール毎の、ティーグラウンドの所定位置やグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の目標位置やドッグレッグポイントあるいは、フェアウエイにある池やバンカーなどのは、ザードなどの単数又は、複数の目標位置の緯度経度情報を含んで収録する。該データベースは、さらにコースの特徴やショットを落すポイントなどの文字情報を含んでいても良い。
データベースは、緯度及び経度を収録するものであるが、○○度○○分○○.○○○○秒の単位で計測して秒単位に換算して記憶することが好ましい。
本発明の移動体端末、移動体端末用プログラム及び移動体端末へテーブルデータを提供するシステムは、
移動体端末にGPS測位を行うパーソナルユースの2つのコンテンツの両方またはいずれか一方を備えることになる。すなわち、ゴルフ場でプレイをする際に移動体端末を携帯すれば、表示装置にゴルフプレイにおける各ショット毎の各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を表示することができてグラブやアイアンの選択に役立ちゴルフプレイを楽しむことができるコンテンツと、またウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等に移動体端末を携帯すれば、曲がり角毎にGPS測位を行うことで一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を表示することができて踏破距離を把握でき走・歩行を楽しむことができ、またどのくらいの時間がかかる距離であるか、道のりを調査する道具としての利便性を有するコンテンツの両方またはいずれか一方を備えることになる。
そして、「ゴルフナビゲーション」を選択したときは、予め記憶しているプレイするゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データとGPS測位した自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出して表示装置に表示するので、例えば、36ホールあるいは、54ホールを有する大きなゴルフ場でプレイする場合に、個々の組のプレイヤーに対して異なった18ホールのゴルフコースが用意された場合にも移動体端末を支障なく使用できる。
予め記憶して置くテーブルデータは、1のホールについて3ポイント又は4ポイントの位置情報であり、54ホールもあるゴルフ場でメモリ容量は非常に小さく、ダウンロードの時間が短くてメモリ容量不足に陥る不安がなく、距離計算時には必要なデータの抽出を瞬時に行えて円滑に操作できる。また54ホールもあるゴルフ場のテーブルデータを表示画面から手入力で行っても比較的短時間に入力を完了できる。自分でGPS測位してテーブルデータを作成できる場合には、データサービス料の支払いが全く発生しないので、通信が発生しない「Autonomous」方式のA−GPSを採用すると、パーソナルコンテンツとしては理想的である。
以下に、本発明に係る移動体端末、移動体端末用プログラム及び移動体端末へテーブルデータを提供するシステムの実施形態を図面を用いて説明する。
図3に位置情報提供装置Aと移動体端末Bを含むシステムを示す。
移動体端末Bは、双方向通信網を介して位置情報提供装置Aから情報(テーブルデータDt)を受信できるとともにGPS衛星D1,D2,D3,D4の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵している構成である。移動体端末Bは、GPS受信機付携帯電話機であることが最も好ましい。
位置情報提供装置Aは、インターネット等の双方向通信網と接続されていて、移動体通信網を介してGPS受信機付移動体端末Bと双方向通信を行える。GPS受信機付移動体端末Bは、携帯電話機の移動体通信網に接続できる構成であり、GPS受信機付携帯電話機をベースに作ることが好ましい。従って、図3において、符号Cは、インターネット等の情報通信網と移動体通信網を含む双方向通信網を示している。
位置情報提供装置Aは、双方向通信網Cに常時接続している通信装置1と、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置2と、CPUを備えていてシステムプログラムによってシステム全体を制御してアプリケーションプログラムを実行する制御装置3と、電子メールを管理するメールサーバ4と、WEBサーバ(WWWサーバ)5と、入力装置(キーボード)6と、ソフトウエアの実行において一時記憶するRAM7と、CDR−WやDVDやフラッシュメモリなどの書き換え可能不揮発性メモリからなりシステムプログラム8a及び種々のアクセサリプログラム8bを記憶している記憶装置8と、書き換え可能不揮発性メモリからなりテーブルデータDtを収録してなるデータベース(記憶装置)9と、テーブルデータ作成装置10と、会員情報登録ベータベース(記憶装置)11と、会員認証サーバ12と課金処理装置13とを有してなる。
GPS受信機付移動体端末Bは、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置14と、GPS受信アンテナ15を介してGPS衛星D1,D2,D3,D4から到来する電波(時刻信号波)を受信して自己位置の緯度経度を測位するGPS受信機16と、アンテナ17を介して携帯電話機の移動体通信網に接続できる双方向通信装置18と、CPUを備えていてシステムプログラムによってシステム全体を制御してアプリケーションプログラムを実行する制御装置19と、電子メールを管理するメールサーバ20と、入力装置(キーボード)21と、ソフトウエアの実行において一時記憶するRAM22と、書き換え不能不揮発性メモリからなりシステムプログラム23a及び種々のアクセサリプログラム23bを記憶している記憶装置23と、EEPROMやフラッシュメモリ等の書き換え可能不揮発性メモリからなり各種データを記憶する記憶装置24とを有してなる。なお、記憶装置23と記憶装置24を携帯電話機用として開発されている大容量の超マイクロHDDに替えても良い。
ゴルファーは、少なくともゴルフのスタート前までに移動通信可能な地域においてテーブルデータをGPS受信機付移動体端末Bに記憶しておく。各ショット毎にゴルフ場の位置データをプロバイダーへ通信して入手することはしない。GPS受信機付移動体端末Bから移動通信基地局を通じて移動通信ネットワークを経由してゲートウェイサーバからインターネット通信網に接続している位置情報提供装置AのWEBサーバ5にアクセスしてテーブルデータをダウンロードするが、後述するが、この実施形態はダウンロードする手順を分かり易く構成してある。
図9に位置情報提供装置AとGPS受信機付移動体端末Bによる双方向通信のフローを示す。又、図10に、GPS受信機付移動体端末Bの距離計算表示プログラムのフローを示す。そして、図11に、位置情報提供装置Aが記憶している各ゴルフ場の全てのホールの所要位置の緯度経度に関するデータベースと、位置情報提供装置Aにおいてデータベースから抽出しGPS受信機付移動体端末Bへ送信するテーブルデータTdと、ゴルフプレイにおける各ショット毎にGPS受信機付移動体端末Bにおいて距離計算のためのテーブルデータTdから抽出する一のホールに関する位置データとの関係を示す。
本発明は、移動体端末Bには、図3に示すGPS受信機付移動体端末Bの表示装置14の画面において2つのコンテンツを選択できる機能を持たせている。すなわち、図4に示す表示画面(a)のように、「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツを選択できる機能を持たせている。「ゴルフナビゲーション」は、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツであり、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する。「ウオーキング・道のり」もGPS測位の関係するパーソナルコンテンツであり、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する。
そして、図4に示す表示画面(a)で「ゴルフナビゲーション」を選択したときは、図4に示す表示画面(c)に切り替わり、「テーブルデータ要求」と「テーブルデータ記憶」と「距離計算表示」と「テーブルデータ作成」の4つのジョブのいずれかを選択できるようになっている。
図4に示す表示画面(c)において、「テーブルデータ要求」を選択すると図4に示す表示画面(d)に切り替わり、「テーブルデータ記憶」を選択すると図4に示す表示画面(e)に切り替わり、「距離計算表示」を選択すると図4に示す表示画面(f)に切り替わり、「テーブルデータ作成」を選択すると図4に示す表示画面(g)に切り替わる。
さらに、図4に示す表示画面(f)で整数を2つ入力して実行ボタンを選択すると図7に示す表示画面(d)、(e)又は(f)のように切り替わる。図4に示す表示画面(g)で「テーブルデータ作成」を選択すると図12に示す表示画面(c)に切り替わり、さらに、図8に示す表示画面(c)でテーブルのボタンを選択すると図8に示す表示画面(d)に切り替わる。
図4に示す表示画面(a)で「ウオーキング・道のり」を選択したときは、図12に示す表示画面(b)に切り替わる。
なお、「ゴルフナビゲーション」と「ウオーキング・道のり」の選択は、図4に示す表示画面(a)から選択できることに限定されない。それぞれ表示装置14の画面表示から選択されれば足りる。
「ゴルフナビゲーション」のコンテンツは、ゴルフプレイにおける各ショット毎に前記自己位置データ記憶機能を働かせて自己位置データを記憶し、さらに予め記憶しているプレイするゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出して表示装置に表示する内容である。
具体的には、GPS受信機付移動体端末の表示装置(例えば液晶ディスプレイ)に、ゴルフプレイにおける第1打であるティショットを行うときに図1の(a)に示すL1とL2とL3の距離を瞬時に表示し、また、第2打目のショットを行うときに図1の(b)に示すL1とL2とL4の距離を瞬時に表示し、さらに、第3打目以降のショットを行うときに図1の(c)に示すL1とL2の距離を瞬時に表示できるコンテンツである。
「ウオーキング・道のり」のコンテンツは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に図12に示す表示画面(b)を表示してGPS測位の実行のボタンを選択すると、自己位置の緯度と経度、一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を更新表示しかつ今回測位ポイントの緯度・経度を表示するとともに、測位ポイントを次々に地理的配置で表示しかつポイント間を結ぶ線を表示するようになっているコンテンツである。
「ゴルフナビゲーション」のコンテンツと「ウオーキング・道のり」のコンテンツのプログラムは、移動体端末Bの表示装置14に、例えば電卓などのように最初から標準機能となっている画面を開いて簡単な操作により各種距離を瞬時に表示できる構成である。
以下、「ゴルフナビゲーション」のコンテンツを先に説明し、「ウオーキング・道のり」のコンテンツを最後に説明する。
この実施形態の移動体端末を含むシステムは、
「ゴルフナビゲーション」のコンテンツの場合、移動体端末Bの表示装置14に距離を表示するために、図11に示すように位置情報提供装置AのWEBサーバに蓄勢されたデータベース9から移動体端末Bに一のゴルフ場のテーブルデータDtを一括してダウンロードしておく。移動体端末Bにダウンロードした一のゴルフ場のテーブルデータDtは、図8の表示画面(c)のテーブルのボタンを選択すると、図6の表示画面(f)に示すように見ることができる。テーブルデータDtのダウンロードは必要的ではない。図8の表示画面(c)(図4の表示画面(g)と同一)のテーブルのボタンを選択すると、図8の表示画面(d)(図6の表示画面(f)と同一)が表示されるのでテーブルデータを作成することができる。詳しくは、後で説明する。
「ゴルフナビゲーション」のコンテンツは、ゴルフプレイにおける各ショット毎に、移動体端末Bを簡単操作して、予めダウンロードして記憶しているか又は自分で作成したテーブルデータDtから各ショットにおいて距離計算に必要な位置情報を抽出しかつGPS受信機により自己位置を観測し前記抽出した位置情報と測位データとの間で図2に示すようにピタゴラスの定理に基づいた演算アルゴリズムによって距離計算を行ってGPS受信機付移動体端末の表示装置に距離を表示する構成である。
位置情報提供装置Aの構成上の特徴は、以下の通りである。
(1)データベース9は、各ゴルフ場の全てのホールについて、各1ホール毎の、ティーグラウンドの所定位置やグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の目標位置やドッグレッグポイントを含む複数の目標位置の緯度経度情報を収録してなること、
(2)テーブルデータ作成装置10は、一のゴルフ場の全てのホールの全ての目標位置の緯度経度情報を抽出してなるテーブルデータDtを作成すること、
(3)WEBサーバ5が、テーブルデータ作成装置10で作成されたテーブルデータDtにURLと会員IDを付けて蓄積し、URLと会員IDを指定してデータ送信を要求してくるとテーブルデータDtを通信装置1を介して送信し、該送信を一度行った後は、消去するようになっていること、
(4)メールサーバ4は、WEBサーバ5に蓄積されるテーブルデータDtに付いているURLを付けた電子メールをテーブルデータを要求してきた会員IDの相手先に通信装置1を介して送信するようになっていること、
(5)制御装置3は、テーブルデータを要求する電子メールがあったとき、会員情報登録データベース11に登録された会員情報と電子メールに記録されている会員ID及びパスワードとを照合して会員であるか否かの認証をおこない、会員であるときは、テーブルデータ作成装置10にテーブルデータDtを作成する命令を与え、テーブルデータDtが作成されたらWEBサーバ5にデータを移す命令を与えて、メールサーバ4に電子メールを送信する命令を与える。また、制御装置3は、テーブルデータDtを送信した後に課金処理装置13に課金処理命令を与える。
(6)記憶装置8に記憶されているアクセサリプログラム8aは、上記制御装置3の一連の仕事を実行するプログラムである。
なお、位置情報提供装置Aに構築されるデータベース9には、ホールの所要ポイントについて○○度○○分○○. ○○○○秒まで求め、秒単位に換算して記憶しておき、同じ単位のテーブルデータをGPS受信機付移動体端末にダウンロードして取扱うものとして、さらに、GPS受信機で自己位置を測位するデータについても、○○度○○分○○. ○○○○秒まで求め、秒単位に換算して記憶して取扱うものとすることが好ましい。
全国のゴルフ場の数は、1500前後に上り、一のゴルフ場では、9ホール、18ホール、27ホール、36ホール、45ホール、54ホールと様々であり、図11に示すように、全国のゴルフ場の全てのホールをデータベース化する場合、ゴルフ場IDを付けてゴルフ場名と共に管理する。そして、テーブルデータ作成装置10がゴルフ場IDに基づいてこれに対応する一のゴルフ場単位のテーブルデータDtとして抽出できるようにする。図11に示すように、テーブルデータDtは、一のゴルフ場の全てのホールに関する緯度経度を示す数値情報の集まりであり、一のホールに関するデータは、ティーグラウンドの所定位置の緯度経度と、ドッグレッグポイントの緯度経度と、グリーンの中央位置の緯度経度と、フェアウエイ寄りのグリーンエッジの緯度経度であって、度分秒の単位でなくて秒に換算した数値である。地図情報を取り扱わないので、情報量が非常に小さくて、データベースの構築が地図情報を取り扱う場合に比べて極めて容易である。
ゴルフ場IDとゴルフ場名と各コースのレイアウト地図は、WWW(World Wide Web)上で展開されるインターネットのホームページ情報で見られるようにして、情報を事前に入手できるようにするのが良い。
またGPS受信機付移動体端末Bの構成上の特徴は、以下の通りである。
(1)記憶装置23に記憶されているアクセサリプログラム23bの中に、テーブルデータ要求プログラム23bと、テーブルデータ取込プログラム23bと、距離計算表示プログラム23bとを記憶していて、表示装置14からいずれかのプログラムを選択して起動できること、
(2)テーブルデータ要求プログラム23bは、表示装置14に入力画面を表示して申込みに必要な事項を入力してメールサーバ20を介して位置情報提供装置Aへ送信できるようになっていること。この機能について、図3に示すパーソナルコンピュータPにより行っても良い。
(3)テーブルデータ取込プログラム23bは、会員IDを知らせて位置情報提供装置Aと通信して位置情報提供装置AのWEBサーバ5から申込みに係るテーブルデータDtをダウンロードして記憶装置24のセクターで分けられた特定エリアに記憶するようになっていること。この機能について、図3に示すパーソナルコンピュータPにより行うには、パーソナルコンピュータPにクレイドルを接続し、該クレイドルにGPS受信機付移動体端末Bを接続し、パーソナルコンピュータPを操作して行う構成としても良い。
(4)距離計算表示プログラム23bは、この実施形態では、図10に示すフローで構成される。表示装置14に表示される入力画面より、プレイするホール番号である第1の整数及び第何打であるかを示す第2の整数を入力してGPS受信機16により自己位置を測位すると、図4の(g),(h)又は、(i)のいずれかの画面で距離を表示するようになっていること。
しかして、図3に示す移動体端末における距離計算表示システムは、
GPS受信機付移動体端末B又は、パーソナルコンピュータPにおいて、テーブルデータ要求プログラム23bを起動して双方向通信網Cを介して特定の位置情報提供装置Aに対してゴルフプレイをしたいと欲する一のゴルフ場を指定してテーブルデータの要求を行い、すると、前記位置情報提供装置Aのテーブルデータ作成装置10が、各ゴルフ場の全てのホールについて複数の目標位置の緯度経度情報を収録しているデータベース9の中から、前記要求のあった一のゴルフ場の全てのホールの全ての目標位置の緯度経度情報を抽出してなるテーブルデータDtを作成して、URLを付けてWEBサーバ5に蓄積すると共に、メールサーバ4が前記URLを添付した電子メールを前記GPS受信機付移動体端末B又は、前記パーソナルコンピュータPに対して送信する。
そこで、GPS受信機付移動体端末Bは、
テーブルデータ取込プログラム23bを起動することにより、位置情報提供装置Aからの電子メールを直接受信したときは、前記URLをクリックして前記テーブルデータDtをダウンロードできる。また、パーソナルコンピュータPによりテーブルデータを要求したときには、電子メールがパーソナルコンピュータPに届く。パーソナルコンピュータPで電子メールを受信したときは、該パーソナルコンピュータPに付設したクレイドルにGPS受信機付移動体端末Bを接続し、パーソナルコンピュータPを操作してGPS受信機付移動体端末Bに位置情報提供装置AのWEBサーバ5からテーブルデータDtをダウンロードできる。
そして、テーブルデータDtをダウンロードできたGPS受信機付移動体端末Bは、
距離計算表示プログラム23bを起動することにより、ゴルフプレイの各ショット毎に表示装置14に既定の入力画面を開いて整数を入力するだけの操作で表示装置14に各種距離を表示することができる。
なお、第1の整数を入力することに替えて、表示装置14に既定の入力画面を開いてそこに表示されるホール番号一覧の中からプレイするホール番号を選択するようになっていても良い。
図4は、GPS受信機付移動体端末Bとして、GPS受信機付携帯電話機を採用した場合における、表示装置14に切り替わり表示される画面の一覧図を示す。図中、図4の(a)は、メール関連項目を表示する画面であり、受信メール一覧を選ぶと図6の(a)の受信メール一覧画面に切り替わり、「テーブルデータ」の受信メールを選択すると、図4の(b)に示す画面に切り替わる。図4の(a)の画面に戻り「ゴルフナビ」を選択すると図4の(c)のプログラム選択画面に切り替わる。
さらに、図4の(c)の画面で「テーブルデータ要求」を選択すると図4の(d)の画面に切り替わり、また図4の(c)の画面で「テーブルデータ取込」を選択すると図4の(e)の画面に切り替わり、さらに図4の(c)の画面で「距離計算表示」を選択すると図4の(f)の画面に切り替わる。
図4の(f)の画面は、ゴルフプレイにおける各ショット毎に表示して使用する画面であり、プレイするホールの番号(第1の整数)として「1」を入力したときは、図4の(g)の画面に切り替わり、「2」を入力したときは、図4の(h)の画面に切り替わり、「1」と「2」以外の数値を入力したときは、図4の(i)の画面に切り替わるようになっている。
このように、GPS受信機付移動体端末Bは、表示装置14に関して画面の切替え操作と数値入力により、図3に示すテーブルデータ要求プログラム23bと、テーブルデータ取込プログラム23bと、距離計算表示プログラム23bとを選択して起動でき、テーブルデータTdの要求を送信したり、テーブルデータTdを使用可能にダウンロードすることができて、ゴルフプレイにおける各ショット毎に、簡単な入力操作を行うことにより瞬時にして図4の(g),(h),又は、(i)の画面をもって距離表示ができる。
本発明の、テーブルデータ要求プログラム23bと、テーブルデータ取込プログラム23bと、距離計算表示プログラム23bは、図4の(c)に示す画面表示を通じていずれかが選択されるようにリンクしている。
以下に、画面の切替え表示についてさらに詳述する。
(テーブルデータ要求」
図5は、図4のGPS受信機付移動体端末Bによりテーブルデータを要求するときの表示装置14に表示される画面の切り替わりを示す。
最初に、表示装置14に示す画面(a)を表示して、「ゴルフナビゲーション」を選択して図5に示す画面(b)(図4の(c)と同一画面)を切替え表示し「テーブルデータ要求」を選択して図5に示す画面(c)を切替え表示してプログラムをスタートする。
「テーブルデータ要求」を選択した以降のプログラム部分には、表示装置14に位置情報提供装置Aへ送信するためのメールアドレスがデフォルト入力した既定の入力画面を表示するようになっていて、かつ該入力画面にプレイしようとするゴルフ場名とゴルフ場IDと会員IDと会員名とパスワードを入力してテーブルデータを要求する電子メールを送信するステップを有して終了する内容を有している。
詳述すると、図5に示す画面(c)は、テーブルデータを要求できる前提となる申込み項目入力の画面である。この画面で、申込み人氏名とふりがなとゴルフ場IDとゴルフ場名と使用日数と会員IDとパスワードを図3のGPS受信機付移動体端末Bの入力装置21から入力する。送信先メールアドレスは、送信先が決まっているのでデフォルト項目になっている。パスワードを除く入力項目は、一度入力すると、変更入力しない限り記憶され、次回に自動的に表示される。プレイをしたいゴルフ場が変わるときは、ゴルフ場IDとゴルフ場名を変更入力する。ゴルフ場IDは、位置情報提供装置Aを所有してテーブルデータを提供して課金するコンテンツ配信事業者は、全国のゴルフ場をノミネートしてIDを付けてクライアントとなりうるゴルフをする人に配布する一覧表から選択する。このゴルフ場IDは、インターネットでゴルフ場名と併記して見られるようにしておく。申込み人氏名とふりがなは、GPS受信機付移動体端末Bを購入取得して所有者名を入力すると、これにリンクして自動的に入力表示されることが好ましい。申込み人氏名とふりがなを変更すると、当該GPS受信機付移動体端末Bで送信するときにメールアドレスが位置情報提供装置Aへ送信されることになり、位置情報提供装置Aの会員認証サーバ12において、メールアドレスと会員氏名と会員IDとパスワードとが照合される結果、メールアドレスと、他の会員氏名との不一致によってゴルフナビが利用できないようになっている。
図5の(c)の画面で申込み項目を全部入力してから「送信」を選択すると、電子メールが位置情報提供装置Aに対して送信される。しかして、テーブルデータ要求のプログラム23bは、GPS受信機付移動体端末Bに標準に用意されるメール送信画面とは、異なった、図5の(c)の入力画面を表示して必要項目を入力すると全て記入していることをチェックして送信できるプログラムである。
(返信メール)
図6は、位置情報提供装置AのWEBサーバ5に蓄積したURLを添付したテーブルデータDtに関連して、WEBサーバ5がURLを記した電子メールをGPS受信機付移動体端末Bへ送信してきたときの、該GPS受信機付移動体端末Bにおける対応するべき操作による表示装置14に表示される画面の切り替わりを示す。
図6の(a)に示す受信メール一覧の画面で「テーブルデータを添付」の見出しのメールを選択し図6の(b)の画面(図4の(b)と同一画面)を表示して会員名と会員IDとゴルフ場名を確認する。万一、ゴルフ場名が相違していたら(申込み人の間違い入力により生じる)「テーブルデータを添付」の見出しのメールを削除してテーブルデータをダウンロードしない。位置情報提供装置AのWEBサーバ5に蓄積されるいるダウンロードされないテーブルデータDtは、数日間で消去されるようになっているものとする。会員名と会員IDとゴルフ場名が申込みと一致していたら、図6の(c)のメール関連項目を表示する画面(図4の(a)と同一画面)に戻って、「ゴルフナビゲーション」を選択して図6の(d)のプログラム選択画面(図4の(c)と同一画面)に切り替え、「テーブルデータ取込」を選択して、図6の(e)の画面(図4の(e)と同一画面)を切替表示する。
図6の(e)の画面で、「ダウンロードする」の文字の側方の「実行」を選択すると、ここで、位置情報提供装置Aと双方通信が行われ、位置情報提供装置AのWEBサーバ5に蓄積されているテーブルデータDtがGPS受信機付移動体端末Bへ送信されてくる。GPS受信機付移動体端末Bは、テーブルデータ取込プログラム23bによって、記憶装置24の特定エリアに、テーブルデータDtを距離計算表示プログラム23bがデータ利用できるように記憶する。ダウンロードが正しく行われると、メッセージが点滅表示され、プログラムが終了する。
上記のように、「テーブルデータ記憶」を選択した以降のプログラム部分には、前記表示装置に既定のテーブルデータ取込画面を表示するようになっていて、該テーブルデータ取込画面に前記位置情報提供装置から送信されてくる電子メールに付いているURLを表示して該URLをクリックすると、プレイしようとするゴルフ場のプレイする全てのホールに関する複数の目標位置の位置データを収録したテーブルデータを前記位置情報提供装置からダウンロードすることができてしかも該テーブルデータを前記位置情報提供装置から受信するかつ距離計算表示プログラムによる後の距離計算に際して使用できるように記憶装置の特定エリアにダウンロードして終了するステップを有している。
なお、テーブルデータDtを別途に用意される記憶装置の特定エリアに記憶するようになっていても良い。
(距離表示の画面操作)
図7は、GPS受信機付移動体端末Bにおいて、ゴルフプレイにおける各ショット毎に、距離を表示までの操作による表示装置14に表示される画面の切り替わりを示す。
図7に示す画面(a)は図4の(a)と同一画面であり、この画面(a)で「ゴルフナビゲーション」を選択して図7に示す(b)の機能選択画面(図4の(c)と同一画面)に切り替え、この画面(b)で「距離計算表示」を選択して、図7に示す画面(c)の距離計算に必要な数値入力画面(図4の(f)と同一画面)を切替表示する。
図7の(c)の数値入力画面で、プレイするホールの番号(第1の整数)を入力し、次に、何打目を打とうとしているのか番号(第2の整数)を入力して、GPS測位の「実行」を選択すると、表示装置14にこれら距離を図7に示す画面(d),(e),又は、(f)に示すいずれかの画面(図4に示す画面(i)は図7に示す画面(f)と同一画面)を表示する。
図7に示す画面(c)で、第1の整数として例えば「5」を入力し、第2の整数として「1」を入力したときは、記憶装置24の特定アリアに記憶しているテーブルデータDtの中から、第5ホールの位置情報を選択するものとして、さらに入力した第2の整数「1」に対応して、グリーンの中央位置と、フェアウエイ寄りのエッジ位置と、「0」を書き込まれていないときのドッグレッグポイントの各位置情報(緯度経度情報)を抽出し、該抽出した各緯度経度情報と前記測位した緯度経度情報とを使って所定の演算を行い定数を掛けて各種距離を算出して、自己位置からグリーンの中央位置までの距離と、自己位置からフェアウエイ寄りのエッジ位置までの距離を算出し、表示装置14にこれら距離を図7に示す画面(d)を表示する。なお、ドッグレッグポイントの値が「0」のときは、RAM22に記憶して計算は行わず距離表示をしない。
また図7に示す画面(c)で、第1の整数として例えば「5」を入力し、第2の整数として「2」を入力したときは、記憶装置24の特定アリアに記憶しているテーブルデータDtの中から、第5ホールの位置情報を選択するものとして、さらに入力した第2の整数「2」に対応して、ティーショット位置と、グリーンの中央位置と、フェアウエイ寄りのエッジ位置の各位置情報(緯度経度情報)を抽出し、該抽出した各緯度経度情報と前記測位した緯度経度情報とを使って所定の演算を行い定数を掛けて各種距離を算出して、ティーショットの飛距離と、自己位置からグリーンの中央位置までの残距離と、自己位置からフェアウエイ寄りのエッジ位置までの残距離を算出し、表示装置14にこれら距離を図7に示す画面(e)に示す画面を表示する。
また図7に示す画面(c)で、第1の整数として例えば「5」を入力し、第2の整数として「1」と「2」以外の数を入力したときは、記憶装置24の特定アリアに記憶しているテーブルデータDtの中から、第5ホールの位置情報を選択するものとして、さらに入力した第2の整数例えば「3」あるいは、「5」に対応して、グリーンの中央位置と、フェアウエイ寄りのエッジ位置の各位置情報(緯度経度情報)を抽出し、該抽出した各緯度経度情報と前記測位した緯度経度情報とを使って所定の演算を行い定数を掛けて各種距離を算出して、自己位置からグリーンの中央位置までの残距離と、自己位置からフェアウエイ寄りのエッジ位置までの残距離を算出し、表示装置14にこれら距離を図7の(f)に示す画面を表示する。
本実施形態は、第1の整数と第2の整数とを入力してテーブルデータDtの中から抽出する位置データを絞り込んで3種類の画面による距離表示を行うようになっているが、第1の整数を入力し、第2の整数は、入力しないときは、表示装置14に図7に示す画面(f)に示す1種類の画面により距離を表示する。
図8に、GPS受信機付移動体端末Bにおいてテーブルデータを作成する操作を行うときの表示装置14に表示される画面の切り替わり状態を示す。
図8に示す画面(a)は図4の(a)と同一画面であり、この画面(a)で「ゴルフナビゲーション」を選択して図8に示す(b)の機能選択画面に切り替え、この画面(b)で「テーブルデータ作成」を選択して、図8に示す画面(c)を切替表示して、プログラムがスタートする。
「テーブルデータ作成」を選択した以降のプログラム部分には、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるステップを有している。
詳述すると、図8に示す画面(c)で測位するホール番号を入力してから、測位する位置を選択し、GPS測位のボタンを選択すると、図3に示すGPS受信機16が4つのGPS衛星D1, D2, D3, D4から到来する電波を受信して自己位置を観測し必要により補正を加えて自己位置データとして記憶し画面表示する。登録のボタンを選択すると、自己位置データの画面表示がクリアされる。こうして、各一のホールについて、ティーショット位置とドッグレッグポイントとフェアウエイ寄りのグリーンエッジとグリーンの中央位置に次々に位置してGPS測位のボタンを選択して位置データを取得し登録して、最後に、図8に示す画面(c)中のテーブルのボタンを選択すると、図8に示す画面(d)に切り替わり1ホールの全ての位置データが表示され、次のホールのボタンを選択することを反復することにより、位置データを取得していないホールがあるか否かが分かり、もってテーブルデータの作成が完了したことを確認できるようになっている。
なお、位置データを数値入力できるようにソフトウエアを組んでおくことにより、ゴルフ仲間からデーブルデータのコピーを貰って入力することもできるのが好ましい。
図9のフローに示すように、位置情報提供装置Aは、
メールサーバ4と会員認証サーバ12とデータベース9とテーブルデータ作成装置10とWEBサーバ5と課金サーバ13とを有し、GPS受信機付移動体端末B又は、パーソナルコンピュータPにより双方向通信網を介してゴルフ場IDと会員IDを記してテーブルデータを要求する電子メールがメールサーバ4にくると、会員認証サーバ12においてメールアドレスと会員IDから会員認証を行い、テーブルデータ作成装置10において各ゴルフ場の全てのホールについて複数の目標位置の緯度経度情報を収録しているデータベース9の中から、前記要求のあった一のゴルフ場の全てのホールの全ての目標位置の緯度経度情報を抽出してなるテーブルデータDtを作成してURLを付けてWEBサーバ5に蓄積し、前記メールサーバ4より前記URLを添付した電子メールを前記GPS受信機付移動体端末B又は、前記パーソナルコンピュータPに対して送信し、これに対して、前記GPS受信機付移動体端末B又は、前記パーソナルコンピュータPが前記電子メールに添付したURLをクリックしてデータ送信を要求してきたら、WEBサーバ5から当該URLに対応したテーブルデータDtを前記GPS受信機付移動体端末B又は、前記パーソナルコンピュータPへ送信(パケット通信)するように構成されている。
図3に示すように、GPS受信機付移動体端末Bは、
GPS衛生D1,D2,D3,D4から到来する電波を受信して自己位置を測位するGPS受信機16と、双方向通信網Cを介して双方向通信できる通信装置18と、メールサーバ20と、表示装置14と、文字等の入力装置21と、制御装置19と、システムプログラム23aの他にテーブルデータ要求プログラム23bとテーブルデータ取込プログラム23b及び距離計算表示プログラム23bを記憶している記憶装置23等を有している。
(テーブルデータを要求する電子メールの送信)
GPS受信機付移動体端末Bにテーブルデータ要求プログラム23bが用意される。
GPS受信機付移動体端末Bは、表示装置14に図4の(c)の画面を表示して、テーブルデータ要求プログラム23bを選択すると、図4の(d)に示すテーブルデータ要求申込み項目入力画面を表示することができて、送信先を間違えることがないように、位置情報提供装置Aへ送信するためのメールアドレスがデフォルト表示されるとともに、ゴルフ場名とゴルフ場IDと会員IDと会員名とパスワードを記してテーブルデータを要求する電子メールを送信できる構成である。
(テーブルデータをGPS受信機付移動体端末に取り込む方法)
GPS受信機付移動体端末Bにテーブルデータ取込プログラム23bが用意される。
GPS受信機付移動体端末Bは、テーブルデータを要求する電子メールを送信した後においては、位置情報提供装置AからURLを添付した電子メールを送信してくるのを待つ。そして、位置情報提供装置AからURLを添付した電子メールを受信した後において、表示装置14に図4の(c)を表示してテーブルデータ取込プログラム23bを選択すると、表示装置14に前記電子メールに添付したURLをクリックできる状態に表示できて該URLをクリックすると、位置情報提供装置AのWEBサーバ5から送信されてくる一のゴルフ場の全てのホールの全ての目標位置の緯度経度情報を収録してなるテーブルデータDtをデータ利用ができるように前記記憶装置24(又は、別途に用意される記憶装置)の特定エリア24aに記憶できる構成である。なお、記憶装置24の特定エリア24aにテーブルデータDtが記憶されていることを確認できる表示手段が設けられること望ましい。
(移動体端末に備える自己位置検出手段)
この実施形態では、自己位置検出手段を限定しない。しかしながら、測位誤差ができるだけ小さいこと、バッテリー消費が非常に少ないこと、測位に3秒〜7秒と短いことや、測位誤差が1m未満であること、通信により補正データを入手する必要がないこと、ただちに実用化できること、という観点から、
「Autonomous」方式のA−GPS受信機で測位して得られる補正済み測位データを記憶する構成を採用することが最も好ましい。
(GPS受信機付移動体端末Bの表示装置14に距離を表示する方法)
GPS受信機付移動体端末Bに距離計算表示プログラム23bが用意される。
テーブルデータDtを記憶装置24の特定エリア24aに記憶したGPS受信機付移動体端末Bは、ゴルフプレイにおいて各ショット毎に以下のような簡単な操作を行うことにより各種距離を表示装置14に表示できる。
(第1打を打つ前の操作と距離表示)
表示装置14に図4の(f)の画面を表示して、プレイするホール番号を示す第1の整数として例えば「5」を入力し、及び第何打目であるかを示す第2の整数として「1」を入力して、GPS受信機で自己位置を測位するときは、記憶装置24の特定エリア24aに記憶しているテーブルデータDtの中から入力した第1の整数「5」に対応する第5ホールに関するドッグレッグポイントとグリーンの中央位置とフェアウエイ寄りのグリーンエッジの3地点の緯度と経度の数値データを抽出してRAM22にストアし、またGPS受信機16で測位したデータ(緯度と経度の数値)をRAM22にストアし、該抽出した各緯度経度情報と前記測位した緯度経度情報とを使って演算を行い、自己位置からドッグレッグポイントまでの距離L3と自己位置からグリーンエッヂまでの距離L2と自己位置からグリーンの中央位置までの残距離L1を算出して表示装置14に、図7の(d)の画面として各距離を表示する。
(第2打を打つ前の操作と距離表示)
またGPS受信機付移動体端末Bは、表示装置14に図4の(f)の画面を表示して、プレイするホール番号を示す第1の整数として例えば「5」を入力し、及び第何打目であるかを示す第2の整数として「2」を入力して、GPS受信機で自己位置を測位するときは、記憶装置24の特定エリア24aに記憶しているテーブルデータDtの中から入力した第1の整数「5」に対応する第5ホールに関するティグラウンドの所要位置とグリーンの中央位置とフェアウエイ寄りのグリーンエッジの3地点の緯度と経度の数値データを抽出してRAM22にストアし、またGPS受信機16で測位したデータ(緯度と経度の数値)をRAM22にストアし、該抽出した各緯度経度情報と前記測位した緯度経度情報とを使って演算を行い、自己位置からティグラウンドまでの距離(飛距離)L4と自己位置からグリーンエッヂまでの残距離L2と自己位置からグリーンの中央位置までの残距離L1を算出して表示装置14に、図7の(e)の画面として各距離を表示する。
(第3打以降を打つ前の操作と距離表示)
さらに、GPS受信機付移動体端末Bは、表示装置14に図4の(f)の画面を表示して、プレイするホール番号を示す第1の整数として例えば「5」を入力し、及び第何打目であるかを示す第2の整数として「1」と「2」以外の整数、例えば「3」入力して、GPS受信機16で自己位置を測位するときは、記憶装置24の特定エリア24aに記憶しているテーブルデータDtの中から入力した第1の整数「5」に対応する第5ホールに関するグリーンの中央位置とフェアウエイ寄りのグリーンエッジの2地点の緯度と経度の数値データを抽出してRAM22にストアし、またGPS受信機16で測位したデータ(緯度と経度の数値)をRAM22にストアし、該抽出した各緯度経度情報と前記測位した緯度経度情報とを使って演算を行い、自己位置からグリーンの中央位置までの残距離L1と自己位置からグリーンエッヂまでの残距離L2を算出して表示装置14に図7の(f)の画面として各距離を表示する。
(距離計算表示プログラムにおける演算アルゴリズム)
距離計算表示プログラムは、地図情報とマップマッチングするのでなく、図2に示すように、テーブルデータから抽出する緯度経度情報とGPS受信機で自己位置を観測した緯度経度情報との間で、ピタゴラスの定理に従い、2つの緯度の偏差の2乗と2つの経度の偏差の2乗との和の平方根として求め定数を掛けて算出する演算アルゴリズムであり、図1の(a),(b),(c)のL1,L2,L3,L4を算出して表示装置14に図4の(g),(h),(i)の画面をもって距離表示する。
詳述すると、地球の1周の距離(子午線の長さ)は、約4万Kmである。正確には、1852(m)×60(分)×360(度)=40003200(m)=40003.200(キロメートル)である。1分当たりの距離は、1852mであり、1秒当たりの距離は、約30.867mである。
そこで、既述したように、位置情報としての緯度経度を秒単位に換算して記憶して取扱うこととして、図2に示すように、a地点に関する経度と自己位置を観測したb地点の経度との偏差に30.867mを掛けた値が経線方向の沿った2点間距離であり、またa地点に関する緯度と自己位置を観測したb地点の緯度との偏差に30.867mを掛けた値が経線方向の沿った2点間距離であり、経線方向の沿った2点間距離の二乗と緯線方向の沿った2点間距離の二乗を足して、その値の平方根を求めると二点間の距離をメートルの単位で算出できる。ヤードで表示するには、一定定数を掛ける。距離計算表示プログラムにおける距離計算が上記の演算アルゴリズムにより実行するものとすると、プログラムの作成が容易で、計算が瞬時に行われる。
(テーブルデータDtの限定使用)
図10に距離計算表示プログラムのフロー図を示す。
図7に示す画面(a)で「ゴルフナビゲーション」を選択し、図7に示す画面(b)にに切り替わったら、「距離計算表示」を選択することによりプログラムをスタートする。
「距離計算表示」を選択した以降のプログラム部分には、前記GPS受信機付移動体端末の表示装置に距離表示のためのホール番号入力画面を表示してプレイが何番目のホールであるかを示す第1の整数及び何番目の打数であるかを示す第2の整数を入力するステップと、第1の整数及び第2の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記入力した第2の整数として、「2」以外を入力したときは、前記テーブルデータの中から前記入力した第1の整数に対応するホールのグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の目標位置の緯度経度情報を抽出し、該抽出した各緯度経度情報と前記自己位置データの緯度経度情報とを使って所定の演算を行い、自己位置からグリーンの単数又は、複数の目標位置までの残距離を算出し、また前記入力した第2の整数として、「2」を入力したときは、前記テーブルデータの中から前記入力した第1の整数に対応するホールのティーグラウンドの所定位置及びグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の所定位置の緯度経度情報を抽出して該抽出した各緯度経度情報と前記自己位置データの緯度経度情報とを使用して所定の演算を行い、自己位置からグリーンの単数又は、複数の目標位置までの残距離及びティーショットの飛距離を算出するステップと、表示装置に自己位置から目標位置までの距離やティーショットの飛距離を表示するステップとを有している。
詳述すると、図10のフローの第2ステップにおいて、使用日数に対応した数値をカウントするレジスタのカウントできる数値を例えば、(18ホール×使用日数)+7、となるように設定されていて、例えば、図4の(d)の入力画面で使用日数を「1」日と入れると、図10のフローの第2ステップにおいて、使用日数に対応した数値をカウントするレジスタのカウントできる数値を18ホールに7ホール分多い「25」に設定するようになっている。第7ステップにおいて、第1の整数が前回使用時のときと相違しているときは、ホール数をカウントするレジスタに「1」をプラスするようになっており、第8ステップにおいて、「26になったか?」と訊いて、26になったときには、テーブルデータDtを使用できない旨を表示して距離計算表示プログラムを終了するようになっている。ゴルフプレイは、18ホールプレイすると、ホールアウトになるのであるが、1,2ホールの間違え入力を行っても18ホールプレイできるように配慮している。また、ホール数を多くプレイできる設定にすることにより、ゴルフ大会においてプレーオフでも利用可能になる。しかしながら、9ホールのは、フコースでは、使用回数が足らず用を成さない。なお、図10のフロー図には、表示していないが、テーブルデータDtを使用して一日経過したら、テーブルデータDtを自動消去するようにプログラムすることができる。
以上説明してきたように、本発明は、GPS受信機付移動体端末の表示装置(例えば液晶ディスプレイ)に、ゴルフプレイにおける第1打であるティショットを行うときに図1の(a)に示すL1とL2とL3の距離を瞬時に表示し、また、第2打目のショットを行うときに図1の(b)に示すL1とL2とL4の距離を瞬時に表示し、さらに、第3打目以降のショットを行うときに図1の(c)に示すL1とL2の距離を瞬時に表示できる。
また、本発明は、GPS受信機付移動体端末Bとして携帯電話機を採用することができて、位置情報を提供してくれる位置情報提供装置Aとは、ゴルフプレイを始める前までに双方向通信網Cの電波が届くエリアにおいて一度だけ双方向通信を行ってプログラム及びテーブルデータ又は、テーブルデータのみをダウンロードすれば良く、情報通信網の電波が届かないエリアにあるゴルフ場であっても全く支障なくプログラムを使用することができて、ゴルフ場において携帯電話機で各ショット毎に既定の画面に入力操作すると、GPS受信機16で自己位置を測位するが測位データを位置情報提供装置Aへ送信しないで距離計算に利用し、自己位置からグリーンの中央位置までの残距離や自己位置からグリーンエッジまでの残距離さらにティーショットを行った位置から第1打の打球が止まった位置までの飛距離をディスプレイに表示することができる。
本発明は、GPS受信機付移動体端末の表示装置に地図は、表示しない構成である。なお、図1の(a)に示す、目標ポイントを入れたホールの輪郭程度の地図は、情報量の小さいJIFやJPEGのモードでレイアウト図として作成し、位置情報とリンクさせずマップマッチングを行わないものとして表示しても良い。他に、フェアウエイ情報やグリーン情報に関する文字情報を1項目として含ませたテーブルデータを作ってデータベースを構築し、GPS受信機付移動体端末の表示装置に画面を別にして表示できるようにしても良い。
この実施の形態によれば、GPS受信機付き携帯電話機に、プレイしようとするゴルフ場のプレイする必要ホール数、例えば18ホールのホール又は、プレイしようとするゴルフ場の全てのホールについて1ホールにつき単数又は、複数の所定位置の緯度経度情報を揃えているテーブルデータをダウンロードできるので、ゴルフ場側が決定するプレイする18ホールのゴルフコースがどのような順番で組み合わされていても、GPS受信機付携帯端末の既定の画面に第1の整数として当該プレイを使用とするホール番号を入力することで対応できる。すなわち、ゴルフ場側が種々の都合によりゴルフコースを変更することで本発明に係るGPS受信機付き携帯電話機の使用が阻まれてしまうことはない。
なお、この実施の形態は過去のプレイの結果である飛距離を天候などと絡ませて蓄積して比較したり参考利用する構成ではないが、プログラムを複雑にすればいくらでも様々なデータを蓄積して利用できる。
上記実施形態によれば、位置情報提供装置Aは、該一のゴルフ場の全てのホールの位置情報を集めたテーブルデータDtを複数収録したものをデータベース(記憶装置)9としており、GPS受信機付移動体端末Bから使用日数を通知してテーブルデータDtの提供の要求があると、テーブルデータ作成装置10が要求のあった一のゴルフ場のテーブルデータDtを抽出してWEBサーバ5に蓄積してGPS受信機付移動体端末Bへダウンロードできる準備ができたことを送信し、GPS受信機付移動体端末BからWEBサーバ5にアクセスがあると、テーブルデータDtを送信してWEBサーバ5からは、該テーブルデータDtを消去し、GPS受信機付移動体端末BにダウンロードされたテーブルデータDtは、申告のあった使用日数に対応して使用可能である構成である。しかし、本発明は、これに限定されない。
「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツについて説明する。
図12(a)に示すように、表示装置14の表示から、ゴルフナビゲーション(=ゴルフプレイ関係距離計算表示)とウオーキング・道のり(=踏破距離計算表示)のいずれかの機能を選択できる機能選択機能を持たせるとともに前記GPS受信機で自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶する自己位置データ記憶機能を持たせていて、「ウオーキング・道のり」を選択したときは、図12(b)に示す画面に切り替わり、自己位置の緯度と経度、一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を更新表示しかつ今回測位ポイントの緯度・経度を表示するとともに、測位ポイントを次々に地理的配置で表示しかつポイント間を結ぶ線を表示するようになっている。
図13に「ウオーキング・道のり」のプログラムのフローを示す。
「ウオーキング・道のり」を選択してプログラムをスタートし、図12(b)に示す画面に切り替わる(ステップ1)。
「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等における曲がり角毎に表示装置に表示される入力画面への入力を行って前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するとともに、測位した自己位置を示すポイントを地理的配置で表示しかつポイント間を結ぶ線を表示するステップとを有している。
詳述すると、終了ボタンb2を押したか?のステップ2とGPS測位ボタンb1を押したか?のステップ3を反復して待機する。ユーザーがウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行において曲がり角にきて図12(b)に示す画面のGPS測位ボタンb1を選択すると、GPS測位を行い自己位置データを記憶し(ステップ4)、自己位置の緯度と経度は測位を行う毎に図12(b)に示す画面に更新表示する(ステップ5)。
GPS測位が1回目であるときは、ステップ6からステップ7へ進み、図12(b)に示す画面下半の踏破経路表示部に1回目の測位ポイントP1を地理的配置で表示する。
再び、終了ボタンを押したか?のステップ2とGPS測位ボタンを押したか?のステップ3を反復して待機する。次の曲がり角にきて、図12(b)に示す画面のGPS測位ボタンを選択するGPS測位ボタンb1を選択すると、GPS測位が2回目であるのでステップ4、5を経てステップ6からステップ8へ進み、前回と今回の自己位置データからピタゴラスの定理による距離計算を行い前回の曲がり角から今回の曲がり角までの直線距離を算出し、さらにステップ9へ進んで該算出した直線距離を図12(b)に示す画面に今回の直線距離として更新表示するとともに、前回の累計距離に今回の直線距離を足した値を累計距離として更新表示する。そして、ステップ10へ進んで、図12(b)に示すように2回目の測位ポイントP2を地理的配置で表示しかつポイント間を結ぶ線L1を表示する。
以後は、2回目のGPS測位のときと同様のステップを進むことになり、図12(b)に示す画面に、GPS測位を行う度に曲がり角から曲がり角までの直線距離を更新表示するとともに、累計距離として更新表示し、図12(b)に示すように、順次に測位ポイントP3と線L2、測位ポイントP4と線L3、測位ポイントP5と線L4、測位ポイントP6と線L5を地理的配置で表示していき、もって踏破経路を表示する。
踏破経路の表示は、踏破経路の線図形の中心が画面下半の踏破経路表示部の中心部に一致して表示するようになっている。b3とb4のボタンは図形の縮小再表示と図形の拡大再表示するボタンである。
従って、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等に移動体端末を携帯すれば、曲がり角毎に図12(a)に示す表示装置14の画面で「ウオーキング・道のり」を選択して図12(b)に示す画面に切り替えて、GPS測位ボタンを押すだけで、図12(b)に示す画面には、一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を更新表示しかつ今回測位ポイントの緯度・経度を表示するとともに、測位ポイントを次々に地理的配置で表示しかつポイント間を結ぶ線を表示するので、ウオーキングやジョギングや登山においては、踏破距離を把握でき走・歩行を楽しむことができ、また不動産業者等にあっては、駅や市役所や病院等までどのくらいの距離がありどのくらいの時間がかかるか、道のりを調査する道具として利便性を有する。
上記説明してきた実施形態の移動体端末における距離計算表示システムは、
移動体端末の表示装置の画面から、ゴルフナビゲーションと踏破距離計算表示のいずれかの機能を選択できて、第1のコンテンツを選択したときは、ゴルフプレイにおける各ショット毎に自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出して表示装置に表示し、また第2のコンテンツを選択したときは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を表示し測位ポイント及び測位ポイント間を結ぶ線を地理的配置で表示して、もって踏破経路を表示する構成である、2つのコンテンツを提供する実施形態について具体的に示した。
しかし、本発明は、移動体端末の表示装置の画面から、ゴルフナビゲーションの機能を選択できて、ゴルフプレイにおける各ショット毎に自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出して表示装置に表示する構成である1つのコンテンツを提供する実施形態、並びに、移動体端末の表示装置の画面から踏破距離計算表示の機能を選択できて、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を表示し測位ポイント及び測位ポイント間を結ぶ線を地理的配置で表示して、もって踏破経路を表示する構成である1つのコンテンツを提供する実施形態も含むものである。
さらに本発明は、以下の構成とした形態も含む。
(1)位置情報提供装置Aは、該一のゴルフ場の全てのホールの位置情報を集めたテーブルデータDtを複数のゴルフ場について収録したものをデータベースとしてWEBサーバ5に蓄積して、GPS受信機付移動体端末BからテーブルデータDtの提供の要求があると、直ぐに、WEBサーバ5から前記URLに対応するテーブルデータDtをGPS受信機付移動体端末Bに利用可能に送信する構成。この場合は、図4の(c)のプログラム選択画面は、テーブルデータ要求プログラムとテーブルデータ取込プログラムのボタンを1つに統合できる。
(2)GPS受信機付移動体端末BによるテーブルデータDtのダウンロードを無制限の使用を回避するために、GPS受信機付移動体端末BにダウンロードされたテーブルデータDtは、申告のあった使用日数に対応して使用可能である構成とするが、テーブルデータを要求する際の使用日数の申告を距離計算プログラムにリンクさせることに限定せず、ダウンロードされるテーブルデータDtに使用日数を制限するソフトウエア上の方策を加えても良い。
(3)GPS受信機16で自己位置を受信した緯度と経度に補正を加えてから距離計算を行う構成。
(4)図4の(f)の入力画面に替えて、ホール番号一覧を表示してプレイするホール番号を選択することができる画面であっても良い。
(5)各ホールの打数を記録して最後に18ホールの成績表を表示する構成。
(6)表示装置16に図4の(f)の入力画面を表示して第2の整数として「1」を入力してGPS測位のボタンを選択すると、GPS受信機16で自己位置の測位したデータをRAM22に記憶しておいて、次に図4の(f)の入力画面に第2の整数として「2」を入力したときに、テーブルデータの中の、対応するホールのティーグラウンドの所定位置のデータと置換して、該置換したデータと第2打のときの測位データとを使用して演算を行い飛距離を算出する構成。この構成によれば、ティーグラウンドが広くてティーショットを行う位置が大きく変更になるときには、正確な飛距離を算出することができる。
(7)GPS受信機を外付け接続できる移動体端末の構成としては、収容空間に臨んでクレイドルを備えているドック式あるいは筐体型のケースを有し、蓋を開けて前記収容空間に携帯電話機やPDA等の携帯端末を収容したときに該携帯端末をクレイドルに接続できるようになっていて、蓋を防水して閉めることができて、ケースにGPSアンテナが設けられ、かつケースの密閉空間に、移動体側に判断機能を持たせ位置情報に基づいた特定の動作を行わせるイベントトリガー型システムとして、Linux PCと高精度GPSと通信モジュールを一体化してなる測位手段、あるいはA−GPS受信機とCPUと通信装置を一体化してなる測位手段を収容して、蓋を開け閉めして携帯端末を操作し得る構成であるか、ケースに設けた複数のボタンを押して携帯端末を操作し得る構成であっても良い。
本発明の移動体端末における距離計算表示システムにおいてGPS受信機付移動体端末の表示装置に何処の距離を表示するのかホール地図上に示した図。 本発明の移動体端末における距離計算表示システムにおいて距離計算を行う演算アルゴリズムを説明するための図。 本発明の実施形態に係るゴルフプレイにおける距離計算表示システムの全体概念図。 本発明の実施形態に係るGPS受信機付移動体端末の表示装置に切替り表示される画面を示す図。 テーブルデータ要求プログラムと関連するGPS受信機付移動体端末の表示装置に切替り表示される画面を示す図。 テーブルデータ取込プログラムと関連するGPS受信機付移動体端末の表示装置に切替り表示される画面を示す図。 距離計算表示プログラムと関連するGPS受信機付移動体端末の表示装置に切替り表示される画面を示す図。 テーブルデータ作成プログラムと関連するGPS受信機付移動体端末の表示装置に切替り表示される画面を示す図。 本発明の実施形態に係る位置情報提供装置とGPS受信機付移動体端末による双方向通信のフロー図。 本発明の実施形態に係るゴルフプレイ関係距離の距離計算表示プログラムのフロー図。 本発明の実施形態に係る移動体端末における距離計算表示システムにおけるゴルフ場の位置情報に関するデータベースとテーブルデータとテーブルデータから抽出する位置データとの関係を示す図。 ウオーキング等の踏破距離と関連するGPS受信機付移動体端末の表示装置に切替り表示される画面を示す図。 本発明の実施形態に係るウオーキング等の踏破距離の距離計算表示プログラムのフロー図。
符号の説明
A 位置情報提供装置
B GPS受信機付移動体端末
C 双方向通信網
1 通信装置
2 表示装置
3 制御装置
4 メールサーバ
5 WEBサーバ
Dt テーブルデータ
9 データベース(記憶装置)
10 テーブルデータ作成装置
14 表示装置
15 GPS受信アンテナ
D1,D2,D3,D4 GPS衛星
16 GPS受信機
17 アンテナ
18 双方向通信装置
19 制御装置
20 メールサーバ
23b テーブルデータ要求プログラム
23b テーブルデータ取込プログラム
23b 距離計算表示プログラム
24 記憶装置
24a 特定エリア

Claims (16)

  1. 双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツを選択できる機能を持たせて、
    「ゴルフナビゲーション」を選択したときは、ゴルフプレイにおける各ショット毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶しさらに予め記憶しているプレイするゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出して表示装置に表示するようになっており、
    また「ウオーキング・道のり」を選択したときは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置データ記憶機能を働かせて自己位置データを記憶して一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を次々に算出して表示装置に表示するようになっている、
    ことを特徴とする移動体端末。
  2. 双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツを選択できる機能を持たせ、さらに、第1のコンテンツを選択したときはさらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブを選択できる機能を持たせて、
    「テーブルデータ記憶」を選択したときは、一のゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータを複数のゴルフ場について収録したデータベースをWEBサーバに記憶している特定の位置情報提供装置に対し双方向通信網を介して前記移動体端末又は、パーソナルコンピュータにより、ゴルフプレイをしたいと欲する一のゴルフ場を指定してテーブルデータの要求を行い、前記移動体端末が前記テーブルデータを前記位置情報提供装置のWEBサーバから直接受信するか、前記パーソナルコンピュータを経由して受信し記憶するようになっており、
    「テーブルデータ作成」を選択したときは、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるようになっており、
    「距離計算表示」を選択したときは、ゴルフプレイの各ショット毎にGPS受信機付移動体端末の表示装置に既定の画面を開いて、ホール番号一覧を表示してプレイするホール番号を選択するかまたは、プレイするホールを選択するためにホール番号である第1の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記テーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出して表示装置に表示するようになっており、
    また「ウオーキング・道のり」を選択したときは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置データ記憶機能を働かせて自己位置データを記憶して一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を次々に算出して表示装置に表示するようになっている、
    ことを特徴とする移動体端末。
  3. 双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせ、さらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブを選択できる機能を持たせて、
    「テーブルデータ記憶」を選択したときは、一のゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータを複数のゴルフ場について収録したデータベースをWEBサーバに記憶している特定の位置情報提供装置に対し双方向通信網を介して、GPS受信機を備えているかもしくは、GPS受信機を有するアダプタと接続する移動体端末又は、パーソナルコンピュータにより、ゴルフプレイをしたいと欲する一のゴルフ場を指定してテーブルデータの要求を行い、前記移動体端末が前記テーブルデータを前記位置情報提供装置のWEBサーバから直接受信するか、前記パーソナルコンピュータを経由して受信し記憶するようになっており、
    「テーブルデータ作成」を選択したときは、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるようになっており、
    「距離計算表示」を選択したときは、ゴルフプレイの各ショット毎にGPS受信機付移動体端末の表示装置に既定の画面を開いて、ホール番号一覧を表示してプレイするホール番号を選択するかまたは、プレイするホールを選択するためにホール番号である第1の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記テーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出して表示装置に表示するようになっている、
    ことを特徴とする移動体端末。
  4. 双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせ、さらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブを選択できる機能を持たせて、
    「テーブルデータ記憶」を選択したときは、一のゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータを複数のゴルフ場について収録したデータベースをWEBサーバに記憶している特定の位置情報提供装置に対し双方向通信網を介して、GPS受信機を備えているかもしくは、GPS受信機を有するアダプタと接続する移動体端末又は、パーソナルコンピュータにより、ゴルフプレイをしたいと欲する一のゴルフ場を指定してテーブルデータの要求を行い、前記GPS受信機付移動体端末がテーブルデータを前記位置情報提供装置のWEBサーバから直接受信するか、前記パーソナルコンピュータを経由して受信して距離計算を行う演算アルゴリズムで利用可能の記憶装置の特定エリアに記憶しておくようになっており、
    「テーブルデータ作成」を選択したときは、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるようになっており、
    「距離計算表示」を選択したときは、ゴルフプレイの各ショット毎にGPS受信機付移動体端末の表示装置に既定の入力画面を開いてプレイするホールのホール番号である第1の整数及び第何打であるかを示す第2の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記入力した第2の整数として、「2」以外を入力したときは、前記テーブルデータの中から前記第1の整数に対応するホールのグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の目標位置のデータを抽出し、該抽出した各目標位置のデータと前記自己位置データとを使って所定の演算を行い、自己位置からグリーンの単数又は、複数の目標位置までの残距離を算出し、また前記入力した第2の整数として、「2」を入力したときは、前記テーブルデータの中から前記第1の整数に対応するホールのティーグラウンドの所定位置及びグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の目標位置のデータを抽出して該抽出した各目標位置のデータと前記自己位置データとを使用して所定の演算を行い、自己位置からグリーンの単数又は、複数の目標位置までの残距離及びティーショットの飛距離を算出して表示装置に表示するようになっている、
    ことを特徴とする移動体端末。
  5. 前記移動体端末の表示装置の表示画面において、第1のコンテンツを選択したときは例えば「テーブルデータ要求」という名称のジョブを選択できる機能を持たせて、「テーブルデータ要求」を選択したときは、
    前記位置情報提供装置は、前記データベースの中から、前記要求のあった一のゴルフ場の全てのホールの全ての目標位置の緯度経度情報を抽出してなるテーブルデータを作成して、URLを付けてWEBサーバに蓄積していて、URLとゴルフ場IDと会員IDを記してテーブルデータを要求する電子メールがメールサーバにくると、前記WEBサーバから、前記要求のあったテーブルデータを送信する構成であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一に記載の移動体端末。
  6. GPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせて、
    「ウオーキング・道のり」を選択したときは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶して一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を次々に算出して表示装置に一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を更新表示するようになっている、
    ことを特徴とする移動体端末。
  7. GPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせて、
    「ウオーキング・道のり」を選択したときは、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶して一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を次々に算出して表示装置に一の曲がり角から次の曲がり角までの距離及び累計距離を更新表示しかつ今回測位ポイントの緯度・経度を表示するとともに、測位ポイントを次々に地理的配置で表示しかつポイント間を結ぶ線を表示するようになっている、
    ことを特徴とする移動体端末。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一に記載した前記自己位置検出手段は、
    (1)前記GPS受信機(コード受信機)でGPS衛星の周波数1575.42MHzのL1帯のCAコードを受信して得られる測位データであって、GPSモジュールとRISC・CPUと通信デバイスを一体化して、RISC・CPUによりGPSの複数のパラメータを常時監視して最適な設定状態にダイナミック制御して得られる自己位置の観測データを記憶する構成、
    (2)前記GPS受信機(コード受信機)でGPS衛星の周波数1575.42MHzのL1帯のCAコードと周波数1227.60MHzのL2帯のCAコードとを受信する2周波観測による単独測位法により測位して得られる自己位置の補正済み測位データを記憶する構成、
    (3)前記GPS受信機(コード受信機)でGPS衛星の周波数1575.42MHzのL1帯のCAコードを受信して自己位置の観測データを得てかつ前記移動体端末に備えるテレビ受信機でテレビ放送波を利用した補正データ放送によりリアルタイム配信されるネットワークRTK−GPSのFKP (面補正パラメータ)方式の補正データを受信し、該補正データで前記観測データを補正して得られる補正済み測位データを記憶する構成、
    (4)全世界的に配置された23の基準局網で収集されたGPS衛星からの観測データをもとに補正データを生成してインマルサット通信衛星経由でリアルタイム配信されるStarFire放送のグローバルDGPSの補正データを受信し、該補正データで前記GPS受信機で測位して得られる観測データを補正して得られる補正済み測位データを記憶する構成、
    (5)「Autonomous」方式のA−GPS受信機で測位して得られる補正済み測位データを記憶する構成、
    (6)「MS Assisted」方式のA−GPS受信機で測位して得られる観測データを計算センタへ送信して計算センタが補正データと観測データとで計算した補正済み測位データを前記携帯端末で受信して記憶する構成、
    (7)「MS Based」方式のA−GPS受信機で測位して得られる観測データを計算センタへ送信して計算センタが送信してくる補正データを前記携帯端末で受信して前記携帯端末で観測データと補正データで計算した補正済み測位データを記憶する構成、
    (8)前記測位データを通信回線上に設置されたVRS(Virtual Reference Stations)技術を用いてネットワークRTK−GPS測位又は、広域DGPS測位を行う計算センタへ送信して該計算センタが算出してリアルタイム配信する基線計算用の補正データを前記携帯端末に備える2周波GPS受信機(搬送波受信機)で受信し、該補正データ等と前記GPS受信機で測位して得られる観測データとで基線解析を行なって得られる補正済み測位データを記憶する構成、
    のいずれか一つであることを特徴とする移動体端末。
  9. 双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、例えば電卓機能などのように最初から標準機能として記憶されるか、又は、位置情報提供装置のWEBサーバと通信を行いダウンロードすることにより記憶されるプログラムであって、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツのいずれかを選択するステップを有し、
    「ゴルフナビゲーション」を選択した以降のプログラム部分には、ゴルフプレイにおける各ショット毎に前記GPS受信機で自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するステップと、さらに記憶しているプレイするゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出するステップと、距離を表示装置に表示するステップを有し、
    「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するステップとを有している、
    ことを特徴とする移動体端末用プログラム。
  10. 双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、例えば電卓機能などのように最初から標準機能として記憶されるか、又は、位置情報提供装置のWEBサーバと通信を行いダウンロードすることにより記憶されるプログラムであって、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツのいずれかを選択するステップを有し、さらに、第1のコンテンツを選択したときはさらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブのいずれかを選択するステップを有し、
    「テーブルデータ記憶」を選択した以降のプログラム部分には、プレイしようとするゴルフ場のプレイする全てのホールに関する複数の目標位置の位置データを収録したテーブルデータを前記位置情報提供装置から予め受信してかつ距離計算表示プログラムによる後の距離計算に際して使用できるように記憶装置の特定エリアに記憶して終了するステップを有し、
    「テーブルデータ作成」を選択した以降のプログラム部分には、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるステップを有し、
    「距離計算表示」を選択した以降のプログラム部分には、ゴルフプレイにおける各ショット毎に表示装置に表示される入力画面へホール番号一覧を表示してプレイするホール番号を選択するかまたは、プレイするホール番号を示す第1の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、さらに記憶しているプレイするゴルフ場の全てのホールに関する複数の目標位置の緯度経度情報からなるテーブルデータの中から必要な目標データを抽出して該目標データと前記自己位置データとを使用して各ショット毎の自己位置から目標位置や飛距離までの距離を算出するステップと、距離を表示装置に表示するステップを有し、
    「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するステップとを有している、
    ことを特徴とする移動体端末用プログラム。
  11. 双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、例えば電卓機能などのように最初から標準機能として記憶されるか、又は、位置情報提供装置のWEBサーバと通信を行いダウンロードすることにより記憶されるプログラムであって、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称の第1のコンテンツと、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称の第2のコンテンツのいずれかを選択するステップを有し、さらに、第1のコンテンツを選択したときはさらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブのいずれかを選択するステップを有し、
    「テーブルデータ記憶」を選択した以降のプログラム部分には、前記表示装置に既定のテーブルデータ取込画面を表示するようになっていて、該テーブルデータ取込画面に前記位置情報提供装置から送信されてくる電子メールに付いているURLを表示して該URLをクリックすると、プレイしようとするゴルフ場のプレイする全てのホールに関する複数の目標位置の位置データを収録したテーブルデータを前記位置情報提供装置からダウンロードすることができてしかも該テーブルデータを前記位置情報提供装置から受信するかつ距離計算表示プログラムによる後の距離計算に際して使用できるように記憶装置の特定エリアにダウンロードして終了するステップを有し、
    「テーブルデータ作成」を選択した以降のプログラム部分には、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるステップを有し、
    「距離計算表示」を選択した以降のプログラム部分には、ゴルフプレイにおける各ショット毎に表示装置に表示される入力画面へプレイするホール番号を示す第1の整数及び第何打目であるかを示す第2の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記記憶装置の特定エリアにリンクしてここに記憶したテーブルデータから各ショット毎に前記第1の整数及び前記第2の整数に対応する単数又は、複数の必要データを抽出して、各必要データと自己位置を観測した緯度経度情報とを使用して演算して単数又は、複数の各種距離を算出するステップと、表示装置に自己位置から目標位置までの距離やティーショットの飛距離を表示するステップとを有し、
    「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等の走・歩行における曲がり角毎に前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するステップとを有している、
    ことを特徴とする移動体端末用プログラム。
  12. 双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末に、例えば電卓機能などのように最初から標準機能として記憶されるか、又は、位置情報提供装置のWEBサーバと通信を行いダウンロードすることにより記憶されるプログラムであって、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係する2つのパーソナルコンテンツとして、ゴルフプレイに関係する距離を計算して表示する例えば「ゴルフナビゲーション」という名称のコンテンツを選択するステップを有し、さらに、「ゴルフナビゲーション」を選択したときはさらに例えば「テーブルデータ記憶」という名称のジョブと例えば「テーブルデータ作成」という名称のジョブの少なくとも一方のジョブを備えているとともに例えば「テーブルデータ要求」という名称のジョブと例えば「距離計算表示」という名称のジョブを備えていてかつジョブのいずれかを選択するステップを有し、
    「テーブルデータ要求」を選択した以降のプログラム部分には、前記表示装置に位置情報提供装置へ送信するためのメールアドレスがデフォルト入力した既定の入力画面を表示するようになっていて、かつ該入力画面にプレイしようとするゴルフ場名とゴルフ場IDと会員IDと会員名とパスワードを入力してテーブルデータを要求する電子メールを送信するステップを有して終了し、
    「テーブルデータ記憶」を選択した以降のプログラム部分には、前記表示装置に既定のテーブルデータ取込画面を表示するようになっていて、該テーブルデータ取込画面に前記位置情報提供装置から送信されてくる電子メールに付いているURLを表示して該URLをクリックすると、プレイしようとするゴルフ場のプレイする全てのホールに関する複数の目標位置の位置データを収録したテーブルデータを前記位置情報提供装置からダウンロードすることができてしかも該テーブルデータを前記位置情報提供装置から受信するかつ距離計算表示プログラムによる後の距離計算に際して使用できるように記憶装置の特定エリアにダウンロードして終了するステップを有し、
    「テーブルデータ作成」を選択した以降のプログラム部分には、表示装置に位置データ入力画面を表示して数値入力によりテーブルデータを作成できるようになっているかまたはゴルフ場の被測位位置に位置して表示装置の位置データ入力画面を表示してホール番号を入力して前記自己位置検出手段により自己位置データとして記憶することによりテーブルデータを作成できるステップを有し、
    「距離計算表示」を選択した以降のプログラム部分には、前記GPS受信機付移動体端末の表示装置に距離表示のためのホール番号入力画面を表示してプレイが何番目のホールであるかを示す第1の整数及び何番目の打数であるかを示す第2の整数を入力するステップと、第1の整数及び第2の整数を入力してから前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶し前記入力した第2の整数として、「2」以外を入力したときは、前記テーブルデータの中から前記入力した第1の整数に対応するホールのグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の目標位置の緯度経度情報を抽出し、該抽出した各緯度経度情報と前記自己位置データの緯度経度情報とを使って所定の演算を行い、自己位置からグリーンの単数又は、複数の目標位置までの残距離を算出し、また前記入力した第2の整数として、「2」を入力したときは、前記テーブルデータの中から前記入力した第1の整数に対応するホールのティーグラウンドの所定位置及びグリーンの中央位置やフェアウエイ寄りのエッジなどの単数又は、複数の所定位置の緯度経度情報を抽出して該抽出した各緯度経度情報と前記自己位置データの緯度経度情報とを使用して所定の演算を行い、自己位置からグリーンの単数又は、複数の目標位置までの残距離及びティーショットの飛距離を算出するステップと、表示装置に自己位置から目標位置までの距離やティーショットの飛距離を表示するステップとを有している、
    ことを特徴とする移動体端末用プログラム。
  13. 「距離計算表示」を選択した以降のプログラム部分には、ティーショットを行う位置で表示装置に表示される入力画面への第2の整数の入力が「1」であるときは、GPS受信機で自己位置を観測し必要に応じて前記自己位置の観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶し、該自己位置データを前記テーブルデータの中の、対応するホールのティーグラウンドの所定位置のデータと置換して演算するステップを有していることを特徴とする請求項11又は12に記載の移動体端末用プログラム。
  14. 双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末で使用する移動体端末用プログラムであって、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせて、
    「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等における曲がり角毎に表示装置に表示される入力画面への入力を行って前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するステップとを有している、
    ことを特徴とする移動体端末用プログラム。
  15. 双方向通信網を介して所定の位置情報提供装置から情報を受信できるとともにGPS衛星の電波を受信して自己位置を観測し必要に応じて観測データに補正を加えて自己位置データとして記憶するGPS受信機を含む自己位置検出手段を内蔵しているか又は外付け接続できる移動体端末で使用する移動体端末用プログラムであって、
    該移動体端末の表示装置の表示画面において、GPS測位の関係するパーソナルコンテンツとして、ウオーキングやジョギングや登山や道のり等に関係する距離を計算して表示する例えば「ウオーキング・道のり」という名称のコンテンツを選択できる機能を持たせて、
    「ウオーキング・道のり」を選択した以降のプログラム部分には、ウオーキングやジョギングや登山や道のり調査等における曲がり角毎に表示装置に表示される入力画面への入力を行って前記自己位置検出手段により自己位置データを記憶するステップと、一の曲がり角に関して記憶する自己位置データと前回の曲がり角に関して記憶した自己位置データとから曲がり角から曲がり角までの距離を算出するとともに今までに算出した距離の累計を算出するステップと、表示装置に最新に算出した直線距離と累計距離を更新表示するとともに、測位した自己位置を示すポイントを地理的配置で表示しかつポイント間を結ぶ線を表示するステップとを有している、
    ことを特徴とする移動体端末用プログラム。
  16. メールサーバと会員認証サーバとデータベースとテーブルデータ作成装置とWEBサーバと課金サーバとを有し、請求項1ないし8に記載の移動体端末、又はパーソナルコンピュータにより双方向通信網を介してゴルフ場IDと会員IDを記してテーブルデータを要求する電子メールがメールサーバにくると、会員認証サーバにおいてメールアドレスと会員IDから会員認証を行い、テーブルデータ作成装置において各ゴルフ場の全てのホールについて複数の目標位置の緯度経度情報を収録しているデータベースの中から、前記要求のあった一のゴルフ場の全てのホールの全ての目標位置の緯度経度情報を抽出してなるテーブルデータを作成してURLを付けてWEBサーバに蓄積し、前記メールサーバより前記URLを添付した電子メールを前記移動体端末又は前記パーソナルコンピュータに対して送信するように構成された位置情報提供装置を含むことを特徴とする移動体端末へテーブルデータを提供するシステム。
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