JP2020200163A - クレーンのブーム基端部支持構造 - Google Patents

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小泉 幸雄
Yukio Koizumi
幸雄 小泉
裕充 濱口
Hiromitsu Hamaguchi
裕充 濱口
隆一 有田
Ryuichi Arita
隆一 有田
祐太 吉澤
Yuta Yoshizawa
祐太 吉澤
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Abstract

【課題】ブームと旋回体との接続部分での、左右方向の剛性を高める。【解決手段】旋回体(11)に設けられる第1ブラケット21は、第1ピン孔21pを有する。ブーム(12)に設けられる第2ブラケット22は、第1ブラケット21を差し込み可能な二股状であり、第2ピン孔22pを有する。連結部材30は、左側第2ブラケット22Lの左右方向内側Yi部分と右側第2ブラケット22Rの左右方向内側Yi部分とを連結し、円筒状部31aを備える。円筒状部31aは、連結部材30の内面であって、第2ピン孔22pと同軸に配置される。左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rのそれぞれは、円筒状部31aに嵌まる。【選択図】図3

Description

本発明は、旋回体とブームとを有するクレーンのブーム基端部支持構造に関する。
例えば特許文献1などに、従来のクレーンのブーム基端部支持構造が記載されている。同文献に記載のクレーンでは、旋回体に着脱可能にブームが取り付けられる。
特開2015−160701号公報
ブームと旋回体との接続部分での、左右方向の剛性を高めることが望まれている。
そこで、本発明は、ブームと旋回体との接続部分での、左右方向の剛性を高めることができる、クレーンのブーム基端部支持構造を提供することを目的とする。
ブーム基端部支持構造が設けられるクレーンは、第1構造物と、第2構造物と、を備える。前記第1構造物は、旋回体に着脱可能に取り付けられるブーム、および前記旋回体の一方である。前記第2構造物は、前記旋回体および前記ブームのうち前記第1構造物とは異なる方である。クレーンのブーム基端部支持構造は、第1ブラケットと、第2ブラケットと、左側ブームフットピンと、右側ブームフットピンと、連結部材と、を備える。前記第1ブラケットは、前記第1構造物の左側部分および右側部分のそれぞれに設けられ、第1ピン孔を有する。前記第2ブラケットは、前記第2構造物の左側部分および右側部分のそれぞれに設けられ、前記第1ブラケットを差し込み可能な二股状であり、第2ピン孔を有する。前記左側ブームフットピンは、左側の前記第1ブラケットの前記第1ピン孔および左側の前記第2ブラケットの前記第2ピン孔に着脱可能である。前記右側ブームフットピンは、右側の前記第1ブラケットの前記第1ピン孔および右側の前記第2ブラケットの前記第2ピン孔に着脱可能である。前記連結部材は、左側の前記第2ブラケットの左右方向内側部分と右側の前記第2ブラケットの左右方向内側部分とを連結する。前記連結部材は、前記連結部材の内面であって、前記第2ピン孔と同軸に配置される円筒状部を備える。前記左側ブームフットピンおよび前記右側ブームフットピンのそれぞれは、前記円筒状部に嵌まる。
上記構成により、ブームと旋回体との接続部分での、左右方向の剛性を高めることができる。
第1実施形態のブーム基端部支持構造20を有するクレーン1を横から見た図である。 図1に示す旋回体11およびブーム12の基端部を上側Z1から見た図である。 図2に示すF3部分を上側Z1から見た図である。 図2に示すF3部分を前側X1から見た図である。 図4に示す連結部材30の左側Yl部分などを前側X1から見た断面図である。 図5のF6−F6矢視断面図である。 第2実施形態のブーム基端部支持構造220を前側X1から見た断面図である。 図7に示すブームフットピン25が挿入位置に配置された状態を示す図5相当図である。 図8に示すブームフットピン25が引込位置に配置された状態を示す図8相当図である。 図9のF10−F10矢視断面図である。 図8に示すシリンダ280がブームフットピン25に取り付けられていない状態を示す図8相当図である。
(第1実施形態)
図1〜図6を参照して、第1実施形態のクレーン1について説明する。
クレーン1は、図1に示すように、ブーム12を用いて作業を行う建設機械である。クレーン1は、走行体5と、旋回体11と、ブーム12と、ブーム起伏装置15と、巻上装置17と、ブーム基端部支持構造20と、を備える。
走行体5(下部走行体、下部本体)は、クレーン1を走行させる部分である。走行体5は、履帯(クローラ)を備えてもよく、ホイールを備えてもよい。
旋回体11(上部旋回体)は、走行体5に対して旋回可能であり、旋回装置6を介して走行体5の上側Z1部分に取り付けられる。「上側Z1」などの方向の定義については後述する。旋回体11は、旋回フレーム11aと、運転室11bと、機械室11cと、カウンタウェイト11dと、を備える。旋回フレーム11aは、運転室11b、機械室11c、およびカウンタウェイト11dなどを支持する構造物である。運転室11bは、クレーン1の操作者が運転を行う部分である。運転室11bは、例えば、旋回体11の前側X1部分に配置される。図2に示すように、運転室11bは、ブーム12よりも左右方向外側Yoに配置される。図1に示すように、機械室11cは、図示しないエンジンや油機などが配置される部分である。カウンタウェイト11dは、クレーン1の前後方向Xのバランスをとるための、おもりである。カウンタウェイト11dは、旋回体11の後側X2端部に配置される。
(方向)
走行体5に対する旋回体11の旋回の中心軸が延びる方向を、上下方向Zとする。上下方向Zにおいて、走行体5から旋回体11に向かう側(向き)を上側Z1とし、その逆側を下側Z2とする。上下方向Zに直交する方向であって、旋回体11の(旋回フレーム11aの)長手方向を、前後方向Xとする。前後方向Xにおいて、カウンタウェイト11dから、旋回体11へのブーム12の取付位置に向かう側を、前側X1とし、その逆側を後側X2とする。図2に示すように、上下方向Zおよび前後方向Xのそれぞれに直交する方向を、左右方向Yとする。図4に示すように、左右方向Yにおいて、例えば後側X2に向かって見たときの右を右側Yrとし、その逆側を左側Ylとする。なお、以下の説明における左と右とを互いに逆にしてもよい。左右方向Yにおいて、後述する第1ブラケット21と第2ブラケット22との左右方向Y中央に向かう側を、左右方向内側Yiとする。左右方向Yにおいて、第1ブラケット21と第2ブラケット22との左右方向Y中央から遠ざかる側を、左右方向外側Yoとする。
ブーム12は、図1に示すように、旋回体11に着脱可能に取り付けられる。ブーム12は、旋回フレーム11aの前側X1部分(例えば前側X1端部)に取り付けられる。ブーム12は、旋回体11に対して起伏可能である。ブーム12は、後述するブームフットピン25(図4参照)の中心軸を中心に、旋回体11に対して回転可能である。ブーム12は、ラチス構造(骨組み構造)を有する。ブーム12は、ブーム12の長手方向に分解可能である。分解されたブーム12の構成要素(単位ブーム)どうしは、例えば図示しないピンにより連結される。ブーム12は、基端ブーム12aと、先端ブーム12bと、を備える。基端ブーム12aは、ブーム12を構成する単位ブームのうち最も基端側(旋回体11に取り付けられる側)に配置される。基端ブーム12aは、旋回体11に取り付けられる。先端ブーム12bは、ブーム12のうち基端ブーム12aよりも先端側(旋回体11に取り付けられる側とは反対側)に配置される部分である。ブーム12にはバックストップBSが取り付けられる。バックストップBSは、ブーム12が所定の角度よりも後側X2に倒れることを制限する。
ブーム12および旋回体11のうち、一方を第1構造物S1とし、他方(第1構造物S1とは異なる方)を第2構造物S2とする。以下の例では、第1構造物S1が旋回体11(さらに詳しくは旋回フレーム11a)であり、第2構造物S2がブーム12(さらに詳しくは基端ブーム12a)である場合について説明する。
ブーム起伏装置15は、旋回体11に対してブーム12を起伏させる装置である。ブーム起伏装置15は、ガントリ15aと、下部スプレッダ15bと、上部スプレッダ15cと、ガイライン15dと、起伏ロープ15eと、図示しない起伏ウインチと、を備える。ガントリ15aは、旋回体11から上側Z1に突出するように、旋回体11に取り付けられる。下部スプレッダ15bは、複数のシーブを有する装置であり、ガントリ15aの上側Z1端部に設けられる。上部スプレッダ15cは、複数のシーブを有する装置であり、ガントリ15aの上側Z1端部とブーム12の先端部との間に配置される。ガイライン15dは、上部スプレッダ15cとブーム12の先端部とに接続される。起伏ロープ15eは、下部スプレッダ15bのシーブと上部スプレッダ15cのシーブとに掛けられるロープである。起伏ロープ15eは、旋回体11に設けられる起伏ウインチ(図示なし)により、巻き取りおよび繰り出しされる。すると、下部スプレッダ15bと上部スプレッダ15cとの間隔が変わる。上部スプレッダ15cとブーム12の先端部とがガイライン15dで接続されているので、下部スプレッダ15bと上部スプレッダ15cとの間隔が変わると、旋回体11に対してブーム12が起伏する。
なお、ガントリ15aに代えて、旋回体11に対して起伏可能なマストが設けられてもよい。この場合、下部スプレッダ15bは、旋回体11の後端部に設けられる。上部スプレッダ15cは、マストの先端部に設けられる。ガイライン15dは、マストの先端部とブーム12の先端部とに接続される。起伏ロープ15eが、図示しない起伏ウインチにより巻き取りおよび繰り出しされる。すると、下部スプレッダ15bと上部スプレッダ15cとの間隔が変わる。すると、マストが旋回体11に対して起伏する。マストの先端部とブーム12の先端部とがガイライン15dで接続されているので、マストが旋回体11に対して起伏すると、ブーム12が旋回体11に対して起伏する。
巻上装置17は、フック17cの巻き上げおよび巻き下げを行う。巻上装置17は、巻上ロープ17aと、シーブ17bと、フック17cと、を備える。巻上ロープ17aは、旋回体11に設けられる巻上ウインチ(図示なし)から繰り出される。シーブ17bは、巻上ロープ17aが掛けられ、巻上ロープ17aを案内する。シーブ17bは、ブーム12の先端部に設けられる。フック17cには、吊荷を掛けることが可能である。フック17cは、先端ブーム12bの先端部から、巻上ロープ17aを介して吊り下げられる。フック17cは、巻上ロープ17aの繰り出しおよび巻き取りによって昇降する。
ブーム基端部支持構造20は、旋回体11に対して、ブーム12の基端部を支持するための構造(支承構造)である。ブーム基端部支持構造20は、旋回体11と、ブーム12の基端部と、の接続部分の構造である。図3に示すように、ブーム基端部支持構造20は、第1ブラケット21と、第2ブラケット22と、ブームフットピン25と、連結部材30と、ガイドピン70と、固定ピン75と、を備える。ブーム基端部支持構造20は、左右方向Yに対称(または略対称、以下の「対称」について同様)に構成される。以下では、主に左右方向Yの一方側(例えば左側Yl)について説明し、他方側(例えば右側Yr)の説明を省略する場合がある。
第1ブラケット21は、第1ピン孔21pを有する部分(部材)である。第1ブラケット21は、旋回体11(第1構造物S1)(図2参照)の左側Yl部分および右側Yr部分のそれぞれに(左右一対に)配置される。第1ブラケット21は、旋回体11(図2参照)の前側X1部分(例えば前側X1端部)に配置される。第1ブラケット21は、左側第1ブラケット21Lと、右側第1ブラケット21Rと、を備える。以下では、主に左側第1ブラケット21Lについて説明し、左側第1ブラケット21Lを単に「第1ブラケット21」ともいう。第1ブラケット21は、板部21aと、第1ピン孔21pと、を備える。板部21aは、1枚の平板状である。第1ピン孔21pは、ブームフットピン25を差し込み可能であり、板部21aを左右方向Yに貫通する孔である。
第2ブラケット22は、第2ピン孔22pを有する部分(部材)である。第2ブラケット22は、ブーム12(第2構造物S2)(図2参照)の左側Yl部分および右側Yr部分のそれぞれに(左右一対に)配置される。第2ブラケット22は、ブーム12の基端部に配置され、基端ブーム12aの基端部に配置される。第2ブラケット22は、左側第2ブラケット22Lと、右側第2ブラケット22Rと、を備える。以下では、主に左側第2ブラケット22Lについて説明し、左側第2ブラケット22Lを単に「第2ブラケット22」ともいう。
この第2ブラケット22は、二股状であり、第1ブラケット21を差し込み可能(第1ブラケット21を挟むように配置可能)である。第2ブラケット22は、内側板部22iと、外側板部22oと、第2ピン孔22pと、を備える。内側板部22iは、第2ブラケット22の左右方向内側Yi部分に配置される。内側板部22iは、平板状である(外側板部22oも同様)。外側板部22oは、第2ブラケット22の左右方向外側Yo部分に配置される。外側板部22oは、内側板部22iとの間に、第1ブラケット21を差し込み可能な間隔を開けて配置される。外側板部22oは、内側板部22iと左右方向Yに対向する。第2ピン孔22pは、ブームフットピン25を差し込み可能であり、内側板部22iおよび外側板部22oのそれぞれを左右方向Yに貫通する孔である。
ブームフットピン25は、第1ブラケット21と第2ブラケット22とを、互いに回転可能に、かつ互いに着脱可能に、連結(結合)するピンである。ブームフットピン25は、第1ピン孔21pと第2ピン孔22pとが位置合わせされた状態(左右方向Yに貫通する状態)で、第1ピン孔21pと第2ピン孔22pとに差し込まれる。ブームフットピン25は、左側ブームフットピン25Lと、右側ブームフットピン25Rと、を備える。以下では、主に左側ブームフットピン25Lについて説明し、左側ブームフットピン25Lを単に「ブームフットピン25」ともいう。
このブームフットピン25は、図5に示すように、第1ブラケット21の第1ピン孔21p、および、第2ブラケット22の第2ピン孔22pに着脱可能である。ブームフットピン25は、ピン本体部25aと、ガイドピン取付部25bと、を備える。ピン本体部25aは、第1ピン孔21pおよび第2ピン孔22pに差し込み可能な部分である。ピン本体部25aは、円柱状、略円柱状、円筒状、または略円筒状である。ガイドピン取付部25bは、後述するガイドピン70が取り付けられる部分である。ガイドピン取付部25bは、例えば、ガイドピン70が差し込まれる穴(差込穴)であり、例えば、ピン本体部25aの外周面から径方向内側に凹む穴である。
連結部材30は、ブーム基端部支持構造20の剛性を向上させる部材である。図4に示すように、連結部材30は、左側第2ブラケット22Lの左右方向内側Yi部分と、右側第2ブラケット22Rの左右方向内側Yi部分と、を連結する。連結部材30の左右方向外側Yoの端部は、左側第2ブラケット22Lおよび右側第2ブラケット22Rのそれぞれの左右方向内側Yi部分(具体的には内側板部22i)に固定される。さらに詳しくは、連結部材30の左側Yl端部は、左側第2ブラケット22Lの内側板部22iの右側Yr端部(端面)に固定される。連結部材30の右側Yr端部は、右側第2ブラケット22Rの内側板部22iの左側Yl端部(端面)に固定される。この固定は、直接的な固定であり、例えば溶接などによる固定である。
この連結部材30は、左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rのそれぞれを支持する。図5に示すように、連結部材30は、ブームフットピン25が嵌まることが可能な形状を有し、ブームフットピン25の形状に対応する形状を有する。具体的には、連結部材30は、後述する円筒状部31a(図6参照)を有する。連結部材30は、連結部材本体部31と、ガイド部61と、挿入位置固定ピン孔63と、引込位置固定ピン孔65と、を備える。
連結部材本体部31は、パイプ状(筒状)である。この形状により、連結部材本体部31の剛性を確保しつつ軽量に構成できる(剛性を効率良く高めることができる)。連結部材本体部31は、第2ピン孔22pの中心線(中心軸)を囲むように配置される。この配置により、第2ピン孔22pの中心線から連結部材本体部31が大きく離れている場合に比べ、ブーム基端部支持構造20の剛性を高くできる。なお、第2ピン孔22pの中心線は、左右方向Yから見て円形の第2ピン孔22pの円の中心を通り、左右方向Yに延びる線である。連結部材本体部31は、例えば、連結部材本体部31の左側Yl端部から連結部材本体部31の右側Yr端部にわたって連続した一つの部材である。連結部材本体部31は、左右方向Yに分割可能でもよい(第2実施形態を参照)。連結部材本体部31は、円筒状部31aを備える。
円筒状部31aは、ブームフットピン25を装着可能に(支持可能に)構成される。円筒状部31aは、ブームフットピン25のピン本体部25aの外周面が嵌まることが可能となるように構成される。円筒状部31aは、連結部材本体部31の内面である。円筒状部31aは、ピン本体部25aと同軸に配置され、第2ピン孔22pと同軸(同心)に配置される。円筒状部31aの内径は、第2ピン孔22pの内径と等しい(または略等しい、以下の「等しい」について同様)。円筒状部31aの内径は、ピン本体部25aの外径と等しい。円筒状部31aにブームフットピン25が嵌まることで、連結部材30とブームフットピン25とが略一体的になることが可能である。さらに詳しくは、連結部材30に対してブームフットピン25が、左右方向Yには移動可能、かつ、ブームフットピン25の径方向にほぼ移動不可能となる。
ガイド部61は、図3に示すように、ガイドピン70が左右方向Yに直線移動できるように、ガイドピン70をガイドする。ガイド部61・61は、連結部材30の左側Yl部分および右側Yr部分のそれぞれに(左右一対に)配置され、例えば左右方向Yに対称に配置される(挿入位置固定ピン孔63、引込位置固定ピン孔65、ガイドピン70、固定ピン75についても同様)。以下では、左右一対のガイド部61・61のうち一方(例えば左側Yl)のガイド部61について説明する(挿入位置固定ピン孔63、引込位置固定ピン孔65、ガイドピン70、固定ピン75についても同様)。
このガイド部61は、図5に示すように、連結部材本体部31に設けられる。ここで、図2に示す旋回体11に対するブーム12の取り付けおよび取り外しの作業が行われる場合は、ブーム12は、倒伏姿勢になる場合がある。ブーム12の倒伏姿勢とは、ブーム12の中心軸が前後方向Xまたはほぼ前後方向Xに延びるように、ブーム12が倒伏した姿勢である。ブーム12が倒伏姿勢の場合、図5に示す例では、ガイド部61は、連結部材本体部31の上側Z1部分に設けられる。なお、ガイド部61は、連結部材本体部31の上側Z1部分以外の部分(例えば前側X1部分など)に設けられてもよい。以下では、ブーム12(図2参照)が倒伏姿勢であり、ガイド部61が連結部材本体部31の上側Z1部分に設けられる場合について説明する。ガイド部61は、スリット61aと、ガイド部材61bと、を備える。
スリット61aは、図3に示すように、ガイドピン70が通される部分である。スリット61aは、連結部材本体部31を上下方向Z(ブームフットピン25の径方向)に貫通する孔である。スリット61aは、左右方向Y(ブームフットピン25のスライド方向)に長い。
ガイド部材61bは、ガイドピン70が左右方向Yに直線移動可能となるように、ガイドピン70をガイドする。ガイド部材61b・61bは、ガイドピン70を挟むように配置され、例えば2枚の板状部材(ガイド板)を備える。この2枚の板状部材であるガイド部材61b・61bは、前後方向Xに対向する。図5に示すように、ガイド部材61bは、連結部材本体部31から上側Z1(ブームフットピン25の径方向外側)に突出する。
挿入位置固定ピン孔63および引込位置固定ピン孔65のそれぞれは、固定ピン75を差し込み可能な孔であり、ガイド部材61bを前後方向Xに貫通する孔である(詳細は後述)。引込位置固定ピン孔65は、挿入位置固定ピン孔63よりも左右方向内側Yiに配置される。
ガイドピン70は、作業者が手動によりブームフットピン25を左右方向Yに移動させやすくするための部材である。ガイドピン70は、ブームフットピン25に取り付けられる。ガイドピン70は、ガイド部61にガイドされる。さらに詳しくは、図6に示すように、ガイドピン70は、スリット61aに通され、ガイド部材61b・61bに挟まれる。ガイドピン70は、ガイド部61により、前後方向Xへの移動が規制され、スリット61aの左右方向Y両端部間での左右方向Yへの移動が許容される(図3参照)。ガイドピン70は、差込部71と、中央部72と、操作部73と、固定ピン孔74と、を備える。
差込部71は、ブームフットピン25のガイドピン取付部25bに取り付けられる(例えば差し込まれる)。差込部71は、スリット61aに差し込まれる。差込部71は、ガイドピン70の下側Z2部分に配置される。差込部71は、例えば円柱状などである。中央部72は、ガイド部材61b・61bに挟まれるように配置される。中央部72は、ガイドピン70の長手方向(上下方向Z)の、例えば中央部分に配置される。中央部72は、例えば矩形状などである。操作部73(操作グリップ)は、作業者に握られる(持たれる)部分である。操作部73は、ガイドピン70の先端側部分(上側Z1部分)に配置される。操作部73は、ガイド部61よりも上側Z1に突出する。操作部73は、例えば円柱状などである。固定ピン孔74は、固定ピン75が取り付けられる部分である。固定ピン孔74は、ガイドピン70の一部(例えば中央部72)を前後方向X(ブームフットピン25の軸方向に直交する方向)に貫通する孔である。なお、図6などでは、ガイド部材61b・61bとガイドピン70との間には隙間があり、スリット61aとガイドピン70との間には隙間がないように図示したが、これらの隙間の広さは適宜設定されてもよい。
固定ピン75は、図4に示すように、ブームフットピン25を挿入位置(後述)および引込位置(後述)で固定するための部材(ブームフットピン固定部材)である。ブームフットピン25を挿入位置で固定する場合は、固定ピン75は、挿入位置固定ピン孔63と、固定ピン孔74(図6参照)と、に差し込まれる。ブームフットピン25を引込位置で固定する場合は、固定ピン75は、引込位置固定ピン孔65と、固定ピン孔74(図6参照)と、に差し込まれる。
(連結部材30へのブームフットピン25の取り付け)
連結部材30へのブームフットピン25の取り付け作業は、次のように行われる。以下では作業の順序(手順)に沿って説明するが、手順は適宜変更されてもよい。また、以下では、ブーム基端部支持構造20の左右方向Yの一方側(例えば左側Yl)の作業(作動)について説明する。左右方向Yの他方側(例えば右側Yr)の作業は、左右方向Yの一方側(例えば左側Yl)の作業と同様に行われる。
図2に示す基端ブーム12aが、旋回体11から取り外された状態で、図4に示すブームフットピン25が、第2ブラケット22よりも左右方向外側Yoから、第2ピン孔22pに通され、左右方向内側Yiに移動させられる。そして、ブームフットピン25が、連結部材30の内部(連結部材本体部31の内部)に挿入される。
図5に示す連結部材30の内部にブームフットピン25が配置された状態で、ガイドピン70が、連結部材30のスリット61aに差し込まれ、ブームフットピン25のガイドピン取付部25bに取り付けられる。作業者が、操作部73を握り、ブームフットピン25を左右方向Yに移動させ、ブームフットピン25を引込位置に配置させる。引込位置は、図4に示す右側ブームフットピン25Rのように、ブームフットピン25の先端部(左右方向外側Yoの端部)が、第1ブラケット21の第1ピン孔21pよりも左右方向内側Yiに配置されたときの、ブームフットピン25の位置である。ブームフットピン25が引込位置のとき、ブームフットピン25の先端部が、第2ブラケット22の内側板部22iの第2ピン孔22pに差し込まれていてもよい。
ブームフットピン25が引込位置に配置された状態で、固定ピン75が、引込位置固定ピン孔65および固定ピン孔74(図6参照)に差し込まれる。すると、ブームフットピン25が、引込位置で固定され、左右方向Yへの移動が規制される。このとき、ブームフットピン25は、連結部材30の内部で連結部材30に支持された状態である。
(旋回体11への基端ブーム12aの取り付け)
図2に示す旋回体11への基端ブーム12aの取り付けは、次のように行われる。基端ブーム12aが、クレーン1の組立用の補助クレーン(図示なし)により吊り上げられる。そして、図3に示すように、第2ブラケット22の内側板部22iと外側板部22oとの間に、第1ブラケット21の板部21aが差し込まれる(挟まれる)ように、基端ブーム12a(図2参照)が配置される。このとき、第2ピン孔22pの中心軸の位置が、第1ピン孔21pの中心軸の位置に合わせられる(略一致させられる)。
固定ピン75が、図4に示す引込位置固定ピン孔65および固定ピン孔74(図6参照)から取り外される。そして、第1ピン孔21pと第2ピン孔22pとの位置が合った状態で、作業者が、操作部73(図6参照)を握り、ブームフットピン25を左右方向Yに移動させ、ブームフットピン25を挿入位置に配置させる。図4に示す左側ブームフットピン25Lのように、ブームフットピン25の「挿入位置」は、第1ピン孔21pおよび第2ピン孔22p(内側板部22iおよび外側板部22oのそれぞれの第2ピン孔22p)に差し込まれたブームフットピン25の位置である。
ブームフットピン25が挿入位置に配置された状態で、固定ピン75が、挿入位置固定ピン孔63および固定ピン孔74(図6参照)に差し込まれる。すると、ブームフットピン25が、挿入位置で固定され、左右方向Yへの移動が規制される。
図5に示すように、ブームフットピン25が挿入位置に配置されたとき、ブームフットピン25のうち、第2ピン孔22pよりも左右方向内側Yiの部分の外周面が、連結部材30に(円筒状部31aに)嵌り込み、支持される。図4に示す左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rのそれぞれが、挿入位置に配置(図示なし)される、連結部材30に支持される。よって、左側ブームフットピン25Lと、連結部材30と、右側ブームフットピン25Rとが、略一体的になる。よって、左右それぞれの、第1ピン孔21pおよび第2ピン孔22pに、1本のピンを通したのと同様の状態にすることができる。よって、第1ブラケット21および第2ブラケット22の左右方向Yの剛性を高めることができる。その結果、図2に示すブーム12の基端部の左右方向Yの剛性を高めることができ、また、旋回体11の左右方向Yの剛性を高めることができる。
例えば、図1に示す走行体5に対して旋回体11が旋回したときに、ブーム12は、左右方向Yの慣性力(旋回体11を基準とした慣性力)を受ける。また、例えば、風荷重などの左右方向Yの力をブーム12が受ける場合がある。また、ブーム12の先端部に、図示しないジブが設けられる場合がある。ジブが設けられた場合などに、ブーム12は、ねじり方向(ブーム12の長手方向に延びるブーム12の中心軸を中心とするねじり方向)の力を受ける。左右方向Yやねじり方向の力がブーム12にかかった場合、ブーム12の基端部および旋回体11は、左右方向Yの力を受ける。ブーム基端部支持構造20では、このような左右方向Yの力に対する、ブーム12および旋回体11の剛性を高めることができる。
ここで、図4に示す左側第1ブラケット21L、左側第2ブラケット22L、右側第1ブラケット21R、および右側第2ブラケット22Rに、共通の1本のピン(「共通ピン」という)が差し込まれる場合について検討する。この場合、共通ピンの左右方向Yの長さを、左側第2ブラケット22Lから右側第2ブラケット22Rまでの幅よりも長くする必要がある。そのため、第1ピン孔21pおよび第2ピン孔22pに対する共通ピンの着脱の作業が困難となる。例えば、共通ピンを着脱するために、大掛かりな装置が必要になる。例えば、共通ピンの着脱の作業スペースの確保が困難になる。一方、ブーム基端部支持構造20では、左側ブームフットピン25Lと右側ブームフットピン25Rとが別々に設けられる。よって、上記の共通ピンに比べ、左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rを小型化できる。よって、左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rの着脱の作業を容易に行える。その結果、左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rの着脱の作業を、例えば手作業または簡易な装置で行える。また、着脱作業に必要な作業スペースを確保しやすい。
(旋回体11からの基端ブーム12aの取り外しなど)
図1に示す旋回体11からの基端ブーム12aの取り外しの作業は、旋回体11への基端ブーム12aの取り付けの作業とは逆の手順で行われる。ただし、旋回体11から基端ブーム12aが取り外された状態のとき、図3に示すブームフットピン25が、連結部材30の内部に配置されたままでよい。この場合、連結部材30からブームフットピン25を取り外す作業が不要になる。例えば、連結部材30の内部にブームフットピン25が配置された状態で、基端ブーム12a(図2参照)が輸送されてもよい。また、ブームフットピン25が、連結部材30の内部に配置されたままとした場合、次回のクレーン1(図2参照)の組立時に、ブームフットピン25を連結部材30に取り付ける作業が不要になる。よって、図2に示す旋回体11に対する基端ブーム12aの着脱の作業の負担を軽減でき、作業時間を短縮でき、作業効率を向上させることができる。なお、変形例として、旋回体11から基端ブーム12aが取り外された状態のとき、ブームフットピン25が連結部材30から取り外されてもよい。
クレーン1では、基端ブーム12aは、左右方向Yに分解不要である。さらに詳しくは、クレーン1の輸送時には、輸送物の寸法および質量が制限される。そのため、クレーン1の輸送時には、ブーム12が、この制限値に収まるように、図1に示す基端ブーム12aと先端ブーム12bとに分解される。一方、クレーン1では、図2に示す基端ブーム12aの左右方向Yの幅は、輸送時の制限寸法に収まるので、基端ブーム12aを左右方向Yに分解する必要はない。よって、基端ブーム12aを左右方向Yに分解する必要がある場合に比べ、クレーン1の組立および分解の作業の手間(労力、時間)を削減できる。なお、変形例として、基端ブーム12aが左右方向Yに分解可能に構成されてもよい。
(効果)
図1に示すクレーン1のブーム基端部支持構造20による効果は次の通りである。
(第1の発明の効果)
クレーン1は、第1構造物S1と、第2構造物S2と、を備える。第1構造物S1は、旋回体11に着脱可能に取り付けられるブーム12、および旋回体11の一方である。第2構造物S2は、旋回体11およびブーム12のうち第1構造物S1とは異なる方である。図4に示すように、ブーム基端部支持構造20は、第1ブラケット21と、第2ブラケット22と、左側ブームフットピン25Lと、右側ブームフットピン25Rと、連結部材30と、を備える。第1ブラケット21は、図2に示すように、第1構造物S1の左側Yl部分および右側Yr部分のそれぞれに設けられ、図4に示すように、第1ピン孔21pを有する。第2ブラケット22は、図2に示すように、第2構造物S2の左側Yl部分および右側Yr部分のそれぞれに設けられ、図4に示すように、第1ブラケット21を差し込み可能な二股状であり、第2ピン孔22pを有する。左側ブームフットピン25Lは、左側第1ブラケット21Lの第1ピン孔21pおよび左側第2ブラケット22Lの第2ピン孔22pに着脱可能である。右側ブームフットピン25Rは、右側第1ブラケット21Rの第1ピン孔21pおよび右側第2ブラケット22Rの第2ピン孔22pに着脱可能である。
[構成1−1]連結部材30は、左側第2ブラケット22Lの左右方向内側Yi部分と右側第2ブラケット22Rの左右方向内側Yi部分とを連結する。
[構成1−2]連結部材30は、円筒状部31aを備える。円筒状部31aは、連結部材30の内面であって、第2ピン孔22pと同軸に配置される。左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rのそれぞれは、円筒状部31aに嵌まる。
上記[構成1−1]では、左側第2ブラケット22Lと、右側第2ブラケット22Rと、連結部材30と、が一体的に構成される。また、上記[構成1−2]では、ブームフットピン25(左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rのそれぞれ)は、円筒状部31aに嵌まる。よって、円筒状部31aに対するブームフットピン25の径方向への移動が規制される(移動がほぼ不可能となる)。よって、左側ブームフットピン25Lと、右側ブームフットピン25Rと、連結部材30と、が略一体的に構成される。よって、左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rのそれぞれが、第1ピン孔21pおよび第2ピン孔22pに差し込まれたとき、上記[構成1−1]および上記[構成1−2]により、次の効果が得られる。このとき、左側第1ブラケット21L、左側第2ブラケット22L、左側ブームフットピン25L、連結部材30、右側ブームフットピン25R、右側第2ブラケット22R、および右側第1ブラケット21Rが、略一体的に構成される。よって、連結部材30を備えない場合に比べ、旋回体11とブーム12との接続部分での、左右方向Yの剛性を向上させることができる。その結果、クレーン1(図1参照)の吊り上げ能力を向上させることができる。
上記[構成1−2]により、次の効果が得られてもよい。図4に示す右側ブームフットピン25Rのように、ブームフットピン25が第1ピン孔21pから抜かれた状態のときに、ブームフットピン25が円筒状部31aに嵌まる場合は、円筒状部31aがブームフットピン25を支持できる。この場合は、ブームフットピン25を支持する部材であって連結部材30とは別の部材(支持専用部材)を設ける必要がない。よって、支持専用部材を設ける必要がある場合に比べ、ブーム基端部支持構造20を簡素に構成でき、ブーム基端部支持構造20にかかるコストを抑制できる。
(第6の発明の効果)
[構成6]図1に示すように、第1構造物S1は、旋回体11である。第2構造物S2は、ブーム12である。
上記[構成6]では、第2構造物S2は、ブーム12である。よって、図4に示す二股状の第2ブラケット22および連結部材30は、ブーム12に設けられる。よって、第2ブラケット22および連結部材30が、図2に示す旋回体11に設けられる場合に比べ、ブーム12の左右方向Yの剛性を、より向上させることができる。その結果、クレーン1の吊り上げ能力を、より向上させることができる。
(第2実施形態)
主に図7〜図11を参照して、第2実施形態のブーム基端部支持構造220について、第1実施形態との相違点を説明する。なお、第2実施形態のブーム基端部支持構造220のうち、第1実施形態との共通点については、第1実施形態と同一の符号を付すなどして、説明を省略する。相違点の概要は次の通りである。図7に示す連結部材230は、左右方向Yに分解可能に構成される。また、ブーム基端部支持構造220は、シリンダ280(着脱装置)を備える。
ブームフットピン25は、シリンダ280を取り付け可能に構成される。具体的には例えば、ブームフットピン25は、図8に示すピン側取付部225cと、図10に示すピン側取付ピン孔225pと、を備える。図8に示すように、ピン側取付部225cは、シリンダ280が取り付けられる部分であり、ピン本体部25aの左右方向内側Yiの端部に配置される。ピン側取付部225cは、ピン本体部25aの左右方向内側Yiの端面から左右方向外側Yoに凹む穴である。図10に示すように、ピン側取付ピン孔225pは、後述する取付ピン287が取り付けられるピン孔である。例えば、ピン側取付ピン孔225pは、ブームフットピン25の径方向(例えば前後方向X)にピン本体部25aを貫通する。ピン側取付ピン孔225pは、ピン側取付部225cの内面と、ピン本体部25aの外周面と、を連通させる。
連結部材230は、図7に示すように、左右方向Yに分解可能に構成される。連結部材230は、例えば3つの部材に分解可能に構成され、4以上の部材に分解可能に構成されてもよい。連結部材230は、ピン装着部240(左側ピン装着部240L、右側ピン装着部240R)と、中間部250と、締結部材259(図8参照)と、を備える。
ピン装着部240は、ブームフットピン25が装着される部分である。ピン装着部240は、第2ブラケット22の内側板部22iに連結(固定)される。ピン装着部240は、連結部材230の左側Yl部分および右側Yr部分のそれぞれに(左右一対に)配置される。ピン装着部240は、左側ピン装着部240Lと、右側ピン装着部240Rと、を備える。以下では、主に左側ピン装着部240Lについて説明し、左側ピン装着部240Lを単に「ピン装着部240」ともいう。
ピン装着部240は、図8に示すように、ピン装着部本体部241と、ピン装着部側フランジ部243と、貫通孔245(図10参照)と、を備える。ピン装着部本体部241は、ブームフットピン25が装着される部分であり、円筒状部31aを有する。ピン装着部本体部241は、パイプ状である。ガイド部61は、ピン装着部本体部241に設けられる。ピン装着部側フランジ部243は、中間部250とピン装着部240との連結のための部分であり、ピン装着部240の左右方向内側Yi部分(開放端部)に配置される。ピン装着部側フランジ部243は、ピン装着部本体部241から、ブームフットピン25の径方向外側に突出する。図10に示すように、貫通孔245は、後述する取付ピン287を差し込み可能である。貫通孔245は、ブームフットピン25の径方向(例えば前後方向X)にピン装着部本体部241を貫通する。
中間部250は、図7に示すように、左側ピン装着部240Lと右側ピン装着部240Rとの左右方向Yにおける間に配置され、左側ピン装着部240Lと右側ピン装着部240Rとに連結(固定)される。図8に示すように、中間部250は、中間部本体部251と、支持部253と、中間部側フランジ部255と、を備える。中間部本体部251は、パイプ状である。中間部本体部251は、ブームフットピン25を支持してもよく、支持しなくてもよい。中間部本体部251は、円筒状部31aを有してもよく、有さなくてもよい。中間部本体部251の内面が円筒状の場合、例えば、中間部本体部251の内面の内径は、第2ピン孔22pの内径と同じでもよく、例えば、中間部本体部251は、第2ピン孔22pと同軸でもよい。
支持部253は、シリンダ280を支持する。図7に示すように、支持部253は、連結部材30の左右方向Y中央部に配置され、中間部250の左右方向Y中央部に配置される。支持部253は、例えば、左右方向Yに直交する方向に延びる板(壁)である。支持部253は、中間部本体部251の内部に配置され、中間部本体部251の内面に固定される。
中間部側フランジ部255は、図8に示すように、中間部250とピン装着部240との連結のための部分である。中間部側フランジ部255は、中間部本体部251の左右方向外側Yo部分から、ブームフットピン25の径方向外側に突出する。中間部側フランジ部255は、ピン装着部側フランジ部243と左右方向Yに対向し、接触する。
締結部材259は、中間部250とピン装着部240とを着脱可能に固定(強固に固定)するための部材である。締結部材259は、中間部側フランジ部255とピン装着部側フランジ部243とを締結し固定する。締結部材259は、例えば、複数組の、ボルトおよびナットなどである。例えば、締結部材259を差し込み可能な孔が、中間部側フランジ部255およびピン装着部側フランジ部243のそれぞれに設けられ、例えば円周等配に配置される。
シリンダ280(着脱装置)は、ブームフットピン25を、第1ピン孔21pおよび第2ピン孔22pに対して着脱させる。シリンダ280は、差込位置と引込位置との間で、ブームフットピン25を左右方向Yに移動(スライド)させる。シリンダ280は、連結部材230の内部に配置され、円筒状部31aよりも径方向内側に配置される。シリンダ280は、左右方向Yに伸縮可能な伸縮シリンダである。シリンダ280は、油圧シリンダでもよく、電動シリンダでもよい。なお、シリンダ280の作動に必要な部材(例えば油圧配管や電線など)は、連結部材230に設けられた孔(図示なし)に通される。シリンダ280が設けられることで、作業者が手作業でブームフットピン25を移動させる必要がなく、ブームフットピン25を遠隔操作できる。その結果、第1ピン孔21pおよび第2ピン孔22pに対するブームフットピン25の着脱の作業を容易に行える。
このシリンダ280は、左右一対に設けられる。シリンダ280は、左側シリンダ280Lと、右側シリンダ280Rと、を備える。左側シリンダ280Lと右側シリンダ280Rとは、左右方向Yに対称に配置され、互いに同軸に配置される。以下では、主に左側シリンダ280Lについて説明し、左側シリンダ280Lを単に「シリンダ280」ともいう。また、以下では、シリンダ280が油圧シリンダである場合について説明する。シリンダ280は、ブームフットピン25に取り付けられる。シリンダ280は、ブームフットピン25と同軸に配置され、第2ピン孔22pと同軸に配置される。シリンダ280は、シリンダチューブ281と、シリンダロッド283と、を備える。
シリンダチューブ281は、シリンダ280の左右方向内側Yi部分に配置される。シリンダチューブ281の左右方向内側Yiの端部(シリンダ280の両端部のうち一方の端部)は、連結部材230(さらに詳しくは支持部253)に取り付けられ、固定される。
シリンダロッド283は、シリンダチューブ281の内部およびシリンダチューブ281よりも左右方向外側Yoに配置される。シリンダロッド283の左右方向外側Yoの端部(シリンダ280の両端部のうち連結部材230に取り付けられる側とは反対側の端部)は、ブームフットピン25に取り付けられる。シリンダロッド283は、シリンダ側取付部283cと、シリンダ側取付ピン孔283p(図10参照)と、を備える。シリンダ側取付部283cは、ピン側取付部225cに取り付けられ、ピン側取付部225cに例えば差し込まれる。図10に示すように、シリンダ側取付ピン孔283pは、後述する取付ピン287を差し込み可能なピン孔である。シリンダ側取付ピン孔283pは、ブームフットピン25の軸方向に直交する方向(例えば前後方向X)にシリンダ側取付部283cを貫通する。
シリンダ固定部材285は、図8に示すように、シリンダ280を連結部材230(支持部253)に固定するための部材である。シリンダ固定部材285は、左側シリンダ280Lの右側Yrの端部と、右側シリンダ280Rの左側Ylの端部とを、支持部253を介して一体的に固定するための部材である。具体的には例えば、左側シリンダ280Lのシリンダチューブ281の右側Yr端部(例えばフランジ状部)と、右側シリンダ280Rのシリンダチューブ281の左側Yl端部(例えばフランジ状部)とが、支持部253を挟むように配置される。そして、シリンダ固定部材285は、左側シリンダ280Lの右側Yr端部と、右側シリンダ280Rの左側Yl端部と、シリンダ固定部材285と、を一体的に締結し固定する。シリンダ固定部材285は、例えば複数組の、ボルトおよびナットなどである。
取付ピン287は、ブームフットピン25にシリンダ280を取り付けるための部材である。図10に示すように、取付ピン287は、ピン側取付ピン孔225pと、シリンダ側取付ピン孔283pと、に差し込まれる。取付ピン287は、ブームフットピン25の径方向(例えば前後方向X)に延びるように配置される。
(連結部材230へのブームフットピン25の取り付け)
連結部材230へのブームフットピン25の取り付け作業は、次のように行われる。図7に示す中間部250が、ピン装着部240から取り外された状態(図示なし)とされる。ブームフットピン25が、ピン装着部240の開放端部(左右方向内側Yi端部)から、ピン装着部240に挿入される。第1実施形態と同様に、ガイドピン70がブームフットピン25に取り付けられ、ブームフットピン25が引込位置に移動させられ、固定ピン75がガイドピン70などに取り付けられる。このとき、ブームフットピン25は、シリンダ280に取り付けられていないので、例えば作業者の手作業により移動させられる。そして、中間部250が、左側ピン装着部240Lと右側ピン装着部240Rとの左右方向Yの間に嵌め込まれる。具体的には、図11に示す中間部側フランジ部255とピン装着部側フランジ部243とが、左右方向Yに対向するように位置合わせされ、締結部材259で締結される。これにより、図7に示す左側ピン装着部240Lと、中間部250と、右側ピン装着部240Rとが、強固に連結される。
(ブームフットピン25へのシリンダ280の取り付け)
図11に示すシリンダ280が伸長させられる。すると、図9に示すように、シリンダロッド283のシリンダ側取付部283cが、ピン側取付部225cに差し込まれる。図10に示すように、取付ピン287が、連結部材230の貫通孔245に通され、ピン側取付ピン孔225pおよびシリンダ側取付ピン孔283pに差し込まれる。その結果、図9に示すブームフットピン25が、シリンダロッド283に取り付けられる。
(旋回体11への基端ブーム12aの取り付け)
第1実施形態と同様に、図2に示す基端ブーム12aが補助クレーンにより吊り上げられ、図9に示す第1ピン孔21pと第2ピン孔22pとの位置合わせが行われる。そして、第1ピン孔21pと第2ピン孔22pとの位置が合った状態で、シリンダ280を伸長させる。具体的には、シリンダチューブ281に対してシリンダロッド283を左右方向外側Yoに移動させる。すると、図8に示すように、ブームフットピン25が、第1ピン孔21pと第2ピン孔22pとに差し込まれ、挿入位置に配置される。なお、固定ピン75の着脱の作業は、第1実施形態と同様に行われる。
(旋回体11からの基端ブーム12aの取り外しなど)
図2に示す旋回体11からの基端ブーム12aの取り外しは、旋回体11への基端ブーム12aの取り付けと逆の手順で行われる。ただし、旋回体11から基端ブーム12aが取り外された状態のとき、図9に示すブームフットピン25が連結部材230から取り外される必要はなく(第1実施形態と同様)、また、ピン装着部240から中間部250が取り外される必要はない。
(効果)
図7に示すブーム基端部支持構造220による効果は、次の通りである。
(第2の発明の効果)
[構成2]連結部材230は、左右方向Yに分解可能に構成される。
上記[構成2]により、連結部材230を分解した状態で、連結部材230の内部に物(例えばブームフットピン25やシリンダ280など)を容易に配置できる。
(第3の発明の効果)
[構成3]ブーム基端部支持構造220は、シリンダ280(着脱装置)を備える。シリンダ280は、円筒状部31aよりも径方向内側に配置され、左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rを、第1ピン孔21pおよび第2ピン孔22pに着脱させる。
上記[構成3]では、第1ピン孔21pおよび第2ピン孔22pへのブームフットピン25(左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25Rのそれぞれ)の着脱を、シリンダ280で行える。このとき、作業者は、シリンダ280を操作すればよく、ブームフットピン25を手作業で移動させる必要はない。よって、ブームフットピン25の着脱が手作業で行われる必要がある場合に比べ、ブームフットピン25の着脱の作業を容易に行える。また、上記[構成3]では、シリンダ280は、連結部材230の内部に配置される。よって、連結部材230の内部のスペースを有効活用できる。連結部材230の外部にシリンダ280を配置する必要がない。
(第4の発明の効果)
[構成4]図8に示すように、シリンダ280は、円筒状部31aの軸方向(左右方向Y)に伸縮可能であり、左側ブームフットピン25Lと右側ブームフットピン25Rと連結部材230とにつながれる。
上記[構成4]では、第1ピン孔21pおよび第2ピン孔22pにブームフットピン25(左側ブームフットピン25Lおよび右側ブームフットピン25R)を着脱させる際に、シリンダ280の反力を連結部材230で受けることができる。よって、シリンダ280の反力を受ける部材を、連結部材230とは別に設ける必要がある場合に比べ、シリンダ280の周辺の構成を簡素にでき、コストを削減できる。
(第5の発明の効果)
図7に示すように、シリンダ280は、左側ブームフットピン25Lに取り付けられる左側シリンダ280Lと、右側ブームフットピン25Rに取り付けられる右側シリンダ280Rと、を備える。
[構成5]左側シリンダ280Lの右側Yrの端部と、右側シリンダ280Rの左側Ylの端部とは、連結部材230を介して一体的に固定される。
上記[構成5]により、左側シリンダ280Lおよび右側シリンダ280Rのそれぞれを連結部材230に固定するための構造を、簡素に構成できる。
(変形例)
上記実施形態は様々に変形されてもよい。例えば、互いに異なる実施形態の構成要素どうしが組み合わされてもよい。例えば、各構成要素の配置や形状が変更されてもよい。例えば、構成要素の数が変更されてもよく、構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、構成要素どうしの固定や連結などは、直接的でも間接的でもよい。例えば、互いに異なる複数の部材や部分として説明したものが、一つの部材や部分とされてもよい。例えば、一つの部材や部分として説明したものが、互いに異なる複数の部材や部分に分けて設けられてもよい。
例えば、上記実施形態では、図2に示すように、第1ブラケット21(図3参照)を有する第1構造物S1が旋回体11であり、二股状の第2ブラケット22(図3参照)を有する第2構造物S2がブーム12であった。一方、第1ブラケット21(図3参照)を有する第1構造物S1がブーム12であり、二股状の第2ブラケット22(図3参照)を有する第2構造物S2が旋回体11でもよい。この場合でも、旋回体11およびブーム12の基端部のそれぞれの、左右方向Yの剛性を向上させることができる。
1 クレーン
11 旋回体
12 ブーム
20、220 ブーム基端部支持構造
21 第1ブラケット
21L 左側第1ブラケット
21p 第1ピン孔
21R 右側第1ブラケット
22 第2ブラケット
22L 左側第2ブラケット
22p 第2ピン孔
22R 右側第2ブラケット
25 ブームフットピン
25L 左側ブームフットピン
25R 右側ブームフットピン
30、230 連結部材
31a 円筒状部
280 シリンダ(着脱装置)
280L 左側シリンダ
280R 右側シリンダ
S1 第1構造物
S2 第2構造物

Claims (6)

  1. 旋回体に着脱可能に取り付けられるブーム、および前記旋回体の一方である第1構造物と、
    前記旋回体および前記ブームのうち前記第1構造物とは異なる方である第2構造物と、
    を備えるクレーンのブーム基端部支持構造であって、
    前記第1構造物の左側部分および右側部分のそれぞれに設けられ、第1ピン孔を有する第1ブラケットと、
    前記第2構造物の左側部分および右側部分のそれぞれに設けられ、前記第1ブラケットを差し込み可能な二股状であり、第2ピン孔を有する第2ブラケットと、
    左側の前記第1ブラケットの前記第1ピン孔および左側の前記第2ブラケットの前記第2ピン孔に着脱可能である左側ブームフットピンと、
    右側の前記第1ブラケットの前記第1ピン孔および右側の前記第2ブラケットの前記第2ピン孔に着脱可能である右側ブームフットピンと、
    左側の前記第2ブラケットの左右方向内側部分と右側の前記第2ブラケットの左右方向内側部分とを連結する連結部材と、
    を備え、
    前記連結部材は、前記連結部材の内面であって、前記第2ピン孔と同軸に配置される円筒状部を備え、
    前記左側ブームフットピンおよび前記右側ブームフットピンのそれぞれは、前記円筒状部に嵌まる、
    クレーンのブーム基端部支持構造。
  2. 請求項1に記載のクレーンのブーム基端部支持構造であって、
    前記連結部材は、左右方向に分解可能に構成される、
    クレーンのブーム基端部支持構造。
  3. 請求項1または2に記載のクレーンのブーム基端部支持構造であって、
    前記円筒状部よりも径方向内側に配置され、前記左側ブームフットピンおよび前記右側ブームフットピンを、前記第1ピン孔および前記第2ピン孔に着脱させる着脱装置を備える、
    クレーンのブーム基端部支持構造。
  4. 請求項3に記載のクレーンのブーム基端部支持構造であって、
    前記着脱装置は、前記円筒状部の軸方向に伸縮可能であり、前記左側ブームフットピンと前記右側ブームフットピンと前記連結部材とにつながれる、
    クレーンのブーム基端部支持構造。
  5. 請求項4に記載のクレーンのブーム基端部支持構造であって、
    前記着脱装置は、
    前記左側ブームフットピンに取り付けられる左側シリンダと、
    前記右側ブームフットピンに取り付けられる右側シリンダと、
    を備え、
    前記左側シリンダの右側の端部と、前記右側シリンダの左側の端部とは、前記連結部材を介して一体的に固定される、
    クレーンのブーム基端部支持構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のクレーンのブーム基端部支持構造であって、
    前記第1構造物は、前記旋回体であり、
    前記第2構造物は、前記ブームである、
    クレーンのブーム基端部支持構造。
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